INAX 世界のタイル博物館

2009年5月27日
郷愁をそそられるレンガの煙突のある景色。
この景色にもう一度会いたくて、愛知県の常滑を訪れました。

常滑のシンボル的風景と言えるレンガの煙突。
最盛期には300本から400本ほどもあり、かつては毎日真っ黒な煙を噴き上げていたそうです。


今回はやきもの散歩道に行く前にINAX 世界のタイル博物館に行ってきました。
知多半島の穏やかな土地に日頃の緊張感がほぐれていくような心地よさ。
優しい空気と美しい空に癒されていくようです。

モダンな建物のタイル博物館のガラスに映りこむ煙突のある景色は、昔と今を交錯させるようです。
『装飾する魂の記録』。

この空間からメソポタミアの時代に誘ってくれるかのよう。
5500年前のウルクの人々は、クレイペグと言われる円錐形の焼き物でモザイク模様の装飾空間を作り上げたそうです。
土の壁をより美しく装飾した当時の人々の美意識は、時代を超えたインスピレーションの世界に誘ってくれます。
『魂のための扉』

世界最古のピラミッド、ジェセル王の「階段ピラミッド」の地下空間のレプリカです。
ブルーの色は生命の源の色。
王の再生や復活を願ってブルーのタイルを張り、葬られた王の栄光を讃えるように輝きます。
『装飾の宇宙』

イランの詩人のお墓のドーム天井を縮小してあるタイル装飾です。
天井に明かり取りあり、そこから差し込む光によって徐々に陰影を代えていく複雑なタイルの幾何学模様。
人間が生み出す美の世界に畏敬の念を抱きました。
小さなタイルの繰り返しで構成される空間は、無限に広がる宇宙を思わせる装飾の世界。
かつて、アルハンブラ宮殿で見上げたドーム装飾に感動した瞬間を思い出します。
灼熱の砂漠を生き抜く人々が産みだしたイスラムの美の極致。
夕闇に浮かび上がるかのような美しいドームは徐々に変化を帯びていく。
奇蹟のイスラムのタイル装飾の美しさに、今を生きる私たちの心も揺さぶられるのです。
Text & Photo by 
Cecile Story

日本の伝統的な色彩ではないですが、キレイなものはキレイなんですよねー。

ウーマンエキサイト編集部 はぴこ

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