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トップ > 特集一覧 > 今だからきちんと考えられる! 災害に備える

07月15日 03時00分 更新


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今だからきちんと考えられる! 災害に備える
3月の東北地方太平洋沖地震から4ヶ月。まだまだ各地に影響が残っています。 東日本大震災の被災者を毎日のようにメディアで目の当たりにし、地震、津波、原発事故も他人事ではないのがこの夏の現実です。
地震列島でもある日本ですから、いつどこで震災に巻き込まれるかもわかりません。それに、災害というと地震や津波だけではありません。
では、万が一被災してしまったら、その後の生活にどのような影響があるのか、そのために何かしなくてはならないことはあるのか、少し長い目で考えしっかり準備しておきましょう。
【災害とは】
観測史上国内最大規模のマグニチュード9.0 という「東北地方太平洋沖地震」は歴史的にも巨大な地震でした。東日本大震災以降、原発の被害がクローズアップされていますが、その屈強な原発施設にさえ事故を起こした”津波”では、東北地方沿岸部の町や住宅、住民に甚大な被害をもたらしました。その原因となった巨大地震では、東北から北関東の震源近くはもちろん、東京都内などにも広く被害が発生しています。

被災者となったとしたら一番の問題は、災害の大きさではなく、自分や家族に降り掛かる被害の大きさとなります。生活に影響を受ける災害は、地震だけではなく、毎年のようにおこる天災をはじめ、様々なものがあります。災害知識を見につけ、災害にあった準備を日頃からおこなっておきましょう。
いったいどんな災害があるの?
暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火
災害でも天災といわれるものがこのようなものです。天災が起こるとその影響で色々な被害が発生することがあります。
災害知識を身につけましょう
(1)地震災害
A 震動(揺れ):地震の揺れそのものにより、建物崩壊や、橋、道路の損壊などが生じることがあります。

B 土砂災害:地震をきっかけとして、がけ崩れなどの土砂災害が起こることがあります。

C 液状化:地震の揺れにより、地面が液体状になる現象をいいます。建物が沈下したり、地中埋設管などが破壊されたりすることがあります。

D 地震火災:震動(揺れ)による建物の崩壊や、薬品、危険物等の落下などにより、同時に複数の地点で出火し、消火栓の使用不能などの状況が重なって、大火災になることがあります。

E 津波:海底で発生する地震に伴う海底地盤の隆起・沈降や海底における地滑りなどにより、その周辺の海水が上下に変動することによって引き起こされます。発生した海水面の動き(上下動)が特に大規模なものであれば、沿岸に達すると破壊力の大きな大津波となることがあります。
(2)風水害
A 大雨:日雨量100mm以上で被害が発生し始め、150mm以上になると、崩壊等を含む大規模な水害になる恐れがあります。大雨による水害には、河川の氾濫と水路、側溝からの水の溢れだしなどがあります。

B 台風:熱帯地方で発生する低気圧で、風力8(最大風速17m/s)以上のものを台風といいます。一般に、進行方向の右側にある地域で強い風が吹きやすく、暴風雨に対する警戒が必要です。

C 強風:台風以外にも、低気圧による強風や竜巻・ビル風などにより、屋根瓦の飛散、倒木、電柱の倒壊や電線の切断、列車の運休などの被害が発生します。
(3)土砂災害:土砂災害には、「がけ崩れ(崩壊)」、「地すべり」、「土石流」の3タイプがあります。

A がけ崩れ(崩壊):急ながけや山の斜面が突然崩れ落ちることで、一気に襲ってくるために、逃げる間もなく、被害にあう恐れがあります。大雨や地震のときは、次のような兆候に注意しましょう。
●がけからの水が濁る●がけに亀裂が入る●小石などがぱらぱら落ちてくる

B 地すべり:比較的ゆるやかな斜面において、地中の粘土層など滑りやすい面が地下水の影響などで、ゆっくり動き出す現象です。一度に広い範囲が動くため、住宅や道路、耕地などに大きな被害を与えます。以下の兆候に注意しましょう。
●地面のひび割れ、斜面から水が吹き出す等

C 土石流:急な谷や斜面にたまった土、石、砂などが、大雨をきっかけとして、一気に流れ下ることで、その破壊力から山津波とも呼ばれています。土石流危険渓流に近接する場所では、人家に被害を及ぼす危険性があるため、以下の兆候に注意しましょう。
●山鳴りがする、雨なのに水位が下がる●渓流が急に濁りだし、流木などが流れてくる

D 雪災:大雪により雨どいやカーポート・屋根などが破損・倒壊する、雪崩・融雪による洪水や地すべりなどがあります。
出典:生活防衛のための災害対策ハンドブック(日本FP協会)
【イザ、災害。安全確保の後にまずしなくてはならないこと】
〈公的支援のために「り災証明書」の発行をうける〉
大きな災害にあってしまい、少し落ち着いて安全が確保できたら、まずは災害の影響を確認します。
家が被災してしまったら、地方自治体で「り災証明」の発行を受けましょう。そのためには、担当する調査員に現状被害を把握してもらわなくてはなりません。自分でも被災前と被災後の家の様子をカメラなどに収めて、被害把握をおこないやすいようにしておくとよいでしょう。
地方自治体のり災証明では、「全壊」、「大規模半壊」、「半壊」、「一部損壊」の4 段階の区分があり、区分によって支援の内容や優遇措置が異なります。 また、地震保険や家財保険などの損害保険でも、調査員による被害状況の把握がおこなわれます。
一度判定された物を覆すのは難しいものとなるため、被害程度が少なく見積もられてしまうことのないように、事前準備が必要になります。被災し、家屋などの修理をしないと生活に影響が出る場合でも、修理後では被害の把握ができないので、実際の被害額よりも軽く判定される場合がありますから注意が必要です。
「り災証明」は、公的支援のためのものだけではなく、色々な場面で被災者であることの証明に使われます。被害を受けたら、必ず発行を受けましょう。

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