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女子の本

柴田元幸と夏目漱石ファンの本棚

[ 2007年11月2日 ]

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ウーマンエキサイト本棚探偵団のみとです。
女子の本棚というと、もっと有隣堂アトレ恵比寿店の雑貨本コーナーみたいに(ニッチな話題ですみません)、パリのインテリアとか、手芸本とか、アロマオイルの本だとか、そういうのをガーリーでプリチーに並べているものがいいかもしれないんですが、自分の本棚を見てみると………



おっさんかい! という感じで愕然としてしまいました(笑)。



が、どんな世界にも救いはあるもので、私の中で唯一「女子の本棚」ぽいのが、この柴田元幸さんエリア。柴田さんは別に女子のための作家ではないのですが(日本の海外文学ファンの宝ですもの!)、トークライブとか行ったり、「柴田ファン」に遭遇したりすると、かなりの率で女子が多いので、まぁなんとなく、女子っぽいかな、と思うわけです。

こうしてみると、東大英語教師フェチなんでしょうか? わたち。

夏目漱石は、国語の教科書で出会って以来、ずっとファンで、年齢にマッチして好きな作品が変わっていくので何度でも読み返してあきない。学生時代は『三四郎』、20代は『それから』『こころ』あたりが好きで、最近は『彼岸過迄』『行人』あたりに惹かれます。まんま、世代とリンクしてますね(笑)。わたしにとっての漱石の魅力は、やはり会話の面白さ。もはや論争といっていいような熱いテーマを登場人物たちが語り合う部分は、名言、名文句の宝庫。若かりし青きころは、心に残る言葉をメモして、自分なりの「漱石名言集」を編んでいたほど。あのノート、どこに行ったかなぁ…。

柴田さんの訳書の魅力は、自分をいつも異界へ連れて行ってくれるような作品が多いこと。当然だと思っていること、決まりきっていると思っていることが、ばらばらに分解されて、読後に何が正しいのかわからなくなって途方にくれるような、そういう作品を好んで訳されているようにも思ってしまいます。なんか、あたまがほぐれていく快感、というか感動があるのですね。


最近は雑誌『コヨーテ』でポール・オースター作品で唯一柴田訳ではなかった『シティ・オヴ・グラス』を『ガラスの街』として訳しおろしてくださいました。
こちらもぐいぐいと異界に引き込まれていく作品で、自分の中のすべての枠がばらばらになっていく感じが楽しめます。おすすめ!(text by ウーマンエキサイト特派員 みと)


*おまけ
上野千鶴子さん、斉藤美奈子さん、小倉千加子さん他、すてきな姐さんたちの小部屋。
Text & Photo by 
ウーマンエキサイト カワイイ!

いいわけするようですが、あえて整理整頓前の本棚を披露させていただきましたの。リアルでいい、、、でしょうか、ね。

ウーマンエキサイト編集部 はぴこ

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みと  女子の本棚  編集部発  柴田元幸  夏目漱石 
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