【知って得する!保険の基本】大切な家族が増えたその時に。考えておきたい「死亡保険」ってどんな保険?

(c)takasu - Fotolia.com

【知って得する!保険の基本】大切な家族が増えたその時に。考えておきたい「死亡保険」ってどんな保険?

死亡保険とは、万が一の場合に死亡保険金等受け取ることができる保険です。一定期間を保障する定期タイプや、一生涯にわたり保障が続く終身タイプがあります。「死亡保険」に入る前に知っておきたいこと、「死亡保険」を選ぶときに押さえるべきポイントをまとめました。

死亡保険に入る前に知っておきたいこと

【知って得する!保険の基本】死亡保険の必要性病気やケガもなく健康に毎日を過ごすことは、とても大切なことです。そして、それが毎日続くと当たり前のことのように思ってしまうのかもしれませんが、将来もそれが続くとは限りません。もし、予期せぬことで、大切な方が亡くなられてしまった場合、悲しみとともに、金銭面でも大変な状況になることがあります。将来、万一のことが起きてしまった時のために、備えておくのが死亡保険です。改めて死亡保険の必要性について考えていきましょう。死亡保険の役割万一、一家の大黒柱の方が死亡するとその後の収入が途絶えてしまい、遺された家族の生活が不安定になってしまいます。しかし、日本では、国民年金や厚生年金といった公的年金制度から「遺…
【知って得する!保険の基本】死亡保険の種類死亡保険に加入する時は、具体的にどの種類の死亡保険に加入するのかを選ばなければなりません。なかには、「死亡保険の種類」と聞くと、難しいと思う方もいるのではないでしょうか?しかし、死亡保険の種類は昔から変わっておらず、基本的に3種類しかありません。この3種類の違いをしっかりと押さえておくことで、自分に合った死亡保険を選ぶことができます。死亡保険は基本的に3種類死亡保険は、「定期保険」「終身保険」「養老保険」の3種類が基本型になっています。この3種類のそれぞれの違いを押さえておきましょう。押さえておきたいポイントは、保障期間と、貯蓄性の有無の2つです。定期保険…掛け捨てタイプの、保険料がお手頃な生…
【知って得する!保険の基本】死亡保険と生存保険生命保険とひとことで言っても、その種類は数多くあります。そのため、生命保険を選択される時に複雑に思う方もおられるかもしれませんが、まずは、生命保険の基本型を理解し、それぞれの特徴を知ることが大切です。そして、生命保険の主な基本型は「死亡保険」と「生存保険」、そして「生死混合保険」の3つです。これら3つの保険の基本型についてみていきましょう。死亡保険保障期間中に保険契約の対象者(被保険者)が死亡または高度障害になった時に、死亡保険金受取人に対して死亡保険金が支払われます。死亡保険は、被保険者に万一のことがあった時のために、遺された家族のために加入する保険です。<死亡保険の例>定期保険、終身保険、…
【知って得する!保険の基本】死亡保険の加入率死亡保険は、多くの年代に必要な保険のうちの一つです。実際に何らかの死亡保険に加入している方は多いのではないでしょうか?では、具体的にどのぐらいの人が死亡保険に加入しているのでしょうか?死亡保険は、他人が加入しているから私も加入するというものではありませんが、一つの参考としてください。死亡保険の加入率は全体で約80%(公財)生命保険文化センター「平成25年度生活保障に関する調査」によると、死亡保障として生命保険に加入している人は、全年代の平均で男性では80.9%、女性では81.9%となっています。図1は、年代別にみた生命保険の加入率です。男性・女性ともに40歳代~50歳代が最も高い加入率になって…

死亡保険を選ぶ際に押さえておきたいポイント!

【知って得する!保険の基本】保険金必要額の算出死亡保険に加入する場合に考えておく必要があるものがいくつかあります。そのなかで、簡単なようで難しいのが、「いくらの死亡保障額が必要なのか?」ではないでしょうか。死亡保険に加入するにあたっては、おおよその死亡保障額の計算方法があるので、死亡保障を設定する時の参考にしてください。今回は、会社員の方を想定してみていきましょう。遺されたご家族の今後の支出を計算しましょう!図1では、死亡保障額の算出の考え方のイメージ図ですが、このイメージ図に沿って計算をしていきます。図1 死亡保障額の算出の考え方(会社員の場合)計算の順番ですが、まずは、図1左側の「遺されたご家族の今後の支出」から計算をしていきます。一…
【知って得する!保険の基本】保険金の相場死亡保険の加入金額(死亡時に支払われる保険金の額)と聞くと、何千万円といった高額な金額を想像される方も多いのではないでしょうか?日常会話のなかでも、他人の死亡保険の加入金額についてはなかなか質問することはできません。加入する時は個々のライフステージに応じた金額を計算する必要があるため、加入金額はさまざまですが、実際のところ、みなさんはどのぐらいの死亡保険に加入されているのでしょうか?死亡保険の平均加入額は男性が約1,900万円、女性は約900万円(公財)生命保険文化センターの「生活保障に関する調査(平成25年度)」によると、死亡保険の加入金額の平均は男性で1,882万円、女性で876万円と、男…
【知って得する!保険の基本】保険料の相場生活をしていくなかでは、食費や光熱費など欠かせない支出がいくつかありますが、生命保険料も欠かせない支出のうちの一つです。できるだけ、保険料の支出は抑えたいと思う方も多いでしょうが、実際に、みなさんはどのぐらいの保険料を支払っているのでしょうか?1年間に支払う保険料の平均額は男性:24.1万円、女性:18.2万円!(公財)生命保険文化センターが実施した「生活保障に関する調査(平成25年度)」によると、1年間に支払った保険料(個人年金保険の保険料を含む)の平均額は、男性では24.1万円、女性では18.2万円となっています。これを1カ月あたりの金額にすると、男性は約2万円、女性は約1.5万円になりま…
【知って得する!保険の基本】特約の種類生命保険に加入されるときに、死亡保障だけでなく入院保障などもセットになった保険に加入されるケースも多いと思います。その場合、保険証券の保障内容の欄には、「○○特約」といった保障が記載されているはずです。この「特約」という制度があるために、一つの保険に加入するだけで多くの保障を備えることが可能になっているのです。特約とは?生命保険は、主契約と特約の組み合わせによって構成されています。主契約とは、生命保険に加入する場合にベース(基本)となる部分です。そして、この主契約は、単独で加入することができます(例:終身保険のみに加入するなど)。次に特約とは、その主契約に対して付加するオプションの契約のことを…
【知って得する!保険の基本】掛け捨て型は自動更新にご注意!一般的に定期保険は掛け捨て型の保険が多く、注意しておかなければならない点があります。それは、「自動更新」という制度です。死亡保険では一定期間が経過すれば保険料が上昇していくといったことを耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。これは、この自動更新制度があるためです。自動更新とは?定期保険は一定期間のみ保障する保険ですので、満期日(保険契約が終了する日)があります。定期保険には「更新型」と「全期型」があり、通常であれば、その満期日が過ぎることでその保険契約の保障は終了します。掛け捨て型である定期保険の全期型の場合、保険期間が長く保険期間満了と同時に契約が消滅しますが、更新型の場合、満期日…
【知って得する!保険の基本】保険期間と払込期間の違い一般的に保険期間(保障期間)と保険料を支払い続ける期間(払込期間)は同じだと思われている方が多いのではないでしょうか?しかし、保険期間(保障期間)と保険料を支払い続ける期間(払込期間)が異なる生命保険もあります。少し複雑だと思われるかもしれませんが、支払い期間の違いを知ることにより、自分に合った保険料の支払い方法を選ぶこともできるのです。それぞれのメリット・デメリットも含めて確認してみましょう。保険期間と払込期間とは?保険期間とは、別の言い方をすると保障期間になります。この保険期間(保障期間)中に死亡保険であれば死亡または所定の高度障害になった場合、死亡保険金が支払われます。保険期間(保障期間…
【知って得する!保険の基本】死亡保険と医療保険の違い保険は大きく分けると生命保険や損害保険などに分けることができます。また、最近は入院した時のための保障として医療保険、そして、がんにかかった時のための保障としてがん保険に加入されている方も多くなっています。では、死亡保険と医療保険とではどのような違いがあるのでしょうか?また、保険には数多くの種類がありますが、大きく分けると3つの分野に分けることができます。それでは、保険はどのような分類で分けることができるのでしょうか?死亡保険と医療保険の違いは?この2つの保険の違いは大まかにイメージできる方も多いのではないでしょうか?死亡保険は、病気やケガなどで死亡または高度障害になった場合に、死亡保険金や高度…
【知って得する!保険の基本】死亡保険の見直しポイント死亡保険(生命保険)は、一度、加入時に必要保障額を計算した後そのままにしておくのではなく、ライフプランの変化やライフプランが変化しない場合でも時間の経過とともに、保障内容の見直しをした方がよいでしょう。もし、見直しをしないでそのままにしておくと、結果として死亡保険(保障)金額が、本来の必要保障額よりも多いという状況になってしまうからです。なぜ、死亡保険の見直しが必要なのか?死亡保険は、主に世帯主などに万一のことがあった場合、残されたご家族を守るために加入するものです。死亡保険に加入する前に、いくらぐらいの死亡保障額が必要なのか?といったおおまかな必要保障額を計算します。そして、この必要保障額は…
【知って得する!保険の基本】死亡保険金の受け取り方死亡保険を含む生命保険では、保障内容や毎月支払う保険料などについて考えることも大切です。それは万一の時の保障のためのものだからです。しかし、万一のことがあった場合、何もしなくても保険会社が自動的に死亡保険金を支払ってくれるわけではありません。保険会社に対して保険金を受け取るための請求を行う必要があります。したがって、死亡保険金の受け取り方(請求方法)についても、知っておくことが大切です。死亡保険加入後に行っておくこと生命保険のなかでも特に死亡保険においては、万一のことがあった時には、保険の対象者(被保険者)の方ご自身で、死亡保険金の受取人に連絡することや、保険会社に対して請求を行うことができま…
【知って得する!保険の基本】死亡保険と相続税死亡保険の保険料を支払う場合は、所得税の「生命保険料控除」が適用となり、所得税が軽減されます。一方、死亡保険金を受け取る場合には、死亡保険金に対して課税されますが、死亡保険の契約形態によっては多額の税金が課税されてしまうケースもあります。契約形態によって、死亡保険金にかかる税額が違いますので注意しましょう。死亡保険金の税金死亡保険金を受け取った場合、死亡保険金に対して課税されますが、死亡保険の契約形態によって課税される税金の種類が異なります。すべての死亡保険金に相続税が課税されるわけではありません。表1で具体的に確認してみましょう。表1で、相続税が課税される契約形態(アの場合)で、死亡保険金を…

キーワードからまとめを探す

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連くらしまとめ

新着まとめ


facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.