南米のコロンビアで、バス停のそばを通りかかった人が、地面にあふれたゴミ山の上に何かがあるのに気が付きました。大きなゴミ箱のそばに紙やプラスチックなどのゴミが散乱していて、そこに明らかにゴミではないものがあったのです。それは…2匹の子犬。ガリガリに痩せた子犬たちが力尽きたように横たわっていたのでした。親切なその人はすぐに動物保護団体『イスラ・アニマル』に連絡し、スタッフの女性たちが現場に駆けつけたそう。子犬たちは生きていましたが、見るからに健康状態が悪かったといいます。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Fundación Isla Animal(@isla.animal)がシェアした投稿 子犬は2匹ともオスで、ベトくんとエンリケくんと名付けられました。2匹は栄養失調であるだけでなく、お腹に寄生虫がいて、皮膚病にもかかっていたのだとか。そのまま放っておいたら、幼い2匹の命の火が消えてしまうのは時間の問題だったかもしれません。周りには母犬も、ほかの子犬たちもいなかったことから、2匹はこの場所に捨てられたと思われるそうです。『イスラ・アニマル』はInstagramで「ベトとエンリケは、この国で亡くなっていく何百万匹もの動物たちと同じ運命にありました。彼らは幸運にも天使に出会い、救われたのです」と2匹のことを紹介。すると、コロンビアの動物たちの過酷な現状に、悲しみの声が上がりました。・まだこんなに小さいのに…。かわいそうに。・ひどい人間のせいで、こんな世界で生きなくてはならない動物たちを思うと、心が痛む。・コロンビアの悲しい現実だ。この子犬たちを助けてくれてありがとう。投稿によると、2匹が見つかったコロンビアのカルタヘナという都市では、このようなことが毎日のように起きているとのこと。野犬が多すぎてすべてを保護することは難しいため、ベトくんとエンリケくんは幸運だったといいます。また、保護されてもコロンビアではいい里親を見つけるのも非常に困難なのだとか。それでも『イスラ・アニマル』のスタッフたちは1匹でも多くの犬を救うために活動し続けています。ゴミのように捨てられたベトくんとエンリケくんが元気になって、愛情深い家族が見つかるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月29日寒さが厳しい真冬のアメリカで、ある女性がFacebookに投稿した写真が注目を集めました。写っているのはアメリカのヴァージニア州にある小売店の入口に座っている、1匹の犬。その犬はドアの外で、まるで誰かに気付いてほしそうに、店内を見つめていたそうです。バーバラ(Barbara Dowdy Dowtin)さんという女性は地元の動物保護施設に連絡をしたうえで、「どうしたらいいかしら?」とその犬の写真を投稿しました。写真を見ると、その犬はガリガリに痩せていて、顔にいくつもの傷があるのが分かります。投稿は1千回以上シェアされ、「誰か早く助けてあげて!」と人々がこの犬を心配していました。すると、バーバラさんの投稿の2日後、『アメリア・アニマル・シェルター』がこの犬を保護したことを報告します。さらに驚きの事実が判明。この犬は4匹の子犬を産んだばかりの母親だったのです!幸い、母犬も子犬たちも深刻な健康上の問題はなかったそうです。母犬はとても大人しく、人懐っこい性格で、イジーちゃんと名付けられました。保護された時の姿があまりにも痛々しかったため、写真を見た多くの人が心を痛めたようです。・すごく悲しい。この犬に付いている傷跡が見えるでしょう。・この犬は自分と子犬たちのために助けを求めていた。こんな姿になって…なんていい母親なんだろう!・かわいそうに…。お願いです、誰かこの犬に愛情あふれる永遠の家を与えてあげて!イジーちゃんの傷跡が、ほかの犬と戦ったように見えることから、「誰かが闘犬として闘わせる虐待をしたのではないか」とも推測されています。何が起きたのかは分かりませんが、イジーちゃんがとてもつらい体験をしたのは明らかでしょう。そんなイジーちゃんは『アメリア・アニマル・シェルター』のスタッフからたくさんの愛情を受けて、心身ともに順調に回復しているといいます。子犬たちも食欲旺盛で元気に成長しているとのこと。シェルターにはすでに、イジーちゃんと子犬たちの里親になりたいという人たちから問い合わせが来ているそうです。犬たちが完全に元気になったら、それぞれに新しい家族ができるでしょう。イジーちゃんがもう二度と痛みや孤独を味わうことがないように、願わずにいられません。[文・構成/grape編集部]
2024年01月15日優しい飼い主(mapleandmortycorgi)さんと暮らす、コーギーのメイプルちゃんとモーティくん。一緒に遊ぶのが大好きな2匹にとって、試練の時がやってきました。メイプルちゃんが膝関節を安定させるための手術をしたのです。手術後は安静が必要なため、飼い主さんはメイプルちゃんが快適に療養できる環境を整えてあげたそう。ただし、走ったり、ジャンプしたりしてはいけないため、メイプルちゃんは囲いの中で過ごすことになります。こうしてしばらくの間、メイプルちゃんとモーティくんは一緒に遊べなくなってしまいました。愛犬を『刑務所』から出してあげたら?メイプルちゃんにとっては、自由に走り回れない囲いの中はまさに『刑務所』のように感じるはず。手術から数週間が経った頃、順調に回復しているメイプルちゃんが、囲いから出してほしいとせがむようになったといいます。そこで飼い主さんは、目を離さないようにしつつ、メイプルちゃんを少しの間、囲いの外へ出してあげることにしました。すると、久しぶりに『刑務所』から出られたメイプルちゃんは…!こちらをご覧ください。@mapleandmortycorgi Because Maple is recovering well, she’s been begging to be let out of her pen. So we tried giving her supervised time outside (her pen) but we realized, she is not to be trusted. #tplosurgery #tplorecovery #dogsoftiktok #dogtok ♬ original sound - mapleandmortycorgi自由になれたのが嬉しいメイプルちゃんは走り始めたり、ジャンプしたりと大はしゃぎ!その度に『刑務所』に戻されてしまいました。囲いの外で楽しそうな時と、『刑務所』に逆戻りした後の表情の違いが、メイプルちゃんの気持ちを物語っているようです。「私たちは監視下でメイプルに囲いの外での時間をあげようとしたけど、彼女は信用できないことに気付いた」とつづられた動画は、130万件の『いいね』が集まり、メイプルちゃんへの同情と笑いが沸き起こりました。・かわいそうだけど、『刑務所』に戻された時の表情で笑った!・『刑務所』から出られたら、そりゃあ遊びたいよね。・#FreeMaple(メイプルに自由を)。・早く元気になるように祈っているよ!犬が手術後に安静が必要な場合、物理的に動けないように狭い場所で過ごさせるしかありません。それが犬にとってストレスになることが分かっていても、飼い主さんは愛犬の回復のためにそうせざるを得ないのでしょう。しかし、ご安心ください。この動画の投稿後もメイプルちゃんは順調に回復し、2023年12月の時点ですでに『刑務所』から出て、家の中を元気に走り回っているそうです。さびしくてつまらない『刑務所』での時間を乗り越えたメイプルちゃんを、「よく頑張ったね!」と褒めてあげたいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年01月04日オーストラリアでプールの清掃業者が顧客の家のプールの清掃に訪れた時のことです。誰もいないはずの裏庭で清掃の準備をしていた職員は、誰かの視線を感じました。周りを見渡すと…頭上に1匹のコアラがいたのです!コアラは排水管にしがみついていました。おそらくこの家の犬たちが、庭に現れたコアラを追いかけたため、コアラは必死で排水管を上って逃げたと思われます。かわいそうなコアラは、そのままひと晩中降りることができなかったようです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る WIRES Wildlife Rescue(@wireswildliferescue)がシェアした投稿 清掃員はすぐに野生動物保護団体『WIRES』に連絡し、スタッフのエイミーさんが現場に駆け付けました。コアラは見るからに疲れきっていて、かなりお腹を空かせていたそう。エイミーさんは細心の注意を払いながらコアラをケージに入れて、病院へ運びました。コアラはケージに入ると安心したのか、喜んで葉っぱを頬張っていたということです。『WIRES』がInstagramでこの出来事について報告すると、コアラが無事だったことに喜びの声が上がりました。・かわいそうに。怖かっただろうね。トラウマになっていなければいいけど。・プールの清掃員が見つけてくれてよかった。・この子は幸運だ。悲しいけれど車と衝突したり、犬の攻撃を受けたりして、助からないことも多いからね。エイミーさんが駆けつけた時、コアラは瞳孔が開いていたそう。犬がいなくなっても排水管にしがみついていたコアラは、よほど怖い思いをしたのでしょう。コアラは病院で手当てを受けた後、数日後に野生に帰されたということです。人が暮らす町は、野生動物にとっては危険がいっぱいでしょう。このコアラが、二度と危ない目に遭うことなく安全に暮らしていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年12月14日5匹のオーストラリアンシェパードと暮らすロビン・ビルビー(robinjbilby)さん。愛犬たちとのにぎやかな日常をTikTokで紹介しています。階段の仕組みが分からない子犬ロビンさんは、5匹の愛犬の中で最年少のキングくんが初めて階段を上る様子を公開。すると、大きな反響が上がりました。階段の上にいる彼女が「キング、おいで!」と呼ぶと、キングくんが走ってきます。ところが次の瞬間、階段を上り始めたキングくんの姿が消えてしまったのです。その理由は…こちらをご覧ください!@robinjbilby King is trying to figure out how the basement stairs work. #australianshepherdsoftiktok #puppiesoftiktok #puppytraining @frankbilby1 ♬ original sound - Robin Bilby勢いよく階段を上り始めたキングくんは、なぜか2段目で階段をくぐって向こう側に降りてしまいます!そして3段目から顔を出して「あれ?僕だけどうして上れないの?」というように、困惑した様子。見かねた先輩犬たちが「ほら見て!こうするんだよ!」と何度もお手本を見せているのがほほ笑ましいですね。そんな周りのサポートのおかげで、キングくんは最後には階段を上ることができました!「キングは地下の階段の仕組みを解明しようとしている」とつづられた動画は驚異の500万件の『いいね』が集まっています。・かわいそうだけど、階段の間から顔を出したところで吹き出した!・何度も何度も階段を降りて、上り方を教えてあげている犬はなんて優しいんだろう。・最後まで諦めなかったのがえらいぞ!ロビンさんは後日、再び階段を上るキングくんの動画を更新しました。そこには、ほかの犬たちがいなくても戸惑うことなく階段を上れるようになったキングくんが映っています。子犬にとっては見るものすべてが初めての体験なので、最初は分からなくて当たり前。優しい先輩犬たちに教えてもらいながら、キングくんはどんどん成長していくのでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年12月11日イタリアのヌテラ社が販売しているチョコレート風味のスプレッド『ヌテラ』。このヘーゼルナッツとココアを混ぜた甘いヌテラが好きなのは、人間だけではないようです。『ヌテラ』の空き瓶に入っていたのは?イギリスの野生動物保護団体『ハート・ワイルドライフ・レスキュー』に、「ヌテラの瓶から出られなくなっている動物がいる」という連絡がありました。発見されたのは、『ヌテラ』の空き瓶の中で動けなくなっていた小さなハリネズミ!『ヌテラ』の甘い匂いにつられて瓶の中に入ったものの、出られなくなってしまったようです。『ハート・ワイルドライフ・レスキュー』のオリビアさんは、コーヒーをかき混ぜる木製のマドラーを使って、ハリネズミの背中を軽くひっかいてみます。するとハリネズミが体を丸めたので、彼女はハリネズミの前脚をつかんで優しく瓶から引っ張り出すことに成功しました!ハリネズミはケガはしていませんでしたが、検査の結果、体内に寄生虫が見つかったため、治療をしているといいます。『ハート・ワイルドライフ・レスキュー』のFacebookの投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。・かわいそうに。気温も下がっている時だから、見つけてもらえてよかったね。・瓶をリサイクルに出す時は、蓋を付けたままにしたほうがいいんじゃないかな。・捨てる時に蓋をする、しないの意見があるけど、もし瓶がきちんと洗われていたら、ハリネズミは入ってきただろうか?投稿には「このハリネズミがどうやって瓶の中に入ったのかは分かりませんが、発見されたのは信じられないほど幸運でした!」とつづられています。捨てられた食品の空き瓶や袋などに動物が顔を突っ込んで抜けなくなることは珍しくありません。食べ物が入っていた容器は洗ってから、動物の手が届かないように所定の場所に捨てることが大事でしょう。動物たちの命を守るためにもゴミのポイ捨てをしないなど、それぞれができることを行っていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年12月11日皆さんは、義両親との関係で悩んでいることはありますか?今回は嫁の育児が気に入らない義母のエピソードと、感想を紹介します。イラスト:Fujita「かわいそう」を連呼する義母義母はなにかにつけて「かわいそう」というセリフを言う人でした。主人公の息子を見ても「かわいそう」を連呼して…。なにを見ても「かわいそう」出典:Grapps息子が汗をかいても、虫に刺されても「かわいそう」と言う義母。主人公の育児が気に食わず、あてつけのように「かわいそう」と繰り返していたのですが、そんな義母がいやになった夫は厳しすぎる制裁を下したのでした。読者の感想「かわいそう」と連呼されると、あまりいい気はしませんよね。義母はしっかり反省して、言葉には気をつけるようになってもらいたいなと思いました。(30代/女性)子どもは汗もかくし、虫にも刺されるのが普通ですよね。「かわいそう」ではなく「かわいい」と言ってくれるといいなと思いました。(40代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年11月08日皆さんは、義家族の発言にイラッとしたことはありますか?今回は「嫁の育児に口出しをする義母」を紹介します!「かわいそう」を連発する義母主人公は何かにつけて「かわいそう」と言う義母にうんざりしていました。義母は主人公の育児が気に入らないようで、息子に対してすぐに「かわいそう」と言うのです。義母は主人公への当てつけに言っているようで…。育児に文句ばかり言う義母出典:Grapps息子が汗をかいたときも、虫にさされたときも「かわいそう」と義母は言いました。しかしそんなネガティブな発言を連発していたことが原因で、主人公の夫にも絶縁されてしまった義母。誰にも相手にされなくなってしまった孤独な義母を見て「なにごとも言いすぎはよくないな」と思った主人公なのでした。義母が「かわいそう」を連発なにをしても「かわいそう」と言ってくる義母。当てつけのように連発してくる義母にイライラした主人公のエピソードでした。イラスト:Fujita※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年09月27日皆さんは、子どもを連れて公共交通機関を利用したことはありますか? 今回は電車で子どもが泣いてしまった女性のエピソードを紹介します!息子を連れて実家に帰省中電車の中で息子が泣き出してしまい…周りの人の声が刺さる助けてくれたのは…?電車で子どもが泣き止まないと、とても焦ってしまうでしょう。困っている人がいたら、積極的に声をかけられる人でありたいものですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年08月22日皆さんは義母との関係は良好ですか?今回は「義母の口癖が原因で絶縁した」エピソードを紹介します。イラスト:Fujitaかわいそうおばさん息子に対しても当てつけのように息子にも絶縁され義母の口癖は「かわいそう」でした。何かにつけてずっとかわいそうと連呼されたらいい気分にはならないですよね。息子にまで絶縁されるほど、義母の行動はオーバーだったのでしょう…。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年08月01日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。 こんにちは、リコロコです。今回は帝王切開のお話です。きっと同じような体験をされた方も少なくはないんじゃないでしょうか?■待望の妊娠、そして出産!■同じ母親からの心ない言葉「かわいそう」「楽でよかったね」「産道通らないと必要な免疫つかないんでしょ?」帝王切開で第一子を産んだ主人公は、周りの母親たちから哀れみの目を向けられてしまうのでした…。次回に続く「帝王切開ってかわいそうなの?」(全9話)は12時更新!本記事はあくまで筆者に寄せられた体験談です。症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2023年05月22日動物保護施設には、飼い主が手放したペットが引き取られることがあります。やむを得ない事情で飼えなくなった場合もあれば、「なぜそんなことで?」という理由もあるようです。猫が家を追い出された理由は…アメリカのフロリダ州にある動物保護施設『ヒューメインソサエティ・ブロワードカウンティ』が、ある保護猫の動画をTikTokに投稿しました。1歳半の三毛猫のシャネルちゃんは、優しい飼い主の女性にかわいがられ、一緒のベッドで眠っていました。しかし、その家に住む男性が服にシャネルちゃんの毛がつくのを嫌がり、シャネルちゃんを家の外に放り出したのです。それ以来、シャネルちゃんは家の中に入れてもらえず、屋外で怯えながら過ごしていました。それを見た飼い主の女性は、シャネルちゃんに新しい家族を見つけることが最善だと思い、シェルターに預けることにしたのです。@humanebroward Kicked out of the house This sweet girl was left outside to fend for herself just because one of her former owners didn’t like having cat hair on his clothes! When the other owner saw what was happening, they decided it was best for this beautiful kitty to find a new family Her name is Chanel and she is a sweet, but shy 1.5 year old Calico cat. Please come give her the home she deserves! ❤️ #foryou #fyp #cat #catrescue #adoptme #catsoftiktok #catvideo #sadcat #foryoupage #florida #cats ♬ original sound - Humane Society Broward County『ヒューメインソサエティ・ブロワードカウンティ』がシャネルちゃんの動画を公開すると、元飼い主の男性への非難と、シャネルちゃんへの同情の声が殺到しました。・信じられない!私だったら猫じゃなく、その男性を追い出すと思う。・かわいそうに。この子にはもっといい家がふさわしい。・私は猫の毛が服に付いていると、愛する猫の一部を身につけているようで嬉しいわ。「どうかこの子にふさわしい家を与えてあげて!」とつづられたこの動画は、たちまち拡散されました。この悲痛な動画を見た女性が心を痛め、女性の夫が翌朝一番にシェルターへ駆けつけて、シャネルちゃんの里親になったのです!@humanebroward Chanel was adopted! ❤️ Our darling kitty Chanel has found a loving forever home where she will never be put outside again! Chanel’s new mom saw the heartbreaking video we posted online and sent her husband to the shelter first thing this morning to adopt her! ❤️ Thank you all for sharing Chanel’s post and helping her get seen and adopted! Happy Friday! #happyfriday #cat #adopted #catrescue #catsoftiktok #goinghome #catlover #fallinlove #thankyou #purr #purrfect #catvideo #friday #friyay ♬ original sound - Humane Society Broward County猫の毛が抜け落ちるのは自然なことで、シャネルちゃんは何も悪くありません。服に毛が付いたら粘着ローラーなどで取り除けばいいわけで、ペットの飼い主の多くはそのように対処しているのではないでしょうか。家から追い出されたシャネルちゃんは、なぜ自分がこんな目に遭うのかが分からず、混乱したかもしれません。新しい飼い主さんの愛情によって、シャネルちゃんの傷付いた心が癒されるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月11日「ひとりっ子だからワガママになりやすい」?(※画像はイメージです/PhotoAC)現役保育士のてぃ先生は、YouTubeでさまざまな育児情報を発信。SNSで公開している子どものほほえましいエピソードやパパやママの気持ちに寄り添った育児論も反響を呼んでいます。昔から「ひとりっ子はワガママになりやすい」「協調性がない」などと言われることがあります。てぃ先生によれば、「ひとりっ子だからワガママになりやすい」というテーマは世界中で研究されているそうで、それを証明することはできないと結論づけられているそう。ひとりっ子だからワガママになりやすいということは決してないので、どうか安心してください。むしろ、ひとりっ子は「最後まで頑張る力」や「自尊心」を育みやすいといわれているといいます。ひとりっ子の親は「ワガママになってしまうのでは」などと心配することはなく、「きょうだいがいなくてかわいそう」と思う必要もありません。子ども自身は、ひとりっ子である自分をかわいそうだと思っていないのに、親がそうした気持ちを言葉などにしてしまうと、子どもが自分を否定するきっかけになる可能性もあります。その上で、てぃ先生は、ひとりっ子を育てる3つのポイントを解説。1つめは「子どもがあえて2番目、3番目になる時間を作る」こと。ひとりっ子は基本的に家庭で唯一の子どもなので優先されることが多くなります。おもちゃで遊ぶときも、自分が一番好きなおもちゃを、誰にも邪魔されず最初に使うことができますよね。ゆえに、子どもが2番目や3番目になる時間をあえて時々作ることが大切、と、てぃ先生。たとえば新しいおもちゃを買ったとき「パパが最初に使うから、◯◯くんは2番目ね」と誘導してみるなど、自分が特別に優先されるわけではない経験をすることで、友達とかかわる際にも「自分が1番優先されて当たり前」と誤解せずに済むといいます。2つめのポイントは、「周りの子どもと比べてダメ出ししたりしないこと」。自分の子どもを周りの子どもと比較してしまう場面もあるかもしれませんが、それを「ダメ出し」として子どもに伝えるのは控えてほしいといいます。なぜなら、ひとりっ子の最大のメリットである「両親の愛情を自分だけが受けられる=自尊心の高まり」を妨げる可能性があるからです。親が子どもに「大好きだよ」「どんなことがあっても味方だよ」という姿勢で接し続け、親に愛されているという安心感が持てると、いろんなことをやってみようという意欲につながります。3つめのポイントは「人と一緒に何かする経験を意識的に作ること」。きょうだいがいる場合は、自然と人と一緒に何かをする経験が積めますが、ひとりっ子の場合は意識的に機会を作らないと経験しづらくなりがちです。もちろん保育園や幼稚園、習い事などで仲間と一緒に行動する機会は生まれますが、家庭でも普段の遊びやお手伝いのときに、「パパはこれやるから、◯◯ちゃんはこれやって」などと、役割を与えてあげることで、子どもの協調性が育むのに良い影響があるといいます。<あわせて読みたい!>保育士さんにほっこり【漫画】「保育園の連絡帳」エピソード一挙7作品
2023年05月02日心配性で産後も不安が尽きなかった私は、産後の手伝いに来ていた母に「赤ちゃんがかわいそう」といわれることがストレスに。ことあるごとに「かわいそう」と言われ、ストレスもマックス。そんな中、夫のひと言で気持ちがラクになったのです。 私の心を軽くした夫の言葉とは 昔から極度の心配性だった私。「無事に生まれてきてくれるかな」と不安ばかりの妊娠生活を送っていました。元気な男の子が生まれてひと安心だったのですが、産後は「どうして泣き止まないんだろう」など不安に襲われることが多くなったのです。事あるごとにオロオロする私。夫はそんな私に「大丈夫だよ」と言ってくれていたのですが、不安はつきません。産後は県外に住む実母が、2カ月ほど手伝いに来てくれていたのですが、そんな私に呆れた様子でした。 あまりにも心配ばかりする私に、母は「そんなに心配ばかりして……赤ちゃんがかわいそうじゃない!」とひと言。その日を境に、母は「かわいそう」と連発するようになりました。私は母の「かわいそうに」を聞くたびに、私が息子にかわいそうな思いをさせているのではないか……と、追い詰められていったのです。 「かわいそう」攻撃が始まって1週間ほどたった深夜、息子が急に泣き出しました。母と夫は2階で就寝中。私は1階のリビングやキッチンを歩き回り、息子をあやしていました。すると、息子の泣き声で目を覚ました母が降りてきて「まぁ、こんなに泣いてかわいそうに」と言ったのです。そのひと言に私は思わず「かわいそうって言わないで!」と怒鳴り、息子に負けない大声で泣いてしまいました。 すると、騒ぎを聞きつけた夫が2階から降りてきて「この子は世界一幸せな子です。こんなにも母親に愛されているんですから」とひと言。思わぬ夫の言葉に「悪かったわね……」と母は気まずそうにしていました。夫が私の気持ちを代弁してくれた気がして、うれし涙を流した私。それ以来、母は「かわいそう」という言葉を封印してくれました。気持ちに余裕がないときは、何気ないひと言もネガティブに受け止めてしまう人も多いと思います。この経験を通して相手に「かける言葉」には気をつけないといけないな、と感じました。 作画/yacco著者:田所みさお
2023年04月18日誰とでもすぐに打ち解ける人もいれば、見知らぬ人に対して恥ずかしがったり、緊張して近付けなかったりする人もいます。そんな人見知りの性格は、人だけでなく犬にもいるようです。アメリカのサウスカロライナ州にある動物保護施設『スパータンバーグ・ヒューメイン・ソサエティ』にいるチョウンシーちゃんは、まさにシャイな犬。チョウンシーちゃんは、ペットを探しに来た人たちに愛想を振りまいて目に留めてもらうといったことができない性格だそうです。そこで、この施設の関係者がチョウンシーちゃんの写真をFacebookで紹介したところ、注目を集めました。その切ない写真がこちらです。ドアの下の小さな隙間から、顔を出すチョウンシーちゃん。チョウンシーちゃんはこのようにして、ほかの保護犬たちが次々に里親に引き取られていく様子を見ているのです。「彼女はただうんざりしているのです。彼女は家が欲しいのです。お願いだから、誰かこの犬の里親になってあげて」という説明付きで投稿された写真は1万5千回以上シェアされ、同情の声が集まりました。・この顔を見て!なんて愛らしい犬なのかしら!・かわいそうに。たくさん愛してあげたいよ。・この犬に素晴らしい家族ができますように!そしてこの投稿がきっかけとなり、チョウンシーちゃんに里親が決まったのです!ほかの犬たちが施設を出て行く様子を「いいなぁ。私も家族が欲しいな」というようにじっと見つめていたチョウンシーちゃん。たくさんの犬たちがいるシェルターでは、人懐っこい性格の犬が目立ってしまうのは仕方ありません。しかし、チョウンシーちゃんのように自分からアピールできない性格の犬も、家族との出会いを求めているのでしょう。チョウンシーちゃんが、ついにできた家族と幸せに過ごしていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月16日私は4歳の娘と2歳の息子を育てています。息子を妊娠中、姉弟育児についてネットで調べていると、喧嘩が多くてつらいことや上の子との時間がなくてかわいそうに感じているなど、先輩ママさんの言葉を目にしていました。そのときはまだ他人事のように感じていましたが、まさか同じことが自分にも起こるとは思いませんでした。 やさしいお姉さんになってくれた娘甘えん坊な娘だったので、下の子が生まれてヤキモチを妬いたり、寂しいと感じないかなと心配していましたが、娘は息子に対してとてもやさしいお姉さんになってくれました。 例えば息子を寝かせていると布団をかけてくれたり、おしゃぶりをつけてくれようとしたり。息子がはいはいやおすわりができたときは私と一緒に喜んでくれました。そんな瞬間がとても幸せで、このままやさしいお姉さんと弟という関係で成長していくんだな、なんて呑気に考えていたのですが……。 息子が1歳半を過ぎると息子が1歳半を過ぎたころから、おもちゃの取り合いや2人ともが私に抱っこしてほしいときなどに喧嘩をするようになりました。息子は喧嘩になるとすぐに姉の髪を引っ張ったり、叩いたりしてしまうので、娘は泣いてしまうばかりでした。 さらに息子の寝かしつけやご飯をあげるのも付きっきりで、娘にとっては寂しいと思うときがあったのかもしれません。娘と好きなおやつを一緒に食べたり、息子が遊びに夢中になっているときは娘と遊んだりしていたので、上の子への配慮ができていると思い込んでいました。 「あっち行って!」娘が言葉を話せるようになってきた3歳〜4歳ころから、態度に変化がありました。今まで2人一緒に抱っこをしても満足してくれていたのですが、自分だけがいいと言い出したり、遊んでいるときに息子に対して「あっち行って! ママと2人がいい」と怒り出したりすることが多くなったのです。 娘に我慢をさせていたんだと感じた私は、1カ月に1度息子を家族や保育園に預けて、2人で過ごす日を作ることにしました。1カ月に1度の2人で過ごす日は、前の日からご機嫌で、息子に何をされても「ママと2人でお出かけだもん!」と言って喧嘩になることがありません。 小さいときはどうしても下の子に手がかかってしまうので、娘には我慢してもらうことが多く、ごめんねという気持ちがありました。娘から「ママと2人がいい」とはっきり言われたことで、娘と2人で過ごす時間が必要なんだと気づくことができました。息子を預けられないときは、娘が行きたい場所や食べたいものを一緒に食べに行くなどをして、ちょっとしたわがままを聞いてあげることにしています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:本田りか天真らんまんな4歳の娘と、やんちゃで甘えん坊な2歳の息子を育てているコスメ大好きママ。営業事務の仕事をしながらライターとしても活動中。
2023年04月12日アメリカに多く生息するアライグマは、食べ物を求めて市街地に現れることは珍しくありません。見た目はかわいいですが、家屋に侵入されたり、ゴミを荒らされたりするなど、アライグマによる被害が後を絶たないといわれます。ある日、マサチューセッツ州にある野生動物保護団体『ケープ・ワイルドライフ・センター』に、1匹のアライグマに関する通報がありました。ただそれは、アライグマによる被害の報告ではなく、住民の優しさが伝わる内容だったのです。容器から頭がとれない!現場へ駆けつけた救助隊員は、通報どおり、1匹のアライグマを見つけました。そのアライグマはピーナッツバターが入っていた容器に頭を突っ込んで、取れなくなっていたのです。隊員たちはアライグマを助けようとしますが、アライグマは茂みの中の木の下に隠れてしまいました。仕方なく、隊員たちはその日は諦めることにします。しかし、その家の住人がずっと目を光らせていたおかげで、翌日に再びアライグマを発見!「今度は絶対に見失わないぞ!」と気合い十分の隊員たちは、またもや逃げ出したアライグマを必死で追いかけて、巣穴までたどり着きます。そしてアライグマが出てくるのを根気よく待ち、出てきたところをヘビの捕獲にも使うグラバーで、頭から容器を外すことに成功しました!幸い、アライグマの首にケガはなかったそうです。この投稿には「かわいそうに。自由になれてよかったね!」「この子を助けてくれてありがとう」「容器のフタを閉めてから捨てるべきだね」などの声が上がっています。『ケープ・ワイルドライフ・センター』は、「この小さな覆面強盗はラッキーでしたが、残念ながら、これはアライグマやほかの動物が食料を求めてゴミ箱やリサイクルボックスに出入りする際によくあることです」と投稿。そのうえで、動物たちが匂いにつられないように、食べ物の容器は中をよく洗ってから捨てるように呼びかけています。このアライグマは、もし助けてもらえなかったら、食べることも水を飲むこともできず、最悪の結果になっていたかもしれません。「容器を洗い、フタを閉めてから捨てる」など、小さな行動によって守られる命があるなら、しっかりと実践していきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月20日2023年1月、午前1時30分頃にアメリカのメイン州にある『ケープ・エリザベス警察署』の緊急電話が鳴りました。電話をかけてきたのは、道路の除雪作業をしていた市の職員。「アザラシが道路をうろついている」と知らせてきたのです。警察官が現場に駆け付けると、1頭の子供のアザラシが凍った車道の上におり、雪が降る夜の静けさを楽しんでいるように見えたとのこと。真夜中に車道にいたら、車に轢かれてしまう可能性があり危険です。警察官はアザラシを保護して車に乗せ、近くの海岸沿いにある公園『フォート・ウイリアムズ・パーク』から海に帰してあげました。一件落着と思われましたが、午前7時頃、再び警察に「アザラシが道路を横断しています」という通報が。別の警察官がその場所へ行くと、夜中に保護したのと同じアザラシの子供が、海岸から歩いて10分ほど離れた道にいたのです!警察官とその場にいた親切な人たちがアザラシを捕まえて、再び『フォート・ウイリアムズ・パーク』から海に放しました。しかし、話はそこで終わりではありません。約1時間後、先ほどのアザラシがまた岸に上がってきて『フォート・ウイリアムズ・パーク』をウロウロしているのが発見されたのです!警察官と数人の市民が協力してアザラシを捕まえて、また海に帰してあげました。その後、警察は地元の海洋動物の保護施設『マリン・ママルズ・オブ・メイン』に連絡。アザラシの安全を危惧した職員が見つけて保護し、施設に連れて帰りました。診察をしたところ、このアザラシはとても体重が少なく、十分な栄養が摂れていないことが分かったのです。最近母親から離乳し、あまり食べ物を得られていなかったそうです。このアザラシについての投稿には「このかわいい顔を見て!」「かわいそうに。無事でよかったね」など、安堵の声が上がっています。アザラシが何度も陸に上がってきたのは、お腹が空いていて、食べ物を求めていたからかもしれません。しばらくは『マリン・ママルズ・オブ・メイン』で世話をして、健康になったら海に戻すということです。早く元気になって、海に帰れるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月07日毎年10月31日は『ハロウィン』です。アメリカでは9月に入ると多くの店で、ハロウィン用の飾りやパーティーグッズなどが並び始めます。フロリダ州に住むK.A.フレイザーさんは、愛犬のコーンフレークを連れて買い物に出かけました。彼らが訪れたのは、インテリアグッズなどを扱う店。この店には犬や猫のおもちゃなどのペット用品も売っています。コーンフレークは、新しいおもちゃをくわえてゴキゲンな様子です。店内の商品を見ながら、意気揚々と店の奥へと進んでいくコーンフレーク。すると次の瞬間…!飼い主さんたちが思わず笑ってしまった理由がこちらです。何かを見たコーンフレークがびっくり仰天!コーンフレークの目に飛び込んできたのは…ハロウィン用のガイコツの飾り!床にずらりと並んでいたので、ちょうどコーンフレークの目線の高さだったのですね。まるで腰を抜かしたような分かりやすいリアクションに、見た人たちも大笑いしたようです。・かわいそうだけど、かわいくて爆笑した!・いい子だね!あんなに驚いても、おもちゃを落とさなかったね。・大丈夫だぞ、コーンフレーク。俺もガイコツはすごく怖い!一緒にいる女性はコーンフレークに「ハニー、大丈夫よ」といってなだめていますが、K.A.フレイザーさんは笑いが止まらなかったようです。アメリカのハロウィンの飾りは、動画に出てくるガイコツのようなリアルなものも多く、夜に見たら逃げ出したくなるほど不気味なものも珍しくありません。コーンフレークがびっくりしてしまったのも、無理はないでしょう。人間だけでなく、犬にとっても、ガイコツはやっぱり怖いのですね…![文・構成/grape編集部]
2022年09月26日■前回のあらすじ夫の浮気が確定し、ショックを隠せないヒヨリ。この日は、娘を連れて親友の家に泊まることにしました。それでも「夫は今、浮気相手と何をしているんだろう?」と終始気になってしまって…。ヒヨリは復讐のために、冷静に夫の行動について分析を始めて…。次回に続く「夫の浮気相手が想定外過ぎた」(全33話)は21時更新!
2022年08月29日夫の仕事の関係で、私たち家族はいわゆる転勤族。3年に1度、引っ越しをしなければなりません。そんな転勤族の私たちが、たまに言われる「転勤族なの? 子どもがかわいそう!」というひと言……。引っ越しや転園、転校、単身赴任があるからでしょうか。気にしないようにしていても、なんだかモヤっとするそんなひと言を流せるようになった私の気持ちの変化をご紹介したいと思います。 「転勤族なの? 子どもがかわいそう!」私たち家族は転勤族。夫の仕事の関係で3年に1度、全国を範囲に引っ越しをしています。そのため、子どもの幼稚園の転園や小学校の転校などは、避けられません。そんな私たち家族の事情を知って、たまに「子どもがかわいそうね」と言ってくる人がいます。 心から同情しているように言われるのですが、私は毎回傷ついていました。「気にしても仕方がない」と流しても、しばらくするとモヤモヤと悲しく悔しい気持ちを思い出してしまうのです。 どうしてモヤモヤするのだろう?普段、私は人から傷つくようなことを言われても、流すことができます。しかし、このひと言は私の心に引っかかり、どうしても流せませんでした。夫に相談すると、「実は誰よりもあなたが気にしていることだったんじゃないの? 」と言われ、私はハッとしました。 「引っ越しや転園することは、子どもにとってかわいそうなことなのではないか」……。思い返せば、誰よりも私自身が心の中で考えていたことだったのです。 転勤族の暮らしを私たち家族らしく楽しもう!転勤族の暮らしに慣れてきたころ、私は少しずつ「転勤族って、移り住む土地の文化や人を堪能できる魅力があるのでは?」と考えるようになりました。そして次第に、「転勤族の暮らしを、私たち家族らしく楽しもう!」と考えが変わり、実際、その土地の食文化や方言、地域のお祭りなどを楽しんで暮らすようになりました。 私たち家族らしく、転勤族の生活を楽しめるようになったとき、「子どもがかわいそう」と言われたモヤモヤがすっかり晴れ、気にならなくなったのです。 私の場合、「転勤族? 子どもがかわいそう! 」と言われ悩んでいたのは、実は誰よりも私自身が心の中で「引っ越しや転園することは、子どもにとってかわいそうなことなのではないか」と思っていたからでした。今後、子どもの性格や私たちの環境によって考え方も変わっていくでしょうが、家族で話し合いながら前向きに過ごしていきたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師REIKOイラストレーター/まっふ著者:藤野 まい2歳男児の母で、ただいま第二子(男児)を妊娠中。インテリア業界出身で、結婚を機に退職。現在は、転勤族の暮らし・子育てをより楽しむためのインテリアの工夫や、転勤族ならではの生活の楽しみ方や、悩みについて記事を執筆している。
2022年08月12日■前回のあらすじ裁縫が終わった頃、現れたご近所ママ。最初からやらせるつもりだったのでは…と怒りが収まらず。そんな中、長男のイチとニロの関係に気になることが…。ニロの遊びのお誘いをイチが初めて断ったのでした。イチの訴えは悲痛だった。私は気持ちを全然分かってあげられてなかった…。本当に自分にどすこいしまくりました。静かなところが好きなイチにしたら、常に叫び声や雑音がある幼稚園で、先生の言うことを聞いて、やりたくもない絵を描かされたり、歌わされたり…、みんなのリズムに合わせて生活するのが精一杯。毎日神経をすり減らしていて、お友達どころじゃなかったんだ…。そんな気持ちにも気づかず、「イチはひとりぼっち、誰かと遊びたいはず」と自分の気持ちをイチに押し付けていた…。自分を永遠に往復ビンタしたい。よく考えてみれば私も小学校入学時に「友達100人…」の言葉を聞いて、寒気がしたのを思い出した。小さい頃は友達を欲しいと思ったことはあまりなく…。3年生くらいになってやっと友達が欲しいと言う気持ちが芽生え、だけどどうやって作ったらいいのか全然わからなくて戸惑った、という思い出がある…。だから誰もが友達を欲しいというわけではない、というのは自分が一番よくわかっていたはずなのに…!ニロとはほぼ毎日、2ヶ月ほど遊んでいました。最初はイチも初めてできたお友達という存在が目新しくて遊んでいたんだと思います。(ニロと遊ぶともれなく飴ちゃんやテレビゲームがついてきたこともあり…)でも、ニロの気持ちもわかる分、切なくなってしまうのでした…。次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年05月27日「子どもがかわいそう」と離婚に否定的なママ友に、離婚したことを明かせずにいた投稿者さん。子どもに嫌な思いをさせてしまうのではないかと、息子にも離婚を伝えられずにいました。そしてついに離婚の事実を伝えるとき、周囲の反応は? 読者から届いた感想もあわせてお届けします。■離婚したことを息子にも周囲にも言えず…夫の浮気が原因で離婚してシングルマザーとなった美幸。息子の春人を幼稚園へ迎えに行った時、ママ友たちのある会話が聞こえてきました。そしてある日のこと。美幸の両親は、美幸の離婚を快く思っていない上に、元夫からの養育費も停滞気味。「この先、本当に一人でやっていけるのか」と不安や悩みは尽きず、さらに、息子とママ友に離婚したことを告げられないことが美幸を苦しめるのでした。これまで、子どもの相談をしたり、助け合ったり、時には愚痴をこぼすなど良い付き合いができていたママ友に離婚のことを言い出せずにいた美幸。幼稚園の運動会について保護者が集まっていた日のこと…園長先生の言葉に、自分はひとりぼっちじゃないと思わされた美幸。ところが…春人を傷つけたくないと思いながら、傷つけていたのは自分だった――そう気が付いた美幸は、春人、そしてママ友たちに本当のことを話すことに。美幸の告白に、春人は何を思う? そして、「離婚はかわいそう」と発言した明日香は!?こちらは投稿されたエピソードを元に3月29日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■自分の価値観を周囲に押し付けないで!「離婚はかわいそう」との持論を持っている明日香。彼女の思う“正しさ”に、美幸は追い詰められてしまいました。まずはこのポイントについての読者からの意見は…。・我が子が幼稚園に通っていたのはもう十数年前になりますがシングルマザーは何人かいらっしゃったし、ご主人が闘病中の家庭も単身赴任中の家庭もあって、父親の参加を強制されることなんてありませんでした。保育園だと皆さん仕事で忙しく、他人の家庭に干渉するようなくだらないママさんはいません。そんな時間があったら子どもとの時間を大事にしたいでしょうし。明日香さんのような押し付けママは断罪されてほしいw・明日香めんどくさ! 仕事頑張ってて参加できない家庭も、休日は休みたくて参加したくない家庭も、シングルの家庭もあるんだから土足で踏み込んでくるなよ。園長先生にも周りのママ友にも言われているのにまだ余計なこと言うあたりタチ悪い。仕切りたがるあまり周りが見えてなさ過ぎ。・明日香さんはTHE『自分こそが正義』の人なんだね。悪い人ではないけど、無理して付き合う必要のない人ですね。・よけいなお節介は時として相手を傷つけてしまうなと思いました。独身で子どもがいない私も、踏み込まないようにしたいと思います。・自分の正義を振りかざす人って困る。それが人によっては凶器になっているのに自分に酔って気がつかないんだよなあ。そういう人に限って仕切るのが好きだったり。当たり障りなく付き合うのがいちばんいいんだけど、余計なことに気づくのもそういうタイプ。明日香は悪気はないとはいえ、他人の状況への想像力がたりませんよね。そして、美幸と同じくシングルマザーの方からも感想が寄せられました。・私もシングルマザーです。子どもを一人で育てる怖さ、つらさをよくわかっています。他人からの勝手な偏見で何度も陰口を叩かれました。シングルマザーへの偏見が本当につらかったです。でも、全て終えて思ったことは、子どもをしっかりと愛して、人の道に外れない生活を送れば、両親がいなくとも、子どもは育つということです。ちなみに、子ども達は大学院卒で、公務員です。私に偏見の言葉を投げつけたヤツらの子どもよりも、高学歴でしっかりと育っています。・私も離婚しましたが、親の協力を得られず、子どもを24時間営業の無認可保育園に預けるハメに。毎月10万超えの保育園代を払うために、寝ずに働きました。片親だとしても、周りを当てにしちゃダメだと実感。「子どもがかわいそう」「我慢がたりない」と言う人達ばかりでしたが、そう言う人達は、けっきょく、口は出すけど金は出さない。と開き直るしかないですね。・私もシングルマザーです。こんなにグイグイ家庭の事情に迫られると対応に困る気持ちがとてもわかります。なかなか相談できない状況もあって、なんだか似ているなと共感しました。ママ友トラブルはないですがとても共感したので感想を書かせていただきました。夫の浮気が原因で離婚したことを言い出せずにいた美幸でしたが、「言ってしまったほうが楽」だという意見も。・離婚したら、雰囲気とか生活感が変わってなんとなくわかるなー。同じ生活圏だと噂も聞こえてくるしね。子どもも何か変だなとは思うだろうし、自分に非がない離婚なら周囲の人には教えていたほうが気が楽そう。でも、親も頼れないのはつらいな。親ぐらいは味方でいてほしい。・離婚に理解がない人に対しては、ママ友レベルの他人なら聞き流せばいいですが、親から離婚なんて恥ずかしいとか言われた時にはしっかり言い返して少しでもわかりあえる努力をするべきと思います。相手の浮気で離婚なんて、好きでシングルになったわけでもないのに、離婚した後にもこんな苦しさが待っているなんて、切なくなってしまいます。・この話、いちばん話しておかなければいけないのは、今後も付き合いがあり、息子とも接する機会が続き、必要があれば協力を仰ぐかもしれない世間体を気にする実母なのでは…と思いましたが違うんですね。シンママなんて恥ずかしいから言えない、かわいそうという言葉が多感な時期を迎える息子さんの耳に入る前に説き伏せておいた方がよいと思います。そして、最後にこちらの感想を。・子どもは何でも受け止めてくれる神様みたいな存在ですね。子育てしていて、親より大人だと思うことが多いです。しっかりと現実を受け止め、親を励ますほどに成長していた息子の春人…。ぜひ偏見に負けずに幸せな人生を歩んで欲しいです!▼漫画「シングルマザーのママ友事情」
2022年04月25日食物連鎖という言葉があるように、生き物はほかの生き物を食べることで、命を永らえています。私たちが食事の際に「いただきます」「ごちそうさまでした」とお礼をいうのも、植物や動物などの命に対する感謝の表れです。牧場見学に来た小学生「食べるのは、動物がかわいそう」酪農場で働いている、漫画家の牛川いぬお(@TDQFRYtruJY7ZxR)さんが描いたのは、コロナ禍前に牧場見学を行っていた時のエピソードです。その日、牧場にやって来たのは、小学校中学年の子供たちでした。働く大人たちの話を聞いたり、牛を見たりと、楽しそうにしていた小学生。しかし、今見ている牛たちが食用の肉になる可能性があることを知り、ぽつりとこういったのです。「牛さんが、かわいそう…」『牧場見学に来た小学生の反応が思ってたのと違った話』しんみりした空気になると勝手に思ってた※コロナ前の話です※牧場見学は滅多に受け入れないので、これが一般的なのかは分からないけど、子どもって正直だなぁってこの時思いました。(この話はまだSNSに載せてなかったはず…はず…) pic.twitter.com/gH0zW0VdwE — 牛川いぬお@書籍発売中 (@TDQFRYtruJY7ZxR) April 10, 2022 牛が食用の肉になることを知って、悲しそうにしていた小学生。そんな彼女に、牧場を経営する社長は『食べない』という選択肢もあることを伝えました。世の中には、動物性の食品を避けるヴィーガン(完全菜食主義者)も存在します。自らの判断で、動物の肉を食べない選択をするのは自由です。難しく、現実的な話をした社長を見て、牛川さんは心配をしたのですが…小学生たちは「大好きなお肉は食べたい!」という気持ちを抑えきれなかった様子!予想とは異なる反応を見せた小学生たちに、牛川さんはほっとしたと同時に「子供はなんて正直なんだ…!」と驚かされたようです。牛川さんの漫画は拡散され、多くの人が子供たちの姿から、食べられることへのありがたみを再認識しました。・素晴らしい『食育』の形を見た…。・分かる。だからこその「いただきます」なんだよね。・子供の素直な反応に笑った。正直でいいと思う!きっと、子供たちは牧場見学を経て、さらに「いただきます」「ごちそうさまでした」という言葉の重みを知ったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年04月12日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!タイトル義両親が初孫でもある子どもをとっても可愛がってくれるのは嬉しいのですが、何かあるごとに大げさに「かわいそう、かわいそう」と言うので、聞いてて辛いです。私の姉の子が着ていたお下がりを貰って着せていたら「新品を着れないなんてかわいそう」。私の実家では姉と妹に両方子どもがいるため「初孫として喜んでもらえないからかわいそう」などなど…。なんで義両親の物差しで全てかわいそうと決めつけられなきゃいけないんでしょうか…。(32歳/会社員)タイトル義実家に子どもを遊びに連れていったとき、たいして子どもたちと遊んでくれない義父。子どもが泣くと「泣くなー。泣くなー」と大きな声で言っていて、そんな大声で「泣くなー」って言われると余計泣いちゃいます…。内孫と嫁の私が産んだ子どもとの接し方があからさまに違う義両親…。さすがに子どもも気付きだす年齢なので、あからさまに差別するのはそろそろやめてほしいです…。(39歳/アルバイト)いかがでしたか?こんな義両親と付き合うとなると骨が折れそうですね。子どもの為にも義実家とはいい関係でいたいものです…。以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年03月24日ウクライナに、InstagramやTikTokで100万人を超えるフォロワーを持つ人気の猫がいます。名前はステパン。ステパンはまるで人間のようなポーズや、愛嬌たっぷりの表情で世界中のファンから愛されています。@annaolala♬ оригинальный звук - user548075332261ウクライナに住む猫の安否を気遣う声2022年2月24日、ロシアがウクライナに軍事侵攻を開始しました。この日、ステパンのInstagramには、「ウクライナは平和を望んでいます」というメッセージが投稿されました。また2月28日には、愛らしいステパンの写真とともに「ウクライナは戦争を望んでいません!」という言葉がつづられます。ところがこの日以降、投稿がストップ。多くの人たちがステパンと家族の身を案じ始めます。すると3月3日に、「私たちは生きています!」と投稿が。さらにその2週間後、ステパンと家族の身に起きたことの詳細が報告されました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by Степан (@loveyoustepan) View this post on Instagram A post shared by Степан (@loveyoustepan) ステパンの自宅があるのは、ウクライナ第2の都市ハリコフの北サルトフカ地区。ロシア軍による攻撃で甚大な被害を受けた場所です。ステパンの飼い主であるアンナさんの家も、ロシアの侵攻開始から8日目に損傷しました。電気のない地下室に避難していた彼女は、「もうここにはいられない」とステパンと一緒に命からがら逃げ出して、西部の都市リヴィウに向かいます。さらにリヴィウから隣国のポーランドへ行き、そこからフランスへ移動。彼女たちのフランス行きを助けてくれたのは、モナコにある『World Influencers and Bloggers Association』という組織だということです。 View this post on Instagram A post shared by Степан (@loveyoustepan) これらの投稿には、「すごく心配していたよ」「きみたちが無事でよかった」「かわいそうに。ステパンも怖かっただろうね」「心が痛む」などのコメントが寄せられています。3月16日現在、ステパンとアンナさんはフランスで安全に過ごしているといいます。ハリコフにあるアンナさんの自宅周辺は、ロシアの侵攻初日から爆撃が始まったのだそう。近所の家に次々と砲弾が落ちて、目の前で燃える様子を見ていたのだとか。それがどれほど恐ろしいことか…ステパンもきっと恐怖で震えていたことでしょう。移動の列車の窓から外を見つめるステパンの表情は、どこか悲しげに見えます。これがただの旅行ではないことを、ステパンも分かっているのかもしれません。1日も早くウクライナに平和な日常が戻って来て、ステパンが再び住み慣れた町で暮らせる日が来ることを願わずにいられません。[文・構成/grape編集部]
2022年03月23日猫が、耳がかゆい時などに後ろ足で器用に耳を掻くしぐさは、よく見かける光景ですね。アメリカで愛猫のストーミーと暮らす飼い主さんは、ストーミーが耳を掻いている様子を見て、思わずカメラを回しました。そしてその動画を投稿すると、視聴者たちから笑いが起きたのです。理由は…こちらをご覧ください。ストーミー、そこは耳じゃないよ!リズミカルに後ろ脚を動かしていますが、足が掻いているのは耳ではなくキャットタワー!しかし、ストーミーはそれに気付いていない様子です。・かわいそうだけど笑った!・まったく耳を掻けていない仕草が好きすぎる。・困惑した表情が、すべてを物語ってるね。ストーミーが、後ろ脚で掻くのをやめた直後に見せた「あれ、まだかゆい。おかしいニャ…」といいたげな表情がジワジワきますね![文・構成/grape編集部]
2022年01月26日欧米ではクリスマスシーズンになると、庭や玄関先などにクリスマス用の飾り付けをする家が多く見られます。クリスマスにやって来る人物といえばサンタクロースですが、サンタさんが乗るソリを引くトナカイも人気者です。カナダに住むアーリーンさんも、庭に赤鼻のトナカイでおなじみの『ルドルフ』の人形を飾っていました。シカがルドルフに嫉妬した?2021年の12月初め、アーリーンさんはFacebookに、庭を撮影した防犯カメラの映像を投稿。この日、野生のシカがやってきて、庭に置いてあるルドルフをじっと見つめていたのです。どうやらシカは、鼻が赤く光るルドルフを、本物のトナカイだと思っている様子。そしてシカは恐るおそる、ルドルフに近付くと…。何が起きたのかはこちらをご覧ください。Well we had a visitor Rudolph got a shit kicking. Enjoy. Posted by Arlene Chmelyk on Tuesday, December 7, 2021Well we had a visitor Rudolph got a shit kicking. Enjoy. Posted by Arlene Chmelyk on Tuesday, December 7, 2021シカがルドルフにタックル!!「やっつけたぞー!」というように、ルドルフを倒して、走り去っていくシカ。この動画を見た人たちは大笑い!たくさんのコメントが寄せられています。・かわいそうなルドルフ!でも爆笑してしまった。・シカは自分よりも鼻が光っているからルドルフに嫉妬したんだよ。・こりゃ、ルドルフもびっくりしただろうな。みんなの人気者であるルドルフも、野生のシカからは『鼻が光っている怪しいヤツ』と思われてしまったのでしょうか。ルドルフにとってはとんだ災難でしたが、多くの人たちに笑いをもたらしたハプニングでした![文・構成/grape編集部]
2021年12月29日母からの一言が妙に刺さり…。次回に続く(全6話)毎日20時更新!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 転勤族ママぽん
2021年08月22日夫の仕事の関係で、私たち家族はいわゆる転勤族。3年に1度、引っ越しをしなければなりません。そんな転勤族の私たちが、たまに言われる「転勤族なの? 子どもがかわいそう!」というひと言……。引っ越しや転園、転校、単身赴任があるからでしょうか。気にしないようにしていても、なんだかモヤっとするそんなひと言を流せるようになった私の気持ちの変化をご紹介したいと思います。 「転勤族なの? 子どもがかわいそう!」私たち家族は転勤族。夫の仕事の関係で3年に1度、全国を範囲に引っ越しをしています。そのため、子どもの幼稚園の転園や小学校の転校などは、避けられません。そんな私たち家族の事情を知って、たまに「子どもがかわいそうね」と言ってくる人がいます。 心から同情しているように言われるのですが、私は毎回傷ついていました。「気にしても仕方がない」と流しても、しばらくするとモヤモヤと悲しく悔しい気持ちを思い出してしまうのです。 どうしてモヤモヤするのだろう?普段、私は人から傷つくようなことを言われても、流すことができます。しかし、このひと言は私の心に引っかかり、どうしても流せませんでした。夫に相談すると、「実は誰よりもあなたが気にしていることだったんじゃないの? 」と言われ、私はハッとしました。 「引っ越しや転園することは、子どもにとってかわいそうなことなのではないか」……。思い返せば、誰よりも私自身が心の中で考えていたことだったのです。 転勤族の暮らしを私たち家族らしく楽しもう!転勤族の暮らしに慣れてきたころ、私は少しずつ「転勤族って、移り住む土地の文化や人を堪能できる魅力があるのでは?」と考えるようになりました。そして次第に、「転勤族の暮らしを、私たち家族らしく楽しもう!」と考えが変わり、実際、その土地の食文化や方言、地域のお祭りなどを楽しんで暮らすようになりました。 私たち家族らしく、転勤族の生活を楽しめるようになったとき、「子どもがかわいそう」と言われたモヤモヤがすっかり晴れ、気にならなくなったのです。 私の場合、「転勤族? 子どもがかわいそう! 」と言われ悩んでいたのは、実は誰よりも私自身が心の中で「引っ越しや転園することは、子どもにとってかわいそうなことなのではないか」と思っていたからでした。今後、子どもの性格や私たちの環境によって考え方も変わっていくでしょうが、家族で話し合いながら前向きに過ごしていきたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師REIKOイラストレーター/まっふ著者:藤野 まい2歳男児の母で、ただいま第二子(男児)を妊娠中。インテリア業界出身で、結婚を機に退職。現在は、転勤族の暮らし・子育てをより楽しむためのインテリアの工夫や、転勤族ならではの生活の楽しみ方や、悩みについて記事を執筆している。
2021年07月01日