180年の時を超えて届いた約束。
お侍が気づかせてくれた、大切なこと。
明日を変える出会いが待っています。
江戸時代から突然やってきた侍とシングルマザー…実際にはありえない組み合わせだけれど、忙しい日常を送る働く現代女性にとって、本物の強さと、強さに裏打ちされた優しさを持つ侍は理想のパートナーなのかもしれない。
そんな奇抜な設定から、奥深い人間ドラマ見せてくれたのが、昨年劇場上映で人気を博した映画『ちょんまげぷりん』だ。主人公・木島安兵衛を演じるのは、すでに実力派と呼び声高い錦戸亮、そしてメガホンを握ったのが、『アヒルと鴨のコインロッカー』『ゴールデンスランバー』などで着々とファンを増やしている中村義洋。シングルマザーのひろ子役は抜群の安定感を見せるともさかりえが演じ、井上順や中村有志が個性的な演技で奥行きを作り、佐藤仁美、堀部圭亮ら実力派俳優ががっちりと脇を支える。
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「ちょんまげぷりん」は、シングルマザーのひろ子がやんちゃ盛りの息子を抱え、わがままなクライアントに日々翻弄されて毎日大変!と四苦八苦するところからはじまる。そこに現れたのが、180年前の江戸時代から突然やってきた本物のお侍、木島安兵衛だった。ひろ子は成り行きでひろ子の家に居候することになった安兵衛を、俳優か頭のおかしい男だと思うが、家事いっさいを引き受けてくれ、自分たちのために家事へ夢中になる安兵衛の姿を見て少しずつ心を開いていく。
息子には礼儀や男らしさを教え、熱を出せば看病、現代の男性にはない筋の通った男らしさは新鮮で、ひろ子自身も安心して仕事に打ち込みはじめる。父親の不在に慣れていた友也も同じ。大人の男と一緒に暮らして守られたり、キチンと叱られたりする安心感を初めて知る。このまま3人で生きていくという選択もアリかも―。
それぞれがありえないような当たり前のような未来を信じはじめたころ、プリンをきっかけにお菓子作りにめざめた安兵衛が、手作りケーキコンテストに出場することに。やがて、3人の間に築かれた微妙なバランスが崩れ始め…。
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