野村周平を主演に迎え、日本を代表する人気実力ともにナンバー1のカリスマラッパーANARCHYが初監督で挑む完全オリジナル作品『WALKING MAN』から、ティザービジュアルが解禁となった。本作は、日本を代表する実力ナンバー1のカリスマラッパーANARCHYが初監督、人気漫画家の高橋ツトムが企画プロデュース、ドラマ「民衆の敵」などの梶原阿貴が脚本とボーダレスなチームで挑む完全オリジナル作品。監督自身の実体験なども盛り込まれ、半実話ともいえる作品となっている。主演を務めるのは、『ちはやふる』シリーズや『帝一の國』『ビブリア古書堂の事件手帖』などに出演の人気俳優・野村周平。ドラマや映画といったエンターテインメントの枠にとどまらず、ファッションやカルチャーでも若者たちを牽引し、常に注目を浴び存在感を放ち続ける彼が、不幸と極貧のどん底の中、ラップに出会うことで“歩き出す”勇気をもらう、気弱で心優しき青年役を務める。そのほか、アトムの妹でいまどきの女子高生・ウランにNHK連続テレビ小説「あまちゃん」や「デスノート」などに出演の優希美青、職場の先輩で良き理解者の山本に柏原収史、思いを寄せる美女キムに伊藤ゆみがそれぞれ扮し、冨樫真、星田英利、渡辺真起子、石橋蓮司といった個性派・実力派が脇を固める。今回、本作のティーザービジュアルが解禁。A面には、野村周平さん演じる主人公・アトムが真剣なまなざしでマイクを握り、魂の叫びがいまにも聞こえてきそうな横顔が。B面には、務め先の「猫の手スマイル川崎」の作業着を着て、こちらをじっと見つめるアトムが印象的な姿が写しだされている。青年がRAP音楽と出会い、最底辺の生活から抜け出すべく奮闘し、成長を遂げていく鮮烈な青春物語。劇中で野村さんがどんなラップを披露してくれるのかにも注目したい。『WALKING MAN』は10月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:WALKING MAN 2019年10月11日より全国にて公開©2019 映画「WALKING MAN」製作委員会
2019年07月02日漫画「神の雫」の原作者・樹林伸の同名小説を映画化した『東京ワイン会ピープル』から、出演キャストと撮影現場写真が解禁となった。主演に抜擢されたのは「乃木坂46」の松村沙友理。そのほか、大野いと、劇団EXILEの小野塚勇人らが出演する。都会で働くOLの桜木紫野は、会社の上司の誘いでワイン会に参加する。どう見てもブルジョアな会合に馴染めない紫野だが、その参加者の男性・織田一志と意気投合する。ワインを良く知り、成功者の気品が鼻につかない織田に紫野は惹かれていく。しかし後日、織田は粉飾決済で逮捕される。若き実業家の逮捕はニュースにもなり困惑する紫野。だが紳士的な振る舞いとその織田が奨めるワインにはうそがないと信じて、紫野はワイン会へと参加を続けていく。そして、さらなるワイン会メンバーとの出会いが紫野をワインの魅力に引き込んでいくことに…。本作の主人公・桜木紫野役を演じるのは、「乃木坂46」のメンバー松村沙友理。アイドルとして、また最近では『あさひなぐ』『賭ケグルイ』に出演するなど、女優としても成長した松村さんが期待され、オファーに至った。共演には、主演映画『高校デビュー』で女優デビュー、NHK連続小説「あまちゃん」や『兄に愛されすぎて困ってます』などに出演し、女優として高い評価を受け、実績を丁寧に積み重ねて来た女優・大野いと。同じく、「HiGH&LOW」シリーズや「ディア・シスター」「朝が来る」などに出演し、劇団EXILEでも人気急上昇の小野塚勇人。そのほか、少路勇介や宝塚出身の藤岡沙也香、長年第一線を走り続ける須藤理彩、舞台でも活躍の鯨井康介、さらに特別出演に久保田悠来と豪華ラインアップ。この出演者が物語を通して現在のワインブームをさらに盛り上げ、世界の全ての良い食材や酒のブランドが集まる食の街“TOKYO”を大きくアピールする。そして、キャストと同時に本作のテーマとなっているワイン会のワンシーンも解禁。都内某所での撮影で、ワイン会に集まった参加者がワインを楽しんでいる様子が写し出されている。この会の出席者には、Mattや原作者・樹林伸の息子でDJのAkiraなど、そのほか多くの著名者が参加。昼夜の2部構成の豪華絢爛のワイン会となった。さらに、本作にはソムリエの田崎真也や高野豊、浦川哲矢も参加し、観客をワインの世界へと誘う。撮影は6月11日(火)よりスタートし、6月24日(月)で無事クランクアップした。食の都“TOKYO”が放つ極上のフードエンターテインメント。本作が初主演映画となる松村さんが、ワインに魅了されるOL役をどのように演じるのかにも期待が高まる。『東京ワイン会ピープル』は10月4日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、イオンシネマにて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年06月29日渡辺えりが主宰するオフィス3○○の新作『私の恋人』で、女優・のんが初舞台を踏む。かねてより渡辺作品への出演を熱望していたという小日向文世とともに、のん、渡辺のたった3人で30役を演じきるという異色の音楽劇。渡辺とのんに話を聞いた。チケット情報はこちらのんの魅力を「あざとさがない。でも演技に狂気がある、奥底に何か闇みたいなものが見えるところが『あまちゃん』で共演したときから好きなんですよ」と語り、今回の出演は「やっと」だと喜ぶ渡辺。のんの方も同じ気持ちのようで「ドラマで共演した後も、お食事に誘っていただいたり、お話させていただいたりしていて。そのたびに「出てよ!」と言ってくださっていました。私も「出たいです」と答えていたのですが、今回本当に声をかけていただけました!」と嬉しそうに話す。そのやってみたい、という前向きな気持ちは、初舞台の不安を大きく上回ったようで「えりさんの舞台は本当に素敵なんですよ。哲学的な言葉遊びと、ぐねぐねっと時空を飛び越えていくあの感じに、胸が高鳴ります。人を混乱させる、悪夢のようなファンタジーを作る方。えりさんご本人は、乙女の心があって、一方で破天荒でもある。“乙女と破天荒がせめぎあっている”ところが素敵です。もちろんえりさんと小日向さんとご一緒するというのは、重ねてきたものの差が大きすぎて、こりゃ大変だぞ!と思いました。でも勉強になるし、なによりも楽しそう!と思ってしまったんです。これはもう、やるしかないなと」と力強く話す。原作は芥川賞作家、上田岳弘の同名小説。渡辺は昨年、同じく上田作品『塔と重力』をベースにした『肉の海』を上演した。「もともと『私の恋人』が、私の戯曲『ガーデン』とテーマと構成が似ているなということがきっかけで交流が始まりました。『肉の海』では30人の出演者で上田さんの小説をベースにした物語をやったのですが、今度は3人で上田作品の登場人物全役をやったら面白いのではとパっとひらめいちゃったんですよ(笑)」と渡辺。物語はクロマニョン人、大戦中のユダヤ人、平成日本を生きる青年……と、10万年の時を超え3つの人生を生きた“私”を中心に描かれる壮大なドラマ。「悲惨な戦争が繰り返され、人類の滅亡が繰り返されていく。それをなんとか止められないか……という、深い人類愛の話だと思っていますし、そこを目指していきたいです」。渡辺に見どころを尋ねると「とにかく今まで見たことがないような、面白くて破天荒で、だけど心がキュッとなるようなものになります。あと、のんちゃんの歌も見どころ。5曲くらい歌ってもらいますし、ギターも弾いてもらいます!」とのこと。のんも「演技の中で歌ったり踊ったりするのは初めて。でも実はミュージカルに出たいなとずっと憧れていて、数年前からバレエも始めたんです。……あと、えりさんには「男の子をやってもらうよ、低い声出してね!」とも言われています。男装するの、大好きなのでそれも楽しみ」と期待を話した。国民的朝ドラ女優と、小劇場界の重鎮のタッグは一体どうなるのか。公演は8月28日(水)から9月8日(日)に東京・本多劇場にて。ほか各地公演あり。
2019年06月18日ジャンルにとらわれずに多方面で活躍する3人のゲストがそれぞれの立場から自由気ままに語り合うドキュメンタリー「ボクらの時代」。その5月19日(日)放送回に俳優・東出昌大、小手伸也、脚本家の古沢良太の3人がゲスト出演する。『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞すると連続テレビ小説「あまちゃん」「ごちそうさん」への連続出演で広く知られるようになり大河ドラマ「花燃ゆ」や『デスノート Light up the NEW world』をはじめ、最近では『寝ても覚めても』や『ビブリア古書堂の事件手帖』なども好評だった東出さん。舞台を経て大河ドラマ「真田丸」で注目され、昨年の「コンフィデンスマンJP」で演じた五十嵐役が大きな話題に。するとそこからは「ハゲタカ」に「SUITS/スーツ」と連続でドラマに出演。この春から放送されている日曜劇場「集団左遷!!」に連続テレビ小説「なつぞら」といまや引く手あまたの小手さん。『ALWAYS 三丁目の夕日』『キサラギ』などを手掛けたことで評価を集め、『探偵はBARにいる』や「鈴木先生」「リーガル・ハイ」などの人気シリーズを世に送り出したほか『エイプリルフールズ』や『ミックス。』などの映画も好評の古沢さん。今回は現在公開中の映画『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』に出演している東出さんと小手さん、そして同作の脚本を手掛ける古沢さんの3人が“共演”。俳優としての視点、脚本家としての視点、それぞれの目線から同作を軸に語り合う。『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』は“欲望”や“金”をテーマに、一見平凡で善良そうな姿をしたダー子&ボクちゃん&リチャードという3人の信用詐欺師たちが、金融業界、不動産業界、美術界、芸能界、美容業界など…毎回様々な業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる、痛快エンターテインメントコメディーである「コンフィデンスマンJP」を映画化するもの。長澤まさみがダー子を、東出さんがボクちゃんを、小日向文世がリチャードをそれぞれ演じ、小手さんがダー子をなんだかんだで助ける五十嵐に扮するほか、江口洋介、岡田義徳、桜井ユキ、佐津川愛美、前田敦子、小池徹平、佐藤隆太、三浦春馬、竹内結子といった面々が顔を揃えた。『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』は現在絶賛公開中。「ボクらの時代」は5月19日(日)7時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年05月18日真夏のような暑さを記録した5月10日、東京郊外にある廃校で映画『星屑の町』の撮影が行われていた。昭和の薫りが漂う木造校舎の小学校旧分校。そこに“のん”こと、能年玲奈(25)の姿があった。4月30日、同作にヒロインとして出演することが報じられたのん。14年12月公開の『海月姫』以来4年ぶりの抜擢とあって、現場でも気合十分のようだ。のんは照り付ける日差しのなか、30分以上何度もブランコをこぎ続ける。それでも彼女は最後まで笑顔を絶やさず撮影に臨んでいた――。驚くほどの奮闘ぶりを見せるのん。理由は、念願の映画出演がかなったからというだけではなかった。“ある人物”に元気を届けたいという思いが胸に秘められていたのだ。「実は先日、のんさんのおばあさんが脳梗塞で入院してしまったんです。もう70歳をすぎていますからね。命に別状はなかったものの、後遺症が残ってしまったそうです。現在は退院して、別の病院でリハビリに励んでいます。のんさんのお父さんは長男なので、頻繁に病院に通っているみたいです。自宅には三男、つまりのんさんの叔父さんが住んで留守を守っています」(のんの知人)本誌が昨年10月に取材した際、祖母は元気に孫への想いを語っていた。「大事なのはあの子が生き生きとした姿でいられるかどうかだけです。玲奈には自由に好きなことをやってほしいし、これからもいろんな挑戦をしてくれるはず。私はそれを見届けるため、あと10年は長生きしないといけないなと思っています」そんな孫を応援し続けた祖母が、まさかの緊急入院――。記者は、兵庫県にある祖母の自宅へと向かった。すると夕方になって、のんの叔父が戻ってきた。祖母の病状を尋ねたところ、叔父はこう答えた。「そうです、脳梗塞で2月に入院しまして……。でも、元気なことは元気なんですよ。普通に話したりできますから。ただリハビリが必要と言われたので、専門の病院へ転院したんです」祖母の入院を聞かされたのんは、すぐさま病院へと駆けつけたという。「連絡したらすぐお見舞いに来てくれたみたいです。私は会えなかったのですが、母が『玲奈が来てくれたんや』と言っていました。来てくれたことは、うれしかったと思いますよ。玲奈の活躍を見るとが、母にとってのいちばんの楽しみですからね……」前回の取材時も、祖母はNHK朝ドラ『あまちゃん』の再放送を何度も見ていると語っていた。自分が活躍することが、祖母に元気を与えるはず。見舞いに訪れた彼女はそう決意し、病室から撮影現場へと向かったのだ。叔父はこう語る。「これまでも母はいつも玲奈の活躍を見ては、『ようがんばってるなぁ』と言って喜んでいました。音楽を始めたときは、ステージを楽しみにしていました。映画に出るとなると、同じように公開を心待ちにしていました。そんな母だから、今回の映画出演が決まったことも喜んでいると思います。あの子ががんばってくれることが、何より母のリハビリの励みにもなるはずです」
2019年05月14日「歴代ヒロインが出演する朝ドラ『なつぞら』。制作側は“独立騒動”でトラブルになった彼女にも水面下で出演の打診をしていました。当時、彼女の言い分や関係者コメントを掲載した『週刊文春』が前事務所との裁判で4月下旬に敗訴。この判決の影響でNHK上層部は彼女の出演にNGを出したと聞いています」(NHK関係者)13年、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』でヒロインを演じた能年玲奈(25)。“じぇじぇじぇ”はその年の流行語大賞にも選ばれた。16年には芸名をのんに改名し、女優そしてアーティストとして活動している。彼女を知る映像関係者は言う。「『あまちゃん』人気は今もアジアで絶大。中国版ツイッター“Weibo”での彼女のフォロワー数は約3万4千人。昨年9月に香港メンソレータム社『肌ラボ』の中国全土のイメージモデルにも抜擢されました。この前は中国語の本を一生懸命読んでいましたね。『またお芝居もしたいです』と話していました」広告代理店関係者も言う。「彼女のピュアな顔立ちは中国でも受けがいいです。一般的に中国のCMギャラ相場は日本に比べ1.5倍~2倍と高額。人気が出たときのギャラの跳ね上がり方も日本の比ではありません」そんな彼女が最近、特に力を入れているのが音楽活動だ。「独立後は中学時代からの趣味だったギターを本格的に始め、17年に歌手デビュー。作詞、作曲も手掛け昨年5月にはアルバムもリリースしました。最近は知人である男性ミュージシャンの影響を受け、より音楽にハマり、音楽関係の人脈も彼の紹介で広げています。中国での歌手活動は、彼女にとって大きな転機になるかもしれません」(音楽関係者)令和の歌手活動で“じぇじぇじぇ”な成果は得られるのか!?
2019年05月10日福士蒼汰主演で2018年に公開された、映画『旅猫リポート』のBD・DVDが24日にリリースされる。初回限定盤となる豪華版には、本編DISCに加えてメイキングなどがたっぷりの特典DISCも収録。福士と猫のナナが旅をする同作では、ナナの演技も重要となっており、気になる撮影の裏側も見ることができる。今回は、BD・DVD発売を記念して福士にインタビュー。久々の再会となった猫のナナ(トム)との様子を撮影し、自由にナナが動き回る中、作品についての話を聞いた。○猫のナナは「やるときはやる」――撮影、宣伝を経て、また久しぶりのナナとの再会かと思いますが、会ってみての印象はどうですか?変わらないです(笑)。ナナは、ずっと変わらないです。あっさり系です。――あっさり系なんですね(笑)。発売される特典DISCにはメイキングもたっぷり入っていて、ナナちゃんとの撮影もほほえましくもありつつ、大変そうだなとも思いました。大変ではありましたが、ナナは本当に「やるときはやる猫」という猫です。テストでちょっと動いちゃったけど、まあしょうがないかな……という時も、本番では決めてくれるんです。さっきも、写真撮影のときだけ抱っこを許してくれて、「もういいだろ」となったら離れて(笑)。わかってる気がします。――撮影風景では、原作者である有川浩先生の姿もありましたけど、かなり来られていたんですか?ほぼ毎日、いらっしゃってました。有川先生は「猫第一」で、猫の目線や機嫌を担当してくださって。、まるでスタッフさんのように撮影を手伝ってくださっていたんです。――原作者の方とそんなに密になる作品ってなかなかないですよね。自分にとっては初めてでした。でも、関わってくださる全ての方の気持ちがひとつににならないと、絶対にこの作品は完成できなかったと思います。――猫ブームで、「猫映画」が一つのジャンルにもなりそうだなと思うんですが、『旅猫リポート』はどんなところが特徴だと思いますか?『旅猫リポート』には、今までの動物映画とはまたちがう切なさがあるのかな、と思います。あとは、動物側の視点で描かれているところも大きいです。ナナの心の声がわかるので、「動物はこんなことを思ってるんじゃないかな」と思わせてくれるというか。――実際に会話しているような気持ちにもなりますか?でも、実際にふだんからそうなのかなと思います。猫側も、本当にわかっていて、伝えるすべがないだけなのかもしれないし。人間も勝手に「わかってる」と思っちゃう。通じ合ってる気はします。絶対に!○『旅猫リポート』は一番人間味があった――福士さんご自身は、2018年は4作(『曇天に笑う』『ラプラスの魔女』『BLEACH』『旅猫リポート』)映画に出られてましたが、全部テイストの違う作品で、振り幅のあった1年だったのかなと思いました。その中で『旅猫リポート』はどういう位置付けだったんですか?1番、人間らしい作品でした。『曇天に笑う』『BLEACH』は漫画原作で、『ラプラスの魔女』はキャラクターに悪魔的要素があったので、本作が1番、人間味を感じられる作品だったと思います。――キャラクターを演じる作品と、より人間味を出していく作品だと、スイッチが切り替わったりするんですか?ある程度は、あります。漫画原作だと、原作者さん、原作ファンの方、アニメファンの方など、いろいろな方の思いを背負っている感覚があって。小説はビジュアライズされていないので、想像の範囲が広く、自分の好きな部分を演技に持ってこられる点が違うなと思います。ビジュアルが固定されて、かつ漫画の魂も引き継ぐというのは、けっこう大変な作業でした。――2019年は、もうすぐ元号も変わりますが、どんな年にしようと思っていますか?進みつつ、ちゃんとしっかり準備をしていく時間かなと。自分の形を、ちゃんと明確にする時間かもしれません。まだまだ、自分を理解していないことが多いんです。自分の興味あること、好きなことがわからないというか、曖昧な気がするので。これから、好きなものを好きなようにやっていくために、自己分析が必要だなと思いました。2018年に、いろいろな人と出会った中で感じたことです。バランスを大事にしながら、自分を理解する時間を持ちたいと思います。■福士蒼汰1993年生まれ、東京都出身。11年に俳優デビュー。NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(13)で主人公の初恋相手を演じ、14年エランドール賞新人賞を受賞。『好きっていいなよ。』『イン・ザ・ヒーロー』『神さまの言うとおり』(14)で第38回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。その他の映画出演作に『図書館戦争』シリーズ(13・15)、『ストロボ・エッジ』(15)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16)、『無限の住人』(17)、『曇天に笑う』『ラプラスの魔女』『BLEACH』(18)など。公開待機作に『ザ・ファブル』(19)がある。
2019年04月24日お笑い怪獣・明石家さんまがMCを務めるフジテレビ系「ホンマでっか!?TV」の4月24日(水)今夜放送回に女優の松岡茉優がゲスト出演。松岡さんの人生相談に評論家軍団はどんな回答をするのか!?本番組はさんまさん司会のもと、強烈キャラクターの評論家軍団やパネラーが爆笑サイエンストークを繰り広げるバラエティ。今回のゲスト、松岡さんは『桐島、部活やめるってよ』『悪の教典』などへの出演を経て連続テレビ小説「あまちゃん」で注目され、これをきっかけに「問題のあるレストラン」「コウノドリ」や『ストレイヤーズ・クロニクル』などの作品に次々と出演。2016年から18年にかけて3作品が公開された『ちはやふる』シリーズや大河ドラマ「真田丸」、世界的に高く評価された『万引き家族』など、いまでは出演作がいずれも大きな話題を集める女優へと成長した。今回はそんな松岡さんの人生相談にさんまさんと百戦錬磨の評論家軍団たちが答えていく。また今回は誰もが1つはあるであろう「癖」について持論をぶつけ合うコーナーも。「鼻をほじる癖がある人は肺炎になる恐れあり!?」など“ホンマでっか!?”な情報が次々と紹介されていく。こちらのパートにも松岡さんがゲスト出演する。女優として様々な挑戦をしてきた松岡さんだが、『映画 聲の形』に続きアニメ声優に挑む『バースデー・ワンダーランド』がこの週末、4月26日(金)から公開される。『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』や『河童のクゥと夏休み』など、“大人が泣けるアニメーション”を数々作り上げてきた原恵一監督の最新作となり、自分に自信がない主人公・アカネが、謎めいた大錬金術師のヒポクラテスとその弟子のピポに無理やり連れて行かれた世界は、骨董屋の地下室の扉の先から繋がっていた<幸せな色に満ちたワンダーランド>。その世界を守る救世主にされたアカネが大冒険の果てに下した、人生を変える決断とは――という物語。松岡さんのほか市村正親、杏、麻生久美子、東山奈央、藤原啓治、矢島晶子ら多彩な声優陣を迎えて描かれる、美麗な映像世界をお楽しみに。「ホンマでっか!?TV」は4月24日(水)今夜21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年04月24日4月22日(月)深夜の日本テレビ「映画天国」枠では、女優の能年玲奈(のん)と「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」登坂広臣の共演で伝説的少女マンガを映画化、2014年に公開され大ヒットした『ホットロード』をオンエアする。原作は1986年~87年にかけ「別冊マーガレット」(集英社)で連載された紡木たくの同名コミック。若さゆえの苦しみに堪えながら毎日を精一杯に生きる主人公たちの青春が時代を超えて共感され、いまだに読み継がれている伝説的作品だ。物語はママと2人暮らしの14歳の少女・宮市和希が、自分が望まれて生まれてきた子どもではないことに心を痛めて過ごすなか、ある日親友・絵里に誘われて行った夜の湘南で「Nights(ナイツ)」という不良チームの少年、春山洋志と出会う。第1印象は最悪だった2人だが、和希は春山が身を置く世界に安らぎや戸惑いを覚え、春山も和希の純粋さに惹かれていく。しかしトオルから「Nights」のリーダーを引き継いだ春山は、敵対するチームとの抗争に巻き込まれ…というもの。和希役には連続テレビ小説「あまちゃん」で一世を風靡、『海月姫』も大好評だった能年さん。洋志役には「三代目」メンバーとしての活動とともに『雪の華』などで俳優としても輝きをみせる登坂さん。和希のママには「Missデビル」「後妻業」などの木村佳乃、ママの恋人・鈴木には「もみ消して冬」「ハケン占い師アタル」などの小澤征悦、トオルには『俺物語!!』や大河ドラマ「西郷どん」などの鈴木亮平。そのほか『あの頃、君を追いかけた』や朝ドラ「なつぞら」の山田裕貴をはじめ、太田莉菜、竹富聖花、落合モトキ、利重剛、松田美由紀、鷲尾真知子、野間口徹らが出演する。主題歌として起用された尾崎豊の名曲「OH MY LITTLE GIRL」も、儚くも切ない輝きをみせるこの青春ストーリーとシンクロ。物語を美しく彩っている。映画天国『ホットロード』は4月22日(月)深夜25時59分~日本テレビで放送。(笠緒)■関連作品:ホットロード 2014年8月16日より全国にて公開© 2014「ホットロード」製作委員会 © 紡木たく/集英社
2019年04月22日4月1日にスタートしたNHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』。両親を亡くし、兄妹と離ればなれになった主人公・なつは、北海道・十勝の柴田家へやってくる。そこにはなつと同い年の女の子・夕見子がいて、何やらぎくしゃくした空気に……。そんななつの少女時代を演じる粟野咲莉ちゃん(8)と、有見子の少女時代を演じる荒川梨杏ちゃん(10)はじつは以前から仲よし!1カ月に及んだ十勝ロケなどについて、話を聞きました。――朝ドラ『なつぞら』オーディションの合格を知ったときの感想は?咲莉「お母さんが真剣な顔で“咲莉、『なつぞら』なんだけど……”って暗い感じで話してきたので、落ちたかと思い、泣いてしまったんです。そしたら“受かったよ”って。びっくりして『えー!』って大きい声で言いました」梨杏「お母さんから最初に聞いたんですけど、『あまちゃん』から見るようになった大好きな朝ドラに出るのがすごく夢だったので、お母さんもうれしそうでした」――なつを演じる広瀬すずさんの印象は?咲莉「広瀬さんはいつも『ちゅるちゅるなっちゃん』って言いながら、ほっぺをプニプニしてくれます。本当に大・大・大好きです!!」梨杏「初めて会ったときはすごく緊張しました。でも、お誕生日に『おめでとうございます』と言ったら『ありがとう』って優しく言ってくれたので、とてもうれしかったです!」――十勝ロケの思い出は?咲莉「撮影に入る前に何度も牧場にお邪魔して、搾乳や藁をフォークで運ぶ練習をしました。子牛が生まれるシーンがあったんですけど、そのときの子牛が本当に甘えん坊で、なでると私の手をいっぱいなめてくれて、本当にかわいかったです」梨杏「初めて馬と触れ合いました。最初はすごく怖かったです。でも、餌をあげたりしているうちに慣れてきて、最後はすごくかわいいと思うようになりました。あとはカエルをつかまえたりしていました。虫はちょっと苦手だけど、カエルは大丈夫。かわいいかったです」――十勝で食べたおいしいものは?咲莉「牧場の方がラクレットパーティをしてくれたんですけど、そのときに地元のパンや野菜と一緒に食べた、とろけるチーズが本当においしかったです。トローッとしていました」梨杏「夕見子ちゃんは牛乳が嫌いな役なんですけど、私は牛乳が飲み物の中でいちばん好き。北海道だし、役では飲めないぶん、(撮影が終わったら)ゴクゴク飲みました(笑)」――演じるにあたって、どういうところに気をつけた?咲莉「なっちゃん(なつ)は戦争によって傷ついたり、寂しい思いをする子なのですが、私は戦争を経験していないので、戦災孤児の資料や映像を見て、なっちゃんの気持ちをつくることを心がけました。資料はお母さんが探してくれました」梨杏「夕見子は北海道にずっと住んでいたので、お父さん(藤木直人)となっちゃんが、どれほど大変な体験をしたのか知らないほうがいいと思い、満州での戦いや東京の空襲のことはなるべく見ないようにしました。あと、お父さんやお母さんが大好きという気持ちを隠さず表現するようにしました」――なつと夕見子はぎくしゃくしているように見えるけれど、今後はどうなる?咲莉・梨杏「2人の気持ちがどう変わっていくのかもこの物語の見どころです。楽しみにしていてください!」――これからの見どころは?咲莉「戦争で家族を失ったなつが、北海道の自然や牛、柴田家の人たちと出会って、どう成長していくのかが見どころです。あと、かわいいアニメーションも出てくるので、皆さん、そこも楽しみにしてください!」梨杏「頑張っているなっちゃんの姿を見て、夕見子も少しずつ心が変わっていくので、そこも見てほしいです」
2019年04月06日1961年の放送開始から、58年間、女性の生きざまや社会が抱える問題を描いてきた朝ドラ。すべてのドラマに、「あっ!」と驚くようなトリビアが隠されている――。「NHK朝ドラは多くの作品で、“女性の生きざま”を描いてきました。民放のドラマと違うのは、視聴者が主人公と自分を重ねて見るのではなく、“おとなりさん”“ご近所さん”感覚で見守っていることです。お茶の間で見ていても疲れない、ほどよい距離感が、100作も続いてきた要因のひとつでしょう」そう語るのは40年にわたりNHK連続テレビ小説(以下=朝ドラ)を見続けているドラマウオッチャーの田幸和歌子さん。4月1日スタートの『なつぞら』は通算100作目。58年の歴史で生まれた数々の“特ネタ”を、田幸さんとともに振り返ってみよう。【1】なぜ「連続テレビ小説」?1作目『娘と私』(’61年)は、その3年前に放送されたラジオドラマの反響を受け、映像化したものだった。「当時は朝からテレビを見る習慣がありませんでした。そこでNHKは、主婦に朝の番組を見てもらうために、当時ラジオで放送していた『朝の小説』や、新聞の連載小説のような連続したお話をテレビ番組でも展開しようと立案。“連続テレビ小説”といわれるのは、これが理由です」(田幸さん・以下同)第1作は朝8時40分から20分間の放送。8時15分から15分間、月から土曜日にかけての放送が定着したのは、2作目『あしたの風』(’62年)から。【2】大阪NHK制作のきっかけは?現在は、NHKの東京放送局と大阪放送局が、半年ごとに交互に制作している。放送中の『まんぷく』は大阪放送局によるものだ。初めて大阪が手がけたのは『うず潮』(’64年)。東京五輪により、東京放送局がドラマ制作に手が回らなくなったことが理由だった。「俳優陣が長期間、大阪に宿泊するため、チームとして一体感が生まれやすくなるのが大阪制作の特徴。また、『芋たこなんきん』(’06年)で使用された茶だんすが『ちりとてちん』(’07年)や『ごちそうさん』(’13年)にも登場したといわれています。大阪制作の朝ドラはマニアの心をくすぐる“遊び心”も随所にちりばめられているんです」【3】川端康成がエキストラ出演5作目『たまゆら』(’65年)は、のちにノーベル文学賞作家となる川端康成による書下ろし。宮崎県でのロケを勧めるなど、川端は積極的に制作に参加。さらに通行人役として出演も果たしている。“意外な有名人の出演”も多い朝ドラ。『ふたりっ子』(’96年)には、当時現役のプロ野球選手だった古田敦也(53)が登場。宇宙飛行士を目指すヒロインを描いた『まんてん』(’02年)では、宇宙飛行士の毛利衛氏(71)が、本人役として出演した。【4】脚本作品が多いのは橋田壽賀子橋田壽賀子(93)は8作目『あしたこそ』(’68年)の脚本を執筆してから『おしん』(’83年)『おんなは度胸』(’92年)、そして『春よ、来い』(’94年)と4作品の脚本を手がけている。ちなみに、46作目『君の名は』(’91年)は、放送開始以来の平均視聴率20%台と、低迷にあえぎ、脚本家が5人も交代することに。【5】聖地巡礼は『おはなはん』から「主婦は家事そっちのけで『おはなはん』(’66年)にくぎ付けになるほど人気で、“放送の時間帯は水の出がよくなる”と言われたほどです。ロケ地として愛媛県大洲市が注目。ヒロインのはながドラマの中で登った木を求めて、観光客が大洲市に殺到。でも、その木は愛媛県ではなく、スタジオにあったものなのですが……。『ゲゲゲの女房』(’10年)の鳥取県境港市、『あまちゃん』(’13年)の岩手県三陸地方など、今ではゆかりの地が観光地化していますが、『おはなはん』が“聖地巡礼”のきっかけを作ったのです」ちなみに、『おはなはん』のヒロインは当初、樫山文枝(77)ではなく森光子さん(享年92)が演じる予定だった。
2019年03月30日紅茶ブランド「リプトン」が名古屋・博多に展開している「Lipton TEA STAND(リプトンティースタンド)」にて、福岡産の「あまおう」をふんだんに使用したスペシャルメニューを、2019年3月31日(日)より期間限定・数量限定で発売します。人と人とをつなぐ紅茶ブランド「リプトン」“本当に大切なものに気づく瞬間を与えたい”という願いをブランド理念に、紅茶を通じて人と人との深いつながりを提唱する「リプトン」。紅茶を通じて人がふれあい大都市と地方がつながり、ブランドと行政や農家がつながる。SNSが普及した現代にこそ必要な“つながり”を叶えるティースタンドを展開しています。幅広い紅茶メニューが揃う「Lipton TEA STAND」「Lipton TEA STAND」では、毎年行列ができるほど大好評の「Fruits in Tea」メニューをはじめ、1965年に日本で初めて「リプトン」が提供したロイヤルミルクティーを使った「タピオカロイヤルミルクティー」など、幅広いメニュー展開をしています。「リプトン」の理念に賛同する地域とコラボをして、期間限定のスペシャルメニューも登場。紅茶の新しい楽しみ方を発見できるスポットとなっています。「あまおう」のドリンクが期間限定で登場!2019年3月31日(日)より、福岡県うきは市・久留米市の「あまおう」をふんだんに使った、アイスとホットの「Fruits in Tea」が期間限定で販売されます。「あまおう」の特徴である濃厚な甘みと味わいを楽しめるのはもちろん、レモンとミントを加えたことで甘さのなかにもスッキリとした味わいを感じられるドリンクに仕上がっています。フレッシュで爽やかな風味をぜひ期間中に味わってくださいね。あまおうFRUITS in TEA(アイス)・商品名:あまおうFRUITS in TEA・サイズ:Doubleのみ・価格:850円(税込)あまおうホットFRUITS in TEA・商品名:あまおうホットFRUITS in TEA・サイズ:Doubleのみ・価格:850円(税込)甘酸っぱい“あまおう”のドリンクを味わって「Lipton TEA STAND」は、名古屋・博多のいずれも駅からほど近いところにあり、アクセスも良好です。期間限定でいただける「あまおう」を贅沢に使ったドリンクを飲んで、爽やかな味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:Lipton Tea Stand 博多マルイ店住所:福岡県福岡市博多区博多駅中央街9番1号1階スポット情報スポット名:Lipton Tea Stand 名古屋LACHIC店住所:愛知県名古屋市中区栄3-6-1 名古屋LACHIC
2019年03月26日高度経済成長期真っ只中。茨城から集団就職で上京してきた谷田部みね子(有村架純)らが、東京で様々な経験を積み成長していく姿を描いた、連続テレビ小説『ひよっこ』の最終回から約2年。ファン待望の『ひよっこ2』が放送される。そこでプロデューサーの菓子浩さん、脚本家の岡田惠和さんを直撃!朝ドラ放送から約2年!『ひよっこ』が帰ってきた「放送終了後、ハガキやSNSなどで“毎朝見ていた登場人物が見られなくなって寂しい”という声が多く寄せられ、続編やスピンオフを期待する内容もありました」(菓子さん)「朝ドラ終了時から、2をやりたいという意思は伝えていました。もともと僕には『北の国から』みたいなドラマシリーズをいつか持てたら幸せなんじゃないか、という気持ちもあったし、こういう日常を描いた作品は延々と物語を描いていくことができるから。だから、局が同意してくれたことはもちろん、役者たちが全員2に出たいと言ってくれた時はうれしかったですね」(岡田さん)2で描く時代は1970年。これにはあるこだわりがあるという。「岡田さんから『朝ドラ最終回から続編の放送までと同じ時間経過で、2年後の1970年の話にしたい』と言われた時、それはいい!と思いました。登場人物たちがキャストや視聴者のみなさんと同じスピードで年をとっていくことで、登場人物をより身近に感じ、共感していただけると思ったからです」(菓子さん)「もうひとつのこだわりが、彼らの足跡をちゃんと紡いでいきたかったから、キャスト全員が出演すること。30分×4本を連日放送するというスタイルは朝ドラみたいでいいと思ったけれど、その枠内でオールキャストを登場させるのにはかなり苦労しました」(岡田さん)さらに岡田さんを苦しめたのが、高子役の佐藤仁美さんがダイエットに成功して痩せたこと。小誌でも昨年、その生まれ変わったカラダをグラビアに撮り下ろして話題に!「なかったことにはできないですからね(笑)、一応言及してますよ。でも、高子のおかげで食文化をいろいろ調べていたら面白かった。当時の日本にはダイエットなんて概念はなく、むしろ積極的にカロリーを摂取したい風潮でした。洋食だって手に入る食材でなんとなくそれっぽく作ってたけど、‘70年の大阪万博で一般庶民が世界各国の本場の料理を食べて初めて、これまで食べてた洋食は違うなってムードになって。そんな背景もあり、2ではすずふり亭の洋食にも影響してます」(岡田さん)クランクインに先立って衣装合わせの時に久しぶりに有村さんと顔を合わせた菓子さんは「自然と『ただいま』『お帰り』のやりとりになってうれしかった」と振り返る。一方で、「前に出ようとする芝居ではないのに、みね子が登場しないシーンでも、ちゃんとみんなの心にみね子がいると思わせてくれるのが、有村さんのすごさ」と岡田さん。「人の暮らしはそんなにすぐには変わりません。みね子とヒデの夫婦、奥茨城村のみんな、すずふり亭の面々など、登場人物たちの普通の2年後を見てほしいです」(岡田さん)菓子 浩さん1968年生まれ。’93年にNHK入局。携わった作品はドラマ10『はつ恋』『さよなら私』、連続テレビ小説は『ちりとてちん』『あまちゃん』など多数。岡田惠和さん1959年生まれ。連続テレビ小説『ちゅらさん』で向田賞と橋田賞、ドラマ10『さよなら私』で文化庁芸術選奨文部科学大臣賞など、多数の受賞歴をほこる。『ひよっこ2』みね子と秀俊の結婚から2年後の1970年(昭和45年)の秋を舞台に描かれた『ひよっこ2』。懐かしい面々が再集結した、ほっこり幸せな近況報告をお楽しみに!3月25日(月)~28日(木)の4夜連続、NHK総合で19:30~20:00に放送。提供:NHK※『anan』2019年3月27日号より。取材、文・若山あや(by anan編集部)
2019年03月22日笑福亭鶴瓶と川栄李奈のコンビがスタジオに招いたゲストとトーク、鶴瓶さんがゲストの関係者に徹底取材したVTRも話題の「A-Studio」。3月15日(金)放送回のゲストは俳優の小池徹平を迎え、舞台への一途な想いや弟との友情秘話などが語られていく。15歳でジュノン・スーパーボーイ・コンテストのグランプリに輝き芸能界入り。2002年にドラマ「天体観測」で俳優デビューを飾るとその後「ウォーターボーイズ2」などに出演。また同時期からウエンツ瑛士と音楽ユニット「WaT」を結成し地道なストリートライブ活動を始め、その後2005年、2006年と連続で紅白出場を果たすほどの成功を収めた。俳優としては田村裕の少年時代を映画化した『ホームレス中学生』で主人公の田村さんを演じ、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞したほか、『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』や連続テレビ小説「あまちゃん」などの作品で話題を振りまいたほか、2016年上演の舞台「キンキーブーツ」に主演、舞台俳優としても高い評価を獲得。昨年秋放送の「大恋愛~僕を忘れる君と」では若年性認知症によって心が壊れていく青年を演じたのも記憶に新しい。そんな小池さんの弟を鶴瓶さんが取材、16歳で上京して弟と過ごす時間が短かったと語る小池さんが語る「いま、一番仲が良い」という弟との秘話や、舞台への想いなどがたっぷり詰まった30分をお届けする。小池さんが舞台俳優としての高い評価を受けるきっかけとなった「キンキーブーツ」がこの春再演されることに。前回に続き小池さんが経営不振に陥る靴工場の跡取り息子チャーリー役に、三浦春馬がドラァグクイーンのローラ役を演じるほか、靴工場で働く従業員のローレン役でソニン、チャーリーのフィアンセのニコラ役で玉置成実、靴工場の現場主任ドン役で勝矢、工場長ジョージ役でひのあらたらが再結集。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」東京公演は2019年4月16日(火)~5月12日(日)東急シアターオーブにて、大阪公演は2019年5月19日(日)~5月28日(火)オリックス劇場にて公演となる。「A-Studio」は3月15日(金)今夜23時15分~TBS系で放送。(笠緒)
2019年03月15日スフレパンケーキ専門店・フリッパーズ(FLIPPER’S)は、2019年3月15日(金)から旬の「あまおう」を使った限定メニュー「奇跡のパンケーキ あまおうのふわもち包み」を期間限定で販売する。「奇跡のパンケーキ あまおうのふわもち包み」は、みずみずしい「あまおう」と、ジェラートを包んだとろけるクリーム大福の調和を楽しむ新食感のパンケーキだ。“いちごの王様”とも呼ばれる大粒の「あまおう」は、果実そのものの味わいを楽しめるよう大きめにカット。プレートの上にふんだんに盛り付けられている。また、きめ細やかなスフレパンケーキの上には、ホイップクリームと「あまおう」ジェラートを、上品な甘さのお餅で包み込んだクリーム大福をトッピング。ジューシーでフレッシュな「あまおう」果肉と、溶け出すジェラート、ホイップクリームが絡み合い、“とろ”“ふわ”“もち”の3種の食感が絶妙なハーモニーを繰り広げる。切り分けた時のいちごの断面“萌え断”と、餅からとろりと溶け出すクリームの強力なビジュアルにも注目だ。より「あまおう」の味わいに浸りたい人は、別添えの「あまおう」ソースで風味をプラスして。その他、テイクアウト専門店のフリッパーズ スタンド(FLIPPER’S STAND)では、「天使のクリーム」とも呼ばれる、ふわふわチーズケーキ「クレームダンジュ」と「あまおう」を使用した「奇跡のスフレパンケーキプリン あまおうと天使のクリーム」 が期間限定で登場。爽やかなチーズケーキの酸味が「あまおう」の豊かな風味をより一層引き立てる。【詳細】フリッパーズ あまおうスイーツ■フリッパーズ展開期間:2019年3月15日(金)~4月14日(日) ※4月15日(月)~5月6日(月・祝)は国産イチゴを使用して展開予定。展開店舗:フリッパーズ 全店・奇跡のパンケーキ あまおうのふわもち包み 1,600円■フリッパーズ スタンド展開期間:2019年3月15日(金)~5月6日(月・祝)展開店舗:フリッパーズ スタンド全店・奇跡のスフレパンケーキ プリン あまおうと天使のクリーム 620円※「あまおう」仕様は3月15日(金)~4月14日(日)の期間限定販売。※4月15日(月)~5月6日(月・祝)は国産イチゴを使用して展開予定。・パンケーキパイ ストロベリーミルフィーユ 420円
2019年03月07日コールド・ストーン・クリーマリーでは、福岡県産のブランド苺“あまおう”を使用した期間限定商品を、2019年3月4日(月)より販売する。毎年人気の“あまおうシリーズ”は2019年、「あまおう×世界のスイーツ」をテーマに設定。ドイツの定番ケーキであるバームクーヘンを大胆にトッピングした「バームクーヘンあまおう」や、チーズケーキアイスクリームをベースにティラミス風に仕上げた「あまおう ティラミス」、NYチーズケーキをチーズケーキアイスクリームに混ぜ込んだ「あまおう ニューヨークチーズケーキ」など、個性豊かなバリエーションが用意されている。同シリーズの定番となっている「あまおうショートケーキ」ももちろん登場。濃厚なフレンチバニラアイスクリームにふわふわのスポンジケーキ、クリーミーなホイップクリームと、そして贅沢に3粒の“あまおう”を使用した、甘みの深い“あまおう”と濃厚なアイスクリームの絶妙なバランスが楽しめる一品だ。【商品情報】コールド・ストーン・クリーマリー“あまおうシリーズ”販売期間:2019年3月4日(月)~2019年4月7日(日) 予定販売店舗:コールド・ストーン・クリーマリー全店(16店舗)価格:・クリエーション 各680円(税込)※ワッフルボール・コーンは別売り。・あまおうタピオカシェイク、あまおうクレープ 各650円(税込)※イオンモール沖縄ライカム店は、「あまおう ショートケーキ」のみの販売となる。※三井アウトレットパーク 札幌北広島店では、「あまおう クレープ」の販売はない。
2019年03月04日「フツウニフルウツ」、「パンとエスプレッソと」など計7店舗にて、「博多あまおう」本来の濃い甘みと、フレッシュでジューシーないちごのおいしさを存分に味わえる、全14種類のスイーツ&ドリンクが、2019年3月1日(金)~3月17日(日)まで販売されます。「博多あまおう」とは?福岡県限定で生産されている希少な高級いちご「博多あまおう」。“あかい、まるい、おおきい、うまい”からネーミングされたとおり、大粒で果汁たっぷり、真っ赤な色ツヤとジューシーな甘さが特徴のいちごです。“世界で最も重たいいちご”としてギネスにも認定されています。「フツウニフルウツ」の限定メニューいちごのサンド税込500円フルーツサンド用に開発されたしっとり食感のパンに、全4粒のいちごを丸ごと使用した贅沢なサンドイッチ。フツウニフルウツ2税込450円いちごとバナナ、キウイを挟んだ彩り鮮やかなフルーツサンド。マスカルポーネとキビ砂糖で作った生クリームもたっぷりの一品です。スポット情報スポット名:フツウニフルウツ住所:東京都目黒区中目黒1-1-71電話番号:03-6451-0178「フツウニフルウツ鎌倉駅前販売所」の限定メニューフルーツサンド税込450円しっとり食感のパンに、自家製いちごジャムと自家製カスタード、博多あまおうを挟んだ、いちご感をたっぷり味わえるサンドイッチ。バニラシェイク税込600円いちごの果汁をたっぷり使用したシェイクは、バニラの甘さといちごの甘酸っぱさが絶妙のハーモニーを奏でます。クセになる味わいをぜひ楽しんで。スポット情報スポット名:フツウニフルウツ鎌倉駅前販売所住所:神奈川県鎌倉市小町1-3-4丸七商店内電話番号:0467-81-5022「パンとエスプレッソと」の限定メニューいちごトースト税込1,000円(ドリンクセット)お店の人気メニュー「ハニートースト」を、いちごバージョンにアレンジした一品。贅沢に3粒の博多あまおうをトッピングした、1日15食限定の特別メニューです。いちごスカッシュ税込550円自家製いちごシロップを、ハーブティーと炭酸で割った一杯。爽快感あふれる味わいです。贅沢にいちご本体もトッピングされています。スポット情報スポット名:パンとエスプレッソと住所:東京都渋谷区神宮前3-4-9電話番号:03-5410-2040「パンとエスプレッソと自由形」の限定メニューいちごのドーナツ税込200円もちもち食感が人気のドーナツに、博多あまおうで作った自家製いちごペーストを使用した新フレーバーが登場。真っ赤ないちごカラーのインスタ映え抜群のメニューです。いちご練乳ラテ税込600円エスプレッソ×いちごの組み合わせが新感覚なドリンクは、エスプレッソにこだわるお店ならでは。いちごのフレッシュさと練乳の濃厚な甘さ、コーヒーの深いコクを味わって。スポット情報スポット名:パンとエスプレッソと自由形住所:東京都目黒区自由が丘2-9-6電話番号:03-3724-8118「パンとエスプレッソと湘南と」の限定メニューいちごデニッシュ税込350円サクサク食感のクロワッサン生地の上に、ホワイトチョコと自家製カスタード、いちごをふんだんに敷き詰めたデニッシュ。トッピングのピスタチオが、ほどよいアクセントになっています。いちごバナナミルク税込600円いちごとバナナを3:1で配合した一杯は、濃厚でフレッシュなフルーツのおいしさを存分に感じられます。パステルピンクで見た目もとってもかわいいですよ。スポット情報スポット名:パンとエスプレッソと湘南と住所:神奈川県藤沢市辻堂元町6-20-1 湘南T-SITE1F電話番号:0466-47-8001「BiRd & rUbY」の限定メニューいちごソーダ税込500円博多あまおうを使用した自家製あまおうシロップに炭酸を加えた爽快感あふれる一杯。炭酸の刺激といちごの甘酸っぱさがスッキリとした味わいです。いちごミルク税込500円自家製あまおうシロップとミルク、ホイップクリーム、博多あまおうを丸ごと凍らせて削った“あまごり”をトッピングした4層のドリンク。シャリッとした“あまごり”の食感が楽しい一杯です。スポット情報スポット名:BiRd & rUbY住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷1-21-3電話番号:03-6447-0940「onkä」限定メニューいちごウィッチ(クリームチーズ)税込300円国産小麦100%の生地に、レーズンとくるみをたっぷり練り込んだパンで、自家製まあまおうソースとクリームチーズ挟んだ一品。上にはカットした博多あまおうがちょこんとのっています。いちごのコロネ税込250円お店の看板メニューである「コロネ」をアレンジ。いちごが飛び出すコロネの中には、ホワイトチョコのガナッシュと自家製あまおうソースがたっぷり詰まっています。スポット情報スポット名:onkä住所:東京都世田谷区桜1-66-5電話番号:03-6318-7184旬の「博多あまおう」を存分に味わって一口噛じれば、真っ赤に色づいた大粒の果実から果汁があふれ出し、濃い甘みが口の中いっぱいに広がる「博多あまおう」。旬のおいしさを、ぜひ趣向を凝らしたスイーツやドリンクで味わってみてくださいね。
2019年02月26日スピッツの新曲「優しいあの子」が、4月1日から放送される広瀬すず(20)主演による朝の連続テレビ小説「なつぞら」(NHK総合)の主題歌に決まった。スピッツが朝ドラに楽曲を提供するのは、今回が初めてとなる。NHKの公式ホームページでは2月19日、スピッツのボーカル・草野マサムネ(51)のコメントを公開。そのなかで草野は「記念すべき“朝ドラ”100作目、大好きだった『おしん』や『あまちゃん』のようにインストがいいのでは?とも考えましたが、今回は歌ありです」と明かした。さらに「ドラマタイトルが『なつぞら』なのに詞がかなり冬っぽい仕上がりになってます」と綴り、その理由についてこうコメントしている。「お話をいただいてから何度か十勝を訪ねました。そこで感じたのは、季節が夏であっても、その夏に至るまでの長い冬を想わずにはいられないということ。『なつぞら』は厳しい冬を経て、みんなで待ちに待った夏の空、という解釈です。広く美しい北海道の空の力で書かせてもらいました!」Twitterではスピッツの主題歌起用に《朝ドラ100作目よ???スピッツ様重役任されたのね。きっと素敵な作品だろな》《新元号発表のニュースの後にスピッツが聞けるってこんなん推し全員涙流すレベルやぞ》と喜ぶ声や、草野の楽曲コメントに《新曲への草野さんのコメントがもう詩みたい》《草野さんのコメントが草野さんのコメントすぎて涙出てきたな》《草野さんの感性がほしい》と感激する声が上がっている。いっぽう初の朝ドラ起用ということで、「スピッツは紅白歌合戦に出場するのか?」との待望論が早くも浮上している。「スピッツはライブやレコーディングを中心に活動しているため、テレビ出演は稀。草野さんも『テレビが苦手』と過去に発言しています。しかし次回の紅白は、新元号になって初の開催となる貴重なもの。加えて、『なつぞら』は通算100作目の朝ドラという記念すべき作品です。NHKも近年は特別枠を設けるなど、出演方法をいろいろ考えています。近年は朝ドラ関連の出場が定番化していますし、出場の可能性も十分にありそう。業界でも期待の声が上がっています」(音楽関係者)答えは年末のお楽しみ?
2019年02月20日「放送開始前から『(視聴率)10%を切らないように』と上層部からハッパをかけられていましたが、2月での一桁は完全に想定外です。すでに20話ほど撮り終え、編集作業も進んでいるため前半戦での大幅な軌道修正はできないのが現状です」(NHK関係者)中村勘九郎(37)と阿部サダヲ(48)がW主演を務める大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』が低迷している。初回視聴率では、歴代ワースト3位となる15.5%を記録。その後も視聴率は下がり続け、2月10日の第6話では、9.9%と大河史上最速で一桁台を記録してしまった。 17日の第7話も失速止まらず9.5%だった。2月13日のNHKの定例会見では、木田幸紀放送総局長も大河ドラマの不振についてこう語っている。「ついていけないとか、わかりにくいという意見も確かにいろんなところで聞いています」厳しい評価を耳にしていることを明らかに。低迷の理由について別のNHK関係者はこう明かす。「主人公・金栗四三の知名度の低さに加え、古今亭志ん生役とナレーションを担当しているビートたけしさん(72)の語りの聞きづらさなども一因に挙げられています。ただいちばんの原因は明治と昭和の時代を行き来する、今作のストーリー展開でしょう。宮藤官九郎さんならではの脚本なのですが、話の途中で突然、時代が切り替わるため、特に年配の視聴者がスピード感についていけていない。従来の大河ファンが離れてしまっているのが最大の要因です」主人公が阿部に代わる後半戦では、五輪招致というわかりやすい展開で視聴率向上が見込めると踏んでいるというが……。「具体的には『あまちゃん』で人気だった小泉今日子さん(53)の登場場面を増やすことを考えています。とはいえ、放送されるのは3~4カ月先の話なので、局側は番宣活動に最注力することに決めました。そこで“起爆剤”として白羽の矢が立ったのが“チコちゃん”でした」(ドラマ関係者)『チコちゃんに叱られる!』は、“5歳の女の子”チコちゃんの素朴な疑問に答えていく同局の人気番組。不正解だと「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱りつけるキャラが人気を呼んでいる。「9日の再放送の視聴率が18%で、週間視聴率《娯楽部門》でなんと『笑点』や『イッテQ!』などを抑えて1位になりました。正月放送の特番では、阿部さん、綾瀬はるかさん(33)らが出演しましたが、勘九郎さんはVTR出演のみ。そこで、今度は勘九郎さん本人を出演させてチコちゃんに存分に叱ってもらおうと、スケジュールを調整している最中です。さらに『いだてん』本編にも岡村隆史さん(48)やチコちゃんの声を務める木村祐一さん(56)が役者としてサプライズ出演する案も浮上しています」(番組関係者)救世主・チコちゃんの渾身の叱咤で、視聴率V字回復なるか!?
2019年02月20日焼きたてチーズタルト専門店「ベイク チーズタルト(BAKE CHEESE TART)」から、福岡県産「あまおう苺」を使用した春限定フレーバー「あまおう苺チーズタルト」が登場。2019年2月18日(月)から4月14日(日)まで、全国で販売される。「あまおう苺チーズタルト」は、クリーミーなチーズムースに、"いちごの王様"とも称される福岡県産「あまおう苺」のピューレ&パウダーを練りこんだチーズタルト。チーズの酸味といちごの甘みがマッチした甘酸っぱい風味と、つぶつぶとした苺の食感を楽しめる1品だ。ほんのりピンク色に染まったチーズムースは、見た目にも美しい。また、「あまおう苺チーズタルト」の発売に合わせ、桜をテーマにしたグラフィカルなデザインのパッケージが登場。春を感じさせる華やかなパッケージは、手土産にもぴったりの仕上がりだ。なお、ベイク チーズタルト 天神地下街店では2019年2月15日(金)より、「あまおう苺チーズタルト」をご当地メニューとして通年販売する。【詳細】あまおう苺チーズタルト 1個 300円(税込) ※数量限定、無くなり次第販売終了。販売期間:2019年2月18日(月)〜4月14日(日)販売店舗:ベイク チーズタルト国内全店舗 ※ASSE広島店を除く※ベイク チーズタルト 天神地下街店では2019年2月15日(金)よりご当地商品として通年販売。
2019年02月16日人気若手俳優・福士蒼汰が、3月14日(木)に4月はじまりの卓上カレンダーを発売することが決定した。福士さんは、1993年5月30日の東京都生まれ、25歳。若手の登竜門とされる「仮面ライダー」シリーズでは「仮面ライダーフォーゼ」で主演・如月弦太朗役に抜擢、以降、連続テレビ小説「あまちゃん」や「恋仲」への出演が話題に。また、『好きっていいなよ。』などの少女漫画原作作品のほか、近年では『無限の住人』『BLEACH』『曇天に笑う』「愛してたって、秘密はある。」など、アクションのある作品や重厚な作品への出演も。さらに、“劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season月”では初の主演舞台という新たな挑戦も果たした。6月には、岡田准一、木村文乃、柳楽優弥ら豪華俳優陣が出演する『ザ・ファブル』が公開。福士さんは“殺し屋”役として参加している。そんな福士さん自身、約2年ぶりのカレンダー発売となる今回は、“25歳の等身大の自分”をテーマに制作。昨年発売のロサンゼルスロケを敢行した5年ぶりの写真集「SOTA FUKUSHI」から、完全未公開カットを収録し、ロサンゼルスでの日々を切り取った写真集の続きを楽しむことができる。そして、テーマを踏襲した写真も撮り下ろし。シンプルな衣装をまとい、飾らない、クールで男らしいカットや凛々しいカットなど、福士さんの魅力が満載だ。福士さんは「写真集の撮影時から、僕が1日1日見て感じているものを写真で表す。そんなことをスタッフの皆さんとテーマに掲げてきました」と撮影当時をふり返り、「自分でも楽しんで、挑戦をしながら撮影することができたので、出来上がったものを是非手に取っていただきたいと思います」とファンへメッセージを寄せている。「福士蒼汰カレンダー2019.04-2020.03」は3月14日(木)発売。※一部、発売日が異なる地域あり(cinemacafe.net)
2019年02月14日「『あまちゃん』やこれまでの大河に負けないくらい、いろんな音楽の仕掛けや実験をしています。作った曲も、200曲を超えました」1月6日からスタートしたNHKの大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の音楽を担当しているのが大友良英さん(59)。ドラマは、中村勘九郎(37)演じる「日本初のオリンピック選手」の金栗四三と、阿部サダヲ(48)扮する「初めて日本に五輪を招致した男」田畑政治を主人公にして、明治から昭和にかけて激動の半世紀を描く。大友さんは、’13年の連続テレビ小説『あまちゃん』の音楽も担当したギタリストで音楽家。社会現象にもなった『あまちゃん』では、オープニングテーマはじめ、劇中歌やサントラも異例の大ヒットで、大友さんも日本レコード大賞作曲賞に輝いた。また今回、『いだてん』の脚本を宮藤官九郎(48)が手がけ、出演者にも小泉今日子(52)らが名を連ねるなど、『あまちゃん』メンバーたちの再結集も話題だ。ドラマに負けない“とつけむにゃあ(とんでもない)”『いだてん』音楽誕生秘話を、大友さん本人が語った。■サンバや三味線……世界をつなぐ多様な音楽「『あまちゃん』で出てきた言語って、東北弁と東京弁でしたが、今回は、オリンピックが舞台で世界規模で言語の違う人がいっぱい出てきます。共通の文化がない人同士をつなぐ、多様な音楽を意識しました」サンバの打楽器や三味線など和洋の音が混ざり合う。「つなぐということでは、主人公だけでなく、背後にいる大勢の名もない市井の人々の気持ちを代弁するものに、音楽はするべきだということにも気付いたんです。『オリンピック?それより食うのに精いっぱいだよ』という人たちですね。また、改めてスポーツについて考えるなかで、現代はスポーツでも音楽でも何でもが先鋭的になって、社会全体が“アスリート化”しているように感じました。技術を突き詰めすぎて、たとえるなら、掘り続けた穴が深くなって、周囲が見えなくなっている。基本は分断状態になりますから、それをつなぐ音楽を作っていきたいという気持ちも出てきました」とはいえ音楽は、決して万能ではないとも。「音楽が平和といわれますが、とんでもない。軍歌がいい例で、国威発揚の劇薬にもなるわけです。スポーツも似てるなと思って。だって、スポーツなのに国を背負ったりするでしょう。実際に過去にはオリンピックも利用されたこともある。このドラマでは、第1話からその矛盾もしっかり描かれているのがいい。今の段階では明るい印象のドラマですが、それだけでは終わりません。これから、関東大震災や2度の世界大戦も出てきます。僕らの世代は戦争は知らないけれども、東日本大震災を経験している。戦争を止めるためにオリンピックが始まったところもあるわけですし、その本来の意味を、このドラマを通じて考えなおす機会になればいいと思うんです」■’60年代から活躍する大御所ミュージシャンが登場「実は、個人的に東京オリンピック参加の記憶があります。’64年当時、横浜在住の幼稚園児で、前年のプレ五輪に駆り出されて。三ツ沢球技場で行進しながら、先生の合図で手にした風船を放さなければいけないのを、僕だけ家に持って帰りたくて、『イヤだ!』ってゴネたんですよね(笑)」最後に、今後の音楽の展開プランについて明かす。「この先、東京オリンピック前後が描かれるときには、’64年ごろから活躍しているミュージシャンに参加してほしくて、大御所からマニアックな人まで、腕こきの方たちにも声をかけています。あと、宮藤さんのドラマの持ち味は、脇役にも感情移入できること。僕自身、すでに人力車夫の清さん(峯田和伸・41)や、治五郎の下であたふたしている助教授の可児さん(古舘寛治・50)のことが、ファンレターを書きたいくらい好きだから(笑)。そんな脇役たちのテーマ曲も次々と生まれるかもしれません」今後の物語で女性へのスポーツ普及にも尽力する金栗。その女子選手を演じる新キャストも気になる。「最近あまり言われることがなくなりましたが、“参加することに意義がある”というオリンピック精神の神髄を、音楽でもやり切りたいですね」
2019年01月27日「『あまちゃん』やこれまでの大河に負けないくらい、いろんな音楽の仕掛けや実験をしています。作った曲も、200曲を超えました」1月6日からスタートしたNHKの大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の音楽を担当しているのが大友良英さん(59)。ドラマは、中村勘九郎(37)演じる「日本初のオリンピック選手」の金栗四三と、阿部サダヲ(48)扮する「初めて日本に五輪を招致した男」田畑政治を主人公にして、明治から昭和にかけて激動の半世紀を描く。大友さんは、’13年の連続テレビ小説『あまちゃん』の音楽も担当したギタリストで音楽家。社会現象にもなった『あまちゃん』では、オープニングテーマはじめ、劇中歌やサントラも異例の大ヒットで、大友さんも日本レコード大賞作曲賞に輝いた。また今回、『いだてん』の脚本を宮藤官九郎(48)が手がけ、出演者にも小泉今日子(52)らが名を連ねるなど、『あまちゃん』メンバーたちの再結集も話題だ。ドラマに負けない“とつけむにゃあ(とんでもない)”『いだてん』音楽誕生秘話を、大友さん本人が語った。■上手すぎてシンセサイザーに聞こえる口笛奏者「普通のドラマの撮影では、めったにないことですが、撮影現場で演奏した曲が、一部そのまま使われています。たとえば、浅草のシーン。うちのバンドメンバーが登場人物となって、撮影中にナマで『自転車節』などの当時の曲を演奏しています。普通は現場では音楽は鳴らなくて、役者さんも“鳴ってるフリ”で演じますからね。そこに、あとで音を加えるわけです。それを本物のミュージシャンを呼んで演奏させるというのは、現場は間違いなく活気づきます。ギャラの問題なども出てきますが、(笑)。これは僕というより、演出側のチャレンジかな」もう一つの実験ともいえるのが口笛の起用。2年連続で国際口笛コンクールで優勝している柴田晶子さんによるもの。「オープニング曲のルルルルルのところや、第2話では金栗家のシーンでも入りました。柴田さんは、普通に吹いてもらうと、あまりに上手すぎて楽器のシンセサイザーにしか聞こえないので、『すみません。もうちょっと下手に、少し揺らいで』などとお願いしたり(笑)。昔は西部劇映画やドラマの劇伴でもよく使われた口笛ですが、最近は少なくなりましたからね」
2019年01月27日「『あまちゃん』やこれまでの大河に負けないくらい、いろんな音楽の仕掛けや実験をしています。作った曲も、200曲を超えました」1月6日からスタートしたNHKの大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の音楽を担当しているのが大友良英さん(59)。ドラマは、中村勘九郎(37)演じる「日本初のオリンピック選手」の金栗四三と、阿部サダヲ(48)扮する「初めて日本に五輪を招致した男」田畑政治を主人公にして、明治から昭和にかけて激動の半世紀を描く。大友さんは、’13年の連続テレビ小説『あまちゃん』の音楽も担当したギタリストで音楽家。社会現象にもなった『あまちゃん』では、オープニングテーマはじめ、劇中歌やサントラも異例の大ヒットで、大友さんも日本レコード大賞作曲賞に輝いた。また今回、『いだてん』の脚本を宮藤官九郎(48)が手がけ、出演者にも小泉今日子(52)らが名を連ねるなど、『あまちゃん』メンバーたちの再結集も話題だ。ドラマに負けない“とつけむにゃあ(とんでもない)”『いだてん』音楽誕生秘話を、大友さん本人が語った。■制作1年。難産のオープニング曲「’17年夏ごろ、音楽を依頼されてすぐにロケハンに出たのは、『あまちゃん』のときと同じ。でも、その後のテーマ曲作りは、今まででいちばん時間がかかりました」ディレクターからは「痛快」というキーワードをもらっていたが、なかなかイメージがつかめなかったという。「ブラジルに行ってサンバを聴いたときに、100人の音楽隊を見て、これだとイメージできたんです。完成まで1年くらいかかりましたかね。ドラマでは東京オリンピック開催について、最初は嘉納治五郎(役所広司)など一部の人が大騒ぎしているんですが、続いて主人公たち、日本中の人々、最後には世界中を巻き込んでいくんですね。ですからテーマ曲も、ドラマの流れをなぞった構造にしようと思ったんです」高らかなファンファーレの後、ギターのソロが始まりどんどんスケールが大きくなってくる。「そこに、どんどん演奏者が入っていって、最終的には巨大なアンサンブル(合奏)になる。まあ、右肩上がりの高度成長期も同時に表現できるかなと。打楽器奏者だけでも、プロとアマ合わせて60人近く。N響(NHK交響楽団)のエリート奏者から、うちのバンドのメンバー、町の演奏家まで。なかには工場の廃材で作った楽器で参加した一般の人もいます」その試みは、後半のサンバパートのコーラス部分でも。「その場にいる人に『歌って、歌って』で誰にでも入ってもらったんで、最後は、のべ300人以上が参加しています。あと、四三が走るときの『すっすー、はっはー』という呼吸法がおもしろかったので、途中で『ずんずん、はっはっ』というコーラスも入っています。従来は大河テーマの定番だった途中の“ゆったりパート”もなくし、最後まで走り続ける疾走感を大事にしました」■綾瀬に当てた曲がいつのまにか勘九郎と夫婦の音楽にテーマ曲に加え、劇中に流れるいわゆる「劇伴曲」も注目。「はっきり意識して作ったのが、『孝蔵のテーマ』。若き日の、ちょっとやさぐれた志ん生(森山未來)ですね。まじめな印象の金栗とは違い、自伝などを読むと落語名人の志ん生の生きざまは、間違いなく昔のブルースマンじゃないかと。だったらブルースでいっちゃえと」もちろん、主人公の金栗四三とスヤ夫婦の曲も。「最初に熊本のロケ現場で、四三の妻役のヒロイン・綾瀬はるかさん(33)に会って『よろしくお願いします!』と言われた瞬間、曲を思いついてました(笑)。その後、NHK局内でお会いしたときにも『100曲以上でも書ける』と思ったほど、すっかり綾瀬ファンです。ただ、スヤの曲、四三の曲というわけでもなくて。今回は、ほかの曲もそう。誰々のテーマというより、その状況に合わせて流れる曲になっています。最初はスヤのイメージで、すごくやさしい曲を思いついたんですけど。ちょっと待てよ、これって四三にもいいなと。四三も、実は演じている勘九郎さんも、いわゆるマッチョや根性のイメージとは違うタイプですね。僕自身、根性主義は苦手で、その点、四三も、ただ好きで走っているところがいいですよね。加えて、四三もスヤも、いい意味で天然で、そこも演じている勘九郎さんや綾瀬さんにも当てはまるかなと感じて。だから、さまざまな思いがシンクロしてできた曲。自分で言うのもなんですが、きれいなバラードです」
2019年01月27日東京のホテルニューオータニでは、400年の歴史を誇る日本庭園を望むガーデンラウンジにて、あまおうを贅沢に使用したスイーツが大集合する「サンドウィッチ&あまおうスイーツビュッフェ」を3月31日まで開催中。「本当に美味しいいちごだけを提供したい」というシェフパティシエの想いから、旬を迎えているいちごだけを使用しているホテルニューオータニのいちごスイーツ。満を持して“いちごの王様”こと「博多あまおう®」を贅沢に使用した「あまおうスイーツ」が登場。王道のショートケーキから豆かんまで、同ホテルが誇る至極のスイーツを思う存分堪能できる。「スーパーあまおうショートケーキ」2004年にホテルニューオータニ開業40周年企画として誕生して以来、不動の人気を誇る至高のショートケーキは、「スーパーあまおうショートケーキ」となって登場。主役となる「博多あまおう®」は、スポンジとクリームとの一体感を育むためにフランス産天然ひまわりのハチミツでマリネ。甘み、香り、食感、そして見た目までもがこだわり抜かれた究極のショートケーキを、ビュッフェサイズで提供する。「あまおうタルト」「あまおうタルト」は、香ばしく焼き上げたタルトに、アーモンドミルクのカスタードとクリームを乗せ、あまおうを贅沢にトッピング。サクサクのタルト生地とジューシーなあまおうのマリアージュがたまらない逸品。この他、果汁たっぷりの爽やかなジュレに、フレッシュあまおうを合わせた「あまおうゼリー」や、バニラ風味の濃厚な特製パンナコッタにあまおうを添えた「あまおうパンナコッタ」、あまおう100%で作り上げ、さっぱり爽やかな味わいがたまらない贅沢な「あまおうシャーベット」、1cm四方サイズにフレッシュないちご約2個分が凝縮された色鮮やかな寒天に、自家製の黒豆と黒蜜を合わせた「あまおう入り新edo豆カン」などが並ぶ。また、糖度14度以上を誇る、静岡県産の極上マスクメロンをふんだんに使用したグランシェフ中島眞介渾身の作品「スーパーメロンショートケーキ」も登場する。ガーデンラウンジのビュッフェのもう一つの主役、個性豊かな総勢16種類のサンドウィッチには、ホテル伝統のローストビーフをはさんだ「ローストビーフ&レタスサンド」を始めとした定番メニューの他、「豚ごましゃぶとザーサイベーグル」、アヒージョをサンドした個性派サンドウィッチもラインアップ。そして、今回新たに「Jシリアルすき焼きホットサンド」と「Jシリアル焼き鳥ホットサンド」が登場。あわやきび、アマランサスなど、ホテルオリジナルブレンドの国産雑穀「Jシリアル」を使用したギルトフリーなパン生地に、甘辛い特製タレや紅ショウガを加えた新作サンド。この他、ホテル伝統の製法で時間をかけてじっくりと煮込んだ「ビーフシチュー」や、「エッグベネディクト」など注目の人気商品がずらり。5種類のドレッシングとともに楽める「健康旬野菜のサラダバー」も見逃せない。【イベント情報】サンドウィッチ&あまおうスイーツビュッフェ会期:~3月31日会場:ティー&カクテル「ガーデンラウンジ」住所:東京都千代田区紀尾井町4-1 ホテルニューオータニ ガーデンタワー ロビィ階時間:11:30~14:00(土日祝日は14:30まで)※繁忙日は90分制料金:大人4,200円(ビュッフェ、コーヒーまたは紅茶付き) / 子供2,500円(ビュッフェ)2月以降の土日祝日 大人4,800円(ビュッフェ、コーヒーまたは紅茶付) / 子供2,800円(ビュッフェ)
2019年01月15日「あまおうスイーツビュッフェ」が、東京・ホテルニューオータニのビュッフェレストラン「ガーデンラウンジ」「THE SKY」「タワー・ビュッフェ」の全3会場にて開催。好評につき5月6日(月・祝)まで延長する。「あまおうスイーツビュッフェ」は、ホテルニューオータニの「パティスリーSATSUKI」で作られた“博多あまおう”使用のスイーツを提供。「本当に美味しいいちごだけを提供したい」というシェフパティシエの想いから、旬を迎えるいちごだけを使用した、自慢のいちごスイーツを味わうことができる。また全3会場では、そんないちごスイーツを使用した異なるテーマのスイーツビュッフェを開催。本記事では、ガーデンラウンジで開催される「サンドウィッチ&あまおうスイーツビュッフェ」の内容を紹介する。会場のスイーツの中でも目玉となるのは、厳選素材を使用した「スーパーあまおうショートケーキ」。スポンジには高級小麦粉と長崎県の名産であるカステラに使われる卵を採用。生クリームには九州 大牟田の48%クリームが使用されており、とろけるような口溶けを楽しむことができる。主役の「博多あまおう」は、スポンジとクリームとの一体感をもたせるため、フランス産天然ひまわりのハチミツでマリネ。甘み、香り、食感、見た目にまでもこだわり抜いたショートケーキを、ビュッフェサイズで提供する。その他にも、香ばしく焼き上げたサクサクのタルトに、アーモンドミルクのカスタードとクリームとあまおうを合わせた「あまおうタルト」や、「あまおうゼリー」「あまおうパンナコッタ」「あまおうシャーベット」などのスイーツも用意。またフレッシュな野菜やローストビーフなどを使用した多種多様なサンドウィッチも提供される。【詳細】■ガーデンラウンジ「サンドウィッチ&あまおうスイーツビュッフェ」期間:~2019年5月6日(月・祝) 時間:11:30~14:30(土・日・祝日は ~15:00まで) ※繁忙日は90分制住所:東京都千代田区紀尾井町4-1 ホテルニューオータニ ガーデンタワー ロビィ階料金:大人 4,200円/土・日・祝 4,700円予約・問い合わせ:03-5226-0246■THE SKY Buffet営業時間:ランチ 11:30~15:00(L.O.14:30)/ディナー 17:30~21:30(L.O.21:00)※繁忙日は2部制(土日祝も2部制)料金:ランチ:大人 平日6,500円+税/土・日・祝 7,000円+税ディナー:大人 平日 9,500円+税/土・日・祝 10,000円+税※4月27日(土)~5月6日(月・祝)は料金が異なる※サービス料別予約・問い合わせ:03-3238-0028■TOWER BUFFET「Grand Chef Buffet ~あまおうSweets~」営業時間:ランチ 11:30~14:00/ディナー 17:30~21:00料金:ランチ:大人 平日 4,800円+税/土・日・祝 5,300円+税ディナー:大人 平日 7,300円+税/ 土・日・祝 7,800円+税※4月27日(土)~5月6日(月・祝)は料金が異なる予約・問い合わせ:03-3238-0023
2019年01月12日ホテルニューオータニ幕張で、高級いちごとして知られる「あまおう」を思う存分楽しめるプレミアムビュッフェ「SATSUKIデリシャスビュッフェ~あまおう~」を開催。2019年1月12日から4月21日までの毎週土・日・祝日限定で行われる。構想から実現まで3年を費やした「SATSUKIデリシャスビュッフェ~あまおう~」では、“あかい・まるい・おおきい・うまい”の4拍子が揃うブランドいちご、あまおうのみを使用したスイーツが楽しめるプレミアムな内容のビュッフェとなっている。フレッシュでジューシーなあまおうを使用した、あまおうショートケーキや、あまおうナポレオンパイ、あまおうロールケーキといったニューオータニ定番のスイーツをはじめ、あまおうパンナコッタなどのグラスデザートを含む全15種類のスイーツがラインアップ。あまおうベリーカプレーゼその他、ライブ感溢れるシェフのクッキングサービスを堪能しながら、低音でじっくり焼き上げるジューシーなローストビーフや鉄板焼き、握り寿司など、和・洋・中の人気料理25種類も楽しめる。また、あまおうの甘酸っぱさとクリーミーなモッツァレラチーズが相性抜群なあまおうベリーカプレーゼも登場する。【イベント情報】SATSUKIデリシャスビュッフェ~あまおう~会期:2019年1月12日〜4月21日の毎週土・日・祝会場:ホテルニューオータニ幕張1階 オールデイダイニング SATSUKI住所:千葉県千葉市美浜区ひび野2-120-3時間:ランチ 1部11:30~15:00 (100分制) 2部13:40~16:00(L.O 15:20) / ディナー 1部 17:30~19:10(100分制)2部 19:40~22:00(L.O 21:20)料金:ランチ 大人5,000円 小学生2,000円 幼児(4歳以上)1,200円 / ディナー 大人6,500円 小学生2,800円 幼児(4歳以上)1,700円(消費税およびサービス料別)
2018年12月17日女優の紺野美沙子が主宰する朗読座、2019新春公演『源氏物語の語りを愉しむ-紫のゆかりの物語』が関西で上演される。「初めての方、久しぶりの方、ツウの方にもご満足いただける源氏物語です」と紺野が言うように、はじめに平安時代文学が専門の早稲田大学教授・陣野英則をゲストに招いたトークセッションで物語の背景や魅力に触れる解説付き。2部の朗読では、光源氏とその子孫らの70余年4世代に渡る壮大な物語から、彼が最も愛した女性「紫の上」にスポットを当てる。実は長年『源氏物語』には触れてこなかったと明かす紺野が会見で意気込みを語った。「源氏物語の語りを愉しむ―紫のゆかりの物語」チケット情報「私は慶應義塾大学文学部・国文科の出身なので、物語に詳しいだろうと思われがちですが、じつは膨大な資料を読むのが嫌で専攻を決めるとき、真っ先に除外したのが源氏物語でして……」。その後、本格的に触れたのは漫画『あさきゆめみし』が最初だった。そんな紺野に2017年、中学時代の恩師から一報が入った。早稲田大学名誉教授・中野幸一が『正訳源氏物語本文対照』全10冊を刊行し、記念の朗読公演をしてくれないかという依頼だった。「恩師の頼みですから、しぶしぶお引き受けしました(笑)。それまで源氏物語といえば、恋の遍歴が書かれた物語という印象が強くて苦手でした。次から次へと浮き名を流して嫌だわって(笑)。でも中野先生の本を拝読して、自分はほんの一面しか見ていなかったんだなって。実際には男女の愛憎だけでなく、愛と裏返しの罪や人間の愚かさ、弱さなどが色褪せずに描かれていた。朗読座では、耳で聞いてストンと理解できない演目は睡魔に襲われる要因にもなりますので選びませんが、中野先生の現代語訳は原文に忠実な上、ですます調なので聞きやすい。本当に当時の宮廷に仕える女房たちが、語りかけているような感覚になると思います」朗読座では毎回映像や音楽を使った「眠くならない」演出も持ち味のひとつ。今回は二十五絃箏・中井智弥とパーカッション・相川瞳の演奏、さらに時代ごとに描かれた錦絵の映像が朗読を彩る。「中井さんは二十五絃箏の豊かな音色で、紫の上の心情や時の流れを幻想的にも官能的にも演奏してくださる。相川さんはNHK朝の連続テレビ小説で有名になった『あまちゃんバンド』で紅白にも出演された方。才能溢れた方々の力を借りて、私の朗読も一気にパワーアップという感じ。お正月でもあり華やかに分かりやすく、誰もが楽しめる公演にしたいなと思います」公演は2019年1月4日(金)に兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール、1月5日(土)に滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール中ホールにて上演。チケットは発売中。他、岡山・勝央、兵庫・加東公演あり。取材・文:石橋法子
2018年12月03日●高視聴率=流行ではない毎年恒例の「『現代用語の基礎知識』選 2018ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンと年間大賞が、12月3日に発表される。“平成最後”となる今年のノミネート30語には、エンタメ、スポーツ、社会問題など、さまざまな分野から生まれた言葉が並んでいるが、平成の30年間で「新語・流行語」はどう変遷してきたのか。平成7(1995)年から審査員を務める自由国民社『現代用語の基礎知識』シニアディレクターの清水均氏に聞いてみた――。○一番変わったのは労働観同賞が始まったのは、昭和59(1984)年。その年の最新語・時事語・流行語から基礎用語までを専門家が解説する『現代用語の基礎知識』は昭和23(1948)年から刊行されているが、「毎年のように『トピックとして今年のベストの言葉は何ですか?』と聞かれるので、それに回答することもサービスの一環だという認識で、その年ならではの言葉を伝えるために、“賞”という形を使ったんです」(清水氏)という。平成30年間での傾向の変化を聞くと、「一番変わったのは労働観」とのこと。平成元(1989)年には、リゲインのテレビCMから生まれた「24時間タタカエマスカ」が流行語部門・銅賞選ばれたが、平成29(2017)年には「働き方改革」、同30(2018)年には「時短ハラスメント(ジタハラ)」がノミネートされた。働き続けることに疑問を持っていなかった時代から、いかに効率よく仕事するかということに、大きく意識が変わったのだ。さらに、この中間に当たる平成11(1999)年のトップテンに選ばれた「癒し」を象徴した坂本龍一のヒット曲「energy flow」が、「24時間タタカエマスカ」を生んだリゲインのCMで使用されていたというのも興味深い。また、平成元年の新語部門・大賞に「セクシャル・ハラスメント」が選ばれた一方、今年のノミネートにも「時短ハラスメント」が入り、「悪質タックル」「奈良判定」はスポーツ界のパワハラ、「#MeToo」もセクハラを訴えるワードだ。清水氏は「『セクハラ』でハラスメントの存在が発見され、30年もたったのに、相も変わらず“ハラスメント”が日本を覆っているということなんですよね」と総括。今クールで『ハラスメントゲーム』(テレビ東京)というドラマが放送されるのもうなずける。○『おっさんずラブ』選考委メンバーは見ていなかったが…流行語といえば、かつては前述の「24時間タタカエマスカ」のようなCMや、テレビドラマから生まれたものが多く選ばれていた。平成6(1994)年には「すったもんだがありました」(タカラ「カンチューハイ」CMでの宮沢りえのセリフ)、「同情するならカネをくれ」(日本テレビのドラマ『家なき子』での安達祐実のセリフ)がそろって年間大賞になったほどだ。だが、特にCM発の言葉については、平成27(2015)年の「結果にコミットする」(RIZAP)以来、今年も含め3年間ノミネートすらない。メディアの多様化や、録画視聴の増加に伴い、流行語が生まれにくい環境になってきているのだ。今年のノミネートには「ハズキルーペ」が検討されたそうだが、「CMとしては話題になったけれど、言葉の観点からは今ひとつですね」ということで落選。「世の中の文字は小さすぎて読めない!」「ハズキルーペ、だ~い好き」といったフレーズでは、候補として弱かったようだ。一方で、ドラマからは「おっさんずラブ」(テレビ朝日『おっさんずラブ』)がノミネートに。決して高視聴率ではなかったものの、「実は選考委員会のメンバーも番組自体あまり見ていなかったんですが、情報としては十分にフォローされていました。作品から発せられるメッセージがテレビの枠を超えて、社会現象になったということですね」という。今年はテレビ番組からは他にも、「ボーっと生きてんじゃねえよ!」(NHK『チコちゃんに叱られる!』)、「筋肉は裏切らない」(NHK『みんなで筋肉体操』)がノミネート。『チコちゃん』は土曜の朝で毎週のように視聴率16%台(ビデオリサーチ調べ・関東地区)をマークする人気ぶりだが、『筋肉体操』も『おっさんずラブ』と同じく高視聴率番組ではない。それでもノミネートされたのは、やはりネットなどで大きな話題となり、番組を飛び出して言葉がひとり歩きするようになったのがポイントだ。同様の例は、平成5(1993)年の「ウゴウゴ・ルーガ」でも。放送時間は早朝だったが、「テレビが実験的なことをやると、とりあえずみんな注目したという風潮がありました。ちょっと面白い番組が登場すると、見る見ないはともかく、そこに関心が集中したんですよね」と振り返る。平成25(2013)年には、NHKの朝ドラ『あまちゃん』から「じぇじぇじぇ」「あまロス」と2語もノミネートされたが、視聴率は他の朝ドラ作品に比べて突出して高かったわけではなく、「高視聴率と流行がイコールとは限らないですね」と解説。最近のドラマでは、SNS施策としてハッシュタグを設定することで自ら略称をPRしていることもあり、流行語になる環境は整備されているはずだ。清水氏も「テレビはダメだダメだと言われますけど、まだまだやれるし、実際頑張っている作品はあると思います」とエールを送っている。お笑い芸人のギャグも毎年注目を集めるが、「流行語大賞に選ばれると、一発屋になってしまう」というネガティブなジンクスも。しかし、振り返れば、平成5(1993)年に「聞いてないよォ」で受賞したダチョウ倶楽部は、25年たった今も第一線で活躍を続けており、清水氏は「一発屋になるのはヒットネタが1本しか作れないからですよね(笑)」と、選考側の責任を笑顔で否定。今年は「ひょっこりはん」がノミネートされているが、果たして…。●オウムの言葉を選ばなかった理由この30年間の選考で印象深いのは、平成7(1995)年だ。「地下鉄サリン事件」が発生し、一連のオウム真理教による事件が大きな注目を集めた年で、「当時の審査会はホワイトボードに言葉を書き出していたんですが、100語あがった中で30語以上が、『ポアする』『サティアン』など、オウムの言葉だったんですよ」と回想。当時小学生だった筆者も、悪気なく発していた記憶がある。だが、それらオウム関連の言葉は、一切ノミネートにすらしなかった。この決断をしたのは、当時審査員長だった、ノンフィクション作家でジャーナリストの故・草柳大蔵氏。「新語・流行語大賞もジャーナリズムでなければいけないという話をされて、あえてオウムの言葉を授賞対象にしないということを賞としてのメッセージに提案されました」といい、「読者投票でもオウム語が多かったですし、あのままだったら、トップテンにもぞろそろ並んだかもしれません」と振り返る。しかし実際には、阪神・淡路大震災からの復興をスローガンに掲げたプロ野球・オリックスの「がんばろうKOBE」メジャーリーグに渡って熱狂させた野茂英雄投手の「NOMO」など、前向きな言葉が年間大賞に選ばれた。○アムロス・ぎぼむす落選…今年は豊作そんな歴史を積み重ねてきた新語・流行語大賞だが、今年の傾向を聞くと、「『翔タイム』(大谷翔平選手)も『なおみ節』(大坂なおみ選手)も『(大迫)半端ないって』(大迫勇也選手)も、スポーツ選手はみんな国際舞台で活躍するようになったのが印象的です。『悪質タックル』や『奈良判定』も含めて、良くも悪くもスポーツ関連の多い年でした」という。毎年、一定の存在感を見せる政治関連は「首相案件」「ご飯論法」にとどまったが、「これは国民の政治離れの反映でしょう」と分析する。「例えば “モリカケ”問題への追及にしても昨年に比べて熱の冷めようが甚(はなは)だしい。メディアの報道ぶりも手ぬるくなって、それが“盛り下げ”につながったのだと思います」。惜しくもノミネート30語に入らなかった言葉を聞くと、「アムロス」「平成最後の○○」「ぎぼむす」「紀州のドン・ファン」など。どれもよく聞いた言葉だが、それだけこの賞は狭き門ということで、「今年は豊作と言っていい年だと思います」とのことだ。この30年で趣味嗜好の多様化が進み、選考は難しくなってきているというが、「新語・流行語大賞への注目度はむしろ高まってきた」と実感しているそう。「日本人はたしかに成熟して、他人と違う個性を志向するようになった。と、そんなふうに見えますが、まだまだどこかで標準のラインとかアベレージ(平均)がどこにあるのかということにも関心が強い。時代は変わったように見えながら、実のところ、日本人はなかなか変わってないということかもしれないですね」と推測している。○今年のノミネート30語(五十音順)「あおり運転」「悪質タックル」「eスポーツ」「(大迫)半端ないって」「おっさんずラブ」「GAFA(ガーファ)」「仮想通貨/ダークウェブ」「金足農旋風」「カメ止め」「君たちはどう生きるか」「筋肉は裏切らない」「グレイヘア」「計画運休」「高プロ(高度プロフェッショナル制度)」「ご飯論法」「災害級の暑さ」「時短ハラスメント(ジタハラ)」「首相案件」「翔タイム」「スーパーボランティア」「そだねー」「ダサかっこいい/U.S.A」「TikTok」「なおみ節」「奈良判定」「ひょっこりはん」「ブラックアウト」「ボーっと生きてんじゃねーよ!」「#MeToo」「もぐもぐタイム」
2018年12月02日●W主演作『かぞくいろ』では、義理の親子に地方のローカル線を舞台に、自分の生き方を見つめ直す姿を温かく描く映画『RAILWAYS』シリーズ。これまでに中井貴一、三浦友和が主演を務めた同シリーズだが、今回初のW主演で「女性運転士」とその義父を主役にした『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』が11月30日より公開される。有村架純は、25歳で未亡人となり、夫の連れ子を抱えて夫の故郷の鹿児島で一念発起して鉄道の運転士を目指す奥園晶を演じ、初のシングルマザー役に。また、W主演の國村隼が晶の亡き夫の父・節夫を演じ、九州・肥薩おれんじ鉄道が走る場所で血の繋がらない家族3人が心を寄せていく。今回は、久しぶりの共演で初の義親子役となった有村と國村に、作品や互いの印象についてインタビューした。○5年前は互いに「宇宙人」――2人が共演されるのは、ドラマ『スターマン・この星の恋』(13)以来と伺いました。その時は話題になったキスシーンもありましたが、今回は義理の親子役で。改めて対峙して当時からの印象の変化など、感じたことがあればぜひ教えていただきたいです。有村:なつかしいですね國村:『スターマン』で初めて有村君とやった時に、「この人は、本当に素直にスッといろんなことに入っていける人だな」という気がしていました。今回の晶ちゃんもなかなか難しい役どころですけれど、有村君らしく、彼女自身の中から出てくるものに素直に従っている感じがしました。――やっぱり、「芯は変わらず」といった印象でしょうか。國村:そうですね、やっぱりそれはもう俳優さんの性質の問題だと思うんで、役柄や作品が変わっても、根っこは変わらないでしょう。――有村さんは、今回の國村さんの印象はいかがでしたか?國村:ずいぶん、違うトーンだからね(笑)。有村:ドラマの時は、お互い宇宙人で。不思議な役どころだったんですけど、現場にいらっしゃる國村さんは佇まいもご自身のペースでいらっしゃる感じで、すごくかっこよかったです。私は当時20歳くらいで、まだそんなにお芝居の経験もなくて、どうやって自分が任せられた役をやり切るか、存在感を残せるか、ということしか考えていませんでした。でも、いろんな経験をさせていただいて、5年ぶりに國村さんとご一緒させていただけるのはすごく嬉しいです。5年の間にも、國村さんは海外の映画や数々の作品に出られていて、人生経験を含めて、尊敬の意味で「到底、手の届く人じゃない」と思っていました。國村:初めて聞きました。有村:本当に。――國村さんは元々すごい俳優さんだと思いますが、インターネットでも注目を集めて、さらに人気が出ているのかなと思いました。國村:ありがたいことでございます。『スターマン』の時には、有村さんのファンに「何をすんねん!」と、怒られていたらしいですけど(笑)。――『シン・ゴジラ』や『哭声 / コクソン』の役は今まで以上に話題になっていたと思いますが、その反応は感じられていましたか?國村:今まで外を歩いていたら「見てますよ!」と声をかけて下さることが多かったんですが、具体的に「あの作品、観ましたよ!」と言われることも多くなりました。●"半成人式"の難しさも描かれた作品に「時代を捉えている」――今回は、肥薩おれんじ鉄道を舞台に、運転士役に挑まれたお二人ですが、やってみての感想はいかがでしたか?有村:私は正直、こういった役のお話をいただけるとは全く思っていなかったので、想像もしていなかった世界でした。男社会のような印象がある中、女性運転士の方も実際にいらっしゃって、飛び込んでいる方は、すごくかっこいいなと思いました。決して、若い世代に馴染みのある職業ではないとは思うんです。でも、晶も含めて、運転士を目指したいと思わせるロマンが、やっぱり鉄道にはあるんだな、と思いました。國村:僕も、今まで特別鉄道に興味がある方ではなかったんです。だけど今回ベテラン運転士の節夫さんを演じて、「あ、俺もやっぱり男の子やったんや」と自覚しました。鉄道を自分で動かしているという感覚はドキドキして、楽しいもので。……と言っても、もちろん実際には動かしてないんですが(笑)。動かしている様に演技をしているだけでも、操作とかを体験することで「やっぱり、こういうことは好きなんだ」と思いました。――ちなみに、もしお二人が実際に家族だったら、どういう感じになると思いますか?有村:ええ、どういう感じでしょう?國村:それは想像したことがないから、わからないね。有村:でも私は、夜一緒に、國村さんと晩酌がしたいです。「黒千代香」で飲むのが美味しいとおっしゃっていたので。國村:その話ばかりしてましたから(笑)。撮影中も、僕は黒千代香のお店に行っていました。成長した娘と晩酌って、父親にとっては一番楽しい時間でしょうね。――家族といえば、作品で出てくる半成人式(10歳で行う成人式)が結構賛否両論を呼んでいて。その難しさが描かれていたのがすごいなと思いました。國村:この作品で、初めて存在を知ったんですよ。そういう意味でも、吉田(康弘)監督の脚本は非常に今の時代をちゃんと捉えているんだと思います。しかもそれは東京という大都会の今ではなく、同じ日本の中でも肥薩おれんじ鉄道が走る場所の、今。家族というものを通して、日本の同時代の現実を描き出しているし、観ているお客さんにも、自分のこととして受け止めてもらえるはずだと思いました。○早く子供が欲しくなった――有村さんは、義理の息子と対峙する場面もあり、母親役に挑戦して、感じたことはありましたか?有村:私自身、母親という立場になったことがないので、晶と同じように、「母親とは何か」「家族とは何か」ということがわからない。自分自身もそうなので、一緒に寄り沿っていければいいかなって思いながら演じました。駿也がすごく人見知りで、せっかく喋れた、と思っても次の日になるとまたゼロに戻ってたり。でも、1カ月鹿児島にいたので、物語が進むにつれて段々と心を開いていってくれて、その距離感が妙にリアルですごく良かったと思いました。――すごくリアルだったんですね。子供のかわいさに目覚めた、なんてことは。有村:面白いですよね。素直で、目の前にあるものを何でも遊び道具に使っちゃったりとか本能的に生きてる感じがうらやましいなとも思うし、かわいいなとも思うし、自分も早く子供が欲しいなと思いました。國村:そうか、それは女性ならでは、やなあ。――最後にぜひ、この作品を気になっている方に対してメッセージをいただけると嬉しいです。國村:『かぞくいろ』という映画は、とってもストレートに、ホントに不器用な3人が一生懸命というものを作り直すお話です。ぜひ、親子で夫婦でご一緒に映画館へいらしてください。有村:本当に、大きな波があるわけでもない日常を描いていて。だけどピントを合わせた時に、ものすごく繊細で複雑な心情がある作品なんだと思います。観てくださった方に優しく寄り添えるような作品になっていると思うので、ぜひ映画館で観て、家族のあり方などについて考えていただけると嬉しいです。國村:やっぱり、まず映画館ですよ。これはやっぱり、肥薩おれんじ鉄道からの車窓の景色や、遠くをコトコト走っている電車であるとか、大画面で観ていただかないとこの作品本来の面白さ楽しみが伝わらないと思います。ぜひ、映画館へ。■有村架純1993年生まれ、兵庫県出身。2010年女優デビュー。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」(13)で人気を博し、『映画 ビリギャル』(15)で第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞および新人俳優賞を受賞。また、同作と『ストロボ・エッジ』(15)で第58回ブルーリボン賞を受賞。NHK連続テレビ小説「ひよっこ」(17)では主演を務め、第67、68回NHK紅白歌合戦の紅組司会者に起用され話題をさらう。主な映画出演作は、『思い出のマーニー』(14・声の出演)、『アイアムアヒーロー』(16)、『何者』(16)、『3月のライオン 前編/後編』(17)、『ナラタージュ』(17)、『関ヶ原』(17)など。最新作は『コーヒーが冷めないうちに』(18)、『フォルトゥナの瞳』(19)。■國村隼1955年生まれ、大阪府出身。97年に『萌の朱雀』(河瀬直美監督)で映画初主演。以降、国内外の数多くの作品で活躍。クエンティン・タランティーノ監督『キル・ビルvol.1』(03)、ジョン・ウー監督『マンハント』(18)など海外の作品にも出演、ナ・ホンジン監督『哭声 / コクソン』(17)で第37回青龍映画賞の男優助演賞と人気スタ-賞の2冠を獲得、外国人俳優初の受賞となり注目を集めた。主な映画出演作に、『アウトレイジ』(10)、『地獄でなぜ悪い』(13)、『あさひるばん』(13)、『渇き。』(14)、『天空の蜂』(15)、『シン・ゴジラ』(16)、『海賊とよばれた男』(16)、『忍びの国』(17)、『パンク侍、斬られて候』(18)、『泣き虫しょったんの奇跡』(18)など多数。’19年は『アルキメデスの大戦』などが公開予定。
2018年12月02日