「uri's room*　心地よくて美味しい暮らし」uriさんの「暮らしのお気に入りたち」【前編】

憧れの北欧インテリアを取り入れながら、快適に暮らすためのコツをちりばめたブログが大人気。もの選びや暮らしのヒントを教えていただく今回のインタビューは、「uri's room* 心地よくて美味しい暮らし」のuriさんの登場です。前編はお気に入りのインテリアのお話とともに大好きなインテリアアイテムについてお話を伺いました。

■家族みんなが心地よく暮らせる家づくりを

大好きなインテリアからお気に入りの食器やキッチン雑貨まで、日々の暮らしの話題を軽快なトークとともにつづるuriさん。

「新築マンションの購入や家づくりにおいて、いろいろなブログを参考にさせてもらったように、私もこれから家づくりを考えている方の参考になれたらうれしい」という思いで、3年前にブログをスタート。

「uri's room* 心地よくて美味しい暮らし」のブログタイトルにこめた思いは、まさにそのまま。「家族みんなが快適で心地よいと思える家づくりを…。そしておいしく楽しい暮らしを…」という思いがこめれているそうです。

家づくりの参考になる話題とともに、親近感を呼ぶ明るいお人柄が親しまれていますが、「最近は料理の話や子どもの話など、マイペースにいろいろつづっています。読んでくださった方にくすっと和んでいただけたり、共感していただけるようなブログをめざしています」とおっしゃっています。

■暮らしの中で大切にしていることは「笑顔」で過ごすこと

ふたりのお子さんのいるuriさんが日々の暮らしの中で大切にしていることは、「毎日笑顔でいられるように、なるべくストレスをためないこと」といいます。

「子育て中の主婦ですので、毎日繰りかえされる家事に、ついついストレスがたまりがちに…。なので、なるべく暮らしのなかには自分の好きなアイテムを取り入れたり、料理や片づけなど家事をしながら好きな音楽を聴いたり…。

また、毎日使うキッチンツールや掃除道具などは、少しでもストレスにならないような、便利ですぐれたものを選ぶようにしています」とuriさん。

「そうはいっても、子どもをガミガミ叱ったりることもしょっちゅう（笑）。ストレスのない生活は私の永遠の課題でもありますけどね」と明るく話してくれました。

■マリメッコのファブリックパネルにひと目ぼれ

そんなuriさんが暮らしのなかで取り入れているお気に入りのインテリアが、「北欧インテリア」だといいます。

「最初のきっかけは、マリメッコのファブリックパネルに出会ったことでした」というuriさん。そのパネルは10年くらい前に、妹さんからプレゼントしてもらったものだとか。

「大胆な柄と色使いにひと目惚れだった！」というパネルは、今でも変わらず大好きなアイテムのひとつで、現在もトイレに飾っているそうです。

以来、マリメッコのファブリクパネルをご自身でも手作りしたり、好きな北欧のポスターを飾ったり…。シンプルながらおしゃれな北欧インテリアをあちこちに取り入れて、すてきな部屋づくりを楽しんでいらっしゃるようです。

■すっきり空間を保つのは色の反乱を防ぐこと

好きなインテリアを楽しむためにも、いつもすっきりした空間を保っているというuriさんですが、そのコツは「ひとつの空間の中に、多くの色が氾濫しないように気をつけている」ということ。

「わが家はもともと色のある壁紙を選んでいます。それがすでにアクセントになっているので、インテリアにプラスするものは自然と色味を抑えたモノトーンが多くなりました。

そういう意味でいうと、シンプルな白やせめてグレーの壁紙だったら、もっと選ぶアイテムの幅も広がったかも、と感じています」



あとは、掃除ロボットのルンバを迎えたことも、「すっきりした部屋を保つことに役立っているかもしれません」というuriさん。そのおかげで、床に物を置きっぱなし、出しっぱなしにしないように心がけるようになったそうです。

■uriさんのお気に入りアイテム１
クールな北欧デンマーク製「Playtype」のアートポスター

そんなuriさんのお気に入りインテリアアイテムのひとつが、部屋に飾られたデンマーク製のアートポスター。

「気軽に、手軽に、イメチェンできるポスターが大好きです。なので、わが家はあちこちにポスターを飾っていますが、ダントツこのplaytypeのポスターがお気に入り」というuriさん。

モノクロでシンプルながらおしゃれな感じの「Welcome To The City Of Champions」のフォントがクールですてきですね。

サイズは100×70センチとビッグサイズなので、購入して実際に飾ってみるまではドキドキだったそうですが、「初めて壁にかけてみたときの感動は今でも鮮明に覚えています」といいます。

「いずれはこのポスターもイメチェンしたいと思っていますが、今のところこれ以上にすてきだと思えるポスターには出会っていませんね」

■uriさんのお気に入りアイテム2
おしゃれに見せる収納「ストリングポケット」

最近uriさんのお宅にお迎えしたというお気に入りが、「ストリングポケット」という見せる収納アイテム。

「キッチン背面の壁はこれまで私のお気に入りのギャラリーとして、いろいろなものを飾ってイメチェンしてきました。さまざまなポスターを飾ったり、ウォールステッカーを貼ったり…。そして、最終的なスタイルとして、その場所にストリングポケットを設置し、大好きな北欧雑貨を並べました」というuriさん。

「この場所は、これからもその時々の気分や好みで模様替えをしていくかもしれませんが、いまはこのスプリングポペットを眺めながら、幸せな気持ちにひたっています」というほどお気に入りの風景のようです。

■uriさんのお気に入りアイテム３
存在感のあるマリメッコ「パーリナ」のファブリックパネル

北欧インテリアに惹かれたきっかけとなったという、マリメッコのファブリックパネル。

uriさんは好きな柄の布をいろいろ手に入れて、ご自身で簡単に手作りされていますが、なかでもこの洋ナシの大胆な絵柄のマリメッコの「パーリナ」のファブリックパネルはお気に入りとか。



「この色づかいと、ダイナミックな洋なしの柄が大好きです。新居の玄関に飾りたくて、がんばって手作りしました。それからはダイニングの壁に飾ったりして楽しんでいます」というuriさん。

布だけで購入した場合、約6500円ぐらいですが、市販のファブリクパネルだと2万以上はするそうなので、「布を買って手作りしてみればお得ですよ！パネルを買ってくれば、だれでも簡単につくれておしゃれな空間が楽しめる」とおすすめしています。

ほかにもいくつかのファブリックパネルを手作りして、イメージチェンジを楽しんでいるというuriさん。絵柄やデザインによって印象ががらりと変わるので、部屋のイメージを一新したいときにトライしてみるのも楽しそう。


マリメッコの布はハギレなどを利用すればもっとお安く手に入りますし、市販のファブリックパネルでもサイズが小さいものなら、お手頃価格のものもあるようです。

こうしてお気に入りのインテリアアイテムを少しずつ手に入れて、自分らしい暮らしを楽しんでいるuriさん。最近は憧れのダイニングテーブルや椅子などもお迎えし、またひとつ幸せな時間を過ごせるアイテムが増えたそう。



居心地のいい部屋づくりはママの笑顔を引出し、それが家族みんなの笑顔にもつながる…。そんな、uriさんのような心地よい暮らしを心がけてみたいですね。

前編のお気に入りインテリアにつづき、次回後編では、uriさんのお気に入りの食器＆キッチングッズとともに「もの選び」のコツについてご紹介します。お楽しみに！

・uriさんのブログ「パーリナのファブリックパネルを飾るッ！～製作編」