是枝裕和監督がソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンら韓国を代表する俳優たちと組み、作りあげた『ベイビー・ブローカー』。第75回カンヌ国際映画祭にて昨日の公式上映に続き、是枝監督らはフォトコールと記者会見に参加。海外のプレスからは、『そして父になる』『万引き家族』に続く3部作となる可能性について、物語のきっかけとなる「赤ちゃんポスト」や、初の母親役を演じたイ・ジウン(IU)らの役へのアプローチなどに鋭い質問が飛び交った。公式上映の正装とはうって変わってカジュアルな装いでフォトコールに登場した是枝監督。白い爽やかなジャケットに身を包んだソン・ガンホと、涼しげで個性的なハーフパンツスーツでラフに決めたカン・ドンウォン、タイトな白いミニスカートのスーツ姿のイ・ジウン。さらにクールな白いパンツスーツのイ・ジュヨンも揃って、世界から集まったスチールカメラマンたちの前で笑顔で撮影に応じた。その後、会見場へ向かった5人。パルムドールを受賞した2018年の『万引き家族』以来4年ぶり参加となる是枝監督と、2020年パルムドールに続いて米アカデミー賞作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホの主演ということもあり、場内には多くのメディアが詰めかけ、作品への注目度が伺える熱気に包まれた会見となった。なお、第75回カンヌ国際映画祭授賞式は、現地時間5月28日(土)20時30分ごろ、日本時間5月29日AM3時30分ごろから予定されている。是枝監督「“家族”というものを捉えなおしたい」Q:(監督へ)キャラクターたちはみな孤独です。それでいて親密なグループを形成する家族の話ですが、今回もまた自分たちが選んだ家族の物語を描いていますが、どうしてそういう作品にしたのですか?監督:今回、車に乗り込む者たちの疑似家族の旅を描こうとおもって書き始めたプロットで、そこに乗り合わせる人たちが、あらかじめ色々な形で、一般的に考えられる普通の家族、親子という者から排除されている、切り離されて生きてきたという人たちが、ほんの短い間同じ車に乗るという話にしたいなと思って書きました。そのことによって、わたしたちが考えている、考えて捉えている“家族”というものを捉えなおしたいという気持ちもありましたし、彼らが一瞬だけ手にすることで何かひとつだけいいことをする、すごく小さな悪人だったり、悪意をもって旅に同行した人たちが、ひとついいことをする、そんな物語を紡いでみたいと思って作った映画です。Q:(監督へ)ブローカーたちが犯していることは重罪ですが、視点はとてもヒューマニズムであったり、彼らに対する視線が優しい。だから少し混乱しました。どういう風にどうしてこういうキャラクターたちを生んだのでしょうか?監督:描かれるモチーフが深刻であればあるほど、ディティールの描写にはある種の軽やかさやおかしみのようなもの、コメディではないですが、人間が本来持っている存在のおかしみみたいなものを表現したいと思い、それを表現するにはソン・ガンホさんという役者さんは一番ピッタリだなと思いました。Q:(役者さんへ)4名とも素晴らしかったです。是枝監督と他の韓国監督たちとの一番大きな差はなんですか?教えてください。ソン・ガンホ:是枝監督と韓国の監督との違いは、是枝監督は食が大好きなところです。美食を好み、食べることが好きで韓国料理が好きです。他の韓国の監督との大きな違いでした。カン・ドンウォン:監督と仕事して、他の監督はわからないですが、現場では本当にそこに一緒にいてくれた。それは本当に素晴らしかったです。役者と共にいてくださる。そして感情をディティールにわたって捉えて下さる。イ・ジウン:私にとっては監督と違うのはまず同じ言語を話しません。なので努力をします。ちょっとしたディティールも見逃さないように。言語のバリアがあるから、より集中しました。他の参加した映画に比べて面白い体験でした。イ・ジュヨン:監督との仕事はすばらしいもので、もちろん通訳は入れましたけども、それ以外はそんなに大きな差は感じませんでした。国籍が違うというだけで、非常に監督はリラックスしてましたし、私たちといても、そして現場の雰囲気もリラックスしたものを作ってくださったので撮影も快適でした。Q:(監督へ)釜山は映画人にとってとても大切な場所だと思いますが、その釜山を舞台にした理由を教えてください。監督:釜山のロケーションについては、映画祭には度々参加しているのですが、いつも食べるのに一生けん命で、撮影を前提に街を見ていなかったというのもありまして、今回ロケハンで結構色んな場所を候補として回らせていただきました。その中でやはりあの町は坂道が多い。山が迫っている。その立地の高低差みたいなものを活かした場所を、撮影のホン・ギョンピョさんと一緒に探して、結果的にああいう場所を選んで撮影しました。とても魅力的な街で、ソウルとの違いもワンカットで出るという、とても面白い撮影でした。Q:(監督へ)最も難しかった撮影シーンは?それはなぜ?監督:基本的に撮影は、製作部、撮影部が本当に優秀で、スムーズに進みました。車のロケーションも合成を使わずに、基本的には全部実際の車を走らせて撮るというやり方をしたのですが、それにも関わらずとても順調だったんですけど…一番難しかったのは観覧車かな。観覧車が狭くてですね、僕自身は乗れないので、僕はさっきドンウォンさんがおっしゃってくださったように、なるべく役者の側でお芝居をみて、ジャッジをしたいと思っていたんですけれども、あのシーンに限っては僕は下で待っていて、観覧車が上に行くにつれて音が飛ばなくなるので、どんなやりとりがあったのかっていうのは戻ってこないと判断ができないというような状況もあったりして、そこが一番不安でしたし、撮れたものに一番感動したのもあのシーンでした。Q:(ソン・ガンホさんへ)監督はパルムドールを2018年に受賞して、フランスで、そして韓国で撮影されてこられてました。監督のチャレンジをどう思われますか?ソン・ガンホ:監督は素晴らしい作品を手掛けられてきた。例えば『真実』。フランス映画です。今もいろんな作品企画を手掛けられていることを知っています。監督は常に挑戦を受ける方で、そこに感銘をうけます。あるいは感服しています。この作品もそうです。最もワクワクさせる作品の一つです。日本と韓国では文化的な違いがある。そういうことがあっても私たちはそれを乗り越えて幸せに一緒に仕事をすることができましたし、そのことが逆にこの仕事を面白いものにしてくれました。ソン・ガンホ「出会うまでは幸福ではなかった」キャラクターたちへの思い明かすQ:(監督へ)監督はトリロジー三部作をこの作品で完成させているような感覚はありますか?『そして父になる』、『万引き家族』、この作品で終わらせている感覚はありますか?またフランスで映画を作りたいと思っていますか?監督:繋がりがあるといえばそうかもしれない。『そして父になる』を撮って、こういうインタビューに答えていると、女性は子どもを産むとみんな母親になれるけど、男性はなかなか実感が持てなくて、父親になるには何か階段をのぼっていかないとなれないんです、というような実感を話したときに、友人から批判をされまして。女性でも産んだ人たちがすぐに母になるわけではない。母性というものが生まれつき備わっているのだということ自体が、やはり男性からみた女性に対する偏見であるということを指摘されて、それはすごく反省しました。そのことから、『万引き家族』の安藤サクラさんが演じた産まないんだけど母親になろうとする女性と、今回イ・ジウンさんが演じた産んだんだけれども、色んな事情で母になることを諦める女性という、その2人の女性像というのが、自分なりにそこの反省から生まれた2人の女性像という形で。これは本当に姉妹として描いているんですね。だから僕の中でも直線的に『そして父になる』からこの『万引き家族』と『ベイビー・ブローカー』はつながっております。Q:(ソン・ガンホさん、カン・ドンウォンさん、イ・ジウンさんへ)素晴らしい演技でした。とても強烈なキャラを演じつつも、社会背景だったり、複雑な部分を理解させなければならなかったでしょうからどんな風に役に命を吹き込みましたか?カン・ドンウォン:ドンスは孤児です。でも彼は赤ちゃんを売っている仲介役です。なので、リサーチでそういう孤児院とか環境で育った方にお話を伺いました。その方々の内に痛みを感じ、それを映画のなかで表現しようとしました。ソヨン(イ・ジウン)と会うときに、彼の痛みは少し和らぎます。それを表現したいと思いました。イ・ジウン:私にとって初めての母親役。しかも未婚の母でした。なのでスクリーンで表現するのに自分が実際経験したことがほとんどなく緊張しました。またベイビー・ボックスについてはそれが何であるかを知るのに調べなければいけませんでした。シングルマザーという役は慣れ親しんだものではなく、シングルマザーに対しても知識がなかったのでお話をしたり、いろんなインタビューやドキュメンタリーを見たりして、ある程度理解することができました。彼女たちが強いこと、でも社会が彼女たちを見下しているということ。この経験で私の彼女たちを見る目がかわりました。ソン・ガンホ:同じですね。この映画のすべてのキャラクターはいままで人生で幸せを感じていない。幸福だった過去もないし、今も幸福ではない。出会うまでは幸福ではなかった。監督が描いたのは彼らの日常。それは普通の日常かもしれないが、同時にそこにある暴力性やその恐怖心、苦しみも描いている。それぞれの人生でそういったことが積み重なってきているわけです。そして客観的な距離のある形でこの世界がどんなに冷たいものか描きつつ、私たちの心を同時に溶かしてくる。僕らはみなキャラクターのアプローチは似たようなものがあったと思います。ベイビー・ブローカーを追う刑事の視点が映画の縦軸にQ:赤ちゃんとの撮影はどうでしたか?絆ははぐくめましたか?キャラクターが赤ちゃんに対して想いを描くことでどう変化していくか、そのあたりはどうでしたか?監督:母親役のイ・ジウンさんに似ているとか、そういうこととは一切関係なく、音に反応する子ということで選びました。それは正しかったんじゃないかと思っていますが、撮影の現場で、ソン・ガンホさんが動くと目で追ったり、目の前にいる養父母役の女性の顔に触ったりすることが、もちろん僕の演出ではなく起きていました。彼が電車の中でずっとカン・ドンウォンさんの手をずっと握っていたりして、そういうことが多分大人のお芝居にも活きてきているのではないかと思います。最後、ホテルで(赤ちゃんを)売りに行こうとするサンヒョン(ソン・ガンホ)に語り掛けるように赤ちゃんが大きな声を出してソン・ガンホさんの顔をみるとか、もう二度とできないと思いますが、本当にこういうことが起きるんだなって思う奇跡的な瞬間が、映画の中にはたくさんありました。ソン・ガンホ:今監督がおっしゃったように最後のシーンですよね。赤ちゃんが僕を見ていて、「ソンもういいんじゃない?テイク数、十分だと思うから撮影もうここでいいんじゃない?」、僕も撮影はここで良いと思ったからまるで赤ちゃんと会話しているような気がしておりました。カン・ドンウォン:ソン・ガンホさんとは僕は共演もしていて仲がいい。イ・ジウンさんのことはよく知らなかったんです。映画の中でも2人は仲がいいわけではなかったのですが、ロードムービーのような映画ですからすこしずつ仲良くなっていかなければいかない。その友情が映画と共に育まれていかなければない。そして加えて赤ちゃんの存在があった。赤ちゃんがアイスブレイカーになってくれた。赤ちゃんをきっかけにいろんな話をすることができたので赤ちゃんきっかけで仲良くなれました。イ・ジウン:赤ちゃんのリアクションが素晴らしくうまかったです。困ったことはなく、すごくかわいくて。劇中では母親としてふるまわなければいけなかったけど。本当にかわいくて何の問題もなく、役を演じるにあたり大きな助けになりました。Q、(イ・ジウンへ)自分の子どもを捨てるという役柄で一番の挑戦はなんでしたか?イ・ジウン:母親役は初めてのことでした。以前は、奇妙な話ですが、母親役をやったら面白んじゃないかと思っていたら、オファーが来たんです。すごい偶然でした。今回の母親役を演じるにあたって最善を尽くそうと思っていました。よくある母親ではなく複雑な過去をもち、すこし影がある。複雑な母親。母性もあるけど劇中ではその母性を持っていないかのようにふるまわなければいけない。赤ちゃんのことを愛に満ちた目で見つつ、その気持ちを隠さなければいけなかったり。Q、(監督へ)捨てられる赤ちゃんについてデリケートな形で語られた映画だと思いますか?ベイビー・ボックスはすばらしい発明だと思います。そういう状況の見方は変わりましたか?監督:日本でも韓国でも、この「ベイビー・ボックス」というものへの評価というのは定まっておらず、賛否色々とあると思います。多くは、この物語の冒頭でぺ・ドゥナさんが演じたスジンが発する「捨てるなら、産むなよ」というひと言のような、母親に対するバッシングが多分大半を占めるんじゃないかと思います。あえて、そのスジンのセリフから始めつつ、彼女の目線を通して、車の外から見ていたら単なる犯罪者の集まりである彼ら、そして売られていく赤ん坊を見る目線を、2時間の映画を通して色々なところから揺さぶっていきながら、スジンの中で彼女の言葉や、考え方、目線、母親に対する意見がどういう風に変わっていくのか、それが、映画の縦軸になるのだろうなと思いながらつくっていました。何か、僕が意見を表明するというよりは、映画をご覧になった皆さんがスジンと同じようにあの旅に同行しながら、スジンがそうしたように、それぞれの今までの価値観をちょっとだけ見終わった後にもう一度見つめ直していただけるような、そんな映画であれば良いなと思っています。『ベイビー・ブローカー』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月28日『万引き家族』の是枝裕和監督と『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホがタッグを組み、韓国の多彩な才能が共演した『ベイビー・ブローカー』。第75回カンヌ国際映画祭に是枝監督、ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(歌手名:IU)、イ・ジュヨンが登場、公式上映後には12分間におよぶスタンディング・オベーションを受けた。是枝監督の作品がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されるのは、最高賞のパルムドールを受賞した2018年の『万引き家族』以来4年ぶり、6回目(同映画祭への出品自体は8回目)となる。ファンから「IU」コールも!レッドカーペットイベント現地時間5月26日(木)18時30分、日本時間で5月27日(金)AM1時30分すぎ、カンヌの澄み渡る空の下、大勢の取材陣や観客が注目する中、登場したのは「アルマーニ(ARMANI)」のタキシードにサングラスをかけた正装の是枝監督と、同じくタキシードにサングラスの出で立ちでひげをたくわえ、さすがの貫録を見せるソン・ガンホ率いる『ベイビー・ブローカー』チーム。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のスパンコールタキシードで長身を生かしたスタイルの良さが目を引くカン・ドンウォンが登場、胸元にポイントのおかれたオフショルダーのグレーのロングドレスにショーメのアクセサリーでエレガントに登場したイ・ジウン(歌手名:IU)、さらに胸元が大きく開いたシンプルな白いロングドレスに身を包んだイ・ジュヨンも横に並ぶ。イ・ジウンは丁寧にファンサービスにも応じ、アジア、そしてヨーロッパの観客からはIUコールも起こり、ひと目見ようと木に登ったり、中には泣きくずれるファンもおり世界的な人気ぶりがうかがえた。そして『ベイビー・ブローカー』の音楽を手掛けたチョン・ジェイルの美しいピアノの旋律にのせ、ゆっくりと階段をあがる監督とキャスト陣。パルムドールを受賞した『万引き家族』の是枝裕和監督と『パラサイト半地下の家族』のソン・ガンホがタッグを組んだ作品ということで、世界から集まったメディアや観客からの注目度は非常に高い。会場に向かう直前に心境を聞かれた是枝監督は、「毎回持ってくる作品も違いますし、チームも違うので、何度来てもいつも新鮮な思いで臨んでいます。今回は特に会場へ向けての出発場所となるホテルの壁に作品の垂れ幕がかかっているので、ちょっと背筋が伸びる思いです。でも、作品の出来上がりには自分的にとても満足しているので、そんなに何かが負担になったり、過剰な期待をしたり、それで落胆したりという、今回はそこは卒業できたのかなと思っています。あとはみんなと楽しみたいと思います」と語る。また、レッドカーペット上のインタビューでは、「言葉を越えてつながれたという印象がスタッフともキャストともあるので、自分でも納得ができる作品でまたここに帰ってこられて本当にうれしいです」とコメント。「ベイビー・ボックス自体は韓国だけでなく、日本にもあるのですが、今回はベイビー・ボックスがあるなしにかかわらず、生まれてきた命に対して大人たちがどう関われるのか、それを旅を通して描いてみたいなと思いました」と語り、さらに大好きなケン・ローチと同じようにもう一つパルムドールを獲ってしまうのでは?という質問に対しては「そんなことが起きたら、本当にうれしい」と謙遜しながらも素直な思いを伝えた。先に本編を鑑賞した海外のプレスからは、「彼(是枝監督)は、最高の作品を生み出した。新しい家族のかたちを考え出し、巧みに人生の物語を描き出す」「キャラクターが見事に描かれている。特に母親役がね」と、是枝監督が紡ぎ出した物語とキャラクターを称えるコメントが。「是枝監督は、感情の達人」と語った女性は、「彼はいつも、家族をテーマにした作品を作り出す。血のつながった家族、今ある家族、そして、自分で選ぶ家族を描く。どれが本当の家族なのかと私たちに語りかける」と語っていた。是枝監督とソン・ガンホ、カン・ドンウォンらと喜びを分かち合うそして5月26日(木)19時、日本時間5月27日(金)AM2時すぎからはワールド・プレミアとなる公式上映へ。会場は、カンヌ国際映画祭のメイン会場となるPALAIS DES FESTIVALS。2,200席の会場が満席となる中、大きな拍手に迎えられながら、レッドカーペットを終えた是枝監督を先頭に、キャスト陣が続く形でにこやかに場内に入場し、上映がスタート。本編前に流れる歴代パルムドール受賞者の名前に是枝監督が出てきた際には場内が沸いた。上映中は「赤ちゃんポスト」をきっかけに出会ったブローカー、母親、刑事たちの一風変わった旅路に、中盤までは笑いがおこる場面も。さらに終盤にかけては、涙をすする音が聞こえてくるなど、是枝監督の社会に切り込む鋭い視線と韓国映画界最高峰の才能がぶつかり合い生み出された“一つの命を巡る物語”に、観客はすっかり魅了され、心揺さぶられた様子がうかがえた。上映終了後は、12分にも及ぶスタンディングオベーションが続き、是枝監督とソン・ガンホ、カン・ドンウォンは3人で肩を組みお互いを称えあう様子も。またイ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンも監督と目を合わせて微笑みあったり、場内を見上げて手を振り満面の笑みを見せるなど、割れんばかりの拍手喝さいを全身で受け止めていた。コメントを求められた監督は、「こんなに沢山の拍手で迎えてくれて本当に有難うございました。コロナの中で、すごくチャレンジングなチームだったと思うのですが、本当に一体感のある現場でスタッフ・キャストが一丸となって作り出した映画がここで皆さんのもとへ届けられたことをとても嬉しく思っています。有難うございました」とスピーチし、会場はさらなる盛り上がりをみせ、本作がカンヌの観客から愛される作品になったことがひしひしと伝わる、ワールド・プレミアとなった。是枝監督「笑い声が起きたところでお互いに手を探り合った」その後、日本用囲み取材に応じた是枝監督は、「ちゃんと笑うところで笑い声が聞こえて、隣のソン・ガンホさんと手を握りあって最後まで僕自身上映を楽しめたので良かったのではないかなと思います」と語り、胸をなで下ろした様子。ソン・ガンホと上映中、「笑い声が起きたところでお互いに手を探り合った」と明かした。キャスト陣も完成版の映画を見たのは初めてだったそうで、「ソン・ガンホさんは本当にいい映画になった、撮っている時にはこんなに感動的な映画になるとは思っていなかったと言ってくれました。編集を頑張ってよかったなと思えました。イ・ジウンさんとイ・ジュヨンさんは初めてのレッドカーペットでしたし、すごく緊張したと言っていました。でも上映中笑い声がおきてすごくホッとしたと言っていました。上映後は緊張がほぐれていい笑顔がみられました」とふり返った。また、韓国映画として韓国キャスト・スタッフたちとカンヌを迎えたことについては、「フランス映画を撮ったとか、韓国映画を撮ったとか、日本映画を撮ったという意識ではないので、自分の好きな役者さんとその国で映画を撮っているという感覚」と監督。「ソン・ガンホさんを観ていると、あのお芝居は万国共通に、いろんなことが伝わるなとは思います」と語り、「今回は本当に、ちょっと信じられないくらいトップレベルの俳優さんたちが集まってくれて、僕にとってもとても稀有な経験ですけれど、それが作品にとって大きな力になっているのではないかなと思っています」と話した。「『万引き家族』の時にも彼は顔を出してくれてね。すごくそういう温かさのある人で」と語ったカン・ドンウォンについては、「レッドカーペットを一緒に歩けたのは、僕も感慨深かったです。カン・ドンウォンさんとは上映後見つめあっただけです。普段からそんなにしゃべらないタイプですが、この後しゃべります」と話した。韓国俳優の層の厚さを問われると、「演技の訓練を積んでますからね。その素養があるというのは大きな違いだと思います。それはフランスも同じ」と回答。「ただ、僕みたいに役者じゃない人をキャスティングしたり、演技経験のない子供で映画を撮ったりすることの面白さ、勿論難しさもありますが、その面白さで映画を作っていたりすると、必ずしも訓練を積んでいるから面白いというわけでもないんです。ただ、日本の中で訓練を積んでいないのは役者だけではないし、僕も含め、監督も訓練を積まないといけないと思う。海外の監督はきちんと技術を学んで監督になっています。僕自身含め、コミュニケーションをとる言葉だったり、技術だったりを身に着ける必要があるなと思います」と考えを明かす。さらに、「日本の役者さんも決して負けてはいないと思います。日本のトップの方たち、例えば役所広司さんとか安藤サクラさんとかは一緒にやって学ぶことが非常に多いですし。日本での企画もきちんと動かしています。海外で撮ったことをどう日本での映画作りにフィードバックして何を変え、何をそのままでいいのかを持ち帰りたいと思っています」と今後の構想も明かした。『ベイビー・ブローカー』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月27日フランスで開催中の「第75回カンヌ国際映画祭」で現地時間26日、コンペティション部門に出品された是枝裕和監督作品『ベイビー・ブローカー』(6月24日公開)が公式上映され、12分にもおよびスタンディングオベーションが起こった。『ベイビー・ブローカー』チームは、是枝監督、ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(歌手名:IU)、イ・ジュヨンの5人がカンヌ入り。2200席の会場が満席となる中、大きな拍手に迎えられながら、レッドカーペットを終えた是枝裕和監督を先頭に、キャスト陣が続く形でにこやかに場内に入場し、上映が始まった。本編前に流れる歴代パルムドール受賞者の名前に是枝監督が出てきた際には、場内が沸き、本編への期待もさらに高まる様子が見られた。上映中は「赤ちゃんポスト」をきっかけに出会ったブローカー、母親、刑事たちの一風変わった旅路に、中盤までは笑いがおこる場面も。さらに終盤にかけては、涙をすする音が聞こえてくるなど、一つの命を巡る物語に観客は魅了され感動した様子だった。上映終了後は、そんな感動を反映するかのように12分にも及ぶスタンディングオベーションが続き、是枝監督とソン・ガンホ、カン・ドンウォンは3人で肩を組みお互いを称えあう様子も。またイ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンも監督と目を合わせ微笑みあったり、場内を見上げて手を振り満面の笑みを見せるなど、割れんばかりの拍手喝さいを全身で受け止めていた。コメントを求められた監督は、「こんなに沢山の拍手で迎えてくれて本当に有難うございました。コロナの中で、すごくチャレンジングなチームだったと思うのですが、本当に一体感のある現場でスタッフ・キャストが一丸となって作り出した映画がここで皆さんのもとへ届けられたことをとても嬉しく思っています。有難うございました」とスピーチし、会場はさらなる盛り上がりをみせた。その後、取材に応じた是枝監督は「ちゃんと笑うところで笑い声が聞こえて、隣のソン・ガンホさんと手を握りあって最後まで僕自身上映を楽しめたので良かったのではないかなと思います」と振り返り、「かなり笑い声が起きていたので、どのくらい現場で感じていたことが字幕で伝わるかは不安だったのですが、大丈夫だったなと思いました」と安堵した様子。12分間のスタンディングオベーションについては「すごく良い反応をいただいたのですが、ちょっと長いなと思い、ティエリー(カンヌ映画祭総代表)にそろそろと手招きしたのですが、上の観客を見るようにと目で合図されて、上を見て手を振ってというのを3回くらい繰り返したので・・・でも、それも彼の演出なので。本当にあたたかい握手と笑顔に包まれたいい時間だったと思います」と話した。また、キャスト陣とのやりとりも「彼らも完成版を観るのは初めてだったので、ソン・ガンホさんは本当にいい映画になった、撮っている時にはこんなに感動的な映画になるとは思っていなかったと言ってくれました。編集を頑張ってよかったなと思えました。イ・ジウンさんとイ・ジュヨンさんは初めてのレッドカーペットでしたし、すごく緊張したと言っていました。でも上映中笑い声がおきてすごくホッとしたと言っていました。上映後は緊張がほぐれていい笑顔がみられました」と明かした。想定外だったことを聞かれると、「何かを想定していたわけではないので、どういう反応なのかなと探りながら座っていましたが、思っていた以上にちゃんと届いたのかなと思います」と手応えを口に。「ソン・ガンホさんを観ていると、あのお芝居は万国共通に、いろんなことが伝わるなとは思います。今回は本当に、ちょっと信じられないくらいトップレベルの俳優さんたちが集まってくれて、僕にとってもとても稀有な経験ですけれど、それが作品にとって大きな力になっているのではないかなと思っています」と語った。(C)2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月27日5月26日(現地時間)に第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にて世界初お披露目される、是枝裕和監督の最新作『ベイビー・ブローカー』。この度、主演のソン・ガンホをはじめ、カン・ドンウォン、ぺ・ドゥナ、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンが集結する本ポスターと、まるで家族のように仲睦まじいメイキングカット7点が解禁となった。本ポスターは、<赤ちゃんポスト>に預けられた赤ん坊を連れ去ったベイビー・ブローカーのサンヒョン(ソン・ガンホ)とその相棒ドンス(カン・ドンウォン)、2人の裏稼業を知ったことをきっかけに、彼らと共に養父母探しの旅に出ることになった赤ん坊の母親ソヨン(イ・ジウン)、そして彼らを現行犯逮捕しようと追いかける刑事スジン(ペ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)の5人の登場人物が一堂に会したビジュアル。全員が同じ方向を向きながらも、それぞれ異なった表情を見せており、5人の知られざる背景と感情が交差する旅の先に何が待ち受けているのか、期待の高まるデザインとなった。本作について是枝監督は「脚本を書きながら、韓国で様々な取材を行い、ベイビー・ボックス出身の子どもたちの声にも触れました。“自分は生まれてきてよかったのか”と葛藤する彼らの切実さと向き合った時、その問いに答えられる作品にしなければいけないという思いが膨らんでいきました」と決意を胸にしながら撮影に挑んでいたことを明かしており、繊密なリサーチとそこで感じた思いとともに作り上げた渾身のストーリーとなっている様子。さらに、撮影現場のキャストの姿を捉えたメイキングカット7点も到着。本作では、<赤ちゃんポスト>をきっかけに出会った5人が旅を重ねていく中で、それぞれに思惑を抱えながらも、どこか“家族”のような関係性を紡いでいくのも見どころ。撮影が順撮りで行われたということもあってか、キャスト陣はシーンを重ねていく中で家族のような親密さを育んでいったという。このメイキングカットでは、笑顔を見せる仲睦まじいキャストたちの姿を目にすることができる。『ベイビー・ブローカー』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月20日第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されている是枝裕和監督の最新作『ベイビー・ブローカー』。この度、ソン・ガンホとカン・ドンウォン、ペ・ドゥナ、イ・ジウン、イ・ジュヨンという豪華キャストと是枝監督のインタビュー&メイキングが収められた特別映像が解禁となった。是枝監督が本作で描くのは、“赤ちゃんポスト”を巡る人々の物語。インタビュー&メイキング入り特別映像では、監督が手掛けたオリジナル脚本をキャスト陣も絶賛を贈る。映像では、是枝監督が映画祭で顔を合わせていたソン・ガンホとカン・ドンウォン、そして『空気人形』で“また必ず一緒に”と誓っていたペ・ドゥナが、是枝監督から映画出演のオファーを受けたときのことをふり返る様子からはじまる。長い年月を重ねながら企画をあたためてきた是枝監督が韓国を舞台に描き出すのは、“赤ちゃんポスト”をきっかけに出会った、赤ん坊の母親のソヨン(イ・ジウン)、ベイビー・ブローカーのサンヒョン(ソン・ガンホ)、相棒のドンス(カン・ドンウォン)、そして彼らを現行犯逮捕しようと追いかける刑事のスジン(ペ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)といった様々な事情を持った登場人物たちの物語。「一人の赤ちゃんを中心にして、血縁ではつながっていない人々が旅を通して家族を形成するという話です」と是枝監督が説明する本作の脚本を読んだペ・ドゥナは、「是枝監督らしいシナリオだと思いました」を笑顔で語り、イ・ジウン(IU)は「監督の想像がどう現実になるか、私がそこにいたらどんな姿に見えるかなと…」と目を輝かせる。カン・ドンウォンは「家族の物語をブローカーを通して語るのは新しい視点で面白かったです」、さらにソン・ガンホは「人間についての物語。人間が持っている尊い感情を表現した映画」と、是枝監督が独自の眼差しで登場人物の感情を紡ぐストーリーに感銘を受けたよう。先日韓国で開催されたイベントでも、“韓国映画界の宝物のような役者さんたち”と評したように、キャスト陣に絶大な信頼を置いている是枝監督は、本映像でも「役者を楽しめる映画だと思いますのでそこを堪能してください」と太鼓判。最後はカン・ドンウォンの「心を込めて撮影しました」、イ・ジウンの「皆さんにこの想いが届くと嬉しいです」、ソン・ガンホの「深い井戸の水のように澄んで美しい作品の世界に出会えると思います。ぜひ観てください」といった想いがつまったメッセージとともに締めくくられている。映像にはメイキングもあり、キャスト陣が真剣な眼差しでモニターを見つめる様子や、監督とコミュニケーションを取りながら撮影に挑む姿を確認することができる。『ベイビー・ブローカー』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月13日ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨン、そしてリモート参加の是枝裕和監督が、韓国映画『ベイビー・ブローカー』の制作報告会に集結。是枝監督が現場へ送った手紙やキャスティングの秘話、貴重なエピソードも披露された。韓国・CGV 龍山アイパークモールで行われた本イベントには、豪華韓国キャスト陣とともに日本からのリモート出演で是枝監督も登場。作品の魅力をはじめ、撮影での思い出や、5月17日(火)より開催される第75回カンヌ国際映画祭にむけての意気込みなどを熱く語り合った。本作初のイベントということもあって、会場にはマスコミ陣が大勢集まり、監督やキャストに直接質問の出来るQ&Aも挙手の嵐。是枝監督が初めて韓国で映画を制作した最新作の注目度の高さが窺える大盛況のイベントとなった。ソン・ガンホ&イ・ジウン(IU)らカンヌ参加への意気込み語る赤ちゃんポストに預けられた赤ん坊を連れ去るベイビー・ブローカーのサンヒョンを演じたソン・ガンホの「個人的に3年ぶりにこういう場で是枝監督の新作と共にご挨拶できるようになり、嬉しいです。ありがとうございます」という挨拶に続き、サンヒョンの相棒であるドンスを演じたカン・ドンウォン、2人と共に旅をすることになった赤ん坊の母親ソヨンを演じるイ・ジウン(IU)、彼らを検挙しようと尾行を続ける刑事スジン(ペ・ドゥナ)の後輩、イ刑事を演じたイ・ジュヨンも挨拶。その後、日本からリモートで参加した是枝監督もモニター越しに「長年の夢が叶って、映画が完成してこの日を迎えられたことを嬉しく思います」と明かした。カンヌ国際映画祭のコンペティション部門への出品決定が決まったことについて是枝監督は「あの場所は何度行っても本当に緊張しますし、喜びでもありますし、この作品にとっては本当に最高のワールド・プレミアの場所に選んでいただいたなと思っています」と並々ならぬ思いを吐露。本作でカンヌ国際映画祭への参加が7回目となるソン・ガンホは「光栄なことにも、素晴らしい監督と役者さんたちのおかげで、このような結果になり、嬉しいです。特に是枝監督の初めての韓国映画演出作ですし、こういう素晴らしい役者さんたちと一緒に行けるようになり、とても嬉しく思います」とコメント。同映画祭への参加が初となるイ・ジウン(IU)は「私も本当に光栄に思います。コンペ部門に招待され、人生にこんな日が何度あるか分からないので、(向こうで)一生懸命学び、満喫してきたいです」と話し、同じく初参加のイ・ジュヨンは「参加することができて嬉しいです。先輩たちとジウンさん、監督と一緒にフランスの雰囲気を感じることができるだけでもワクワクしています」とそれぞれ意気込みを語った。ソン・ガンホ「昔から是枝監督の作品世界のファンでした」本作の企画のはじまりについて問われた是枝監督は「ペ・ドゥナさんは一度映画をご一緒させていただきましたし、ソン・ガンホさんとカン・ドンウォンさんは映画祭でお会いさせていただいたり、日本へ新作のPRイベントで来日された際に上映に花束を持って参加させていただいたり…というような交流をさせていただいておりまして、“いつか映画でご一緒しましょう”という漠然とした言葉を交わしていたんですが、2016年頃にふと思いついたプロットがありまして、これなら自分の頭の中にいる韓国の役者の方々と一緒に映画が作れるのではないかと…その思いつきがきっかけでした。神父の格好をしたソン・ガンホさんが赤ん坊を抱き上げて、すごくいい人に見えるんだけど実は……、そんなワンシーンを最初は思い浮かべていました」と初期の貴重なプロットの内容とともに今作の企画に至るまでのエピソードを披露。続いて、作品の紹介を改めて問われ、「赤ちゃんポストというのは日本にも存在していて、前から関心を持っていたんですが。韓国にも同じようなものがあると聞きまして。そこに預けられた一人の赤ちゃんを巡って、そこに善意と悪意が絡まりながら、赤ん坊と一緒にいろんな思惑をもった人間たちが旅をしていく、そういう話にしたいと思って作った映画です」と説明した。ソン・ガンホは是枝監督からオファーがあった当時のことを尋ねられ、「正確な年度は覚えてないですが、6-7年前に、釜山(プサン)映画祭で初めてミーティングをしました。昔から是枝監督の作品世界のファンでしたし、尊敬する芸術家ですので、とても光栄でした。監督の映画を見ていると、先入観かもしれませんが、冷たい話の中に温かいヒューマニズムが描かれて終わる印象でしたが、この作品を経験したら、監督の冷徹な現実直視により、温かいストーリーの中でも、冷静な視線で社会を俯瞰している感じがして、とても感動しましたし、新しい挑戦でもあり、ワクワクする作業でした」と是枝監督との初のコラボレーションに感無量の様子でコメント。カン・ドンウォンは「私も6-7年前に東京で監督に初めて会いました。その後、映画化されるまでかなり時間がかかったんですが、やっと去年、撮影をすることになり、こうやって公開を控えていますね。感慨深いです」と懐古した。是枝監督、コロナ禍に「マイ・ディア・ミスター」「梨泰院クラス」にハマる本作が劇場公開映画への初出演となったイ・ジウン(IU)は「もらったシナリオを読む前に、短編映画の撮影で共演したことのあるペ・ドゥナさんに電話をしたんです。そしたら“とてもハマり役だ”と言ってくれたんです。好きな先輩からそう言われて、私も確信を持って台本を読んだ覚えがあります」とペ・ドゥナとのエピソードを披露しながら、自信を持って役と向き合ったことを明かす。シナリオを読んだときに涙を流したというイ・ジュヨンは「ネタバレにならない範囲で言いますと、登場人物たちがお互いの心を理解しながら会話するシーンがありますが、ソヨンがあの3人に言ってあげる言葉があるんです。その言葉をじっくり考えたら、心にとても響きました。人物たちの感情をきちんと積み上げていくシナリオでした。監督の作品がとても好きで、この映画の中に自分が存在できて光栄でした。そして、とても楽しくお仕事ができました」と是枝監督が本作でも描いた奥深い人間ドラマを役者として身をもって体感した様子。イ・ジウン(IU)とイ・ジュヨンのキャスティングの経緯について問われた是枝監督は「コロナの自粛の間に、韓流ドラマを配信で観ることにハマリまして、『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』(※イ・ジウンが出演するドラマ)を観ていたんですが、後半はイ・ジウンさんが登場するシーンはずっと泣いているような状況で、もうこの人しかいないと思って、オファーしました。そして、イ・ジュヨンさんは『梨泰院クラス』(※イ・ジュヨンが出演するドラマ)にもハマって、2周観たのですが、彼女の存在がとても印象的だったので名前を挙げました」と、日本でも話題を呼んだドラマで2人の演技力に惚れ込んでキャスティングに至ったことを明かした。ソン・ガンホ&カン・ドンウォン「実の兄弟のように演技の相性が良い」演じたドンスというキャラクターについて問われたカン・ドンウォンは「ドンスは少し頑固な面があるんです。ドンス自身が児童養護施設で育ち、使命感をもって子供を養子縁組させる人物で、子供は児童養護施設で育つより家庭で育った方が良いという考えを持ってる人物です。実際、児童養護施設を何度か訪ねて、そこの出身の方々とお話をしたりして、その気持ちを演技に込めようと努力しました。その会話で感じた感情とその方々の悲しみを表現しようとしました」と役作りのために自ら足を運んでリサーチを重ねたという。サンヒョンを演じるにあたってのこだわりについて問われたソン・ガンホは「カン・ドンウォンよりもっとカッコよく映りたいなと思いました(笑) 劇中ではちょっとカッコよく撮れたと思ったんですけど、今日の彼の衣装を見て、そういう期待はやめることにしました(笑)」と会場の笑いを誘いつつ、久しぶりの再タッグとなったカン・ドンウォンとの共演については「12年前の『義兄弟』で実の兄弟のように演技の相性が良いと感じたので、今回も自然に演じることができました」と言う。「末っ子の弟と共演する感じで、分析的ではなく本能的なケミストリーを作れたと思います」と自信たっぷりにコメント。続いて「サンヒョンというキャラクターは、普通にいそうな中年男性で、幸せな人生というよりは順調でない人生と寂しさを感じる人物かなと思います。彼が劇中でやってることは不合理なことで非道徳的なことかもしれないけど、真の部分では純粋で温かい感性を持ち、そういうものに憧れを抱いている、そんな感情が凝縮された人物ではないかと思います」と分析した。是枝監督は、そんなソン・ガンホについて演技力や洞察力を絶賛、「演じる人物像のなかに、善も悪も両方入っていて、それがシーンやセリフによって微妙に入れ替わる。色が単色ではない人物描写っていうのが、とても深くて見事だなと。本当に素晴らしいと思って拝見していました。今回のサンヒョンの役も、悪人なのか、善人なのか、見ている人たちが探っていけるような、そういう人物描写にしたいなと思っていました」と明かす。カン・ドンウォンもソン・ガンホとの撮影を振り返り、「個人的には、12年前よりももっと相性がよかったと思います。私もだいぶ成長しましたし(笑)。現場で演じる時もとても相性がよかったですし、私も年を取ったので会話ももっとスムーズにできました」と明かすと、ソン・ガンホが「成長しましたね。背も伸びたし(笑)」とジョークを飛ばすなど長年の関係からなる仲の良さを見せるひと幕も。ソン・ガンホも絶賛するイ・ジウン(IU)「親にも自慢しました」一方、イ・ジウン(IU)は「母親の役は初めてなので、子供の抱き方や、遊んであげるときの振る舞いなど、小さな習慣を自然に見せようとしました。外見的にもあまりやったことがなかったスモーキーメイクやブリーチヘアなど、メイクチームからアイデアをもらいながら役作りをしました」と外見から役作りにこだわったことを語る。そんなイ・ジウンについてソン・ガンホは、「イ・ジウンさんは、とある屋上でのシーンで、役者としてのテクニックもそうですが、感情と気持ちを伝える正確な表現、感情を伝える表現の仕方にとてもインパクトを受けました」と称賛。当時の撮影現場をイ・ジウンも記憶に残っているようで「撮影期間の中でじゃなく、人生の中で一番印象的な瞬間だったと思います。夕日が沈みかけていて、ソン・ガンホさんは撮影が早く終わったのに、私を待っていてくれてました。お疲れさまでしたと挨拶したら、あのシーンをモニターで見たけど、すごくよかったよと言ってくれましたね。そして、ソン・ガンホさんの車は遠ざかって行き(笑)、その光景がとても美しく感動的で、涙が出ちゃいました。親にも自慢しました」と胸いっぱいの様子でふり返った。ペ・ドゥナとのタッグについて尋ねられた是枝監督は「前回ご一緒したときに彼女のお芝居の素晴らしさを痛感していたのですが、今作ではさらに研ぎ澄まされていました。車の中のシーンが多かったのですが、その限定されている中で、ちょっとしたセリフの間とか、振り向くタイミングのコントロールとか、そのようなところであらゆる感情を表現してくる底力のようなものを感じました」と、『空気人形』からさらに進化した役者としての魅力を明かす。そんなペ・ドゥナとともに刑事役に挑んだのがイ・ジュヨン。「映画での刑事ってステレオタイプを思い浮かべますが、監督の映画の中の人物には、みんな発見されていない人間性があると感じました。サンヒョンたちを追う時も捜査目的ではなくて、ソヨンが赤ちゃんを捨てなければならなかった事情を知りたがったり、理解してあげたいという感情がイ刑事にはありました。そのような部分をもっと引っ張り出そうとしてくれました。ペ・ドゥナさんとは車内シーンが多かったですが、とても上手にリードしてくれました。漫才コンビのような愉快な雰囲気が出せるように2人でたくさん話しました」と語った。これまでにも様々な巨匠たちとタッグを組んできたソン・ガンホだが、是枝監督に対しては「日本の巨匠監督に対する先入観ですが、緻密で完璧に計算されたディレクションであるとよく耳にしてました。ところが、是枝監督は本当に自由にリラックスさせてくれて、限りなく役者たちの感性を尊重し、引き出してくれて、とても驚きました。やはり巨匠たちはみんな共通してるなと、役者にすべてを任せるんだと思いました。もちろん監督の中では全てが整理されていると思いますが、現場では役者たちの話を聞きたがっていて、とても立派な形の作業でした」と明かす。そして、そんな是枝監督が撮影中にスタッフに向けて書いていた手紙がスクリーンに!是枝監督は「撮影が進んでいくなかで感じたことなどを、言葉が通じない関係なので、できるだけ文字にして伝えていくことで、自分が何を感じているのか、悩んでいることもふくめて、共有して頂いたほうが良いなと思ったので、このような形でスタッフやキャストの皆さんにお手紙を渡させていただいていました」と、コミュニケーションを重視する是枝監督のエピソードも語られた。マスコミからの質疑応答ーー家族の社会的解体と再構成、今作のポイントは?監督:旅を通して、一組の疑似家族を描こうと思っていました。その背景には、家族を諦めた人もいれば、家族を求め続けている人もいて、そういう人たちが非常に短い時間ですが、ひとつの車に乗って旅をする話を描きたいなと思っていました。ただ頭の中心にあったのは、“家族”というよりはひとつの“命”を巡る話。生まれた命をどういうふうに守るのか、そして手放すのか、そのような物語に仕上がっていると、今自分では考えています。マスコミからの質疑応答ーー言語や世代の違う撮影現場での作業は?監督:キャストだけじゃなく、スタッフも含め、全員に言えるのですが、日本の現場に比べて、準備が非常にしっかりしています。撮影にのぞむまでの準備、撮影が始まってからの準備、全てが早いことが一番驚きでした。完璧な状態で現場がスタートするという感じでした。イ・ジウン:本当に色んな年代の人がいる現場だったので、最初は私もかなり緊張してました。でも、子役たちが活躍してくれて、場の雰囲気を和ませる可愛いエピソードが多かったですね。例えば、監督も子供たちがなるべく自然にいられるように配慮してくれて、大人の私たちは深刻な感情を抱えたシーンだけど、一方で子供たちはすごく楽しそうにしてまして、緊張をほぐしてくれるポイントになっていましたね。子供たちのおかげで和気あいあいな現場になれたと思います。マスコミからの質疑応答ーー刑事役の役作りは?イ・ジュヨン:イ刑事が、サンヒョンたちはプロのブローカーにしては中途半端なところがあると言うシーンがありますが、実はスジンとイ刑事も中途半端な刑事なんです。女性青少年課の刑事で、社会的弱者に対する捜査をするので、剛直なプロの刑事とは違うイメージですね。車で朝晩を過ごすコンセプトだったので、服や乱れた髪でそういったところを見せようと努力しました。そして最後に是枝監督が、「ここに並んでいただいている方に加え、ペ・ドゥナさんも含めて、韓国映画界の宝物のような役者さんたちと、韓国映画界を代表するスタッフの方たちに集まっていただいて、自分自身も納得ができる大好きな作品になりましたし、カンヌ国際映画祭でのお披露目という素晴らしいスタートを切ることができて、この後韓国での公開を控えて、韓国の映画ファンの方に作品を届けられることを本当に嬉しく心待ちにしています」と改めて喜びを語り、「公開時期にはオンラインではなく、韓国にお伺いして直接この映画を届けられればと思います」と訪韓にも期待を寄せていた。『ベイビー・ブローカー』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月10日是枝裕和監督が、<赤ちゃんポスト>をきっかけに出会った赤ん坊の母親、ベイビー・ブローカーの男たち、そして彼らを現行犯逮しようと静かに追いかける刑事が繰り広げる、一風変わった旅路を描く『ベイビー・ブローカー』。この度、それぞれのキャラクターを演じる韓国俳優たちの場面写真が解禁となった。本作は韓国の製作・俳優陣と長年温めてきたオリジナル企画を映画化した是枝監督初の韓国映画。解禁となる場面写真は、赤ん坊を抱いたソン・ガンホ演じるベイビー・ブローカーのサンヒョンと、その相棒のカン・ドンウォン演じるドンスに加え、2人と共に旅をすることになったイ・ジウン(IU)演じる赤ん坊の母親ソヨンが波止場でこっそりと取り引きしているようなカットが…。彼らを検挙しようと尾行を続けるペ・ドゥナ演じる刑事スジンとイ・ジュヨン演じる後輩のイ刑事が車内から様子を伺っているカット。さらには赤ん坊をしっかりと抱き夜の街を歩くサンヒョンとドンスなど劇中の雰囲気が垣間見られるシーンカットが解禁。古びたクリーニング店で年季が入ったミシンで作業をしながら何かを見つめるサンヒョン(ソン・ガンホ)や、自身が育った養護施設の教室に入ってきた様子のドンス(カン・ドンウォン)。トランシーバーを握り物憂げな表情をする刑事スジン(ペ・ドゥナ)、雑然としたワゴンの後部に腰掛け視線は鋭いもののどこか心細げな表情を浮かべるソヨン(イ・ジウン)など、それぞれの役柄が見えてくるようなキャラクターカットになっている。『ベイビー・ブローカー』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月06日先日、第75回カンヌ国際映画祭(5月17日~5月28日開催)のコンペティション部門へ正式出品することが決定した是枝裕和監督の最新作『ベイビー・ブローカー』より初の映像素材となる特報が29日、公開された。さらに、日本公開日が6月24日に決定した。カンヌ国際映画祭で是枝監督作品がコンペティション部門に選出されるのは、最高賞のパルムドールを受賞した2018年の『万引き家族』から4年ぶり、6回目(カンヌ国際映画祭への出品自体は、8回目)となるが、今回は韓国映画としての出品となることにも世界的な注目が集まっている。本作は、海外の才能たちと本格的なセッションに踏み出した『真実』に続き、韓国の製作・俳優陣と長年温めてきたオリジナル企画を映画化した是枝監督初の韓国映画だ。主演を務めるのは、2020年アカデミー賞作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』でも主演を務めたソン・ガンホ。パルムドール受賞『万引き家族』の是枝裕和監督×アカデミー賞受賞『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホ主演で贈る『ベイビー・ブローカー』に、早くも期待の声が上がっている。特報映像は、古びたクリーニング店を営みながらも裏で赤ん坊の売買をするベイビー・ブローカーのサンヒョン(ソン・ガンホ)の「まあ、一言でいうなら、善意ってことかな。」というセリフとともに、ある雨の日に赤ちゃんポストから連れ去られた小さな赤ん坊の姿が映し出される。まるで家族のように見せかけながら、韓国各地を旅して買い手となる養父母を探すサンヒョンと相棒のドンス(カン・ドンウォン)。ドンスは「赤ちゃんポスト」がある施設で働く児童養護施設出身だ。特報では、成り行きで2人と共に旅をすることになった赤ん坊の母親ソヨン(イ・ジウン)の姿も見られ、さらに、彼らを検挙するため尾行を続ける正義感に溢れた刑事スジン(ぺ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)の2人も後に続く様子が描かれる。赤ちゃんを高く売る、ただそれだけのはずだった…。しかし、彼らの旅は思いもよらない展開と結末に向かっていく。映像は冒頭の軽口で発せられたセリフとは打って変わり、「幸せにしてやるからな」という一見優しく聞こえる言葉と、純粋に旅を楽しんでいるようなサンヒョンたちの姿で締めくくられる。韓国を代表する名優たちが是枝演出によって、韓国作品とは一味違った表情を見せる様子も垣間見え、作品の全貌にますます期待が高まる特報となっている。果たして、「赤ちゃんポスト」で出会った彼らの旅の行方には何が待ち受けているのか…?本特報映像は、本日より公開劇場や作品公式HPなどで流れる予定となっており、これに合わせ本日からムビチケ前売り券の発売も開始となる。
2022年04月29日ソン・ガンホ、カン・ドンウォンをはじめ、豪華韓国キャスト陣が集結した是枝裕和監督の韓国映画『ベイビー・ブローカー』。5月に開催される第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された本作の初映像が解禁、日本公開日が6月24日(金)に決定した。本作から初の映像となった特報は、古びたクリーニング店を営みながらも裏で赤ん坊の売買をするベイビー・ブローカーのサンヒョン(ソン・ガンホ)の「まあ、一言でいうなら、善意ってことかな」というセリフとともに、ある雨の日に赤ちゃんポストから連れ去られた小さな赤ん坊の姿が映し出される。まるで家族のように見せかけながら、韓国各地を旅して買い手となる養父母を探すサンヒョンと相棒のドンス(カン・ドンウォン)。ドンスは赤ちゃんポストがある施設で働く児童養護施設出身だ。映像では、成り行きで2人と共に旅をすることになった赤ん坊の母親ソヨン(イ・ジウン)の姿も見られ、さらに、彼らを検挙するため尾行を続ける正義感に溢れた刑事スジン(ぺ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)の2人も後に続く様子が描かれている。だが、彼らの旅は思いもよらない展開と結末に向かっていくようで…。“K‐POPクイーン”・IUことイ・ジウンや「梨泰院クラス」『野球少女』のイ・ジュヨンも含め、韓国を代表する名優たちが是枝演出によってひと味違った表情を見せる様子も垣間見え、作品の全貌にますます期待が高まる特報となっている。イ・ジウン『ベイビー・ブローカー』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年04月29日「アクセーヌ」新アイブロウを発売2022年4月22日(金)「アクセーヌ」より、なめらかタッチで美しい眉を描ける新商品「アクセーヌ アドバンスト アイブロウ」(税込3,300円)が発売された。全国の百貨店を中心に展開している。眉メイクの悩みを解決顔印象を大きく左右する眉。眉メイクは最重要箇所とも言えるが、眉が薄い部分の「色がのりにくい」、「ラインが消えやすい」、「不自然に見える」などの悩みの声がよく聞かれる。また敏感肌の人は、「描くときに痛い」「肌が荒れる」といった肌トラブルへの不安も抱えている。そんな声に応えた新商品が「アクセーヌ アドバンスト アイブロウ」だ。デリケートな眉ゾーンへの優しさを追求し、なめらかな描き心地で肌に負担をかけずに眉メイクを楽しむことができる。どこまでも自然な眉を1日キープなめらかタッチの秘密は、体温に反応してとろける“サーモメルティ処方”。また角の少ない「三角錐」の細芯は肌あたりが優しく、摩擦なしの軽やかな描き心地を叶えた。計算尽くされたバランスの顔料で、「自眉」のようなナチュラルな仕上がりに。美しいラインが1日中続く。カラーは「ライトブラウン」、「ナチュラルブラウン」、「グレーブラウン」の3色で、肌や髪色に合わせて選ぶことができる。(画像はプレスリリースより)【参考】※「アクセーヌ」公式サイト
2022年04月24日是枝裕和監督初の韓国映画『ベイビー・ブローカー』が、「第75回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に正式出品決定。この度、ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ペ・ドゥナ、イ・ジウン(IU)、そして先日出演が明らかになったイ・ジュヨンという豪華韓国キャスト陣からのコメントが到着。カンヌ版のポスタービジュアルも解禁された。是枝監督作品がカンヌ国際映画祭でコンペティション部門に選出されるのは、最高賞パルムドールを受賞した2018年の『万引き家族』から4年ぶり、6回目(カンヌ国際映画祭への出品自体は、8回目)。これまで、2004年『誰も知らない』では主演を務めた柳楽優弥が最優秀男優賞を受賞、2013年『そして父になる』では審査員賞を受賞、そして2018年『万引き家族』でパルムドールに輝いた。さらに、是枝監督は2019年ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門でオープニングを飾った『真実』でも海外の才能たちと組んだが、本作は長年温めてきたオリジナル企画を韓国の製作・俳優陣と映画化した初の韓国映画となる。キャスト陣コメント●ソン・ガンホカンヌ映画祭への参加は、常にワクワクして楽しいことです。何より、是枝裕和監督や出演者の皆さんとこの素晴らしい知らせを共有できることを光栄に思い、感謝しています。●カン・ドンウォン『ベイビー・ブローカー』はみんなで心をこめて作った作品なので、“カンヌ入選”という意味深い知らせを聞いて、とても有難く思います。カンヌ映画祭に続いて劇場公開もされるので、観客の皆さんとのひとときを、これまで以上に楽しみにしています。●ペ・ドゥナ嬉しく、光栄です。『ベイビー・ブローカー』は、是枝裕和監督と『空気人形』以来12年ぶりにご一緒させていただいた2作目ということで、すでに私にとって特別な作品になっています。まだ本編を観られていませんが、カンヌのリュミエールシアターで初めて観られたら、とても嬉しいです。●イ・ジウン(IU)昨年の春、『ベイビー・ブローカー』を撮影している間、沢山のことを教えていただき感謝し魅了されたことを覚えています。この春も、カンヌ映画祭に招待されたことで再び興奮し、昨年の春と同じように魅惑的なものになるような気がしています。●イ・ジュヨン昨年の今頃は全国各地で『ベイビー・ブローカー』の撮影をしていました。そして、再び春が訪れると同時に、このような嬉しい知らせを聞いて感激しています。楽しく撮影させてもらった『ベイビー・ブローカー』が、沢山の方に届くことを願っています。『ベイビー・ブローカー』は6月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年04月15日“赤ちゃんポスト”で出会った人たちの予期せぬ特別な旅を描く、是枝裕和監督初の韓国映画『ベイビー・ブローカー』が、「第75回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に正式出品が決定。日本公開時期も6月になることが分かった。古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョン(ソン・ガンホ)と、<赤ちゃんポスト>がある施設で働く児童養護施設出身のドンス(カン・ドンウォン)。ある土砂降りの雨の晩、彼らは若い女ソヨン(イ・ジウン)が<赤ちゃんポスト>に預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。彼らの裏稼業は、ベイビー・ブローカーだ。しかし、翌日思い直して戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づき警察に通報しようとしたため、2人は仕方なく白状する。「赤ちゃんを大切に育ててくれる家族を見つけようとした」という言い訳にあきれるソヨンだが、成り行きから彼らと共に養父母探しの旅に出ることに。一方、彼らを検挙するためずっと尾行していた刑事スジン(ぺ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)は、決定的な証拠をつかもうと、静かに後を追っていくが…。是枝監督作品がカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出されるのは、最高賞のパルムドールを受賞した『万引き家族』から4年ぶり、6回目(カンヌ国際映画祭への出品自体は8回目)。是枝監督は「異国での、言語や文化の違いを超えた今回の共同作業を高く評価して頂けて、僕だけでなくスタッフ、キャスト皆が報われたとホッとしています。4年ぶりのカンヌ参加になりますが、コロナ禍だけではなく、世界が大きく揺れる時代に映画を作り続けること、そして、世界に届けることの意味を考える良い機会にしたいと思います」とコメントを寄せている。また、「梨泰院クラス」にて主人公が経営する居酒屋の料理長マ・ヒョニを演じたイ・ジュヨンが本作に出演していることも分かった。本作では、ペ・ドゥナとコンビを組んでブローカーたちを追うイ刑事に扮している。「第75回カンヌ国際映画祭」は現地時間5月17日(火)~28日(土)開催予定。『ベイビー・ブローカー』は6月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年04月14日是枝裕和監督がソン・ガンホ、カン・ドンウォン、さらにペ・ドゥナを迎えた初の韓国映画となる最新作『Broker』(原題)の邦題が『ベイビー・ブローカー』に決定。さらに韓国を代表するシンガーソングライター・IUがイ・ジウンとして出演していることが分かった。これまで、現代社会やそこに生きる人々を鋭い視点と温かい視線で描き上げ、『そして父になる』(13)でカンヌ国際映画祭の審査員賞受賞、さらに『万引き家族』(18)ではカンヌ最高賞であるパルムドールを受賞するという栄誉に輝き、続く『真実』(19)では、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホークら海外の才能たちとタッグを組んだ是枝監督。世界中の映画人たちとタッグを組み、新作を生み出していく監督が今回手掛けるのは、韓国の製作・俳優陣と長年温めてきた企画である『ベイビー・ブローカー』。子どもを育てられない人が匿名で赤ちゃんを預けていく“ベイビー・ボックス”を巡り、そこで出会っていく人間を描くオリジナルストーリーとなる。すでに、アカデミー賞作品賞受賞作『パラサイト 半地下の家族』でも主演を務めたソン・ガンホ、『MASTER/マスター』のカン・ドンウォン、さらに是枝監督とは『空気人形』でもタッグを組んだペ・ドゥナという、韓国を代表する名優たちがキャストとして発表されている。さらに、今回共演キャストとしてイ・ジウンの出演が決定。アーティスト名“IU”としてソロ活動をするシンガーソングライターで、韓国では老若男女を問わず絶大な知名度と人気を誇る。新譜の度にチャートを席巻し、iTunesソングチャートでは他国でも第1位を獲得、MV再生回数もうなぎ上り。最近では「BTS」SUGAとのコラボ曲「eight」もヒットを記録した。“国民の妹”“K‐POPクイーン”ほか、“CM女王”としても化粧品、アパレル、食品、飲料、ゲームなど起用ブランドの業種は多岐に渡り、「グッチ(GUCCI)」や「ニューバランス(NEW BALANCE)」のアンバサダーに起用されたことでも話題を呼んだ。また、自身が幼くして経験した経済的困難や苦労をふまえ、慈善活動にも積極的で“寄付天使”とも呼ばれている。2019年12月には米誌フォーブスが選んだ「アジア太平洋地域の最も優れた慈善家30人」のリストに名を連ねた。イ・ジウンは、「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」「ホテルデルーナ~月明かりの恋人~」などのドラマほか、いくつかの映像作品に出演しているものの劇場公開長編映画への本格的な出演は本作が1作目となる。今後はパク・ソジュン(「梨泰院クラス」)とのW主演の映画『ドリーム』(仮題)の公開も控えているが、本作では是枝監督が演出する俳優イ・ジウンの新たなる発見も見どころの1つとなる。『ベイビー・ブローカー』は2022年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年03月01日“元⼥⼦⾼⽣”殺し屋コンビの⻘春アクションコメディ映画『ベイビーわるきゅーれ』が、3⽉18⽇(⾦)より動画配信サービス「U-NEXT」で独占配信される。『ベイビーわるきゅーれ』は⾼校を卒業したばかりのモラトリアム系⼥⼦2⼈が繰り広げるコミカルな⽇常と、爽快なバイオレンスアクションを描いた、⼀⾵変わった殺し屋⻘春映画。2021年7⽉に公開されると、上映館が続々と増加し、池袋シネマロサでは2022年2⽉まで上映が続くなどインディーズ映画として異例のロングランヒットを記録。国内最⼤級の映画レビューサイトFilmarksにおいても、5点満点中4.2という⾼スコアを獲得し、「2021年ベストの映画」との呼び声も⾼い。また公開から半年以上が経ちながらも、ポルトガルにてポルト国際映画祭の監督週間⻑編映画コンペティション部⾨への出品や、グラスゴー映画祭の特別招待作品として上映されることが決定。国内では続編の制作が発表されるなど更なるムーブメントを巻き起こしている。本作の監督は、『ある⽤務員』でハードなアクションとブラックな笑いで多くのファンを獲得し、国内外の映画祭で数多くの受賞経験を誇る阪元裕吾。若い世代の監督として既に数多くの作品を⼿掛け、U-NEXTで独占配信中の『最強殺し屋 伝説国岡』は、配信開始直後から⼤きな話題を呼ぶなど今注⽬の監督だ。殺し屋のひとり、杉本ちさとを演じる高石あかりは、2020年に舞台『⻤滅の刃』で竈⾨禰津⼦役に抜擢された、今⼤注⽬の新⼈⼥優。殺し屋でありながら天真爛漫なちさとの2⾯性のあるギャップを⾒事に演じている。『るろうに剣⼼ 最終章The Final 』、『るろうに剣⼼ 最終章The Beginning』等、数々の作品で⾼度なスタントをこなしてきた、現役のスタントウーマン・伊澤彩織が深川まひろを演じ、作中でも思わず魅了されるアクションを披露。社会⼈になることを要求された“元⼥⼦⾼⽣”殺し屋コンビの奮闘に注⽬だ。またU-NEXTでは、2016年に残酷学⽣映画祭でグランプリ受賞した映画『ベー。』から、最新作『⻩⿓の村』まで、阪元裕吾監督作品を全作配信。こちらも合わせて楽しみたい。※高石あかりの「高」は正しくはハシゴダカ【阪元裕吾監督作品はこちら】『ベイビーわるきゅーれ』【配信開始⽇】2022年3⽉18⽇(⾦)12:00【価格】550円(税込) / 視聴期間:2⽇間【視聴ページ】
2022年02月28日Teva(テバ)とエイトン(ATON)によるコラボレーションサンダル「Teva×エイトン ユニバーサルトレイル(Teva×ATON UNIVERSAL TRAIL)」が、2022年4月上旬よりエイトン青山などで発売される。シックなビジュアルに仕上げたコラボサンダル「Teva×エイトン ユニバーサルトレイル」は、大人のためのリアル・スタンダードウェアブランドとして知られるエイトンらしい、シックな配色が魅力のサンダルだ。Tevaを象徴するポリエステルストラップには、落ち着いたブルーベリーを採用し、ブラックのフットベッドを組み合わせた。ミッドソールとアウトソールには優しいウォームホワイトを配している。また、アクセントとして、「ATON」のネームをヒールストラップにあしらっている。シティからトレイルに対応する、優れた機能面にも注目。アッパーには、3点で足をホールドするTeva独自のユニバーサルストラップシステムを採用。速乾性に優れたストラップは、面ファスナー仕様で着脱と調整が簡単に行える。ミッドソールは、カーブしたEVAが土踏まずをサポートする、軽量でクッション性のあるものを使用。耐久性と安定したトラクションを両立するヴィブラム メガグリップアウトソールを組み合わせた。エイトンのロゴ入り巾着袋が付属なお、サンダルには、中央にエイトンのブランドロゴが施された巾着袋が付属。抗菌消臭効果があると言われているお茶の葉で染色したコットンローン素材を用いている。【詳細】Teva×エイトン ユニバーサルトレイル発売時期:2022年4月上旬販売店舗:エイトン青山、エイトン取り扱い店舗、Teva公式サイト、エイトン公式オンラインストアサイズ:メンズ25.0~29.0cm、ウィメンズ22.0~25.0cmカラー:ブルーベリー価格:19,800円【問い合わせ先】デッカーズジャパンTEL:0120-710-844
2022年02月24日明日12月17日(金)地上波初放送される映画『ボス・ベイビー』に参加するムロツヨシ、芳根京子、宮野真守、多部未華子からコメントが到着した。『ボス・ベイビー』は、見た目は赤ちゃん、中身はおっさん(?)な不思議な赤ちゃんと、7歳のティムが巻き起こす大冒険を描く物語。日本では、ドリームワークス・アニメーション史上最高となる、興行収入34億円超の大ヒットを記録した。今回地上波初放送に向けて、吹き替えキャストからコメントが到着。ボス・ベイビー役のムロさんは「ボス・ベイビーが生まれるといいますか、ボス・ベイビーという存在をみなさんに知ってもらえる最初のシーンですね」とおすすめシーンを語り、「前作に多いのが、ボス・ベイビーの子供のような仕草と動き。ベッドの上に『カッッウゥ』って乗るところなどは前作ならではなので、楽しんでいただきたいなと思っております」とアピール。また、最新作でもボス・ベイビー役を続投するムロさんは、見どころについて「コミカルな部分や兄弟の会話に、物語の芯をついた会話もあるので、楽しみにしていただけたらと思います。新作はもちろん兄弟愛ではあるんですけれども、さらに、ティムとタビサの親子の物語になっています。1つの家族の形として、こういう風にあったらいいなとか、娘の本音がこういう風に聞けたらいいなとか、そんないろんな『いいな』がある映画になってると思います」とコメントした。一方、前作ではティム、最新作ではタビサと、別役を担当した芳根さんは「特にお気に入りなのは、細かいところですが、ボス・ベイビーが階段から転げ落ちるところが大好きです!!そこのボス・ベイビーの声が好きなんです!」と前作のおすすめシーンを明かし、「今回は歌にも挑戦させていただきました。本当に緊張しました。初めてこんなに喉のケアをしました。収録の日に向けてすごく加湿器を使ったし、すごくのど飴を食べたし、すごく水分も取りました!」と最新作についても語っている。前作と最新作、年齢は違うものの同役ティムを演じた宮野さんは「前作は大人のティムという事で、回想のナレーションと大人になってからというところだったんですけど、実はそれ以外にも役をやっていまして…実は、プレスリーのコスプレ集団が出てくるシーンがあるんですけど、それを全部やってるんです。ボスも真似して喋るのですが、そのボスとプレスリーとのやりとりはすごく面白いですよね」と1作目の注目シーンを話す。そして、最新作の新キャラクター、ボス・レディの声を担当する多部さんは、最新作について「年の瀬のこの寒い時期に、こんなに心が温まって映画館を出られる作品に自分自身も参加させていただいたのがとても嬉しかったです。娘を持つお父さんが見たら、多分涙が止まらないんじゃないかなというくらいほっこりするので、ぜひお父さんはハンカチを持って映画館に行っていただけたらと思います」とメッセージを寄せている。番組の後半では、最新作『ボス・ベイビーファミリー・ミッション』の本編映像から、大人になったボス・ベイビーがスーパーミルクで再び赤ちゃん返りをするシーン約5分がTV初公開される。金曜ロードショー『ボス・ベイビー』は12月17日(金)21時~日本テレビ系にて放送。『ボス・ベイビーファミリー・ミッション』は12月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ボス・ベイビー 2018年3月21日より全国にて公開© 2016 Dreamworks Animation LLC. All Rights Reserved.
2021年12月16日大人気シリーズ第2弾となる『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』は、主人公ボス・ベイビーとその兄ティムの兄弟関係と共に、父でもあるティムとその娘タビサの親子関係もしっかりと描かれています。だんだん成長するにつれ、すれ違う娘の気持ちとお父さんの気持ち。そんなとても切なくて温かい父と娘の物語も印象的だということで、今回トーキョー女子映画部座談会では、一般のお父さんから応募いただいた父と娘エピソード&お悩みについて、娘目線で語りました。ここではその中から一部をご紹介します。『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』父1「お風呂に一緒に入らなくなった時に、初めて距離を感じました」<娘コメント>■Cさん:イヤっていうよりは小学生になったら「1人で入りなさい」と言われて入らなくなったような気がします。■Gさん:妹がいるので徐々に父と入らなくなったんですけど、イヤだと思ってるのがバレるのもイヤだなと思って、「今はそういう気分じゃないんだよ」という感じを装って、徐々に一緒に入らなくなりました。「成長したんだな」って思われたくない、何も思われたくないっていう心境でした。お父さんがイヤというよりも、自分の変化が恥ずかしかったです。■Eさん:私も小学校高学年になった頃から徐々に入らなくなって、私がお風呂に入っている時にお父さんが普通に入ってこようとすると「なんかイヤだな〜」と思ってしまって。それをお父さんに言わないというか、言えないですよね。なんででしょうね?ちっちゃい頃はお父さんとお風呂に入るのが大好きで、キャッキャ言いながら入ってたのにいきなりイヤだって…。お風呂に入らなくなるのは、自分の成長をお父さんに気付かれるのが恥ずかしいという感覚が主な理由のようです。お父さんへの拒否感というのではないと思うと、ちょっとホッとしますね。父2「休みの日は洗濯物係で、たまに娘の服のポケットに女の子グッズが入ったままになっている時に「注意できひんなー」ってのはあります」<娘目線の意見>■Eさん:お父さんが洗濯物を手伝ってくれるんですね!すごく羨ましい。でもこれはお母さんに言ってもらったらいいんじゃないかな。思春期の子は過剰反応しちゃうし。■Cさん:それがティッシュでもお金でも洗濯物に入っているというのがダメなので、モノが何かというのにかかわらず「洗濯物のポッケには気を付けよう」って言えばいいんじゃないかな。でも洗濯物をしてくれるお父さんだったら、娘さんとも関係が良さそう。■Aさん:逆の立場でポケットの中身って、洗濯物を干したり畳んだり、それをお父さんに触らせているなら、娘は気にしてないんじゃないかなとも思えますよね。イヤだったら自分でやればって。思春期の娘にとってはデリケートな話題なので、さまざまな意見が出ましたが、日頃の娘の様子を観察するとお父さんとどんな距離感なのか推し量れそうというところは皆同意見でした。父3「娘というものは小さい頃は「お父さんと結婚する」と言ってくれるものと聞いていたけれど、1度も言ってもらったことがない」<娘目線の意見>■Bさん:フィクションの中のセリフっていう感じがします(笑)。■Eさん:今の子はもっと現実をわかってそうですよね。お父さんとは結婚できないものだって小さくてもわかってそう。■Aさん:たぶんこれをいうとパパが喜ぶとか、4歳とか6歳とかでもわかってるんじゃないかな。意外にこれは過去に言ったことがあるという方が少数でした。純粋に心からそう言っている場合もあれば、パパを喜ばせようという角度で言うパターンもありそうで、言われたことがなくても気にしないで良いよということのようです(笑)。本作の父と娘の物語はこんな風に観て欲しい!■Dさん:タビサが大きくなるにつれ、お父さんのティムに冷たくなっていくのをティムは自分が嫌われてると思っていたじゃないですか。でも娘はお父さんを嫌ってるわけじゃなくて、恥ずかしくなってきたりっていうのがあるので、ティムと同じように思っているお父さんはこの映画を観てそれを知って欲しいです。■Eさん:娘は自分の行動がそこまでお父さんの気持ちを揺さぶってるなんて全くわかっていないと思います。娘とお父さんがこの映画を一緒に観に行って、娘がそれをわかるだけでもお父さんに対してちょっと優しくなれると思います。その他の見どころとして「子どもには戻れないから今のうちに楽しんで」「きょうだいでいる時間も長くないよ」「この映画を観て親の存在を思い出してね」「ムロツヨシ劇場を楽しんで」といったオススメポイントもあがりました。今回の部活では父ティムと娘タビサの関係性にフォーカスを当てて座談会を行い、娘のさまざまな心境が明かされました。本作でも見た目だけではわからない娘のお父さんに対する心境が描かれています。娘の成長を喜びつつ寂しい思いをしているお父さんの気持ちがホッコリするストーリーとなっているので、ぜひ親子で観に行って、心の距離を縮めてください。●『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』2021年12月17日(金)より全国公開監督 : トム・マクグラス声の出演(日本語吹き替え版): ムロツヨシ/宮野真守/多部未華子/芳根京子/乙葉/石田明(NO STYLE)声の出演(字幕版) : アレック・ボールドウィン/ジェームズ・マースデン/エイミー・セイダス/アリアナ・グリーンブラット/リサ・クドロー/エヴァ・ロンゴリア/ジェフ・ゴールドラム配給 : 東宝東和、ギャガ公式サイト : (C) 2021 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.※ 本情報は、トーキョー女子映画部サイトにも掲載しております。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月15日アニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』が、2023年6月16日(金)に公開される。アカデミー賞受賞アニメ『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編2019年公開の『スパイダーマン:スパイダーバース』は、新たなスパイダーマンの誕⽣を描き、ピーター・パーカーの遺志を継いだ主⼈公 マイルス・モラレスのもとにマルチバースから様々なスパイダーマンが集結したアニメ映画。CGアニメでありながら、コミックスをそのままアニメーションにしたような映像をうまく組み合わせ、その斬新な映像表現でも、話題を集めた。『スパイダーマン:スパイダーバース』は、『スパイダーマン』映画シリーズにおいて初となる第91回アカデミー賞⻑編アニメーション賞を受賞したほか、第76回ゴールデン・グローブ賞(アニメーション作品賞)を受賞。第46回アニー賞では⻑編アニメーション賞を含む最多7部⾨を受賞するなど、各映画賞を席巻した。様々なスパイダーマンが大集結?!そんなアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編となるのが『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』。マルチバースを⾃由に⾏き来できるようになった世界が物語の舞台だ。映画『スパイダーマン︓アクロス・ザ・スパイダーバース』あらすじピーター・パーカー亡きあと、スパイダーマンを継承した高校生マイルス・モラレス。マルチバースを自由に行き来できるようになった世界で、彼はともに戦ったグウェン・ステイシーと再会し、別の次元へ旅立つ。マイルスがグウェンに誘われて辿り着いた先には、スパイダーウーマンやミゲル・オハラ(スパイダーマン2099)、スパイダーマン・インディア、さらにある驚くべき変化を伴ったピーター・B・パーカーなど、様々なユニバースから選び抜かれたスパイダーマンたちのエリートチームが集結していた。そして、マイルスは愛する⼈と世界を同時に救うことができないという、かつてのスパイダーマンたちも背負ってきた<運命>に直面する。それでも両⽅を守り抜くと固く誓ったマイルスだが、その⼤きな決断が、やがてマルチバース全体を揺るがすスパイダーマン史上最⼤の事件を引き起こすことに。運命を変えようとするマイルスの前に、無数のスパイダーマン達が⽴ちはだかる。史上かつてない“スパイダーマン同士の戦い”が始まるのだった……。新ヴィラン「スポット」が初登場映画『スパイダーマン︓アクロス・ザ・スパイダーバース』には、マイルス・モラレスにとって最も手強い敵となる新ヴィラン「スポット(The Spot)」が初登場。 ⽩い全⾝にところどころ⿊い⽳が開いている⾵変わりな姿が特徴の「スポット」は、もともとは科学者だったという。街中や⾃分の体も含めて⾊々な空間に⽳を開けることができ、その⽳から別の⽳へあらゆるものを瞬時に移動させることができる能⼒を持つ。登場人物マイルス・モラレス(スパイダーマン)ブルックリンに住む⾼校⽣。ピーター・パーカー亡き後、スパイダーマンを継承した。『スパイダーマン︓アクロス・ザ・スパイダーバース』でスパイダーマンの哀しき運命に直⾯する。そう、“愛する⼈を必ず失う”というもの。グウェン・ステイシー(スパイダー・グウェン)マイルスとは別のマルチバースに生きているスパイダー・グウェン。お互い悩みを打ち明けあうなど、マイルスのよき理解者。クールで⾃信に満ち溢れ、⾼校のバンドではドラマーを担当。前作『スパイダーマン︓スパイダーバース』ではともに戦った。マイルスが密かに恋⼼を寄せているところ、グウェンが突如やってくる。スパイダーマンの運命を知るグウェンは「別次元のグウェンはいつも、スパイダーマンに恋をする。でも決して、結ばれることはない」と語る。ピーター・B・パーカー(スパイダーマン)マイルスの師匠的な存在。MJことメリー・ジェーン・パーカーとの間にスパイダーセンス、スキル、反射神経、可愛さ全てにおいてすでに卓越したスーパーパワーを⾒せる将来有望な娘・メイデイを持つ。ミゲル・オハラ(スパイダーマン2099)マルチバースの秩序を守るため、各ユニバースから最強のスパイダーマンたちを結集させたスパイダー・ソサエティの創設者。真⾯⽬で厳格な性格の持ち主。悪党たちを捕まえてそれぞれのユニバースに連れ戻すことを使命としている。ジェシカ・ドリュー(スパイダーウーマン)颯爽とバイクを乗りこなす、超クールな女性。妊娠中で、⽣まれてくる⼦供のためにも世界の平和を守ることに全⼒を尽くしている。グウェンを含む次世代のスパイダーピープルたちの優れた指導者。パヴィトル・プラパカール(スパイダーマン・インディア)マンハッタンとムンバイを掛け合わせたムンバッタン出⾝の楽観主義者。蜘蛛に噛まれて⼒を得た他のスパイダーピープルと違い、神秘的なシャーマンによって⼒を獲得した。ホービー・ブラウン(スパイダー・パンク)70年〜80年代のロンドンと現代のニューヨークを混ぜ合わせたような⼀⾵変わったユニバースからやって来たスパイダーマン。ロックギターを操り、⾳波を武器として使いこなすクールで⾃由な男。ベン・ライリー(スカーレット・スパイダー)声優陣は続投声優は、マイルス役のシャメイク・ムーア、グウェン役のヘイリー・スタインフェルドなどが続投するほか、スパイダーマン2099/ミゲル役のオスカー・アイザックが本格的に参戦する。また、⽇本語吹替版の声優として、マイルス・モラレス/スパイダーマン役は⼩野賢章、グウェン・ステイシー/スパイダー・グウェン役は悠⽊碧、ピーター・B・パーカー/スパイダーマン役は宮野真守が、そしてミゲル・オハラ/スパイダーマン2099役は関智⼀が、それぞれ続投する。LiSAの新曲「REALiZE」日本語吹替版主題歌に映画『スパイダーマン︓アクロス・ザ・スパイダーバース』の⽇本語吹替版主題歌は、LiSAの疾走感あふれるロックチューン「REALiZE」。LiSAがハリウッド映画の主題歌を担当するのは初となる。歌詞は、LiSA自身が物語に寄り添って書き下ろしたものだ。続編はパート1&パート2の二部作なお、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』はパート2の製作も進行中。その続編となる『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』の全米公開日は 2024年となる予定だ。【作品詳細】映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』日本公開日:2023年6月16日(金)US公開日:2023年6月2日(金)監督:ホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソン脚本:フィル・ロード、クリストファー・ミラー、デヴィッド・キャラハム〈声優キャスト〉出演:シャメイク・ムーア、ヘイリー・スタインフェルド、ジェイク・ジョンソン、イッサ・レイ、ジェイソン・シュワルツマン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ルナ・ローレン・ベレス、ヨーマ・タコンヌ、オスカー・アイザック〈日本語吹替版 声優キャスト〉出演:小野賢章、悠木碧、宮野真守、関智⼀、⽥村睦⼼、佐藤せつじ、江⼝拓也、⽊村昴、⿃海浩輔原題:SPIDER-MAN: ACROSS THE SPIDER-VERSE
2021年12月09日前作の25年後の世界で大人になったボス・ベイビーと兄ティムが活躍する『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』より、2人の再会シーンを切り取った本編映像が解禁となった。本作は、ドリームワークス・アニメーション史上日本歴代No.1に輝く『ボス・ベイビー』待望の続編。日本語吹き替え版では、すっかり大人になったボス・ベイビーをムロツヨシが、ティムを宮野真守が演じるほか、新キャラであるティムの次女ティナ「ボス・レディ」を多部未華子が演じる。前作から25年後、大人になったティム(宮野真守)は結婚し、妻のキャロル(坂本真綾)と、2人の娘とともに幸せに暮らしている。ある冬の日に突然の訪問者が…がっちりとした体格にキメキメのリーゼント&ブラックスーツという出立ちで現れたのは、すっかり精悍な大人になった“ボス・ベイビー”(ムロツヨシ)だった!大人になったボス・ベイビーとティムははちゃめちゃで豪快な再会を果たすが、スーパー実業家として大成功し、多忙を極めてめったに帰らない彼が急に帰還した理由は、ティムからのSOS連絡だった。憧れの叔父に久しぶりに会えて大喜びする長女タビサの横で、不自然で身に覚えのないボイスメッセージを聞いたティムは、ボス・レディである次女の仕草で彼女がこのメッセージを仕掛けたことを察知し、何とかこの場を取り繕うことに。家族全員を出し抜いて、ボス・ベイビーを呼び戻したボス・レディの計画とは果たして?先日行われた本作の完成披露イベントで、ティム役の宮野さんが「この作品は洋画の日本語吹替の中でも、難しい作品だと思います。このセリフ量とスピードに合わせていくって普通は初めてじゃできない!」と明かしていたが、それを裏付けるかの如く、何人ものキャラクターから目まぐるしくセリフが発せられる怒涛の掛け合いも、このシーンの大きな見どころのひとつ。たたみかけるようなセリフの応酬を見事に演じ切っている日本語吹替キャスト陣の好演が光る。ボス・ベイビーの声を務めるムロさんは、この難易度の高いアフレコを牽引した宮野さんへの感謝を込め、「宮野さんの声を聴きながらアフレコすることができたのでそれはもう頼りがいがありました。もし僕の方が先に収録で宮野さんの声が無ければ、僕の今回のお芝居はできませんでしたから本当に宮野さんのおかげです。だからもう宮野さんに感謝です。もう宮野さんの映画です。…それはいいすぎです。みんなの映画です(笑)」と冗談交じりにコメントを寄せた。ボス・レディの娘と再び大きな危機に立ち向かうティム、彼女の思惑で呼び寄せられたボス・ベイビーに待ち受ける史上最大のミッションの行方はもちろん、豪華吹替キャスト陣の息をもつかせぬ見事な掛け合いも注目だ。『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』は12月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボス・ベイビーファミリー・ミッション 12月17日より全国にて公開©2020 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
2021年12月05日最新作『ボス・ベイビーファミリー・ミッション』の公開を記念して、前作『ボス・ベイビー』が金曜ロードショーにて地上波初放送される。この度、放送に向けて、主人公ボス・ベイビーの吹き替えを務めるムロツヨシからコメントが到着した。見た目は赤ちゃん、中身はおっさん(!?)な不思議な赤ちゃんと、7歳のティムが巻き起こす大冒険を描く本作。今回の放送に際し、ムロさんは「みどころは、まずは何と言っても、ある一家の元に現れた赤ちゃんがオッサンの声で突如話し出すところです。個性的でそれぞれ特技をもったベイビーたちも登場します。まさか、知らないところでこんなに流暢に会話するベイビーたちがいるとは!?さらにその上にいる組織とは一体――?そんなところにも注目していただき、楽しんでいただけたらと思います」とアピールし、「新作を観る前に、もしくは初日に新作を観た後に、是非ご覧下さい!お楽しみに!!」とコメント。そして、同日公開される最新作は、前作から25年後の物語。大人に成長した兄弟2人はすっかり疎遠になっていたが、世界を救うため、スーパーミルクで赤ちゃん返りし、ふたたびチームを組み、史上最大のミッションに挑む。本作についてムロさんは「笑って楽しめる作品になっていますので、是非劇場でご覧下さい!」とメッセージを寄せている。金曜ロードショー『ボス・ベイビー』は12月17日(金)21時~日本テレビ系にて放送。『ボス・ベイビーファミリー・ミッション』は12月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ボス・ベイビー 2018年3月21日より全国にて公開© 2016 Dreamworks Animation LLC. All Rights Reserved.ボス・ベイビーファミリー・ミッション 12月17日より全国にて公開©2020 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
2021年11月19日ゆらぎ肌をサポートするクリスマスコフレ低刺激スキンケアブランド「アクセーヌ」より、2021年10月22日(金)、秋冬の乾燥でゆらぎがちな肌をしっとりと潤す「アクセーヌ モイストバランス ローション クリスマスコフレ2021」(税込 6,050円)が発売される。全国のアクセーヌショップにて購入可能だ。人気の保湿化粧水、愛され続けて5周年「低刺激性」と「高機能」を追求し、皮膚科専門医とともに多様な肌トラブルを繰り返させないスキンケアを開発してきた「アクセーヌ」。そんな同ブランドより、数量限定のクリスマスコフレが登場する。同コフレは低刺激と高保湿を同時に叶え、敏感肌の人はもちろん、肌質や年齢を問わずに使える化粧水「モイストバランス ローション」の発売5周年を記念したもので、化粧水の現品に、非売品のアイシャドウと泡状洗顔料のトライアルサイズがついたスペシャルな内容だ。コフレの詳細「モイストバランス ローション」は、業界最小レベルを誇る“超微細ナノカプセル化技術”により、高い浸透力で瞬時に角層まで水分で満たす高保湿化粧水。乾燥に負けず潤いが長時間続き、ふっくらとハリのある肌を実感できる。またコフレ限定のアイシャドウは、計算つくされたカラーで目元のくすみを取り払い、顔色をパッと明るく見せる効果が。つけたての発色が長時間続くのも嬉しい。同じくセットになっている泡状洗顔料「リセット ウォッシュ トライアルサイズ」は、不要な角質を低刺激で優しく除去する洗顔料。洗顔の後に使用する化粧水の浸透をサポートしてくれる。(画像はプレスリリースより)【参考】※「アクセーヌ」公式サイト
2021年10月22日ドリームワークス・アニメーション史上日本歴代No.1に輝く『ボス・ベイビー』待望の続編となる、『ボス・ベイビーファミリー・ミッション』の新キャラクター、ボス・レディ役の日本語吹き替えに多部未華子が決定。併せて、予告編が解禁された。続編の舞台は、前作の25年後の世界。今回解禁された予告編は、すっかり大人になったボス・ベイビー(ムロツヨシ)とティム(宮野真守)の元に、「悪の天才博士が世界征服を企んでいる」という情報をキャッチしたベイビー社から、ティムの次女ティナが「ボス・レディ」として派遣されるところから始まる。「新たな任務を伝えに来たわ」と、疎遠だった2人をスーパーミルクで赤ちゃん返りさせ、お馴染みの兄弟2人組として潜入捜査に向かわせるボス・レディ。彼女は、古典的なボス・ベイビーとは違い、仕事とプライベートの両立を大切にするイマドキなボス。愛らしい赤ちゃんの見た目からは想像できない、活発で型に捕らわれず、バリバリ仕事をこなすキャラクターで、今作の鍵を握る重要な役どころになっていることが分かる。すでに収録を終えた多部さんは「とても可愛い作品に参加することができて嬉しいです。ボス・レディのティナは愛嬌たっぷりで明るく元気なかっこいいボスなので、声を合わせるのがとても難しかったです。初参加ということもあり緊張しましたが、たくさんの方に“楽しかった”と言っていただけるように頑張りました。映画館で観ていただけたら嬉しいです」とコメント。そんな多部さんについて、ドリーム・ワークスの製作者側からは、早口でたたみかけるような台詞回しの中に、成熟したボス・レディならではのキャラクターを入れ込む必要のある非常に難しい吹き替えにも関わらず、修正すべきポイントがない素晴らしい出来上がりで、期待以上に深みのあるキャラクターにしてもらうことができた、と絶賛の声が寄せられている。『ボス・ベイビーファミリー・ミッション』は12月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボス・ベイビーファミリー・ミッション 2021年冬、全国にて公開©2020 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
2021年09月29日アクセーヌ(ACSEINE)の2021年クリスマスコフレが、2021年10月22日(金)より順次、全国のアクセーヌショップにて数量限定販売される。ブランド人気コスメの“現品入り”クリスマスコフレアクセーヌの2021年クリスマスコフレは、ブランド人気アイテムの現品を主役にした全2種を用意。人気化粧水をメインにまず第1弾として登場する「アクセーヌ モイストバランス ローション クリスマスコフレ 2021」は、肌本来の透明感や明るさ、ハリを引き出してくれる化粧水「モイストバランス ローション」現品をセットイン。さらりとしたテクスチュアながら、潤いをたっぷりともたらしてくれるので、冬のスキンケアで重宝することができそうだ。またコフレには、余分な角質を優しくオフし、化粧水の浸透をサポートする洗顔料のミニサイズと、計算されたカラーバランスで、ヘルシーな目元を演出する限定アイカラーも付属する。“優秀”日焼け止めベースクリームが主役続いて11月19日(金)にリリースされるクリスマスコフレ第2弾「アクセーヌ スーパーサンシールド クリスマスコフレ 2021」は、日焼け止めベースクリーム「スーパーサンシールド ブライトヴェール<ナチュラルカバー>」の現品が主役。“これ1本”で肌の色ムラやくすみ、肌の凹凸などを整え補正しながら、紫外線もしっかりガードしてくれる、ブランドのスターアイテムだ。またベースメイクの仕上げに使いたい、ニュアンスカラーのハイライトもセットに。上品なパール感でツヤ肌へと導き、パッと華やかな明るい肌印象を叶えてくれる。【詳細】アクセーヌ2021年クリスマスコフレ展開店舗:全国のアクセーヌショップ■「アクセーヌ モイストバランス ローション クリスマスコフレ 2021」6,050円発売日:2021年10月22日(金)数量限定発売セット内容:モイストバランス ローション 360mL(現品)、アイカラー<L01>(限定・非売品)、リセット ウォッシュ トライアルサイズ(非売品)■「アクセーヌ スーパーサンシールド クリスマスコフレ 2021」 4,400円発売日:11月19日(金)数量限定発売セット内容:スーパーサンシールド ブライトヴェール<ナチュラルカバー>22g SPF50+,PA++++(現品)、ニュアンスパールパウダー(限定・非売品)【問い合わせ先】アクセーヌ カスタマーセンターTEL:0120-120783受付時間:月~金 10:00~12:00/13:00~18:00※祝日を除く。
2021年08月26日スイスのファッションブランド「アクリス(Akris)」は、新旗艦店「アクリス 銀座店」限定のウェア&アクセサリーを発売する。刺繍スカーフやビビッドカラーバッグ1922年にスイスで誕生したラグジュアリーレディースブランド「アクリス」から、アクリス 銀座店限定のスカーフ、バッグ、ドレスが登場する。繊細な刺繍で仕立てたスカーフスカーフは、「AKRISGINZA(アクリスギンザ)」のロゴが特徴的。アクリスの発祥地であるスイスのザンクト・ガレンが誇る、透かし模様の刺繍”エンブロイダリー”で仕立て、エレガントな佇まいに仕上げた。カラーは、上品な「エクリュ」と、爽やかな「スカイ」の2色を展開する。ビビッドなブルーカラーバッグビビッドなブルーカラーが目を惹く「アヌーク リトルメッセンジャー」は、スクエアフォルムのクロスバッグ。ボディに軽量かつ柔らかい肌触りのチェルボカーフレザーを使用。内側や外側に、複数のポケットを配しているため、実用性も抜群だ。”エプロン”モチーフのニットドレスニットドレスは、"エプロン"から着想を得たデザインが魅力。ソリッドなニットとラップスカートがセットになった「2in1」仕様で、モダンなレイヤードスタイルを完成させた。デコルテが美しく見えるスクープネックが、ヘルシーな印象を与える。東京・銀座中央通りの新ブティック「アクリス 銀座店」これらのアイテムは、2022年6月10日(金)オープンの新旗艦店「アクリス 銀座店」にて販売。ショップは2フロア構成になっており、レディ・トゥ・ウェア、ハンドバッグ、アクセサリーなどアクリスのフルコレクションを展開する。なお、店舗のデザインは、世界的に有名な建築家、デイヴィッド・チッパーフィールドが手掛けている。【詳細】アクリス 銀座店限定 ウェア&アクセサリー<アイテム>エンブロイダリー・スカーフ 170,500円アヌーク リトルメッセンジャー 185,900円エプロンニットドレス 346,500円■新店舗情報アクリス 銀座店オープン日:2022年6月10日(金)住所:東京都中央区銀座3-5-7 1F・2FTEL:03-3561-1922営業時間:11:00~19:00定休日:不定休【問い合わせ先】アクリスジャパンTEL:0120-801-922
2021年07月31日この冬、公開予定のアニメーション映画『ボス・ベイビーファミリー・ミッション』より、見た目は赤ちゃん中身はオッサンのボス・ベイビーや、兄ティム、新たに加わるボス・レディのティナの姿を切り取った場面写真が到着した。ボス・ベイビーと兄ティムが繰り広げた、赤ちゃんVS子犬の死闘を描いた前作『ボス・ベイビー』から30年後の世界が舞台となっている本作。ボス・ベイビーは、正真正銘のエリート社長として大成功し、ティムはタビサとティナという娘に恵まれ、幸せな専業主夫に。そんな成長した2人は、すっかり疎遠になっていたが、悪の天才博士が世界征服を企んでいるという情報が舞い込み、それを止めるため、ボス・ベイビーとティムはスーパーミルクで赤ちゃん返りし、潜入捜査に向かう。今回到着した場面写真では、大人に成長したボス・ベイビーとティムの前で、ティムの次女・ティナがベイビー株式会社から来たボス・レディとしての正体を明かす決定的瞬間が切り取られており、ボス・レディは喧嘩が絶えない兄弟におしゃぶりをくわえさせ、世界を救うミッションを言い渡すのだ。さらに、札束を手に敵を買収しようとする、不敵な顔のボス・ベイビーや、ボス・レディも交えた3人での秘密の作戦会議の様子、ボスコンビが火花を散らすシーンも公開された。『ボス・ベイビーファミリー・ミッション』は冬、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ボス・ベイビーファミリー・ミッション 2021年冬、全国にて公開©2020 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
2021年07月09日見た目は赤ちゃん、だけど知能は大人な“ボス・ベイビー”が巨大な陰謀に挑んだ『ボス・ベイビー』の続編、『ボス・ベイビーファミリー・ミッション』のポスタービジュアルが公開された。7歳のティムの家族のもとに弟として迎え入れられ、活躍したボス・ベイビーことテッド。今作では、大人になり疎遠になっていた、2人の娘を持つ専業主夫になったティムと、スーパービジネスマンのエリート社長になったテッドが、再び引き合わされることに。実はそれは、ティムの次女ティナの仕業。ティナは、“見た目は赤ちゃん、中身は女スパイ”という、新たなボス・ベイビー。ティナの目的は、大人になったテッドをスーパーミルクでボス・ベイビーに戻し、悪の天才博士率いる極悪ベイビー軍団から世界を救うこと。“見た目は赤ちゃん、中身はオッサン”のボス・ベイビーがカムバックし、ティナと最強コンビを結成、さらにテッドと共に少年に戻ったティムも加わり、史上最大のピンチに立ち向かう――というのが本作の物語。到着したポスタービジュアルには、そんなボス・ベイビーコンビが登場。愛くるしいけど、どこかふてぶてしさも漂う本作らしい1枚が完成した。『ボス・ベイビーファミリー・ミッション』は冬、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ボス・ベイビーファミリー・ミッション 2021年冬、全国にて公開©2020 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
2021年06月30日エドガー・ライト監督(『ベイビー・ドライバー』)の最新作『Last Night in Soho』(原題)の予告編が公開された。同作はロンドンを舞台に描くホラースリラーで、アニャ・テイラー=ジョイ、トーマシン・マッケンジー、マット・スミス、『ハリー・ポッター』シリーズのジェームズ&オリバー・フェルプス兄弟らが出演。また、昨年9月に亡くなったダイアナ・リグ、10月に亡くなったマーガレット・ノーランの最後の出演作となっている。脚本はライト監督とクリスティ・ウィルソン=ケアンズ(「ペニー・ドレッドフル ~ナイトメア 血塗られた秘密~」)が執筆した。予告編は、ある晩眠りについた新進のファッション・デザイナーのエロイーズ(トーマシン)が、1960年代のロンドンに迷い込むところからスタート。「カフェ・ド・パリ」に入り、鏡を見るとそこには自分ではなく美しく妖艶な歌手サンディ(アニャ)が映っている。60年代のロンドンではサンディと同化しているエロイーズは、現代に帰るとサンディから得たインスピレーションを服のデザインに活かす。現代と60年代を行き来するうちに、エロイーズは現代でもサンディ風の外見を装うようになり、60年代で起きたことが現代にも影響してくることに。不気味な音楽とともに不穏な展開を見せ、最後は「あなたは幽霊を信じる?」というナレーションとドキッとするようなシーンで締めくくられる。「久々にこんな最高の予告編を観た」「2021年のホラー映画で間違いなく1位!」など映画ファンから大好評だ。(Hiromi Kaku)
2021年05月26日アクセーヌ(ACSEINE)の日やけ止めベースクリーム「アクセーヌ スーパーサンシールド ブライトヴェール<ナチュラルカバー>」が、2021年4月23日(金)より発売される。アクセーヌの日やけ止めベースクリームがパワーアップアクセーヌの日やけ止めベースクリームが、“潤い保護膜”を強化してリニューアル。新作「アクセーヌ スーパーサンシールド ブライトヴェール<ナチュラルカバー>」は、紫外線ケアと乾燥ケアを同時に叶えてくれるUVクリームだ。潤い力の高い保護膜により、透明度がアップして、より素肌になじむ仕上がりに。珍しいオレンジピンクカラーは、白浮きせずに色ムラやくすみをカモフラージュして、ぱっと明るい肌印象を演出してくれるSPF50+PA++++で紫外線からも肌を守ってくれるので、ライトなメイクをしたい日にはこれ1本で仕上げるのもおすすめだ。セラミドなど、肌の成分に近い保湿成分を配合したクリームは、肌と一体化するように軽やか。べたつきがなく、こすれや摩擦にも強いので、メイク仕立てのきれいな肌を長く楽しむことができる。【詳細】アクセーヌ スーパーサンシールド ブライトヴェール<ナチュラルカバー> 22g 4,400円(税込)発売日:2021年4月23日(金)【問い合わせ先】アクセーヌTEL:0120-120783
2021年04月26日映画『ボス・ベイビー』の続編『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』が、2021年12月17日(金)に全国ロードショー。“おっさん赤ちゃん”がスクリーンに再び黒いスーツに白いシャツ、ネクタイを締めた赤ちゃん。物語の主人公となる“ボス・ベイビー”は、見た目は赤ん坊、知能は大人という、ユニークなキャラクターだ。2018年に日本で公開された前作は、『美女と野獣』を抑えて全米初登場第1位を獲得し、全世界で大ヒットを記録。アカデミー賞では、長編アニメ映画賞にノミネート。またアニメ界のアカデミー賞と言われるアニー賞でも高い評価を受けており、作品賞、監督賞、キャラクター・アニメーション賞、キャラクター・デザイン賞、ストーリーボーディング賞の5部門にてノミネートされた。新たな“ボス・ベイビー”が誕生?!続編となる『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』では、“ボス・ベイビー”ことテッドは、スーパービジネスマンでエリート社長に。一方、兄・ティムは、結婚し2人の娘にも恵まれて専業主夫になっていた。時が経ち、疎遠になっていた2人は、ある日再び引き合わされることに。それは、ティムの次女ティナの仕業だった。ティナは、見た目は赤ちゃん、中身は女スパイの新たな“ボス・ベイビー”。彼女の目的は、大人になったテッドをスーパーミルクで“ボス・ベイビー”に戻し、悪の天才博士率いる極悪ベイビー軍団から世界を救うことだ。テッドとティナが最強の“ボス・ベイビー”コンビを結成し、史上最大のピンチに立ち向う。登場キャラクターボス・ベイビー“ボス・ベイビー”ことテッド。見た目は赤ん坊、知能は大人の“おっさん赤ちゃん”。大人に成長し正真正銘のエリート社長になるが、ボス・レディによって“赤ちゃん返り”してしまう。ティムテッドの兄。ボス・レディティムの娘ティナ。新たな“ボス・ベイビー”に任命される。見た目は赤ちゃん、中身は女スパイ。“ボス・ベイビー”の日本語声優はムロツヨシが続投“ボス・ベイビー”の声は、前作に引き続きムロツヨシが担当。出演に際し、「こんな時代に、ボス・ベイビーになって、皆んなの前で、わちゃわちゃしたいんです。こんな時代だからこそ、皆んなでわちゃわちゃしたいんです。しましょう。ボス・ベイビーになって、映画館で待ってます。わちゃわちゃしよう。皆んなで笑っていよう。」と意気込みを明かしている。新キャラのボス・レディ役は多部未華子新キャラクター、ボス・レディ役の日本語吹替えは、洋画吹替え初挑戦となる多部未華子。多部未華子は、「とても可愛い作品に参加することができて嬉しいです。ボス・レディのティナは愛嬌たっぷりで明るく元気なかっこいいボスなので、声を合わせるのがとても難しかったです」とコメントを寄せた。その他、前作から続投となる吹替えキャストが集結。前作ではボス・ベイビーの兄ティムの吹替えを担当した芳根京子が、最新作では父親となったティムの長女タビサ役に。また、宮野真守が大人のティムと子供返りしたティム役、ボス・ベイビー&ティムの母親ジャニス役を乙葉、父親テッドシニア役をNON STYLEの石田明が引き続き演じる。その他、脇を固めるキャラクターに、ベテラン勢から新鋭まで多彩な声優陣が集結した。大人になったティムの妻・キャロル役...坂本真綾ティムが子供の頃から愛用している魔法使いのおもちゃウィジー役...銀河万丈ボス・ベイビーとティムの前に立ちはだかる最大の敵・アームストロング博士...大塚芳忠ボス・ベイビーとティムが潜入捜査をする学校のクラスの生徒のボー・ピープ役...悠木碧クラスの生徒で糊が大好きな糊ベイビー役...ファイルーズあいクラスの生徒でボス・ベイビーにまとわりつく不気味少女役..鬼頭明里クラスの生徒でいじわるな少年ネイサン役...中田理智クラスの生徒のメーガン役...新津ちせ大人になったステイシー役...早見沙織タビサのくまのおもちゃのコニー役...村瀬歩その他のキャラクター...こばたけまさふみ、川井田夏海【詳細】映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』公開時期:2021年12月17日(金)製作:ジェフ・ハーマン監督:トム・マクグラス出演:アレック・ボールドウィン声の出演:ムロツヨシ原題:THE BOSS BABY: FAMILY BUSINESS<映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』ストーリー>ボス・ベイビーと兄ティムが繰り広げた、赤ちゃんVS子犬の死闘から30年――。ボス・ベイビーは正真正銘のエリート社長として大成功し、兄のティムはタビサとティナという娘に恵まれ、幸せな専業主夫に。成長した2人はすっかり疎遠になっていた。そんなある日、ベイビー株式会社に、悪の天才博士が世界征服を企んでいるという情報が舞い込む。世界を救うためには再びボス・ベイビー&ティムの力が必要と、2人の元に派遣されたのは、新たに「ボス・レディ」に任命されたティムの娘ティナだった――。「私、ボス・レディ。新たな任務を伝えに来たわ」世界中の赤ちゃんを洗脳し世界征服を企む悪の天才博士を止めるため、ボス・ベイビーとティムはスーパーミルクで赤ちゃん返りし、潜入捜査に向かう。見た目は赤ちゃん、中身は本当におっさんの2人は、世界を救うため史上最大のミッションを達成できるのか―?!
2020年12月11日ドリームワークス・アニメーション史上、日本歴代興行収入No.1作品である映画『ボス・ベイビー』の続編が、邦題『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』として2021年全国公開されることが決定。日本語吹替版声優には、前作でもテッドことボス・ベイビー役を演じたムロツヨシの続投が決定した。全世界で600億円超の興行収入をあげ、2018年に日本でも公開され興行収入34億円超の大ヒット、アカデミー賞にもノミネートされた『ボス・ベイビー』。マーラ・フレイジーの絵本『あかちゃん社長がやってきた』をもとに、ユニバーサル・スタジオと、ドリームワークス・アニメーションが初めてタッグを組んだ前作『ボス・ベイビー』は、7歳のティムの家族のもとに、見た目は赤ん坊、知能は大人の「ボス・ベイビー」(テッド)が迎え入れられ、その見た目の可愛さと言動のギャップが世界中で話題になった。続編『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』では、大人になったティムは結婚し、2人の娘にも恵まれて専業主夫に。彼の弟でボス・ベイビーことテッドはスーパービジネスマンでエリート社長になっていた。時が経ち、疎遠になっていった2人は“新たなボス・ベイビー”によって再び引き合わされ、世界を救うためのミッションが下される。はたして彼らはミッションを完遂できるのか?前作に引き続きテッドことボス・ベイビー役の吹き替えを担当するムロは、「ボス・ベイビーがまたやってくる。ムロの声でやって良いと言ってくれている。やらせていただきたい。ボス・ベイビーになりたいのです。こんな時代に、ボス・ベイビーになって、皆んなの前で、わちゃわちゃしたいんです。こんな時代だからこそ、皆んなでわちゃわちゃしたいんです。しましょう。ボス・ベイビーになって、映画館で待ってます。わちゃわちゃしよう。皆んなで笑っていよう」と意気込んでいる。(C) 2020 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
2020年12月08日