昨年、62歳という若さで逝去した劇作家つかこうへい。彼の代表作のひとつである『幕末純情伝』が、つかこうへい追悼公演『新・幕末純情伝』として東京と大阪で上演されることとなり、21日都内で会見が行われた。『新・幕末純情伝』のチケット情報『幕末純情伝』は新撰組の沖田総司が実は女だったという大胆な設定で、1989年8月に東京・PARCO劇場で初演の幕を開け、その後、幾度となく再演されてきた人気演目。今回、20年ぶりにPARCO劇場での上演となるが、紅一点の五代目沖田総司役は鈴木杏が務める。これまでにも藤谷美和子、広末涼子、石原さとみら名だたる女優たちが演じてきた役だけに、鈴木も「つかさんにお目にかかる事はかないませんでしたが、つかさんのお芝居はよく拝見していたので、あの沖田総司をやらせていただけるなんてと驚いています。ちゃんとつかさんに届くようにしっかり務めたい」と意欲をみせた。演出の杉田成道は、以前の舞台ビデオを見直し、「『幕末純情伝』はつからしい作品。直球で勝負できる舞台。泣けます」と語った。また、男性キャストの配役はまだ決まっていないそうだが、会見に出席した馬場徹、和田正人、加藤雅也、山崎銀之丞は、沖田総司(役の鈴木)とキスができる坂本龍馬役を全員が“やりたい”と演出の杉田にアピールするなど、終始和やかな会見だった。鈴木杏をはじめとしたフレッシュなメンバーが揃ったことで、新たな『幕末純情伝』がこの秋誕生しそうだ。公演は9月13日(火)から25日(日)まで東京・PARCO劇場、10月1日(土)・2日(日)大阪・シアタードラマシティで上演する。チケットは東京・大阪ともに8月6(土)午前10時より発売。なお、東京公演は7月25日(月)午前11時までチケットぴあにてインターネット先行抽選のプレリザーブを受付中。
2011年07月22日昨年の7月に惜しまれつつ62歳の若さでこの世を去った劇作家・つかこうへいの追悼公演として、代表作のひとつである「新・幕末純情伝」がPARCO劇場(東京・渋谷)で上演されることになり、鈴木杏が沖田総司を演じることが明らかになった。昨年1月にがんであることを公表し、7月10日に入院先で亡くなったつかさん。第一線で活躍する数多くの俳優が彼の演出を受けたことで実力を開花させたが、「幕末純情伝」は「熱海殺人事件」や「飛龍伝」、「蒲田行進曲」と並ぶつかさんの代表作で、1989年のPARCO劇場での初演以来、翌1990年、さらに2003年、2007年、2008年と4度にわたって再演されてきた。新撰組の沖田総司が女だったら?というユニークな設定で物語が展開。愛する土方歳三のために総司は勤皇志士たちを斬り続けるが、そんな彼の前に土佐の坂本竜馬が立ちはだかり、幕末の恋はヒートアップしていき…。これまでに、初演と翌年の平栗あつみをはじめ、広末涼子に小野妃香里、石原さとみが主演を張ってきた。2003年の再演では「北の国から」(フジテレビ)シリーズで知られ、今回も演出を手掛ける杉田成道の下、広末涼子に加え、筧利夫という実力派俳優が参戦。さらに前回の2008年の際には、つかさんが18年ぶりに直接演出を務め、石原さとみと真琴つばさという異色のキャスティングが話題をさらった。PARCO劇場での20年ぶりの再演となる今回、紅一点の5代目・沖田総司を演じるのは鈴木杏。2003年の「奇跡の人」のヘレン・ケラー役で初舞台を踏んで以来、蜷川幸雄演出の「ロミオとジュリエット」でのジュリエット、さらに2009年には「奇跡の人」で今度はアニー・サリヴァンを見事に演じ切り賞賛を集めてきた。今年は故・中上健次の小説を映画化した『軽蔑』が公開され、体を張った演技が絶賛を集めているが、今回の芝居でも坂本竜馬との濃厚なラブシーンなど濡れ場のシーンが多く予想される。杏さんは自信のブログで先日、本作への出演を報告。「私自身も観に行ったことがある『幕末純情伝』。あの沖田総司を演じることができるなんて、なんだか不思議。ドキドキしています。こういうことがあるから、舞台って面白い。いまは少しずつ殺陣のお稽古に行ったり。汗だくになりながら、少しずつ沖田総司に近づくことができれば。。。」と意気込みを明かしている。共演陣には加藤雅也、山崎銀之丞らが名を連ねる。“演劇界の風雲児”と呼ばれた男の魂が、没後1年を経て、激動の時代によみがえる!「新・幕末純情伝」東京公演はPARCO劇場にて9月13日(火)より25日(日)まで。大阪公演は10月1日(土)、2日(日)シアタードラマシティにて。■関連作品:軽蔑 2011年6月4日より全国にて公開© 2011「軽蔑」製作委員会■関連記事:鈴木杏、激しい官能シーンに抵抗なし!「強くなれた」と充実の表情高良健吾×鈴木杏インタビュー常に確かめ合った五分五分の愛高良健吾&鈴木杏が『軽蔑』撮影最終日の“試練”を明かす!『軽蔑』高良健吾×鈴木杏原点・新宮で感謝のプレミアム舞台挨拶鈴木杏が『軽蔑』完成披露で涙の舞台挨拶
2011年07月07日無謀、無茶だなどと思う前に“役者の本能”とでも言うべきものがうずくのか?阿部寛にとって、周囲の声など演じることを思いとどまる理由にはならないようだ。黒澤明の傑作『隠し砦の三悪人』のリメイクに、原作の熱烈なファンの多い司馬遼太郎の「坂の上の雲」(NHK)、東野圭吾の人気シリーズの「新参者」(TBS)など、「オリジナルを超えられない」、「映像化不可能」と言われる作品に次々と出演し、存在感を発揮してきた。そして今回、ヌーヴェルバーグの傑作『死刑台のエレベーター』に出演。製作決定の報に対して、おそらく否定派の方が多かったのではないだろうか?もちろん、それでも阿部さんは演じている…しかも楽しみながら。果たして阿部寛を突き動かすのは何なのか――?“エレベーターに閉じ込められる男”はシミュレーション済み?阿部さんが演じた時籐は、吉瀬美智子演じる愛人の夫を殺害し、逃走を図るもエレベーターに閉じ込められてしまう男。ほぼ全編にわたって阿部さんの演技は狭くて四角いハコの中…。「エレベーターに閉じ込められるって、誰でも夢で一度は見たことあるんじゃないかな?僕がよく見るのは、エレベーターが急上昇して止まらなくなって、100階くらいまで行っちゃう夢(苦笑)。だからある種、シミュレーションができてて、初めて演じるという気がしなかった(笑)。楽しく、孤独に(笑)やらせてもらいました」。映画で、ほかの共演者とほとんど絡むことがないというのもかなり珍しい。「たった一人で追い詰められた人間がどうするのか?それも面白かったですね。僕、『ランボー』なんか好きなんですよ(笑)。それが今回はエレベーター。隙間との戦いです。真四角のハコの中で大の男が繰り広げる必死の戦い。オリジナルを観たときに、最後の最後でドアが開いたときに男が見せる表情がすごく印象に残ってた。その“顔”こそが、この男の人生全てなんじゃないか?と。そういう男を演じるのは楽しかったですね」。「楽しい」とは言うものの、時籐という男の憔悴していく様子は“迫真”という言葉がぴったりの熱演である。相手は見えない中でどのようにあのテンションを保ち、役を作り上げていったのだろう?「今回は運よくと言いますか…蜷川(幸雄)さんの10時間もの芝居を終えた翌日にクランクインだったんです(笑)。それこそ(公演期間の)2か月ずっと追い込まれてて放心状態で。緒方監督からは『そのまま来てください』って言われました。だからもう、脱力した状態で現場に行って、それをそのまま役に移行した。時間が経ってから自分の芝居を見たとき、こんな芝居を演じていたことを忘れていたら面白いだろうなと思いました。計算も何もなく演じた。『覚えてない』ってことはそういうことですから。もう一度同じ芝居やれと言われても、変に考えちゃってだめだろうね」。「自分に肉付けできるように考え、楽しんで演じてます」では、改めて冒頭の質問に戻ろう。「この作品をなぜ映像化?」と反対する者の声が決して少なくない作品になぜ挑戦するのか?その裏にはどんな思いがあるのか?「『原作、オリジナルを超えることはできない』と言われることは多々ありますが、そこで役が自分の一部になる、肉付けをできるようにと考えながら楽しんで演じてますね。例えば『隠し砦の三悪人』で、三船敏郎さんが演じた役をやったとき、あの役のどんなところを盗んで自分のものにするか?僕にとっては馬上のシーンがそうで、あそこだけはあのまま表現してやりたかった。あとは自分流に分解して、最終的な到達点が同じ意味になるようにする、ただそれだけです。今回も本当に有名な作品で、この“力のない男”を演じるチャンスだ!と。フランス映画のフッと力を抜いたあの世界観に身を投じて、自分を映像で客観的に見ることができる。自分の中でもすごい経験になるとね」。常に演じる役から何が吸収できるかを考える。そんな阿部さんのスタイルがうかがえるが…。「リメイクの場合は特にそうかな。(オリジナルの)この役者は、自分の発想にないものを持ってる。それを真似して、盗んで、自分の肉にしようとする。あとは、新しい作品に臨む上ではこれまでと同じことをやるのではなく、できるだけ違う方向に引き離していこう、ということは意識してますね。もちろん、自己満足にだけ陥ったら見ている人は醒めてしまうからそこは気をつけていますが」。つかこうへいとの出会いが教えてくれたこと幾度となく口をつく「楽しい」という言葉。演じることに楽しさを覚えるようになったのは、今年亡くなった演出家のつかこうへいさんとの出会いがきっかけだったという。20年近くも前につかさんの「熱海殺人事件 モンテカルロ・イルージョン」に出演。バイセクシャルの刑事役が称賛されると共に、二枚目役の多かった阿部さんのイメージを一新した。「そのころは自分の幅なんて本当に小さかった。イメージとか、くだらないものが邪魔してて。そこをつかさんが、舞台で強制的に壊してくれた。そのときは理解できなかったんだけど、2年、3年と経つうちに、『あのとき、あそこまでできたんだから今回はこれができるんじゃないか?』と自分で考えるようになった。最初に思い切り広げてもらったから、そこで自分なりの選択肢が持てるようになった。すごく演じるという世界の中で“遊ばせて”もらったんだなと思います」。「僕は決して芝居がうまくない。だからこそ越えたい壁がいろいろあるんです。壁を高く感じ続けているうちは大丈夫かな(笑)と思いますが」。演じ続ける、挑戦し続ける理由をこう語り、“不敵”とも言うべき笑みを浮かべる。。少なくとも彼がチャレンジし続ける限り、どんな「映像化不可能」作品もまずは観てみたい――。そう思わせてくれる笑みだった。■関連作品:死刑台のエレベーター 2010年10月9日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2010「死刑台のエレベーター」製作委員会■関連記事:吉瀬美智子「毛穴が分かる顔アップ」に困惑吉瀬美智子&阿部寛、年代物の貴重なワインを壇上でゴクリ!2つの事件が導く衝撃の結末『死刑台のエレベーター』試写会に20組40名様ご招待阿部寛悪女に悩まされる恋「したことある」仏映画の傑作『死刑台のエレベーター』が吉瀬美智子×阿部寛でリメイク!
2010年10月15日ものすごい無礼を承知で明かすと、インタビュー前に資料で彼女について調べた際に、彼女がまだ21歳と知って少し驚いた。では何歳くらいだと思っていたのかと言われてもうまく答えが出てこないのだが…。押井守監督は『アサルトガールズ』を監督するに当たって、黒木メイサを主演に起用した理由として「生活感を感じさせなくてファンタジー向きなところ」と答えているが、こちらが感じた年齢についての驚きも、同じ種類のものかもしれない。年齢や生活感といったものを超越した存在感を彼女は持っている。果たして黒木メイサ自身は、自分について、作品について、今後について何を感じ、考えているのか?「届いた台本が絵コンテで、『早速、押井ワールドだ!』って嬉しくなりました」冒頭の、押井監督が語った起用の理由について話を振ると、黒木さんは「困りますね、そういうこと言われると(笑)。嬉しいようなさみしいような…まあ、そのおかげで今回の役をいただけたわけで、ありがたいですが」と苦笑いを浮かべた。これまでにも押井作品は観ていたという彼女だが、オファーに対して即出演を決めたという。「まず、届いた台本が絵コンテだったんですよ。『早速、押井ワールドだ!』って嬉しくなりました。(押井作品の)『アヴァロン』やいくつかの作品は観てたんですが、自分がこの世界に入ったら、どういう風に生きられるのか興味がありました」。本作に出演するに当たって、彼女が監督に出した希望。それは「アクションをやりたい」ということだった。「これまでにも舞台で、動きのある芝居はやらせてもらってたんですが、映像ではなかった。映画でアクションをやりたいという気持ちはずっとありました。監督にそう話したら、この映画ではアクションに関して空手を取り入れたい、とおっしゃっていて。実は監督自身も空手をやられるらしいんです。実際、撮影前に監督が通っている道場に行って指導を受けました。現場では押井監督が自らアクションの指導をしてくださって、面白かったですね」。自身で語ったように、これまでに舞台ではかなり激しく体を使っているし、今年春に公開された『昴−スバル−』でも肉体を駆使した激しい演技を見せている。本作では、どういったところがこれまでと違ったのだろうか?「カメラに対して見せる、ということを初めて意識しましたね。舞台では最初からずっと通しで演じているので、感情に任せてアクションを行う部分があるし、お客さんから見て、殴ったり蹴ったりしているように見せていたんですが。今回は、絵コンテを見ながら1カットずつ――“1シーン”ではなく“1カット”ずつ、丁寧に撮っていきました。流れの中で撮影しつつも、狙いはこの1カットだけ、というようなこともあって、難しさはありました。あとは銃によるアクションですね。これも監督が、弾丸の詰め方から捨て方まで直接指導してくださって(笑)、楽しかったです」。「出しっぱなしではなく、常に吸収していきたい」では、完成した作品を観ての自身の感想は?「やっぱり押井作品は、人を惹きつけて、突き放すんだな、と(笑)。自分が演じたGRAY(グレイ)についても、監督と話をして、ゲームのキャラクターとしてではなく、あくまでもゲームの中で生活している一人の女性として演じたんですが、完成した作品を観て、自分の頭の中で描いていた想像とそこまで差がなかったですね。実は、菊地(凛子)さんと佐伯(日菜子)さんと撮影でお会いする機会はなかったんです。完成した作品を観たら、菊地さんの役が結構、人間離れしててすごくびっくりしました。三者三様で面白いバランスだな、と」。10代半ばでいきなり、つかこうへいの舞台で主演デビュー。そこから舞台に映画にドラマにと次々と出演。今年だけでも連続ドラマ、単発ドラマに1本ずつ、映画は本作を合わせて3本、さらに主演で2本の舞台に出演している。多忙な日々の中で自身の中で感じる成長、変化について聞いてみた。「まず、出会いに恵まれていると思います。その中で、最初の頃は現場にもなかなか慣れなくて、出会った人たちとの関係も、その作品だけで終わっていました。私もとにかく作品を作ることに必死で…。でも、そこにたくさんのスタッフが関わっていて、撮影のずっと前から動いている人たちがいて、その人たちとの関わりの中で作品を作っていく楽しさが、最近やっと分かってきた気がしますね」。「いま、楽しいか?」という愚問に、黒木さんはニコリと21歳の笑顔で「うん、楽しいです」とうなずき、こう続ける。「まだまだ目の前のことに立ち向かうのに精一杯のところはあります。やっぱり、作品と出会って、ひとつの役を演じるって相当エネルギー使いますよ。でも、いままで生活してきた中で感じたことや経験したことが役に繋がったり、役で発散できたりもするんです。最近、出しっぱなしにしてると出すものがなくなってくると思ってて、常に吸収していきたいって強く感じるんです。もちろん、人間は傷つこうと思って傷つけるものでもないのですけど…自然な流れの中でもっと吸収して、発散、発信していけるようになりたいです」。(photo:HIRAROCK)■関連作品:アサルトガールズ 2009年12月19日よりテアトル新宿、池袋テアトルダイヤほか全国にて順次公開© 2009八八粍・デイズ/ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント昴−スバル− 2009年3月20日より全国にて公開© 2009『昴−スバル−』製作委員会クローズZERO II 2009年4月11日より全国東宝系にて公開© 2009高橋ヒロシ/「クローズZERO?」製作委員会■関連記事:三浦春馬&佐藤健がN.Y.の中心で鍋をつつく?5日間の旅を収めたDVD発売!押井守ファン必見!『アサルトガールズ』公開記念企画の大賞賞品を監督が直々に決定黒木メイサ、押井守のオヤジギャグに動じず芸能レポーターの質問にも動じず黒木メイサ、獅童との交際への執拗な質問もクールにかわす!『アサルトガールズ』会見押井守最新作!黒木メイサ主演『アサルトガールズ』予告編到着
2009年12月17日池宮彰一郎の小説「最後の忠臣蔵」が、役所広司と佐藤浩市を主演に迎え映画化されることが発表された。池宮作品ではすでに「四十七人の刺客」が1994年に高倉健、中井貴一、宮沢りえらを配して映画化されているが、本作は「四十七人の刺客」の後に出版された「四十七人目の浪士」(※のちに「最後の忠臣蔵」に改題)が原作。大石内蔵助を始めとする浪士たちが吉良邸に討ち入り主君に殉じて切腹したのち、密かに生き残った2人の男たちの姿を描いた物語となっている。役所さんが演じるのは、赤穂浪士・瀬尾左孫衛門(せのお・まござえもん)。討ち入りの直前に仲間たちの元から逃亡、討ち入り後に志士たちが英雄視される中で、“裏切り者”“臆病者”という罵り、蔑みを浴びながら生きる。一方の佐藤さんの演じる寺坂吉右衛門(てらさかきちえもん)は、討ち入りを果たした四十七士の一人であり、「忠臣蔵」ファンの間でも名の知られた人気の志士。討ち入りには参加したもののその直後、討ち入りの事実を後世に伝えることを目的に、大石内蔵助の命で隊から離脱した浪士であり、2人が吉良邸討ち入り後の時代を生きる姿、そして瀬尾の逃亡の真の理由が描かれる。これまで幾度となく時代劇で名演を見せてきた役所さんと佐藤さん。近年では、三谷幸喜監督作『THE 有頂天ホテル』に共に出演しているものの、本格的な共演は今回が初めて。果たしてどのような絡みを見せてくれるのか?メガホンを握るのは、長年にわたりTVドラマ「北の国から」シリーズの演出を担当してきた杉田成道。これまでに舞台で手塚治虫原作の「陽だまりの樹」やつかこうへい作の「幕末純情伝」といった時代劇の演出を手掛けている。共演者には安田成美、笈田ヨシ、山本耕史、伊武雅刀ら演技派の俳優陣が名を連ねる。『ラスト サムライ』、『硫黄島からの手紙』といったヒット作を世に送り出してきたワーナー・ブラザースが日本発の大作として日本人の心に深く刻まれた「忠臣蔵」で世界に勝負を賭ける!『最後の忠臣蔵』は2011年正月第二弾として全国公開予定。■関連作品:最後の忠臣蔵 2011年正月第2弾として全国公開
2009年11月04日