パリを拠点に活動する人気のアーティスト、ナタリー・レテの個展『赤ずきんちゃんと仲間たち』が、ギャラリー・ドゥー・ディマンシュ 青山店にて開催されている。

この展覧会は、ナタリーによる「赤ずきんちゃん」の絵本の出版を記念したもの。“赤ずきんちゃんと仲間たち”をテーマに、彼女が描きおろした原画や、陶器のプレートなどを展示販売しているほか、エッフェル塔をモチーフにしたクッションや、お守りの「グリグリ」、ポストカード、ポスターなど、楽しくてキュートな新作の雑貨も登場。

そして、個展のために来日したナタリーへのインタビューが実現。自身のイラストがデザインされたファッションに身を包んだ、とてもキュートなナタリーに、新作「赤ずきんちゃん」の絵本のこと、日本の印象についてなど、お話をうかがった。
―「赤ずきんちゃん」の絵本は、いつ頃から構想されていたのですか?
2年くらい前ですね。サロン・ド・リーブルという本の展示会で出版社の編集の方にお会いしたときに、「昔話をやってみない?」といわれたのがきっかけです。
―「赤ずきんちゃん」を選んだのはなぜですか?
私自身、小さいときによく赤いずきんをかぶっていて、「赤ずきんちゃん」と呼ばれていたんです。また、よく遊びにいった、ドイツのおばあちゃんの家の近くの森も赤ずきんちゃんのイメージそのものでした。それに、5歳くらいのときから、オリジナルの絵本を読んでいましたし、昔話といったら、もう赤ずきんちゃんしか考えられなくて。だから、すぐ決まりましたね。
―「赤ずきんちゃん」に対する特別な思い入れがあったのですね。この絵本は、ストーリーブックと作品集の2冊組になっていますよね。
はい。一冊は、赤ずきんちゃんのストーリーブックで、私が子どもたちに話していたストーリーを描きました。オリジナルの『赤ずきんちゃん』と違って、最後に助けてくれた猟師さんとお母さんが結婚するのが私流です。そして、もう一冊は、“赤ずきんちゃんと仲間たち”をテーマに描いたイラストや、セラミックやおもちゃの作品などを集めた作品集になっています。