おいしい湧水の溢れる町へ!@長野
[ 2010年9月15日 ]

私達が松本に行く計画をたてている時に、楽しみにしていたことがあります。
それは「水」です。
町中に井戸がひかれ、水路や川が街の中を走っています。

高低差のある場所は水が綺麗だと聞きます。
日本は山々に囲まれた国、世界有数の清浄な水に恵まれた国で、そのなかでもここ信州は日本の屋根。
とても楽しみでした。
まず、松本について一番はじめに有名な井戸を訪れました。
「源智の井戸」です。



ここを訪れたとき、多くの方が水を求めていらしていました。
車に大きなポリタンクをいくつも積んでくみにきていた方々(車に喫茶店やパン屋の名前がありました。きっと美味しい珈琲や紅茶、パンができるのだろうなあ)。
ちょっと会社を抜け出てきたのか水を美味しそうに飲むサラリーマンの方。
ベビーカーを引きながら、小さな子供と散歩の途中に休憩していた私と同い年くらいのお母さん。
ふらっとペットボトルに水を汲んで、息をきらせながら走っていく運送屋さん。
そこにお邪魔させていただいて、長い列車の旅でカラカラになった喉を潤わせました。
この日はとても暑い日でしたが、一年を通して水温が一定の湧き水はとても冷たくて美味しかったです。
くる途中でカラになったペットボトルにも満タンに補給をして、次の目的の松本美術館に向かいます。
松本美術館へ自転車を走らせていると、また湧き水を見つけました。
こちらも触ってみると、とても冷たい水でした。
とくに看板などは出ていません。
すると通りすがりの男性が「この辺りは掘ったら井戸や湧き水が簡単にでるんだ。ここのお宅の井戸なんだよ。」と教えて下さいました。
この方はご近所にお住まいの男性だそうで、ご自宅にも井戸があるそうです。

お話を伺った方にお礼を言って、また自転車を走らせます。
すると今度は、先ほどの源智の井戸の源水と書かれた場所を見つけました。

整備されていて、こちらもとてもきれいなお水です。
飲んだばかりというのに、早速、柄杓をお借りしてゴクリ。
味の違いがあるのかないのか、私にはよくわかりませんが、とにかく美味しい水だなあと思いました。
松本美術館を出た後、市内の古い建物やお店を見ながら自転車を走らせていると、こんな井戸を見つけました。

ビルの谷間にコンコンと湧く水。
やはりここでも、このあたりにお勤めの方やお住まいの方が水を楽しまれていました。
水を飲む人の傍ら、気持ち良さそうに顔を洗う人もいましたし、ハンドタオルを浸しておでこを冷やす人もいます。とにかく暑い一日でした。
路地裏のあたりを歩いていると、度々自然の湧き水も見ました。
こんな湧き水があちこちから集まって川になっていくのですね。


あちこち観光しながら、いたるところで湧き水とであいました。
この日、一日中歩き回っていましたが、買った飲み物は行きの電車で買った一本だけ。
あとは湧き水を見つけてはそれを飲みつつ、ペットボトルにも汲んだ湧き水を入れて、観光しました。
なんて贅沢なことだろうと思いました。
日々の暮らしの中に、湧き水が当たり前にあるなんて!
そして、みなさんのマナーの良いこと!
ここでは、みんなでこの山の恵みの湧き水を愛して大事にしていました。
水に心ないことをするような方は、少なくとも私達はみかけませんでした。
小さな小さな子供も、大事そうに水を汲んで、こぼさないように飲んでいました。
空気と水に恵まれたこの街に魅了された一日でした。
- Text & Photo by
- ☆毎日ストウブ☆~everyday staub~
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