『TENET テネット』や『ゴジラvsコング』など並みいる話題作を抑え、全米でパンデミック以降最大の大ヒットスタートを切った『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』。本作で新キャラクターとして登場し、キーパーソンとなるエメットを演じたキリアン・マーフィの知られざるキャスティング秘話が明らかとなった。5月28日(金)より全米公開を迎えた本作は、初週末興収4835万ドル(日本円で約53億円 ※1ドル109円換算)の超大ヒットを記録。米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では “91%FRESH”とシリーズを通して90%超えの高評価を叩き出し、日本での公開もますます期待が高まっている。“何か”の襲来を避け、遠くへ行くことができないアボット一家。その状況を表現するため、ニューヨークのハドソンバレーや、その近郊にあるいくつかの主要なセットのみで撮影が行われていた前作。一方で、一家が住処を失い、外の世界へと足を踏み入れていく最新作では、家の中から廃墟、列車、船着き場…と撮影エリアが大きく広がり、“音を立てたら、終わり”の展開もさらにスケールアップしている。そんな本作で、音を察知しどこからでも襲ってくる“何か”から逃れるべく、アボット家が音から守られた場所を探していると、キリアン・マーフィ演じる謎の生存者・エメットと出会う。このエメットという人物はジョン・クラシンスキー監督のお気に入りで、「いかなるコミュニティにも属さない彼が、アボット家と出会って難問にぶちあたるところが面白い。アボット家というのは、自分も一員になりたいとか、少なくともなんとかして助けてやりたいと誰もが感じるような家族。こうした複雑な内面の葛藤を表現するのは役者にとってすごく難しいことなんだけど、キリアン・マーフィは仕事をしたなかでも間違いなく最高の役者のひとりだから、彼が参加してくれたのはすごく幸運だった」と監督。『ダークナイト』や『インセプション』『ダンケルク』などのクリストファー・ノーラン監督作品や、Netflixで配信されているドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」など、印象的な役で知られる実力派俳優キリアンの参加に喜びのコメントを寄せている。そんな監督から絶賛されているキリアンは、実は前作の大ファン。すっかり心を奪われてしまい監督への手紙をしたため、映画をどれだけ気に入ったかを伝えようと熱烈なメールを書いたことを明かしている。しかし、結局そのメールはしり込みをしてしまい、送信することがなかったというが、1年後に監督から突然電話があり、続編出演のオファーを貰ったそうで、この役のオファーは運命のように感じられたと語っている。作品に出演したいという思いを1年間、心に秘めていたキリアンだが、運命的なオファーによって、念願の監督とのタッグが実現した本作。気になるストーリー展開だけでなく、キリアンの胸熱なキャスティング秘話にも思いを巡らせてみては?『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』は6月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クワイエット・プレイス 2018年9月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.クワイエット・プレイス破られた沈黙 2021年6月18日より全国にて公開©2020 Paramount Pictures. All rights reserved.
2021年06月07日全米で大ヒットスタートを切った『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』。本作でジョン・クラシンスキー監督やエミリー・ブラントから絶大な信頼を寄せられる、いま大注目の実力派若手俳優ミリセント・シモンズとノア・ジュプに迫った。前作にも増してエヴリン一家が更なる恐怖に襲われ、数々の窮地に追い込まれる本作。引き続き、アボット家の姉弟を演じるのはミリセント・シモンズとノア・ジュプ。姉・リーガンを演じるミリセント・シモンズは、役柄と同様に聴覚障がいを持つ女優。カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを争ったトッド・ヘインズ監督の『ワンダーストラック』(17)でアメリカ全国規模でのオーディションの末、メインキャストの1人で耳が聞こえない少女・ローズ役に抜擢され、2017年の放送映画批評家協会賞で最優秀若手俳優賞にノミネートされた。本作においても、母・エヴリン役のエミリーも圧倒されたというリアリティのある演技で前作に引き続き作品に深みを与えている。そして、弟・マーカスを演じるのは、あどけない表情が印象的なノア・ジュプ。映画製作者の父と女優の母のもとに生まれ、2015年から子役としてTVドラマや映画に出演。『ワンダー 君は太陽』(17)ではジェイコブ・トレンブレイ演じる主人公の親友役として温かく、愛くるしい演技を披露し、前作『クワイエット・プレイス』公開後に出演したアルマ・ハレル監督の『ハニーボーイ』では、ゴッサム・インディペンデント・フィルム・アワードのブレイクスルー俳優賞や、インディペンデント・スピリット賞の助演男優賞にノミネート、伸びしろのある演技力で映画界を魅了している。これまでジョージ・クルーニーやマット・デイモン、クリスチャン・ベール、ニコール・キッドマン、ヒュー・グラントなど錚々たるハリウッドスターと共演を果たしており、本作においてもその堂々たる存在感を遺憾なく発揮している。いつ泣き出すか分からない生まれたばかりの乳児を抱えて、外の世界を彷徨うこととなる最新作では、ミリセントとノアが演じる子どもたちの成長も大きな見どころ。前作では親に守られる側にいた姉弟が活躍する場面も今作では大幅に増えているという。前作で監督と父のリー役を務め、今作でも引き続き監督を担当したジョンにとっては、才能あふれる若い役者たちが成長を続けていく様子を目にするのは日々の喜びだったそう。「世に出ていった二人が、役者としてずいぶん成長して戻ってきただけでなく、以前と変わらない素晴らしい人間であり続けていたことに驚きました。二人は役に深く入り込み、こちらが想像もしていなかったようなニュアンスまで加えてくれました」と賞賛のコメントを寄せ、「ミリー(ミリセント)とノアは、これまでに仕事をしたなかで最高の役者たちだ」と太鼓判を押している。エヴリンが地下でショットガンの撃鉄を引いた前作のエンディングの5秒後から物語が続いていく、という本作。姉弟は果たして、どのように困難に立ち向かっていくのか、何度も立ち上がり続ける2人の熱演も見逃せない。『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』は6月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クワイエット・プレイス破られた沈黙 2021年6月18日より全国にて公開©2020 Paramount Pictures. All rights reserved.
2021年06月05日エミリー・ブラント&ジョン・クラシンスキー夫妻がそれぞれ主演、監督を務め、世界中で大ヒットした体感型ホラーの最新作『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』。今作でも監督を務めたクラシンスキーから、“家族”と“子どもたち”を想う熱いコメントが到着した。”何か”の襲来を避け、遠くへ行くことができないアボット一家の状況を表現するため、ニューヨークのハドソンバレーや、その近郊にあるいくつかの主要なセットのみで撮影が行われていた前作。一方で、一家が住処を失い、外の世界へと足を踏み入れていく最新作では、家の中から廃墟、列車、船着き場…と撮影エリアが大きく広がり、”音を立てたら、超即死”の展開がさらにスケールアップ。主演であり、プライベートでは自身の妻でもあるエミリー・ブラントとの間に2人の愛娘を持つクラシンスキー監督は、前作の製作時は劇中のアボット家の姿を通して、自分の子どもたちにも強く育ってほしいという父親からのラブレターの意味合いも込めて製作していたという。その熱い想いは最新作でも健在で、今回では様々な場所で撮影が行われたが、なかでもクラシンスキー監督はアボット家の地元周辺を描くにあたり、代々ペンシルベニア州の鉄鋼労働者だった自身の家族を参考にした。「“何か”の出現よりずっと前にも、そのコミュニティに厳しい時代は何度もあったはずだと考えてみるのは面白いと思ったんだ。そういう時期があったのはピッツバーグの製鋼工場で働いていた祖父や父を見ても明らかだった。だから彼らや、彼らのコミュニティについて聞いた話へのちょっとしたオマージュも入っている」と監督。さらに、今回も自身の子どもと重ね合わせて、親にとって何より大きいであろう“成長”に焦点を当てたと語る。「ずっと頭にあったのは、親が子どもにする約束のことだ。自分のそばにいる限り安全だと親は子どもに約束する。でも残念ながら、いつかその約束を破るときが来るのは避けられない。いつか子どもは自力で世の中に出て行かなければならない。成長とはまさにそういうものであり、考えてみたい中心的なテーマだった」と明かした。最新作のアボット家は、前作でエヴリンが産んだ赤ん坊を抱えながら、危険に溢れた外の世界に足を踏み出していく。クラシンスキー監督の言葉にある通り、前作からさらに絶体絶命度がアップした本作で、2人の子どもリーガンとマーカスの成長は大きな鍵となりそうだ。『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』は6月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クワイエット・プレイス破られた沈黙 2021年6月18日より全国にて公開©2020 Paramount Pictures. All rights reserved.
2021年05月23日2019年から母校のテキサス大学で教授を務めているマシュー・マコノヒーが、政界進出を考えていることを明かした。故郷テキサス州の州知事候補選への立候補を、「真剣に考えている」という。テキサス州ヒューストンのクライムストッパーズが運営するポッドキャスト「Balanced Voice」に出演したマシューは、テキサス州知事選について尋ねられると、「検討を再開しているんだ。ぼくの指導者の役割とは何だろうかって。何かを指導して、共有するものがあるとは強く思っている」と語った。「人生の次のチャプターで、ぼくが足を踏み入れようとしているカテゴリーは何なのだろう」と自問した。次のテキサス州知事選は2022年の予定で、現職のグレッグ・アボット州知事が再選を目指していると伝えられている。昨年11月にも、マシューは「The Hugh Hewitt Show」でテキサス州知事選ついて「わからない。ぼく次第ではないんだ。ぼくよりも、人々次第だ」と語っていた。ツイッターでの反応は、「政治に関する経験がないセレブの政界進出にはうんざり。下積みから始めて!」「頼むから俳優業に専念してくれ」など否定的な声が多いが、「アボットを倒せるんじゃないか」「マシューが州知事になったらテキサスに引っ越す」などの良い反応も見られる。カリフォルニア州知事を務めた第2のアーノルド・シュワルツェネッガーになるか?(Hiromi Kaku)
2021年03月12日米ワシントン州で先月24日から消息を絶っていた女性が、カスケード山地で8日ぶりに発見されたとABC NEWSなどが報じている。ジョヴァーナ・フダさん(18)は7月24日、シアトル郊外のメイプルバレーにある自宅を出た後、コーヒーショップで目撃されたのを最後に行方がわからなくなっていた。翌日、山深い森の中を通る2号線沿いの峠近くで彼女が乗っていた車だけが発見された。車はガス欠状態で、財布が残されていたという。キング郡保安官事務所のスポークスパーソン、ライアン・アボット氏によると、車が見つかった地域は携帯電話の電波が届かず、GPSによる追跡が不可能だったことに加え、木々が密集して生えているためヘリコプターを使った上空からの捜索も困難だったという。当局は警察犬などによる捜索隊を組織し、懸命に彼女の行方を追っていたが、一切の手がかりが得られないまま1週間が過ぎてしまった。失踪8日目となる今月1日、ついに一頭の警察犬がフダさんのにおいを察知し、峡谷の中を1.6キロほど追跡するとノートや靴が見つかった。その近くを流れていた沢を辿り、谷底からおよそ3キロの場所で倒れているフダさんを発見することができたという。意識はあったが朦朧としており、病院へ救急搬送された。この日に見つからなければ、捜索活動は打ち切られる予定だったという。アボット氏は発見後の記者会見で「捜索救助隊が生きた彼女を保護したと聞き、心から喜んでいます。容態は安定しており、両親に付き添われて病院で治療を受けています。奇跡は起こる、決して諦めてはいけないということを示してくれました。探し続けてくれた捜索隊に感謝します」とコメントした。
2020年08月03日映画『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』が、2020年8月7日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ他にて全国公開。製作は、『ムーンライト』『ミッドサマー』で注目を集めるスタジオA24と、ダニエル・ラドクリフ主演映画『スイス・アーミー・マン』のダニエル・シャイナート監督が再タッグを組む。誰も話さない“事件の真相”ーミステリー仕立てのダーク・コメディダニエル・シャイナート監督とA24が今回挑むのは、実際の事件に着想を得たという、ミステリー仕立てのダーク・コメディ。映画のタイトル通り、事件の被害者となった“ディック・ロング”の死因をめぐり物語が進行していくのだが、唯一事件の真相を知る仲間たちは何故か頑なに口を割ろうとはしない。怪死事件に隠された衝撃の“ヒミツ”とは何なのか?!この事件の真相、深堀厳禁ー。あらすじジーク、アール、ディックの3人は売れないバンド仲間。ある晩、練習と称しガレージに集まりバカ騒ぎをしていたが、あることが原因でディックが突然死んでしまう。やがて殺人事件として警察の捜査が進む中、唯一真相を知っているジークとアールは彼の死因をひた隠しにし、自分たちの痕跡を揉み消そうとする。誰もが知り合いの小さな田舎町で、徐々に明らかになる驚きの“ディックの死の真相”とは…?『ファーゴ』を彷彿させる仕上がりとある“秘密”をめぐり、白日のもとにドタバタぶりと悲哀が絶妙なバランスで描かれる様は、コーエン兄弟の『ファーゴ』を彷彿とさせる仕上がり。また舞台となるアメリカ南部出身のアンサンブル・キャストによる、笑いを誘う迫真の演技、そしてステインド、クリード、そしてニッケルバックらモンスターロックバンドの楽曲が映画に彩りを添えている。監督自ら出演なお事件の被害者であり、物語のキーを握るディックは、本作で俳優デビューとなるダニエル・シャイナート監督自らが熱演。また映画の予告編のナレーションは、「新世紀エヴァンゲリオン」碇ゲンドウ役で知られる立木文彦が担当している。作品詳細映画『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』公開日:2020年8月7日(金)監督:ダニエル・シャイナート脚本:ビリー・チュー出演者:マイケル・アボット・ジュニア、ヴァージニア・ニューコム、アンドレ・ハイランド、サラ・ベイカー、ジェス・ワイクスラー、ロイ・ウッド・ジュニア、スニータ・マニ 配給:ファントム・フィルム
2020年06月12日ポール・ダノ&ダニエル・ラドクリフ共演の『スイス・アーミー・マン』で絶賛を浴びたダニエル・シャイナート監督が、『ミッドサマー』『ムーンライト』などの傑作を放つ最注目スタジオ「A24」と再びタッグを組んだ『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』(原題:The Death of Dick Long)が公開決定。日本版予告編とポスターが解禁された。本作は、アメリカの片田舎を舞台とした“とある事件”の顛末を描いたミステリー仕立てのダーク・コメディ。実際に起きた事件から着想を受け、ひた隠しにしてきた秘密が白日のもとに曝け出されたときに起こるドタバタと悲哀が絶妙なバランスで描かれる様は、コーエン兄弟の『ファーゴ』を彷彿。また、舞台となるアメリカ南部出身の刺激的なアンサンブル・キャストの迫真の演技が逆に笑いを誘い、「ステインド」「クリード」、そして「ニッケルバック」らモンスターロックバンドの楽曲が映画に彩りを添える。やがて、隠され続けた“衝撃の真相”が曝け出されたとき、「冗談でしょ!」と叫びたくなること間違いなし!?予告編では、バンド仲間のジーク(マイケル・アボット・ジュニア)、アール(アンドレ・ハイランド)、ディックが夜更けにバカ騒ぎを始める場面から始まる。いつものように楽しい夜になるはずが…。平穏な田舎町でうわさは瞬く間に広がり、町は“ディックの死”の話題でもちきりに。唯一真相を知る、ジークとアールは彼の死因をひた隠しにし、痕跡のもみ消しに必死になる。「知らない方がいいこともある」と意味深に語られ、怪死事件にどんなに衝撃的な秘密が隠されているのか、好奇心を掻き立てられる予告編だ。そのナレーションは、「新世紀エヴァンゲリオン」の主人公の父・碇ゲンドウ役や「銀魂」のマダオ役をアニメ・実写の両方で務めた人気声優・立木文彦が担当している。ポスタービジュアルには、事件の被害者となったディックの遺影が印象的に置かれているが、キーパーソンのディックはダニエル・シャイナート監督が自ら演じており、本作で俳優デビュー。そして、怪死事件に震撼する狭い田舎町の人々が描かれており、事件の謎の解明に繋がる(?)様々なヒントが散りばめられたものとなっている。『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』は8月7日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月04日ミッソーニ(Missoni)の2020年秋冬ウィメンズコレクションが、2020年2月22日(土)、イタリア・ミラノで発表された。メンズとの合同ショー形式である。次元の本質を捉えた小説からインスピレーション今シーズン、ミッソーニのインスピレーション源になったのはエドウィン・アボット・アボットによる1884年の小説『フラットランド たくさんの次元のものがたり』。二次元=平面世界に住む「正方形」を主人公にした不思議なストーリーで、次元の本質を捉えた歴史的な名作である。幾何学模様を巧みに駆使ミッソーニの最新コレクションは、この物語から連想される幾何学模様に溢れている。ファーストルックは主役の「正方形」を彷彿とさせるスクエア柄のガウンコートから。ジクザク模様をパッチワーク風に張り合わせたようなワイドパンツやストライプ地のオールインワンなどが、コレクションをグラフィカルに彩る。これほどまでに多くの模様が混在しながらも1つのコレクションとして纏まりを感じさせるのは、これまでもジオメトリックなパターンを駆使してきたミッソーニだからこそ成せる技だろう。ブランドのシグネチャーであるニットは、ボディラインにゆるやかに寄り添うロンパースや、深いスリット入ったセンシュアルなキャミソールドレス、生地をたっぷりと使ったガウンコートなど。モダンな幾何学模様を主役としたコレクションを、編み地だからこそ表現できる柔らかなムードで、ミッソーニらしいクリエーションに昇華している。ミステリアスなカラーパレットカラーリングは、ブラウンやネイビーなどのダークトーンに、鮮烈なレッドやブルー、パープルなどを織り混ぜて。不可思議な物語の中に迷い込んだかのような、ミステリアスなムードを作り出している。
2020年02月26日アメリカンフットボール(NFL)のシーズン王座決定戦となる「第54回スーパーボウル」が現地時間2月2日に開催され、ハーフタイムショーはジェニファー・ロペスとシャキーラによる豪華競演が実現。さらに高視聴率となるCMタイムに合わせて、近日公開の超大作映画の最新映像が続々と解禁された。フロリダ州マイアミのハードロック・スタジアムにて開催された「スーパーボウル」では、サンフランシスコ「49ers」とカンザスシティ「チーフス」が対戦。ハーフタイムショーとは試合の前半と後半の間で行われるエンターテイメントショーで、近年では「マルーン5」、ジャスティン・ティンバーレイク、レディー・ガガ、ビヨンセ&ブルーノ・マーズ&「コールドプレイ」、ケイティ・ペリーなどが生パフォーマンスを行い、ハーフタイムを盛り上げてきた。今年は、そのハーフタイムショーに女優・歌手・プロデューサー等、幅広く活躍するジェニファー・ロペスと、ラテンポップの歌姫シャキーラという、共にカリスマ的人気を誇るラテン系の女性アーティスト同士が競演。シャキーラの「She Wolf」「Empire」「Whenever, Wherever」などのパフォーマンス後に登場したジェニファーは、「Jenny from the Block」「Get Right」「One The Floor」 といったヒット曲のメドレーを披露。特に、賞レースを席巻した映画『ハスラーズ』のために習得したポールダンスを生披露すると、会場は大盛り上がりに。また、パフォーマンスの途中でジェニファーの愛娘エミーも登場し、母娘共演も実現。2人でジェニファーのヒット曲「Let’s Get Loud」を熱唱するひと幕もあった。そして最後はシャキーラも加わり、「Waka Waka」から再び「Let’s Get Loud」へ圧巻のダンスで締めくくられ、現地でも今回のパフォーマンスは大好評となっている。なお、国歌斉唱は、先日のグラミー賞でも見事な“復活”を示したデミ・ロヴァートが行った。『ブラック・ウィドウ』スカヨハ&フローレンス・ピューが並び立つ2019年の「スーパーボウル」中のCMは、世界の経済ニュースサイト「Bloomberg」によれば30秒で510万ドル~530万ドル、1秒で約17万ドルと報じられ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の映像などが披露され、大きな話題となった。今年はアベンジャーズのメンバーとして活躍し、世界的人気キャラクターであるブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフの過去を描く『ブラック・ウィドウ』から新映像が解禁。映像には、ブラック・ウィドウが“妹”と呼ぶ、彼女同等の戦闘能力を持つエレーナ(フローレンス・ピュー)、同じくコスチュームを身に纏った母メリーナ(レイチェル・ワイズ)、原作コミックでは“ロシア”のキャプテン・アメリカと呼ばれる、ぽっちゃりボティの父アレクセイ=レッド・ガーディアン(デヴィッド・ハーバー)が登場。彼らと手を繋ぎ、何か決意を固めるシーンが描かれる。アベンジャーズを家族と呼び、大切にしていたブラック・ウィドウ=ナターシャが、かつて大切にしていた“家族”とは?彼らと共に成し遂げようとすることは何なのか?キャプテン・アメリカと似たシールドを持つ新たな敵“タスクマスター”らと、ブラック・ウィドウの“家族”の戦闘シーンも盛り込まれた、ますます期待が高まる映像となっている。「Disney+」配信予定のマーベルドラマから初映像「Disney+」にて配信されるマーベルスタジオの実写ドラマシリーズ(日本上陸は未定)からは、「Big Game Spot」と題された初映像が解禁。キャプテン・アメリカの親友同士ファルコンとウィンター・ソルジャーが登場する「The Falcon and the Winter Soldier」(原題)に、カップルとして話題になったワンダとヴィジョンが登場し、どうやらシットコムとなる模様の「WandaVision」(原題)、そしてロキが「この場所を全て燃やし尽くしてやる」と不敵な表情を浮かべる「Loki」(原題)と、こちらも気になる映像だ。そのほかにも、舞うように戦いに挑んでいくムーランの姿を捉えた『ムーラン』。トム・クルーズやマイルズ・テラーの緊迫感溢れる飛行シーンやジェニファー・コネリーの姿も見える『トップガン マーヴェリック』。「007」シリーズ25作目『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』からは、ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグと、00(ダブルオー)のコードネームを持つ女性エージェント役のラシャーナ・リンチが飛行機で滑空するシーンで幕を開ける映像がお披露目。さらに、アボット一家の過去の様子と、“その後”が描かれる『クワイエット・プレイス PARTII』。そして「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」『アス』のエリザベス・モス主演で“透明人間”をリブートする『The Invisible Man』(原題/2月28日全米公開)という注目のスリラーも。『ソニック・ザ・ムービー』からも、アメリカンフットボールの名選手マイケル・トーマス、クリスチャン・マキャフリーらとソニックが競演する新映像が公開されている。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ソニック・ザ・ムービー 2020年3月27日より全国にて公開© 2018 Paramount Pictures Corporation and Sega of America, Inc. All Rights Reserved.Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2020年4月10日より全国にて公開トップガン マーヴェリック 2020年7月10日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.ムーラン(2020) 2020年4月17日より全国にて公開© 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.ハスラーズ 2020年2月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2019 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.ブラック・ウィドウ 2020年5月1日より日米同時公開©2019 MARVELクワイエット・プレイス PARTⅡ 2020年5月全国にて公開© 2019 Paramount Pictures. All rights reserved.
2020年02月03日大ヒットサバイバルホラー『クワイエット・プレイス』の続編『A Quiet Place: Part II』(原題)が、『クワイエット・プレイス PARTII』の邦題で2020年5月に日本公開されることが決定した。音に反応し人間を襲う“何か”によって荒廃した世界で、生き残った1組の家族アボット家。夫・リーを亡くし、家は燃えてしまい、母・エヴリンは、産まれたばかりの赤ん坊と2人の子どもたちを連れて新たな避難場所を探しに出発。ノイズが溢れる外の世界で、敵か味方か分からないほかの生存者たちに遭遇する…。昨年全米で公開されると、全米累計興収1億8800万ドル以上、2018年度No.1ヒットホラーとなり(BoxOfficeMojo調べ)、スティーヴン・キングやクリス・プラット、ライアン・レイノルズらがSNS上で作品を絶賛と、著名人からの口コミも殺到した前作。音に反応して人間を襲う“何か”により、人類が滅亡の危機に瀕した世界を舞台にした本作は、日本でもホラー映画で類を見ない大ヒットを記録した。続編では、前作同様に母・エヴリン役をエミリー・ブラント、娘・リーガン役をミリセント・シモンズ、息子・マーカス役をノア・ジュプが続投。また、実生活でもエミリーと夫であり、前作では夫・リー役と監督を務めたジョン・クラシンスキーが、今作でも同じくメガホンをとった。さらに新キャストとして、『インセプション』『ダンケルク』のキリアン・マーフィ、『グラディエーター』『キャプテン・マーベル』のジャイモン・フンスーの出演も決定している。『クワイエット・プレイス PARTII』は2020年5月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:クワイエット・プレイス 2018年9月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年12月23日ハリウッド外国人記者協会(HFPA)が選ぶ第77回ゴールデン・グローブ賞のノミネート作品が、日本時間12月9日(月)夜に発表された。ノア・バームバック監督の『マリッジ・ストーリー』が6部門にノミネート、マーティン・スコセッシ監督による『アイリッシュマン』が4部門5ノミネートされるなど、昨年の『ROMA/ローマ』に続いてNetflix製作映画が席巻。記録的ヒットとなった『ジョーカー』がホアキン・フェニックスのドラマ部門主演男優賞など4部門にノミネートとなった。なお、トム・ハンクスが映画界の功労を称えるセシル・B・デミル賞に、エレン・デジェネレスがテレビ界の功労賞にあたるキャロル・バーネット賞に決定している。日本時間2020年1月6日(現地時間1月5日)に行われる授賞式は、コメディアンのリッキー・ジャーヴェイスが司会、俳優ピアース・ブロスナンの息子でモデルのディランとパリス兄弟がアンバサダーを務める。【第77回ゴールデン・グローブ賞ノミネート作品】映画の部:Netflix作品に『ジョーカー』『ワンハリ』などが続くドラマ部門■作品賞『1917 命をかけた伝令』『ジョーカー』『マリッジ・ストーリー』『アイリッシュマン』『2人のローマ教皇』■主演女優賞シンシア・エリヴォ『Harriet』(原題)スカーレット・ヨハンソン『マリッジ・ストーリー』シアーシャ・ローナン『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』シャーリーズ・セロン『スキャンダル』レネー・ゼルウィガー『ジュディ 虹の彼方に』■主演男優賞クリスチャン・ベイル『フォードvsフェラーリ』アントニオ・バンデラス『Pain and Glory』(原題)アダム・ドライバー『マリッジ・ストーリー』ホアキン・フェニックス『ジョーカー』ジョナサン・プライス『2人のローマ教皇』ミュージカル/コメディ部門■作品賞『ルディ・レイ・ムーア』『ジョジョ・ラビット』『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『ロケットマン』■主演女優賞アナ・デ・アルマス『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』オークワフィナ『フェアウェル』ビーニー・フェルドスタイン『Booksmart』(原題)ケイト・ブランシェット『Where’d You Go, Bernadette』(原題)エマ・トンプソン『レイトナイト 私の素敵なボス』■主演男優賞ダニエル・クレイグ『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』ローマン・グリフィン・デイビス『ジョジョ・ラビット』レオナルド・ディカプリオ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』タロン・エジャトン『ロケットマン』エディ・マーフィー『ルディ・レイ・ムーア』※以下、部門共通■助演女優賞キャシー・ベイツ『リチャード・ジュエル』アネット・ベニング『ザ・レポート』ローラ・ダーン『マリッジ・ストーリー』ジェニファー・ロペス『ハスラーズ』マーゴット・ロビー『スキャンダル』■助演男優賞トム・ハンクス『A Beautiful Day in the Neighborhood』(原題)アンソニー・ホプキンス『2人のローマ教皇』アル・パチーノ『アイリッシュマン』ジョー・ペシ『アイリッシュマン』ブラッド・ピット『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』■監督賞ポン・ジュノ『パラサイト 半地下の家族』サム・メンデス『1917 命をかけた伝令』トッド・フィリップス『ジョーカー』マーティン・スコセッシ『アイリッシュマン』クエンティン・タランティーノ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』■脚本賞『マリッジ・ストーリー』ノア・バームバック『パラサイト 半地下の家族』ポン・ジュノ『2人のローマ教皇』アンソニー・マクカーテン『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』クエンティン・タランティーノ『アイリッシュマン』スティーヴン・ザイリアン■歌曲賞「Beautiful Ghosts」『キャッツ』「I’m Gonna Love Me Again」『ロケットマン』「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」『アナと雪の女王2』「スピリット」『ライオン・キング』「Stand Up」『Harriet』(原題)■作曲賞『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』『ジョーカー』『マリッジ・ストーリー』『1917 命をかけた伝令』『マザーレス・ブルックリン』■アニメーション映画賞『アナと雪の女王2』『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』『ライオン・キング』『Missing Link』(原題)『トイストーリー4』■外国語映画賞『フェアウェル』ルル・ワン監督『レ・ミゼラブル』ラジ・リ監督『Pain and Glory』(原題)ペドロ・アルモドバル監督『パラサイト 半地下の家族』ポン・ジュノ監督『Portrait of a Lady on Fire』(原題)セリーヌ・シアマ監督テレビの部:AppleTV+「ザ・モーニングショー」が3ノミネートドラマ部門■作品賞「ビッグ・リトル・ライズ」「ザ・クラウン」「キリング・イヴ」「ザ・モーニングショー」「サクセッション」■主演女優賞ジェニファー・アニストン「ザ・モーニングショー」オリヴィア・コールマン「ザ・クラウン」ジョディ・カマー「キリング・イヴ」ニコール・キッドマン「ビッグ・リトル・ライズ」リース・ウィザースプーン「ザ・モーニングショー」■主演男優賞ブライアン・コックス「サクセッション」キット・ハリントン「ゲーム・オブ・スローンズ」ラミ・マレック「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」トバイアス・メンジーズ「ザ・クラウン」ビリー・ポーター「POSE」ミュージカル/コメディ部門■作品賞「バリー」「Fleabag フリーバッグ」「コミンスキー・メソッド」「マーベラス・ミセス・メイゼル」「ザ・ポリティシャン」■主演女優賞クリスティナ・アップルゲイト「デッド・トゥー・ミー~さようならの裏に~」レイチェル・ブロズナハン「マーベラス・ミセス・メイゼル」ナターシャ・リオン「ロシアン・ドール:謎のタイムループ」キルスティン・ダンスト「On Becoming a God in Central Florida」(原題)フィービー・ウォーラー=ブリッジ「Fleabag フリーバッグ」■主演男優賞マイケル・ダグラス「コミンスキー・メソッド」ビル・ヘイダー「バリー」ベン・プラット「ザ・ポリティシャン」ポール・ラッド「僕と生きる人生」ラミー・ユセフ「Ramy」(原題)リミテッドシリーズ/テレビ映画部門■作品賞「チェルノブイリ」「Catch-22」(原題)「アンビリーバブル たった1つの真実」「Fosse/Verdon」(原題)「The Loudest Voice」(原題)■主演女優賞ケイトリン・デヴァー「アンビリーバブル たった1つの真実」ジョーイ・キング「The Act」(原題)メリット・ウェヴァー「アンビリーバブル たった1つの真実」ヘレン・ミレン「Catherine the Great」(原題)ミシェル・ウィリアムズ「Fosse/Verdon」(原題)■主演男優賞ジャレッド・ハリス「チェルノブイリ」クリストファー・アボット「Catch-22」(原題)ラッセル・クロウ「The Loudest Voice」(原題)サシャ・バロン・コーウェン「The Spy」(原題)サム・ロックウェル「Fosse/Verdon」(原題)※以下、部門共通■助演女優賞パトリシア・アークエット「The Act」(原題)ヘレナ・ボナム=カーター「ザ・クラウン」メリル・ストリープ「ビッグ・リトル・ライズ」トニ・コレット「アンビリーバブル たった1つの真実」エミリー・ワトソン「チェルノブイリ」■助演男優賞アラン・アーキン「コミンスキー・メソッド」アンドリュー・スコット「Fleabag フリーバッグ」キーラン・カルキン「サクセッション」ステラン・スカルスガルド「チェルノブイリ」ヘンリー・ウィンクラー「バリー」(text:Reiko Uehara)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”【Netflix映画】アイリッシュマン 2019年11月27日よりNetflixにて全世界同時配信開始
2019年12月10日殺人衝動を持つ男と自殺願望を持つ女が出会い、オープニングからラストまで緊迫感が持続するサイコスリラー『ピアッシング』の日本オリジナルの予告編とともに、ポスタービジュアルと場面写真が解禁。また原作者・村上龍のコメントも到着した。今回解禁となった予告編では、刺激的な映像とスリリングなセリフの数々によって、まるで幻覚を見ているかのような世界に引き込まれていく。クリストファー・アボット演じる殺人衝動を持つ男が、ミア・ワシコウスカ演じる自殺願望を持つ女に襲い掛かるシーンから始まり、アイスピックを振りかざす女、床に打ち付けられる男…とサスペンスフルな映像が続く。後半では、凄惨な描写のバックで流れる明るい音楽が作品全体に漂う狂気を一層際立たせている。本作について原作者の村上龍さんは「演技、演出、キャメラ、そして音楽、抑制され、かつ正確だった。『ピアッシング』という物語のテイストが理解されていると感じた。単に原作に忠実というわけではなく、不思議な感覚があった。わたしが原作を書くときに思い浮かべたイメージが、スクリーンに再現されている、そんな感覚だ」とコメント。また、「ホラー映画とカテゴライズされるのだろうが、残酷さの裏側、狂気の最深部に潜んでいる『人の優しさ』が、さりげなく描かれる。タイトルバック、エンドロールのビルの映像には驚いた。すばらしい」と絶賛の声をあげた。予告編と同時にポスタービジュアルと場面写真も解禁。洗練されたスタイルで、サイコスリラーとしてのイメージをさらに増幅させるポスターも話題性十分。通常の映画ポスターらしからぬ、インテリア・アートといってもおかしくないデザインに、配置されたアイスピック、下着、電話は何を意味するのか…?ますます作品内容への妄想が膨らむ。予告編では思わず目を瞑ってしまいそうなシーンの連続だが、果たして本編では最後まで目を開けて見ていられるだろうか。手に汗握る極限の緊迫感を是非劇場で体感してみて。『ピアッシング』は6月28日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年04月12日ご当地アイスが一堂に集まるアイスクリーム万博「あいぱく」が、2019年4月24日(水)から5月6日(月・振休)まで銀座三越 7F催物会場・9F銀座テラスにて開催される。ご当地アイス100種類以上が集結!「あいぱく」がGWに開催“アイス好きの楽園空間”をコンセプトに、一般社団法人日本アイスマニア協会が日本全国各地から厳選したアイスクリームを販売する「あいぱくTOKYO」。銀座三越で開催する今回は、日本全国各地から厳選した100種類以上のご当地アイスを販売するほか、ハンドメイドのアイスクリーム作品の展示&販売、クリエイティブユニット「ザリガニワークス」によるアイスクリームのパッケージを活用したワークショップなども行う。静岡抹茶のスイーツファクトリー「ななや」が壽々喜園とコラボで出店出店するご当地アイスには、初登場となるアイスクリームも多数。なかでも注目は、静岡抹茶を使用したスイーツファクトリー「ななや」と、浅草の老舗日本茶専門店「壽々喜園」のコラボレーションによるメニュー。今回は、東京都内の「ななや」店舗でも人気を博す、7段階の濃さを選べる抹茶ジェラートをラインナップ。市販の抹茶アイスと同等のものから、抹茶にこだわる「ななや」ならではの濃厚なものまで、自分好みの濃さを選び、味わいの違いを感じることができる。桃&ぶどうの食べ比べ、「ピーチ専科ヤマシタ」の果実そのまま使用のジェラートまた、山梨県山梨市の桃農園「ピーチ専科ヤマシタ」で、味わいの違いを楽しめるのはジューシーな果物。果実をそのまま皮ごとたっぷり使用した手作りジェラートは、3~4種類の桃と、2種類のぶどうのジェラートを揃えており、いずれも食べ比べできる。熱々が美味しい!ブリオッシュ×ジェラートの新感覚スイーツさらに、同じく初登場となるアボット・キニーからは、新感覚スイーツ「あったかとろ~り羽根付ジェラートサンド」が並ぶ。ブリオッシュにジェラートを挟み、熱々のプレス機で焼き上げたジェラートサンドは、出来立てを召し上がれ。不動の人気を誇る「桔梗信玄ソフト+」も登場2015年のイベントでの発売以来、不動の人気を誇る「桔梗信玄ソフト+」が今回も登場。コクのあるソフトクリームに、香ばしいきな粉と濃厚な黒蜜をたっぷり使った山梨銘菓の”桔梗信玄餅”をあわせた一品は、通常山梨県以外ではなかなか食べられないので是非この機会に。【詳細】アイスクリーム万博「あいぱく TOKYO」in 銀座三越開催日時:2019年4月24日(水)~5月6日(月・振休)開催時間:10:00~20:00(最終日16時終了)開催場所:銀座三越 7F催物会場・9F銀座テラス住所:東京都中央区銀座4-6-16入場料:無料
2019年04月11日日本全国各地から厳選したご当地アイスが一堂に集まるアイスクリーム万博「あいぱく® TOKYO」が、銀座三越 7F催物会場と9F銀座テラスにて4月24日から5月6日まで13日間に渡り開催される。マンハッタンロールアイスクリーム「ロールアイス」(850円~)2015年にスタートし、各回約6〜10万人を動員、累計来場者数約200万人を動員する日本最大級のアイスクリームイベント「あいぱく」。今回の「あいぱくTOKYO」in 銀座三越では、過去開催時に2時間待ちとなった人気商品を始め、初出店店舗による「あいぱく」限定の新商品など、日本一アイスを食べるアイスクリーム評論家やアイスクリーム好きの団体「日本アイスマニア協会」が日本全国から厳選した100種類以上のご当地アイスがラインアップする。また、タレントの千秋さん率いる「ハローサーカス」によるハンドメイドのアイスクリーム作品の展示・販売や、クリエイティブユニット「ザリガニワークス」によるアイスクリームのパッケージを活用したワークショップ、パフェ評論家によるパフェ&アイスクリーム談義、あいぱく主催&アイス評論家のアイスマン福留による「アイスなのに激アツ?!アイストークショー」なども実施。エンターテイメントコンテンツが盛り沢山なので、食べるだけではなく、様々な角度からアイスクリームが楽しめる内容となっている。ピーチ専科ヤマシタ「桃のジェラート」(税込501円~)あいぱく初登場の山梨・山梨市の桃農園のピーチ専科ヤマシタからは、「桃のジェラート」が登場。こだわった農法で採れた桃やぶどうの果実を、皮ごとたっぷり贅沢に使用し、自社工房で手づくりしたジェラートをその場で提供する。自然の力を活かし、こだわりの農法でつくった桃ならではの香り高い商品となっている。桃は3~4種類、ぶどうは2種類の品種が提供されるので、種類による味の違いを食べ比べることができる。アボット・キニー「あったかとろ~り羽根付ジェラートサンド」(税込651円)こちらもあいぱく初登場となる渋谷・幡ヶ谷にあるアボット・キニーの「あったかとろ~り羽根付ジェラートサンド」。ブリオッシュにジェラートを挟み、熱々のプレス機で焼き上げ、外側はサクサクと温かく、内側はひんやり、とろりとした食感が楽しめるる新感覚スイーツ。同店からは、素材の風味と旨味を最大限に活かした「フレッシュミルク」や、生乳仕立てのジェラートにとろりとした食感の手作り塩キャラメルを混ぜて作る「ソルティー・ロック・キャラメル」のほか、あいぱく限定フレーバーのジェラートも登場する。コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパン「ソフトクリームクレープ オレオオーレ」(各 税込631円)コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンからは、あいぱく限定商品として「ソフトクリームクレープ オレオオーレ」を販売。お菓子とソフトクリーム、クレープの3つが合体した贅沢な仕上がりで、滑らかな舌触りのソフトクリームの周りには、ザクザクとした食感のお菓子素材を贅沢にトッピング。また、ふわふわとしたスポンジケーキを中に入れた、もちもちとしたクレープ生地をコーンの代わりに使用しているので、1つで様々な食感を楽しむことができる。メゾン ジブレー(MAISON GIVRÉE)「ジェラート」(各 税込601円~)メゾン ジブレーからは、2015年のミラノ万博で開催されたアイスクリームとチョコレート、ケーキのワールドカップにて日本代表チームのキャプテンとして出場し、世界チャンピオンにも輝いた、パティシエ・江森宏之が手掛ける、あいぱく限定ジェラートが登場。昨年開催時に人気だった、チョコレートハンター小方真弓とのコラボ商品や、ピスタチオの粒入りのピスタチオアイスクリームといった、最高級の素材や厳選した乳原料を使用した、極上アイスクリームがラインアップする。また、お持ち帰り用の「あいぱくオリジナル保冷バック(ドライアイス付)」(501円)も販売。家でもこだわりのアイスを楽しむことができる。ゴールデンウィークは、冷たくて美味しい全国各地のこだわりアイスに舌鼓を打ってみてはいかが? 【イベント情報】アイスクリーム万博「あいぱく TOKYO」in 銀座三越会期:4月24日~5月6日会場:銀座三越 7F 催物会場・9F 銀座テラス住所:東京都中央区銀座4-6-16時間:10:00〜20:00(最終日は16:00まで)入場料無料
2019年04月09日村上龍の小説をハリウッドで映画化、世界各国の映画祭を騒然とさせセンセーションを巻き起こした『ピアッシング』(原題:Piercing)が、6月に日本公開決定。併せて場面写真も到着した。主人公は自分の幼い娘をアイスピックで刺したいという衝動に駆られる男。彼はその衝動を抑えるため、SM嬢をホテルに呼び出して殺害する計画を立てる。しかし、計画は滑稽なほど思い通りにはいかない。ホテルにやってきた女は、いきなり自分自身を傷つけて倒れこんでしまう。これはリアルな悪夢なのか、シュールな現実なのか?刃を外に向ける者と内に向ける者は、磁石のプラスとマイナスのように交わり、やがて共鳴していくのだろうか…。本作は、愛する者にアイスピックを向ける衝撃的なシーンで幕を開け、ラスト1秒まで緊迫感が持続する、殺人衝動を持つ男と自殺願望を持つ女を描く衝撃のサイコスリラー。原作から強烈なインスピレーションを受けたのは、米インディーズ界の新鋭ニコラス・ペッシェ。デビュー作『The Eyes of My Mother』が2016年のサンダンス映画祭で絶賛され、ファンタスティック映画祭の5部門を受賞。『呪怨』のリブート版に取り組むなど、日本文化を敬愛する監督が、今回洗練されたスタイルで原作のテイストを映像化した。出演には、「GIRLS/ガールズ」『ファースト・マン』のクリストファー・アボットと、『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズでアリス役を演じたミア・ワシコウスカ。端整な顔立ちと静かな表情の中に抑えきれない狂気を混在させた男と、些細なことで壊れてしまいそうな危うさと美しさと孤独を抱えた女。2人が繊細かつ圧倒的な演技で魅せる。2018年のサンダンス映画祭では再び衝撃に包まれ、熱狂的な評価が徐々に拡散。スイスのヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭では国際批評家賞と未来イメージ賞の2部門に輝いたほか、世界各国で数多くの賞にノミネートされた話題作は、原作者の村上氏も大絶賛。また、劇中のインテリアに荒木経惟の写真を使い、和洋芸術の絶妙な親和性が作品に不思議な深みを与え、オリジナリティあふれる世界観を形作っている本作。到着した場面写真では、本作の世界観が少し覗くことができ、静かな怖さが感じられる。『ピアッシング』は6月28日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年03月28日米ワシントン州シアトルのキング郡で2日、妊娠8カ月の女性が顔を銃で撃たれ病院へ運ばれた。彼女を撃ったのは、わずか4歳の息子だった。キング郡保安官事務所のスポークスパーソン、ライアン・アボットによると、少年は両親のベッドの下に隠してあったハンドガンを見つけた。銃は既に装填され、安全装置も外してあったという。少年はおもちゃのピストルと同じようにその銃を構え、父親と一緒にベッドに横たわってテレビを見ていた母親の顔面に向けて引き金を引いた。母親は命に関わる重傷を負い、緊急搬送された。翌3日には別の病院へ移され、今も懸命の治療が続けられている。少年の父親は、護身のために銃を借りていたと話しているという。アボットは「子どもたちには銃がおもちゃに見えるということを、銃の保有者は肝に銘じるべきです。今回得られた最大の悲劇的教訓は、銃はきちんとロックしておけば、誤った理由での使用を防げるということです」とコメントし、銃の扱いについて注意を促した。
2019年02月04日イギリス風の店内で、おいしい料理とお酒を堪能東京・町田にある「Abbot’s Choice(アボット チョイス)町田店」は、料理にもこだわったビアバー。イギリスのパブリックバーをモチーフに作られているお店で、西洋風の赤いエントランスが目印です。店内も、赤を基調としたおしゃれな雰囲気。本場イギリスのパブにいるような気分で、お酒を飲むことができます。広いカウンター席のほか、テーブル席も多数あり、おひとり様はもちろん、カップルや友達同士にもおすすめです。1杯だけでも気軽に入りやすいので、飲み会前の空き時間などにも重宝します。樽生ビールは25種類! お酒も料理も楽しめるお店のなかでひときわ目をひくのが、カウンターの端に置かれた巨大なビールサーバー。全部で25種類もの樽生ビールが用意されています。ビールのほかにワインやカクテル、ウイスキーなど、さまざまな種類のお酒を楽しめるのも魅力です。またこちらのお店は、バーでありながら、フードメニューにもこだわっているのが特徴。おいしい料理の数々は、ビールとも相性抜群です。鮮度が自慢! こだわりの本格派フィッシュ&チップスこちらのお店でぜひ食べておきたいのが「旬のフィッシュ&チップス」。日本有数のクオリティを誇る、こだわりの一品です。素材には築地直送のものを使用。ヒラメやスズキ、天然のタイなど、築地から日替わりで届く旬の魚を、冷凍せずにそのまま調理するというこだわりようです。新鮮な魚で作るフィッシュ&チップスは、身がふわふわで絶品。自家製のタルタルソースもついていて、ほかとは違う本格派の味が楽しめます。お酒がすすむスコットランドの羊肉料理、ハギスもおすすめお店のオリジナルレシピで作られた「自家製ハギス」もおすすめ。ハギスとはスコットランドの伝統的な羊料理で、羊肉で作るハンバーグに近いメニューです。こちらのお店のハギスは、日本人でも食べやすいようにアレンジされているのが特徴。本場のハギスと同様、ウイスキーやビールとも相性抜群の一品です。そのほかのメニューでも、こういうのが食べたい、飲みたいといったオーダーがあれば、できる範囲で対応してくれます。気軽に立ち寄り、本格メニューとお酒が楽しめるお店「アボット チョイス 町田店」では、まるで海外にいるようなおしゃれな店内で、こだわりの料理といろんなお酒を楽しむことができます。大通りに面していて気軽に入りやすい雰囲気なので、ちょっと1杯飲みたいときはもちろん、デートや女子会など、肩ひじ張らずに飲みたいときにぴったり。時間に関係なくのんびり飲みたいときには、夕方や深夜以降の時間帯が、比較的空いているのでおすすめです。このお店へは、JR横浜線・小田急小田原線「町田駅」の小田原線側にある北口を出て、徒歩1分ほどでアクセスできます。繁華街のなかにあり、駅からも近いので、仕事帰りなどにもおすすめです。カジュアルな大人の空間で、おいしいビールとこだわり料理を楽しんでみてください。スポット情報スポット名:Abbot's Choice 町田店住所:東京都町田市森野1-37-10電話番号:042-785-5984
2018年10月31日米映画批評サイト「ロッテン・トマト」で“95%Fresh”という脅威の高評価をたたき出し、公開されるやいなやSNSで“激押し!”の口コミが拡散したという『クワイエット・プレイス』。すでに続編製作も決定しているという全米大ヒットのサスペンス・ホラーだ。舞台は音に反応して人間を襲う“何か”に支配されている世界。会話はもちろん、足音や笑い声さえも抑えながらの生活を強いられた一家のサバイブを、息もつかせぬ緊迫感で描いていく。近年は、盲目の老人宅で強盗が戦慄の逆襲に会うショッキング・スリラー『ドント・ブリーズ』(2016年)、アフリカ系アメリカ人の若者が彼女の実家で絶体絶命のピンチに追い込まれる『ゲット・アウト』(2017年)など、新しい発想でつむがれたホラーがスマッシュヒットしている。どちらもジャンル映画の範ちゅうを超えたインパクトが絶賛されているが、本作もその系譜に連なる、ひと味違う斬新な試みが随所に盛り込まれているのだ。とにかく設定が斬新!本作では「音を立てたら、即死」という厳しい状況下にてストーリーが展開する。そのため主人公であるアボット一家は、手話やボディ・ランゲージ、そして光を使ったコミュニケーションで意思疎通している。人類滅亡の危機に直面するも懸命に生き残る術を模索する父親リー(ジョン・クラシンスキー)と母性のかたまりのような母親のエヴリン(エミリー・ブラント)そして子どもたちのアボット一家。エヴリンはもうすぐ出産を迎える妊婦で、長女のリーガン(ミリセント・シモンズ)は聴覚に障がいを抱えている。彼らは忌まわしい事故によって心に深い悲しみを抱えているが、これまで家族で手をとりあって過酷な環境を生き抜いてきた。そんなアボット家に新たな命が誕生しようとしている。最大の喜びであるはずの赤ちゃん誕生が、一家に最大の危険をもたらすという矛盾…。この斬新で皮肉が効いた設定を見るだけでも、本作によってもたらされるスリルへの期待が高まることだろう。会話に頼らないストーリー展開が斬新!アボット一家は足音を立てないようにと、外出中であっても靴を履かずに素足のまま行動する。物資を確保するために訪れたスーパーでは爪先立ちで歩き、道には砂を細長くまき、食事の際のお祈りも無言で行うという徹底ぶり…。彼らは目線や表情で感情を表現し、手話で日常生活を進めていくが、そんな風に会話を排除して暮らしながらもふとした瞬間に“音”が鳴ってしまうのは必然。そうした不確定要素が時に伏線、時にアクシデントとして複雑に絡み合い、会話はなくとも物語がぐいぐいと進んでいくストーリー展開は、まさに「斬新!」の一言に尽きる。監督・脚本・出演・製作総指揮の4役を務めたジョン・クラシンスキーは、「脚本における大きな課題の1つは、未知なる“何か”に囲まれる恐怖に加えて、ほとんど言葉を使わずに、いかにしてフラストレーションや、不安や、悲しみや、反抗や、欲求や愛といった感情をかき立てるかだった」と語っているが、終盤、溜まりに溜まった緊張感の放出を皮切りに、散りばめられた伏線を回収しながら怒涛のラストへとつながっていく卓越した構成力に舌を巻くはずだ。緩急の効いたBGMが斬新!また製作にあたり、クラシンスキーは日常生活で生じる音を「安全な音」と「安全でない音」として詳細にリスト化。劇中ではそれらの“音”を効果的に使用することで“場”の雰囲気を完璧にコントロールしているが、その徹底ぶりはBGMにおいても同様のようだ。本作では『3時10分、決断の時』(2007年)と『ハート・ロッカー』(2008年)の2度に渡りアカデミー賞にノミネートされた作曲家マルコ・ベルトラがサウンド・クリエイションに参加している。しかし「この映画では音楽がキャラクターになる必要があると感じていたけれど、メインのキャラクターにしたくなかった。つまり、音楽の存在を感じさせたくなかったんだ」というクラシンスキーは、名匠が手掛けた数々の楽曲を控えめに使用し、アボット一家の静寂をキープ。その一方で、あるシークエンスでは音楽がメインキャラクターとなってロマンティックな夫婦のひと時を演出するなど、緩急の効いたBGM使用で本作が描くテーマを強烈に印象づけている。サスペンス・ホラーにして愛を描いた人間ドラマが斬新!こうした練られた演出が随所に施されている本作だが、サスペンス・ホラーながら、<愛>を描いた人間ドラマである点も見逃せない“斬新ポイント”と言えるだろう。劇中、大きなお腹を抱えたエヴリンは夫であるリーに「家族を守って!」と告げ、夫婦で困難な状況に打ち勝つ決意を新たにする。その言葉通り、彼らは身を盾にして子どもたちを守り抜こうとするのだが、そこに父にわだかまりを感じる娘の葛藤であったり、家族を守る男として目覚めの兆しを見せる長男の成長であったりという見ごたえある緻密な人間ドラマが交差する。従来であれば恐怖が全編を支配するホラー映画において、本作は<恐怖>とともに夫婦や家族の深い<愛>がテーマとして鮮やかに浮かび上がってくるという驚嘆のハイブリット仕様となっているのだ。エヴリンを演じたエミリー・ブラントとリーを演じたジョン・クラシンスキーは実生活でも夫婦として知られているが、実際に子を持つ親である彼らは本作に「子どもを守り抜く決意」と「子どもたちが自ら進んでいく力を育む」というメッセージを込めたと語っている。圧倒的なパワーで迫りくる恐怖に対し、彼らは最後まで沈黙を守り続けられるのか…。斬新なアイディア満載の『クワイエット・プレイス』で描かれた、人類の明日に刮目せよ!『クワイエット・プレイス』は9月28日(金)より全国にて公開。(text:Miyuki Adachi)■関連作品:クワイエット・プレイス 2018年9月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2018年09月26日クリス・プラットやライアン・レイノルズら著名人からも絶賛されるホラー映画『クワイエット・プレイス』。本作では、エミリー・ブラントとジョン・クラシンスキーが実生活と同じく夫婦役を好演していることでも話題だが、本作で共演したことで、2人はより夫婦の絆を深めていったそうだ。音に反応して人間を襲う“何か”により人類が滅亡の危機に瀕した世界を舞台に、「決して、音を立ててはいけない」というルールを守りながら生きる1つの家族を描く本作。エミリーが演じるのは、静寂に包まれた世界で3人の子どもを育てる母親・エヴリン。そして、ジョンが彼女を支える夫・リーを演じ、監督・脚本も兼任した。実生活ではおしどり夫婦として知られる2人は、今回が初共演。元々、エミリーは友人をエヴリン役に推していたそうだが、脚本を読んでいるうちに「あんなこと言ったけど、この役は私がやらなきゃ」と、自らジョンにエヴリン役を演じることを提案したのだとか。ジョンもまた、脚本を進めてく中で「人生で1番恐ろしいときを乗り切ろうとする家族、というような身につまされるものを書いているとき、ぼくの頭に浮かんでくるのはもちろんエミリーしかいなかった」と言い、彼女の提案を喜んで受けいれたという。そして私生活の中でも、演じる家族、アボット一家について話し合い、役柄、物語の展開について熟考したうえで撮影に挑んだそう。エミリーは「いつも彼の妻として、彼の子どもの母として、尊重されているように感じてはいたけど、今回の経験は、私たちが同じ製作の現場にも立てるという発見だった」とふり返り、「すごく心配していたし、少し怖かったけど、結果的には素晴らしい経験になった」とコメントしている。一方でジョンは「強烈な体験だった」と…。「ぼくたちは互いの1番のファンだけど、普段は完全に別々のキャリアを歩んでいる。互いにそれぞれのプロセスがあるし、それがどう混ざり合うかは分からなかったけど、結果的には今までで1番楽しかった」とエミリー同様に心配もあったが良い結果になったと明かした。そして、「エミリーは繊細な演技をする素晴らしい役者で、これほど尊敬する人とこんなに密に仕事ができるのは最高だった」とエミリーを絶賛している。実生活の夫婦としてはもちろん、役者として、監督としても最高の信頼関係を築き上げた2人。本作では、2人の本当の夫婦だからこその息の合った演技に注目だ。『クワイエット・プレイス』は9月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:クワイエット・プレイス 2018年9月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2018年09月01日北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎の3人で贈る人気ドラマ「三匹のおっさん」の新春スペシャルに登場する豪華ゲスト出演者が決定。檀れいが“三匹のおっさん”が出会うスター女優を務め、伊東四朗、西村和彦、木下ほうかという個性豊かな面々が登場する。人気作家・有川浩の同名小説を原作に、“三匹のおっさん”がご町内にはびこる悪を成敗する痛快ストーリー。定年退職後、ゲームセンターに再就職した剣道の達人キヨこと清一を北大路さん、武闘派の柔道家で居酒屋「酔いどれ鯨」の元亭主シゲこと重雄を泉谷さん、無敵の頭脳派で愛娘にはめっぽう弱い機械工場経営者のノリこと則夫を志賀さんが演じる高視聴率ドラマだ。今回の新春スペシャルでは、重雄が商店街の福引で「日光の旅」を当て、清一と則夫も家族を伴って同行。日光江戸村を訪れた3人は、スター女優の花沢ゆかり(檀れい)が出演する映画ロケを見学中、泥棒がゆかりのバッグを盗む現場を目撃!犯人を追いつめて、警備員に知らせる。お手柄の3人はゆかりに感謝され、旅館で酒肴の接待を受ける。何でもバッグの中には思い出の品が入っていたという。地元に帰った3人は、映画が観たくなり、少年時代に通った町はずれの映画館「ひかり座」へ。そこでは館主の吉田善光(伊東四朗)が昔と変わらずに映写機を回し続けていた。だが、3人は善光が地上げ屋の黒木嘉津司(木下ほうか)から「ひかり座」を売るよう嫌がらせを受けていることを知る。そこに、何と突然ゆかりが現れて…。スター女優が町はずれの映画館にやって来たワケとは!?さらに長年音信不通だった善光の長男、光一(西村和彦)も登場。映画館の存続を巡る騒動に巻き込まれていく。おっさんたちは、思い出の映画館を悪の手から守ることができるのか!?キャストからコメント到着■檀れい「お正月から日本がぱっと明るくなるような素敵な作品」「三匹のおっさん」を華やかな世界へいざなうスター女優・花沢ゆかりは、檀さん。三匹のおっさんたちにとっても雲の上の存在ながら、3人と共通点があると分かり、仲良くなることに。「北大路さん、泉谷さん、志賀さんにお会いできるのが楽しみで仕方なかった」と檀さん。「ドラマの中では女優・花沢ゆかりとしてのシーンと、劇中劇でゆかりが演じる女優・麗子のシーンがあったので、それぞれ表現できるよう丁寧に作っていきました。お正月から日本がぱっと明るくなるような素敵な作品になりました」とアピールする。■西村和彦「子どもに話したら喜んでくれました」また、「ひかり座」館主の長男・吉田光一を演じるのは、西村さん。実家とは長年音信不通だったが、突然「ひかり座」に帰ってくる。その真意が、物語の鍵を握る様子だ。「出演すると子どもに話したら、学校で話題になったドラマだと喜んでくれました」と西村さん。「もともと映画が好きでこの世界に入ったので、今回の映画館主の息子役は、自分とかぶる所があるかもしれません。伊東四朗さんが父親役というのも個人的には感慨深いですね。また、北大路欣也さんはじめ大重鎮でベテランの方々とご一緒し、緊張しながらも嬉しい思いです」と語る。■木下ほうか「お正月早々『ムカッと』から『スカッと』していただける悪党ぶりを」そして、地上げ屋のボス・黒木嘉津司には、イヤミな悪役をやらせたら右に出る者はいない(?)木下さん。強面のチンピラたちを従えて、三匹のおっさんの前に立ちはだかる。その手下の中にはシリーズ史上、最強・最凶ともいえる強敵も…。「志賀さんとはドラマで、泉谷さんとはクイズ番組でそれぞれ共演させていただいたことはありましたが、北大路さんとは初めてで、共演できることをとても楽しみにしていました」と木下さん。今回は「比較的分かりやすい“悪役ボス”」だそうで「お正月早々、『ムカッと』から『スカッと』していただけるよう悪党ぶりを発揮します」と語っている。■伊東四朗「おっさんがまた1人増えましたので、カルテットになりました!」そんな地上げ屋から、「ひかり座」を奪われそうになっている映画館の館主・吉田善光を演じるのは伊東さん。善光は三匹のおっさんが子どものころから映写機を回している、“おっさんたちにとってのおっさん”的存在。「シリーズのファンで、1話も欠かさず見ています」と伊東さん。「現代の時代劇みたいで見終った後にスッキリしますよね。私が出演することで、おっさんがまた1人増えましたので、よろしく(笑)。トリオじゃなくて、カルテットになりました!」と楽しそう。子どものころから映画館に親しんでいたそうで「ピッタリの役」と語り、「エノケン、ロッパ、アボットとコステロ、ハロルド・ロイド、バスター・キートン、チャップリン…当時見た映画が、私の財産になっています」と明かしてくれた。この豪華ゲストが織りなす人間模様と、古き良き町の映画館を守ろうと動き出す三匹のおっさんの大活躍を、楽しみにしていて。新春ドラマ特別企画「三匹のおっさんスペシャル」は2018年1月2日(火)21時~テレビ東京にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年11月29日フランスの写真家ウジェーヌ・アジェ(Eugène Atget)の影響力と現代に受け継がれるスピリットを紐解く展覧会「TOP Collection アジェのインスピレーション ひきつがれる精神」が12月2日から、東京都写真美術館にて開催される。「近代写真の父」とも称されるウジェーヌ・アジェは、19世紀末から20世紀初頭にかけて、パリとその周辺を捉えた写真家。41歳の時から30年間にわたって、歴史的建造物や古い街並み、店先や看板、庭園、路上で働く人々など、8,000枚以上の写真を撮影し、近代化が進み消えゆく運命にあった「古きパリ」を体系的に記録。その作品は当初、アジェが生計を立てるために画家や建築家、公共機関への「資料」として販売していたが、アメリカ人写真家のマン・レイ(Man Ray)と助手のベレニス・アボット(Berenice Abbott)らによって見出され、晩年から没後に高い評価を得るようになった。本展では、ウジェーヌ・アジェが後世の写真表現にどのような影響を与えたかについて、同館所蔵の作品と写真集などの資料から多角的に考察。アジェ自身の作品と同時代の写真表現、さらに20世紀から現代にかけて活躍する写真家たちの際立った作品を中心に比較することで、その輪郭を浮び上がらせていく。アジェに憧憬を抱き、手本としてきた写真家たちは後を絶たないが、彼らがアジェの写真に見出したものは一体何だったのか。現実を写す「パリの記録者」でありながら、現実を超える世界を表現したとして、世界中の芸術家たちに多大な影響を与え続ける、その謎多き写真家の正体に迫る。会場には、同館の多彩なコレクションから厳選されたアジェのスピリットを受け継ぐさまざまな作家の作品を展示。 マン・レイ、ベレニス・アボットを始め、美しい風景写真で知られるシャルル・マルヴィル(Charles Marville)や、アルフレッド・スティーグリッツ(Alfred Stieglitz)、荒木経惟、森山大道、深瀬昌久ら12作家の作品、約155点が一堂に会する他、写真評論家の横江文憲や写真史家の金子隆一を招いたトークイベントも開催される予定。【展覧会情報】「TOP Collection アジェのインスピレーション ひきつがれる精神」会期:12月2日〜2018年1月28日会場:東京都写真美術館 3階展示室住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内時間:10:00〜18:00(木・金曜は20:00まで)※2018年1月2日~3日は11:00〜18:00(入館は閉館30分前まで)休館日:毎週月曜日※月曜日が祝日の場合は開館、翌平日が休館、12月29日~2018年1月1日観覧料:一般 600円、学生 500円、中高生・65歳以上 400円※第3水曜日は65歳以上無料、1月2日は無料
2017年11月23日アボット ジャパンはこのほど、「i-STAT 心筋トロポニンI(cTnI)」を発売した。同製品は血液検査で、上昇すると心筋の損傷を示す「トロポニン」というタンパク質を迅速かつ正確に検出する機器。医療従事者は、携帯型血液分析器である同社の「i-STATシステム」と、採取した血液2、3滴でトロポニン検査を行い、約10分という短時間で定量的測定結果をベッドサイドで入手できる。世界保健機構(WHO)によると、心疾患は日本における主な死亡原因の1つであり、その死亡者数は毎年10万2,000人を超えている(World Health Organization. "Japan: WHO Statistical Profile."2012.)。心臓発作を起こしている患者にとって、診断にかかる時間はその転帰を左右する重大な問題となる。しかし、救急診療を訪れる人の中には、来院後すぐにトロポニン検査のために採血を受けたにも関わらず、検査結果が出るまで1時間以上待ち、その後診断が行われるケースも多いという。来院後、最初の数時間は、医師が大部分の心筋損傷を防げる時間であるが、診断が遅れると永久的な心筋損傷につながる可能性も高い。同社のi-STAT心筋トロポニンI検査であれば、検査全体にかかる時間が短縮可能。医師は心臓発作の可能性を迅速に除外することができるため、誤診の発生率も低くなり、不必要な処置の減少にもつながるという。
2016年01月13日意外と知らない社会的なテーマについて、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは、「公共放送」です。* **今年も残りわずか。大晦日のNHK『紅白歌合戦』は、唯一、家族そろって見る“お茶の間感”の残った番組かもしれません。NHKは国営放送だと思われている方がたまにいますが、国営ではなく視聴者の受信料で賄われる「公共放送」です。公共放送には、国民の生命や財産を守るため、民主主義文化の発展に貢献する使命があります。商業放送は、どうしても利益を追求するため、視聴率のとれる番組を作らないといけませんし、クライアントに対して批判的なことも言えません。一般に重い内容の番組は視聴率がとれないといわれています。NHKが重厚感のある番組が作れるのは、視聴率を気にする必要がないから。そのかわり、どこにも囚われることなく中立的な立場で公平な情報を発信することが求められています。この理念はどの国の公共放送も同じ。ただ、どこも安定した財源を確保すること、独立した立場を守ることに頭を悩ませています。オーストラリアのABCは税金で賄っていますが、右派のアボット政権を番組で批判した結果、予算を半分にカットされてしまい大問題になりました。日本でも近年、NHKの報道の公平さを疑問視する空気がありますね。NHKは受信料で賄われていますが、国の代表が管理するという意味で、予算は国会で審議されます。また、NHKの最高決定機関の「経営委員会」のメンバーは政府が任命。NHKの会長も経営委員が選ぶという、構造的にも国の意思が反映されやすいんです。イギリスのBBCは、NHKの経営委員会にあたる組織「BBCトラスト」のメンバーを一般公募し、予算や番組の方向性を市民がチェックできるようにしています。ところが、BBCトラストの意見が強すぎて制作が自由にできないというジレンマも。それでも「市民の共有と参加」をスローガンに、皆で作る放送局を目指しています。NHKの受信料の徴収率は現状約7割。マイナンバー制度を使って、義務化するとか、ワンセグ利用の携帯から受信料をとろうという案も出ています。受信料を支払うからには、私たち視聴者の意見も聞き入れてもらえるような公共放送であってほしいですね。◇ほり・じゅんジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2015年12月30日‐2016年1月6日合併号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2016年01月03日インディペンデント・スピリット賞のノミネーションが発表になった。最多ノミネーションは、トッド・ヘインズの『キャロル』。作品、監督、脚本、撮影部門のほか、主演女優部門でケイト・ブランシェットとルーニー・マーラのふたりが候補入りした。その他の画像次は、トム・マッカーシーの『スポットライト』とキャリー・ジョージ・フクナガの『ビースト・オブ・ノー・ネーション』で、それぞれ5部門。作品部門には、これら3作品に加え、チャーリー・カウフマンとデューク・ジョンソンのアニメ『Anomalisa』と、ショーン・ベイカーの『タンジェリン(原題)』が候補入りしている。監督部門の候補は、作品部門に候補入りした5作品の監督と、『イット・フォローズ』のデヴィッド・ロバート・ミッチェル。主演男優部門は、クリストファー・アボット(『James White』)、エイブラハム・アッター(『ビースト・オブ・ノー・ネーション』)、ベン・メンデルソーン(『Mississippi Grind』)、ジェイソン・シーゲル(『The End of Tour』)、クドゥス・シーホン(『Mediterranea』)。主演女優部門は、ブランシェットとマーラのほかに、ブリー・ラーソン(『Room』)、ベル・ポウリー(『The Diary of a Teenage Girl』)、キタナ・キキ・ロドリゲス(『タンジェリン』)がノミネートされた。授賞式はオスカー前日の2月27日。『キャロル』2016年2月11日(木・祝)全国公開文:猿渡由紀(C)NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED
2015年11月25日ついにファイナルシーズンを迎える“美しき復讐劇”「リベンジ」。本作で主演を務めブレイクした若手女優エミリー・ヴァンキャンプは、劇中でも複数のイケメンを相手にしているが、実はプライベートでも、“共演者キラー”ともいうべき華やかな(!?)恋愛遍歴を重ねているという。本ドラマでは、高級住宅地・ハンプトンを舞台に、父親の復讐を晴らすべく、1人、また1人と容赦のない制裁を重ねていくヒロインを好演しているエミリー。その最終章では、“ハンプトンの女王”として君臨していた宿敵マデリン・ストー演じるヴィクトリア・グレイソンとの、立場が二転三転する“最後の闘い”が見ものとなっている。1986年、カナダ生まれの彼女は、3歳から始めたというバレエや、ダンスなどで鍛えた抜群のスタイルと、その清廉で知的なルックスが魅力。2014年には「マキシム」が選ぶ“最もホットな100人の女性”の1人に選ばれている。2000年、カナダのホラーTVドラマでデビュー。以後、ジャパニーズホラーの金字塔を中田秀夫監督自らがメガホンを取ったアメリカ版『ザ・リング2』(’05)に出演したほか、「エバーウッド 遥かなるコロラド」(’02~’06)でのエイミー・アボット役、「ブラザーズ&シスターズ」(’07~’10)のレベッカ・ハーパー役など人気海外ドラマのレギュラーをへて、本格的にブレイクしたのが本作「リベンジ」。2012年には、シーズン1にゲスト出演をしていた“格闘技の師”真田広之とともに初来日を果たしていた。そんなエミリーは、「エバーウッド」の演技でティーン・チョイス・アワードに4度ノミネートされ、一躍注目を浴びたが、その当時のカレが今年『ジュラシック・ワールド』で主演を務めたクリス・プラット!現在のマッチョな姿で大ブレイクする以前の素朴さが残るクリスとは兄妹役を演じていたが、交際にまで発展したらしい。また、兄妹といえば、「ブラザーズ&シスターズ」ではキャリスタ・フロックハートらの異母兄妹として一家に混乱を運ぶ役柄で登場していたが、“禁断の関係”となった末っ子ジャスティン役のデイヴ・アナブルとも、実際につき合っていたと言われている。そして、本作での共演がきっかけとなり、現在もラブラブ交際中なのが、ヴィクトリアの息子で婚約者ダニエル役のジョシュ・ボウマンだ。ドラマでは、このジュシュが演じる復讐に利用される“お坊ちゃま”ダニエルほか、エミリーの幼なじみで同じくグレッソン家に憎しみを持ち、現在は警官となった“健気”なジャック(ニック・ウェクスラー)や、父親の旧知のIT富豪でエミリーの秘密を知る“エレガント系”のノーラン(ガブリエル・マン)といったイケメンが登場するが、なんと現実のお相手は、“最も恋してはいけない”人だった!?現在、エミリーは『キャプテン・アメリカ』シリーズで「シールド」の一員、エージェント13/シャロン・カーター役に起用され、“マーベルユニバース”に仲間入り!『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に主演する元カレ、クリス・プラットもその一角を担うのだが…。ちなみに、ジョシュの前カノとして知られるのが、故エイミー・ワインハウスやマイリー・サイラス…。何かと話題のつきないこの2人が、実生活でゴールインするのかも気になるところだが、劇中ではどんな“ドロドロ”な関係となっていくのか、ぜひ注目してみて。「リベンジファイナル・シーズン」は好評レンタル中&デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)
2015年11月11日第25回ゴッサム・インディペンデント・フィルム・アワードのノミネーションが発表された。その他の情報最多ノミネーションを受けたのは、ベルリン映画祭で高い評価を得たマリエル・ヘラー監督の『The Diary of Teenage Girl』(4部門)。続いて、カンヌ映画祭でプレミアされたトッド・ハインズ監督の『キャロル』と、全編iPhoneで撮影したショーン・ベイカー監督の『Tangerine』が3部門で候補入りした。作品部門では、この3作品のほかに、トロント映画祭などで絶賛されたトム・マッカーシー監督の『Spotlight』と『Heaven Knows What』が候補入りしている。男優部門の候補は、クリストファー・アボット(『James White』)、ケビン・コリガン(『Result』)、ポール・ダノ(『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』)、ピーター・サースガード(『Experimenter』)、マイケル・シャノン(『99 Homes』)。女優部門の候補は、ケイト・ブランシェット(『キャロル』)、ブライス・ダンナー(『I’ll See You in My Dreams』)、ブリー・ラーソン(『Room』)、ベル・ポーリー(『The Diary of Teenage Girl』)、リリー・トムリン(『Grandma』)、クリステン・ウィグ(『Welcome to Me』)。また、今年、ノミネーション委員会は、『Spotlight』のキャストに、特別にアンサンブル賞を与えている。授賞式は11月30日に行われる。文:猿渡由紀
2015年10月23日今春に第2子を授かり、現在『バイオハザード』シリーズの最終章を撮影中、最新作『サバイバー』の公開が控えるミラ・ジョヴォヴィッチ。また、同じく今春に第4子となる養女を迎えたばかりの『ミケランジェロ・プロジェクト』のケイト・ブランシェット。この秋は、女優としても第一線で活躍するママたちが、それぞれの“現場”で戦っている様子。最強の“ママ女優”2人を、それぞれの最新作の場面写真と共にシネマカフェがご紹介!■ミラ・ジョヴォヴィッチ「アクションが止まらない!」『フィフス・エレメント』でセンセーショナルなデビューを果たし、『バイオハザード』シリーズの“アリス”が代名詞となっているミラ。一転、本作でミラが演じたのは、ロンドンの米国大使館で働くエリート外交官のケイト・アボット。軍隊経験もあり、アメリカへの不正入国を狙うテロリストたちを阻止することが任務という、まさに戦う女性!対する悪役は、先代の“ジェームズ・ボンド”ことピアース・ブロスナンだ。現在39歳のミラは、夫であるポール・W・S・アンダーソン監督との間に第2子となる女児を出産したばかり。4月1日には、自身のインスタグラムで女児の写真を投稿して話題となった。出産の影響で、日本からローラが参加していることでも話題の完結編『バイオハザードVI:ザ・ファイナル』の撮影を延期したことも記憶に新しい。ミラは、「ケイトのサバイバル能力は、彼女の賢さからくるの。とても論理的な思考力の持ち主だわ。アクションが始まるともう止まらない!」と語っており、まさに、女も惚れる聡明な女戦士といったところだ。■ケイト・ブランシェット「崇高な理想に突き動かされた」現在46歳、天才肌の演技派にしてアカデミー賞女優のケイトは、今春、第4子となる養女を迎え、実に3人の息子と1人の娘という4人の子どもたちのママとなった。昨年、『ブルージャスミン』でアカデミー賞「主演女優賞」を受賞して以降、『ホビット 決戦のゆくえ』『シンデレラ』、そして本作とコンスタントに映画出演を続けている。ジョージ・クルーニーが製作・監督・脚本・主演の4役を務めた本作は、ナチス軍に奪われた美術品を取り返すため立ち上がった特殊部隊の実話を映画化。ケイトが演じたのは、略奪品の搬送先を緻密に記録し続けた、勇敢な国立美術館学芸員クレア・シモーヌ役。無数の貴重なアートが埋蔵されている場所への鍵を握る女性で、ジョージやマット・デイモンら特殊部隊の活動を大きく飛躍させた人物がモデルという。ケイトは「彼らは崇高な理想に突き動かされていた。世界中の美術館、博物館で目玉として展示されてきた素晴らしい作品の数々は、彼らが奪還したものなの。それは幾度となく不可能と思われた任務だったわ。実際彼らの行いは勇敢で、私心がなく、驚くべきことだったのよ。彼らが守ったのは歴史なのですから!」と語り、誇り高き女戦士として、穏やかでも激しい知能戦に挑んでいく。『サバイバー』は10月17日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。『ミケランジェロ・プロジェクト』は11月6日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミケランジェロ・プロジェクト 2015年11月6日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.サバイバー 2015年10月17日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2015 SURVIVOR PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED
2015年10月15日○4-6月期GDPぎりぎりプラス0.2%オーストラリア経済や為替の見通しについて、最近良く質問を受けますが、皆さんも気になりますか? 今号ではそんなお声に応えます。9月14日、オーストラリアのアボット首相の突然の辞任が報じられました。資源安により経済の失速が鮮明となり、国内の雇用環境が悪化したことが一因とされています。豪統計局が今月発表した4-6月期の国内総生産(GDP)は、前期比0.2%増と1-3月期の同0.9%プラスから伸びが鈍化しました。なんとかプラスを維持できたものの、市場予想を下回る低い水準にとどまりました。失業率は6%台で高止まりしている状況です。○中国経済の影響オーストラリア経済にとって切っても切れない関係の国が世界第2位の経済規模を誇る中国です。オーストラリアにとって中国は最大の輸出先で、中国向けは輸出全体の3割超(2014年)を占めます。中国景気の変調による資源需要の鈍化や過剰供給の解消にはしばらく時間がかかりそうです。仮に中国の輸入が10%減少した場合の直接的な影響だけで、オーストラリアのGDPを0.7%押下げる影響があるとピクテでは試算しています。景気減速が懸念されている中国経済の動向はオーストラリア経済をみていくうえでも重要なポイントといえそうです。○通貨安の効果オーストラリア準備銀行(豪中銀)は今年、2月と5月にそれぞれ0.25%、合計0.5%の利下げを行い、現在の政策金利は過去最低水準の2%となっています。金融緩和の効果が広がり、住宅市場を中心に国内需要が景気を下支えする要因となっています。また豪ドル安は資源価格の下落や中国経済減速の影響を幾分和らげ、同国経済にとってプラスの影響を与えています。オーストラリアを取り巻く環境を考えると、豪ドル安が望ましいようです。為替の先行きを占ううえで重要なのは、その国の経済事情を知ることですね。要チェック!■豪ドルとオーストラリアの政策金利の推移(日次、期間:2005年9月15日~2015年9月15日)●ピクテ投信投資顧問が提供する、「ボンジュール」からの転載です。
2015年09月24日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「BLUE & WHITE STYLE」ゲイル・アボット(GAIL ABBOTT)アーティストや職人に長年愛されている定番カラー、ブルーとホワイトの組み合わせのインテリアを写真豊富に紹介した実例集。同じ青でも、カントリー調のパステルカラーから、コバルトブルーのような強く明るい青、宝石の原石を思わせるブルー顔料の色、海岸の爽やかなブルーまで、様々な風合いがあり、それらが純粋な白と合わさることによって、優しく軽やかな居心地の良い空間を演出する。本書では、クラシカル、カントリー、ジュエルブルー、海岸、アウトドアの5つの雰囲気スタイル別に、壁やドア、階段、窓の色、リネンなどのファブリック、テーブルコーディネート、家具などを「ブルー&ホワイト」で彩った実例を、写真とともに解説する。空や海の美しい自然を思わせる青と白を取り入れたライフスタイルの作り方を、色々な角度から再発見することが出来る。最後のチャプターでは、食器やセラミック、ガラス製品、タイルなどのコレクションとそのディスプレイ方法を掲載。表紙から中ページまで青と白がいっぱいに広がる、マリン好きにはたまらない一冊だ。【書籍情報】「CREATIVE BAGS」著者:GAIL ABBOTT出版社:CICO BOOKS言語:英語ハードカバー/160ページ/260×225×252mm発刊:2015年価格:5,000円
2015年02月03日オーストラリアのアボット首相と中国の習近平国家主席は17日、自由貿易協定(FTA)締結に向けての覚書を交わしました。2005年に始まった両政府間の交渉が、約10年を経て合意に至り、アボット首相は会談後の声明において「歴史的協定だ」と強調しました。今回合意された枠組みが完全に実施されれば、4年後にはオーストラリアの中国向け輸出の95%で関税が撤廃されると見られており、これにより中国向け輸出の伸びが期待されています。FTAの対象として、オーストラリアの主要輸出品目である資源・エネルギーのほか、農産物、乳児用などの粉ミルク、牛肉、魚介類、ワインなどの食料品に対する関税撤廃が予定されています。オーストラリアでは近年、資源関連の投資ブームが終わり、今後の継続的な経済成長には、農業や製造業を含む非鉱業部門の投資拡大が求められることから、今回の幅広い品目に対する関税撤廃が、資源輸出に依存する経済構造からの脱却を後押しすると見られています。また、この他にも、法律や金融、教育などのサービス業を担うオーストラリア企業の中国向けビジネスに対する優遇措置や、中国の民間企業のオーストラリア向け投資に際しての審査基準の大幅な緩和なども盛り込まれており、両国間のビジネス関係の強化が期待されます。オーストラリアは、最大の輸出先である中国への輸出依存度が高いため、足元で減速が懸念される中国の景気動向を注視する必要はありますが、幅広い分野を対象とする中国とのFTAは、中国向け輸出の拡大に繋がると期待されています。オーストラリア経済は、今後も旺盛な個人消費などを背景に、堅調が見込まれる内需に加え、今年に入り合意に至った日本、韓国、加えて中国との貿易協定が発効すれば、外需取り込みの追い風になり、緩やかに改善していくと考えられます。(※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。)(2014年11月19日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2014年11月19日