映画『あのこは貴族』のBlu-ray&DVDが10月27日(水)にリリースされることが決定。撮影現場の様子をふり返るメイキングやオーディオコメンタリーが特典収録される。本作は、山内マリコの同名小説の映画化。都会の異なる環境を生きる2人の女性が、恋愛や結婚だけではない人生を切り拓く姿を描いた。邦画ではまだ珍しい女性の連帯・シスターフッドを描き、生まれや育ちと向き合う登場人物たち、衣装や小道具にこだわり抜いた丁寧な描写、キャスト陣の演技と、多くの話題と共感を呼び、SNSを中心に絶賛評が続出した。門脇さんが、主人公の箱入り娘・華子役を演じたほか、地方から上京し自力で生きる美紀役で水原希子、2人を繋ぐことになる弁護士・幸一郎役を高良健吾、華子の友人でヴァイオリニストの逸子役を石橋静河、美紀の地元の友人・平田役を山下リオが演じている。今年2月に公開された本作は、現在期間限定先行レンタル配信&デジタルセル配信中。これに続きこの秋、Blu-ray&DVDでのリリースが決定。パッケージデザインは、劇場ポスターに引き続き大島依提亜が担当。Blu-ray(特装限定版)には、衣装や音楽、撮影の各視点から作品を紐解くインタビューを綴った解説書を封入。緻密で繊細な作品を生み出した撮影現場の様子を監督とプロデューサーのインタビューでふり返るメイキングを映像特典として収録。さらに、公開時にも話題となった門脇さん、水原さん、石橋さん、山下さん、岨手由貴子監督によるオーディオコメンタリーを音声特典として収録している。『あのこは貴族』Blu-ray&DVDは10月27日(水)リリース、レンタルDVD同日リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年07月06日門脇麦が主演、岨手由貴子監督のもと山内マリコの同名小説を映画化、都会の異なる環境を生きる2人の女性が人生を切り拓く姿を描いた『あのこは貴族』。その興行収入が1億円(5月16日時点で累計興行収入1億127万140円、動員7万4,062名)を突破、期間限定で先行レンタル配信が決定し、門脇さんと岨手監督からコメントが到着した。2回目の緊急事態宣言中の2月26日(金)に公開となった本作は、興収ランキング15位(初週土日:1,535万4,700円、初週金土日:1,912万400円)でスタート、同時期に邦画話題作がひしめき合う中、3月5日(金)には緊急事態宣言延長が発表され、上映回数の減少、レイトショー中止などがあった。しかしながら、邦画ではまだ珍しい女性の連帯(シスターフッド)を描き、生まれ育ちと向き合う登場人物たち、衣装や小道具にこだわり抜いた丁寧な描写、キャスト陣の演技と、多くの話題と共感を呼び、SNSを中心に絶賛評が続出。「こんな映画が観たかった」「暫定今年1位」などの感想がアップされたほか、「絶対に観た方がいい」という後押しの声も多く寄せられた。公開直後から開始したオーディオコメンタリーやトークイベントなどの効果もあり、リピーターも相次いだ。東京、大阪のミニシアターを中心に、興行収入が徐々に上昇。2週目、3週目と初週を上回った劇場もあり、公開から2か月以上にわたる粘り強い興行となった。3回目の緊急事態宣言が発令された4月25日(日)まで上映が続いた劇場もあったほか、再上映になるケースも。現在は緊急事態宣言中のため、休館している劇場もあるものの、地方を中心に上映が続いており、GW中の5月5日(水)に1億円を突破し、ロングラン上映が継続中となっている。主演:門脇麦「愛される作品になったことを日々実感」私も大好きで大切な作品が多くの方に届いていること、本当に嬉しく思います。素敵な感想や反響もいまだに沢山聞こえてきて、『あのこは貴族』が多くの方に愛される作品になったことを日々実感している次第です。この度、先行配信も始まるそうで、さらに輪が広がっていくのかと思うとこれ以上嬉しいことはありません。なかなかエンターテイメントの場に足を運びづらい世の中の状況ではありますが、だからこそ映画の素晴らしさや豊かさを私自身も改めて考え直す毎日です。これからも『あのこは貴族』が愛され続ける作品でありますように。そして1人でも多くの方にこの作品が届きますように。監督:岨手由貴子「映画を観る/観てもらう喜びを改めて感じ」2月26日の公開から2ヶ月半、たくさんの方に『あのこは貴族』をご鑑賞いただくことができました。緊急事態宣言中の公開ということもあり、公開直後は(正直)苦戦しまして、SNS上で「『あのこは貴族』、お客が全然入っていないらしい」と心配されていました...。が、リピートしてくださる方、熱い感想をあげてくださる方のおかげで、じわりじわりと客足が増え、大きな数字を達成することができました。劇場に足を運んでくださった皆さまのおかげです。また、上映を続けてくださった劇場様、再上映してくださった劇場様にも感謝しております。コロナ禍でさまざまな判断があったと思いますが、映画を観る/観てもらう喜びを改めて感じ、そのタイミングに監督として立ち会えたことは良い経験になりました。5月26日から先行配信も始まり、これまで上映を届けられなかった地域の方、見逃した方にもご覧いただけるようになります。今後も『あのこは貴族』が多く観客に出会えることを祈っています。『あのこは貴族』は5月26日(水)より期間限定先行レンタル配信開始、全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年05月19日スリーコインズには人気のペット商品があるのをご存知ですか?わんこやニャンこを飼っている人にとって、可愛いペット商品があるならチェックしておきたいところですよね。そこで、「わんこもニャンこも【スリコ】に夢中♡売れまくっている「ペット商品」」を3つご紹介します。(1)猫耳ベットこの投稿をInstagramで見るmaiko(@3coins_maiko)がシェアした投稿スリーコインズには可愛いペット用のベットがあります。こちらの猫耳ベットは、税込1320円で中にクッションも付いているので寝心地抜群なはずです。サイズは高さ約12cm、横約25cmとなっています。これがあるとペットが快適な睡りにつけること間違いなし!ペット用のベットをお探しの方はスリーコインズで探してみてはいかがでしょうか。(2)ニワトリのペット帽この投稿をInstagramで見る☺︎non☺︎(@3coins_non)がシェアした投稿スリーコインズのニワトリのペット帽は、イースターに因んだアイテムです。可愛いペットに帽子をお探しという人には、スリーコインズのペット帽がおすすめ。普段洋服を着ているわんこなら、服装に合わせて帽子を選ぶとおしゃれが楽しめます。帽子を嫌がるのでは?と思っている飼い主も多いようですが、意外にも慣れると気に入ってくれるわんこやニャンこもいるようです。SNS映えも期待できるので、気になったらゲットしちゃいましょう。(3)ペット洋服この投稿をInstagramで見るmaiko(@3coins_maiko)がシェアした投稿スリーコインズのペット洋服は、各税込550円ととってもお得。サイズは首周りが最大約44cm、着丈約33cm、腰周り約48cmとなっています。後ろ姿のシッポも可愛くて、全種類揃えたくなりますよね。オンラインでも販売されているので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。スリーコインズにはお得で可愛いさまざまなペット商品がありますね。わんこもニャンこも【スリコ】に夢中♡売れまくっている「ペット商品」を参考に、人気の商品をゲットしちゃいましょう。(恋愛jp編集部)本文中のツイートは投稿主様より掲載許諾をいただいています。インフルエンサー3coins_maiko@様3coins_non@様の投稿を紹介させていただいております。記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、品切れ、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。また、店舗ごとに在庫が異なるため、お立ち寄りの店舗へお問い合わせください。2021年4月6日現在
2021年04月09日SNSを中心に「バラバラの立場でも信じあう彼女たちの姿が胸に響いた」「“最初の一歩”になる勇気をくれるラーヤに拍手!」など、魅了される人が続出している『ラーヤと龍の王国』。人との繋がりを無意識に求める、いまの時代だからこそ、仲間と共に突き進むラーヤの懸命な姿が胸に響いているようだ。また、下着のプロデュースや町おこし、さらには自ら生理との付き合い方について発信するなど、その情熱的な行動力で多くの女性から支持を集めるバービーや、ストイックに美を追求し、“誰もが憧れる女性”像を確立した田中みな実など、“自分らしさ”や“信念”を貫き、輝きを放つ女性たちの活躍が光る昨今。そこで今回は、観る者に勇気を与えてくれる女性たちが光るシスターフッドムービーに注目。新生活を控え、“自分をアップデートしたい”と感じる人にもオススメしたい話題作を紹介する。異なる“階層”で生きる2人の女性の生きざまが胸を打つ『あのこは貴族』公開中東京の一等地で生まれ育ち、“結婚=幸せ”という価値観の中で育てられたお嬢様の華子(門脇麦)と、地方都市から名門大学に進学するも学費が続かず中退した美紀(水原希子)。違う“階層”に生まれ、出会うはずのなかった対照的な2人が交わるとき、それぞれに思いもよらない世界が拓けていく…。決して嫉妬し合ったり、いがみ合ったりすることなく、お互いを認め合う華子と美紀の間には終始心地よい空気が流れる。ままならない日々の中でもそれぞれに希望を見出しながら未来を切り開く、逞しくも美しい2人の女性の生きざまが胸を打ち、きっと前向きな気持ちを与えてくれるはず。“私の未来は誰にもわからない”――諦めない野球少女の懸命な姿が観る者の心を揺さぶる『野球少女』公開中主人公は、プロの野球選手を目指す天才野球少女チュ・スイン(イ・ジュヨン)。“女性”を理由にプロテストに挑む資格さえ得られないスインだったが、それでも懸命に夢を追いかけ続ける彼女の姿は、やがて“プロになれなかった”コーチら周囲の心を動かし、ついにテストを受けるチャンスを掴むことに。“野球をしたい”という情熱を胸に、何度も立ちはだかる理不尽な逆境を乗り越えながら、ひたむきに走り続けるスイン。そんな彼女の傍らには、K-POPアーティストを夢見るもうまくいかない親友(チュ・ヘウン)、一家の稼ぎ頭として働く母(ヨム・ヘラン)らが寄り添う。それぞれの懸命な姿や、女性であることで多くの犠牲を強いられてきた母の言動もまた観る者の心を揺さぶり、胸を熱くさせること間違いなし。魔法よりも“本当に大切なもの”…仲間を信じ、一歩踏み出す新ヒロイン・ラーヤに勇気をもらえる『ラーヤと龍の王国』映画館 and ディズニープラス プレミア アクセスにて公開中『アナと雪の女王』『モアナと伝説の海』のディズニー・アニメーション待望の最新作であり、“龍の王国”を舞台に繰り広げられる少女ラーヤの戦いと成長を描く壮大なスペクタクル・ファンタジー『ラーヤと龍の王国』もまた、いま多くのファンから熱い支持を集めている。主人公は、父を失い他人を信じることをやめてしまった“ひとりぼっち”の少女・ラーヤ。舞台となる<龍の王国>クマンドラは、かつて龍と人が共存する平和な1つの国だったが、邪悪な魔物により人々が“信じあう心”を失ってしまったことで、バラバラになってしまう。世界を救うため、ラーヤは相棒のトゥクトゥクと共に、かつて魔物を退けた最後の“伝説の龍”シスーを見つけ出す。彼女の失われた力を蘇らせるべく再び旅路を進めていくが、シスーの助言や個性豊かな仲間たちとの出会いにより、ラーヤは“魔法よりも大切なもの”に気づかされていく。ディズニー・アニメーションといえば、王子様と運命的な恋に落ちるシンデレラや白雪姫といったヒロインたちの印象も強いが、本作の新ヒロイン・ラーヤは、たとえ“ひとりぼっち”でも決してブレることなく、自らの使命を全うしようと戦い続ける、これまでとは一線を画すヒロイン。心に傷を抱え、誰も信じることができずにいたラーヤだったが、シスーをはじめとする仲間たちとの関わり合いの中で心に変化が生じ、やがて彼女は世界を救うために大きな一歩を踏み出していく。また、ラーヤの運命を変えるきっかけとなる少女ナマーリとの関係性にも要注目。それぞれの輝きを放つ女性たちの生きざまと連帯から、“生きるためのヒント”を掴んでみては?『ラーヤと龍の王国』は映画館 and ディズニープラス プレミア アクセスにて公開中。※プレミア アクセスは追加支払いが必要。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会ラーヤと龍の王国 2021年3月5日より映画館 and ディズニープラス プレミア アクセス 同時公開© 2020 Disney. All Rights Reserved.野球少女 2021年3月5日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。© 2019 KOREAN FILM COUNCIL. ALL RIGHTS RESERVED
2021年03月22日『あのこは貴族』の水原希子と『窮鼠はチーズの夢を見る』のさとうほなみが共演するNetflix映画『彼女』から、名曲「CHE.R.RY」にのせて、逃げることを決めた2人の“最高”の笑顔がはじける予告映像が解禁された。原作は、女性2人の逃避行を描いた中村珍の「羣青」(小学館IKKIコミックス)。高校時代から同級生の七恵に恋をしている永澤レイ(水原さん)と、夫から壮絶なDVを受けている篠田七恵(さとうさん)の逃避行を描く本作。夫からの暴力で死を口にするほど傷つけられた七恵を前に「旦那が死ぬべきでしょ」と憤るレイ。虚ろな表情で「だったら殺してくれる‥?」と七恵。殺人を犯し、帰る場所もなくしてしまったレイは、不安そうな七恵に「もう誰もアンタを殴らない!蹴らない!」と、あえて軽快に、笑顔で呼びかける。YUIの名曲「CHE.R.RY」を口ずさみながら車を走らせ、全てから解放されたような笑顔を浮かべながら旅を続け、体を重ねる2人から一転、「あんたが殺しちゃったんだからこうなったんじゃない!」という叫びと共に、どうしようもない気持ちをぶつけ合うレイと七恵。やがて朝日を浴びながら身を寄せ合う2人は、果たしてどこかにたどり着けたのかーー。「誰のためだったら、人を殺せる?」という問いかけが、様々な感情を観る者の中に呼びおこす映像になっている。併せて、朝日の中で寄り添う2人の姿を切り取った解禁されたキーアートも解禁。本作のテーマ曲を制作した細野晴臣は、「昨年は地球規模の災厄により、自分の音楽活動も内にこもる日々でした。そんな時に救われたのが映画音楽で、廣木隆一監督から『テーマになるような音楽を1曲』という、とても魅力的なオファーが届きました」と、テーマ曲制作にあたっての思いを語り、「主演お二人の『女優魂』に圧倒され、音楽を提供したことも忘れて魅入ってしまいました」と作品を振り返っている。Netflix映画『彼女』は4月15日(木)よりNetflixにて全世界独占配信。(text:cinemacafe.net)
2021年03月19日東京に生きる、境遇の違う女性たちを描いたシスターフッドムービー『あのこは貴族』から、“上京組”の美紀と平田を演じた、もともと旧知の仲である水原希子&山下リオの特別映像を独占入手した。東京生まれ、東京育ちの箱入り娘・華子(門脇麦)と、大学進学をきっかけに上京してきた地方出身の美紀。同じ空の下、まったく違う世界を生きてきた2人が出会い、交差することで、それまで囚われていた価値観から抜け出し、思いも寄らない人生を切り拓いていくシスターフッドムービーの新境地である本作。公開直後からSNS上では「『これしかない』と納得の感動ものだった」「かけがえのない1本に出会った」「傑作です」といった絶賛の声が相次いでいる。そんな本作で、上京組の美紀と平田を演じた水原さんと山下さんの2人が、自身の上京当時のエピソードやお互いの印象などをオープンに語り合う特別映像が到着。もともと仲が良かったという水原さんと山下さんだけに、終始笑顔が絶えず、笑い合いながら思い出話に華を咲かせる楽しそうな様子が映し出されている。水原さんは、山下さんと初めて会った作品で彼女が演じていた一風変わった役柄を思い出し、「変な人の役でそこがスタートだからこんなに曝け出せるのかも」と馴れ初めを明かしつつ、山下さんも「あまりに気さくだった」と当時の水原さんの印象について答えている。さらに、映画で演じた役柄同様、地方から東京へと上京してきた2人は、自身の上京エピソードを披露。髪が長かったという山下さんは、都内の原宿近辺を歩いていて美容師から声をかけられるのが怖かったと明かすと、水原さんも共感、2人の仲の良さが伺える一幕が映し出されている。一方、水原さんは上京したことで“それまで隠していた自分自身を出してもいいんだ!”と実感したそう。「もっと自分のままでいいんだと思ったのは衝撃的だった」と、劇中の華子や美紀、平田さながら、人生の一歩を踏み出せた思い出について語っている。『あのこは貴族』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年03月16日女性2人の逃避行を描く、日本発Netflix映画の2021年第1弾作品『彼女』。現在『あのこは貴族』も公開中の女優・水原希子は、本作では愛する彼女のために殺人を犯す役を熱演。SNSなどで自ら発信し続け、その言動が多くの人の共感を生み、背中を押している水原さん。役者としてのキャリアは10年目を迎えるが、作品ごとに見せる女優としての進化が止まらない。デビュー作は、村上春樹原作の『ノルウェイの森』(2010)。主人公の恋人・緑役に抜擢され、その瑞々しい魅力が役柄にも重なり、観客に大きな印象を残した。岡崎京子原作の映画化でも注目を集めた『ヘルタースケルター』(2012)では、純粋無垢な魅力で主人公を追い詰める新人モデル・吉川こずえ役に。自身とも重なる溌剌とした若さやポジティブさを体現する役がある一方、大ヒットコミックの映画化『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN/エンド オブ ザ ワールド 』(2015)では物語のヒロインであり、幼い頃の悲劇や過酷な経験から無表情で無口、非情な討伐を行うミカサ役。『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』(2017)では自由奔放で主人公を振り回すファッションプレス・天海あかり役を演じるなど、シリアスからコメディまで俳優として振り幅の広さを見せた。また、ワールドワイドな人気を誇る水原さんは、Netflixオリジナルシリーズ「クィア・アイ IN JAPAN!」(2019)ではガイド役を務めており、“ファブ5”の様々な人の生き方に向きあう姿が水原さん自身の発信しているメッセージとも重なる。現在公開中の『あのこは貴族』では、地方から上京し自力で生き抜こうとする女性をリアリティと存在感をもって演じていると評判となっている。そして最新作『彼女』では、裕福な家庭に生まれ育ち、恵まれた人生を送っているかに見えるも、同性愛者であることを周囲に隠しているレイ役に。自身にとって初の主演作になる本作で好きな人を守るために人を殺してしまうという役柄について、「チャレンジしかなかった」と水原さん。「(共演のさとうほなみと)2人で戦ったという感じです。基本的に私達は自分の内面との戦いで、自問自答を繰り返す日々がずっと苦しかった」と、大きな挑戦を共演のさとうさんと乗り越えたことをふり返った。最大の熱量で挑んだ本作では、水原さんの新境地を目にすることができそうだ。また、『彼女』からは新場面写真も到着。少し不安のよぎった表情で電話を手にする姿1つからも、背後にあるドラマが見えてくる力強さがある。Netflix映画『彼女』は4月15日(木)よりNetflixにて全世界同時配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ノルウェイの森 2010年12月11日より全国東宝系にて公開© 2010「ノルウェイの森」村上春樹/アスミック・エース、フジテレビジョンヘルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD 2015年9月19日より全国東宝系にて公開© 2015 映画「進撃の巨人」製作委員会 © 諫山創/講談社奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール 2017年9月16日より全国東宝系にて公開© 2017「民生ボーイと狂わせガール」製作委員会
2021年03月15日門脇麦主演、監督・岨手由貴子×原作・山内マリコで贈る映画『あのこは貴族』。本作で門脇さん演じる箱入り娘の主人公・華子の良き相談相手を演じた石橋静河が、ヴァイオリンに挑戦するメイキング映像が解禁された。昨年、ドラマ「この恋あたためますか」で中村倫也の元カノ役を演じ、洗練された存在感を見せたほか、4月からは松たか子、高橋メアリージュンとともに連続ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」に出演。『きみの鳥はうたえる』や『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』でも映画ファンを魅了してきた石橋静河。本作で演じたのは、東京生まれ、東京育ちの主人公・華子の良き相談相手であり、自立した世界観を持つヴァイオリニスト・逸子。本作では世界で活躍するヴァイオリニスト役ということで初めてヴァイオリンにチャレンジした石橋さんは、「撮影に入る1カ月前から練習を始めて、それからは毎日していました」と明かす。「すごく難しい楽器だと思うのですが(逸子は)海外でプロとして活躍している役だったので、(実際にヴァイオリンをやってる方がみて、あれは嘘だと簡単に思われないように)ある程度そう思わせる説得力がないとダメかなと思い、まずはプロの演奏家に見えることを大事にして一生懸命やりました」と撮影をふり返る石橋さん。本来であれば数回のレッスンで、ヴァイオリンの持ち方などの練習の予定だったが、石橋さんの熱意が勝り、急遽15回以上のレッスンがみっちり組まれることに。それまでヴァイオリンに触ったこともなかった石橋さんは猛練習の末、ラストシーンのカルテット演奏では実際に音が出せるようになっていた。今回解禁されたメイキング映像でも、石橋さんがヴァイオリンを演奏している姿が確認できる。「最後の演奏シーンは自分の撮影アップの日でそれまでに練習ができたことと、カルテットでの演奏でしたので私の他に3名のプロの方たちがいらっしゃってみんなで演奏する感じだったので楽しかったです」と、楽しみながら演奏するまでに成長したよう。逸子が劇中で演奏しているヴァイオリン曲は、本作で様々なシーンを彩るテーマ曲。この楽曲について音楽を担当した渡邊琢磨は、「石橋さんのレッスン(初歩的な楽器の持ち方など)を楽曲の完成に先立って進めていったのですが、その練習に立ち会った際、逸子が演奏する音が映画の主題とどのようにかかわっていくべきかを掴んだような気がします」とコメント。「逸子の個性をなぞるだけに留まらず、本作固有の時間感覚の中でヴィヴィッドに変遷していくような音ではないかと。練習スタジオから帰宅後すぐに数小節のモチーフを書き、岨手監督にリファレンスをお聞かせして以降、石橋さん、須原(杏)さんはじめ指導にあたられたヴァイオリニストの方々が、逸子の演奏を圧倒的な集中力と感性で作り上げていきました」と語り、「最終的にその練習模様を収めた動画を、当初から劇伴の演奏をお願いしたいと思っていたヴァイオリニストの梶谷裕子さんにお見せし、石橋さんの演奏やニュアンスを踏まえた上で録音を行いました」と楽曲制作の裏側を明かした。華子と美紀(水原希子)、全く違う境遇に生きる2人の女性が自らの足で人生を切り拓いていく姿に、優しくエールを送るかのように流れる音楽も本作の魅力の1つとなっている。『あのこは貴族』は全国にて公開中。『あのこは貴族』オリジナル・サウンドトラックは発売中。定価:¥2,200+税発売・販売元:P-VINE(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年03月09日現在公開中の門脇麦主演映画『あのこは貴族』のオーディオコメンタリー付き上映が3月5日(金)より公開されることが決定した。今回公開が決定したオーディオコメンタリーに参加したのは、主人公の箱入り娘・華子役を演じた門脇さん、地方から上京し自力で生きる美紀役の水原希子、華子の友人でバイオリニストの逸子役の石橋静河、美紀の地元の友人・平田役の山下リオ、そして本作の監督の岨手由貴子。収録では、映画の本編に合わせて撮影当時の裏話や爆笑エピソードを思い出し、和気あいあいと行われ、門脇さんは、錚々たるキャストが集った榛原家の会食のシーンについて「重厚感があってゴッドファーザーみたいだった」とふり返り、食事シーンが多かったものの食べられないシチュエーションばかりだったそうだが、「蓋が締まっていた小鉢はこっそり中身を食べていた」と明かす場面も。そんなキャスト陣が撮影時の裏話を語りつくすオーディオコメンタリー付き上映は、主に視覚障がい者向けに音声ガイドを提供している仕組みを使用して、全ての上映劇場・上映回で利用可能。スマートフォンなどの端末を使って専用アプリから副音声データを事前にダウンロードすれば、上映中はネットの接続なしで利用できる。そして今回、コメンタリー収録時に一番の盛り上がりを見せたという「華子と美紀の初対面」のシーンが到着。逸子がそれぞれを紹介し、お雛様展の話題から、幼少期のそれぞれの家庭の差が垣間見える。「希子ちゃんが小鹿みたいに震えているんだよね」という岨手監督に、水原さんは「東京のお嬢様たちを目の前に緊張しました」とふり返る。一方、華子と美紀を会わせる仲介役となった逸子役の石橋さんは「華子ちゃんがフワ―としているのに意外とボス感がある」と印象を語った。また山下さんは、美紀との印象的な自転車のシーンについて「希子ちゃんに自転車を漕がせるのは私の体重が支えられるかどうかと思って不安だった」と明かしている。お昼帯の収録だったため、途中お腹が鳴るハプニングに見舞われつつも、終始、和やかな雰囲気だったという。『あのこは貴族』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年03月03日●影響を受けた人は三浦貴大『愛の渦』『二重生活』『止められるか、俺たちを』『さよならくちびる』など、20代にして、多くの代表作を持ち、演技派女優としてまい進している女優・門脇麦の最新主演映画『あのこは貴族』が2月26日より公開になった。山内マリコ氏の原作小説をもとに、結婚こそが幸せという価値観で生きて来た良家の子女の華子(門脇)が、全くことなる人生を生きて来た美紀(水原希子)と出会い、自身の人生を模索し始める。自らの生き方を見つめていくヒロインを演じた門脇に、自身の仕事や人への向き合い方を聞いた。また、昨年開始したInstagramのことやSNSの活用法からは、素顔がちらりと覗いた。○■『あのこは貴族』はヒロイン解放の物語――親の敷いたレールの上を歩いてきた華子ですが、大人になってから、自分自身を見つけようともがき始めます。本作から、どんなメッセージを受け取りましたか?華子という女性を主人公にしてはいますが、女性に限らず、人は生まれ育った場所や環境、仕事、出身校といったことで、知らず知らずのうちに自分のことをカテゴライズしているってことあると思います。学校や結婚など、確かに華子は両親が敷いたレールの上を歩かされてきたかもしれない。でも、そこを実際に歩いてきたのは華子です。外れることなしに。大人になればなるほど、敷かれたレールの上を歩いたままのほうが楽ですよね。ということは、歩かされているようでいながら、その上を歩くことを選択してきたともいえる。でも、自分を見つめ直したり、人との出会いや経験によって新しい自分を見つけてあげたりすること、認めてあげること、自分のことを許してあげることで、そこから外れることが可能になり、解放されていく。そうした人間の物語だと思いました。○■以前は“やってる感”の中で安心していた――門脇さんは、ご自身のキャリアや年齢について考えることはありますか?あんまりないですね。ただ、今が一番楽しいです。経験を積むことによって、だんだんバランスが取れるようになって、今まで力み過ぎていたんだなとか、そうしたことが分かるようになりました。最近は釣りをしたり山に行ったり、休みの日は外に出るようにしてますが、以前はそうした余裕がありませんでした。ストイックに追い込むことで安心感を覚えていたのでしょうね。でもそれはある意味で自己満足というか、“やってる感”の中で安心してたんだなと気づいたんです。それでやめようと。今の方が想像以上に楽だし、すごく精神的にも健康で以前よりもアイディアも作品欲も自然と湧いてくる感じがします。プライベートも仕事もいい感じで両立できるようになりました。――本作の華子ではありませんが、門脇さん自身も解放されたんですね。仕事現場でどなたか影響を受けた人はいますか?三浦貴大さんです。わたしが仕事への向き合い方に悩んでいる時期に、たまたま何度か共演する機会があって。三浦さんの作品への取り組み方が本当に素敵で、ものすごく影響をうけた先輩です。○■人と向き合っている感覚を忘れたくない――多くの人と関わるお仕事ですが、仕事人として、何か気を付けていることはありますか?真心を持つこと。ちょっとしかいられない現場もありますし、大河ドラマのように期間をかけて向かい合う仕事もありますが、どの現場でも変わらず真心を持つこと。誠実に人と向き合うこと。たくさんの人と会えば会うほど、適当におざなりにしようと思えばできると思うんです。でもちゃんと真摯に向き合う。エネルギーを使うことだけれど、そこは心掛けています。――常に、対象が人であることを意識している。そうですね。分かりやすく具体的に例を出すならば、たとえばこうした取材でも、どうしても同じ質問が出てきますよね。でも、質問内容は同じでも、質問して下さる方は毎回違うわけだから、目の前にいる方とお話しているんだという感覚になれば、全然大変じゃない。ちゃんと人と向き合うという感覚を持っていると毎回新鮮な気持ちでしゃべれるわけで。撮影の現場には本当にたくさんの人がいて、さらに現場によってスタッフさんが変わるので皆さんのお名前を覚えるのは確かに大変ですが、そういう部分を今後も大切にしていきたいです。●大河ドラマの撮影途中に手術○■昨年の夏にICLの手術をして、よりパワー全開――それも経験を積むことによって、見出してきたことですか?そうですね。昔は全然余裕がなくて。周りを見たりできていませんでした。あと、単純に目が悪くて見えていなかったのもあります。特に芝居中はコンタクトを外して、見えない状態でお芝居をしていました。それが、去年の夏くらいに、ICL(眼内コンタクトレンズ)の手術をして、すごく見えるようになったんです。見えない方が芝居しやすいと思って10年間やってきましたが、見えた方が間違いなく楽だと知りました。(笑)。――見え過ぎて疲れませんか?全然疲れないです。大河ドラマの撮影の途中に手術したので、視界の悪い大河も、すごく見えている状態での大河も、両方経験しました(笑)。以前は、カメラの向こう側の人まで見えてしまったら、集中できないんじゃないかと思っていたのですが、むしろ一緒に頑張っている感じがして、パワーが出るんです。目が見えるってすごいです。――なぜこのタイミングに?昔から興味はあったんです。ただ怖くて。でも、やっぱりやりたいことはやっておこうと。ちょうど同じくらいの時期に引っ越しもしました。何か行動を起こしたい時期だったのでしょうね。○■趣味の情報収集はもっぱらTwitterで――ちなみに「行動」といえば、昨年はInstagramも始めましたよね。SNSとはどう付き合っていますか?今まで自分のコンテンツを持っていなかったので、ファンの方との交流の場になればいいなと思って始めました。でも、どうやって活用していいのか、まだ分かってません。もっと素敵な活用法があるんじゃないかなと思って模索中です。――では今は発信より、情報を見たり集めたりするツールとして使っている感じですか?それはもうお世話になりっぱなしです。ニュースも何もかも、情報収集はTwitterです。私が大好きな釣りとか、キノコとかって、情報戦なんです。今年はここの太刀魚がとか、富山でこのキノコが出たとか。そうした趣味仲間がTwitterを使っているので、わたしも使っています。――すごく謳歌している感じが伝わってきて、プライベートの充実が女優としてのお仕事にも反映されていきそうで、これからの活躍も楽しみです。最後に主演作公開へのメッセージをお願いします。生まれた環境だったり、こういう自分でいなきゃいけないとか、こう生きていくべきなのだと、自らを囲ってしまった人たちがたくさん出てくる物語です。もう少し自分をいい意味で諦めたり許してあげたり、そうした勇気を持ったり、人との出会いを重ねることで、もっといい自分が見つけられる、そう思える映画になっていたらいいなと思っています。■プロフィール門脇麦1992年8月10日ニューヨーク生まれ、東京育ち。幼少期よりバレリーナを目指し、クラシックバレエに勤しむが、その後、芸能界へ。2011年に女優デビューを果たし、翌年公開された映画『愛の渦』での果敢な演技により、多くの賞を獲得。16年、『二重生活』で映画単独初主演。近年は『止められるか、俺たちを』(18)で第61回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞。また『さよならくちびる』(19)で第41回ヨコハマ映画祭主演女優賞を受賞。第59作大河ドラマ『麒麟がくる』ではヒロインを務めた。今後は、主演舞台『パンドラの鐘』が、4月14日~5月4日、東京芸術劇場シアターイーストで上演予定。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2021年02月28日門脇麦と水原希子が都会の異なる環境を生きる2人の女性を演じる『あのこは貴族』。この度、門脇さんと水原さん、それぞれの友人役を演じた石橋静河、山下リオの4人が見事なカルテットで魅せたメイキング映像が到着した。東京生まれ、東京育ちの箱入り娘・華子(門脇さん)と、大学進学をきっかけに上京してきた上京組の美紀(水原さん)。同じ空の下、まったく違う世界を生きてきた2人が出会い、交差することで、それまで囚われていた価値観から抜け出し、思いも寄らない人生を切り拓いていく。そんな女性2人の姿を小気味よく、清々しく描いた本作。門脇さんと水原さんがいまを生きる女性たちの葛藤と成長を見事に表現する中、本作には華子と美紀、そして門脇さんと水原さんにとっても欠かせない重要な役を担った女優がいる。華子の友人であり、プロのヴァイオリニストとして海外でも活躍、上流階級の家庭に生まれ育ちながら、地に足つけた独自の価値観で華子に良きアドバイスを送る逸子役を演じた石橋静河。そして、美紀と同郷で同じ大学に進学、一時は疎遠になっていたが、美紀と同窓会で再会したのを機に意気投合、美紀の良き相談相手となる平田役を演じた山下リオだ。華子にとっては、自分の素直な本音を明かせる唯一の友人といえるのが逸子であり、美紀にとっては、共に地方から上京し、支え合いながら東京を生き抜く戦友ともいえる役どころの平田。先日行われた公開直前イベントの中で、門脇さんは「この2人(華子と美紀)の友達に逸子と平田がいて本当によかったと思う」と口にしており、劇中では絶妙な距離感で心地よい空気感を作り出し、抜群の存在感を放っている。今回解禁となる映像では、そんな4人の女優に焦点を当てたメイキングシーンが切り取られている。門脇さん、水原さんの初共演シーンとなるホテルのラウンジでのひと幕や、タブレットを見ながら和やかな雰囲気で撮影の合間時間を過ごす門脇さんと石橋さんの姿、さらに、以前共演して以来、プライベートでも仲がいいという水原さん、山下さんは本当の親友のように和気あいあい。勢いあまって頭をぶつけるちょっとしたハプニングも映し出された。それぞれが演じた華子、美紀、逸子、平田という4人の女性。それぞれが抱える生き辛さを共有し、支え合いながら、自らの足で人生を切り拓いていく劇中の姿が浮かび上がるメイキング映像となっている。『あのこは貴族』は2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年02月25日門脇麦と水原希子が対照的な2人の女性を演じる『あのこは貴族』。この度、その2人の女性をつなぐ幸一郎役を演じた高良健吾の特別映像が解禁となった。東京の上流階級に生まれ育った華子(門脇さん)と、大学への入学を機に地方から東京へ出てきた美紀(水原さん)。異なる世界を生きてきた2人を結びつけることになるのが、高良さん演じる弁護士の幸一郎。華子とはお見合いを経て、後に結婚。美紀とは大学時代の同級生であり、お互い社会人となってからも、つかず離れずの関係を続けているキーパーソンだ。代々政治家を輩出してきた名家の子息であり、将来も約束されているほかに類を見ない最高の“ハイスペ男子”である幸一郎。高良さんはそんな役柄に対して、「一流のものが生まれたときから用意されている」と明かしており、演じてみて「あまり感じたことのないドキドキ」を感じていたとか。華子と美紀、2人の女性にはそれぞれ違う表情をみせ、上流階級の家庭に生まれたからこその葛藤や悩みを抱える様を嫌味なく表現した高良さん。幸一郎が素直なキャラクターとして受け止められるのは、高良さんが演じればこそ。映像内には、実際に高良さんと対峙した門脇さんと水原さんも、「高良さんが幸一郎を演じることでどこかチャーミングな人になる」と語り合っている様子も映し出されている。幸一郎との出会いをきっかけに、引き合わされた華子と美紀。同じ東京という街でまるで違う世界を生きる互いの存在に驚きながらも、それぞれを受け入れることで自らの世界を切り拓いていく彼女たちの人生の選択に注目だ。『あのこは貴族』は2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年02月02日2020年・第33回東京国際映画祭で「階層を越えて手を取り合う女性たちの姿は、これまでになかったジャンル」と喝さいを浴びた『あのこは貴族』が2月26日(金)より全国公開。この度、主人公・華子と美紀を演じた門脇麦と水原希子が撮影秘話を語る特別映像が解禁された。東京の上流階級に生まれ育った“箱入り娘”の華子と、猛勉強して入った名門大学を家庭の事情で中退した“上京組”の美紀。同じ東京という空の下、異なる境遇を生きてきた2人が、人生を交差させ、恋愛や結婚だけではないそれぞれの人生を切り拓いていく…。そんな姿を小気味よく、鮮やかに描いたシスターフッドムービーとなっている本作。今回の特別映像では、華子と美紀を演じた門脇さんと水原さんが、映画について、自身が演じた役柄についての想いを明かしている。「女の子2人の映画って世界中でも今までもたくさん作られてきているけど、お互いバラバラに一歩一歩歩む、そういう映画は見たことが無かった」と語るのは、華子を演じ、主演として現場を牽引した門脇さん。「今までになかったガールズムービーになる」と自信に満ちた表情とは裏腹に、劇中では、少ないセリフと控えめな表現で華子を見事に体現した。結婚=幸せであることを信じ、家族や家柄といった狭い世界の価値観から抜け出せずにいる華子について、「自分が“これをしたい”と決断することで、家族が傷ついたり、裏切ってしまった、ということもあるからレールを踏み外せない」と分析をしながら、「台本を更新していく喜びがすごくあった」と当時の撮影をふり返っている。一方で、自身が演じた美紀という役柄を「挫折を繰り返しながらも、自分の居場所を一生懸命見つけて強く生きていく女性」と語る水原さん。門脇さん同様、現場で進化していく台本や物語を肌で感じたようで「実際やってみて(台本より)もっと膨らむ感じはあったよね」とふり返っており、その言葉を裏付けるように、映像内には岨手由貴子監督と念入りに話し込む2人の姿も映し出されている。現場での共演シーンでは「鳥肌がたった」と水原さんを褒め称える門脇さんに対し、「かっこよかった」と最大の賛辞を贈る水原さん。同時代を代表しながらも、異なる持ち味を持つ女優2人の個性が静かに交わる共演シーンは、本作の大きな見どころとなっている。『あのこは貴族』は2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年01月28日門脇麦と水原希子が都会の異なる環境で生きる2人の女性を演じる『あのこは貴族』。この度、主人公の“箱入り娘”華子を演じた門脇さんとその夫役を演じた高良健吾のウエディング写真と本編シーンが解禁された。代々東京の中心地に居を構える良家の娘・華子は、結婚=幸せだと信じて疑わず、20代後半に差し掛かった彼女は、義兄の紹介で出会った幸一郎(高良健吾)とお見合い結婚をすることに。後に、門脇さん演じる華子と水原さん演じる美紀を結びつける重要な役どころとなっていく幸一郎は、代々政治家を輩出してきた名門の家柄であり、華子と同様に歴史ある名家の子息。今回到着した場面写真には、そんな2人を象徴するかのような麗しいウエディング姿が写し出されている。特に華子を演じた門脇さんのウエディングドレス姿には注目。シンプルでありながら、上質で清楚な印象を放ち、華やかさも欠かさない見事なドレスの着こなしを披露している。加えて、暖炉の前で指輪を差し出し、華子にプロポーズする幸一郎の姿や、薬指に光る指輪を幸せそうに見つめる華子の姿を捉えたカットも到着。さらに、親族一同が揃う記念写真を撮影するシーンを切り取った本編映像も解禁。両家ともに代々続く名家として、格式高い式を迎えたばかりの厳かな雰囲気が漂う中、ドレスを着る華子を気遣うように後ろを振り向き、ゆっくり進む幸一郎とその小さな優しさに柔らかく微笑む華子の姿など、2人の幸せそうな様子も見て取れる。このシーンの撮影は岨手由貴子監督のこだわりで気品漂う、昭和初期の代表的華族邸宅・和敬塾本館(旧細川侯爵邸)で撮影された。和敬塾本館は東京都指定有形文化財であり、挙式を迎えたシーンの空間を演出するのに一役買っている。門脇麦、後半のシーンは「関係性が変わったと感じた」門脇さんは、幸一郎を演じる高良さんとの芝居の中で、次第に2人の関係性が変化していくことが興味深かったようで、「最初のお見合いのレストランシーンは全て幸一郎にすべて身を委ねるという感じだったのですが、後半のシーンは不思議と自分(華子)が引っ張っていっている感じがあって、関係性が変わったと感じたのも面白かったです」と撮影をふり返っている。劇中では、その言葉通り、美紀との出会いによって結婚=幸せという価値観が次第に変化していく華子。その様を、控えめなセリフと表情を通して雄弁に表現してみせた門脇さんの演技は圧巻。自分自身の選択によって人生を切り開いていく女性たちを描いたシスターフッドムービーの新境地の体現者となっている。『あのこは貴族』は2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年01月19日門脇麦と水原希子が都会の異なる環境を生きる2人の女性を演じる、山内マリコ原作小説の映画化『あのこは貴族』。この度、門脇さん演じる都会の令嬢・華子と水原さん演じる地方出身で都会で奮闘する美紀のそれぞれの生きる世界を感じられる場面写真が一挙6点解禁された。代々東京の中心地に居を構える良家の子女である華子は、一般家庭では中々お目にかかれない豪華7段の雛人形を飾る姿や、刺繍を楽しむ優雅な姿、美しい着物に身を包む姿が切り取られている。「結婚=幸せ」という価値観で育てられた箱入り娘である華子は、自分の感情を表に出すことに慣れておらず、微妙な表情や雰囲気だけでストーリーを引っ張っていく必要のある、映画的にはきわめて難しい役柄。岨手由貴子監督は脚本の段階から「華子ができるのは門脇麦しかいない」とイメージを固めていたそうで、門脇さん自身も「岨手監督の前作を観てからずっとご一緒したかったので期待に応えたい」と強い意気込みを持って挑んだ役柄だ。一方、地方出身者である美紀は、ジャージ姿でベッドに横たわるラフな印象を与えるものや、真新しいリクルートスーツに身を包んで大学の入学式に向かう姿、それらとは対照的に、真っ赤なスカーフとスーツで力強い印象を与える姿が切り取られている。地方出身の秀才で都会に馴染んでいるのに、自己肯定感が低い。もはや東京への幻想は抱いていないが、地元に帰る気にもなれず、学生時代からの腐れ縁を引きずっている――。そんな複雑な役柄に対して、脚本を読んだ水原さんは「美紀のキャラクターはほとんど私自身。年齢的にも今の自分にぴったりだと思う」と、自分自身と重ねるほど共感できたキャラクターであることを明かしている。劇中では、このチャレンジングな配役が想像以上のケミストリーを生んでいる2人。東京という同じ空の下、違う環境の中でそれぞれの人生を切り拓こうとする2人の女性の世界観を感じ取ることができるはずだ。『あのこは貴族』は2021年2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2020年12月16日門脇麦と水原希子の共演で、都会の異なる環境を生きる2人の女性が人生を切り拓く姿を描いた『あのこは貴族』。この度、門脇さん演じる華子と水原さん演じる美紀が偶然の出会いをきっかけに、自分の階層の中で幸せを模索していく姿が描かれた予告編と、大島依提亜デザインの本ポスタービジュアルが解禁となった。「結婚=幸せ」と信じて疑わない箱入り娘の華子は、両親に言われるがままお見合いをするなど、お相手探しに奔走。終始うつむきがちで、感情が見えない表情の華子は、目の前に現れた良家の生まれで弁護士の青木幸一郎(高良健吾)にひと目惚れ。やっと見つけた私の幸せとばかりに顔をほころばせるのだが…。一方、地方出身者の美紀は名門大学に進学するも家庭の事情で学費を自分で稼ぐこととなりアルバイトに明け暮れ、次第に心と体はすり減っていき、中退を余儀なくされる。しかし、小言のうるさい父親や停滞する地元から抜け出したい気持ちから、その後も東京で働き続けていた。出会うはずのなかった華子と美紀の人生が、幸一郎をきっかけに突然交錯。同じ東京に暮らしながら、互いに自分の生きる世界とは全く違う世界があることを知り、同時に自身の階層の狭さも、その中にあった自由にも気づかされる。そこで友人になるわけではない、忘れられない出会いを糧にして人生の新しい扉を開いていく2人の姿は、先日開催された第33回東京国際映画祭で「これまでになかったジャンル」と喝さいを浴びた。予告の前半では年齢や性別、出身地など社会の中で選別され続ける生きづらさを華子と美紀の視点を通して映し出しながら、終盤には友人の逸子(石橋静河)とはしゃぐ華子の姿や友人の平田(山下リオ)と笑顔で談笑する美紀の姿を確認することができ、明るく変化する彼女たちの表情から、未来に微かな希望があることを気づかせてくれる映像となっている。また、併せて解禁となったのは、『ミッドサマー』や『万引き家族』などを手掛ける大島さんデザインによる本ビジュアル。黒のタートルネックにネックレスというお嬢様の装いの華子に対し、上下紺のパンツスーツを着こなす美紀の対照的な2人が並ぶ。互いに近くにいるのに別世界に生きる華子と美紀の人生が交錯した瞬間を切り取り、この出会いをきっかけに変化を見せていく2人の後が気になるビジュアルとなっている。『あのこは貴族』は2021年2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2020年11月30日都会の異なる環境を生きる2人の女性が、恋愛や結婚だけではない人生を切り拓く姿を描く、山内マリコ原作映画『あのこは貴族』。11月5日(木)、本作が「第33回東京国際映画祭」で特別招待作品として上映され、これに先駆けて主演の門脇麦と水原希子、共演の高良健吾、岨手由貴子監督が登壇した舞台挨拶が行われた。門脇さんと水原さんは、出演パートが別れているだけに、現場でもすれ違わなかったそうで、箱入り娘の華子を演じた門脇さんは「美紀(水原)のパートがどのようになっているのか想像がつきませんでした」と話し、「映画として前半と後半が違うくらい、華子(門脇)は硬い画で、美紀は希子ちゃんが軽やかで伸びがある感じで、軽やかな後半パートになっています。ふっと二人が交わる瞬間に“こういう映画なのか!”とパーツが繋がった気がしました。希子ちゃんが最高にカッコ良くて可愛くて素敵でした」と絶賛。一方で地方から上京し、自力で生きる美紀を演じた水原さんは、今回の役柄と自身がリンクしたそう。門脇さんについては「タイトルが出てくるときの麦ちゃんの表情が魅力的で…麦ちゃんカッコいい!と思いました」と褒め返し、「女の子たちの映画だけれど、すべての人々が共感できる素敵な映画です」と本作をアピールした。また高良さんが演じたのは、そんな2人を繋ぐ弁護士・幸一郎。「生まれながらにして一流のものが用意されているような人」とキャラクターについて説明した高良さんは、「恵まれた環境の中での生きづらさは僕にはわかりませんでしたが、演じているうちに幸一郎の葛藤を理解しました」と最初は理解できなかったが、徐々に役柄に共感していったという。撮影をふり返った岨手監督は「皆さんがアイデアを出してそれを受け入れて演出していくうちに、脚本上で設計したキャラクターから少しずれることもありましたが、完成形のキャラクターはそうやって出来上がっていきました。役者さんが演じることでキャラクターに命が吹き込まれたのを、ここまで実感したのは初めてです」と新たな体験をしたそうだ。そして、イベント最後に本作を「解放される物語」と表現した門脇さんは、「人は生きていく中でおのずと自分をカテゴライズしてしまいます。でもちょっと角度を変えたり、新しい出会いがあったりすると、自分の視界が開けたり、自分のいいところを見つけて好きになれたりすると思います。それを見つけてあげるかどうかで、人生もちょっとは良くなる。そんなテーマを持ったこの映画を観終わったときに、少しでもいいと思える自分自身が自分の中にいるかも…と思ってもらえたら嬉しいです」と来場者に向けてメッセージを送った。『あのこは貴族』は2021年2月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2020年11月06日映画『あのこは貴族』が、2021年2月26日(金)より全国公開される。“階層”の異なる2人の女性を描いた最後の青春ドラマ映画『あのこは貴族』は、箱入り娘・華子と、地方から上京し自力で生きる美紀、生きる階層が異なる2人の女性が、東京を舞台に恋愛や結婚だけではない人生を切り拓く姿を描いた作品だ。原作は山内マリコによる同名小説。『グッド・ストライプス』で新藤兼人賞金賞を受賞した岨手由貴子がメガホンを取り、20代後半から30代にかけて息苦しさを抱える女性たちの変化を、最後の青春譚として繊細に紡いでゆく。ストーリー東京に生まれ、箱入り娘として何不自由なく成長し、「結婚=幸せ」と信じて疑わない華子。20代後半になり、結婚を考えていた恋人に振られ、初めて人生の岐路に立たされる。あらゆる手立てを使い、お相手探しに奔走した結果、ハンサムで良家の生まれである弁護士・幸一郎と出会う。幸一郎との結婚が決まり、順風満帆に思えたのだが…。一方、東京で働く美紀は富山生まれ。猛勉強の末に名門大学に入学し上京したが、学費が続かず、夜の世界で働くも中退。仕事にやりがいを感じているわけでもなく、都会にしがみつく意味を見いだせずにいた。幸一郎との大学の同期生であったことから、同じ東京で暮らしながら、別世界に生きる華子と出会うことになる。二人の人生が交錯した時、それぞれに思いもよらない世界が拓けていく―。門脇麦×水原希子出自も階層も異なるヒロインを演じるのは、幅広い活動で注目を集める2人の女優。東京生まれの箱入り娘・華子は、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」や『さよならくちびる』でヒロインを演じる門脇麦。地方から上京し、自力で生きる美紀は、女優のほかモデル・デザイナーなど幅広く活躍する水原希子が演じる。また、2人を繋ぐことになる弁護士・幸一郎に、『アンダー・ユア・ベッド』主演の高良健吾。華子の学生時代からの友人でバイオリニストの逸子に『人数の町』に出演する石橋静河が抜擢。さらに、美紀の地元の友人で、同じ名門大学に入学する平田を山下リオが演じる。【詳細】『あのこは貴族』公開日:2021年2月26日(金)監督:岨手由貴子脚本:岨手由貴子出演:門脇麦、水原希子、高良健吾、石橋静河、山下リオ、佐戸井けん太、篠原ゆき子、石橋けい、山中崇、高橋ひとみ、津嘉山正種、銀粉蝶原作:山内マリコ「あのこは貴族」(集英社文庫刊)配給:東京テアトル/バンダイナムコアーツ
2020年09月27日門脇麦と水原希子の共演で、山内マリコの同名小説を映画化する『あのこは貴族』が2021年2月26日(金)に公開決定、初映像となる特報とティザービジュアルとともに高良健吾、石橋静河、山下リオら追加キャストが発表された。初のオリジナル長編作品『グッド・ストライプス』で新藤兼人賞金賞を受賞した岨手由貴子(そでゆきこ)監督が、主人公の東京の箱入り娘・華子役に門脇さん、地方から上京し、自力で生きる美紀役に水原さんを迎えて贈る本作。今回追加キャストとして、奇しくも2人を繋ぐことになる弁護士・幸一郎役に高良健吾、華子の学生時代からの友人でバイオリニストの逸子役に石橋静河、美紀の地元の友人で同じ名門大学に入学する平田役に山下リオが決定したほか、華子の家族に銀粉蝶、佐戸井けん太、篠原ゆき子、石橋けい、山中崇、幸一郎の家族に高橋ひとみ、津嘉山正種など実力派俳優が集結。特報では、東京の箱入り娘・華子が見合いの末、良家の弁護士・幸一郎との結婚生活をスタートするが、幸一郎に「華子には夢なんかあるの?」と、華子が“結婚すること”のみにしか関心がなかったことを言い当てられてしまう。一方で、地方出身者の美紀は幸一郎と一緒に、パーティーで楽し気に過ごす様子が。そして、美紀を見かけた華子がタクシーを降り、自転車で通り過ぎる美紀を呼び止める瞬間までが収められている。2人はこの出会いをきっかけに、どのような決断をし、人生を切り拓くのか。その先の展開が楽しみな特報となっている。また、ティザービジュアルのデザインは、『サスペリア』『ミッドサマー』『デッド・ドント・ダイ』などを手掛けるグラフィックデザイナー・大島依提亜が担当、人気イラストレーターの塩川いづみが華子と美紀のイラストを描き下ろした。異なる階層に生き、身に纏うものが異なっていても、中身は同じ女性であると、シンプルな線で描くことで気づきを与えてくれるビジュアルとなっている。追加キャスト&原作者からコメント到着高良健吾(青木幸一郎役)それぞれの一生があり、そこにある当たり前のズレが、それぞれの一生に色を添えていて、すべてがひとつの生き方で、この役だからこそ思うことが多くありました。その加減を監督と話し合うことが多く、役としての立場を監督は包み込んでくれていたと思います。そして、感覚的な演出がいろんな気づきを与えてくれて楽しかったです。当時、意識していたことを現場がアップしてから時間が経つにつれ、自分の中でより大きな意味を持っていることに驚いています。本当にいい経験をさせてもらいました。映画自体も時間がひとつのキーワードです。わからない正解が多い中、この映画はいろんな今。が押し付けられることなく切り取られていると思います。石橋静河(相良逸子役)今回、初めてプロのバイオリニストの役を演じることになり、短い期間でしたが猛特訓をして、肩がガチガチに凝りながらも、なんとか自分なりの精一杯を形にしました。お芝居の面では、門脇麦さんと水原希子さんという人間的にも素晴らしいお二人とご一緒できたことがとても嬉しかったです。ぜひ劇場でご覧ください!山下リオ(平田里英役)私は、日々生きていく中で、社会には見えないカーストがあるのでは?と思うことがあります。そして、その社会の目を気にしながら、自由に生きることは難しい。台詞の一言一言に共感し、そんな社会に生きる女性たちが、足掻きながらも成長し、逞しく生きていく姿に、いつしか私自身がリンクし、演じながら勇気をもらっていました。撮影中、岨手監督は、優しく背中を押し続けて下さいましたし、水原希子ちゃんとは、旧友のように居心地よくいさせて頂きました。あの一瞬一瞬が、すべて愛おしい時間です。ありのままの自分を抱きしめてあげたくなる映画になっているのでは。是非、たくさんの方に観ていただきたいです。原作・山内マリコ映画『あのこは貴族』、正直に言ってわたし、ものすごぉーく気に入ってます。2021年の日本映画の大収穫の一つなんじゃないかと。籠の鳥のようなヒロイン華子は、いつも安全なタクシーの中から、二度目のオリンピックを夢見て普請中の東京を眺めます。そして上京者という名の越境者であるもう一人のヒロイン美紀は、バッグを斜めがけにして自転車を漕ぐ。異なる階層に属する二人を岨手監督は、移動手段ひとつとっても映画的にアプローチしている。その演出力は本当に見事で、主役から傍役まで役者さんたちは誰もがその役柄を生きていて、命が吹き込まれるってこういうことかと唸りました。深みのある映像、美術、衣装、音響、どれをとっても丁寧ないい仕事ばかり。映画を観るよろこびをビリビリ感じます。世襲され固定化した社会階層と、女性をしばる価値観。女同士を分断させてなるものかと橋をわたす、逸子の存在。原作に込めたメッセージを大事にしてくれているのは、監督の作家性とこの物語が、ちゃんと共鳴しているからにほかなりません。監督ありがとう。岨手監督に撮ってもらえて、とても幸せな作品となりました。『あのこは貴族』は2021年2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2020年09月24日進化系たらこスパゲティ専門店「東京たらこスパゲティ」の2号店が、2020年7月31日(金)、東京・原宿にオープンする。進化系たらこスパ専門店「東京たらこスパゲティ」2号店が原宿に進化系たらこスパゲティ専門店として2020年1月、渋谷宮益坂下にオープンした「東京たらこスパゲティ」。その2号店となる「東京たらこスパゲティ原宿表参道店」では、新メニュー2品を加え、1号店とは異なるグランドメニューを用意する。新メニュー2品が登場新メニュー1品目は、人気の出汁スパゲティの新作「たらこと昆布の旨煮とお出汁のスパゲティ」。たらこスパゲティとたらこの佃煮を掛け合わせた一品で、添えられた出汁を注げば、昆布の旨味と優しい香りがが広がっていく。そして新メニュー2品目は、「三種の魚卵のたらこスパゲティ」。たっぷりの生たらこ を絡めたスパゲティに、とびこといくらをトッピングした。魚卵の総重量は100gとなっており、ボリューム感とちらし寿司に見立てたカラフルな盛り付けが特徴だ。テイクアウトも可能人気の3品は、お持ち帰りメニューも用意。自宅で進化系たらこスパゲティを気軽に味わうこともできる。オープン記念、500円&600円の特別価格で4品を提供なお、オープンからの4日間は、「炙りたらことお出汁のスパゲティ」と「素たらこスパゲティ」を500円+税、「白味噌と豆乳の明太クリーム」と「炙り明太子のお出汁スパゲティ」を600円+税で特別提供。なお、オープン記念価格開催期間中は、限定価格4品のみの販売となる。【詳細】東京たらこスパゲティ原宿表参道店オープン日:2020年7月31日(金)住所:東京都渋谷区神宮前6-7-16 エムエスビル2階営業時間:11:00~23:00(ラストオーダー22:00)店舗面積:約26坪席数:28席TEL:03-6803-8688■メニュー価格たらこと昆布の旨煮とお出汁のスパゲティ 990円+税三種の魚卵のたらこスパゲティ 1,390円+税■オープン感謝価格期間:2020年7月31日(金)~8月3日(月)・炙りたらこのお出汁スパゲティ(出汁スープ付)通常価格 890円+税→オープン価格 500円+税・素たらこスパゲティ通常価格 890円+税→ オープン価格 500円+税・白味噌と豆乳の明太クリーム通常価格 990円+税→ オープン価格 600円+税・炙り明太子のお出汁スパゲティ(出汁スープ付)通常価格 990円+税→ オープン価格 600円+税
2020年08月01日いちごスイーツ専門店「いちびこ」から、ニュウマン新宿店限定の新作ドリンク「とろける いちびこミルク」が発売。いちごスイーツ専門店「いちびこ」「いちびこ」は、ブランドいちご「食べる宝石 ミガキイチゴ」を栽培する農業法人が手掛けるいちごスイーツの専門店。甘いだけでも酸っぱいだけもない、突き抜けた“甘酸っぱさ”を持つミガキイチゴを使った、様々ないちごスイーツを提案している。人気No.1「いちびこミルク」がニュウマン新宿限定で贅沢仕様に今回は、角切りのいちごを砂糖に漬け込んだ特製いちごミルクの素に冷凍いちごと牛乳を加えた人気No.1ドリンク「いちびこミルク」がニュウマン新宿限定で贅沢スイーツ仕様に。果肉入りのストロベリーソースをベースに牛乳と生クリームを加えることで、「いちびこミルク」をよりクリーミーに仕上げた濃厚な一杯となっている。商品情報「とろける いちびこミルク」発売日:2020年7月1日(水)価格:650円+税取扱店舗:いちびこニュウマン(NEWoMan)新宿店 ※テイクアウト専門店【店舗情報】いちびこニュウマン(NEWoMan)新宿店住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55ニュウマン2階エキナカアクセス:JR新宿駅ミライナタワー改札・甲州街道改札・新南改札内TEL:03-6457-7856営業時間:平日 8:30〜21:30/土日祝 8:30〜21:00※7/5(日)まで平日 8:30〜19:00/土日祝 8:30〜18:00※7/6(月)より当面の間、平日 8:30〜20:00/土日祝 8:30〜19:00
2020年07月06日全く異なる生き方の女性たちの自立を描いた、山内マリコによる同名小説を映画化した『あのこは貴族』。この度、主要キャストとして門脇麦と水原希子が出演することが決定した。主演を務めるのは、「トドメの接吻」や『愛の渦』、本作と同じ山内マリコ原作の『ここは退屈迎えに来て』などに出演し、本年度のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」では、長谷川博己演じる明智光秀に生涯にわたって影響を与えるヒロイン・駒役を好演している門脇麦。本作では都会に生まれ、婚活に余念がない箱入り娘の華子を演じる。共演には、『ノルウェイの森』や『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』などに主演し、また女優だけでなくモデル、デザイナーと多彩に活動し、常にその動向から目が離せない水原希子。本作では地方から上京し、自力で都会を生き抜く美紀を演じる。監督を務めるのは、『グッド・ストライプス』で新藤兼人賞金賞を受賞した岨手由貴子監督。同じ都会に暮らしながら、全く異なる生き方をする2人の人生が交差したとき、それぞれが自分の居場所を見つめ、恋愛や結婚だけではない自分の人生を切り開こうとするシスターフッドムービーの新境地を描く。■コメント門脇麦(榛原華子役)この度、映画『あのこは貴族』で榛原華子役を演じさせて頂きました。家柄の事、出身の学校、職業。私達は無意識のうちに世間から、そして自ら自分の人生に線引きをし、それを全うすべく日々を過ごしている部分が少なからずあるのではないかと思います。この物語は、そんな窮屈さを感じながら生きる2人の女の子が、少しづつ自分を解き放っていくお話です。『グッド・ストライプス』を観てから、いつかご一緒したいとずっと思っていた岨手監督。さり気ないト書き1行が監督の手によって、みるみるうちに胸をきゅっと掴まれるようなシーンに変わっていく様に何度も高揚しました。皆様が映画館に足を運べる日常が、1日でも早く訪れることを祈っています。『あのこは貴族』がたくさんの方に届きますように。水原希子(時岡美紀役)この度、『あのこは貴族』で地方生まれの時岡美紀役を演じさせて頂く事になりました。そして大好きな門脇麦さんをはじめとする素敵な共演者の方々に沢山刺激を受けながら共演させて頂けた事をとても嬉しく思います。初めて岨手監督とお会いした時、とても柔らかい印象。でも現場に入ると、明確に指導して下さり、全てのシーンにおいて、フラットにディスカッション出来た事、疑問や不安から解放してくれて、監督の包容力で等身大の自分として、素直な感情を制限なく自由に表現する事が出来たと思います。この映画は境遇の全く違う2人が、自分らしく生きる事、自分にとって本当の幸せとはどういう事なんだろうと葛藤しながらも、悩みと変化の中で成長し、自立していく事でより自由になり解放されていく。29歳、地方育ちの私にとって、とても共感の多い作品でした。女性のみならず、色んな方が自分で自分の人生を選択していく事の大切さに共感して頂ける作品になっていると思います。岨手由貴子(監督)監督を務めた岨手由貴子です。『あのこは貴族』は出自も生きる階層も違う二人の女性が、これまでどんな風に生きてきて、これからの日本をどう生きるのかを描いた作品です。多くの選択肢が用意されているわけでもなく、器用にベストな選択ができるわけでもない。それでも自分の足で立ち、生きていく。そんな原作の持つスピリットを、素晴らしい俳優陣が血の通った物語に昇華してくれました。タイプの違う二人の女性、「華子」と「美紀」を演じた門脇さんと水原さん。お二人は芝居や役柄へのアプローチも異なる、まさに“タイプの違う”役者さんでした。けれど、対峙するのではなく、お互いを認め、共存する。そうやって、それぞれのやり方で「華子」と「美紀」の人生を生き、体現してくれました。そんなお二人の在りようは、まるで劇中の彼女たちそのもので、初号試写のあと普通の女の子に戻って楽しくおしゃべりする姿に、とても幸福なキャスティングだったことを実感させられました。普通に生きることすら困難な時代だからこそ、これまで頑張ってきた自分を肯定してあげたくなるような、誰かにとっての特別な一作になることを願っています。ぜひ、多く方に見ていただきたいです。『あのこは貴族』は2021年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2020年06月02日セブンイレブンの「ブルーベリーもこ」を食べてみました。甘酸っぱさがあと引くお味になっており、「もこ信者」への扉を開かせてくれるスイーツになっています。「もこ」シリーズの新作!セブンイレブンの「ブルーベリーもこ」の価格は151円(税込)。パッケージもブルーベリー色で目を引きます!ピンク?パープル?なもことご対面♪皮の色もしっかりブルーベリーに寄せてきてます!カロリーは246kcal。もちっと皮にふわふわクリームで幸せ食感♡皮は普通のシュークリームよりも厚めでもちっと感があり、食べ応えがあります。マスカルポーネを使用したブルーベリークリームはしっかり甘酸っぱくて爽やか♪写真通りのたっぷりクリームですが重さを感じず、ペロリと食べてしまいました。複数個いけそうです!甘すぎず、甘くなさ過ぎずがちょうどいいスイーツ♡次はどんな「もこ」が出るか楽しみです!(恋愛jp編集部)※2020年5月28日現在
2020年05月30日俳優の速水もこみち(はやみ・もこみち)さんが、2020年5月25日に自身のYouTubeチャンネル『M’s TABLE』で『マグロとアボカドのタルタル』の作り方を紹介。珍しい食材を多用するパフォーマンスが、話題になっています。速水もこみちの調理に「これを待ってました!」速水もこみちさんは以前、情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)内の料理コーナー『MOCO’Sキッチン』を担当し、プロ顔負けの調理の腕を披露していました。速水もこみち、『ZIP!』卒業に嘆き平山あやとの結婚について語ったことは?同コーナーで、速水もこみちさんはなかなか手に入りにくい食材ばかりを登場させ、視聴者を困惑させることもしばしば…。現在はYouTube上でレシピと作り方を紹介し、速水もこみちさんらしいパフォーマンスはそのままに、視聴者を楽しませています。速水もこみちYouTube『マグロとアボカドのタルタル』オープニングから『エシャロット』『ケッパー』といった、あまり聞き馴染みのない野菜が登場。さらに、『ディジョンマスタード』や『紫チコリ』といった、料理にかなり詳しい人しか知らなそうな食材も使っていきます。速水もこみちさんはそんな視聴者の気持ちを知ってか知らずか、テンポよく料理を終わらせ、あっという間に『マグロとアボカドのタルタル』を完成させました。動画を見たファンからは、「これぞまさしく、速水もこみちの料理!」との声が多く寄せられています。・またまた、謎の食材がたくさん登場…。でも絶対においしいよね。・初手から詰みそうなのは私だけ?でも、頑張って作りたい!・これぞ、もこみちって感じ。また見られて嬉しい。・なんでこの人、こんなにかっこいいの?手さばきに見惚れる。個性あふれる調理方法や食材が話題になっている速水もこみちさんですが、料理の腕は確か!これからも独自の路線を貫き通し、ファンを楽しませてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月29日■ブルーベリーの程よい酸味が“もこもこ”感にマッチ前回の「ティラミスもこ」同様、かなりのビックサイズ。生地はもっちり感が従来のシュークリームよりも強く、重量感を感じる噛み応えです。中にはブルーベリークリームがたっぷり。マスカルポーネを使用し、濃厚でコクがある味わいに、ブルーベリーのつぶつぶ果肉入り。爽やかな酸味で、たっぷりのクリームでも最後まで飽きません。もこもこ生地とブルーベリークリームの相性は抜群!もっちり濃厚だけど重たさを感じない進化系シュークリームです。・価格:151円(税込)・カロリー:246kcal
2020年05月15日■「ティラミスもこ」の“もこ”ってなに……?開封すると、想像以上に黒くて大きい。シュー生地の黒さはブラックココアによるもの。ずっしりと大きめなシュークリームです。どことなく見た目も“もこもこ”しています。断面を見てみようと切ろうとするも、空気を含んだやわらかシューに苦戦。仕方が無いので一口かじると、生地はふわふわで、“もこもこ”です。中からはマスカルポーネチーズとクリームチーズがミックスされた濃厚なティラミス味のクリームが。口の中が溢れ出るクリームで、“もこもこ”状態。中味はクリームのみというシンプルなスイーツですが、たっぷりサイズでお腹も“もこもこ”、大満足です。見た目・味・大きさ、三位一体の“もこ”が癒しのおやつタイムへ導いてくれます。シュークリームも食べたいし、ティラミスも食べたい、それに手も汚したくない時にとてもオススメな“もこ”スイーツです。・価格:140円(税込)・カロリー:229kcal
2020年04月17日千葉雄大、伊藤沙莉、桐山漣、入山杏奈、神尾楓珠、小手伸也らが出演、現代に現れた平安貴族・光源氏とこじらせOL・沙織が織りなすゆる~く笑える“いけめん”居候コメディ「いいね!光源氏くん」が、4月4日(土)本日よりNHK総合で放送開始となる。えすとえむによる同名人気コミックを原作にドラマ化した本作。「源氏物語」の中で、雅(みやび)の世に生きていた平安貴族・光源氏が、まったく世界観の違う現代に出現。あたりまえに見える現実世界とのギャップに驚いたり、楽しんだり…。そんな光源氏をヒモ同然のように自宅に住まわせることになるのは、地味で自分に自信がない今風のこじらせOL・沙織。はじめは違和感を覚えつつも徐々に光の存在に癒されていく沙織だが、そんな矢先、ふたりのもとに新たな源氏物語の登場人物、あの中将(ちゅうじょう)が現れ…。奇想天外でゆる~く笑える千年の時を越えた“いけめん”居候コメディとなっている。光源氏を演じるのは「おっさんずラブ-in the sky-」で改めてその“美貌”を世間に知らしめた千葉さん。本作の光源氏は「みなさんが思われている“プレイボーイ”な光源氏とは少し変わっています。目の前で起こったことを素直に楽しんでいて、鈍感な部分もあるけど、柔らかさをもって、切なさもありつつ。僕はそこがすごく好きで、本当に純な人物」とのこと。「光源氏が劇中で、突然、和歌を詠み始めるので、そういった突拍子もない部分は、(共演者やスタッフに)多々ご迷惑をおかけしたなと思いますけど(笑)、そういう誇張されがちなところを、いかに真剣にやるかということが、楽しくて印象に残っています」と撮影をふり返る。一方、現代で光源氏と“同居”することになる沙織を演じたのは「これは経費で落ちません!」などの伊藤さん。「自分に自信がないし、美人の妹がいて、自分は脇役人生って勝手に思い込んで勝手に辛くなっている女性」だという沙織に「原作と台本を読んで、自分と近い部分というか、共感するところはたくさんありました」といい「“がんばれ~”と思いながら演じました」と語る。そんな伊藤さんだが「笑っちゃってNG出すとか、いままでの役者人生の中でなかった」にも関わらず「沙織が勝手にときめきだす」恋愛モードに入るシーンでは笑いが止まらなくなったとか。千葉さんも「お芝居だから当たり前なんだけど、『なにやってるんだろう、我々』って思ったら笑いが止まらなくなって、困りました」というほど。出演者自身も楽しんで演じたという本作で、笑って元気になって辛い日々を乗り越えていきたいところ。「いいね!光源氏くん」は4月4日(土)今夜より毎週土曜23時30分~、NHK総合にて放送開始。(笠緒)
2020年04月04日●「これからもそばにずっといてほしい」GENERATIONS from EXILE TRIBE、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、劇団EXILEなどのメンバーが集結した、映画『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』が3月13日に公開された。同作は、2019年にドラマ・映画で「王子が大集合」として話題を呼んだ『PRINCE OF LEGEND』の続編でありながら、また一味違った作品となっている。片寄涼太演じる朱雀奏を筆頭に、王子たちが切磋琢磨する聖ブリリアント学園へ、白濱亜嵐演じる貴族・ドリーが宣戦布告する…という、緊迫感あふれる物語となっている。今回は、ドラマ『貴族誕生 -PRINCE OF LEGEND-』と映画『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』で、夜の世界の中心・ナイトリングの頂点に立つ男であり、ドリーの兄・シニアを演じたDAIGOと、シニアの右腕・寿希也を演じた荒牧慶彦にインタビュー。ナイトリングを統べるシニアと、常に後ろに付き従ってきた寿希也だが、映画では2人に変化も見られる展開に……。果たして、2人はこの物語をどう捉えていたのか。○■圧倒される『貴族降臨』の世界観――映画も公開されまして、「これはなかなかない作品だ」と話題沸騰中ですが、お二人が作品を観た印象はいかがでしたか?荒牧:第一印象は、そうですね……世界観に圧倒されました。DAIGO:ぶっ飛んでて、エンタメとして豪快で、スカッとしますよね。荒牧:「考えるな、感じろ」と。一同:(笑)DAIGO:本当に面白い映画だと思います!――オファー時に『貴族誕生』『貴族降臨』の設定を聞いた時には、どういう印象だったんですか?荒牧:単純に、面白いなと思いました。「こんなこと、ありなんだ」と。既存の世界観を取っ払って、ホストを貴族にして、王子たちと戦わせるという……今こうやってあらすじを話していても、自分が何を言ってるか、よくわからないところもあるんですが(笑)。DAIGO:そう、「貴族」と名乗ったら貴族になれちゃうんだ!? みたいな面白さもあったし、すごいよね(笑)。言ったもん勝ち!荒牧:僕は最初「『PRINCE OF LEGEND』だけど、ホストの話だよ」と聞いていたので、違う世界観なのかなと思ったんですが、台本を読んで「世界がつながっていたんだ!」という驚きもありました。DAIGO:ドラマ版では、「ドリー様にこういうプロセスがあったんだ」という驚きがあったしね。そもそも亜嵐くんとは15歳離れてるから、僕がお兄ちゃん役ということで、どういう設定なのかな? ということは考えました。でも、とにかく兄貴として亜嵐くんを導こうとしている感じ、クールなんだけど熱い思いを持っている役として演じました。――作中でもそんなに年が離れている設定ではなかったですし、観ていても年齢差は全く感じなかったです。荒牧:本当にそうでした。DAIGO:また〜、うまいうまい!荒牧:すごく言われ慣れてらっしゃると思うんですけど、心から、思いました!DAIGO:こうやって寿希也が、撮影中もテンションを上げてくれるんですよ(笑)。荒牧:(笑)DAIGO:寿希也が片腕的存在で、嬉しかったですよ。ずっと一緒にいたいなと思いました。荒牧:撮影中もそばにいる時間が多かったので、常にシニア様の右後ろか左後ろにいました(笑)。DAIGO:寿希也、これからも俺のそばにずっといてほしい! 寿希也とはやっぱり、”ニコイチ”的なところがあったから。ドラマでも2人のシーンが多かったので、そんな寿希也が映画でどうなるか、見所でもあります。荒牧:ありがとうございます。最後の最後、エンドロールの先まで観てほしいです。――山本耕史さんとも近くで接するシーンがありましたが、どのような印象でしたか?荒牧:耕史さんとはまた別の作品でご一緒していたことがあったので、お話できる仲ではあったんですけど、まさか本作でご一緒するとは思わなくて……。DAIGO:山本さんの演技、間近で見てたんでしょ? なかなかないシーンけど、山本さんの演技力で本当に彼の悲哀も感じたよね。●意外な推し王子・推し貴族も発覚○■荒牧のロウボイスに感心――改めて、撮影を通してお互いの印象はどうでしたか?荒牧:僕は、「表でも裏でもDAIGOさんなんだな」と思いました。テレビに出ている姿を見ていたから、逆に一視聴者のように親しみがあって。同じペースで会話もしてくださるし、エキストラの方々にも積極的に話しかけてる姿を見て、本当に優しい方なんだなと思いました。DAIGO:僕は、あらまっきーがいろんな舞台に出てて、有名な俳優さんだということは知っていたんですけど、実際に会うと本当に好青年だし、声もめちゃくちゃかっこいい。(シャンパン)コールの声もいいんだけど、普段の芝居の時の声も、かっこいいんですよね。頑張って”いい声”を出してるとかじゃなくて、自然な声の良さなんですよ。いい声を出そうとすると、「低い声、出したもん勝ち」みたいなこと、あるじゃないですか! でもあらまっきーの声にはしっかりと芯があって、どんなキーでもパワーがあるので、うらやましいと思いました。もし自分にあんなかっこいい声が出るんだったら、毎日叫んでる(笑)。荒牧:毎日叫んでる!?DAIGO:道とかで(笑)。荒牧:変な人じゃないですか!(笑)――実際、いい声で叫んだりは……?荒牧:……いや、でも小学生の時は、友達と叫んでました(笑)。人気のない場所で、「わ〜!」とか。DAIGO:その頃からいい声出てたの!?荒牧:その頃のおかげなのかもしれません(笑)。成長期の時に、友達とどっちがいい声を響かせられるか勝負して遊んでいました。DAIGO:声帯が鍛えられたんだろうね。めちゃくちゃ羨ましいですよ! シャウトとか、(BREAKERZの)曲で参加してほしい。荒牧:シャウト担当で(笑)。ぜひぜひ参加させてください!!――シニア様を称える寿希也のコールの声も、よく出てると話題になっていましたね。荒牧:ああいう声を出すのは、単純に好きなんです。難しかったし、覚えにくくはあったんですけど、楽しかったです。しかもシニア様のことを歌っているので、こっちのテンションはアゲアゲですよ!DAIGO:何回やってもコールのクオリティが変わらないですから。撮影では本当のホストの方にも出ていただいていて、何回もテイクがあるから、途中でコールの勢いがなくなったりすることもあったんだけど、あらまっきーは全然変わらない。改めて、すごいと思いました。――逆にDAIGOさんはコールを受けると、どういうテンションになるんですか?DAIGO:テンションは、上がりましたよね……。荒牧:いや、でもシニア様はずっと無表情でしたよ(笑)。DAIGO:役的には、そういう佇まいでいなきゃいけないから(笑)。あらまっきーは、ロウを聞かせたボイスで渋いじゃん。僕も渋い感じで役作りを行こうかな? とか、ちょっと悩んだのよ。でも、シニアは浮世離れしているキャラだから、観ている人が「なんだこいつ」と思う感じになればいいなと思って、あんまり低い感じにしないようにしたんです。完成した作品を観たら、寿希也との対比もあって、これで良かったなと思いました。寿希也がめちゃくちゃかっこいいロウボイスを出すから! ロウ同士で戦わなくて良かった(笑)。○■王子派? 貴族派?――今回は貴族と王子の戦いですが、もしも自分が所属するなら、王子派ですか? 貴族派ですか?荒牧:僕は、クラブ・テキサスが好きなので、貴族派ですね。シニア様の掲げている「家族を大事にしている」というところに共感します。クラブ・テキサスがファミリーなので。――『テレビ演劇 サクセス荘』で荒牧さんが演じていたのも貴族になりたいというキャラだったので、貴族に縁があるのかなとも思いました。荒牧:そうですね(笑)。『サクセス荘』で演じていたキャラクターは、貴族になることが夢だったんです。だから、この映画のおかげで貴族になれました!DAIGO:よかったよかった! 夢、叶ったんだ(笑)。荒牧:叶いました(笑)。DAIGO:俺はもし自分が入るなら……ハマるところが難しいですね。真剣に誰かと交代するかと考えたなら、袴田(吉彦)さんとのキャラチェンジをしてみたい。荒牧:チャボ!!――まさかの! DAIGOさん、聖ブリリアント学園に通ってそうな感じもありますが。荒牧:わかります、王子要素もありますよね。DAIGO:いや、もう先生だよ! 聖ブリリアント学園、何年通えるのかな?(笑)――逆に自分以外の推し王子、推し貴族はどなたですか?荒牧:僕、ミッシェルが好きですね。近しい間柄ですし、単純に、廣瀬智紀くんが好きなんです。DAIGO:ミッシェル、いいね!荒牧:王子側で言ったら、奏はもう、文句なしの王子です。DAIGO:奏は王子感がある。俺は結構、京極竜が好きなんだよ。京極兄弟! 川村(壱馬)くんって、普段はめっちゃ礼儀正しくていい子なのに、ちょっとワルな感じで演じてるギャップがたまんない! そこがいいんですよ。――シニアと竜の絡みも見てみたいですね。それでは、最後にメッセージをいただければ。荒牧:『プリレジェ』に触れたことがなかった方は、圧倒されるとは思うんですけど、深く考えずに目の前の映像を感じていただけたら、内在する混沌とした世界観に飲み込まれると思います。あとはエンドロールの後にも、真実がわかる映像があるので、そこはもう、観ていただきたいです。楽しんでください!DAIGO:僕はそうですね……”KOK”ですね荒牧:きた!――というと……!?DAIGO:貴族と、王子が……綺麗。一同:(爆笑)荒牧:"KOK"、いただきました! ありがとうございます!■DAIGO1978年4月8日生まれ、東京都出身。2003年、DAIGO☆STARDUSTとしてメジャーデビュー。ミュージシャン、タレント、俳優として活躍しながら、現在3人組ロックバンド・BREAKERZのボーカルを務める。主な映画出演作に『ウルトラマンサーガ』(12年)、『嘘を愛する女』『ニセコイ』(18年)、『フォルトゥナの瞳』(19年)など。■荒牧慶彦1990年2月5日生まれ、東京都出身。舞台を中心に活躍し、『ミュージカル・テニスの王子様』(12年〜13年)、舞台『刀剣乱舞』シリーズ (16年〜)、MANKAI STAGE『A3!』シリーズ(19年〜)、舞台「サザエさん」(19年)など人気シリーズに数々出演。主な映画出演作に『シュウカツ3』(18年)、『映画刀剣乱舞-継承-』『AI探偵』(19年)などがある。
2020年03月27日『HiGH&LOW』を手がけたチームによる、プリンスバトルプロジェクト『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』が公開中。白濱亜嵐、片寄涼太を筆頭に若手俳優が結集し、貴族や王子たちに扮する物語だ。2018年、ドラマ放送が始まるや大反響を呼び、続く映画の公開でも“王子が渋滞”し、世の女性たちのハートを鷲掴みにしてきた『PRINCE OF LEGEND』。同作公開後も続編を求めるファンからの声が相次ぎ、この度、待望の続編として公開されているのが『貴族降臨…』なのだ。連続ドラマ『貴族誕生 -PRINCE OF LEGEND-』では、一介の土木業者である主人公・安藤シンタロウが、さまざまな抗争の末、やがて貴族・ドリーとなるまでが描かれた。そして、この劇場版では、そのドリーが率いる愛と優しさに溢れたエレガントな貴族たちが、伝説の称号を巡って、王子たちと史上空前の大バトルを繰り広げる。そんな本作で、主人公である伝説の貴族・ドリーを演じるのは、GENERATIONS from EXILE TRIBE、そしてEXILEのパフォーマーをとして絶大な人気を誇る白濱。俳優としても『ひるなかの流星』などでその魅力を放ってきた。そのほか“貴族チーム”に、中島健、廣瀬智紀、荒牧慶彦ら人気若手俳優、さらにDAIGO、山本耕史といった俳優陣も名を連ねている。対する“王子チーム”には、前作『PRINCE OF LEGEND』の面々が、誰ひとり欠けることなく再集結。前作で伝説の王子の称号を手に入れた朱雀奏を、GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーとして活躍しながら、『きみと、波にのれたら』『午前0時、キスしに来てよ』など話題作への出演で、俳優としても力をつけている片寄が演じる。そのほか、佐野玲於、関口メンディー、劇団EXILEの鈴木伸之、町田啓太、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの川村壱馬、吉野北人、藤原樹、長谷川慎らなど。さらに、人気急上昇中の清原翔らも出演している。こんなメンツを束ね、ドラマと映画のメガホンを取っているのは、『ニセコイ』『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』『初恋ロスタイム』や、Netflixオリジナルドラマ『全裸監督』などの河合勇人監督。これまで多くの作品で、独特のセンスをみせてきた河合監督が、果たしてどのように“男たちの絆”を描いているのか。不穏な世の中だからこそ、ぜひとも快活な男たちの姿を劇場で目撃していただきたい。『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』公開中
2020年03月14日●白濱亜嵐、片寄涼太の頼り甲斐実感GENERATIONS from EXILE TRIBE、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、劇団EXILEなどのメンバーが集結した、映画『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』が3月13日に公開される。同作は、2019年にドラマ・映画で「王子が大集合」として話題を呼んだ『PRINCE OF LEGEND』の続編でありながら、また一味違った作品となっている。片寄涼太演じる朱雀奏を筆頭に、王子たちが切磋琢磨する聖ブリリアント学園へ、白濱亜嵐演じる貴族・ドリーが宣戦布告する…という、緊迫感あふれる物語となっている。今回は、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのメンバーで、聖ブリリアント学園のTeam ネクストとして活躍する、ダンス王子ゴールド・日浦海司役の藤原樹、ダンス王子ブラック・小田島陸役の長谷川慎にインタビュー。撮影の裏話や、芝居に感じた思い、撮影で実感した先輩の凄さについて話を聞いた。○■また違った『PRINCE OF LEGEND』の世界――いろいろ盛り沢山なすごい作品だったと思うのですが、お二人が完成作を観た印象はどうでしたか?長谷川:前作の『PRINCE OF LEGEND』の流れで、一昨年に撮っていたところも多かったので、「やっと公開したな」という感覚もありましたし、完成した作品を観たときに「若いな」と思うシーンもありました(笑)。ドラマの方が最近の撮影なので、自分で見ると時系列的には少し不思議でしたね。でも、また違った『PRINCE OF LEGEND』の世界で面白いなと思いました。藤原:Team ネクスト(吉野北人、藤原、長谷川)と、竜(川村壱馬)の4人で撮影することが多かったので、他のシーンも含めて「映像になったらどうなるんだろう」という気持ちでしたが、こんなに盛り沢山の映画は観たことないと思いました(笑)。情報量が多すぎて、台本だけだと「どうなるんだろう」と思っていたんですけど、映像を観たら”PRINCE OF LEGENDスタイル”というか……盛り沢山なんだけど、わかりやすくて、幅広い層の方に入り込んでいただけるんじゃないかと思いましたし、何より王子だけでなく貴族もすごくかっこよかったです。亜嵐さんがすごかった!――白濱さんもインタビューでお二人のことをすごく褒めてらして。藤原:本当ですか!――「ルックスも端麗だし、踊れるし、いい意味で自我が湧いてきだしたらもっと化ける」とおっしゃってました。2人:お〜!!長谷川:嬉しい!!藤原:すごいね。――逆に、今回の映画・ドラマを通じて、先輩に「すごいな」と思ったところはどんなところでしたか?藤原:僕らはサポートメンバーをやらせてもらっていたので、片寄さんも亜嵐さんも昔から知ってて、すごくよくしてもらっていました。お二方とも、それこそ王子のようで、いつも周りに気をかけて、僕ら後輩にも優しく気を使ってくれる先輩で、頼り甲斐があるんです。今回の撮影でもリーダーとして引っ張ってくださったので、本当に尊敬できる先輩です。亜嵐さんは、普段からすごく明るくて、現場を盛り上げていて。僕らより忙しい仕事の中で、撮影現場に来て、貴族として「いい作品にしよう」と引っ張ってくださったので、本当に見習わないといけないことばかりだと感じました。長谷川:僕、びっくりしたんですけど、最初の撮影で亜嵐さんのシーンを見たときに、本当に「貴族だ!」と思ったんです。役になりきるのは当たり前なのかもしれないけど、驚くくらいに入り込んでいて、「すごくカッコ良いな」って!藤原:みんな思ってた。現場にいた人はみんな!――どれくらい入り込まれていたんですか?藤原:カットがかかったら亜嵐さんに戻るんですけど、撮影中は貴族なんです!長谷川:まとっているオーラが金色みたいな……もう、オーラが見えました!(笑) それくらい、ドリーという役を作り込んで、ちょっとした言い回しも役に入り込んで演じ切っていた姿を見て、とても刺激を受けました。――今回お二人は『PRINCE OF LEGEND』に最初から関わられてますが、たとえば『HiGH&LOW』のように、LDHさんの取り組むプロジェクトに関わりたいという思いはあったんですか?長谷川:LDHのプロジェクトとしては『HiGH&LOW』が大きかったと思うのですが、THE RAMPAGEのメンバーが出演していて、羨ましいなと思う部分はあったので、別の企画として『PRINCE OF LEGEND』に携わることができて、嬉しかったです。藤原:HiGH&LOWは早い段階でTHE RAMPAGEのメンバーも出ていたので、僕らも出たい気持ちはすごくあったんですけど、逆に『HiGH&LOW』とは別の、王子の物語に出させていただけて、純粋に嬉しかったですね。●最初は「まさか、LDHが王子様!?」――「王子」という設定を聞いたときにはどういう感想でしたか?藤原:「まさか、LDHが王子様!?」というのはありました。長谷川:今となってはもう、すごく馴染んできて、「王子のみなさん」と言われても「はい!」と答えるような……違和感がなくなってきました(笑)。藤原:取材中に、「王子はこちら」と案内されるもんね(笑)。長谷川:”王子”が普通になってきたのかな(笑)。――確かに、記事を書いている方も違和感がなくなってきています。今作ではバスケシーンもありましたし、ダンスシーンも前作より増えてたのかな? と思いましたが。藤原:ダンスシーンは、正直、1番気持ちが楽でした。長谷川:本業なんで! でもバスケは苦戦しましたよね。藤原:ちょっと難しかったです。長谷川:練習する期間も2~3日くらいだったんですが、動きとしてのパターンもけっこうあって。藤原:何十種類もありましたね。北人さんがバスケをやっていたので、そこで引っ張ってくれました。○■THE RAMPAGE 4人のシーンは普段通り――映画、ドラマと、Team ネクスト&京極竜で、THE RAMPAGE 4人のシーンが多かったように思いましたが、普段の活動と雰囲気が違うことなどはあったんですか?藤原:一緒だよね。長谷川:普段通り!藤原:撮影もTHE RAMPAGEの4人しかいなかったので、合間に楽曲の振り合わせもできるくらいでした。――撮影を通じて、互いに発見したところは?藤原:まこっちゃんは、前作からの撮影の間にYouTubeドラマ(『主人公』)を経験していたので、見違えるほどに変わってました!長谷川:えっ、嬉しい!!藤原:前よりも、もっと一緒に演じやすくなってた。役に入り込んでた。長谷川:僕もドラマを経験して臨めたということもありますし、北人さんも壱馬さんも樹さんも、お芝居に対しての取り組み方や考え方が成長した状態での撮影だったと思うので、前作に比べて、みんなでレベルアップできていたのかな、と思いました。Team ネクストとしては、前作の初々しい感じも役に合っていたのかもしれないけど、やっとスタートラインに立てたのかな、と。――自分たちを謙虚に見つめられているんですね。作品を通しての、おすすめシーンなどはありましたか?長谷川:亜嵐さんの裸! すごかったですね。――同性から見ても!藤原:見とれちゃいました。長谷川:「すごいな!」と思いました。完璧! かっこよくて、筋肉バキバキで、最強じゃないですか!――THE RAMPAGEさん内でも筋トレは流行ってるのかな? と。長谷川:あそこまではできないですけど、やっています!藤原:僕も、けっこう頑張っていました。亜嵐さんのようになりたいですよね。長谷川:亜嵐さん、憧れます。すごくきれい! 僕も上半身を見せるシーンがあったら、全力で鍛えます。藤原:僕も鍛えます(笑)――それでは、最後に作品を楽しみにしている方へのメッセージをいただければ。藤原:前回は1人のヒロインをみんなで取り合うストーリーだったのが、また今回は全く違う、男だけのバトルになっています。今までにないような映画になったと思いますし、一人ひとりのキャラも個性豊かで、『PRINCE OF LEGEND』の世界観が入った貴族が出てくるし、もちろん王子たちも集結して、戦隊ヒーローのような感覚で観れると思います。前作を観ている方にはいろんな楽しみ方もできますし、前作を観ていない方でも絶対楽しめる映画なので、ぜひたくさんの方に観ていただいて、またさらに続くように、映画が盛り上がればと思います。長谷川:前作から観ている方はもちろん、今回の『貴族降臨』を楽しめると思いますし、観ていない方も「こういう映画があるんだ」と、新しいエンターテインメントという感覚で観ていただけると思います。ドラマでは出てこなかった王子たちも、映画『貴族降臨』で戻ってくるので、特に奏様の登場シーンでは、生徒の一人になって「来た!!」という気持ちになってもらえると思います。今までの作品に加えて、さらに友情などの感動する部分もたくさん盛り込まれてるので、ぜひいろんな方に観ていただきたいです。■藤原樹1997年10月20日生まれ、福岡県出身。2014年よりTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活躍する。主な出演作にドラマ『PRINCE OF LEGEND』シリーズ(18年〜19年)、映画『PRINCE OF LEGEND』(19年)、方南ぐみ企画公演 朗読劇『青空』(19年)、朗読劇 BOOK ACT『もう一度君と踊りたい』(20年)など。■長谷川慎1998年7月29日生まれ、東京都出身。2014年よりTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活躍する。主な出演作にドラマ『PRINCE OF LEGEND』シリーズ(18年〜19年)、映画『PRINCE OF LEGEND』(19年)、YouTubeドラマ『主人公』(19年)など。スタイリスト:小野塚雅之 ヘアメイク:JANET、ウエノアヤコ(KIND)
2020年03月13日