冬は鍋料理がおいしい季節。そこに欠かせない食材といえば、キノコです。豊かな風味や香りを楽しむことができ、栄養も満点。家族みんなで積極的に摂りたいですよね。そんなキノコ、実は冷凍保存できることを知っていましたか。キノコを保存する際のポイントや冷凍保存のメリットを、大手生活用品メーカー・ライオンの公式Instagramアカウント「ライオン Lidea - リディア(lidea_lion)」の投稿より紹介します。キノコを冷凍保存する2つのメリットキノコを冷凍保存には、以下のようなメリットがあります。・冷凍することでうまみがアップする・1か月程度保存できるキノコを冷凍すると、細胞が破壊され、うまみ成分が引き出されるといわれています。摂取できるアミノ酸も増えるため、より栄養豊富になるでしょう。まとめ買い派にとって嬉しいのが2つ目のポイントです。冷蔵の場合は約1週間なので、その差は明らか。冷凍すればかなり余裕を持って使えます。大量に購入しても安心です。人気キノコ3種を冷凍保存してみようライオンは、キノコを実際に冷凍保存する際の手順についても紹介しています。人気の3種を、ぜひ実際に冷凍保存してみてください。まずは炒め物や汁物に人気のシメジ。1つの株を4つに分けて、それぞれ石づきを落としてバラバラにほぐしたら、フリーザーバッグに入れればOKです。お次はエノキダケ。パッケージを開けたら、石づきを切り落とし、こちらもバラバラにほぐして、フリーザーバッグに入れて冷凍保存してください。最後は生シイタケの保存方法です。石づきを切り落としたら、キッチンペーパーを用意してください。水で濡らし、汚れをきれいに掃除しましょう。特にかさの裏には溜まりやすいので、丁寧に作業するのがおすすめです。きれいになったシイタケは、軸が上になるようにしてフリーザーバッグへ。そのまま冷凍庫に入れてください。ライオンによると、「水分があると傷みやすいので、洗わずに保存するのがポイント」とのこと。シイタケ以外、基本的には「洗わず切ってほぐすだけ」で冷凍保存が可能なので、それほど手間もかからないでしょう。いろいろなキノコをミックスしてフリーザーバッグに入れておけば、さまざまな料理に便利に使えます。炒め物や汁物、炊き込みご飯など、キノコの風味を生かした料理に活用してみてください。家庭でのフードロス削減にも一役特売のタイミングでキノコを大量購入しても、「使い切れないまま駄目にしてしまった…」という人も多いのではないでしょうか。ほんの少しの手間をかけて冷凍保存しておけば、時間に余裕を持って使い切れます。家庭でのフードロス削減に向けて、ぜひキノコの冷凍保存にも挑戦してみてくださいね。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。 この投稿をInstagramで見る ライオン Lidea - リディア(@lidea_lion)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年12月16日カルディが大好きなあおこさん(@aoko0911)に、「もう手放せない!」という商品を教えてもらいました。あえるだけ、混ぜるだけでうまみが増すという便利な商品です。 原材料はトマトと塩だけ。小さく切ってあるから調味料に♪ 今回紹介するのは、地中海フーズの「小さくカットした乾燥トマト」(40g・183円)です。 イタリア料理ではおなじみのドライトマトを小さく刻んだ商品です。原材料はトマトと塩だけ。それなのに、入れるだけでおいし~いダシが出て、料理にコクとうまみをプラスしてくれるのです! 食材というより、調味料ですね。 生トマトが苦手な子どもたちも、これなら食べてくれます。わが家ではずーっとリピ買いしていて、常備品となっています。 鉄板の組み合わせ、パスタと混ぜて♪ まずは、パスタのアレンジ例を紹介します! 上の写真は、ゆでたサラスパと「小さくカットした乾燥トマト」をあえ、ブラックペッパー、粉チーズを振りかけたパスタ。 シンプルなうまみが絶品です♡ マカロニサラダにも合います♪ ゆでたてのマカロニに混ぜると、「小さくカットした乾燥トマト」がやわらかくなり食べやすいです。 いつものメニューに混ぜておしゃれに味変♡ パスタ以外にもいろいろなメニューに使えます。まずは「イタリアン卵焼き」。溶き卵に「小さくカットした乾燥トマト」を入れて焼けば完成! トマトのうまみと卵がよく合います♪ 次は、おなじみ納豆ご飯に! 加熱していないメニューにそのまま入れると、口の中でガリガリしてしまうので、1度ぬらすか、ぬるま湯につけてから入れています。 かけるだけなのに、めちゃめちゃおいしいんです! ドライなので、栄養が凝縮されているのもうれしい♡ カップラーメンにも入れてもおいしそう&栄養がプラスされるので今度試してみたいと思います。 いかがでしたか? ほかにも、スープやパスタ、チャーハン、ピザ、パンなどいろいろなメニューに活用できるそうです。店頭で見かけたら、ぜひチェックしてみてください♡ ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事内の価格表記は、すべて消費税込みの価格です。※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗では臨時休業や営業時間の変更などを実施している可能性があります。商品購入の際には自分だけではなく周りの方、スタッフの方への感染防止対策を十分におこない、安全性に配慮していただくなどご注意ください。外出を楽しめる日が1日も早く訪れますように! この投稿をInstagramで見る あおこカルディ*業スーなど簡単アレンジ(@aoko0911)がシェアした投稿ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。 著者:あおこお取り寄せやネット通販、コストコ、業務スーパー、カルディなどのおいしいものが大好き。レシピやアレンジ方法をブログとインスタグラムで発信しています。3人のお子さんのアラフォーママ。
2020年11月24日連載第130回目は、鶏のうまみを存分に味わえるタイのチキンライス『カオマンガイ』。今回はパクチーの代わりに三つ葉と大葉を添えて、ちょっと和のテイストをプラスしたひと品に仕上げます。お米に下味をつけた鶏肉を乗せて一緒に炊き上げるだけでOK! 鍋炊きでも炊飯器でも、簡単にアジアの味を楽しめます!『タイ風チキンライス』【旬を味わう 美人レシピ】vol. 130旬食材は、ネギ!ネギの旬は11月~1月です。冬に旬を迎えるネギですが、下仁田ネギや万能ネギ、わけぎなど種類が豊富!産地ごとに出盛りの時期があり、1年中おいしく食べることができます。ビタミンCやビタミンAが豊富で、免疫力を高め、風邪予防を期待できます。ビタミンCには、肌の調子を整え、シミやソバカスを予防する効果があります。美肌効果が期待できるのは嬉しいですね!食物繊維も豊富に含まれています。腸の調子を整え便秘改善効果を期待できるので、お通じがよくなれば吹き出物などの肌荒れも解消してくれるので一石二鳥ですねまた、ネギの青い部分にはクリプトキサンチンという成分が含まれ、抗酸化作用があり、アンチエイジング効果として若返りを期待できます!ウイルスが蔓延する冬の季節に旬を迎えるネギをぜひ積極的に摂って、今年の冬は風邪知らず&美肌をキープしましょう材料はこちら!【材料(二人分)】・ジャスミンライス:1合※いつも食べている白米でもOK・水:180ml・酒:大さじ1・ショウガ:1かけ・長ネギの青い部分:1本分・三つ葉:適量・大葉:6枚・キュウリ:1/4本・ミニトマト:2個・ゆで卵:1個・鶏もも肉:1枚(鶏もも肉下味用調味料)・きび砂糖:小さじ1/4・塩:小さじ1/3・ナンプラー:小さじ1・黒コショウ:少々(みそだれ)・ナンプラー:大さじ1/2・きび砂糖 :大さじ1・味噌:大さじ1・酢 :大さじ1・長ネギ:5㎝程度・唐辛子 :少々※一味唐辛子、または韓国唐辛子まず、下準備を始めます。~その1:野菜を切ります。・ショウガは薄切りにします。・大葉は千切りにし、三つ葉は3㎝幅に切ります。・キュウリは薄切りにし、トマトは縦半分に切ります。まず、下準備を始めます。~その2:長ネギはみじん切りにします。長ネギはみじん切りにします。長ネギの青い部分はご飯を炊くときに使うので残しておきましょう!まず、下準備を始めます。~その3:みそだれの材料を合わせます。小さめのボウルに長ネギのみじん切りと味噌、ナンプラー、きび砂糖、酢を合わせ混ぜます。お好みで粉唐辛子を加え、辛さを調整します。まず、下準備を始めます。~その4:鶏もも肉は余分な脂を除き厚さを均等にします。鶏もも肉は余分な脂を除きます。厚さを均等にするため包丁で切り込みを入れます。では、作ります!まず鶏肉に下味をつけます。余分な脂を除いた鶏もも肉に、下味をつけます。小さめなバットに鶏もも肉を入れ、ナンプラーときび砂糖、塩、黒コショウを加えまぶします。お米をさっと洗い、お鍋に入れ分量の水と酒を加えます。ジャスミンライスは流水でさっと洗います、水で流す程度でOKです。お鍋にジャスミンライスを入れ、分量の水と酒を加えます。下味をつけた鶏もも肉をお米の上に乗せ、蓋をして火にかけます。下味をつけた鶏もも肉をお米の上に乗せ、ショウガとネギの青い部分も加え、蓋をして強火で炊きます。ぐらぐらと沸騰して吹きこぼれてきたら弱火にして12分炊きます。炊きあがったら火を消し、10分蒸らします。※お鍋炊きではなく炊飯器で、いつものお米を炊く要領で鶏もも肉を乗せて炊き上げてもOKです!より簡単です炊きあがったら、ショウガ、ネギ、鶏肉を取り除き切りわけます。炊きあがったら、ショウガやネギ、鶏肉を取り除き切りわけます。鶏肉は1㎝幅程度に切りわけます。鶏肉は1㎝幅程度に切りわけます。熱いので注意してくださいね!盛りつけます。ジャスミンライスをお皿によそい、その上に鶏肉を盛りつけます。三つ葉や大葉、キュウリとトマト、半分に切ったゆで卵も添え、バランスよく盛り付けます。お好みでみそだれをかけます。おいしさのアレンジポイント鶏むね肉でさっぱりと仕上げるのもおすすめです!今回はジャスミンライスを使用しましたが普通のお米でもおいしく仕上がりますよお鍋炊きではなく炊飯器を使うとより簡単です!
2019年12月05日アサリとベーコンのうまみがギュッとつまったリゾットです。カボチャの甘みがスープの塩気を引き立て、味全体をまとめてくれます。こどもも好きな組み合わせですが、白ワインとも好相性です。アサリといえば、砂出しが面倒と思っていませんか?最近砂出し済みのものがスーパーでもよく売られています。多めに購入して1回分ずつ小分けにして冷凍保存しておくと便利ですね。アサリを一度冷凍して細胞を壊すことで、うまみエキスが外に出てきやすく、うまみを最大限に活かすことが出来て一石二鳥。「アサリとベーコンのリゾット」をより美味しく食べられますよ。■アサリとベーコンのリゾット調理時間 30分 1人分 394Kcalレシピ制作:杉本 亜希子<材料 2人分>アサリ(砂出し) 1パックお米 1/2合玉ネギ(みじん切り) 1/4個分カボチャ 1/16個ベーコン(ブロック) 70gバター 20g白ワイン 大さじ3 水 300ml 固形スープの素 1/2個粉チーズ 適量塩コショウ 少々<下準備>・アサリは殻をこすり合わせて水洗いし、水気をきる。カボチャは種とワタを取り、1cm角に切る。ベーコンは5mm角に切る。小鍋に<スープ>の材料を合わせて火にかけ、固形スープの素を煮溶かしておく。 <作り方>1、フライパンにバターを熱し、玉ネギとカボチャ、ベーコンを加えて炒める。玉ネギが透き通ってきたら、お米を加えて炒め合わせる。 2、お米が半透明になったら白ワインを注ぎ、強火で水気を飛ばすように手早く炒める。3、<スープ>を100ml加え、水気を飛ばしながら強火で炒める。 4、残りのスープとアサリを加え、フライパンに蓋をして弱めの中火で10~12分時々混ぜながら煮る。蓋を取り、まだ<スープ>が残っている場合は、強火で<スープ>が少なくなるまで火を入れて下さい。 5、最後に塩コショウで味を調え、器に盛って粉チーズを振る。春と秋、旬が2回あるアサリは手に入りやすいですが、缶詰のアサリでも美味しく作れますね。
2019年11月13日連載第128回目は、キノコと豚肉のうまみたっぷりのつけうどんをご紹介します。冷凍うどんを使ってあっという間にできる簡単麺メニュー。肌寒くなってきたいまの時期にいただきたい一品です!『豚肉とキノコのつけうどん』【旬を味わう 美人レシピ】vol. 128旬食材は、キノコ!キノコの旬は10月~12月。日本のキノコには天然ものと栽培ものがあり、エリンギはほぼすべて栽培ものが出回っています。天然ものはまさに秋が旬ですが、栽培ものが多く出回っているため、一年を通して安定供給されています。キノコといえば、低カロリーかつ食物繊維が豊富で知られていますね。まさに女性には嬉しい食材! でもそれだけではないのです! たとえば舞茸には肌荒れを防ぐビタミンB2、お肌の潤いを保つトレハロースなど、美肌に導く栄養素が含まれています。また、シメジにはアミノ酸の一種であるオルニチンが含まれており、脂肪を燃焼させる効果もあるといわれています。キノコのなかでも食物繊維がトップクラスのエリンギはビタミンB1・B2・ビタミンD、カリウムを豊富に含んでおり、むくみ解消が期待できます。低カロリーで食物繊維たっぷりのキノコ! 美肌効果やむくみ解消が期待できたり、女子には嬉しい食材です。調理法もさまざまなので手軽に摂り入れられるのも嬉しいですね。ぜひ旬のキノコで美に磨きをかけましょう材料はこちら!【材料(二人分)】・冷凍うどん:2玉・豚こま切れ肉:200g・エノキ:1/2玉・マイタケ:1/2パック・シメジ:1/2パック・ショウガ:1/2かけ・三つ葉:1束・ゴマ油:適量(つけ汁調味料)・だし汁:400ml・しょうゆ:大さじ3~4・みりん:大さじ4・酒:大さじ1・塩:少々(仕上げ用)・一味唐辛子:少々まず、下準備を始めます。~その1:野菜を切ります。ショウガは千切りにします。三つ葉は5㎝幅に切りわけます。まず、下準備を始めます。~その2:キノコは石づきを除き、小わけにします。エノキとシメジ、マイタケは石づきを除き、手でほぐしながら小わけにします。まず、下準備を始めます。~その3:豚肉をひと口大に切りわけます。豚肉はひと口大程度に切りわけます。まず、下準備を始めます。~その4:うどんをゆでるお湯を用意します。大きめの鍋に2L 程度のたっぷりの水を入れ沸騰させます。では、作ります! お鍋にゴマ油を熱し豚肉を炒めます。お鍋にゴマ油を加えて熱し豚肉を炒めます。ショウガの千切りも加えます。ショウガの千切りも加えて一緒に炒めます。豚肉に8割がた火が入ったところでだし汁を加えます。豚肉に8割がた火が入ったところでだし汁を加えます。煮立ったところでキノコを加えます。煮立ったところでキノコ(エノキ、マイタケ、シメジ)を加えます。しょう油とみりん、酒を加えます。しょう油とみりん、酒を加え、3~5分程煮込みます。煮込んでいる間に冷凍うどんをゆでます。煮込んでいる間に冷凍うどんを袋の表示に従ってゆでます。ゆで上がったら流水で洗い流し氷水に取り、さっと冷やし、しっかりと水を切ります。ゆで上がったら流水でぬめりを取り、氷水でさっと冷やしてから、しっかりと水を切ります。器にうどんを盛り付けます。器にうどんを盛り付けます。煮込んだつけだれに三つ葉を加えひと煮立ちさせ火を消します。煮込んだつけだれに三つ葉を加えひと煮立ちさせ火を消します。ここで味をみて、足りない場合は塩を加え調整してください。器につけだれを盛り付け、仕上げに三つ葉を添えます。器につけだれを盛り付け、仕上げに三つ葉を添えます。お好みで一味唐辛子を散らし、うどんと一緒にいただきます。おいしさのアレンジポイント今回は豚肉を使いましたが、もちろん牛肉でもおいしく仕上がります。つけだれの調味料(だし汁、しょう油、みりん、酒)の代わりにめんつゆを使えばさらに簡単に仕上がりますよ
2019年10月29日普段の料理の手間を省いてくれる、作り置き。時短になるだけでなく、素材のうまみを増す効果もあるのだとか。料理人の山本千織さんに、作り置きレシピを聞きました。冷蔵庫に仕込んだ食材があると、料理が格段にラクになる、と言うのは、料理人の山本千織さん。「例えば餃子も、野菜の千切りからとなると結構な手間ですが、刻んだねぎと生姜があるだけで、ひき肉と調味料と混ぜ合わせればタネが出来上がる。また、なすやパプリカなど火を入れるのに時間がかかる野菜は、焼いておくだけで相当な時間短縮に。野菜は焼くこと、あるいは塩もみすることで味が凝縮され濃くなるので、それを使うことで味が決まるのも面白い。鶏肉やツナなどのタンパク質は、形状を変える前のかたまりの状態で仕込んでおくと、ほぐしたり潰したり料理に幅が出ますよ」パプリカ、ねぎ、なすを使った作り置きをご紹介。焼き赤パプリカ(冷蔵庫で3日間保存OK)食べ応えはもちろん、彩りでも良い仕事を。<材料/作りやすい分量>赤パプリカ…1個<作り方>1.赤パプリカは縦半分に切り、種を取る。皮のままグリルする。強火で焦げるくらい焼く。2.焼けたら皮を剥く。ねぎと生姜の千切り(冷蔵庫で3日間保存OK)他食材と混ぜたり和えたり。名脇役として活躍。<材料/作りやすい分量>ねぎ…3本(約250g)生姜…70g<作り方>1.生姜は皮を剥き千切りに。ねぎは斜め薄切りにする。2.沸騰した湯に生姜を入れ、一呼吸置いてからねぎを加え、3分程度ゆで、水に取りさっと洗う。水気をギュッと絞る。焼きなす(冷蔵庫で3日間保存OK)焼くことで味の染み込みやすさが格段にUP。<材料/作りやすい分量>なす…5本<作り方>1.なすを魚焼きグリルに入れ、強火でよく焼く。焦がして良し。2.焼き上がったら、手で触われるくらいまで少し冷まして、皮を引っ張るようにして剥く。やまもと・ちおり料理人。『chioben』名義のケータリングも人気。新著『チオベンの弁当本』(KADOKAWA)が発売中。※『anan』2018年6月20日号より。写真・高杉 純スタイリスト・花沢理恵
2018年06月16日“今”を象徴するイラストレーターを紹介する書籍『ILLUSTRATION 2019』が、2018年12月10日(月)に発売される。ネットカルチャーから現代美術まで、イラストレーター150名を網羅pixivやTumblrといったネットカルチャーから、アニメや漫画、ゲームなどの多種多様なポップカルチャー、そして現代美術に至るまで、多彩なイラストシーンの実力派作家150名の作品を網羅した書籍『ILLUSTRATION』より、2019年度版が刊行。2018年度版から約130名が新規の作家に入れ替わっており、今の時代を象徴するフレッシュな顔ぶれが揃う。収録されている各作家のページには、作品はもちろん、Webサイト、メールアドレス、制作環境、作家本人によるコメント文なども掲載。印刷には、画集やアートプリントに特化した最新の印刷技術「ブリリアントパレット」を使用しており、作家を探すための資料としてはもちろん、眺めるだけでも楽しいビジュアルブックとして、それぞれの作家が持つ世界観を堪能出来る内容となっている。カバーイラストは『約束のネバーランド』作画の出水ぽすかカバーイラストを手掛けたのは、2019年にアニメがスタート予定の週刊少年ジャンプの人気漫画『約束のネバーランド』の作画を担当している出水ぽすか。緻密で透明感溢れるファンタジックな世界観で人気を博している出水が、得意とするメカ描写を駆使し、高度に発展した都市をバックにオフロードバイクにまたがる逞しい少女を描いた。映画『ペンギン・ハイウェイ』キャラデザイナー新井陽次郎のインタビューもまた、本書の巻末には、映画『ペンギン・ハイウェイ』でキャラクターデザインを担当したアニメーター新井陽次郎のインタビューを掲載。さらに、最果タヒの著書や劇団ロロなどのデザインを手がけるアートディレクター・佐々木俊のインタビューと、ブックデザインを担当した有馬トモユキと出水ぽすかの両者が本書カバーデザインの制作過程を語る特別対談も収録している。書籍情報『ILLUSTRATION 2019』発売日:2018年12月10日(月)定価:本体 2,800円+税判型:B5変形(190×257mm)頁数:320ページ印刷:フルカラー(ブリリアントパレット)出版社:株式会社 翔泳社<掲載作家>(五十音順 / 敬称略)蒼川わか/青十 紅/アオヤマヤスコ/赤井さしみ/あかねこ/あかり/あきま/あすぱら/Aちき/飴/新井陽次郎/あるてら/あわい/いしいひろゆき/浮雲宇一/牛久保雅美/内山ユニコ/うなみや/うまみみ/江戸屋犬八/ebihara/大久保つぐみ/おおぐりさちこ/大野莉楠/岡野賢介/orie/カーリィ/カオミン/影山こう子/加藤オズワルド/Caho/神山 彩/河CY/ギブミ~!トモタカ/休符/きりさき/きる太/クイックオバケ/焦茶/仔羊めえ/Colliu/Saigetsu/サイトー/坂内 若/ざきよしちゃん/佐久間友香/サコ/ざしきわらし/砂糖みかく/さぶ/ziijii./schelm/しおん/しまざきジョゼ/純頃/しらほ/しりもと/shirone/zinbei/sukabu/杉山真依子/須田浩介/SWAV/爽々/ダイスケリチャード/たいぼく/高木真希人/竹井千佳/竹花ノート/TAKOLEGS/たなか/田中かえ/玉川 桜/丹野杏香/つくみず/出水ぽすか/とびはち/トミムラコタ/友野るい/中田いくみ/ナガタニサキ/長乃/74/七癖みり/七原しえ/neguko/根杉ねぎすけ/HAI/ハタ屋/PANAPANA/はねこと/はやしうき/hiko/Hiten/平井豊果/foxy illustrations/豚箱ゑる子/フミヤぶん/フライ/ヘスン/ヘルミッペ/pen/hou/POKImari/星野ちいこ/細川成美/ぽち/ボブa.k.aえんちゃん/前田ミック/ma2/マテウシュ・ウルバノヴィチ/マニアニ/まめふく/丸紅 茜/みきぐち/Mikemori/未成年/みつきさなぎ/みっ君/みっちぇ/南野あき/3ブ/mimom/382/みゅさ/三好 愛/美和野らぐ/むすび/めばち/猛暑/望月けい/もの久保/moffmachi/森倉 円/YACOYON/矢野恵司/やべさわこ/ヤマコ/裕/ゆづあ/YUtuKI/よー清水/よしおか/米山 舞/よむ/loundraw/LAL!ROLE/れおえん/わかる/wataboku<巻末スペシャルインタビュー>・アニメーション監督 新井陽次郎が語る「アニメーターから見た現在のイラストレーション」・アートディレクター 佐々木 俊が語る「デザイナーから見た現在のイラストレーション」・イラストレーター 出水ぽすか × アートディレクター 有馬トモユキが語る「『ILLUSTRATION 2019』のカバーデザインができるまで」
2017年12月14日こんにちは。料理研究家の越野美樹です。きのこがおいしい季節ですね。きのこは「木の子」とも言われ、森の栄養がたっぷり詰まっているため、積極的にいただきたい食材です。今回は、きのこの中でも王道と言えるしいたけをたっぷり使った「しいたけボロネーゼ」をご紹介します。しいたけは、うまみ成分のひとつであるグアニル酸を多く含みます。うまみ成分には他にグルタミン酸やイノシン酸がありますが、グアニル酸はきのこ類に多く含まれる成分で、乾燥させることでうまみが多くなります。しいたけは、そのうまみを生かして、お肉の代わりに使うことができます。刻んだしいたけと食感が楽しいくるみを加えた「しいたけボロネーゼ」は、きのこが苦手なお子さんもパクパク食べられます。このしいたけボロネーゼには、玉ねぎとトマトのホール缶も加えるので、野菜が無理なくたっぷり食べられます。トマトにもグルタミン酸といううまみがたっぷり入っているので、相乗効果でおいしさ倍増! わざわざだしを入れなくても十分うまみを感じて、フォークを持つ手が止まらなくなる一品です。■しいたけボロネーゼ調理時間 15分レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹<材料2人分>しいたけ 5枚玉ねぎ 1コくるみ 5粒トマトホール缶 400gオリーブオイル 大さじ1塩 小さじ1お好みのパスタ 160g<作り方>1、鍋に3リットルの水を入れて中火にかけ、パスタをゆでるお湯を準備する。2、しいたけと玉ねぎ、くるみはそれぞれあらみじん切りにする。3、フライパンにオリーブオイルを入れて弱火に熱し、玉ねぎとしいたけ、くるみを炒める。火が通ったらトマトソースを木べらでつぶしながら加え、煮詰まったら塩を加える。4、1の鍋に大さじ2の塩(分量外)を入れて再沸騰させ、パスタの袋に表示されている時間通りにゆでる。5、4をザルにあげて水気を切り、3とともに器によそう。材料を粗くきざむことで、いろいろな食感が楽しめます。今回使っている全粒粉のペンネは冷めてものびにくいので、お弁当にもオススメです。「しいたけボローネーゼ」は、ロングパスタにも合いますし、うどんにかけても洋風な味わいが楽しめますよ。■「しいたけボロネーゼ」のアレンジ例「しいたけボローネーゼ」をたっぷり作れば、翌日リメイクして、また違うおいしさが楽しめます。●アレンジ1 耐熱容器に入れて焼くだけ「ラザニア風」「しいたけボロネーゼ」のソースをパスタと和えてココット皿に入れ、200℃のオーブンで20分ほど焼きました。「しいたけボローネーゼ」の焼きパスタは、手軽にラザニアのような一品を楽しめます。ホワイトソースを乗せれば、ホワイトマカロニグラタンに!●アレンジ2 フライパンで和えるだけ「厚揚げのケチャップ炒め」フライパンに「しいたけボロネーゼ」のソースを入れて、カットした厚揚げを入れてさっと火にかければ、もう一品できあがり! 木綿豆腐やお肉、白身魚などで作ってもおいしいですよ。お肉の代わりにしいたけを使って、うまみを楽しむ「しいたけボローネーゼ」。パスタをゆでている間に材料を刻んで火にかければあっという間に作れるから、忙しい日の家族だんらんランチにもオススメです。
2017年12月06日素材本来のうまみを存分に引き出した日本初の《ハンドドリップだし》を味わえるだしショップ、〔ONTHEUMAMI〕が新宿マルイ本館にオープンします。ほっと一息つきたいときにぴったりですよ♪新宿マルイ本館にだしショップ〔ON THE UMAMI〕がオープン!だしパックやご飯のお供などの食品加工品を製造・販売する〔フタバ〕が、ライフスタイルブランド〔ONTHEUMAMI〕の1号店が2017年11月17日(金)に新宿マルイ本館にてオープンしました。日本初の《ハンドドリップだし》〔ONTHEUMAMI〕は「ダシを科学する」をコンセプトに、コーヒーやスープ感覚でスタイリッシュに飲める、日本初の《ハンドドリップだし》を提供します。《ハンドドリップだし》とは素材本来のうまみを引き出し、やさしく、まろやかな味になっただしをスタッフが一杯ずつハンドドリップしたもの。だしを、まるでコーヒーのように飲むって新鮮。これはトレンドになりそうですね!お味噌汁のようにお茶碗に注ぐのではなく、このように片手で持てるカップでだしを飲めるのは、とても手軽で嬉しいですね。さっと飲めるのもカップの良いところ。ほっと一息したいときに飲みたくなります♪100種類以上のだしアイテムが勢ぞろい!他にも、だし本来のうまみが存分に味わえる《だしパック》や、ご飯のお供など、スタッフが一つひとつセレクションしたアイテムが100品ほどそろっているそう!お買い物帰りに立ち寄って、好みのだしを探してみては?
2017年11月17日店頭にカキが並び始めると「そろそろ本格的に寒い季節がやってきた」と感じます。生で食べたり、鍋に入れて食べたり、オイル漬けにするのも◎。旬の季節に楽しみたいレシピがたくさん思いつくカキですが、子どもが喜ぶ一品にはぜひこちらのレシピを。濃厚なうまみとトマトのあっさりとした酸味とのバランスが最高です。■カキのトマトリゾット調理時間 30分 1人分 274kcal<材料 4人分>カキ 1パック(130g)トマト 2個お米 1合玉ネギ 1/2個バター 20g白ワイン 80ml<スープ> 水 600ml 固形スープの素 2個塩コショウ 少々粉チーズ 大さじ4イタリアンパセリ 適量<下準備>・ボウルに水を入れ、カキを網に入れてボウルに重ねてやさしく振り洗いし、水気を拭き取る。・トマトはヘタをくり抜いて熱湯につけ、皮が破れたら冷水に取り、水気をきって皮をむいてザク切りにする。・玉ネギは粗みじん切りにする。・<スープ>の材料は合わせて、固形スープの素を煮溶かしておく。<作り方>1、フライパンにバターを熱し、玉ネギを加えて炒める。玉ネギが透き通ってきたら、お米を加えて炒め合わせる。2、お米が半透明になったら、白ワインを注ぎ、強火で水気を飛ばすように手早く炒め、トマトを加えてさらに炒め合わせる。3、<スープ>を200mlずつ、2回に分けて加え、水気を飛ばしながら強火で炒める。4、残りのスープ200mlを入れ、カキを加えて蓋をして弱めの中火で8~10分時々混ぜながら煮る。塩コショウで味を調える。5、最後に粉チーズを加えて、全体に混ぜ合わせる。器に盛り、イタリアンパセリを飾る。ヘルシー&リコピンたっぷりなので、ママにも嬉しい一品です。
2017年11月05日イタリア料理のリゾットは、魚介のうまみがスープやごはんにたっぷり溶けだした、味わい深いおいしさが人気。時間がかかりそう… などのイメージがあるかもしれませんが、今回ご紹介するレシピは、炊いたご飯を使うので、短時間で作れます。アサリのだしがお米やチーズと絶妙に合わさって、食が進むこと間違いなし! 最後にレモンを絞っていただいても、おいしそうです。パパッと済ませたいランチのときにはもちろん、おもてなしのときにも使えそうですね。■アサリのリゾット風調理時間20分 1人分465kcalレシピ制作:料理家 保田美幸<材料 2人分>アサリ(砂出し) 200gグリーンアスパラ 3本ニンニク 1片白ワイン 大さじ3オリーブ油 大さじ1水 100ml牛乳 150mlご飯茶碗 2杯分粉チーズ 大さじ3塩 少々<作り方>1、アサリは殻と殻をこすり合わせて洗い、水気をきる。グリーンアスパラは根元と袴の固い部分を切り落とし、5~6等分に切る。ニンニクは芽を取ってみじん切りにする。2、フライパンにニンニク、オリーブ油を入れて中火で熱し、香りがたってきたら、アサリ、グリーンアスパラを加えてサッと炒め合わせる。白ワイン、水を加えて蓋をし、煮たって貝が開いたらいったんアサリを取り出し、アクを取る。3、牛乳を注ぎ入れ、煮たってきたらご飯を加えて混ぜ合わせる。再び煮たってきたらアサリを戻し入れ、粉チーズ、塩で味を調えて器に盛る。お好みで分量外の粗びき黒コショウ、粉チーズを振っていただく。冷凍ご飯や少し古くなってしまったご飯を使ってもおいしく作れる、優秀レシピです。
2017年03月19日厳しい寒さも和らぎ、昼間は暖かさを感じる日も多くなりました。今回は春らしさを感じられるレシピをご紹介しましょう。もち米のモチモチとした食感と、山菜のうまみがたまらない、春の山菜おこわ。具だくさんなので、それだけで立派なごちそうに見える一品です。冷めてもおいしいので、おでかけのときに、おにぎりにして持っていったり、お花見用のお弁当につめていくのもおすすめですよ。■春の山菜おこわ調理時間 1時間 1人分501kcalレシピ制作:E・レシピ<材料 4人分>もち米 2合お米 1合山菜(水煮) 1袋油揚げ 1/2枚<調味料> 酒 大さじ3 みりん 大さじ1 薄口しょうゆ 小さじ1 塩 小さじ1/2木の芽 適量ゴマ塩 適量<下準備>・もち米、お米は合わせて炊く30分以上前に水洗いし、ザルに上げておく。・水煮山菜はザルに上げて水洗いし、大きい場合は食べやすい大きさに切る。・油揚げは熱湯をかけて油抜きをし、みじん切りにする。・木の芽が大きい場合はサッと水洗いし、水気を拭き取って葉を軸から取る。<作り方>1、炊飯器に合わせて洗ったもち米を入れ、<調味料>の材料を加える。分量(3合分)までの分量外の水を注ぎ、油揚げ、水煮山菜を加えてスイッチを入れる。2、炊き上がったら、10分蒸らしてしゃもじでご飯と炊飯器の間を1周して隙間を作り、底からご飯を持ち上げるようにふんわり混ぜる。茶碗によそって木の芽を散らし、お好みでゴマ塩を振る。お米は、最初に入れる水を最も吸収するので、より良質な水を使う事をおすすめです。混ぜ過ぎるとねばりが出て、お餅の様になってしまうので、ふんわり混ぜて下さいね!
2017年03月03日大人から子供まで大人気、スパゲティにしてもラザニアにしてもご飯にかけても美味しいミートソース!無添加なのに凝縮した濃厚なうまみが味わえる、ミートソースのレシピをご紹介します。ちょっとした手間と注意で見違えるように美味しくなりますよ。ぜひお試しください。今回ご紹介するミートソースのレシピは、干しシイタケがうまみの決め手!肉のうまみだけでなく干しシイタケのうまみがたっぷり入ったコクうまミートソースの作り方をご紹介します。シイタケはうまみの強い食材で、精進料理では肉類のうまみを使うことができませんので、昆布と並んでだし食材としてよく使われてきました。今回は、肉のうまみと干しシイタケのうまみを十分に引き出して作るために、干しシイタケの水戻しのやり方からご紹介します。ミートソースの材料材料牛豚合いびき肉…1,000g玉ねぎ…200g人参…100gセロリ…50g干しシイタケ(乾燥状態)…30gローリエ…3~4枚オリーブオイル…200g塩…12g~14g黒コショウ…適量ミートソースの作り方それでは肉のうまみと干しシイタケのうまみがたっぷり味わえるミートソースの作り方をご紹介します。干しシイタケを水戻しします。5度の冷水で5時間かけて!干しシイタケを美味しく戻す時の鉄則!・5度の冷水で時間をかけてじっくり戻すこと。・戻した干しシイタケは、戻し汁と共に加熱すること。◆干しシイタケのうまみと戻す温度とうまみ成分の関係干しシイタケのうまみ成分であるグアニル酸の量は、戻す時の水温と加熱で大きく変わります。早いからと言ってレンジやお湯で戻してしまうと干しシイタケのうまみを十分に引き出すことが出来ません。◆干しシイタケを戻した後に65度で20分加熱した時のグアニル酸の量5度の冷水…210mg25度の常温水…125mg40度の温水…66mg60度の温水…69mg干しシイタケを低温で戻すと、グアニル酸の生成を手助けするリボ核酸分解酵素も多く抽出することが出来ます。リボ核酸分解酵素は、65度~70度で最大活性化します。低温で時間をかけて水戻しした後、65度~70度の温度帯で加熱することで、リボ核酸分解酵素が活性化し、多くのグアニル酸を生成することとなります。リボ核酸分解酵素は、80度以上になると失活してしまいますので、できるだけ65度~70度の温度帯を長くキープして加熱することでより多くのグアニル酸を生成することが出来ます。以下の論文に詳しいデータが載っていますので、興味のある方はぜひご覧ください。データ出典元:シイタケ中のグアニル酸に関する研究干しシイタケも細かく刻めば1時間ほどで水戻しが完了しますが、干しシイタケのうまみを余すことなく抽出しようと思うのであれば、5時間ほどかけて冷蔵庫の中で水戻しすることをおすすめします。ソフリットを作ります。玉ねぎ、にんじん、セロリをザクザクと切ってフードプロセッサーにかけます。フードプロセッサーで刻んだ、玉ねぎ、にんじん、セロリ、にんにくを、200gのオリーブオイルを引いた鍋の中で炒めていきます。最初は野菜から水分が出てきますのである程度強火でもOK。だいぶ水分が飛んで色もついてきましたが、まだまだ炒めます。このくらいから少し焦げ付きやすくなりますので、弱火にしてください。このくらいまで炒めたらソフリットの完成です。合いびき肉を焼きます。ここで、合いびき肉を炒めるでなくて「焼く」と表現したのには理由があります。ミンチ肉に火を入れる時、細かくするために木べらなどでガシガシ切るようにかき混ぜている人は多いのではないでしょうか?実は、そうすることによって、ミンチの内部から水分が出てきてなかなか焼き色がつきません。ミンチ肉をフライパンの中に入れたら、しばらく動かさないで塊のまま焼いて焼き色を付けましょう。強火でミンチ肉を動かさないで焼いていると、肉が褐色に焼かれて香ばしい薫りがしてきます。これをメイラード反応といいます。肉を美味しく焼き上げるためにはこのメイラード反応を起こしてあげることが重要です。片面をしっかり焼いたら裏返しにして同じように焼きましょう。赤ワインを入れてひと煮立ちさせます。焼いた挽肉に赤ワインを加えてひと煮立ちさせ、アルコールを飛ばします。ここで焼いた挽肉を崩します。そぼろではないので、そこまで神経質にバラバラにしなくても、ごろっとした塊が残るくらいがミートソースとしては良いですよソフリットに挽肉とトマトカット缶を加えて煮込みます。先に作っておいたソフリットに挽肉、トマト缶を加えてじっくり煮込みます。ローリエもこの時に入れて一緒に煮込んでくださいね。ローリエが入ると入らないとでは香りが全然違います。トマト系のソースはローリエを入れるだけで一気に本格的な味っぽくなりますよ。この時点で既にミートソースは完成していますので、しいたけが苦手な方はここまででもOKです。ですが、これに水戻しした干しシイタケを入れることでぐっと美味しくなります。煮込んで味が落ち着いたら、ここで水戻ししたシイタケを入れます。ここでやっと水戻しした干しシイタケの登場です!干しシイタケのうまみ成分であるグアニル酸を生成する手助けをするリボ核酸分解酵素が最も活性化する温度は65度~70度です。沸騰直前の状態のミートソースの温度が95度だとし、そこに干しシイタケと戻し汁を入れるとソースの温度が60度くらいまで下がります。その後、弱火で加熱することでリボ核酸分解酵素が十分に活性化し、グアニル酸をたくさん生成してくれることとなります。干しシイタケは戻し汁にもうまみ成分が染み出していますので捨てずに全部入れて下さい。水分が飛んで粘度が出てきたら出来上がりです。先ほど干しシイタケと戻し汁を入れたので少々水っぽくなっています。弱火でじっくり加熱して、水分が飛んで全体がぼってりとしてきたらミートソースの完成です。ミートソースパスタ(ボロネーゼ)にしてみました。ミートソースに合うパスタはタリアテッレ!濃厚なミートソースと平打ちのぷりぷりした麺がよく合います。パセリとパルメザンチーズを振って完成です。ミートソースはコクとうまみがたっぷり入っていますからパスタ以外にも様々な料理に活用できますよ。まとめいかがでしたでしょうか?今回のミートソースのレシピのポイントは何といっても干しシイタケです。どのようにして干しシイタケのうまみを引き出すかが重要なポイントとなります。合いびき肉のアミノ酸のうまみとシイタケのグアニル酸のうまみが相乗効果となって、よりコクとうまみの強いミートソースが出来上がりますのでぜひお試しください。グルメのアイデアをもっと見る
2017年02月28日冬の鍋料理には欠かせない海の幸「タラ」。味は淡白ながら、うまみ成分のイノシン酸やグルタミン酸を豊富に含むため、スープや汁物にするとおいしいだしがいただけます。加熱しても身が固くならず消化もよいため、お年寄りや胃腸の弱い方にもおすすめの食材です。ほろっと柔らかいタラとピリ辛キムチ味の相性は抜群! 一人鍋としても、付け合わせの一汁としても。これからの季節に嬉しい、身もココロも内側から温めてくれる絶品スープです。■タラのキムチスープ調理時間20分 215Kcalレシピ制作:料理家 保田美幸<材料 2人分> 甘塩タラ 2切れ白ネギ 1/2本白菜キムチ(汁と合わせて) 100g絹ごし豆腐 1/3丁<合わせスープ> だし汁 350ml 作り方>> みりん 大さじ1 薄口しょうゆ 小さじ1 ショウガ汁 1片分塩 適量ゴマ油 少々(※)だし汁の作り方は「 作り方こちら 」をご参照ください。<作り方>1、甘塩タラはザルにのせて熱湯をまわしかけ、骨を抜いてひとくち大に切る。白ネギは斜め薄切りにする。白菜キムチはザク切りにする。絹ごし豆腐はキッチンペーパーで包んで水気をきる。2、鍋に<合わせスープ>の材料、甘塩タラ、白ネギ、白菜キムチを入れて火にかける。煮たったら絹ごし豆腐を手でひとくち大に割りながら加え、中火で5分煮る。3、塩で味を調えて器に盛り、ゴマ油をたらす。うまみ成分のイノシン酸は分解が早いため、鮮度が命!タラは新鮮なものを選び、なるべく早く調理するようにしましょう。
2016年11月15日カキは海のミルクと言われ、日本でカキと言えば主に真ガキのことを指します。うまみ・ビタミンなどが豊富で、秋から冬にかけてのこれからが旬となります。春先より産卵期を迎えるため、味が落ち市場にもあまり出回りません。英語圏では「Rの付かない月はカキを食べてはいけない」、日本では「花見の時期を過ぎたらカキを食べてはいけない」など、カキについてのことわざがあるのをご存じでしょうか。これは水温が上昇して10度を超えると産卵が始まり、蓄えたグリコーゲン(うまみ)が減ってしまい、おいしくなくなることと、水温が上がると食中毒の危険性が増すからなのです。最近は業者さんの取り組みでかなり安全にカキが食べられるようになってきていますので、普通に流通しているカキは安心です。ちなみに岩カキ(夏ガキ)は夏場に食べますが、これはクツガキと言う種類で産卵時期が真ガキと異なり、おいしくなくなる時期が違うので夏でも問題なく食べられるわけです。今回は生ではなく、カキのエキスをご飯にたっぷり吸わせたカキご飯にしたいと思います。少なめの量でカキを堪能するなら、これがおすすめです。ポイントは味をつけるカキと、具としてのカキを分ける事。単純にカキの身を一緒に炊き込むと「味はいいけど、カキが縮んで硬くなって残念!」ということになりやすいです。逆に、カキをご飯の蒸らし時に上に置くだけだと、カキの味がご飯に染み込まないで、こちらもまた残念な結果になります。というわけでさわけんは、味付けのカキは生を刻んで味をつけた出汁と合わせ、米を炊きます。これでご飯にカキの味が染み込み、具としてのカキはさっと出汁に通して蒸らす時に加えると、縮んで硬くなる事がないという設計です。これを踏まえてカキご飯のレシピです!■カキのうまみがたっぷり染みた「ふっくらカキご飯」材料生ガキ…150gしいたけかまいたけ…少々米…2合せり…少々振りユズ…少々<出し汁>かつおのだし汁…360mlしょうゆ…小さじ2みりん…大さじ2(30ml)塩…小さじ1酒…大さじ1(15ml)■カキのうまみがたっぷり染みた「ふっくらカキご飯」作り方1 .米を洗って水につけて給水させる。カキは洗って小さいものを5個を刻む。2 .だし汁を作って火にかけ、残りのカキを表面だけ火を通して取り出す。3 .炊飯器に米と出し汁と刻んだカキときのこを入れて炊飯する。4 .炊け上がったらカキの身を加えてしばらくおいてカキに火を通し、せりを振って完成! お好みで振りユズをするといい香りです。これでカキが縮まずうまみが染みた、カキご飯の出来上がりです。今が旬のカキご飯、ぜひご家族と一緒に食べてみてください!
2016年01月01日亀田製菓は9月14日から、だしのうまみとガーリックの香ばしさが特徴のせんべい「60g 手塩屋ミニ 旨だしガーリック味」を全国のコンビニエンスストアで期間限定販売する。「手塩屋」シリーズは、ぶくっとふくらませた生地とだしのうまみを効かせた味付けが特徴の、堅焼きのおせんべい。「ガーリック味の米菓を食べてみたい! 」という客の声にこたえて同商品が誕生した。味付けには、青森県田子町産のガーリックパウダーを使用していて、ガーリックのおいしさを存分に楽しめるとのこと。「手塩屋」ならではのかつおと昆布のうまみに、ガーリックの香ばしさが加わっておやつにもおつまみにもぴったりな絶妙なおいしさに仕上げているという。希望小売価格は税別100円前後。全国のコンビニエンスストアで10月末まで販売する。
2015年09月10日日清食品は12月10日、日清ラ王シリーズから季節限定の「冬味ラ王鶏炊き白湯」を発売した。同商品の特長は、丸鶏をじっくりと炊き出して、濃厚な鶏のうまみと甘みが味わえる鶏白湯スープ。ゆずこしょうが付いているので、途中で入れれば味の変化も楽しめる。具材は鶏白湯スープと相性がよい蒸し鶏肉とメンマ、白ねぎ、赤唐辛子。内容量は120gで、価格は237円(税別)。全国で季節限定販売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月14日