ブログtoメディア
  • 総合
  • カワイイ!
  • おいしい!
  • あにまる。
  • キレイ★
  • 旅とお散歩
  • 女子の本
女子の本

昭和にタイムスリップ! 東郷青児装丁の本棚

[ 2009年3月13日 ]

ブログtoメディア

3月7日より大阪の《アトリエ箱庭》でらんぷの本『東郷青児~蒼の詩 永遠の乙女たち』の出版を記念して、彼が装丁した本を一堂に集めたこんな展示が開催されています!
東郷青児(1897年~1978年)といえば、昭和の頃にセンチメンタルでもの哀しい乙女像で一世を風靡した人物。名前を知らなくても絵を見れば「あ~、この絵ね」となつかしく思い出す人も多いのではないでしょうか? ケーキ屋さんの包装紙などにもよく使われていたので、眺めていると子供の頃の記憶と共になんとなく甘いノスタルジーに浸ってしまう存在でもあります。彼が装丁の仕事をしていたことはあまり知られていませんが、今の感覚で見てもモダンで素敵なものがたくさん!それでは、どんな本が並んでいるのかさっそく見ていきましょうー。

右のジャン・コクトー著『怖るべき子供たち』は、装丁だけでなく翻訳も彼が手がけたもの。美人画のイメージとはまったく違う、未来派っぽいモダンな装丁が素敵すぎます。「本って美しいものだったんだなぁ??」と、感動すら覚える一冊です。
左の赤い女スパイのような女性の顔があしらわれた装丁はモーリス・デコブラの『恋愛株式会社』。これもフランスの文芸作品で、装丁&翻訳を担当したもの。

谷崎潤一郎コーナー。いちばん右の『卍(まんじ)』は、卍という漢字が表紙にデザインっぽくあしらわれていておもしろい。真ん中の『青い花』も、エロティックで雰囲気ありますね。

日本を代表する詩人、堀口大学の詩集など。コクトーの「私の耳は 貝の殻 海の響を懐かしむ」という詩の翻訳などでも有名ですよね。

東郷青児は自分でもエッセイや小説などを書いていて自著もあるのです。あざやかな赤とブルーに抽象的な図案があしらわれた『手袋』『カルバドスの唇』、現代の本よりよっぽどお洒落だと思ってしまうのは私だけ?これは自装ではなく親友の画家・吉原治良が装丁したもの。

そして、このイベントではなんと、この2冊の著書にちなんだオリジナルのお菓子を味わうことができるのです。『手袋』にちなんだ《貴婦人の手袋》セットのクッキーは、食べるのがもったいない!これにフランボワーズのソルベ+コーヒー(または紅茶)がつきます。

こちらは『カルバドスの唇』にちなんだ、リキュールゼリー《蒼ざめた唇》のセット。あざやかなブルーの中に、よ~く見るとなんと白い唇が透けて見えます。甘さ控えめの大人の味わい、コーヒー(または紅茶)と一緒にどうぞ。

ショーケース内の展示以外に、自由に手にとって見ることができる東郷青児の資料もたくさん。山岸涼子の『奈落』(あすかコミックス)には、『銀壷 金鎖(ぎんこ・きんさ)』という東郷青児の人生をモデルにした?と思われる作品が収録されてました。

本だけでなく、雑貨や包装紙もあります!右下に見えるのは東京・自由が丘の老舗《モンブラン》のもの。

マッチやコースター、ミニサイズのマグなど。いちばん右のグリーンのマッチは、今はなき吉祥寺《ボア》のもの。2007年の閉店時にはネットでもずいぶん話題になりましたよね!

とそんなわけで、らんぷの本『東郷青児~蒼の詩 永遠の乙女たち』野崎泉・編(河出書房新社)1500円(税別)に紹介されている本や雑貨を、ほんの1部ではありますが実際に目にすることができます。本を見てから行くもよし、行ってから本を買うもよし。

会期中、《アトリエ箱庭》にて本をお買い上げのお客様には、とくべつにフリーペーパー『談話室 東郷』がプレゼントされます。制作中のこぼれ話や、未掲載の雑貨&本、東郷青児にまつわるさまざまおしゃべりを集めた小紙。わらばん紙にきれいなすみれ色で刷られ、小さいながら読みごたえたっぷり。

芳名禄&ペンも乙女仕様。このほか、東郷青児の直筆手紙や、京都の《喫茶ソワレ》などゆかりの店を写真家・伊東俊介が本書のために撮りおろしたオリジナルプリントの展示等もあり、盛りだくさんの内容です。春が待ち遠しい季節、儚くも美しい青児ワールドにうっとりと浸ってみてはいかがでしょう?(Text by ジョゼ)

●らんぷの本『東郷青児~蒼の詩 永遠の乙女たち』出版記念展
会期 2009年3月7日(土)、8日(日)、14日(土)、15日(日)、20日(金)、21日(土)、22日(日) 、29(日)
13時~20時までご覧頂けます
*28日(土)をのぞく土日祝のみのオープンとなります。
会場 アトリエ箱庭
大阪市中央区北浜1-2-3-301
http://www.haconiwa-k.com/
※お問い合わせ・・・Tel 06-6203-5877(アトリエ箱庭・幸田迄)

(本の詳細)http://www.underson.com/bibliomania/togo
(展示の詳細)http://www.underson.com/bibliomania/togoevent.html

Text & Photo by 
ウーマンエキサイト カワイイ!

ロマンティックで美しいものを愛する乙女にぜひ観ていただきたい展示! 

ウーマンエキサイト編集部 はぴこ

資生堂 エリクシール ホワイト トライアルセット
関連キーワード
東郷青児  アトリエ箱庭  大阪府  ジョゼ  装丁  乙女  イベント 
この記事をひろめる
Loading...

関連女子の本

人気のキーワード

>>女子の本のキーワードをもっと見る

Copyright © 1997-2012 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.