小さな子どもたちはいろんなことをして遊びますが、不思議なことに誰に言われずとも、性別によって違う遊び方を始めるものです。特に女子はごっこ遊びやままごとが大好きですが、こうした遊びが好きなほど将来頭が良くなるという考えがあります。どういうことなのか、見ていきましょう。子どもの遊び方には自然に男女差が現れる小さい子どもたちが集まって遊んでいる場面、公園や幼稚園、保育園といったような場で、男子と女子が自然に違った遊びをしているのに気がついたことがある方も多いかと思います。特段、親が何か指示したり教えたりしたわけでもないのに、たとえ同じものを使って遊んでいても遊び方が変わってくるのですから、おもしろいものです。男子と女子が入り交じって遊んでいたとしても、たとえば地面にぬかるみがあるようなところでは、男子が勢いよく泥をはね散らかして回る脇で、女子が泥をこねてお団子を作ったりしていることがあります。誰に指示されたわけでもないのにこうした違いは自然にできてくるものですし、互いに相手がしていることのどこがおもしろいかわからない、などということを口にしたりします。細部はともかくとして、男子と女子の遊び方というのはおおよそこういったような形でいつの間にか分かれてくるものですが、そんな遊びの中でも女子がよくやるままごとやごっこ遊びというものほど、男子にとっておもしろみが分からないものはありません(編集部注:もちろん、個人差はあります)。お母さんやお父さんの役どころを決めて、おもちゃの調理器具を手にして草をきざんだり混ぜたりし、それを器に盛って「いただきます」とやる…。そんな女子の遊びは、男子には何がおもしろいのかさっぱりで、最初のうちこそ調子を合わせていても、そのうちにつまらなくなってしまってどこかに行ってしまったりします。女の子はごっこ遊びやままごとが大好き一方の女子は、似たような場面をずっと飽きずに続けていたりします。人形を赤ちゃんに見立ててそのお世話をしたり、病気の子どもとそのお母さんといった役どころを決めて看病する真似をしてみたり、子どもたちが状況を思いつく限り、遊びはずっと続きます。よく言われることに、「子どものままごとの様子を見ると家庭の様子がわかる」というのがあります。たとえば、いつも母親に急かされている子どもがままごとをすると、母親の様子をそっくりそのまま真似して相手を急かすものです。そのほか、家でどんなふうに食事をとっているかといったことから、果ては給料日が近いから献立を節約しましょう、なんてことまであけすけにやっていたりします。このため、子どものままごとを見ていてそんな実態に気づいた親が、ままごとを禁止したくなることも多いといいます。しかし、女子のままごとやごっこ遊びなどを禁止したりしてはいけません。むしろ積極的に推奨してもいいぐらいです。ままごとやごっこ遊びを好む子どもは、大きくなってから勉強も得意になる可能性が高いからです。<後編に続く>(子育ての達人)
2016年02月04日3歳の娘はお料理ごっこが大好き。台所に立つ大人をジーッと観察しては、ままごとで再現し、お人形たちにせっせと料理を振る舞っています。「ままごと用のキッチンがあれば、きっと喜ぶんだろうなあ。」そうは思うものの、実際に部屋に置くとなると場所を取るし、使わなくなったら持て余すのも目に見えています。娘の笑顔はプライスレス。だけど大人の事情も、割と切実。そんなわが家にやってきたのが、kukka ja puuおままごとができる収納ボックスです。しっかり遊べて、場所を取らない。その上、お片付けの習慣まで身に付けられる。娘にとってもわたしにとっても、ベストな選択となりました。遊べる、片付く、インテリアになる最近のままごとキッチンは素敵な物が多く、大人でもワクワクするような本格的なものがたくさんあります。でも一方で、・高額になりがち・かさばる、重い・捨てる時に困るといったことがネックで、迎え入れるのが難しいと感じる人も多いもの。今回ご紹介するこちらは、ごっこ遊びが楽しめる“キッチン”と、おもちゃ箱が一体化したキッズ収納ボックス。本体を広げてフタとキッチンの正面部分を取り付ければ、簡易のままごとキッチンに変身です。▲キッチンの正面部分はスナップボタンで取り付けます。さらに、リビングに出しっぱなしにできるナチュラルデザインも嬉しいポイント。子ども用のアイテムはポップ・カラフルなものが多い中、これなら今あるインテリアに無理なく合わせられます。▲オープンシェルフにスッポリおさまりました。(キッチンの正面部分は外してボックスの中に収納しています。)ドキドキ、娘の反応は?娘に見せてみたところ、予想通りの食いつきっぷり。「これは何?」「これは?」とイラストをひとつずつ確認したあと、さっそくクッキングがはじまりました。野菜をトントン切り、ジュウジュウ炒めて、塩コショウを振って、、。いつもよりリアルに遊べるのが嬉しそう。どんどん料理が並べられていきます。当初は「イラストだけだと物足りなくないかな?」と懸念していましたが、それも創造力で上手くカバーしている様子。また子どもが使うものなので、ヤワな作りだと困り物。その点もきちんと考えられており、耐荷重5kgと安心。力加減がまだまだ不安定な3歳児。遊びに夢中になりすぎて勢いよく包丁を振り下ろしたりしていますが、折れたりへしゃげたりせず遊べているのでひと安心です。「遊び終わったら、キチンとお片付け」を楽しく習慣化そして、この収納ボックスを使うようになってから大きく変化したのが、自分でお片付けができるようになったこと。ままごと遊びはパーツが多くて、小さな子がひとりで片付けるのはひと苦労。今までは「ママ〜、片付けて〜」「だーめ。出した人が片付けなさい」のやりとりを何度も繰り返していました。でもこのボックスなら、遊んで→片付けるまでがその場で完結。容量があるのでままごと道具をすべて仕舞うことができ、ポイポイッと入れていくだけであっという間に終わります。(フタを閉めるが難しそうなので、そこだけ手伝っています。)さらに、軽くて持ち手もあるので、片付けたボックスを所定の位置へ戻すところまで任せることも。▲3歳5ヵ月、身長90cmでちょうど手が届く大きさです。「最後まで自分でできる!」ということを理解した娘は、片付けを自ら進んでやるように。口やかましく言う必要がなくなって、母は嬉しい限りです。絵本やベビーグッズの収納にも◎単なる収納としても使いやすいのがこのボックスの大きな魅力。仕切りのない大きなスペースにはB4サイズの絵本やかさばるぬいぐるみがおさまるので、おもちゃ箱からあぶれたアイテムの整理に大助かり。また布と厚紙でできているので、赤ちゃんがいるスペースに置いても危なくなく、オムツなどのベビー用品を入れるのにも良さそう。成長後にごっこ遊びまで楽しめるとなると、かなり長く使えます。▲使わない時はペタンコに畳んでスッキリ片付けることもできますよ。遊びに飽きても他の使い道があるというのは心強いこと。それに、もし子どもに気に入ってもらえなくても、「収納で使えばいいか!」で済ませられます。ままごとキッチンを検討されている方はぜひ、こちらの気軽に使えるままごと収納ボックスも候補にどうぞ。 【ご紹介したアイテム】ごっこ遊び用のキッチンとおもちゃ箱が一体化した、kukka ja puu kotiおままごとができる キッズ収納ボックス。見せ置きしやすいナチュラルデザインで、遊びの延長でお片付けの習慣が身に付けられます。⇒ おままごとができる キッズ収納ボックス/kukka ja puu koti ■こどもと暮らす 池田奈未好きなものは、まち歩き、カメラ、淹れたてコーヒー。収納の少ない家で3人暮らし。すっきり心地よい暮らしを目指しています。
2001年12月05日