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兵庫県 玄武洞公園 マグマのうねりを残す柱状節理

[ 2010年7月30日 ]

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以前より気になっていた兵庫県豊岡の玄武洞に、青春18きっぷを利用して、日帰りで見に行く事にしました。
玄武洞は、160万年前に火山が噴火し、流れた出たマグマが冷却され、ダイナミックな六角形の柱状節理が形成された洞。
玄武洞と青龍洞は、国の天然記念物にも指定されています。

電車で玄武洞公園へ行く方法は、調べたところ3つあります。
豊岡駅からバスで行く。
玄武洞駅から渡し船で行く。
城崎温泉駅からレンタサイクルで行く。
(もちろん車やタクシーで行く事もできますが)

豊岡駅からのバスは、玄武洞公園の前に行くバスはなく、玄武洞近くの集落まで行く地元の周回バス。
玄武洞駅の近くに橋があれば、駅から歩いて行けるのに、何故か橋は無くて、小さな渡し船のみ。

玄武洞に行く人はそんなに少ないのか、と思わずにはいられません。
(多くは車で行くと思われますが、それほど広い駐車場も無かったような)

バスは時間が合わないし、一番近いのは玄武洞駅から渡し船ですが、近くにコウノトリの里公園があるので、ひょっとしたら円山川や田んぼでコウノトリが見られるかも、と思い城崎温泉駅からレンタサイクルという選択肢をとりました。

城崎温泉駅前で自転車を借り、城崎大橋を渡ると、左手にハチゴロウの戸島湿地があり、運が良ければコウノトリが見られるかも知れない感じ。
戸島湿地は帰りに寄ることにして、円山川沿いに進むと、川岸に大きな鳥が。

しかしこいつはアオサギでした。

一ヵ所坂がありましたが、30分ほどで玄武洞公園に到着。
自転車を玄武洞ミュージアムの横に置いて、早速公園内へ。

玄武洞公園には、青龍洞、玄武洞、白虎洞、南朱雀洞、北朱雀洞と5つの洞があります。

まずは入って右側の青龍洞から見学。
洞の高さ33m、幅40m、手前に池があり、見事な柱状節理がうごめいています。

太さ40~60cmの柱状節理が、うねるような流れを見せる姿は、龍が昇るようです。

写真を撮っていると、掃除をしていた方が、恐縮しながら「すみませんゴミ掃除をさせてください」と言ってきたので、「全然大丈夫なので掃除してください」と言いました。
巨大な岩壁なので、少々下でうろうろしても、問題無いだろう、と思っていたんですが、そのうち煙がモクモクと立ち昇ってきました。
どうも、集めた枯葉を燃やし始めたみたい。

思わず、「何で、ここで燃やすの?」と思いましたが…、
煙のおかげで、熱を発しているかのような柱状節理の風景が撮れました。


隣が、入口の正面にある一番大きな玄武洞。

江戸時代(1807年)に幕府の儒学者柴野栗山が、連なる亀甲模様が四神(朱雀・青龍・白虎・玄武)の玄武(亀に蛇が巻き付いたような神)を連想すると玄武洞と命名。
明治時代になってから、英語で(Basalt)と呼ばれる火成岩の日本名を、玄武洞の名前にちなんで玄武岩と命名されました。

江戸時代に採石場として、六角形の玄武岩が採石されたもよう。
地震等による落石のため、かなり奥行きもなくなったとか、今も落石の恐れがあり中には入れません。

また、世界で最初に地磁気の逆転が発見された場所なんだとか。
地球の力が形となって残っている圧倒的な玄武洞は、最近海外からも注目されているようです。

ブロックを積み上げたような節理は、柱状節理に生じた板状節理。

柱状節理は世界中でも見られ、有名なものでは、映画「未知との遭遇」でエイリアンとの接近遭遇の舞台となったデビルスタワー。
日本でも各地に存在し、柱状節理がある所で、パワースポットになっている場所もあります。

玄武洞も「玄さん」などという、大工の棟梁のようなキャラクターを作っている場合ではありません。
「四神くん」みたいな、何となくありがたそうなキャラクターを作り、パワースポットとしてアピールすればもっと人が集まるかも。

玄武洞岩壁の左上には、スズメバチの巣。

ここにも六角形のハニカム構造が。

玄武洞の岩を滲みてくる水にカニが群れていました。

何ガ二でしょうか?
淡水にも海水にも生きる汽水ガニ、というらしいです。
地元の子供たちが、よく捕りに来るらしい。

左に進むと、横に柱状節理を伸ばす白虎洞。

ここから規模が小さくなってきます。

北朱雀洞。

柱状節理が翼に見えるから?

南朱雀洞。

こちらは朱雀の尾羽かな。

案内の方に聞くと、岩の写真を撮るなら、夏は草が茂るので冬場の方が良いとの事。
そりゃそうだと、納得。
周りの山も掘れば同程度の柱状節理の洞窟が出るのではないかという話も。

汗をずっくしかいたので、玄武洞ミュージアムで世界の珍しい石や化石を見ながら涼みました。

最初ミュージアムに入ったら、真っ暗。
いくら人が少ないからとはいえ、入館しているのに真っ暗とは驚きました。

玄武洞公園は無料ですが玄武洞ミュージアムは入場料がいります。
改めて電気を付けてもらい、珍しい石を鑑賞。

ドラクエ5の名産品と思っていた砂漠のバラや、

ハスノハカシパンやタコノマクラの化石など興味深い石や化石が多数ありました。

ミュージアムを出てから自転車に乗り、元来た道を後戻り。
自転車でウロウロする予定でしたが、暑くてとてもそんな気になれません。

帰りに寄った戸島湿地で、いたのはアオサギとシロサギとカルガモだけ。
しかし、帰りの電車の車窓から。円山川にいるコウノトリを見つけました。
体も頭もアオサギより大きくいて、立ち姿もかなり違いますね。
写真は撮れませんでしたが…。
Text & Photo by 
自然の写真帖

煙の写真を見て、一瞬霧か雲かと思ってしまいました。いい演出?になりましたね。「砂漠のバラ」をドラクエの名産品と思っていた、というのにウケましたww

ウーマンエキサイト編集部 はぴこ

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