今秋に来日した指揮者クラウス・マケラの来日ツアーの模様が来年1月8日(月)までオンライン配信されている。クラウス・マケラは、フィンランド出身の指揮者。20代でオスロ・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者に指名された人物で、今年の秋に待望の来日を果たした。配信されるのは、辻井伸行がショスタコーヴィチのピアノ協奏曲を演奏したAプログラム。年末年始に自宅でじっくりと楽しめる内容になっている。≪オンライン有料配信≫クラウス・マケラ指揮オスロ・フィルハーモニー管弦楽団辻井伸行(ピアノ)(C)Rikmaru Hotta■チケット情報(&afid=P66)2024年1月8日(月)23:59 まで【演奏曲目・収録日】◆2023年10月20日(金)アクトシティ浜松 大ホールショスタコーヴィチ:祝典序曲ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番[ピアノ:辻井伸行]カプースチン:8つの演奏会用エチュードより プレリュード[アンコール演奏/ピアノ:辻井伸行]R.シュトラウス:交響詩《英雄の生涯》J.シュトラウス2世: 歌劇《騎士パズマン》より チャルダッシュ[アンコール演奏]◆2023年10月23日(月)サントリーホールショスタコーヴィチ:祝典序曲ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番[ピアノ:辻井伸行]カプースチン:8つの演奏会用エチュードより プレリュード[アンコール演奏/ピアノ:辻井伸行]グリーグ:抒情小曲集 第5集より 小人の行進[アンコール演奏/ピアノ:辻井伸行]R.シュトラウス:交響詩《英雄の生涯》J.シュトラウス2世: 歌劇《騎士パズマン》より チャルダッシュ[アンコール演奏]◆10月26日(木)熊本県立劇場コンサートホールショスタコーヴィチ:祝典序曲ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番[ピアノ:辻井伸行]リスト:ラ・カンパネラ[アンコール演奏/ピアノ:辻井伸行]R.シュトラウス:交響詩《英雄の生涯》J.シュトラウス2世: 歌劇《騎士パズマン》より チャルダッシュ[アンコール演奏]
2023年12月29日ジョーダン・ピール監督の大ヒット作『ゲット・アウト』で怪演をみせたアリソン・ウィリアムズがAI人形を開発した研究者を演じている『M3GAN/ミーガン』。出演の経緯や役柄についてコメントが到着した。今年1月6日に全米で公開されると、大作映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に肉薄する2位のオープニングを飾る大ヒットを記録した本作。早くも続編の製作が決定するなど、大きな話題となっている。本作で、物語の鍵を握る、AI人形〈ミーガン〉の生みの親を演じる研究者ジェマを演じているのは、今年のアカデミー賞ノミネーション発表を務めたことでも話題のアリソン・ウィリアムズだ。テレビシリーズ「GIRLS/ガールズ」(12-17)のメインキャストとして起用されたのち、痛烈な社会批判をホラーとコミカルさで表現し、高い評価を得たジョーダン・ピール監督の映画『ゲット・アウト』(17)に出演。秘密を隠し持つ主人公の恋人役を演じ、その怪演ぶりに注目が集まった。その後もスリラー映画『パーフェクション』(18)や『元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件』(21)など様々な作品に出演し着実にキャリアを築いている。そんなウィリアムズが本作で演じるのは、世界有数の玩具会社ファンキ社のA.I玩具開発担当者、ジェマ。科学技術の進歩に貢献することを望んでいながらも、自身の優秀な頭脳が株主たちのさらなる富のために使われていることに日々葛藤をいだいているという役柄である。鬱屈な毎日を送っているさなか、姉夫婦が交通事故で亡くなり、唯一生き残った姪・ケイディの保護者になるという予期せぬ事態が発生する。そこで彼女は、両親の突然の死でトラウマを負ったケイディとの繋がりを構築するために、自身が開発したAI人形〈ミーガン〉の手を借りて、保護者としての役割とキャリアにおける野心も満たそうとするのだ。製作のジェームズ・ワンはジェマ役にウィリアムズを起用した理由について、本作と同じブラムハウス作品『ゲット・アウト』でみせた彼女の名演が決め手だったとふり返る。「野心に燃える研究者というキャラクターに信ぴょう性をもたらすことができる俳優が必要だった。おもちゃ会社で働いているけど、ジェマは科学者だ。それに彼女のもろさと、保護者になろうと奮闘する葛藤も表現する必要があった。アリソン・ウィリアムズに決まって本当に幸運だった」と納得のいくキャスティングであった旨を説明。さらに、本作の製作総指揮も務めているウィリアムズも、本作がテクノロジーと人間の関わりについて考察している点に惹かれたといい、「人間をテクノロジーや人間に似せたものに置き換えると、異様なことが起こり始める。この映画は、人間として相手のために何ができるかという点を熟考している」と語っている。また、ジェラルド・ジョンストン監督は、「アリソンはすごく面白くて知的で、素晴らしい仲間だった。彼女とは1年をかけて何度もじっくり話し合ったし、そのことがこの作品の進化にいい影響をもたらしてくれた。僕たちが物語の様々な側面を掘り下げようとしていることを彼女は理解していたし、ジェマのキャラクターに真実味を与えるためにAIの世界へ率先して飛び込んでくれたんだ」と役者と裏方、両方の面で本作に貢献したウィリアムズを称賛している。『M3GAN/ミーガン』は6月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:M3GAN/ミーガン 2023年6月9日より全国にて公開© 2022 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2023年05月10日クラウス・マケラは魔法をかける。オーケストラが嬉々としてクリアに鳴り響く。音の鳴りが尋常ではない。あらゆる音がひらかれている。輝かしく精彩を放ち、すみずみまで細胞が目覚めるように、生き生きと湧き立ってくる。酵素が効いたみたいに。誇り高きパリ管の自由な面々が、マケラとの音楽づくりを生き生きと楽しみ、一心に音を出している。なんとも心地よさそうだ。マケラが抽き出す息づかいが、終始伸びやかで自然だからだろう。しなやかに明敏な指揮で、細かな工夫も克明に凝らすが、決して全体の呼吸を傷つけることなく、全曲を通じての大きな流れをエレガントに保っていく。だから、オーケストラの最上の音が優美に出てくる。適切な緊張を湛え、しかし余計な負荷はないから、あらゆる響きが汚れたり濁ったりせず、流麗に息づく。自分たちが美しい時間を創り出している、という誇りがオーケストラの面々に自ずと充ち満ちている。高精度のレンズで率直に作品をみるように、マケラは明瞭な像を鋭敏に描き出す。明けていく《海》から光彩と歓喜に溢れ、明快な響きが満ちてくる。とくに《ボレロ》が精妙で、胸のすく快演だった。管の名手のソロも優美でそれぞれに巧いだけでなく、素晴らしい節度をもって全体に奉仕するのが絶妙だ。弦の響きも輝かしく満ちて、ピチカートでリズムを刻むときも音を出す喜びに弾けている。《春の祭典》は鮮烈な生命を敏捷に躍動させ、光の舞踊と化す。しかし、それはまだ若く眩い焔なのである。いま26歳のスターは、名門の新たな希望だ。初共演が2019年で、音楽監督として2年目のシーズンをこの9月で幕開けしたばかり。今回の日本公演は言ってみれば、待ち焦がれたハネムーンのようなものだろう。つき合いはじめの季節だからこそのわくわくやドキドキ、新鮮な期待や予感がまざまざと伝わってきた。相思相愛の関係はいつだって熱く旬なのかもしれないが、特別ないまは、やはりいましかない。いま生で体験するほかない。日本を旅してコンサートを重ねるさなかにも、彼らの蜜月はみるみる幸福度を高めていくだろう。そして、クラウス・マケラが魔法をかけるのは奏者だけではなく、その場に立ち会う聴き手のまっさらな心すべてなのである。(青澤隆明(音楽評論))
2022年10月17日クラウス・マケラが指揮を務めるパリ管弦楽団が10月に来日する。すでに今シーズンが開幕しており、先ごろオープニングを飾る公演が開催された。オープニング・コンサートは、現地9月8日にフランス・パリのフィルハーモニー・ド・パリ、ピエール・ブーレーズ・ホールで行われた。プログラムは、2曲の世界初演作を含む冒険的な構成。マケラと同朋フィンランドを代表する現代作曲家カイヤ・サーリアホの2005年作「小惑星4179:トータティス」で幕を開け、リヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストゥラはかく語りき」、ジミー・ロペス・ベリードの新作「アイノ」、パスカル・デュサパンの新作「A Linea」、そして、スクリャービンの「法悦の詩」で締めくくられた。このオープニング・コンサートの模様は現在、medici.tv JAPANにて、特別に無料視聴が可能。この公演だけでなく、ベルクとマーラーに臨んだ2021年のコンサートや、2020年にロックダウン以降初めて再開された本拠地パリでの貴重なコンサートなども来日記念特集として無料で公開されている。待望の来日公演は、10月15日(土)に東京芸術劇場コンサートホールで幕を開け、東京、名古屋、大阪、岡山にて全6公演を予定している。セキスイハイム presentsクラウス・マケラ指揮 パリ管弦楽団日本ツアー10月15日(土)16:00開演東京芸術劇場コンサートホール<A>10月17日(月)19:00開演サントリーホール<A>10月18日(火)19:00開演サントリーホール<B>10月20日(木)18:45開演愛知県芸術劇場 コンサートホール<B>10月21日(金)19:00開演岡山シンフォニーホール<B>10月23日(日)14:00開演フェスティバルホール<A>◎Aプログラムドビュッシー:交響詩《海》ラヴェル:ボレロストラヴィンスキー:春の祭典◎Bプログラムドビュッシー:交響詩《海》ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調 [ピアノ:アリス=紗良・オット]ストラヴィンスキー:火の鳥 (全曲) JAPANクラウス・マケラ指揮 パリ管弦楽団来日記念特集■チケット情報
2022年09月16日ジュエリーセレクトショップ「アッシュ・ペー・フランス ビジュー(H.P.FRANCE BIJOUX)」は、ニューヨーク発のジュエリーブランド「アリソン・ルー(ALISON LOU)」の新作エナメルジュエリーを、2022年5月13日(金)より発売する。“60~70年代ムード”漂う新作エナメルジュエリーアリソン・ルーは、グラフィカルでユーモア溢れるジュエリーを展開する、ニューヨーク発のジュエリーブランド。ウィットに富んだアイデアで、ファインジュエリーの新たな魅力を提案している。今回登場するのは、60~70年代のサイケデリックなモチーフを大胆なカラーパレットで表現した新作ジュエリー。ブランドの象徴であるハンドペイントの卓越したエナメルワークと、ダイヤモンドのコンビネーションが美しいラインナップが揃う。ユニークな“マッシュルーム”モチーフ注目は、14Kイエローゴールドのベースにカラーエナメル、ダイヤモンドを2粒あしらった“マッシュルーム”モチーフのコレクション。コーディネートに遊びをプラスしてくれるジュエリーは、スタッドピアス、ブレスレット、ネックレスの3種類で展開する。“ピースサイン”のリングやネックレスもまた、“ピースサイン”モチーフのジュエリーも登場。イエローゴールドのリングには、ピースサイン、フラワー、ハート、インヤンをカラーエナメルで描き、ポップなデザインに仕上げた。ネックレスは、グラフィカルなピースサインの中央にパフェダイヤモンドをあしらい、リュクスな輝きをプラス。カラーはクリームとレッドの2色を展開する。【詳細】アリソン・ルー 新作エナメルジュエリー発売日:2022年5月13日(金)取扱店舗:アッシュ・ペー・フランス ビジュー 丸の内店、表参道店、大阪店価格例:・Magic Shroom ピアス(ハニー/ターコイズ) 60,500円・Magic Shroom ブレスレット(ターコイズ) 137,500円・Magic Shroom ネックレス(エッグプラント/ターコイズ) 148,500円・Right On スタックリング(マルチカラー) 242,000円・Peace Out ネックレス(クリーム/レッド) 308,000円<ショップ情報>■H.P.FRANCE BIJOUX 丸の内店東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング 1FTEL:03-3240-5791■H.P.FRANCE BIJOUX 表参道店東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ 本館B1FTEL:03-5410-0361■H.P.FRANCE BIJOUX 大阪店大阪府大阪市北区梅田2-2-22 ハービス PLAZA ENT B2FTEL:06-4797-0127
2022年05月13日ヒュー・ジャックマンとアリソン・ジャネイがW主演する、HBO FILMS(R)『バッド・エデュケーション(2019)』が、BS10スターチャンネルにて独占日本初放送、Amazon Prime Videoチャンネル 「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」での配信が決定。主演の2人からインタビューコメントも到着した。本作は、2020年に学生新聞によって発覚した、総額1120万ドル(約12億円)以上を着服していたニューヨーク州ロズリン学区の教育長による、実際に起きた巨額横領事件を描いたダークコメディ。『X-MEN』シリーズのウルヴァリンでお馴染みのヒューが、人気者と慕われる教育長フランク・タソーン役を、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』でアカデミー助演女優賞に輝いたアリソンが同僚パム・グラッキン役を演じW主演。当時、事件が起きたロズリン学区の学生だったマイク・マコウスキーが脚本を手掛け、当事者の目線から人気教育長の華麗な裏切りを生々しく描く。「自分が演じる役に良い悪いの白か黒かの判断は下さないで、常にそのキャラクターにどうやって人間性を吹き込むか、どこが良いところで何がイヤなところなのかを考えて少しづつ積み上げながら役作りする」と語るアリソンは、「パムは家族思いで子供達に良い生活をさせてやりたいと自分には無かった裕福な環境を子供たちに与えようとしていた。分からないのは彼女はバスの運転手までして自分に教育のチャンスを与えて来た努力の人なのに、どうして?と言う疑問。これが人間なのかなあと思うけど。この映画は、皆さんに注意しなさいと警告してる。お金の誘惑に負けてたダメ!と言ってる(笑)」と本作のメッセージを代弁。ヒューは「このストーリーは、人間の灰色のエリアと掴みどころのない真実を描いている。教育者として素晴らしいビジョンを持つフランク・タソーンと共犯者のパム・グラッキンのとどめが効かなくなった欲望と転落。社会的立場もある2人が何故?と考えさせられたのが僕がこの役に惹かれた理由」と明かし、「彼を演じて思った事は教育者として高い評価を得ている事への自負と周りからの崇拝が、彼に少々お返しを貰ってもいいのではと言う勘違いをさせたのではないか?」と独自の解釈で語っている。HBO FILMS(R)『バッド・エデュケーション(2019)』はBS10スターチャンネルにて6月14日(日)21時~独占日本初放送。Amazon Prime Videoチャンネル 「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」では6月15日(月)より配信開始。(cinemacafe.net)
2020年06月11日第90回アカデミー賞の授賞式が5日(現地時間4日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のアリソン・ジャネイが助演女優賞を受賞した。女子フィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングのスキャンダルの真相に迫る同作。一度は栄光を掴みアメリカ中から愛されるも、ある事件をきっかけにフィギュア界からの追放、プロボクサーへ転身・・・・彼女の波乱万丈な半生を描く。ジャネイは、トーニャの鬼母ラヴォナを演じた。ジャネイは受賞のスピーチで「私1人でこれを成し遂げたんですよ」と笑いを誘ってから「それはまったく真実とは異なります」とキャストやスタッフに感謝。また、「ほかの候補者のみなさまも素晴らしいです。見事な演技を披露されてます」とノミネートされた女優たちを称えた。助演女優賞は、アリソン・ジャネイのほか、『マッドバウンド 哀しき友情』のメアリー・J・ブライジ、『ファントム・スレッド』のレスリー・マンヴィル、『レディ・バード』のローリー・メトカーフ、『シェイプ・オブ・ウォーター』のオクタビア・スペンサーがノミネートされていた。WOWOWプライムでは、3月5日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月10日20時からダイジェスト版も放送する。(C)2017 AI Film Entertainment LLC. All Rights Reserved.
2018年03月05日第90回アカデミー賞授賞式が3月5日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のアリソン・ジャネイが「助演女優賞」を初受賞した。■娘の才能を利用する“毒母”をパワフルに熱演アメリカ女性初、史上2人目のトリプルアクセル成功者でありながら、94年リレハンメル五輪出場権をめぐる「ライバル襲撃事件」で一瞬にして、世界の嫌われ者となった元フィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングの波乱万丈な半生を映画化した本作。ジャネイが演じるのは、ハーディングの母親であるラヴォナ。現在では生死も含めて、所在が不明だというラヴォナの外見を完コピし、貧困から抜け出すため、娘の才能を利用しようとする強烈な“毒母”ぶりをパワフルに演じきった。■『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』とは?トーニャ・ハーディングが引き起こしたフィギュアスケート界最大のスキャンダルを、トーニャ本人をはじめ、関係者たちへのインタビューで映画化。彼女の生い立ちから、母ラヴォナとの特異な親子関係、疑惑の襲撃事件や前代未聞の“靴ひも事件”を、ブラックユーモアを交えて追及する。氷上のプリンセスから犯罪者に…。想像を絶する半生の真相は?第90回アカデミー賞では、主演女優賞(マーゴット・ロビー)、助演女優賞(アリソン・ジャネイ)、編集賞の3部門にノミネートされていた。監督は『ラースと、その彼女』『ザ・ブリザード』のクレイグ・ギレスピー。『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』は5月4日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。■受賞者コメントアリソンは初ノミネートで初受賞!スピーチでは「これは私一人で成し遂げたんですよ」という冗談で会場を盛り上げつつ「それは全く事実とは異なります」と言って、ほかの助演女優勝ノミネート者へ「あなた方は素晴らしい見事な演技を披露してくれたした」と賛辞を寄せた。そして、素晴らしい脚本への感謝と、マーゴット・ロビーをはじめとるすキャストやクルーへの感謝を明かし、様々な人への想いを胸熱な表情でコメント。そしてそういった方々のお陰でこれまでのキャリアを積むことが出来たとし、最後に「そしてこれ(Oscar)はハルに捧げます」と言って締めた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル 2018年5月4日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2017 AI Film Entertainment LLC. All Rights Reserved.
2018年03月05日「ルーモス・マキシマ(強き光よ)…」。約1年前、『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』から初めて届いた映像は、新たな主人公ニュート・スキャマンダーが唱えるこの呪文から幕を開け、多くのファンたちをときめかせた。おっちょこちょいで人見知り、魔法動物といるほうが気楽な魔法動物学者のニュートを演じるのは、日本でも大人気のアカデミー賞俳優エディ・レッドメイン。物語を牽引する仲間たちは、ハリー&ロン&ハーマイオニーのティーンエイジャー・トリオから、ニュート、アメリカ魔法省に勤めるティナとクイニーの魔法使い姉妹、さらにシリーズで初めて人間(米国ではノー・マジと呼ぶ)のジェイコブの4人になった。もちろんハリーたちと同じ魔法の世界だが、今回の舞台はニューヨークだ。もうまもなく日本でもお披露目される『ファンタビ』。新たなヒロイン、ティナの妹クイニー役のアリソン・スドル、魔法の世界に“初めて誘われる人間”ジェイコブ役のダン・フォグラーに、まず話を聞いた。本作は、『ハリー・ポッター』シリーズの生みの親J.K.ローリングが初めて自ら脚本を手がけた渾身作。新シリーズとして、全5部作になることも発表されたばかり。アリソン、そしてダンは『ハリー・ポッター』の世界に前から親しんでいたのだろうか?「僕は映画は観ていたけど、本はすごく重くて持って歩くのが大変だったんだ。だから読んでいなかった(笑)」とダン。一方、アリソンは「私は全部読んでいたわ。『ハリー・ポッター』の本が大好きだったの」と言う。J.K.ローリングは撮影のセットを何度か訪れていたそうで、「まるで小学校の子どもが先生を囲むように彼女の周りを囲んだんだ(笑)。それで、それぞれのキャストと話してくれて、『どう?』と聞いてくれたり、キャラクターが次の作品でどのように変貌していくのかを教えてくれたりした、ものすごく興奮したよ(笑)」とダンがふり返る。では、どんなことを“学んだのか”というと、「それは教えられないね(笑)。だけど、ワオ、とにかく僕のキャラクターが描く“軌道”は最高だということ。それしか言えないね」とユーモアたっぷりにコメント。その後、「かなり遠くまで行くことになると思う」とつけ加えると、「彼のキャラクターは誰よりも飛躍していくのよ」とアリソン。ダン「そうかな?」アリソン「そうじゃない!」ダン「えっと……」と考え込むも、固まりつつあった場の雰囲気を察してか、「僕はネタばらしてないよ!」と慌ててひと言。さすが、『カンフー・パンダ』などの声優やコメディ畑で活躍してきたダンは実に楽しい。また、アリソンはかつてソロシンガー「ファイン・フレンジー」として活動しており、日本デビューも果たしているが、本作が映画初出演。とても息ぴったりの様子の2人に、自身のキャラクターを説明してもらうと…。「クイニーはすごく美しい精神を持った人で、親切だし、心が優しいの。しかも愛情がものすごくあって、愛でいっぱいなのよね」とアリソン。しかも彼女は、人の心を読むことができる開心術(レジメンス)の使い手だ。「その人の人生から、痛みも、秘密も、何もかもすぐに読めてしまうの。私がこの役を演じられて嬉しいのは、彼女は美人だと人からは見られているわけだけど、自分ではまったくそう思っていないところ。それから彼女は自分の人生をすごく面白いと思っているし、楽しんでいるのよね。それからお姉さん(ティナ)のことが大好きなの」。一方のダンは、「ジェイコブの願いはただ1つで、パン屋さんを開いて、落ち着いた暮らしがしたいということ。でもそこで、彼らに出会ってしまうというわけなんだ」アリソン「クレイジーなキャラクターたちにね」ダン「そうそう、クレイジーなキャラクターたちに。彼はおとぎ話によくいるパン屋さんなんだよね」。そう、ダンが演じるジェイコブは、ニューヨークで自分のパン屋を開くことが夢だったのに、ある日、ニュートと偶然出会ったことから運命が一変、数々の夢のような体験に巻き込まれてしまう。「この映画の撮影で経験したことはすべて夢のように思える。何もかもね」と、ダン自身も言う。「このキャラクターって実は、僕自身を演じているようなものなんだ。というのも、僕の曽祖父はパン屋だったし、ロウアー・イースト・サイド(N.Y.マンハッタンの移民が多かった地区)で仕事していたんだ。だから、本当にこの役は僕がやるべくしてやったという気すらしている。それに、こういうファンタジーの設定の中で、完璧な悲しき道化師役を演じられるというのもすごく嬉しいんだよね」と、なんとも“マジック”な巡り合わせを明かしてくれた。さらに、「僕が(撮影中)滞在していた場所の前にすごく小さいなパン屋さんがあって、そのクロワッサンが最高に美味しくてさ。だから、“クロワッサン・デー”を作って、毎週金曜日に撮影現場に持っていってみんなに配っていたんだよね」と、パン屋を夢見るジェイコブらしいエピソードも。そんな彼にとって、ジェイコブを演じることは「曽祖父にオマージュを捧げている感じ」なのだという。「しかも、ニューヨークが舞台というのも僕にとっては完璧すぎる。もし2年半前に『ハリー・ポッター』シリーズに出るか?と聞かれたら、イギリスが舞台だし、僕は雇ってもらえないだろうと思ったと思うから。本当に宝くじに当たったとしか思えないような幸運だったよ。毎日『夢じゃありませんように』と顔をつねっているんだ」。「本当にそう、私もよ。彼ほど明確な結びつきはないにしても、もし、もう少し早くこの映画ができていたら私は起用されなかっただろうなあとは思う」とアリソンも応じる。「でも、私は魔法使いを演じられて、偉大な物語があって。その物語の主人公であるニュートは魔法動物学者であり、魔法動物を守ろうとしているわけよね。私は、実は国際自然保護連合(IUCN)の大使で、絶滅危機の動物を守る運動をしたりしているの」と、なんと彼女にもそんな巡り合わせが!「これってすごい偶然の一致だと思う」。そして、「私は大の『ハリー・ポッター』ファンだし、“マジック(魔法)”って言葉は、恐らく恥ずかしいくらい私が一番使っている言葉だと思うの。『ハリー・ポッター』シリーズが始まる以前からね」と続けるアリソン。「なぜなら私は世界には“魔法の力”があると信じているし、だから、この作品には私が日々語っているようなことが描かれていると思うから」と言う。その“魔法の力”とは、どんなものなのだろう?アリソンは「自分の心を開いて、自分の周りで起きていることを見ようとすること」だと語る。「その時は最悪と思えたこと、例えば、自分が仲良くなりたいと思っても友達になれなかったりして絶望的になったりしても、すぐ後で、その経験から新たなスキルを得たからこそ、次のステップに進めたりするの。自分が進むべき場所に進むことができたりするのよね。その前の出来事がなかったら、そこへ進むことはできなかったはずだし。そうしていると、いきなり目の前が明るく見えたり、街が明るく見えたりするようになる。それって驚異的なことだと思う。それってマジックじゃない?」まさにこの前向きな人生のとらえ方は、クイニーそのもの。とはいえ、“開心術”に長けたクイニーは、誰よりも傷ついた人の心まで分かってしまい、彼女自身もまた、実はたくさん傷ついてきたのではないかと勘ぐってしまう。「本当にその通りだと思うわ。いきなり人々について、ものすごい情報を得ることになるからね。でも人間って、実は多かれ少なかれ誰もがそういう能力を持っているものだと思うの。人が言っていることにしっかりと耳を傾けるようにすれば、人の気持ちを読み取るのは、それほど難しいことでもない気がする。なぜなら、人というのはみんな自分をとても分かってもらいたいと思っているものだから。だから、開心術は不可能ではないと思うわ」。そう言うアリソンが心を読んでみたい相手は、なんとビル・マーレー!「彼の心をずっと読み続けられたら絶対に最高だと思う」。そんなアリソン演じるクイニーにとって、ジェイコブは初めて出会ったノー・マジ(人間)であり、2人の出会いのシーンからも、ひと目で惹かれ合ったことが伝わってくる。だが、アメリカの魔法界はといえば、現実の、いま現在の分断を反映するかのように、魔法族がノー・マジと友人関係や婚姻関係を持つことを禁じているのだ。「それは人種差別とも言えるし、他人への恐怖でもあると思う。自分たちが知らない人たち、理解できない人たちへの恐怖。人間の歴史を振り返ってみても、そういうことってずっと起きてきて、現在の世界においても存在することでしょ。だけど、いつの日か私たち人間は、みんなここに一緒に共存しているのだということに気づかなくちゃいけないと思う。だから、それについて、まさにいま歴史のこの瞬間に、ジョー(J.K.ローリング)が私たちのキャラクターを通して描いているというのは、非常に重要なことだと思うわ」と、真摯に語るアリソン。「うん、僕もまったく賛成だよ」と、ダンも続ける。アメリカの魔法界と人間界の関係性は、「変わっていって欲しいとは思うけど、どうなるのかまだ分からないわ」とアリソンは言う。ただ、「いまから言っておきたいのは、この1作目は、これから起きることの本当にまだ始まりでしかないということ。本当にパワフルな物語がこの先もっと展開していくから」と力を込めて語っており、期待は募る。最後に、J.K.ローリングによるウェブサイト「ポッターモア」では、アメリカの魔法学校イルヴァーモーニーの4つの寮分けを体験できるが、アリソンがクイニーを演じる上で影響が出ないよう「意識的に避けている」のに対し、ダンは“癒しの動物”パグワジの寮になったことを明かす。「でも僕は心の底では、自分はハッフルパフだと思っているんだけどね(笑)」とダン。そういえば、マフラーからも分かるように、エディ演じるニュートもホグワーツ魔法学校時代の寮は、勤勉で献身的で、寛容なハッフルパフ。だからこそ、ダンのジェイコブは人見知りな魔法使いニュートと、いいコンビになることができたのかもしれない。(text:cinemacafe.net)
2016年11月20日歌手マライア・キャリー(46)の姉アリソン(55)が売春容疑で逮捕された。地元紙デイリー・フリーマンによれば、アリソンは売春行為に対するおとり捜査を行っていた覆面警察により、ニューヨークのサンガーティスで身柄を拘束されたという。アリソンはマライアのヒット曲の歌詞を使用した売春広告を打ち、性的なリクエストに対し金銭を求める勧誘を行っていたようだ。1つの広告では、自身のことを「私は楽しいことする男性を探していて、他の女性があなたにしてあげることができないような喜びの世界に導くかわいい女性」とうたっており、マライアの1995年のヒット曲『ファンタジー』の歌詞も広告に使われていたようだ。マライアはアリソンに長年連絡を取っていないといわれているが、関係者の1人は「マライアは家族全員を気にかけていますから、彼女にとってとてもつらいことなのは確かでしょう」とピープル誌に話している。アリソンは現在拘置所に身柄を拘束され、8月30日に出廷する予定。保釈金は1,000ドル(約10万円)となっている。(C)BANG Media International
2016年08月31日コトブキヤが展開するフィギュアシリーズ「ARTFX J」にて、2014年4月~6月に放送されたTVアニメ『血界戦線』に登場する「クラウス・V・ラインヘルツ」が立体化され、2016年5月に発売されることが決定した。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は5,940円(税込)。クラウス・V・ラインヘルツは、世界の均衡を保つために暗躍する秘密結社ライブラのリーダー。十字架をかたどったナックルガードを使用し、「滅嶽の血」を武器に転化し破壊、封印する「ブレングリード流血闘術」の使い手。実際のフィギュアでは、特徴的なデザインのタイトルロゴをバックに、強い意志を感じる鋭い眼光や、トレードマークである十字架のナックルガードなど細部まで忠実に再現している。原型製作は服部達也氏。全高は170mmと、飾りやすいサイズで、壁掛けも可能なため、仕事のデスクや、部屋の壁など様々な場面で楽しむことができる。商品価格は5,940円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2016年5月を予定している。(C)2015 内藤泰弘/集英社・血界戦線製作委員会
2015年12月16日伊勢丹各店は11月6日からフィンランド出身のアーティスト、クラウス・ハーパニエミによるクリスマスキャンペーンをスタートした。「地球が育む、多様ないのち。その豊かさを少しでも守り、受け継いでいきたい」と生物多様性へのまなざしから生まれた同キャンペーンは、今年で5回目を迎える。ハーパニエミが手掛ける神秘的でファンタジックな世界には、熱狂的なファンも多く毎年キャンペーン時に販売されるオリジナルアイテムも好評を博しているという。「自然への感謝」がテーマとなる今年は、ワンダークリスマスの世界をより広く伝えるため「クラウス・ハーパニエミコレクション」(11日まで伊勢丹新宿店催物場)を開催。これまでワンダークリスマスで描かれたキャラクター達の人気投票コーナー、スペシャルサイトで視聴できるアニメーションムービーのメイキングビデオやムービーに使用したジオラマなども展示する。またハーパニエミと人気ブランドがコラボレーションした家具や雑貨、スイーツなど様々なオリジナルアイテムも一同に集めて販売する。京都発のジュエリーブランド「カオル(KAORU)」は、キャラクターをモチーフにしたジュエリーを提案。幅広い女性層に人気のバッグ「ルートート(ROOTOTE)」では、ギフトに対応できるボックス入りエコバッグを含む6種類のバッグがそろう。そしてアイシングクッキーの名店「アンファン」は、キャラクターを描いたアイシングクッキーを販売。メディコムトイの新ブランド「Sync.」では、1人掛けソファからトートバッグやドキュメントケースなどを展開する。
2013年11月08日