アニメーション映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が近日公開。2021年5月21日(金)の上映予定日から延期となった。『逆襲のシャア』のその後描く『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が劇場映画に『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は、『機動戦士ガンダム』の生みの親として知られる富野由悠季が1989年から1990年にかけて全3巻で発表した小説である。劇場版アニメーション『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』および小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』で描かれた「第二次ネオ・ジオン戦争」の後の世界を舞台に、ブライト・ノアの息子であり、反地球連邦政府運動「マフティー」のリーダーとして新型モビルスーツ・Ξ(クスィー)ガンダムを駆るハサウェイ・ノアの戦いを描いた作品だ。これまで多数のゲーム作品に登場しているほか、プラモデルやフィギュアで主要モビルスーツが立体化されるなどその人気は根強く、ファンからのアニメーション化を望む声も多かった。今回は、2018年11月30日(金)に公開された映画『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』に続く、宇宙世紀の新たな100年を描くサンライズのプロジェクト「UC NexT 0100」第2弾作品として、アニメーション化が実現する運びとなった。■『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』について1988年3月に劇場公開された『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』は、ガンダムシリーズの第1作目『機動戦士ガンダム』で描かれた一年戦争から続く、主人公のアムロ・レイと、その運命的ライバルであり、対立するネオ・ジオンを率いるシャア・アズナブルを中心とした物語の最終章。『逆シャア』という略称でファンからも親しまれている。『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』主人公のハサウェイ・ノアとは?ハサウェイ・ノアは、一年戦争時(ガンダムシリーズ1作目の『機動戦士ガンダム』)からのアムロ・レイの戦友であり、地球連邦宇宙軍第13独立艦隊司令を務めるブライト・ノアの息子。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』では、シャア・アズナブルに惹かれてネオ・ジオンについた思い人クェス・パラヤを救出すべく無断で戦場に出ることとなる。しかし、そこでは想像をはるかに超える過酷な現実が待ちかまえていた。『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』で描かれるハサウェイは、シャア・アズナブルが起こした反乱(第二次ネオ・ジオン戦争)をくぐりぬけた後、短い軍役を経て、地球で植物監視官候補として訓練を受けている。スペースコロニーの農業ブロックからの帰り、乗り合わせたハウンゼン356便でマフティーを名乗るハイジャックに遭遇。軍仕込みの身体能力でそれを制圧し、多くの閣僚たちの称賛を受けるが、そのハサウェイこそが、その閣僚たちの暗殺を行う反地球連邦政府運動マフティーのリーダー、マフティー・ナビーユ・エリンである。ハサウェイが駆る新型モビルスーツ・Ξ(クスィー)ガンダムハサウェイが駆るのは、アナハイム・エレクトロニクス社製(※2)の第五世代モビルスーツ「Ξ(クスィー)ガンダム」。地球連邦軍が投入した大型モビルスール「ペーネロペー」と姉妹機にあたる。標準的なモビルスーツサイズよりかなり大型化しており、「ガンダム」の名を冠してはいるものの異形なシルエットを際立たせた形状となっている。(※2) アナハイム・エレクトロニクス社:ガンダムシリーズにおける軍産複合企業。これまでのモビルスーツを手掛けてきたほか、宇宙戦艦の開発なども行っている。声をあてるのは小野賢章ハサウェイに声をあてるのは、声優・小野賢章だ。小野は、『黒子のバスケ』の黒子テツヤ、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』のジョルノ・ジョバァーナなど数々の人気作品に出演してきた。主要キャラクター/キャスト紹介、ギギ役に上田麗奈・ケネス役に諏訪部順一■ギギ・アンダルシア(C.V.上田麗奈)本作のヒロインであり、ハサウェイと同じハウンゼン356便に搭乗、乗り合わせた男性たちを魅了した容姿端麗な少女。全てが謎に包まれているが、エレガントな立ち振る舞いと、同機に搭乗しているという事実が、大きな後ろ盾の存在を想起させる。大人社会の歪みに迎合せず、想いを素直に口にする彼女との出会いによって、ハサウェイもその凍りついた過去をも溶かしていく。■ケネス・スレッグ(C.V.諏訪部順一)地球連邦軍将校。階級は大佐。元はモビルスーツパイロットで、「シャアの反乱」でも第一線で戦った経歴を持つが、自身のパイロット特性に見切りをつけ、以来平時の実戦のない連邦宇宙軍で新型モビルスーツの開発を続けていた。反地球連邦政府運動マフティーの過激化に対応すべく、キンバレー・ヘイマンに替わりマフティー殲滅部隊の司令として、南太平洋を管区とするダバオ空軍基地に赴任する。ハウンゼン356便で出会ったハサウェイに、彼の求めるパイロット像を重ねる。■ガウマン・ノビル(C.V.津田健次郎)数々の大戦を戦い抜いてきたベテランパイロットのマフティーメンバー。顔に大きな傷を持つのが特徴。搭乗機のコールサインはメッサー2。■エメラルダ・ズービン(C.V.石川由依)ハサウェイを迎えにダバオに送られた姉御肌のマフティーメンバー。技量的な問題で正規のMSパイロットになれなかった過去を持つ。■レイモンド・ケイン(C.V.落合福嗣)1ギャルセゾンのキャプテン。マフティーメンバー。体格がよく大柄な男性だが、仲間思いな一面も見せる。■イラム・マサム(C.V.武内駿輔)マフティーの支掩船ヴァリアントの副長兼参謀格のマフティーメンバー。ハサウェイの事情を知っている良き理解者。■ミヘッシャ・ヘンス(C.V.松岡美里)マフティーの諜報員兼オペレーター。マフティーの活動に没頭している真面目で勉強熱心な少女。ダバオでハサウェイに接触する。■ミツダ・ケンジ(C.V.沢城千春)マフティーの活動に対する意識は低いが、優秀なドライバーの現地諜報員。ダバオでハサウェイに接触する。■メイス・フラゥワー(C.V.種﨑敦美)きれいなブロンドヘアーと口元のホクロが特徴的なハウンゼン356便の客室乗務員。ケネスに口説かれた際には大人な対応をみせる。■ハンドリー・ヨクサン(C.V.山寺宏一)マン・ハンターを従える刑事警察機構の長官。アデレード会議に参加するためハウンゼン356便に搭乗し、地球へ下りてきた。『機動戦士ガンダムF91』作画監督の村瀬修功が監督、脚本に『UC』のむとうやすゆきスタッフ陣には、監督に『機動戦士ガンダムF91』で作画監督を務めた村瀬修功、脚本に『機動戦士ガンダムUC』のむとうやすゆき、音楽に同じく『機動戦士ガンダムUC』の澤野弘之、キャラクターデザイン原案に『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の美樹本晴彦、メカニカルデザインに『機動戦士ガンダムW』などのカトキハジメと、豪華スタッフが集結している。モビルスーツの戦闘シーンなど圧巻の映像美で贈る本作は、ぜひ映画館の大スクリーンで見たい作品に仕上がっている。冒頭15分を先行公開映画公開に先駆け、『機動戦⼠ガンダム 閃光のハサウェイ』の本編冒頭15分53秒も公開。地球に向かうハウンゼンの中で出会う、ハサウェイ、ギギ、ケネス。そこで起こる⼀つの事件から始まる、壮大な物語の幕開けを感じさせる。『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』あらすじ第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)の終結から12年が経過したU.C.0105――。人類と宇宙世紀の未来を示すかと思われた“アクシズ・ショック”を経ても、世界は変わらず混乱状態にあり、断続的に軍事衝突が発生していた。地球連邦政府の腐敗もさらに進んでおり、上層部は地球の汚染を加速させただけでなく、強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策「人狩り」を行っていたのである。そんな地球圏の腐敗に立ち上がったのが、「マフティー・ナビーユ・エリン」と呼ばれる人物が率いた反地球連邦政府運動「マフティー」であった。彼らは地球連邦政府高官を次々と暗殺するという苛烈な武力行使に手を染めていたが、連邦政府への反発を強める民衆からは一定の支持を得ていた。その「マフティー」本人を名乗り、指揮する人物こそ、かつて一年戦争にも参加した地球連邦軍士官ブライト・ノアの息子で、シャアの反乱にも参加していたハサウェイ・ノアであった。アムロ・レイ、シャア・アズナブルの理念と理想を肌で知る彼は、ふたりの意志を宿した戦士として、武力による抵抗から道を切り拓こうと画策していたのである。だが、連邦軍大佐ケネス・スレッグと謎の美少女ギギ・アンダルシアとの出会いが、彼の運命を大きく変容させるのであった。ガンプラHGシリーズから「HG 1/144 Ξガンダム」が商品化本作の公開を記念して、ガンプラHGシリーズより「HG 1/144 Ξガンダム」の商品化が決定。また、先行して発売されていた「HG 1/144 ペーネロペー」と、ファンネル射出イメージを再現することができるファンネル・ミサイルエフェクトパーツがセットになった「HG 1/144 Ξガンダム VS ペーネロペー ファンネル・ミサイルエフェクトセット」も同時発売予定となっている。“劇場の感動を自宅でも”劇場限定版 Blu-rayさらに新たな公開日当日より、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』劇場限定版Blu-rayが数量限定で発売。劇場限定版特典として、⼩説『機動戦⼠ガンダム 閃光のハサウェイ』上巻と、録り下ろし朗読 CDをはじめとする豪華コンテンツも付属する。作品情報劇場版アニメーション『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』公開日:近日公開※2021年5月21日(金)から公開延期となった。企画・製作:サンライズ原作:富野由悠季、矢立 肇監督:村瀬修功脚本:むとうやすゆきキャラクターデザイン:pablo uchida、恩田尚之、工原しげきキャラクターデザイン原案:美樹本晴彦メカニカルデザイン:カトキハジメ、山根公利、中谷誠一、玄馬宣彦メカニカルデザイン原案:森木靖泰総作画監督:恩田尚之色彩設計:すずきたかこCGディレクター:増尾隆幸、藤江智洋編集:今井大介音響演出:笠松広司録音演出:木村絵理子音楽:澤野弘之主題歌:[Alexandros]<声の出演>出演:小野賢章、上田麗奈、諏訪部順一©創通・サンライズ
2018年11月24日日本の4人組バンド、BUGY CRAXONEが11月11日(水)にニューアルバム『Lesson』をリリース。同作について、バンドのボーカルを務めるすずきゆきこがぴあのインタビューに答えた。【チケット情報はこちら】同作の収録曲について、「昨年の夏、私けっこう頑張って“次の練習までに必ず1曲新しいのを持っていく”と勝手にメンバーに約束して、それを2か月くらい続けたのかな。今回その頃の曲はあまり入っていないんだけど、“あのときみんなで作ったことが今の曲に活きてると思うよ”ってみんなが励ましてくれたから、頑張ってよかった(笑)」と語った。人生、生き方がテーマの曲が多いが、押し付けがましくない自然なメッセージが詰まっていて、聴くとすこぶる元気になれるアルバムだ。「どの仕事においても言えることだと思うけど、乱暴に言ってしまえば中身はさておきとにかく”やる”ことが大事で。長い人生、中身がないものしかできないことがあってもそこで手を止めてしまうより作り続けることが、次に繋がっていくと思う」前作からドラマーが正式加入。今のバンドの状態を聞くと、「今、真剣に取り組んでいるというのをそれぞれが感じている。(1997年に札幌で)結成した当時からお友達バンドじゃないから、このバンドで音楽を演奏するためにいる。いい意味でドライだと思うんですね。自分の実力とか個性とか魅力を出すことが一緒にいる理由な訳だから。そこはすごく健全な気がします」と話した。充実した想いを携え、12月4日(金)大阪・Fandangoよりツアーが始まる。最後にツアーについて、「今、このバンドにおいていい演奏が出来るように、ひとりひとり自分と向き合ってプレイしてる。それが今回のツアーで1本でも多く実現できたらいいなというのが今の目標です」と意気込んだ。取材・文:浅野保志■アルバム『Lesson』11月11日(水)発売2,700円(税込)BNBR-0009Northern Blossom Recordsツアー「BUGY CRAXONE “Lesson2:ワンマンをしよう!”」12月4日(金) Fandango(大阪府)12月18日(金) COLONY(北海道)12月20日(日) 新宿red cloth(東京都)ツアー「BUGY CRAXONE “ Lesson 3:SAY ! SAY ! DO ! DO !? ”」1月29日(金) 名古屋 CLUB ROCK’N’ROLL(愛知県)1月30日(土) CLUB RIVERST(新潟県)2月5日(金) 仙台 enn 3rd(宮城県)2月18日(木) 神戸 太陽と虎(兵庫県)2月20日(土) Queblick(福岡県)2月21日(日) Django(熊本県)※対バンイベント
2015年11月02日