快適にゲームを楽しむのに欠かせないPCコントローラーですが、さまざまなメーカーから発売されていて、自分に合ったものを探すのは難しいですよね。
そこで、PCコントローラーの選び方や比較ポイント、おすすめ7選をご紹介します。
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>この記事ではPCゲーマーの皆さんのために、おすすめしたいPCコントローラーを7点ご紹介します。
ゲームパッドは快適なゲーム体験のためには欠かせない商品ですが、自分に合った商品を探すのは難しいものです。そこでこの記事ではPCコントローラーの選び方や比較ポイント、そしておすすめ商品をピックアップしています。
おすすめ品のラインナップは一般的なゲームパッドから左手キーボードまで多彩で、きっと最適な商品が見つかるでしょう。ぜひご覧下さい。
ママアイテム編集部
さまざまなメーカーから発売されているPCコントローラーですが、購入する商品の選び方には少しコツがあります。
ここではおすすめの選び方を7つご紹介しましょう。
最も基本的なことですが、ご自身がゲームプレイをするPCのOSに対応しているコントローラーかチェックしましょう。
ゲームをプレイするには高性能なグラフィックボードが必要なこともあり、ほとんどの方がWindowsOSを利用していると思います。
PCコントローラーの中にはWindows10に対応していないものもありますので、購入前に念のため確認しておきましょう。
PCコントローラーには接続方式が「有線」と「無線」の2種類があります。それぞれメリットとデメリットがあるので、どちらにするのか確認しておきましょう。
わかりやすいよう、表にまとめていますのでご覧ください。
有線 | 無線 | |
---|---|---|
メリット | ・他の無線機器と干渉しない ・充電の必要がない ・操作反応が良い | ・コードの煩わしさがない ・見た目や収納がスッキリする |
デメリット | ・コードがわずらしい | ・充電が必要 ・まれにラグがある ・ペアリング時間がかかる など |
有線の場合は充電が不要で、操作反応が良いものの、コードの煩わしさというデメリットがあります。
その反面、無線の場合はコードがないため見た目も収納もスッキリです。
しかし無線には以下のような特有のデメリットがあります。
*まれにラグがある
*充電が必要
*ペアリングに時間がかかる
*アダプタやコンバーターが必要な製品がある
特に見逃せないことが充電で、長時間のゲームプレイによって充電切れを起こしてしまうこと、あるいは、いざゲームをしようとしたときに充電が不足しているということもあります。
ラグに関してはよほどシビアなゲーム(FPSなど)でない限り、ゲームプレイに多大な影響を及ぼすものではないと考えても良いでしょう。
プレイングにシビアでこだわりがある方は有線、あまりこだわりがない方は無線でも大丈夫です。
意外と見落としがちなことですが、ボタンの柔らかさ(押し具合)もチェックできると理想です。
ボタンの押し具合が硬いと操作がしづらい場合があります。このため実機を触る機会があれば、ぜひボタンの押しやすさを確認して下さい。
インターネット上にある口コミを参照しても良いでしょう。
PCコントローラーの4ボタン表記には
*◯×△⬜︎
*1234
*ABXY
この3種類があります。これらの表記とゲーム内の表示が違う場合、どのボタンが対応しているのか確認(脳内変換)しないといけません。
これが意外とゲームプレイの障害やプレイのしづらさに繋がってしまいますので、あらかじめプレイするゲームの表記を確認してからコントローラーを選ぶと良いでしょう。
リアルなゲーム体験を追求する方は「振動機能」の有無をチェックすると良いでしょう。ゲームにはコントローラーの振動に対応しているものもあり、対応しているコントローラーであればより臨場感のあるプレイが楽しめます。
また振動機能を使わない、振動機能が邪魔だと感じる方はまったくこだわる必要はありません。例えばFPSエイムが狂いがちになるという理由で振動機能をOFFにしてしまう方などが当てはまります。
ゲームは長時間のプレイになりがちです。そのため握りやすさや手になじむ素材かどうかチェックしましょう。
コンシューマーゲーム機向けコントローラーやゲーミング製品を多く輩出しているメーカーでは、長時間プレイでも疲れにくい設計・素材であることが多いです。
コントローラーの入力規格には、次の2つがあります。
*DirectInput
*XInput
DirectInputは従来からあるコントローラーの入力規格です。
XInputはDirectX9から導入されている方式で、Games for Windows®タイトル、Xbox360や、最新のオンラインゲーム、Xbox360とPCのクロスプラットフォームのゲームなどで採用されています。
MicrosoftはXInputの利用を推奨しています。このことからXInputを選べばほぼ問題ないでしょう。
PCコントローラー選びにおいて、おすすめできるメーカー・ブランドをご紹介します。
マイクロソフトはいうまでもなく、WindowsOSを展開する会社ですので、この会社が発売するPCコントローラーはほぼすべてのゲームで動作すると考えて差し支えないでしょう。
またマイクロソフトは人間工学に基づいたデザインを得意としているため、操作性が良いものが多いです。
ソニーはプレイステーションシリーズを発売するSIEI(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)を展開する会社で、ゲーム機に限らずさまざまな製品を発売しています。
プレイステーションで動作するDUALSHOCKシリーズなどは使いやすくおすすめです。
ロジクールはPC関連の周辺機器を開発製造、販売しているメーカーで世界的に大きなシェアを占めています。この会社はゲーミングデバイスにも強く、ゲーミングキーボードやゲーミングマウスなども販売しています。
PCコントローラーにも信頼できる製品が多いです。
エレコムは日本のPC周辺機器メーカーで、さまざまな製品を発売しています。ゲーミングデバイスに特化した会社ではありませんが、開発・販売実績が豊富な会社で、廉価な製品が多いことが特徴です。
今回、この記事で商品を比較するにあたっては以下の項目を比較ポイントとしました。
これまで挙げたPCコントローラーの選び方にも書いたことを列挙していますので、参考にして下さい。
*対応OS
*接続方式
*入力規格
*重量
*サイズ
本記事で一番おすすめするPCコントローラーは「Xbox ワイヤレス コントローラー」としました。その理由や本商品の詳細について、見ていきましょう。
本商品「Xbox ワイヤレス コントローラー」はWindows用のUSBケーブルによるプレイ、Bluetooth通信によるプレイにも対応したPCコントローラーです。
コントローラーとしてはXbox360の後継機にあたり、非常に高い評価を受けています。
インターネット上の口コミを見ると
*PCでゲームをするなら一番無難
*操作性が抜群
*面倒な設定が不要
*価格・耐久性もスタンダート以上
といった口コミが多く見られるため、PCでゲームコントローラーを使うのであれば、ユーザーによっては「この商品一択」と考えている方もいるようです。
<振動機能リアルトリガー>
本商品の振動機能はXbox360の物より進化しており、よりリアルな振動がゲーム体験を向上させます。
その秘密はコントローラー上部の左右トリガーと左右グリップそれぞれに振動モーターが内蔵されているため、人間の鼓動や銃を撃ったときの振動など、繊細な動きにも対応している振動コントローラーです。
<アップグレードされたデザイン>
デザインはより人間の手にフィットするように変更され、グリップ部分のテクスチャもざらざら感があるものを採用しています。
そのため本当に良く手になじみ、長時間のゲームプレイはもちろん、むしろコントローラーを握りたくなるほどの快適さを体験できるでしょう。
<より操作性を高めたスティック配置>
上下左右ボタンは刷新され、より正確な入力が出来るようになりました。また左右スティックの位置もわずかながら変更されているため、操作性と精度を向上させています。
このように本商品「Xbox ワイヤレス コントローラー」は私たちのゲーム体験を高めるためにあらゆる工夫が凝らされた逸品で、すべての方におすすめできるPCゲームコントローラーと言えるでしょう。
続いて、使い勝手の良さが光るPCコントローラーを3商品ご紹介します。
本商品「DUALSHOCK 4」はさすがはプレイステーションシリーズのコントローラーと言わざるを得ないほどの使い心地の良さがウリです。
この点、インターネット上の口コミでも操作性については絶賛する声がありました。
さて、本来プレイステーションシリーズ用に作られているコントローラーですが、Windows10環境下においてはmicroBタイプのUSBケーブルを接続することで、コントローラーの使用が可能なようです。
また無線接続の場合は、ソニー純正のDUALSHOCK 4 USBワイヤレスアダプターを使用することで、コントローラーの使用が可能となるようです。
もともとPS4用に作られている製品のため、PCでのご利用は自己責任でお願いいたします。
本商品「JC-U3613MBK」はXInput/DirectInputの両方に対応しているため、あらゆるゲームに対応可能なPCコントローラーです。
またそれぞれの入力規格の入れ替えはワンボタンで出来るようになっているので、ほぼシームレスに切り替えが可能と言えるでしょう。
本商品は「ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友」の推奨コントローラーともされており、その操作性、信頼性は抜群です。
またFFユーザーの中にも愛用者が多いようですので、RPG系のゲームとは相性がかなり良いと言えるでしょう。
本商品「Orbweaver」は左手用キーボードコントローラーとして、とても使いやすいという評価を受けている逸品で、類似製品の中でも群を抜いた性能を有しています。
30個のキーはフルカスタマイズが可能で、親指用スティックももちろんカスタマイズが可能です。インターネット上の口コミの中にはFPSがとてもプレイしやすくなったという方もいらっしゃいました。
ゲームプロファイルももちろん保存可能ですので、色々なゲームで本商品を使うことが出来るでしょう。
またサムレストやパームレストは調整可能で、最適な位置でコントローラーを操作することも出来るため、操作性はかなり高い製品です。
つづいて快適プレイを目指す方に向けてご紹介したいPCコントローラーを3点ご紹介します。
本商品「Steamコントローラー」はStaem後任のPCコントローラーで、数千のSteamゲームとの互換性を誇ります。
またデュアルパッドを搭載していることから、従来のコントローラーでは操作が難しかったFPSやMOBAなど、マウス操作を想定しているゲームプレイも可能です。
本商品の特長はなんといってもこのデュアルパッドですので、従来のPCコントローラーでは満足できなかった方や、Steamのあらゆるゲームをコントローラーでプレイした方にはイチオシの商品です。
本商品「Xbox Elite ワイヤレス コントローラー」は、プロ仕様と呼べるほどのカスタマイズ性能や背面パドルの汎用性がポイントです。
背面パドルは独立したキーアサインがあるわけではなく、既存のボタン操作を割り当てる物で、同時押しをスムーズにします。
またカスタマイズ性能に至っては無限大とも呼べるほどの性能を誇り、トリガーの最大値や最小値、スティックの感度まで調整が可能です。
ゲーム側の感度調整と組み合わせることで、ご自身にぴったりな操作感を得ることが出来るでしょう。
本商品「F310」はFINAL FANTASY XIV:新生エオルゼア Windows版の推奨コントローラーにも挙げられている商品で操作が安定するため、FFをプレイする方は要チェックです!
このようなゲームの特性上、長時間のゲームプレイが考えられますが、カスタマイズしやすいキーで自分好みに変更が可能なため、疲れにくくプレイできます。
XInputとDirectInputの双方に対応していることから、ゲームを選ぶこともありません。この点はPC周辺機器メーカーとして汎用性の高い商品を作るロジクールらしい設計と考えて良いでしょう。
またキー配置はPS4にならった配置のため、とてもなじみやすい点もポイントです。
PCコントローラーを購入する際の気になる疑問や質問にお答えします。
それほど難しいものではありません。
設定用のソフトウェアが付属しているものが多いため、ソフトウェアの指示に従えば設定が可能です。
また設定用ソフトウェアがなくとも、インターネットで検索すればかなりの情報が出てきます。
標準パッドや使えるコントローラーがあります。
スカイリムはXbox360のコントローラーが標準とされています。
またマインクラフトはコントローラー未対応ですが、「JoyToKey」といったソフトウェアを使うことでコントローラーでのプレイが可能となります。
各メーカーからコントローラーが発売されています。
ドラゴンクエストXの推奨コントローラーは、エレコムやロジクールから発売されています。詳細はドラゴンクエストXのホームページに記載されていますのでご覧下さい。
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この記事ではPCコントローラーについて、その選び方やおすすめ商品などをご紹介しました。
PCコントローラーは言うまでもなく、ゲーム内のキャラクターと私たちを結ぶインターフェースです。だからこそ、自分に合った最適なコントローラーでプレイしたいですよね。
一般的なゲームパッドの形状から左手キーボードまで多彩なラインナップのあるPCコントローラですが、コントローラーによって合うゲームも色々です。
この記事ではそんな皆様のために多くの情報を提供いたしました。特に推奨コントローラーがあるゲームは、ぜひチェックしてみて下さい。
皆さんの快適なゲームプレイ体験を応援しています!