DJ向けヘッドホンのおすすめ9選!装着感とスペックで選ぶ

DJをするのに必須のアイテムであるヘッドホンですが、数多ある中でいったいどれがおすすめなの?なんて悩んでいる人も多いはず。そんな皆様に向けて、最新アイテムから超...



DJをするのに必須のアイテムであるヘッドホンですが、数多ある中でいったいどれがおすすめなの?なんて悩んでいる人も多いはず。

そんなみなさまに向けて、最新アイテムから超が付くほどの定番品まで、これぞそいうアイテム9選を紹介。

またヘッドホンを選ぶ際のポイントについてもまとめているので、自分にぴったりの一本を見つけることができますよ。

素敵なDJプレイは素敵な道具があってこそ。これからDJをはじめてみようという人は必見です!

ママアイテム編集部



DJ向けヘッドホンのおすすめな選び方7つ


さて、ヘッドホンと一口に言っても、その形はさまざま。その中にはDJにとって使いやすものもありますし、使いにくいものも存在しています。まずはDJ向けヘッドホンとしてどういったアイテムが使いやすいのか、そのチェックポイントについてまとめました。


1.DJは密閉型がマスト条件!密閉型・開放型かをチェック


さて、DJ用ヘッドホンを使うシーンというと、クラブなのかもしれませんし、素敵なカフェかもしれません。何れにしてもそこでは大きな音が鳴っているはず。そこで自分の手元の音をしっかりと聞くための道具がヘッドホン。ですから、外で鳴っている音に負けない必要があるんです。


その際に重要な条件が密閉型のヘッドホンであること。装着時には外からの音を物理的にカット。手元の音にしっかりと集中することができるようになるんです。


2.長時間使用するのでココは見るべきー装着感をチェック


DJをしている間、ヘッドホンはあなたの耳元に、あるいは首元にといったりきたり。片時もそばを離れることはありません。そのため、装着感が悪いとだんだん耳元が痛くなってきたりすることだってあります。そのような状況では手元に集中ができなくなってしまいますよね。


登山に行く人が足に合った登山靴を選ぶように、料理人が手に馴染む包丁を選ぶように、DJは装着感に優れたヘッドホンを選ぶ必要があります。


装着感は、重量やバンド部分の圧力などによって変わってきます。また頭の大きさなどの個人差にも影響を受けやすい部分。そのため、理想的には現物をチェックするのが一番です。


3.イカしてるデザインを選ぶ!デザイン性をチェック


DJにとってヘッドホンは大切な道具であると共に、見た目を左右する部分の一つ。せっかくだったら見た目がクールなことに越したことはありません。


お気に入りの見た目であれば、気分だって上がりますし、それがDJを続けるモチベーションや素敵なプレイへと繋がっていくものです。


4.ブランドの歴史で性能が変わる!メーカーをチェック


世の中には実にたくさんのオーディオメーカーがあります。古くからあるメーカーはやはり安定した品質を誇っているものです。


一方で、新興のメーカーは革新的な技術を応用していることが多くあります(古くからあるメーカーの独創的な技術者が独立して作ることも多いです)。安定の品質か、革新的な技術か、好みが分かれる部分ではあります。


5.安い値段感を知っておく!価格相場と買うべき値段をチェック


DJをするにはヘッドホン以前に音源が大切です。今ではMP3音源などでもスクラッチが可能な道具もあったりするのですが、やはりこだわるのであればアナログ音源を持ち込みたいもの。アナログを購入するためのお金だって必須です。


そのため、むやみやたらと高いヘッドホンを購入するのではなく、適切な金額のものを選ぶということも重要です。


最安値価格帯売れ筋価格帯高級価格帯
価格3,000円~6,000円10,000円~20,000円20,000円~
特徴とりあえずDJを始めたいという人向け。このレベルから、音がグッと良くなります。プロの現場で使われるものが多くなります。

6. 使いこむためには頑丈さもチェック


DJをしていると、ヘッドホンは色々なところに持ち歩くことになります。カバンに入れて、首にかけて、あるいは音楽を聴きながら移動することもあるはずです。


どんなに大切に扱っていても、どこかにぶつけたり、落としてしまったりというのは起こるもの。そのため、多少の衝撃では壊れないタフさが求められることになります。


タフさに関する情報はスペックなどからはなかなか見えてきませんが、通販サイトの口コミ情報などから読み取ることもできますよ。


7. 長く使い続けるに交換用のパーツが手に入るかをチェック


どんなに大切に使っていても、形あるものはいつかは壊れます。もちろんヘッドホンも例外ではありません。ただし、ヘッドホンには特に痛みやすい部分というのがあります。それはイヤーパッドとコード。他はまだまだ大丈夫なのに、パーツが壊れたから使えないなんてのは嫌ですよね。


その際に役立つのが交換用パーツ。メーカーが純正パーツを販売していることもありますし、互換用のパーツを売っていることも。何れにしても長く使い続けるためには、それらパーツが簡単に手に入るかもチェックしておきましょう。


今回の商品の選定ポイント

ヘッドホンは音楽を聴くための道具ですから、音楽再生能力だって重要です。最終的には好みの世界になるのですが、再生能力を探るためには再生周波数帯域など、参考となる情報があるものです。今回は選定ポイントとして以下の値を見ています。

*重量
*再生周波数帯域
*出力音圧レベル/能率
*インピーダンス
*最大入力
*ノイズキャンセリング機能


今、編集部がおすすめするヘッドホンはこれ!

ヘッドホンは音楽を聴くための道具。もちろん基本的にはそうなのですが、そんな概念すら吹き飛ばすような圧倒的なカリスマを感じさせてくれるのがBeats by Dr.Dre Beats Pro。多くのプロの現場でも愛用されている名品です。まずはその人気の秘密に迫ってゆきたいと思います。


Beats by Dr.Dre Beats Pro


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Beats by Dr.Dre  Beats Proが一番おすすめの理由


その音質にクールすぎるルックスにと、他を圧倒している1台がBeats by Dr.Dre Beats Proです。Beats Electronics(ビーツ エレクトロニクス)の創業は2008年と比較的若いブランドですが、瞬く間に世界中を席巻しました。


その創業者の一人はDr.Dre(ドクター・ドレー)。自身もヒップホップミュージシャンとして成功を収め、さらにはプロデューサーとしても多くのヒット作を生みだしてきた奇才です。


極限まで音と向き合ってきたDr.Dreが関わっているメーカーですから、音が良いというのも納得ですよね。そんな同社の中でも、回転式イヤーキャップを採用するなど、最もDJユースを意識した1本がBeats Proです。決して安いものではありませんが、一度は使ってみたいアイテム。


なお、同社では再生周波数帯域やインピーダンスといった細かなスペックは公開していません。「音の良さなんて聴けばわかるだろ」なんて声が聞こえてきそうなアイテムです。


HipHopサウンドをしっかり捉える!おすすめDJヘッドホン6選

Beatsももちろん良いですが、それだけがヘッドホンではありません。DJの現場でも使いやすい、なおかつ素敵な音と見た目を提供してくれるとっておきの6台について紹介していきます。


1.Pioneer HDJ-2000MK2


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Pioneer HDJ-2000MK2がおすすめの理由


いち早くCDJの可能性に目をつけるなど、DJシーンにおいてその先見性をいかんなく発揮しているPioneer(パイオニア)社。当然のようにDJユースに優れたヘッドホンを販売しています。それがHDJ-2000MK2です。


その前身であるHDJ-2000が発売されたのは2008年。それ以来ずっと現場で愛され続けているのにはそれなりの理由があります。その一つが堅牢さ。ヘッドホンはその構造上、ケーブルが断線してしまうこともしばしばあるのですが、断線してもケーブルを交換することができるようになっています。


また、現場で使いやすいよう、さまざまな工夫がデザインに落とし込まれているのもその特徴。ハウジング部は回転するので片耳でのモニタリングにも対応。手を離すと自然と元の位置に戻ってくれます。


DJの手元は何かと忙しいものですから、こういったちょっとした工夫がうれしいポイントです。


2.audio-technica ATH-PRO700MK2


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audio-technica ATH-PRO700MK2がおすすめの理由


日本を代表する音響機器メーカーと言えば、やはりaudio-technica(オーディオテクニカ) です。イヤホンにマイクに、各種ケーブルにと音楽関係では一度はお世話になったことがあるはずです。


もちろん、ヘッドホンの分野でも多くの名作を生み出している同社ですが、中でもDJユースとして人気が高いのがATH-PRO700MK2です。しっかりと耳を包み込む密閉感のため、手元の音楽にしっかりと集中することができます。


また、小さく折りたためるため、移動の際にかさばらないというのも重要なポイントの一つ。DJだけでなく、旅行の相棒などさまざまなシーンで大活躍してくれますよ。


3.AIAIAI TMA-2


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AIAIAI TMA-2がおすすめの理由


デンマークはコペンハーゲンからやってきたヘッドホンメーカーがAIAIAI(アイアイアイ)です。デンマークと言えば北欧デザインの聖地。そんな場所で生まれたヘッドホンですから、見た目の美しさは群を抜いています。


また、その機能性もおすすめな理由の一つ。TMA-2はスピーカーユニット、ヘッドバンド、イヤーパッド、ケーブルが複数種類用意されています。その中からそれぞれを選んで、自分好みの組み合わせを作ることが可能です。


「イヤーパッドはきつめのこれにしよう」であったり、「コードはちょっと派手にブルーのカールコードかな」なんてことを考えていると時間はあっという間に過ぎてしまいます。


4.SENNHEISER HD25 PLUS


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SENNHEISER HD25 PLUSがおすすめの理由


ドイツの名門音響メーカーと言えば、やはりSENNHEISER(ゼンハイザー)を外すワケにはいきません。テレビで各種中継などを眺めていると、多くの現場で同社の製品が使われているのを目にするはずです。


そんなゼンハイザー社の中でもDJに人気の機種がHD25 PLUS。同社の定番ヘッドホンとして25年以上の長きにわたって愛されています。


現代のヘッドホンと比較すると機能的には及ばない部分もありますが、シンプルゆえの壊れやすさや、定番商品ゆえのパーツの手に入りやすさなどなど、古いゆえの良さもあるのです。


ちなみに筆者は前身のHD25を修理を繰り返しながら、かれこれ10年以上愛用しています。派手は音ではないため、音楽鑑賞用としても優れています。


5.v-moda Crossfade M-100 Shadow


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v-moda Crossfade M-100 Shadowがおすすめの理由


これぞザ・アメリカンといったイカツい見た目が特徴的なv-moda Crossfade M-100 Shadow。見た目のインパクトだけでも欲しくなってしまう人がいるほどですが、もちろんウリは見た目だけではありません。見た目に負けないガツンとした音で音楽を再生してくれるんです。


それは、騒がしいフロアであってもしっかりと手元の音をとらえることができますし、デイリーユースとしても最高の音楽時間を提供。これを使い始めた途端、映画を見るのが楽しくなったという声もありますが、なるほど納得です。


6.SONY MDR-Z700DJ


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SONY MDR-Z700DJがおすすめの理由


日本が世界に誇るオーディオ機器メーカーと言えば、SONY(ソニー)を忘れるわけにはいきません。1979年には世界に先駆けて携帯型音楽プレーヤーを発売するなど、現代では当たり前のこともSONYがあったからこそ実現できています。


そんな同社のDJ用ヘッドホンがMDR-Z700DJ。高音から低音までしっかりと再現してくれるため、音の大きなフロアでもしっかりとモニターすることができますし、だからこそしっかりとしたDJプレイに繋がります。


定番アイテムのため、見た目の派手さなどはありませんが、そこが逆に渋い所でもあります。


【番外編】ちょっと変わったDJ専用おすすめ片耳ヘッドホン2選

最近ではあまり見かけなくなりましたが、90年代には多く見られたのが片耳ヘッドホン。ハウス系DJの愛用者が多かったアイテムです。なぜ片耳なのかと言うと、一方の耳でフロアに流れている音を聴きながら、もう一方で手元の音を聴くため。


ハウス系のDJではフロアに流れている音楽と手元の音源のBPM(ざっくり言うと曲のテンポ)を合わせて、いかに自然な流れで音楽をつないでいくかというのが腕の見せ所。そこで生まれたのが片耳ヘッドホンです。


ふつうのヘッドホンに飽き足らない、個性派の人におすすめしたい1台。ただし、電車で音楽を聴くといった使い方はできませんので、DJ用途だけと割り切れる人限定です。


1.PHONON 02 Stick


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PHONON 02 Stickがおすすめの理由


最近あまり姿を見かけなくなった片耳ヘッドホンですが、ヨーロッパのクラブシーンでは再び脚光を浴びているということ。そんなニッチな市場にいち早く反応したのがPHONON 02 Stickです。


DJにも高い人気を誇っていたPHONON SMB-02と同様のスペックで、片耳にしたというアイテムですから、その音質はお墨付き。カールコードを採用するなど、ハードな現場でも安心して使えるような工夫がしっかりとなされています。


長時間のプレイでも疲れないよう、スティック部分には天然ゴムによるスポンジを採用。これから片耳ヘッドホンを使い始めたいという人であれば、まさにうってつけの1本となっています。


2.Vestax KMX-3


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Vestax KMX-3がおすすめの理由


90年代、ターンテーブルといえばTechnics(テクニクス)派とVestax(ベスタクス)派に分かれていました。前者がオールラウンドな商品を作っていたのに対し、後者は主にヒップホップよりの人に愛用されていた記憶があります。


ターンテーブルだけでなく、ミキサーやヘッドホン、アイソレーターなどなど人気のアイテムを多数販売していたのですが、2014年に惜しまれつつその幕を閉じました。ちょっと年齢が高めのDJであれば、同社のロゴを懐かしく思い出すはずです。


そんなVestaxの名品であるKMX-3、amazonなどの大手通販サイトではまだ在庫があるようです。基本的に人と被るなんてことはないはずなので、自分だけの1本にこだわりたい人であれば最高のアイテムです。


DJ向けヘッドホンを購入時の気になる疑問・質問


ここまで、DJ向けのおすすめヘッドホンと選び方を詳しく解説してきましたが、購入前にどうしても疑問に思っていること、ありませんか?ここでは、そんな疑問や質問にお答えします。


Q1:DJヘッドホンとモニターヘッドホンの違いって何?


DJヘッドホンというのは、文字通りDJが使うヘッドホンです。DJにとって定番的なヘッドホンはいくつかありますが、必ずしもこれじゃなくてはダメということはありません。


一方のモニターヘッドホンと呼ばれるものは、レコーディングなど音楽を作る現場で使われるもの。変な味付けをせず、録音した音をとにかく正確に再生するような特徴を持っています。


音を正確に再生できるというと、なんとなく良さそうにも思えるのですが、DJの現場においては必ずしも必要な機能ではありません。正確な音ということと、楽しめる音というのはちょっと違っているものです。


Q2:DJヘッドホンとふつうのヘッドホンの違いは何?


先ほども説明しましたが、DJにとって使いやすいヘッドホンというのは確かにありますが、必ずしもこうでなくてはならないということはありません。


それよりもむしろ、自分にとって使いやすいということが何よりも重要です。それは、ひょっとするとふつうに購入できるふつうのヘッドホンなのかもしれません。


ふつうのヘッドホンという大きなくくりの中に、DJにとって使いやすいヘッドホンというジャンルがあるだけで、DJヘッドホンはこうでなくてはならないという明確な違いがあるワケではないのです。


まとめ

DJヘッドホン特集、いかがでしたか?DJにとって重要なことは素敵な音楽を鳴らすことですし、ヘッドホンはそのための道具にすぎません。


とはいえ、道具が素敵であれば、それだけで気分が上がりますし、それがターンテーブルへ向き合うための原動力にもなるものです。ぜひ、あなたが求める最高の1本を見つけてみてくださいね。


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