40歳を過ぎてから定期的に献血に行くようになりました。しかし、献血に行き始めた当初は、事前検査でヘモグロビン(血色素)不足を指摘され、献血できないことが少なからずあったのです。当時は、日々の体の疲れがなかなか抜けず、また、季節を問わず手足の先が冷えることに悩んでいました。それでも、さほど深刻な不調ではなかったため、これといって対策を講じることもなかったのですが……。献血ルームの栄養指導で言われた言葉は…40代前半はどちらかというと肉が苦手で、食事は野菜が中心。ベジタリアンという響きに憧れて、野菜だけを食べていたこともありました。でも、いつもなんとなく体がだるく、ちょっとしたことで息切れする……。駅の階段も休み休みでないと上れないほど疲れやすかったのです。そんなとき、献血(成分献血)の事前検査でヘモグロビン濃度の数値が基準に達しない日が出てきました。私が献血した血液センターによると成分献血の基準は12.0g/dL以上。通常であれば私の数値は11.5~12.5g/dLなのですが、献血NGが出る日の私の数値は10g/dLととても低かったため、献血ルームでおこなっている栄養指導を受けることになりました。普段の食事内容を尋ねられ、野菜ばかり食べていることを話すと、スタッフの方は「人間はそもそも雑食の生き物。野菜だけでなく、肉や魚やいろいろ食べることで栄養のバランスが取れるようになっているんですよ」と言いました。それを聞いたとき、体は食べた物からできている、そんな当たり前ながら大切なことに気付かされたのです。良い血液を作るために必要なものって?その後、貧血をはじめとする血液に関する本をいろいろ読むようになりました。ヘモグロビンが不足すると、全身の細胞に酸素が行き渡らなくなり、疲労を感じやすくなるのだそうです。また、健康な血液を作るためには、栄養(特にたんぱく質)と運動、そして休養(睡眠)のバランスが大切だということが書いてありました。私の食事に足りなかったのは栄養そのもののバランス、そしてたんぱく質だったようです。たんぱく質は血液以外にも、筋肉や皮膚、毛髪や爪など、私たちの体のほぼすべてに必要な栄養素なのだとか。たんぱく質を多く含む食品には、肉・魚・卵・豆・乳製品があり、この5種類を毎日の食事のなかですべてとるのが理想なのだそうです。そのころの私の食事はというとほぼ野菜で、牛乳は毎朝飲んでいましたが、魚はたまに食べる程度。苦手な肉はもちろん、卵や豆類もほとんどとっていませんでした。私の毎日の食事には体を作るための材料がまったく足りておらず、そのせいで疲れや冷えを感じていたのだと思い当たりました。たんぱく質を意識し始めると…それからはたんぱく質を常に意識して、肉・魚・卵・豆・乳製品の5種類を1日3回の食事で必ずとることを心がけました。このなかで、私にとって意外と大変だったのが魚と豆。最初はなかなかとりづらかったため、魚はツナ缶やおかか、魚肉ソーセージ、ちくわやかまぼこなどの練り物、また豆は油揚げや豆乳、きな粉といった加工品も含む、広い意味での魚類・豆類をとるようにしました。また、たんぱく質を意識した食事をするだけでなく、睡眠時間もきちんと確保するようにしました。私の場合、7時間以上は眠らないと不調を感じることが多いため、それ以下にならないように気を付けました。これを1年ほど続けた結果、ヘモグロビンの値は安定的に12.0g/dLを上回るようになり、ほぼ毎回献血ができるようになりました。さらに、20代は平均35.7度だった体温が最近では平均36.5度と1度近く高くなり、ずっと悩んでいた手足の冷えが解消するという、うれしいおまけまで付いてきました。このごろは、以前に比べて疲労の回復が早くなったように感じます。また最近では、苦手だった肉がすっかり好きになり、疲れたときには無性に肉が食べたくなるほどです。まとめたんぱく質を意識するようになってから、以前より自分の体の状態に気を配るようになりました。ただこのごろは、食事だけでは解決できないことも出てきました。どんなに栄養をしっかりとっていても、睡眠が不足すれば血色素の数値が低くなります。年齢を重ねて、疲れに対してよりダメージを受けやすくなってきたのを感じます。また、若いころほど無理はきかなくなってきた分、きちんとケアすれば体もそれに答えてくれるようになった気がします。ぐっすり眠った次の日は、体が驚くほど軽くなります。今後は栄養だけでなく休養して体をいたわることも大切にして、自分の健康のバランスを整えていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)イラスト/サトウユカ【駒形先生からのアドバイス】たんぱく質の摂取はもちろん大切なことですが、まずは栄養をしっかり吸収できるように胃の調子を整えることも大切です。胃の調子を整えることを心がけつつ、たんぱく質を摂取するようにしましょう。
2021年05月23日たんぱく質とビタミン、食物繊維をバランスよく株式会社KIYORAは、「ベジエ」シリーズの糖類ゼロ×植物性たんぱく質「スリムプロテイン」において、新しいフレーバー「ミックスベリー」を開発、3月15日より販売する。「スリムプロテイン ミックスベリー味」は、エンドウ豆と大豆をバランスよく配合。植物性たんぱく質はゆっくりと身体に吸収されるため満腹感も持続する。コップ1杯で20グラムのたんぱく質、またお米由来の植物性乳酸菌も含まれている。糖質はゼロで、腸内環境を整えながら美容やダイエットの効果が期待できる。さらにケールや大麦若葉、モロヘイヤなど13種の野菜を使い、不足しがちなビタミンや食物繊維を補うことができる。ダイエットに注目のプロテインこれらをすべてパウダーに凝縮。無添加で、人工甘味料や防腐剤、保存料や着色料などは不使用だ。独自製法で粉っぽさやえぐみを抑え、7種のミックスベリーを加えて爽やかな味と香りに仕上げている。ベジタリアンやビーガンにもおすすめの商品だ。筋肉増強や運動によるダイエットの観点から、注目されているプロテイン。「スリムプロテイン」では、「低カロリー」から「低糖質」にシフトし、栄養を保持したダイエットのサポートを行っている。同商品の発売は3月15日(月)より、全国のドラッグストア、ECサイトなどで販売される。(画像はプレスリリースより)【参考】※「ベジエ」公式ホームページ
2021年03月14日女子栄養大学教授監修の『新ダイエットごはん』11月21日、たんぱく質に特化したレシピ本『新ダイエットごはん』が日本文芸社から発売された。同書には「たんぱく質で痩せる&リバウンドSTOP!!」という副題がつけられている。この新刊は女子栄養大学教授の上西一弘氏が監修し、管理栄養士の磯村優貴恵氏が料理の制作を担当。A5判、128ページ、価格は1,400円(税別)である。レシピ・効果的な摂り方・知っておきたい知識誰しも美しいボディラインを手に入れたいと願い、いつまでも元気で過ごしたいと願うものである。美しいボディラインを手に入れるには、まず太りにくくなる必要があり、そのカギとなるのがたんぱく質だという。たんぱく質は筋肉を作るための栄養素で、筋肉量が増えれば基礎代謝が高くなり、無駄な脂肪がつきにくくなる。また、筋肉だけではなく、体のあらゆる組織にもたんぱく質は必要で、ダイエット以外の美容や健康にも大きく関係している。新刊では、たんぱく質が持つ働きや、効果的な摂り方、知っておきたい知識なども紹介。動物性たんぱく質レシピでは「牛肉のがっつりスタミナ炒め」「こってり甘辛チキン」などを紹介し、植物性たんぱく質レシピでは「豆腐チャンプルー」「ごま豆腐しゃぶしゃぶ」などを紹介。作り置きレシピも掲載する。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※新ダイエットごはん - 株式会社日本文芸社
2020年11月27日漫画家・超簡単料理研究家の犬養ヒロさんが、超簡単なのにめっちゃおいしい「ずぼらレシピ」をご紹介します! 第140回は、たんぱく質たっぷりのヘルシーサラダ。マヨネーズと塩コショウで簡単に作れて、カラフルかわいい!おいしい!さっそくお試しあれ。イラスト、文・犬養ヒロ【犬養ヒロの超簡単ズボラめし】vol. 140カラフル豆サラダ材料(ふたり分)サラダ豆 1袋ミックスベジタブル 1/2CUPマヨネーズ 大さじ1塩コショウ 少々レシピ1. 蓋付き耐熱容器に、冷凍のミックスベジタブルを入れてレンジで1分加熱する。2. 1に、サラダ豆、マヨネーズ、塩コショウを加え、混ぜて完成!ポイントハムやツナ等を入れるとさらに。料理人のつぶやきなんて簡単なんだ…そして想像通りの味…! これと言った斬新さは無いけど、美味しいから大丈夫、大丈夫。サラダ豆は日持ちするし、冷蔵庫にストックしておくといつでも食べられるから便利だよねー。サラダ豆って、大して何も味付けしなくても美味しいもんねぇ。気がつけば、つい時間が無い時なんかにリピートしてしまうレシピかも。地味な色の大豆がミックスベジタブルでカラフルになって、ちょっとかわいい一品風に見えちゃうかも。とにかく、お豆のたんぱく質をたっぷり摂取できることは間違いない。大豆イソフラボンもたっぷりで、マヨネーズをカロリーハーフにすれば、ヘルシーで腹持ちがいいからダイエット中にも良さそうだよね。お好みで一口サイズにカットしたキュウリやハムを加えて、アレンジすると美味しさがUPするよ!超簡単だから、ぜひ作ってみてね~超簡単料理人の心得~仕事に、恋に、自分磨きに、あれこれ毎日頑張って時間が足りないから時間もお金も賢く節約したい!そんな忙しい私たちのための簡単にできておいしい自分を労わるちょこっとクッキング超簡単だから、ぜひ作ってみてね犬養ヒロ/漫画家・超簡単料理研究家。Cookpad(クックパッド)にて「犬養ヒロの気になる料理」連載中
2020年10月14日ダイエットや簡単な食事でたんぱく質不足の人が増えている株式会社明治は、「明治TANPACTちょこちょこたんぱく習慣化応援キャンペーン」を、「カロミル」との協力により2020年6月15日に開始した。日本人の食の欧米化に伴う肥満が問題とされる一方で、低栄養の人の増加も問題となっている。日常的にダイエットをしている人や、朝食は摂らない習慣の人、そして外食または外で購入する食事の利用が増える中、必要なエネルギーの摂取不足が起きていると言う。そんな「低栄養」の人が、たんぱく質を摂取する習慣をつけられるよう応援するのが、「明治TANPACTちょこちょこたんぱく習慣化応援キャンペーン」である。「明治TANPACT」シリーズでは、いつでも・どこでも・おいしく・手軽にたんぱく質を摂取できる商品を、多種提供している。AIでの栄養管理「カロミル」と協力「カロミル」とは、AIなどの技術によって、精度の高い健康支援のしくみを提供する、ライフログテクノロジー株式会社が運営するアプリサービスである。食事や体重、血圧、血糖などの健康管理に必要なデータ管理を、写真を撮るだけで数値化し、医師や管理栄養士などの手間をかけることなく健康管理ができるのだ。明治TANPACTちょこちょこたんぱく習慣化応援キャンペーン今回のキャンペーンは、対象商品を購入して応募すると、ポイントに応じて健康づくり・カラダづくりに役立つ賞品が抽選で当たるというものだ。明治とカロミルは、このキャンペーンを通して、日本人の健康意識向上に貢献していくとしている。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社明治のプレスリリース※明治TANPACT ブランドサイト
2020年06月18日筋肉をつけるなら、たんぱく質とビタミン群を意識的に摂取しましょう。おすすめの食品や食べるタイミングなどについて、スポーツインストラクターとして活躍するよっしー先生にお話を伺ってみました!筋肉のために摂るべき栄養素たんぱく質筋肉を付けたい時に摂取すると良い栄養素の1つ目は、たんぱく質です。たんぱく質は、筋肉の他にも骨や血液の元になる栄養素です。運動によって分解された筋肉は、たんぱく質摂取によって合成されながら、大きくなっていきます。ビタミン筋肉を付けたい時に摂取すると良い栄養素の2つ目にビタミンが挙げられます。ビタミン群が不足している状態だと、筋肉が日常生活で必要なエネルギーに分解されてしまうことで、筋肉量が増えづらくなってしまいます。また、ビタミンにはたんぱく質の合成を助ける働きもあります。たんぱく質&ビタミンが豊富な食品たんぱく質が豊富な食品は、肉や魚や卵、大豆などが挙げられます。またビタミン群は、野菜やキノコ類、果物などに多く含まれています。炭水化物(麺やパン、パスタなど)を中心とした食事だと、どうしてもたんぱく質やビタミンが不足してしまいがちになります。定食のようにメインの炭水化物に加えて、小鉢やおかずを1〜2品、さらに果物や乳製品などを添えるようなメニューを選ぶと良いでしょう。また最近では、コンビニなどで栄養補助食品を購入することもできます。プロテインやビタミンなど不足している栄養素を手軽に補給できますので、そういったもので不足しがちな栄養素を補うこともできます。筋トレの効果を上げるために筋トレの効果を上げる栄養素摂取のタイミングは、運動直後30分以内です。運動、特に筋トレをした後は身体の筋肉の分解が始まっている状態で、その時にたんぱく質を身体の中に入れておくことで分解を弱めて、合成を高めることにつながります。運動の習慣が特にないという方は、朝食や昼食など1日の中で比較的早い時間に摂取すると良いでしょう。夕方や、夜になるとその後の活動量が落ちていってしまうのであまりおすすめしません。しかし、プロテインなどを摂取する場合は、夜寝る前に摂取することで就寝中の成長ホルモンが出ているタイミングに合成を高めることができます。その場合、摂取カロリーが高まる傾向にあるので、脂肪量を気にする方は食事で調整していく必要があります。関連記事プロテインでダイエット!タイミングは就寝前&起床後がベストおすすめできない食品は?筋肉をつける際におすすめしない食品は、ずばりお菓子などです。たんぱく質が多く含まれる食品には、ある程度脂質も含まれることがありますので、食事でたんぱく質を多く含むことを意識した上で嗜好品としてお菓子を多くとってしまうと、脂質が多めになってしまうためです。どうしても間食を取りたい場合には、前述した栄養補助食品をうまく利用したり、果物を取るようにすると良いでしょう。筋肉をつけたい時の食事の注意点たんぱく質やビタミンなどの筋肉に必要な栄養素以外にあたる、炭水化物やミネラル、脂質などを過剰に抑えないようにしてください。極端にたんぱく質やビタミンばかり摂りすぎてしまうと、他の体の働きを司る栄養素が不足してしまいます。その結果、筋肉を分解してしまい、他の栄養素の働きをたんぱく質が担わなくてはいけなくなってしまいます。ダイエット目的で筋肉を付けたい方などは、ついカロリー制限をしすぎてしまい、運動の効果も下がってしまいがちになります。朝食や夕食を抜いてしまうような食事習慣にはならないよう、きちんと三食取るようにする必要があります。バランスの良い食事で筋肉アップたんぱく質とビタミン群を意識して摂取することで、筋肉を大きくしやすくなります。特に運動のあとは30分以内にたんぱく質をとることで、より効果的に筋肉量を増やせますよ。普段の食事でうまく摂ることの出来ない栄養素は、栄養補助食品を上手に活用しながら、バランスの良い食生活を心がけましょう。よっしースポーツインストラクター
2019年09月27日たんぱく質豊富な鯖缶(水煮)を使ったレシピを3つご紹介します。栄養バランスが優れているだけでなく、良質な脂質も含んだ魅力的な食品である鯖缶。日々の食卓に取り入れて、良質なたんぱく質を摂取してください。鯖缶と玉ねぎのサラダ材料鯖水煮缶1缶(固形物のみ)玉ねぎ半分塩昆布5g塩胡椒少々手順1.玉ねぎを千切りにし水にさらしておく2.たまねぎの辛みが抜けたら水を切り、鯖の水煮と合わせ、塩昆布を入れて混ぜる3.塩胡椒で味を整えたら完成栄養成分カロリー233.7kcalたんぱく質21.5g脂質12.1g炭水化物9.7g鯖缶のみぞれ煮材料鯖缶1缶めんつゆ大さじ2大根100g生姜チューブ小さじ1あさつき少々手順1.鍋に鯖缶を汁ごとあけ、めんつゆと生姜チューブを入れ煮立てる2.さらに大根おろしを入れ煮詰める3.お皿に盛り、あさつきを散らせば完成栄養成分カロリー291.7kcalたんぱく質28.2g脂質16.5g炭水化物7.6g鯖缶とトマトのパスタ材料鯖水煮缶1缶パスタ(乾麺)80gトマト半分コンソメ1個ニンニクチューブ小さじ1たまねぎ1/4個塩胡椒少々手順1.鯖水煮缶を汁ごと火にかけ、沸いたらざく切りにしたトマトを入れる2.さらに千切りにした玉ねぎとニンニクチューブをいれコンソメで味をつけ、弱火でトマトの形が崩れるくらい火を入れる3.パスタを袋の表示より30秒早くあげ、2と絡める4.お皿に盛ったら完成栄養成分カロリー588.2kcalたんぱく質38.6g脂質18.6g炭水化物66.6gたんぱく質たっぷりの鯖缶。栄養価の高さと調理の楽さはすごい鯖缶はコンビニでも手軽に手に入る、とても栄養価の高い食品です。調理の必要もないため、「料理している時間なんてない!」なんて人にはうってつけで、しかも美味しくアレンジするのも簡単。鯖缶には主にたんぱく質と脂質のふたつの栄養素が多く含まれています。また、鯖に含まれる脂質は、血液をサラサラにすると言われているDHA・EPAと呼ばれる不飽和脂肪酸で大変健康にいいものです。DHAとEPAの細かい効果は下記の通りです。DHA・高脂血症、高血圧などを予防します。・脳の働きを正常に保ちます。・悪玉コレステロールを減らします。EPA・血液中の中性脂肪を低下させます。それにより動脈硬化や高脂血症などを予防するとされています。・血液の凝固を抑え、血栓を予防します。今回は鯖缶を使ったメニューをご紹介しました。一手間かけるだけでとてもおいしい一品料理になるように工夫したつもりです。Diet Geniusのサイトでは他にも健康に良いレシピを多数紹介しているので、ぜひご覧ください。2017年6月21日公開2019年4月30日更新
2019年04月30日生後5、6カ月頃から始まる、離乳食。月齢が進むにつれて食べられる食材や量が増え、食のバリエーションも広がっていきますよね。でも同時に「必要な栄養を与えられているのだろうか」と悩むママも多くなってくるようです。そこで今回は「バランスのとれた離乳食期の食事」はどんな栄養素を意識すればいいのか、不足しがちな栄養素はなにかについて、小児栄養学の専門家・上田玲子先生にお話をうかがってきました。お話をうかがったのは…管理栄養士 上田玲子先生帝京科学大学こども学部幼児保育学科教授・学科長。小児栄養学、母性栄養学、栄養教育学、公衆栄養学などさまざまな栄養に関する学問を学び、栄養コーチングの手法を開発。食を通して子どもの幸せに関わりたいと活動している。■赤ちゃんの離乳食「栄養バランスの整った食事とは?」――息子の離乳食では、食材を増やしたり変えたりするタイミングがわからなくて、離乳食スタートから1カ月間ずっとおかゆばかりをあげていました。野菜など新しい食材はどのタイミングであげていけばよかったのでしょうか?上田玲子先生(以下、上田先生):離乳食がスタートするのって大体、生後6カ月くらいですよね。その最初の1週間くらいはもちろんおかゆで大丈夫。おかゆに慣れてきたな~と思ったら次の1週間はちょっと野菜を足してみるといいですね。そして、また1週間くらいして野菜にも慣れてきたと思ったら、今度はお豆腐を入れてみる。そんな感じで食べられる食材を少しずつ増やしていくといいでしょう。――慣れれば1週間くらいでお野菜やお豆腐などを足していって良かったんですね…! 1つの食材に慣れさせるためには1カ月くらい期間をあけたほうがいいのかと思っていました。上田先生:そんなことはないんですね。様子を見ながらであれば、1週間ごとに新しい食材にトライして問題ないですよ。それで7カ月以降になってからは、栄養バランスを意識しはじめるといいと思いますね。――栄養バランスですね…。よく「栄養バランスの整った食事」って聞くんですが、離乳食の場合、具体的にはどんな栄養素を含んだもののことをさしているのでしょうか?上田先生:そうですね。これは大きく分けて3つあります。1つめは、パンやごはんのようなエネルギー源となる炭水化物。これは体と脳を動かしてくれます。2つめは野菜やきのこ、果物といったビタミン・ミネラル源。これは体の調子を整えてくれます。そして3つめは、大豆やお肉、お魚、卵などのたんぱく質源。これは体をつくる材料になってくれます。――離乳食が始まったばかりの頃のおかゆは、エネルギー源の炭水化物。そこからビタミン・ミネラル源である野菜を少しずつ足していって、そのあとでお豆腐などのたんぱく質源を足していく…。少しずつ3つの栄養素がそろうようにしていけばいいんですね!上田先生:そうです。栄養バランスのことを考えたら、この3つを思い出せばいい。とてもシンプルなんですね。7カ月以降の離乳食をつくるときも、この3つの栄養素が入っているかを確認してみましょう。■離乳食の栄養バランス「1日ではなく1週間単位」で考える――でも先生…。毎日バランスの整った食事をつくるのがプレッシャーになるときもありそうなんですが(涙)。上田先生:もちろんそうですよね。私自身もそうでした。疲れたからおっぱいやミルクだけですませちゃう日だってありますよね。でも、それでも大丈夫。栄養は1日単位ではなく、1週間というスパンで考えればいいんですよ。今日は、バランスの整った食事をつくるのが面倒で、ごはんと納豆だけだった。だけど、次の日は野菜たっぷりのスープをつくった。そうやって調整していければ問題ありません。1週間という単位で見たときに、栄養が整っていればいいんですよ。――本当ですか? 1週間単位で考えればいいと言われると、だいぶプレッシャーがやわらぎます。つくれなかったときも罪悪感に必要以上にとらわれずにすみそうです!上田先生:そう。1日のなかの食事だけで落ち込む必要なんかないんですよ。1週間単位で考えて、体重が順調に増えていっていれば大丈夫なんですね。■赤ちゃんの離乳食「月齢別、不足しがちな栄養素」――月齢別に栄養面で注意したほうがいいことなどはありますか?上田先生:そうですね。生後5~6カ月頃、赤ちゃんは母乳やミルクから8~9割、離乳食からは1~2割の栄養をもらっています。この時期はおかゆがメインの離乳食となります。7~8カ月に入ってからは、先ほど説明したようにエネルギー源、ミネラル・ビタミン源、たんぱく質源といった3つの栄養素がバランスよくとれる食事にシフトしていく必要がありますね。そして9~11カ月目から意識してほしいのが、カルシウム不足と鉄分不足です。――カルシウム不足と鉄分不足…。上田先生:そうです。まずカルシウム不足について説明しますね。カルシウムは骨や歯の材料になったり、神経や筋肉の働きを調整したりと成長に欠かせないものです。母乳やミルクの時期は不足しませんが、1歳過ぎから幼児期に不足しやすいとされているので、食事から積極的にとるように意識していきましょう。手軽に摂取できる方法としては、1~2歳であれば牛乳を1日3~400ml、牛乳が苦手な場合は、スライスチーズやヨーグルトなどの乳製品をとりいれるといいですね。――カルシウム不足には乳製品。なんとなくイメージがわきやすいですね。牛乳が苦手な子はチーズですね。上田先生:そうです。それからもうひとつ注意してほしいのが鉄分不足。鉄分は、不足すると病気にかかりやすくなってしまう傾向があります。鉄分不足になっているかどうかは判断が難しいのですが、症状のひとつとして、発育・発達の遅れがあります。たいてい保育士さんなどが「ちょっと発達がおそいかな」と気づき、そこから貧血検査をして鉄分不足が判明するケースが多いようです。この場合、医師の指示により食事療法や鉄剤の服用等により、改善していくことになります。――そうなんですね…。発育・発達の遅れを感じたとしても「この子の個性だろうから」と見逃してしまうこともありそうですね。上田先生:鉄分不足は、鉄剤をとっていれば1カ月程度で改善されます。ただし、鉄分不足の状態がどれくらいの期間続いていたかによって、発育・発達に影響があるようです。例えば、貧血を発症して1カ月で鉄分不足が判明した場合と、発症して6カ月たってから判明した場合では、後者のほうが発育・発達への影響が大きいのです。特に、2歳未満の貧血はその発見が遅れるほど、成長後も心身に大きな影響を及ぼす可能性があるといわれています。――早くに見つけて、早くに対処することが大切なんですね…上田先生:そうなんです。だから生後5~6カ月の頃は、小さな鉄鍋で小松菜やほうれん草などの青菜をやわらかく煮たり、7~8カ月に入ったら赤身の肉や魚、9~11カ月からはレバーやかきなど、鉄分を豊富に含む食材を離乳食に活用して、常に補給することを習慣づけていきましょう。こうした食材をとり入れていくことで、鉄分不足は予防できます。不足しがちな栄養素を知っておくのと知らないのでは大きく違いますからね。子どもの離乳食は、エネルギー源、ビタミン・ミネラル源、たんぱく質源の3つをとり入れることを意識する、不足しがちな栄養素があることに注意するなどのお話をうかがったことで、シンプルながら大切な栄養素について知ることができました。上田先生のアドバイスを元に、正しい知識を持つことで栄養面から子どもの成長をサポートしていきたいですね。最終回となる次回は、栄養や量が足りているかどうかのチェック方法や、子どもが食べない理由は実は「かむ力」にあったなど、離乳食に疑問や不安をもつママに役立つお話を引き続き、ご紹介していきましょう。参考図書: 『マンガでわかる離乳食のお悩み解決BOOK』 (主婦の友社)監修/上田 玲子 イラスト/あらい ぴろよ 1,296円(税込) 子育て中に遭遇する離乳食の「どうしたらいいの?」にわかりやすくマンガで答える一冊。乳幼児栄養についての第一人者である上田玲子先生が監修し、ゆるかわ、ポップ系を得意とするイラストレーター・あらい ぴろよさんのイラストでママたちの素朴な疑問を解決してくれます。マニュアル通りにはいかない離乳食のリアルなモヤモヤ、不安にもあたたかく寄り添う、悩めるママの離乳食解決本。
2018年09月27日生後6カ月頃から増えるママのお悩みのひとつといえば、離乳食に関するものではないでしょうか? 「正しい与え方がわからない」といった疑問や「食べてくれない」といった不安など、離乳食を与えるたびにうろたえ、迷って悩むママは少なくありません。そこで今回は、小児栄養学の専門家として子どもの栄養に関する書籍を数々監修され、つい最近 『マンガでわかる離乳食のお悩み解決BOOK』 (主婦の友社)を出されたばかりの上田玲子先生に、子どもの離乳食についてうかがいました。お話をうかがったのは…管理栄養士 上田玲子先生帝京科学大学こども学部幼児保育学科教授・学科長。小児栄養学、母性栄養学、栄養教育学、公衆栄養学などさまざまな栄養に関する学問を学び、栄養コーチングの手法を開発。食を通して子どもの幸せに関わりたいと活動している。■赤ちゃんの離乳食「ママたちの“モヤモヤ”」がきっかけ離乳食のお悩みをシチュエーション別にまとめ、その対処法や心構えなどを教えてくれる『マンガでわかる離乳食のお悩み解決BOOK』。コミック形式で描かれている部分が多いので、文章を読むのが苦手な人もとても読みやすくなっています。本のなかでは、上田先生もキャラクターとして登場。赤ちゃんが言葉で伝えられないこと、離乳食における大切なポイントをママたちに寄り添いながら、やさしくわかりやすく伝えてくれています。――上田先生、よろしくお願いいたします。先生はこれまで子どもの栄養に関する本をたくさん監修されていらっしゃいますよね。今回、『マンガでわかる~』を監修することになったきっかけは?上田玲子先生(以下、上田先生):私は普段、管理栄養士としてお母さんたちから離乳食のお悩みを聞くことがあります。でも、私のような管理栄養士に相談するほどの深い悩みではないけれど、お母さんたちは離乳食について日々「モヤモヤすること」を抱えている。それが、出版社の担当者さんとのお話のなかで分かったんです。そうした「相談するほどではないけどモヤモヤ」といったお悩みに寄り添えるような本ができないか、ということでお話をいただきました。そもそも、お母さんたちがモヤモヤするのは、離乳食について知らないことが多いからだと思うんですね。離乳食期の栄養や赤ちゃんの行動の理由などについて、書籍にしろウェブメディアにしろ、伝えるものが意外と少ないと感じます。だから、そこを伝えられたらいいなと思ったんです。漫画家さんがとても優秀な方で、お話をわかりやすくするために私自身を本のなかに登場させてくれました(笑)。■赤ちゃんの離乳食「それが知りたかった!」あるあるお悩み事例――本書では「10倍がゆの定義って?」「離乳食ってどうやって進める?」「ひとさじってどのくらい?」「市販のおやつ量の目安は?」といったお悩みが紹介されていますよね。まさに「そうそう、それが知りたかった!」というママが多いと思います。上田先生:そうなんですね。なんとなくわかっているような気もするけれど、本当のところはどうなの? 正解かどうかわからない…というのが本音でしょう。「これで大丈夫」と自信を持って取り組めるママたちのほうが少ないのかもしれないですね。――本当にそうです。私の息子はもう離乳食期を終えていますが「なんとなく」でかけ抜けてしまったような気がしています。上田先生:そうなんですね。この時期、悩みすぎているお母さんもたくさんいらっしゃると思います。だからそこは「大丈夫」と言ってあげたいですね。1日ではなくて1週間、1カ月と長期的な視点でとらえてみると、少し気持ちに余裕が持てるかもしれないですね。――本のなかには大切な栄養素のお話もありますが、離乳食期の子どもたちの栄養を考えるうえで、特に知っておいてほしいことはなんでしょうか?上田先生:ママたちに知っておいてほしいのは、母乳だけで育てている赤ちゃんの鉄分、たんぱく質不足です。母乳にはさまざまな栄養素が含まれているのですが、初乳(生まれたばかりの赤ちゃんにあげるおっぱい)を100とすると、1年後の母乳のたんぱく質は50、鉄分は60くらいに減ってしまうんですね。減っていっていることに気づかず、母乳をあげているから栄養は大丈夫と過信していると、不足しがちな栄養素が確実に出てきます。だから、その分を離乳食で足していこう、というわけですね。母乳の栄養は、生後6カ月を過ぎてからは過信せず、足りない栄養素は離乳食からとれるようにシフトしていく意識、特に鉄分、たんぱく質が不足しがちになることを覚えておいてほしいですね。――大人でも栄養バランスに気づかう必要がありますが、赤ちゃんの場合、栄養が不足することでどんな影響を受けてしまうのでしょうか?上田先生:そうですね。特に、生後9カ月以降に鉄分が不足してしまうと「鉄欠乏性貧血」になる恐れがあります。つかまり立ちや言葉が少し遅れるといった特徴がありますが、見逃しやすいんですね。早めに発見できればすぐに遅れは取り戻せますから、意識して見守る必要があるでしょう。――子どものこれからの成長のためにも、これは知っておきたいですね。 ■赤ちゃんの離乳食「悩んだ分だけ子どもを理解」――離乳食作りって、やっと子育てのリズムがつかめてきたところで、また新たな壁が立ちふさがるというか…。正解がわからなくて「どうしたらいいの?」と、ひとりで悩んでしまっているお母さんも多いような気がしています。上田先生:子育てって本当に悩みがつきないです。離乳食は「食べること」で実際に目で見えるから、余計に気になって悩んでしまうママも多いのかもしれませんね。――先生にもお子さんがいらっしゃいますが、離乳食期はどんな感じだったのでしょう?上田先生:私も子どもの離乳食期には「今日は口から出した…」「今日は機嫌がいいから食べた!」とか一喜一憂した毎日を過ごしていました。感情の変化が激しいし、そのときはしんどかったです。でも、その毎日があったから、子どもを愛せるようになったんだと今なら思うんですね。どうやったらいいのかな、どうやったら受け入れてもらえるんだろうか…。そんなことを離乳食が始まって考えるようになって、子どものことを理解できるようになった気がしたんですね。もし、離乳食期にあれほど悩まなかったら、今はもっと冷たい親子関係だったかもしれません(笑)。――悩んだからこそ、子どもとの関係が深まったということでしょうか?上田先生:そうかもしれません。赤ちゃんは、おっぱいやミルクなら夢中で飲んでくれますよね。だから「私がいなきゃダメでしょ?」のような、上から目線だった(笑)。でも、離乳食になったら子どものことが宇宙人くらいにわからなくなった。食べなくて暴れて、私も意地になって怒ったりして、格闘しっぱなし。でも、このぶつかり合いがあったから、次の幼児期にうまくすべりこめたかなって思うんですね。試行錯誤して子どもが受け入れてくれたら、一緒になって喜んだり、おいしいねって笑いあったり。どんどん関係が深まっていきました。もし、子どもがなんでもひょいひょい食べてくれていたら、また違った親子関係だったと思います。一人ひとりの食の個性と向き合い、理解しようと務めることは並大抵のことじゃありません。でも、上田先生のお話から「離乳食でとことん悩むことは、親子の絆を深めていることと同じ」と気づきました。そう考えると「どうしたらいいんだろう」と悩むことも、ずっと前向きにとらえられるようになりますね。次回は、引き続き上田先生に、「バランスのとれた離乳食期の食事」はどんな栄養素を意識すればいいのか、不足しがちな栄養素はなにかについてうかがいます。参考図書: 『マンガでわかる離乳食のお悩み解決BOOK』 (主婦の友社)監修/上田 玲子 イラスト/あらい ぴろよ 1,296円(税込) 子育て中に遭遇する離乳食の「どうしたらいいの?」にわかりやすくマンガで答える一冊。乳幼児栄養についての第一人者である上田玲子先生が監修し、ゆるかわ、ポップ系を得意とするイラストレーター・あらい ぴろよさんのイラストでママたちの素朴な疑問を解決してくれます。マニュアル通りにはいかない離乳食のリアルなモヤモヤ、不安にもあたたかく寄り添う、悩めるママの離乳食解決本。
2018年09月23日最近爪や髪にツヤがない。もっと爪や髪を綺麗にしたい。そんな時はたんぱく質を意識して摂ることをおすすめします。たんぱく質は体の色々なところをつくる材料になる物質で、不足すると肌つや、筋肉量の不足を呼びます。さらに、爪や髪もたんぱく質から出来ていますので、たんぱく質不足は爪や髪にも影響してきます。外側からトリートメントしたりネイルオイルをつけるのもよいですが、おおもとの素材である食べ物から見直してみるのもよいでしょう。上手にたんぱく質を摂って、爪や髪の綺麗につなげましょう。たんぱく質は爪や髪の材料になるたんぱく質は爪や髪の材料になります。爪も髪も伸びてきてどんどん更新されていくものですので、たんぱく質が不足していると、その時期に生えてきた分は弱っていたりツヤがなかったりと、影響を受けることがあります。このため、爪や髪のツヤを保ち続けたいのであれば、たんぱく質をきちんと摂り続ける必要があります。たんぱく質を摂り続けることで、爪も髪も綺麗で強い状態を保つことができますので、意識してたんぱく質を摂り続けるようにしましょう。たんぱく質を上手に摂ることで綺麗へつながるたんぱく質は、爪や髪だけでなく体のあらゆる部分の原材料になります。筋肉をはじめとして、皮膚やマツゲのような体毛にもたんぱく質は使われています。たんぱく質が不足すると、体は全体的に活力を失いがちになりますので、上手に摂っていくことが必要になります。ですが、たんぱく質は多くが肉や魚で、調理に油を必要とすることが多いのです。このため、タンパク質を摂るときに同時に、太りやすい油分や、むくみの原因になる塩分をたくさん摂取してしまうことがあります。こういったことを上手に避け、たんぱく質をなるべく肥りにくく摂取することが、綺麗への近道に続いているのです。ノンオイルで摂れるたんぱく質の摂り方たんぱく質の上手な摂り方は、なるべくノンオイルでいただくこと。そして、味付けもなるべくシンプルにとどめておきましょう。たんぱく質は調理法でうまく油分を避けることもできます。なるべくシンプルな調理法を選択して、上手にたんぱく質を摂取していきましょう。“たまご”はそのまま食べられる良質なたんぱく源たまごはコスパもいい良質なたんぱく源です。価格の変動がほとんどないことから物価の優等生とも言われていて、調理法も豊富。朝から食べられる軽めのたんぱく源としても人気ですね。たまごの良いところは、ノンオイルで調理できる「ゆでたまご」という方法があること。他の食材を使わなくてもできますので、純粋に卵だけを食べることができ、余計なものを摂取せずにたんぱく質を摂ることができます。味付けもなるべくシンプルに、塩だけや、めんつゆで味付けたまごにしてみるなどして、手軽に摂れるたんぱく源として利用してください。豆乳をうまく取り入れてたんぱく質補給豆乳は植物性のたんぱく質豊富な大豆から出来ており、油分の少ないたんぱく源として利用できます。たんぱく質の量は非常に多いわけではありませんが、飲み物に混ぜたり、調理の時に利用したりと汎用性があるので、うまく利用することでたんぱく質を少しずつ摂取していくことができます。パックで購入すれば、案外日持ちもするので、便利に使えるたんぱく源です。ミルクの代わりにコーヒーや紅茶に入れたり、パンケーキやお好み焼きを焼くときに使ったりと、いろいろなところに登場させてうまく活用していきましょう。しゃぶしゃぶで油少なめなたんぱく質摂取しゃぶしゃぶはお肉や魚をお湯にくぐらせて火を通して食べる調理法です。この調理法の良いところは、余分な油を使わないところ。さらにお湯にくぐらせることで油分が落ちて、ヘルシーになるのです。つけだれもポン酢や大根おろしで油分少な目に調整すれば、たんぱく質はしっかり摂れるのに、油分は少なめの理想的なたんぱく源になりますよ。たんぱく質上手になって綺麗の底上げたんぱく質の摂り方を上手にして、綺麗の底上げをしましょう。体のあらゆるところの材料になるたんぱく質。賢くしっかりと摂っていくことで、明日の綺麗につながっていきます。いつの間にか、爪も髪もつやつやになっているかもしれませんよ。
2018年04月05日ダイエット時には油分を恐れて、同時にたんぱく質の摂取も少なくなりがちです。そして節約という観点から見ても、たんぱく質は比較的高価で、お財布に優しくはないものです。そこで、このふたつを同時にクリアできる“たまご”をうまくとって、たんぱく質不足と節約を同時にかなえてしまいましょう。たまごは良質なたんぱく質の塊たまごは、非常に質のいいたんぱく質の塊と言ってよい存在です。たまごは栄養価が高く、ほかの肉などに比べると余分な脂肪分が少なく、たんぱく質を効率よく摂れる理想的な食材です。そして、たまごは調理法が豊富で、食べ方も無数かつ簡単に調理出来ます。たまご単体でも美味しくいただけますし、他のものと一緒に調理しても美味しくたんぱく質を補充できます。なんだかたんぱく質が不足していると感じたときは、たまごを1個足せば、さっとたんぱく質が補充できるのです。たまごのコレステロールは気にしなくてよい以前はたまごのコレステロール値を気にして、たまごは一日一個までなどと言われた時代もありましたが、現在ではたまごに限らず、食品に含まれるコレステロールが血中のコレステロール値に影響することはないとされています。このため、たまごを摂取する量を制限する必要はないとされており、たまごは良質のたんぱく源として注目されるようになりました。たまごは物価の優等生。変わらない価格でお財布に優しいたまごの良いところは、良質のたんぱく源であるというだけではありません。たまごは物価の優等生と言われていて、ほとんど価格が変わらず、高騰することがほぼありません。安定供給されており、不足して買えないということもありませんので、食卓の強い味方として、ダイエットや節約に大活躍させることができます。価格も安いものが多く、たんぱく質の中では比較的日持ちもする嬉しい存在です。うまく取り入れて、ダイエットや節約にうまく利用していきましょう。ダイエット時のたんぱく源としてたまごをうまく食べるたまごは比較的、脂質などを取り入れずに食べやすいたんぱく質です。そのため、ダイエット時には不足しがちなたんぱく源としてうまく食べていくことができます。なるべく油分を加えずに、うまくたまごを食べることで、肥りにくくたんぱく質を摂取していきましょう。スープに落としてたまごスープたまごはスープに落とすとスープを一段と豪華にしてくれますし、うまくたまごを食べることにもつながります。たまごをそのまま落として中を半熟のままにして食べる、たまごを溶いてふんわりとスープに流し入れるなど、入れ方を工夫することで、食感も変わってきます。スープは胃を温めてくれますので、満足感が得られやすいです。野菜をたくさん入れて具だくさんにすれば、より満足感も増すでしょう。食卓にたまごスープを加えることで、栄養や満腹感をうまく調整できます。他の高カロリーな食材やお菓子に目がいかないように、たまごスープをうまく利用しましょう。ゆで卵を朝ごはんにゆで卵は、ほぼたまごのみでできる簡単で高たんぱくな料理です。味付けはシンプルに塩や、めんつゆに漬けて味付けたまごにすることで、美味しく飽きずに食べることができます。毎朝同じ味で飽きてしまうときは、カレー味や出汁醤油など味付けを変えて工夫していきましょう。ゆで卵は朝ごはんにぴったりですし、朝からしっかりとたんぱく質を摂ることで、一日を活動的に過ごすことができるでしょう。卵焼きやオムレツも油分少な目が◎卵焼きやオムレツも、油分を少なく仕上げれば、ほぼたまごだけで仕上げることができます。柔らかく仕上げるために、豆乳や牛乳を混ぜてもよいでしょう。卵焼きやオムレツを焼く際には、テフロン加工のフライパンを使用すると、油をひかなくてもうまく仕上げることができます。上手に利用して、油少なめな調理を心がけましょう。もちろんそのまま目玉焼きにしてもOKです。たまごを上手に食べて、たんぱく質不足を補おうたまごを上手に食べて、たんぱく質不足を補いましょう。たまごは美味しくて安い、優秀なたんぱく源です。使い勝手も非常に良いので、たんぱく質が不足したと感じたときには、さっと出して食べられるようにしておくとよいでしょう。
2018年04月03日食卓を考えるときに悩むのが、野菜とたんぱく質の両方を取り込むこと。サラダに鶏の湯がいたささ身をのせたり、チーズと組み合わせたりと、方法はいろいろありますが、一気に鍋に入れて一気に煮込むことでできてしまう煮込み料理は”万能調理法”です!!“煮込み料理”は何でも入れられる「万能調理法」!煮込み料理のいいところは、組み合わせの良しあしはあっても基本的には何でも放り込んで煮込めばOKなところ。さらに、基本的に調理器具は鍋だけでOK。切ったりするのが面倒な人はカット野菜を買ってきましょう。その時々足りていない野菜を入れたり、旬で安くなっている野菜を入れて煮込めば、ほぼほぼ美味しく出来上がります。さらに、余ってしまった煮込み料理は、さらに味付けを変えて別の煮込み料理に変えることもできますので、飽きずに食べることができます。しかも美容に必要な野菜とたんぱく質を両方いっぺんにとることができるのであれば、こんないいことはありませんね。調理を楽にするために調理器具を揃えよう煮込み料理は、もちろん普通の鍋でもできますが、よいお鍋を使えば、より美味しく簡単に、しかも早く調理が可能です。よいお鍋は普通の鍋に比べれば少し高いですが、一度購入すればずっと使えますし、コストパフォーマンスの高い買い物であると言えるでしょう。また、料理のモチベーションが上がるのも嬉しいところ。ぜひ、よいお鍋をひとつ、手に入れましょう。一気に調理できる「圧力鍋」圧力鍋は煮込み料理だけでなく蒸し器としても使用できる万能鍋のひとつです。なんといっても加圧することにより、材料の奥まで火が通り、調理時間が短くて済むことと、下ごしらえをして加圧すれば、あとは放っておけばよいといった利便性が嬉しいところです。少し重さがあるので、料理の際に「よいしょ」と持ち上げなくてはいけないのが難点ですが、圧力鍋で作られた煮込み料理は、本当にひと味違うので、一度使うと病みつきになってしまうことでしょう。美味しく煮込める「ほうろう鍋」圧力鍋と同様に煮込み料理の強い味方であるほうろう鍋。「ルクルーゼ」や「ストウブ」に代表され、最近では「バーミキュラ」も人気ですよね。ほうろう鍋も、煮込み料理を上手に煮込むことができ、加圧鍋のように、圧が抜けるのを待ってからでないとふたがとれないといったこともないため、初心者にはこちらの方がおすすめかもしれません。赤やピンクの女性にとってテンションの上がる見た目もおすすめポイントです。ほうろう鍋は重い分しっかりと熱が伝道され、食材に芯から熱が伝わります。どんな煮込み料理も美味しく仕上がりますし、オーブン調理やご飯を炊くこともできるとっても便利なお鍋です。大きさも手頃なものがたくさん出ていますので、一人暮らしにも向いています。「野菜」と「たんぱく質」を両方とれる“万能料理代表”3つ野菜とたんぱく質を両方とれる煮込み料理はたくさんありますが、なかでも簡単でおいしく、ぱっと作れる料理を3つご紹介します。どれもおいしくて、栄養もばっちり。アレンジもききやすいのでおすすめです。1.じっくり煮込んだ「カレー」カレーは煮込み料理の定番で、多くの人が作れる簡単料理でもあります。カレー粉から作る方法もありますが、手間を考えるなら、カレールーで十分です。具材は、「にんじん」「ジャガイモ」「たまねぎ」あたりが定番で、夏になればここに夏野菜を入れたり、たんぱく質は「チキン」「牛肉」「豚肉」などなんでもOKです。ゆで卵を入れてみてもおいしいでしょう。ですが、カレーのすごさは、これだけではありません。実はカレーをつくることを目的として作った煮込み料理以外もカレーに変えてしまえるのです!!他の煮込み料理が中途半端に余ったとき、例えばシチューやスープのようなものであれば、そこにカレールーを足すだけで、あっという間にカレーに早変わり。ほとんどすべての煮込み料理が、カレーに変わることができるのです。そしてこれは結構味わい深くておいしかったりするもの。ぜひぜひ、お試しください。2.定番の「肉じゃが」定番の肉じゃがもたんぱく質と野菜を両方とれる美味しい煮込み料理です。肉じゃがの基本は、ジャガイモと牛肉、ニンジンあたりが入っていればOK。白滝が入っているとなお美味しいですが、お好みでいろいろ足してみてください。味付けは醤油やみりんの調節が難しければ、めんつゆを利用してしまえば簡単です。お鍋に全部入れ込んで煮込めば出来上がり。おふくろの味なんて言われますが、案外簡単なものなのです、3.旨みたっぷり「アクアパッツア」アクアパッツアは、魚介と野菜を一緒に煮こんだ美味しい煮込み料理です。基本はタイのような白身魚に、「トマト」「オリーブオイル」「にんにく」「あさり」をいれて、塩で味付けをし、あればハーブを入れましょう。これを中火~弱火で煮込めば、美味しい煮込み料理の出来上がり。トマトのリコピンはアンチエイジングに良いとされているので、ぜひ、挑戦してほしい煮込み料理です。“煮込み料理”で「野菜」と「たんぱく質」をいっぺんに摂ってしまいましょう!煮込み料理で、野菜とたんぱく質をいっぺんに摂って、健康と美を保ちましょう。簡単できちんと栄養が摂れる煮込み料理、ひとつずつマスターしていきましょうね。
2018年02月11日ダイエットのためにたんぱく質が重要だ!というのはたくさん叫ばれていることですが、実は美肌のためにもたんぱく質の摂取は絶対条件なのです。なぜならたんぱく質は理想的な肌を作るための唯一無二の役割を果たしているから。そんなたんぱく質の秘密に迫ります!たんぱく質が女性の体に必要な理由とは?たんぱく質といえば一昔前までのイメージは、「マッチョになりそう」「ダイエットには良くなさそう」というものでしたよね。しかし、最近では「良質なたんぱく質を摂ると筋肉が落ちず、結果的に痩せやすい体になる」と今までとは真逆のことが語られています。これだけでもびっくりなのですが、そんなたんぱく質は美肌のためにも欠かせないということをご存知ですか?‘たんぱく質=筋肉‘だけのものではないのです!たんぱく質は、肌はもちろん爪、骨、筋肉、血液、ホルモンに至るまで私たちの体に必要不可欠で大切な栄養素なのです。弾力のある肌に欠かせない”○○の材料”美肌の必須条件のひとつは、プルプルで弾力のある肌。そんな肌にしてくれる成分といえば皆さんご存知コラーゲン!コラーゲンは肌の弾力や柔軟性を担う‘真皮層’のなんと90%を占めているのですが、残念ながら年齢とともにその量は減少してしまいます。50代では20代の約半分に減少してしまうとも言われています。そんなコラーゲンのもととなるのがたんぱく質なんです!そのため、たんぱく質が不足してしまうとコラーゲンの質が悪くなり肌のハリや弾力が低下してしまいます。また、ただたんぱく質を摂取すればよいわけではありません。コラーゲンのためにはたんぱく質とともにビタミンCも摂取しないと、コラーゲンを作ることができません。なぜなら、ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない酵素をの働きを助ける重要な役割を持っているからです。たんぱく質が不足すると”乾燥肌”にもつながる…!乾燥肌といえばこの時期の悩み№1といっても過言ではありませんが、乾燥肌にもたんぱく質不足が関係しているかもしれません。なぜなら、たんぱく質が不足すると肌の生まれ変わりであるターンオーバーが乱れるから。肌のうるおいを担っているNMF(天然保湿因子)はターンオーバーの過程でつくられます。しかしこのターンオーバーが乱れてしまうと、質の良いNMF(天然保湿因子)が作られず乾燥肌に繋がってしまいます。”栄養素を運ぶ”のもたんぱく質の役割美肌のためにはビタミンや鉄分など様々な栄養素が必要ですが、それを全身の細胞に運ぶ‘宅急便’の役割をしているのもたんぱく質なのです。たんぱく質は体内に吸収されると一部が、‘アルブミン’という物質に変換されます。このアルブミンが細胞の隅々まで栄養素を運んでくれるので、たんぱく質が不足してしまうといくら体に良いものを食べても細胞の隅々まで届かないのです。1日に必要なたんぱく質の量は?1日に必要なたんぱく質は、「体重×1~1.5g」と言われています。牛もも肉100g当たりのたんぱく質保量は、21.3g。体重50㎏の人が1日に必要なたんぱく質量が50~70gなので、なかなかの量が必要だということがわかります。ここで、昨日1日の食事を思い出してみましょう。たんぱく質をしっかり摂っていますか?意識すると意外とたんぱく質足りていない!ということに気づくかと思います。たんぱく質は生命の維持に欠かせない重要な栄養素。そのため、たんぱく質が使われる優先順位は、「内臓・血液>細胞>ホルモン>骨>筋肉>肌・粘膜」という生命の維持に欠かせない部分から使われます。ですから、日ごろから十分な量のたんぱく質を摂取しないと美肌のための順番が回ってこないのです。たんぱく質はもはやダイエットのものだけではなく、美肌のためにも必要不可欠ということをわかっていただけましたか?意識してみると、意外と足りていないたんぱく質なので、毎日の食事で積極的にたんぱく質を摂取しましょうね。
2018年01月23日たんぱく質と糖質、そもそもこのふたつは、体の中で一体何になるのでしょうか?このふたつはともに体にとって非常に重要な必須栄養素です。ただ漠然ととるだけでなく、食べた後に体の中でどんな役割を果たすのか考えながら摂取して、より、体にとって有益な摂り方をしましょう!「たんぱく質」と「糖質」。体の中で一体何になるの?たんぱく質と糖質。ダイエットをしているとしばしば目にするこのふたつ。摂った方がいい、摂らない方がいいなどなどいろいろなことがいわれていますよね。でも、そもそもこのふたつは、体の中で一体何になるのでしょうか?このふたつはともに体にとって非常に重要な必須栄養素です。ただ漠然ととるだけでなく、食べた後に体の中でどんな役割を果たすのか考えながら摂取していくと、より、体にとって有益な摂り方ができるでしょう。摂りすぎると脂肪として蓄積されるという性質を持っているため、摂りすぎには注意!!きちんと必要な場面で、必要なだけ摂取することが、体にとって大切なことなのです。「たんぱく質」は体のあらゆる部分の”材料”になる!たんぱく質は体を構成するあらゆる部分の材料になります。このため、タンパク質が不足すると、体に筋肉がつかず、肌はつやを失い、健康な髪が生えてこない・・・。などといった悪影響が生じやすいのです。たんぱく質は、肉や魚に多く含まれており、プロテインのようなサプリメントでも摂取できますが、女性にとっては少し重く感じることもあり、不足しがちな栄養です。意識して摂っていくようにしましょう。筋肉になるたんぱく質はトレーニング前に摂取たんぱく質は筋肉のもとになるので、トレーニングの前に軽くとっておくと、トレーニングの効果として筋肉がつきやすいです。お腹にとって重くならない、チーズや卵など、たんぱく質の中でも軽めに摂取できるものがよいでしょう。プロテインで補給するときは、大豆由来のものの方が、女性にとっては飲みやすくおすすめです。もちろんトレーニングのあとに、たっぷりとたんぱく質を補給するのも、十分に効果が見込めます。とにかく筋肉を鍛えたいのなら、前後にはしっかりとたんぱく質をとっておく。このことを忘れないようにしましょう。たんぱく質が不足していると、筋トレの効果が出にくく、空振りに終わってしまうこともあるでしょう。肌作りにもたんぱく質は欠かせないたんぱく質は、肌をつくる際にも重要な栄養素です。たんぱく質が不足すると肌つやが悪くなり、肌の弾力も失われがちになります。そこで、肌つやを維持したいのであれば、豆乳や卵など、胃に負担をかけにくいたんぱく質を毎日摂取するようにするとよいでしょう。朝にたまご一個、お昼に豆乳など、習慣づけて摂取すると、日々適度なたんぱく質が補給でき、美肌につながります。ツヤのある髪も、たんぱく質のおかげツヤのある髪もたんぱく質のおかげです。髪は死んだ細胞でできていますが、髪をつくる際には、たんぱく質も大いに関係しています。なによりも、髪をうみだす頭皮がたんぱく質から出来ているので、たんぱく質の不足は、髪質の悪化に直結しやすいのです。髪質が悪くなってきたと感じたら、トリートメントを変える前に、食生活を見直してみましょう。最近パンやご飯しか食べてない・・・。肉や魚の量が減っている?思い当たることがあれば、ぜひ、食生活を見直してみるとよいでしょう。バランスのよい食事はどんなスキンケアやヘアケア剤にもまさる、すごいパワーを持っているのですよ。「糖質」は体の”エネルギー源”!一方、糖質は体のエネルギー源になります。糖分は、摂りすぎると脂肪として蓄積される性質を持っているので、ダイエット時には敬遠されがちですが、不足するとエネルギー不足を引き起こすので、要注意です。適度に摂取して、活動的な毎日をおくれるようにしていきましょう。朝の糖質は必須糖はなんといってもエネルギー源なので、朝ごはんには欠かせません。朝のエネルギーが不足していると、一日エネルギー不足で過ごさなくてはならなくなるので、とにかく朝は糖質を少しは取り入れるようにしましょう。おにぎりやフルーツのような、さっと食べられるものが、朝には便利でしょう。時間がなければ、バナナだけでもOKです。スポーツの前後もエネルギー不足に気を付けてスポーツを行うときにも、適度なエネルギー補給は必須です。何も食べずに激しい運動を行うと、立ちくらみなどを起こしやすくなりますので、適度なエネルギー補給を心がけましょう。中でもブドウ糖は、吸収が早いため、エネルギー補給にはぴったりです。ブドウ糖は薬局で買えますので、スポーツ時には飲料と一緒に、少しづつ摂取するとよいでしょう。「たんぱく質」と「糖質」をしっかり摂って、活動的な身体を手に入れよう!たんぱく質と糖質をしっかりととって、活動的な身体を手に入れましょう。どちらも体づくりには必須の栄養素。しっっかりと場面に合ったとり方をして、明日の健康ときれいにつなげていきましょう。
2018年01月22日たんぱく質は肌や髪、筋肉をつくる材料になる栄養素で体にとって必須の栄養素です。ですが、たんぱく質料理は、サラダのように切って出すだけというわけにはいかない部分もあり、ちょっと面倒と感じている人も多いのでは?そこで、オーブンを使用したほったらかし調理法のご提案です。美味しく、手軽なオーブン料理で、たんぱく質を補給!たんぱく質は肌や髪、筋肉をつくる材料になる栄養素で体にとって必須の栄養素です。ですが、たんぱく質料理は、サラダのように切って出すだけというわけにはいかない部分もあり、ちょっと面倒と感じている人も多いのでは?そこで、オーブンを使用したほったらかし調理法のご提案です。オーブンを使用すれば、味をつけてオーブンに放り込み、後は待つだけ。時間はかかるけれど手間はかからずにすみます。魚焼き用の網のように、後で洗うのが大変といったこともなく、美味しく手軽にたんぱく質を補充できます。何よりオーブンを使用すると材料にじっくりと火が通るため、たんぱく質にあたる肉や魚がとってもおいしく仕上がるのも魅力のひとつ。美味しく手軽なオーブン料理でたんぱく質補給。さっそく始めてみましょう。「たんぱく質」は”美肌”にも!”ダイエット”にも超重要!タンパク質は美肌にもダイエットにも超重要な栄養素です。たんぱく質は肌の重要な材料になる成分ですので、美肌をつくるためにはたんぱく質はたっぷりととる必要があります。たんぱく質が足りていないと、新しい肌をつくる材料が足りていないことになりますので、当然美肌作りにも悪影響になりますよね。また、たんぱく質はダイエットにも超重要です。ダイエットの肝となるのが筋肉づくり。筋肉はつければつけるほどエネルギー消費が激しくなり、痩せやすくなります。さらに筋肉をつけることで、引き締まった体づくりにもなりますので、体重は変わらなくてもすっきりとしたボディラインをつくることができます。こういったことから、ダイエット時にはたんぱく質の摂取が非常に重要であり、不可欠な存在であると言えるのです。たんぱく質を肉と魚でとるにはオーブン料理がおすすめ!たんぱく質は、肉・魚・たまご・大豆市品などからとることができますが、肉や魚から摂取するならオーブン料理がおすすめです。オーブン料理の良いところは、材料を適当な大きさに切り、味付けをすれば、後はオーブンまかせで調理が完成するところ。台所に立っている時間が比較的短くて済むところです。台所で過ごす時間が短ければ、他のことに時間を割くことができますので、一石二鳥ですね☆ダイエット時には、オーブンに調理を任せている間に、ぜひエクササイズに励んでください。オーブンでできるほったらかし料理3選!!では、具体的にオーブンでできるほったらかし料理ってなに?というところですが、基本はとっても簡単。お肉や魚に味をつけて、お好きな野菜と一緒に並べてオーブンで30~40分くらいじっくり焼けばいいだけです。時々オーブンの中をのぞいて、焼き具合を確認すれば、ほぼ失敗はないはず。味付けもシンプルに塩コショウだけでもOK!!1.スペアリブの漬け汁焼きスペアリブが手に入ったらぜひやってほしいのが、スペアリブの漬け汁焼き。スペアリブをジップロックのような袋に入れて、醤油とみりんとお酒を三分の一くらいづつ、お肉が浸かる程度に入れます。一晩冷蔵庫で寝かせてじっくり味をしみこませてください。これで味付けは完成です。好みでハーブなどを足してもいいですが、甘辛の味つけで十分美味しくいただけます。一晩たったら、オーブンの天板にクッキングシートを敷き、その上にスペアリブを並べて、お好みの野菜を添えて200~220度くらいで30~40分程度焼きましょう。ジューシーでタンパク質たっぷりのおかずが出来上がり、ごはんにもパンにもよく合います。2.チキンの香草焼きチキンの香草焼きはチキンに塩コショウとハーブをすり込んで数時間から一晩寝かせて焼くだけの簡単レシピです。コツはいいチキンを手に入れることと、いいお塩を使うこと。香草は、ローズマリーやパセリ、少量のクミンなど、好みで味わいを変えていきましょう。毎回少しづつ違った味わいを楽しむことができて、とても美味しく簡単レシピです。味付けしたチキンは天板にクッキングシートを敷いてその上に置き、ポテトやブロッコリーなど野菜を添えて一緒に焼きましょう。野菜がチキンの旨みを吸って、とてもおいしく仕上がりますよ。焼き時間はチキンの大きさによって変わります。200度以下の低温でじっくり1時間近くかけて焼くと美味しく出来上がるでしょう。3.「鮭」と「きのこ」の焼くだけレシピ鮭ときのこの組み合わせは、昔から愛されている定番ですよね。脂ののった鮭と、旨みが多いキノコの取り合わせは、美味しいだけでなく栄養も豊富です。鮭にはアスタキサンチンという抗酸化作用の強い成分が豊富に含まれており、アンチエイジングにもよいとされています。キノコは食物繊維が豊富で、便通の解消にもなるため、ポッコリおなかの解消にもおすすめです。こちらもクッキングシートを敷いた天板に並べて焼くだけOK。焼き時間は200度で15~25分程度です。味付けはバター醤油・塩コショウと、お好みでどうぞ。「オーブン」を使いこなして上手に”たんぱく質”を補充しよう!オーブン料理は苦手というか、ほとんどしたことのない人も多いのではないでしょうか?オーブンは材料を並べて入れれば、後はほっておくだけ出来上がる、楽ちん料理の味方。この機会に、ぜひ、使いこなして上手にたんぱく質を補充しましょう!!
2018年01月21日こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。離乳食初期、初めてのひとさじはおかゆから始め、その次にビタミンミネラルの野菜に進みました。さて、野菜を食べて1カ月ほど過ぎたら今度はたんぱく質を食べさせます。さて、何から始めればいいのでしょうか? たんぱく質ってなに?たんぱく質を多く含む食材たんぱく質を多く含む食材の代表は、豆製品、卵、鶏肉、豚肉、牛肉、乳製品などがあげられます。 たんぱく質の働きたんぱく質は、血、皮膚、髪の毛、爪、臓器などを作ってくれる大切な栄養素です。人間の体や歯の形成に欠かせません。 離乳食初期、まずはどんな食材から?さて、たんぱく質ですが、食べさせるときの注意点です。たんぱく質が多く含まれる食材の中には、アレルギー表示27品目に分類するものもあります。たんぱく質に限らずどの食材もそうですが、与えるときは小さじ1から始めてください。初めての食材を食べさせるときは体調に変化がないか見守ることも大切です。 まずは豆腐からスタートしよう!離乳食初期の最初の食材におすすめなのが豆腐。それも、なめらかな絹こし豆腐がいいでしょう。豆腐に慣れたら白身魚チャレンジです! そのほかの注意点は?赤ちゃんが食べる量5~6カ月ごろ(離乳食初期)の赤ちゃんの食べる量の目安は、豆腐なら30gを超えない程度、白身魚は赤ちゃん用スプーン1さじから10gを超えない程度、卵黄は耳かき1さじから卵黄1個を超えない程度です。最初は赤ちゃん用のスプーン1さじから(卵黄は耳かき1さじから)徐々に増やしていきましょう。※2021年1月7日 目安量を変更しました。 おすすめ調理方法5~6カ月ごろ(離乳食初期)は食材を裏ごしします。なめらかにしてだしや湯冷ましでのばし、食べやすくします。 加熱をしよう大人が生で食べられる食材も加熱しましょう。たとえば豆腐。大人は冷ややっこなどで温めず食べることもありますが、赤ちゃんは必ず加熱しましょう。また、魚の刺身を生で与えることも厳禁です。必ずよく加熱してから与えてくださいね 5~6カ月ごろ(離乳食初期)は、さまざまな食材と初めて出合う時期です。月齢に合ったさまざまな食材にチャレンジして離乳食を楽しんでくださいね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2018年01月05日牛すじカレー栄養成分カロリー679.8kcalたんぱく質68.1g脂質13g炭水化物72.6g材料牛すじ200gカレー粉大さじ2玉ねぎ100g生姜1かけニンニク1かけ赤ワイン75gチャツネ大さじ1低脂肪乳50g水600g醤油大さじ2塩少々玄米100g(ガラムマサラ)あれば少々(クミン)あれば少々(ターメリック)あれば少々手順1.牛すじ肉にカレー粉大さじ1と、あればスパイスを揉み込み、1時間ほどなじませる2.フライパンにたまねぎ、にんにく、生姜、トマト、チャツネを入れ、蒸しながら炒める3.残りのカレー粉と牛乳を入れて煮詰め、ペースト状にする4.鍋に水を入れ、軽く焼き付けた1を入れ、煮込んでいく5.4に3を入れ、醤油と塩で味付けしながら1〜2時間ほど煮込む6.煮詰まれば適宜水を足し、ちょうどいい濃さになったら、玄米とともに皿に盛って完成牛すじ豆腐栄養成分カロリー473.2kcalたんぱく質54.3g脂質12.4g炭水化物36.1g材料牛すじ150g豆腐150g生姜10gだし汁600g醤油50g酒50gネギの青い部分1本分(臭み取り)あさつき少々手順1.牛スジ肉は煮こぼして、水かぬるま湯で洗い、下処理をしておく2.食べやすい大きさに切ったスジ肉をだし汁に入れ、豆腐以外の材料と1時間ほど煮込む3.生姜とネギを取り出し、豆腐を入れ軽く煮立ったら、一度火を止め冷ます(味を染み込ませるためです)4.再度火にかけ、味を調整したら器に盛り、あさつきなどを散らして完成(甘みが足りなければ少しだけ砂糖を足してください)牛すじポン酢栄養成分カロリー384.6kcalたんぱく質44.2g脂質7.4g炭水化物35.3g材料牛すじ150g水300g酒50gポン酢大さじ2大根100g生姜1かけ(臭み取り)ネギの青い部分1本分(臭み取り)あさつき少々手順1.牛すじは下処理をして、食べやすい大きさに切っておく2.水に酒と生姜、ネギを入れ、牛すじを柔らかくなるまで煮込む3.牛すじ肉だけ取り出して器に盛り、大根おろしを乗せてポン酢をかければ完成【コラム】牛すじは高たんぱく、低脂肪。ダイエット時の心強い味方です牛すじ肉は食卓に頻繁に並ぶ食材ではないかもしれません。しかし、実は高たんぱくで低脂肪の、ダイエットにとても適した食材です。また、値段も牛肉の中では比較的お求めやすいのも嬉しい特徴です。ダイエットは短期的なものではなく生活習慣ですから、続けられなければ意味がありません。経済的にやさしいというのは、食材選びの中で最も重要なポイントのひとつですね。牛すじ肉でおすすめの調理法はずばり、煮込みです。牛すじ肉は煮込むとエキスが出て、大変美味しい煮込み料理が作れます。本連載で取り扱っているレシピの多くが、肉類・魚類であることにお気づきになっている方も多いかと思います。ダイエットとは体脂肪を落とす作業であり、筋肉を落とす作業ではありません。そのためには、高たんぱく質で低脂質な肉類・魚類を、いかに多く日々の食生活に取り込めるかが大切です。良質なたんぱく質をしっかり摂ることが、筋肉の維持につながります。筋肉の維持は代謝の維持、美しいボディラインには欠かせません(もちろん体重を落としたい場合、摂取カロリーを消費カロリーより増やさないことは鉄則です)。野菜だけ食べたり、少食になったりすれば、カロリーは抑えられますが、筋肉も減少して、代謝が落ち、リバウンドしやすい体になってしまいます。極端なことを言えば1日菓子パン2個、1000kcalの摂取でも体重は落ちるでしょう。ですが、それでは体は必要な栄養素を食事から摂取できず、弱っていく一方です。筋肉も著しく減少してしまうことは目に見えています。DRESSに掲載されているDiet Geniusが手がけるレシピ記事も増えてきました。記事をさかのぼっていただければ、軽く1週間回せるだけのダイエット献立にはなります。ダイエットはもちろん、皆様の健康的な生活のお役に立てていただければ嬉しく思います。Diet Geniusが提供する「たんぱく質」豊富なレシピ記事の一覧
2017年09月24日ささみの南蛮漬け栄養成分カロリー405kcalたんぱく質40g脂質14.2g炭水化物29.3g材料ささみ150gたまねぎ半分パプリカ(小)1個ピーマン1個黒酢大さじ4醤油大さじ1黒砂糖小さじ1オリーブオイル大さじ1おからパウダー大さじ1塩胡椒手順1.ささみの筋を取りそぎ切りにし、塩胡椒をふって、おからパウダーをまぶしておく2.玉ねぎを千切り、パプリカ、ピーマンを輪切りにし、調味料を合わせたボウルに入れておく3.フライパンにオイルを引き、1を焼き火が通ったら2に漬け込む4.粗熱がとれたら冷蔵庫で30分ほど冷やし、皿に盛れば完成ささみのあったかサラダ栄養成分カロリー360.8kcalたんぱく質41.6g脂質14g炭水化物17.2g材料ささみ150g水菜60gしめじ60g舞茸60g黒酢大さじ1醤油大さじ1黒砂糖小さじ1オリーブオイル大さじ1手順1.ささみを茹でて、ほぐしておく2.しめじと舞茸をフライパンでしんなりするまで炒め、調味料をいれて一煮立ちさせる3.水菜をざく切りにし、1と2と合わせたら完成※冷やして食べても美味しく召し上がれますささみのケチャップ煮栄養成分カロリー391.7kcalたんぱく質37.8g脂質14.1g炭水化物28.4g材料ささみ150g醤油大さじ1ケチャップ大さじ2砂糖小さじ1酒大さじ1水適量オリーブオイル大さじ1おからパウダー大さじ1ブラックペッパー少々塩胡椒少々手順1.ささみの筋を取って半分に開き、軽く塩胡椒をして、おからパウダーをまぶす2.フライパンにオイルを引き、1を焼く3.表面が焼けたら調味料を入れて煮込み、煮詰まらないよう水を適宜加える4.火が通ったら味を整えて皿に盛り、ブラックペッパーをかけたら完成【コラム】なぜトレーニーはささみを食べるのかささみ=ヘルシーな食べ物として認識している方は多いと思います。体づくりのプロフェッショナルであるボディビルダーやフィジーク選手の食生活を見ても、ささみ、ささみ、そしてささみ(笑)!ささみがこれだけ愛されるのには理由があります。文句のつけようがないほど高タンパク、低脂質であり、安価で手に入るためお財布にも優しいのです。サイズ的にも1本40〜60グラムと、1食分の量をコントロールしやすいのも特徴です。高たんぱく・安価なささみの美味しい調理法を極めた者こそがダイエットを制する、と言っても過言ではないでしょう。今回はそんなささみを使ったレシピを紹介しました。オーバーカロリーになりがちな現代の食生活ですが、食べやすいささみを賢くアレンジし、おいしく食べて、ヘルシーな食生活を送りましょう。
2017年09月13日ダイエットに必要なのに、不足しがちな栄養素といえば、たんぱく質。たんぱく質は筋肉や肌、体の多くの部分をつくる元となる栄養素ですので、必ず取らなくてはいけません。物価の優等生「たまご」で、節約たんぱく質ダイエットを始めましょう。「たまご」はコスパの良い食材!ダイエットに必要なのに、不足しがちな栄養素といえば、たんぱく質。たんぱく質は筋肉や肌、体の多くの部分をつくる元となる栄養素ですので、必ず取らなくてはいけません。でも、たんぱく質は、炭水化物に比べてお値段が高く、節約とのはざまで揺れることも・・・。たんぱく質って高いんですよね。特に外食だと、赤みの肉を食べようとしたら、財布から確実に千円札が消えます。だからついつい炭水化物オンリーの食事になりがちです。そこで助けになるのが物価の優等生、たまごさん。確かにラーメン屋で味玉足すとそれだけで100円増しになってしまうこともありますが、自宅で食べる分には、たまごはたんぱく質の中では群を抜いてコスパの良い食材です。たまごをうまく使って、たんぱく質ダイエットを成功させましょう!!”たんぱく質”ダイエットとは?そもそもなぜダイエットにたんぱく質が必要なのか?それは筋肉に関係があります。筋肉は動かすことでエネルギーをたくさん使うので、カロリー消費につながります。このことから、筋肉量が多い人の方が、同じ動きをしてもカロリー消費が多く、ダイエットの効果も高いのです。また、筋肉をつけることで、引き締まった体になり、ボディラインが綺麗に見えますので、筋肉をつけることは、ダイエットに二重の効果をもたらしてくれることになります。筋肉を作る材料のひとつがたんぱく質で、筋肉を鍛えようとしたときにたんぱく質が不足していると、うまく筋肉がつかず、もったいないトレーニングに終わってしまいます。そうならないためにたんぱく質をしっかりととる必要があり、プロテインを飲んで補充する人もいるくらいです。「たまご」のたんぱく質たまごにはたんぱく質が豊富に含まれています。さらに、筋肉をつけるのに効果的な必須アミノ酸が含まれていること、その他のビタミンも豊富に含まれていることから、たまごはたんぱく源として非常に優秀な食材であるとされています。また、朝に食べやすいたんぱく質であることも、おすすめな点です。これからたくさん運動やカロリー消費を行う朝にたんぱく質をとると、筋肉もつきやすくなるので、朝食にはぜひ、たんぱく質を盛り込みたいところ。ですが、朝からステーキをもりもり食べるのは少し重いですよね。たまごなら、スクランブルエッグやゆで卵と、調理も簡単で、朝に取り入れやすいたんぱく質です。たまごなら、忙しい朝にも、たんぱく質をうまく取り入れられそうですね。「たまご」は”物価の優等生”たまごの良いところと言えば、いつでも買えてしかも安いところ!!たまごは他の食品よりも安定供給されており、200円前後で10個買えてしまう、「物価の優等生」です。値上がりすることもほぼなく、むしろ安売りされていることが多いです。卵にも種類があり、無精卵よりも有精卵の方が、栄養が豊富で味が濃いとされています。その分お値段も高くなるので、お財布に余裕があるときに、卵かけご飯などにして食べてみると楽しめるかもしれません。他に烏骨鶏のたまごやうずらのたまごもおすすめです。「たまご」の食べ方たまごの食べ方はたくさんありますが、あまり手を加えない方がダイエットにはよいです。なので、簡単な調理法で、ゆでたまご、スクランブルエッグ、目玉焼きあたりがよいでしょう。新鮮な卵なら、卵かけご飯もおすすめです。また、目玉焼きをつくるときなどは、テフロン加工のフライパンなどを利用して、あまり油を使わないように工夫するなど、ダイエットに良い方法を考えてみましょう。この他にも、卵を溶いてスープに入れる、卵焼きにしてお弁当に持っていく、他の野菜やお肉を卵とじにする、などなど、たまごの調理法は豊富にあります。ちょこちょこ卵を使って、うまくたんぱく質の摂取を増やしていきましょう。「たんぱく質」をとったら”筋トレ”たんぱく質をたくさんとっても、筋肉にすることができなければ、意味がありません。たんぱく質ダイエットに筋トレは必須です。気になるお腹の引き締めをはじめ、脚の筋肉も鍛えて、カロリー消費をうながしましょう。やりやすいところでまずは腹筋、スクワット、もも上げなどから始めていきます。細かい部分では、二の腕の引き締め、バストアップのための腕立て伏せなど、どんどん筋トレ箇所を増やして、全身のシェイプアップをはかりましょう。今日から「たまご」で”たんぱく質ダイエット”スタート!!安価でとりいれやすいたまごで、たんぱく質ダイエットをスタートさせましょう。筋トレもしっかりと行い、筋肉をつけて、燃えやすい体づくり、始めていきましょう。筋肉つけて、カロリー消費、ついでにたまごで節約も!!一石二鳥のダイエット、今日から始めてみませんか?
2017年09月09日メタボリックは、2014年2月の発売より好評いただいている「エンナチュラル」シリーズから、ヨガやランニングなど軽いスポーツを楽しむ女性にぴったりな新商品、「エンナチュラル 植物性プロテインビューティ」を、9月7日より全国のドラッグストア各店で販売します。■日本女性に不足しているたんぱく質を手軽に解消「エンナチュラル」シリーズは、合成保存料・合成着色料・合成甘味料不使用にこだわり、“FYTTEダイエット&ヘルスケア大賞”では、3年連続で第1位に選ばれています(※2017年は野菜&フルーツ・スムージー部門使ってみたい編 第1位受賞)。この度、「エンナチュラル」シリーズが注目したのは、日本女性のたんぱく質不足。日本女性のたんぱく質摂取量は年々減少している傾向にあり(※出典:国民健康栄養調査)、たんぱく質が不足すると、筋肉量が減少して基礎代謝量が落ちてしまったり、肌のハリやツヤ、弾力を維持することが難しくなると言われています。そんな女性のために誕生したのが、「エンナチュラル 植物性プロテインビューティ」。手軽にたんぱく質を摂取できるだけでなく、大豆イソフラボンを含んで美しい肌や女性らしいボディ作りのサポートをする“大豆プロテイン”や、スーパーフードのブームと共に人気上昇中で、ポリフェノールたっぷりの“カカオ“を配合し、美容と健康にもこだわっています。さらに、糖質をグッと抑えることで低糖質にこだわり、女性に嬉しいプロテインに仕上げました。自然派・植物性志向でエイジングケアに興味がある女性の方は、「コレステロールフリー」「トランス脂肪酸フリー」「グルテンフリー」「低糖質」の、ギルトフリーなスイーツ感覚プロテイン「エンナチュラル 植物性プロテインビューティ」を、ぜひお試しください。■ヨガやランニングなどの軽い運動後にはもちろん、小腹サポートやおやすみ前にも「エンナチュラル 植物性プロテインビューティ」は、女性らしい引き締まった体づくりをサポートします。近年ブームになっている、ヨガやランニングなどの軽いスポーツの後は、たんぱく質の吸収が良くなるため、特におすすめ。その他、腹持ちのいい“大豆プロテイン”で間食・ドカ食いを防止できるため、小腹が空いたときにも活躍します。髪や肌、女性にとって大切な、すべてが作られる夜にも、低糖質なので安心して摂取することができます。気になる飲みやすさも、たっぷり含まれているカカオの芳醇な甘みの中に、オレンジの爽やかな香りがフワッと広がり、後味もスッキリ。女性に好まれやすい味と、シトラス系のほのかなドルチェ感を組み合わせることで、プロテインは飲みずらいと避けていた方にも受け入れられやすいおいしさに仕上がりました。溶けやすさも抜群でシェイカーいらずのため、水に入れてスプーンで混ぜるだけで簡単に作れます。■商品概要●商品名: エンナチュラル 植物性プロテインビューティ●販売期間: 2017年9月7日より発売開始●販売価格: 2000円(税抜)●販売店舗: 全国のドラッグストア各店●内容量: 150g(10回〜15回分)●原材料: 大豆たんぱく、食物繊維(イヌリン)、ココア末、柑橘末(ゆず末、レモン末、オレンジ果汁末)、酵母エキス末、粉末酒/甘味料(ステビア、ラカンカ)、香料●おすすめの飲み方: 小腹サポート、軽い運動後、おやすみ前●お召し上がり方: 1日10g〜15g(15cc軽量スプーンで軽く2〜3杯)を目安に、100ccの水やお湯(牛乳や豆乳とも)と よく混ぜてお召し上がりください。(お問い合わせ先)メタボリックTEL 03-5333-0133
2017年09月08日Q. 昼間から顔や体がむくんだように感じ、脚も気がつくとパンパンに。なんだか足が太くなったような気もします。改善できますか? (34歳女性 子供1歳 時短勤務中)A. たんぱく質不足やカリウム不足のため、むくんでいる可能性もあります。まずは食生活を見直してみましょう。さらに、運動による筋力アップや入浴時の脚マッサージの併用もオススメします。体のむくみが気になるなら、まずは普段の食生活を振り返ってみましょう。子育てや仕事で忙しく、慌ただしい朝はつい手軽に菓子パン、ランチはパスタやカレー、ラーメンなど炭水化物に偏った食生活に偏りがち。このように糖質が多い食生活は、慢性的なたんぱく質不足に陥りやすく、それがむくみの原因になっている可能性もあります。「たんぱく質」不足がむくみを引き起こす理由現代人は、知らず知らずのうちに、アルブミンという血液中を流れるたんぱく質が低下している可能性があります。アルブミンとはたんぱく質の一種で、水分をしっかり血中に戻してくれる役目も果たしているため、不足すると水分を血管に取り込む圧力が弱くなり、水分がたまりやすくなるというわけです。大人のカラダ相談室 第一回:糖質ダイエット の回でもお話していますが、毎食、たんぱく質は「手のひら 一枚分」の厚さと大きさを目安に、しっかりとりましょう。(肉、魚、卵、豆腐など)私は足りないと感じた時は、おやつにナッツ類や小魚スナックを食べたりして補っています。自分ではしっかりたんぱく質を食べているつもりでも、加齢とともに消化能力が低下して、しっかりと消化・吸収できていない可能性もあります。疲れた時は、無理に肉や魚を食べようとせずに、豆類などを上手に料理に取り入れましょう。食べるべき食材を知る、ふくらはぎの筋力をつけるまた、塩分を摂りすぎるとむくむと言われていますが、現代人はナトリウムを排出してくれるカリウムが常に不足している傾向にあります。アボカドや豆類をはじめカリウムを含む野菜や果物などをしっかりと食べること。また、精製塩など白い塩は避け、海塩など天然塩を選ぶようにしたいものです。そして、血液の流れが悪くなりやすく、重力の関係で水分がたまりやすくむくみが起こりやすいのが脚。脚の筋肉は血液を心臓に戻すポンプの役割をしているため、筋力が低下すると血液がうまく戻らなくなります。普段から階段を使うようにして、ふくらはぎの筋肉を鍛えておくのも大切ですね。むくんでしまったら、やはりマッサージが効果的です。入浴中にバスタブの中でふくらはぎを下から上にマッサージしたり、リンパマッサージを行いましょう。弾性(加圧)ストッキングを履くのも効果的でしょう。【まとめ】1. むくみの原因はたんぱく質やカリウム不足かもしれない。食生活を見直す。2. 日ごろの心がけも大切。運動してふくらはぎの筋力をつける。3. リンパマッサージや弾性ストッキングを試してみる。食生活を少し見直したり、ちょっとした生活習慣を改めるだけで、体のむくみは軽減することができます。ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。
2016年05月10日年齢を重ねると、からだの組織が老化し、基礎代謝、筋肉量が低下するため、太りやすくなる…。自分自身、まさに年々、実感していることですが、これはアラフォー世代共通の悩みともいえるのではないでしょうか。ではこの問題、どうしたら解決できるのでしょう?代謝アップに欠かせない、タンパク質(プロテイン)の基礎知識「食事制限をしても痩せない、すぐにリバウンドしてしまう、これは筋肉の元となるタンパク質不足が原因です」と語るのは、『プロテイン ダイエット レシピ』の著者であり、日本初のプロテイン料理教室を主宰している山崎志保さん。さっそく山崎先生の著書も参考にしながら、基礎代謝&筋肉量アップ、ダイエットにも効果的な、タンパク質を上手に取り入れる方法について学んでいきましょう。タンパク質不足で起きる不調の数々とは?そもそもタンパク質とは、脂質、糖質と並び、私たちの健康維持に必要な三大栄養素のひとつ。筋肉や皮膚、髪の毛、臓器など、からだの大部分を作りだしているものなのです。だからこそ、タンパク質が不足すると、体力や免疫機能が低下し、肌荒れ、抜け毛、疲れがとれにくい、といった不調が現れるわけです。改めて、タンパク質の重要性を感じますね。また山崎先生によると、基礎代謝量と筋肉量は比例するので、筋肉が多いほど、消費カロリーが多く、からだが燃えやすくなるそう。運動するにしても、ある程度の筋肉量がないと、なかなか良い効果が得られないというのも頷けます。積極的に取り入れたい、高タンパク質の食材一日のタンパク質摂取量の目安は、体重1kgあたり1g、つまり体重50kgの人は50gとなります。とはいえ、単純に肉50gに含まれるタンパク質が50gというわけではありません。たとえば肉類でいうと、高タンパクで知られる鶏ささみ100gのタンパク質含有量は約25g程度。魚類では、マグロの赤身100gで26g程度、大豆系で納豆は100gで16g程度です。豆腐や納豆などの大豆製品、赤身肉、魚介類、卵、そして牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品と、タンパク質を多く含む食材はいろいろあるので、動物性、植物性タンパク質を含む食材をバランスよく、量を調整しながら取り入れるのが理想的といえそうですね。プロテインパウダーを、食事と併用するのもおすすめ高タンパク質の食材を取り入れるのは重要ですが、含有量を計算するのが面倒、忙しくて時間がない、という人には山崎先生が提案している「プロテインパウダー」を取り入れてみるのも良さそうです。プロテインパウダーというと、アスリートのイメージが強く、筋肉ムキムキになりそう…と不安になる方もいるかもしれませんが、女性はホルモンの関係もあり、その心配はないとか。プロテインパウダーには主に、ホエイ(乳)プロテインと大豆プロテインがあり、水や牛乳に溶かして飲むだけでなく、フレーバーにあわせて食事やスイーツの材料として手軽に利用できるといったメリットも。山崎先生の著書には、カレーや、しゅうまいといった食事系や、ヨーグルトボウルやラムレーズンボールなどのおやつ系にプロテインパウダーをプラスするレシピの数々が。これならふだんの食事とあわせて楽しめそうです。さらに詳しく知りたい方は、様々なレシピが掲載されている書籍『プロテイン ダイエットレシピ』を参考にしてみてはいかがでしょうか。ダイエットはもちろん、からだの様々な不調を改善する働きをしてくれるタンパク質。これからもっと上手に、ふだんの食生活にも取り入れていくことを心がけていきたいですね。参考書籍:『基礎代謝UPで燃えるカラダをつくる プロテイン ダイエットレシピ』山崎志保 著 河出書房新社山崎志保 プロフィールプロテインレシピ研究家。1969年生まれ。日本ボディビル&フィットネス連盟公認指導員1級。NESTA認定パーソナルトレーナー。証券会社、健康産業新聞社を経て、2007年より日本ボディビル連盟主催コンテストにエントリー。2009年にJBBFミス21健康美 全国大会優勝ほか、実績多数。記者の経験から得た機能性素材・機能性食品の知識と、もともと趣味であったお菓子・パン作りの技術、パーソナルトレーナーとしての知識を合わせ、オリジナルレシピ『フィットネスブレッド」「プロテインスイーツ」を考案。現在、東京都台東区にてフィットネスブレッド&プロテインスイーツ手作り教室『Aries~アリエス』を主宰している。書籍関連Photo : ©安田裕『プロテインダイエットレシピ』(河出書房新社)
2015年07月22日最近、アーモンドミルクと並んで「第3のミルク」と呼ばれ、注目を集めているライスミルク。欧米では牛乳が飲めない人でも飲める代替ミルクとして一般的です。雑誌『日経トレンディ』の2015年ヒット予測ランキングで4位になったことが追い風になり、大手メーカーの国産品のライスミルクが続々と発売され、スーパーに並ぶようになりました。ライスミルクは文字通りお米から作られたドリンクで、米特有のほのかな甘みがあり、日本人にとってはなじみのある味です。風味に豆乳のようなクセはなく、喉ごしはサラリとしています。市販品の製造方法はさまざま。甘酒を発酵する前に撹拌したもの、米を粉砕して圧搾したものがあるそう。米のでんぷんを糖化させて米本来の甘さを引き出す工夫をしています。海外産から国産か、玄米か白米かによって風味と味わいがかなり違うので、好みのものを探してみましょう。そのままゴクゴク飲んでもいいですし、スムージーやポタージュに使うこともできるライスミルクは、料理の隠し味に用いるのもOK! 甘みを生かせば砂糖を減らすデザートのできあがり。幅広く活用できるドリンクなのです。そこで、初心者でもすぐに取り入れられるコツとレシピを紹介している『はじめてのライスミルク』大久保朱夏 著 小島美和子 監修(自由国民社)から、ライスミルクの魅力とおすすめレシピをご紹介します。■ライスミルクを飲むなら、「朝」がおすすめなワケライスミルクは「糖質食品」なので、即効性のあるエナジードリンクといえます。コップ1杯で茶碗1杯の玄米がゆと同じくらい糖質がとれる商品もあります。つまりライスミルクは炊飯しないでもお米の栄養がとれる「飲むごはん」なのです。すぐにエネルギーになり、代謝と集中力をアップしてくれるので、ライスミルクの「いいところ」を最大限に生かすなら朝いただくのがベストだそう。朝食がとりにくい人は、朝のからだが最優先で必要としている糖質をライスミルクで補給してみててください。また、夏バテや体調不良で食欲がないとき、スポーツ前のエネルギー補給として、スポーツ後のリカバリーにも最適なのだそう。ライスミルクは、まさに「天然のエナジードリンク」になるのです。遅い時間は「血糖値」が上がるので注意をライスミルクを飲むときは、ごはんやパンなど糖質食品の量を減らすようにしましょう。いつもの食事にたくさんプラスすると、糖質のとり過ぎに。特に遅い時間に飲むと血糖値を上げやすく、体脂肪が合成されやすいので気をつけましょう。■間食のお菓子の代わりに、ライスミルクを夕食前に小腹が空いて、ついお菓子に手がのびてしまうという人は、190gくらいの飲みきりサイズを常備しておきましょう。夕方、試しにライスミルクを飲んでみてください。そのまま飲んでもいいですし、カフェオレのようにコーヒーに混ぜてもOKです。腹持ちがいいので1本飲めば小腹が満たされ、お菓子がいらなくなるはずです。ただし、ライスミルクを飲んだ日の、夕食のごはんやめん類は控えめに。キレイをつくる「天然のサプリメントドリンク」にライスミルクはクセがないので、スムージーのベースに使いやすいドリンクです。野菜や果物など比較的何でも合わせやすいと言われています。ほのかな甘みがあるので、砂糖やはちみつがなくても、飲みやすい味に。また、下のような食品を組み合わせてスムージーにするとぐーんと栄養価がアップし、「天然のサプリメントドリンク」のようなバランスになります。ライスミルクにプラスするといい食品◆たんぱく質食品 = 「脂肪燃焼」ヨーグルト/黄な粉/スキムミルク/チーズ/枝豆/卵◆食物繊維 = 「お腹の調子を整える」あずき/ひよこ豆/コーンなどの豆類◆高栄養食品 = 「ミネラルの補給」あんず/プルーン/松の実/練りごま ■女性におすすめ! 朝ライスミルクスムージーライスミルクの糖質と卵のたんぱく質の組み合わせは、代謝を上げて脂肪燃焼効果を高めてくれる、女性にうれしいライスミルクスムージーです。飲むならやっぱり朝。からだの中から活力がわいてくるのを実感できます。「オレンジと卵のスムージー」の作り方<材料 1人分>・オレンジ 1個・卵 1個・ライスミルク(市販品) 200ml・オレンジの皮(せん切り)適量<作り方>1. オレンジは果肉を取り出す。2.ブレンダーにオレンジ、卵、ライスミルクを入れ、なめらかになるまで撹拌する。3.グラスに注ぎ、オレンジの皮をのせる。書籍『はじめてのライスミルク』では、ライスミルクのスムージーレシピのほか、ドレッシングやスープ、スイーツなどのアレンジレシピが紹介されています。また、市販のライスミルクではなく「手作りしてみたい!」という方向けに、ライスミルク自体の作り方も掲載。初心者でもわかりやすい内容となっているので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。参考書籍: 『はじめてのライスミルク』 (食のクリエイター・大久保朱夏 著・ 管理栄養士・小島美和子 監修)ライスミルク生活が楽しくなるレシピ本。ライスミルクスムージーやポタージュのレシピを中心に、料理やスイーツの活用術、手軽にできる自家製ライスミルクの作り方が紹介されています。全54品。自由国民社刊 ¥1,300(税別)。
2015年07月08日「糖質制限」系ダイエットでも、群を抜いてメディアに取り上げられることが多い「ケトジェニックダイエット」。何かとセンセーショナルなイメージで紹介されることが多いのは、一見ダイエットとは関係ないようなメリットが数多く報告されているからに他なりません。ちょっと舌を噛みそうで名前も覚えにくいですが、どんなダイエットなのか、一度きちんと知っておきましょう。明日からでも、すぐに実践してみたくなること請け合いです!「ケトジェニックダイエット」のメリットとは?■肉や魚もおなかいっぱい食べられる■食後、眠くならない■肌にハリが出て若々しく見える■むくみが取れる■運動をしなくても脂肪が燃える■極力筋肉量を減らさずにダイエットが可能■面倒なカロリー計算をしなくてよい■イライラしなくなる■頭がはっきりして集中力がアップする■長寿遺伝子がスイッチオンする■メタボリックシンドロームが改善されるこれらが、よく挙げられるケトジェニックダイエットの特長です。なんだかいいこと尽くめだと思いませんか? 一体どんなダイエット? 他の糖質制限とは何が違うのでしょう?「ケトジェニックダイエットは、ズバリ “食べて痩せて健康になる” 食事法です。ダイエットという言葉は、日本では『減量』さらには『痩身』の意味でも使われていますが、本来は『健康になるための食事法』という意味。ケトジェニックダイエットも、まさにこれです。別名『ケトン体ダイエット』とも呼びますが、ケトン体という耳慣れない言葉のせいか、間違った理解や、誤解を招くような紹介のされ方も少なくありません。もともとこの食事法は、薬では治らない小児てんかんの治療として、1世紀も前から使われてきたもの。近年それが、ダイエット効果があることがわかってきた。しかも、アンチエイジングやその他の効果もあるというデータが続々出てきたんです。それを健康増進を目的としたダイエット法に結びつけたのが我々の協会です」そう語るのは、アンチエイジング・機能性医学のドクターで「一般社団法人 日本ファンクショナルダイエット協会」副理事長の斎藤糧三先生。ケトジェニックダイエットを体系立てて提案し、実践ノウハウを確立、教える側の人間(アドバイザー)を育成しています。単純な糖質制限には、異議を唱える方もいます。それは、お菓子やご飯などの糖質だけでなく、野菜などあらゆる食材に含まれる糖質を控えることは、当然栄養不足を招いてしまうからです。その点、ケトジェニックダイエットは病気を治療する目的から始まった食事法であり、機能性医学に基づく栄養指導で成り立っています。正しく実践すれば、健康にこそなれ、栄養不足に陥ることはなく、筋肉の減少も最小限にとどめることができます。「ケトン体」って何? その驚きの正体が明らかに!昔から、「脳のエネルギーは、糖質(炭水化物)だけ」と言われてきました。仕事や勉強中に集中力が欠けてくると「甘いものを食べれば頭が冴える」ともよく言います。ところが、これ、間違いであることがわかってきたのです! まずこのことをしっかりと理解しましょう。小学校でも習うように、体のエネルギー源となるのは、「糖質・脂質・タンパク質」の三大栄養素です。脳には、血液脳関門(ブラッド・ブレイン・バリア)という関所のような場所があり、異物が侵入できない仕組みになっていますが、ここを通れるのはブドウ糖だけ。脂肪やタンパク質は分子量が大きすぎて通過できません。そのため、「脳は糖しか使えない、糖質は必ず摂取しなければならない」という俗説が生まれたのです。通常、私たちは食物から摂った糖質を分解して使う「解糖系」の回路でエネルギーを得ています(第1の回路)。糖質を毎食欠かさず食べていると、体内には糖質がたっぷり蓄えられるので、体は優先的に糖質を使います。使い切れない分は中性脂肪として蓄えられるため、運動もせずに糖質をとり続けていると太るのは当然のこと。でも実は、私たちの体には糖質が入って来ないとき(いざというとき)、自力でエネルギーを生み出す回路も備わっています。その1つが「糖新生」。これは筋肉を分解し、アミノ酸の一部など 糖以外の物質から糖エネルギーを作り出す回路(第2の回路)のことです。さらに糖新生と同じく、糖質がないときに働く回路もあります。これが中性脂肪を分解して使う第3の回路、まさに「痩せる」回路です。この回路では、分解された脂肪酸は肝臓へ運ばれ、そのままでもエネルギーになりますが、一部の脂肪酸は「ケトン体」という物質をつくり出します。これをケトン体回路(ケトジェニック回路)と呼び、この回路が活発になることをケトジェニック状態と名付けています。糖に変わるエネルギー、それが「ケトン体」さあ、ここからが注目すべき「ケトン体」のお話です!近年の研究で、このケトン体は前述の “脳の関所” を通過できることがわかってきました。脳の神経細胞のエネルギー源として利用されるほか、ケトン体はあらゆる細胞のエネルギー源としても使われます。特に24時間フル稼働している脳、心臓、腎臓は、休みなくケトン体を使うため、ケトジェニック回路が活発になり、中性脂肪はどんどん燃えていく。それがケトン体を出して痩せるというしくみです。脳も体も、糖質がなくてもエネルギー不足にはならないこと、わかりましたよね? そこで「あえて体内に糖が足りない状態をつくり、脂肪をメラメラ燃焼させ、ケトジェニック回路を回す食べ方をしよう!」これがケトジェニックダイエットの考え方なのです。「ケトン体は長い間、悪者だと誤解されていました。糖尿病の検査項目のひとつになっているからです。医学部では、血液中や尿中にケトン体が出ているときは、糖尿病が悪化した“ケトアシドーシス”と教えられる。でもそれは糖質が細胞に取り込めなくなったために、代替物質としてつくられたケトン体が過剰になってしまう症状であり、ケトン体が健康に悪影響を及ぼしているわけではありません。さらに、ケトン体についての研究が進むにつれ、ケトン体は悪者どころか、抗酸化物質であることもわかってきました。体のサビとも言われる活性酸素を無害にしてくれる酵素を活性化する働きがあるのです。さらには、アルツハイマー病や認知症の予防・改善にも効果が期待できるとのデータも。最近になって、がんの再発予防に効果が認められたとの報告も増え始めているんです。今後ますますケトン体は、いろいろな分野で注目されることは間違いありませんよ」(斎藤先生)脱・糖質中毒!「ケトジェニック回路」をスイッチON!歩いているときに、どこからか漂ってくるパンやスイーツの焼けるいい匂い、無視できない人も多いのでは? おなかが減っているいないに関わらず、糖質が食べたくてたまらない人がたくさんいます。糖質を控えれば痩せる、ケトン体をつくろうと頭でわかってはいても、糖質がやめられずに、なかなかケトジェニック回路にスイッチできない人が多いのも事実。糖質とは砂糖などの甘い物だけではありません。主食にしているご飯、麺類、パンなどの炭水化物を日常的に大量に摂取しているために、「糖質依存」状態になっているのだと斎藤先生は言います。「まさに『糖質中毒』です。煙草がなかなかやめられない、というのとまったく同じ症状。だから、食べないでいるとイライラする。ヒトが米などの穀類を食べるようになったのは、人類史600万年のうちわずか1万年前。250万年間に渡り、ヒトは肉食でした。約1万年前に農耕が始まり穀類を食べるようになりました。さらに、精製された炭水化物や砂糖などが広がったのはたった200年前です。日本が米食になったのなんて150年前ですよね。日本人はお米を食べてきたと言われますが、私達は日本人である前に人間。消化器官の構造からして、草食ではなく肉食動物に近いんですよ」まさに、目からウロコの事実。甘い物だけでなく、炭水化物を摂らずにいられないのは、日本人が150年間摂り続けてきたことによる習慣によるものだったとは?!肥満ホルモン「インスリン」を刺激しないのもポイントところで、血液中にはブドウ糖が含まれていますが、その量がどのくらいなのか知っていますか? それが血液検査でわかる「血糖値」です。糖質の多い食事を摂ると、血液中のブドウ糖濃度=血糖値が急激に上がり、バランスを取ろうとしてすい臓からインスリンというホルモンが分泌されます。インスリンは血管の外に糖を出して血糖値を下げてくれますが、外に出た糖の多くは脂肪細胞に取り込まれ、中性脂肪に変わってしまいます。これこそ、インスリンが「肥満ホルモン」と呼ばれ、ダイエットには大敵だと言われるゆえんです。また、大盛りのごはんを食べたはずなのに、すぐにおなかが空いてしまうこともあります。空腹を感じるのは、インスリンによって血糖値が急激に下がるとき。血糖値を急上昇させなければ、急に下がることもないので、よけいに食欲が湧くことがなくなります。実は、糖質は「必須栄養素」ではありません。意外だと思われた方も多いかもしれませんが、国の指針である厚生労働省の「日本人の食事摂取基準 2015年版」にも書かれている事実です。まずは、「人は必ず食事から糖質を摂取しなければならない」という思いこみをやめましょう。糖を摂らなくても糖新生によってブドウ糖がつくられること、脳はブドウ糖の代わりにケトン体を使えること、これを覚えておくことが大切なのです。「なかなか糖質がやめられない」と嘆く人も、そこから抜け出す第一歩になります。何を食べたらよい?「ケトジェニックピラミッド」の考え方ケトジェニックダイエットは、21世紀の新しい栄養学「ファンクショナル栄養学」に基づいた、健康を実現するための食事の摂り方です。糖質を制限すると言っても、食べないダイエットとは根本的に違い、モリモリ食べられるのが特徴。ベースとなるのは、栄養素を7つのグループにわけた、ピラミッド。これを守って食べることで、インスリンを刺激しない低糖質、脂肪を燃焼させるケトジェニック状態をつくっていきます。底辺のグループほど、しっかり摂るべき重要な栄養であることを表しています。とはいえ、細かい計算をするわけではなく、見たままを目安に食材を選んでOK。特に重要なのは「毎日必ず摂るべき食材」となる1~3のグループです。【毎日必ず摂るべき食材】▼グループ1 肉、魚、卵、大豆 タンパク質の確保▼グループ2 野菜(葉野菜)、きのこ、果物 食物繊維とミネラルの確保▼グループ3 オメガ3系脂肪酸、中鎖脂肪酸グループ1のタンパク質は、ケトジェニックダイエットでは最も欠かせない栄養素。自己流の糖質制限などでは、例外なく筋肉量が減ってしまうもの。筋トレのような運動なしではなおさら、ダイエット中は筋肉量が保てません。ケトジェニックダイエットでは、驚くほどのタンパク質量(1日あたり1.2~1.6g/kg)を摂ることを推奨しています。そのため、ケトジェニックダイエットは、別名「肉食ダイエット」などと呼ばれたりするのです。 野菜の中でも「葉野菜」は必ず摂るべきグループ2ですが、「イモ類・根菜類」は「摂ってもよい」として別のグループに分類。これらは糖質が高いためです。残念ながら、糖質は「避けるべき食材」として最初から例外チーム。「グループ8」に分けられています。ここで、もう一度、糖質や炭水化物の定義をおさらいしてみましょう。「糖質」と「炭水化物」の違いとは?まず、炭水化物とは、小学校でも習ったように三大栄養素(タンパク質・炭水化物・脂質)のひとつ。炭水化物と糖質は同義語のように扱われることが多く、それも間違いではありませんが、わかりやすいのは・・・炭水化物 = 糖質 + 食物繊維糖質 = 炭水化物 ー 食物繊維こう覚えておくと、食品表示などを見る際にも理解しやすくなります。食物繊維は、体に吸収できない炭水化物のことで、カロリーはゼロ。体から排出されるので便秘解消のお話によく出てきます。ここで“糖類ゼロ”や“糖質オフ”などの表示があるものなら安心だと思う人もいるでしょう。でも、糖質と糖類は意味が違うことに気をつけて。「糖質 > 糖類」と覚えておきましょう。“糖質ゼロ” なら確かに糖質は入っていないかもしれませんが、 “糖類ゼロ” には、糖類以外の糖質が含まれている可能性大。たとえ “無糖” と書かれていても、でんぷんなどの多糖類が山盛り入っているかもしれないのです。「人工甘味料にもだまされないで。合成甘味料や糖アルコールは、確かに血糖値を上げにくくインスリンの追加分泌を促さないので、摂ってもよいイメージがあります。ただ、人工甘味料を口にして、あなたの脳が『あ~甘い♪』と感じた瞬間に、体内ではインスリンの追加分泌が始まってしまいます。実際には血糖値が上がらなくても、パブロフの犬のように、条件反射が起こることも考えられるんですから」(斎藤先生)また、表現自体にも注意が必要。厚労省の栄養成分表示では、以下のようにちょっとゆるい決まりしかありません。◆含まないという表示 [無、ゼロ、ノン、レス、0]食品100g当たり0.5g未満、または飲料100mL当たり0.5g未満の場合に表示してよい。◆低いという表示 [低、ひかえめ、小、ライト、ダイエット、オフ]食品100g当たり5g以下、または飲料の100mL当たり2.5g以下の場合に表示してよい。「無糖」と表示されていても、決して糖質ゼロではないのがわかります。食べ物を口に入れる前に、そんな目線で見てみると、いろいろ発見があって新鮮。楽しみながら糖質コントロールができそうです。「ココナッツオイル」と「ケトジェニックダイエット」のイイ関係今年、テレビ番組でケトジェニックダイエット中に、ココナッツオイルを取り入れている様子が放送されました。番組を見た人の中には「ココナッツオイルはケトン体を出すから、脂肪を燃やす効果がある」と理解した人が少なくなかったようです。実際はどうなのでしょうか? 答えは、YESでもありNOでもあります。バージン・ココナッツオイルは約60%が「中鎖脂肪酸」でできています。これは飽和脂肪酸のひとつで、MCTオイルとも呼ばれるもの。体に蓄積しない特徴を持っています。一般的な植物油の多くは分子をつなぐ鎖が長い「長鎖脂肪酸」ですが、「中鎖脂肪酸」は鎖の長さがその半分程度で、何倍ものスピードで消化吸収されると言われます。ココナッツオイルを摂ると、腸で吸収された後すぐに肝臓へ運ばれ、なんと「ケトン体」をつくることがわかってきました。前述のように、ケトジェニックダイエットで言うケトン体は、糖質をあえて枯渇させ、体脂肪を燃やしたときにその証として出る物質。でも、口から摂った脂肪、中でも中鎖脂肪酸からもケトン体はつくられるのです。「ブドウ糖が体内にあるときでも、ココナッツオイルを食べればケトン体をつくれるわけです。その意味では、残念ながらココナッツオイルが直接的に体脂肪を燃やすわけではありません。でも、ケトン体をつくるケトジェニック回路が活性化し、体脂肪を燃やしやすくすることは十分考えられます。ちょうどいま、我々の協会でも、その検証を進めているところです」と斎藤先生。「しかも、中鎖脂肪酸は他の油脂よりはるかに体内に留まらないので、他の油やバターなどの代用として日常的に使えば、体脂肪が貯まりにくく、ダイエット効果は期待できるでしょう。もちろん、置き換えなければだめですよ。ココナッツオイルも、普通のオイルと同じカロリーはありますから、今使っている油類はそのままに、追加でココナッツオイルをたくさん摂ったのでは、ダイエットどころか太ってしまう人もいます。ココナッツオイルはブームのように扱われていますが、アルツハイマー病の予防・改善に効果があるデータは数多く上がってきています。1日大さじ2杯で、みるみる改善される例も見られるほど。ブームだから使うのではなく、効果を上手く実感できるように、正しい方法で取り入れてほしいと思います」(斎藤先生)これが真実。ココナッツオイルは熱に強く、酸化しにくい性質を持っているため、炒め物はもちろん揚げ物に使うなど、どんなオイルの代用にもなります。冬場や冷蔵庫内では固体に変わるため、バターのような使い方もOKです。エネルギーを糖質から脂肪に切り替え、ケトジェニック回路にシフトするべく、ココナッツオイルを一度試してみるのも手です。いまの食生活をあらためて見直して、美と健康のためにも「ケトジェニックダイエット」の考え方を取り入れてみてはいかがでしょう。斎藤糧三先生 プロフィール日本機能性医学研究所CMO、ナグモクリニック アンチエイジング・機能性医学 外来医長、「一般社団法人 日本ファンクショナルダイエット協会」副理事長。1998年日本医科大学卒業後、産婦人科医に。その後、美容皮膚科治療、栄養療法、点滴療法、ホルモン療法を統合したトータルアンチエイジング理論を確立。2008年、「機能性医学」の普及と研究推進のため「日本機能性医学研究所」を設立。著書に『サーファーに花粉症はいない』『腹いっぱい肉を食べて1週間5kg滅! ケトジェニックダイエット』。
2015年03月23日私たちは糖質、脂質、たんぱく質の3大栄養素から、生命維持に必要なエネルギー源を得ています。糖質とたんぱく質は4kcal/g、脂質は9kcal/gのエネルギーを発生させます。ところが、たんぱく質はエネルギーとなる前に、筋肉や骨、ホルモンや神経 伝達物質など、心身の構成成分として利用されるという特徴があります。英語でたんぱく質のことをプロテインと言います。この語源はギリシャ語で「第一」という意味の言葉から生まれたもの。それほど、たんぱく質は生命維持になくてはならない第一の栄養素なのです。私たちは新陳代謝を繰り返し、生命を維持し続けていきます。この細胞を形づくり、活動させる命の担い手がたんぱく質です。食物を食べる目的のひとつは、たんぱく質の摂取と言っても過言ではありません。たんぱく質は私たちの身体を構成する成分のうち、水分に次いでもっとも多くを占めています。筋肉、臓器、脳など身体をつくり、ホルモン、酵素、神経伝達物質などの材料となるなど、その役割は多岐にわたります。たんぱく質をしっかり摂取することで、脳細胞の壊死(えし)を防ぎ、思考力を高め、神経の働きをよくして精神的な安定をもたらします。また、免疫機能を高め、病気やけがに対する抵抗力や治癒力を高めます。逆にたんぱく質が不足すると、脳の働きが鈍り、記憶力や思考力が減退、うつ病や神経症になりやすくなる他、体力やスタミナが不足します。たんぱく質はストレスによって消費量が増す栄養素でもあります。現代人は体力よりストレスの消耗の方が多くなりがちです。にもかかわらず、朝は食パン、昼はチャーハン、おやつにチョコレート、夜はラーメンなど、安価で手軽に食べられる糖質たっぷりの食に陥りやすい食環境にいます。意識して良質なたんぱく質の摂取を心がけていきたいものです。では、具体的にどうやってたんぱく質を摂取すればいいのでしょうか?たんぱく質を多く含む食品には、肉、魚介類、大豆・大豆製品、卵などがあります。これらから効果的に栄養を摂取する方法を教えます。肉は赤身肉を焼く・ゆでるなどシンプルに調理しましょう。ハム、ソーセージなど肉の加工品は食品添加物が使用されるものもあります。たまに楽しむ程度か、添加物のないものを選びましょう。魚介も、切り身や開きを焼くだけや刺し身がオススメです。かつお節やじゃこなどの干物や水煮缶もいいでしょう。いか、たこ、ホタテのボイルなど素材を生かしたシンプルな料理をチョイスしましょう。大豆製品も、豆腐や納豆、無調整豆乳など、素材そのものを味わう料理を選びたいところ。卵は手軽なたんぱく質系食品ですが、コレステロールを心配される方も少なくありません。しかしコレステロールは、私たちの生命現象の根幹を成す細胞膜の原料として必須の栄養素です。そのため、身体の中のコレステロールはその80%前後が主に体内(肝臓)で作られています。つまり、卵を1日1~2個食べたり食べなかったりすることに関わらず、コレステロールは必要に応じて生産量を調整しているというわけです。家族性高コレステロール血症の方以外、むやみに卵を制限する必要はありません。たんぱく質の大きな特徴として、食べ貯めができないことがあります。つまり、常に摂取し続けなればなりません。とは言え、手軽さを重視し、市販の揚げ物や総菜など加工品に頼り過ぎるのも好ましくありません。添加物や保存料など化学物質の取り過ぎにならないよう、注意が必要です。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月12日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!イカは低脂肪・低カロリー・高たんぱくでダイエットにもおすすめ。美肌効果も期待できるチンゲンサイを副菜に。 ・イカと卵白の塩炒め 炒めた卵白を最後に加えて、ふわふわの炒め物に。野菜もたくさん食べられますよ。 ・ささ身とチンゲンサイのナムル風 チンゲンサイはゆでる順番を間違えないように。タンパク質とビタミンが豊富な一品です。 ・ミョウガの佃煮混ぜご飯 ミョウガの佃煮を炊きたてのご飯に混ぜて。ミョウガの香りが良い、上品な味付けです。 ・キムチと豆腐の冷スープ 白菜キムチと豆腐が入った、冷やしていただく中華風スープ。 ⇒今週の献立を一覧はこちら レシピ制作: E・レシピ
2011年07月20日