編集/ライター
山口彩
インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。子育てと旅を中心に編集・執筆中。旅メディア「TABIZINE」編集長。記事を通じて世の中を楽しむ視点や、心が自由になるひとときを伝えられたら、と思っている。マイペースな子ども2人と一緒に0歳から人生やり直し中。いつか家族で宇宙旅行に行きたい。
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多くの人は離乳食が始まる生後5〜6ヶ月頃に購入を検討するというベビーチェア。
赤ちゃんの成長途中で選ぶ家具は、今後のことをどれくらい見据えて選ぶべきか迷う人もいることでしょう。
今回は、ベビーチェア選びのコツとおさえるべき機能について、マタニティ情報サイト「
ニンプス」編集長のロコさんにお聞きしてみました!
ハイチェアかローチェアか
これは、それぞれの家のライフスタイルによると言えます。主に食事をする場所がダイニングテーブルであればハイチェアがよいですし、リビングのローテーブルであればローチェアが便利でしょう。
「今までは赤ちゃんを抱っこしながらローテーブルで、ということが多かったけれど今後はダイニングで食べるようにしたい」という風に、ベビーチェア選びをライフスタイルを変えていくきっかけにするのもよいと思います。
▼おすすめハイチェア ストッケ「トリップトラップ」
▼おすすめローチェア SDI Fantasia「CAROTA-mini(カロタミニ)」
カトージの3in1 chair Cozy(コージー)のように、ハイチェアにもローチェアにもなる、という機能のベビーチェアもありますよ。
▼カトージ「3in1 chair Cozy(コージー)」
何歳まで使えるものを選ぶか
トレンドとしては大人まで長く使えるものが支持される傾向にありますが、ロングユースのベビーチェアは価格が高めのものが多いのも事実。
汚しても気にならない比較的安いものを使い倒すという選択をするママも、もちろん健在です。その場合、バンボのベビーソファやマルチシートなど、コンパクトで軽く、持ち運びにも便利なものが人気ですね。
▼ロングユースのおすすめ カトージ「bome(ボメ)」
▼バンボ「ベビーソファ/マルチシート」
テーブル付きか否か
家族みんなで一緒に食卓を囲んでいる雰囲気を重視するのならば、テーブルなしのものや、テーブルが取り外せるものがよいでしょう。
ただ、月齢が小さいうちは食べこぼしはもちろん、テーブルを蹴ってしまったり、家族の食器をつかもうとしたり、テーブルクロスを引っ張ったり、といったこともしばしば。
危険や汚れを回避するために、ある程度大きくなるまでテーブルは別の方がよいという先輩ママの意見も多いので、参考にしてくださいね。
持ち運びする機会が多いかどうか
室内でベビーチェアを移動させる機会が多い場合や、外食や帰省などお出かけが多い場合は、持ち運びできるタイプが便利、という考え方もあります。
コンパクトで軽いもの、折りたたみできるタイプ、テーブルに設置するテーブルチェアなど選択肢はいろいろ。ハイチェアは家用にして、お出かけ用にもうひとつ購入、というママもいますよ。
▼テーブルチェアのおすすめ イングリッシーナ「ファスト ベビーチェア」
▼コンパクトなおすすめ バンボ「ベビーソファ/マルチシート」
▼折りたたみのおすすめ 大和屋「アーチ木製ローチェア」
そのほかにも、「
汚れを拭いたり洗ったりしやすいか」「
ベルトやバーなど安全性が配慮されているか」「
自宅のテーブルの高さに合うか」「
自宅テーブルの脚の邪魔にならず配置できるか」なども使っていくうちに気になる重要なポイント。
見た目だけではわからないおさえるべき機能、しっかりチェックしてくださいね。
■今回お話をお聞きしたのは…
マタニティ情報サイト「ニンプス」 編集長 ロコさん
育休明けの2013年より、ニンプス編集長に就任。小学生男児と保育園女児の母。日々のコンテンツづくりでマタニティ&ベビーアイテムをたくさんチェックしています。妊娠線ケアコスメは自らのお腹で100個近く試しました。妊娠中や赤ちゃんとの暮らしに不安を減らし、よりハッピーに過ごしていただくコンテンツづくりをしています。