美容ライター
安田光絵
美容&恋愛ライター。日本大学芸術学部映画学科卒業。在学中からライター修行を始め、卒業と同時にフリーに。数々の雑誌やウェブサイトに美容や恋愛に関する記事を執筆。2005年から07年まで上海留学。東洋美容や、中国の若者事情にも詳しい。
2010年に結婚、11年に男児を出産。家事、育児、仕事を両立しながら、女性が幸せになる生き方を追究中
プロフィール詳細へ>>
ぷるぷる、すべすべ、もちもち。そんな形容詞がピッタリくる赤ちゃんの肌。とってもうらやましいですよね。
あまりにも美肌なので、つい、私たちは「赤ちゃんって肌が丈夫なのね」と思いがちですが、実は、赤ちゃんの肌は大人よりも繊細。
産まれた頃は、お母さんのおなか中で守られていたけれど、外に出た途端、ほこりや紫外線などの外敵刺激にさらされます。
さらに赤ちゃんの肌は大人よりも薄くてバリア機能が弱いので、じつは、肌荒れしやすいのです。
うちの息子2人も、赤ちゃんのときに乳児性湿疹(しっしん)に悩まされ、半年くらいは皮膚科通いをしていました。産まれてすぐからちゃんと保湿しておけばよかった、と今になって後悔。
後から知ったのですが、赤ちゃんの頃にしっかりとした肌の基礎を作っておくことが、将来の美肌を左右するのだとか。
もちろん、遅いということはなく、気づいたときからすぐにしっかりと保湿してあげることが重要です。
保湿のポイント
■入浴剤を味方につける
赤ちゃんにとって、清潔は第一。できるだけ、毎日お風呂に入ることが基本ですが、じつは、さら湯は(とくに赤ちゃんが入る一番風呂は)、水道水に含まれる塩素の影響で刺激が強く、乾燥しやすいという特徴があります。
そこで、おすすめなのが、保湿効果の高い入浴剤。さら湯による肌の乾燥や、乳児性湿疹(しっしん)を防いでくれます。
■低刺激で、保湿効果の高い洗浄料を使う
赤ちゃんの皮膚は薄く、とてもデリケートなので、赤ちゃんのために作られた専用の洗浄料がおすすめ。
また、バリア機能が弱く、乾燥しやすいので保湿効果を重視しているものを選ぶようにしましょう。実際に私の経験だと、泡で出てくるポンプ式が大活躍しました。
■お風呂から上がったらすぐに保湿
お風呂のお湯に入ると、肌内部の保湿因子が逃げてしまうので、入浴後はとくに乾燥します。お風呂から出たらなるべく5分以内に保湿オイルやクリームで肌を保護してあげてください。
アイテムは、天然成分で作られた低刺激のものや、赤ちゃん専用のものが安心です。
おすすめのアイテム
・ヴェレダ カレンドラ ベビークリーム バスミルク
助産師や、ドイツの人智学医療チームのもと開発されたヴェレダ・ベビーシリーズ。古代エジプトより赤ちゃんや乾燥肌のケアに使われてきた、オーガニックのカレンドラを配合。
しっかりとした保湿力で、お風呂から上がったあとも、しっとりが長続き。ママの乾燥対策にもピッタリ!
・ニールズヤード レメディーズ ピュアベビーオイル
ローズやカモミール配合で、4カ月以上の赤ちゃんのために作られたベビーオイル。オーガニックのラベンダー、カモミール、ローズオイル配合で、幸福感のある香りで、ママも癒やされます。
また、なめらかな質感で伸びが良く、スッと肌になじむので、ベビーマッサージ用オイルとしても最適。
・ミノンベビー全身シャンプー
100%アミノ酸系洗浄成分配合で、肌本来の潤いを残しながら、しっとりとやさしく洗い上げる洗浄料。
製薬会社が皮膚科学に基づいて開発した低刺激処方で、赤ちゃんだけでなく、肌が敏感ぎみのママからお年寄りまで、安心して使えます。
ポンプを押すだけで、ふわふわホイップみたいな泡が出てくるので、とっても便利! 子供と一緒に、私も洗顔料として使用しています。
安田 光絵美容・恋愛ライター。マタニティプランナー。 日本大学芸術学部映画学科卒業。大学在学中に学生ライターを始め、卒業と同時にフリーに。25歳〜27歳まで上海に留学し、中国茶や薬膳、東洋美容を学ぶ。31歳で結婚、32歳で長男、34歳で次男を出産。産後は、雑誌やウェブ、書籍での執筆活動ほか、安産、婚活セミナーの講師を行う。最新の栄養学を生かした、子供のための料理レシピも好評。
最上部画像:(c)279photo- Fotolia.com