本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「嫉む」の読み方です。“ねたむ”じゃないの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「嫉む」の読み方は?「嫉」は嫉妬(しっと)という読み方は知っている人もいるでしょう。“ねたむ”という読み方も間違いではないのですが、実はもう一つ読み方があるんです。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“そねむ”とも読みます。■「嫉む」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「嫉む」の意味は以下のように解説されています。そね・む【▽嫉む/▽妬む】[動マ五(四)]他人の幸せや長所をうらやみねたむ。嫉妬 (しっと) する。「人の才能を―・む」他人のことをうらやましく思って嫉妬する、という意味合いの言葉になります。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「嫉む」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「妬み」も「嫉み」も、うらやみ憎むという意味合いは同じ言葉になります。「妬む」を“そねむ”とは読みませんが、「嫉む」は“ねたむ”、“そねむ”という二つの読み方があります。二つを合わせた「妬み嫉み(ねたみそねみ)」という言葉もあるので、ぜひセットで覚えてくださいね。(ななしまもえ)◆Check!<<これまでの難読漢字はこちら
2023年10月07日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「嫉妬心が強すぎて、人間関係をダメにしてしまう」という、ムクさん(34歳・看護師)に、心屋塾認定講師の心みねこさんからアドバイスをいただきました。■ムクさんのお悩みねたみや嫉妬の感情が強すぎることに悩んでいます。ねたみを感じると、怒りを感じたり、勝手に裏切られたと思ったりしてしまい、そういう自分になるのが嫌で、人間関係を疎遠にしてしまいます。私の心の中に「誰よりも自分を一番に評価してほしい」「大切に扱われたい」「傷つきたくない」という感情があるように思います。 こんな自分に振り回されてバカみたいだと思いつつも、ねたみと嫉妬の感情のせいで、怒り疲れてしまいます。こんな自分の心をコントロールする方法があれば教えてください。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の心みねこさんよりムクさん、ご相談ありがとうございます。心屋塾認定講師の心みねこです。ねたみや嫉妬心が湧いて、怒り疲れて、そんな自分が嫌で人間関係を疎遠にしてしまうのですね。本当は誰よりも人からの承認が欲しいのに、裏腹な行動を取ってしまう…。寂しいやら、やるせない思いをたくさん感じてこられたのではないでしょう。ムクさんは「嫉妬心」を嫌悪している。嫌悪している感情を抱いてしまう自分自身も、嫌悪してしまっている。加えて、そういう感情を喚起する相手にも「裏切られた!」と感じてしまう…。自分だけではなく、相手まで勝手に巻き込んでしまうことも、情けないと感じているのではないでしょうか。「感情をコントールできたら」と書かれていますが、実は感情は、コントールしようとすればするほど暴れまわる習性もあります。まずは、どんな感情も肯定してあげること。嫉妬心は湧いてもいいのです。嫉妬心は誰もが持つもので、心に湧いてもいい感情だと肯定しながら、ぜひ次の3つの思考法を試してみてください。【嫉妬心を和らげる思考法1:嫉妬をチャンスととらえる】嫉妬心を「ようこそ!」と歓迎してみましょう。嫉妬心とは、自分と大差がない相手に対して抱く感情です。自分と同じ土俵にいる人だから、嫉妬する。すでに同じ土俵に上がっているのに、「相手からすごく引き離された」と思い込み、「かなわない」と感じて嫉妬するのです。つまり、嫉妬を感じている相手は「超えられない相手」ではないということ。相手は「ちょっと手を伸ばせば届くんだよ」という地点を見せてくれています。自分がこれからたどり着く先の姿を体現してくれているのです。「次はあなたよ」と教えてくれています。嫉妬心が湧いたときほど、チャンスだとも言えます。たとえば、友人が結婚することになりました。「よかったわね」と素直に喜べない自分がいます。その友人に嫉妬しているからですね。しかしその友人は、「あなたも結婚できる」と教えてくれている人なのです。お互いに大差ない位置にいるということは、その友人よりさらに上へ行くことも可能です。もっとイケメンで、高収入で、かつあなたを幸せにしてくれる人に出会うかもしれません。嫉妬を感じたときには、ぜひ「嫉妬」→「次は自分」という図式を思い出してください。嫉妬心が湧いたら、あなたは次に進める。信号で言えば「青」のGOサインだと思ってみましょう。 【嫉妬心を和らげる思考法2:心の痛みを優しく受け止める】ムクさんは、ねたみや嫉妬心が湧いてくる際、「自分が評価されなかった、大切に扱われなかった、そのことで傷ついた」といった強い心の痛みも伴なっているようですね。そういう痛みを感じるのは、もしかしたら相手との距離を絶対に縮められないシチュエーションでの嫉妬を覚えているのかもしれません。たとえば、家柄や育ち、身長や脚の長さなどの体形、すでに身につけている技術、身体能力の違いなどは、どうしようもない部分もありますよね。変えようのないことに嫉妬してしまうときは、「一番に評価されたかったね」「もっと大切に扱われたかったね」「傷ついたんだね」と自分の心の痛みを優しく受け止めてあげてみてください。【嫉妬心を和らげる思考法3:嫉妬対象の悩み・努力を想像する】ムクさんは他人の「華やかな部分」や「光の当たっているところ」だけを見て、嫉妬をしていませんか?しかし、相手は湖に浮かぶ白鳥のように、水面下では足を猛烈にバタバタ動かしているのかもしれない。あるいは、これまで人には見せない血のにじむような努力をして、苦労に苦労を重ねて、ようやく花を咲かせたのかもしれない。セミのように長い間、土の中でひっそりと辛抱してきての今、なのかもしれない。華やかに見える今この瞬間も、大っぴらには言えないようなつらい悩みを抱えているかもしれません。見た目ほど幸せではない可能性もあるわけです。相手がうらやましいからといって、その人の人生と自分の人生をそっくり入れ替えて、その人と同じ称賛を浴びたいと思いますか?そのように考えていくと、「今のままの自分のほうが居心地がいいし、家族をはじめ愛する人たちも身近にたくさんいるし、取り換えたくはないな」と気づけるのではないでしょうか。「あんなに苦労するんだったら、いいや」と思えた時点で、嫉妬の気持ちは昇華され、かなり和らいでいると思います。ムクさんの幸せを願っています。※嫉妬の心理については、自著「心屋流、すっごく!うまくいく方法」(PHP研究所)に基づいてご紹介しています。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年11月06日ライターの山田 芽依です。自分に恋愛の気配がなかったり、彼氏がいても上手くいっていなかったりしたら、女友達から「ずっと好きだった人と付き合えることになったんだ」「この度結婚することになりました」といった、おめでたい報告をされると、ついついねたんでしまいたくなるときがありませんか?でも!ちょっと待ってみてください。「女友達の幸せは自分のチャンス」だと発想を変えることはできませんか?これは「人をねたまないキレイな心の持ち主は幸せになれる」だなんていう、綺麗事ではありません。一体どういう意味なのか、筆者の経験からお伝えしたいと思います。■結婚報告をしたらブロック。ある女友達の例筆者には、一緒に遊びに行ったり、LINEも毎日のようにする、親しい女友達がいました。その女友達に「この度、付き合っていた男性と結婚することになりました」と報告した途端、返事が返ってこなくなったのです。まさか、と念のため確かめてみたところ、ブロックされてしまっていました。何かの間違いでブロックされたのだと信じたかった筆者は、SNSでもその女友達に連絡をとろうとしたところ、全てのSNSでブロックされている始末。もう筆者が結婚してからは数年間経過しますが、たまにその女友達のSNSを見る機会があると「他の人ばかり幸せになっていて、許せない」「なんで自分だけが幸せになれないんだ」と、愚痴ばかりが書いてあります。これぞ「女友達や周りの人の幸せをねたんでいる」ことで幸せになれていない、典型的な例ではないでしょうか。■他人の幸せを心から祝福してくれる人は、その人自身にも得がある逆に、筆者の結婚を心から祝福してくれた女友達も何人もいました。祝福してくれた女友達のみんなは、結婚をしたり、夢を叶えたりと、幸せの形は人それぞれですが、幸せに暮らしていることが多いです。これは、冒頭でお伝えしたように「キレイな心の持ち主だから」という、綺麗事だけではないでしょう。他人の幸せを心から祝福することで、その人自身も前向きな気持ちになれる、ということが一番大きいのではないでしょうか。例えば、素敵な彼氏をゲットした友人を見て、「私も頑張ろう!」「あんな人と付き合いたい!」と、出会いの場に行く、なんて行動もそうでしょう。また、自分の幸せを祝福してくれる人に対しては、祝福された本人はもちろん、それを見た周りの人も、好感をいだきます。人の幸せを「なんであんな奴が」と言う人と「本当にいいことだね」と言う人。どちらの人と仲良くなりたいかと比較したら、答えは明白ではないでしょうか。現に、筆者のことを祝福してくれた女友達の中で「私も幸せになりたい!」と思ったことがきっかけになり、周りの人から男性を紹介してもらって、その男性と結婚した女性もいます。このように、女友達の幸せを、自分も幸せになるためのチャンスにすることもできるのです。■おわりにもちろん人間ですから、人のことをねたんでしまうことはあるでしょう。筆者自身、人のことをねたんでしまうことはあります。ですが、人の幸せをねたんでいるよりも「自分もそれぐらい幸せになろう」と前向きに努力している人のほうが、周りの人にも、ひいては、自分自身に対してもいい影響を与えることができるはずです。恋愛面に関しては、祝福してくれるステキな女友達になら「出会いを探しているなら、いい男性を紹介しようかな」と、祝福した本人・周りの人も思うでしょう。女友達の幸せは、ねたむのではなく、自分の幸せのきっかけ作りにしてみてはいかがでしょうか。(山田 芽依/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年04月26日だれでも自分の子供は、学業優秀、スポーツ万能、性格良しの人気者になってくれれば…なんて夢を描きますが、現実はなかなかうまくはいかないもの。でもなかには、小さいころから勉強ができたり、運動に秀でていたりという子どももいます。せっかく優秀な子に育ったのに、周囲のママからの「ねたみ」に悩んでいるママも多いみたいです。そんな嫉妬をうまくかわす術を覚えて、子どもに悪い影響が出ないようにしたいですね。■優秀な子どもを持つと嫉妬を買いやすい?優秀な子どもには、両親が教育熱心で周囲のだれもが納得するほど努力している場合と、とくに早期教育を行っていなくても飲み込みが早い、いわゆる「地頭がよい」場合にわかれます。子供が優秀なら優秀なりの悩みというものはありますが、それを理解してもらうのはかなり難しく、気軽に話した内容から周囲にとんでもない誤解を与えてしまうことがよくあります。母親というのは、自分の子どもとの出来をどうしても比べがちで、その結果落ちこんだり必要以上に子供に怒ってしまったりします。そして優秀な子どもを持つママ友のひとことに、腹が立ったり、つい悪口を言ってしまったり。そんな自分がイヤでどうしようもない…というモヤモヤしたケースが多いようです。■このひとことが反感を買う「お子さん、頭が良くてうらやましいわ。どれくらい勉強させているの?」成績優秀なお子さんの場合、こんな質問を投げかけられることも。「私はなにもしていなくて、子供任せなの」と、本当のことを答えてしまいそうになりますが、これは「親が手伝ってもこの程度しかできないうちの子は…」と反感を買いがちです。「夕食後に1時間くらい勉強しているみたい」などと、時間だけを具体的に返し、内容については触れないで流したほうが無難です。「今度の試合、先発メンバーに選ばれたんだって? すごいね!」「今回はたまたま、まぐれで選ばれただけよ~。次回はどうかわからないわ」これもごく自然な会話なのですが、劣等感が強い、ねたみやすい人には「まぐれでも選ばれないうちみたいな子だっているのに…。ひいきにされてるの?」とネガティブにとられがち。「今回どうしても試合に出たいって、朝もひとりで毎日練習してたの」など、そのために努力していたことを話したほうが「そうか、うちの子が選ばれなかったのは努力がたりなかったからなのね」と納得してもらいやすくなります。「○○くん、なんでもできてすごいですよね~」「いえいえ、部屋の片づけとか全然できないし、学校からのプリントもまったく出さないし、字も汚くて…」なんでもできるわけではないと伝えたいがために、子供のダメなところを次々と並べてしまうのも「それくらいしか“できない”ことがないなんていいわね…」と逆に嫌みにとられることもあります。「いえ、上には上がいますから…」と濁し、話題を別のことに変えましょう。■日ごろから嫉妬をできるだけかわしたいときはあまり親しくないママ友から「お稽古事はなにをしているの?」「何かスポーツをやっていますか?」と質問された場合には、その話しかけてきた人自身の子どもが興味を持っている場合が多く、そのときには自分の子供をほめられたい! という思いがあります。だからさりげなく「すごいですね」とほめると、相手も気持ちよく会話が続けられます。また、いつも周囲から子どもがほめられる場合には、PTAや行事の裏方などに積極的に参加するということも、周囲と摩擦を起こさないですむひとつの手です。勉強やスポーツに秀でている子は、「何か特別な習い事をしているはず」という色眼鏡で見られがち。そうすると学校行事に行かないだけで、「親が学校行事に時間をかけるヒマなどない」と思われてしまうことがあります。無理する必要はありませんが、自分の子だけでなく、ほかの子どもたちのためにも喜んで働きますよ! という姿勢が変な先入観を持たれづらくなります。もちろん「他人にどう思われようが自分の子どもを優秀に育てあげればいいだけ」と割り切って考えられるなら、それもひとつのスタイルです。そのためには母親自身がタフであること、鈍感力を身に着けることが必要かもしれません。しかし、周囲の方ともうまくお付き合いしていきたいと思うなら、あえて周りにねたまれ、疎まれることは避けるにこしたことがありませんよね。自分の子供が優秀な分野のことを、自分から話題にする必要はありません。でもその話題になったときには、さりげなく相手のことに話題を変え、どうしても自分の子どもの話になったときは、必要以上に謙遜せず、本当のことを話すことを心がけましょう。子供の優劣がからむと、どうしても冷静な判断ができなくなるのがママ友の怖いところ。周囲のマイナスな感情はうまくかわして、子供の成長をひたすら楽しみにしていきましょう!
2016年11月19日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は「嫉妬やねたみの感情を捨てられない」という、まりさんに、心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■まりさんのお悩み旦那と離婚し、現在シングルマザーです。離婚の原因は旦那の浮気です。旦那はその不倫相手と再婚しました。小学生の息子も父親に会いたいはずなのに、2人が幸せに暮らしているのが許せません。いまは仕事や友人に恵まれているので、幸せだと思わないといけないのですが、過去を忘れることができず、嫉妬や憎む気持ちが消えません。2人の不幸を願ってしまいます。嫉妬は何も生まないし、とらわれてもいけない、とわかっているだけに、心をどう持って生きていけばいいのかわかりません。アドバイスをお願いします。■心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんよりまりさん、「幸せと思わないといけない」という言葉に引っかかりました。「幸せと思おうとしている人」それは実は「自分は不幸だと思っている人」です。幸せは思おうとするものではなくて、“気がつくと感じているもの”だと思います。だからいまは「私、幸せだと感じられていないんだな」でOKです。人を恨んだりねたんでいる間は幸せを感じるのは難しいのですが、無理に幸せだと思おうとしないでくださいね。まりさんが今すぐした方がいいのは、とことん彼らを恨むこと。二人の不幸を願うことです。ええ、どんどん願ってみてください。ひどいことを言いますよね。でも大丈夫ですよ。枕をたたいたり、お風呂で怒鳴ってみたり、恨みの手紙を書いてそれを破るなど、はたから見たら見苦しいようなことをしてみましょうか。具体的に彼らに何かはしないでくださいね。まりさんが願ったところで彼らには影響もないし、まりさんにも悪影響はありません。その気持ちをなかったことにすることが、まりさんに悪影響です。嫉妬や人を恨むことはできるだけしたくないですが、その感情が生まれた時に、捨てようとしても捨てられないものです。ではどうしたらいいかと言いますと、その感情と添い寝すること。「そこにいていいよ」「一緒にいようね」とその感情に居場所をあげること。「私はまだそんなに恨んでいるんだね」「私はまだ悲しいんだね」「私はまだ苦しいんだね」「怒っているんだね」「ずるいよ」「ひどいよ」「取らないでよ」「捨てないで」「やめてよ」そんな言葉を言ってみてください。怒りが出てくるかもしれませんね。泣けてしまうかもしれませんね。そして次は「悲しかったね」「苦しかったね、つらかったね」「もっと怒っていいよ、恨んでいいよ」「よく頑張ったね」「私はずっと一緒にいるよ」そうやって自分に優しい言葉をかけてあげてください。人に対して悪い感情を持つ時、同時に無意識のうちに自分を責めてしまいがちです。でも自分だけは自分を責めないでくださいね。「嫉妬は何も生まないし、とらわれてもいけない」というのは、それを底までやりきった人が体感することです。頭で考えること、わかったつもりになることと、実際に感じてみることは違います。まりさんは、中途半端な気持ちでいるために、彼のことを手放せていないように感じます。戸籍上は別れたのに、まだ心の中で握っているのです。でも実際はもう離婚して、「元夫」と「元妻」ですよね。二人が夫婦だったことは過去の話。彼が今の奥さんと幸せな家庭を築こうとそこに文句を言う筋合いはないはずなんです。彼の幸せとまりさんの幸せはもはや関係ないですし、彼が不幸せになったらまりさんが幸せになるというものでもないはずです。むしろ彼が幸せでいてくれた方が好都合といつか気がつくはずです。くたびれて飽きるまで彼を憎む、恨む、それをやり続けてください。たぶん1年もしたら、それをしている自分に疲れるだろうし、自分の幸せにつながらないと身をもってわかるでしょう。人を恨むことはとても体力と気力がいることです。そんなことをしてる暇があれば、自分のために時間と心を使う方がいいとわかる時が必ずきます。まりさんにとって、彼と別れたことは決して不幸な出来事ではありません。むしろ、ラッキーなのかもしれないです。もっとすてきな人と出会えるチャンスなのかもしれません。人は無意識に幸せに向かって生きていると思います。不幸に見える出来事でも、後から考えたら転機になっているものです。いまは幸せそうに見える彼らも、これから苦労すること、悩むこともあるだろうし、けんかすることも、もしかしたら別れることだってあるかもしれません。人の未来も自分の未来も何が起こるかわかりません。人生は上がったり、下がったりを繰り返してみんな死に向かっていくだけです。今、不幸せだと思っているまりさんは、後はまた上がっていくだけですよね。今はたまたまそういう時期なだけ。息子さんのことも、信頼してまずは自分の心を満たしていくことを意識してください。お母さんが幸せに生きていれば、息子さんも勝手に幸せになっていきます。お父さんに会いたいかどうかは彼に聞いてみましょうか。勝手に決めつけたり、妄想しないで何でも聞いてみるといいですよ。そして彼にも「よく頑張ったね」「悲しかったね」「つらかったね」「苦しかったね」と、自分にかける言葉と同じ言葉をかけて(言葉に出さなくてもです)抱きしめてあげてください。お子さんも小さいながらも心の深い部分ではお母さんの気持ちをわかっているはず。まずは、気持ちのままに、2人の不幸を思う存分願うところから始めてみてくださいね。「レッツ恨み!」で大丈夫ですから! ・このカウンセラーのブログを読む
2016年10月25日