韓国で『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『デッドプール2』を押さえ初登場第1位を記録し、観客動員数500万人を突破した2018年の大ヒット作『毒戦 BELIEVER』が、10月4日(金)より公開されることが決定した。ストーリー姿なき麻薬王“イ先生”を執拗に追い続ける麻薬取締官、通称“マトリ”のウォンホ刑事(チョ・ジヌン)。ある日、組織の麻薬製造工場が爆破され、事故現場からラクと名乗る青年(リュ・ジュンヨル)が唯一の生存者として発見される。ウォンホ刑事は組織に捨てられた彼と手を組み、大胆かつ危険極まりない筋書きによる、組織への潜入捜査を決意するが――。本作は、香港の巨匠ジョニー・トー監督の『ドラッグ・ウォー 毒戦』(2012)をリメイク。その息もできない銃撃戦による重厚なアクションは受け継ぎつつも、映像はスタイリッシュに進化。『お嬢さん』『親切なクムジャさん』の脚本家チョン・ソギョンによる大胆な脚色も加わり、幾重にも張り巡らせた伏線による極上のサスペンスが誕生した。キャストには、『お嬢さん』での怪演も記憶に新しく、『工作黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』でも抜群の存在感を見せる実力派チョ・ジヌンが主演。『タクシー運転手 約束は海を越えて』などで注目を集めるリュ・ジュンヨルという韓国映画界に欠かせぬ人気俳優が共演し、さらに、組織の謎の人物で残虐なクリスチャンを演じたチャ・スンウォンや闇マーケットを牛耳るボスを圧倒的な存在感で演じたキム・ジュヒョクなど、韓国最高峰の演技派クセ者俳優陣が集結。特に、本作が遺作となったキム・ジュヒョクは第39回青龍映画賞、第55回大鐘賞映画祭で助演男優賞を受賞している。あわせて解禁となった日本版ポスターにある「姿なき麻薬王を追え。潜入先は狂人区」というキャッチコピーが示すとおり、魂まで毒される<狂気>の演技合戦を繰り広げられる本作。最後の1秒まで戦慄が走る、極上のノワール・エンターテインメントに注目だ。『毒戦 BELIEVER』が10月4日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年07月22日世界興行収入歴代1位の『アバター』の記録に迫る大ヒットとなっている『アベンジャーズ/エンドゲーム』が、早くも9月4日(水)よりMovieNEXで発売、8月7日(水)より先行デジタル配信開始。本日7月19日は「スーパーウーマンの日」ということで、劇中でも印象的だった女性ヒーローが大集結する、あの胸アツシーンの本編クリップ映像が到着。さらに、MovieNEXに初回限定で収録されるブルーレイボーナス・ディスクの激レアな内容を収めた、新たな予告編映像も解禁となった。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品には、パワーと知性、繊細さ、そして何より芯の強さを併せ持つ“スーパーウーマン”である女性ヒーローたちが多数登場する。今回は「スーパーウーマンの日」に合わせ、本作でインフィニティ・ストーンを運ぶスパイダーマンことピーター・パーカーを、キャプテン・マーベルをはじめとした女性ヒーローたちが守り、サノスの軍隊と戦うシーンの本編クリップ映像が到着。「アベンジャーズ」の一員であるスカーレット・ウィッチやアントマンの相棒ワスプだけでなく、ブラックパンサーの妹シュリと側近のオコエ、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のガモーラ、マンティス、ネビュラに、アスガルドの女戦士ヴァルキリー、そしてアイアンマンことトニー・スタークの妻であるペッパー・ポッツもアーマースーツを着て登場!さらに、MCU最強の呼び声も高いキャプテン・マーベルが、圧倒的な強さで敵をなぎ倒していく姿が圧巻となっている。なお、MovieNEX初回限定のボーナス・ディスクには、「スタン・リーの功績」をはじめ、「ロバート・ダウニーJr.の存在」「キャプテン・アメリカを振り返る」など、製作の舞台裏や未公開シーン、ファン必見の貴重映像を多数収録しているが、解禁となった新たな予告編映像では、その一部を見ることができる。ロバートやスカーレット・ヨハンソンら豪華キャスト陣の素顔が収められた撮影舞台裏や、スタン・リーのカメオ出演のメイキング映像は必見。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は9月4日(水)よりMovieNEX発売、8月7日(水)より先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年07月19日世界最高峰と謳われる対テロ特殊部隊:GIGN(フランス国家憲兵隊治安介入部隊)伝説の作戦行動であり、衝撃的実話を映画化した『15ミニッツ・ウォー』(原題:L’intervention)が、10月11日(金)より日本でも公開されることが決定した。フランス最後の植民地ジブチ。軍関係者の子どもらを乗せたスクールバスが、独立派武装組織のメンバーに乗っ取られるという事件が発生。テロリストたちは、同志である政治犯の即時解放とフランスからの独立を要求し、応じない場合は子どもたちの喉を切り裂くと宣言。事態を重く見たフランス政府は、事件の早期解決のため、極秘裏に特殊制圧チームを編成し現地へ派遣することを決める。チームを指揮するジェルヴァル大尉を始め、集められたのは軍でもトップクラスの実力を持つスナイパーたち。彼らは一斉射撃によるテロリストの同時排除という前代未聞の作戦を立案。しかし、現地駐留軍、外交筋との連携がうまく行かず、膠着状態が続いてしまう。一方、生徒たちの身を案じた女性教師・ジェーンは、軍関係者の静止を振り切り、生徒たちのためにテロリストに占拠されたバスに乗り込んでゆくのだが…。本作の基となったのは、1976年のフランス最後の植民地であるジブチで発生したバスジャック事件。高い狙撃能力を持つスナイパーたちによって編成された対テロ特殊部隊・GIGNが正式に組織化される前夜に起きた「奇跡の人質救出」を映画にした。監督のフレッド・グリヴォワは「10年ほど前から、このテーマに取り組んでいました。しかし様々な事情で、別のプロジェクトを優先しなければいけなかった。長年温めていたこの企画の実現を、スタッフが後押ししてくれて映画化に至りました」と映画化には並ならぬ思いがあったようだ。また出演は、『007 慰めの報酬』『オブリビオン』などに出演する国際派女優のオルガ・キュリレンコが、テロリストに占拠されたスクールバスに乗り込むアメリカ人教師のジェーンを、チームを指揮するジェルヴァル大尉をアルバン・ルノワールが演じるほか、ヴァンサン・ペレーズ、ジョジアーヌ・バラスコらフランスの名優たちが参加している。公開決定と合わせて到着した日本版ビジュアルでは、「誰も、死なせはしない。」というキャッチコピーと、それを象徴するかのようなジェーンの鬼気迫る表情が印象的だ。加えて、『荒野の七人』の用心棒の様な出で立ちを連想させる、5人のスナイパーも登場している。子どもたち21人を乗せたバスジャック事件の行末とは?アクション映画史に残る1シーンに仕上がっているという“ラスト15分”の攻防劇に注目だ。『15ミニッツ・ウォー』は10月11日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開。(cinemacafe.net)
2019年07月11日ベーシックスキンケアラインをリニューアル株式会社コーセーは、総合化粧品ブランド「インフィニティ」より展開するベーシックスキンケアラインをリニューアルし、2019年9月16日に発売する。同ブランドは、フェイスラインのゆるみ、ほうれい線の出現などの悩みをもつ30代から40代をコアターゲットとしている。今回発売する化粧水と乳液の使用感を「Iしっとり」「IIとてもしっとり」「III特濃」の3タイプ展開することで、幅広いニーズに応える。リニューアルに先立ち、3タイプそれぞれ7日間試せる限定トライアルキットを8月21日に発売。肌の上でクリームからオイルに変化するクレンジング今回発売するのは、メイク落としの「トリートメントクレンジングクリーム」、洗顔料の「トリートメントウォッシュ」、化粧水の「コンセントレートローション」、乳液の「コンセントレートエマルジョン」の4種類だ。メイク落としは、チューブから出した時はクリーム状だが肌の上でオイルに変化する。クリームのスキンケア効果とオイルの洗浄力をあわせもつ。洗顔料は、キメ細かくもっちりとした濃密な泡で、透明感あふれる明るい印象の肌に整えてくれる。それぞれ3タイプから選べる化粧水と乳液は、たっぷりの美白成分を配合。うるおいを角層奥深くまでそそぎこみ、湧き上がるようなハリと充実したつやを与える。いずれもフレッシュフローラルブーケの香りだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※コーセーニュースリリース
2019年07月05日アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーなどヒーローたちが大集結する「アベンジャーズ」シリーズの完結編『アベンジャーズ/エンドゲーム』。この度、あの興奮と感動が再びよみがえる、数々の名場面が収められた特別映像が解禁となった。記録破りの大ヒットで映画の歴史を塗り替えた本作。この度到着したのは、本編で多くのファンたちが涙した数々の名場面を収めた特別映像。ソーが『マイティ・ソー バトルロイヤル』で手放した武器ムジョルニアを手に取るシーンや、全ヒーローが集結する胸アツの「アッセンブル」のシーン、またトニー・スタークによる「私がアイアンマンだ」の名セリフなど、本編中の名場面が凝縮!ソーとヴィジョンしか持ち上げられなかったムジョルニアをキャプテン・アメリカが扱う場面なども収められており、あの興奮と感動が再びよみがえる内容となっている。怒涛の展開で繰り広げられる予想不可能なストーリーと、涙なしでは見られない感動のラストなど、“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)”の1つの集大成といえる本作。MovieNEX初回限定のボーナス・ディスクには、「スタン・リーの功績」をはじめ、「ロバート・ダウニーJr.の存在」「キャプテン・アメリカを振り返る」など、製作の舞台裏や未公開シーン、ファン必見の貴重映像も多数収録されている。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は9月4日(水)よりMovieNEX発売、8月7日(水)より先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年07月05日“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)”の最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』が、早くもリリース&先行デジタル配信が決定。今回、「アベンジャーズ」シリーズ完結編となる本作やMCUの魅力がギュッと詰まったボーナスディスクの内容の一部が明らかになった。先日のMovieNEX発売決定のニュースから一夜にして、すでに一部ECサイトでは売り切れの商品もあるなど、日本での盛り上がりも加速し続けている本作。SNSでは「これは買ってしまうよね。毎日家でアッセンブルできるんですよ。今日は英語でアッセンブル。明日は日本語でアッセンブル。そんなの素敵やん」「大人買いしようかな」「3000回観ないといけないな!!」など、リリースを喜ぶファンの声も多く飛び交っている。MovieNEXには、映画本編を収録したブルーレイとDVD、いつでもどこでもスマホなどで繰り返し見ることができるデジタルコピーに加え、初回限定でブルーレイ・ボーナスディスクを1枚封入。約1時間に及ぶボーナス映像を見ると、あの興奮と感動が再びよみがえり、さらに新たな発見と驚きが体感できるはずだ。生前のスタン・リーがカメオ出演をふり返る!まず、「スタン・リーの功績」には、昨年、惜しまれながらこの世を去ったアメコミ界のレジェンドで、マーベルの名誉会長でもあるスタン・リーの歴史をふり返る映像が収録。スタン・リーといえば、これまでのマーベル作品に必ずと言っていいほどカメオ出演をしており、劇中での彼の登場を楽しみにしていたファンも多い。このボーナス映像は、そんなカメオ出演について生前の本人がふり返るほか、撮影の舞台裏の様子も収めた貴重映像。『アベンジャーズ/エンドゲーム』にも最後のカメオ出演を果たしているスタン・リー。本編のどこに登場しているのかを探しながら、ボーナス映像と一緒に楽しんでほしい。アイアンマンとキャプテン・アメリカ、これまでの歩みに感涙また、“アベンジャーズ”の核を担う2人、アイアンマンとキャプテン・アメリカのこれまでをふり返る映像も見逃せない。「ロバート・ダウニーJr.の存在」は、「アイアンマン」(’08)から11年間に渡り、絶大な人気を誇るキャラクター、アイアンマン/トニー・スタークを演じてきたロバート・ダウニー・Jr.にスポットを当てた映像。今年のMTVムービー&TVアワード2019では「ベストヒーロー賞」を受賞するなど、MCUシリーズの中で唯一無二の存在感を放つアイアンマンだが、そのアイアンマンを演じてきたロバートもまた、この10年間続いてきた超大作シリーズの立役者のひとりである。そして、「キャプテン・アメリカを振り返る」では、アイアンマン同様、アイコン的な存在でシリーズを盛り上げてきたクリス・エヴァンス演じるキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースを紐解いていく。極秘実験“スーパーソルジャー計画”によって史上最強の兵士へと生まれ変わった彼が、どのようにして“アベンジャーズ”となって活躍するのか、改めてふり返ってみてほしい。あの“ヤバいソー”の舞台裏も!ほかにも、『アイアンマン2』で初登場してから“アベンジャーズ”の中心メンバーのひとりとしてシリーズを支えてきたブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)のキャラクターに迫る「ブラック・ウィドウの過去と現在」や、『アベンジャーズ/エンドゲーム』では衝撃的な姿を見せた雷神ソー(クリス・ヘムズワース)の撮影の舞台裏が楽しめる「ヤバいソー」など、それぞれお気に入りキャラクターが堪能できるコンテンツなども収録。未公開シーンには、涙なしでは見られない、あのラストシーンの別カットが収録!ほかにも、トニーと父・ハワードの会話や、家で過ごすトニーとポッツの様子など、惜しくも本編ではカットされた6つの未公開シーンを見ることができる。そして、毎回大好評のNGシーン集ももちろん収録。長年に渡り共演してきたキャストたちの仲の良さが垣間見える貴重な映像も楽しみのひとつ。世界中の観客を魅了している“マーベルの集大成”である本作には、“アベンジャーズ”最後の勇姿、キャプテン・アメリカとアイアンマンの共闘など、ファンにとっては胸アツのシーンが次々に登場。怒涛の展開で繰り広げられる予想不可能なストーリーに感動のラストなど、喜び、悲しみ、驚き、全ての感情が揺さぶられるエンターテインメントの頂点ともいえそうだ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は9月4日(水)よりMovieNEX発売、8月7日(水)より先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年07月03日ロバート・ダウニー・Jrをはじめ、各世代の名だたるハリウッドスターが勢ぞろいした『アベンジャーズ/エンドゲーム』は全世界歴代興収1位の『アバター』に迫る勢いで特大ヒット、日本では約2か月間上映され、興行収入60億円、動員411万人を突破している(6月19日現在)。そんな中、まるで“韓国の『アベンジャーズ』”といっていいほど、名子役からアイドル、実力派まで韓国のスター俳優たちが集結し、アジア、北米などであの『新感染 ファイナル・エクスプレス』を超える大ヒットとなった『神と共に』2部作が、SNSを中心に盛り上がりを見せている。「今年イチ泣いた…アクションもファンタジーもミステリーも全部マシマシのっけ盛り丼みたいな映画!」「濃厚なエンターテイメント!!涙あり、笑いあり、バトルあり!」といった熱い声に押され、従来の韓国映画ファンのみならず、新たな層にもその熱は伝播。6月28日(金)から公開される『第二章:因と縁』を前に公開中の『第一章:罪と罰』に駆け込む人が相次ぎ、先週末などは上映館や上映回数が減ったこともあってか満席完売となる回も。『第二章:因と縁』への期待の声も大きく、ひょっとしたら、あの『バーフバリ』や『カメラを止めるな!』のようなムーブメントになる…かもしれない可能性を秘めている。「見たことある!」韓国ドラマ&映画の人気俳優が総出演人気ウェブコミックを原作に、誰もが想像はするけれど行ったことのない“地獄”を、VFXを駆使した圧倒的ビジュアルで表現し、韓国エンタメが得意とする家族愛を中心にすえた激エモのストーリーで映画化した本作。日本でもヒットした『新感染』を超え、本国では歴代興行成績第2位を記録、2部作を合わせると韓国の人口の半分以上が見たことになる2700万人を動員した。5月24日(金)より公開された『神と共に第一章:罪と罰』は興行収入5200万円超となっており、話題作がひしめく中、Twitterと連動できる映画レビューサイト「coco」ではレビュアー満足度90%と高い数値を維持している。その一番の魅力は何と言っても、「アベンジャーズの如く知った顔だらけ」の豪華なキャスト陣にある。日本や世界各国で話題を呼んだ作品に出演している、“見たことのある”顔ぶればかりなのだ。まずは、『チェイサー』『哀しき獣』、近年では『お嬢さん』『1987、ある闘いの真実』などに出演するトップ俳優ハ・ジョンウ。『アシュラ』『背徳の王宮』『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』などイメチェンが功を奏して引く手あまたのチュ・ジフン。韓国版「女王の教室」や『優しい嘘』『私のオオカミ少年』と成長を見せるキム・ヒャンギが、救出活動中に不慮の死を遂げた消防士を“死後の世界”へと案内する冥界の使者トリオを演じ、好評を得ている。リーダー格のカンニム(ハ・ジョンウ)、護衛担当のヘウォンメク(チュ・ジフン)という長身の2人が、スタイリッシュなロングコート風衣装で、時に消防士を守るために地獄鬼や怨霊と戦う姿には、「眉目麗しい」「いちいちカッコいい」と萌える人が続出。アクションはクールだがキャラが残念なヘウォンメクと一番年下ながらしっかり者のドクチュン(キム・ヒャンギ)には、「ヘウォンメクとドクチュンみたいなコンビ好き」「愛らしいー」との声も上がり、キャラの立った「使者3人がかわいいの極み」「使者トリオがかわいい」と、人気のバロメーターともいえる二次創作も数々アップされている。そんな彼らに地獄の裁判で弁護・警護される消防士ジャホンを演じるのは、『猟奇的な彼女』のチャ・テヒョンだ。誰もが彼に抱く“いい人”のイメージそのままに、死者の中でも“貴人”と呼ばれる“正義の亡者”に。だが、7つの地獄で裁判が行われながら、そんな彼にも罪深い過去があったことが次第に分かってくる。また、<怠惰><ウソ><裏切り>など7つの地獄には“裁判長”にあたる大王がいる。ここにも、『新感染』でコン・ユの娘役を演じたキム・スアン、『ブラインド』「紳士の品格」のキム・ハヌル、“国民的お母さん”キム・ヘスクらに加え、あの閻魔大王を『新しき世界』『10人の泥棒たち』のイケオジ俳優イ・ジョンジェが長髪&ひげ姿で演じており、「閻魔様イケメンすぎ笑」「閻魔様萌え」と言われたりも。さらには、ドラマ「コーヒープリンス1号店」の末っ子キャストでブレイクし、R指定映画『後宮の秘密』では松坂桃李さながら(?)の大胆ラブシーンに挑んだキム・ドンウクが、除隊を間近に控えながらも“脱走した”兵長スホンを熱演。実はこのスホンとチャ・テヒョン演じる消防士ジャホンは兄弟で、この2人にある確執が『第一章:罪と罰』のキーとなっている。そのスホンが軍隊で面倒を見るのが、『明日へ』『7号室』『あの日、兄貴が灯した光』などで知られ、演技もできるアイドル=“演技ドル”の代表的存在である「EXO」のD.O.(ド・ギョンス)演じるドンヨン。入隊する男子全員が筋骨隆々で猛々しいわけではなく、実際、彼が演じたような繊細で、不安定で、軍に馴染めない兵士もいるはずだ。加えて第二章には、『新感染』で日本はもちろん世界中から注目を集め、ついにはマーベル映画『エターナルズ/The Eternals』(原題/2020)に抜擢されたマ・ドンソクが参加。「ドンソク兄貴の第二章が今から楽しみ」「マ・ドンソクも出てくる第二章も見に行きます!」「次作マ・ドンソクでてくるし見たい」という声が多数上がっている。冥界アドベンチャーアクションながら兄弟愛、母子愛に「涙が止まらない」メガホンをとったのは、ゴリラのプロ野球選手を描いた『ミスターGO!』や全身整形美女の奮闘を描く『カンナさん大成功です!』など、一見、奇想天外ながら人間愛溢れる熱いメッセージを作品に盛り込んでくるキム・ヨンファ監督。『神と共に』は準備に5年、撮影に1年をかけたそうで、2部作を同時進行で製作するのは韓国映画初の試みだったという。そんな本作は、「シリアスで重いクールな感じを想像していたけど、軽い感じのユーモア満載で、韓国らしい人間ドラマもあるファンタジーなアクション映画」「スピーディなVFXバトルが見応えあるが、ドラマパート部分に『やられた!』という感じ」「ジェットコースター展開なのにジワジワ観ハマっていってしまう」などなど、鑑賞者の声からもまさしく“全部のせ”であることが伝わってくる。“全部のせ”のラストを飾るのは、韓国映画ならでは母と子、兄弟や友情の物語だ。「良い人感120%のチャ・テヒョンが絶対に地獄に落ちる訳無いでしょ?でもそこは韓国映画!手の込んだ仕掛けがあれこれと!」「清廉潔白な男の人生の諸相が秘めた深い悔恨と、その救済を描く物語は実に感動的」「3人の冥界の使者と地獄巡りをするジャホンの家族の物語がエモーショナルに描かれていて心の琴線に触れます」「面白くてかっこいい!って前評判で行った(中略)こんな泣ける映画だって知らなかった」と、練りに練られた伏線がラストに向かって収束していくと変容するストーリーに絶賛の声が続々。こうした生と死に向き合う人間ドラマの根幹を描きつつ、アドベンチャーあり、アクションあり、地獄や怨霊のおどろおどろしさに、現世での格差拡大や貧困などの社会問題も忘れておらず、加えて笑いとのバランスも見事。とりわけ、3使者の中でヘウォンメク役のチュ・ジフンが利いており、2か月以上に及ぶ練習を重ねたというキレキレアクションをハ・ジョンウと披露したかと思えば、キム・ヒャンギの前ではマジメな顔してとぼけてみせ、ハラハラドキドキの緊張の糸をほぐすシーンも随所に用意されている。ハリウッド映画をいいとこ取りの世界観。第二章は『ジュラシック・パーク』風?キャスト陣が“アベンジャーズ”状態である上に、煮えたぎる溶岩や三途の川、谷底の見えない岩場、広大な砂漠など、「テーマパークとしての地獄めぐりが面白すぎる」のも魅力。さながら『ロード・オブ・ザ・リング』や『インディ・ジョーンズ』のような胸躍るスペクタクルが繰り広げられる地獄の世界観は、ヨンファ監督が自ら立ち上げ、ハリウッドでも活躍するVFX会社「デクスター・デジタル」によるもの。それはスクリーンで堪能すればこそで、「ジョンウとジフンの豪華ツートップガイドつきLOTR的地獄めぐり、サイコー!」との声も上がるほど。しかも、この2人、カンニム(ハ・ジョンウ)とヘウォンメク(チュ・ジフン)の立ち姿はまるで『マトリックス』?怨霊とのバトルは『ハリー・ポッター』の魔法や、それこそ『ドクター・ストレンジ』などのアメコミ映画を彷彿とさせ、“全部のせ”感をさらに押し上げる。先日解禁になったばかりの『第二章』本編映像では、かつて怨霊だったが貴人となったスホン(キム・ドンウク)が、なんと地獄で恐竜ラプトルから逃げ惑うシーンが。ティラノサウルスも登場し、『ジュラシック・パーク』や『ジュラシック・ワールド』の名シーンもVFXで完全再現!?当初グリーンバックでの演技に抵抗のあったハ・ジョンウは、『アベンジャーズ』シリーズのロバート・ダウニー・Jrのメイキング映像に励まされた、らしい。そんな『第二章』では、『第一章』で大好きになった冥界の使者たちの過去=因縁が描かれる様子。マ・ドンソクによるコメディパートも期待できるが、予告映像などではチュ・ジフンが涙するシーンもあり、個々のドラマがより濃密になっていくようだ。また、現地ニュースによれば、D.O.が7月にリアル入隊するのは、除隊後に第三章、第四章に参加するためとも伝えられている。その2作も同時に撮影を行う予定とか。『神と共に』が冥界シネマティック・ユニバースと化す日が来たりして…。『神と共に第二章:因と縁』は6月28日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。『神と共に第一章:罪と罰』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:神と共に第一章:罪と罰 2019年5月24日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2019 LOTTE ENTERTAINMENT & DEXTER STUDIOS All Rights Reserved.神と共に第二章:因と縁 2019年6月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2019 LOTTE ENTERTAINMENT & DEXTER STUDIOS All Rights Reserved.
2019年06月28日映画界の歴史を塗り替えた超大作『アベンジャーズ/エンドゲーム』が早くもリリース決定。9月4日(水)にMovieNEXと4K UHD MovieNEX、そしてファン必携の限定コミックブックなどをセットにした4K UHD MovieNEXプレミアムBOX(数量限定)が発売され、8月7日(水)より先行デジタル配信される。世界興行収入が『タイタニック』を超え、歴代1位の『アバター』に迫る勢いの大ヒットを記録。日本でも、国内興行収入がディズニー史上最速となる7日間で30億円を突破し、前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の興行収入をわずか10日間で抜くという、驚異のスピードで日本中を席巻した本作。MovieNEXは、映画本編を収録したブルーレイとDVD、スマホなどで繰り返し見ることができるデジタルコピーに加え、初回限定でブルーレイ・ボーナスディスク付。初回限定のボーナスディスクには、「スタン・リーの功績」をはじめ、「ロバート・ダウニーJr.の存在」「キャプテン・アメリカを振り返る」など、製作の舞台裏や未公開シーン、ファン必見の貴重映像を多数収録(デジタル配信・購入にも一部収録)。あの興奮と感動が再びよみがえり、さらに新たな発見と驚きが体感できる内容となっている。さらに、大迫力の高画質・高音質で作品を楽しめる4K UHD MovieNEX、4K UHD MovieNEXプレミアムBOX(数量限定)も同時発売。プレミアムBOXには人気コミックアーティスト、タケシ・ミヤザワによる描き下ろしカバーの限定コミックブック(56ページ・B5サイズ変形、オールカラー)、そしてスチールブックケースをオリジナルBOXケースにセットしたファン必携の商品といえそうだ。あの感動をもう一度!公式Twitterをリツイートすると最新映像が見られるこのリリース決定を記念し、SNS限定で『アベンジャーズ/エンドゲーム』MovieNEXの最新映像を公開。『アベンジャーズ』公式Twitterアカウント(@AVG_JP)にて、6月28日(金)午前10時に投稿されるツイートをリツイートすると、劇場公開時は見ることができなかった最新映像を目にすることができる(~7月1日23時59分までの4日間限定)。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は9月4日(水)よりMovieNEX発売、8月7日(水)より先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年06月28日世界興行収入があの『タイタニック』を超え、歴代1位の『アバター』に迫る勢いの大ヒットを記録している『アベンジャーズ/エンドゲーム』。早くも本作が、9月4日(水)にMovieNEXと4K UHD MovieNEX、そして、ファン必携の限定コミックブックなどをセットにした4K UHD MovieNEXプレミアムBOX(数量限定)で発売されることが決定した。世界中で爆発的なヒットを記録し続ける全世界大注目の“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)”シリーズ。最新作である『アベンジャーズ/エンドゲーム』はここ日本でも、国内興行収入がディズニー史上最速となる7日間で30億円を突破し、前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の興行収入をわずか10日間で抜くという、驚異のスピードで日本中を席巻した。記録破りの大ヒットで映画界の歴史を塗り替えた超大作なのだ。最凶最悪の敵“サノス”によって、人類の半分が消し去られ、最強チーム“アベンジャーズ”も崩壊してしまった。果たして失われた35億の人々と仲間を取り戻す方法はあるのか?大逆転の確率は、1,400万605分の1……。わずかな希望を信じて再び集結したアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーたちに残されたのは、最強の絆だけ。“今はここにいない”仲間のために、最後にして最大の逆襲が始まる。発売される『アベンジャーズ/エンドゲームMovieNEX』は、映画本編を収録したブルーレイとDVD、いつでもどこでもスマホなどで繰り返し見ることができるデジタルコピーに加え、初回限定でブルーレイ・ボーナスディスク付きだ。初回限定のボーナス・ディスクには、“スタン・リーの功績”をはじめ、“ロバート・ダウニーJr.の存在”、“キャプテン・アメリカを振り返る”など、製作の舞台裏や未公開シーン、ファン必見の貴重映像を多数収録(デジタル配信(購入)にも一部収録)。あの興奮と感動が再びよみがえり、さらに新たな発見と驚きが体感できる内容となっている。さらに、大迫力の高画質・高音質で作品を楽しめる『アベンジャーズ/エンドゲーム 4K UHD MovieNEX』と、『アベンジャーズ/エンドゲーム 4K UHD MovieNEXプレミアムBOX(数量限定)』も同時発売。プレミアムBOXは、4K UHD MovieNEXと、人気コミックアーティスト、タケシ・ミヤザワによる描き下ろしカバーの限定コミックブック、そして、スチールブックケースをオリジナルBOXケースにセットしたファン必携の商品となっている。このリリース決定を記念し、SNS限定で、『アベンジャーズ/エンドゲーム』MovieNEXの最新映像を公開。『アベンジャーズ』公式Twitterアカウント(@AVG_JP)にて、6月28日の午前10時に投稿されるツイートをリツイートすると、劇場公開時は見ることができなかった最新映像を見ることができる。この映像をいち早く見られるのは、6月28日の午前10時から、7月1日(月)23時59分までの4日間だけ。※映像はネタバレを含むので要注意。さらに、前編と位置付けられる『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』のMovieNEXをセットにした『アベンジャーズ/エンドゲーム&インフィニティ・ウォー MovieNEXセット(数量限定)』と、『アベンジャーズ/エンドゲーム MovieNEX』と『アベンジャーズ』シリーズ3作品の本編ブルーレイディスクをセットにした『アベンジャーズ:4ムービー・アッセンブル(数量限定)』が9月4日(水)に同時発売。最強ヒーローたちの活躍を、この機会にイッキ見できる。さらにさらに、『マイティ・ソー』『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』『アイアンマン2』『アイアンマン3』のMCU4作品の4K UHDも新登場。『マイティ・ソー』シリーズ3作品を集めた『マイティ・ソー:4K UHD 3ムービー・コレクション(数量限定)』も同時発売される。『アベンジャーズ/エンドゲーム』とあわせてMCU作品を高画質・高音質の4K UHDで見れば、新たな発見もあるかもしれない。また、1作目の『アイアンマン』から『キャプテン・マーベル』までの20作品のブルーレイ(本編)を、全米公開時のポスターアートを採用したB4サイズのファイル型オリジナル・ケースに収納した数量限定商品『MCU ART COLLECTION』も9月4日(水)に発売される。『アベンジャーズ/エンドゲーム』9月4日(水)発売『アベンジャーズ/エンドゲームMovieNEX』/4,200円+税『アベンジャーズ/エンドゲーム 4K UHD MovieNEX』/8,000円+税『アベンジャーズ/エンドゲーム 4K UHD MovieNEXプレミアムBOX(数量限定)』/10,000円+税8月7日(水)先行デジタル配信開始
2019年06月28日ディズニーが贈る実写版『アラジン』4DXが、本年度最高興行成績の『アベンジャーズ/エンドゲーム』の同客席率33%を超え、歴代最高の47%に。4DX興行収入は2億7千万円を突破し、歴代記録を更新した。空飛ぶ魔法の絨毯をリアルに体感できる4DXが話題の本作。今回の4DX客席率・歴代1位更新は2016年以来、実に3年ぶり。2週連続で週末座席占有率80%ともなっている。さらに公開3週目には興行収入2億7千万円を突破、2013年から始まった4DXの最高興行成績を連日更新中だ。この記録突破に「4DX STUDIO」チームからは、「映画『アラジン』4DXの熱い人気はご覧頂いた皆様たちが作ってくれた魔法です。熱い愛を送ってくださった『アラジン』ファンの皆様と4DXファンの皆様に心からの感謝を致します」と感謝のコメントが到着。また、観客からも「『アラジン』4DX版は、空飛ぶ絨毯の『マジックカーペットライド』を確実に体感することができる」と絶賛の声が止まらない。熱い支持を受け、SNSなどの口コミもあって人気はますます過熱している。世界中でも連日記録更新中!全世界64か国、647スクリーンで運営中、日本国内では56劇場に導入中(2019年5月現在)の4DX。『アラジン』では、世界興行収入1200万ドル(USドル基準)を突破し記録的な興行を続けている。特にスペイン、オランダ、ルクセンブルクなど欧州圏で平均60%を超える高い座席占有率を記録。韓国でも、封切り5週目にて国内動員数50万人突破、これは2009年に始まった4DXの10年の歴史の中で最高の国内興行記録となっている。歴代最高の興行記録を樹立した『アラジン』4DXに続き、マーベル作品『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』とディズニー『トイストーリー4』『ライオン・キング』の公開を控えており、今年の夏はさらなる4DX旋風が巻き起こりそうだ。『アラジン』4DXはユナイテッド・シネマ、シネマサンシャイン、イオンシネマ、コロナシネマワールド、109シネマズなど全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年06月26日『アベンジャーズ/エンドゲーム』のキーパーソンとしても話題の新たな女性ヒーローの活躍を描いた『キャプテン・マーベル』。この度、7月3日(水)に発売するMovieNEXに収録されるボーナス映像の中から、主人公キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースを演じたブリー・ラーソンが、役作りについて語る貴重なボーナス映像が解禁となった。『アベンジャーズ/エンドゲーム』公開前に上映が終了し、再上映を熱望する声も多かった本作は、いまなら劇場で『アベンジャーズ/エンドゲーム』を見る前に本作を楽しむことができる。今回解禁となった映像では、ブリーが、クリー人でもあり人間でもある自身が演じたキャラクター、ダンヴァースについて「自分を探り続けてる。彼女の心の葛藤は演じていて面白いわ」と語る。別のインタビューでも、感情と論理のどちらを優先させるか悩む現代の人々にとって共感しやすいキャラクターだとも話しており、その内なる葛藤が作品を面白くしている明かす。さらに、今回の役作りのために“ヒーローにしか答えられない質問”を伝説のヒーローにして助言をもらったと言う。『アベンジャーズ/エンドゲーム』の撮影現場ではアイアンマン役ロバート・ダウニー・Jrや、キャプテン・アメリカ役クリス・エヴァンス、ブラックウィドウ役のスカーレット・ヨハンソンと話す姿も!伝説のヒーローたちの質疑応答がどんな内容で、どのように役作りに反映されたのか気になるところだが、マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギも「何年も手掛けたキャラクターが目の前にいるなんてすごいよ」と、ブリーが演じたキャプテン・マーベルに太鼓判を押している。ブリーが「今までの経験すべてが、今、このキャラクターを演じることにつながった。過去最高にダイナミックな役をもらえて感謝しているわ」と役への思いを語るように、様々な人の思いが込められたキャラクター、キャプテン・マーベルの活躍をぜひ堪能してほしい。『キャプテン・マーベル』は先行デジタル配信中、7月3日(水)よりMovieNEX発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年06月14日興行収入40億円超え、全露No.1メガヒットを記録した戦車アクション・エンターテインメント『T-34』(原題)が『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』の邦題で日本公開することが決定。併せて、特報とティザービジュアルが解禁となった。■ストーリー第二次大戦下、ソ連の新米士官イヴシュキンは初めて出撃した前線で惜しくも戦いに敗れ、ナチス・ドイツ軍の捕虜となってしまう。戦車の指揮官であることが分かると、収容所で行われているナチスの戦車戦演習のため、ソ連の最強戦車T-34を操縦することを命令される。イヴシュキンは、同じく捕虜になった仲間たちと隊を組み、T-34の整備と演習への準備期間が与えられる。しかし、その演習では弾を装備することは許されず、ひたすらナチスの戦車軍から逃げ惑うことしかできない。命令に背いても、演習に出撃しても必ず死が待っているが、男は仲間のため、そして収容所で出会った愛する人のため、あまりにも無謀な脱出計画を実行に移す。■全露No.1メガヒットを記録、世界が注目する戦車アクション・エンターテインメント!第67回アカデミー賞外国語映画賞受賞『太陽に灼かれて』の監督ニキータ・ミハルコフが製作し、本国ではロシア映画史上最高のオープニング成績を記録した本作。最終興行収入は40億円を超え、800万人動員という驚異的な数字を叩き出し、2019年はやくも全露No.1メガヒットを記録。もはや社会現象として、世界各国からも注目を集めている。今回解禁された特報映像は、ダイナミックなシーンの連続。砲弾同士がかすれながら交差するシーンや、ドリフト旋回するシーン、戦車が宙に舞いドイツ車を踏み潰すシーン、さらに戦車が火炎の中を突き進むなど見どころが満載だ。登場する“T-34”は全て実機を役者自らが操縦しており、本物の戦車内の様子が臨場感たっぷりに映し出される。そこに『バーフバリ 王の凱旋』のVFXを手掛けた“Film Direction FX”を筆頭に、ロシア最先端の映像技術を結集していることから“映像革命”に相応しい作品となっている。ティザービジュアルは2両の戦車を上空から収めたスタイリッシュなデザイン。下に位置するのがソ連の最強戦車“T-34”、上に位置するのがナチスの戦車“パンター”。それぞれが主砲を向け、いままさに砲弾を発射せんとする一触即発のスリリングな状況。この超近距離戦を制するはどちらの戦車なのか!?「宿敵を、撃て。」というコピーがドラマチックな側面を伺わせるビジュアルとなっている。『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』は10月25日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年06月13日『アベンジャーズ』シリーズ完結編『アベンジャーズ/エンドゲーム』が、6月27日(木)をもって全国劇場での上映を終了することが分かった。名作『タイタニック』(’97)を超え、全世界歴代興収ランキング1位の『アバター』(’09)にも迫っている『アベンジャーズ/エンドゲーム』。4月26日より日本で封切られ、ディズニー史上最速となる7日間で30億円を突破、前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の興行収入をわずか10日間という脅威のスピードで超える大ヒットを記録。また、公開から1か月以上が経ったいまもなおその勢いはとどまることを知らず、6月4日時点で興行収入は58億754万円、動員は396万9485人を記録した。本作は“マーベルの集大成”となり、アベンジャーズ最後の勇姿、キャプテン・アメリカとアイアンマンの共闘、圧巻のラストシーン、感動のラストなど見どころ満載。SNSでは、観客から「はちゃめちゃに号泣した…」「最高だ。最高の終わり方」「本当にこれまでの集大成って感じ」「見終わったあと、しばらく動けなかった…感無量」と絶賛の声が飛び交っており、リピーターやこれまで全くマーベル作品を観たことがない人たちまで、いまもなお盛り上がりをみせている。劇場の大スクリーンだからこそ味わえる興奮と感動を体感できるのもあと3週間!史上最大のクライマックスをぜひその目で確かめてみて。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は6月27日(木)まで全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年06月06日興行収入50億を突破した『アベンジャーズ/エンドゲーム』。このほど、マーベル・スタジオ代表ケヴィン・ファイギが、本作で初めて日本が舞台となっていることについて語った。僕らの映画には、もっと日本のシーンを入れたいアベンジャーズ最後の戦いを描く本作は、マーベル作品で初めて“日本”が一つの舞台となることが、大きな話題となっている。ファイギ社長は、本作で日本を舞台にしていることについて「このストーリーは世界中を舞台にしている。そのうちの一つのシーンが日本を舞台にしているのは、ナイスだと感じたんだ。ある日本の役者が映画に出ているんだけど、とても興奮させられたよ」と大絶賛、日本のシーンに手ごたえを感じている様子だ。さらに「僕らの映画には、もっと日本のシーンを入れたいんだ。今後やる映画でも、日本を舞台にした作品を作る機会を探してる。実際に日本に行って撮影する作品を、いつか実現させるつもりだよ」と、なんと再び日本が舞台となることを示唆。MCU(マーベル・シネマテック・ユニバース)作品を日本で撮影する日は、そう遠くはないのかもしれない。真田広之VSホークアイのバトルへケヴィンが絶賛している今回の日本のシーンは、ビルが立ち並ぶ夜のネオン街、そしてレインボーブリッジや東京タワー上空を戦闘機が飛行する場面。全宇宙の生命を半分に追いやった最凶最悪の敵サノスを倒すべく、再集結したアベンジャーズ最後の戦いに、なぜ初めて日本が舞台となっているのか、“謎”が残るシーンだ。また、ケヴィンも明かしているとおり、劇中には『ラスト サムライ』(’03)や『ライフ』(’17)などへの出演で知られる、日本の俳優・真田広之がMCUデビューを果たしており、ジェレミー・レナー演じる地上最強の射手ホークアイとの共演シーンがどのように描かれているかも、気になるところ。ケヴィンが彼に絶賛を贈っていることから、さらなる日本の俳優がMCU作品に登場し、数々のマーベルヒーローたちと共演を果たす可能性もありそうだ。ホークアイはなぜ日本に?さらに、なぜ“日本”にホークアイが登場するのか、ということも謎のひとつ。妻と子どもを養う父親でもある彼は、家族を危険にさらさないため遠く離れた土地で暮らしていたが、アベンジャーズを国連の監視下に置くソコヴィア協定を巡って、アベンジャーズ同士の戦いが勃発した後は政府との司法取引を受け入れ、自宅軟禁生活を強いられていた。その後、MCUに登場することはなかった彼だが、全宇宙の生命が半分になった危機的状況下に、再びその姿を現したのが日本だった。ホークアイが姿を現したのが、なぜ日本だったのか、彼の身に何があったのか。まだ見ていない人はもちろん、すでに見た人も、ぜひ改めて謎多き”日本“のシーンを目撃してほしい。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年05月25日世紀の大ヒットシリーズ『アベンジャーズ』の完結編、『アベンジャーズ/エンドゲーム』。この度、4DX版でも全世界で最大級の興行成績を記録している本作の、4DX効果特別映像が公開された。公開から19日間(※グローバル公開初日4/24基準)で、すでに全世界の4DX動員250万人を突破している『アベンジャーズ/エンドゲーム』。これは4DX版で公開された映画のなか、最短で200万人動員を突破した『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』4DXの興行成績に比べると、16日も早いペースだ。また、過去4DXグローバル動員223万人を突破した『ジュラシック・ワールド/炎の王国』4DXの成績を遥かに上回り、歴代最多動員である250万人、そして歴代最高興行収入である3,200万ドルと、まだまだ勢いよく記録を更新している。4DXのヨーロッパ進出国のなか、『アベンジャーズ/エンドゲーム』4DXの人気が最も盛んな国であるスペインで、公開2週目に入っても平均客席占有率88%という高い数値を記録。その次にオランダ80%、フランス74%、ベルギー63%で、ヨーロッパ主要国での大ヒットはまだま続く見込みだ。アジアでは、4DX強国として浮上しているベトナムが、公開2週目に入っても平均客席占有率87%超え、その次にフィリピン82%、インド70%、日本では歴代4DX『アベンジャーズ』シリーズのなか、興行収入・動員数ともに歴代最高実績( 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』4DXに比べ、興行収入127%、動員数125%)を記録中で、アジアでの人気も絶大だということが分かる。特に、『アベンジャーズ/エンドゲーム』4DXでは、代表キャラクター10人それぞれが持つパワーや特徴にあわせて、4DXならではのオリジナルモーションやアクション効果が大好評を受けており、SNS上では「エンドゲームの4DXすごかった……」「アベンジャーズ見てきた。4DXで泣いた笑った」「アベンジャーズの締めは4DX」など、4DX版への興奮と感動を発信しながら、“4DXでもう一度!”という4DX版リピーターたちの声も相次いでいる。そんな大ヒットを記念して公開されたのは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の4DX効果をイメージした“4DX効果特別映像”だ。映像では、“光”、“水”、“風”、“エアーショット”など、 4DXの代表効果が登場し、観客が4DXシアターでそれぞれの効果を楽しんでいる様子が確認できる。アベンジャーズのどのキャラクターにどのような4DX効果が仕掛けられているのか、この代表効果を意識すれば、さらに『アベンジャーズ/エンドゲーム』4DXを楽しめるはずだ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』全国公開中
2019年05月14日『アベンジャーズ』シリーズ完結編であり、多くのファンを熱狂させた『アベンジャーズ/エンドゲーム』。この作品は前作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と連続して撮影され、900時間を超える映像からカットして編集したものなのだという。フィルム編集者のジェフリー・フォードが「Business Insider」誌に語った。「カットして、縮めて、何を再撮影すればいいのか、何を終わらせなきゃいけないかを考える毎日だったよ。製作準備の段階から製作、撮影後の編集と、そういうことが1年を通して続いたんだ」と苦労を口にするフォード。それは本当に壮絶な作業量だったようで、「狂気」と表現している。特に、『インフィニティ・ウォー』が公開を迎える前の、2018年1月から4月までの撮影後の編集期間は、フォードの編集者人生で「最も過酷で地獄を見た期間の1つ」だったそうだ。『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』、『アベンジャーズ』、などのMCU映画にもフィルム編集者としてクレジットされているフォードは、これらについても「クレイジーな作品」と呼んでいる。『アベンジャーズ』のときはフォードのアシスタントだったマシュー・シュミットが、経験を重ねて『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』では一人前の編集者に昇格。以降、フォードとデュオとなり『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』を完成させた。(Hiromi Kaku)■関連作品:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVELアベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年05月14日アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ソーら最強チーム “アベンジャーズ”の最後にして最大の逆襲を描く『アベンジャーズ/エンドゲーム』。全世界では『タイタニック』を抜いて歴代興収2位に躍り出る歴史的ヒットを記録、日本では4月26日(金)の公開から11日間で興収40億円を突破した。『タイタニック』を超え全世界歴代興収2位に!歴史的快挙全世界興行収入はすでに21億9374万959ドルを突破(Box Office Mojo調べ、1$=111円換算)するという驚異的な記録で、かつて社会現象を巻き起こしたあの『タイタニック』(1997)を超え、全世界歴代興行収入ランキング2位に躍り出た。現在1位に君臨している『アバター』(2009)は、全世界20億ドルの壁を超えるのに47日を要した一方で、本作はたった11日で突破。10年近く破られていなかった歴代1位に輝く日が、目前に迫っている!日本でもディズニー史上最速で30億円超え!わずか11日間で40億円に日本でも、アベンジャーズの“最後の戦い”を誰よりも早く目撃しようと初日から大勢のファンが劇場に殺到。初日の興行収入は5億736万円、動員33万6,186人(4月25日のマラソン上映含む)を記録し、平日の金曜日公開の作品としては歴代史上最高の数字を記録する大ヒットスタートを切った(当社調べ)。さらにその勢いはとどまることを知らず、ゴールデンウィーク突入の4月27~28日の公開初週末ランキングは第1位を獲得、その後ディズニー史上最速となる7日間で30億円を突破した。これは『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(2006)に並ぶ早さだ。また、前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)の興行収入も公開10日間で超えており、11日間で5月6日(月)時点で40億8653万円、動員は279万8,915人を記録している。ファンからの熱い声が止まらない!「夢と感動をありがとう」驚異的なのは興行収入だけに留まらず、鑑賞者から絶賛の声が相次いでいる点。鑑賞者からは「ヒーロー映画は全然好きじゃないし、特に興味持ったことなかったんですが、これは本当にすごかった」「涙を拭い、ハンカチで鼻を押さえ、、、今は、、、ただただアベンジャーズロスです」「夢と感動をありがとう。期待を超えてきた上に、MCUを好きでよかったと思わせてくれる最高傑作」など、その衝撃のストーリーと感動の展開が社会現象級の大ヒットをもたらしており、エンドロール後は拍手喝采、リピーターが激増するなど、“アベンジャーズ旋風”がいま日本を席巻している!“アベンジャーズ最後の戦い”応援上映の劇場第1弾発表!まさに映画史に名を刻む偉業を次々と成し遂げている本作。日本では応援上映の実施が決定。サノスに立ち向かうべく、最後にして史上最大の戦いに挑むヒーローたちを、劇場にいるファンが一丸となって応援することができる。「アベンジャーズ」完結編を飾る“魂揺さぶる戦い”に、劇場一体となって声援を送ろう!開催劇場は5月8日(水)より本作公式サイトで順次発表される。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年05月08日「ぴあ」調査による2019年4月26日、27日、5月3日、4日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは『アベンジャーズ/エンドゲーム』が第1位になった。本作は全世界で驚異的なヒットを記録しており、長年に渡ってマーベル映画を観続けてきた観客が劇場に殺到。上映後のレビューも絶賛の嵐で、日本の出口調査でも歴代最高の満足度96.1点を記録した。(※歴代のぴあ映画初日満足度ランキングは、1998年3月14日~2019年5月4日までに行った出口調査が対象)タイトルになっている“アベンジャーズ”はアイアンマンやキャプテン・アメリカら人気ヒーローが結成した最強チームで、これまで様々な戦いが描かれてきたが、本作では最凶の敵サノスとの最終決戦が描かれ、約10年に渡って続いてきたマーベル映画にひとつの終止符が打たれる。本作は公開までその内容がほぼ秘密にされており、観客は一体、どんな物語になるのか? 何が起こるのかわからないまま公開日を迎えたが、出口調査で集まったのは圧倒的な賛辞だった。聞き取りでは「前作の衝撃的な終わりから今回はどんな結末になるのか、考えるだけでハラハラしていたが、観終わった今は『ありがとう』という言葉をアベンジャーズひとりひとりに言いたい」「こんなにいろいろな衝撃を受けるのは初めてで、こんな体験をさせてくれて本当にありがとう!」など熱い声が続出。また、『アイアンマン』(2008年)から始まったシリーズ約10年間への思いを語る観客も多く「10年間の作品それぞれが繋がってここにきているというのがよくわかった」「最後にふさわしい内容で、ちゃんと終わりというのが伝わってきた」「各ヒーローの個性が出ていたし、ひとりひとりのストーリーがとにかく熱かった!」「興奮と今までの思い出が込み上げてきて涙が出た」「“10年分の伏線の回収”という感じで、ずっと追いかけてきて本当によかったと思った。終わったさびしさはあるけれど、作品としてはとても満足」などの声が寄せられた。結果として本作は全マーベル映画最高の満足度だけでなく、歴代最高の満足度を獲得。興行の記録だけでなく、観客の満足度でも歴史に残る作品になったようだ。(本ランキングは、4/26(金)、4/27(土)、5/3(金)、5/4(土)に公開された新作映画13本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2019年05月07日日本はもとより、世界中で記録的数字を打ち出す大ヒットとなっている『アベンジャーズ/エンドゲーム』。今回のアベンジャーズは、最凶最悪の敵サノスを倒す最強の逆襲<アベンジ>に挑むだけでなく、究極の力を秘めた6つの石(インフィニティ・ストーン)によって消し去られた全宇宙の半分の生命をどうやって取り戻すか、が鍵となっている。すでにマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の“集大成”“総決算”といわれるこの映画を目の当たりにして、衝撃と感動に震えている方は多いはず。今回は、『エンドゲーム』に合わせてぜひとも観てほしいMCU作品を、“MCU沼”にドハマリしたライターが独断と偏愛でピックアップ。『エンドゲーム』をまだ観ていない方の予習になるのはもちろん、とりあえず『アベンジャーズ』は観たけれど…という方や、『エンドゲーム』鑑賞直後という方に向けて、感動がいっそう深まる10本を厳選してみた。1)アイアンマン(2008)「私がアイアンマンだ」ロバート・ダウニー・Jr. が主人公トニー・スターク/アイアンマンを好演して大ヒットした、MCUの記念すべき1作目。テロ組織に誘拐されたトニーは、命を救ってくれた外科医ホー・インセンの協力のもとアイアンマンの初号機(マーク1)をつくって脱出。兵器製造事業からの撤退を表明するが、そのことで重役による策略に巻き込まれていく。世間が突如現れた謎のヒーローに注目するなか、「私がアイアンマンだ」と宣言するラストシーンが印象深い。マーベル側の反対を押し切ってダウニー・Jr. を主演に後押しした監督のジョン・ファヴローには感謝しかないが、彼はトニーの運転手ハッピー・ホーガン役でもお馴染み。最愛の人ペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロウ)とは、まだ上司と部下のぎこちない関係なのも新鮮。『エンドゲーム』の後に見返せば、さまざまなシチュエーションやセリフの端々に本作へのオマージュが捧げられているのが分かる。誰もが後を引く“あの音”も…?2)アイアンマン2(2010)ブラック・ウィドウ初登場!大ヒットした前作に続く続編。政府はアイアンマンのアーマーを兵器とみなし、引き渡しを要求するが、トニーは軽く交わす。そんな中、アイアンマンと同じ動力源を持つイワン・ヴァンコ(ミッキー・ローク)が現れ、ライバル企業のハマー(サム・ロックウェル)が暗躍する。スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフが優秀な秘書に扮してトニーに近づく。MCUといえば、エンドロールで席を立つのは損、次の物語につながる大事な映像が流れることで知られるが、『アイアンマン』のエンドロール後には、アベンジャーズ計画を口にするS.H.I.E.L.D.(シールド)のフューリー長官(サミュエル・L・ジャクソン)が登場していた。本作ではフューリーとトニー、ナターシャが対面し、アイアンマンはアベンジャーズにふさわしいのか否かが話される。あっという間に大柄の男性たちを倒してしまう、ナターシャことブラック・ウィドウの勇姿にも注目。3)キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)キャプテン・アメリカ誕生!人一倍の正義感と愛国心はあれど、身体がひ弱だったスティーブ・ロジャースが、スーパーソルジャー計画によりキャプテン・アメリカというスーパーヒーローに。演じるのは、こちらも彼以外には考えられないクリス・エヴァンス。物語の舞台は第2次世界大戦中の1940年代でMCUでは最も過去にあたり、その後も人類の脅威となるナチスの科学部隊ヒドラが登場。四次元キューブと呼ばれるブルーのスペース・ストーンを、ヒドラが研究していた。戦争映画の側面が色濃く、キャップのコスチュームがダサいだの、地味だのと言われがち(!?)だが、キャップがスーパーソルジャー計画に選ばれた理由である善なる信念はアベンジャーズの精神面の支えとなり、トニーの父ハワード・スタークが作った盾を駆使した接近戦や強靱な肉体は攻撃の要。また、凄腕エージェント ペギー・カーター(ヘイリー・アトウェル)との別れは涙なしには観られない。4)キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)『エンドゲーム』の監督作『アベンジャーズ/エンドゲーム』や『インフィニティ・ウォー』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を手がけたアンソニー&ジョー・ルッソ監督による本作を、MCU最高傑作に挙げるファンは多い。『アベンジャーズ』(2012)のニューヨークの戦いから2年後、キャップが実はヒドラの巣窟だった シールドに フューリー長官や ブラック・ウィドウと共に立ち向かっていく政治サスペンスアクションとしても見応えたっぷり。影の大ボス、国防長官 ピアースを演じていたのは、ハリウッドの名優 ロバート・レッドフォード。キャップを追い詰める謎の暗殺者“ウィンター・ソルジャー”が登場するが、その正体はヒドラに洗脳されたキャップの親友バッキー(セバスチャン・スタン)だったという事実。サムことファルコン(アンソニー・マッキー)も初登場し、70年の眠りから覚めたキャップの現代での人間関係が大きく動き出す1作。5)エージェント・カーター(2015~16)キャップ最愛の人が活躍「エージェント・オブ・シールド」と並んで「エージェント・カーター」も、MCUと同じ世界観を共有しているTVシリーズ。キャップ最愛の女性ってどんな人?と気になる方に超絶にオススメ。『ザ・ファースト・アベンジャー』の後、キャップが氷漬けになって生きているとはつゆも知らないペギー・カーターの、シールドの前身SSR(戦略科学予備軍)での活躍が描かれる。女性であるゆえ、お茶くみや雑用しかさせてもらえなかった彼女に極秘任務を依頼するのが、トニー・スタークの父ハワード(ドミニク・クーパー)。後にアイアンマンの人工知能のモデルとなる執事ジャーヴィス(ジェームズ・ダーシー)が手助けする。40年代のレトロファッションで悪に立ち向かう、美しく、凛とした強さを持ったペギー。彼女の人生を知れば、『エンドゲーム』もまた違った受け止め方ができるかも。6)ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014)愉快なヤツら初登場!クリス・プラット演じるスターロードことピーター・クイルや、サノスの養女であるガモーラ(ゾーイ・サルダナ)、遺伝子操作されたアライグマのロケット(声:ブラッドリー・クーパー)&歩く木グルート(声:ヴィン・ディーゼル)などが話題を呼んだ、銀河を舞台にしたアドベンジャー・アクション。個性豊かな彼らのコミカルなやりとりや、シーンに合った70年代の音楽も人気の秘密。惑星モルグで、クイルがノリノリの音楽を聴きながら奪う謎のオーブの中身は、インフィニティ・ストーンの1つである紫色のパワー・ストーン。とてつもない破壊力を持ち、普通なら触れた者が消滅してしまうが、クイルは触れても平気だった!その秘密は続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)で明らかになる。7)アントマン(2015)アベンジャーズ起死回生の世界最小ヒーローひとり娘キャシーを愛する父親で、前科者のスコット・ラングが特殊スーツに身を包んだ身長1.5センチの世界最小ヒーロー・アントマンとなって活躍する。スコットを演じるポール・ラッドのどこか情けないキャラも相まって、これまでで最も庶民的で親しみやすいヒーローとなった。小型化の秘密は、かつてシールドでハワード・スタークやペギー・カーターと働いていたハンク・ピム博士(マイケル・ダグラス)が開発したピム粒子だ。ピム博士は実は初代アントマンで、続編『アントマン&ワスプ』(2018)でワスプとして活躍するホープ(エヴァンジェリン・リリー)の母ジャネット(ミシェル・ファイファー)が初代ワスプ。彼女は原子レベルまで小さくなり、量子世界に迷い込んだといわれている。8)シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)アベンジャーズ分裂…『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)でスカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)が見せたアベンジャーズ全滅と世界滅亡の幻覚の恐怖によりウルトロンを生み出したトニーことアイアンマン。そして、信頼していた組織シールドが崩壊し、もう裏切りや陰謀はこりごりのキャップ。初対面から微妙な雰囲気になることが多かった2人は、キャップの親友バッキー/ウィンター・ソルジャーも引き金となって決裂。アベンジャーズも二分されてしまう。そこでキャップの仲間サム/ファルコンがスカウトしたのがアントマン。一方、トニーが新たにスカウトしたのが、YouTubeで話題になっていたスパイダーマンことピーター・パーカー(トム・ホランド)で、以来、彼の父親がわりとなって面倒を見るようになるのだが…。結局、このときの決別が最新作『エンドゲーム』まで尾を引くことになるアイアンマンとキャップ。だからこそ、予告編にもあった2人の握手は胸に迫るものがある。9)マイティ・ソー バトルロイヤル(2017)雷神ソーが成長見せるクリス・ヘムズワース演じる雷神ソーの物語からは本作を選択。美しく荘厳なアスガルドを我がものにしようとする、ソーの姉で死の女神ヘラ(ケイト・ブランシェット)に立ち向かう。辺境の変な星サカールで再会したソーとハルク(マーク・ラファロ)という『シビル・ウォー』のバトルに登場していなかった2人の凸凹コンビぶり、タイカ・ワイティティ監督による前2作とはひと味違うポップな世界観はそれぞれの魅力を増し増しに。ワケありの女戦士ヴァルキリー(テッサ・トンプソン)も心強い助っ人となった。また、ソーといえば、腐れ縁の義弟ロキ(トム・ヒドルストン)の存在も欠かせない。『アベンジャーズ』で地球を大混乱に陥れたことから、再訪時にはドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)に“飛ばされた”ロキ。兄弟のこれまでの物語は、劇中序盤に登場する寸劇「アスガルドのロキの悲劇」からも伺える。寸劇でソーとロキを演じている人物にも要注目!10)アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)『エンドゲーム』前日譚単体の作品で主役を張ってきたヒーローたちが集結する「アベンジャーズ」シリーズ第3弾は、『エンドゲーム』といわば前後編の関係にある。『マイティ・ソー バトルロイヤル』の直後から始まり、サノスはソーやアスガルドの民たちが乗る船を襲撃。さらに、ロキの杖の中にあったマインド・ストーンから誕生したヴィジョン(ポール・べダニー)、時間を操るタイム・ストーンを所有するドクター・ストレンジのいる地球に強奪者を放つ。アベンジャーズにガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、スパイダーマン、ブラックパンサーらが加わり、“異種混合”チームに分かれて立ち向かうが、ご存知のようにインフィニティ・ストーンを全て手に入れたサノスの野望は果たされ、全宇宙の生命の半分が消されてしまった…。なお、ここでは詳しく紹介しなかったが、シリーズ第2弾『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は5月5日(日・祝)にテレビ朝日系で、ストレンジの修行の様子が描かれる『ドクター・ストレンジ』は5月17日(金)に日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」でそれぞれ地上波初放送されるので、合わせてチェックしてみて。「私こそが絶対だ」と言うサノスを打ち砕き、“今はここにいない”仲間や失われた命を取り戻すことができるのか。アベンジャーズ最後の物語は、やはりスクリーンで見届けてほしい!『アベンジャーズ/エンドゲーム』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー 2011年10月14日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010 MVLFFLLC. TM & © 2010 Marvel Entertainment, LLC and itssubsidiaries. All rights reserved.キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 2014年4月19日より2D/3Dで同時公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年9月13日より全国にて公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.アントマン 2015年9月19日より全国にて公開© Marvel 2015マイティ・ソー バトルロイヤル 2017年11月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2017アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVELアベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年05月05日マンハッタン ポーテージ(Manhattan Portage)とマーベル(MARVEL)がタッグを組み、最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開中の人気シリーズ「アベンジャーズ」にフィーチャーした限定コレクションを発売。2019年5月2日(木)より、全国のマンハッタン ポーテージ直営店、及び正規取扱店、オンラインショップにて展開される。今回、共にニューヨークを本拠地に置くブランドが融合した特別なコレクションから、メッセンジャーバッグやウエストバッグ、バックパックが登場する。それぞれのフラップ裏には、マンハッタン ポーテージを代表とするニューヨークの街並みと、それを囲う様にアイアンマンやキャプテン・アメリカなどの「アベンジャーズ」のキャラクターたちを配置。キャラクターたちが、今にもニューヨーク街から飛び出してくるような勢いのあるデザインが特徴だ。アイテムの外側も、ブランドロゴと共に“MARVEL”ロゴとアメリカの星条旗を配した特別仕様になっている。【詳細】マンハッタン ポーテージ「マーベル限定コレクション」発売日:2019年5月2日(木)取扱店舗:全国のマンハッタン ポーテージ直営店、及び正規取扱店、オンラインショップ価格:・ウエストバッグ 11,000円+税・メッセンジャーバッグ Sサイズ 9,400円+税・メッセンジャーバッグ Mサイズ 11,200円+税・メッセンジャーバッグ Lサイズ 13,000円+税・ダコタ バックパック 13,400円+税※オンラインストア限定発売・スクエア バックパック 19,300円+税
2019年05月01日マーベルの最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』がついに公開され、全世界でこれまでの記録を塗り替える驚異的なヒットを飛ばしているが、本作は全編がデジタルIMAXカメラで撮影されており“IMAXで本作を楽しみたい”と考えている観客が多いようだ。なぜ、監督たちは本作をIMAXカメラで撮影したのだろうか? なぜ観客は追加料金を支払ってもIMAXシアターで本作を楽しみたいと思うのだろうか? (なお映画公開直後のため、本記事では映画の具体的な内容については一切、記述しない)本作を手がけたアンソニー&ジョー・ルッソ監督(以下、両監督の発言をまとめてルッソ監督として記述する)は、2016年製作の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の一部のシーンをデジタルIMAXカメラで撮影した際、そのクオリティの高さに驚き、続く『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』の全編をデジタルIMAXカメラで撮影することにした。「僕らのビジョンを表現できる唯一のフォーマットだった」とルッソ監督は振り返る。「生命を生き生きと描き、色を鮮やかに表現できる。カメラに搭載されたチップは驚きの解像度を実現した」ルッソ監督は本作でも撮影監督トレント・オパロックとタッグを組み、ARRI社の“Alexa 65 IMAX”で全編を撮影しており、通常の上映とIMAX上映を見比べると、IMAX版は細部までより鮮明に表現されていることに驚くはずだ。特に本作はこれまでのマーベル作品よりも場面の転換が多く、具体的なことは伏せるが物語の舞台は地球だけでなく、宇宙、その他の場所と多岐に渡っている。それらの場所はすべて光の当たり方や色合い、空気感が異なっており、IMAXカメラはそれらを監督が意図した通りに表現している。また、IMAXはアクションやスペクタクルだけでなく“人間ドラマ”を描くことにも長けたフォーマットであることも改めて確認しておきたいところだ。『エンドゲーム』は爆発やバトルがメインの作品ではなく、キャラクターの感情の動きが極めて重要な位置を占めている。ロバート・ダウニーJr.演じるアイアンマンの迷いや決意、クリス・エヴァンス演じるキャプテン・アメリカの悲しみをたたえた表情、スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウの決意の眼差し……観客の胸をうつ、思わず涙してしまう瞬間を、高解像度のIMAXカメラは余すことなく描き出している。さらにルッソ監督は「IMAXの画面は通常より縦が長い。画面が広くなるので自由な構図で撮れる」という。通常の上映は画面の縦横比が“1:2.39”だが、IMAX版では“1:1.9”で上映。これは通常上映よりも約26パーセントも画面が広いことになる。『エンドゲーム』はこれまでの全マーベル映画に終止符をうつ作品で、登場するキャラクターも多いが、ルッソ監督は必要以上にカットを割らず、複数のキャラクターを可能な限りひとつのフレームの中に入れ込んで物語を語っている。そこでIMAXの広い画角が絶大な効果を発揮するのだ。IMAX版を観ると空間に広がりがあるため、複数のキャラクターが同じ画面の中で動き、戦い、飛翔し、苦悩しているのが絶妙なバランスで配置されていることがわかる。通常上映で観たときは、画面手前のキャラクターにだけ気を取られていたけど、実は同じ画面の上の方ではこんなドラマが描かれていたのか! など、IMAX版を観ると一度観たシーンも違った印象に思えるほどだ。そして最も重要なポイントは、IMAXシアターが観客が映画に集中できる最上の環境だということ。IMAXシアターはどの座席から観ても観客がスクリーンを“近く”感じられるように設計されており、余計な光の反射がなく、映画の出来事が自分の“目の前”で起こっている気分が味わえるようになっている。『エンドゲーム』は181分の上映時間がアッという間に感じられるほど次々に新しい展開が起こり、様々なキャラクターの感情の変化が描かれ、アクションやバトルは壮大で、笑ったり、過去作を思い出したり、思わず涙したりと息つく間もない内容だ。その証拠に筆者が足を運んだ劇場では、上映後に劇場外のロビーで慌てて大量に残ったジュースを飲み干したり、残ったポップコーンを口に運んでいる観客の姿が多く見られた。ジュースを飲むスキがないほど次々に驚きの展開が起こる。それが『アベンジャーズ/エンドゲーム』だ。だからこそ余計な光や動きがなく、自分とスクリーンが“1対1”で向かい合えるIMAXシアターは『エンドゲーム』を鑑賞するベストな場所と言えるだろう。マーベル映画の作り手たちの意図や想いが完璧に伝わる劇場で、アベンジャーズ最後のドラマが“目の前”で展開される。すでに鑑賞した観客もIMAXで改めて観ることで新たな発見や感動があるはずだ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』公開中
2019年05月01日最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』が4月26日から公開されたのを記念して、テレビ朝日では4月27日(土)今夜、シリーズの第1作目となる『アベンジャーズ』をTV放送する。本作は2008年から公開された『アイアンマン』シリーズ、『インクレディブル・ハルク』『マイティ・ソー』『キャプテン・アメリカ』といった、アメリカの大手コミックレーベル・マーベルのヒーロー作品の世界をクロスオーバーさせるプロジェクトのはじまりとなった作品。地球侵略へのカウントダウンが開始された時、70億人もの人類の未来は“最強”の力を持つヒーローたちに託された。彼らの名は、“アベンジャーズ”。だが、意思に反して集結させられた彼らはそれぞれの心の傷に囚われ、ひとつのチームとして戦うことを拒み続ける。次第に明らかにされる“アベンジャーズ”の知られざる過去と苦悩…。人類史上最大の敵を前に、果たして彼らは地球を救うことができるのか?それとも…?アイアンマン/トニー・スターク役のロバート・ダウニーJr.をはじめ、キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役のクリス・エヴァンス、ハルク/ブルース・バナー役のマーク・ラファロ、ソー役のクリス・ヘムズワース、ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ役のスカーレット・ヨハンソン、ホークアイ/クリント・バートン役のジェレミー・レナー、ロキ役のトム・ヒドルストン、フィル・コールソン役のクラーク・グレッグらお馴染みのキャストの雄姿。そして藤原啓治、中村悠一、宮内敦士、三宅健太、平川大輔、村治学ら日本を代表する声優陣に米倉涼子、宮迫博之らも加わった吹き替えキャストの声にも注目だ。そして本作から始まったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の集大成となる『アベンジャーズ/エンドゲーム』が現在絶賛公開中。最凶最悪の敵“サノス”によって、アベンジャーズのメンバーを含む全宇宙の生命の半分が一瞬で滅ぼされてしまった。残されたアイアンマンをはじめとするヒーローたちはもう一度集結し、サノスに立ち向かうため、そして世界を救うために、最後にして史上最大の戦いに挑む――興奮と驚愕のラストバトルをお見逃しなく。『アベンジャーズ』は4月27日(土)今夜22時15分~テレビ朝日系で放送。(笠緒)■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年04月27日『アベンジャーズ/エンドーム』が、ついに本日4月26日(金)に日米同時公開。早くも17時時点で、初日興行収入は5億円以上が見込まれ、平日の金曜日公開の作品としてはディズニー史上最高の数字を記録する大ヒットスタートとなった。マーベルらしさが全て詰まった”衝撃作“に拍手喝采!興収70億円超えの予測観客動員では前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』をはるかに上回る173%、さらに最終興行収入124億円を記録した『美女と野獣』の185%という驚異的な数字に。早くも興行収入70億円超えが見込める、平成の最後を飾るにふさわしい大ヒットスタートを切った。劇場にはアベンジャーズの“最後の戦い”を誰よりも早く観ようと、お揃いのマーベルTシャツを着た学生グループから30代~40代の男女まで、平日にも関わらず幅広い客層が詰めかけた。早速その“衝撃”を目撃したファンからは「この映画を観ることのできる時代に生まれてよかった」「笑えて、泣けて、興奮できて、まさにこれまでの集大成」と涙しながら劇場を後にする人たちが続出。『アイアンマン』(’08)からはじまったマーベル・シネマティック・ユニバースに、1つの大きな区切りをつける集大成であることを印象づけている。公開前からも、世界はもちろん日本でも並々ならぬ注目を集めており、「この映画を観るまで絶対に死ねない。」「公開前なのに興奮が止まらない」「有休をとってでも観にいきたい」など、「アベンジャーズ」という言葉をみない日はないほど、SNS上では期待を寄せるコメントが相次いでいた。待望の初日鑑賞チケットが発売されると、販売時間とともに映画館の予約サイトはアクセスが集中、都内映画館では最速上映のチケットがわずか数分で完売となり、首都圏外の映画館の席もすべて完売。まさかの事態に急遽上映スクリーンを追加する劇場もあったという。最速上映当日は深夜にも関わらず、誰よりもはやく「アベンジャーズ」の最後を見届けようと大勢の観客が劇場につめかけた。さらに公開日前日の25日には、ムビチケオンライン券の売り上げ数が過去最高の記録となり日本歴代1位となるなど、日本においても驚異的な期待値の高さを見せつけている。『アベンジャーズ/エンドゲーム』応援上映決定!さらに、早くも本作の応援上映が決定。上映中の声援や拍手が可能なこの“応援上映”は、サノスに立ち向かうべく最後にして史上最大の戦いに挑むヒーローたちを、観客が一丸となって応援することができるもの。「アベンジャーズ」完結編を飾る“魂揺さぶる戦い”に、思いっきり笑って、泣いて、叫んで、本作を”体感“できる応援上映も見逃せなくなりそうだ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は全国にて公開中。応援上映は5月11日(土)より全国各地の劇場で順次実施。上映劇場などの詳細情報は5月9日(木)、作品公式サイトにて発表。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年04月26日本日から公開になる『アベンジャーズ/エンドゲーム』で10余年に渡って続いたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)はクライマックスを迎えるが、昨年公開になった『インフィニティ・ウォー』に続いて監督を務めたアンソニー&ジョー・ルッソ監督は壮大なドラマやバトルを描きながら、それらが“私たちが暮らす現実の社会”とつながりのあるものにすることに力を注いだという。なぜか? それこそがマーベル映画をマーベル映画たらしめる最重要ポイントだからだ。映画公開前に両監督に話を聞いた。(インタビューではアンソニー、ジョーの両監督が質問に答えたが、以前、ふたりから「僕らふたりの意見として答えさせてほしい」と言われたことがあるため、本稿でも“ルッソ監督”として掲載する)1歳違いのアンソニーとジョーは学生時代に初監督作を完成させ、小規模な作品をいくつか手がけた後、2014年に『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の監督に抜擢された。そこで彼らは驚異的なヒーローが活躍するマーベル映画でポリティカル・スリラーを描くことを選んだ。人々を守る立場のキャプテン・アメリカは陰謀に巻き込まれ、国家の安全のために人々がどこまで自由を犠牲にできるのか? がテーマになった。当時、彼らは「この映画は一種の政治スリラーだから、映画を通して時代精神を切り取ったといっても過言じゃないと思う」と語っていた。そして、ルッソ監督は同じ脚本家(クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー)、同じ撮影監督(トレント・オパロック)で『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を製作。ヒーローは政府や統治権力の管理下に置かれるべきか? を巡ってアベンジャーズが分裂・対立する様が描かれ、続く『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』も同じスタッフで創作を開始した。「“シビル・ウォー”の編集に入った段階で、私たちは、我々がこの映画を通してアベンジャーズをどのような状況に追い込んだのかを考えました。トニー・スターク(アイアンマン)とスティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)の関係を破綻させ、彼らを脆弱な状況にしてしまったわけですからね。そこで私たちは脚本家のマルクスとマクフィーリーとサノスについて話し合いを始めたのです。最大の脅威であるサノスがやってくるとしたら、この瞬間しかないだろうと」意見が対立したアベンジャーズは分裂し、ついに拳を交える事態に発展するが、解決の糸口は見えず、数人のヒーローは収監されてしまう。そんな折、最悪のタイミングで地球にサノスがやってくる。宇宙にバランスをもたらすために全生命の半分を消し去ろうとするサノスを前に、それぞれのメンバーは問題を抱えたまま立ち上がるが、サノスの力はあまりにも強大で全生命の半分は消え去ってしまう。正義のヒーロー“アベンジャーズ”が為す術なく敗れ去る『インフィニティ・ウォー』の結末は全世界に衝撃を与えたが、ルッソ監督と脚本家チームは『インフィニティ・ウォー』、そして本日公開の『エンドゲーム』の結末をまず最初に考えたという。「最高のストーリーテリングは、結末がちゃんとわかっていて、それを念頭に置き、結末につながるものを、結末に効果のあるものを選択して完成度を高めていく行為だと思います。ですから『エンドゲーム』がどんな結末かわかっていることは、『インフィニティ・ウォー』を語り始める上で非常に重要でした」そのために彼らは改めてこれまでのマーベル映画すべてを丹念に検証し、どの物語でどんな展開が描かれ、どんなテーマが内包されているのか徹底的に振り返ったようだ。「本作ではこれまでの21作品にひとつの終止符をつけることが私たちの任務でしたから、他の作品を参照することなく、21作品だけに集中して『エンドゲーム』に養分を与えるものはないか見直したわけです」。つまり、『エンドゲーム』は『インフィニティ・ウォー』の“続き”や“完結編”ではない。『アイアンマン』から始まったこれまでの“全マーベル映画”の完結を描くものだ。そこで彼らは歴代のマーベル映画がずっと貫いてきたテーマ“正義と代償”を重視した。「私たちはマーベル映画で一貫して“自身の行動には責任が問われるし、自身の選択によって生まれた結果を背負い続けなければならない”という物語を描き続けてきました。ヒーローになることは利点もありますが、結果として多くの犠牲を払わなければならない。その時、彼らはどの段階で代償を支払い続けることの“限界”を迎えるのか? どれほどの代償を支払って彼らは目的のために行動しようとするのか? が追求されます」これまでアベンジャーズは正義のために戦い、人々を救うために苦しみや痛みに耐えてきた。しかし、結果として様々な代償を支払った。愛する人を失い、人生に迷い、そして今、世界の生命の半分が塵になった。「サノスの行ったことはあまりにも過酷なものです。ですから『エンドゲーム』を始めるにあたっては、残されたアベンジャーズのメンバーがこの状況からいかにして前に進むのか? を考えに考えました。それぞれのキャラクターはこの状況にどのように対応するのか? 仲間の力を借りて前へ進むのか? あるいはそうしないのか? これこそがキャラクターを描く重要な機会だと考えたわけです」ルッソ監督は「自分の運命をコントロールしてそのコースを変えられることが出来るのか? 運命とは結局は決して変えられないものなのか? それとも自分の意思の力をもって変えられるものなのか? これは我々にとって惹かれるテーマなのです」と語る。「サノスもまた苦しみを感じ、代償を支払う人間的なキャラクターです。私たちはアベンジャーズだけでなく、登場するすべてのキャラクターをそのような視点で見ています。そこで“ヒーローであることの代償”を『エンドゲーム』でも追求することになりました」アベンジャーズも、サノスもそれぞれに自分の考える正義があり、それを貫くために代償を支払う。そのため、仮にどちらかが勝利したとしても、大きな代償を支払った哀しみや苦悩は勝者から消えることはない。つまり、『エンドゲーム』はアベンジャーズとサノス、どちらかが“勝つ”だけでは終われないはずだ。簡単に勝者や敗者が決定できない戦い、ぶつかり合う正義、強大な力を政府や統治機構に預けることの是非……ルッソ監督はマーベル映画を描く上で一貫して、私たちが暮らす現実の社会の問題や構造を作品に盛り込んでいる。「その視点はとても気にかけています。マーベル映画のキャラクターは特別な能力を持っていますから、普通の人が直面しないような地球規模の課題に対応しなければならないことがあります。世界はどんな脅威に直面しているのか? 私たちの社会の脆弱な部分はどこにあるのか? 私たちの映画において社会の大きな問題を扱うことはとても重要です。本作に登場するキャラクターを描く上ではなおのこと重要だと思います。例えば、キャプテン・アメリカは第二次世界大戦中にシンボル的な存在として誕生し、大きな視点で見た時に何かしらの意味を持つ存在として描かれています。ですから『ウィンター・ソルジャー』では彼のそんな側面を描くことができてうれしかった。私たちは重層的な構造のある映画が好きで、何度観てもいい映画、時が経っても繰り返し観られる映画が好きですから、自分たちの映画もそうなるようにデザインしているつもりです」ルッソ監督のこの考えは、実は映画を様々な角度や視点から楽しめるだけでなく、マーベルの真髄をあらわすものだ。数々のヒーローを世に送り出した巨匠スタン・リーは生前、筆者のインタビューにこう答えている。「我々と同じ世界・社会に存在し、我々と同じような悩みや不安や問題を抱えたヒーローたちだからこそ、誰もが共感できるんだと思うし“もしかしたら、大好きなヒーローにひょっこり出くわすかも”なんて夢も広がるしね。みんなにとって見慣れた現実の世界を舞台にすることで、読者も観客もすんなり作品の世界に入り込むことが出来るというわけだ」マーベル映画は単なるファンタジーではない。私たちが暮らす現実社会とつながりがあり、そこで扱われるテーマや問題は我々が直面しているものだ。我々が窓に目をやると広がる世界でアイアンマンやキャプテン・アメリカは戦っている。我々が見上げた空の遥か彼方にサノスが待ち構えている。だからこそルッソ監督は『エンドゲーム』におけるアベンジャーズとサノスの戦いにも現実社会とのつながりを盛り込んだ。「現在、私たちの社会ではナショナリズムが世界を席巻していますが、現在のナショナリズムは“自分さえ良ければいい”という個人主義的な考えを、国家が“自国さえ良ければいい”と言ってやっているに過ぎません。その意味で、サノスもまた個人主義者と言えるでしょう。彼は自分の目的のためなら、他人の苦痛や代償は気にかけない。全宇宙の半分を消すけれど、自分は消えないわけですから。一方のアベンジャーズは手を取り合って困難を克服しようとするコミュニティと多様性の象徴です。私たちは人々がコミュニティに向かうのは共感できますが、個人主義に向かうことは共感できませんし、自分さえ良ければいいのだという考えからは何の価値も生まれないと考えています。このことも私たちが『エンドゲーム』に強く込めたいメッセージでした。良いストーリーとは、世界中の人々をつなぎ合わせてくれるものだと思いますし、日本と英国とメキシコの人が一緒になって同じことについて語り合えるものだと思うのです」絶体絶命の危機を迎えて勝機の見えないアベンジャーズと、他人の苦しみには目もくれずに自分の目的にまい進するサノスの戦いの結末は予想もつかない。しかし、ルッソ監督はこの壮大な物語に予想のつかない展開を、私たちの社会や暮らしとつながる何かを、つまりマーベルの真髄を盛り込んだようだ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』公開中
2019年04月26日最凶最悪の敵“サノス”によって人類の半分、そして “アベンジャーズ”も多くのヒーローたちが消滅してしまう衝撃のラストを迎えた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。最新作となる『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、大切な家族や友人たちを目の前で失ったヒーローたちが、どのような逆襲<アベンジ>を果たすのか、熱い視線が注がれている。そんな「アベンジャーズ」シリーズといえば、ハリウッドを代表する3人の“クリス”たちの共演も見どころだ。世界中に愛されている3人の“クリス”を、改めて紹介していこう。クリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース)1981年生まれ。米マサチューセッツ州出身。ニューヨークのリー・ストラスバーグ・インスティテュートで演技を学び、テレビシリーズ「逃亡者」(’00)で映像デビュー。愛称はクリエヴァ。『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(’11)で“キャプテン・アメリカ”を演じてからは『アベンジャーズ』(’12)、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(’14)、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(’15)、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(’16)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(’18)などに同役で登場。映画『gifted/ギフテッド』では“キャプテン・マーベル”の少女時代を演じたマッケナ・グレイスと共演するなど、俳優としての実績はもちろん、初監督作品『Before We Go』(原題/15)は2014年トロント国際映画祭でプレミア上映されるなど多才ぶりを発揮している。また、愛犬家としての一面も持ち合わせており、愛犬のロジャーは保護施設から譲り受けた。自身のSNSで「来世は犬になりたい」と発言し話題になるなど並々ならぬ犬への愛を持ち合わせている。そんな彼が演じる“キャプテン・アメリカ”は永い眠りから覚めた正義に生きる伝説のソルジャー。超金属ヴィブラニウム製の盾(シールド)を身体の一部のように使いこなし、戦闘では抜群のリーダーシップを発揮する。『エンドゲーム』を最後にシリーズから引退するというクリエヴァはどのような活躍を見せてくれるのか?彼の“キャプテン・アメリカ”を観られる最後の作品となるのか、注目していて。クリス・ヘムズワース(ソー)1983年生まれ。オーストラリア出身。母国のテレビシリーズで俳優のキャリアをスタートさせる。『スター・トレック』(’09)で主人公の父親ジョージ・カーク役を演じてハリウッドデビュー。兄ルーク、弟リアムも俳優で、彼はクリヘムとしてお馴染み。『マイティ・ソー』(’11)で主役に抜擢され、その後も『アベンジャーズ』(’12)、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(’13)、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(’15)、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(’17)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)などでソーを演じてきた。今後は『メン・イン・ブラック:インターナショナル』への出演や、自身が主演兼プロデュースを務める作品も控えている。過去には米「ピープル」誌が選ぶ最もセクシーな男性にも選ばれた経験を持ち、趣味のサーフィンの腕前はプロ並み。愛妻家で子煩悩パパとしても知られる。彼が演じる“ソー”は雷のパワーを操る破天荒な神様。前作ではサノス軍を相手に無敵の戦いを繰り広げ、ついにはサノスにすら傷を負わせた。しかし、サノスの暴挙を阻止することはできず、弟ロキをはじめ多くの仲間を失った彼は失意の想いを胸に最後の戦いへと挑む。彼もまたエヴァンス同様『エンドゲーム』を最後にシリーズからの引退がうわさされている。抜群の存在感で数々の難敵をなぎ倒してきた彼にとって、最後の戦いになってしまうのか?クリス・プラット(スター・ロード/ピーター・クイル)1979年、米ミネソタ州生まれ。TVシリーズ「エバーウッド 遥かなるコロラド」(02~06)で人気を集め、映画『ウォンテッド』(08)などに出演後、いずれもオスカー作品賞ノミネートの『マネーボール』『ゼロ・ダーク・サーティ』『her/世界でひとつの彼女』などで存在感を示す。愛称はクリプラ。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(’14)の主役に抜擢されて脚光を浴び、続いて『ジュラシック・ワールド』シリーズに出演して、一躍世界的スターに。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(’17)にも出演する。ふくよかな体形だった時期もあったが、肉体改造をして現在のたくましい体を手に入れた。2015年米「タイム」誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」にも選出され、映画界のみならず活躍の幅を広げている。彼が演じる“スター・ロード/ピーター・クイル”は地球生まれ、銀河育ちのノリノリな賞金稼ぎ。銀河一の落ちこぼれチーム“ガーディアンズ”のリーダーとして戦ったピーター・クイルだったが、『インフィニティ・ウォー』でサノスの手によって消されてしまう。彼は『エンドゲーム』に登場することはあるのか!?ピーター・クイルが再び仲間たちと戦えることを祈りたい!「アベンジャーズ」シリーズでの成功と共にその人気を不動のものにした3人の“クリス”。彼らはシリーズ完結編となる本作『アベンジャーズ/エンドゲーム』でどのような活躍を見せてくれるのか?歴史が変わる瞬間を、スクリーンで目撃して。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年04月26日月曜日(現地時間)に開催された『アベンジャーズ/エンドゲーム』のプレミアに、姿を現さなかったスパイダーマン役のトム・ホランド。これまでマーベル映画の公開前に、ネタバレばかりしてきた“前科”があるため、「ついにプレミアへの出席を禁じられたのでは…」との憶測がファンの間で広がっていたが、単にスケジュールの都合だったようだ。トム本人がインスタグラムのストーリーで明かした。「みんなにメッセージを届けたくて。昨日はプレミアに参加できなくてごめんね。ぼくはいまアラバマ…いや違う違う、アトランタで『Chaos Walking』の撮影中なんだ」とファンにプレミア不参加の理由を説明した。また、「素晴らしいファンのみんなにありがとうと言いたい。マーベルの旅にぼくを一員として参加させてくれたことを」とファンに感謝を伝えた。そして監督のルッソ兄弟を称え、最後に「ぜひ『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観に行ってね!」と宣伝することも忘れなかった。トムは、2016年に『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で3代目スパイダーマンとしてMCU映画に初登場。『エンドゲーム』の後は夏に『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の公開を控えている。(Hiromi Kaku)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年04月25日すごいモノを見てしまった!これが『アベンジャーズ/エンドゲーム』を見終えた直後の率直な感想だ。当然、すごいことが起こるのは、分かっていたはず…。それでも、すべてが予想外過ぎる上映時間3時間1分。ベタを承知で、平成最後の衝撃作だと断言したい。MCUファンへの贈り物まず胸が熱くなるのは本作が、長年にわたってMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)を愛し続けたファンに向けた“感謝の贈り物”だという点。もちろん、ネタバレは避けるが、随所にユニバース全体を横断し「おぉ」とうなってしまう伏線回収がたっぷり仕掛けられている。MCUへの愛が深ければ深いほど、その驚きと感動もまた深いものになるはずで、映画館の大スクリーンを見つめながら「マーベル、好きで良かった!」と胸を張りたくなる瞬間が何度も、何度も訪れる作品なのだ。まさにファン冥利に尽きるとは、このことである。究極のファミリードラマ本シリーズの醍醐味といえば、さまざまな能力や資質、ルーツをもったスーパーヒーローたちが手を取り合い、一丸となって困難を乗り切る“チームプレイ”だ。現実世界に目を向ければ、ナショナリズムや個人主義(その過激な象徴がサノスである)が台頭し、先行きはあまりに不透明。そこで試されるのが、家族のきずなだ。もちろん、一般的な家族の定義にとらわれる必要なんてないことは、多様性を象徴するアベンジャーズの結束を見れば一目瞭然。だからこそ、彼らは世界中で愛されているわけで、本作も究極のファミリードラマとしての魅力は健在だ。映画史の新たなる幕開け前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でサノスの計画によって、「人類の半分が消滅」という大敗を喫したアベンジャーズ。むろん、本作では反撃に打って出るのだが、その計画は思わず「マジ?」とツッコミを入れたくなるほど、ある意味、荒唐無稽だ。そして、マーベル・スタジオが『アイアンマン』を皮切りに掲げた、MCUという壮大な未来図もまた、最初は「マジ?」レベルの無謀なチャレンジに思えたものだ。その後の連戦連勝はご承知の通り。彼らが放った21作すべてが興行的に成功をおさめ、1本たりとも酷評にさらされなかったのは、歴史的快挙だ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』がMCUの輝かしい歴史に名を刻むのはもちろん、エンドゲーム前/エンドゲーム後で、映画そのものが、次の時代(フェーズ)へと導かれる予感さえする。くしくも日本は、平成から令和へと時代が変わるタイミング。『アベンジャーズ/エンドゲーム』が切り開く、映画史の新たなる幕開けを見逃す手はあるまい。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は4月26日(金)より公開。(text:Ryo Uchida)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年04月24日『アベンジャーズ/エンドゲーム』ワールドプレミアがロサンゼルスにて開催され、ロバート・ダウニー・Jr.、クリス・エヴァンス、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソンをはじめ、過去マーベル作品に出演したメンバーを含む総勢30名以上の超豪華キャストが集結。さらに、マーベルからのオファーを受け、ゲスト出演した真田広之も登場した。大人気シリーズの完結編となる本作のワールドプレミアは現地時間4月22日(月)/日本時間4月23日(火)に開催。会場となったコンベンションセンター中央にそびえる巨大なアベンジャーズマークを取り囲むように敷かれたのは、最新作のポスターカラーであり、これからアベンジャーズが立ち向かわなくてはならない最凶の敵サノスを彷彿とさせるパープルのカーペット。120名を超える大勢のメディアやファンが世界中から駆け付け、初お披露目となる地球最大規模の祭典を見守った。これまで、その内容が一切の謎に包まれてきた本作のワールドプレミアには、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、アントマンやホークアイをはじめ、お気に入りのキャラクターの装いの熱烈なファンが集まり、キャストの到着を今か今かと待つファンたちの姿が。地響きのような大歓声の中、アイアンマンを演じたロバート・ダウニー・Jr.、キャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスをはじめ、サノス役ジョシュ・ブローリン、ハルク役マーク・ラファロ、ブラック・ウィドウ役スカーレット・ヨハンソン、ソー役クリス・ヘムズワース、キャプテン・マーベル役ブリー・ラーソン、スター・ロード役クリス・プラット、ドクター・ストレンジ役ベネディクト・カンバーバッチに、ロケットの声を務めたブラッドリー・クーパー、グルートの声を務めたヴィン・ディーゼルら、30名を超えるキャスト陣が登場。さらにナタリー・ポートマンや、リアム・ヘムズワース、歴代の監督達など、これまでマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に関わった超豪華オールスターが大集合し、マーベル史上最大規模のイベントとなった。さらに、日本が舞台になっているということでも話題の本作で、マーベルから直々にオファーを受け、“ゲスト出演”したのが真田さん。最新のスポット映像では、日本の街でホークアイと思われるキャラクターと真田さん演じるキャラクターが激しく刀を交えるシーンを見ることができ、アクション俳優としても有名な真田さんの華麗な殺陣が披露されている。真田さんは今回の出演について「スタジオからオファーをいただく形で東京のシーンの台本をいただきました。東京が舞台で、あるヒーローと戦うアクションシーンということで、ここはカメラを止めずワンカットで撮影したいと聞きました。それができるのは誰か、ということで(真田さんに)声をかけたと監督から告げられ、大変光栄でした」とコメント。「オリンピック級の大作映画ということもありますし、そういう思いで声をかけていただいたので、『これはもう、受けてたとう!』と思いました」と、出演を決めた経緯を語る。また、本作の公開が待ちきれない日本のファンへ、「アベンジャーズは一種のお祭り、参加することに意義があるオリンピック級の大作。今回は東京のシーンもあるということで私も参戦しています。アクション、人間ドラマを最新技術で仕上げている作品で、キャストやクルーのこだわり、熱意、誇りをとても感じます。シリーズをずっとご覧になっている方も、今回が初めての方も楽しめる作品だと思いますので、劇場でご覧ください」とアピール。累計1兆円のシリーズに実際参加したことに「作りこみのすばらしさ、スケールのすごさ、すべてにおいてさすがだなと思いました」とコメントしつつ、「それよりも、これまで何作品も撮ってきたレギュラーキャストとクルーたちのチームワークのすばらしさや、これまでヒット作を何作も出してきた彼らの誇りやこだわりというものを非常に強く感じました」と、圧倒された様子。「また、すでにみんなでチームワークがとれているので、(自分たちのような)ゲスト俳優に対してもとてもウェルカムな感じで『ようこそ、楽しんでいってね』といった雰囲気が非常におおらかでした。プレッシャーというよりはその雰囲気に飲み込まれて、すっと入ることができ楽しめました」と撮影をふり返っていた。マーベル・スタジオの社長であるケヴィン・ファイギは、真田さんについて「とても素晴らしい俳優。彼にキャスティングのオファーをOKしてもらえたことは僕たちにとっても夢みたいだよ!」とコメント。マーベルの集大成ともいえる最大規模のイベントと、集まったキャスト陣にファンが熱狂する中、世界中が注目するワールドプレミアは幕を閉じた。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は4月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年04月24日『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開を記念し、ディズニー公式エンターテインメントサービス「Disney DELUXE(ディズニーデラックス)」では『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ほか、ドラマ、アニメーション、ドキュメンタリーまでマーベル作品30作品を一挙に配信する。「Disney DELUXE」はディズニーが持つ4つのブランド<ディズニー、ディズニー/ピクサー、スター・ウォーズ、マーベル>の映像コンテンツが見放題となるディズニー公式エンターテイメントサービス。動画配信アプリ「Disney THEATER(ディズニーシアター)」を中心に、動画以外のコンテンツが楽しめるアプリ「Disney DX(ディズニーDX)」「STAR WARS DX(スター・ウォーズ DX)」「MARVEL DX(マーベルDX)」の4つのアプリで構成され、月額700円(税別)で利用できる。今回の注目は、シリーズ最終章となる新作映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』を楽しむために欠かせない前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。もちろんロバート・ダウニー・Jr.、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソンらが出演し、マーベルの人気シリーズからヒーローが集結した『アベンジャーズ』に始まり、シリーズ2作目となる『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』も配信。そのほかにも、アメコミ史上初めてアカデミー賞作品賞にノミネートされた『ブラックパンサー』など、世界歴代映画興行収入トップ10にランクインしている4作品(出典:Box Office Mojo)などの映画作品が楽しめる。加えて、映画作品と同じ世界観を共有し、映画には登場しないキャラクターも描かれている「エージェント・オブ・シールド」などのドラマシリーズもあり、MCU(マーベル・シネマチック・ユニバース)をたっぷりと堪能できそう。さらに、マーベルコミックを原作としたアニメーションや日本オリジナルのTVアニメ、定額制動画配信サービス初となるマーベルの歴史をたどるドキュメンタリー作品「マーベル75周年の軌跡コミックからカルチャーへ!」も配信。4月中に続々と追配信され、4月26日(金)で30作品が出揃う。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は4月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVELアベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年04月23日マーベルの最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』がいよいよ26日(金)から公開になる。本作は最強のチーム“アベンジャーズ”と最凶の敵サノスの戦いの結末が描かれるだけでなく、約10年続いたマーベル映画がクライマックスを迎える作品で、監督を務めたアンソニー&ジョー・ルッソは創作の初期段階から結末を考えた上で創作にあたったが、タイトルの“エンドゲーム”は製作途中で決定したと振り返る。全宇宙にバランスをもたらすために全生命の半数を消そうとするサノスと、彼の計画を阻止しようとするアベンジャーズの戦いはサノスの勝利に終わり、驚異的なパワーをもつ“インフィニティ・ガントレット”によって生命の半分は塵になった。仲間を失い、愛する人たちを失い、勝てる見込みのない状況におかれたアベンジャーズのメンバーはどうやってサノスに立ち向かうのか? その結末は前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の脚本執筆前から決定したというが、本作のタイトル“エンドゲーム”は制作過程のだいぶ後になってから決定したという。そもそも、エンドゲームとはチェスで使われることの多い用語で、盤の上に駒が残り少ない状態になっている終盤戦、もう“詰み”になることがわかっている最終局面を指し、転じて物語や状況のクライマックスや大詰めを意味する。当初、監督や製作陣は本作を『インフィニティガントレット』と呼んで創作を続けていた。「エンドゲームというタイトルに決定したのは制作過程のだいぶ後になってからです。トニー・スターク(アイアンマン)が『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で言った“これがエンドゲームだな(That’s the endgame)”というセリフから来たもので、そこからドクター・ストレンジが『インフィニティ・ウォー』で“あとがなくなったな(We are in endgame now)”と語るアイデアが浮かびました。私たちは未来志向の強いトニー・スタークが“エンドゲーム”という言葉で自身の不安を表現していることが気に入ったのです。それに“エンドゲーム”は多くの含みを持つ言葉で、チェスの終盤戦も意味しますから、興味深い可能性をもったワードだと思ったわけです」ここでポイントになるのは、チェスにおけるエンドゲームは単に“ゲームの終わり”を意味するだけでなく“詰みになることがわかっている”終盤戦を意味する場合があることだ。盤の上の駒は少なく、片方のプレイヤーはもう勝利までの駒の動きが見えている。残されたプレイヤーは追いつめられ、反撃の糸口が見えない。監督たちは「エンドゲームとは宿命と決定的な最終状態をあらわす言葉」だという。この映画で描かれるのは単なる戦いのクライマックスではない。圧倒的に強い敵と、何度立ち向かっても歯が立たなかったヒーローの物語の終盤戦だ。その上でルッソ兄弟はマーベル映画全作品に共通する、そして最新作にまで貫かれているテーマのひとつは「運命とは結局は決して変えられないものなのか? それとも自分の意思の力をもって変えられるものなのか?」だと語る。『アベンジャーズ/エンドゲーム』はヒーローと敵の戦いの“勝ち/負け”を描くだけでなく、一方向に流れていく時間の中で、決して変えることのできない運命を、決定してしまった状況を、それでも変えようとする者たちのドラマが描かれることになりそうだ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』4月26日(金)より全国公開
2019年04月22日