スパイダーマン VS 全てのスパイダーマン、史上かつてない戦いを描くアニメーション映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』より、新たな場面写真が公開された。救うのは、愛する人か、世界か――。本作は、マルチバースを自由に行き来できるようになった世界で、かつてのスパイダーマンたちが受け入れてきた哀しき定めに抗うひとりのスパイダーマンが現れる。今回公開された場面写真は、マルチバースに集結したスパイダーマンたちが、なぜか互いに指を指し合うシーン。また、4月21日より本作の前売券(ムビチケカード)が発売開始。初動3日間の売れ行きが、前作『スパイダーマン:スパイダーバース』対比で驚異の257%を超える記録的スタートとなった。さらに、米国最大のチケット販売サイト「Fandango」が2023年2月から3月にかけて、6,000人以上のユーザーを対象に調査した「アメリカで今年の夏に最も期待されている大作映画」の第1位に本作が輝いた。2位には『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』、3位には『ザ・フラッシュ』と実写映画が続いている。『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は6月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン︓アクロス・ザ・スパイダーバース 6月16日(金)全国の映画館で公開© 2022 CTMG. © & ™ 2022 MARVEL. All Rights Reserved.
2023年04月24日シリーズ最新作『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の日本語吹き替え版予告編が初公開され、日本版ティザーポスタービジュアルも到着した。映像冒頭、実写版『スパイダーマン』シリーズの映像では、スパイダーマンたちが数々の戦いと引きかえに、愛する人を失ってきた犠牲について語られる。そしていま、ひとりのスパイダーマンがそのスパイダーマンたちの運命を変えることに。マルチバースを自由に行き来できるようになった世界で、マイルスがグウェンに導かれて辿り着いた先には、様々なユニバースから選び抜かれたスパイダーマンたち=スパイダー・ピープルが集結。そして、共に闘ったピーター・B・パーカーとも再会した。エリートチームに加わりたいマイルスだったが、ミゲル・オハラ(スパイダーマン2099)からは、まだ早いと一蹴されてしまう。またマイルスは、全てのスパイダーマンたちが背負ってきた哀しき定め――愛する人と世界を同時に救うことができないという運命を知ってしまう。しかしそれでもマイルスは、両方を救ってみせると誓い、「運命なんて ブッ潰す!」と駆け出していく。吹き替え版に出演するのは、小野賢章(マイルス・モラレス/スパイダーマン)、悠木碧(グウェン・ステイシー/スパイダー・グウェン)、宮野真守(ピーター・B・パーカー/スパイダーマン)。さらに今回、ミゲル・オハラ/スパイダーマン2099役で関智一が続投することも明らかになった。なお、冒頭の実写版映像では、トビー・マグワイア演じたピーター・パーカー/スパイダーマン役の猪野学、アンドリュー・ガーフィールド演じたピーター・パーカー/スパイダーマン役の前野智昭、トム・ホランド演じたピーター・パーカー/スパイダーマン役の榎木淳弥がそれぞれ声を担当している。4月21日(金)からは、オリジナルステッカー付きのムビチケカードが発売されることも決定している(※数量限定)。『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は6月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン︓アクロス・ザ・スパイダーバース 6月16日(金)全国の映画館で公開© 2022 CTMG. © & ™ 2022 MARVEL. All Rights Reserved.
2023年04月19日『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』より本編映像が解禁。併せてアクション監督・園村健介よりコメントも到着した。記録的な大ヒットとなった前作同様、本作でも特徴的なのが、個性豊かなキャラクターたちが奏でるオフビートな笑いと本格アクション。この度解禁となったのは、トラとパンダの着ぐるみを着たちさととまひろが、ケンカから本格アクションに発展していく本編シーン。とぼけた表情の着ぐるみから繰り出される素早いキックとパンチのギャップが笑いを誘う。また、監督作『HYDRA』(19)、『BAD CITY』(22)が多数の海外映画祭に正式招待され、『東京無国籍少女』(15)、『マンハント』(17)にてジャパンアクションアワードベストアクション監督賞を受賞したアクション監督の園村健介は、「着ぐるみ姿での限界に挑戦した"ガチ喧嘩"」と表現しており、「前回の2倍のアクションシーン数でそれぞれに全く違ったテイストの演出を試みてみました」とコメントを寄せている。<アクション監督・園村健介 コメント>前作撮影中にはここまで大きな反響があるとは全く想像出来ませんでした。前作の好評を受け更に気合いを入れて挑んだ今作は、1本の作品の中に冒頭の閉鎖空間での必死に生きようとするキャラクター達の"ぐちゃぐちゃファイト"、銀行でのシチュエーションを使ったスラップスティックな"コミカルアクション"、着ぐるみ姿での限界に挑戦した"ガチ喧嘩"、そしてラストのガン&ステゴロの格闘漫画のような"魂のぶつかり合い"と前回の2倍のアクションシーン数でそれぞれに全く違ったテイストの演出を試みてみました。その違いを確かめに是非スクリーンでご鑑賞いただけると幸いです。『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー 2023年3月24日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」製作委員会
2023年04月15日絶賛公開中の話題作『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』より本編映像が解禁。また、丞威と濱田龍臣よりコメントが到着した。公開中の新宿ピカデリーにて3月24日~3月26日の週末動員ランキング1位になるなど、異例のカルト的ヒットを記録している本作。2021年公開の前作は、7館で公開を始めてから週を追うごとに口コミが広まっていったが、続編となる本作は、シネコンを中心に公開されており、舞台挨拶回は新宿ピカデリーの中でも、一番大きいスクリーンで、500席以上が1日で売り切れるほどの盛況ぶりとなっている。6月にはドイツ・フランクフルトにて開催される第23回ニッポン・コネクション日本映画祭にて、前作と本作が上映されることが決定している。この度解禁されたのは、主人公である殺し屋協会の正規クルーのちさととまひろコンビと、2人の座を狙う、殺し屋協会アルバイトのゆうりとまこと兄弟が対決する死闘シーンの冒頭部分。互いに銃を構え、一歩も引くことのない両陣営が、激しい銃撃戦を繰り広げる。兄・ゆうり役の丞威は「ちさまひ&神村兄弟の睨み合いから始まるガンアクション、この時間が終わってほしくないと思うほどあの臨場感に楽しさを覚えました」、弟・まこと役の濱田龍臣は「ラストバトルはお互いのペアの似ている部分や対照的な部分、4人のそれぞれの成長した部分を感じてもらったり、脚本とは違うもしもを皆さんに考えていただけたら幸いです」とコメントを寄せた。<神村ゆうり役:丞威 コメント>改めて3月25日新宿ピカデリーにご来場頂いた皆様、ありがとうございました。500席満員の映画館で舞台挨拶に登壇させていただき、あの迫力を味わえた事、役者冥利につきます。「ベイビーわるきゅーれ」の世界に携わる事ができて本当に嬉しいです!ありがとうございました!ちさまひ&神村兄弟の睨み合いから始まるガンアクション、この時間が終わってほしくないと思うほどあの臨場感に楽しさを覚えました。撮影中は台本上も現実も「この2人を喰う」の一心で挑みました。<神村まこと役:濱田龍臣 コメント>自分は前作は参加していませんでしたが、今回は規模が拡大してなんと新宿ピカデリーを満席にしたということで、我々キャストは勿論、スタッフの皆さんと観客の皆様のベビわるへの愛の大きさを感じることができました。素敵な作品に参加することができて、とても嬉しかったです。ラストバトルはお互いのペアの似ている部分や対照的な部分、4人のそれぞれの成長した部分を感じてもらったり、脚本とは違うもしもを皆さんに考えていただけたら幸いです。『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー 2023年3月24日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」製作委員会
2023年04月09日『スパイダーマン』シリーズに新たな歴史が刻まれる最新作『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の日本公開日が6月16日(金)に決定し、新たな予告映像と新場面写真が解禁。さらに、日本語吹替版の声優に小野賢章、悠木碧、宮野真守の続投も決定した。今回解禁された予告映像は、トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールド、トム・ホランドが演じてきた実写版『スパイダーマン』シリーズの映像から幕が開ける。彼らが掴んできた勝利と、払ってきた多くの代償。いま、ひとりのスパイダーマンがその<運命>に初めてに抗おうとする。舞台は、マルチバースを自由に行き来できるようになった世界。マイルスは久しぶりに再会したグウェンに導かれ、ある特別なユニバースに足を踏み入れる。そこではミゲル・オハラ(スパイダーマン2099)を筆頭に、スパイダーウーマンやスパイダーマン・インディア、さらにある驚くべき変化を伴ったピーター・B・パーカーなど、様々なユニバースから選び抜かれたスパイダーマンたちのエリートチームが集結していた。そこでマイルスが知ってしまった未来。それは、愛する人と世界を同時に救うことができないという、かつてのスパイダーマンたちも背負ってきた哀しき定めだった。それでも両方を守り抜くと固く誓ったマイルスだが、その大きな決断が、やがてマルチバース全体を揺るがすスパイダーマン史上最大の事件を引き起こす…。<運命>を変えようとするマイルスに、無数のスパイダーマンたちが立ちはだかり、かつてないスパイダーマン同士の戦いが始まってしまう。また、日本語吹替版の声優として、マイルス・モラレス/スパイダーマン役に小野賢章、グウェン・ステイシー/スパイダー・グウェン役に悠木碧、ピーター・B・パーカー/スパイダーマン役に宮野真守の続投も決定した。『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は6月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン︓アクロス・ザ・スパイダーバース 6月16日(金)全国の映画館で公開© 2022 CTMG. © & ™ 2022 MARVEL. All Rights Reserved.
2023年04月04日映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』の完成披露上映会が3月7日(火) に池袋シネマ・ロサで開催。髙石あかり、伊澤彩織、丞威、濱田龍臣、阪元裕吾監督が登壇した。本作は、漫画から飛び出たような個性豊かなキャラクターたちが奏でるオフビートな笑いと本格アクションで、Filmarks初日満足度ランキング第1位、日本映画批評家大賞・新人賞(第31回新人監督賞:阪元裕吾/新人女優賞:伊澤彩織)を獲得した、殺し屋女子2人組のアクション映画『ベイビーわるきゅーれ』の続編。前作に引き続き、ちさと役を髙石、まひろ役を伊澤が務める。髙石は「『1』を経て多くの皆さんに支えていただいて、やっと続編ができました」、伊澤は「池袋シネマ・ロサさんでずっと上映が続いて、この1年間で『ベイビーわるきゅーれ』が成長していく様が見れて、『2』をやっとお披露目ができる日が来たので本当に嬉しく思います」と感無量の様子。『2』で主人公二人のポストを狙う神村兄弟を演じた丞威は「世界を荒らす話題の作品を一番最初に観れるんです。大いに笑っていただければ」、濱田は「世界で初めて観る方に、『ベイビーわるきゅーれ』の世界を存分に味わっていただければと思います」と挨拶をした。前作は公開をしてから週を追うごとに口コミが広まっていき、池袋シネマ・ロサでも半年にわたって上映されたロングラン作品。阪元監督は「『1』は3館でのスタートだったのに、今回何十倍にもなってスタートなので、ちょっと足が震えています。3館からスタートして、じわじわ広がっていって、今に繋がったというのが嬉しいです」と感慨深げに語った。髙石は、前作について「変わったところしかないくらい人生を変えてくれた作品。いろんなところで『ベイビーわるきゅーれ』を観たと言ってくださる方がすごく多くて、Twitterを覗けばベビ絵というファンアートがたくさんあって、なんでこんなに愛で溢れているんだろうとびっくりします」とコメント。伊澤は「ベビ絵コンテストで描いてくれたベビ絵を見たんですけれど、『2』は予告しか出ていないのに、細かいところまで見て描いてくださって」と驚きを隠せない様子だった。髙石あかり香港映画『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』でドニー・イェンと戦うなどアクションに定評がある丞威は、前作のアクションシーンを一観客として観て「園村アクション監督らしいアクションで、まず(渡部を演じた)三元(雅芸)さん、あの人やばい!本当に技が綺麗で、この二人(伊澤と三元)のバトルを越えなくてはいけないというのはプレッシャーでもあったけれど、楽しみでもありました」と語った。また『2』について「香港でドニーと、『アクション映画は、常に新鮮な素材を提供しなくてはいけない』と話していて、今回は世界がまだ見たことがないアクションなんじゃないかなと実感しているので、皆さん楽しみにしていてください」と観客の期待を煽った。丞威さらにアニメファンだという濱田は「それぞれのキャラクターが立っていることで、愛らしさだったりに繋がっています。『2』はキャラクターがさらに立った兄弟が出てくるので、キャラクター同士の対比を深く観ていくというのが、アニメが好きな方にもおすすめできる部分」とアニメファンにもシリーズを推薦した。髙石は続編の製作が決まった時のことを回想し、「『1』を作っている最中に、監督と伊澤さんと続編の話をしていて、その話は『こういうキャラクターが出ていたら面白いかも』だとか“もしも話”みたいな感じでした。続編が決まった時は、『きたか』というような気持ちだった。『1』をたくさん見ていただいて、『続編が見たい』という声がすごく多くて、その声に応えられることが何よりも嬉しかったです」と述懐した。阪元監督は、続編を作ることになって「映画館でお客さんに笑ってほしいというのが一つあって、それを目指しました」と話し、髙石は監督から撮影前の本読みの時に、「『1』ではちさととまひろが個々だったものが『2』では一つになっていく、というのを聞いて、腑に落ちた部分がありました。二人が色んなものを背負って、傷ついていく中で、二人三脚になっているような部分が後半にいくにつれて見えてきます」と説明した。阪元裕吾監督また髙石に対しては「R-1グランプリに出てほしい」と言っていたとのこと。「バランサーですよね。真ん中のとあるバトルのシーンの顔の全部がおもろくなっているくらいおもろいんでぜひ見てほしいです」と話した。さらに伊澤の魅力についてはアクションはもちろんのこと、「髙石さんも相当なんですけれど、伊澤さんも反射で動いてくれます。その場にあるものでいきなりやり出して、モニターで見ていてびっくりさせられることがあります」と絶賛した。そして殺し屋兄弟役の濱田と丞威のキャスティングについて聞かれ、「濱田さんは、ガタイの良さがまず一つあります。そして、このお顔の素晴らしさ。わかりますか、皆さん!」と観客にアピールし、濱田は、「こんなめちゃくちゃ近くで言われるとは思っていなくて、ドキドキしています」と恐縮した様子。丞威のキャスティングについては、「ラストバトルが『1』の三元さんと比べられるやろうなというのがあって、自然に、丞威さんしかおらんのちゃうということになりました」と話し、当の丞威は「僕自身も俺しかいないだろうなと思いました」と返した。丞威は、「ツイッターとかで『丞威さんに続編に出て欲しい』というのが結構多くて、オファーが来て、『よし、きた』という感じでした。ゆうりとまことには二人の世界観があって、ちさととまひろの世界観とは違う感じです。自分の名刺代わりになる作品なのでよろしくお願いします」と、会場を埋め尽くした『1』のファンにアピールした。伊澤は「『対戦相手が丞威くんになるよ』と言われた時は驚きました。私がアクションを始める前に、『TOKYO TRIBE』のアクションシーンを劇場で観た時に、『こんなすごい人がいるんだ』と思っていたので、一緒に戦えるのがすごく嬉しかったです」と当時を振り返った。伊澤彩織さらに丞威とのタイマンシーンについて、「夏の撮影で、アクションシーンの途中で、どっちが汗がいっぱい出るか、Tシャツを絞ったら、めちゃくちゃ出て、水浸しでした」と話し、「一度撮影中に熱中症になって、撮影を止めちゃった時に、龍臣くんが、塩飴とかを持ってきてくれて、天使に見えました」と濱田に感謝を述べた。また前半の銀行強盗とのアクションシーンについては、「アクションをやりながら、笑いを取れるアクションって一番難しいと思っていたので、『「マスク」だったり、「ホーム・アローン」みたいに、スタントが痛々しいものでなくて、笑えるアクションシーンをやりたいね』と監督とかと話していました。前半は特に面白かったら笑って観てほしいです」と話した。濱田は、「殺し屋という肩書きの役は初めて。最初は『殺し屋?』という戸惑いが半分以上占めていて。でも、台本を読ませていただいて、すごく素敵な役だなと思いました。アクションとそうじゃない部分、殺し屋のまことの部分と殺し屋だけど普通の男の子の部分のメリハリをつけやすくて、自分自身、新しい殺し屋という役に向き合えたと思います」と、楽しんで演じた模様。濱田龍臣さらにガンアクションも初めてだったそうで「特撮とかには出演していたんですけれど、特撮って実銃って出てこないので、『これが拳銃か!』という初めての出会いでした。持った時の重さ、冷たさが身に染みました」と話した。最後に監督から、「脚本はもう1パターンあったんですが、それはシリーズが終わってもおかしくないパターンだったけれど、本作は、『これからも続いていくには』というようなプログラムピクチャーを目指した作品なので、面白かったら、ぜひ『3』を期待していただければと思います」と『2』のヒット次第では『3』があると示唆し、舞台挨拶は終了した。<作品情報>『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』3月24日(金) 公開『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』ポスタービジュアル監督・脚本:阪元裕吾アクション監督:園村健介【出演】髙石あかり伊澤彩織水石亜飛夢中井友望飛永翼(ラバーガール)橋野純平安倍乙/新しい学校のリーダーズ/渡辺哲丞威濱田龍臣(C)2023「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」製作委員会関連リンク公式サイト::::
2023年03月08日株式会社BANDAI SPIRITS ロト・イノベーション事業部では、ハズレなしの新しいキャラクターくじとして、アクセサリーや周辺雑貨が必ず当たる『一番アクセ TinyTAN Butter』(メーカー希望小売価格1回1,800円(税10%込))を、書店、ホビーショップ、ゲームセンター、一番くじ公式ショップ、一番くじONLINEなどで、2023年3月17日(金)より順次発売いたします。(発売元:株式会社BANDAI SPIRITS)商品紹介ページURL: 一番アクセ TinyTAN Butter■商品特長本商品は、BTSのキャラクター『TinyTAN』の一番アクセです。人気楽曲「Butter」をモチーフに、リングやチャーム付きペンダントをラインナップしました。RM賞、Jin賞、SUGA賞、j-hope賞、Jimin賞、V賞、Jung Kook賞は、ハート型のButterがゆるりと溶けているデザインのゴールドカラーリングです。キャラクターの名前が入ったBOXに入り、内側には「Butter」のロゴとキャラクターの名前が刻印されています。ペンダント賞は、スティック型、『TinyTAN』のロゴ型、「Butter」のロゴ型のチャームが付いていて、その日の気分により自由に付け替え可能。スティック型にはキャラクターをイメージしたカラーの石と名前が刻印されています。内側に「Butter」のロゴとキャラクターの名前、キャラクターをイメージしたカラーの石が入っているリングは、Sリング賞はシルバーカラー、Pリング賞はピンクゴールドカラーでラインナップしました。すべての賞が専用BOX入りで、オリジナルアートのカードも付いているため、一緒に飾っても楽しめるようになっています。最後の1個を引くと手に入るラストワン賞には、7キャラクターすべてがセットになった、キャラクターの前にリングを飾っておけるアクセサリースタンドをご用意しました。ゴールドカラーのリング7種セットが抽選で当たるダブルチャンスキャンペーンも実施予定です。■等級一覧・RM賞 (全1種) リング…10号、BOX…約5.5cm、カード…約5cm・Jin賞 (全1種) リング…10号、BOX…約5.5cm、カード…約5cm・SUGA賞 (全1種) リング…10号、BOX…約5.5cm、カード…約5cm・j-hope賞 (全1種) リング…10号、BOX…約5.5cm、カード…約5cm・Jimin賞 (全1種) リング…10号、BOX…約5.5cm、カード…約5cm・V賞 (全1種) リング…10号、BOX…約5.5cm、カード…約5cm・Jung Kook賞 (全1種) リング…10号、BOX…約5.5cm、カード…約5cm・ペンダント賞 (全7種) チェーン…約40cm(引き輪含む)スティック型ペンダント…約2.5cmTinyTANロゴチャーム…約1.5cmButterロゴチャーム…約1cmBOX…約6.5cm・Sリング賞 (全7種) リング…10号、BOX…約5.5cm、カード…約5cm・Pリング賞 (全7種) リング…10号、BOX…約5.5cm、カード…約5cm・ラストワン賞:アクセサリースタンド 約5cm、7個セット・ダブルチャンスキャンペーン:ゴールドカラーのリング7種セット 合計10セット※賞品とパッケージは、RM賞~Jung Kook賞と同仕様になります。■商品概要・商品名 : 一番アクセ TinyTAN Butter( )・メーカー希望小売価格: 1回1,800円(税10%込)・種類数 : 全10等級28種+ラストワン賞・販売ルート : 書店、ホビーショップ、ゲームセンター、一番くじ公式ショップ、一番くじONLINEなど・販売開始日 : 2023年3月17日(金)より順次発売予定・発売元 : 株式会社BANDAI SPIRITS※店舗の事情によりお取扱いが中止になる場合や発売時期が異なる場合があります。なくなり次第終了となります。※画像と実際の商品とは異なる場合があります。※掲載されている内容は予告なく変更する場合があります。※「一番くじ」および「ラストワン」「ダブルチャンス」は登録商標です。版権表記■「一番アクセ」についてアクセサリーやアクセサリー周辺雑貨だけをラインナップした、BANDAI SPIRITSの新しいキャラクターくじです。■「一番くじONLINE」についてハズレなしでオリジナルグッズが必ず当たる『一番くじ』がいつでも・どこでも気軽にネットで購入できる公式通販サイトです。■「TinyTAN」についてBTSのメンバー7人が、可愛いTinyTANキャラクターとして誕生しました!MAGIC DOORを通じて現実世界を行き来するTinyTAN。ある日突然魔法のように現れ、皆さまを癒す秘密の友達になってくれるでしょう。「TinyTAN」は2020年8月、BTSの「第2の自我」が発現してキャラクターになったというコンセプトのもと、7人のメンバーが可愛い姿となって誕生したキャラクターです。「TinyTAN」には、BTSメンバーの容姿や小さな習慣まで投影されているだけでなく、メンバーらが音楽やパフォーマンスで伝えてきた前向きな影響力、共感や癒しのメッセージまで、そのまま具現され、多くのグローバルファンから愛されています。【一般のお客様からのお問い合わせ先】BANDAI SPIRITSお客様相談センター 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月03日阪元裕吾監督のヒット作の続編『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』より、予告編と場面写真が解禁。さらに出演の丞威、濱田龍臣、渡辺哲、出演と主題歌を担当した「新しい学校のリーダーズ」らからコメントが到着した。本作は、2021年に公開され、日本映画批評家大賞・新人賞(第31回新人監督賞:阪元裕吾/新人女優賞:伊澤彩織)を獲得、話題をさらった殺し屋女子2人組のアクション、待望の続編。この度解禁された予告編では、お馴染みコンビのちさと(高石あかり)とまひろ(伊澤彩織)の迫力アクションと、第2作目の新たな敵である、殺し屋協会アルバイトのゆうり(丞威)、その弟・まこと(濱田龍臣)とのバトルシーンも切り取られている。さらに場面写真では、死体処理業者・田坂役の水石亜飛夢、その部下の宮内茉奈役の中井友望、殺し屋組織のマネージャー・須佐野役の飛永翼(ラバーガール)、ちさととまひろがアルバイトする先の商店街のおじいさん・松本役の渡辺哲、本作の主題歌と出演の「新しい学校のリーダーズ」の面々のワンシーンが切り取られており、前作同様、オフビートな笑いと本格アクションのギャップを楽しめそうな、本作の雰囲気が垣間見える。なお、池袋シネマ・ロサでは、続編の公開を前に、前作『ベイビーわるきゅーれ』が3月17日(金)~3月23日(木)まで上映されることも決定。その他の劇場に関しては、決定次第、公式サイトの劇場情報に掲載される予定だ。【キャストコメント】殺し屋協会アルバイトの兄・ゆうり役:丞威<殺し屋協会アルバイトの兄・ゆうり役:丞威>出演オファーの連絡を受け、あらためて第1作目を見直しました。「こんな映画今まで無かった」シュールすぎる芝居のテンポ、遠慮無しの激アツバトル、新進気鋭の監督は僕と同世代、対戦相手に不足はない。「前作のラストバトルを越えなきゃいけない」とプレッシャーもありましたが、「これはやるしかない!」新型コロナ感染対策で燻りかけていた「闘志」に火がついた! 撮影中もアドレナリン出まくり、楽しかった!特にまひろとのラストバトルシーンは僕にとって代表作の1つになりました。出演オファーに繋がったファンの方々の声、心から感謝します。皆さんの反応が楽しみです。ぜひ劇場の大画面で見てください。お待ちしています!殺し屋協会アルバイトの弟・まこと役:濱田龍臣<殺し屋協会アルバイトの弟・まこと役:濱田龍臣>殺し屋役ということで、自分が今まで演じたことがないような役ということもあり、驚きもありましたが、脚本を読んで、キャラクターそれぞれの格好良さやかわいらしさに溢れていて、撮影がとても楽しみでした。まことを演じる上で、とても変なところが多いキャラクターですが、その中でも兄のゆうりとの関係性や真っ当に恋をしていたり、まことの可愛らしい部分と殺し屋としての表情のメリハリがはっきりしていたので、そこを意識して演じました。ちさととまひろペアだけではなく、ゆうりとまことの兄弟ペアにも注目していただきたいです。とても素敵な作品になっていると思いますので、ぜひ劇場へお越しください。死体処理業者・田坂役:水石亜飛夢<死体処理業者・田坂役:水石亜飛夢>ちさとさん、まひろさんが仕事するとなれば処理係の私も駆り出される訳で。キッチリやらせていただきますけどねプロですから。それで言うと本当に頭だけは撃って欲しくない訳ですよ、だってあちらもプロな訳じゃないですか。プロ同士リスペクトを込めた関係の上でないと仕事ってペチャクチャペチャクチャ失礼しました、田坂さんからの愚痴はさておき。再びお声がけいただいたこと、とても嬉しく思います!オリジナル作品の続編が作られるというのは凄いことです。これも作品の親である阪元裕吾監督、クルーの皆さま。作品とキャラを愛してくださる方々のおかげです。有難うございます。アツさと同じくらい、絶妙で独特のユルさ。殺し屋エンターテイメント映画、よりパワーアップしております。今回は続投キャラに加えて新キャラも。田坂さんも前回以上にはしゃがせていただきました。お一人でも、ご友人とでも、誰とでも!是非スクリーンの前でワクワク、ニヤついてください。田坂の部下・宮内茉奈役:中井友望<田坂の部下・宮内茉奈役:中井友望>前作を拝見し、ただ観客としてこの映画のファンだったので、今回のお話をいただいた時、ここに私もいれてもらえるのかと思うと、ワクワクと緊張と色んなものがブワッと昂ったのを覚えています。一ファンとして、ストーリーはもちろん、そこにちさととまひろがスクリーンに映ってさえいればいい、この2人をずっと見ていたい、と思う映画だったので、私の演じる宮内がどうプラスの要素をもたらせるだろうと悩んだりもしましたが、水石さん演じる先輩田坂さんという、これまた強いキャラクターに引っ張っていってもらいながら、結果、本当に純粋に楽しんで撮影を終えました。変わらない、けど新しいベイビー2、最高です。ぜひ劇場で見てください。殺し屋組織のマネージャー・須佐野役:飛永翼(ラバーガール)<殺し屋組織のマネージャー・須佐野役:飛永翼(ラバーガール)>嵐のように過ぎ去った1作目の撮影。公開されると僕が撮影現場にいた時間に比例しないたくさんの「観たよ、面白かった!」といった嬉しい反響を頂きました。そんな大好評の作品の待望の続編。今回は出番も少し増え(どうだっけ笑?)前作とは違う景色がたくさん観られました。オーラのように自信を身にまとった主役のお二人。笑いと活気に溢れたスタッフ陣。監督が作りたかった映画がこの2から始まったことを確信できた現場でした。僕もその作品の1キャラとしてうまく馴染めていればなあと思います。是非、劇場で確認してみてくださいね。商店街のおじいさん・松本役:渡辺哲<商店街のおじいさん・松本役:渡辺哲>阪元監督作品はとにかく脚本が面白い!主役のお二人も、役へのこだわりが強く、アクションも含め、凄いエネルギーの中私も芝居が出来たこと、幸せでした。当然現場も面白く、楽しかったです。気持ちのいい現場から生まれたこの作品、是非楽しんで下さい。「新しい学校のリーダーズ」<主題歌・出演:SUZUKA(新しい学校のリーダーズ)>完成した作品を観て、アクションのプロフェッショナルさに感激しました。なのにクスクスしてしまう役者さん達の笑いのセンス。楽しませていただきました。最後に「じゃないんだよ」が流れた時"おあぁ~ァーン。あら?私達の曲じゃない~?"って、ニヤニヤしました。ありがとうございます。<主題歌・出演:RIN(新しい学校のリーダーズ)>激しい闘いが繰り広げられた後にエンドロールで流れてくる「じゃないんだよ」は、映画を堪能したからこそ感じられる、深みでした。私たちにとっての非日常な世界が、彼女達にとっての日常。あたり前"じゃないんだよ"を目の当たりにできる作品です。楽曲と映画、一緒に楽しんで頂きたいです!<主題歌・出演:MIZYU(新しい学校のリーダーズ)>戦いのアクションシーン本当に本当にかっこよかったです。大迫力の戦いの上に劇場の大画面でさらに迫力が増して興奮しました!台詞やシーンの細部で垣間見える監督の遊び心に何度もにやにや、くすくすしてしまいました。エンドロールで流れてきた主題歌「じゃないんだよ」が本当に主演の二人のテーマソングみたいにマッチしてて嬉しかったです。私自身ももう一度劇場で見たいですし、色々な人に楽しんでもらいたい映画です!<主題歌・出演:KANON(新しい学校のリーダーズ)>初めての映画の主題歌なので、喜びとドキドキで胸がいっぱいです!実際に完成した映画を見させて頂いて、エンドロールで私たちの曲が流れた時、背中がゾワッとしました。こんなに素晴らしい作品の主題歌を担当させて頂けて本当に光栄です。映画の内容ととてもマッチしていて、パワフルかつスリルある曲なので、楽しんで聴いて頂きたいです!『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』は3月24日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー 2023年3月24日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」製作委員会
2023年02月16日3月24日(金) より公開される映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』の場面写真と予告編が公開された。本作は、漫画から飛び出たような個性豊かなキャラクターたちが奏でるオフビートな笑いと本格アクションで、Filmarks初日満足度ランキング第1位、日本映画批評家大賞・新人賞(第31回新人監督賞:阪元裕吾/新人女優賞:伊澤彩織)を獲得した、殺し屋女子2人組のアクション映画『ベイビーわるきゅーれ』の続編。前作に引き続き、ちさと役を髙石あかり、まひろ役を伊澤彩織が務める。また、第2作目の新たな敵である殺し屋協会アルバイトのゆうり役を丞威、弟・まこと役を濱田龍臣、死体処理業者・田坂役を水石亜飛夢、その部下の宮内茉奈役を中井友望、殺し屋組織のマネージャー・須佐野役を飛永翼(ラバーガール)、ちさととまひろがアルバイトする先の商店街のおじいさん・松本役を渡辺哲が演じる。主題歌は新しい学校のリーダーズが担当しており、メンバーのSUZUKA、RIN、MIZYU、KANONはそれぞれ本人役で出演する。併せて丞威、濱田、水石、中井、飛永、渡辺、新しい学校のリーダーズからコメントが届いている。また、前作『ベイビーわるきゅーれ』が3月17日(金) から23日(木) まで池袋シネマ・ロサで上映されることが決定した。■殺し屋協会アルバイトの兄・ゆうり役:丞威 コメント出演オファーの連絡を受け、あらためて第1作目を見直しました。「こんな映画今まで無かった」シュールすぎる芝居のテンポ、遠慮無しの激アツバトル、新進気鋭の監督は僕と同世代、対戦相手に不足はない。「前作のラストバトルを越えなきゃいけない」とプレッシャーもありましたが、「これはやるしかない!」新型コロナ感染対策で燻りかけていた「闘志」に火がついた!撮影中もアドレナリン出まくり、楽しかった!特にまひろとのラストバトルシーンは僕にとって代表作の1つになりました。出演オファーに繋がったファンの方々の声、心から感謝します。皆さんの反応が楽しみです。ぜひ劇場の大画面で見てください。お待ちしています!■殺し屋協会アルバイトの弟・まこと役:濱田龍臣 コメント殺し屋役ということで、自分が今まで演じたことがないような役ということもあり、驚きもありましたが、脚本を読んで、キャラクターそれぞれの格好良さやかわいらしさに溢れていて、撮影がとても楽しみでした。まことを演じる上で、とても変なところが多いキャラクターですが、その中でも兄のゆうりとの関係性や真っ当に恋をしていたり、まことの可愛らしい部分と殺し屋としての表情のメリハリがはっきりしていたので、そこを意識して演じました。ちさととまひろペアだけではなく、ゆうりとまことの兄弟ペアにも注目していただきたいです。とても素敵な作品になっていると思いますので、ぜひ劇場へお越しください。■死体処理業者・田坂役:水石亜飛夢 コメントちさとさん、まひろさんが仕事するとなれば処理係の私も駆り出される訳で。キッチリやらせていただきますけどねプロですから。それで言うと本当に頭だけは撃って欲しくない訳ですよ、だってあちらもプロな訳じゃないですか。プロ同士リスペクトを込めた関係の上でないと仕事ってペチャクチャペチャクチャ失礼しました、田坂さんからの愚痴はさておき。再びお声がけいただいたこと、とても嬉しく思います!オリジナル作品の続編が作られるというのは凄いことです。これも作品の親である阪元裕吾監督、クルーの皆さま。作品とキャラを愛してくださる方々のおかげです。有難うございます。アツさと同じくらい、絶妙で独特のユルさ。殺し屋エンターテイメント映画、よりパワーアップしております。今回は続投キャラに加えて新キャラも。田坂さんも前回以上にはしゃがせていただきました。お一人でも、ご友人とでも、誰とでも!是非スクリーンの前でワクワク、ニヤついてください。■田坂の部下・宮内茉奈役:中井友望 コメント前作を拝見し、ただ観客としてこの映画のファンだったので、今回のお話をいただいた時、ここに私もいれてもらえるのかと思うと、ワクワクと緊張と色んなものがブワッと昂ったのを覚えています。一ファンとして、ストーリーはもちろん、そこにちさととまひろがスクリーンに映ってさえいればいい、この2人をずっと見ていたい、と思う映画だったので、私の演じる宮内がどうプラスの要素をもたらせるだろうと悩んだりもしましたが、水石さん演じる先輩田坂さんという、これまた強いキャラクターに引っ張っていってもらいながら、結果、本当に純粋に楽しんで撮影を終えました。変わらない、けど新しいベイビー2、最高です。ぜひ劇場で見てください。■殺し屋組織のマネージャー・須佐野役:飛永翼(ラバーガール) コメント嵐のように過ぎ去った1作目の撮影。公開されると僕が撮影現場にいた時間に比例しないたくさんの「観たよ、面白かった!」といった嬉しい反響を頂きました。そんな大好評の作品の待望の続編。今回は出番も少し増え(どうだっけ笑?)前作とは違う景色がたくさん観られました。オーラのように自信を身にまとった主役のお二人。笑いと活気に溢れたスタッフ陣。監督が作りたかった映画がこの2から始まったことを確信できた現場でした。僕もその作品の1キャラとしてうまく馴染めていればなあと思います。是非、劇場で確認してみてくださいね。■商店街のおじいさん・松本役:渡辺哲 コメント阪元監督作品はとにかく脚本が面白い!主役のお二人も、役へのこだわりが強く、アクションも含め、凄いエネルギーの中私も芝居が出来たこと、幸せでした。当然現場も面白く、楽しかったです。気持ちのいい現場から生まれたこの作品、是非楽しんで下さい。■主題歌・出演:SUZUKA(新しい学校のリーダーズ) コメント完成した作品を観て、アクションのプロフェッショナルさに感激しました。なのにクスクスしてしまう役者さんたちの笑いのセンス。楽しませていただきました。最後に「じゃないんだよ」が流れた時"おあぁ〜ァーン。あら?私たちの曲じゃない〜?"って、ニヤニヤしました。ありがとうございます。■主題歌・出演:RIN(新しい学校のリーダーズ) コメント激しい闘いが繰り広げられた後にエンドロールで流れてくる「じゃないんだよ」は、映画を堪能したからこそ感じられる、深みでした。私たちにとっての非日常な世界が、彼女達にとっての日常。あたり前"じゃないんだよ"を目の当たりにできる作品です。楽曲と映画、一緒に楽しんで頂きたいです!■主題歌・出演:MIZYU(新しい学校のリーダーズ) コメント戦いのアクションシーン本当に本当にかっこよかったです。大迫力の戦いの上に劇場の大画面でさらに迫力が増して興奮しました!台詞やシーンの細部で垣間見える監督の遊び心に何度もにやにや、くすくすしてしまいました。エンドロールで流れてきた主題歌「じゃないんだよ」が本当に主演の二人のテーマソングみたいにマッチしてて嬉しかったです。私自身ももう一度劇場で見たいですし、色々な人に楽しんでもらいたい映画です!■主題歌・出演:KANON(新しい学校のリーダーズ) コメント初めての映画の主題歌なので、喜びとドキドキで胸がいっぱいです!実際に完成した映画を見させて頂いて、エンドロールで私たちの曲が流れた時、背中がゾワッとしました。こんなに素晴らしい作品の主題歌を担当させて頂けて本当に光栄です。映画の内容ととてもマッチしていて、パワフルかつスリルある曲なので、楽しんで聴いて頂きたいです!映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』予告編<作品情報>『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』3月24日(金) 公開『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』ポスタービジュアル監督・脚本:阪元裕吾アクション監督:園村健介【出演】髙石あかり伊澤彩織水石亜飛夢中井友望飛永翼(ラバーガール)橋野純平安倍乙/新しい学校のリーダーズ/渡辺哲丞威濱田龍臣(C)2023「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」製作委員会関連リンク公式サイト::::
2023年02月16日アクリスは、ブランド誕生100周年を記念して、モナコ公国のプリンセス、シャルレーヌ妃がお召しになったアクリスのワードローブの特別展示「Akris x H.S.H. Princess Charlene of Monaco」を2023年1月23日から2月19日までAkris Salon(帝国ホテルプラザ1階)にて期間限定で開催しています。新世代のロイヤルセレブリティとして全世界の注目を集めるシャルレーヌ妃。アルベール2世公とのご成婚を機に、クリエイティブ ディレクターのアルベルト・クリームラーは妃と親交を深め、様々なワードローブを提供しています。アクリスならびにシャルレーヌ妃ご自身のアーカイブコレクションから、今回の展示のために特別に日本に上陸した貴重な作品の数々をぜひお楽しみください。※会期は予告なく変更されることがあります。アクリスとシャルレーヌ妃との友情2010年の婚約式の公式写真で、アクリスのジェイドカラー(薄いグリーン)のホルターネックのドレスを着用した、モナコ公国のプリンセス、シャルレーヌ妃。彼女はプライベートでショッピングを楽しんでいた時、モナコ・モンテカルロにあるアクリスのブティックで偶然このドレスに出会ったのです。以来、アクリスのクリエイティブ ディレクターのアルベルト・クリームラーは、シャルレ―ヌ妃のために定期的にモナコのパレスを訪れ、シャルレ―ヌ妃のためにモダンなコレクションを創っています。「モダンな感性と優雅さを兼ね備えた彼女はまさにアクリスの理想とする女性像です。彼女は現代的なヨーロッパのプリンセスの役割を担っており若い女性のモデルとして大きな役割を果たしています。」――アクリス クリエイティブ ディレクター、アルベルト・クリームラー展示のコレクションから一部をご紹介2017年4月 南アフリカ共和国 セジフィールド | 乗馬イベント“Ladies Day” にて【商品情報】2017年春夏コレクション | アメリカ人モダンアーティスト、カルメン・ヘレラと協業したコレクション。2022年5月 モナコ公国 モンテカルロ | Formula 1 モナコ・グランプリにて【商品情報】2021年春夏コレクション | ドイツ人モダンアーティスト、イミ・クネーベルの作品と協業したコレクション。2014年11月 モナコ公国 モンテカルロ | モナコ公国 ナショナルデーを祝うガラディナーにて【商品情報】この日のためにクリエイティブ ディレクター、アルベルト・クリームラーが特別にデザインした、レザーのエンベリッシュメントが施されたシルクシャンタンのロングドレス。Akris x H.S.H. Princess Charlene of Monaco●日時:2023年1月23日 - 2月19日●場所:Akris Salon (アクリス サロン)東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルプラザ1階●電話番号:0120-801-922 (アクリスジャパンカスタマーサービス)●営業時間:11:00 - 17:00●定休日:不定休●公式HP : ※会場にてアクリス公式LINEに友だち追加いただいた方、全員にギフトをご用意しています。数に限りがありますので、 なくなり次第終了となります。※会期は予告なく変更されることがあります。Akris Salonについて創業100周年を記念し、2023年1月、東京 日比谷 帝国ホテルプラザ1階に期間限定でオープンしたポップアップスペース「Akris Salon (アクリス サロン)」では、約1年間、アクリスのブランドのアイコンをテーマにしたエキシビションやアート展など、100周年を祝う、さまざまなイベントを開催いたします。Akrisについてアクリスは、1922年にスイスのザンクト・ガレンに創業した国際的なファッションブランドです。クリエイティブ ディレクターのアルベルト・クリームラーが創り出す洗練されたエフォートレスなコレクションは、ビジネスをはじめ社会のあらゆる分野で活躍する、目的を持ち自立した女性を魅了し続けています。創業から3世代にわたり家族経営を続けてきたこのファッションブランドは、その革新的で良質なダブルフェイス生地、新境地を開いたザンクトガレン・エンブロイダリー、先駆的なフォトプリント技術で名声を博します。アルベルト・クリームラー は2004年から、パリ・コレクションでコレクションを発表、高い評価を得ています。また、アクセサリーコレクションも充実。希少なモンゴル産のホースヘアを使ったAiバッグやコレクターズアイテムとして人気の高い芸術的なフォトプリントのスカーフなどがあります。日本、米国、韓国に子会社を持つほか、世界の主要都市にブティックを構えます。アクリスのコレクションは、全世界300以上の販売拠点で販売されており、アンジェリーナ・ジョリー、ニコール・キッドマン、ミシェル・オバマ、モナコ公国のシャルレーヌ王妃など世界の舞台で活躍するセレブリティから愛されています。
2023年01月28日殺し屋女子2人組のアクション映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』に、丞威、濱田龍臣らの出演が決定。特報映像と本ビジュアルも公開された。ちさと(高石あかり)とまひろ(伊澤彩織)は、また途方に暮れていた。この世は金、金、金。金がなくなる。時を同じくして殺し屋協会アルバイトのゆうりとまこと兄弟も、途方に暮れていた。そんなとき「ちさととまひろのポストを奪えば正規のクルーに昇格できる」という噂を聞きつけ、作戦実行を決意。ちさと・まひろは銀行強盗に巻き込まれたり、着ぐるみバイトをしたりとさぁ大変。そんな2人にゆうり・まこと兄弟が迫りくる…。新たな敵として、殺し屋協会アルバイトのゆうり役で、『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』、『HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY』などでアクションに定評のある丞威、弟・まこと役で、子役時代から活躍している濱田龍臣が出演。前作では、1シーンのみの登場ながら強烈なインパクトを残した、死体処理業者・田坂役の水石亜飛夢が、今作ではメインキャラクターとして登場。部下の宮内茉奈役で、第1作目Blu-rayの豪華版の特典として収録されたスピンオフドラマ「田坂守の一日」に出演した中井友望が今作にも登場し、絶妙な掛け合いを見せる。ほかにも、殺し屋組織のマネージャー・須佐野(飛永翼)も再登場し、渡辺哲がゆるいユーモアで、まさかのギャップを見せる。主題歌は、2021年に世界デビューを果たした「新しい学校のリーダーズ」の「じゃないんだよ」に決定。今作には本人役で出演もしており、どのシーンで登場するか注目だ。そして前作に引き続き、KYONOがオープニング楽曲を提供。フィーチャリングに迎えた「ROTTENGRAFFTY」のN∀OKIと共に、物語の始まりにふさわしい、心沸き立つナンバーで盛り上げる。また、主演の高石あかりと伊澤彩織のコメントも到着。高石さんは「ちさととまひろの関係性がより深くなっています。そして、1作目ではそんな2人が喧嘩したり仲直りしたりとちさととまひろの2人を中心に物語が進んでいきますが、今作は、馴染みのあるキャラクターや新たなキャラクターも多く登場します。そこから見える殺し屋2人の新たな一面に注目していただけると嬉しいです」とアピール。伊澤さんは「1年半ぶりにスタッフが再集結し、アクションも、衣装も、部屋もパワーアップ。1作目はジェットコースターに乗っているみたいだったけど、2作目はコーヒーカップに乗って高速でぐるぐる回しているような感覚。濃いキャラクターたちが自由に暴れています」と語っている。『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』は3月24日(金)より新宿ピカデリーほかにて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー 2023年3月24日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」製作委員会
2023年01月23日大ヒットアニメーション映画、待望の続編『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』より海外版ポスターが世界一斉解禁された。本作は、新たなスパイダーマンの誕生とマルチバースからやってきたスパイダーマンの登場を描き、その革新的な映像表現が世界を熱狂させた2019年の映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編。先日解禁された予告映像では、無限に連なるマルチバースから膨大な数のスパイダーマンが登場し、さらにスパイダーマン同士が激突する衝撃のシーンが明かされ大きな話題となった。この度解禁された海外版ポスターでは、様々なスパイダーマンたちの顔がはっきりと捉えられている。スーツは破れ、神妙な面持ちで、上下逆さまになってこちらを真っすぐ見つめる主人公・マイルスの後ろに、前作で共闘したスパイダーグウェンのほか、予告映像にも登場したスパイダーマン2099やスパイダーウーマンなど、ユニバースから集結した個性的なスパイダーマンたちが立ち並ぶ。マイルスのみが違う体勢をとるこの構図は、何を意味するのか?彼の表情は何を物語るのか?そしてマイルスとスパイダーマンたちの間に、一体どのような展開が待ち受けるのか…?早くも憶測を呼ぶポスタービジュアルとなっている。『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は2023年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン︓アクロス・ザ・スパイダーバース 2023年、全国にて公開© 2022 CTMG. © & ™ 2022 MARVEL. All Rights Reserved.
2022年12月21日2021年話題作の続編『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』が2023年3月24日(金)に公開されることが決定。ティザービジュアル2種類とティザー映像が解禁された。昨年7月30日から、1年以上ロングラン上映され、国内外で話題をさらった殺し屋女子コンビのアクション映画『ベイビーわるきゅーれ』は、殺しの腕はピカイチ、でも社会にはなかなか馴染めない…そんな2人が成長(したりしなかったり…?)する、楽しさ満載の青春エンターテインメント。漫画から飛び出たような個性豊かなキャラクターたちが奏でるオフビートな笑いと本格的なアクションのギャップが評判となり、話題を席巻。これまでになかった唯一無二の面白さから業界内外問わず口コミが広がり、日本映画批評家大賞では、新人監督賞を阪元裕吾、新人女優賞を伊澤彩織が受賞し、池袋シネマ・ロサでは、『君の名は。』、『カメラを止めるな!』に次いで歴代3位となる、6か月以上に及ぶロングラン上映を記録した。続編となる本作では、再び彼女たちが殺し屋生活と日常生活の両立を目指す…のだろうか?解禁されたティザー映像では、トレーニングに勤しんだり仲睦まじくソファで隣り合ったりする2人の日々が映し出されるとともに、スクラップ工場で緊迫した様子で銃を構える姿が映し出される。2人が向けた拳銃の先にいるのは一体誰なのか…?さらに解禁された2種類のティザービジュアルでは大きな武器を手に微笑みあうコンビと、ふくれっ面でお互いの頬をつねるキュートな姿が切り取られている。日本のみならず各国の映画祭でも大きな話題となった前作。続編となる本作にも大きな期待が寄せられている。『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』は2023年3月24日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年12月21日アニメーション映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』が2023年に公開されることが決定。併せて場面写真と予告映像が公開となった。本作は、新たなスパイダーマンの誕生を描き、主人公のマイルス・モラレスのもとにマルチバースから様々なスパイダーマンが登場したアニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編。声優陣には、マイルス役のシャメイク・ムーア、グウェン役のヘイリー・スタインフェルドなどが前作から続投するほか、スパイダーマン2099/ミゲル役のオスカー・アイザックが本格登場する。公開された予告映像は、母親リオが息子マイルスに語り掛けるシーンから始まる。大人へと成長していくマイルスに対し、母親は愛する息子への想いをゆっくりと伝えるが、それはヒーローとして負う大いなる責任、そしてその前に立ちはだかる脅威を心配する言葉のようにも聞こえる。(C)2022 CTMG. (C) & ™ 2022 MARVEL. All Rights Reserved.そして予告の後半、マイルスがグウェンに誘われてユニバース間を移動するシーンから先は驚きの光景が畳みかける。そこにはバイクにまたがるスパイダーウーマンやスパイダーマン2099など、様々なユニバースから集結したスパイダーマンたちの姿が。さらに次のシーンでは、マイルスが膨大な数のスパイダーマンたちから一斉に追われる驚愕の展開が待ち受ける。(C)2022 CTMG. (C) & ™ 2022 MARVEL. All Rights Reserved.(C)2022 CTMG. (C) & ™ 2022 MARVEL. All Rights Reserved.また、本作の続編となる『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』が2024年に公開されることが発表された。『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』予告映像<作品情報>『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』2023年公開監督:ホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソン脚本:フィル・ロード&クリストファー・ミラー、デヴィッド・キャラハム声優:シャメイク・ムーア、ヘイリー・スタインフェルド、ジェイク・ジョンソン、イッサ・レイ、ジェイソン・シュワルツマン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ルナ・ローレン・ベレス、ヨーマ・タコンヌ、オスカー・アイザック関連リンクオフィシャルサイト::ソニー・ピクチャーズ映画 公式Twitter:ソニー・ピクチャーズ映画 公式Instagram:ソニー・ピクチャーズ映画 公式TikTok:
2022年12月14日幸せな家庭を築くことが夢だった、うみさん。当時付き合っていた彼と婚約したものの、なかなか進まないどころか、一緒にいればいるほど彼のトンデモぶりが露呈して……。実体験を元にした婚約破棄マンガです!結婚を控えたうみさん。彼都合で、海外挙式+高級ブランド店での国内パーティーという高額プランになり、もっと貯金しなくちゃと奮闘する日々。しかし同棲を始めると、彼は家事を押し付ける上に酷評して罵倒し、うみさんは心を病んでしまいました。いろいろなことを我慢しながら結婚準備を進めてる今の状態はよくないとうみさんは思うようになっていたところ、彼ママと食事をしていたとき、彼が過去に起こした事故の話の真相を聞き、うみさんに嘘をついていたことが発覚。そして、うみさんは、彼がこれまでついてきたウソの数々を思い出し、「もう理解できない……怖い」と感じ――。 「入籍日は決めていい」と彼が言うから、1年前に決めた入籍日。しかし、彼の事情で、入籍前に必要な手続きがあるにもかかわらず、彼は一向に手続きをしている様子がありません。うみさんは再三彼に確認をしたり、促したりするものの「もういっそ夫婦別姓でよくね?」などと、彼は本気で取り合ってくれません。そんな彼に業を煮やしたうみさんは、「彼との結婚をやめる」ということを本気で考え始めていたのです。 ウソをつきまくる彼、入籍前に必要な手続きをしている様子のない彼……。こんな調子では、彼が本当に結婚をする気があるのか、する気があったとしても本当に大事にしてもらえるのか、疑問がわいてきますよね。あなたなら、この結婚、進めますか? それともやめますか? ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター うみ
2022年11月06日阪元裕吾監督による、殺し屋女子コンビのアクション映画『ベイビーわるきゅーれ』の続編の撮影が終了し、2023年初春に公開されることが決定した。昨年7月30日から1年以上のロングラン上映を行った映画『ベイビーわるきゅーれ』は、殺しの腕はピカイチ、でも社会にはなかなか馴染めない2人が成長したりしなかったりする青春エンターテインメント作品。日本映画批評家大賞では、新人監督賞と新人女優賞を受賞。池袋シネマ・ロサでは『君の名は。』、『カメラを止めるな!』に次いで歴代3位となる、9か月以上に及ぶロングラン上映を記録した。そんな話題作の続編の撮影がクランクアップし、現在編集中だという。前作から引き続き監督・脚本を務める阪元監督は「まだ仕上げの途中ですが、日本で一番面白いアクション映画が誕生しようとしています!」と自信を見せ、「杉本ちさとのあのシーンや、深川まひろのあのシーンや、他のあのキャラのあのシーンなど、はよ見てもらいたいシーン満載です!もちろん2なので、アクションは2倍!特にクライマックスバトルは『今見ているこの試合こそが後に伝説といわれる』と確信しました。ぜひそれを、目撃しに来てください!」とコメントしている。阪元裕吾監督なお、主演は高石あかりと伊澤彩織、アクション監督は園村健介。本格アクションとゆるい日常も健在、新キャラも登場し、前作よりパワーアップする。また今回、現場スチールも到着した。伊澤彩織と高石あかり『ベイビーわるきゅーれ2』(仮題)は2023年初春公開予定。(cinemacafe.net)
2022年10月29日季節を問わず青果店で手に入るキュウリですが、夏野菜の代表格。カリウム、そして水分を多く含むキュウリは、尿の排泄をうながし、身体の余分な熱を体外へ逃がしてくれるため、夏にぴったりな野菜です。そんなキュウリは、サラダなど生のまま食べられることが多いですが、あるひと手間を加えることでよりおいしく食べられます。キュウリのアク抜きの方法と効果キュウリは、アク抜きして食べてー!!そう発信するのは、スーパーマーケットで青果部を担当していることから、野菜について豊富な知識を持つ青髪のテツ(@tetsublogorg)さん。アク抜きをすることで、エグミがなくなり、調味料のなじみもよくなるのだといいます。気になるあく抜きの方法は、とても簡単で、へたを落とし、切口を30秒ほど、こするだけ!こすると出てくる白い液体を流した後は、通常通り料理に使いましょう。【お願い】きゅうりは…アク抜きして食べてーー!!アク抜きして食べてーー!!アク抜きして食べてーー!!①へたを落とす②切口を30秒こする③白い液体がでてくるので流すアク抜きしたきゅうりは一味違います。エグミが全くなくなり、調味料のなじみもよくなりますよ。ぜひお試し下さい! pic.twitter.com/5wFcTr1Qur — 青髪のテツ|野菜のプロ (@tetsublogorg) August 22, 2022 「キュウリにもアクってあったんだ」「初耳」との声も寄せられた、キュウリのアク抜き。なお、テツさんによると、今のキュウリは昔と比べてアクが少ないので、必ずアク抜きをすべきというわけではないといいます。しかし、味の変化を感じることができるといい、手間も少ないので、気になった人は実際に試してみてはいかがでしょうか。役立つ野菜の情報はこちらから青髪のテツさんは、ブログでも野菜の役立つ情報を発信しています。興味がある人は、チェックしてみてください。ブログ:tetsublog[文・構成/grape編集部]
2022年08月23日今回は、いまアツい「めじるしアクセ」をご紹介します!めじるしアクセとは、自分の持ち物に可愛く目印を付けることができるマスコットです。今回は柔らかパステルカラーのミッフィーのアクセに注目していきます!ついつい全種類集めたくなる可愛さです♡めじるしアクセがいま、アツい…!lamire Instagramphoto by @__pipi_miffy__いま、色々なキャラクターから出ているめじるしアクセ。自分の持ち物に可愛く目印を付けることができるアイテムだよ♪ぜひチェックしてGetしてみてね!全部で5種類♡lamire Instagramphoto by @ayanomiffy今回紹介するのは、こちらのミッフィーのめじるしアクセ!パステルカラーが可愛いアクセは全部で5種類。パーツは8の字ver.とわっかver.の2種類があるそうです♡ポーチやボールペンに♪lamire Instagramphoto by @mn_miffy20めじるしアクセはこう使う!ポーチやボールペンに付けると、自分の物という目印に◎自分好みにカスタマイズできるのもよいですよね♡傘の目印として♪lamire Instagramphoto by@mn_miffy20傘の目印としても活躍!わっかver.は傘の持ち手などの太い部分にも付けることができます。ペットボトルにも♪lamire Instagramphoto by@mn_miffy20他の人と混ざりやすいペットボトルにも!夏の暑い日に購入する機会も多くなるペットボトル。「自分のペットボトルがどこか分からない」とならないための目印として役立ちそう♡ガチャガチャで見つけたら要チェック!lamire Instagramphoto by @mn_miffy20こちらの商品はガチャガチャでGetすることができます!是非探してみてください♪いかがでしたか?記事内の情報は執筆時のものになります。詳細は公式サイトをご確認ください。"
2022年08月16日アクセーヌ(ACSEINE)の2022年クリスマスコフレが、2022年10月21日(金)より全国のアクセーヌショップほかで順次、数量限定で発売される。アクセーヌ人気コスメ“現品入り”のクリスマスコフレアクセーヌの人気製品が“お得”にゲットできるクリスマスコフレが登場。人気の化粧水「アクセーヌ モイストバランス ローション」、または、日やけ止めベースクリーム「スーパーサンシールド ブライトヴェール」を“現品サイズ”で詰め込んだ、豪華なラインナップで展開される。第1弾:2022年10月21日(金)発売2022年10月21日(金)発売となる第1弾では、肌本来の透明感や明るさ、ハリを引き出してくれる化粧水「モイストバランス ローション」現品をセットイン。さらりとしたテクスチュアながら、潤いをたっぷりともたらしてくれるので、冬のスキンケアで活躍してくれそう。またコフレには、通常ゲットできない限定品のコスメもセットに。大小のラメを配合したオレンジベージュカラーの「アイカラー N <L03>」と、日やけ止めベースクリーム「スーパーサンシールド ブライトヴェール」のトライアルサイズが一つになっている。第2弾:11月11日(金)発売続く第2弾は、日やけ止めベースクリーム「スーパーサンシールド ブライトヴェール」が主役に。色設計されたオレンジピンクのクリームは、くすみ、赤み、色ムラをナチュラルにカバーして、血色感のあるツヤ肌を演出してくれる。SPF50+/PA++++で紫外線からもしっかりガード。透明感とツヤ感を同時にもたらしてくれるので、ライトなベースメイクはこれ1つで完成する。またコフレには、どんな肌トーンにもなじむピンクのリップクリーム「リップ トリートメント<L01>」の限定品も一つに。乾燥した唇もなめらかに整えて、やさしい血色感をプラスしてくれる。【詳細】アクセーヌ 2022年クリスマスコフレ取扱い店舗:全国のアクセーヌショップ、公式オンラインショップ■第1弾:2022年10月21日(金)発売・「アクセーヌ モイストバランス ローション クリスマスコフレ 2022」6,050円セット内容:モイストバランス ローション 360mL(現品)、アイカラー N<L03>(限定・非売品)、スーパーサンシールド ブライトヴェール<ナチュラルカバー> SPF50+,PA++++(トライアルサイズ・非売品)■第2弾:11月11日(金)発売・「アクセーヌ スーパーサンシールド クリスマスコフレ 2022」 4,400円セット内容:スーパーサンシールド ブライトヴェール<ナチュラルカバー>22g SPF50+,PA++++(現品)、リップ トリートメント<L01>(限定・非売品)【問い合わせ先】アクセーヌ カスタマーセンターTEL:0120-120783受付時間:月~金 10:00~12:00/13:00~18:00※祝日を除く。
2022年08月13日是枝裕和監督が手がけた韓国映画『ベイビー・ブローカー』に出演した韓国女優のイ・ジウン。何とも可愛らしいオーラが溢れ出ているのは、IU(アイユー)の名前でアイドル活動もしているから! BTSのグクも理想の女性と語っていることでも有名なIUの可愛さを紹介します。『ベイビー・ブローカー』出演女優としてカンヌ映画祭に登場し気になった人も! この投稿をInstagramで見る IU (아이유) ※ 이지은·李知恩·Leejieun(@iu_leejieun516)がシェアした投稿 是枝裕和監督が手がけた初めての韓国映画『ベイビー・ブローカー』に出演した韓国女優のイ・ジウン=IU。カンヌ映画祭では、シックな色合いのカーキのドレスを着こなし、「この美人は誰なの?」と思った人も多いはず。IUがドレスを選んでいる様子は、彼女のYouTubeチャンネルにアップされているので、気になる人はチェックを! しかも、IUの表現が「大好きな苔の色♡」と言っているところもお茶目で可愛いんです。IUの魅力はうらやむ可愛さなんだけどあざとさがゼロなところ! この投稿をInstagramで見る IU (아이유) ※ 이지은·李知恩·Leejieun(@iu_leejieun516)がシェアした投稿 空港でのファン対応での一幕。片手を出してハートポーズを作って欲しいとスマホを向けていたファンに、ハートを作ってカメラ目線をくれるだけでなくウィンクのサービスまで! 1993年生まれで、今年29歳という年齢にも驚き。こんな可愛いアラサー見たことありません。韓国でどのアイドルよりも絶大な人気を誇る彼女の女優としての今後の活躍に期待大です♡あわせて読みたい🌈『社内お見合い』キム・セジョンはTWICE・ジヒョとの2ショットに反響!胸アツ展開にファン悶絶
2022年08月12日カレーライスや麻婆豆腐など、さまざまな料理に使えるナス。調理する際に、変色や渋みなどを気にして、水に浸してアク抜きをしていませんか。しかし、スーパーマーケットの店員として青果部を担当している青髪のテツ(@tetsublogorg)さんは、「ナスのアク抜きはしないで」と説明しています。その理由は、ナスに含まれている旨味や栄養が流出してしまうためだそうです。【お願い】ナスは…アク抜きしないでください!!アク抜きしないでください!!アク抜きしないでください!!旨味成分、栄養が流出します。ナスのアクは身体に悪いわけではありません。特に揚げ物、炒め物の際は不要。 アク抜きが必要な料理の場合は水にさらす時間を10分以内に抑えましょう pic.twitter.com/tF7wdmzkz8 — 青髪のテツ|野菜のプロ (@tetsublogorg) July 29, 2022 特に、揚げ物や炒め物の際はアク抜きする必要がないとのこと。必要な料理の場合は、水に浸ける時間を10分以内に抑えることをオススメしています。また、これまでアク抜きしていた人に対し、「炒め物や揚げ物の調理では一度やめて、えぐみが気になったら、次からアク抜きをすればいい」とアドバイスも送りました。青髪のテツさんの説明に、驚いた人たちからコメントが寄せられています。・知らなかった…。今までしていたことは栄養を逃していたのかと思うと、ちょっぴり後悔。・昨日、ちょうどアク抜きをしていただけに、もったいなかったとショック!今度からは気を付けよう。・やってしまっていたー!もうしないように注意するわ。ナスにもともとあった、旨味や栄養を損なわないようにしたいですね!なお、青髪のテツさんは、野菜や果物などについての情報をブログでも発信しています。もっと情報を知りたい人は、チェックしてみてください!ブログ:tetsublog[文・構成/grape編集部]
2022年07月29日いまや世界的な映画監督となった是枝裕和監督の最新作にして、カンヌ国際映画祭で2冠に輝いたことでも話題となった『ベイビー・ブローカー』。そこで、国内外の観客を魅了している本作について、こちらの方にお話をうかがってきました。イ・ジュヨンさん【映画、ときどき私】 vol. 497日本でも大ヒットを記録したドラマ『梨泰院クラス』でトランスジェンダーという難しい役どころを見事に演じ、新世代スターとして一躍注目を集めたイ・ジュヨンさん。劇中では、赤ちゃんポストに預けられた赤ん坊をこっそりと連れ去る“ベイビー・ブローカー”を追跡するイ刑事を演じています。今回は、是枝監督の現場で感じたことや韓国が誇る名優たちから学んだこと、そしてこれからのビジョンについて語っていただきました。―是枝監督は、まっすぐでさわやかなイ刑事にぴったりだと思って声をかけられたそうですが、お話があったときのお気持ちからお聞かせください。イ・ジュヨンさんドラマの撮影中に是枝監督からお電話をいただいて、少しだけお話をしたのが最初でした。ただ、そのときは単なる打ち合わせをしたいのか、それとも監督の前でオーディションをするのか、よくわからなかったので、正直に言うと、まさか自分がこの作品に参加するとは思っていなかったんです(笑)。その後、監督が韓国で映画を作る準備をしていることを知り、会って話をしたいというご連絡をいただいてからはかなり緊張してしまいましたが……。でも、初めてお会いしたときの監督の印象がとてもよかったことと、私と一緒に映画を撮りたいとはっきり言ってくださったので、その言葉を聞いて気持ちが楽になったのを覚えています。―実際に是枝監督の現場に入られてみて、印象に残っていることや演出面で驚いたことなどもあったのでしょうか。イ・ジュヨンさん映画というのは、基本的にフィクションであることが前提ではありますが、そんななかでも「本物の感情とは何か?」とつねに考えていらっしゃるのが是枝監督。そういったこともあって、私が現場で居心地の悪さを感じていたり、自分の気持ちを装っていたりすると、監督がすぐに察知して、緊張をほぐすようなディレクションをしてくださいました。そのおかげで、現場は本当にいい雰囲気だったと思います。この作品はロードムービーのような性質がありますが、実際に旅行をしているような感覚で撮影をしていましたし、共演者の方なかには「現場が遊び場みたいだ」と言っていた人もいたほど(笑)。それくらい是枝監督というのは、俳優たちを楽しくさせ、自由に解放させてくれる監督だと感じました。たくさんの刺激とともに、学ぶことも多かった―劇中では同じく刑事役のペ・ドゥナさんとのシーンがほとんどでしたが、ご一緒されてみて印象に残っていることがあれば教えてください。イ・ジュヨンさんおそらくみなさんもすでにご存じだとは思いますが、ペ・ドゥナさんは本当に魅力的な方でした。今回の作品で私がペ・ドゥナさんから教わったのは、相手の俳優と呼吸を合わせることの大事さ。そういったことは演技をするうえで大切だと思ってはいましたが、ペ・ドゥナさんのおかげで改めて感じることができました。あと、誰も思いつかないようなアイディアを出されることも多かったのは印象的でしたね。しかも、それらは事前に考えて準備しているものではなく、現場でその役になりきった状態で私たちに投げかけてくださるので、たくさんの刺激を受けるとともに学ぶことが多かったです。―また、本作では主演のソン・ガンホさんが、韓国人俳優初となるカンヌ国際映画祭の最優秀男優賞を受賞。是枝監督も役作りへのこだわりには驚いたそうですが、イ・ジュヨンさんも先輩のすごさを垣間見た瞬間などあったのでは?イ・ジュヨンさん残念ながら今回はソン・ガンホさんと一緒のシーンはありませんでしたが、ソン・ガンホさんは、ご自分の出番が終わったあとでも現場に残り、いつも私たちの撮影に付き合ってくださいました。逆に私もソン・ガンホさんが演技をされているところをモニター越しで見させていただいたことがあったのですが、驚いたのは屋上で洗濯物を干しているシーンを撮っていたときのこと。電話で話しているソン・ガンホさんが洗濯物の間から顔をのぞかせているようなアングルなのですが、立ち位置も含めて、すべてが巧妙でまさに映画的。その画がとにかく美しくて、さすがベテラン俳優だと感じました。作品のなかでは見逃してしまいそうなほど些細なシーンではありますが、そういうところだからこそ、俳優の存在が光るもの。改めてほかの俳優との違いを実感しました。日本との縁をもっと広げていきたいと考えている―日本についてもおうかがいしたいのですが、これまで日本にいらっしゃったことはありますか?イ・ジュヨンさん実は、5年ほど前にドラマの撮影期間中にもらった休暇で、友達と小樽を旅行したことが一度だけありました。というのも、私は大好きな岩井俊二監督の『Love Letter』のロケ地を巡りたかったので。おかげでそのときは、とても楽しい時間を過ごすことができました。―今回、久しぶりに来日されてみて日本の印象はいかがでしょうか。イ・ジュヨンさん普段、日本のファンからいろいろなメッセージを受け取ることはありますが、あまり実感する機会がなかったので、正直に言うと「日本の方は、本当に私のことを知ってくださっているのかな?」と不安に思ったことも。でも、空港でみなさんが歓迎してくださって、本当にうれしかったです。―『Love Letter』が大好きということですが、日本の映画やドラマはよくご覧になりますか?もし、いつか会ってみたい方や一緒にお仕事をしてみたい方がいれば教えてください。イ・ジュヨンさん私は菅田将暉さんの演技や雰囲気が大好きで、『コントが始まる』をはじめ、最近出演されたドラマや映画は全部観ています。いま、韓国でも大人気で非常にホットな俳優さんですからね。あと、先ほどお話した岩井俊二監督とは縁がありまして、『ラストレター』という作品が韓国で公開されたときのプロモーションで監督と手紙のやりとりをするという企画に参加したことがありました。コロナ禍で直接会うことではできませんでしたが、とても楽しい思い出です。機会があれば、ぜひ日本の監督や俳優さんとの縁をもっと広げていけたらいいなと思っています。内面を深めていきながら年を重ねていきたい―楽しみにしています!今年で俳優デビューから10年、さらに30歳という節目も迎えられました。ご自身でも、今後についてはいろいろと考えていらっしゃるのではないかなと。イ・ジュヨンさんこの仕事は次にどんな作品が来て、何をするのかがまったくわからないので、不安にもなりますが、それが楽しいところであり魅力でもあると感じています。これから先もどうなるかはわかりませんが、声をかけていただいたときに、そのときの私を最大限に引き出せる演技ができればいいなと。30歳になって自分の価値観や人生に対する考えが変わってきたところもありますが、いままでもそうやって仕事をしてきたので、これからもそうできればいいですね。あと、これは『ベイビー・ブローカー』の撮影を終えて感じたことですが、グローバルに活動することの意味も知ったので、今後はもう少し国際的な仕事にも携わっていきたいと思っています。―役によっても雰囲気が変わりますが、自然体なところにも魅力を感じている人は多いと思います。ご自身で何か意識されていることはありますか?イ・ジュヨンさんそういうふうに感じていただけることはありがたいですし、自分が演じた役で愛されることは本当に幸せな経験だと思っています。そのいっぽうで、私という人間の内面や私の趣味といったことにも関心を持ってくださる方がいることにも面白さを感じてるので、これからは私の人間性をもっと見せていけたらと。私自身の内面を深めていきながら年を重ねていきたいので、その様子をみなさんにも見守っていただきたいです。―それでは最後に、日本のファンに向けてメッセージをお願いします。イ・ジュヨンさんドラマ『梨泰院クラス』や映画『野球少女』といった私が参加した作品が日本で愛されていると知り、本当に私はラッキーだと思っています。是枝監督からは韓国のコンテンツが好きだと言っていただいていますが、私も日本のドラマや映画にとても関心を持っているので、これからも日本と韓国のコラボ作品が数多く作られたらいいなと。まもなく『梨泰院クラス』のリメイク版である『六本木クラス』の放送が始まるということなので、私も拝見できるのを楽しみにしています。これからも、みなさんに応援していただけたらうれしいです。インタビューを終えてみて……。飾らない優しい笑顔を見せながら、一つ一つの質問に丁寧に答えてくださったイ・ジュヨンさん。特に、日本のことについて話しているときの楽しそうな姿が印象的で、こちらまでうれしい気持ちになりました。今後も、日本に関わりのある作品への出演をぜひ楽しみにしたいと思います。ささやかな日常に生まれてきた喜びを感じる是枝監督ならでは世界観のなかで、命や生きること、そして家族とは何かにまっすぐと向き合っている本作。心に響く美しいストーリーとともに、最高のキャストによる繊細な演技が堪能できる必見作です。取材、文・志村昌美撮影・依田佳子ストーリーある土砂降りの雨の晩、若い女ソヨンは赤ん坊を〈赤ちゃんポスト〉に預けていた。その赤ん坊をこっそり連れ去ったのは、借金に追われながら古びたクリーニング店を営むサンヒョンと、〈赤ちゃんポスト〉がある施設で働く児童養護施設出身のドンス。彼らの裏稼業は、ベイビー・ブローカーだったのだ。翌日、思い直して戻ってきたソヨンは、「赤ちゃんを大切に育ててくれる家族を見つけようとした」という2人の言い訳にあきれながらも、成り行きから一緒に養父母探しの旅に出ることに。そんな彼らを検挙するため、ずっと尾行していたのは、刑事のスジンと後輩のイ刑事。現行犯逮捕しようと、静かに後を追っていたのだが……。引き込まれる予告編はこちら!作品情報『ベイビー・ブローカー』全国公開中配給:ギャガ© 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年07月05日俳優のソン・ガンホが映画『ベイビー・ブローカー』の演技で、先ごろ開催されたカンヌ国際映画祭の最優秀男優賞を受賞した。これまでに数々の名作に出演し、世界的な映画作家たちと繰り返しコラボレーションしている彼は、本作でも、是枝監督の創作手法や視点を丁寧に見つめながら演技にあたったようだ。来日時に話を聞いた。ソン・ガンホは韓国映画界を代表するスター俳優のひとりだが、彼の出演作は興行的な成功だけでなく、高い評価を集めることが多い。ソン・ガンホは優れた脚本や監督、プロジェクトを選びだす才能も持ち合わせているのだ。そんな彼が選んだ新プロジェクトが、是枝裕和監督が韓国で撮影する『ベイビー・ブローカー』だ。「是枝監督の作品は初期のものから最新作までほぼすべて観ています。是枝監督の作品は劇的なものではありません。暗い現実からスタートして、最後はハッピーエンドで終わるというようなドラマティックさはなく、平凡な日常を描いています。しかし、そんな平凡な日常の中から、我々が置かれている現実のどうすることもできない”もどかしさ”や、日常に潜む恐ろしさが的確に描かれています。是枝監督の作品では、我々の姿が客観的な視点から描き出され、淡々と我々に突きつけられますから、それに触れた私たちは、人間本来の姿について考えさせられたり、人間の“あるべき姿”について考えることになるのではないかと思います」彼が演じたサンヒョンは、児童養護施設で育ったドンスと、何かしらの理由で赤ん坊を育てることができない親が子を預ける“赤ちゃんポスト”に届いた子どもを売る“ベイビー・ブローカー”をしている。ある日、ふたりは赤ん坊を手に入れ、売りに出そうとするが、思い直して戻ってきた赤ん坊の母ソヨンに見つかってしまい、サンヒョンは「赤ちゃんを育ててくれる家族を見つけようとしている」と嘘をつき、彼らは赤ん坊の“新しい親”を探す旅に出る。本作は、ブローカーのふたりと赤ん坊、その母、児童養護施設の少年がひとつの車に乗り込んで旅をする展開が描かれており、サンヒョンは集団を時に率い、時に振り回される役割を担う。「確かに、いわゆる“ワントップの主人公”という役ではないですよね。今回のような役は、俳優としては単独の主人公よりは容易な部分もあるのですが、俳優たちのレベルの高いアンサンブルをつくりだす難しさもあるかと思います。ポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』も同じような役回りだと思うのですが、私はあの作品の出演を引き受けた瞬間、とても喜んだのです。なぜなら、出番があまり多くないから(笑)。ポン監督にも『今回の脚本はとても良いですね。僕は現場では楽できるかなぁ』なんて言ってたんですよ! でも、実際に演じてみると……まったく楽ではありませんでした(笑)。落とし穴のようなものだったんですね。その点は本作でも同じでした。このような役は、“見えている”のだけれど見えていないように、スクリーンでは“見えていない”のだけれど、観客が見えているように演じることが求められるわけです」広い意味での“社会”がこの映画で描かれている『ベイビー・ブローカー』彼が語る通り、劇中のサンヒョンは派手に動いたり、大きく立場が変化するわけではない。しかし、ソン・ガンホはどのシーンでもそこにいる俳優の動きや感情を的確にキャッチし、絶妙なタイミングとトーンでリアクションしている。本人は「私がリアクションすることで、相手の演技の邪魔にならないように演じています」と控えめだが、彼は自分の役やセリフだけでなく、相手の俳優がどういう状態で、何をしゃべるのか、そのシーンが映画全体の中でどのような役割を果たしているのかを精緻に把握している。「ときに映画は“監督の芸術”と呼ばれます。私が大事にしているのは、“映画は、俳優の肉体と言語で形成されている芸術でもある”という考えです。ですから私は俳優のクリエイティビティが映画にとって重要な位置を占めると考えています。パク・チャヌク監督やキム・ジウン監督など、自身のスタイルをしっかりと確立した監督は、一見すると自身のスタイルを重視しているように見えるかもしれません。しかし、撮影現場で彼らは俳優たちのクリエイティビティ、表現を誰よりも待ち望んでいるのです。監督たちのそんな姿を直近で見てきましたから、私も映画監督というのは俳優の表現力を必要としているのだと感じるようになりましたし、多くの優れた映画監督の共通点だと思うようになりました」だからこそ彼は本作でも、単に役を演じるだけでなく、是枝監督の視点や想いを丁寧に探っていった。中でも彼は本作が“社会の視点”を持っていること、ここで描かれている物語が絵空事ではなく、我々の社会につながる部分があることを重視したようだ。「それはとても重要なことだと思います。私は、是枝監督がこの映画で単に“赤ん坊を横流しをしている人の話”を描いているとは考えていません。このような人たちが現実に存在しているのか私にはわからないですし、それは重要なことではありません。私はこの映画では、社会にいる“見えない存在”や、現代の社会構造の中で疎外されてしまっている人たちが描かれ、さらには“人生において正しい道とは何か?”を問いかけている。つまり、広い意味での社会がこの映画で描かれていると考えています。是枝監督のこれまでの作品でもずっとそうであったように、非常に冷静沈着な眼差しをこの映画からも感じることができました。ですから、私も演技をする際にはそういう視点、そういう気持ちで臨みたいと思っていました」『ベイビー・ブローカー』公開中(C)2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年07月01日今年のカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞とエキュメニカル審査員賞に輝いた是枝裕和監督の最新作『ベイビー・ブローカー』が公開されている。本作は、何かしらの理由で赤ん坊を育てることができない親が子を預ける“赤ちゃんポスト”をモチーフに、さまざまな境遇の大人たちの物語を描いているが、是枝監督は本作を「母親と赤ん坊をめぐる社会の話」としながらも、こうも語る「彼らもまた“誰かの子ども”である、というのは大事なことだと思う」。監督に話を聞いた。是枝監督は具体的に制作に取り掛かっている作品だけでなく、先々の作品のアイデアや構想を書き溜めているようだ。「今回の映画のプロットを最初に書いたのは2016年です。『そして父になる』をつくるためのリサーチで日本の養子縁組や里親制度を調べていく中で“赤ちゃんポスト”の存在を知って、自分で調べたり、当時、NHKの『クローズアップ現代』で赤ちゃんポストを取り上げた回にゲストで出たり……そんな流れの中で関心を持ったのが最初です」『ベイビー・ブローカー』本作は、ある雨の夜、若い女性ソヨンが“赤ちゃんポスト”に生まれたばかりの赤ん坊を預けるところから物語が始まる。しかし、赤ん坊を受け取ったのは、クリーニング店を営むサンヒョンと、児童養護施設で育ったドンスで、ふたりは赤ん坊を売る“ベイビー・ブローカー”だった。翌日、思い直して戻ってきたソヨンは赤ん坊がいないことから警察に通報しようとするが、サンヒョンとドンスは「赤ちゃんを育ててくれる家族を見つけようとしている」と嘘をつき、3人と赤ん坊は“新しい親”を探す旅に出る。「最初に書いたプロットは完成した映画よりも少しシンプルなものでした」と是枝監督は振り返る。「赤ん坊を横流ししようとしているニセ神父と、それを手伝っている青年、ふたりと一緒に旅をする母親の話で、言ってみれば完成した映画の“表側”の話。つまり、3人が旅を通じて擬似家族になっていく話です」さらに是枝監督は創作の過程で、3人を追う刑事の物語を膨らませていった。完成した映画では彼らを検挙するためにふたりの女性刑事が彼らの旅に伴走する。赤ん坊を捨てることに怒りを感じている刑事スジンは、彼らを追う過程で変化を遂げていく。赤ん坊をポストに預けた女性ソヨン、そのことが許せない刑事スジン、ふたりの女性の変化が本作のもうひとつの物語になった。「書いていくうちに……こうなったんですよね。最初のプロットでは刑事は男性だったんですよ。でも、誰の目を借りてこの物語を語るのかを考えたときに、刑事を女性にした。そして彼女が最初につぶやくのが『捨てるなら産むなよ』ってひとことで、それは日本でも韓国でも赤ん坊を捨てる女性に対して一番多く投げられる言葉だと思う。そこからスタートしようと思ったんです。自分で母親になることを選ばなかった女性ふたりが旅をしながら、母親になっていく。脚本の第一稿でブローカーが家族になる話は出来ていたけど、書いていく中で、もうひとつの大事な物語、ふたりの女性が母親になる話が出てきた。それが同時に進んでいく話だと。その方法が見つかった段階でこの物語は大まかにはできたと思いましたし、それはいろいろとリサーチをしていく中で出てきた視点だと思います」『ベイビー・ブローカー』親と子をめぐる物語は“こうあるべき”という考えを持つ人も多い。赤ん坊をポストに預けた女性ソヨンは、新しい育ての親を探す旅に出るが、本作では“血縁が何よりも一番”という考えが、ドラマを通じて周到に排除されている。「周りはみんな『実の母親に育てられた方が幸せ』だと思ってる。でも、ソヨンはそれがゴールだとは思ってない。それがとても大事で、そこに“血縁だから”以上の理由がないと。虐待の連鎖の中で、捨てることが虐待だって意見もあるけど、子どもを手放すことで虐待の連鎖を絶っている、という考え方もある。虐待が連鎖している時にそこからどうやって赤ん坊を外へ出すか、というのは目線としてすごく大事だと思うんです。彼女をすごく責任感の強い人として描いたつもりはないけど、そのことを物語の中で言えるのはソヨン本人しかいない」赤ん坊に私たちが問い返される物語にしたかった『ベイビー・ブローカー』本作が扱う題材は、重要な問題である一方で、観客が“安全圏”から語りがちだ。子は実の親と一緒にいた方がいいに“決まっている”。すべての命は等しく大事なので守らなければ“ならない”。でも、この問題が語られているとき、あなたはどこにいるだろうか? この問題を考える当事者は誰だろうか?「この映画は、捨てる母親と赤ん坊をめぐる社会の話だから、大人の責任の問題だと思います。観ている人たちの価値観はいろいろで、赤ちゃんポストについても、あれは母親を甘やかしているだけだと言う人もいるし、そのおかげで命が救われたと言う人もいる。そんな中で、命というものをどう捉えていくのか? この世には生まれてこなかった方が良い命というものがあるのか? それが自分にとって最も究極の問いだと思いましたし、映画を観た人たちが自分の中でどの立場に立つのか問い返される、赤ん坊に私たちが問い返される物語にしたかったし、そういう映画にしなければと思いました」その一方で、本作では生まれてきたばかりの赤ん坊の命をどう扱うのか責任を持つ大人たちもまた、“誰かの子ども”であることが繰り返し描かれる。児童養護施設で育ち、去った母の帰りを待ち続けるブローカーのドンスも、自分みたいになってほしくないから子を手放そうとするソヨンもみな、責任ある社会の一員である大人であり、“誰かの子ども”だ。「それは初期の段階から考えていました。彼らは最初から家庭的な幸せから排除されている存在なわけで、その上で彼らの“生”を肯定できるのか? 要は彼らは“生まれてくれてありがとう”と言われずに育ったわけで、彼らもまた誰かの子どもである、というのはとても大事なことだと思う。それぞれが子供に戻って生を肯定される瞬間がないと、ちゃんとした大人になれないなって。みんな、ちゃんとした大人じゃないけど(笑)、そういう瞬間が持てない子どもたちにこの映画を通して触れたんです。自分の生を肯定できないまま大人になっていく。自分は生まれてきてよかったんだろうか?と問い続けながら生きていくことは、想像できないほどつらいことだと思うんです。その子たちが背負った重みを少しでも軽くしてあげようと思ってつくった映画ではないけれど、大人になってしまった側の人間として、彼らに言えることがあるとそれば、こういうことなんだろうなと思っています」『ベイビー・ブローカー』子どもはいつしか大人になり、それでも“誰かの子”であることに変わりなく、そしてまた次の世代にバトンが渡っていき、大きな川のような流れを作り出している。このイメージは是枝監督の『歩いても 歩いても』や『海街diary』『海よりもまだ深く』にも通底しているものだ。“誰かの子”であるあなたはこの物語をどう観るだろうか? あなたはここで描かれる命や生を肯定し、祝福できるだろうか? あなたはあなた自身の生を肯定できているだろうか? そのためには条件や資格や理由は必要なのだろうか? 起伏に富む物語があり、笑えるシーンもたくさんあり、確かな演技力をもつ俳優たちのやりとりに心をギュッと掴まれる本作は、終始、赤ん坊の目を通じて観客に問いが投げかけられる作品になっている。『ベイビー・ブローカー』公開中(C)2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年06月27日6月24日(金)より公開される映画『ベイビー・ブローカー』。このたび、主演のソン・ガンホをはじめとした出演者4名の緊急来日と、6月26日(日)に日本で開催される舞台挨拶への登壇が決定。あわせて、特別映像も到着した。本作は是枝裕和監督の最新作にして、<赤ちゃんポスト>をきっかけに出会った赤ん坊の母親、ベイビー・ブローカーの男たち、そして彼らを現行犯逮捕しようと静かに追いかける刑事――彼らが絡み合いながら繰り広げる一風変わった旅路を描く、衝撃と感動のヒューマンドラマ。本作は去る現地時間5月28日に閉幕した第75回カンヌ国際映画祭において、主演のソン・ガンホに韓国人初となる最優秀男優賞をもたらし、またキリスト教関連の団体から「人間の内面を豊かに描いた作品」に与えられる「エキュメニカル審査員賞」を受賞、合わせて2冠の快挙を成し遂げた。そしてこのたび、主演のソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンの来日と、6月26日(日)に日本で開催される舞台挨拶への登壇が決定。あわせて、このキャスト陣が演じた様々な境遇のキャラクターに迫る特別映像も到着した。カンヌ国際映画祭での快挙でも世界中から注目を集め、本作では赤ちゃんポストに預けられた赤ん坊を横流しするブローカーのサンヒョンを演じたソン・ガンホは『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞作品賞受賞後に来日して以来、約2年ぶりとなり、サンヒョンのブローカー仲間で、自身も親に捨てられた過去を持つドンスを演じたカン・ドンウォンは、伊坂幸太郎原作の同名小説を韓国で実写映画化した『ゴールデンスランバー』以来、約3年ぶりの来日となる。そして赤ん坊を赤ちゃんポストに預ける母親ソヨンを演じ、IUという名で歌手としても活躍するイ・ジウン、さらにペ・ドゥナ演じる刑事スジンとともに、赤ん坊を売るブローカーたちを検挙しようと追いかけるイ刑事を演じ、ドラマ『梨泰院クラス』での活躍で日本でも広く知られるイ・ジュヨンの2人は、映画のプロモーションとしての来日は今回が初となる。韓国でのプロモーションで日本の訪問についてほのめかすなど来日を心待ちにしていたキャスト陣が是枝裕和監督とともに日本の観客の前でどのような想いを語ってくれるのか。公開を来週に控え、ますます熱気が高まる本作に目が離せない。そして緊急来日決定にあわせ、豪華キャスト陣がそれぞれの演じたキャラクターについて語る特別映像も到着。赤ん坊を横流しするブローカー、赤ん坊を手放した母親、正義感のために追いかける刑事……と、全く違った立場、そして境遇にいる複雑なキャラクターたちをキャスト陣が説明していく。社会を鋭い視点で見つめながらも、キャラクターたちの心情に優しく寄り添った是枝監督らしい演出とストーリーが展開する本作で、韓国のキャスト陣がみせる新鮮な表情も必見。是枝裕和監督と韓国キャスト陣が織りなす豪華コラボレーションに期待が高まる。『ベイビー・ブローカー』6月24日(金)より公開
2022年06月20日夏目深雪さんの水先案内をもっと見る()伊藤さとりさん(映画パーソナリティ)「……より感情を揺さぶりつつ観客を笑顔にさせ、優しい涙を誘う傑作が誕生。」伊藤さとりさんの水先案内をもっと見る()堀晃和さん(ライター、編集者)「……人気スターたちが繊細な演技で台詞にない複雑な心情を浮かび上がらせる……」堀晃和さんの水先案内をもっと見る()(C)2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年06月19日現在開催中の第75回カンヌ国際映画祭 「コンペティション部門」に正式出品され、話題を呼んだ是枝裕和監督の最新作『ベイビー・ブローカー』。このたび、その「コンペティション部門」の授賞式が行われ、主演ソン・ガンホが韓国人俳優として初めて最優秀男優賞を受賞した。また、本作はキリスト教関連の団体から「人間の内面を豊かに描いた作品」に与えられる独立賞・エキュメニカル審査員賞も受賞した。本作は、海外の才能たちと本格的なセッションに踏み出した『真実』に続き、韓国の製作・俳優陣と長年温めてきたオリジナル企画を映画化した是枝監督初の韓国映画。カンヌ国際映画祭で是枝監督作品が「コンペティション部門」に選出されるのは、最高賞のパルムドールを受賞した2018年の『万引き家族』から4年ぶり、6回目(カンヌ国際映画祭への出品自体は、8回目)となるが、今回は韓国映画としての出品となることにも世界的な注目が集まっていた。さらに、現地時間5月26日に行われた公式上映では、今回の映画祭出品作史上最長の12分にわたるスタンディングオベーションがおこり、割れんばかりの拍手喝采で観客を魅了、会場全体が感動に包まれた。授賞式では、審査員長のヴァンサン・ランドンをはじめ、アスガー・ファルハディ、ジェフ・ニコルズ、レベッカ・ホール、ディーピカー・パードゥコーン、ノオミ・ラパス、ジャスミン・トリンカ、ラジ・リ、ヨアキム・トリアー監督らが選ぶ、最優秀男優賞に、主演を務めたソン・ガンホが見事選出。隣に着席していたカン・ドンウォン、是枝監督らと熱い抱擁を交わした後、壇上へ上がったガンホは「本当に有難うございます。光栄です。偉大なる芸術家、是枝裕和監督に深く感謝申し上げます。一緒に頑張ってくれた役者のカン・ドンウォンさん、イ・ジウンさん、イ・ジュヨンさん、ペ・ドゥナさんに深い感謝と、この光栄を分かち合いたいと思います。イ・ユジン代表、そしてCJの関係者の方にも本当に感謝しています。今、2階にいると思いますが、愛する家族と共に来ました。本当に大きなプレゼントになりました。とても嬉しいですし、このトロフィーの光栄と永遠なる愛を差し上げます。多くの映画ファンにこの栄光を差し上げます」と目を潤ませながら喜びのスピーチをした。カンヌ国際映画祭において、韓国人俳優が最優秀男優賞を受賞するのは初となる快挙。さらに、是枝監督作品が同賞を受賞するのは、2004年に『誰も知らない』で柳楽優弥が受賞して以来2度目となった。また、是枝監督は、本作品でキリスト教関連の団体から「人間の内面を豊かに描いた作品」に与えられる独立賞・エキュメニカル審査員賞も受賞。本作は最優秀男優賞と合わせて2冠の快挙を成し遂げた。『ベイビー・ブローカー』6月24日(金)より公開
2022年05月30日「第75回カンヌ国際映画祭」の授賞式が現地時間28日に行われ、是枝裕和監督最新作『ベイビー・ブローカー』の主演ソン・ガンホが最優秀男優賞を受賞した。現地時間26日に行われた公式上映では、今回の映画祭出品作史上最長の12分にわたるスタンディングオベーションがおこり、割れんばかりの拍手喝采で観客を魅了、会場全体が感動に包まれ、受賞への期待が高まっていた本作。授賞式で「最優秀男優賞」に選出されたソン・ガンホは、隣に着席していたカン・ドンウォン、是枝裕和監督らと熱い抱擁を交わした後、壇上へ。「本当に有難うございます。光栄です。偉大なる芸術家、是枝裕和監督に深く感謝申し上げます。一緒に頑張ってくれた役者のカン・ドンウォンさん、イ・ジウンさん、イ・ジュヨンさん、ペ・ドゥナさんに深い感謝と、この光栄を分かち合いたいと思います。イ・ユジン代表、そしてCJの関係者の方にも本当に感謝しています。今、2階にいると思いますが、愛する家族と共に来ました。本当に大きなプレゼントになりました。とても嬉しいですし、このトロフィーの光栄と永遠なる愛を差し上げます。多くの映画ファンにこの栄光を差し上げます」と目を潤ませながら喜びのスピーチを行った。カンヌ国際映画祭において、韓国人俳優が最優秀男優賞を受賞するのは初となる快挙。さらに、是枝裕和監督作品がカンヌ国際映画祭で同賞を受賞するのは、2004年に『誰も知らない』で柳楽優弥が受賞して以来2度目となる。なお、是枝監督は、本作品で「エキュメニカル審査員賞」(カンヌ国際映画祭の独立賞で、キリスト教関連の団体から「人間の内面を豊かに描いた作品」に与えられる)を受賞しており、本賞と合わせて2冠の快挙となる。(C)2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月29日是枝裕和監督がソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンら韓国を代表する俳優たちと組み、作りあげた『ベイビー・ブローカー』。第75回カンヌ国際映画祭にて昨日の公式上映に続き、是枝監督らはフォトコールと記者会見に参加。海外のプレスからは、『そして父になる』『万引き家族』に続く3部作となる可能性について、物語のきっかけとなる「赤ちゃんポスト」や、初の母親役を演じたイ・ジウン(IU)らの役へのアプローチなどに鋭い質問が飛び交った。公式上映の正装とはうって変わってカジュアルな装いでフォトコールに登場した是枝監督。白い爽やかなジャケットに身を包んだソン・ガンホと、涼しげで個性的なハーフパンツスーツでラフに決めたカン・ドンウォン、タイトな白いミニスカートのスーツ姿のイ・ジウン。さらにクールな白いパンツスーツのイ・ジュヨンも揃って、世界から集まったスチールカメラマンたちの前で笑顔で撮影に応じた。その後、会見場へ向かった5人。パルムドールを受賞した2018年の『万引き家族』以来4年ぶり参加となる是枝監督と、2020年パルムドールに続いて米アカデミー賞作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホの主演ということもあり、場内には多くのメディアが詰めかけ、作品への注目度が伺える熱気に包まれた会見となった。なお、第75回カンヌ国際映画祭授賞式は、現地時間5月28日(土)20時30分ごろ、日本時間5月29日AM3時30分ごろから予定されている。是枝監督「“家族”というものを捉えなおしたい」Q:(監督へ)キャラクターたちはみな孤独です。それでいて親密なグループを形成する家族の話ですが、今回もまた自分たちが選んだ家族の物語を描いていますが、どうしてそういう作品にしたのですか?監督:今回、車に乗り込む者たちの疑似家族の旅を描こうとおもって書き始めたプロットで、そこに乗り合わせる人たちが、あらかじめ色々な形で、一般的に考えられる普通の家族、親子という者から排除されている、切り離されて生きてきたという人たちが、ほんの短い間同じ車に乗るという話にしたいなと思って書きました。そのことによって、わたしたちが考えている、考えて捉えている“家族”というものを捉えなおしたいという気持ちもありましたし、彼らが一瞬だけ手にすることで何かひとつだけいいことをする、すごく小さな悪人だったり、悪意をもって旅に同行した人たちが、ひとついいことをする、そんな物語を紡いでみたいと思って作った映画です。Q:(監督へ)ブローカーたちが犯していることは重罪ですが、視点はとてもヒューマニズムであったり、彼らに対する視線が優しい。だから少し混乱しました。どういう風にどうしてこういうキャラクターたちを生んだのでしょうか?監督:描かれるモチーフが深刻であればあるほど、ディティールの描写にはある種の軽やかさやおかしみのようなもの、コメディではないですが、人間が本来持っている存在のおかしみみたいなものを表現したいと思い、それを表現するにはソン・ガンホさんという役者さんは一番ピッタリだなと思いました。Q:(役者さんへ)4名とも素晴らしかったです。是枝監督と他の韓国監督たちとの一番大きな差はなんですか?教えてください。ソン・ガンホ:是枝監督と韓国の監督との違いは、是枝監督は食が大好きなところです。美食を好み、食べることが好きで韓国料理が好きです。他の韓国の監督との大きな違いでした。カン・ドンウォン:監督と仕事して、他の監督はわからないですが、現場では本当にそこに一緒にいてくれた。それは本当に素晴らしかったです。役者と共にいてくださる。そして感情をディティールにわたって捉えて下さる。イ・ジウン:私にとっては監督と違うのはまず同じ言語を話しません。なので努力をします。ちょっとしたディティールも見逃さないように。言語のバリアがあるから、より集中しました。他の参加した映画に比べて面白い体験でした。イ・ジュヨン:監督との仕事はすばらしいもので、もちろん通訳は入れましたけども、それ以外はそんなに大きな差は感じませんでした。国籍が違うというだけで、非常に監督はリラックスしてましたし、私たちといても、そして現場の雰囲気もリラックスしたものを作ってくださったので撮影も快適でした。Q:(監督へ)釜山は映画人にとってとても大切な場所だと思いますが、その釜山を舞台にした理由を教えてください。監督:釜山のロケーションについては、映画祭には度々参加しているのですが、いつも食べるのに一生けん命で、撮影を前提に街を見ていなかったというのもありまして、今回ロケハンで結構色んな場所を候補として回らせていただきました。その中でやはりあの町は坂道が多い。山が迫っている。その立地の高低差みたいなものを活かした場所を、撮影のホン・ギョンピョさんと一緒に探して、結果的にああいう場所を選んで撮影しました。とても魅力的な街で、ソウルとの違いもワンカットで出るという、とても面白い撮影でした。Q:(監督へ)最も難しかった撮影シーンは?それはなぜ?監督:基本的に撮影は、製作部、撮影部が本当に優秀で、スムーズに進みました。車のロケーションも合成を使わずに、基本的には全部実際の車を走らせて撮るというやり方をしたのですが、それにも関わらずとても順調だったんですけど…一番難しかったのは観覧車かな。観覧車が狭くてですね、僕自身は乗れないので、僕はさっきドンウォンさんがおっしゃってくださったように、なるべく役者の側でお芝居をみて、ジャッジをしたいと思っていたんですけれども、あのシーンに限っては僕は下で待っていて、観覧車が上に行くにつれて音が飛ばなくなるので、どんなやりとりがあったのかっていうのは戻ってこないと判断ができないというような状況もあったりして、そこが一番不安でしたし、撮れたものに一番感動したのもあのシーンでした。Q:(ソン・ガンホさんへ)監督はパルムドールを2018年に受賞して、フランスで、そして韓国で撮影されてこられてました。監督のチャレンジをどう思われますか?ソン・ガンホ:監督は素晴らしい作品を手掛けられてきた。例えば『真実』。フランス映画です。今もいろんな作品企画を手掛けられていることを知っています。監督は常に挑戦を受ける方で、そこに感銘をうけます。あるいは感服しています。この作品もそうです。最もワクワクさせる作品の一つです。日本と韓国では文化的な違いがある。そういうことがあっても私たちはそれを乗り越えて幸せに一緒に仕事をすることができましたし、そのことが逆にこの仕事を面白いものにしてくれました。ソン・ガンホ「出会うまでは幸福ではなかった」キャラクターたちへの思い明かすQ:(監督へ)監督はトリロジー三部作をこの作品で完成させているような感覚はありますか?『そして父になる』、『万引き家族』、この作品で終わらせている感覚はありますか?またフランスで映画を作りたいと思っていますか?監督:繋がりがあるといえばそうかもしれない。『そして父になる』を撮って、こういうインタビューに答えていると、女性は子どもを産むとみんな母親になれるけど、男性はなかなか実感が持てなくて、父親になるには何か階段をのぼっていかないとなれないんです、というような実感を話したときに、友人から批判をされまして。女性でも産んだ人たちがすぐに母になるわけではない。母性というものが生まれつき備わっているのだということ自体が、やはり男性からみた女性に対する偏見であるということを指摘されて、それはすごく反省しました。そのことから、『万引き家族』の安藤サクラさんが演じた産まないんだけど母親になろうとする女性と、今回イ・ジウンさんが演じた産んだんだけれども、色んな事情で母になることを諦める女性という、その2人の女性像というのが、自分なりにそこの反省から生まれた2人の女性像という形で。これは本当に姉妹として描いているんですね。だから僕の中でも直線的に『そして父になる』からこの『万引き家族』と『ベイビー・ブローカー』はつながっております。Q:(ソン・ガンホさん、カン・ドンウォンさん、イ・ジウンさんへ)素晴らしい演技でした。とても強烈なキャラを演じつつも、社会背景だったり、複雑な部分を理解させなければならなかったでしょうからどんな風に役に命を吹き込みましたか?カン・ドンウォン:ドンスは孤児です。でも彼は赤ちゃんを売っている仲介役です。なので、リサーチでそういう孤児院とか環境で育った方にお話を伺いました。その方々の内に痛みを感じ、それを映画のなかで表現しようとしました。ソヨン(イ・ジウン)と会うときに、彼の痛みは少し和らぎます。それを表現したいと思いました。イ・ジウン:私にとって初めての母親役。しかも未婚の母でした。なのでスクリーンで表現するのに自分が実際経験したことがほとんどなく緊張しました。またベイビー・ボックスについてはそれが何であるかを知るのに調べなければいけませんでした。シングルマザーという役は慣れ親しんだものではなく、シングルマザーに対しても知識がなかったのでお話をしたり、いろんなインタビューやドキュメンタリーを見たりして、ある程度理解することができました。彼女たちが強いこと、でも社会が彼女たちを見下しているということ。この経験で私の彼女たちを見る目がかわりました。ソン・ガンホ:同じですね。この映画のすべてのキャラクターはいままで人生で幸せを感じていない。幸福だった過去もないし、今も幸福ではない。出会うまでは幸福ではなかった。監督が描いたのは彼らの日常。それは普通の日常かもしれないが、同時にそこにある暴力性やその恐怖心、苦しみも描いている。それぞれの人生でそういったことが積み重なってきているわけです。そして客観的な距離のある形でこの世界がどんなに冷たいものか描きつつ、私たちの心を同時に溶かしてくる。僕らはみなキャラクターのアプローチは似たようなものがあったと思います。ベイビー・ブローカーを追う刑事の視点が映画の縦軸にQ:赤ちゃんとの撮影はどうでしたか?絆ははぐくめましたか?キャラクターが赤ちゃんに対して想いを描くことでどう変化していくか、そのあたりはどうでしたか?監督:母親役のイ・ジウンさんに似ているとか、そういうこととは一切関係なく、音に反応する子ということで選びました。それは正しかったんじゃないかと思っていますが、撮影の現場で、ソン・ガンホさんが動くと目で追ったり、目の前にいる養父母役の女性の顔に触ったりすることが、もちろん僕の演出ではなく起きていました。彼が電車の中でずっとカン・ドンウォンさんの手をずっと握っていたりして、そういうことが多分大人のお芝居にも活きてきているのではないかと思います。最後、ホテルで(赤ちゃんを)売りに行こうとするサンヒョン(ソン・ガンホ)に語り掛けるように赤ちゃんが大きな声を出してソン・ガンホさんの顔をみるとか、もう二度とできないと思いますが、本当にこういうことが起きるんだなって思う奇跡的な瞬間が、映画の中にはたくさんありました。ソン・ガンホ:今監督がおっしゃったように最後のシーンですよね。赤ちゃんが僕を見ていて、「ソンもういいんじゃない?テイク数、十分だと思うから撮影もうここでいいんじゃない?」、僕も撮影はここで良いと思ったからまるで赤ちゃんと会話しているような気がしておりました。カン・ドンウォン:ソン・ガンホさんとは僕は共演もしていて仲がいい。イ・ジウンさんのことはよく知らなかったんです。映画の中でも2人は仲がいいわけではなかったのですが、ロードムービーのような映画ですからすこしずつ仲良くなっていかなければいかない。その友情が映画と共に育まれていかなければない。そして加えて赤ちゃんの存在があった。赤ちゃんがアイスブレイカーになってくれた。赤ちゃんをきっかけにいろんな話をすることができたので赤ちゃんきっかけで仲良くなれました。イ・ジウン:赤ちゃんのリアクションが素晴らしくうまかったです。困ったことはなく、すごくかわいくて。劇中では母親としてふるまわなければいけなかったけど。本当にかわいくて何の問題もなく、役を演じるにあたり大きな助けになりました。Q、(イ・ジウンへ)自分の子どもを捨てるという役柄で一番の挑戦はなんでしたか?イ・ジウン:母親役は初めてのことでした。以前は、奇妙な話ですが、母親役をやったら面白んじゃないかと思っていたら、オファーが来たんです。すごい偶然でした。今回の母親役を演じるにあたって最善を尽くそうと思っていました。よくある母親ではなく複雑な過去をもち、すこし影がある。複雑な母親。母性もあるけど劇中ではその母性を持っていないかのようにふるまわなければいけない。赤ちゃんのことを愛に満ちた目で見つつ、その気持ちを隠さなければいけなかったり。Q、(監督へ)捨てられる赤ちゃんについてデリケートな形で語られた映画だと思いますか?ベイビー・ボックスはすばらしい発明だと思います。そういう状況の見方は変わりましたか?監督:日本でも韓国でも、この「ベイビー・ボックス」というものへの評価というのは定まっておらず、賛否色々とあると思います。多くは、この物語の冒頭でぺ・ドゥナさんが演じたスジンが発する「捨てるなら、産むなよ」というひと言のような、母親に対するバッシングが多分大半を占めるんじゃないかと思います。あえて、そのスジンのセリフから始めつつ、彼女の目線を通して、車の外から見ていたら単なる犯罪者の集まりである彼ら、そして売られていく赤ん坊を見る目線を、2時間の映画を通して色々なところから揺さぶっていきながら、スジンの中で彼女の言葉や、考え方、目線、母親に対する意見がどういう風に変わっていくのか、それが、映画の縦軸になるのだろうなと思いながらつくっていました。何か、僕が意見を表明するというよりは、映画をご覧になった皆さんがスジンと同じようにあの旅に同行しながら、スジンがそうしたように、それぞれの今までの価値観をちょっとだけ見終わった後にもう一度見つめ直していただけるような、そんな映画であれば良いなと思っています。『ベイビー・ブローカー』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月28日『万引き家族』の是枝裕和監督と『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホがタッグを組み、韓国の多彩な才能が共演した『ベイビー・ブローカー』。第75回カンヌ国際映画祭に是枝監督、ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(歌手名:IU)、イ・ジュヨンが登場、公式上映後には12分間におよぶスタンディング・オベーションを受けた。是枝監督の作品がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されるのは、最高賞のパルムドールを受賞した2018年の『万引き家族』以来4年ぶり、6回目(同映画祭への出品自体は8回目)となる。ファンから「IU」コールも!レッドカーペットイベント現地時間5月26日(木)18時30分、日本時間で5月27日(金)AM1時30分すぎ、カンヌの澄み渡る空の下、大勢の取材陣や観客が注目する中、登場したのは「アルマーニ(ARMANI)」のタキシードにサングラスをかけた正装の是枝監督と、同じくタキシードにサングラスの出で立ちでひげをたくわえ、さすがの貫録を見せるソン・ガンホ率いる『ベイビー・ブローカー』チーム。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のスパンコールタキシードで長身を生かしたスタイルの良さが目を引くカン・ドンウォンが登場、胸元にポイントのおかれたオフショルダーのグレーのロングドレスにショーメのアクセサリーでエレガントに登場したイ・ジウン(歌手名:IU)、さらに胸元が大きく開いたシンプルな白いロングドレスに身を包んだイ・ジュヨンも横に並ぶ。イ・ジウンは丁寧にファンサービスにも応じ、アジア、そしてヨーロッパの観客からはIUコールも起こり、ひと目見ようと木に登ったり、中には泣きくずれるファンもおり世界的な人気ぶりがうかがえた。そして『ベイビー・ブローカー』の音楽を手掛けたチョン・ジェイルの美しいピアノの旋律にのせ、ゆっくりと階段をあがる監督とキャスト陣。パルムドールを受賞した『万引き家族』の是枝裕和監督と『パラサイト半地下の家族』のソン・ガンホがタッグを組んだ作品ということで、世界から集まったメディアや観客からの注目度は非常に高い。会場に向かう直前に心境を聞かれた是枝監督は、「毎回持ってくる作品も違いますし、チームも違うので、何度来てもいつも新鮮な思いで臨んでいます。今回は特に会場へ向けての出発場所となるホテルの壁に作品の垂れ幕がかかっているので、ちょっと背筋が伸びる思いです。でも、作品の出来上がりには自分的にとても満足しているので、そんなに何かが負担になったり、過剰な期待をしたり、それで落胆したりという、今回はそこは卒業できたのかなと思っています。あとはみんなと楽しみたいと思います」と語る。また、レッドカーペット上のインタビューでは、「言葉を越えてつながれたという印象がスタッフともキャストともあるので、自分でも納得ができる作品でまたここに帰ってこられて本当にうれしいです」とコメント。「ベイビー・ボックス自体は韓国だけでなく、日本にもあるのですが、今回はベイビー・ボックスがあるなしにかかわらず、生まれてきた命に対して大人たちがどう関われるのか、それを旅を通して描いてみたいなと思いました」と語り、さらに大好きなケン・ローチと同じようにもう一つパルムドールを獲ってしまうのでは?という質問に対しては「そんなことが起きたら、本当にうれしい」と謙遜しながらも素直な思いを伝えた。先に本編を鑑賞した海外のプレスからは、「彼(是枝監督)は、最高の作品を生み出した。新しい家族のかたちを考え出し、巧みに人生の物語を描き出す」「キャラクターが見事に描かれている。特に母親役がね」と、是枝監督が紡ぎ出した物語とキャラクターを称えるコメントが。「是枝監督は、感情の達人」と語った女性は、「彼はいつも、家族をテーマにした作品を作り出す。血のつながった家族、今ある家族、そして、自分で選ぶ家族を描く。どれが本当の家族なのかと私たちに語りかける」と語っていた。是枝監督とソン・ガンホ、カン・ドンウォンらと喜びを分かち合うそして5月26日(木)19時、日本時間5月27日(金)AM2時すぎからはワールド・プレミアとなる公式上映へ。会場は、カンヌ国際映画祭のメイン会場となるPALAIS DES FESTIVALS。2,200席の会場が満席となる中、大きな拍手に迎えられながら、レッドカーペットを終えた是枝監督を先頭に、キャスト陣が続く形でにこやかに場内に入場し、上映がスタート。本編前に流れる歴代パルムドール受賞者の名前に是枝監督が出てきた際には場内が沸いた。上映中は「赤ちゃんポスト」をきっかけに出会ったブローカー、母親、刑事たちの一風変わった旅路に、中盤までは笑いがおこる場面も。さらに終盤にかけては、涙をすする音が聞こえてくるなど、是枝監督の社会に切り込む鋭い視線と韓国映画界最高峰の才能がぶつかり合い生み出された“一つの命を巡る物語”に、観客はすっかり魅了され、心揺さぶられた様子がうかがえた。上映終了後は、12分にも及ぶスタンディングオベーションが続き、是枝監督とソン・ガンホ、カン・ドンウォンは3人で肩を組みお互いを称えあう様子も。またイ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンも監督と目を合わせて微笑みあったり、場内を見上げて手を振り満面の笑みを見せるなど、割れんばかりの拍手喝さいを全身で受け止めていた。コメントを求められた監督は、「こんなに沢山の拍手で迎えてくれて本当に有難うございました。コロナの中で、すごくチャレンジングなチームだったと思うのですが、本当に一体感のある現場でスタッフ・キャストが一丸となって作り出した映画がここで皆さんのもとへ届けられたことをとても嬉しく思っています。有難うございました」とスピーチし、会場はさらなる盛り上がりをみせ、本作がカンヌの観客から愛される作品になったことがひしひしと伝わる、ワールド・プレミアとなった。是枝監督「笑い声が起きたところでお互いに手を探り合った」その後、日本用囲み取材に応じた是枝監督は、「ちゃんと笑うところで笑い声が聞こえて、隣のソン・ガンホさんと手を握りあって最後まで僕自身上映を楽しめたので良かったのではないかなと思います」と語り、胸をなで下ろした様子。ソン・ガンホと上映中、「笑い声が起きたところでお互いに手を探り合った」と明かした。キャスト陣も完成版の映画を見たのは初めてだったそうで、「ソン・ガンホさんは本当にいい映画になった、撮っている時にはこんなに感動的な映画になるとは思っていなかったと言ってくれました。編集を頑張ってよかったなと思えました。イ・ジウンさんとイ・ジュヨンさんは初めてのレッドカーペットでしたし、すごく緊張したと言っていました。でも上映中笑い声がおきてすごくホッとしたと言っていました。上映後は緊張がほぐれていい笑顔がみられました」とふり返った。また、韓国映画として韓国キャスト・スタッフたちとカンヌを迎えたことについては、「フランス映画を撮ったとか、韓国映画を撮ったとか、日本映画を撮ったという意識ではないので、自分の好きな役者さんとその国で映画を撮っているという感覚」と監督。「ソン・ガンホさんを観ていると、あのお芝居は万国共通に、いろんなことが伝わるなとは思います」と語り、「今回は本当に、ちょっと信じられないくらいトップレベルの俳優さんたちが集まってくれて、僕にとってもとても稀有な経験ですけれど、それが作品にとって大きな力になっているのではないかなと思っています」と話した。「『万引き家族』の時にも彼は顔を出してくれてね。すごくそういう温かさのある人で」と語ったカン・ドンウォンについては、「レッドカーペットを一緒に歩けたのは、僕も感慨深かったです。カン・ドンウォンさんとは上映後見つめあっただけです。普段からそんなにしゃべらないタイプですが、この後しゃべります」と話した。韓国俳優の層の厚さを問われると、「演技の訓練を積んでますからね。その素養があるというのは大きな違いだと思います。それはフランスも同じ」と回答。「ただ、僕みたいに役者じゃない人をキャスティングしたり、演技経験のない子供で映画を撮ったりすることの面白さ、勿論難しさもありますが、その面白さで映画を作っていたりすると、必ずしも訓練を積んでいるから面白いというわけでもないんです。ただ、日本の中で訓練を積んでいないのは役者だけではないし、僕も含め、監督も訓練を積まないといけないと思う。海外の監督はきちんと技術を学んで監督になっています。僕自身含め、コミュニケーションをとる言葉だったり、技術だったりを身に着ける必要があるなと思います」と考えを明かす。さらに、「日本の役者さんも決して負けてはいないと思います。日本のトップの方たち、例えば役所広司さんとか安藤サクラさんとかは一緒にやって学ぶことが非常に多いですし。日本での企画もきちんと動かしています。海外で撮ったことをどう日本での映画作りにフィードバックして何を変え、何をそのままでいいのかを持ち帰りたいと思っています」と今後の構想も明かした。『ベイビー・ブローカー』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月27日