~人間関係をより良く、良好に保つには〜 対人関係の付き合いは腹6分で付き合うことが鉄則です。しかし、友人関係、ご近所関係、仕事関係などで親しくなるとベタベタと「水くさいよ、何でも言ってよ!」と暑苦しく慣れ合いが生じて程良い距離を保つのも厳しくなってきます。しかしです…人間関係は腹6分が鉄則、常に水臭い関係を保つ日本には昔から「親しき仲にも礼儀あり」という諺があります。相手と程良い距離を保つ秩序習慣がありました。家族だろうが友人だろうが、自分以外の人間には図々しく深入りしない、嫌なところは「見ない・見せない・言わない・聞かない」の礼儀がありました。それは四方を海に囲まれた狭い国土の中で人間関係を良好に保つため、代々受け継がれた日本人の智恵です。現代の人は厚かましい慣れ合いが強く、おまけに、自分にとって便利でなにかと都合の良い人を友人と思うエゴな方も増えております。もう一度、人間関係という重苦しいものにしっかり向き合い、お互い腹6分で付き合うことから始めてみましょう。さっぱりします。しがらみが無くなり人生が軽快になります。
2016年12月05日ニュースでは「よろん」と言っていたような、いや「せろん」と言っていたような…なんて、迷いやすい「世論」の読み方。世論はどちらの読み方で読むのが、果たして正解なのでしょうか?マイナビニュース会員に、世論をどちらで読むことが多いのか、聞いてみました。○Q.「世論」の読み方、どちら派ですか?「よろん」 85.3%「せろん」 14.7%■「よろん」派の意見・「NHKのニュースでよろんと言っていたような気がしたから」(31歳男性/商社・卸/事務系専門職)・「ニュース等でそう言っていることが多く、耳慣れているから」(26歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系職)・「せろん、とも読むとは教わったが、使ってる人に遭遇したことない」(22歳女性/生保・損保/営業職職)・「小中学校では『せろん』ではないと×だったが、自治体で業務をしていたり、ニュースでは『よろんちょうさ』などと耳にする機会が増えたため」(34歳女性/団体・公益法人・官公庁/技術職)■「せろん」派の意見・「『よろん』には『輿論』という呼び名がある。(本来は世論もこちらを使うべきですが…)」(34歳男性/金属・鉄鋼・化学/その他職)・「小学生の時、せろんが正しいと習ってそのくせが抜けない」(32歳女性/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)・「ぱっと口にでるのはせろん。でも意識的に話す時はよろんというかも」(45歳男性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「会話において、『与論』と区別するため」(32歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)■総評世論の読み方が「せろん」、「よろん」とで分かれるようになった背景には、もともとあった「輿論(よろん)」という言葉の「輿」という漢字が、昭和21年に公布された当用漢字表に含まれておらず、「世論(せろん)」という文字を代用して使うようになったからなのだそうです。ただしこれには問題意識を持っている方も多く、「よろん(輿論)」は世間一般の共通意見、「せろん(世論)」は世間のうわさや風評をあらわす言葉だから、「世論調査」等は「よろん」、世の中のうわさや風評をあらわす時は「せろん」と使い分けるべきだと考えている人もいます。また一方で、もともと「輿論」も「世論」も区別されていた言葉ではないため、世間のうわさや風評に「世論(よろん、せろん)」を使わなければいいだけだと考える人もいます。今回の調査では約8割以上の方が「世論」を「よろん」と読むと回答されていました。ただし「よろん」の読み方が多数派とはいえ、「世論(よろん)」という言葉の成り立ちを知る方にとっては、その使い方に違和感を覚える人も少なからずいるようです。ただ、日本語は変わっていくもの。今後も「世論」に対する世論に注目かもしれません。調査時期: 2014年6月5日~2013年6月7日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性137名 女性163名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2014年06月23日