10月31日はハロウィン。日本では直前の週末、コスプレを楽しむ人々が街に集結したが、アメリカでも一部のセレブはフライング気味に仮装を披露。強烈なインパクトで話題をさらった扮装を紹介しよう。自身の出世作で、かつての婚約者ブラッド・ピットとの出会いの一作『セブン』(95)で演じたヒロインのコスプレをインスタグラムに投稿したのはグウィネス・パルトロウ。一緒に映っているのは現在の恋人、ブラッド・ファルチャック。オレンジ色の囚人服は同作でケヴィン・スペイシーが演じたキャラクターに扮している。まさかの本人再現に「最高!」のコメントが多数寄せられた。ただ、誰もが知る大ヒット作とはいえ、サイコ・サスペンス作の完全なネタバレになっているので、SNS上ではツッコミ入りで拡散した。M・ナイト・シャマランのハロウィン・パーティに現れた『シャイニング』に登場する双子の少女の1人はブルース・ウィリス。サミュエル・L・ジャクソンのインスタには、ブルースが盟友のプロデューサー、スティーヴン・J・イーズと2人で、フリル付きの水色のワンピースに花の髪飾り、ハイソックスにストラップ付きシューズという愛らしいスタイルにヒゲ面で挑戦というインパクト大なスタイルで登場。手をつないでポーズした。キム・カーダシアン・ウエストは親友のジョナサン・チェバンと2人でソニー&シェールのシェールに。黒髪ストレートに目元を強調、とヘアメイクは普段通り。衣装だけで完成するお手軽スタイルだったが、キムはほかにもアイコニックなセレブの仮装に挑戦。マドンナが1991年のアカデミー賞授賞式に出席した際のスタイルを披露。姉のコートニー・カーダシアンは同授賞式のマイケル・ジャクソンのスタイルをコピー。キムは、いまは亡き歌姫アリーヤの2001年のヒット曲「Try Again」のスタイルにも挑戦、ツイッターに同曲をバックに流した数秒の動画をアップした。現在第3子を妊娠中のジェシカ・アルバは、エレン・ペイジの主演作『JUNO/ジュノ』のコスプレ。ジェシカが10代で妊娠したヒロインに扮し、ジェシカが協力している低所得家庭にベビー用品を提供する団体「Baby2Baby」のケリー・ソイヤーが赤ちゃんの父親の少年に扮した。ジェシカはケリーと一緒にコスプレした過去の画像もインスタにアップ。魔女(ジェシカ)とホウキ(ケリー)やガンズ&ローゼズのアクセル(ケリー)とスラッシュ(ジェシカ)、ミラ・ソルヴィノとリサ・クドロー主演の『ロミーとミッシェルの場合』(97)の主役コンビなど、ユーモアあふれるキュートな姿が満載だ。アメリカではこれからがハロウィン本番。小さな子どもを持つセレブなど、気合の入った仮装がまだまだ登場してきそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2017年10月31日11日にロサンゼルスのホテルで急死したホイットニー・ヒューストンが生前最後にレコーディングした2曲が今夏公開の映画『Sparkle』(原題)のサウンドトラックとして使用されることが明らかになった。ホイットニーは同作に女優として出演もしている。『Sparkle』は1976年に製作された同名のミュージカル映画のリメイク作。60年代に一世を風靡した女性トリオ「ザ・シュープリームス」をモデルに、ハーレムからスターへの道を歩む三姉妹の物語で、ホイットニーはオーディション番組「アメリカン・アイドル」の優勝者、ジョーダン・スパークスが演じるヒロイン、スパークルの母親を演じている。劇中で2人がデュエットするゴスペル賛美歌「一羽の雀(His Eyes on the Sparrow)」、そして映画のエンド・クレジットを飾るR・ケリー作の「Celebrate」(原題)の2曲がサウンドトラックとして使用される。『Sparkle』はホイットニーが12年ほど前に映画化権を取得し、歌手のアリーヤの主演を予定していたが、2001年に彼女が飛行機事故で亡くなったために企画はとん挫した。昨年10月、ついに撮影にこぎつけた本作でホイットニーは製作総指揮を務めると同時に、1996年の『天使の贈り物』以来となる女優復帰も果たした。映画は全米で8月公開予定。RCA Recordsからサウンドトラック盤もリリースを予定している。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO
2012年02月14日17日(金)に日本公開される映画『トロン:レガシー』のサウンドトラックを手がけるフランスのエレクトロデュオ、ダフト・パンクの最新トラック“ディレイズド”のミュージック・ビデオが公開された。その他の写真『トロン:レガシー』は、主人公サムが20年前に突如として姿を消した父であり、エンコム社のCEOであるケヴィン・フリンの消息を追って、父が創造した新世界へと足を踏み入れる物語。1982年公開の映画『トロン』をオリジンとしながらも、独立した1本の作品として製作された。本トラックは以前、映画のフッテージを使用した“MOVIEヴァージョン”が製作されたが、このほど公開されたのは、ザ・ストロークスやアリーヤなどの作品を手がけているウォーレン・フー監督が製作したもの。『トロン:レガシー』に登場する“フリンの店”を訪れたダフト・パンクのふたりがコインを投入しゲームを始めると、カメラはグリッドで仕切られたコンピュータの中の世界へ。映画では謎に包まれた美女クオラを演じた女優オリヴィア・ワイルドが、新作撮影を中断して本ビデオに参加している。冒頭の映像や、メカデザインなど随所に1982年版の『トロン』へのオマージュを感じさせる内容になっており、“トロン”ファンにはたまらない、思わずボリュームをあげて爆音で楽しみたくなる映像に仕上がっている。本トラックも収録した彼らの最新アルバム『トロン:レガシーオリジナル・サウンドトラック』は15日(水)にリリースされる。『トロン:レガシー』12月17日(金)全世界同時公開『トロン:レガシーオリジナル・サウンドトラック』MUSIC BY DAFT PUNK全22曲収録12月15日(水)発売2600円(税込)WALT DISNEY RECORDS
2010年12月13日