「Life Co.」tomoさんの「暮らしのお気に入りたち」【前編】

シンプルで心地よい暮らしを楽しむ人気ブロガーさんに、暮らしのヒントやもの選びのコツを教えていただくインタビュー。今回は、転勤生活のなかでも、おしゃれな北欧家具やお気に入りのものに囲まれた、自分らしい暮らしを実践する「Life Co.」のtomoさんにお話を伺いました。

シンプルで心地よい暮らしを楽しむ人気ブロガーさんに、暮らしのヒントやもの選びのコツを教えていただくインタビュー。

今回は、転勤生活のなかでも、おしゃれな北欧家具やお気に入りのものに囲まれた、自分らしい暮らしを実践する「Life Co.」のtomoさんにお話を伺いました。



■住まいが変わっても、シンプルに快適に暮らしを整える

小さなお子さんがいても、すっきりしたおしゃれな暮らしを心がけるブログが人気の「Life Co.」のtomoさん。ご主人の転勤とともに、これまで3度の引っ越しを経験。前回は賃貸マンション、現在は築40年の社宅をリフォームしながら、暮らしやすい日々を模索しているそうです。

「『Life Co.』(ライフコー)というブログタイトルには、Life(暮らし)+Comfortable(快適な)の意味を込めました」というtomoさん。「転勤族」という一見制限があるような暮らしの中でも、「いかに快適で自分らしさを追求しながら、シンプルなライフスタイルを確立できるか」。そう考えながら、大好きなインテリアや収納のことや子育てのことをつづっているといいます。

そこには、どんな環境にあっても、「思考も暮らしもシンプルに、“すっきり整った住まい”を日々心がけています。家族・自分自身が快適に暮らせる家、効率のいい収納システムにより家事がラクにこなせ、時間も心もゆとりある暮らしを…」という思いがこめられているようです。



■モダンな北欧インテリアに惹かれて…

そんなtomoさんがインテリアに興味を持ち始めたきっかけは、「幼い頃から洋画や洋楽が大好きだった」ということ。映像や音楽を通して海外の文化やインテリアにふれるなかで、自然とすてきなインテリアに興味を持つようになったそうです。

また、「カフェめぐりが趣味だった」ということもあり、「おしゃれな空間に美しくたたずむインテリアデザインを追求していくうち、自分の好きな家具や照明が決まって北欧デザインであることに気づきました。そこから、ずっと北欧インテリアが好きですね」とtomoさん。

「とくに、曲線美が美しいモダンな家具が好きで、私の理想をすべて満たしてくれたデンマークの『J.L.MOLLER』のダイニングチェアをはじめ、意匠性が高い優れた家具や照明がいきるよう、なるべくよけいなものを配置せず、すっきり整った空間を保つよう心がけています」と続けます。



■「末永く使いたい」と思えるものを選ぶことが大切

子どものいる暮らしは、ついついものがあふれがちですが、どうしたらtomoさんのお宅のように、すっきりを保つことができるのでしょう。その答えは、シンプルな「もの選び」にありそうです。

「どんなに小さなものでも、そのものを手放す時のことを想像して選ぶようにしています。『これはいま本当に必要なのか、今後末永く使いたいと思えるものなのか』。そう考えると、自然といらないものは買わないように…。

間に合わせや衝動的に買ったものは、私の性格上どうしても大切にできず、結局処分してしまうケースが多いので、納得のいくまで時間をかけて選ぶようにしています。
すると必然とムダ買いがなくなり、家じゅうの物量コントロールにもつながっています。
もの選びにおいては、感性や価値観が同じ夫に相談して決めることが多いですね」



■tomoさんのお気に入りアイテム1
デンマーク製「J.L.MOLLER」のダイニングチェア

そんなtomoさんがもっとも気に入っているというのが、「J.L.MOLLER」というデンマーク製のリビングチェア。家族が集まるダイニングに憧れのビンテージチェアを揃えたいという思いがあったそうです。

「わが家にとって中心的存在のダイニング。毎日家族で食事をいただく大切な場所であり、ゲストを招いたときのおもてなしの場。ここを中心とした空間をつくりたいとの思いで、少しずつ揃えていた椅子たち。

とあるインテリアショップでひと目惚れして以来、念願叶ってお迎えできた椅子です。背もたれのなめらかなカーブ、先端まで計算しつくされた脚のライン。長時間座っても疲れない優しい座り心地の座面。デザインといい、機能といい、すべてがお気に入り。
朝、昼、晩、この椅子に腰かけない日はないほど、家族に一番寄り添ってくれる大切な家具です」とおっしゃっています。


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■tomoさんのお気に入りアイテム2
おしゃれなダストボックス「ORSKOV Wastepaper Basket」

収納アイテムもインテリアのひとつになるように…。ソファサイドに溶け込むようなおしゃれなデザインのものを選んでいらっしゃるtomoさん。

「日中は基本的にフル稼働していますが、子どもがお昼寝中と夜の深い眠りについた後に、ゆったりとソファでくつろげます。おいしいコーヒーを飲みながら、本を読むひととき…。そんな癒しのソファサイドに置かれたこちらのダストボックスもお気に入りアイテムのひとつ」といいます。

デンマークからの入荷を心待ちにしていたという「ORSKOV Wastepaper Basket」がそれ。なかに入っているのはお気に入りの本たち。

「無機質な鉄製の素材でつくられた男っぽいデザインやアイテムが好きですね。しかも黒。とにかくかっこいいのです。
私は曲線デザインにめっぽう弱く、このダストボックスの上面の緩やかで美しいカーブにも惹かれました。
くつろぎタイムにさっと手に取りたい本などをここへ入れ、ソファサイドにスタンバイしてあります」というtomoさん。

深さがあるので中身が見えにくいというのも、すっきり感を出すポイントになっているようです。


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■tomoさんのお気に入りアイテム3
キッチンに飾っても楽しめる珈琲グッズ

見せる収納例として、お気に入りの暮らしのアイテムが並んだキッチンコーナー。飾って楽しめる無印の壁つけ家具とともに、ここに飾ってある珈琲道具も、tomoさんにとってはすべてお気に入りの道具たち。



「家族との語らいの時間、友だちをおもてなしする時間に欠かせない珈琲グッズは、飾ってもおしゃれなインテリアにもなり、おいしい一杯をつくり出すためにも、毎日フル稼働してくれる生活道具です。
とくにケメックスのコーヒーメーカーは美しいビジュアルが大好き。これを迎えてからはコーヒーがさらに好きになりました。

お気に入りの道具は『飾るだけでなく使ってこそ』だと考えているので、大切にお手入れしながら、日々使い続けています」

そうして選んだものはより愛着もあり、よけいなものはいらないという図式が、おしゃれなシンプルライフにつながっているといえそうですね。


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tomoさんのように、大好きな家具から暮らしの生活道具まで、自分にとってほんとうに好きなもを選ぶことは、ものを大切にする気持ちや、心のゆとりにもつながっていくはず…。

みなさんも家事や育児の合間に、癒しのひとときをもたらしてくれる「お気に入りたち」をひとつずつ揃えてみてはいかがでしょう。

*次回【後編】では、tomoさん流の「もの選び」のセンスがいきる、子どものおもちゃや家具選びについてのお話をご紹介します。お楽しみに!

<プロフィール>

エキサイトブログ「Life Co.
ブロガーのtomoさん

大阪市出身。夫と6歳・2歳の息子と4人暮らし。ウェディングプランナー、プランナー育成専門学校講師を経て結婚。転勤族の夫をサポートする暮らしがスタート。結婚8年目で、これまで3度の引越しを経験。現在は住み慣れた関西を離れ、築40年の古い社宅をリフォームしながら、自分たちらしい暮らしを模索する日々。自然に囲まれたのどかで時間がゆったり流れる新天地で、心にもゆとりのある暮らしを楽しんでいる。

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