恐怖 1 (ビッグコミックススペシャル)
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レビュー
堪能しました・・・・UMEZZ WORLD Date:2010-01-09
おすすめ度: 
読みましたー。
読みながら気づいたのですが、実は何作かは読んだことありました。
いつどこで読んだのか覚えていないのですが・・・・。
怖いかっていうと、それほど怖くは無いのですが、それはこの作品群が
ちゃんと、ある完結した「世界」を作り上げているからだと思いました。
あいまいさが無いゆえに、変に読者の精神世界に入り込んでこないように思います。
そして、一作一作が、それぞれに強烈な個性をもっていて、どれ一つ似通っていないのもすばらしいと思いました。
ホラーの王道と言えば王道ですね。
そして、UMEZZ作品の特徴は、一面使っての「恐怖顔」のアップですね。
それが要所で作品を引き締め、読者の心にぐっと迫ってきます。
巻末のしょこたん=中川翔子さんの後記もとてもよかったです。
お勧めです。
恐怖もいいとこです Date:2007-03-28
おすすめ度: 
もの凄くびっくりしたこと。
ページ真ん中ら辺まで読んでた時に、ふと右手親指上ほどに小さい人の顔が浮かびます。
本を両手で持たないとこの現象はおこりません。
びびって床に落としてしまった〜。
高校の新聞部のエミ子と夏彦の周りで起こる怪奇な事件のオムニバス。
絵が美しいから、突然恐ろしい化け物が紙面いっぱいに出ると目がバッテンになります。
間違いなく今夜の夢にも出てきます。
静けさの中の狂気 Date:2006-12-12
おすすめ度: 
一見美人なのにどこかゆがんだ顔、一見なにもないのに、よく見ると...。
静けさの中の狂気と恐怖をここまで装丁で表現している本はなかなか無いと思う。
初期の楳図せんせいは、実に絵がうまかった? Date:2006-07-06
おすすめ度: 
後期の作品に比べると、1960年代の恐怖マンガでは、
楳図せんせいは、絵や構図が丁寧で、一見、うまい、という
気がしました。でも、逆に言えば、後期(『神の左手悪魔の右手』
や『14歳』など)作品では、映画のような大スクリーンを
思わせるような、コマ割りと、ダイナミックな構成に移行して
いっているのがよくわかります。
全2巻の本書は、「楳図恐怖マンガってこういうのだったよな」
という典型的な作品で、今でも、その個性的な構図、テーマ
を楽しむことができます。特に、少女マンガの雰囲気をたっぷりと
醸しだした世界は、今では数少なくなった名作です。
恐怖のパイオニアを再確認できる珠玉の作品集 Date:2006-05-19
おすすめ度: 
『UMEZZ PERFECTION!シリーズ』第5弾は、高校生記者エミ子と夏彦が遭遇する、さまざまな角度からの恐怖を描いた短編作品集。
全21話を2巻に分けて刊行。
1966年から70年にかけて「月刊平凡」にて連載された「高校生記者シリーズ」を『恐怖』と題して1971年に初単行本化。
雑誌掲載時にはページ数の都合からコマ割りや物語に詰め込み感があったが、ほとんどの話を単行本化の際に加筆・改稿。
ページ制約がなくなった分、物語が丁寧に語られていて、読者がより物語の中に自然に入っていけるように描き直されている。
雑誌に掲載されたものを【圧縮版】と言うなら、単行本は【解凍版】という感じでしょうか?
今回も先に発売されたPERFECTION!シリーズ『おろち』と同じく連載順に収録が並び直されているので、
初期のかわいらし絵柄のエミ子と夏彦から、だんだんとシリアスな絵柄に変っていく2人にも注目して下さい(笑)
今回、先に出ていた秋田書店発行の諸単行本(既にどれも絶版)には収録されておらず、
氏の単行本未収録作品集『妄想の花園』でしか読むことができなかったこのシリーズの第2話目にあたる「悪魔の24時間」が収録されており、
このUMEZZ PERFECTION!で初めて【高校生記者シリーズ・全話収録版】となっている点が嬉しい。
その代わりに、秋田版の単行本に収録されていた「灰色の待合室(高校生記者シリーズではない)」は割愛されているが、
これはまた別なUMEZZ PERFECTION!に収録されることを願おう。
さまざまな角度からの恐怖作品集。
巷にあふれている怖い映画やら漫画のテーマに、既に氏のこの作品集の中にその片鱗を見つけることができると思うと、
やっぱり楳図先生は恐怖のパイオニアなんだな!と再確認ができる珠玉の作品集です。








