「サッカー本大賞2024」授賞式行われ、優秀作品の表彰と各賞が発表された株式会社カンゼンが創設し、11回目を迎えた「サッカー本大賞2024」授賞式が、2024年4月24日に神田明神 明神会館で行われ、各受賞作品が発表された。結果は以下の通り。サッカー本大賞2024 各賞発表!【大賞&読者賞】『それでも前を向く』(朝日新聞出版)宮市亮(著)朝日新聞出版最新刊行物:書籍:それでも前を向く : 【特別賞】『オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)島沢優子(著)オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉 - 竹書房 : 【名著復刊賞】『スタジアムの神と悪魔――サッカー外伝・〔改訂増補版〕』(木星社)エドゥアルド・ガレアーノ(著/文)/飯島みどり(訳)mokusei publishers : 【戦術・理論賞】『フットボールヴィセラルトレーニング無意識下でのプレーを覚醒させる先鋭理論[導入編/実践編]』(カンゼン)ヘルマン・カスターニョス(著)/進藤正幸(監)/結城康平(訳)フットボールヴィセラルトレーニング【導入編】 - 株式会社カンゼン : ※「読者賞」はフットボールチャンネル上での読者投票で最も得票数が多かった本に贈られる賞です。授賞された著者、翻訳者、出版社、関係者の皆様おめでとうございます!「サッカー本大賞2024」の優秀作品(発売日順)『戦術リストランテVII「デジタル化」したサッカーの未来』(ソル・メディア)西部謙司(著)戦術リストランテⅦ 「デジタル化」したサッカーの未来 : 『森保ストラテジーサッカー最強国撃破への長き物語』(星海社)五百蔵容(著)[新刊案内] 2023.02.09 | 森保ストラテジーサッカー最強国撃破への長き物語 | 星海社 : 『サッカー監督の決断と采配-傷だらけの名将たち-』(エクスナレッジ)ひぐらしひなつ(著)X-Knowledge | サッカー監督の決断と采配-傷だらけの名将たち- : 『スタジアムの神と悪魔――サッカー外伝・〔改訂増補版〕』(木星社)エドゥアルド・ガレアーノ(著/文)/飯島みどり(訳)mokusei publishers : 『オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)島沢優子(著)オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉 - 竹書房 : 『もえるバトレニ モドリッチと仲間たちの夢のカタール大冒険譚』(ソル・メディア)長束恭行(著)もえるバトレニモドリッチと仲間たちの夢のカタール大冒険譚 : 『フットボールヴィセラルトレーニング無意識下でのプレーを覚醒させる先鋭理論[導入編/実践編]』(カンゼン)ヘルマン・カスターニョス(著)/進藤正幸(監)/結城康平(訳)フットボールヴィセラルトレーニング【導入編】 - 株式会社カンゼン : 『ドイツサッカー文化論』(東洋館出版社)須田芳正(著)/福岡正高(著)/杉崎達哉(著)/福士徳文(著)ドイツサッカー文化論 : 『モダンサッカー3.0 「ポジショナルプレー」から「ファンクショナルプレー」へ』(ソル・メディア)アレッサンドロ・フォルミサーノ(著)/片野道郎(著)モダンサッカー3.0「ポジショナルプレー」から「ファンクショナルプレー」へ : 『それでも前を向く』(朝日新聞出版)宮市亮(著)朝日新聞出版最新刊行物:書籍:それでも前を向く : 『聞く、伝える、考える。〜私がサッカーから学び 人を育てる上で貫いたこと〜』(アスリートマガジン)今西和男(著)書籍「聞く、伝える、考える。〜私がサッカーから学び 人を育てる上で貫いたこと〜」 | 広島アスリートマガジン オンラインショップ : 【サッカー本大賞とは】良質なサッカー書籍が、日本のサッカー文化を豊かにする。2014年(平成26年)に設立された、サッカーに関する書籍を対象にした賞です。良い本はサッカーの見方を豊かにしてくれます。また、日本でサッカーがナンバー1スポーツになり、世界に誇れるサッカー文化を築いていくためには、高い志と情熱をもって作られた良質なサッカー書籍がもっともっと多く世に出て、多くの人に読まれて欲しいと思っています。サッカー本大賞の創設はそうした思いが出発点になっています。サッカー本大賞2024 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月24日「原爆資料館 閉ざされた40分 ~検証 G7広島サミット~」「LGBTQとわたし ~虹の下のリアル~」広島ホームテレビ(本社:広島市)は、テレビ朝日系列の全国24社が共同で制作する「テレメンタリー2023」において、年間およそ50作品の中から、HOME制作の「原爆資料館 閉ざされた40分 ~検証 G7広島サミット~」「LGBTQとわたし ~虹の下のリアル~」の2作品が年間優秀賞に選出されました。優秀賞(2位):原爆資料館 閉ざされた40分 ~検証 G7広島サミット~▷2023年6月10日放送▷ナレーション:増田俊樹/ディレクター:斉藤俊幸/プロデューサー:立川直樹覆われた原爆資料館▷史上初めて被爆地で行われたG7サミット。核保有国3カ国を含むG7首脳が広島に集まるという歴史的な瞬間が実現した。多くの疑問の声が上がったのが完全非公開とされた原爆資料館の視察。首脳たちが滞在した時間は40分。なぜ隠されたのか。首脳たちは何を見て、何を感じたのか。■選評:「一見、ニュースだけ見ると『うまくいってる』『日本すごい』と思うところの裏側を、白い布が貼られた原爆資料館から紐解いていく手法がすごく斬新だった。サミット自体が実は成功とは言えなかったのではというところを、うまく表現していた作品だった」こちらから視聴できます : 優秀賞(3位):LGBTQとわたし ~虹の下のリアル~▷2023年7月9日放送▷ディレクター:花房吾早子・藏田晃裕 / プロデューサー:立川直樹▷内容:広島の性的マイノリティーのコミュニティーに2年にわたり通ったディレクターが自らの葛藤と共に伝え続けた「広島の虹の下のリアル」。性的マイノリティーに関する地方からの発信は少なく、カミングアウトしづらい。広島で生まれ育ち、これからもここで暮らしたいと願う人たちの日常とは…■選評:「今は殊更にLGBTQであることを強調していかないと、なにかしら見落とされてしまうような過渡期にあるということにすごく気づかされた。」「すごく画作りが丹念。全編にわたって優しさやいたわりが出ていた作品だった。社会的に男女を区別しなくてもいい社会になればいいと思った。」こちらから視聴できます : テレメンタリー2023[テレビ朝日系列全国ネット]優秀賞最優秀賞:EX「彷徨い続ける同胞」(1位)優秀賞:HOME「原爆資料館閉ざされた40分~検証G7広島サミット~」(2位)HOME「LGBTQとわたし ~虹の下のリアル~」(3位)KAB「内密である理由ひとつだけの命の現場から」(3位)ABC「裁判に参加する~京アニ放火殺人事件~」(5位)NCC「軽傷ではない~飲酒運転被害者の10年~」(6位)YAB「つけびの行方山口限界集落5人殺人事件から10年」(6位)テレビ朝日系列の全国24社が共同で制作するドキュメンタリーです。週替わりでテレビ朝日系列の各局が制作を担当し、独自の視点で制作しています。番組公式サイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月24日アレクサンダー・ペイン監督とポール・ジアマッティが再びタッグを組み、新鋭ドミニク・セッサ、アカデミー賞受賞のダヴァイン・ジョイ・ランドルフと贈る『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』。この度、日本版予告編とビジュアルが解禁となった。物語の舞台は、1970年冬、ボストン近郊にある全寮制のバートン校。生徒と教師の大半がクリスマス休暇を家族と過ごすなか、勉強はできるが反抗的なアンガス(ドミニク・セッサ)をはじめ4名の生徒が学校に居残ることになる。生徒たちの“子守役”に任命された古代史の教師ハナム(ポール・ジアマッティ)は、生真面目すぎる言動ゆえ同僚や生徒からも嫌われている。料理長のメアリー・ラム(ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ)はひとり息子をベトナム戦争で失ったばかりで、息子と最後に過ごしたこの場所で年を越そうとしていた。アンガス以外の生徒はバカンスに出ることになり、たった3人でのホリディが始まる。アンガスに「君の面倒を見るなんてごめんだ」と冷たく告げるハナムに「帰る場所のない子にあんなことを言うなんて」とたしなめるメアリー。アンガスが人一倍繊細さを持ち合わせていることを感じ取っていたのだ。映像は、それぞれに孤独を抱える3人が美しい雪景色の中で反発し合いながらもお互いを知り、少しずつ心を通わせていく様子や、ハナムには何か人に言えずにいた“過去”があることが伺える。本作の練りに練られた見事な脚本はかねてより高い評価を受けていたが、4月14日(現地時間)に発表された第76回全米脚本家組合(WGA)賞において、オリジナル脚本賞を見事受賞。ささやかだが温かくもある2週間の休暇が描き出すものに期待が高まる予告編となっている。併せて、日本版ビジュアルも解禁に。ハナムが手に入れてきたまったく飾りもなく、斜めになったクリスマスツリーを背景に、学校の食堂で食卓を囲む3人の姿を温かな色彩で描き出し、<この日々を、きっと忘れない>という3人それぞれの想いを代弁するようなキャッチコピーが添えられた。原題でもある『HOLDOVERS』とは「残留した者」の意味。バカンスや家族のもとに戻った人々を尻目に、まるで「置いてけぼり」になったように、学校に取り残された彼ら。3人の間で育まれていく絆の行方が気になるビジュアルが完成した。『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』は6月21日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ 2024年6月21日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開Seacia Pavao / © 2023 FOCUS FEATURES LLC.
2024年04月23日アカデミーが、来年のオスカー資格についてのルール変更を発表した。パンデミックを受けて緩めていた劇場公開の規定を再び厳しくしたもの。来年は、ロサンゼルス郡、ニューヨーク、サンフランシスコ・ベイエリア、ダラス・フォートワース、シカゴ、アトランタの6都市で最低1週間劇場公開されたことが条件となる。作品部門の資格を得るためには、この最低1週間の上映から45日以内に、アメリカのトップ50の市場のうち10の市場で7日間劇場公開される必要がある。6都市での1週間の上映が年末だった場合、この10の市場での上映は年明けになってもいいが、その場合は事前に劇場公開計画をアカデミーに知らせておかなければならない。この変更は、オスカーが劇場用映画の賞であることをあらためて強調するもの。来年のオスカー授賞式は3月2日。文=猿渡由紀
2024年04月23日キリアン・マーフィーが、「アイルランドのオスカー」と呼ばれる「アイリッシュ・フィルム&TVアカデミー賞」で主演男優賞を受賞した。同賞にはキリアンのほか、アンドリュー・スコット(『異人たち』)、デヴィッド・ウィルモット(『Lies We Tell』)、バリー・コーガン(『Saltburn』)、バリー・ウォード(『That They May Face The Rising Sun』)、ピアース・ブロスナン(『The Last Rifleman』)がノミネートされていた。主演映画『オッペンハイマー』での演技が高い評価を受け、今年、米アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞、SAG賞と主要映画賞の主演男優賞を総なめにしてきたキリアン。母国での受賞は喜びもひとしおのようで、プレゼンターのリリー・グラッドストーン(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)からトロフィーを受け取ると、「故郷で大好きな人たちや尊敬する他の候補者たちと一緒に、この会場にいられるのはとても特別なことです」と満面の笑みで喜びを語った。受賞後、バックステージでは「多くの友人や仲間と故郷で過ごすのはうれしいことだと感じます」とやはり故郷愛を炸裂させた。地元メディアの「Irish Examiner」には出身地コークの人々のサポートに感謝を伝えた。「みなさんの応援は素晴らしかった。本当に純粋に感謝したいです。本当に素晴らしいサポートでした。私にとって非常に意味のあることです」と語った。(賀来比呂美)■関連作品:オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年04月22日2024年3月度ギャラクシー賞月間賞が22日、発表され、3月30日放送の『NHKスペシャル未解決事件File.10下山事件 第1部 第2部』が受賞した。1949年7月、国鉄職員10万人の解雇に関して労組と交渉中、忽然と姿を消した下山定則総裁。その後、無残な轢死体(れきしたい)で発見された。検死解剖の結果、死体から血が抜き取られていたことが発覚。自殺か他殺かをめぐる大論争へともつれ込んでいく。東京地検の主任検事として捜査を指揮することとなった布施健(森山未來)は、自殺として不可解な点が多い事件から、他殺の糸口を探っていく。NHKではドラマとドキュメンタリーの2本シリーズで、いまなお続く「日本の闇」に新たな光をあてる。受賞理由について「『戦後史最大の謎』とされる下山事件。番組は、知られざる捜査の内幕を綴った極秘資料と膨大な数の検察捜査記録を入手、第1部はドラマ、第2部はドキュメンタリーでその謎に挑んだ。緻密な調査に裏付けられた重厚かつ緊張感のあるストーリーと、東京地検の布施検事を演じた森山未來の凄みある演技に釘付けになった」と紹介している。
2024年04月22日“結成16年以上”の漫才師たちによるフジテレビの賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』(5月18日後7:00~11:10)について、ファイナリスト8組が21日、決定した。Gブロック勝者のガクテンソクがコメントを寄せた。20日・21日に「ノックアウトステージ16→8」が開催された。16組の漫才師たちが2組ずつ登場し、1対1の“タイマン”形式でし烈なネタバトルを展開。激戦の末、「グランプリファイナル」に出場するファイナリスト8組がついに決定した。名勝負を繰り広げ、見事勝ち抜いた8組は、この後いよいよ最終決戦「グランプリファイナル」へ進出する。MCの東野幸治、ハイパーゼネラルマネージャーのくりぃむしちゅー・有田哲平、そしてスペシャルサポーターの博多華丸・大吉が見守る中、王座をかけて激突するが、この「グランプリファイナル」では、これまでのトーナメント表をいったん白紙に戻し、改めてトーナメントを組み直すことに。25日午後8時(※予定)よりフジテレビ本社にて行われる「グランプリファイナル組み合わせ抽選会」で、新たな対戦カードが決定する。■Gブロック勝者:ガクテンソク(よじょう、奥田修二)「今回は、普段の劇場と同じ感じで舞台に立てたのがよかったのかなと思いますね。僕ら、10年前に『THE MANZAI』の決勝に出てるんです。そのときは“優勝して売れたい!”みたいに、変にリキんでたんですけど、今は、そういうリキみは完全に取れまして(笑)。“テレビでネタ3本披露できたらラッキー、それがいい結果につながったら、なおラッキー!”というスタンスで頑張ります」(奥田)「(対戦相手の)マシンガンズさんは去年準優勝されているので、お客さんからしたら、僕らの方が新鮮に見えたのかもしれないですね。でも試合の後、マシンガンズさんが“絶対優勝してくれよ”と声をかけてくれて。(「「32→16」で対戦した)シャンプーハットの恋さんも、会うと必ず“頑張ってや”って言ってくれるし、負けた相手が心から応援してくれる賞レースって、珍しいですよね」(よじょう)■「ノックアウトステージ16→8」結果<Aブロック>先攻:ダブルアート●244点(1点:3人、2点:50人、3点:47人)後攻:タモンズ○283点(1点:1人、2点:15人、3点:84人)<Bブロック>先攻:ハンジロウ○279点(1点:1人、2点:19人、3点:80人)後攻:リニア●272点(1点:0人、2点:28人、3点:72人)<Cブロック>先攻:ロビンフット●268点(1点:2人、2点:28人、3点:70人)後攻:ななまがり○274点(1点:6人、2点:14人、3点:80人)<Dブロック>先攻:母心●269点(1点:1人、2点:29人、3点:70人)後攻:金属バット○284点(1点:0人、2点:16人、3点:84人)<Eブロック>先攻:ザ・パンチ○292点(1点:0人、2点:8人、3点:92人)後攻:かもめんたる●243点(1点:5人、2点:47人、3点:48人)<Fブロック>先攻:囲碁将棋●275点(1点:0人、2点:25人、3点:75人)後攻:タイムマシーン3号○280点(1点:1人、2点:18人、3点:81人)<Gブロック>先攻:マシンガンズ●267点(1点:1人、2点:31人、3点:68人)後攻:ガクテンソク○293点(1点:1人、2点:5人、3点:94人)<Hブロック>先攻:ラフ次元○283点(1点:1人、2点:15人、3点:84人)後攻:モンスターエンジン●266点(1点:1人、2点:32人、3点:67人)
2024年04月22日3月15日(金) から4月11日(木) まで全国6都市で開催されてきた『TBSドキュメンタリー映画祭2024』の「観客賞」が発表された。本映画祭では、人種や戦争、社会問題など現代を取り巻く重要なテーマに迫る「ソーシャル・セレクション」、家族の形や身体的な障がいなど多様な生き方や新たな価値観を描く「ライフ・セレクション」、五感を司る表現者たちやテーマを通し新たな感性に出会う「カルチャー・セレクション」と、新たな取り組みとして3つのテーマに沿って上映作品をセレクト。さらには海外招待作品として、A24製作でアカデミー賞受賞監督、スティーヴ・マックイーンが手がけた話題作『オキュパイド・シティ(原題)』や、2022年のカンヌ国際映画祭で上映された衝撃作『人体の構造について(原題)』の2本が上映されるなど、新たな取り組みも話題を呼んだ。映画祭に参加した人だけが投票することができる観客賞で最も多くの票を獲得したのは、『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム~』(監督:津村有紀)。本作は、名古屋を拠点に活動するBOYS AND MENの弟分で、2023年デビューしたボーイズグループ「カラフルダイヤモンド」に密着した作品で、彼らから勇気や元気をもらえると、1度だけでなく複数回鑑賞したという方も多かったという。また上映作品の中から9作品の期間限定見逃し配信が、本日4月19日(金) よりU-NEXTでスタート。さらに、TBS収蔵のアーカイブ作品をデジタル修復して劇場公開する『TBS レトロスペクティブ映画祭』が、4月26日(金) より東京を皮切りに全国で順次公開される。第1回目は「寺山修司特集」で、スペシャルゲストによるトークショーも行われる予定だ。<配信情報>『TBSドキュメンタリー映画祭2024』期間限定見逃し配信配信期間:4月19日(金) 12:00~2カ月間【ラインナップ】『BORDER 戦場記者×イスラム国』監督:須賀川拓『サステナ・フォレスト 〜森の国の守り人(もりびと)たち〜』監督:川上敬二郎『家さえあれば 〜貧困と居住支援〜』監督:海老桂介『102歳のことば 〜生活図画事件 最後の生き証人〜』監督:長沢祐『リリアンの揺りかご』監督:神戸金史『私の家族』監督:久保田智子『魚鱗癬と生きる ―遼くんが歩んだ28年―』監督:大村由紀子『映画 情熱大陸 土井善晴』監督:沖倫太朗『旅する身体 〜ダンスカンパニーMi-Mi-Bi〜』監督:渡辺匠/志子田勇<イベント情報>『TBSレトロスペクティブ映画祭』第一回「寺山修司特集」『TBSレトロスペクティブ映画祭』ポスタービジュアル【日程・会場】4月26日(金)~5月16日(木) 東京・Morc阿佐ヶ谷5月25日(土)~6月7日(金) 大阪・シネ・ヌーヴォ6月17日(月)~6月23日(日) 愛知・シネマスコーレ【トークショー日程】4月26日(金) 19:30の回上映後佐井大紀監督(『日の丸 寺山修司40年目の挑発』)&ゲストによるトークショーゲスト:大島新(映画監督)4月27日(土) 19:30の回上映後佐井監督&ゲストによるトークショーゲスト:宮台真司(社会学者・映画評論家)4月28日(日) 19:30の回上映後佐井監督&ゲストによるトークショーゲスト:佐藤佐吉(映画監督・脚本家)TBS DOCS 公式サイト:
2024年04月19日果たして2024の大賞作品にはどの作品が輝くのか?株式会社カンゼンが創設し、第11回が開催される「サッカー本大賞」。選考委員による最終選考・読者賞の投票期間を終えました。本賞は、2023年度(1/1~12/31)に発売されたサッカー本(技法書、漫画をのぞく)すべてを対象に選考委員によって決定されます。果たして大賞作品にはどの作品が輝くのか? 発表をお楽しみに!【サッカー本大賞2024 授賞式】日時4月24日(水)18:30~19:30場所神田明神 明神会館<司会>井上マー<サッカー本大賞選考委員>(五十音順、敬称略)金井真紀、佐山一郎、陣野俊史、幅允孝「サッカー本大賞2024」の優秀作品(発売日順)「サッカー本大賞2024」の優秀作品『戦術リストランテVII「デジタル化」したサッカーの未来』(ソル・メディア)西部謙司(著)戦術リストランテⅦ 「デジタル化」したサッカーの未来 : 『森保ストラテジーサッカー最強国撃破への長き物語』(星海社)五百蔵容(著)[新刊案内] 2023.02.09 | 森保ストラテジーサッカー最強国撃破への長き物語 | 星海社 : 『サッカー監督の決断と采配-傷だらけの名将たち-』(エクスナレッジ)ひぐらしひなつ(著)X-Knowledge | サッカー監督の決断と采配-傷だらけの名将たち- : 『スタジアムの神と悪魔――サッカー外伝・〔改訂増補版〕』(木星社)エドゥアルド・ガレアーノ(著/文)/飯島みどり(訳)mokusei publishers : 『オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)島沢優子(著)オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉 - 竹書房 : 『もえるバトレニ モドリッチと仲間たちの夢のカタール大冒険譚』(ソル・メディア)長束恭行(著)もえるバトレニモドリッチと仲間たちの夢のカタール大冒険譚 : 『フットボールヴィセラルトレーニング無意識下でのプレーを覚醒させる先鋭理論[導入編/実践編]』(カンゼン)ヘルマン・カスターニョス (著) / 進藤正幸(監) / 結城康平 (訳)フットボールヴィセラルトレーニング【導入編】 - 株式会社カンゼン : 『ドイツサッカー文化論』(東洋館出版社)須田芳正(著) / 福岡正高(著) / 杉崎達哉(著) / 福士徳文(著)ドイツサッカー文化論 : 『モダンサッカー3.0 「ポジショナルプレー」から「ファンクショナルプレー」へ』(ソル・メディア)アレッサンドロ・ビットリオ・フォルミサーノ (著) / 片野道郎 (著)モダンサッカー3.0「ポジショナルプレー」から「ファンクショナルプレー」へ : 『それでも前を向く』(朝日新聞出版)宮市亮(著)朝日新聞出版最新刊行物:書籍:それでも前を向く : 『聞く、伝える、考える。〜私がサッカーから学び 人を育てる上で貫いたこと〜』(アスリートマガジン)今西和男(著)書籍「聞く、伝える、考える。〜私がサッカーから学び 人を育てる上で貫いたこと〜」 | 広島アスリートマガジン オンラインショップ : サッカー本大賞2024【サッカー本大賞とは】良質なサッカー書籍が、日本のサッカー文化を豊かにする。2014年(平成26年)に設立された、サッカーに関する書籍を対象にした賞です。良い本はサッカーの見方を豊かにしてくれます。また、日本でサッカーがナンバー1スポーツになり、世界に誇れるサッカー文化を築いていくためには、高い志と情熱をもって作られた良質なサッカー書籍がもっともっと多く世に出て、多くの人に読まれて欲しいと思っています。サッカー本大賞の創設はそうした思いが出発点になっています。選考委員(五十音順、敬称略)金井真紀(かない・まき)1974年生まれ。文筆家・イラストレーター。任務は「多様性をおもしろがること」。著書に『パリのすてきなおじさん』(柏書房)、『サッカーことばランド』(ころから)、『世界はフムフムで満ちている』(ちくま文庫)、『聞き書き世界のサッカー民 スタジアムに転がる愛と差別と移民のはなし』(カンゼン)、『日本に住んでる世界のひと』(大和書房)、『おばあちゃんは猫でテーブルを拭きながら言った 世界ことわざ紀行』(岩波書店)など。佐山一郎(さやま・いちろう)作家、編集者。アンディ・ウォーホルズ『Interview』誌と独占契約を結んでいた『Studio Voice』編集長を経て84年、独立。主著書に『東京ファッション・ビート』(新潮カラー文庫)、『「私立」の仕事』(筑摩書房)、『闘技場の人』(河出書房新社)、『サッカー細見 ’98~’99』(晶文社)、『デザインと人』(マーブルトロン)、『雑誌的人間』(リトル・モア)、『VANから遠く離れて −評伝石津謙介−』(岩波書店)、『夢想するサッカー狂の書斎−ぼくの採点表から−』(カンゼン)、『日本サッカー辛航紀 愛と憎しみの100年史』(光文社新書)。Instagram: @sayamabar陣野俊史(じんの・としふみ)1961年生まれ。文芸評論家、フランス語圏文学者。長崎生まれ。サッカー関連の著書に『フットボール・エクスプロージョン!』(白水社)、『フットボール都市論』(青土社)、『サッカーと人種差別』(文春新書)、翻訳書に『ジダン』(共訳、白水社)、『フーリガンの社会学』(共訳、文庫クセジュ)など。幅允孝(はば・よしたか)有限会社BACH(バッハ)代表。ブックディレクター。人と本の距離を縮めるため、公共図書館や病院、学校、ホテル、オフィスなど様々な場所でライブラリーの制作をしている。安藤忠雄氏が設計・建築し、市に寄贈したこどものための図書文化施設「こども本の森中之島」では、クリエイティブ・ディレクションを担当。最近の仕事として「早稲田大学 国際文学館(村上春樹ライブラリー)」での選書・配架、札幌市図書・情報館の立ち上げや、ロンドン・サンパウロ・ロサンゼルスのJAPAN HOUSEなど。神奈川県教育委員会顧問。【この件に関する問い合わせ先】株式会社カンゼン担当 :サッカー本大賞実行委員会伊藤 真TEL :03-5295-7723MAIL : soccerbook_award@kanzen.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月18日米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショートフィルムフェスティバル&アジア 2024』(略称:SSFF&ASIA)は、デジタル通貨事業を行うディーカレットDCPがWeb3.0パートナーとして参画することを発表した。デジタル通貨という金融の世界だけでなく、クリエイター・エコノミーに対しても新しい価値観の創出を目指して『Amic Signアワード』を新設する。映画祭応募作品の中から、同社が目指す『豊かな社会、コミュニティ』を表現する作品を選出し、6月4日に行われるオープニングセレモニーで受賞作品が発表される。賞金であるDCJPY50万(円)は、デジタル通貨で授与される。また同社は、銀行預金型の決済サービスであるAmic Sign上にDAOコミュニティを構築しており、各業界で活躍するクリエイターがクリエイティブな創作活動を行う場所を提供している。また、ファンも制作に参加し、相互に価値を創出し、制作に必要な資金やリソースを共有することができる。代表の村林氏は、同アワードの新設に「Amic Signを活用したこのプロジェクトは、デジタル社会の創造における新たな一歩。私たちのビジョンを共有する映画クリエイターとファンのみなさまとともに、楽しみながら進化していくことを期待しています」とコメントした。SSFF&ASIA代表の別所氏は「今年26年目を迎える映画祭は、これまでもメタバース・オンライン会場、クリエイターのための動画デジタルデータアセットマネジメントのプラットフォームの立ち上げ、NFTグローバルコンテンツマーケットなどを開拓してきました。映画はテクノロジーとともに成長し、そのクリエイティブの領域を広げてきました。デジタル通貨による賞金というプロジェクトをディーカレットDCPさんと一緒に実現していくことは、これからの映画という動画知財のアセットマネジメントを次の次元に押し上げる未来地図、開拓の大きな一歩だと確信しています」と寄せている。
2024年04月17日アカデミー賞®ノミネート監督によるドキュメンタリー『アイ・アム セリーヌ・ディオン ~病との戦いの中で~』が、6月25日(火)よりPrime Videoにて独占配信されることが決定。ファーストルック画像も公開された。2022年12月に難病発症を公表し、その後のツアーをキャンセルしていたセリーヌ・ディオン。本作は、世界的なスーパースターが人生を左右する病気と闘う姿を、生々しく飾ることなく描いたドキュメンタリーだ。彼女の人生を導いてきた音楽に焦点を当てると同時に、人間の精神の回復力の強さも描いている。今回そのファーストルックとなる画像も初公開。右こぶしを力強く握り締めて正面を見据える姿に、彼女の決意が伺える。本作の監督/製作を務めるのは、病から子どもたちを守るために奮闘する医療従事者の姿を描いたドキュメンタリー「The Final Inch」でアカデミー賞にノミネートされ、聴覚障害を持つ人々が困難を乗り越えた先の発見を描いたドキュメンタリー「Moonlight Sonata」でエミー賞にノミネートされたドキュメンタリーの名手アイリーン・テイラー。製作総指揮にはセリーヌ・ディオンの全米ネットTV初出演番組となった「Céline Dion: These Are Special Times」でエミー賞にノミネートされたデニス・サベージが名を連ねている。『アイ・アム セリーヌ・ディオン ~病との戦いの中で~』は6月25日(火)よりPrime Videoにて独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年04月17日劇場公開中の『プリシラ』からソフィア・コッポラのインタビュー映像が公開された。ソフィア・コッポラはこれまでに『ロスト・イン・トランスレーション』でアカデミー賞脚本賞、『SOMEWHERE』でヴェネチア国際映画祭金獅子賞、『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞するなど、映画業界で高い評価を受けている。ソフィア・コッポラ今回解禁されたインタビュー映像では、「プリシラの人生を凝縮してどのように伝えるか、非常に興味深い挑戦だった」と語るソフィア。「14歳の頃から成長していく過程が、本人の目にどう映っていたのか。彼女自身の視点から創造的な方法で捉えたかった」と明かし「グレースランドに来てから去るまでの期間を中心に展開させていった」という。そして、「彼女の人生はある意味、数奇であると同時に、女性なら誰もが経験するような普遍的な面も多い。初めてのキスや子供を産んで母親になるというようにね。エルヴィスがツアーに出ても、彼女は子供と家に残されるということも。彼女のそういった人間的な側面や関係の浮き沈みをリアルに描きたかった」と思いを語る。また、ソフィア・コッポラ作品の特徴である女性的な色使いが、本作においてもメイクやネイル、調度品などふんだんに散りばめられている。「世界観の構築は私にとって非常に重要」としたうえで、「60年代のメンフィスといえば、毛足の長いラグを思い浮かべる。ラッキーなことに写真や映像が豊富に残っている。当時の色使いは今とは違うから当時の色彩で再現するのは楽しい。あの時代に観客を引き込みたい」と笑顔で説明。さらに「50年代~60年代にかけてのプリシラの変化や(彼女が暮らしていた)暗いドイツとの対比も表現したかった」と話し、「グレースランドは色鮮やかで、魔法の国のように見える。人生の新たな章の始まりに、新たなスタイルを見出していくの」と語る。ソフィア・コッポラの世界観に欠かせない色彩へのこだわりも垣間見られるインタビューとなっている。また、109シネマズプレミアム新宿とスターチャンネルの連動企画として、ソフィア・コッポラ監督の代表作品『ロスト・イン・トランスレーション』と『ヴァージン・スーサイズ』のスペシャル上映が決定。6月21日(金)から27日(木)までの1週間限定で35mmフィルムでの上映が行われる。『プリシラ』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:プリシラ 2024年4月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© The Apartment S.r.l All Rights Reserved 2023
2024年04月17日4月28日(日) 17:00よりWOWOWで放送される「第77回トニー賞授賞式」の特別番組『京本大我 ハロー・トニー!』のビジュアルが公開された。本番組は、「第77回トニー賞授賞式」の番組スペシャルサポーターを務める京本大我(SixTONES)のナビゲートのもと、ブロードウェイの歴史やトニー賞の魅力などを現地VTRやクイズで紹介。ミュージカルの観劇ビギナーのみならず舞台ファンにも興味深い内容を盛り込んだ、トニー賞を楽しむための“How to(ハウツー)”を京本と一緒に楽しく学んでいく番組となっている。7つの視点にカテゴリーを分けて構成された“How to”は、「そもそもブロードウェイとは?」「そもそもトニー賞とは?」といったベーシックな疑問から始まり、ブロードウェイやトニー賞にまつわるクイズに京本が挑戦。さまざまな視点から繰り出されるクイズに首をひねりながら真剣に答えていく京本の姿にも注目だ。また、番組では京本がこれまで経験してきたミュージカル作品、演じてきた役柄のこと、これから挑む作品への意気込みなど、ミュージカルへの熱き思いを語った充実のインタビューも。さらに、ブロードウェイでミュージカルや演劇を観て、1日を思いっきり満喫するためのオススメ観劇コースをVTRで紹介する。なお、京本が番組のスペシャルサポーターを務める『生中継!第77回トニー賞授賞式」は、日本時間の6月17日(月) よりWOWOWで生中継。番組ナビゲーターは井上芳雄と宮澤エマが務める。そのほか、5月25日(土) 13:30からの特番『第77回トニー賞 直前スペシャル』にも井上、宮澤、京本の3人が出演する。<番組情報>『京本大我 ハロー・トニー!』4月28日(日) 17:00~ WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信あり出演:京本大我(SixTONES)詳細はこちら:『第77回トニー賞 直前スペシャル』5月25日(土) 13:30~ WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信あり出演:井上芳雄、宮澤エマ、京本大我(SixTONES)『生中継!第77回トニー賞授賞式』6月17日(月) 生中継 [同時通訳版] WOWOWプライムで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信ありナビゲーター:井上芳雄、宮澤エマスペシャル・サポーター:京本大我(SixTONES)特設サイト:
2024年04月16日Prime Videoは、『第96回アカデミー賞』で視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』を5月3日から見放題独占配信する。1954年に初めて姿を現して以来、日本だけでなく世界中を魅了し、衝撃を与え続けてきた『ゴジラ』の70周年記念作品として製作された『ゴジラ-1.0』は、戦後復興へ向かって歩き出した日本を舞台に、ある日突然現れて無辜(むこ)の人々を無(ゼロ)から負(マイナス)へ叩き落そうとするゴジラと、ゴジラにあらがい必死に生きようとする人々の姿を描き、興行収入73億円、観客動員489万人(※2024年4月14日時点、※『ゴジラ-1.0/C』を含む)を記録した。山崎貴氏が監督・脚本・VFXを担当した本作は、日本の映画作品として初めて『第96回アカデミー賞』で視覚効果賞を受賞する歴史的な快挙を成し遂げた。さらに、『ゴジラ-1.0』の独占配信開始と合わせて、庵野秀明氏が脚本・総監督、樋口真嗣氏が監督・特技監督を務めた大ヒット映画『シン・ゴジラ』のモノクロ版となる『シン・ゴジラ:オルソ』を独占配信。また、1954年に劇場公開された第1作目の『ゴジラ』や第2作目の『ゴジラの逆襲』をはじめとするゴジラ邦画実写全30作品(派生モノクロ作品は作品数にカウントしない)を見放題配信する。■見放題対象作品・『ゴジラ-1.0』(※見放題独占配信)・『ゴジラ-1.0/C』(※見放題独占配信)・『シン・ゴジラ:オルソ』(※見放題独占配信)・『シン・ゴジラ』・『ゴジラ』・『ゴジラの逆襲』・『キングコング対ゴジラ』・『モスラ対ゴジラ』・『三大怪獣 地球最大の決戦』・『怪獣大戦争』・『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』・『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』・『怪獣総進撃』・『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』・『ゴジラ対ヘドラ』・『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』・『ゴジラ対メガロ』・『ゴジラ対メカゴジラ』・『メカゴジラの逆襲』・『ゴジラ (’84) 』・『ゴジラVSビオランテ』・『ゴジラVSキングギドラ』・『ゴジラVSモスラ』・『ゴジラVSメカゴジラ』・『ゴジラVSスペースゴジラ』・『ゴジラVSデストロイア』・『ゴジラ2000 -ミレニアム-』・『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』・『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』・『ゴジラ×メカゴジラ』・『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』・『ゴジラ FINAL WARS』※『シン・ゴジラ』は現在見放題配信中。
2024年04月16日Prime Videoは、第96回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』を5月3日(金・祝)から見放題独占配信する。Amazonプライム特典の対象作品であり、プライム会員は追加料金なしで楽しむことができる。ゴジラ70周年記念作品であり、日本製作の実写版ゴジラ30作品目という特別な節目として公開された本作は、興行収入73億円、観客動員489万人を記録(※2024年4月14日時点、※『ゴジラ-1.0/C』を含む)。ゴジラの大ファンだという山崎貴が監督・脚本・VFXを担当した。主人公・敷島浩一役に神木隆之介、ヒロイン・大石典子に浜辺美波、そのほか山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介らが集結し、戦後復興へ向かって歩き出した日本を舞台に、ある日突然現れて無辜の人々を無(ゼロ)から負(マイナス)へ叩き落そうとするゴジラと、ゴジラに抗い必死に生きようとする人々の姿を描く。今回、本作の配信に合わせて、庵野秀明監督と樋口真嗣監督が手掛けた『シン・ゴジラ』のモノクロ版『シン・ゴジラ:オルソ』も独占配信される。また、『ゴジラ』や『ゴジラの逆襲』を含むゴジラ邦画実写全30作品が見放題で提供される。ゴジラファンはもちろん、新たなファンもこの機会にシリーズの魅力を体験できるだろう。『ゴジラ-1.0』は5月3日(金・祝)よりPrime Videoにて見放題独占配信。※『シン・ゴジラ』は現在見放題配信中。※派生モノクロ作品は作品数にカウントされていません。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.
2024年04月16日本年度アカデミー賞4部門を受賞した天才監督ヨルゴス・ランティモスと盟友エマ・ストーンとの最強タッグが贈る『哀れなるものたち』が4月24日(水)よりデジタル配信(購入)開始。これを記念して、主人公ベラの自由奔放な振る舞いや独特なダンスシーン、過去をにおわせる重要なシーンを含む本編の無料プレビューが公開された。優秀で型破りな科学者ゴッドウィン(ウィレム・デフォー)によって生き返った若き女性、ベラ(エマ・ストーン)。学ぶことに貪欲で、未知なる世界を知りたくてたまらないベラは、話術巧みな放蕩者の弁護士、ダンカン(マーク・ラファロ)と駆け落ちし、大陸を横断する目まぐるしい旅に出る。解禁された本編映像は、ダンカンに連れられてリスボンに到着したベラが、たくさんの初めての経験に歓喜し、貪欲に外の世界を吸収していく姿を描いている。ディナーの席では自由奔放に振る舞い、独特なダンスを踊るベラ。最初は遊びのつもりだったベラに、だんだん本気でのめりこんでいくダンカンの心の動きにも要注目。多くの女性と付き合ってきた色男ながら、ベラに予想外の思いを募らせていくダンカンを演じたラファロは、「ベラがありのままでいることを許容できたら、彼にとって彼女は完璧な女性なのです」と話している。また、初めて1人でバルに出かけたベラが帰ってきたホテルで、人違いながらも女性から声をかけられる場面は、ベラの過去にも繋がる重要な伏線となるシーンだ。『哀れなるものたち』は4月24日(水)よりデジタル配信開始(購入)、5月8日(水)よりデジタル配信開始(レンタル)、ブルーレイ+DVDセット発売。『哀れなるものたち』4月24日(水)デジタル配信開始(購入)5月8日(水)デジタル配信開始(レンタル)ブルーレイ+DVDセット発売5,390 円(税込)© 2024 20th Century Studios.発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン(シネマカフェ編集部)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年04月16日第96回アカデミー賞で作品賞を含む最多7部門を受賞したクリストファー・ノーラン監督の最新作『オッペンハイマー』の日本での興行収入が10億円を突破、世界興収は10億ドルに迫る大ヒットを記録している。クリストファー・ノーランが監督、脚本を務め、主演のキリアン・マーフィーほかエミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナーら豪華俳優陣が出演した本作。ノーラン監督は、IMAX®65ミリと65ミリ・ラージフォーマット・フィルムカメラとを組み合わせた、最高解像度の撮影を実践。また、本作のためだけに開発された65ミリカメラ用モノクロフィルムを用い、史上初となるIMAX®モノクロ・アナログ撮影を実現した。本作は、世界興収10億ドルに迫る大ヒットを記録、実在の人物を描いた伝記映画としては歴代1位となった。日本では3月29日に公開され、IMAX、Dolby Cinema、35mmフィルムで同時公開。日本国内の興行収入は4月14日時点で累計11億736万5480円を突破し、3週連続で洋画ランキング1位を獲得している。『オッペンハイマー』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年04月15日上方(大阪)で最も長い歴史を持つ『第59回上方漫才大賞』が13日、大阪市のオリックス劇場で開催され、「新人賞」は天才ピアニスト(竹内知咲、ますみ)が輝いた。終演後には勝利の要因を衣装だと分析し、首筋を披露した。新人賞は結成年数10年目までが対象で、ぐろう、豪快キャプテン、ダブルヒガシ、天才ピアニスト、ドーナツ・ピーナツ、バッテリィズ、フースーヤの7組がネタ披露で競った。カンテレ・ラジオ大阪で生中継された。6番手の天才ピアニストは「カニか、肉か」の2択で、ますみが「こだわらない」としながら、微妙に「カニ」を支持するというしゃべくり漫才で笑いをさらった。ぎりぎりまで悩んだ末、ますみのあごが肝となる、このネタを選んだという。おなじみのピンクの衣装も、首元が開いたものとなった。新人賞が天才ピアニストに決まると、フースーヤ(田中ショータイム、谷口理)が崩れ落ち、「もう賞レースとるのやめて!」と懇願して笑いをとる場面もあった。天才ピアニストは、2022年『NHK上方漫才コンテスト』と『女芸人No.1決定戦 THE W』、23年『上方漫才協会大賞』と『NHK新人お笑い大賞』など続々と受賞。それでも「まだ賞レースはあるんで(笑)」と意気込んでいた。■『上方漫才大賞』過去5年の新人賞受賞者2023年カベポスター2022年ニッポンの社長2021年ネイビーズアフロ2020年コロナ禍で受賞なし2019年ミキ
2024年04月13日上方(大阪)で最も長い歴史を持つ『第59回上方漫才大賞』が13日、大阪市のオリックス劇場で開催され、奨励賞に見取り図(盛山晋太郎、リリー)が輝いた。5年連続ノミネートで、念願の受賞となった。大賞未受賞者を対象とした奨励賞の候補には、すゑひろがりず、チキチキジョニー、ヘンダーソン、見取り図、ロングコートダディの5組がノミネートされ、カンテレ・ラジオ大阪の生放送も通じ、ネタ披露で競った。奨励賞に選ばれたのは、これまで新人賞2回、奨励賞5回候補に挙がりながら、受賞を逃してきた見取り図だった。「うぉーっ!」と“咆哮”をあげ、ガッツポーズ。同期のヘンダーソンに賞状を見せつけ、手荒い祝福でやり返されるなど、喜びが爆発した。見取り図は、2007年結成。『M‐1グランプリ』で18年~20年にファイナルに進出し、よしもと漫才劇場(マンゲキ)では劇場番長として人気を誇り、22年に東京進出した。順風満帆に見える一方、盛山が「M‐1も含めて賞がとれてなかったことがコンプレックスだった」と明かした。17年に『上方漫才協会大賞』文芸部門賞、19年に同大賞を受賞しているが、歴史の長い『上方漫才大賞』は特別な存在。リリーは「漫才師としてようやく認められた感じ」と、トロフィーの重みを確かめた。昨年は同期の吉田たちに奨励賞をさらわれ「めちゃくちゃ悔しい思いをした」「泣きましたもん」と口々に回顧し、肩書を書く際に「漫才師って名乗っていいか迷った」時期まであったと吐露。盛山は「(今回受賞で)名前が呼ばれてなかったらどうなってたんやろ…」と漏らし、奨励賞の次は「大賞」を目指し、漫才師としてさらなる飛躍を誓った。
2024年04月13日上方(大阪)で最も長い歴史を持つ『第59回上方漫才大賞』が13日、大阪市のオリックス劇場で開催され、奨励賞に見取り図(盛山晋太郎、リリー)が輝いた。5年連続ノミネートで、念願の受賞となった。大賞未受賞者を対象とした奨励賞の候補には、すゑひろがりず、チキチキジョニー、ヘンダーソン、見取り図、ロングコートダディの5組がノミネートされていた。見取り図は、『上方漫才大賞』でレギュラー番組のように毎年ノミネートされるるも、新人賞、奨励賞とも受賞を逃し続けてきた。目指すは最高峰の大賞で「こんなところ(奨励賞)でつまずかされているわけには…」「(今年とれなかったら番組)引退します!」と強い決意。ネタ披露ではトップで登場し、『ラヴィット!』の企画でディカプリオ風にイメチェンしたリリーは、金髪を披露。盛山は「お前みたいな金髪にできるか!」とツッコむなど、地元で伸び伸び、ステージ全体を使って漫才を繰り広げた。奨励賞の受賞が決まると、「うぉーっ!」と“咆哮”をあげ、ガッツポーズで喜んだ。その様子は『M‐1グランプリ』さながらで、ファンからは大きな拍手が送られた。同期のヘンダーソンや、大阪の芸人仲間たちも祝った。カンテレ、ラジオ大阪で生中継された。■『上方漫才大賞』過去5年の奨励賞2023年吉田たち2022年ミキ2021年プラス・マイナス2020年コロナ禍で受賞なし2019年かまいたち
2024年04月13日アンドリュー・スコットが主演をつとめ、2024年ローレンス・オリヴィエ賞の演劇部門リバイバル賞と主演男優賞にノミネートされているNTLive2024の新作第2弾「ワーニャ」から、場面写真とリハーサル中のメイキング写真が到着した。NTLive2024シーズンの新作第2弾「ワーニャ」は、チェーホフによる人気の古典を、ローレンス・オリヴィエ賞やトニー賞の受賞脚本家サイモン・スティーヴンス(「夜中に犬に起こった奇妙な事件」)がひとり芝居に仕立て、NTLive「プレゼント・ラフター」やドラマ「Fleabag フリーバッグ」「SHERLOCK/シャーロック」などで人気のアンドリュー・スコットが主演。5月24日(金)から劇場で上映されるのは、イギリスのデューク・オブ・ヨーク劇場にて収録されたもの。演出はスクリーン・インターナショナル・スター・オブ・トゥモローに選ばれた注目の才能、サム・イェーツ。演劇界では各地で毎年上演されている「ワーニャ伯父さん」が新たに生まれ変わり、現地時間4月14日(日)にイギリスのロイヤル・アルバート・ホールで授賞式が開催されるローレンス・オリヴィエ賞にて演劇部門リバイバル賞と主演男優賞にノミネートされている。すでに本作には「アンドリュー・スコットの一人芝居の演技はベスト・オブ・ザ・イヤーだ」(iNews)、「マスタークラス!」(Evening Standard)、「文句なしに最高の演劇」(Broadway World)、「アンドリューに魅了される」(Telegraph)などの声が寄せられている。ナショナル・シアター・ライブ「ワーニャ」は5月24日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月12日11日、第77回カンヌ国際映画祭の公式上映作品が発表された。最高賞のパルム・ドールを競うコンペティション部門には19作品が選出。フランシス・フォード・コッポラ監督の久々の新作でアダム・ドライバー主演の『Megalopolis(原題)』、ヨルゴス・ランティモス監督×エマ・ストーン主演が3度目のタッグを組んだ『憐れみの3章』、若きドナルド・トランプをセバスチャン・スタンが演じる『The Apprentice(原題)』などが上映される。ラインアップが明らかになったのと同時に、複数の作品が新たな動画や画像などを解禁。『Emilia Perez』に出演しているセレーナ・ゴメスは「これをみんなに見せるのを待っていた!」とインスタグラムにポスター写真を投稿し、サーチライト・ピクチャーズは『憐れみの3章』よりエマ・ストーンが不思議なダンスを踊っている動画を公開中だ。第77回カンヌ国際映画祭は5月14日から25日まで開催される。審査員長はグレタ・ガーウィグが務める。【コンペティション部門】『All We Imagine as Light』パヤル・カパディア監督『Anora』ショーン・ベイカー監督『The Apprentice』アリ・アッバシ監督『Bird』 アンドレア・アーノルド監督『Feng Liu Yi Dai』(英題:Caught by the Tides)ジャ・ジャンクー監督『Emilia Perez』ジャック・オーディアール監督『Pigen Med Nalen』(英題:The Girl With the Needle)マグヌス・フォン・ホーン監督『Grand Tour』ミゲル・ゴメス監督『憐れみの3章』ヨルゴス・ランティモス監督『L’Amour Ouf』 ジル・ルルーシュ監督『Limonov: The Ballad』 キリル・セレブレニコフ監督『Marcello Mio』クリストフ・オノレ監督『Megalopolis』 フランシス・フォード・コッポラ監督『Motel Destino』カリム・アイノズ監督『Oh, Canada』 ポール・シュレイダー監督『Parthenope』 パオロ・ソレンティーノ監督『The Shrouds』 デヴィッド・クローネンバーグ監督『The Substance』 コラリー・ファルジャ監督『Diamant Brut』(英題:Wild Diamond)アガーテ・リーディンガー監督(賀来比呂美)
2024年04月12日著しい活躍をした映画製作者を表彰する『第43回藤本賞』(一般社団法人映画演劇文化協会)の授賞式が9日、都内のホテルで開かれ、藤本賞 新人賞を受賞した『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の内藤圭祐氏が登壇した。アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の新作映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』。今回は、2018~2020年まで放送されていたテレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第6期をベースに映画化。知っているようで知らない、“鬼太郎の誕生”について隠された謎に迫るストーリーを描き、鬼太郎の父と水木のW主人公となっている。内藤氏は「映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を担当させていただきました内藤と申します。『藤本賞 新人賞』という映えある賞にご選出いただきまして誠にありがとうございます。本作は『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』は水木しげる先生の生誕100周年を記念して立ち上がった事業でして、鬼太郎という国民的なコンテンツを新たな次の世代に、そして世界に少しでも広がっていければいいなという思いで取り組んでまいりました」と振り返る。「アニメーションの事業は映画の興行が終わってからも、さまざまな形で続いてまいります。その続いていく事業を少しでも長く太く導いていくのところまでは私の任務かなと思っております。この映画をきっかけに広がった新たな層が、これから先の鬼太郎を、ずっと愛していただければいいなと、プロデュース冥利に尽きるなという思いでございます。その事業を全部見届けるのが最終地点だとしますと、まだまだ道半ばという思いではございますが、こうしてこのような晴れやかな舞台に立たせていただきましたことは、映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』に関わってくださった関係者の皆様のおかげと深く感謝しております。私自身もこの賞の名に恥じないよう、ますます精進してまいりたいなと思います」と誓っていた。■「第43回藤本賞」受賞者一覧(敬称略)藤本賞:『ゴジラ-1.0』臼井央/阿部秀司(故人)/山田兼司/岸田一晃/阿部豪/守屋圭一郎藤本賞 特別賞:『PERFECT DAYS』柳井康治/役所広司/ヴィム・ヴェンダース/高崎卓馬藤本賞 新人賞:『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』内藤圭祐
2024年04月09日著しい活躍をした映画製作者を表彰する『第43回藤本賞』(一般社団法人映画演劇文化協会)の授賞式が9日、都内のホテルで開かれ、藤本賞 特別賞を受賞した『PERFECT DAYS』の製作陣が登壇した。映画は、東京・渋谷区のトイレをリノベーションするプロジェクト「THE TOKYO TOILET」を起点とし、そのトイレの清掃員として働く主人公・平山(役所広司)の日常を描いている。「第76回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に正式出品され、役所が最優秀男優賞を受賞したことも大きな話題となった。柳井康治氏、役所広司氏(欠席)、ヴィム・ヴェンダース監督(欠席)、高崎卓馬氏が受賞。ファーストリテイリングの柳井氏は「このような、とても名誉ある賞をいただきまして、本当にありがとうございます。とてもうれしいです」と笑顔。「自分は映画業界を全く詳しくもなく、映画を作りたくてずっとやってきたという皆様とはちょっと違う形で、このような賞をいただけて、本当に光栄だなと思っています。最初はトイレの清掃員の方は毎日ご苦労されて清掃に励んでいただいている。365日、休まずトイレを綺麗にしてくださってる方に何かできることがないかなというのを、一緒に賞受賞した高崎さんと相談をして、短い映像作品を作ってアピールできたらいいんじゃないかというようなところからスタートしました」と振り返る。それがいつしか長編映画に。「すごく夢の中にいるような時間で。カンヌに連れてっていただいて、アカデミーにも連れてっていただいた。このような賞もいただいて、非常に光栄です」と述懐。「私は藤本プロデューサーのことは存じ上げませんけども、なんとなく『君みたいな形で映画作るのもいいんじゃないの』って言ってくださってるんじゃなかろうかと思いました」とする。「この先、映画を作ることがあるかどうかわかりませんけども、自分が映画を作りたいと思って作ったわけではなく、誰か喜んでくださる方がいるかなとか、自分発信じゃない形で作ってみたことが良かったんじゃないかなと今は思っています。何かこの先、同じような機会に恵まれる時も、そういう立ち位置で映画という世界に関われるといいなと思います」としていた。この日は残念ながら受賞者に名を連ねた役所はコメントを寄せた。「優れた映画製作者に送られる『藤本賞』を俳優の私がいただくというのは何かの間違いでは、と思いました。この『PERFECT DAYS』という映画との出会いは、今までの俳優と映画との出会いとは全く違っていました。お話をいただいた時は、具体的には『公衆トイレの清掃員役』ということだけが決まっていました。これは経験したことのない映画に参加できるかもしれないと直感し、その場でお受けした仕事でした。柳井さん、高崎さん、ヴィム監督と製作者の1人として名前を連ねることになりましたと聞いた時、これは何かの罠かなと思いました。本当にこの作品は経験したことのないことをたくさん経験させてくれました。そして、最後の最後に『藤本賞』という一生に一度の賞をいただき、ありがとうございます。役所広司」と笑わせていた。「藤本賞」は、生涯にわたって269本もの映画を製作した故藤本真澄さんの業績を記念して、毎年、全国の劇場で公開された映画の中から選考の上で、優れたエンターテイメント性を持った作品の製作者を表彰している。■「第43回藤本賞」受賞者一覧(敬称略)藤本賞:『ゴジラ-1.0』臼井央/阿部秀司(故人)/山田兼司/岸田一晃/阿部豪/守屋圭一郎藤本賞 特別賞:『PERFECT DAYS』柳井康治/役所広司/ヴィム・ヴェンダース/高崎卓馬藤本賞 新人賞:『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』内藤圭祐
2024年04月09日著しい活躍をした映画製作者を表彰する『第43回藤本賞』(一般社団法人映画演劇文化協会)の授賞式が9日、都内のホテルで開かれ、最高賞にあたる藤本賞を受賞した『ゴジラ-1.0』(山崎貴監督)の製作陣が登壇した。1954年に初めて姿を現して以来、日本だけでなく世界中を魅了し、衝撃を与え続けてきた怪獣「ゴジラ」。生誕70周年を迎える2024年に先駆けて公開された日本製作実写版ゴジラの30作目『ゴジラ-1.0』は、戦後、すべてを失った日本を舞台に描いた。戦後、無(ゼロ)になった日本へ追い打ちをかけるように現れたゴジラが、この国を負(マイナス)に叩き落す姿を描いた。世界最高峰の映画賞、映画芸術科学アカデミー主催の「第96回アカデミー賞」で視覚効果賞を受賞した。受賞したのは、臼井央氏、阿部秀司氏(故人)、山田兼司氏、岸田一晃氏、阿部豪氏、守屋圭一郎氏。阿部氏は長男の阿部慎利氏が代理で登壇し、「阿部秀司の長男の阿部慎利です。本来であれば、父がここにあって、これを取ってるはずなんですが、残念ながら亡くなってしまって、代わりに僕がこれを受け取ってます。彼はこれで『藤本賞』は4回目になります。もう本当にすごい人だったんだなっていうのは、これ(トロフィー)を見ると思います。この4回目の受賞を手にして、彼はどういうことを思って、 ここで何を話したのかは正直わかりませんが、皆様の心の中で想像していただければ幸いです」と思いはせた。そして「『ゴジラ-1.0』という素晴らしい作品が彼の遺作になって、この素晴らしい賞をいただいて、彼もすごく喜んでると思います。彼の口から言えないので、僕が代わりに皆様にお礼を言いたいと思います。ありがとうございました」と語った。臼井氏は「本日は名誉ある賞をいただきまして、本当にありがとうございます。このチームでここに立てることを本当に幸せに思ってます。阿部さんの代わりにご長男もここにいらっしゃってくれて、阿部さんもさぞ心強いだろうなと思ってます。きょうも何か飲みながら、この景色を見てんじゃないかと思ってます」としみじみ。「振り返ってみますと、本当にこの『ゴジラ-1.0』という作品は幸せな仕事だったなと思います。何度かこの作品は振り返るタイミングをくれて、それ自体がすごく素晴らしいことですし、珍しいことだと思ってます。いろんなとこに連れてって行ってもらいました。見たこともない景色を見せていただきました。ただ、とにかく何がうれしいかと言いますと、やっぱり実写の邦画で日本で1番お客さんが入った映画になったことですし、海外で日本の実写映画で1番お客さんが入ったということが何よりもうれしいと思っています。それがこの藤本賞をいただけた1番の要因だと思ってます」とあいさつした。その後、司会を務めた笠井信輔アナウンサーと軽くやり取り。公開直後からロケットスタートした当時の秀司氏の反応について問われると、慎利氏は「すごく喜んでましたね。ホッとしてた感じ」と明かした。ただ、アカデミー賞受賞時には、すでに天国におり、慎利氏は「それだけが心残りです」としていた。「藤本賞」は、生涯にわたって269本もの映画を製作した故藤本真澄さんの業績を記念して、毎年、全国の劇場で公開された映画の中から選考の上で、優れたエンターテイメント性を持った作品の製作者を表彰している。■「第43回藤本賞」受賞者一覧(敬称略)藤本賞:『ゴジラ-1.0』臼井央/阿部秀司(故人)/山田兼司/岸田一晃/阿部豪/守屋圭一郎藤本賞 特別賞:『PERFECT DAYS』柳井康治/役所広司/ヴィム・ヴェンダース/高崎卓馬藤本賞 新人賞:『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』内藤圭祐
2024年04月09日ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久)は、フジサンケイグループが主催する第32回地球環境大賞において、「日本経済団体連合会会長賞」を受賞したことをお知らせします。uc_01■「地球環境大賞」とは「地球環境大賞」とは、1992年に「産業の発展と地球環境との共生」を目指し創設されました。地球温暖化の防止、循環型社会の実現に寄与する新技術・新製品の開発、環境保全活動・事業の促進、持続可能な社会システムの探求、地球環境に対する保全意識の向上などを目的としています。フジサンケイグループが主催し、経済産業省、環境省、文部科学省、国土交通省、農林水産省、総務省、一般社団法人 日本経済団体連合会、日本商工会議所が後援しています。■当社が「日本経済団体連合会会長賞」を受賞した理由・使用済み紙パンツの水平リサイクルに着手し、独自開発したオゾンによる殺菌、漂白、脱臭技術を用いて、複数の自治体と共同で実証実験を実施し、九州地区の一部の介護施設において商品を展開して使用を開始した。・使用済み紙パンツの再資源化により、新たな森林資源由来のパルプの消費量を削減できることや、ごみの処理費用の削減などに貢献した。・長年にわたる技術開発と実証モデルの構築により、資源の循環に貢献した。■受賞に対する当社コメントこのたび、第32回地球環境大賞において「日本経済団体連合会会長賞」をいただけましたことに、心より御礼申し上げます。今回の受賞は協働で実証実験にあたられた鹿児島県志布志市、大崎町、そおリサイクルセンターの皆様の尽力の賜物と存じます。また、各種の指導・支援をいただきました環境省・経済産業省の担当部局の皆様にも厚く御礼申し上げます。今後も、社会課題であるごみ問題の解決や持続可能な社会の実現に貢献するべく、紙パンツの水平リサイクル事業の展開を推進します。(関連サイト)ユニ・チャーム サステナビリティサイト Kyo-sei Life Vision 2030サイト 地球環境大賞 ■会社概要社名 :ユニ・チャーム株式会社設立 :1961年2月10日本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地本社 :東京都港区三田3-5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー社員数 :グループ合計16,206名(2022年12月)事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品、ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月08日『シュレック・ザ・ミュージカル』や『ファン・ホーム』、そして昨年のトニー賞でミュージカル作品賞やオリジナル楽曲賞などに輝いた『キンバリー・アキンボ』でも知られる作曲家ジニーン・テソーリが音楽を手掛け、1997年にオフ・ブロードウェイで初演された『VIOLET』 。2014年には別演出によりブロードウェイでも上演されたミュージカルを、藤田俊太郎が演出したのは2019年、梅田芸術劇場が英国チャリングクロス劇場と共同で企画・製作・上演するプロジェクトでのことだった。藤田が単身渡英して作り上げた「英国キャスト版」はオフ・ウエストエンドで好評を博し、翌年4月には同じ演出コンセプトによる「日本キャスト版」が日本で上演される予定となっていたが、コロナ禍により全公演中止に。一部内容を変更して9月に上演を果たしたものの、3日間限定の公演だったため“幻の作品”となっていた。その待望の再演が、本日4月7日(日)に東京芸術劇場プレイハウスで開幕。主人公ヴァイオレット役に、ミュージカル初挑戦の三浦透子と進境著しい屋比久知奈(Wキャスト)を新たに迎えての上演だ。左から)黒人兵士フリック役:東啓介、白人兵士モンティ役:立石俊樹舞台は1964年のアメリカ南部。幼い頃に父親(spi)による不慮の事故で顔に大きな傷を負い、25歳の今まで人目を避けて暮らしていたヴァイオレット(三浦/屋比久)は、決意の表情でノースカロライナのバス停にいる。「あらゆる傷を癒やす」と噂の“奇跡の伝道師”(原田優一)に会うため、1500キロ西のオクラホマ州タルサまで、人生初の旅に出ようとしているのだ。乗り込んだ長距離バスの中で黒人兵士フリック(東啓介)、白人兵士モンティ(立石俊樹)、老婦人(樹里咲穂)ら、さまざまな価値観をもつ人々に出会い、少しずつ変化していくヴァイオレット。長い旅の先に、彼女が辿り着く境地とは――。今回は、2019年の英国公演にはあったものの、2020年の日本公演ではコロナ禍により叶わなかった、「オンステージシート」が登場することも話題のひとつ。休憩なし130分の公演を舞台上で体験したら、ヴァイオレットと一緒に旅をしているような気分になれそうだ。ミュージカル『VIOLET』 制作発表記者会見より取材・文:熊田音子<公演情報>ミュージカル『VIOLET』音楽:ジニーン・テソーリ脚本・歌詞:ブライアン・クロウリー原作:ドリス・ベッツ『The Ugliest Pilgrim』演出:藤田俊太郎出演:三浦透子/屋比久知奈(Wキャスト)東啓介 立石俊樹sara 若林星弥 森山大輔 谷口ゆうな 樹里咲穂 原田優一 spi【東京公演】2024年4月7日(日)~4月21日(日)会場:東京芸術劇場プレイハウス【大阪公演】2024年4月27日(土)~4月29日(月・祝)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティチケット情報:()公式サイト:
2024年04月07日第二次世界大戦下、世界の運命を握った天才科学者オッペンハイマーの栄光と没落の生涯をクリストファー・ノーラン監督が映画化し、第96回アカデミー賞で作品賞、監督賞を含む最多7部門を受賞した『オッペンハイマー』の公開記念トークイベントが4月6日、都内で行われ、原田眞人監督(『日本のいちばん長い日』)、森達也監督(『福田村事件』)が作品の魅力を語った。原田監督は、『市民ケーン』『アラビアのロレンス』『レッズ』『ラストエンペラー』『アビエイター』といった偉人の生涯を描く名作映画を挙げながら、「どれも歴史に名を残した人物の栄光と挫折を描いて、それをスペクタクルにしている」と指摘。『オッペンハイマー』について「そういった作品に属すし、その最高峰。興奮しながら見ました」と激賞した。アカデミー賞で主演男優賞に輝いたキリアン・マーフィーについては、「あの繊細なキリアンで大丈夫かと不安だったが、繊細ながら、力強くて、表情ですべてを見せてくれる」と賛辞を送った。原田眞人森監督も「映像と音、いろんなものが渾然一体している。観ながら、すごく手応えがある映画」と絶賛。本作に対しては、広島・長崎の惨状が直接的に描かれていないという指摘もあるが、「オッペンハイマーの苦悩を通して、間接話法でしっかり描いていますよ。これは強烈な反核映画であり、反戦映画。映画だから、過剰に説明する必要もないし、足し算しないと不安になってしまうテレビでは無理」と映画としての魅力を語った。森達也この点について、原田監督も「逆に『オッペンハイマー』が中途半端に踏み込んでこなければいいなと思っていたし、彼の罪の意識は描かれている。映画の論理の見事さに感動しましたね」と同意。現在、原爆が投下された後の広島を描いた脚本に取り組んでいるといい、「(映画化は)やりたいんですけど、日本のお金だけじゃできない。でも『オッペンハイマー』が道を開いてくれたので、いつか作るぞと思っているし、世界の映画人がここから影響を受けて、作品を作っていくべき」と意欲を燃やした。また、森監督は「唯一の被爆国である日本が、なぜ、いまだに核兵器禁止条約に批准すらできないのか」と疑問を呈し、「この映画に対して、広島・長崎の描写が足りないって怒るなら、むしろそっちの方に、声を上げるべきじゃないかなと。この映画を観て、改めてそう思いました」と話していた。取材・文・撮影=内田涼<作品情報>『オッペンハイマー』(R15+)公開中公式サイト:
2024年04月06日ウーマンエキサイトをご覧のみなさんこんにちは。tomekkoです。クズ文豪シリーズ、女流作家も楽しんでいただけたようなので性別に関わらず書いていけたらと思っていますが、今回は正統派?文豪と言えばこの人!日本人初のノーベル文学賞受賞者、川端康成の人生を見ていきましょう。痩せた身体にギョロリと鋭い眼光。ストイックな古武士のような雰囲気ある姿から生み出される美しい表現に流麗な文体。東京帝大卒のエリートで小説のタイプとしては「新感覚派」と呼ばれます。とても真面目な雰囲気でおかしなところがある…?いやいや(やはり)なかなか波瀾万丈なんです!!身近な人の死の経験が多すぎる…泣川端の人生は、幼い頃から晩年まで身近な人の死と向き合い続けるものでした。特に幼少期から人格形成に影響を及ぼす思春期にかけて大切な家族を次々と亡くしているのを知ると、あまりにハードな運命で辛くなります。“孤独の人“という表現がぴったりくる川端。この経験が人との親密な関わり、そしてあたたかい家庭への強い憧れを作っていったのでしょう。初恋は同性だったかも?!そんな川端の初恋は、同性だったかもしれないと晩年に本人が記しています。寄宿舎生活だった中学校で、自分を慕う可愛い後輩と親密に過ごした川端。後年まで文通は続き、完全に恋文にしか見えないような手紙を送りかけて思いとどまったとか。精神的な繋がりではあったものの、少年のころの淡い恋心を何十年も経った時に思い返すって…めっちゃエモいですね。きっと美しくキラキラした思い出なんでしょう…。悲劇の大失恋を経験そんな川端の人生最大の恋愛はなんと13歳の少女!なのですが、プラトニックなままでの大失恋となったようです。初々しい桃割れに結った可愛らしいカフェの女給、伊藤初代は男性客から大人気。現代の感覚で13歳というとちょっと引いちゃいますが、当時は感覚では庶民向けの舞妓さんというところでしょうか。川端は「ちよちゃん」とみんなに可愛がられる初代に夢中になります。かと言って生真面目な性格なので気軽に絡むでもなく、独特な大きな目でじっと人を凝視する癖を大発揮してわかりやすく目で追いまくっていたようですね。ついに初代に思いを打ち明け、16歳になっていた初代とトントン拍子に婚約まで漕ぎ着けた川端。周りの友人たちにも公表し祝福されて、ウキウキと新婚生活の準備などもしていた矢先に悲劇の電報が…!!初代は決して「非常」の理由を言わず川端から去りますが、他の男性に乱暴されたことが原因か…?とも言われています。(真相は不明です)もしこの説が本当であるとすれば、20歳と16歳の未来あるカップルの将来を根こそぎ奪った人間がいたことに怒りを禁じ得ませんね…。後年生活が苦しい初代が頼って来たようですが川端は受け入れなかったそうです。すれ違った運命は、哀しいけれどもう交わることはなかったようです。また川端康成は、かなり特徴的な「眼力」を持っていて、いくつもの伝説を作っているのですが…。意志の強さは目に宿る…?「眼力」がすごい黙ってギョロリと見つめるだけで家賃を取り立てに来た大家さんを諦めさせ、押し入った泥棒が鉢合わせした川端の睨みにおそれをなして逃げ出した!?この眼力、実はこんなことにも大活躍だったそうで…。真面目そうに見えて、実は『借金の天才』でした。(これも昔の文豪あるある)お金のことに頓着のない川端、「金はある時に払えばいいし、ない時は払わなくて良い」という謎持論を持っていました。お金がない時は節約しようとか、借りたら余裕のある時に返すとか…そういった人としての常識がすっぽ抜けていたようです。普通に無銭飲食無銭滞在して払えなければ踏み倒せば良いという…コレは立派なクズ認定ですね。川端得意の睨みで菊池寛は同人誌の印刷代を渋々出すことになり、ある出版社は欲しい壺があるからという理由で金庫の中身を丸ごと持ち出されました。(その額300万円ほど!)さらに名作『伊豆の踊り子』の取材名目だった旅館逗留は数ヶ月に及んだそうですが、なんと1円も宿泊代を払わず踏み倒した…って知ると読後感が微妙になりそう。川端康成と聞いて一番に思いつく『日本人初ノーベル文学賞受賞者』の肩書きですが、この時の賞金を当てにして趣味の骨董品を買い漁り、結果としては賞金の5倍もの額を買っていたという話もあります。死後は未払金が大量に残されたということで…いやぁ〜欲望の強さと常識のなさが合体して周りは大迷惑だったと思います。(物凄い才能があったのも間違いないですが)狂気あふれる過激で変態的な作品も!そんなちょっと破天荒な一面とは別に、動物好きで犬や小鳥などをたくさん飼っては愛でていたようです。『禽獣』という作品の動物への視線もかなり独特…。初代との恋が破れた後、家族を持ち孫も可愛がっていた川端ですが、晩年も近親者に先立たれ、文人仲間の自死を見送る経験もします。最後は弟子であり唯一無二の師友と言われた三島由紀夫の自決に影響を受け、72歳でガス自殺…。その心境は凡人には計り知れませんが、人生の深淵をものすごい「眼力」で観察し、見つめ続けたのでしょう…。「雪国」「伊豆の踊り子」などが有名なのでお堅い印象のある川端康成ですが、愛憎まみれる過激で変態的な作品も実はあるのです。ただただ眠っている少女を眺める老人たちの話「眠れる美女」や、美しい女性のあとをつける男の話「みずうみ」など、狂気が満ち満ちております…。それなのに美しいのが凄い! さすが文豪!有名作品だけでなくディープな川端康成ワールドを覗いてみたい気持ちになりませんでしたか? …また一味違った世界が広がっていますよ!
2024年04月05日アカデミー賞作品賞&脚本賞Wノミネートを果たした、A24と韓国CJ ENM初の共同製作で贈る注目作『パスト ライブス/再会』。この度、長回し1テイクで撮影したという本作のラストシーンの場面写真が解禁となった。ニューヨークで再会の数日間を過ごしたノラとヘソン、まだ暗い明け方に見つめ合う2人の様子が切り取られた本シーン。本作を鑑賞したマスコミ陣からは「ロマンチックなのに禁欲的」「お互いの感情を抑えた前半がラストシーンに繋がっている」「ラストシーンは涙が止まらなかった」「久しぶりに試写室で号泣した」などの感想が上がっているという。ノラとへソンはお互いに視線をそらさずに向き合うが、口にする言葉はない。幼なじみという関係性を変えるのには十分な時間だったはず。ノラを演じたグレタ・リーは「あのシーンだけでも1本の映画になるくらいだと思いました」と撮影をふり返る。「あの瞬間、本当に数えきれないくらいの感情が渦巻いていて…。脚本では2分と書かれていたのですが、実際は45秒でした。監督のセリーヌ(・ソン)は、この時間を耐えられないくらい長くて、同時にものすごく短いようにも描きたいと言っていたのですが、それは私も演じていて本能的に感じることが出来ました」と明かす。また、このシーンは長回しの1テイクで撮り切ったという。「どのような撮影になるのか事前にしっかりと教えてもらっていませんでした。でもそれがセリーヌの素晴らしいところで、彼女には決断力があって何をどうしたいのか明確に分かっていたんです」とグレタは語る。実際に、彼女とヘソンを演じたユ・テオはお互いに向き合うという演出と、カメラの位置だけは分かっていたものの、それ以外は何も知らされていなかったそうだ。ユ・テオにとってもこのシーンの撮影は印象深かったようで、「まるで永遠かに思えました」と語る。セリーヌ・ソン監督の演出については、「これだ!と監督が思える演技ではないといけないと考えていました。なので、自分の持っているものをこのシーンに全て出し切りました」という。「言えないこと・見せないことにとても価値があると思ったからです。このシーンには、完全にセリーヌの監督としての才能が表れていると思います」と、その魅力に触れた。まるでドキュメンタリーのように、その場で生まれる心の動きをリアルに写し出した、奥ゆかしくて美しい、抑制されるほどに官能的でもあるラストシーン。『パスト ライブス/再会』を唯一無二の映画にした、映画史に残るであろう奇跡のような1シーンとなっている。『パスト ライブス/再会』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:パスト ライブス/再会 2024年4月5日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開2022 © Twenty Years Rights LLC. All Rights Reserved
2024年04月05日