「まおりゅう」生配信にて謎解き企画「テンペストサーカスからの挑戦状!」も!世界中で1090万人以上を動員しているリアル脱出ゲームを企画運営する株式会社SCRAP(本社:東京都渋谷区、代表:加藤隆生)は、2024年3月7日(木)から開催するリアル脱出ゲーム×転生したらスライムだった件『謀略のテンペストサーカス(魔国曲芸団)からの脱出』の参加特典プレゼントキャンペーンを実施することを発表いたします。★イベント特設サイト: 謎解きを通して参加者がまるで“物語の登場人物”になったかのような体験ができる「リアル脱出ゲーム」。リアル脱出ゲーム×転生したらスライムだった件『謀略のテンペストサーカスからの脱出』(通称「転スラ脱出」)は、リムルから名付けられたプレイヤーが獲得したスキルを駆使してサーカスに隠された真相を解き明かすという「転スラ」の世界を存分に体感できるイベントです。いよいよ来週3月7日(木)より開催する「転スラ脱出」。今回、「転スラ脱出」に参加することで「転スラ」アプリゲーム『転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国譚』(通称「まおりゅう」/配信:バンダイナムコエンターテインメント)内で使用できる「★5戦闘キャラ確定スカウトチケット」が貰える参加特典プレゼントキャンペーンを実施いたします!「★5戦闘キャラ確定スカウトチケット」ではリアル脱出ゲーム本編でも登場するリムルやシオン、シュナなどのキャラクターを「まおりゅう」内にて仲間にすることができます。また、現在公開しているお試し謎企画「シオンの料理を当てろ!」に正解すると「まおりゅう」内で使用できるアイテムが手に入る連動企画も実施しておりますので、こちらもあわせてお楽しみください。さらに、2月28日(水)20:00~放送予定の『転生したらスライムだった件魔王と竜の建国譚』生配信では謎解き企画「 テンペストサーカスからの挑戦状!」の実施も決定いたしました! ぜひ「転スラ脱出」参加前に挑戦してみてください。 ※時間・内容は予告なく変更となる場合がございます。2024年4月からTVアニメ第3期の放送を予定し、ますますの盛り上がりを見せている「転生したらスライムだった件」。「転スラ」とリアル脱出ゲームのコラボレーション『謀略のテンペストサーカスからの脱出』にご期待ください。『謀略のテンペストサーカスからの脱出』プレイイメージ写真『謀略のテンペストサーカスからの脱出』 参加特典プレゼントキャンペーン概要■概要リアル脱出ゲーム×転生したらスライムだった件『謀略のテンペストサーカスからの脱出』に参加することで「転スラ」アプリゲーム『転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国譚』(通称「まおりゅう」配信:バンダイナムコエンターテインメント)内で使用できる「★5戦闘キャラ確定スカウトチケット」をプレゼント!※シリアルコードを入力することで「リアル脱出ゲーム特典アイテムVol.2」が入手でき、「★5戦闘キャラ確定スカウトチケット」と交換が可能になります。■期間2024年3月7日(木)~※キャンペーンは景品が無くなり次第終了となります。■キャンペーン詳細 『謀略のテンペストサーカスからの脱出』開催記念 謎解き企画「 テンペストサーカスからの挑戦状!」2月28日(水)20:00より『転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国譚』生配信にて本イベントの開催を記念した謎解き企画「 テンペストサーカスからの挑戦状!」を実施予定です。番組は公式YouTubeチャンネル「Bandai Namco Entertainment」にて配信いたします。生配信URL: リアル脱出ゲーム×転生したらスライムだった件 『謀略のテンペストサーカスからの脱出』概要■イベント特設サイト: ■ストーリーリムル=テンペストが盟主をつとめる魔国連邦(テンペスト)に巡業サーカス団がやってきた。突然やってきたサーカス団に中央都市リムルはお祭り騒ぎ!……しかし、そのサーカスで働きはじめた魔物であるあなたは、会場に漂う不穏な気配を感じていた。視察のためサーカスを訪れたリムルと偶然出会ったあなたは、サーカスの謎を探ることに。あなたとリムルの冒険の物語が、いま始まる!■開催会場/日程【東京会場】東京ミステリーサーカス日程:2024年3月7日(木)~【大阪会場】リアル脱出ゲーム大阪恵美須町店日程:2024年3月14日(木)~【名古屋会場】リアル脱出ゲーム名古屋店日程:2024年3月19日(火)~■プレイ形式・所要時間:約150分・制限時間:制限なし・人数:制限なし・随時スタート・屋内イベント■チケット情報<チケット料金>【前売券】・平日一般 2,500円・土日祝&ハイシーズン一般 2,700円【当日券】・平日一般 2,700円U22団員 1,350円※平日当日券限定・土日祝&ハイシーズン一般 2,900円【特典付きチケット】チケット料金+2,400円/1人※料金はすべて税込です。※ハイシーズンはチケット料金が異なります。ハイシーズンとはGW、年末年始、夏季休暇など大型連休期間中の平日を含みます。ハイシーズン対象日程についてはチケット販売ページをご確認ください。※前売券が完売した場合、当日券を販売しない場合がございます。※本イベントはU22団員割引の対象となります。22歳以下の方は「U22団員」になると、平日当日券が半額で購入できます。詳細は下記よりご確認ください。 ※GW、年末年始、夏季休暇など大型連休期間中の平日で、U22団員割引が一部対象外になる日程があります。金額をご確認の上、チケットのご購入をお願いいたします。■特典付きチケット「リムルといつでも一緒セット」「リムルといつでも一緒セット」は特典付きチケットに付属する限定グッズです。すべてのチケットは、1人あたり+2,400円(税込)で特典付きチケットに変更可能です。※価格はすべて税込です。※画像はイメージです。※特典のみでの販売はいたしません。※特典は前売券、当日券どちらでも購入が可能です。※特典はイベント参加当日、会場にてお渡しいたします。※イベント会場の在庫状況によっては後日発送になる場合がございます。※特典付きチケットや特典の転売は、いかなる場合にも固くお断りいたします。主催、企画制作:SCRAP制作協力:よだかのレコード©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会©SCRAP©柴・伏瀬・講談社/転スラ日記製作委員会©Bandai Namco Entertainment Inc.以下補足情報■リアル脱出ゲームとは2004年に発表された「クリムゾンルーム」というネットの無料ゲームを発端に、爆発的に盛り上がった「脱出ゲーム」。そのフォーマットをそのままに現実 世界に移し替えた大胆な遊びが「リアル脱出ゲーム」。マンションの1室や廃校、廃病院、そして東京ドームや六本木ヒルズなど、さまざまな場所で開催されている。07年に初開催して以降、現在までで1090万人以上を動員している。日本のみならず上海、台湾、シンガポールやサンフランシスコなど全世界で参加者を興奮の渦に巻き込み、男女問わずあらゆる世代を取り込む、今大注目の体験型エンターテインメントである。※「リアル脱出ゲーム」は株式会社SCRAPの登録商標です。☆公式サイト→ ☆公式Xアカウント→@realdgame■『転生したらスライムだった件』とは小説、コミックを中心にメディアミックスを展開し、シリーズ累計発行部数は4,000万部を超える『転生したらスライムだった件』。略称・転スラ。TVアニメは2018年10月から第1期を放送、2021年1月からTVアニメ第2期が放送され、2022年11月にはシリーズ初となる劇場作品『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』が公開。国内で動員100万人を突破、興行収入は14億円を記録する大ヒットとなった。2023年は、原作web小説の投稿開始10周年を記念した「転スラ10thプロジェクト」を展開。TVアニメ第3期の放送が2024年春に決定している。■『転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国譚』とは『転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国譚』(通称「まおりゅう」配信:バンダイナムコエンターテインメント)とは、 2021年10月に配信開始した全世界555万ダウンロードを突破しているアプリゲーム。「まおりゅう」は、転スラの世界を再現した「建国&3DバトルRPG」を楽しむことができる。▼ダウンロードはこちら 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月28日“元迷惑系YouTuber”のへずまりゅうこと原田将大氏がまたも“出禁トラブル”を明かし、波紋を呼んでいる。11月8日に更新したXで、《東京大学を出禁になりました》と切り出した原田氏。《最近安くて美味い大学の学食巡りにハマっていてほぼ毎日有名な大学に昼ご飯を食べに行ってます》とし、学食で注文したと思われるパスタやカレーなどの写真をアップ。だが東京大学では“不本意な扱いをされた”として、こう憤りをあらわにしたのだ。《ある学生からファンサを求められて大きな声を出したら教諭が集まって来て強制的に出禁にされました。有名人がボランティアで学生楽しませてやってんのにクソ馬鹿だよな》(原文ママ)そんな原田氏はあるユーザーから“東大を受験してみたら?”とアドバイスされると、《それ思った。俺が東大受かればいい話しやろ。それなら出入り禁止なんかできんし》と返答。また“へずまの元相方”を名乗るユーザーに《教授くらいの世代やと、へっくんの大声は昭和の学生運動を連想させるんやろ》と指摘されると、《警察呼ばれるかおとなしく帰るか言われたからかなりビビッていたのかもな》とコメント。10日には、この件を取り上げたスポーツ紙のネットニュースをInstagramのストーリーズに投稿。注目されたことが嬉しかったのか、《コメント数3000とか滅多にいかないやつ!!》とテキストを添えていた。原田氏といえば10月上旬にも、札幌市の飲食店で持参したマヨネーズを使ったため出禁になったとXで明かしていた。当時も《味には好みがあるんだから客の自由にさせろよ》《もう二度と行かん》などと、“逆ギレ”。時を置かずして再び“出禁トラブル”を報告した原田氏だが、ネット上では厳しい声が相次いでいる。《迷惑行為すればそら出禁になるわ》《普通に嫌われてる説。。》《「楽しませてやっている」恩着せがましい》原田氏がどのキャンパスを訪れたかは不明だが、東京大学の食堂は一般利用もできることで知られている。実際に原田氏がどのようなトラブルを起こしたのか、本誌は東京大学本部広報課を取材。しかし、「現時点でそのような事実は確認しておりません」との回答が。なお、学外者による迷惑行為への対応についても問い合わせたが、回答を得ることはできなかった。知名度を盾に“逆ギレ”した原田氏だが、数々の迷惑行為によって警戒されているのかもしれない。
2023年11月10日“元迷惑系YouTuber”のへずまりゅうこと原田将大氏が10月4日、Xで店を出禁になったと明かした。しかし、その言動に非難の声が相次いでいる。4日、自身のXで《飲食店で持参したマヨネーズを使うのってアリ?》と切り出した原田氏。《ラム肉と野菜を焼いている鉄板にかけたら店長にブチギレられて出禁になったんだけど》と明かし、《味には好みがあるんだから客の自由にさせろよ。旅行で札幌に来てたまたま寄った店だからいいけど店名や動画を出したら訴えるってキモすぎだろ》と持論を展開。そして、《もう二度と行かん》と結んだ。原田氏の“マヨ持参”に、一部では《これは共感する!味の好みは人それぞれ!》《マヨネーズくらいいいだろ!》と賛同する声も。しかし、多くの人は原田氏の行動に否定的だ。《この迷惑系ユーチューバーは炎上を目的としてこのような非常識なマナー違反を繰り返しているのだと思うね》《ぶち切れるのは当然。一般的な飲食店が持ち込みや持ち帰りを断るのは、食中毒が大きな要因》《そもそも飲食店は、だいたい「持ち込み禁止」が基本。例外の所もあるけど、そっちが例外と言われるくらい基本は持ち込み禁止が当たり前》Xのプロフィール欄で《山口県代表の元迷惑系YouTuberじゃオラ》と自己紹介している原田氏だが、マヨネーズの件も含めて非常識な”迷惑”行動は今も継続中だ。9月21日には《ちょんまげ小僧にコラボ依頼のDMを送ったけど返事がなかった為、下校中に直接コラボしに行きました》と投稿し、6人組人気中学生YouTuber・ちょんまげ小僧の「ナマズ」にアポなしで突撃する動画をXにアップしていた。1人で歩く制服姿のナマズは、原田氏に執拗に声をかけられ怯えていた。その後、原田氏は謝罪動画をアップしたものの、終盤で「めんどくせぇ、なんで謝罪動画なんて撮らなくちゃいけないんだこのボケナスが。別にいいだろ突撃したって」と豹変。SNS上では《中学生に怖い思いさせるとかまじ大人げない》と物議を醸していた。原田氏の身勝手な行動は、まだまだ続くのだろうか。
2023年10月06日“元迷惑系YouTuber”のへずまりゅうこと原田将大氏が、現役中学生YouTuberである“ちょんまげ小僧”のメンバーの「ナマズ」にアポ無しで突撃し批判を浴びた問題。9月25日、原田氏は自身のX(旧Twitter)で謝罪する動画を公開したのだがーー。ちょんまげ小僧は、チャンネル登録者数149万人を誇る中学生6人組の人気YouTuber。特に、メンバーの「ひき肉」のあいさつが人気を集めており、芸能人や野球選手も真似をするなど大ブレイク中だ。メンバー全員が現役の中学生なため、本名や住んでいる地域などの個人情報は明かしていない。しかし、21日、原田氏が下校途中のメンバーの「ナマズ」に声をかけ、「有名になったらこういうこともある」と一方的に接触する動画を公開すると、「中学生相手に非常識すぎる」と批判が殺到することに。これを受けてか、25日、原田氏が自身のXにて《ちょんまげ小僧のナマズに突撃した件について》という動画を投稿。冒頭、スーツ姿の原田氏が、「このたび、ちょんまげ小僧のナマズに迷惑突撃したことを大変反省しております」と謝罪。さらに自身のファンに向けても謝罪したのち、「もう二度と、ちょんまげ小僧、そしてナマズに近寄らないことを誓います。本当に申し訳ございませんでした」と批判を真摯に受け止めているような様子をみせた。しかし、カメラマンに対し「(カメラの録画を)切った?」と確認をすると、「めんどくせぇ、なんで謝罪動画なんて撮らなくちゃいけないんだこのボケナスが。別にいいだろ突撃したって」と言いながら、スーツを脱ぎ出し始める。さらに「何あいつらのファンがピーンピーンって釣れた感じ?魚釣り成功、馬鹿なリスナーが釣れた、大成功」と自身を批判した人々を煽り、動画を締めくくった。多くの批判を浴びたのにも関わらず、誠意が見えない“謝罪動画”を投稿した原田氏に対し、再度批判の声が集まった。《じゃ~自身に子供産まれて凸されたらどう思うよ~へずま君ちょんまげ小僧が・・なまずが・・と言う時点で反省してないし、へずまの奥さん投稿したと言う事はこれでOKしたんですよね・・奥さんの子がへずまみたいな人に凸されてOKだされます?それを大半の人が言ってるんです。謝罪にはみれない》《反省しているようには見えないな二度とその子に近付くな私はその子の味方だからな》《へずまりゅうよりナマズの方がよっぽど人気があるし、最後のとこいらないよね。全然反省してないし、中学生に怖い思いさせるとかまじ大人げない》
2023年09月27日9月21日、“元迷惑系YouTuber”のへずまりゅうこと原田将大氏が、6人組中学生YouTuber・ちょんまげ小僧の「ナマズ」にアポなしで突撃する動画をXに投稿。《ちょんまげ小僧にコラボ依頼のDMを送ったけど返事がなかった為、下校中に直接コラボしに行きました》と綴っているが、「非常識すぎる」と物議を醸している。チャンネル登録者数149万人を誇るちょんまげ小僧は、今年8月3日にXで登録者数20万人を達成したと報告。さらに同月21日には100万人を突破するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進している人気YouTuberだ。動画では1人で歩く制服姿のナマズに、原田氏が遠くから「ナマズくん!やってきたぞ、へずまが!ちょっと待ってもらっていいか!」と声をかける様子が収められていた。しかしナマズは返答することなく、うつむき加減で歩き続ける。原田氏は「やってきたぞ!いま1人?」と背後から追いかけ、ナマズは「ちょっと怖いです」と返答。それでも迫ってくる原田氏に、ナマズは「ちょっと、マジで……。お願い、マジ怖いです」と怯えながら拒否していた。にもかかわらず、「俺、怖いヤツじゃないけん、ちょっと待って」と引き留める原田氏。ナマズの隣を歩きながら、「会いたかった。だってDM返してくれんやん。Twitterでコラボしたいって言っても。俺のこと嫌い?俺のこと知っとった?」と詰め寄ったのだ。さらに「メントス」とコーラのペットボトルを差し出し、「挨拶だけでもお願いします!挨拶!」と懇願。だがナマズが応じることはなく、原田氏は「君たちは有名になり過ぎた。有名になったらこういうこともある。わかった?よく覚えておけよ」「人に迷惑かけちゃいけないぞ」と説教する始末だった。また、動画ではナマズの名札にモザイク処理が施されていたが、そのことについて原田氏は《胸元のプレートに学校名とフルネームが書いていたからモザイク処理はした。カメラ切った後にそこだけは頼むって相手側から言われたから》と明かしていた。その後も原田氏は、自撮り画像を添えてXを更新。《もし俺が大物YouTuberじゃなく不審者だとしたらあの子は連れ去られていた。有名になると立場も変わるし我慢することも増える。外に出る度に写真や動画をお願いされるだろ?俺も毎日30~50人ぐらいには声を掛けられる。それが嫌ならSNSを辞めることだな》と、“上から目線”な主張をしていた。しかしYouTuberとはいえ、相手はまだ中学生。下校中に突然声をかけるだけでなく、怯えるナマズに接触し続けた原田氏に批判の声が続出。《通報案件》《絶対にやっちゃダメだろ、、、怖すぎるぞ》《本気で終わってる.最低》《やってること普通にヤバすぎ 迷惑すぎるやろ》この“悪行”に、タレントのフィフィ(47)も怒りをあらわにしている。《迷惑ユーチューバーとやらが、中学生人気ユーチューバーの下校中に凸ってコラボ依頼しました~って動画をXに投稿してたけど、ご本人どう見ても困惑してるし、中学生相手にいい大人が何してんの?警察に捕まればいいのに。そもそも個人情報 漏れるし…いい加減こうゆう輩のアカウントは凍結して欲しい》
2023年09月22日元迷惑系YouTuberで、最近では4月に行われた東京都豊島区議選にも出馬し、落選したへずまりゅう。これまで数え切れないほどの騒動を巻き起こしてきたが、今度は妻を巡って舌禍を招いているようだ。へずまは今年3月20日に、妻・しーちゃんと結婚したことを報告し、しーちゃんの容姿についてかねて女優の本田翼似と紹介してきた。しーちゃん本人も、本田翼に似ていると自負し、Twitterで《本田翼みたいな奥さんが出来て嬉しそうやなぁ良かったね》などと呟いてきた。そんななか、5月3日、しーちゃんはTwitterで《最近北乃きいに似てるって言われまくるのめちゃくちゃ腹立つ本田翼やって何回言ったらわかるん!?いい加減理解しろ》と投稿。女優の北乃きいに似ていると指摘されることに対して不快感をあらわにした。この投稿には、《答えは……どちらもNo!!》《どっちも似てへん》といったツッコミが多数寄せられたものの、しーちゃんは全く意に介していないようで、その後も自身と北乃の写真を並べた上で《どこが似てるん?本当に怒るよ》と呟き、それでもあまりにも多くのツッコミがくるからか、《似てないってんのに…たく。 わかりました。私は北乃きいに似てます。本田翼にも似ています!これでいい?》としていた。へずまもそんな妻を“援護”したかったのか、5月4日夜、しーちゃんと北乃の写真を並べてTwitterでこう呟いた。《へずま嫁と北乃きいが激似で話題だけど どこがこのブスに似てるのか教えろや。 どっからどう見ても本田翼似やろが》まさかの北乃への中傷――この彼の呟きにはネット上では批判が相次いで寄せられた。《だれが可哀想って北乃きいが一番関係ないのに迷惑かかってる》《どっちにも謝れ》《どっちにも似てねえよ 北乃きいと本田翼に失礼だぞ ええ加減にしろよ》《もうほうぼうから怒られろ》《人をどう思うが勝手だろうけど、ブス呼ばわりするのは止めろよ。失礼だろうが》区議選に落選後、“再挑戦”に意欲を示していた彼だが、この暴言では、当選は夢のまた夢だ。
2023年05月05日《嫁がショックで倒れました。とある結婚式場が当日になってドタキャンしてきました。理由は俺がへずまりゅうだからです》3月29日、Twitterでこう怒りを爆発させたのは元迷惑系YouTuberの原田将大(31)。今月20日に《3月19日大安に本田翼似の女の子と籍を入れました》と報告し、《結婚式は6月か7月を予定していてYouTuberを呼びまくって日本一盛大な式を考えています》と綴っていた。しかし、下見に行くはずの式場から断られ、《相談所の方は優しく慰めてくれたし次も探してくれますがその結婚式場からは何も謝罪すらありませんでした。こんなん普通に考えてヤバすぎるだろ》と不満を綴っている。別のツイートでは、《1週間前に予約して今日結婚式場で見学に行くはずだったけど今朝電話がかかってきてへずまりゅうだからお断りしたいと言われた》と経緯を説明。式場からかかってきていた電話に折り返すも、出てもらえなかったという。へずまはツイートをInstagramのストーリーにも載せ、「拡散よろしく!」と呼びかけている。コメント欄には《流石にそれはいけないですね》と同情の声もあるが、幾度も世間を騒がせてきただけに多数の呆れ声が上がっている。《自業自得すぎます、、、》《日頃の行いがなんたらって常に言うよね…w》《何かあったらと考えるとね…仕方ないよね》愛知県内のスーパーで会計前の魚の切り身を食べるなどした罪に問われ、昨年3月に懲役1年6カ月・保護観察付きの執行猶予4年の有罪が確定したへずま。昨年末に“SNSで稼げなくなった”と建設会社で勤務していることを明かすも、わずか1週間で《現場の人と喧嘩して仕事クビになった》と報告。すると年明けには「月収100万円」「無断欠勤を許す」「週休4日1日3時間勤務」「SNSを使った広報担当として働く」と、企業側に対して雇用条件を“逆提示”した。その後、運良く採用してくれた会社が見つかるも、3月8日に《初日から仕事をサボりました》《無断欠勤したいしダルい時は休みたいじゃん?》と自ら仕事を放棄したのだった。こうした不真面目な態度は、自ら社会的信用を失墜させているようだ。「へずまさんは会社の人とのLINEのやり取りも投稿しており、休む理由を『面倒くさくなっちゃった』と伝えていました。会社の人から『訳もなく初日から欠勤は社会人として許されないよ』と窘められるも、無断欠勤の条件を突き付けて反論。最近では母校の中学校に講演会の相談に行くも断られたそうで、『出禁になった』と憤っていました。式場見学をドタキャンされたと怒るへずまさんに同情の声が少ないのは、世間や企業を巻き込むような迷惑行為を続けてきたからではないでしょうか」(スポーツ紙記者)へずまの妻・しーちゃんも、《第1候補だっただけに酷い扱いをされて本当に悲しかったです》と嘆きをツイートしている。愛する妻の為にも、まずは自らの行動を変えるべきではないだろうか。
2023年03月29日《地元山口の初詣で事件が起きた。へずまりゅうだからと言う理由で入店拒否された。気持ち悪いのが全店舗にマークされててリンゴ飴も焼きそばもジャガバターも何も食べれなかった。動画を回したら怖い人に囲まれて強制的に消された》1月3日、Twitterでこう憤ったのは、元迷惑系YouTuber“へずまりゅう”こと原田将大氏。新年で初詣でをしたところ、出入り禁止のような扱いを受けたという。冒頭の訴えに続けて、《俺が何をした?迷惑掛けたか?昔のイメージで話してんじゃねえぞ》と反発したのだった。へずまといえば、スーパーで商品である魚の切り身を会計前に食べたり、アパレル店で購入した商品が偽物だと経営者に迫るなどの行動を動画で公開し、世間を大いに騒がせ知名度を上げた。最近では、昨年12月20日に《SNSで稼げなくなったので年内を持って活動を終了します。最近友達に裏切られたのも原因の一つで精神的にやられてしまいました》と“引退宣言”をツイートして注目を集めたばかり。同月29日にも《約束通り引退します。街中で会っても話しかけないで。今まで迷惑を掛けて本当にすみませんでした》と決意表明したが、わずか3日後の元日に《あけましておめでとう今年もよろしく!》とTwitterを再開させていた。そして、冒頭のように初詣ででの“入店拒否事件”に不満を爆発させたへずま。このツイートは現在までに240万回以上閲覧されており、1600件以上のコメントが寄せられている(4日16時現在)。さらに、ネットニュースでも取り上げられ、Yahoo!ニュースに掲載された「スポニチアネックス」の記事には3600件以上ものコメントが寄せられた。しかし、へずまに対して同情的な声は少なく、《それだけ過去に犯した過ちが影響しているという事ですかね》《身から出た錆でここまで逆ギレ出来るの凄いわ》と冷ややかな声が相次いでいる。そんなへずまは、自らのツイートが“バズった”ことをInstagramのストーリーズ機能で言及し、《炎上したわ!いいよ!炎上しやがれ!きもちええええーー!》と煽ったのだった。わずか3日でSNS復帰を果たしたへずまだが、“昔のイメージ”を変えられるだろうか。
2023年01月04日蓮見翔さんが主宰するダウ90000は、男女4人ずつで構成された8人組。メンバーの平均年齢は23.5歳。芸人とも劇団とも名乗らず、コントと演劇を作り続ける。これまでに『M‐1グランプリ2021』準々決勝進出、『第43回ABCお笑いグランプリ』決勝進出、そして結成わずか1年で第二回本公演『旅館じゃないんだからさ』が第66回岸田國士戯曲賞の最終候補にノミネートと、信じられないスピードでスターへの階段を駆け上がった。――お笑いを意識するようになったのは、いつ頃からですか?小学生のときに『モヤモヤさまぁ~ず2』のロケが地元に来て、そういうの子供はうれしいじゃないですか。それで、さまぁ~ずさんのDVDをTSUTAYAで借りてきて、お笑いのライブを見たのはそれが最初です。そこからバナナマンさんとかのライブもDVDで見るようになりました。それと、2006年の『M‐1グランプリ』ですね。その年に優勝したチュートリアルさんの漫才を見て、母親がすごい笑ってたんです。ネタの内容は子供にはちょっと難しかったんですけど、大人があんなに笑うってすごいなと思ったし、徳井さんのキャラクターは小学生でもおもしろいと思えたので、そこから『M‐1グランプリ』にハマって、お笑いを意識して見るようになりました。――DVDで見ていたお笑いライブの中で、特に好きだったのは?さまぁ~ずさんも好きでしたし、あとは、中学生のときに塾の先生に教えてもらったラーメンズですね。ラーメンズの単独公演は、舞台セットもほとんどなくて、黒いシャツに黒いパンツとかのシンプルな衣装で、それまで見てきたコントとまったく違うもので。世間的にも「ラーメンズはお笑いなのにかっこいい」と言われていて、たしかにかっこいいなとは思っていましたが、僕はそれ以上に、おもしろさのほうに惹かれてました。――高校生になってもお笑いは見続けていたんですか?中学と高校の6年間は一切緩むことなくお笑いを見続けてました。お笑いライブだけじゃなく、深夜のバラエティ番組をひたすら。2014年に、さまぁ~ずさんが地上波の全局でレギュラー番組を持つことになり、それがニュースになったんです。僕も全局の番組を見ていたので、そのニュースはよく覚えてます。あと『テベ・コンヒーロ』の「コウメ太夫で笑ったら即芸人引退スペシャル」という企画が好きすぎて、録画したDVDをまわりに配ってました。ほかにも『ざっくりハイボール』とか『内村さまぁ~ず』とかは好きでめっちゃ見てました。――ゴールデンタイムのバラエティ番組は見てなかったんですか?母親がドラマ好きで、父親は『報道ステーション』を月曜から金曜まで録画してたんですよ。そのせいで平日の録画機能は両親に占領されていて、唯一土曜の7時は許されたので、『ザ・イロモネア』だけは録画できたんです。だから次の週まで何度も同じ回を繰り返し見てましたね。――お笑いを見続けるなかで、芸人になりたいとは思わなかった?ぼんやりとはずっと思ってました。でも、それこそ『ザ・イロモネア』で芸人さんたちが即興でおもしろい芸を次々に披露していくのを見ていると、これは無理だなって。おもしろいことを考えるのは好きだけど、バラエティの世界でプロとしてやっていくのは難しいだろうなって痛感しましたね。――脚本を書いたり、作・演出をするようになったきっかけは?高2のときにクラスで映像作品を作ることになって、初めてちゃんとした台本を書きました。それがけっこう評判よくて、高3のときには文化祭の演劇で作・演出をやることになり。文化祭なので、まぁ何をやってもウケるんですけど、とにかくウケたんです。あれはめっちゃ気持ちよかった。なんなら、これまでの人生で一番ウケたのはこのときかもしれない。それで気を良くして、大学の入試は、その高2のときの映像と、高3のときの演劇を撮影した映像を送って、公募推薦で合格しました。――大学では、在学中に演劇サークルを立ち上げてますよね。中・高と演劇部だった同級生に誘われて、二人で「はりねずみのパジャマ」という演劇サークルを作りました。そのサークルに入ってきた演技コースに通う俳優志望の人たちが、のちにダウ90000のメンバーになります。――俳優志望のメンバーたちは、コントやコメディだけをやることに異論はなかったのでしょうか?不思議となかったですね。もともとお笑いをやるつもりはなかった人たちでしたけど、まずは演技したいというのが一番で、それは満たしつつ、僕の書く脚本もおもしろがってくれましたし、コントも楽しんでやってくれました。――お笑いや演劇のプロを目指すようになったのは、いつ頃から?大学4年になるまでは、わりとダラダラ演劇をやってたんです。それで4年生のときに、又吉直樹さん原作の映画『劇場』(2020年)が公開されて。劇団を立ち上げて夢を追いかける青年が主人公なんですけど、あんまりうまくいかない話で、「マジで俺もこうなる」「このままいったらやばい」って、めっちゃ意識が変わりました。と言いながら、僕は就職もしないまま大学を卒業して、バイトだけをするフリーターになったんですけど……。そこでようやく、ちゃんと焦りはじめて、もう本気でやるしかないと思い、サークルのメンバーたちに「就職せずにプロを目指したいっていう人だけ一緒にやりましょう」と声をかけて、やると言ってくれたメンバーでダウ90000を結成しました。――就職しないのは大きな決断ですが、どう説得したのですか?事前に今後の計画や戦略を具体的に書き出して、それを発表しました。僕は月に12本くらいの新ネタを書きます、それをYouTubeにアップしつつ、本公演もやります、売れるまでは客演に呼ばれても出ないでほしいです、その代わり、全員がバイトをやめられるまでは絶対に続けます、とか、そういう。――ダウ90000の活動ではすぐに手応えを感じられましたか?YouTubeにアップしていたショート動画に、「女ミルクボーイ」という、ミルクボーイさんの漫才を女性メンバー二人が恋愛ネタに中身を変えてカバーしたコントがあって、それが『芸人雑誌』で紹介されたんです。メディアに出たのはこのときが初めてで。そのあたりから、お笑い好きの人たちが見つけてくれるようなり、渋谷のユーロライブという劇場のコント企画に誘ってもらいました。で、そのコントを見てくれた玉田企画の玉田(真也)さんと、テニスコートの神谷(圭介)さん、お二人の企画でユーロライブで「夜衝」というコントライブをやることになって、そこから一気に広がりましたね。「夜衝」を見てくれた『東京03の好きにさせるかッ!』というコント番組のスタッフの方に声をかけていただいて、東京03さんにコントを書くことにもなりました。――「夜衝」は2021年の7月なので、結成からたった1年で東京03にコントを提供するまでに。とにかく早く売れたかったんです、誰かがやめたいと言う前に。はすみ・しょう1997年、東京都生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。大学在学中に立ち上げた演劇サークルで知り合ったメンバーを中心に、男女8人組のダウ90000を結成。主な作品は、テレビドラマ『ダウ90000 深夜1時の内風呂で』、NHKラジオ『東京03の好きにさせるかッ!』、第4回演劇公演『いちおう捨てるけどとっておく』など。脚本を手がけ、メンバー全員が出演する『エルピス‐希望、あるいは災い‐』のスピンオフドラマ『8人はテレビを見ない』がTVer限定で配信中。また、同じく脚本を手がけ、メンバー総出演のショート連続ドラマ『今日、ドイツ村は光らない』はHuluにて配信中。2023年5月には本多劇場で第5回演劇公演が決定している。※『anan』2022年12月28日‐2023年1月4日合併号より。写真・内田紘倫(The VOICE)インタビュー、文・おぐらりゅうじ(by anan編集部)
2022年12月25日「日本の懐かしい風景と逞しく生きる猫」という独自の作風で、現在1年に1度ほどのペースで個展を開催している女性造形作家りゅうざぶ(RYUZABU)。約1年ぶりの個展「りゅうざぶ個展2022 平穏な日々」を2022年11月1日(火)~11月7日(月)東京・京橋のアートギャラリー「メゾンドネコ」で開催が決定しました。ありきたりな日常が猫たちにとっては心地よい穏やかな日々である、という想いを込めた個展になります。粘土ほか様々な材料で作り上げられるりゅうざぶの作品ですが、11月の個展では、現在制作中のりゅうざぶの最新作含めた「懐かしい昭和の風景の中で逞しく生きる猫たち」「美しい箱庭の世界」を楽しむことができます。りゅうざぶ個展2022ポスター1997年より猫の立体制作を開始し、2000年より作品展・個展を開催。現在1年に1度ほどのペースで個展を開催している女性造形作家りゅうざぶ(RYUZABU)。「日本の懐かしい風景と逞しく生きる猫」という独自の作風で今まで作られた作品は約500作品。その全てが完売。作品の多くがA4の紙1枚ほどの大きさの作品が多いのですが、1作品作るのに1ヶ月以上かかる繊細で緻密な造形と、懐かしく暖かい作風で見た人が箱庭の中の世界を覗き込み、「自分の思い出の風景と愛猫を作って欲しい」とオーダーが殺到。現在は2年以上の待ち時間を頂いています。りゅうざぶ「のどかな朝に」(C)写真/山口規子りゅうざぶ「梅雨明け待ち」(C)写真/山口規子愛猫家からの人気は絶大で、本年2月22(にゃんにゃんにゃん)日・猫の日にBSテレ東が「BSキャッ東」としてオリジナルドラマ「かんばん猫」を放送した際に、第3話「猫と街のノスタルジア」で主演女優・小西桜子がりゅうざぶの作品をアート・ギャラリー「メゾンドネコ」で鑑賞しているシーンがオンエアされました(ドラマ「かんばん猫」。制作:BSテレ東/ポニーキャニオンエンタープライズ。Paraviにて全4話配信中!)。2月15日と16日に開催された「かんばん猫」放送記念「かんばん猫ミニ展示会」でもりゅうざぶの作品が展示されています。【番組名】「かんばん猫」【主演】小西桜子【制作】BSテレ東/ポニーキャニオンエンタープライズ Paraviにて全4話配信中!(C)「かんばん猫」製作委員会2022■りゅうざぶ個展2022 平穏な日々 情報アートギャラリーMaison de neko(メゾン ド ネコ)で、りゅうざぶの個展イベント開催が決定致しました。●開催日時:11月1日(火)から7日(月) 13:00~19:00祝日・日曜・最終日は17:00迄となります。●場所 :Maison de neko(メゾン ド ネコ)〒104-0031 東京都中央区京橋1-6-14 佐伯ビル2FJR東京駅南口より徒歩8分/地下鉄銀座線京橋駅6番出口より徒歩2分/都営浅草線宝町駅A6出口より徒歩2分。銀座一丁目駅、日本橋駅、JR神田駅から徒歩10分圏内。※イベント詳細はアートギャラリー公式HPで発表させて頂きます。 ※「りゅうざぶ個展2022 平穏な日々」予告編個展の情報、りゅうざぶの作品紹介、りゅうざぶ作品の製作工程を初めて映像で収録しています。▼YouTube・URL ■りゅうざぶ情報 メゾンドネコHP【HP】 ■りゅうざぶオフィシャルSNS【Twitter】 @ryuuzabu【Instagram】 ryuuzabu_staff■造形作家りゅうざぶ コメントみなさん、こんにちは。りゅうざぶです。今回、私の個展が11月に開催されることになりました。私の作品を見た方々から「作品を見たら元気になった」「見ているだけで楽しい気持ちになる」「この時代には生まれていなかったけれど何だか懐かしい気持ちになる」と言って頂くことが多く、本当に嬉しいです。私が造形作品を作り始めたきっかけは、我が家の愛猫の可愛らしさを形にしてみたいと思った事から。はじめは座布団に乗っている猫など簡単なものばかりでした。制作している内に、私が子供の頃の猫と言えば当たり前に中と外を行き来していて自由奔放な感じだった事を思い返し、外にいる事を許されなくなりつつある現代にせめて作品の中だけは平穏に伸び伸びと地を飛び回らせてあげたい!という想いと、その頃の風景が年々変わりつつある中で強く生きているもの達の変わらない姿にも想いが募り現在の作風となりました。私が作品を作るとき心がけていることは、ひとつめは、妥協しない事!です。自由に伸び伸びしている猫を表現する為にはまずそこに存在する風景が生き生きしていなければならない。桜などの木を表現するには来る日も来る日も花びらを作らねばならず、かなりの手間暇がかかり、完成するまでには相当な日数がかかります。途中で「この位でいいか」と思うことも多々あるが、あと少しの努力が作品から醸し出す生命力に繋がると感じています。妥協心を常に排除する強い心が必要なのです(まだまだ修行中ですが)。以前はひとつひとつの完成度より全体の完成に喜びを感じ、早く仕上げたいという焦りがありましたが、今は作りたい風景の中の生き物たちなどとじっくりと向き合えるようになった気がします。しかし・・・その為に作品数は全く伸びないことになりました。ふたつめは、常に作り手の私が楽しんで制作すること!どんな作品でも作り手が「ときめいて」いなければ作品が生きてこないのではないかと常々思います。ただ・・どんなにそう思っていてもやる気の出ない時はあるので、その切り替えなどはやはり修行中です。集中力をつける事や長時間座って制作する為にも体力は必要なので身体を鍛える事も挑戦しています。今回の「りゅうざぶ個展2022 平穏な日々」のテーマと見所は、どんな場所でも猫にとっては穏やかな時間が流れていて当たり前の日常なんだと感じていただける様な風景を作り込みました。りゅうざぶ作品には欠かせない紅葉や桜などの生き物たちや、猫も小さいながらも今まで以上に表情を感じて頂ける様に仕上げました。是非、11月1日(火)から7日(月)の「りゅうざぶ個展2022 平穏な日々」にお越しください。りゅうざぶ宣材写真(C)写真/山口規子りゅうざぶ「生気」(C)写真/山口規子りゅうざぶ「心弾む」(C)写真/山口規子りゅうざぶ「春麗」(C)写真/山口規子■りゅうざぶ RYUZABU プロフィール生まれ育ち現在も居住している長野県諏訪地域の現風景と、今は無くなってしまった景色の記憶を辿り作品に反映させています。そして当たり前に人間と共に生活していた猫たちにも想いを馳せて制作しています。1997年 :猫の立体制作開始2000年~:作品展・個展開催2006年 :八ヶ岳美術館にて個展・企画展・特別展開催。茅野市民館ギャラリーにて個展開催。現在 :1年に1度ほどのペースで個展を開催。■過去のりゅうざぶ個展・展示会抜粋(展示会会場:メゾンドネコ)●猫の贈り物展2021[The Special] 2021年12月16日(木)~12月22日(水)●りゅうざぶ個展2021~穏やかなりて~ 2021年12月4日(土)~12月12(日)●りゅうざぶ個展2019「躍動」~密かにたくましく~ 2019年12月6日(金)~12月15日(日)●りゅうざぶ作品展 【春夏秋冬】 2019年3月8日(金)~3月12日(火)●りゅうざぶ個展 いつもの風景 2018年10月19日(金)~10月28(日)●りゅうざぶ個展 四季折々 2018年10月13日(土)~10月17日(水) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月31日いつの時代も憧れの関係性である“バディ”。時流を読むことに定評のあるTaiTanさん×玉置周啓さんがツレを求める気分を解き明かします。二人が出会えたことの奇跡。その可能性に人々は嫉妬する。話・TaiTan×玉置周啓(『奇奇怪怪明解事典』MC)――ポッドキャスト番組『奇奇怪怪明解事典』や、TBSラジオ『脳盗』のMCとして、様々な作品を紹介しながら、その作品が生まれた社会背景や需要のされ方についても考察しているTaiTanさんと玉置周啓さん。そんな二人が考える、バディの魅力とは。TaiTan:信頼できる関係性を築くには、お互いに“痛みの共有”ができていることが大事だと思います。『メタモルフォーゼの縁側』でいうと、女子高生と老婦人、それぞれがまったく違う人生を歩んできたのに、孤独であるという痛みを共有できた。そういう二人のメンタルの繋がりを、観客は自分なりに補完することで、安心して観ることができるし、同時に快感も得るんじゃないでしょうか。日常生活で感じる痛みや孤独って、何か目標に向かって進んでいくときに立ちはだかる一過性の大きな困難と違って、じりじりと、ずっと肌に触れているような小さな痛みの連続です。そこを理解して、共有してくれる人が現れたとしたら、ものすごい強度で繋がることができる。もちろん、強すぎることのリスクもあるのですが。――一方の玉置さんは、現代におけるコミュニケーションのあり方に、その背景を探る。玉置周啓:現代は人間関係が希薄になった、みたいなことはよく言われています。それってつまり、コミュニケーションがチョロい時代なんだなって思うんです。ネット上では言葉すら必要のない、いいねをしたりすることで仲のいいふりがいくらでもできるし、そうなるともう自分の本音がどこにあるのかさえわからなくなってくる。そういう時代だからこそ、本音でしゃべっている人たちの会話に希少性が生まれて、そこに人は憧れる。いわゆるバディと呼ばれる関係性の二人は、お互い本音で会話ができるっていうことですよね。もっと前には“毒舌キャラ”というのがテレビでもてはやされていましたが、あれは自分では言えないことを代弁してくれる存在として人々が求めた結果で。それが今ではコンプライアンス的なことも相まって、キャラクター単体ではなく、何でも言い合える関係性に人気がシフトしていったような気がしますね。TaiTan:ちょっと乱暴な言い方ですけど、突き詰めていくと、人は喧嘩とセックスにしか興味がないんだなって感じることがあります。たとえば格闘技だと、試合前の会見とかではお互いのことを散々罵り合っている選手同士が、試合中はセックスをしているようにしか見えない。しかも試合後は、二人とも満足そうな顔で抱擁し合って、「またやろう」とか言う。完全にピロートークなんですよ。なぜ格闘技が人々を魅了するのか、それは喧嘩とセックスの両方を兼ね備えているからな気がして。玉置:1対1の関係というのも重要ですよね。チームのような複数になると、自分の知らないところで何かが起こっている可能性があるけれど、1対1ならすべてのことに関わりを持たざるを得ない。逃げられない関係性だからこそ生まれるものがある。秘密の共有というやつです。ただ、そんな関係性で常に誰かと向き合い続けるのはだいぶきついので、日常の仕事とか友人関係は複数のほうがうまくいく場合も多い。フィクションだからこそ、緊張感のある関係性を見たいのかもしれません。TaiTan:そういう意味では、バディに人々が魅了されるのは、可能性への嫉妬だと思いますね。最良のパートナーを見つける方法として、たとえばマッチングアプリを使えば、いくらでも条件をクリアする人を探し出すことができる。でも実際に会って話してみると、なんか違うって思ったりする。結局なかなか見つからないわけです。出会いを最適化する手段が溢れまくった結果、出会えないことへの絶望も深くなった。だからこそ、作品のなかで描かれる“この二人が出会えたことの奇跡”みたいなものに心を奪われる。あり得ないものを見た、という点では、スポーツのスーパーファインプレーに興奮するのと構造は同じような気がしますね。玉置:自分の輪郭をはっきりさせるためには、人と衝突することもときには必要で、それが今までは恋愛という関係性に象徴されていましたよね。初対面で「なんだこいつ」って思ったとしても、そのわからなさに魅力を感じるって、ラブストーリーの定番だった。バディが結果的に恋愛に発展するとしても、恋愛さえ包括しているのがバディもので。バディの関係は、恋愛関係の上位概念ともいえる。たとえ恋愛における二人の距離の縮め方に共感はできなくても、こんな関係性があるんだ、こんな関係性が築けるんだ、っていうことに人は興奮します。どんな出会いも関係性も、恋愛ありきで進んでいくわけではないことを、現代を生きている人たちは実感としてとっくにわかっていて、それに作品のほうがようやく追いついてきたってことじゃないでしょうか。タイタン3人組ヒップホップユニットDos Monosのラッパー。また、クリエイティブディレクターとして、0円の雑誌『magazine ii』や、テレビ東京の停波帯をジャックした番組『蓋』などを手がける。たまおき・しゅうけい4人組バンドMONO NO AWAREや、アコースティックユニットMIZのボーカル&ギターと作詞・作曲を担当。ウェブマガジン「EYESCREAM」では読書感想文を連載中。※『anan』2022年7月27日号より。イラスト・カトウトモカ取材、文・おぐらりゅうじ(by anan編集部)
2022年07月20日《誰にも内緒でコンビニでバイトを始めたんやけど一日でバレてクビになった店に通報した奴許さんぞ》こう綴ったのはYouTuberのへずまりゅう。6日、Twitterでコンビニのバイトを一日でクビになったことを明かした。またTwitterのサブアカウントでは、当初コンビニの店長はへずまりゅうであることを認識していなかったが、何者かの通報により正体を知られて解雇されたことも告白していた。「へずまりゅうは愛知県岡崎市のスーパーで会計前の魚の切り身を食べるなどしたことで罪に問われ、今年3月に懲役1年6カ月・保護観察付きの執行猶予4年の有罪が確定しています。その他にも、新型コロナウイルスの感染が拡大しているさなか、ノーマスクで各県を訪問し、接触した警察官らの感染が発覚するなど、さまざまな迷惑行為で注目を集めていました」(ITジャーナリスト)バイトを始めた理由は、今年の4月に結婚した妻との将来を考えてだという。Twitterでこう綴っている。《コンビニでバイトをしようと思った理由は配信とホストの金じゃ将来安心して暮らせないから少しでも奥さんにいい暮らしをしてもらいたいと思って面接して採用されたんじゃもうダメじゃの配信で稼ぐしかねーわオラ》へずまりゅうは昨年9月にもアルバイト先のラーメン店をクビになっている。ラーメン店の店長は“宣伝にもなる”と、へずまりゅうの正体を知ったうえで雇っていた。しかし、へずまりゅうの様子を撮影しにユーチューバーが殺到し、無銭飲食をする客が現れたため、解雇されることに。《次は工場とか見えない場所で面接しよう》Twitterで、こう決意を新たにするへずまりゅうだが、前出のラーメン店に採用が決まるまで、50~100社に応募をしていたという。どの会社も「へずまりゅう」だと知るとすぐに断わられていたそうで、一般企業への再就職のハードルは極めて高そうだ。へずまりゅうは過去にFLASHのインタビューで「新日鐵住金(現・日本製鉄)で2年間、日本製紙で2年間で働きました」と、大企業での勤務経験を語っていた。数々の迷惑行為によって、YouTuberとして有名になったが、同時にその代償も大きそうだ。
2022年06月08日松居大悟監督の最新作『ちょっと思い出しただけ』は、様々な文化が交差して生まれたジャンクションのような映画だ。監督の盟友であるクリープハイプの尾崎世界観さんから「松居くんと作りたいものができた」と送られてきた曲が、本作の主題歌「ナイトオンザプラネット」であり、この曲はジム・ジャームッシュ監督の映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』に着想を得て作られた。曲を聴いた松居監督は「MVや短編ではなく、長編映画にしたい」と直感し、本作は生まれたという。主演を務める池松壮亮さんもまた、かつてこの二人と映画『自分の事ばかりで情けなくなるよ』を共に作り上げた仲間。監督と主演俳優、それぞれが抱く本作への思いを聞いた。松居大悟:尾崎くんが作った曲「ナイトオンザプラネット」を聴きながら、池松くんも一緒に3人で映画を作った時は楽しかったなぁっていうのを思い出して、またこの3人で何かやりたいなって、止まっていた時計を動かしたい気持ちになったんです。池松壮亮:出会った頃の松居さんは、演劇からキャリアが始まったという自負があって、映画コンプレックスみたいなものをずっと抱えていました。でも映画が好きで、映画を自分なりに解釈して、外側から来た自分はそれをどう自分のものにすることができるのか、ということを信条にしていたというか。それが今回4年ぶりでしたが、今やすっかり中堅の映画監督のような風情になってました。松居:それは頼もしくなったってことでいいんだよね?(笑)池松:そう思います。僕はずっと、作家としても人としても、松居さんのすごく素直なところに惹かれていると思っています。松居:僕が池松くんを好きなのは、役者としてどういう芝居をするのか、わからないところがあるんですよ。想定していた角度とは違った背景を持った人物として台詞を言ったりとか。とくにこの映画は、大きな事件があるわけでもなく、何気ない日常だけを描いた、観ている人に想像してもらう余地が多い作品なので、池松くんみたいな俳優が必要でした。池松:今回は、松居さんのフィルモグラフィーの中でも異色の代表作を作るために、その一つのピースとして自分は参加するんだっていう意識が強くありました。そのためには、決して照れすぎずに、恥ずかしがりすぎずに、“人を想うこと”を描くことが必要だったと思います。松居:当初は最後にタクシーが空を飛んでいくシーンを考えていたんですけど、まわりから「今回はそういうの入れなくていい」ってたしなめられました。ラブストーリーはどうしても恥ずかしくて、非現実的な要素を入れたくなっちゃうんです。池松:ずっと青春を追い続けてきたような人なので、今回だけは青春と決別してほしいと思っていました。そのことがこの映画には何より必要だったと思います。松居:いやいや、成長して青春とは決別したから。でもどうだろう…。池松:僕自身も、いわゆる恋愛ものと呼ばれる作品にほとんど出てきていないんです。だけど、この作品には可能性を感じました。コロナ禍で、差はあれど誰もが自分の人生を振り返ったと思うんです。あの頃やこれまで、当たり前にあった風景や場所や人について、単純に「昔はよかった」と振り返るのではなく、あくまで「今はもう大丈夫」「ちょっと思い出しただけ」という、小さくて繊細な感情を描く物語になってほしいと思いました。松居:何かを強く伝えたいというよりも、最後に流れるクリープハイプの曲が素敵に聴こえたらいいなと考えていたので、登場人物というよりも、二人が過ごした年月を主役にしたいと思っていたんですよね。池松:この映画の話が来る前に、海外で予定していた3か月の撮影がキャンセルになって。その頃は国内よりも海外での活動に自分の思考が向いていたんですが、コロナ禍で国内の映画業界ではミニシアターの存続をめぐる議論があり、改めて自分は何ができるのか考えていました。この映画は、世界中でミニシアターのブームを起こしたジム・ジャームッシュ監督の遺伝子を色濃く受け継いでいる作品ですから、今こそこの作品に取り組むべきだなとも思わせてもらえました。『ちょっと思い出しただけ』照生(池松)の誕生日である2021年7月26日から、1年ずつ同じ日を遡り、別れてしまった男と女の“終わりから始まり”の6年間を描く。監督・脚本/松居大悟出演/池松壮亮、伊藤沙莉ほか2月11日より公開。©2022『ちょっと思い出しただけ』製作委員会いけまつ・そうすけ(写真右)1990年、福岡県生まれ。『ラスト サムライ』で映画初出演。近年の主演作は、映画『夜空はいつでも最高密度の青色だ』『宮本から君へ』など。来年は庵野秀明監督作『シン・仮面ライダー』主演を控える。まつい・だいご(写真左)1985年、福岡県生まれ。劇団ゴジゲン主宰。2012年に『アフロ田中』で映画監督デビュー。主な監督作は、テレビ東京『バイプレイヤーズ』シリーズ、映画『君が君で君だ』『くれなずめ』など。※『anan』2022年2月16日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・FUJIU JIMI(池松さん)インタビュー、文・おぐらりゅうじ(by anan編集部)
2022年02月13日「当選確定です。悪名は無名に勝る」こう語ったのは、元迷惑系YouTuberの「へずまりゅう」こと原田将大氏(30)だ。各メディアによると原田氏は21日、国会内で記者会見を開き、参院山口選挙区補欠選挙に「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で(NHK党)」から立候補することを表明。「正直、政治のことは詳しくないので」としつつも、「(出馬に対して)家族からはバカヤロー!反省していないだろうと言われたが、山口県のみなさんに謝罪したい」と自身が起こした騒動について反省する様子を見せていたという。とはいえ原田氏は、スーパーで会計前の魚の切り身を食べたとして窃盗などの罪で、8月27日に名古屋地裁から懲役1年6月、執行猶予4年の判決を言い渡されたばかり。さらに、昨年7月には新型コロナウイルスに感染した状態で全国を転々し、山口県内で接触した複数人に感染させたこともある人物。そんな原田氏の参院補選出馬には“選挙をおもちゃにしている”“バカにしすぎ”といった批判が集まるだけでなく、彼を擁立したNHK党の立花孝志党首(54)にも厳しい声が多数寄せられている。前述の会見に同席した立花党首。昨年、立花党首の選挙演説にへずま氏が“突撃”したことをきっかけに親交を深め、直接対面するのは今回の会見で4回目だという。「東スポWeb」によると、立花党首は原田氏について「迷惑行為はよくない」としながらも、こう語ったそうだ。「へずま君を公認することに『何事だ』『ふざけている』とか言われるが、世の中の半分の人は選挙に行かない。有罪判決を受けているへずま君でも選挙に立候補できることを知ってほしいし、一石を投じたい」かつて選挙で受信料を支払う人だけがNHKを視聴できるようになる“スクランブル化”を主張し、一部の人たちから絶大な支持を集めていた立花党首。しかし、人の迷惑を顧みない行為をし続けた原田氏を擁立したことで、呆れる支持者が続出している。《支持してたことを恥じてます。ここまで、政治をおもちゃにする輩とは思ってませんでした》《ふざけている場合ですか?》《は!?有権者がしっかり判断して欲しい。立花さん、話題性があれば何でも良いのね》《NHK党に関しては期待していたところもあったけど、さすがに今回は容認できない。立花孝志を信頼することはもう二度とない》果たして立花党首の決断は”吉”と出るのだろうかーー。
2021年09月23日9月19日に開催された素人異業種格闘技戦「HATASHIAI」に参戦した、元迷惑系YouTuberのへずまりゅう(30)。8月に懲役1年6カ月、保護観察付き執行猶予4年の有罪判決が下された直後に発表され、“禊マッチ”として注目を集めた。各メディアによると「無罪」と書かれたTシャツに身を包んで登場し、リング上で「君が代」を熱唱して試合に臨んだというへずま。しかし、結果はTKO負けで終わった。「へずまさんはレスリングで国体に出場した経験もあるといいます。しかし今回の試合では、全く歯が立たなかったのです。対戦相手はRIZIN出場を目指しているというアフリカ系のファイターで、実力の差は歴然でした。それでもへずまさんは、再戦に闘志を燃やしているそうです」(スポーツ紙記者)新たな世界で身を立てようとしているへずまだが、格闘家デビューにあたって熱烈なエールを送る“親友”がいた。「少年革命家」を名乗るYouTuberのゆたぼん(12)だ。ゆたぼんはへずまの試合当日にYouTubeチャンネルを更新し、「オレもガンバってるから、へずまっちも頑張ってな!」「メントスコーラでKO勝ちや!」などと激励を送っていた。「ゆたぼん君は、へずまさんが“ファイトマネー”を集めるためのクラウドファンディングにも支援したといいます」(前出・スポーツ紙記者)さらにゆたぼんは、動画の中でへずまと遊んだ過去の映像を織り交ぜながら次のように呼びかけたのだ。「へずまっちもアカンことしてしまったから、へずまっちのことを悪く言う人もおるかもしれんけど、それも今は謝って反省もしてるねんから、もうそれ以上言うのはやめといてあげてな!」続けて「へずまっちはちゃんと自分の顔を出して色んな挑戦をして失敗したってだけやし、匿名で誹謗中傷コメントしている奴らの方がダサいしカッコ悪いし、卑怯千万極まりないと思うわ!」と、身振り手振りを加えて訴えている。10歳以上も年の離れた“親友”を、「反省してる」「失敗しただけ」と精一杯に庇ったゆたぼん。しかしへずまは判決が言い渡された直後、初公判で流した涙が“ウソ泣き”だったことなど無反省ぶりが明るみになった。さらにその後は、無罪を主張して控訴している。そのような経緯もありネット上では、ゆたぼんに「善悪の判断があいまいなのでは?」といった懸念の声が上がっている。《いや、へずまりゅうは反省しとらんだろ》《へずま、全然反省してないじゃん敵味方で判断してるんじゃどうしようもないな》《確かに反省して更正したなら応援したいけど、「失敗した“だけ”」とか言ったらいけない。他人を傷つけたんだから更生してチャラなんてことはないぞ》《やはり子供だね、事の本質と重大性を理解していない、謝ってるし反省しているから、何も謝って済むなら警察いらん、裁判所に出廷しているの》
2021年09月21日迷惑系YouTuber「へずまりゅう」として活動し、日本各地で迷惑行為を繰り返していた原田将大被告(30)。名古屋地裁岡崎支部は8月27日、原田被告に懲役1年6カ月、保護観察付き執行猶予4年の判決を言い渡した。しかし原田被告の“無反省ぶり”に、《最低》《2度と見たくない》などブーイングが殺到しているのだ。原田被告は昨年、愛知県岡崎市にあるスーパーで会計前の魚の切り身を食べ、大阪市の衣料品店では返品を迫るなどして窃盗、威力業務妨害などの罪に問われていた。「今年6月の初公判では髪を黒く染め、黒いスーツ姿で出廷していました。被告人質問では『もうYouTubeは一切見ていないし、やりません』と述べ、涙を流す一幕も。またYouTuberのコレコレさん(32)にも、“SNSの世界から消える”といったメッセージも送っていたようです」(スポーツ紙記者)あたかも更生を誓ったかのように見えた原田被告だが、なんと判決が言い渡されたその日に「へずまりゅう」として復活していたのだ。昨年7月以来、更新が止まっていたTwitterに《タイムリープ発動》と呟いた原田被告。続けて《教えるか悩んだけど登録よろしく!動画を出して報告されて消されたら終わりやから動画は出さずにチャンネル母数上がり次第謝罪動画出すわオラ》と、新たなYouTubeチャンネルの開設を発表したのだった(ツイートは現在削除)。「へずまりゅうちぇる」と題した新チャンネルは、瞬く間に約4000人もの登録者が集まった。しかし原田被告は1本の動画も配信することなく、「YouTube のコミュニティ ガイドラインに違反していた」として即アカウント停止となったのだ。だが原田被告はめげずに、28日に《YouTubeバンされたかー完全に手動バンじゃあ!笑次の作戦いくわオラ》とツイート。また《動画一本も上げずに一発バンとか手動の可能性大だよな!Googleは去年俺の犯罪を散々放置して稼がせちょるから人一倍ピリピリしちょんじゃろ!悪いけど他のチャンネルでコラボしまくって稼がせてもらうわ用は俺がチャンネル管理しなければ問題は無いってことじゃろうがオラ》と、意地でもYouTuberとして活動する意欲を見せている。■相次いで暴露される裁判期間中の“無反省”ぶり各紙によれば、裁判官は「動画の再生回数を増やして利益を得るための犯行で、動機にも酌量の余地はない」と原田被告を断じたという。数々の迷惑行為で多くの人々を困らせた原田被告だが、「悔い改める」ということは期待できないようだ。原田被告に判決が下された直後、YouTuberたちが“暴露動画”を相次いでアップしているのだ。まずコレコレは、原田被告と裁判期間中に対面した動画をアップ。初公判後の7月6日に撮影したといい、原田被告は駅でコレコレと会うなり「早く復活してぇ」とマスクを外して大暴れ。さらに「コイツら簡単に被害届だしよる」とも言い放っていた。そんな原田被告の様子を見たコレコレは、「コイツ全然反省してませんよ。裁判所で泣いた涙、あれ絶対演技ですからね」と呆れ顔に。すると原田被告は「自分の涙、ヨダレと一緒なんで」と言い、“嘘泣き”だったことを認めたのだ。さらに原田被告は就職活動がうまくいかなかったことから、「裁判が終わったら東京に戻って、YouTuberやります」「もうこの世界しかない」とも宣言。原田被告は法廷で“引退”を誓っていたはずだが、これでは裁判官たちの前で嘘をついたことになる。次に動画をアップしたのは、人気YouTuberグループのRepezen Foxx。判決が言い渡された27日、黒髪だった原田被告は坊主頭にして出廷していた。一見、“反省の意思”とも受け取れるが、実は全く違っていたことが判明。撮影日は明かされていないが、Repezen Foxxのメンバー3名は原田被告の裁判期間中に彼の勤めているラーメン店に突撃。彼らは原田被告を見つけるなり捕まえ、コーラを浴びせながらバリカンで髪の毛を刈ったのだった。そんな原田被告は仲間が訪れてくれたことに、大はしゃぎ。反省や後悔といった様子は、微塵も伺えなかった。裁判終了後は、東京でYouTuber再開すると宣言した原田被告。執行猶予期間中は定期的に保護監察官などに近況報告をし、指示に従った生活を送らなければいけないとされている。万が一、違反した場合は執行猶予が取り消される可能性もあるが、原田被告は自覚しているのだろうか?
2021年08月29日2009年から続く新国立劇場の人気シリーズ「新国立劇場 こどものためのバレエ劇場」が7月24日(土)より開幕。今年は、昨年上演され好評を博した『竜宮 りゅうぐう~亀の姫と季(とき)の庭~』が再演される。演出・振付・美術・衣裳とトータルで手掛けたのは、ダンサー・振付家の森山開次だ。森山と言えば、しなやかながら直線的で空間を切り裂くようなダンス、能など和のモチーフを題材とした独自の作品世界で注目を集め、2005年に発表したソロダンス『KATANA』ではニューヨークタイムズ紙に「驚異のダンサーによる驚くべきダンス」と評されるなど世界でも高い評価を得てきた逸材。また、こどもからおとなまで楽しめるカラフルな作品も得意とするほか、様々なジャンルとのコラボレーションでも才能を発揮し、演出面での活躍も注目される存在だ。その森山が初めて手掛けたバレエ作品が本作。モチーフとなっているのは日本の御伽草子『浦島太郎』で、一般的に知られる『浦島太郎』の物語とは違い、御伽草子では太郎に助けられた亀が実は竜宮城のプリンセスという設定だ。亀の姫と浦島太郎が惹かれ合う愛のストーリーを軸に、おもてなし担当のお茶目なフグ、タンゴを踊るイカの三兄弟など、竜宮城にいる愉快な海の生き物たちが登場。太郎が竜宮城から帰ってからの結末も、太郎が翁になった後に更なる展開が待ち受けている。さらに、海の中、日本の美しい四季を表現したプロジェクションマッピングの映像も見どころのひとつで、想像力を掻き立てられる空間が出現。初演時、森山は「この作品にはテーマとして〝時″が流れています。竜宮城には不思議な〝季(とき)の庭″があり、一度に春夏秋冬の美しい四季を堪能することができます。太郎が竜宮城にいる間に700年もの年月が経過していました。ふるさとで玉手箱を開けた太郎はお翁さんになってしまいます。玉手箱には、時が封印されていた、そうこれは〝時の物語″なのです」と解説。さらに「時とは何か。そして、竜宮城とは何か。なぜ、太郎は故郷に帰ったのか。現代を生きる私たちも〝今″という時をどのように生きるべきか、あらためて見つめることができるかもしれません」とも。日本で語り継がれる物語を題材に生み出された新作バレエ。遊び心溢れる美術や映像が掛け合わさり、心弾む空間が広がるステージで、とびきりポップな竜宮城の世界を堪能してほしい。上演は7月24日(土)から27日(火)まで、東京・新国立劇場オペラパレスにて。文:伊藤由紀子撮影:鹿摩隆司
2021年07月24日3枚のミニアルバムのリリースを経て、ついにリリースされる1stフルアルバム『まるりとりゅうが』。デビュー直後に配信チャートで 1位を獲得した「気まぐれな時雨」、代表曲の1つとなっている失恋ソング「幸せになって」、現在放送中のTVアニメ『恋と呼ぶには気持ち悪い』エンディングテーマ「リナリア」など、これまでの活動の軌跡の中で生まれてきた楽曲が収録されている他、新境地も様々な形で示される作品だ。歌声の絶妙なコンビネーション、物語性に満ちた歌詞、瑞々しいメロディが満載の今作について、MaRuRiとRyugaに語ってもらった。「これがまるりとりゅうがの音楽」というのがようやく見えてきた(MaRuRi)MaRuRi(まるりとりゅうが)――どのようなアルバムにしたいと思っていました?Ryuga「全部がリード曲」っていうくらい1曲1曲が戦えるような、インパクトのあるものにしたいと思っていました。1stフルアルバムなので、「この楽曲たちを聴いていただければ、まるりとりゅうがの音楽がわかる」というものを提示したいという意図もありましたね。MaRuRi3枚のミニアルバムをリリースしてきた過程で、さまざまなことにチャレンジしてきました。そういうことを経て「これがまるりとりゅうがの音楽だ」というのが、ようやく見えてきたんですよね。それをこのアルバムに全部詰め込みたいと私は思っていました。――今、MaRuRiさんがおっしゃった「これがまるりとりゅうがの音楽だ」というのは、言葉にすると、具体的にはどのようなイメージですか?Ryugaまず「男女ユニットのハーモニー」が軸なんですけど、さらに細かく言葉にすると、全体的にどの楽曲も「寄り添える」というか。聴いてくれるみなさんの相談相手になれる楽曲にしたいという願いが根本にあるんです。例えば悲しい時に聴くとより悲しくなったり、思いっきり泣いた後にすっきりしたり……なんてこともあると思うんです。あと、正しいのかどうかわからない自分の感情について友だちに話して共感してもらえると、何かが解決しなかったとしても救われることがあるじゃないですか?まるりとりゅうがの楽曲がそういう存在になれたらいいなと。そういう楽曲を僕たちの声で届けるのが、まるりとりゅうがですね。そして、楽曲の構成に関しては「AメロBメロをRyugaが歌って、サビでMaRuRiが入る」っていうのも、この3年間の活動で見つけた「まるりとりゅうがっぽいね」とみなさんが感じるようなものになったと思います。MaRuRiそうだね。Ryuga女性の声の方が高いので、自然とそういう構成になるところから始まったんですけど、いろんなやり方を試してきたことを経て、このフルアルバムのタイミングで「やっぱりこの形がしっくりくるね」って感じました。あと、歌詞でいろんな1人称を使えるのもまるりとりゅうがの強みなんですよね。MaRuRi「私」でもいいし、「僕」でもいいですからね。Ryuga男性目線も女性目線もできるし、両方が共存しているような掛け合いソングもできるというのは、まるりとりゅうがっぽいし、男女ユニットならではなのかなと思います。Ryuga(まるりとりゅうが)――2人の声で1人の主人公の気持ちをじっくり表現するスタイルも、まるりとりゅうがの魅力として一層磨かれていると、今回の作品を聴いて感じました。Ryugaありがとうございます。こういうスタイルのアーティストさんはそんなに多くないと思うので。意識して意図的にやっているわけではないんですけど、同じ主人公の気持ちを2人の掛け合いによって違和感なく表現できているのは、たしかに絶妙なところなのかもしれないです。言語化は難しいんですけど、「これはなんとなく違うな」っていう違和感がないものを追求していくと、男女で歌っても自然に聴けるものに仕上がっていくんですよ。そういう12曲が詰まっているのが今回のアルバムです。まるりとりゅうが - リナリア恋愛って「その人と付き合っていた時の自分が好きだった」っていうところもありますから(Ryuga)――MaRuRiさんは、Ryugaさんが作る曲のどのようなところが好きですか?MaRuRi毎回思うのは歌詞ですね。短い時間の出来事や気持ちが1曲の中に凝縮されていたりするのがすごいです。私は今までに2曲の歌詞を書いて、前作はリード曲(3rdミニアルバム『改めまして。』に収録された「目覚め」)になったので嬉しかったんですけど、やっぱり「Ryugaくんが作った楽曲に私が歌を入れる」というのが個人的にも一番しっくりきます。そして、何よりも私の声の音域的なこととかも一番理解しているのがRyugaくんなので、自分で作ったものよりも私の中にあるものを引き出してくれていますね。あと、今回のアルバムによってRyugaくんの作る楽曲の幅が広がったのも感じています。今までは失恋ソングのイメージが強かったと思うんですけど、今回のアルバムに入っている「らしく。」みたいな明るい曲もすごくいいですから。才能がどんどん開花していっていると思っています。Ryuga急にそんなことを言ってもらえて、今、照れています(笑)。――(笑)例えば、軽快でダンサブルなサウンドで切ない心情を歌う「どこにもないの」は、新鮮な作風ですね。Ryugaそうなんです。歌詞はすごく苦しい気持ちを描いているんですけど、どこかサラッと聴けるサウンドなんですよね。最初の部分は失恋を描いたバラードっぽいサウンドですけど、いきなり曲調が変わるというのは、みなさんを引き込める意外性もあると思います。――インスタに投稿した曲がもとになっているんですよね?Ryugaはい。違う曲同士を融合させたと言ってもおかしくないくらいの作り方をしました。この曲の最初の部分をインスタに載せていたんですけど、今回のフルアルバムに向けて楽曲制作をしていく中で、「あのフレーズをくっつけたら面白いんじゃないかな?」って思いついたんです。MaRuRiこの曲を聴いて、「まるりとりゅうがは、こういうのもいけるんだ?」っていう発見がありました。――新曲に関しては「シール」が、とても切ないですね。《さよなら 私が 1 番好きだった私》という最後のフレーズが印象的です。Ryuga恋愛って「その人と付き合っていた時の自分が好きだった」っていうところもありますからね。MaRuRiうん。この感じ、すごくわかる。Ryuga別れたことによって好きだった自分の記憶も全部消さなきゃいけない。そういうことに対して抱く感情を最後のフレーズに込めました。まるりとりゅうが – シールMaRuRiRyugaくんの書く歌詞は、特に女性が共感するところがすごくあるんですよね。女心がわかるっていうのは、いいことよ!Ryugaありがとう(笑)。僕、基本的にいろんな相談に乗ることが多いんです。いろんな気持ちを聴きながら共感することも多いし、それが曲作りに活かされているんだと思います。でも、かわいらしい曲を作った時とか、「この歌詞を俺が書いたと思われたくない」っていうくらいの恥ずかしさもあるんですけど(笑)。MaRuRiそういう時は私が歌詞を書いたことにしてくれていいよ。Ryugaそれ、ゴーストライターじゃないか(笑)。MaRuRi「ONE STEP」や「サニー」を聴いた時もびっくりしましたからね。すごく女の子の気持ちが描かれている曲なので。Ryugaデモの段階では僕が歌っているから気持ち悪いんですよ。「ONE STEP」の《ワタシハデキルコダモン》とか、自分の声を聴いて具合が悪くなります(笑)。まるりとりゅうが – サニー相性は間違いなく良いですね。声の相性って本当に大事なんです(Ryuga)――「サニー」は、2人の声のコンビネーションの絶妙さを再確認させられる曲です。声の相性の良さはお2人共感じているんじゃないですか?Ryugaはい。相性は間違いなく良いですね。声の相性って本当に大事なんです。上手い人同士でハモれば、それが良いものになるかというと、そういうことでもないですから。MaRuRi意外とそうなんだよね。Ryugaうん。声にもいろんなタイプがあるんです。「メインタイプ」と「寄り添えるタイプ」みたいなのがあると僕は思っていて。だから「メインタイプ」と「メインタイプ」で歌うとぶつかるんですよ。「上手い!」とは思うけど、ずっとは聴いていられない。僕は性格的な面も含めて、誰かに合わせるタイプ。相手の形に合わせるというか。そういうのが声にも出ていると思います。僕はMaRuRiにはメインをやって欲しいから、丁度良いバランスなんですよね。ハモりを何個も入れても自然に聴けるのは、僕たちならではだと思っています。MaRuRi私が歌っているところにRyugaくんの深くて温かい声が入ることによって、自分の声が引き立っているんだと思います。それが今のまるりとりゅうがのサウンドになっているというのは私も感じていますね。――歌声以外の点に関しては、お互いのコンビネーションはどうなんですか?Ryuga活動の2年目くらいはぶつかっていましたよ(笑)。でも、ぶつかり合ったことによって石の角が取れて丸くなってきた感じですね。だから今、すごくお互いに良い状況になっています。MaRuRiうん。私もすごくそう思う。最近は全然ぶつからなくなりましたし。――どんなことでぶつかっていたんですか?MaRuRi私の言葉遣いとかです(笑)。Ryugaそういうささいなことや個人的なことに関するズレでしたね。音楽に関することでの喧嘩は基本的になかったので。音楽の好みとかは最初から共通するものがありました。――充実した活動が続いていますけど、最近何か夢中になっていることはあります?MaRuRi私はきな粉です(笑)。「きなこ」って書いてあるお菓子は絶対買っちゃうくらい……牛乳にもヨーグルトにもきな粉入れちゃって、ほんとに最近夢中です。SNSでも、きな粉スイーツばっかり見てます。――(笑)。Ryugaさんは、最近、何かにハマりました?Ryugaギターですね。ギターに関する動画を片っ端から観たり、ギターの教本を集めまくっています。ギターを弾いている時は一番何も考えないというか、「好き!」って純粋に思えるものがギターなんですよ。YouTubeのギターに関する動画で観たことないものはないくらいの自信があります(笑)。MaRuRiすごい自信だね(笑)。Ryuga僕はずっとアコースティックギターを弾いていたんですけど、コロナの影響で家にいる時間が増えた頃にエレキギターにハマって、突き詰め過ぎた結果、最短距離でいろいろ揃えちゃいました(笑)。そういうのもあって、生のバンドでライブをやるのが楽しみなんですよね。コロナの前、丁度エレキを始めたくらいの頃に1回バンド体制でワンマンライブをやったんですけど、その時はとにかく歌に集中していました。でも今はかなりギターの音作りも自分で納得のいくものができるようになりましたし、演奏できる楽曲も増えたし、今回のフルアルバムのライブをバンドでいつかやりたいです。先入観を抜きにして聴いてもらえたら、きっと「いいな!」って感じてもらえる(MaRuRi)――ギター以外は、何か夢中になっているものはあります?Ryugaアニメも好きでいろいろ観ていますよ。今回のアルバムにも収録した「リナリア」がTVアニメ『恋と呼ぶには気持ち悪い』で流れているのは感慨深いものがありますね。アニメで流れているからだと思うんですけど、「リナリア」のMVのコメント欄は外国の方からコメントも多いんですよ。MaRuRiアニメって、そういうところもすごいですよね。Ryugaたくさんの人にまるりとりゅうがの曲を聴いていただける機会が、さらに巡ってきたら嬉しいです。MaRuRi「男女ユニット」っていう先入観みたいなのを抜きにして聴いていただいたら、きっと「いいな!」って感じてもらえるような音楽をまるりとりゅうがは作り続けている自信があります。これからもどんどん発信していこうと思っているので、まずは私たちの音楽を聴いていただけたら嬉しいです。取材・文 / 田中大まるりとりゅうがのサイン入りチェキを2名様にプレゼント!応募方法ぴあ音楽編集部Twitterをフォロー&本記事ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、ぴあ音楽編集部アカウントよりDMをお送りします。ぴあ音楽編集部Twitter()対象ツイート:※当選後、お届け先ご住所のご連絡ができる方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。※当選発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。【応募締め切り】2021年7月11日(日) 23:59まで※期間中は何度でも応募可能です。<リリース情報>まるりとりゅうが 1st Full Album『まるりとりゅうが』2021年6月30日(水) リリース『まるりとりゅうが』通常盤ジャケット●UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤(CD+GOODS)税込4,950円●通常盤(CDのみ)税込:3,300円【CD収録内容(全形態共通)】 全12曲収録01. 気まぐれな時雨02. リナリア(TVアニメ「恋と呼ぶには気持ち悪い」エンディングテーマ)03. わけじゃない04. 幸せになって05. 甜言蜜語(TikTokドラマ「恋は青春より青し。」主題歌)06. らしく。(帝京平成大学 WebCM「自分だけの物語を描こう」タイアップ楽曲)07. ONE STEP(ABEMAオリジナルドラマ『17.3 about a sex』主題歌)08. サニー(ドラマ特区『ねぇ先生、知らないの?』オープニング主題歌)09. どこにもないの10. 嫉妬(Album ver.)11. シール12. 幸せになって(Piano ver.)【GOODS(UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤のみ付属)】『気まぐれな時雨』対応 折り畳み傘【特典内容】・セブンネット:ファンクラブ会員限定特典:まるりとりゅうがアクリルスマホスタンドキーホルダー(※)セブンネットショッピング限定特典:ブロマイド(L版2種 / ランダムで直筆コメント入り)・Amazon.co.jp:メガジャケ・UNIVERSAL MUSIC STORE:ミニクリアファイル(抗菌仕様 / チケットやマスク入れにも最適/サイズ約200mm×110mm)・上記すべての特典は先着順となります。予定数に達し次第予告なく終了となりますのでご了承ください。必ず入手されたい方はお早目のご予約ご購入をお勧めいたします。・特典は、上記まるりとりゅうが 1st Full Album「まるりとりゅうが」各形態共通で対象となります。・1枚のCDご購入につき特典を1つご提供いたします。※ファンクラブ会員限定特典付のご購入は、『まるりとりゅうがのへや』にご入会いただいた会員様のみの限定販売となります。まるりとりゅうがのへや:<配信情報>「リナリア」(TVアニメ『恋と呼ぶには気持ち悪い』エンディングテーマ)配信中「シール」配信中<まるりとりゅうが プロフィール>2018年4月結成。デビュー曲「気まぐれな時雨」が各配信サイトで1位を獲得し、本格派の男女デュオとして一気に注目を集める。2019年には「レコチョク上半期サブスクランキング2019」の新人アーティストランキングで1位を獲得、秋にはZeppワンマンツアー(東阪名)を各地ソールドアウト。これまでに数々のドラマやアニメの主題歌に抜擢されるなど、同世代からの共感が広がる恋愛ソングが話題になっている。<MaRuRi>1997.3.4生まれ。幼少期から高校3年生まで合唱団に所属し、声楽を学びながら音楽と隣り合わせの生活を送り、数々のステージに出演してきた。ある日、Twitterに投稿した歌唱動画をきっかけに一気にフォロワーが増加、同世代の男女からの絶大な支持を集める。抜群の歌唱力はもちろん、インスタライブやTikTokで見せる、飾らず親しみやすいキャラクターと愛らしいルックスで、リスナーの心をグッとつかんでいる。MaRuRi Official Twitter: Official Instagram:<Ryuga>1997.8.8生まれ。幼少期から目立ちたがり屋でカラオケ好きだった。高校時代ニューヨーク留学中、SNSで自作の楽曲を投稿したことをきっかけに、国内外より多大な反響を得る。帰国後は様々なステージに出演し活動の場を広げ、現在は作詞作曲やSNS配信、自主企画イベントなど自ら行い、プロデューサー的センスも発揮している。優しくも力強いハイトーンボイスやセルフプロデュース力に加え、キュートなルックス、更にトークセンスも兼ね備えた、いわばハイスペック男子である。Ryuga Official Twitter: Official Instagram:オフィシャルアカウントまるりとりゅうが Official Website:まるりとりゅうが Universal Music Website:まるりとりゅうが Official Twitter:まるりとりゅうが Official Instagram:
2021年06月28日“迷惑YouTuber”として世間を騒がせた「へずまりゅう」こと原田将大被告(30)の初公判が、6月22日に名古屋地裁岡崎支部で開かれた。法廷で見せた彼の言動に、波紋が広がっている。昨年7月に愛知県岡崎市のスーパーで会計前に魚の切り身を食べたとして、窃盗罪で逮捕された原田被告。さらに大阪市のアパレル店で「購入したTシャツが偽物だから返品しろ」と店員に迫ったとして、同年10月に威力業務妨害・信用毀損罪でも逮捕されていた。原田被告はいずれの行いも動画で公開し、物議を醸していたのだ。「原田被告は逮捕前、マスクを着けずに山口県内の観光地や飲食店を巡っていました。ですが逮捕後に新型コロナの感染が判明し、彼と接触した人の感染も相次いだのです。その“悪行ぶり”に、同県の村岡嗣政知事(48)は『なんてことをしてくれるんだ』と怒りの声をあげていました」(全国紙記者)各メディアによると明るかった髪を黒色に染め、黒のスーツに身を包んで法廷に現れた原田被告。被告人質問では、「もうYouTubeは一切見ていないし、やりません」と反省の弁を述べたという。また自身が投稿した動画の音声が流れると、ハンカチを目に当てて号泣する一幕も。原田被告は「動画は直視できない」とし、「自分にとっては黒歴史。情けないのもあるが店に迷惑をかけているのが一番苦しい」と語ったと報じられている。号泣するほどの反省ぶりを見せた原田被告に、ネットでは「更生して」といった声が上がっている。《自由に振る舞って罪を重ねた期間以上に不自由で泣きたくなるような日々を送ってきっちり反省してください》《悪い行いは必ず自分に帰ってくる!泣くならやるな!ですな》《多数の迷惑行為をやったことは消えないので猛省して、介助が必要な身近な家族を悲しませることのないように、真面目に働いて更生して欲しい》今年1月、YouTuberのコレコレ(31)は原田被告が“引退宣言”したことを発表していた。原田被告はコレコレに、「SNSの世界からへずまりゅうは抹消しました。今後は原田将大として真面目に生きていくので更生の邪魔はしないでください。私は社会の為に頑張ります」と伝えてきたという。現在は実家のある山口県で、飲食店に週5で勤務している原田被告。休日は家族の介助もしているという。法廷で流した涙に誓って、人生をやり直していくことができるのだろうか――。
2021年06月23日今年、世間を騒がせた迷惑系YouTuberのへずまりゅう氏(29)。スーパーで未会計の食品を食べ、その様子を5月にYouTubeで配信。のちに窃盗容疑で逮捕された。さらに波紋を呼んだのは7月のこと。新型コロナウイルスに感染しながらも、へずま氏はマスクをせずに山口県の観光地などに訪問。SNSで集めた男女に感染させたとされている。当時、同県の村岡嗣政知事(48)は思わず「一体何てことをしてくれたんだ」と会見で憤りを見せていた。そもそも“迷惑系”とは迷惑行為によって、名前を広く知らしめようとするひとたちを指す。その動機は「有名になりたい」という欲望からのようで、へずま氏も今年7月にアップされた動画で「俺の存在を知ってほしかった」とYouTubeを始めたキッカケについて語っている。YouTubeという現代的なメディアを利用していることもあり、新しい存在として注目を集めている“迷惑系”ーー。しかし実は、こうしたタイプは古代ギリシャにも存在していたのだ!「紀元前4世紀の古代ギリシャには、ヘロストラトスという“自分の名前を後世に残すがために神殿を燃やした人物”がいます」こう話すのは、古代ギリシャ研究家の藤村シシンさんだ。ヘロストラトスが燃やしたのは最も美しい建造物と伝えられるアルテミス神殿。彼は“即処刑”となったという。「さらにいわゆるダムナティオ・メモリアエという“記録抹消刑”に処されました。この刑によってヘロストラトスの名前を口頭で伝えたり、書面に残したりすることが禁止に。そうして後世に彼の名が残るのを阻止しようとしたんです。ですが、現代にも彼の名前は残っています。当時は名前を書かずに事件のみが伝えられていたのですが、いっぽうで記録抹消刑を無視してその名も残す人たちがいたためです」ここで気になるのが、「ヘロストラトスはどんな人?」ということ。しかし、「生前の様子をつづった資料は現存していません」と藤村さんは明かす。「『有名になりたい』という気持ちが強かった彼に対し、社会的地位の低い人といったイメージを持つかもしれません。ですが現存資料はありませんから、とてつもない権力者だったのかもしれません。彼がどうしてそこまでして有名になりたかったのかも、いまだ不明です」また古代の迷惑行為をラインナップした「有名言行録(著:ウァレリウス・マクシムス)」という人名録があり、そこにも“迷惑系”が記載されているという!「パウサニアスという人物が紹介されています。彼は『有名になるにはどうしたらいいか』と考えていたところ、哲学者のヘルモクレスから『有名人を殺せばいい。その名誉が自分に返ってくるから』とのアドバイスをもらいました。そうして彼はマケドニアの王様を殺してしまったんです。パウサニアスはのちに暗殺されました」ヘロストラトスやパウサニアスといった古代の“迷惑系”たち。そして釈放後、Twitterに《一日でも早く社会貢献したい》と投稿したへずま氏。藤村さんは新旧の“迷惑系”を比較し、こう結ぶ。「ヘロストラトスもパウサニアスもすぐに亡くなったので、生前に反省する機会がありませんでした。いっぽうへずまさんは歴史上に残る“迷惑系”とは違い、まだ重罪ではありません。YouTubeアカウントは凍結されましたが、世間ではへずまさんの話題がいまだ尽きません。つまり、記録抹消刑にもなっていないということです(笑)。だから、彼が社会貢献を目指すのはとてもいいことだと思います。先人たちと違って、まだイチからやり直せるのではないでしょうか」
2020年12月10日愛知県内のスーパーで会計前に魚の切り身を食べたとして、7月11日に窃盗罪で逮捕されたYouTuber「へずまりゅう」こと原田将大容疑者(29)。17日、原田容疑者が新型コロナウイルスに感染していたことが判明した。原田容疑者の行動は、県をまたいで余波が広がっている。山口県の村岡嗣政知事(47)は同日、県内の陽性者が新たに3人確認されたことを発表。そのうち2人が、原田容疑者と接触があったというのだ。山口県では、5月6日から7月15日まで陽性者はゼロだった。「原田容疑者は7月10日に、山口県の笠戸島や防府天満宮といった観光地や飲食店を巡っていました。具体的なスケジュールをSNSに投稿し、合流できる人を募っていたことが確認されています。さらに原田容疑者はマスクを着けず、多くの人と接触していたそうです。接触した2人の陽性者のうち、1人は原田容疑者と会食。もう1人は飲食店で食事中に、原田容疑者が同席してきたと聞いています」(全国紙記者)感染予防を無視した原田容疑者の節度のない行動に、村岡知事は「とても信じられないし、何てことをしてくれるんだ」と怒りをあらわにした。県では原田容疑者と接触した心当たりのある人に、申し出るよう呼び掛けている。これまでも原田容疑者は迷惑行為を繰り返し、SNSやYouTubeにアップロードしていたという。「原田容疑者は炎上商法を繰り返していました。5月には『嫌がらせ、いじめ、脅迫を目的としたコンテンツ』を配信したとして、ポリシー違反でアカウント停止に。6月26日には、沖縄の首里城公園に設置されたメッセージボードに落書きする動画を投稿。ボードは昨年10月、火災で焼失した首里城の復興を応援するものでした。しかし、原田容疑者に悪びれる様子は一切なかったそうです。その後、ボードは動画の拡散を受けて撤去。原田容疑者に批判が殺到していました」(メディア関係者)YouTuberのはじめしゃちょー(27)は15日、原田容疑者から嫌がらせを受けていたことをカミングアウト。深夜に自宅近所でソフトキャンディとコーラを押し付けられ、大声で叫ばれたことを証言している。その後も執拗に付きまとわれ、インターホンを鳴らされるなどストレスや恐怖心に駆られたという。原田容疑者は売名のためなら、「暴力ギリギリで迫ってきて好き放題」していたという。はじめしゃちょーは売名行為に加担しないため、これまで黙っていたことを明かした。こういった原田容疑者の悪行が次々と明らかになり、批判の声が噴出している。《全く以て言語道断です。原田将大容疑者(へずまりゅう)の安易な行動で、山口県全体が感染拡大の脅威に晒されています。反省するどころか悪びれもしない彼の行動には憤りしかありません》《こんなのユーチューバー扱いしないで欲しいただの迷惑な人やんコロナ感染以前にやってることユーチューバーと名乗って欲しくない事ばっか 他のユーチューバーに迷惑がかかる》《へずまりゅうのやり方とてもひどすぎ。はじめさんに迷惑かけるな》
2020年07月17日劇作家、映画監督という枠にとらわれない活動で、自分なりの表現を追求すべく奮闘している松居大悟さん。現在の仕事について思うことは?創作の原点は?さらに編集部から「松居さんの恋愛観なども聞かせてください」とリクエストすると、「全然わかってないので間違ったこと言いますけど、それでいいなら……」と、恥ずかしそうに答えてくれました。丸くなったって言われるのは全然いいです。とがってると、自分にも刺さって痛いので。――表現に目覚めたのは、大学で演劇サークルに入ってから?松居:いや、もっと前ですね。中学時代に藤子・F・不二雄の漫画を読みまくって、その頃は藤子先生みたいな漫画家になりたかったんです。中学から引きこもりになって、太ってたし、学校の帰りにカツアゲはされるし、空想の世界しか生きる場所がなかった。そこが原点ですね。高校に入ってからは、ちょっとだけ明るくなって、文化祭で漫才をやったり、M-1グランプリにも4回出てます。ただ、文化祭でもめっちゃスベりましたし、M-1も全部1回戦敗退。それで、自分に足りないのは演技力だと思って、大学で演劇サークルに入ったんです。本当は早稲田に行きたかったんですけど、受けた学部は全部落ちて、慶應に行きました。慶應はおしゃれなイメージがあったのでイヤだったんですよ。オシャレはダサいと思ってたので。――実際の大学はどうでした?松居:思った通り、ほとんどの人がオシャレな感じでした。そういう慶應の雰囲気に馴染めない人たちが演劇サークルに集まっていたので、そこだけは居心地がよくて。チャラチャラしてる男たちに対しては「どうせあいつらおもしろくねえし」って勝手に決めつけて見下してました。同級生の女の子たちは、同じ人間とは思えなかったですね。かわいいし、いい匂いするし、まぶしかった。――その演劇サークル内で立ち上げた劇団「ゴジゲン」が、作家としてのスタートになると。松居:はい。ゴジゲンでは、僕自身のコンプレックスをテーマにして、いかにコメディで表現するかっていうのをずっとやってました。――自身のコンプレックスをテーマにしようと思ったのは、なぜ?松居:当時の僕が憧れていた表現が全部それだったんです。情けない泥の輝きを叫んでいたGOING STEADYとか、童貞のパワーをおもしろく書いたみうらじゅんさんと伊集院光さんの本『D.T.』とか。中学・高校と男子校で、モテないとか以前に、母親以外の女性と一切交流がなくて、大学に入っても、女性がこわかった。だから劇団員も男だけで、ひたすらダメな男たちが右往左往するような演劇をやるしかなかったというか。――ゴジゲンの舞台は、ある時期まで“童貞”が最重要テーマでしたよね。松居:それは僕が童貞だったからですね。20代後半までは、童貞たちを励ましたい、世界で一番正しいのは童貞だ!そう思ってやってました。――それが次第に評価されて、次に繋がっていった。松居:童貞コメディ劇団ってことで、下北沢の演劇シーンでちょっとだけ評価されるようになり、その流れで、童貞男子たちの妄想を描いた映画『アフロ田中』の監督をやらないかっていう話がきて、初めて映画の監督をやりました。プロデューサーからは「映画の公開までは童貞キープでお願いします」って言われて。――キープしたんですか?松居:しました。というか、そんなチャンスもなく、余裕でできました。――とはいえ、いつまでも童貞だけをテーマにするわけにもいかず。松居:さすがに何年間もそればっかりやっていたので、もうコンプレックスもなくなってきたな、っていうのは思ってました。そこで転機となったのが、バンドのクリープハイプです。それまでは、自分の内側にあるものを創作意欲にしていたのが、彼らのミュージックビデオを監督した時に、それとは別の引き出しを開けて、しかも同世代の表現者と一緒に、作品をつくる喜びを知ったんです。実際まだ童貞でしたけど……。――松居さんの作品や表現は、自意識がモチーフになることも多いです。松居:いまだに自意識過剰だって言われるんですが、20代の頃はそれすらわからなかったんですよ。僕が演出家や監督という立場だからこそ、女性の出演者やスタッフが話しかけてくれるんですけど、それに気付かずに「俺のこと好きなのかな?」って、普通に思ってましたし。――それは自意識過剰というか、ただの勘違いというか……。松居:いまは現場とかで長い時間一緒にいると好きになっちゃうという原理もようやくわかってきたので、たとえ「好きかも」と思ったとしても、アプローチしたりとか、行動には移さず、耐えるようになりました。――女性に対しては、ずっとそんな感じなのでしょうか?松居:20代の頃は、とにかく女の子がわからなかったんです。自分を否定されたくないから、近づきたくないとも思ってました。それに、知ることがこわかった。女の子はおならしないとかも思ってたので、おならをすることも知りたくない。サブカルの話もしたいけど、知識が浅かったらどうしようとか考えちゃうし。ほんと、いま考えると自分に都合のいい妄想だけを求めてたんでしょうね。高円寺の古着屋にいるような、かわいくてセンスがよくて天使みたいな子が理想だったんです。実際そんな子、どこにもいないのに。――その認識というか思考で、劇中に登場する女性を描けるものなのでしょうか?松居:フィクションだと大丈夫なんですよ。実際に自分で脚本や小説を書くとなると、いっぱい想像できるんです。「どうしてこんなことしたのかな」とか「この行動はこういうことが伝えたかったんだ」とか。――作家のモードになれば想像力が働くと。松居:もちろん、いまでも基本はダサい男たちの気持ちしか、ちゃんとはわかってないと思います。あとは、人から教えてもらうこともありますね。たとえば映画『アズミ・ハルコは行方不明』の時は、主演の蒼井優さんと女性のプロデューサーが同い年で、ほかにも女性スタッフが多かったので、そこに委ねました。――監督でも主導権は握らない?松居:監督として神輿の上にはいますけど、柔らかい心情は、自分より近い人たちを信じますね。脚本を書いていても、人生余裕で生きているような人を書くのは抵抗があります。でもだからこそ、そういう人たちの不器用なところを見つけたりするのは得意なんです。自分とはかけ離れた人でも、弱音を吐いたりする時はあるので、そこはちゃんと描きたい。そういう意味では、確固たる意思もなく、なんとなく行動している人のほうが描くのは難しいです。――最後に、思春期の頃と変わらずに抱いてる感情はありますか?松居:嫉妬心ですかね。視野が広がれば広がるほど、いろんな表現や才能に出合うんですけど、そのぶん嫉妬する人もどんどん増えていく(笑)。でも、ただ嫉妬するだけじゃなく、ちゃんと吸収していきたいとは思ってます。それで丸くなったとか言われても、全然いい。とがってると、自分にも刺さって痛いですから。現在発売中の小説『またね家族』は、自身の感覚をもとにした家族のエピソードや、恋人の前で器用に振る舞えない男のみっともなさ、商業主義と理想の間で揺れ動く仕事観など、思春期以上成熟未満の自意識が詰まった渾身のデビュー作。本人いわく「限りなく自分と近い主人公にも見えますが、完全にフィクションです」。まつい・だいご1985年生まれ、福岡県出身。大学在学中に劇団「ゴジゲン」を立ち上げ、全作品の作・演出を務める。映画『私たちのハァハァ』『アズミ・ハルコは行方不明』『君が君で君だ』、TVドラマ『バイプレイヤーズ』ほか、クリープハイプや石崎ひゅーいなどのMVを監督。現在、初の小説『またね家族』(講談社)が発売中。※『anan』2020年5月27日号より。写真・村田克己インタビュー、文・おぐらりゅうじ(by anan編集部)
2020年05月24日舞台の作・演出、映画やミュージックビデオの監督、ラジオパーソナリティ、そしてこのたび小説家デビューを果たし、多才に活躍する松居大悟さん。その創作の原点はどこにあるのか。――舞台の作・演出、映画監督、そして初の小説が発売されたばかりですね。松居:表現や作品によって、制作のプロセスも関わるスタッフもまったく違うので、いろんな作り方を知っていくことが単純に楽しいです。自分がナビゲーターをしているJ-WAVEのラジオ番組『JUMP OVER』では、連動企画で舞台の公演をやったことがあるのですが、そうやって別の仕事が絡んだり、影響を与えたり、刺激にもなりますね。――もともと多才な人に憧れはありましたか?松居:意識していろいろやろうって思ったことはないんですけど、いいなと思っていたのは、チャップリンと北野武さん。たけしさんはお笑いもやるし、映画も撮るし、文章も温かくて。そもそも、何か一筋何十年っていう人に自分はなれないって思っていたんです。たとえば、演劇だけを人生かけてやっている人と比べた時に、同じくらい演劇が好きかって言われると、そんなことないなって。映像にも興味ある、文章も書きたい、テレビのバラエティもミュージックビデオもラジオも好き。だから、ひとつに絞りたくないし、絞れないし、絞るのもこわいし。あとは好みとして、ひとつの表現にとらわれないで、ジャンルを横断しているような人が作るものが好きっていうのもあります。――どのジャンルに行っても、居心地よく仕事はできますか?松居:制作期間中は、どんなジャンルであれ、その表現が一番だと思ってやってるんですよ。なので、同時に別の仕事を進行させるのが苦手で。舞台の稽古中に映画の打ち合わせをしたりとか。スイッチの切り替えが一番つらいですね。――作品づくりでは、どういう瞬間に喜びを感じますか?松居:アイデアが浮かんだ時ですかね。今回の小説では、頭の中でストーリーが走り出して、手が追いつかない時があったんですよ。あの瞬間は本当に快感でした。脚本を書いている時は、役者のことをイメージしたりして、自分の書いたものだけでは完結しないので、書きながら止まらなくなるみたいなことはなかったんですけど。小説は全部スマホで書いていたので、「やばい追いつかない追いつかない!」ってなりました。――スマホで書いたんですか!?松居:そうなんですよ。全部スマホで。机に向かって「小説書くぞ」って、改まった気持ちで構えちゃうと、どうしても書けなくて。だったら変に気負わずに、ダダ漏れみたいな、友達にLINE送るくらいの気持ちでスマホで書き進めてみたら、うまくいきました。――スマホに少しずつ書き溜めていく感じで?松居:ではなく、一気に書き下ろしました。3年くらい前から書こうとは思っていて、ようやく書き始めてからは、4~5か月で書き上げましたね。現在発売中の小説『またね家族』は、自身の感覚をもとにした家族のエピソードや、恋人の前で器用に振る舞えない男のみっともなさ、商業主義と理想の間で揺れ動く仕事観など、思春期以上成熟未満の自意識が詰まった渾身のデビュー作。本人いわく「限りなく自分と近い主人公にも見えますが、完全にフィクションです」。まつい・だいご1985年生まれ、福岡県出身。大学在学中に劇団「ゴジゲン」を立ち上げ、全作品の作・演出を務める。映画『私たちのハァハァ』『アズミ・ハルコは行方不明』『君が君で君だ』、TVドラマ『バイプレイヤーズ』ほか、クリープハイプや石崎ひゅーいなどのMVを監督。現在、初の小説『またね家族』(講談社)が発売中。※『anan』2020年5月27日号より。写真・村田克己インタビュー、文・おぐらりゅうじ(by anan編集部)
2020年05月21日資生堂のスキンケアブランド「recipist(レシピスト)」は1日、公式アンバサダーに任命された2人“たおりゅう”が発信していくInstagramのカップルアカウントを発表。そして、彼女役“たお”が土屋太鳳であることも発表した。なお、彼氏役“りゅうくん”の正体は7月4日に明らかになる。6月24日にレシピスト公式Twitterで投稿された公式アンバサダー発表は、2人の後ろ姿写真のみの公開で、誰かは明かされていなかったが、このたび2人のInstagramカップルアカウントの存在が公開され、2人の愛称”たおりゅう”も発表された。また、彼女役“たお”の正体が土屋太鳳であることが、レシピスト公式Twitter、および土屋の公式Instagramにて本人が写真付きで発表。土屋がコスメアンバサダーを務めるのは今回が初めて。今後、7月4日に彼氏役“りゅうくん”の正体が発表される予定。1日時点では顔出しなしの写真や2人が暮らす部屋が投稿されているが、発表となる4日以降はInstagramのストーリーズやタイル投稿で一緒に暮らす2人のさまざまな姿を紹介していく。レシピスト公式Twitterでは「りゅうくんは筋肉がある!」などのヒントが更新されていく。果たして土屋の彼氏役“りゅうくん”は誰なのか!?
2019年07月01日彼の発した「あげみざわ」「ないたー」が流行語になり、初の著書『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』も大ヒットするなど、インフルエンサーとして活躍中のkemioさん。インタビューでは、SNSやYouTubeで見せる明るさはそのままに、本質を突く芯の通った至言が次々と出てきました。――動画で見せるユニークな一面とは違い、写真だと193cmの長身が映えますね。kemio:うれし~。ありがとうございます。でも今って多様性の時代じゃないですか。だから身長がそんなに高くないモデルさんもたくさんいるし、むしろ背が高いのはイヤなくらいだったんですよ。顔もイモだなって自分では思ってます。――人前に出たいと思うようになったのはいつ頃からですか?kemio:たぶん物心ついた時には思ってましたね。僕は祖父母に育てられたんですけど、共働きだったので兄と2人で留守番している時にディズニー・チャンネルとかカートゥーン ネットワークのテレビ番組をよく見ていて。アニメも実写も関係なく、『パワーパフガールズ』みたいな目がチカチカする存在に憧れてました。好きなものは女の子向けのものばかりで、バービー人形とか『おジャ魔女どれみ』とか、カラフルなものばっか。――著書によると、幼少期に「どうして男の子が好きなものを持ってないんだ?」と言われて、「関係なくね?」と思ったとか。kemio:実際関係ないですからね。仮面ライダーとか毎週一緒だし色も地味だし。1回、男子に人気だったおもちゃで遊んでみたんですけど、つまんなかったので捨てました。――そこで「なんでだろう?」とは思わなかったんですね。kemio:そういうの考えたこともなかったし、別にウチは興味ないしって感じでした。バービー人形も普通にお店で売ってたし、「男子禁制」とは書いてなかったし。男子ってまず男女で分けようとするじゃないですか。僕が女子と仲良くしていると「キモい」とか「女子菌」ってからかってきて。そういう男子の会話もつまんなくて、すっげぇくだらないなって思ってました。――男子にからかわれた時は、どう対応したんですか?kemio:真顔。悲しかったけど、もうしょうがないかってひたすら真顔。言い返したりはしなかったです。――高校では、入学初日に「姫でーす」と宣言したんですよね。kemio:初日ってみんな嫌われたくないからバリア張ってクールぶるじゃないですか。だからそうやって言ったら面白いかなって。あとは中学の時に言われた「おまえ女みたいだなー」ってくだりをもう1回やるのがダルかったんですよね。そんなに暇じゃないんで。――高校生の時に、Vineの動画で人気者になり、ツイッターのフォロワーが10万人を超えました。kemio:最初は「学校でネタになればいいな」っていう軽いノリで始めて、そのうち他の学校の人とかもリツイートしてくれるようになって。フォロワー数とかそういう数字は目に見えるけど、あくまでもインターネットっていう架空の世界だったので、自分の感覚的には「別に~」って感じでした。――有名になったことで、何が一番うれしかったですか?kemio:いろいろありますけど、自信がついたこと。あとは自分と同じような悩みを抱えている人が他にもいて、僕が何かを発信することで「前向きになった」とか「元気になった」っていうシンプルなワードが届くことはうれしいですね。――リプライやDMが大量に来て、困惑したりはしない?kemio:通知オフなんで。LINEとかも全部オフ。だから自分の方から定期的に確認しにいく。そうすれば準備ができるので大丈夫です。――数が増えると、ネガティブなワードも入ってきますよね。kemio:昔は「殺す」とか言われたら「えっ殺人予告されたどうしよう」って思ってたけど今は全然!目に見えない相手なので、宇宙から来たメッセージって感じ。そもそも10人中10人に好かれるの無理じゃないですか。だから無視です。――高校の進路調査書に、将来は「スーパーアイドル」と書いたそうですが、自分ならなれると?kemio:Vineでボンッって注目された時にちょっといけるかなって。あと、中学時代は自分でオーディションを受けまくって落ちまくってたんですけど、SNSがきっかけでテレビや雑誌に出られるようになって「あ、履歴書出す必要ないんだ」って気づきました。――メディアにたくさん出ていた時期を経て、そのあと少し露出が減った時期がありましたよね?kemio:いったんSNSでの活動をやめたから。19歳の時、アメリカに引っ越す前くらいですね。僕が上げてた動画って、学校のあるあるネタが多かったんですよ。それが高校を卒業して、今まで思いついたままにやっていたのが「絞り出す」に変わった瞬間があって。さよなら~ってフェードアウト。そういう時でも生み出せる人がプロなんでしょうけど、僕にはできなかった。あと、SNSの動画は一人で撮影も編集もできるけど、テレビやラジオの仕事ってたくさんの大人たちとの共同作業で、それも無理でした。自分ほんと何も知らないな~、勉強不足だな~って思って、留学することにしました。kemio初のエッセイ『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』(KADOKAWA)は令和を生き抜くための金言が詰まった名著。愛と思慮の羽を広げまくりの内容は、ジェンダーも人間関係も、既成の価値観を余裕で飛び越える。これを読むまで平成は終わらない。「知恵とか勇気とか何でもいいから、自分でカスタムした武器で世界を壊してこ」けみお1995年生まれ、東京都出身。高校時代、SNSに投稿したショート動画が話題となり、若者を中心に人気を集める。現在はアメリカへ移住し、YouTubeやSNSを使って流行や生き様を発信するクリエイターとして活躍中。抜群のセンスとスタイルを活かし、モデルとしても活動。性別も国境も超えた新時代のスーパーアイドル。※『anan』2019年6月5日号より。写真・樽木優美子(TRON)インタビュー、文・おぐらりゅうじ(by anan編集部)
2019年06月01日独演会は即完売、いま最もチケットが取れない講談師として熱狂的なファンを獲得している神田松之丞さん。伝統芸能を現代に語り継ぐ彼が考える、本音の伝え方とは。講談の世界から誕生した若きスターとして、数々のメディアに取り上げられ、若い女性からも絶大な人気を誇る神田松之丞さん。そんな彼の人気を全国区にしたきっかけのひとつが、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『神田松之丞 問わず語りの松之丞』だ。「伝統芸能を生業にしながら、講談の口調ではない普通のしゃべり言葉で人様の悪口を言ってるのって、なんかおかしいじゃないですか。和服を着ているだけで許されちゃうようなところもあるし。ただ一方でそれは伝統芸能の人間だからというだけでありがたがる風潮に対する皮肉でもあるんです」同じ局のパーソナリティやテレビ番組で共演した人など、名前をあげて「どうもあいつは信用できない」といった忌憚のない発言をする様は、聴いているこちらがドキッとしてしまうほど。そこまで言ってしまえるのはなぜなのか。「ひとつは、自分が学生時代にテレビやラジオで好きだった人たちは、『放送室』の松本(人志)さんだとか、自由に発言していた人たちだった。なのにいざ自分が出る番になって物怖じしてたら、それはウソになる。もうひとつ、僕はあくまで講談師として活動していて、これからも講談師を続けていくつもりなので、番組に出ることが本業ではない。芸能プロダクションにも入っていないし、事務所絡みの忖度もない。ほかの方と比べて、圧倒的に自由なんです」別の世界に身を置いているからこそ、できることは多いのだと。「そういう意味で、今の自分の原点だったなと思う人がいまして。森本平という歌人です。彼は歌壇のホープとして作品を発表しながら、僕の高校で国語の教師をしていました。よく学校の壁に『ゴミはゴミ箱へ』という標語が貼ってあるじゃないですか。すると彼は『おれはゴミみたいなものだから』って、ゴミ箱に入って授業をやったりするんです。こうして話すと奇をてらっているようにしか思えないけど、当時は『この人は本音でやってるな』って感じました。それで彼の作品集を読んでみたら、当時はガングロギャルが流行っていて、女子高生をガスバーナーで焼いてガングロにする、みたいなことを歌っているわけですよ。短歌に興味のない人のところまで降りていき、刺激的な内容で興味を惹きつける。そうやって自分の名刺を配る。僕が講談師として今やっていることにすごく近い」白か黒かの言葉は芸とはいえない。高校生活が終わるころ、その後の人生を決定づける体験をする。浪人が決まり、一人で聴きに行った落語家・立川談志の独演会。あまりの感動に「帰り道は鳥肌が止まらなかった」という。「芸に衝撃を受けたのは当然のこと、生き様にも大きな影響を受けました。談志師匠の言葉は、若者に訴える力があった。押し付けがましくないのに熱がある。ジャンルに対する愛情に溢れ、芸と戦っている。ウソを言わないための努力をしているんです。ウソを言う方が楽な場面もありますからね」ウソのない本音を芸にするのは、誰もが真似できることではない。「みなさんに言えるのは、ほめることは笑いになりにくいです。それよりは、くさすようなことを言うほうが、エンターテインメントになるんです。某掲示板みたいに。ただし、芸というのは言葉だけではなく、口調や前後の流れ、その場の空気なども込みで面白さを伝えているわけで、余白の部分がある。だからラジオでしゃべった言葉だけを切り取られてネットに出ると、余白の部分が伝わらずに批判が起きたりする。ツイッターなんかを見ていると、白か黒かの言葉が溢れていますよね。伝えづらいツールで言い合っている」『問わず語りの松之丞』の中でも神回として語られているのが、出産直後の松之丞さんの妻が自宅で倒れた日のことを、ときにユーモアをはさみながら、その緊張感を見事な話芸で伝えた回だ。「あの日は本当に追い詰められました。血を流して倒れる妻と、傍らには泣き叫ぶ生まれたばかりの赤ん坊。でもそんな状況の中、どこか俯瞰している自分もいた。これは伊集院光さんのラジオで学んだことでもありますが、辛いことがあったときこそ、その詳細を自分の番組で話すっていう。この出来事をどう話そうか、どうしたら面白くなるか、目の前の現実に面食らいながらも、頭の片隅ではラジオの構成を思い浮かべていました。妻が無事だったから、ネタにできたというのもありますが」私たちが、話芸を身につけるにはどうしたらいいのでしょうか?「そんなの身につけなくていいんですよ。誰もが上手に言葉を駆使できるようになる必要なんてない。必要な人なんてそもそもいない。私も発展途上で、ラジオで色々な人に怒られている。それに国民全員が僕みたいに何も恐れずものを言うようになったら、それこそ日本は終わりでしょう」かんだ・まつのじょう1983年生まれ、東京都出身の講談師。2007年に三代目神田松鯉に入門。数々の読み物を異例の早さで継承し、持ちネタの数は140を超える。2020年2月には真打ちに昇進予定。※『anan』2019年2月13日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)インタビュー、文・おぐらりゅうじ(by anan編集部)
2019年02月11日振り返れば、昭和の終わりとともに『ひょうきん族』が幕を閉じ、ダウンタウンやウッチャンナンチャンらお笑い第三世代が中心に。そして昨年はハナコに霜降り明星と若手が躍進。これからの笑いはどうなる!?『東京ポッド許可局』の3人が、お笑い界を総括します。M-1がきっかけで、お笑いはスポーツへと進化した。プチ鹿島:平成元年が1989年だから、平成の初期は‘90年代ですね。サンキュータツオ:‘90年代は間違いなくダウンタウンでしょう。マキタスポーツ:前にPK(=プチ鹿島)が、ダウンタウンの笑いを格闘技になぞらえてリアル路線って言ってたよね。鹿島:ダウンタウンもそうだし、バラエティ番組も‘90年代はファンタジーからリアルへ向かっていった時代でしたよね。それ以前の芸人って、戦後から続く昭和の演芸文化を通過してきた人たちだったでしょう。タツオ:(明石家)さんまさんも落語家に弟子入りしたところからキャリアがスタートしてますし。マキタ:(ビート)たけしさんもストリップ劇場から出てきた人だしね。鹿島:それまでの笑いは演芸としてショーアップされたものだったのが、ダウンタウンが出てきたことによって、街で一番ケンカが強いやつが勝つストリートファイトになった。マキタ:芸能界の先輩はもちろん、プロ野球選手だろうがお相撲さんだろうがメッタメタに殴るスタイル。タツオ:関西のストリート上がりがダウンタウンだとしたら、関東にはとんねるずがいて。鹿島:もうめちゃくちゃリアルだよ。タツオ:そういったリアル路線の10年を経て、‘01年に『M-1グランプリ』が始まって競技化しました。マキタ:M-1を機に、笑いが採点式のスポーツになった。タツオ:一般の人が笑いを審査する『爆笑オンエアバトル』が盛り上がったり、‘03年には『エンタの神様』、‘04 年には『笑いの金メダル』と、お笑いを競技として楽しむ番組もどんどん出てきて。鹿島:競技化と並行するように、‘02年頃に大衆的な芸風でダンディ坂野さんが人気者になったでしょう。あのときお笑いが民主化されたなって思った。それまでは特別な人にしか許されていなかったのが、一気に開かれた感じ。マキタ:お笑いが会員制からオープン制になったんだ。鹿島:視聴者からの投稿を紹介する『爆笑問題のバク天!』(‘03年~)からアンガールズやレイザーラモンが出てきたりもしましたし。マキタ:その頃に、よしもと以外の事務所の養成所にも人が集まるようになって、お笑いが学校化したよね。鹿島:学校で勉強するって、わかりやすい民主化の表れですよね。マキタ:それまで素人と玄人の境界がはっきりあったのが、ベルリンの壁が崩壊したみたいに、民主化とオープン化が進み、学校を出たチルドレンたちがどんどん登場して、整ったフォーマットに従って誰でも参加できて能力を発揮できるようになった。お笑い史にとって‘00年代最大の変革はそれじゃないかな。鹿島:だからM-1で一夜にしてスターが誕生するのもそうだし、お笑いに夢があったんですよね。マキタ:夢あった。‘07年のサンドウィッチマンとか、ドラマティックだったし、センセーショナルだったよ。タツオ:10年ごとにまとめると、異能のお笑い怪獣たちの‘90年代、競技を勝ち抜いたスター選手たちの‘00年代、そして民主化されたことで誰もがお笑いに参加できるようになった‘10年代っていう感じですかね。鹿島:笑い飯が優勝してM-1が一度幕引きをしたのって何年だっけ?タツオ:‘10年ですね。高度に発達したお笑いマナー、揺り戻しとしての裸芸。鹿島:やっぱりそうか。このあたりから下克上が通用しなくなってる。タツオ:『キングオブコント』や『R-1ぐらんぷり』で優勝しても、まだバイト辞められないですからね。マキタ:芸能界をコンビニでたとえると、優勝したくらいじゃ定番商品として並べてくれない。タツオ:一応は新商品として短期間は陳列してくれるけど、棚のほとんどがロングセラーでいっぱいだから。鹿島:それは夢ないなー。マキタ:側(がわ)じゃなくて質のほうの話をすると、やっぱりダウンタウンは確実に世間のお笑いレベルを引き上げたと思う。レベルというか、解像度っていうのかな。民主化にも繋がることだけど、中学生とか高校生にまでお笑い用語を浸透させた。タツオ:ツッコミとかボケとか、オチとかフリとかね。鹿島:大きく言えば関西のノリ。専門用語や関西弁の言葉はもちろん、笑いの文化を一般的なものにしたね。マキタ:さんまさんの影響もあるとは思うんだけど。ほら、『笑っていいとも!』でタモリさんに「そこは拾わんとアカンやろ~」とかってしつこく言って、タモリさんがうっとうしそうにイヤがるっていうやつ。鹿島:くやしそうに「いまのはひと笑いいけたやろ~」とかってね。マキタ:そういう、よしもとの楽屋でのマナーが全国放送で流れてた。タツオ:その時代を境に、芸人はピコピコハンマーを捨てたんですよね。昔はピコッて叩くだけで成立してたのが、ちゃんと言葉でツッコむようになった。そこからさらに進んで、「ちゃんとボケろや~」みたいに、チームプレーとしてのパスまわしやゴールが設定されているゲームにまでなって。マキタ:そのあたりから、お笑いが高度に発達しすぎたよね。タツオ:ゆえに、揺り戻しもきてますよね。裸芸のアキラ100%が『R-1ぐらんぷり2017』で優勝したし、とにかく明るい安村がブレイクした。鹿島:『R-1ぐらんぷり2016』で(ハリウッド)ザコシさんが優勝したときは、久しぶりに夢あるなって思ったね。しかも地下ライブでやってるのと同じネタで勝負してた。マキタ:『キングオブコント2018』で唯一言葉に頼らないネタをやったのが優勝したハナコだったよね。ほかはみんな言葉を駆使する笑いで、気を抜いたら置いていかれる。タツオ:M-1にしても、言葉による笑いが主流ですからね、いまは。東京ポッド許可局“屁理屈をエンターテインメントに!”をモットーにマキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオの文系お笑い芸人3人の局員がひっそり語らう深夜の人気番組。TBSラジオで毎週月曜24時~放送中。※『anan』2019年1月16日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)文・おぐらりゅうじ(by anan編集部)
2019年01月13日TBSラジオ『東京ポッド許可局』に出演する文系お笑い芸人、マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオの3人が、まるっと振り返り。「平成お笑い論」をお届けします。品質保証と安定供給。平成を体現する有吉弘行。サンキュータツオ:平成の30年で芸人の仕事が爆発的に増えました。プチ鹿島:芸人の数も増えたしね。タツオ:情報番組のキャスターから、俳優に芥川賞作家まで、いまやどこにでも芸人がいますよ。鹿島:ひとつのきっかけは『アメトーーク!』じゃないですか。スニーカーとか家電とか、好きなものを熱く語る○○芸人というパッケージで芸人の魅力をプレゼンする番組。タツオ:キャスティングする側としてはかなり参考になりますよね。マキタスポーツ:たけしさんが映画監督になったり作家として本を出すっていうマルチ化とはまったく意味合いが違うよね。たけしさんの場合はオフェンスの要として点をとってほしいから依頼が来るわけだけど、ほかの芸人に声がかかるのは、ディフェンスとしての機能を求められてる。鹿島:新番組が始まるときに、決してメインではないけど、とりあえずレギュラーとして呼ばれる感じね。タツオ:たけしさんは完全にメインディッシュで、いま器用になんでもこなせる芸人は、塩こしょうというか、化学調味料ですよね。マキタ:とりあえずぶっかけとけば食える味になるっていう。もしくは出汁。それぐらい芸人の能力が平成の30年で信用されるようになった。と同時に、芸人はタレント化しないと食えない時代になったともいえる。タツオ:芸一本のネタだけで稼ぐことはだいぶ難しくなりましたよ。鹿島:ヤンチャな不良というか、ならず者の雰囲気はもう芸人に求められてないよね。いま一番ちゃんとしてないといけないのが芸人だもん。タツオ:そもそも出自が違いますからね。野良からはい上がってきたような人たちではなく、きちんと学校で訓練されて、かつ優秀な成績をおさめた人たちが芸人として売れていく。いまの芸人は品質保証の安定供給です。マキタ:町にマズいラーメン屋がなくなったように、いまつまらない芸人っていない。そういう仕事は『あらびき団』が最後だったんじゃない。鹿島:平成を通じて洗練されたという意味では、その象徴が猿岩石の有吉(弘行)さんじゃないですか。マキタ:『電波少年』で出てきたときは野良犬みたいな男だったのに、いまじゃスーツ着て安心感の塊。日本一のマスターオブセレモニーだよ。タツオ:しかも途中、表舞台から消えてるし。そこから再浮上して天下獲ったのはすごいですよ。鹿島:まさに平成を体現してる。マキタ:路地裏のマズいラーメンから仕込み期間を経て、日本中に愛される味になったね。鹿島:最近とくに痛感するのは、ものまねって普遍的だなぁと。マキタ:本当にそう。テレビを中心としたど真ん中の芸能界とは違う世界にいるけど、ものまね芸人ほど時代に左右されない芸人はいないね。タツオ:コロッケさんのディナーショーとか、ショーパブでも、いまはお客さんいっぱい来てますしね。鹿島:その流れでいくと、綾小路きみまろさんが‘00年代初頭にブームになったのは、来るべき高齢化社会を如実に表してたんじゃないですか。タツオ:僕の考えでは、綾小路きみまろさんはわかりやすく高齢者向きです、って宣言してるけど、そこはあえて言わずに、高齢者に向けたネタでも現役バリバリを装うような芸人が出てきたら最強だと思うんです。マキタ:そこは鉱脈あると俺も思う。自分を年寄りとは認めたくない初老の人たちはいまものすごいボリュームゾーンだから、当てたらでかいよ。鹿島:次の時代にお笑いで天下獲るなら、若い人たちにキャーキャー言われるよりも、高齢者から支持されたほうが手堅いってことか。タツオ:言うなればハズキルーペ芸ですよ。ハズキルーペって10代や20代には知られてないけど、高齢層にはものすごく響いてるわけですよね。マキタ:正直な話、俺はすでにそっちを狙ったネタ作りはじめてます。タツオ:マジですか!?鹿島:ここにいた!ハズキ芸人!マキタ:だってもう俺の年になったら、若い人に合わせるより高齢層に向けたほうがよっぽど自然だもん。鹿島:でもそんなこと言ったら僕らの番組『東京ポッド許可局』もまったく若者に向けてしゃべってないよ。タツオ:ほんとだ!おじさんとおばさんにしかわからない話ばっかり。俺らすでにハズキ芸人だったんだ。鹿島:そういう芸風のほうがこれからの時代、スポンサーもつきやすい。マキタ:なにより頑丈だしね。お尻で踏んでも壊れない。タツオ:出た、おやじギャグ!東京ポッド許可局“屁理屈をエンターテインメントに!”をモットーにマキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオの文系お笑い芸人3人の局員がひっそり語らう深夜の人気番組。TBSラジオで毎週月曜24時~放送中。※『anan』2019年1月16日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)文・おぐらりゅうじ(by anan編集部)
2019年01月12日コメダは12月1日より、全国のコメダ珈琲店にて、史上初となる「選べるモーニング」を開始する。○"名古屋名物おぐらあん"など3種類から、1種を選択できる今までの"コメダのモーニングサービス"は、毎朝開店~11時まで、好きなドリンクを注文すると、"こんがり焼いたトースト"と"温かいゆで玉子"が無料で付いてくる、というものだった。今回、展開を開始する「選べるモーニング」では、"定番ゆで玉子""手作りたまごペースト""名古屋名物おぐらあん"の3種類から、いずれか1種を選択できる。自社工場で製造したこだわりのトーストと共に、店舗でスタッフがひと手間かける手づくりの玉子ペーストや名古屋名物の小倉トーストなど、新しい組み合わせを気軽に楽しめるという。取扱店舗は、一部店舗を除く全国のコメダ珈琲店。
2015年11月19日