一緒にいるときは楽しくて幸せだけど、これってホントに恋愛? それとも、彼にとって自分は、ただの遊び相手なの? と、不安になることはありませんか?遊び相手だと思われているのなら、こちらもそのつもりで対応したいもの。そこで今回は、男性が遊び相手にとる対応をまとめてみました。■ 酔ったときに連絡が多いLINEがきた~! 着信が来た~!! と思って喜んでいると、いつも相手が酔っぱらっている……なんてことはありませんか? もちろん酔って連絡して来たら「即アウト」というわけではありません。そうこともあるでしょう。チェックすべきなのは、酔って連絡してくることが多いかどうか。もし酔っているときばかり連絡が来ないのであれば、酔った勢いのときにしか、あなたが気にならないのかもしれません。もっといえば、性欲のリミッターが外れたときに連絡できる「都合のいい女」である可能性も。酔っていないときとの違いにも注目してみましょう。■ 連絡の頻度がまだら連絡の頻度そのものも要チェック。真剣に交際したいと思っているなら、連絡しようと思うタイミングは、幾分定期的であるはずです。たとえば、朝起きたとき、仕事の初めと終わり、帰り道、お腹が空いたとき、週末、寝る前など。ふっと彼女の笑顔があたまによぎるもの。それなのに、ときには密に連絡してきたり、ときには一切連絡の無い日が続いたりするなら……。それは、他に相手をしてくれる女性がいるときと、いないときがあり、暇になったときに連絡してきているのかもしれません。■ ご飯は基本家or定食系食事は、男女が親しくなる上で、欠かせないコミュニケーション。「おいしいものを食べる」という基本的な幸せを共有することで、一緒にいる時間を「幸せな時間」として過ごすことができます。それなのに、どこか食事に行くことが少なく、ゴハンをほとんど家で食べていたり、食べに行っても、なんの変哲もない定食系だったりするなら……。食事という機会を、親密になる機会にしようとしていないのかもしれません。■ 「ごめんね、忙しくて……」が口癖会えない日が続いたり、デートがキャンセルになったり、連絡すると言っていたのにしてこなかったり。「どうして?」と尋ねると、「最近忙しくて……」という理由ばかり言うなら、少し怪しいかもしれません。たしかに、忙しくて連絡できない、どうしても外せない仕事が入った、ということもあります。でも、大切な人であれば必ずフォローを入れるもの。そんな気持ちが、彼の言動から感じられるでしょうか? 言葉と行動で、彼からのフォローがあるか考えれば、彼の気持ちがおのずと見えてくるはずです。■ おわりに恋は、歩み寄りの積み重ねです。一方だけが迫っても成立しないもの。彼といい恋をしたいと思っていても、彼にその気がなければ、いくらデートをしてもエッチをしても、心の距離は縮まりません。まずは、日常のちょっとした反応から、彼の本気度をチェックしてみませんか?(橘遥祐/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年02月03日彼のことが嫌いになったわけではない、でもすこしひとりになりたいなと思うときはありませんか?男性も同じように、仕事で悩んでいるときや疲れているときなどは、ひとりになりたいと思うようです。では、そんな彼の気持ちにあなたは気付いてあげていますか?男性が「ひとりになりたい」ときに出すサインをご紹介します。■ 口数が減る「ひとりで考えごとをしたいときは、自分からは話さないようにしたり、彼女が話しているときは、返事だけしたりする」(28歳/不動産)口数が減ることは、彼がひとりになりたいと思っているときに出すサインのひとつ。一緒にいる時に彼が無口になる、話をしてもあまり反応してくれない、気のない返事ばかりされる、などと思ったときは注意してください。そんな態度をされると、ちょっとイラっとしてしまいますが、あえて話はせず、彼からすこし離れて様子をみてみましょう。■ つぎに会う約束をしない「自分からはつぎのデートの約束をしないようにする。彼女からデートに誘われれば、いちおう行くけど、乗り気ではないのが態度に出てしまうと思う」(26歳/銀行員)彼から会いたいと言われない、つぎに会う約束はあなた発信ばかり、ということはありませんか?これも、ひとりになりたいと思っている男性が出すサイン。こんなときにデートをしても、おたがいに楽しくないのは目に見えています。はやめに気付いてあげて、そっとしておいてあげましょう。また、彼からの連絡が最近少ないという場合も要注意。まったく連絡がなくなった場合は、彼の気持ちが離れてしまっている可能性があります。しかし、いちおう返事はしてくれるといった場合は、ひとりになりたいときかもしれません。■ くっついてこない「彼女には『ちょっとひとりにしてほしい』とは言えないから、一緒の部屋にいてもとなりに座らないようにしました。あとはちょいちょい離れて、そういう雰囲気にならないようにしたこともあります」(31歳/営業)ひとりになりたいと思っているとき、彼女と物理的に距離を取る人が多いようです。一緒にいてもくっついてきてくれなかったり、イチャイチャしてくれなくなったりするときは、注意して彼を観察してみてください。あなたからもすこし距離を置いてみると、彼の気持ちが落ち着いたころに、彼の方からくっついてくるかもしれません。■ サインに気づけたら冷静になる彼の口数が減る、彼からの連絡がすくなくなる、一緒にいても距離を置かれる……。なんてことをされたら、一緒にいてもイライラしてしまったり、別れたいのかな?と思ってしまったりするでしょう。でも、いちど冷静になって、彼をひとりにしてあげましょう。仕事や友人関係など、あなたとの関係以外で悩んでいるのかもしれません。協力したい、支えたいと思っても、彼がそれを望んでいないときは、ひとりにしてあげることこそ、一番の支えになるはずです。落ち着いたころに、彼の方から戻ってきてくれる可能性も高いので、離れている間も彼を思う気持ちは大切に、静かに待ってあげるとよいでしょう。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年01月17日彼にとって私は本命?遊び?……そんなことを気にしたことのある女子も多いと思います。でも、男性にとっては「本命」「遊び」のダブルシステムって、そんなに普通のことなんでしょうか?女子的には「遊ばれてるのかな?」と気になる、あの彼の本心とは……?今回は、「遊びの女」に対する男性の本音と、なぜ本命にならないのかを聞いてみました!■ 出会った場所がまずかった!「軽そうな出会い」本命・本妻を隠して、自分に好意を持つ女子の心をもてあそぶ……。「遊びの女」と聞いて女子がまっさきにイメージするのはこれなのでは?このパターンは、出会い方にこだわることが予防策。アプリや街コン、ナンパなど、身元が割れにくい場所での出会いは周囲の人間関係が見えず、嘘もいくらでもつけます。加えて、「アプリで会う女なんて」と、相手を軽く見る男性も。遊ばれるリスクを避けるなら、この手の出会いにそもそも手を出さないのが大事。ただ、「遊びの女」を探している男性には「なる早で二人になりたがる」「初デートまでの手間を極力省きたがる」など、わかりやすい特徴があります。女子をその気にさせるため、やたらとほめたり、すぐ「好きだ」というなど、本気の恋愛感情があれば逆にできないようなことサラッとします。「どんな出会いでも、普通の男が大多数。遊び願望の男を見抜けないのは女の子にも問題があるんじゃないかな?」と言う男性もいましたよ。■ 気長に待てないのが原因?「今は本命はいらない」そこそこモテる男性に多いのが「本命は作らず、気になる女子みんなとデートして甘い気分を味わいたい」タイプ。何度デートしても全然付き合おうと言ってくれない……私のことは遊びなの?と心配になりますね。でも、「今は本命はいらない」と言う彼らも、好きな子ができればあっさり一途になることも。彼らは、決め手を持った女子が現れるのを待ってダラダラ遊んでいるだけで、「女の子をだましてやろう」という、根っからの悪人ではありません。多くはしびれを切らした女子が、関係をハッキリさせることを催促しすぎて、嫌気がさした彼が音信不通……というパターン。不安になっても、モテる彼らの「どっちつかずでドキドキしたい」「まだはっきりさせたくない」気持ちも無視はできません。しつこく詰めると「うわ、うるさい……。普段から男に遊ばれてるからしつこいのかな」と、男性はむしろ疑うそう。焦りはあっても、自分とモテ格差のある男性を狙うときは、ガツガツしないほうがかえってうまくいくかもしれません。■ 遊びじゃない!冷めたんだよ「本命候補からの格下げ」男性が言うには、これが一番多いのでは?とのこと。最初は本命候補だったのに、デートを重ねるうちに「違うな」と思った。女子からの好意は感じるけど、告白されたわけではない。だからはっきり「会うのはもうやめよう」と言って、自分が悪者になりたいわけじゃないけど、会いたくはないから連絡もしない……。こんな状態の時に「遊びだったの?」と女子に詰められた経験のある男性が多いようです。男性が言うには「遊ぶ気はなかった。冷めただけ。付き合う前に分かったんだから、それでいいじゃん」とのこと。女子的には「なんで?」と思うものの、彼らは女子を軽く扱う気はなく、「傷が浅いうちにお互い引いておこうよ」というやさしさを発揮しているつもりのよう。「何度もデートしてるし」と気を抜いたり、気持ちがわからない彼に無理にお泊りに持ち込む、などの強引な態度は禁物です。■ 疑いすぎないで基本的には、一度恋愛対象にカウントした女子に対しては「遊び」のようなシビアな考えを持つ男性は少ないようです。一部の男性に注意を払う必要はありますが、男性のことをあまり疑いすぎないことも大事ですよ。(中野亜希/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2018年12月29日はじめまして、とまぱんと申します。日々、寝たい欲求が強いアラサー母です。1歳の娘と夫の3人暮らしをしています。■娘ノリノリ、母はおいてけぼり今日は、友人から子ども用のキッズテントをもらい、娘を遊ばせてみた話をしたいと思います。子どもがひとり遊びをしてくれるのはとても助かるんです! 助かるんですが...。ずっとテントにこもって遊ぶ娘を見て「ひとり立ち早くない!?」とちょっとさみしくなっちゃいました。昔から隅っこだったり、何かと何かの間にいることが好きな娘。テントの中の、邪魔されないひとりの空間が心地いいのかもしれません。娘はテントの中で、メリーの選曲ボタンを押したり、ボリュームボタンを調節したりしていました。まるでDJ。そして、クラブハウスを遠くから見つめる母...。娘が思春期になったら自分の部屋にこもり、あまりリビングに来なくなるかもしれないので、今はたくさん同じ空間にいたいなと思う母でした。
2018年12月25日子どもに外遊びをさせる身近な場所としては、まず公園が挙げられるでしょう。とはいえ、最近の公園は禁止されている遊びも多いもの。そんななかで、どのような遊びをさせれば、子どもの成長を促すことができるのでしょうか。アドバイスしてくれたのは、「自然体験が子どもの発達に及ぼす影響」を研究テーマにする心理学者・石﨑一記先生です。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹(ESS)写真/玉井美世子(インタビューカットのみ)「なにかで遊ばせる」という発想をやめる公園遊びをするにも、最近の公園ではいろいろと規則が多くてできない遊びも多いですよね。であれば、「なになにで遊ぶ」という考え方をなくせばいい。そもそも、外遊びは基本的になにもないところからはじめるほうがいいのです。いまの子どもの多くは、「なになにで遊ぶ」に慣れてしまっていて、「どこどこで遊ぶ」ことが苦手です。なにもない公園に行ってもなかなか遊べない。でも、放っておけばいいんですよ。そうしたら、子どもは自分で遊びを見つけますから。そういうときに、親がなにかを用意してしまうと、結局は「なになにで遊ぶ」を助長することになる。だって、子どもなら、葉っぱ1枚あればずいぶん遊べるものですよ。それなのに、親が「公園に行くんだったらフリスビーがいいかな、バドミントンがいいかな」なんて言い出すから、子どもが遊べなくなる。子どもが「ボールがほしい」なんて言っても、そこらにある松ぼっくりでも与えればいいんですよ。そうしたら、子どもはキャッチボールなんかよりよっぽど面白い遊びを考え出します。親は子どもに「なにかで遊ばせる」という発想をまずやめること。そんなことよりも、子どもと一緒にその場にいてあげることに、すでにものすごく価値、意味がありますから。生き物を殺した罪悪感がもたらす道徳性遊具なんてなにもなくても、花を摘んだり、四つ葉のクローバーを探したりするようなことだってできる。アリの行列をずっと眺めているような子どももいるでしょう。子どもにとっては、それは大冒険なのです。そして、なかにはアリなどの生き物を殺してしまう子どももいる。親御さんのなかにも、虫眼鏡でアリを焼いたり、他の虫や生き物を殺してしまったりした経験を持っている人もいるはずです(苦笑)。でも、この残酷さにも意味がある。生き物を殺した後の罪悪感が、やがて小学生以降に発達する道徳性の基礎になるのです。「かわいそうだからやめなさい」と頭から禁止してしまうと、子どもは実感としての「かわいそう」という感覚がわからないまま育ってしまう。ただでさえ、いまは家のなかでおじいちゃんやおばあちゃんが亡くなるといった死に触れる機会がすごく少ない時代です。だからこそ、生き物の死はとても貴重なものとなる。子どもがせっかく捕まえたクワガタが死んでしまったとしましょう。「なんで死んじゃったんだろう」と、子どもはショックを受けてボーッとしてしまう。この体験は、「命は大切だ」と100万回聞かされることよりもよっぽど意味があるものなのです。もちろん、積極的に子どもに生き物を殺させなさいというわけじゃありませんが、生き物を殺した、ペットが死んでしまったというような経験をしている子どもの場合、生き物の死に直面するとそのときの胸の痛みがよみがえってくる。その感覚は、子どもにとって財産と言っていいものですよ。親が与えるべきものは環境と安全話が少し脱線してしまいましたね。公園遊びの話に戻しましょう。幼い子どもの場合、それこそ公園に遊び道具を持っていく必要なんてありません。幼い子どもは、知能の原型となる「感覚運動的な知能を使う」段階(インタビュー第1回参照)。感覚を使って公園の環境自体を味わうことが大切です。たとえば、風や光、植物。あるいは硬さ、柔らかさ。歩くにしても、地面と砂場、落ち葉がたまっているところではその感触がちがいますよね。それから、遊具などに登ったときの視点のちがい。いわゆる、高さですね。そういう豊かな感覚をつかむことがポイントとなります。もう少し大きくなって小学生になると、「目標を決めて挑戦する」とか「目標達成のために工夫する」ということにテーマが変わってくる。でも、この年齢になれば、子どもは自分で自分にいちばんふさわしいテーマを選びます。親が与えるような必要はありません。親が与えるべきは環境であり、安全です。環境という意味で他に親ができることといえば、子どもに合わない公園だと思ったら、別の公園に連れて行ってあげるということ。自分の子どもより大きなお兄ちゃんたちが自転車でワーッと遊んでいるようなところなら、子どもは落ち着いて遊べませんからね。「遊ぶ」ということのイメージを広げるまた、「遊び」という言葉に縛られず、イメージを広げてみるのもいいと思いますよ。たとえば、家のなかでやっていることを外でやる。日曜の朝、ちょっと遅めに起きて冷蔵庫の残り物をバスケットに詰めて持って行って、外で食べる。それだけでも、子どもにとってはすごくスペシャルな体験です。遊ぶと言ったときに、遊び道具を持って行ってレジャーシートを広げて、「さあ、遊ぶわよ!」というのではなく、もっと気軽に考えていいのです。「面倒くさいな」なんてぼやいているパパと、張り切っているママと、はしゃいでいる子どもが一緒にご飯を食べる。その後は夫婦で会話しながら、すぐそばを子どもがたったか走りまわっている。こういうものも含めて、外遊びと考えたらどうでしょうか。そして、なによりも親が子どもと一緒に楽しんであげることです。親が楽しんでいる姿を見て、子どもは「こうやって楽しむんだな」「こういうものに価値があるんだな」と感じる。体験の共有には、話を聞いてもらうことと同じ意味があります。人は誰かに認められたり受け入れられたりしないと生きていけません。子どもの発達には、認められる、受け入れられる体験が絶対に必要なのです。それから、親が楽しむことで親自身のストレス解消にもなる。当然、子どもに優しくできる。そして、「公園に行ったときのママ、大好き」なんて子どもに言われる(笑)。最高じゃないですか。『人と自然をつなぐ研究 ネイチャーゲーム大学講義録』石﨑一記 他 著/日本シェアリングネイチャー協会(2016)■ 心理学者・石﨑一記先生 インタビュー一覧第1回:「外遊び」は有能感や自己肯定感を伸ばす――でも、効果のほどは「親次第」第2回:「公園遊び」に道具は必要ない――外遊びは「なにもないところ」から始めよ第3回:意外すぎる自然遊びで一番大事なこと――“外遊び”の専門家が語る「シェアリングネイチャー」入門(※近日公開)【プロフィール】石﨑一記(いしざき・かずき)1958年7月18日生まれ、埼玉県出身。東京成徳大学応用心理学部教授。専門領域は発達心理学、カウンセリング、環境教育、キャリアコンサルティング。動機づけ、自然体験が子どもの発達に及ぼす影響、キャリア発達を研究テーマとする。日本シェアリングネイチャー協会指導者養成委員でもあり、目指す指導は「体験した人が活動を振り返ったとき、そこの自然や参加者同士の表情は覚えているのに、指導者の印象はない」というもの。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2018年12月25日今の時代は電子機器があふれ、子どもはテレビゲームのみならず携帯型ゲーム機やスマートフォンなどのゲームで遊ぶことが増えています。しかしテレビゲームがない時代は、お金をかけないで作れるオモチャや、物がなくてもできる遊びで子どもは遊んでいたものです。そんな古き良き子どもの遊びをご紹介します。1. 受け継がれていく「伝承遊び」 昔から親しまれ伝えられてきた遊びのことを「伝承遊び」と呼びます。伝承遊びは様々ありますが、遊び方や種類は地方によっても異なります。日本の伝承遊びには、楽しむだけではなく自然と知能が鍛えられるものがたくさんあります。例えば、福笑いでは顔の部分を認識する、折り紙やあやとりは指先を使うことで脳を活性化させ想像力や空間認識力を鍛えるなどです。さらに、コマ回しでは回るコマで遠心力や力学、だるま落としでは上のものが下に落ちる引力の法則など、遊びながら自然に多くのことが学べます。伝承遊びを子どもに伝えていくことは、集中力・知力・瞬発力・根気などたくさんの力を培い様々な力が育っていきます。遊びを通した体験は知恵となり、生きる力になるのです。2. 道具がなくてもできる遊び何も道具がなくても、子どもが数人いればできる遊びはたくさんあります。どんなものがあるのか、見てみましょう。● はないちもんめ2つのグループに分かれて、歌を歌いながらメンバーをやり取りする遊びです。お互いが相手チームの一人を指名し、じゃんけんで勝ったチームにメンバーが移ります。どちらかの人数がなくなったら終了です。● かくれんぼオニが数を数える間に隠れます。どこに隠れようかと考えることは知恵が試されます。「もういいかい」「まーだだよ」というやり取りは、小さい子も親とかけあうのを楽しめますね。● かごめかごめオニ以外は輪になり、オニは真ん中に目をふさいでしゃがみます。周りの人は歌いながら回り、歌が終わったところで皆しゃがみオニは自分の後ろの人の名前を当てます。名前が当たると、当てられた人がオニになります。● てつなぎおにオニが10秒数える間に他の人は逃げます。10秒後、オニは捕まえに走り、捕まった人はオニと手をつなぎます。手をつないだ状態でまた逃げている人を追いかける・・を繰り返し、全員が捕まる、もしくは制限時間がきたら終了です。2. 道具を使う遊び道具を使う遊びも色々あります。お金をかけて何かを買わなくても簡単に手作りできるものがほとんどです。作る過程も楽しみたいですね。● あやとり毛糸一本でいろいろなものを表現する遊びで、毛糸一本あればいつでもどこでも遊べる、これぞ伝承遊びといえるものです。一人で出来るもの、二人で出来るもの、手品など数多くの形があるので、色々試してみると面白いですよ。手先が器用になり、脳の発達に良い影響があるといわれています。● たこお正月の風物詩です。電線などがあり思いっきりたこをあげる場所がないなどの問題もありますが、広い公園に出かけていって遊ぶのもよいでしょう。糸を操り空高く舞い上がるたこは爽快です。ビニールや竹ひご、糸などで簡単に手作りすることもできます。● たけとんぼ両手でたけとんぼの軸を挟み手を前後に動かして軸を回すと、高く飛ばすことができます。この手の動きが慣れない内は難しいかもしれませんが、それゆえに飛んだ時は嬉しいものです。今は100円ショップなどでもプラスチック製のたけとんぼが売られています。竹から手作りするのは難しいかもしれませんが、実は牛乳パックとストローでも簡単に作ることができます。参考サイト:● おてだま小さな布袋に小豆などを入れたおもちゃで、それを投げ上げては受ける遊びです。単純な動きながら、おてだまの数を多くしていくとかなり練習が必要となりレベルアップのために夢中になること間違いなしです。「あんたがたどこさ」「もしもしカメよ」などの歌に合わせて遊ぶことも多く、リズムをとりながら楽しく遊ぶことが出来ます。昔ながらの歌も一緒に受け継ぐことが出来ますね。裁縫が苦手な方でも、直線のみの手縫いで作ることができるので比較的簡単に作れます。子どもの手に合うサイズのものをお気に入りの柄や色で作ると喜んでくれそうですね。● かるた、百人一首ひらがなを覚え始めた子にはひらがなの勉強にもなり、言語力や記憶力、反射神経が磨かれます。何より数人で一枚の札を取り合うのは興奮し盛り上がりますね。かるたなどは、自分でオリジナルの札を作って遊ぶのも楽しいでしょう。テレビゲームが大好きな息子ですが、先日箱もバネも紙でできているビックリ箱を何度も開け閉めしながらとても楽しそうなのを見て、素朴な遊びでも十分楽しめるんだなと感じました。そして今回遊びを調べると、伝えたい良い遊びがたくさんあることに驚き、何を紹介するかを迷うほどでした。ゲームだけではなくオモチャも最近はハイテクなものや進化したものが多くあふれていますが、昔ながらの古き良き遊びやおもちゃも大切にし、後世に伝えていきたいと感じました。
2018年11月13日意中の彼と連絡を取ったりデートしたりできるレベルまで距離が近づいた時、気になることといえば、彼が本気か遊びか、ということでしょう。でも、「私のこと遊び?」と聞いたところで、素直に「うん、遊びだよ!」という男性は皆無……。遊びか本気かは彼の言動で見抜きましょう!そこで今回は、彼があなたを遊びと見てるのか、それとも本命と見てるのかの言動についてご紹介したいと思います。■ 連絡に変な波があるなら遊び、プチ手紙状態なら本気コミュニケーションに欠かせないLINE。気になる男性と距離を縮めるためにLINEのやり取りをしている人も多いもの。けど、LINEをしてて、ふと『遊び?本気……?』と疑問に思う女性も多いでしょう。意外とLINEだけでもある程度、本気度はわかりますよ。気になる男性からの連絡に変な波がある、例えば、連絡は彼次第で、即返事が来ることもあれば数日既読スルーされることもある、というのなら少なくとも本気ではないでしょう。まぁフライト中や海外出張中で連絡ができないのなら話は別ですが、連絡できる状況なのに連絡しない、返事は彼の気分次第、というのならそこまであなたに気持ちがない証拠かと。逆に、連絡をすれば早めに返信が来るし、メッセージの中にあなたの名前が入っている、また長文まではいかないけど「〇〇さん、こんばんは。今日は会社の送別会でさっき帰ってきました。もう週末ですね、今週末は何して過ごすんですか?」などプチ手紙状態なら高確率で本気です。連絡が雑ではなく、誠実な感じがうかがえるのなら本気でしょう。■ 強引なら遊び、どこか腫れ物を触る感じなら本気LINEでもそうですが、交際前や交際当初のデートでもある程度彼の本気度はわかります。もし彼がどこか強引、例えば無理にお酒を進めたり、腰に手を回したり、あなたの意思を確認することなく無理にホテルや家に連れて行こうとするのなら、完全に遊びと思っていいです。逆に、どこか腫れ物に触るかのように、あなたの顔色や意思を確認してくるのなら本気度が高いと思います。一緒に食事するにしても「好きな食べ物は?」「アレルギーある?」と細かく確認してくれたり、「酔った?お水もらおうか」と気遣ってくれたりするなら、あなたに好かれたい気持ちの現れかと。稀に、“ただ女性慣れしたジェントルな男性”ということもありますが、そういう男性は女性に優しくしても、女性が勘違いしてしまうような言動はとらないので、遊ばれることはないでしょう。■ 一線引く言葉は遊び、相性を確かめるような発言は本気連絡はマメだし気遣いもしてくれる、となると『彼は本気かも!?』と期待してしまうかもしれません。けど、生粋のチャラ男はマメだし気遣い上手です。じゃあどこで見分けたらいいか……ですが、「一線引く言葉」があるか否かも判断材料になるでしょう。もし恋愛初期で「俺、イベントとか祝うタイプじゃないんだよね」とか「彼女は家に入れない主義なんだ」など、どこか一線引くような発言があるのなら本気ではないと思います。一番盛り上がる恋愛初期で、どこか距離を作るようなネガティブな発言をする人ってそういないですから。普通本気なら「クリスマス一緒にどこか行きたいね」など前向きな言葉が出てくるかと。あとは二人の相性を確認するような発言があるかもわかりやすいです。相手の好意が確信できない限り告白できない男性なら、「俺ら気が合うと思わない?」など脈アリじゃなきゃ即イエスって言えないような質問をしてきますから。■ おわりに遊ばれる恋愛なんてごめんですよね。気になる彼が、もしも今回ご紹介したような言動をしていたら、注意深く様子を見たほうがいいかも。けど、もし意中の彼が本気っぽいのなら、あなたからもう一歩近づいてみてはどうでしょう?その方が進展もスムーズにいくと思いますよ。(美佳/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2018年11月01日自分は本気で相手と付き合っているつもりなのに、相手の男性の中では「遊び」の関係なんて寂しすぎますよね。では遊びの関係だと思っている男性を本気にさせるにはどうしたら良いのでしょうか?実際に男性の中で「遊びの女性」が「本命」に変わった瞬間を聞いてみました。■ 相手を取られそうだと思ったとき「男って遊びだとしても自分の女って認識があると、その女を取られたくないって思うんです。前に付き合ってたセフレみたいな女性がいたんですけど、その女性が僕とのデートのあとで他の男と会うって言い出して。最初は“別に良いんじゃない?”って言ってたんですけど、時間が迫るにつれて“取られたくない”って思いが強くなって。結局その日は帰しませんでした。そこから本命彼女になりましたね」(25歳/IT)手に入ってしまった女には、なるべく手間をかけないようにすれば良いと考える男性もいます。そういう男性には「あなたの手のひらからすぐに滑り落ちるかもしれないよ」という警告を与えてみましょう。彼に少しでも本気があるなら、彼は必至であなたを自分の元に留めようとするでしょう。■ 自分が守らないとダメだと感じたとき「結構自分で何でもできる系の女性だとあんまり本気にならないってのはあります。僕がいなくても大丈夫って思うと適当に付き合ってれば良いかなって。それが本気になるのは、相手を自分が守らないとダメなんだって強く感じたときですね。例えばいつも強気な彼女が、堰を切ったように泣き出す姿をみたりとか。その瞬間母性本能が働いて本気スイッチが入ります」(29歳/教育)やっぱり男性は自分が守りたいと思う想いが強いほど本気になりやすいようです。本当なら彼氏がいなくても大丈夫かもしれませんが、時には甘えることで彼の気持ちをより強く自分へ引き寄せられます。■ 本気で叱られたとき「セフレだと思ってた彼女に本気になったのは、彼女に本気で叱られたときでした。仕事とかで責任が大きくなってきて疲れてた時期に、“もう明日仕事辞めてこようかな”って独り言を言ったんです。それを聞いてた彼女が“もっと真剣に自分のこと考えなよ”って。その時の目がマジで、俺のこと本気で考えてくれてるっていう愛情を感じて本命にしたいって思いました」(26歳/広告)甘い顔ばかりしているとなめられるもの。怒るのではなく叱ることは、愛情を持っていないとできません。愛情を伝える手段は、なにもただラブラブするだけではないんですね。■ おわりに「自分は遊びかも」と不安になるようなことがあったのなら、彼の態度を振り返ってみて。今、付き合っている彼の本命になれるようにちょっと彼の心を揺さぶってみてはいかがでしょう?(大木アンヌ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2018年10月27日こんにちは。寒暖の差が激しすぎて季節感ごちゃまぜなクローゼットがストレスなtomekkoです。のんびりマイペースな三男もそろそろ寝返りしたり、日中眠る時間も間隔が空いてきていよいよ気の抜けない日々となってきていますが、平日の夕方から寝かしつけまでは何度言っても言い足りないぐらい、ドタバタです。本気でもう1人自分が欲しい…夕方、夕飯準備と子どもたちの対応が重なることは想定していました。でも、長男はもう1人である程度のことができるし、次男はお兄ちゃん大好きで2人で遊んでくれているし、三男は最悪泣かせながらでも家事ぐらいはどうにかできる…そう思っていたんですが。ここに、未経験ゆえの大きな思い違いがありました。そう、小学1年生の長男には、毎日宿題があります。それも、タイムを計ったり丸つけをしたり…と親が関わりながらやることが多いです。それがなくても1年生のうちは、問題文の読み取りなどにまだ不安があるので、できるだけ一緒にサポートしながらやった方が良いみたい。つまり、実際には長男につきっきりになってしまうんです。そんな中、三男は抱っこしていればある程度落ち着きます。でもお兄ちゃんと遊びたい次男はそうはいきません。次男をおとなしくさせるためにテレビをつけてしまうと、事情により一旦勉強部屋を作ることを諦めた我が家はリビング学習のため長男が集中できないし…結局ぴったりの解決策は見つけられないまま(これだとみんなかわいそうだな…)と悩みながらこの時間帯をやり過ごしていたんですが… ある時、長男の宿題指導に熱が入りすぎ、次男の相手を全然できないまま結構な時間が経ってしまいました。でも、ふだんは声も大きく足音も響く、まるで存在感でできているかのような次男が構ってコールもせずに気配を消しているなんて…不思議に思ってあたりを見まわすと、廊下の向こうから1人楽しそうな次男の笑い声が!ボール好きな次男、お祭でもらったテニスボールくらいの柔らかいボールを、プラレールの長い線路を2本使って転がして遊ぶというホッケーっぽいオリジナルのひとり遊びを発明し、夢中になってボールを追い回していました…!!いつもお兄ちゃんのやっていることを一緒にやって遊ぶことが多く、ひとり遊びをしている姿をあまり見たことがなかった次男、なかなかの発想でびっくり!!その後も時々静かだなぁと気付いてふと見ると、プラレールをジャングルジムやソファと組み合わせてすごいアドベンチャーな世界を作り上げていたりジャングルジムを電車の車両に見立てて運転したり車掌業務をしたりと、長男とはまた違った能力を発揮していました。真ん中っ子になった次男は、ちょうど年齢的にもオムツ以外に最優先で対応すべきお世話が無いので、どうしても後回し気味になってしまいワタシもついつい申し訳無いな、かわいそうだな、と引け目を感じていました。でも見方を変えれば、次男にはひとり遊びをする機会というのもめったに無いわけで。自分なりに考えて遊びを作り出す力がこんなにもあることを知れたのはとても新鮮だったし、こういう時間もきょうだいそれぞれに必要だな、と思いました。もちろん、あとで次男を抱っこして作った遊びのことを聞いてみたり、寝る前の絵本を読む時間にスキンシップを兼ねたりと、次男が母を独り占めできる時間も意識的に作るようにしています。まだまだ慣れたとは言えない3人育児、毎日反省する暇もないですが、子どもたちと一緒に少しずつでも成長していけたら…と思って頑張ります!(頑張りついでに手がもう2本ぐらい生えてこないかな…)
2018年10月18日いくら好きな彼女であっても、いつでも一緒にいたいわけではなく「ひとりになりたい」と感じることもあるもの。男性がどういったときに「ひとりの時間」を欲するものなのか、女性はちゃんと知っておいた方がいいでしょう。そこで今回は、男が思わず「ひとりになりたい」と感じる瞬間を紹介します。■ 仕事で「いっぱいいっぱい」のとき仕事で忙しい日々に追われ、身も心も疲れきっているときには、やはり「ひとりになりたい」と思うもの。彼女のことが嫌なのではなく、誰かの相手をするパワーすら残されていないような状態であるということ。彼が疲れていたら、それを癒してあげようと思ったりもするでしょうが、どれくらいの疲労度なのかをちゃんと見極めて。あまりにもハードなときにはそっとしておいてあげることも大事です。また、仕事で落ちこんでいるときや企画などをじっくりと考えたいときもあるはず。とにかく仕事でいっぱいいっぱいの状況なのであれば、ジャマしないようにした方がいいでしょう。■ 「好きなこと」が一切できないとき彼女とすごす時間はもちろん大事でしょうし、楽しい時間でもあるでしょう。でも、そこにあまりにも時間を取られすぎると自分の「好きなこと」に費やす時間が持てなくなります。それが彼がストレスを感じる原因にもなっているかも。特に、彼が趣味を大事にしているであれば、理解を示してくれない彼女に対し「付き合っていくのは無理かも」という思いもわいてくるはず。あなた自身も、恋愛以外にも夢中になれるものを持っていた方が、彼の目にもより魅力的に映るものですよ。■ 彼女の「かまって感」が強いときあまりにも「かまって感」が強い彼女は、さすがに彼もうっとうしく感じるようになるはず。会えないときなどだけではなく、一緒にいるときにも常にベタベタ甘えられたりしたら、苦痛さえ感じたりもするかも知れません。「ねぇねぇねぇねぇ」とずっとくっつき回ったり、常に自分のことをかまってくれていないだけで不機嫌になったりするのは絶対にNG!付き合いたての頃ならまだしも、ずっとそんな状態を続けていたら、あっという間にウンザリされてしまうでしょう。■ 「監視されている」と感じるとき恋人同士であれば、お互いのことをある程度は把握しあっていたりもするでしょう。でも、何から何まで全てを知ろうとするのは、もはや「監視」をしているのと同じです。居場所を常に確認されたり、誰といるのかも聞かれたり、SNSも全て細かくチェックされていたりしたら、彼はその束縛の激しさに息がつまってしまうはずです。心配なのはわかりますが、疑えば疑うほど信頼度は失われてしまいます。まずはあなたが信用している姿を見せないと、彼もあなたを信用してくれなくなりますよ。■ おわりに好きだからといって、自分の気持ちばかりをぶつけてしまうと、彼からはウザがられるだけ。そういったことが多くなると、別れにつながる危険性もあるので、ある程度は「自由」を尊重しあうことも大切ですよ。(山田周平/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2018年09月29日男の子が好きな遊びの代表と言えば、プラレール、トミカ、戦隊ヒーロー系。幼稚園内でも男の子遊びと女の子遊びに分かれていることが多いようですが、最近になって我が家の男の子2人が最近夢中になっているのが“おままごと遊び”。実は男の子もしっかりと楽しめます。実体験を通じて感じることができた、おままごと遊びが子どもにもたらす効果を3つ紹介します。おままごと遊びに夢中になったきっかけ長男が1歳を過ぎたころに、木製の野菜や包丁、まな板などのおもちゃを少しだけそろえていたのですが、しばらくすると興味が別の遊びに移り、一時はしまった状態に。やっぱり男の子は身体を動かす遊びの方が好きなのだとずっと思っていました。その後、次男がキッチンの調理器具に興味を持つ月齢になり、私の調理中にあれこれと出してひっくり返す(1~2歳のあるあるですよね)ので、子ども用のキッチンを用意してみよう!とキッチンおもちゃを購入。一度はおままごとから離れた年中さんの長男も再び遊ぶようになったのです。IKEAのキッチンおもちゃがすごい!我が家が使っているのは、イケアで販売されている「DUKTIG ドゥクティグおままごとキッチン」です。別売りのキッチン用品を付けると、本物さながらのクオリティ。自分用のキッチンができた子ども達は大喜びでした。子ども部屋ではなく、あえてリビングダイニングに置くことで、私の料理中に真似がしやすいようにしています。子ども達が遊んでいる間に見せてくれた仕草や聞こえてくる言葉を観察していると、面白いポイントが見えてきました。おままごと遊びで鍛えられる3つのポイント1.観察力の確認調理器具を使ってママの真似をし、作り方、盛り付け方、彩りのこだわりなどをよく観察していること。プラスチックのお皿に赤や緑、黄色の食材のおもちゃを並べて、「ママいつもこうやってるよね」と真似をしてくれました。軽くプレッシャーにもなりますが(笑)、よく見てくれていることがわかり、うれしくなります。2.応用力のアップキッチンが家庭内のシチュエーションなのか、お店屋さんのものなのかによって役回りに変化があるので、その立場になったときにどういう行動をするのかを考える力が鍛えられること。例えば、お店屋さんのキッチンのシーンだとすると、「いらっしゃいませ」の挨拶から始まり、注文を聞く、調理をして「お待たせしました」と持って来る、そして最後にお会計をするという流れの一連をおままごとで学ぶことができます。1の観察力にも通じることですが、真似をすることで人がどういう動きをしているのかを理解するチャンスになります。3.本番を迎える前のイメージトレーニング本当の料理をするにはまだ早いかなというメニューは、遊びながら作り方を説明することでスムーズに本番を迎えやすくなります。「このお野菜で何が作れると思う?」と質問すると、いろいろな答えが返ってきて面白い! 想像力のトレーニングになるはずです。“まね(真似)ごと”が学ぶことの始まり。おままごとは最適な遊びです。将来の料理男子育成のためにも、今からおままごと遊びを取り入れてみませんか?<文・写真:フリーランス記者郡司佳奈>
2018年07月31日「おひとりさま」ってなんだか寂しいし、悲惨な感じ、なんて印象があるのでは?でも世の中には、おひとりさまを思う存分楽しんでいる女性も大勢いますよね。今回は、そんな素敵な「おひとりさまライフ」のヒントとなりそうなマンガを2つご紹介します。■不幸っぽいのに、なぜか楽しそう『幸子、生きてます』(柘植文/講談社)主人公は市役所に勤める金子幸子、33歳。“金も幸せも子もない”と自虐的に言うおひとりさま女子です。欠陥マンションに住み、元カレにお金を貸し、婚活パーティに行っても収穫ナシ……。そのようなシングルライフなのですが、なんだか楽しそう。あるときは、周囲から“お似合い”と言われた図書館司書の男子・飯田さん(35歳)とデートへ。飯田さんは若いギャルが好きで、幸子はいつもあやうい人に惹かれてばかり、という共通点を見つけ、恋愛感情を持たぬまま共感し合うふたり。そこで愛が芽生えないのが面白すぎます。33歳ながら男性とのお付き合いの経験がないエミちゃん。美人なのに不倫にハマっているユリちゃんといった女友達も強烈。特筆すべきは、幸子のハンパない妄想力。その妄想プロセスがとにかく楽しいんです。今日も真実の愛を探して生きる……シュールでフフッと笑ってしまう幸子の世界に、あなたも迷い込んでみては?■地味なお局さんの裏の顔は!?『セクシー田中さん』(芦原妃名子/小学館)主人公は、23歳のOL朱里。頻繁に合コンに顔を出し、それなりにモテている女子です。その朱里が密かに注目しているのが、経理のアラフォーお局・田中さん。ロングヘアにひっつめ髪&眼鏡という地味な出で立ちですが、朱里は彼女のナイスバディが気になって仕方ありません。「絶対、何かやっている」と田中さんをウォッチ。実は田中さんには、セクシーなベリーダンスを踊る女、という別の顔があったのです。そんな田中さんに憧れを抱いた朱里は、同じようにベリーダンスを習うなど、自分をどんどん変えていくことに……。そこに男友達、合コンで知り合った男子との恋愛模様などが絡んでいきます。とにかく田中さんの豹変ぶりが楽しいのでおすすめ。普段は地味だけど裏の顔は……っていう女性、現実にもたまにいますよね!■終わりにちなみに『幸子、生きています』の幸子はアルゼンチンタンゴを習い、『セクシー田中さん』の田中さんはベリーダンスを踊ります。どちらも色っぽいダンスなので、マイペースなおひとりさまは、そういう踊りと縁があるのかしら?なんて面白く感じました。おひとりさまだからと言って日々、暗い顔をしているのではなく、自分らしく楽しんでいる女性は魅力的です。読めば「こんな“おひとりさま”ライフなら、ちょっといいかも」と思え、なんとなく気分がラクになるマンガたち。おひとりさまに飽きている人も、今の恋愛にお疲れ気味の人も、ぜひ手に取ってみてくださいね!
2018年07月14日ゴールデンウィーク初日に、椅子から落ちて右肘を骨折してしまったムギ。救急搬送からの入院、手術でドタバタの連休となってしまいました。退院日に、「これから2週間は登園しないでください」と告げられます。普段は在宅でイラスト・デザイン業をしているのですが、今回ほどフリーランスで良かったと思った出来事はありませんでした。ムギはひとり遊びが好きな子に育ってくれたので、あまり手がかからず助かりました。こんな風に1~2時間に1回ほど遊びにきてくれて、そのふれあいがちょうどいい休憩タイムとなっていました。正直、「ずっと休みでもいいかも」なんて思ってしまうくらい私にとっては楽しい日々でした。しかし! 骨折生活はもちろん楽しいことばかりではありません(笑)利き手の骨折だったので、困ることもたくさんありました。この他にも、ちょっとしたことでものすごいかんしゃくを起こすことが多々あり、痛くて怖い経験をしたこと、外で遊べないこと、絵がうまく描けないこと…いろいろなストレスを発散させているのかな…と思いました。そんなムギに聞いてみました!インタビュー・ウィズ・ムギ!!ようは「のびのび好きな物をたべたい」ということでしょうか…。両手が使えるようになったら、マヨネーズときゅうりでお祝いしたいと思います!!
2018年06月06日第41回「至福のおひとりさま」(c)つめをぬるひと私がSOLOの連載にお声がけ頂いたのは、おひとりさま期間を終えて数ヶ月ほどたった頃だった。それまで、おひとりさまならではのエピソードが書けるくらいには、一人で何かをすることをひたすら満喫し、行きたい場所へ行き、たまには友人と飲み歩いたりして、自分の責任だけで動けることの“フットワークの軽さ”を武器に楽しんでいた。一人でいることが好きなのは今も変わらなくて、この連載でも様々なことを書いてきたが、最も多く書いたのは、・人と比べることがいかに生産性のないことか・そもそも誰しもがおひとりさまであるということだろう。割とベタなことを書いたかもしれない。ちなみに、これを言っちゃ元も子もないが、誰にでも当てはまることだと思っている。いくら一人で過ごしていようと、人と関わることには変わりない。いろいろな人と関わっていると、それだけ本当にいろいろなことが起こる。こういう人にはなりたくない、こんな人になりたい、そういう学びのようなものが自分を形成する。私は来月引っ越しをする。10年以上一人暮らしをしていたのが、一人暮らしではなくなる。普通なら「もうおひとりさまじゃないんだからちゃんとやらなきゃ」となるんだろうけれど、ここで私が書いてきたことは恐らく忘れちゃいけない気がしている。誰と一緒にいようと私たちは、おひとりさまと、おひとりさまだ。読者投稿を送ってきてくださった皆様や、私の文章を読みやすいよういろいろご提案してくださった編集の方、実は読んでますよと言ってくれた会社の人や友人、通りすがりに読んだことあるなあくらいの人も含めて、皆様のおかげで自分の忘れちゃいけない何かをその都度再認識させられました。一人でいることの至福は今後も大事に。Design&Text/つめをぬるひと前回記事<その時選択したことは最善だと思う>もチェック!
2018年05月28日女子の知らない男子のオナニー。ひとりでかつ密室で行われるもののため、何が行われているか謎に包まれていますよね。そこで今回は、ミステリアスな男子のひとり性生活の実態を紹介します。また、ユニークなオナニーネタも公開、話のネタにどうぞ♪文・オリ子【セックスリサーチ】立場や環境で変わる? 男子のオナニー事情アラサー男子による生の声から、一風変わったオナニー調査まで、男のひとりエッチ雑学を詰め込みました! 貴重!? な情報をどうぞ。性欲低下中!? 全然しない派「子供が2人いるけど、そのせいかあんまりしてない。そもそも性欲は薄いほうです」(35歳・会社員)「結婚してからあんまりしていない。出張先のホテルでカード購入してすることはあるくらい」(30歳・会社員)オトコとは、頻繁にひとりエッチしてる生き物と思いきや、意外にも子供がいることや、そもそも性欲が少ない人は、めったにしないという結果に。少し前まで草食系男子という言葉も流行りましたが、性欲的な面でも男子の ”男らしさ” は減少しているのかもしれませんね。彼女がいても!? オナニーは別もの派「彼女と毎日してるものの、自分で自分の気持ちいいところがわかるマスターベーションは別物。週に3回くらいしてる」(25歳・会社員)彼女と頻繁にしている男性はひとりエッチの回数も減ると思いきや、自分の体だからこそわかるツボがあるため、「オナニーは彼女とのSEXとは別物」という声も聞かれました。彼女の立場で女心としては複雑ですが、浮気されているわけではないので広い心で受け入れたいものですね。ひとり暮らしだから。毎晩してる派「ひとり暮らしなので、自由です。毎日してます」(26歳・SE)「毎晩しています。1日2回くらいすることも。家族と住んでいた頃はできなかったけど、彼女のいない今は、毎日してるし、しないとすっきりしないので眠れない」(25歳・エンジニア)ひとり暮らしの独身男性は、毎晩こっそりとでも確実にオナニーをしている人が多いようです。特に20代に多く、まだムラムラが止まらない世代といえそうです。こんなユニークな調査も!「オナニー国勢調査」(TENGAヘルスケア(楽天リサーチ株式会社)調べ)というのがあるのをご存じでしょうか。全国の男性(15歳~64歳)約5200人をターゲットに行われたもので、なんと都道府県別のオナニー頻度ランキングを公表しています。1週間のマスターベーション回数が最も多かった県は、神奈川県。意外とも予想通りとも言えない、微妙な結果なのかもしれませんが、神奈川県出身の男性のみなさまはとってもお盛ん。なんと、全国の一週間平均回数を約1回分ほど上回り、1週間のうち半分以上の約4回の結果になりました! この結果が示すもの、それは神奈川県の男性がセックス好きということなのか、それとも彼女がいないということなのか……気になるところです。この情報、なかなか語れる機会も少ないかもしれませんが、飲み会の話のネタになるはず(笑)。「オナニー国勢調査」TENGAヘルスケア(楽天リサーチ株式会社)調べ調査実施期間 2017年9月25日 – 2017年9月28日また、オナニーの “おかず” に関する調査もしており、約80%の男性が、リアル感の味わえる 「実写アダルト動画」を好んでいる模様。しかも ”無料” を選んで、お楽しみしているという結果になりました。最近、働き世代なはずの若い世代の年収が減っているなんて話も耳にしますが、こんなところにも、社会問題が影響しているのかも。奥深い、マスターベーションの世界です。このリアルな回答結果、使い道はなくとも興味深い!「オナニー国勢調査」TENGAヘルスケア(楽天リサーチ株式会社)調べ調査実施期間 2017年9月25日 – 2017年9月28日あなたの彼は大丈夫? 間違ったオナニーが不妊の原因に!?さて、最後にまじめなお話をひとつ。テンガさんが行った調査のなかには、頻度のほかに、ひとりエッチをする体勢もリサーチ結果があります。あまり公にすることのない話題ですから、それぞれにイキやすいスタイルがあるのかもしれませんが、腟内環境とは全く異なる環境でマスターベーションを頻繁に行うと、知らず知らずの間に「腟内射精障害」という現象に繋がってしまうことがあるんだとか。また、不適切なやり方でひとりエッチをしている男性の約7割が障害を抱えてしまうリスクがあるという結果も。今付き合っている彼との結婚を考えるなら、これを機に彼のオナニー生活について、彼女としてこっそりリサーチしてみるのも良いかもしれません。Information調査データ協力TENGAヘルスケア(楽天リサーチ株式会社)(C)yanyong/Gettyimages(C)dima_sidelnikov/Gettyimages
2018年01月15日「ひとり人っ子だと子どもがいつも一人で申し訳ない…」「ひとり人っ子だからわがままに育っちゃうかも…」などなど、ひとり人っ子のお子さんを抱えると、このような悩みを抱えてしまいますよね。だけど、そんなに深く悩まなくても大丈夫です。今回は、ひとり人っ子を健やかに育てる方法を心理カウンセラーの資格を持つ筆者がご紹介します。きょうだいがいないのはかわいそう?きょうだいがいないと、コミュニケーションの機会が少なくなるので、子どものコミュニケーション能力が上がりにくくなります。そのため、「きょうだいがいなくて申し訳ない…」と口にするママは少なくないです。しかし、今の時代、子どもが交流する場はネットを探せばいくらでも見つかります。むしろ、見られない子と話すことで、より質の高いコミュニケーション能力を磨くことが可能です。ですので、ひとり人っ子の子どもに対して罪悪感を抱く必要はありません。ひとり人っ子はわがままになるの?「きょうだいがいれば親の愛情が分散できる。だけど、ひとり人っ子だと親の愛を一身に受けてしまうため、わがままな子どもになりやすい」とはよく言われます。しかし、愛情は与えすぎて困るものではありません。むしろ、愛情を分散させてしまった結果、得られる愛情が少なくなってしまい、人を信用できなかったり自分に自信が持てなかったりする人は多くいます。大切なのは、ちゃんとしつけをすることです。子どもがわがままな言動を見せたら「そういうことしちゃダメなんだよ」とちゃんと注意すれば何の問題もありません。まとめ「ひとり人っ子だと楽でいいわね」とマウンティングをしかけてくるママ友は一定数います。ですが、そういう心の寂しい人の意見には惑わされず、自信を持って子どもを思いっきり愛してあげましょう。written by 高萩 陽平
2017年12月31日益田ミリさんの著書『美しいものを見に行くツアーひとり参加』は、その名の通り、ツアーにひとりで参加する醍醐味を知ることができる一冊。いつか行ってみたい場所はたくさんあっても、きっと行けないのだろうと心のどこかで諦めてしまっていないだろうか。益田ミリさんは40代になって、そんな漠然とした夢を次々と実現してしまった。「30代の終わりにプラハを旅行したとき、教会で演奏会に遭遇して、死ぬということはこんなに美しい世界に別れを告げることなのだと焦るような気持ちになったんです」そして世界中の美しいものを見るために頼りにしたのが、添乗員が同行するツアー。本書では北欧オーロラの旅やモンサンミッシェル、リオのカーニバルなどひとりで参加した5つのツアーの様子が綴られていく。「最初にオーロラツアーに申し込んだときは、私でも行けるんだって胸が震えました。こんなに気軽に旅ができるなら、20代のうちにもっと参加すればよかったと思ったくらい」はじめは「寂しい人だと思われていないかしら」と、周りの目を気にしていた益田さん。しかしながらほかの参加者と大人な会話を交わしたり、美しい景色と向き合ったりしているうちに、徐々に解放されていく姿から旅の醍醐味が伝わってくる。「ドイツのクリスマスマーケットは、ひとりで回るのが本当に楽しくて、誰に気兼ねすることなく、これ食べよ!次はあれ食べよ!って、つい早歩きになってました(笑)。完全なひとり旅だと尻込みしてしまう場面も結構あるけれど、お母さんが近くにいてちょっと遠出をする子どもみたいに気楽だったのは、ツアーだからこそだと思います」団体行動の窮屈さも人間観察の場と捉え、ユーモアに転じてしまうところはさすが。自分自身とじっくり対話をしたり、いろんな想像を膨らませてみるのも、“ツアーひとり参加”のいいところといえそうだ。「バスの窓から町の風景をぼんやりと眺めながら、ここで生まれ育ったらあのカフェに行ってるだろうなと想像して、違う人生を生きられる瞬間があるんです。以前は記念にいろんなものを買いたくなっていたけど、見たり、その場で体験するほうに旅の楽しさを感じるようになったのが大きな変化かもしれません」達人でなくても「行きたい場所」と「行ける場所」がイコールになるこんな旅のしかたは、大人の贅沢といえるのではないだろうか。『美しいものを見に行くツアーひとり参加』旅先での感動はもちろん、参加者とのやり取りや、さりげない描写も魅力的。旅じたくや団体行動で気になるトイレ問題など役立つ情報も!幻冬舎1300円ますだ・みりイラストレーター。『ほしいものはなんですか?』『週末、森で』『お茶の時間』『今日の人生』『すーちゃん』シリーズなど著書多数。小誌にて「僕の姉ちゃん」を連載中。※『anan』2017年12月20日号より。写真・水野昭子インタビュー、文・兵藤育子
2017年12月16日男性の中には、“本命の女”と“遊びの女”を分けて付き合う人も一定数いますが、果たして“遊びの女”から“本命の女”に昇格することは可能なのでしょうか?“遊びの女”だったはずが、“本命の女”に昇格したきっかけを男性に調査してみました。文・上岡史奈■とにかく居心地が良かった…!「仕事が忙しくてドタキャンしても、友達との予定を優先しても、一切怒らない彼女。そんな居心地の良い女性が過去にたった1人だけいました。体の関係から始まった関係でしたが、一緒にいてとにかく居心地が良かったので気付いたらいつも一緒にいました。転勤で別れてしまいましたが、もし叶うならその子と結婚したいです」(27歳/IT関係)「縛られたくない」という気持ちから本命彼女を作らない男性にとっては、“付き合ったり結婚したりしても、自分らしくいられるかどうか”は、とても大切な判断基準。筆者の周りの“元・遊び人男性”に、今の彼女や奥さんを選んだ理由を聞いてみると、「文句を言わない」「うるさくないから」と答える人がかなりの割合でいます。うるさく小言や文句を言ってしまうと、“本命の女”の座から遠ざかってしまうのかもしれませんね。■優しさに負けた…!「遊び相手のうちの1人が『ちゃんと付き合って欲しい』と思っているのはヒシヒシと感じてたけど、まだ1人の女性に絞りたくないなと思っていたんです……。そんな矢先に自転車で事故って骨折。他の女の子は『治ったら連絡ちょうだいね』と冷たい対応だったのに、彼女は毎日見舞いに来てくれて、その態度にこっちも本気になりました」(25歳/商社勤務)「むかし経営しているお店の売上が悪くなって、遊ぶお金がなくなったとき、男女問わず離れていった人は沢山いました。でも、今の嫁は、当時セフレみたいな感じだったのに離れずに、再起を信じてずっと傍にいてくれたんです。経営が持ち直したタイミングでプロポーズしました」(34歳/飲食店経営)普段、尽くしくれる女性のありがたみに気付かない男でも、本当に困ったときには何か感じるようです。“遊びの女”から“本命の女”に昇格するためには、“本気の覚悟”も見せておいた方が良さそうですね。■帰省がキッカケで…!「久しぶりに実家に帰ったら親があちこち体を悪くしていて、それまで全然考えてなかった“結婚”について初めて真剣に考えたんだよね。そのとき付き合っている彼女とは遊びのつもりだったけど、結婚相手として考えたら実は悪くないんじゃないか……って意識するようになって、それで今に至ります」(28歳/アパレル関係)親からのプレッシャーもそうですが、年末年始の帰省で同級生に会ったときなどに「みんな結婚して子どもまでいるのに、いつまでもフラフラしている俺って……」と反省して、女性との付き合い方を考え直す男性も多いようですよ。(C) goodluz / Shutterstock(C) Marcos Mesa Sam Wordley / Shutterstock(C) Monkey Business Images / Shutterstock
2017年12月11日第29回「ひとりが楽」と「ひとりが好き」の本意とは(c)つめをぬるひと今回は、「(誰かと一緒にいたいと思っているけど、深く傷つけあう関係がめんどいから)ひとりが楽」という投稿。ひとりが楽、ひとりが好き、というスタンスには、一言では語り尽くせない裏がある。ひとりでいることの良さは、人との煩わしさがないこと。しかし、人はひとりだけで行きていくのはほぼ不可能に近い。ひとりで生きていくこと、とはつまり、無駄に干渉してこない周囲でちょうど良い距離を保ちながら過ごすことと言えるだろう。それでも私達は、誰かと一緒にいたい時がある。こちらから歩み寄りたいと思う人と、ちょうど良い関係を保ちたいだけの人とがいる。歩み寄りたい人にも、同じように自分に歩み寄りたいと思ってもらえないと成立しないし、逆に、自分はそこまで干渉されたくないけど、相手から必要以上に歩み寄られて苦痛に感じる場合もある。自分の思いと相手の思いは合致しない場合が多く、これが面倒くささに繋がる。ひとりでいることが好きな人は、こういう人との距離感や難しさを分かっていて、本当はそういう人のほうが人間関係を築くのが上手なはずなんだけど、上手なのに、いや上手になってしまったからこそ、積極的に関係を築かない。と、真面目なことを書きながら私は、映画『ピンポン』で、「才能は求める人間にのみに与えられるものではない」というセリフを吐く眉毛のない中村獅童が脳裏に浮かんでしまったので、この話は終わり。今回はひとりが楽という思いに秘められたごちゃごちゃした思いや面倒くささを描いた。Design&Text/つめをぬるひとこの連載では、爪作家である私が、読者のみなさんが「どんなおひとりさまか?」をヒントに爪をつくります。あなたのエピソードを添えて、送ってください。前回記事<爪は身体で唯一、気軽に表現できる媒体だ!>もチェック!手軽に表現できる爪を堪能しよう。
2017年12月11日30代、仕事にも恋愛にも疲れてしまったという女性は多いのではないでしょうか?とはいえ、気持ちを切り替えるためにいきなり一人で何か特別なことを…と気を張る必要はありません。なんとなく出掛けてみたりすることから始めてみませんか?きっと新しい楽しみ方を見つけられるはずです。ひとりカラオケ最近ではひとりカラオケ用の部屋まで用意されているカラオケ店も多いです。店員さんも一人カラオケのお客さんには慣れているので、恥ずかしいことなんてなにもありません。むしろ一人でカラオケに行った方が、思う存分!練習したかったあの曲も、何度もリピートして予約できて、カラオケの練習にももってこいです!大きな声を出すと、かなりの爽快感を味わえます。ひとり映画一人で映画を見に行っても感想を言い合えないのはつまらない!そう思う方にはオススメできませんが、映画の後にじっくりとその世界に浸ったまま過ごせる時間があることは、おひとりさま映画鑑賞の特権です。自分とは全く違う解釈をして話してくる彼の意見は聞かずに、自分の思った解釈が正解!それで大満足な気持ちになれるのだから二度楽しんだ気分になれるはずです。一人で映画を見に行って、思いっきり涙を流すこともストレス発散になりますよ。実は私も実践済みです。ひとりグルメひとりで食事をするなんて恥ずかしいと思う女性がいるかもしれませんが、例えば、少し贅沢に高いお寿司を食べに行ってみませんか?案外おひとりさまって多いんです!ちょっと贅沢して高いネタを頼んで幸せに浸ってみるのも良いものです。行きつけのお店をもっている女性、かっこいいと思います!ひとり温泉旅行少しハードルが上がってしまうかもしれませんが、とても良いです。目的地にたどり着くまでものんびり過ごせますし、好きな食べ物、寄りたい場所、寝たいタイミング、好きなだけ入れる温泉、全てが誰かに合わせることなく自分で決めて良いという自由なところに解放感がいっぱいです。温泉旅館の方もおひとりさま旅行の女性には慣れているので、恥ずかしがることは全くありません。ひとりだからこそ、相手の懐事情を考慮せずに済みますし、少し贅沢したプランで旅行するのも優雅で楽しめます。おひとりさま活動は意外と身近なことからチャレンジできると思いませんか?慣れてしまえば、どこにでも行けるようになります。一人は気楽で楽しい!と思えてきたら上級者です。疲れてしまったときにはひとりでのんびりする時間が大切。楽しいこと、自分に合ったおひとりさま活動を見つけてみてくださいね!
2017年11月27日“おひとり様”ってなんだか寂しげな響きがありますよね。だから「一刻も早くおひとり様を卒業したい!」と思う女性も多いのでは?ところで、みなさんは『おひとり様物語』(谷川史子著/講談社)をご存知ですか?なんと、登場人物が全員“おひとり様”という設定のマンガなのです。毎回、別のおひとり様を主人公に物語が展開していきます。■おひとり様も人それぞれこのマンガを読んでいると、一口に“おひとり様”と言っても、いろいろな種類があることに気づかされます。多くの人がイメージするであろう「未婚で彼氏なしのおひとり様」もいれば、「遠距離恋愛中で気分はおひとり様」「彼氏と破局しそうな、おひとり様予備軍」「離婚しておひとり様ではあるけど、まだ気持ちはパートナーとつながっている人」など、さまざまな“おひとり様”が出てくるのです。今回は『おひとり様物語』をお手本に、“おひとり様”のパターンを分析してみました。あなたはどの「おひとり様タイプ」でしょうか?■[1] おひとり様をエンジョイ第1巻1話に登場する山波久里子(28歳)は「おひとり様エンジョイ派」です。書店勤務の彼女は、彼氏はいないけどプライベートを満喫。いわゆる、かわいそうな“おひとり様”ではないのですが…。【エンジョイ派へのアドバイス】ひとりが好きでも、時には女友達とつながることも大切です。■[2] 失恋直後のおひとり様第1巻2話の主人公は「失恋ほやほやのおひとり様」佐々木未和(21歳)です。とにかく、寂しさのあまり女友達に迷惑をかけまくる彼女…。身近にそういう女性っていますよね?ご自身にも似たような経験があるかも?【寂しがりやへのアドバイス】友達に依存してばかりいず、自分ひとりで過ごすことに慣れましょう。■[3] 彼氏とすれ違いのおひとり様第1巻4話の小宮山佳寿(22歳)は「彼氏と遠距離恋愛中」。“おひとり様”ではないのですが、普段の生活はなんだか“おひとり様”気分。大好きな彼が近くにいないツラさってありますよね?【すれ違い派へのアドバイス】彼氏と会えない時間を充実させるのもいいけど、時には素直に「寂しい」と伝えるのも大事です。■[4] 恋しちゃったおひとり様第3巻17話の三ノ輪(33歳)は「おひとり様エンジョイ派」の女性。勤務先のバイトくんにほのかな恋心を抱いて、どんどんキレイになっていきます。恋するおひとり様のパワーってすごい…。【恋するおひとり様へのアドバイス】好きな人がいると日々の生活にハリが出るので、恋に振り回されない程度に楽しむといいでしょう。■[5] 不倫中のおひとり様第3巻22話の並木香子(27歳)は不倫中。彼氏は既婚者なので、会えないときは“おひとり様”ムードを噛みしめています。これは不倫女子あるあるなのでは?身にしみるエピソードなので、現在進行形の女性は、ぜひ読んでみて!【不倫おひとり様へのアドバイス】その苦しい関係を終わらせるのは、あなた。■あなたの恋の教科書になるかもこのようにいろいろな“おひとり様”が登場し、ハッピーエンドあり、教訓あり、ちょっと悲しいエピソードありの『おひとり様物語』。とにかく女性の気持ちに寄り添うお話がたくさん詰まっています。一度登場した“おひとり様”が別のエピソードに登場し、ちょっぴり成長した姿に、ほっと一安心することも。ここまで読んで気になった人、私って“おひとり様!?”と思う人は、ぜひ手に取ってみてくださいね。あなたの恋の教科書になるかもしれませんよ!ライタープロフィール天野りり子ライター/編集者大学在学中からライター&編集稼業をスタート。女性誌ではビューティ&ヘルス企画、男性誌では恋愛記事を多数執筆、書籍編集も手がける。趣味は読書とタロット占い、そして恋バナを収集すること。
2017年09月15日子どもはどこへ行っても“遊ぼう”とします。それが、レストランでもおしゃれなカフェでも、駅でも、スーパーでも、「何かおもしろい遊びはないか」探しているのです。でも、そこで遊びがうまく見つけられないと「つまらない」「帰りたい」「ねーねーねーねー」と大きな声を出し始めます。つまり、遊びさえ見つかれば文句を言わない(ことが多い)といえます。子どもがいつでもどこでも遊べる“遊びの天才”になるとママやパパもラクになります。遊びシリーズ最終章である第4弾では、“遊びの天才”の定義やママとパパがしてあげられることについて解説します!いつでもどこでも遊べる力はすごいスキル子どもはいつでもどこでも遊んでいるように見えますが、実は“いつでも・どんな場面でも”遊べる力は、大人になるとなかなか身につけられないスキルです。「あのおもちゃがないと遊べない」「遊具がないと遊べない」のではなく、その場にある物を上手に使ったり、時には身体と頭だけを使って遊びを生み出したりできるのは、大人も学びたい応用力だと言えます。その場その場で遊びを考え出す力は、応用にあたるスキルなので、基本となる“遊び”の力がついていないと、身につけられません。まずは、本質的な遊びをたくさん経験して、遊びのなかで工夫していくことを覚えることが大切です。遊びの天才を育てる方法第1弾でも解説している「遊びの本質」を知り、たくさんの遊びの経験をして、自分で考え工夫する力を養っていくことで、遊びの天才が育っていきます。ここでポイントとなるのが、子ども自身に考えさせて工夫して遊びを発展させていく経験を積ませることです。はじめのうちは大人が一緒になってやったりお手本を見せたりすることも大切ですが、なるべく自分でできるように促していくことで、「遊びを作り出す」力がついていきます。ママやパパができることママやパパができることは、「自分でやってごらん」「自分で考えてみてごらん」「◯◯はどうしたらいいと思う?」という質問を多くするように心がけることです。遊びの天才になるには、自分で考えてたくさんの経験をすることが必要です。子どもは、はじめはうまくできなくても、あれこれ試すうちになんとなくできるようになっていくもの。“手を出しすぎないように”気をつけて、子どもにどんどん挑戦させてみましょう。“遊び”から子どもたちはたくさんのことを学んでいます。日がな一日遊んでいる子どもは、ずっと何かを学んだり、考えたり。それは、新たなスキルを身につけ続けている状態なのです。子どもの遊びの大切さを見直して、いつでも楽しく遊べる“遊びの天才”になれるようサポートしてあげてみませんか?”
2017年09月10日仕事で疲れた心と身体を癒してくれる、ひとり旅。行きたいところへ気ままにふらり、観光もお散歩も、自分のペースで何でもできるのがひとり旅の醍醐味です。ひとりで行動すると、思いがけない出会いに恵まれることもしばしばあります。そして、それが恋に発展することも。英語圏では、そんな旅先での恋愛を「ホリデーロマンス」と呼ぶぐらい、ごく一般的な出会い方のひとつです。旅行中は開放的な気分になるからでしょうか、特に意識していなくても、出会いのチャンスは多いのもの。今回は、心踊るホリデーロマンスのスマートかつ現実的な楽しみ方をお伝えしたいと思います。割り切って楽しむ飛行機や長距離列車で隣り合わせになった人、レストランやバーで知り合った人、ホテルや客船でたびたび顔を合わせる人、あるいはナンパなど、旅行中の出会いはたくさんあるでしょう。ただ、現実的に考えて、旅先でお酒や食事に誘ってくる異性が本気だとは考えられません。楽しい時間をあなたと一緒に過ごし、あわよくばセックスを期待しています。ですから、旅先でのロマンスは割り切って楽しみたいもの。私の友人の話です。彼女は南国のビーチリゾートで、スキューバダイビングのインストラクターと親しくなりました。彼が積極的に迫ってきたため、気を許してしまった彼女。ところが、そのインストラクターの彼は妻帯者だったことが発覚!旅先では、身元を隠して迫ってくる人も少なくありません。巧みな言葉に騙されないようにしてくださいね。出会ったその日に身体を許す? 許さない?出会った日に、ヤるかヤらないか。旅先でのセックスは、その後の関係性を決定づける行為です。雰囲気に流されて、その日のうちにセックスに及ぶのは気をつけて。簡単にやらせてくれる相手だと分かれば、次のデートはないでしょう。彼が一番欲しかった、あなたの身体をゲットしてしまえば、あなたをモノにするための食事や夜景などのロマンスは必要ないからです。逆にあなた自身が、性的なことも含めホリデーロマンスを割り切れる人であれば、快楽に身を委ねるのももちろんアリ。私たちにだって性欲はあるのだから、割り切れる人はとことん楽しめばいいのです。でも、身元の分からない相手はどんな病気をもっているか分かりませんから、避妊は必須ですよ!ポーチには、常にコンドームを。旅先でのロマンス、長期的な恋愛に繋げるには?さて、旅先でのご縁を次に繋げる方法はないものでしょうか?私の知り合いの日本人男性Nさんは、ひとり旅でタイを訪れた折に、現在の奥さん(同じく日本人)と知り合いました。旅先で連絡先を交換し合い、東京に戻ってから交際に発展したそうです。Nさんが「現地でも何日か彼女と一緒に過ごしたのに、ヤらせてくれなかった。なんか、彼女のことが気になっちゃって……」と話してくれたのが印象的でした。長期的な恋愛に発展させる上では、やはりすぐには身体を許さないのがポイントのよう。このように、旅先でのホリデーロマンスがきっかけとなり、人生の方向性が変わることもあるかもしれません。私自身は現在海外で暮らしているのですが、外国で暮らすことになったきっかけはホリデーロマンスです。たとえ、旅先だけの刹那的な恋だったとしても、そのときにあなた自身が「最高に楽しかった!」と思えたなら、その後も素敵な思い出として記憶に残るはずです。型にはまらない、ルールのない、自分史上最高のロマンスがみなさんにも訪れますように!
2017年09月04日■保育所や幼稚園の先生がやっている“遊び”のサポートを知ろう「保育所や幼稚園にいる先生たちは、毎日子どもと遊んで過ごせていていいなぁ」と思ったことはありませんか? でも、先生たちは遊びの中でさまざまなことを考え、子どもの成長のために多くの工夫を凝らしながら過ごしてくれています。今回は、そんな先生たちが行ってくれている“遊び”のサポートについてご紹介します!■先生はただ一緒に遊んでいるわけではありません!先生たちは、ただ子どもと一緒になって遊んでいるわけではありません。一緒に思いっきり遊んでいるように見えて、子どもたちに危険が及んでいないか、お友だちと揉めている子はいないか、遊びに参加できていない子はいないかなど、さまざまなことに気を配りながら動いています。また、そうした注意を払っているだけでなく、“遊び”のサポートもしています。サポートをするためには以下のポイントで遊びを見ています。・今やっている遊びをどう発展していけるか・もっと楽しく遊べるためには、何が必要か・子どもたちの興味関心に沿った次の遊びはどんなものがいいか同じ年長であっても、子どもたちによって成長の度合いも興味の対象も変わってきます。“去年と同じ”、“前に年長の担任をしたときと同じ”にはいきません。目の前の子どもたちの様子をしっかり見ながら、“遊び”に本気で向き合ってくれているはずです。■遊ぶためには環境が大事“遊び”のためには環境がとても大事な役割を担っています。環境とは、物の用意や、遊ぶ場所・時間の確保はもちろん、遊びのアイディアを教えたり、みんなで一緒に過ごすときの遊びとして取り入れたりすることも含まれます。たとえば、おままごとをしたい子どもがいるところに、キッチンセットやお皿、野菜などの“おもちゃ”を用意しておくのも環境を整えることになります。一方で、あえておもちゃを用意せず、キッチンセットが作れるような箱を置いておいたり、折り紙やクレヨンなどの道具を出しておいたりすることがあります。そして子どもたちから「フライパンがない」「お野菜がない」と言われたら、「これで作ってみたら?」「こうするとキャベツになるよ」と提案したり、やって見せたりして作るところから遊びをスタートするよう促すのです。これは、おままごとという、ひとつの遊びをするために準備するとことから“遊び”として取り組むための環境準備の一例です。さらに先生たちは、遊びが始まってからも、作り方で困っていたら声をかけてアドバイスをしたり、新たな道具を出したりと“遊び”を発展させ、より楽しめるようにサポートしています。■用意の難しさ上記の例のように、おもちゃを用意するパターンと、道具を用意するパターンなどを変えていくには、年齢やそれまでの子どもたちの活動から考えていかなければなりません。年少の初め頃には、自分で考えておもちゃを作りながら遊びを発展させていくのは難しいことが多いため、予めおもちゃとして用意しておきますが、年長には道具だけを用意しておくなどの変化です。また、工作が好きな子どもが多く、何かを作って遊んでいることが多いときには、なるべく自由に作れるよう材料を集めておいたり、分類して置いておいたり、作った物を置く場所を設けておくなどの“環境”を用意します。この用意によって、子どもたちの遊びの幅も変わってきますが、うまくハマらないと遊びがすぐに終わってしまう可能性もあるため、環境を用意することはとても難しく、先生たちも試行錯誤の中で準備してくれています。一言に遊びのサポートといっても、先生たちはさまざまなことをしてくれています。環境の用意という点に目を向けて保育室や外遊びのおもちゃを見てみると、先生たちの工夫が感じられるはずです。次回、第3弾では、それらのアイデアを自宅の遊びで取り入れる方法をご紹介します!
2017年08月19日■子どもの“遊び”の本質を知れば“遊ぶこと”の見方が変わる?!子どもたちが思いっきり遊んでいる姿は微笑ましかったり、「あの頃に戻って本気で遊べたら…」と思ったりすることはありませんか?子どもはいつでもどこでも遊べて、常に遊んでいるように感じられますが、実は“遊び”はただおもちゃを持って何かしているだけではない奥の深いものなのです。そして、子どもにとって、本質的な「遊び」は成長に欠かせない重要なもの。心と体の成長に欠かせない“遊び”の本質を知れば、「遊ぶこと」への見方が変わるはずです。4回のシリーズに分けて、“遊び”について解説していきたいと思います。■砂場にいたら=遊び、ではない!子どもが砂場で何かしている様子を見たら、「遊んでるなぁ」と思っていませんか?でも砂場にいれば=遊んでいる、というわけではありません。また、同じ砂場にいる子どもでも、みな同じように“遊んでいる”のではなく、さまざまなことを体験したり学んだりしています。単に砂場でボォっとしていることだってあります。砂場での遊びでいえば、砂を掘って川を作って水を流してみる、すると穴が崩れたから今度はもっと深くしてみる…などが代表的な例ですよね。そこには、トライアンドエラーで考える力を身につけていたり、穴を深く掘るために手や足を動かして筋力をつけていたり、遊びの裏にはさまざまな要素が深く関わっています。遊びの本質はそこにあります。遊びからはさまざまなことを学べるのです。本質的な遊びを追求すると、“砂場にいれば=遊び”ではないように、“おもちゃを持っているから=遊び”でも、“走り回っているから=遊んでいる”わけでもなく、“何”をしているのかが重要なポイントとなってくるのです。■保育や幼児教育から見た“遊び”って?保育士や幼稚園の先生から見た“遊び”は、そんな本質的な部分を重視しています。「“先生”たちは子どもたちと一日遊んでいられていいな」と考えたことがあるかもしれませんが、“遊び”のなかには、国語も算数も、理科も社会も図工も含まれ、それぞれが複雑に絡み合って存在しています。おままごとで考えてみても、お友だちと会話をすることで言葉を覚え、国語の力も身につけていきます。折り紙やどんぐりなどを食べ物に見立てて料理を作っていくときには、図工の基礎を培うだけでなく、器に入りきるだけの量を入れていったり、人数分の食器を用意したり、といった数=算数のセンスも必要になってきます。友だちと一緒に遊ぶことでコミュニケーション力を磨くことにもつながっていくのです。先生たちはこうした遊びのなかから、子どもたちに身につけていってほしい力が磨いていけるよう、環境を用意したり、適切な声かけなどのサポートをしたりしているのです。■“遊び”は子どもの成長に欠かせないもの遊びは子どもの成長に欠かせません。「遊んでばかりで…」と聞くと、いい印象を与えない言葉に聞こえますが、子どもは遊びのなかからさまざまなことを学んでいるので、むしろ「遊んでばかり」いることは素晴らしいことなのです。ただ、“遊び”と言っても、成長につれて大人の適切なサポートが必要になってきます。大人が上手に遊びに参加して、うまく導いてあげることで、グンと子どもの能力は伸びていくことがあるためです。子どもの成長にとって重要な遊び。次回、第2弾では、保育士や幼稚園の先生が子どもの遊びにどう関わっているのか、具体的にご紹介して、適切なサポートとはどんなものなのかを考えていきたいと思います!
2017年08月17日ひとり遊びに天才的だ私は、ひとりでいる時間が好きだ。誰にも左右されず、自分のためだけに時間を使えるだなんて、なんて贅沢なんだろう、と思う。友達と一緒に遊んだり、お酒を飲んだりする時間も大切だけれど、ひとりで趣味に没頭する時間や1週間くらい誰にも会わずになんとなく寂しさを感じる時間が、自分にとってはかけがえのないものだった。ひとりでいることを選んできた訳ではなく、気が付いたらこうなっていた。昔から、集団行動が苦手だったし、クラスや何か団体に馴染むフリはできても、心の中で常に焦っていた。なんでだろう。集団の中にいると落ち着けないのだ。大勢の中にいるのが怖いというか、よくも知らない人に囲まれる自分に違和感を覚えるというか。とにかく、苦手だった。私がひとりで行動してもさほど気にならない性格の基盤は、もうこの頃から出来上がっていたように思う。基本的に、「人の顔色を伺って、合わせたり気を遣ったりするくらいなら、一人で過ごしている方がいいかなあ」という考えを持っている。だって、学生時代の友達にどう思われようが、3年くらいで終わりだし。そもそも、性格が合うような人もなかなか見つけられなかったし。結構どうでもよかった。そりゃ、こんな性格にもなるよね……(笑)。だから、ひとりで多くの時間を過ごす方法は分かっても、お酒を飲む以外で人とどのように一緒に過ごせばいいのか、わからなくなる。誰かと一緒の時間を過ごすための趣味が、私にはひとつもないのだ。フットサルやテニスとか、相手がいないとできないスポーツ系も駄目。心から楽しいと思ったことがない。あまり興味がなく、一人では決して行かないようなカラオケやボウリングも駄目。途中で飽きてしまう。日頃からひとりでよく行く、映画や美術館などに友達に連れられても「ひとりで行った方が、絶対に楽しかったよなあ」という考えが、一瞬頭をかすめる。全然駄目だ。そして、そんなことを考えてしまう自分に冷める。全然、ひとりでも困らない。むしろ、楽しいくらいだ。自分が何に興味があって、どんな時間とお金の使い方をすれば満足するのか、きちんと知っている。ひとり遊びに関しては、天才的なんじゃないかと思う。その分、誰かと一緒に過ごす時間がどうしても苦手だった。男の人だと特に。何か目的を達成するために集まった団体なんて、最低だ。≫【番外編】あたそさんが外資系コンサルとランチデート!?どんな人とも、自分ひとりでも楽しく過ごせるのが理想だけど…集団で何かひとつの行動を取り、そして目標を達成することを心から楽しめる人を、羨ましく感じることがある。クラスや部活、サークル、なんだっていい。決められた集団にきちんと馴染んで楽しめる人が羨ましかった。今の時期だったら、ナイトプールとかバーベキューとか、夏フェスでお揃いの恰好をしてインスタグラム用に写真を撮ったりとか。ないものねだり? そうかもしれない。私には、誰かと思い出を作って共有するための体験が、ちっとも楽しいと思えない。もう、心の作りが根本から違うんだと思う。大して知りもしない人達と同じ時間を過ごすだけで、ほんの少しだけ寂しくなって、余計なことを考えてしまう。「私って、今本当に楽しいと思っているのかな?」という疑問も浮かぶ。集団で楽しめる人、誰かと一緒の時間を過ごすための体験が好きな人は、きっとそんな疑問すらも浮かばないのだろう。すごく、羨ましいと思う。「人は一人では生きていけない」と言うけれど、学校や仕事、どんなことをしていても人間関係は存在するし、コミュニケーションを取らなければならない場面にはぶち当たる。そこで、たまたま出会ってしまった人と、用意された場で心の底から楽しめる人はなんだかなんだ強いと思う。私には無理だ。本当は、どんな人とも楽しい時間を過ごせて、きちんと自分ひとりだけの時間の過ごし方も知っているのが理想だ。でも、そんな人いるのかな。寂しくなって誰かといることで不安を埋める人。誰かと一緒に過ごすことにどこかストレスを感じて、ひとりで過ごすことによってバランスを取る人。ひとりでなんでもできることだって大切なんだけど、どんな生活を送っていても、他人との付き合いは絶対に切り離して考えることができない。なんだかんだ、用意された人や場所で、満足に生きていける人の方が幸せな生き方ができたりするのかなあ~……なんて、考えちゃうんだよね。ま、私には無理なんだけど……!Text/あたそ前回記事<夏フェスに「誰と行くのか?」より、「私が何を聴きたいか」が重要だと思う>もチェック!誰かと一緒にいたいんじゃなくて私は音楽を楽しみたいだけ。そこに私以外の意志なんていらない。
2017年08月08日誰かと思い出を作るためじゃない私の趣味は、ほぼ100%と言っていいほど、ひとり遊びで形成されている。「ひとりでいることが好き」というと、「寂しくないの?」「誰かとやった方が楽しいんじゃないの?」と聞かれることがよくある。じゃあ、誰かと一緒にいることだけが正解で、他者と共通項を見つけることだけが趣味を見つける理由なんだとか、ひとりでいることに否定的な意見を言われる度に、ふと立ち止まって考え込んでしまう。小さい頃から、趣味と言えば、ひとりでできることばかりだった。読書とか、工作とか、ゲームとか。学校に通うようになって、友達がたくさんできるようになった。女子特有のグループでいるようになったとしても、同じような趣味を見つけることができても、同じ趣味をしている人を見つけられることはなかった。今でも変わらず、ひとりの趣味は続いている。予定のない日ができる度に、時間も気にせず朝から無計画にふらっと出かけ、まだ明るい時間のうちに帰ってくる。というのが私は今でも好きで、とても大切な時間だったりする。趣味の内容は変わってしまったとしても、相も変わらず大体ひとりで行動してしまうし、たぶんこれからも私の中でのひとりの趣味が、誰かと思い出を作るための趣味より重要になることはないんだと思う。「誰か」を待っていたら、一生の後悔になるかもしれない「ひとりで寂しくないの?」と聞かれることもあるし、「誰かと行った方が楽しいんじゃないの?」とも言われたこともある。たぶん寂しいし、きっと誰かと行った方が楽しいんだろうと思う。そんなこと、私はとうの昔から知っている。旅行だって、映画だって、ライブだって、観劇だって、美術館だって、なんだっていい。誰かと一緒に行って、意見を交換したり新しい共通の話題を見つけるのは、人と関係を築いていく上でとても重要なんだろう。誰か特定の人と思い出を作るために、どこかに出かけて同じものを見て、同じ経験を共有するのはいい。でも、目的が何か先にあって、「誰か」が現れるまで待っていたとしたら、たぶん私は何もできない人生だったんじゃないか? そう考えると、少しゾッとする。私にとって、他人の目を気にせず、ひとりでできることであればなんだって挑戦するのは、自分にとって大きな財産のひとつだと思っている。人生のうちで、自由に使える時間って本当に少ない。社会人になると特に。でも時間が少ない割に、若いうちにできることやしておいた方がいいことは多すぎる。学生時代ほど人間関係も形成しづらくなるから知り合いもそう簡単に増えないし、年齢を重ねていくごとに周囲の女友達はどんどん家庭を持つようになる。さらに、収入面もバラバラになってくるので、同じような金銭感覚を持ち、同じ趣味に同じくらいお金を使う人を見つけるのはなかなか不可能に近いでしょう。「あれがしたい」「これがしたい」なんて妄想を働かせることは簡単だけど、一緒に行動してくれる誰かが現れるまで待っていたら、時間なんてすぐ経過してしまう。最近は、一生の後悔に繋がってしまうんじゃないかなぁ、なんて思う。ほんのわずかなマイナスな記憶がこびり付いているだけ私はたまたま、幼い頃から自分ひとりでも大丈夫なことは知っていた。「ひとりでどこにでも行けるなんてすごいね」と言われることもあったけど、普段からあまり深く物事を考えない性格なのと、とりあえず何をしていてもなんとかなることを知っているってだけなんですよね。だって、危ない国への旅行も航空券取っちゃったなら行くしかないし。自分の好きなものが相手にとって面白いものかなんて分からないから、終わった後になって否定されても嫌だし。というか、何かやりたいことがあって、同じ趣味の人を見つけて、「断られないかなぁ」なんて思いながら誘って、いつがいいかやり取りをして、時間やスケジュールとか合わせて、色々準備して……みたいなやり取りが本当に面倒臭いし、人を遊びに誘うのが本当に苦手で。だったら私は大丈夫だから、ひとりでいいかな? って思っちゃうんだよね。他人からの目を気にせず好き勝手生きてきたから、文句を言う人や見下してくる人にはたくさん会ってきた。そんな人はどこにいたっているし、何をしたって文句を言ってくる。他人からどう思われるのか怖い人は、自分のマイナス要素を指摘した、ほんのわずかな人の意見が記憶に残り過ぎているだけの話だと思っている。ひとりでできることは、自分の度量を推し量れるひとりで好き勝手やっていると、自分に賛同してくれる人がどんどん増えてくるし、何かしていなくても私の趣味だけではなく、私自身に興味を持ってくれる人が現れる。ひとりで行動すること、ひとりの趣味を作ること。それは、自分を知るきっかけになり、自分の揺るがない軸を作るための材料にもなるんだと思う。できる範囲内で自分のやりたいことを全部試しながら年齢を重ねていくと、自分の度量みたいなものが見えてくるから。ひとりの趣味なんて限られているし、これからの人生で飽きずに続けられるなんて思ってない。だから、飽きるまではずっとひとりでふらふらと興味のあることに首を突っ込んでいきたいなあ、いつまで続くかわからないけれど。自分で好き勝手生きて、楽しみをどんどん増やして、生活をしていく上での活力にしていきたいなぁ。Text /あたそ前回記事<私だけが知っている。それだけで気持ちが高揚する「ひとり映画」という小旅行>もチェック!誰かと観るのもいいけど、ひとりだとひと味違う映画。感じたもの、考えたことを自分の中でかみ締めてみよう。
2017年06月27日こんにちは。子育て支援を専門にする臨床心理士の今井千鶴子です。お子さんはどんな遊びが好きですか?ある調査では、幼児が最も好きな遊びとして“ごっこ遊び”が報告されています。わが子も毎日のように恐竜ごっこやお医者さんごっこをして遊んでいます。このように、子どもたちに大人気のごっこ遊びですが、実は子どもの成長にとっても“最強の遊び” といえます。ただ、そうはいっても「ごっこ遊びを一緒にするのがつらい」というママの声もよく耳にします。ママがごっこ遊びをつらいと感じる理由はさまざまですが、“ごっこ遊びの様子からお子さんの成長に気づく”という視点をもつことで、ごっこ遊びへの意識がガラリと変わることもあります。そこで今回は、ごっこ遊びにスポットをあて、ごっこ遊びからお子さんの成長に気づくための2つのポイントをご紹介します。●(1)見立て遊び初めは、実物さながらのおもちゃを使って遊んでいた子どもも、発達が進むにつれて、“身の回りにある別のもの”を本物に見立てて遊ぶようになります。たとえば、戦いごっこといえば、初めのうちはウルトラマンや怪獣のフィギュアを用いて遊んでいた子どもも、次第に身の回りにある別のもの(例:スマホはウルトラマン、ペンは怪獣など)にその役割を与えて遊ぶようになります。ママから見ると、スマホとペンが戦っているわけですが、子どもの心の中ではウルトラマンと怪獣が戦っています。このような身の回りにある別のものに役割を与えられるようになった子どもは、“表象”を理解している といえます。このような力は、子どもがさまざまな抽象的概念を理解するうえで役立つ ことがわかっています。そう考えると、実物さながらのおもちゃをたくさん与えるよりも、ある時期がきたら“見立て遊び”ができる環境を意識することも大切なのかもしれません。●(2)視点取得ごっこ遊びで役柄を演じるときには、“視点取得(してんしゅとく)”という相手の視点に立ち理解する ことが求められます。「ママだったら、こうするな」「パパだったら、こう言うな」など、相手の視点に立つことで、人の気持ちがわかるようになっていきます。また、お子さんが一人二役を演じている場面を見たことはありませんか?実は、このようなおもちゃなどに役柄を与え、1人が2つ以上の役割を演じることはすごいこと なのです!この遊びは、たくさんの視点取得を使いながら、それを切り替えたり、ストーリーを作ったりしながら進めていくので、状況や文脈を客観的に理解する力を育てます 。さらに、役柄を演じるときには、子どもがその役柄をどのように認識しているかもわかります。たとえば、母親役をしている女の子が、怒ってばかりいる母親を演じている場合は、普段から母親をそのような視点で認識していることを伺い知ることもできます。「ごっこ遊びから家庭の様子がわかる」とも言われるほどです。この話を聞くたびに私も親として気をつけなければ……と思います(笑)。この他にも、ごっこ遊びが言葉の発達や感情の豊かさにつながることも指摘されています。このことからも、ごっこ遊びが子どもの成長にとって大切な遊びであることがわかるのではないでしょうか。----------いかがでしたか?今回は、ごっこ遊びにスポットをあて、ごっこ遊びの様子からお子さんの成長に気づくためのポイントをご紹介しました。すべてのお子さん、そしてママが笑顔あふれる毎日を過ごされますよう心より願っています!【参考リンク】・村田光範,内山聖,岡田知雄,加賀谷淳子,本田悳,松岡優幼児が行っている遊びの種類に関する調査.厚生省心身障害研究「小児期からの総合的な健康づくりに関する研究」効果的な運動及び体力向上の方策に関する研究,平成9年度報告書,15-18, 1998.(PDF)()●ライター/今井千鶴子(臨床心理士)●モデル/NANAMI(RIRIAちゃん)
2017年06月13日顔まで泥だらけになって遊ぶよちよち歩きの赤ちゃんに、廃材で作った小屋のてっぺんではしゃぐ子どもたち、かまどを囲んでマシュマロを焼く家族連れ。全国各地にある冒険遊び場「プレーパーク」では、よく見かける風景です。どんなところか興味はあるけれど、「泥で洋服が汚れるのはちょっと……」「怪我をしたらどうしよう」と、躊躇してしまう人もいるのでは? 今回はそんなプレーパークの魅力をご紹介します。■頼りになる「プレーワーカー」の存在「最初、不安に思うのは当たり前だと思います。でも、少しずつ泥に触れさせたり、のこぎりを使わせたりすると、子どもの表情が生き生きとしてくる。既成のおもちゃで遊ぶときとはまったく違う姿を見て、考えが変わる方が多いようです」と答えてくれたのは、世田谷区を中心に全国各地で活動しているプレーワーカーの森川和加子さん。プレーワーカーとは書類・面接選考を経て選ばれた常駐スタッフで、プレーパークには欠かせない存在。毎朝の遊具点検に始まり、子どもたちが自由に遊ぶ環境をつくったり、ときには悩みを抱えている子どもの相談に乗ったりと、さまざまな活動を行っています。■子どもの好奇心がフル回転! 「考えながら遊ぶこと」が力になる日本で最初のプレーパークである「羽根木プレーパーク」。ここにある巨大な木製すべり台も、プレーワーカーが地域の世話人(ボランティア)たちや遊びに来る若者たちといっしょにつくった遊具のひとつです。かなりの高さがあり、表面はツルツルで急斜面。見守っている大人はヒヤヒヤしますが、よく見ると階段がないことに気がつきます。「すべりたいと思ったら、足場をつたって自力でよじ登らないといけない。その過程で高さの感覚が身につくから、落ちないよう気をつけながら遊べるようになるんです」と森川さん。ほかにも、木の枝でつるされたブランコやターザンロープなど、一般的な公園では見られない手づくりの遊具が点在。子どもたちはマッチで新聞紙に火をつけて焚き火を楽しんだり、のこぎりとトンカチを使って工作をしたりと、好奇心をフル回転させて遊びに熱中します。「考えながら遊ぶことで、自分はどこまでできるのか、どこまでやると危ないのかを自然と学んでいきます。そうして身につけた力は、子どもたちが中学生や高校生になったときに、きっと役立つはずです」。■騒音問題も話し合いで解決近年は公園の苦情対策が社会問題となっていますが、プレーパークも例外ではありません。焚き火の煙やすす、子どもがはしゃぐ声に対して、「臭い」「汚い」「うるさい」とご意見を受けることも少なくないといいます。羽根木プレーパークの場合、3人のプレーワーカーと30人以上の世話人が力を合わせて住民との話し合いを重ね、問題をひとつひとつクリアにしてきました。根底にあるのは、「大人の意見に合わせることで、子どもの遊び場を奪いたくない」との思い。都会のなかで子どもがとことん遊べる貴重な場は、こうして守られているのです。■大人も交流を楽しめる場子どもはもちろん、大人にとってもプレーパークは大切な場となっています。外遊びを楽しむ子どもたちを見守りながらおしゃべりをしたり、童心に帰っていっしょに遊んだり。子どもと2人で公園に行くのは苦手というお父さんも、プレーパークでなら周囲に気兼ねなく過ごせるのだそう。各プレーパークでは、参加型のイベントも随時実施しているので、気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。
2017年02月16日ひとり旅を続けて10年、約150カ国も訪れたという、旅ライター・旅写真家の黒水綾乃さん。一年の半分をひとり海外で過ごし、「ひとり旅はさみしいものではない」と明るく語った彼女ですが、実は既婚者。半年はひとり旅、もう半年は居住地である台湾で、旦那さんとふたり、夫婦生活を送っているそうですが、結婚しても「ひとり旅」をすることは可能なんでしょうか。決断した理由と、ひとりで、夫婦で過ごす秘訣を伺いました。結婚後の、半分ひとり半分ふたりの生活中央:黒水綾乃さん――ご結婚されてからも、半分ひとり旅、半分旦那さんと生活しているとのことですが、なぜ「ひとり旅」を選んだのか、またどんな工夫をしていますか?旦那はメーカーに勤める駐在員です。現在いる台湾は日本より少し休暇は多いですが、旦那と長期の旅に出るのはもちろん不可能。なので、年に二回ほど行きやすい欧米諸国などを一緒に旅行しています。「ひとりで旅なんて…」とよく言われますが、結婚前からこんな生活をしていたし、こんな私を受け入れてくれた人なので、ふつうの感覚ではないとは思いますよ(苦笑)。とはいえ、最初からそんな生活だったわけではないです。私にはひとり旅で世界一周をしたいという夢があったので、子どもを産む前に叶えたいと旦那に打診したんです。何度も話し合い、旦那は聞き入れてくれて、ついに実現しました。その後、数年間紆余曲折を経て、私たちは子どもを作らない選択をしました。お互い夢があって、それを実現させようと決めたからです。私の今の夢は、世界250ヶ国を訪ねて、それを一冊の本にまとめること。全世界訪問し、世界中の人に読んでもらいたいと思っています。その夢に近づくために、毎年10ヶ国以上を訪問して写真を撮る計画なので、半年はひとり旅をすることになりました。ただ、やっぱり旦那に会いたいし、彼もそう思ってくれているので、3ヶ月以上の長い旅はせず、一度は帰ってくる約束をしています。――お互いの夢を叶えるため、そして、納得した約束をしていて素敵だなと思いました。では、旦那さんと一緒にいるときは、どんな生活を送っているのですか?旦那の料理はまずいですが(苦笑)、お互い独身時代も長かったので、家事はなんでもできます。ふたりで過ごす半年間は、お互いの仕事以外はほとんど一緒に行動しています。平日は一緒にごはんを食べ、お笑いDVDを見たり、週末は台湾国内を食べ歩いたり散歩したり。ふたりでいる時に別行動というのはほとんどないです。なので、友人や親が日本から来ても、旦那を誘って一緒にでかけます。こうやって書くととても仲がいい夫婦みたいですが、、週に二度はケンカしてますし、昔は殴り合いのケンカもしていました(笑)。逆にひとり旅をしているときは、連絡は必要最低限に。ネットがない環境にいたり、時差が大きかったりするので、安否確認(?)としてスカイプにメッセージを残すくらいです。ネットが充実した環境にいるときは、お互いの近況を語ったりとゆっくり話していますこれらは”工夫”ということではなく、私たちにとって自然な流れ。これらでうまくバランスをとれているかどうか分かりませんが、おかげさまで結婚生活も早6年になりました。ひとり旅の最大のミッションを叶えるために――旦那さんと過ごす時間を、とても大切にされてると感じました。では「ひとり旅」を続けて、何か変化してことはありますか。リラックスして旅ができるようになったことでしょうか。若かりし頃は「こうせねばいけない」「こうあらねばならない」と自分で自分を縛り付けていたと思います。さらに年齢も経験を重ねたので、情報収集力や危険察知能力があがり、イヤな経験をすることも少なくなってきましたしね。ひとり旅での私の最大のミッションは、現地の人との触れ合うことです。若いときは話しかける勇気もなかったし怖がっていたけど、今は大阪のおばちゃんみたいに(笑)気軽に話しかけられるようになりましたよ。力まずに、現地の空気を楽しめるようになったのは大きいですね。その結果、旅の密度が濃くなりましたし、なかなか見れない、触れられない体験や楽しみが増えました。よくバックパッカーや旅人が、旅をすればするほど新鮮さがなくなって飽きてくると言いますが、私は全く思いません。つまらないと感じれば、より僻地に行き、違う経験をすればいいだけ。今より10年後のほうが旅を楽しめていると思いますし、私は歳をとることに一ミリも抵抗はないので、実年齢や旅の経験値をあげ、毎日を楽しくしたいと思っています。――最後に「ひとり旅」で気をつけたほうがいいことを教えてください。現地の方と知り合えたり、現地の文化に触れ合いやすいことは、ひとり旅でしか得られない経験です。私もそこに魅了されています。だからこそ、意識して気をつけてもらいたいのは、やはり女性のひとり旅は危険度が増す、ということ。私は人生で2回襲われそうになり、1回は強奪未遂を経験しました。もちろん私の不注意が原因ですが、襲われそうになったときは「女が一人」というのが多分に関係していると思いました。とにかく女のひとり旅は警戒が最重要です。でも、自分のルールをしっかり決めて、事前準備と注意を働かせ、警戒を怠らなければ防ぐことができます。また、現地の言葉や風習を予習して人に迷惑をかけないよう配慮することも、日頃から取り組んでいます。text /SOLO編集部特集「さみしさは敵か」の記事はこちら!・世界150カ国で言われた「ひとり旅ってさみしくない?」に私が出した答え/黒水綾乃さんインタビュー・美しいさみしさの奥にあるグロテスクな本音と向き合う/紫原明子
2017年01月30日