1979年にスウェーデンで誕生し、多くの漫画家に愛されつづけている漫画選集「GALAGO」。その原画と立体作品などを展示する「スウェーデンコマ割り漫画」展が、スウェーデン大使館内のギャラリーにて開催されている。

▲漫画選集「GALAGO」の表紙 「GALAGO」は現代コマ割りの漫画選集。作家のほとんどが写真芸術家、彫刻家、映画監督、パーフォーマンスアーティストという、芸術性の高いものとなっている。

▲サーラ・グラネール作 この展示会では、「GALAGO」の編集者マッツ・ヨンソンとヨハネス・クレネルが、1950年代、60年代、70年代、80年代生まれの13人のスウェーデン人漫画家による芸術作品を組み合わせ、”Through a Panel Darkly”展として紹介する。ヨアキム・ピリネン、グンナル・ルンドクヴィスト、ラーシュ・シュンネソンという3人の漫画家を中心に、写真家であり、「GALAGO」のファンであるクリステル・イェーレスレットによる、スウェーデンのコマ割り漫画家を撮った、ユニークな肖像写真の展示も。
また、スウェーデンアニメのショート映画が上映されるほか、スウェーデンのカートゥーン雑誌や書籍、スウェーデン漫画家のコマ割り漫画が掲載された、カタログなども販売される。

▲サーラ・オーラウソン作「認識に基づいたセラピー」 スウェーデンの偉大な作家、アウグスト・ストリンドベリや映画監督のイングマル・ベルイマンから引き継がれた、悲劇と喜劇との融合という伝統が、言葉と絵に現れ、漫画ならではの面白さを発見できる。

いままでのスウェーデンに対するイメージをがらりと変えてくれる、漫画の世界。ちょっぴり暗いけれど、どこか癒される、ユーモアあふれる空間をぜひ体感してみたい。
「スウェーデンコマ割り漫画」展 ※入場無料
期間:〜2008年6月22日(日)まで
10:00〜17:30(12:30〜13:30はお昼休みのため閉館)、
会場:スウェーデン大使館ギャラリー
東京都港区六本木1-10-3-100
http://www.sweden.or.jpお問合わせ:スウェーデン大使館 広報部
Tel.03-5562-5060
取材/赤木真弓