森のなかの図書館@京都
[ 2009年4月13日 ]

全国100万人 なすブロ読者の皆さま、ありがとうございます。
散歩が気持ちいい季節になりましたね。ボクはオープンエアをこよなく愛しています。ブッダの竹林精舎はひじょうにヤバイです。カフェなんぞもオープンテラスのあるところがいいです。
ベンチでそよ風を受けながら本を読むのも気持ちいい。いや、いっそ屋外に図書館があればいいじゃないか、と思っていたら、本当にありました。

小屋みたいなところに本が置いてあります。森のなかにある小さな小さな図書館。
「森の文庫」といいます。
ちゃんと木の机とベンチがところどころに置いてあります。一冊の本を選び、机に置きました。
『ムササビを飼う』という本。“さあ、あなたもムササビを飼ってみましょう♪”とおすすめしているのだろうかと内心ビビリつつ・・・。よく読むと、ムササビを飼っていた人の話でした。

けっこう夢中になって読みました。著者は、ギタロウと名づけたムササビを赤ちゃんの頃から飼い出します。色々苦労しつつも立派に育ち、外では木々を飛びわたり、家に入ると押入れのなかを好んで寝床にしたり、来客がくると甘えて寄っていったりしたそうです。
著者が寝ているとき、冷たい手でそっと顔をさわることで起こすことを覚えたりもしたのだとか。へ~。
その後、もう一匹ムササビがやってくることになります。最初のうちこそ仲良くしていたのですが、問題がありました。二匹のムササビは性格が違いすぎたのです。ギタロウはおっとりタイプ。もう一匹(名前忘れた)はせかせかタイプ。
ギタロウは時間をかけて丁寧に毛づくろいをするのに、もう一匹は毛づくろいさえせず、首もカクカクと激しく動かしたりする雰囲気だったそうです。
最初一緒に寝ていたりしたのに、だんだん別々の場所で寝るようになり、ギタロウはある日意を決して、家出をします。そして、二度と戻ってきませんでした。

本を読んでいるとき、上で鳥の鳴き声がしたりします。見上げると青い空と木々。ぜいたくだなあ。
「森の文庫」は、京都御苑のなかにあります。秋になると、一面落ち葉のなかチョコンと書棚が建っているのが、さらに可愛らしい感じになるのでしょうね。
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