肌に最も近いファッションアイテム、ランジェリー。自分のありたいイメージや行く場所に応じて選ぶ「服」と違うのは、外から見えないだけに原則、選択に制約がないこと。思いっきり大胆なもの、とにかく心揺さぶられるもの、ときめくもの、艶っぽい気持ちになれるものetc.、基本的にはどんなものでも選べる。自分のランジェリーを見たり触れたりできるのは、自分とごく親しい関係性の相手だけ。特殊な位置づけのファッションアイテムなのだ。■ランジェリーは“下着”とは違うランジェリーブランド「MEMAI」のデザイナーであるミキさんも、ランジェリーはファッションの一部だと考える人のひとり。「ランジェリーは“下着”って表現されることがありますよね。それはちょっと違和感があります。下着ではなく、おしゃれな服を選ぶ感覚で手にとって、身につけていただけたらと思って、作り続けてきました」アパレル会社に勤める傍ら、2009年にひとりでMEMAIを立ち上げた。当時はコートからボトムスまで、フルラインでコレクションを展開するアパレルブランドだった。3年活動した後に3年休み、2015年にランジェリーをメインとして生まれ変わり、今に至る。自宅にある4台のミシンで、時間を見つけては製作に励む。ネットショップでの展開のほか、伊勢丹でポップアップショップを出すなど、ランジェリー業界で知られる存在となった。「3年前、合同展示会『LINGERIE+』に出してから、横のつながりができて、リアル店舗に置いていただく機会が生まれました。直接身につけていただき、感想のお声をいただけるようになり、対面で販売するのっていいなと感じています」華奢で可憐な佇まいのなかに、芯の強さを感じさせるミキさん。お客様のことを話すとき、ふっと表情がやわらかになった。■美しさと危うさが同居する世界観美しいものや綺麗なものが大好きで、大学時代は映画を研究していた。卒論で取り上げたのは、アルフレッド・ヒッチコック監督の『めまい』(1958年)。サスペンス要素が強めの同作に登場するブロンドビューティを見ていると、美しさと危ういバランスにドキドキする――そんな世界観を表現したくて、自身のブランド名を「MEMAI」とした。見てそれとなく感じるように、MEMAIのランジェリーは万人受けするタイプではない。ドラマチックでミステリアス、センシュアルなランジェリーは着る人を選ぶだろう。自分が心から好きだと思えるものを自分の意思で選んで着たい人、他人の目を気にしたり媚びたりするのが好きではない人が、好むデザインなのではないかと思わされるラインナップ。「好き嫌いが分かれるデザインだと思います(笑)」とミキさん。MEMAIを愛してくださる方だけに買ってもらいたいそう。■「私が欲しいランジェリーしか作りたくない」大手ランジェリー会社ではなく、個人で少量・受注生産している醍醐味は、一切妥協せずに作れること、「私が欲しい」と思うものだけを作れること。それに尽きる。たとえば、「POLCA DOTS TULLE × LACE BRA / BEIGE」は、ヒッチコック監督の『サイコ』(1960年)で、冒頭に主人公がランジェリー姿で登場するシーンをモチーフにしてデザインされたもの。パッドなしの1枚レースのブラジャーは、きれいな膨らみを出せて、バストトップの透け感が気にならないような、特殊なパターン技法で作っている。細やかな手仕事を感じさせる日本製の繊細なレースを活かした、ムダのないシンプルな作りが特徴だ。「LACE UP TRIANGLE BRA」は、MEMAIを初めて身に着ける人から選ばれることが多いという。透明度の高い漆黒のレースが、肌の上で大胆に花を咲かせる。成熟した女性の色香を引き出すデザイン。美しいドレープを活かした新作は淡いグリーン。まとうだけで女神のような見た目に。「FRILLED EDGING BABY DOLL」の裾に付いたフリルは10数メートルと長い。パープルとピンク、ブラックの3色で、新色のピンクが最も人気に。■より良いものを作るための学び直し期間「自分が欲しいと思えないものは作らない。じゃないと自分で作る意味なんてない」「自分が作るランジェリーが一番好き」ミキさんのランジェリーとの向き合い方は、これらの言葉に象徴される。真っ直ぐで、迷いがない。こういう作り手から、物語と愛のあるモノを買いたいと思う。自分に嘘をつかないモノづくりは、やりがいや楽しさが多い一方、素材調達に苦戦することもある。「ランジェリーの資材はロットが大きく、一般の市場にはなかなか出回らないので調達が大変です」それ以上に、立ち上げ初期はランジェリー独自のパターンを身につけるのに苦労した。ミキさんの本業である服のパターンとランジェリーのパターンはまったく別物だ。「一番はじめに作ったサンプルは、洋服の要領で見よう見まねで形にしたもの。今思うと無知でしたね」本業が忙しくなりすぎて、MEMAIを3年お休みしていたとき、ランジェリーのパターンを改めて学び直しました。独学ではありますが、いろいろなブランドのランジェリーを見ながら研究を続け、再開したんです。休んで勉強し直した時期は、私にとって重要な時間でした」■着る服をじゃませず、心地よい1枚でありたいミキさんの心の奥底には、「服をきれいに、おしゃれに着てほしい」という思いがある。「一番に着る服」であるランジェリーは、その上に着る服をじゃますることなく、気分を上げて、その日1日を心地よく過ごせる存在であってほしい、と。だからバストを盛るパッドは原則、入れない。今の時代の空気感を感じられるように、入れるとしても極薄のもの。選ぶランジェリー次第で、洋服をおしゃれに見せられるかが決まるといっても過言ではない。「MEMAIのコンセプトに“非日常を日常に”というものがあります。好きなランジェリーを身につけることで、日常が少しでも彩られて、華やかになればと思っているんです」やっぱり、ランジェリーも「1枚の服」なのだ。おしゃれだとか、好きだとか、身につけたいといった思いを元に選ぶ、肌に一番近い服。■ランジェリーが持つパワーに魅了されて気に入って買ったランジェリーを鏡の前でまとうときに心踊る感覚を味わった経験がある人もいるだろう。たとえ、その上にシンプルな服、カジュアルな服を着たとしても、気持ちは華やぎ、幸福感に包まれている。仕草も自然とエレガントになっていて、そんな自分もなかなかいいじゃないかと思える。ランジェリーには、そんな不思議な力がある。「お客様からファンレターやメールで、そういった感想を伝えていただくことは多いです。『身につける度にテンションが上がります』なんて言ってくださる方も多く、こちらこそすごく嬉しい気持ちになります」生きている限り、ランジェリーの仕事に携わりたいとミキさんは話す。同時に、本業のアパレルは続けていく。「洋服とランジェリーは、作るうえではまったく別分野ではありますが、並走することで両方にプラスの影響を及ぼせると思っています。今後の目標ですか?ゆくゆくは海外の店舗にMEMAIのアイテムを並べるなど、世界展開を目指しています。アトリエとショップが併設された空間も作りたいです。自分の目の届く範囲で自分が欲しいと思えるものづくりを続けていきたい」(編集後記)新作を発表するイベントや展示会前はとくに、ミキさんは製作に追われる。ひとりで作っているため、「アシスタントはつけないんですか?」と尋ねたところ、「無理ですね……」と返ってきた。ディティールへのこだわりを上手く伝えるのは難しいので、人に任せづらいという気持ちがあるという。だから、自分ひとりでできる限りで、自分が満足いくものを少なくても、丁寧に作っていきたいのだと。使うレースを決めるのに一晩かかったり、製作に没頭していると日が暮れていたり。ミキさんはランジェリーが大好きな人。必ずいいものを作りたい――何であれ、ものづくりをする人にとって、刺激を与えてくれるひとときとなった。Text/池田園子取材協力・画像提供/MEMAIミキさんランジェリーブランド「MEMAI」デザイナー。年7月4日公開2019年7月29日更新
2019年07月29日LA発のティーショップ「アルフレッド ティー ルーム」が2019年8月9日(金)、東海地方初となる新店舗をJR名古屋駅直結の商業施設「JRセントラルタワーズ」にオープンする。2017年に日本初上陸を果たした「アルフレッド ティー ルーム」は、紅茶・日本茶・抹茶・台湾茶など、世界中から厳選した茶葉を使った様々なメニューが楽しめるティー専門店。日本国内では5店舗目となる名古屋セントラルタワーズ店でも、タピオカ入りミルクティーやストロベリーミルクティー、抹茶ラテなど、LAの店舗で人気のメニューの数々が楽しめる。また、同店のオープンを記念した期間限定のスペシャルメニュー「ドラゴン ティースプリッツァー」が全店舗で発売。ハイビスカスティーとラベンダーティーをブレンドしたベースに、日本では珍しいドラゴンフルーツのピューレをプラスしてソーダで仕上げた、華やか&爽やかな夏にぴったりの一杯となっている。【店舗情報】アルフレッド ティー ルーム 名古屋セントラルタワーズ店オープン日:2019年8月9日(金)住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 JRセントラルタワーズ12Fアクセス:JR名古屋駅 直結TEL:052-571-5551客席:31席営業時間:11:00〜23:00
2019年07月29日世界中のセレブたちから愛される伝説のクラシックホテル「ザ・カーライル ア ローズウッド ホテル」に迫った世界初の5つ星ホテルドキュメンタリー『カーライル ニューヨークが恋したホテル』。その顧客には、英国王室や歴米大統領、映画スター、アスリートにミュージシャンと極上のセレブたちが名を連ね、『セックス・アンド・ザ・シティ』(’08)をはじめとする映画のロケ地としても名高い。ここ以外にもホテルを舞台にした映画は、うっとりするほどのラブストーリーから、銃撃戦の繰り広げられるアクション、息をのむほどにハラハラするサスペンスまで数知れず。単なる背景ではない、映画をよりいっそう魅力的に演出する素敵なホテルが舞台の映画をピックアップした。『泥棒成金』(’55)グレース・ケリーがカンヌで放つ輝きホテルロケ地:フランス・カンヌ「インターコンチネンタル・カールトン」サスペンスの巨匠アルフレッド・ヒッチコックが描いた、高級ホテルで巻き起こる宝石泥棒を題材にしたラブ・サスペンス。『ダイヤルMを廻せ!』『裏窓』に続いてヒッチコックと3度目のタッグとなったグレース・ケリーの輝きにうっとり。『ノッティングヒルの恋人』(’99)ジュリア・ロバーツ&ヒュー・グラントの立場違いの恋ホテルロケ地:イギリス・ロンドン「ザ・リッツ」ジュリア・ロバーツ演じる有名ハリウッド女優と、ヒュー・グラント演じる冴えない本屋の店主が運命の恋に落ちる、英国を代表するロマンティックコメディー。『ロスト・イン・トランスレーション』(’03)スカヨハ、東京でひとりぼっちホテルロケ地:日本・東京「パークハイアット東京」異国の街で知り合った、孤独を抱えるハリウッド俳優(ビル・マーレイ)と人妻(スカーレット・ヨハンソン)の出会いと別れを繊細に描く。ソフィア・コッポラ監督が自身の東京での体験を基にした。『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(’09)ハメを外すにもほどがある!?ホテルロケ地:アメリカ・ラスベガス「シーザーズ・パレス」ブラッドリー・クーパーをはじめとする4人の男たちが繰り広げる、独身前夜のおバカ騒ぎが巻き起こす爆笑コメディ。シリーズ3作が製作され、絶大な人気を誇る。『グランドフィナーレ』(’16)マイケル・ケインの渋さに注目ホテルロケ地:スイス・アルプス「ホテルシャッツアルプ」ほかセレブが集うアルプスの高級ホテルを舞台に、友人の映画監督と優雅なバカンスを満喫する作曲家(マイケル・ケイン)と、交流するホテル客たちが繰り広げる人間ドラマ。音楽や映像美も圧巻。『ハンナとその姉妹』『アニー・ホール』などウディ・アレン監督のお気に入りそして本作に登場するの5つ星ホテル「ザ・カーライル」は、『アニー・ホール』(’78)や『ジゴロ・イン・ニューヨーク』(’14)、『セックス・アンド・ザ・シティ』(’08)など、多くの映画のロケ地に使用されたことでも有名。映画『ハンナとその姉妹』(’87)では、ジャズが鳴り響く店内で男女2人が話し込む姿が印象的なシーンを当ホテルのカフェで撮影した。いまでもこのカフェには監督のウディ・アレン本人が定期的に訪れる。映画本編では、クラリネットを演奏するアレンを捉えた貴重な映像も収められている。また、このホテルには、ウェス・アンダーソン監督が『グランド・ブダペスト・ホテル』(’14)のインスピレーションを得たと語る、名物バーがある。有名絵本作家が描いたメルヘンな世界が一面に広がる、趣ある「ベーメルマンス・バー」だ。ホテル内は豪華絢爛なスイートルームはもちろん、ヨ-ロッパの雰囲気も感じられるアンティークや絵画の数々も見どころ。どこをとっても絵になる内装は、それだけでまるで映画のワンシーンのよう。本作では、映画監督たちにひらめきを与え続ける「ザ・カーライル」の全貌が余すところなく明かされている。さらに、ジョージ・クルーニーをはじめ、世界的ハリウッドスターらのインタビュー映像も満載。ここでしか見られない、スターの素顔と次々と飛び出す極上のエピソードは映画ファン必見だ。『カーライル ニューヨークが恋したホテル』は8月9日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カーライル ニューヨークが恋したホテル 2019年8月9日よりBunkamura ル・シネマ ほか全国順次公開© 2018 DOCFILM4THECARLYLE LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年07月25日LA発のティーブランド「アルフレッド・ティー・ルーム(ALFRED TEA ROOM)」が、6月6日に東京・原宿キャットストリートにオープン。記念して、全店舗にてスペシャルメニュー「チョコレート ミント ミルクティー」が6月6日から7月15日まで提供される。スペシャルメニュー「チョコレート ミント ミルクティー」(レギュラーサイズ / アイスクリームトッピング 780円)2016年にLA・メルローズプレイスで誕⽣して以来、ローカル、ブロガー、セレブリティー達が⾜繁く通う「アルフレッド・ティー・ルーム」。⽇本でも、LAでも⼈気のボバ(タピオカ)⼊りのミルクティーをはじめ、紅茶・⽇本茶・抹茶・台湾茶など世界中からセレクトした厳選茶葉を使⽤した“本質の美味しさ”をカジュアルに楽しめるティーメニューを展開。⽇本4店舗⽬となる原宿店は、キャットストリート沿いにある路⾯店舗の2階にオープンする。原宿店イメージ原宿店のオープンを記念して、原宿店の他、青山本店、ルミネエスト新宿店、梅田 蔦屋書店にて期間限定のスペシャルメニュー「チョコレート ミント ミルクティー」を6月6日から7月15日まで発売。ビターなカカオの香りとミントを贅沢に使用したミルクティーの味わいはもちろん、カラーのグラデーションも初夏にぴったりな、スペシャルティーメニューだ。価格は「レギュラーサイズ / アイスクリームトッピング無し」(680円)、「LAサイズ / アイスクリームトッピング無し」(780円)、「チョコミントアイスクリームトッピング」(+100円)。さらに原宿店と梅田 蔦屋書店の2店舗では、数量限定で「オリジナルTシャツ」を販売。また、6月6日から12日までの1週間限定で、商品を購入すると、原宿店オープン記念Tシャツやトートバック、iPhoneケース、コースター、全店で使⽤可能な1ドリンクフリーチケット等の7種類のプレゼントの中からランダムに当たるガチャガチャに挑戦できる。対象商品は、原宿店は全商品、梅⽥ 蔦屋書店はスペシャルメニュー(チョコレート ミント ミルクティー)、プレゼントは先着・数量限定でなくなり次第終了となる。【店舗情報】アルフレッド・ティー・ルーム(ALFRED TEA ROOM)原宿店オープン日:6月6日住所:東京都渋⾕区神宮前4-26-28 JUNK YARD 2F時間:10:30〜20:00
2019年06月05日アルフレッド ティー ルーム(ALFRED TEA ROOM)の新店が、東京・原宿キャットストリートに2019年6月6日(木)オープン。世界中のティーが楽しめる「アルフレッド ティー ルーム」アルフレッド ティー ルームは、アメリカ・ロサンゼルス発のティーブランド。紅茶・日本茶・抹茶・台湾茶など、世界中からセレクトしたさまざまな茶葉のティーが味わえるのが特徴だ。人気は「タピオカミルクティー」店の看板メニューは、タピオカ(ボバ)入りのミルクティー。オリジナルのアルブレッド ミルクティーをはじめ、ほうじ茶ミルクティー、ストロベリーミルクティー、ローズミルクティーなどのフレーバーミルクティーも取り揃えている。+タピオカのカスタマイズもダージリン、アッサム、セイロン、ルイボスティーなど茶葉を選べるティーメニューも用意。タピオカ(ボバ)のトッピングやアーモンドミルクへの変更など、カスタマイズもできるので自分好みにアレンジできるのも嬉しいポイントだ。原宿キャットストリートに新店オープン東京・青山とルミネエスト新宿店の2店舗同時に日本初ストアをオープン後、2019年3月には大阪・梅田 蔦屋書店内に関西1号店を設けた。原宿キャットストリートは、この3店舗に継ぐ、国内4店舗目となる。アルフレッド ティー ルーム原宿店では、人気のタピオカ(ボバ)入りのミルクティーをはじめとしたドリンクメニューに加えて、カップケーキ、クロワッサンなどのスイーツや軽食も用意する。ショッピングの合間の休憩や、友人とのティータイムなど、さまざまなシーンで活用できそうだ。なお、アルフレッド ティー ルーム原宿店をオープンを記念して、「チョコレート ミント ミルクティー」を期間限定発売。オープン日の6月6日(木)から7月15日(月・祝)まで期間限定での展開となる。原宿店以外にも、青山本店・ルミネエスト新宿店・梅田 蔦屋書店でも期間限定で発売する。さらに、アルフレッド ティー ルーム原宿店と梅田 蔦屋書店には、タピオカ(ボバ)入りのミルクティーモチーフのオリジナルTシャツが登場。数量限定発売の貴重なアイテムとなる。【詳細】アルフレッド ティー ルーム原宿店オープン日:2019年6月6日(木)住所:東京都渋谷区神宮前4-26-28 JUNK YARD 2FTEL:03-5843-0364客席数:58席営業時間:10:30〜20:00<メニュー例>・ファインティー 各種330円+税〜(ダージリン、アッサム、セイロン、ルイボスティー、カモミールティー等)・アルブレッド ミルクティー HOT / ICE 400円+税・アルフレッド ピンクドリンク HOT/ICE 750円+税・抹茶ラテ 520円+税・ほうじ茶ミルクティー 450円+税・ストロベリーミルクティー 450円+税・ローズミルクティー 470円+税・ティースプリッツァー(抹茶、シトラス、ベリー) 680〜750円+税<期間限定メニュー>・チョコレート ミント ミルクティー価格:・680円+税 レギュラーサイズ / アイスクリームトッピング無し・780円+税 LAサイズ /アイスクリームトッピング無し+100円+税 チョコミントアイスクリームトッピング<数量限定アイテム>・「原宿店」オープン記念Tシャツ 3,200円+税
2019年06月02日アルフレッド ティー ルーム(ALFRED TEA ROOM)は、「チョコレート ミント ミルクティー」を2019年6月6日(木)から7月15日(月・祝)まで期間限定でアルフレッド ティー ルーム全店で発売する。アルフレッド ティー ルームの新作「チョコレート ミント ミルクティー」は、ミントグリーンとブラウンのグラデーションカラーが魅力的なドリンク。もちもち食感のタピオカ入りミルクティーに、爽やかなミントとビターな風味のカカオを贅沢にブレンド。爽快感のあるミルクティーに仕上げた。トップにはミントを添えて。また、ドリンクのカスタマイズも可能。チョコレート ミント アイスクリームがプラス100円でトッピングできる。冷たいアイスクリームを追加すれば、ひんやり感もアップするので、暑い夏の季節にぴったりだ。なお、この「チョコレート ミント ミルクティー」は、アルフレッド ティー ルームが東京・原宿 キャットストリートに新店をオープンする記念として登場するスペシャルメニューとなっている。【詳細】アルフレッド ティー ルーム(ALFRED TEA ROOM)「チョコレート ミント ミルクティー」価格:・680円+税 レギュラーサイズ / アイスクリームトッピング無し・780円+税 LAサイズ /アイスクリームトッピング無し+100円+税 チョコミントアイスクリームトッピング発売期間:2019年6月6日(木)~7月15日(月・祝)取り扱い店舗:・原宿店住所:東京都渋谷区神宮前4-26-28 JUNK YARD 2F・青山本店住所:東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山 1,2F・ルミネエスト新宿店住所:東京都新宿区新宿3-38-1 ルミネエスト新宿 1F・梅田 蔦屋書店住所:大阪府大阪市北区梅田3-1-3 LUCUA 1100 9F「梅田 蔦屋書店」内
2019年06月02日ロサンゼルス発のティーブランド「アルフレッド・ティー・ルーム(ALFRED TEA ROOM)」が西日本初上陸。「アルフレッド・ティー・ルーム 梅田 蔦屋書店」を大阪・ルクアイーレ(LUCUA 1100)9F「梅田蔦屋書店内」に2019年3月1日(金)オープンする。「アルフレッド・ティー・ルーム」は、地元ロサンゼルスのローカルやセレブリティから支持されるティー専門店。メニューには、世界中から厳選した茶葉を使用したティーメニューをはじめ、ヘルシーなスイーツやフードを取り揃える。「アルフレッド・ティー・ルーム 梅田 蔦屋書店」には、ボバ(タピオカ)入りミルクティーをはじめ、紅茶、日本茶、抹茶などを使用したティーメニューが多数並ぶ。また、ピンクのミルクティーなど、同店自慢のフォトジェニックなメニューも用意。タピオカやアーモンドミルクなどで自分好みにカスタマイズできるのもうれしい。ティーメニューと相性抜群のフードやデザートもラインナップ。「苺のフルーツサンド」は、ビーツでほんのりピンクに仕上げたオリジナル豆乳クリームといちごを合わせ、ふわふわの豆乳パンで挟んだ。また、味わいのあるカンパーニュに紅芯大根などカラフルなフレッシュ野菜をたっぷりトッピングした3種類オープンサンドなども登場する。オープンから3月31日(日)まで期間、限定ミルクティー「ストロベリーマニアティー」を提供。ストロベリーホイップクリームの上には、ドライいちごと甘酸っぱいイチゴをあしらった。いちご好きにはたまらないドリンクだ。さらにオープンからの3日間、購入者に先着でオリジナルグッズのプレゼントも用意。気になる人は早めに足を運んでみて。【詳細】アルフレッド・ティー・ルーム 梅田 蔦屋書店オープン日:2019年3月1日(金)場所:LUCUA 1100 9F「梅田 蔦屋書店」内住所:大阪府大阪市北区梅田3-1-3TEL:06-4799-1417客席数:118席営業時間:7:00~23:00 ※2019年3月1日(金)は10:00オープン価格例:・ファインティー各種 330円+税~・アルフレッド ピンクドリンク(HOT/ICE) 750円+税 ※ボバ(タピオカ)入り・抹茶ラテ 520円+税・ストロベリーミルクティー 450円+税・ストロベリーマニアティー 780円+税・フムストースト 480円+税・アボカドトースト 500円+税・苺のソイティラミス 480円+税・苺のフルーツサンド 480円+税※ドリンクは全てMサイズ価格
2019年02月16日今年のサンダンス映画祭で「現代ホラーの頂点」「ホラーの常識を覆した最高傑作」と批評家から最高の評価を受け、日本でも「怖すぎる」「もう止めてくれ」と映画ジャーナリストたちを凍りつかせているトラウマ級のホラー映画『へレディタリー/継承』。特に、死よりも恐ろしい運命に襲われ絶叫顔を披露するトニ・コレットには、ホラー映画史に燦然と輝く絶叫ヒロインたちを凌ぐほど、絶賛の声が相次いでいる。■ホラー映画史に名を連ねる伝説の絶叫クイーンたちに挑戦状!本作の主人公で、祖母から忌まわしい“何か”を受け継いだアニーを演じたのは、『シックス・センス』でアカデミー賞にノミネートされたトニ・コレット。恐ろしい悲劇に見舞われるアニーを怪演し、その演技には「今までの彼女のイメージを刷新した」(The Playlist)、「トニ・コレットは取り憑かれたようだ」(INDIE WIRE)、「トニ・コレットは絶叫クイーン」(ROTTEN TOMATOES)、「トニ・コレットのどうかしている演技はオスカーに値する」(Variety)と、批評家の大絶賛を受け、アカデミー賞レースの皮切りとなるゴッサム賞の女優賞にもノミネート(11月26日受賞者発表)。アカデミー賞主演女優賞へのノミネートも有力視されている。これまで、『サイコ』のジャネット・リー、『キャリー』のシシー・スペイセク、『シャイニング』のシェリー・デュヴァル、そして『ハロウィン』のジェイミー・リー・カーティスなど、ホラー映画の名作で素晴らしい絶叫演技を披露してきた女優たちは、いまもなお“絶叫クイーン”として映画ファンの記憶に残り、親しまれ続けている。そして「現代ホラーの頂点」と評される本作では、トニは凄まじい演技を見せ、“絶叫クイーン”たちに勝るとも劣らない“絶叫顔”を披露し、挑戦状を叩きつける!では、その歴代“絶叫クイーン”たちを見ていこう。ホラー映画のアイコン・元祖“絶叫クイーン”『サイコ』ジャネット・リーホラー映画のクラシックにしてアルフレッド・ヒッチコック監督の代表作のひとつでもある『サイコ』(60)のヒロイン、マリオン・クレイン役を務めたジャネット・リー。本作の演技でアカデミー賞主演女優賞へノミネートを果たす。彼女が絶叫を披露する、あの有名なシャワーシーンは、ヒッチコック監督のこだわりが炸裂し、ジェネットの全撮影日数の3分の1が費やされた。後に、このシーンを検証する『78/52』という映画も作られたほど。絶望へと叩き落された女子高生ヒロイン『キャリー』シシー・スペイセク2013年にはクロエ・グレース・モレッツ主演でリメイク版も公開された、学園を舞台にしたホラー映画『キャリー』(76)。内気でさえない容姿のヒロイン、キャリー・ホワイトを演じたシシー・スペイセクは本作の演技でアカデミー賞主演女優賞にノミネート。プロムパーティーでベストカップルを受賞し、幸せの絶頂にいる彼女を絶望へと叩き落すシーンで見せた絶叫はトラウマ級だ。大人気作家スティーヴン・キングの初めての映画化作品でもある。殺人鬼ブギーマンに果敢に立ち向かう!『ハロウィン』ジェイミー・リー・カーティス数々のカルト作品を世に送り出しているジョン・カーペンター監督が手掛け、スプラッターホラーの人気に火をつけたホラー映画『ハロウィン』(78)。ヒロインのローリー・ストロードを演じたジェイミー・リー・カーティスは本作で映画デビューして以降、4作品連続でホラー映画に出演。記憶に残る絶叫演技を披露し、“絶叫クイーン”の名を欲しいままに。実は元祖“絶叫クイーン”、『サイコ』のジャネット・リーの実の娘でもある。40年の時をへて登場した2018年版『ハロウィン』(原題)は2週連続全米No.1の大ヒット、日本では2019年4月に公開される。ヒステリックな絶叫を連発する気弱な妻『シャイニング』シェリー・デュヴァル名匠スタンリー・キューブリックの代表作『シャイニング』(80)は、膨大な撮影時間を費やして製作された。主人公ジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)の妻・ウェンディを演じたシェリー・デュヴァルは恐怖に怯える迫真の絶叫顔を多数披露。1シーンの撮影が50テイクを超えることも珍しくなかった本作について、最も大変な撮影だったと後に語っている。夫のジャックがドアを斧で破壊する様に怯えて絶叫するウェンディの表情は、演技とは思えないほど迫真もの。トラウマになる!? 恐すぎ新・絶叫クイーン誕生『ヘレディタリー/継承』トニ・コレット生前は憎しみに近い感情を抱いていた母の死をきっかけに、徐々に精神のバランスを崩し、恐ろしい悲劇の渦へ巻き込まれていく娘アニー・グラハムを演じたトニ・コレット。「今年1番のパフォーマンス」と言われるほど、その絶叫顔は観客のド肝を抜く。『シックス・センス』に続いてオスカーノミネートも有力視されているトニは、「本作がこれまでで一番挑戦的な演技だった」と自ら語っており、一度見たら一生忘れられないトラウマ級の壮絶絶叫を繰り出したのも納得。恐怖と憎悪と絶望を演じ分ける、渾身の絶叫顔はぜひ大スクリーンで。ただし、トラウマとなるのは避けられないのでご注意を。『へレディタリー/継承』は11月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:へレディタリー/継承 2018年11月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018 Hereditary Film Productions, LLC
2018年11月18日アルフレッド ティー ルーム(ALFRED TEA ROOM)日本上陸1周年を記念して、ティードリンク「ピンク バット パンク(PINK but PUNK)」が、アルフレッド ティー ルーム青山本店・ルミネエスト新宿店にて2018年10月31日(水)から11月30日(金)まで期間限定で発売される。アルフレッド ティー ルームとは?アルフレッド ティー ルームは、アメリカ・ロサンゼルス発のティー専門店。セレブリティや人気ブロガー御用達の店として、地元で愛されている人気店だ。店内では、紅茶・日本茶・抹茶・台湾茶など、世界中からセレクトしたこだわりのティーを提供。2017年10月に日本初上陸後は、若い女性を中心に人気を集めている。限定ドリンク「ピンク バット パンク」日本上陸1周年を記念して登場する「ピンク バット パンク」は、アルフレッド ティー ルームのシグネチャーメニュー「ピンクドリンク」をアレンジしたもの。従来、ストロベリーとビーツで可愛いピンクカラーに染めたドリンクに、チャコールとほうじ茶をプラスした。サイズはレギュラーとLAサイズの2サイズを用意する。人気「アールグレイカカオ」紅茶缶購入でミルクティープレゼントまた、人気フレイバー「アールグレイカカオ」のティーバッグ8個を詰め込んだ紅茶缶を同日10月31日(水)より発売する。アニバーサリー期間中に、紅茶缶を購入すると「アールグレイカカオ」の茶葉で仕上げたミルクティーが1杯プレゼントされる。【詳細】■アルフレッド ティー ルーム「ピンク バット パンク」レギュラー 750円+税、LAサイズ 950円+税■アニバサリーTEA セット(アールグレイカカオ ティーバッグ8個入り+ミルクティー1杯)1,580円+税発売期間:2018年10月31日(水)~11月30日(金)取り扱い店舗:・アルフレッド ティー ルーム 青山本店住所:東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山 1,2FTEL:03-6427-3031・アルフレッド ティー ルーム ルミネエスト新宿店住所:東京都新宿区新宿3-38-1 ルミネエスト1FTEL:03-6380-6721
2018年11月03日この夏、萩尾望都原作、野田秀樹共同脚本の名作舞台『半神』に主演した、乃木坂46キャプテン桜井玲香。中屋敷法仁のハイスピードな演出、コンドルズメンバーでもあるスズキ拓朗のユニークな振付にも食らいつき、美しい妹と腰でつながった醜い結合双生児の姉を好演。華やかな容姿に高い身体能力、滑舌の良さも際立ち、舞台女優としての可能性を強く印象づけた。そんな彼女がオーディションを経てゴシックロマン・ミュージカル『レベッカ』のヒロインに大抜擢。大塚千弘、平野綾とのトリプルキャストで東宝ミュージカルに初登場する。ミュージカル「レベッカ」チケット情報『レベッカ』は女流小説家ダフネ・デュ・モーリアの同名長編小説が原作。アルフレッド・ヒッチコックの映画版でも知られるスリリングな男女の愛憎劇だ。舞台版は『エリザベート』『モーツァルト!』の人気脚本家&音楽家コンビ、ミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイが2006年、ウィーンでミュージカル化。日本版の上演は8年ぶり3回目(大阪公演は2回目)。不遇な幼少期を過ごした「わたし」(桜井玲香)は年上の上流紳士マキシム(山口祐一郎)と運命的に出会い結婚、彼の邸宅で新婚生活を始める。しかし、事故死した先妻レベッカに長年仕えていた家政婦頭ダンヴァース夫人(涼風真世・保坂知寿)からの視線は冷たい。そんなある日、レベッカの死に関する新事実が浮上して……。昔から困難に立ち向かうヒロインが大好きで、ディズニーなら『シンデレラ』よりは『ポカホンタス』をよく見ていたという桜井。今回の「わたし」も「純粋でどんどん強くなっていく」憧れの役柄だ。「台本では暗く感じられたお話も、舞台になると衣装が華やか。音楽も柔らかく、明るい印象に変わりました」。トリプルキャストは先輩に学び、技を盗めるチャンスと捉える。「普段はアイドルとして活動しているので、そのときの音楽活動をひとつの武器と考え、自分らしいアプローチで役の個性を出せれば。この舞台はヒロインの歌から物語が始まるので、震えずに第一声を発することができるのか不安ですが、しっかりと期待に応えたい」。女優の現場は「ある意味リラックスして取り組める」という。「負の感情や醜い部分も隠さず、人間らしさを解放できるので。舞台は生き物みたいに毎日感情が変化するのが快感です」。将来はアイドルと並行して、映像も舞台もこなせる役者になるのが夢だ。「大舞台ですが、自分なりに頑張って楽しみたい。すばらしい初演を追いつつ、今回ならではの良さを上乗せしてお届けできればと思います」公演は、東京・THEATRE1010でのプレビュー公演を経て、12月20日(木)から28日(金)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、2019年1月5日(土)から2月5日(火)まで東京・シアタークリエにて上演。地方公演あり。チケットは順次一般発売開始。一般発売に先駆け、9月10日(月)11:00まで、大阪公演のプレイガイド最速先行を受付中。取材・文:石橋法子
2018年09月03日ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)は、日本上陸20周年を記念して、ロサンゼルス発のティールーム「アルフレッド ティー ルーム(ALFRED TEA ROOM)」とコラボレーション。2018年2018年7月17日(火)から8月14日(火)までの期間限定で、オリジナルティー「ベリーベリージンジャーベイブ」を発売するなど、様々な企画を用意する。コラボレーションメニューの「ベリーベリージンジャーベイブ」は、ボビイ ブラウンのリップ「クラッシュド リップ カラー」をイメージした、甘くスパイシーなオリジナルティー。ジンジャーとビーツを合わせたピンクのストロベリーミルクティーにベリーを飾り、見た目にも華やかに仕上げている。また、「アルフレッド ティー ルーム」では期間中、アイスドリンクを購入するとオリジナルデザインのカップスリーブをプレゼント。店内に設置してあるペーパーナプキンもコラボレーション仕様となっているので、コラボレーションドリンクと合わせて注目したい。さらにボビイ ブラウンのショップでもプレゼントが登場。期間中、3,000円以上アイテムを購入すると、コラボレーションメニュー「ベリーベリージンジャーベイブ」で使用しているストロベリーティーのティーバック3個入りのティーボックスが、先着でプレゼントされる。その他、SNSと連動したプレゼント企画も実施される。【詳細】ボビイ ブラウン×アルフレッド ティー ルーム コラボレーション実施期間:2018年7月17日(火)~8月14日(火)■ベリーベリージンジャーベイブ(Very Berry Ginger Babe)価格:Regular size 780円+税 / LA size 980円+税販売店舗:アルフレッド ティー ルーム 青山本店・ルミネエスト新宿店※期間中アルフレッド ティー ルームでアイスドリンク(全商品が対象)を購入するとオリジナルデザインのカップスリーブをプレゼント。アイスドリンク限定で、レギュラーサイズ、LAサイズ両方を用意。予定枚数がなくなり次第終了。※期間中アルフレッド ティー ルーム 青山本店でいずれかの商品を購入し、コラボレーションハッシュタグ「#BBlovesTEA」を付けてソーシャルメディアに投稿すると抽選でボビイ ブラウン「リップ バーム SPF 15」をプレゼント。■ティーボックスプレゼント場所:ボビイ ブラウン百貨店全店舗内容:期間中、3,000円以上アイテムを購入すると、コラボレーションメニュー「ベリーベリージンジャーベイブ」で使用しているストロベリーティーのティーバック3個入りのティーボックスを先着でプレゼント。予定数がなくなり次第終了。※ボビイ ブラウンのインスタグラム公式アカウントをフォローし、ボビイ ブラウン百貨店でプレゼントするティーボックス、もしくはアルフレッド ティー ルーム各店舗で展開されるコラボアイテムと⼀緒にハッシュタグ「#BBlovesTEA」を付けてインスタグラムに投稿すると抽選で20名に「クラッシュド リップ カラー」現品をプレゼント。
2018年07月20日ロサンゼルス発のティールーム「アルフレッド ティー ルーム(ALFRED TEA ROOM)」は、2018年4月10日(火)より「ブルー ジャスミン ティー(BLUE JASMINE TEA)」を期間限定で発売する。こだわりの厳選素材を使用した、フォトジェニックなデザインのメニューを提供する「アルフレッド ティー ルーム」より、色鮮やかな「ブルー ジャスミン ティー」が登場。ブルーからパープルのグラデーションが特徴的なハーブティー「バタフライ・ ピー」に、ジャスミンティー、レモネードを組み合わせ、美しい層ができるように仕上げている。ティーの爽やかな風味にレモネードの甘酸っぱさが加わった、初夏にぴったりのティーメニューだ。【詳細】ブルー ジャスミン ティー〈期間限定〉販売期間:2018年4月10日(火)~6月17日(日)取扱場所:アルフレッド ティー ルーム 青山本店(東京都渋⾕区神宮前5-51-8 ラ・ポルト⻘⼭1F / 2F)、ルミネエスト新宿店(東京都新宿区新宿3-38-1 ルミネエスト1F)価格:650円+税
2018年04月13日『007は二度死ぬ』、『007 私を愛したスパイ』、『007 ムーンレイカー』の『007』シリーズ3作や『アルフィー』などで知られるルイス・ギルバート監督が亡くなった。97歳だったという。「The Hollywood Reporter」などが報じた。2002年の『Before You Go』(原題)を最後に監督業からは遠ざかっていたが、長年の間に40本以上もの作品を遺したギルバート監督。中には日本を舞台とした作品『007は二度死ぬ』、『Seven Nights in Japan』(原題)もあり、前者や『第七の暁』には故・丹波哲郎さんが出演したなど、日本との縁も深い。幼少期は子役として映画に出演していたが、成長するにつれて監督を目指すように。1939年にアルフレッド・ヒッチコック監督の『ジャマイカ・イン』でアシスタントを務めてからその思いはさらに膨らんだようだ。第二次世界大戦中には、イギリス空軍の撮影隊でさまざまなドキュメンタリー映画を監督した。このときの経験を活かし、『殴り込み戦闘機隊』などの戦争映画で名を馳せたギルバート監督は、1966年の『アルフィー』で大ブレイク。カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞し、アカデミー賞の5部門にノミネートされた。『アントマン』のペイトン・リード監督や『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督らがSNSでギルバート監督の死を悼んだ。(Hiromi Kaku)
2018年02月28日ロサンゼルス発のティールーム「アルフレッド ティー ルーム(ALFRED TEA ROOM)」が2017年10月31日(火)、青山とルミネエスト新宿に2店舗同時オープンする。日本初上陸となる「アルフレッド ティー ルーム」は、2016年5月にロサンゼルスで誕生したティー専門店。ピンクを基調としたフォトジェニックな店内と、厳選茶葉を使用した本格的なティーメニューの数々が地元のブロガー、セレブリティたちに支持されている。店内を彩るミレニアルピンクには、「フェミニンでありながら自らの意志を貫くヴァイタリティー溢れる女性たちがカジュアルにお茶を楽しめるように」とのメッセージが込められている。メニューには、ロサンゼルスの店舗でも人気のタピオカ入りミルクティーやストロベリーミルクティー、抹茶ラテなどのほか、日本オリジナルメニューも登場予定だ。ドリンクメニュー開発にあたっては、ティーマイスター伊藤孝志を招き、全ドリンクに各国から厳選した茶葉を使用している。また、ドリンクメニュー以外にも、花をイメージしたファラフェルサンドや、白砂糖・牛乳・卵を一切使用していないヘルシーなナチュラルスイーツもラインナップ。さらには、「tea, yes. you, maybe.」というブランドメッセージとミレニアルピンクのブランドカラーが印象的なグッズ、スイーツやティーメニューに使用している茶葉も店頭で販売する。【詳細】■ALFRED TEA ROOM 青山本店オープン日:2017年10月31日(火)住所:東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラポルト青山 1F/2F客席数:26席営業時間:9:00~21:00※10/31〜11/2の期間のみ、12:00〜18:00の営業となる。TEL:03-6427-3031※10月30日(月)開通予定■ALFRED TEA ROOM ルミネエスト新宿オープン日:2017年10月31日(火)住所:東京都新宿区新宿3-38-1 ルミネエスト1F客席数:42席営業時間:10:00~22:00TEL:03-6380-6721※10月30日(月)開通予定メニュー価格:■ティーメニュー 450円~(予定)・ハウスミルクティー・ストロベリーミルクティー・抹茶ラテ他■スイーツ 500円~(予定)・100%植物性 グルテンフリー ケーキ(3種)・100%植物性 グルテンフリー スコーン(3種)他■フード 650円~(予定)・ファラフェルピタサンド・タンドリーチキンピタサンド他
2017年09月24日戦争映画というシンプルなカテゴリーでは到底語り尽くせないクリストファー・ノーラン監督作『ダンケルク』(9月9日公開)。『インセプション』(10)や『インターステラー』(14)に続く革新的な映像体験はもとより、多層的に描かれた人間ドラマにもうならされる。来日したノーラン監督に単独インタビューし、その舞台裏に迫った。今回ノーラン監督は初めて実話の映画化に臨んだが、イギリス人である監督にとって「ダンケルク」という題材には、特別な思い入れがあった。本作で描かれるのは、第二次世界大戦中にフランスの港町ダンケルクで起きた史上最大の救出劇だ。ドイツ軍に追い詰められたイギリスとフランスの連合軍兵士40万人を救出しようと、イギリスから軍艦だけではなく約900隻の民間船が自らの意思でダンケルクに向かった。この不屈の精神と決意は、イギリス人の誇り“ダンケルク・スピリット”として、後世に語り継がれている。ノーラン監督に言わせると「体に染み込んでいる」そうだ。陸の防波堤での1週間、海峡を渡る船での1日、空中戦での1時間と、それぞれの異なる時間軸を編み込んだ緊迫感溢れる106分間。映像への没入感はハンパなく、怖くて思わず目を背け、弾を避けようとしてピクリと体が動く瞬間もあった。まさに「一切緩急をつけず、お客さんを休ませないという容赦ない映画にしたかった」と言うノーラン監督の狙い通りだ。戦場の対局を見せる上で監督がこだわったのは、ダンケルクから外へとカットバックしないことだった。「軍の上層部や政治家たちが何かをしゃべっているといったありがちなシーンに飛ばすことを一切禁じた。ひたすら戦場を映すことで、そこでのドラマが深くなり、サスペンスで引っ張っていくことができると考えたんだ」。空から援護射撃をするイギリス軍パイロット・ファリア役のトム・ハーディとは、『インセプション』、『ダークナイト ライジング』(12)に続いて3度目のタッグとなった。奇遇にもトムの祖父が当時ダンケルクの戦地にいて、彼が少年の頃、退役軍人の祖父からその話を聞いていたそうだ。「トムのおじいさんの件はオファーの際には全く知らなかった。まあ、第二次大戦で祖父母を亡くしたイギリス人は大勢いるからね。僕の祖父も第二次世界大戦に趣き、ダンケルクにはいなかったけど、空軍でパイロットをしていて亡くなっている」。トム・ハーディのキャスティングの決め手は前2作で認めた演技力にあった。「パイロットは操縦席に乗り込んだ後、マスクを付けっぱなしになるので、目で感情とストーリーを語れる俳優が欲しかった。彼は『ダークナイト ライジング』の時も、マスクをつけた役柄(ベイン)を演じていたが、目だけでも見事な演技を見せていたから」。ノーラン監督の名を日本で最初に知らしめたのは監督2作目の『メメント』(00)だろう。映画デビュー作『フォロウィング』(99)と同様に、時系列をシャッフルするという脚本の新たな方程式を見せ、映画ファンを驚嘆させた。脚本家としても超一流のノーラン監督だが、今回は史実をリスペクトし、一切キャラクターの背景を盛らず、敢えて台詞を極力抑えた。「兵士たちの口から、自分はどこから来たのか、どういう人なのか、といったことを説明させないようにした。あくまでもその兵士がその場で立たされた現状に、お客さんが引き込まれていく映画にしたかった。途中でテンションを緩ませたくなかったんだ」お手本にしたのは、アルフレッド・ヒッチコックやアンリ・ジョルジュ・クルーゾなどサスペンスの巨匠の作品だ。「彼らは台詞ではなくビジュアルでテンションを挙げ、ストーリーを語っている。そういったアプローチは脚本段階からこだわり、脚本自体も76ページという非常に簡潔なものとなった」。登場するのは架空の人物だが、彼らはノーラン監督がリサーチした当時の資料や、実際にダンケルクで生き延びた退役軍人たちから聞いた体験談を反映させたリアルなキャクラターたちだ。ダンケルクで多くの兵士たちが次から次へと命を落としていく中、ある民間人の少年の死も描かれていく。そこにはノーラン監督の戦争における死生観が投影されていた。「このエピソードも、戦時中のいろんな実体験をベースにしたものだが、実は彼のキャラクターには非常に重要な役割がある。僕があの少年の死を通して訴えたかったことは、戦場の死というのは非常にランダムなもので、生きるか死ぬかの境目が決まるのは“たまたま偶然”に過ぎないという点だ」。ノーラン監督は「戦地においての栄光の死というもの描きたくなかった」と語気を強める。確かに兵士ではない少年を死に至らしめたのは、不運な出来事だったというしかない。「死んだ兵士に対して生き残った者が、『君は英雄だ』とか『立派な自己犠牲を払った』とかいろんな後付けの解釈を加えることがよくある。でも、僕はそう思わない。実際、彼らが死んだのはたまたまだったんだ」。その少年は戦地の状況について何も理解していないまま救出作戦に参加し、悲劇に見舞われる。「彼は非常にナイーブで良い少年で、兵士たちを助けようとする。そんな彼が死んでしまうことはとても不条理なことだ。でも、実際に戦場の男たちの運命というのはそういうものなんだと僕は思う。つまり戦地では勧善懲悪の原理なんて一切働かない。モラルがある人だからといって、生きながらえるわけではないんだ」。身内を戦争で亡くしているノーラン監督の口から出た言葉だからこそ、より一層重みが感じられる。折しも不安定な世界情勢となり、日本もきな臭い状況にある今、『ダンケルク』が公開されることはとても意義深い。多くの戦争映画の場合、ベクトルは“死”へ向かうのだが、本作では救出劇という“生”に向けられている気がするからだ。まあ、いろんな講釈はさておき、一番声を大にして言いたいことは「この映画史上に残るエポックメイキングな映画は、絶対にでかいスクリーンで体感すべきだ!」ということ。これに尽きる!(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2017年09月09日『ダークナイト』で正義と悪の概念を覆し、『インセプション』で重力を操り、『インターステラー』では時間と空間をつないでみせたクリストファー・ノーラン監督。その稀代の映像作家が、初めて史実に挑んだ最新作『ダンケルク』から、劇場用本ポスターが到着した。本作で描かれるのは、相手を打ち負かす“戦い”ではなく、生き残りをかけた“撤退”の物語。容赦なくナチスドイツ軍勢が迫るなか、陸海空の3視点で描かれるストーリーが同時に進行する。時間描写において、ほかの監督とは一線を画すノーラン監督らしい緊迫のタイム・サスペンスが、IMAX65ミリ・カメラとラージ・フォーマット65ミリ・カメラによるリアルな撮影手法により圧倒的な臨場感で描写。観客は、あたかも兵士の1人となって、1940年の仏ダンケルクの浜辺にいるかのような“究極の映画体験”をする。このたび、その劇場用本ポスターが完成。砂浜に這いつくばる若き兵士の横顔をアップでとらえたインパクト抜群のビジュアルだ。ドイツ軍の総攻撃まであとわずか。彼の視点の先には、ドーバー海峡、そして先には故郷イギリスがあるはず。地上では、空爆によって火花が散り、砂塵が舞う砂浜には兵士たちがうずくまり、海上では、敵軍によって爆破された船から煙が立ち上がる。絶体絶命の地ダンケルクで、時間との戦いを描く緊迫感あふれるポスターは、7月1日(土)からのムビチケカード発売にあわせ、全国の劇場で一斉に掲出される。ダンケルクの“空”で激戦を繰り広げるパイロットに、怪優トム・ハーディ、イギリス本土から船で救出に向かう市民に、オスカー俳優マーク・ライランス。その民間船に救出される兵士役に、ノーラン組常連のキリアン・マーフィー。ダンケルクの若き兵士40万の状況に危機感を募らせる軍人に名匠にして名優ケネス・ブラナーなど、英国を代表する名優たちが集結。また、観客の案内人となる兵士役には、本作が初主演となるフィオン・ホワイトヘッドが大抜擢。ほんの1年半前までは皿洗いをしながらオーディションに通っていたという正真正銘の無名俳優が、本ポスターでも鮮烈なデビューを飾っている。また、フィオンと同じくオーディションから選ばれ、映画初出演を果たすのは、世界で最も有名な新人俳優ハリー・スタイルズ。共に、生きて故郷に帰ることを誓った若き兵士を演じていることも注目を集めている。また、徹底した秘密主義で知られるノーラン監督は、『ダンケルク』に影響を与えた11本の傑作映画を自らセレクトし、その理由とともにコメントを発表、話題を呼んでいる。「皆さんは戦争映画のセレクションを期待するかもしれません。しかし、私は『ダンケルク』を生き残り(撤退)の物語としてアプローチすることを選択しました。芝居がかった大仰な演出による映像で現実世界の戦闘を見せることの危険性がすぐにわかるはずです」と語っており、ノーランの並々ならぬ映画愛と究極の映画体験となる『ダンケルク』への揺るぎない自信が伝わってくる。キーワードは“緊迫感”と“映像表現”だ。デジタル化が進む映画業界だが、ノーランはフィルム上映にこだわり続けており、今回セレクトされた11本の映画は、現在でもフィルム上映を続けるロンドンのBFIサウスバンクで、35ミリまたは70ミリでフィルム上映される(現地時間7月1日~31日まで)。革新的作品で観客を熱狂させ続けてきたノーランが初の実話に挑み、圧倒的臨場感で観る者を“ダンケルク”の地へと誘う本作。ノーランがセレクトした11作品にも注目しておきたい。<クリストファー・ノーランセレクション>■人間性を問う、「戦争が人間性を奪う」という普遍的なメッセージと映画表現・『西部戦線異状なし』(1930年)ルイス・マイルストン監督アメリカ■タイムリミット・サスペンス&圧倒的な緊迫感→巧みな技巧により、観客を引き込む。・『恐怖の報酬』(1953年)アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督フランス・イタリア合作・『エイリアン』(1979年)リドリー・スコット監督アメリカ撮影はイギリスのシェパートン・スタジオ・『スピード』(1994年)ヤン・デ・ボン監督アメリカ・『アンストッパブル』(2010年)トニー・スコット監督アメリカ■映像で物語を伝える映画表現(映像言語術)・『グリード』(1924年)エリッヒ・フォン・シュトロハイム監督アメリカ映画サイレント・『サンライズ』(1927年)F・W・ムルナウ監督ドイツサイレント映画→2作品共に映像だけで物語を綴るサイレント映画だからこその映像表現・『ライアンの娘』(1970年)デヴィッド・リーン監督英国映画→寒々しい浜辺、打ち砕ける波など、まるで生きているかのような海の描写、絵の力でストーリー、心象を表現・『アルジェの戦い』(1966年)ジッロ・ポンテコルヴォ監督イタリア・アルジェリア合作→主人公に共感せずにはいられないドキュメンタリー・タッチのドラマ・『炎のランナー』(1981年)ヒュー・ハドソン監督英国映画→映画の語り口に変革をもたらした傑作・『海外特派員』(1940年)アルフレッド・ヒッチコック監督アメリカ映画→飛行機が海に墜落するシーンに注目。『ダンケルク』で参考にした。『ダンケルク』は9月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダンケルク 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017 Warner Bros. All Rights Reserved.
2017年06月29日“海に選ばれた”少女モアナの成長と冒険の物語を描き、興行収入50億円突破の大ヒットを記録したディズニー・アニメーション『モアナと伝説の海』MovieNEX発売を記念し、シネマカフェはアメリカ・バーバンクにある、ウォルト・ディズニーの歴史が詰まったディズニー・アニメーションのスタジオを現地取材!取材記事第1弾となるこちらでは、スタジオ・ツアーの模様をご紹介し、実際に現場に行って発見したスタジオの魅力や特色を現地の写真とともにお送りする。■レジェンド・プラザまず向かったのは、スタジオの入り口にある「レジェンド・プラザ」。こちらにはウォルト・ディズニーの銅像があるほか、ディズニー・アニメーションに関わった“レジェンドたち”の手形が柱に所狭しと掲げられている。写真には、アーティストのエルトン・ジョンの手形も。■ウォルト・ディズニー・スタジオ(本社)ウォルト・ディズニー・スタジオでは、『ダンボ』から『オリビアちゃんの大冒険』が作られた歴史ある場所。映画『ウォルト・ディズニーの約束』の撮影場所にも使われており、どこか見覚えのある方もいるのでは?広大な敷地を持つスタジオでは現在、アニメーションは作られていないものの、映画・ドラマの撮影や、試写会などが行われているスタジオのほか、約100年前から使われているカフェテリア、ディズニー・スタジオ全体に使われる貯水タンクなど驚きの設備まである。また、元々シルバーレイクにあった建物を現在の場所に移転し、1926年~40年まで脚本を書く場として使われていた「ハイペリオン・ロット」や当時アートスクールとして使用されていた場所が、現在のグッズなどが売られているスタジオ・ストアとしていまも残されている。ちなみにこのストアでは、ほかでは手に入らない『蒸気船ウィリー』のミッキーをモチーフにした限定グッズなどもあり、ファンにはたまらないものが取り揃えられている。当時のアニメーション制作現場は、セクションごとに場所が区切られ(ペイント室、アニメーション室など)、さらに上下のフロアで監督とスタッフとで分かれ作業が行われていた。現在は、ディズニー・アニメーションが生んだ技術革新にまつわるアートワークやスケッチなどが展示されている。例えば、当時ウォルトが制作に採用した“ストーリーボード”という、作品全体の流れを掴むための展開するコマを並べたものは、いまでは当たり前にある技術だが、これらは後にアルフレッド・ヒッチコック監督も制作に取り入れるなど、当時としては画期的な技術であった。■ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ続いて、『ノートルダムの鐘』から最新作『モアナと伝説の海』までの製作が行われており、現在のディズニー・アニメーションのインスピレーションやアイディア、CGテクノロジーなどのクリエイティビティが詰まったウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオに潜入!中に入ると早速『モアナと伝説の海』のアートギャラリーがずらりと並び、当日は本作のプロデューサー、オスナット・シューラー氏の解説とともに見て回った。まず、ディズニー・アニメーション作品の不変的なやり方として、アニメーションのキャラクターを作る際は、世界中のアニメーターからアイディアを募って、キャラのルックスを模索し、そこから性格付けをする。そのため、初期にはかなりのパターンのルックスが候補として挙げられていく。そして、それぞれの描いたキャラの特徴をパッチワークのようにして繋いでいき、最終的には、キャラクターアートディレクターが立体的なキャラクター像を完成させていく。この画はアート・ディレクターのジム・キム氏によるもの。表情豊かな作風が特徴で、本作のキャラクターのビジュアルづくりにも多く貢献した作品でもある。フランスで子どもの絵本を描くアネット・マーナット氏による作品。この画のボディの形や、髪の毛などがモアナのルックスの参考にされた。モアナが旅の途中に出会う伝説の英雄・マウイのキャラクターの初期のデザイン。スー・ニコル氏によるアイディアで、最終的にこの設定は映画に採用されなかったものの、タトゥーがマウイの体を飛び出し、武器のように操る様子が描かれている。半神半人であるマウイの巨大なフック。アニメーションを作る際、より立体的にイメージするために、実際に登場するものを3Dで作ることもあるそう。マウイはこのフックの力で様々な生き物に変身していく。ちなみにマウイのこの設定は、ポリネシアの神話に基づいたもの。『アナと雪の女王』にも携わったリサ・キーン氏によるアートワーク。色でキャラクターの表情を作り出し、海に生命感を与えたように感じさせる。ポストカードを並べて、全体的なカラースクリプトを表したもの。ディズニー・アニメーションにおいて、色の使い方は、表情やムード、気持ちを表すための需要な手段であるため、このようにして色の流れを確認するという。続いて、「レガシーホール」という、ジョン・ラセターが厳選したディズニー・アニメーションのアートワークが集った場所へ。ここでは、『白雪姫』から、最新作『モアナと伝説の海』までの作品の膨大なアートワークの中から厳選された1枚の画が飾られている。1930年当時に描かれた画も飾られ、さらには油絵のようなディズニー・アニメーション作品としては珍しいタッチのものもあり、それらを歴史を追うようにして見ることができる。「レジェンド・ホール」は、それぞれの作品ごとのブースが置かれ、さまざまなアニメーター・CGクリエイターによるアートワークが一挙に集った場所。キャラクターの初期のアイディア段階のアートワークなどもあり、本編では見ることのできないキャラたちのバラエティ豊かな姿が楽しめる。そしてスタジオ内にはほかに、スタッフの憩いの場として使われるカフェテリアや、ディズニーキャラたちのぬいぐるみがぎゅっと詰まったジョン・ラセターの部屋、また日本で大人気のゲームアプリ「ディズニー ツムツム」のゲーム機など、驚きのものまであった。今回のツアーでは、数多くのアートワークやスタジオ模様をご紹介。次回は、ディズニー・アニメーション作品のセル画や作品にまつわる資料が収蔵されている「ARL」(アニメーション・リソース・ライブラリー)の中身をご紹介!一般非公開のこちらで、作品にまつわる資料の活用法やそして、どのようにして保存されているかなどを取材した模様をお伝えする。『モアナと伝説の海』は6月28日(水)より先行デジタル配信開始、7月5日(水)よりMovieNEX発売。協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウォルト・ディズニーの約束 2014年3月21日より全国にて公開(C) 2013 Disney Enterprises, Inc.モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年06月15日ダニエル・ブリュールとヴォルフガング・ベッカー監督の『グッバイ、レーニン!』コンビが贈る最新作『僕とカミンスキーの旅』。本作で描かれるのは、盲目の美術家として、60年代ポップアート界でアンディ・ウォーホルらと並び時代の寵児となった伝説の画家マヌエル・カミンスキー。このほど、20世紀の美術史において、数多くの偉人たちと交流を持ったカミンスキーの人生をドキュメンタリータッチで振り返る、華やかな本編冒頭の映像と、“20 世紀の偉人”たちとの交流写真がシネマカフェに到着した。金と名声ほしさに芸術家の伝記を書こうと思い立った無名の美術評論家ゼバスティアン(ダニエル・ブリュール)は、スイスの山奥で隠遁生活を送る画家カミンスキーを訪ねる。ゼバスティアンは知られざる新事実を暴くため、年老いたカミンスキーを言葉巧みに自宅から誘い出し、若き日に愛した女性のもとへ連れて行こうとするが、トラブル続きの旅はいつしか奇妙な方角にねじれ、思いがけない終着点に向かっていく――。『グッバイ、レーニン!』監督&主演コンビが12年ぶりの再タッグで、盲目の天才画家と青年の奇想天外なロードムービーを描く本作。そのリアルな世界観や現代美術への痛烈な皮肉は、美術界の第一線で世界的に活躍する奈良美智氏、会田誠氏、森村泰昌氏などからも絶賛の声を受けている。そんな本作から今回到着したのは、巨匠カミンスキーの訃報を伝える各国のニュースの声から始まる、およそ5分もの冒頭映像。1920年代にポーランド人の母親とともにパリへ渡り、アンリ・マティスの弟子となり、パブロ・ピカソにも一目置かれたマヌエル・カミンスキー。1960年代にポップアート花盛りのニューヨークを訪れるや、“盲目の画家”としてメディアに祭り上げられ、時代の寵児に。ところが突然、表舞台から姿を眩まし、スイスでの隠遁生活に入ってしまう。“伝説の盲目の画家”カミンスキーとは、いったい何者なのか?映像では、カミンスキーと親交があった“20世紀の偉人”たちが数多く登場する。「ゲルニカ」など20世紀絵画に革命をもたらせたパブロ・ピカソ、フォービズムのリーダー的存在でありカミンスキーの師匠とされるアンリ・マティス、彫刻家で画家のアルベルト・ジャコメッティ、芸術家・詩人のジャン・コクトーなど、名だたる偉人たちを魅了した若き日のカミンスキーが前半では映し出される。60年代に入り、NYへ進出したカミンスキーは“盲目の画家”として脚光を浴び、ついにアメリカンポップアートで最も有名な巨匠アンディー・ウォーホルと並び評されるまでに。その交友は美術界を超え、「ザ・ビートルズ」やサスペンス映画の巨匠アルフレッド・ヒッチコック、モハメド・アリも。さらにウディ・アレンが出演するクイズショーに登場するカミンスキーの様子まで、ドキュメンタリータッチに、華やかに映し出していく。アート界の裏側や皮肉までをも描いた虚実入り交じる作品にふさわしい、巧妙で遊び心満載のオープニングは、公開に先駆けて行われたマスコミ試写会でも絶賛されたという。奇しくも、本作の公開近くには、「キリンラガービール アンディ・ウォーホルデザインパッケージ」が発売されるなど、ポップアートが熱いこの春。60年代、一世を風靡した伝説の画家マヌエル・カミンスキーに、この映像から迫ってみては?『僕とカミンスキーの旅』は4月29日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:僕とカミンスキーの旅 2017年4月29日よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開(C) 2015 X Filme Creative Pool GmbH / ED Productions Sprl / WDR / Arte / Potemkino / ARRI MEDIA
2017年04月28日オランピア ル タン(Olympia Le-Tan)は、2017-18年秋冬ウィメンズコレクションをフランス・パリで発表した。ヒッチコック映画とオランピア・ル・タン―今季の出発点は、デザイナーのオランピアがヒッチコックの作品『めまい』を観たことから。美しくパワフルで、しかし冷酷。その世界観に心を奪われた彼女は、改めてヒッチコック作品を見直すこととなる。『サイコ』『私は告白する』『レベッカ』彼の作品名は、アイコンであるブッグ型のクラッチバッグやニューバッグにデザインとして使用される。劇中に出てきた女優たちはシーズンヒロインとなり、映画の一コマを切り取ったかのような懐かしい雰囲気が現代へ。丸みの帯びた肩と胸、キュッと絞ったウエストライン。女性的な曲線を強調させたトップスには、ふわりと広がったフレアなスカートを合わせ、足元はストッキングでまとめた。ウエストを強調しないストンとしたシルエットのサックドレス風ワンピースも登場する。映画のエッセンスはモチーフでも落とし込まれる。ハサミ、車、シャワー、ナイフなどのアイコンがブラウスやコート、またベルトなどに顔を出している。胸元にはフェルトの花々を飾り、手袋に用いたカラフルなラテックスと、洋服に用いたテディベアのようなピンクのウールで質感の遊びを加えた。このコレクションはパリ市内のHotel Chopinで、いくつかの部屋を貸し切り発表された。ベッドの下にはまるで死体が転がっているかのように靴が脱ぎ捨ててあり、トランクに荷物を積め身支度を急ぐ姿をモデルが演じていたり。一つひとつの部屋で異なる世界観が表現され、まるで映画の世界に身を投じたような美しい体験が提供された。
2017年03月12日ナタリー・ポートマンが現在のハリウッド映画界について、「白人男性ばかり」と発言した。ナタリーはJ・F・ケネディ夫人だったジャクリーンを演じた『ジャッキー』の全米公開に合わせて、「New York Magazine」のウェブサイト「Vulture」のインタビューに応えて「お飾りみたいなものばかりで、素敵な女性の役がないから」と、ここ数年ハリウッドと距離を置いていた理由を語った。ナタリーはウィリアム・ワイルダー監督の『サンセット大通り』(50)やアルフレッド・ヒッチコック監督の『マーニー』(64)を例に挙げて、「彼らはときどき性差別的な発言もするけど、自分を持った女性のキャラクターを主人公にしていたわ。でも、いまの映画は白人男性ばかり。ごくたまに女性についての作品があるという感じよ」とハリウッドの実情について語る。次回作はアメリカ合衆国最高裁判事のルース・ベーダー・ギンズバーグの伝記映画『On the Basis of Sex』(原題)に主演するが、この作品にふさわしい女性監督が見つかるまで待ち続けたという。監督が誰なのかは今後発表予定だが、「いまのハリウッドにはびこるジェンダー差別の問題を考えると、そうしないわけにはいかないでしょう?」と、圧倒的に数の少ない女性監督の起用へのこだわりを見せた。(text:Yuki Tominaga)
2016年12月01日12月10日より公開される映画『ヒッチコック/トリュフォー』と、パスザバトン(PASS THE BATON)によるスペシャル企画が12月7日よりスタートする。『ヒッチコック/トリュフォー』は、フランソワ・トリュフォーが、敬愛する偉大な監督アルフレッド・ヒッチコックに熱望して実現した長時間に及ぶインタビューの貴重な音声テープをベースに制作された映画。インタビューの模様は書籍として世界中で出版され、“映画の教科書”として映画関係者始めとしたすべてのクリエイターたちのバイブルとして現在も読み継がれている。今回の映画では、当時のヒッチコックとトリュフォーの貴重な音声テープの他、ヒッチコックを慕うマーティン・スコセッシやデビッド・フィンチャー、黒沢清、ウェス・アンダーソン、リチャード・リンクレイターといった今日の映画界を牽引する10人のフィルムメーカーたちのインタビューも収録。いかにヒッチコックが偉大であり、なぜそこまで偉大と言われているのかを改めて知ることが出来る映画となっている。パスザバトンでは同作とのコラボレーション企画として、USEDのショッピングバッグの上から新たなデザインを加えた、すべて1点もののペイントオーバーバッグ(1,500円)を限定発売。映画館のチケット半券を見せると特別価格で購入出来る。また、購入者には「非売品プレスシート」もプレゼントされる。※なくなり次第終了
2016年11月28日フィルム・ソサエティ・オブ・リンカーン・センターが、優れた才能をもつ業界人に贈るチャップリン賞の来年の受賞者に、ロバート・デ・ニーロが決まった。デ・ニーロは44人目の受賞者となる。その他の情報昨年の受賞者はモーガン・フリーマン。それ以前には、アルフレッド・ヒッチコック、ビリー・ワイルダー、エリザベス・テイラー、メリル・ストリープなどが受賞している。授賞式は5月8日。来月のAFIフェストで世界プレミアされることになったデ・ニーロの次回作『The Comedian』は、オスカー狙い作と位置づけされており、期待が寄せられている。彼は最近、エクゼクティブ・プロデューサーと主演を兼任するHBOのテレビ向け映画『The Wizard of Lies』を撮り終えたところ。デ・ニーロは、金融詐欺で多くの人たちに被害を与えたバーナード・マドフを演じる。監督はバリー・レビンソン。放映予定は来年5月。文:猿渡由紀
2016年10月17日映画『ヒッチコック/トリュフォー』が2016年12月10日(土)より、新宿シネマカリテほかにて全国公開される。本作は今日の映画界を牽引する10人のフィルムメーカーたちのインタビューを交え、ヒッチコックの映画術を新鮮な視点で蘇らせるドキュメンタリー。始まりは一通の長い手紙。フランソワ・トリュフォーは、敬愛する偉大な監督アルフレッド・ヒッチコックに、インタビューをさせてほしいと手紙を綴った。この対談によって1冊の伝説の本「映画術 ヒッチコック/ト リュフォー」(山田宏一・蓮實重彦訳)が生まれることとなる。本書は世界中で出版され、“映画の教科書”として読み継がれている。その影響をうけたのが10人の名だたるフィルムメーカーたち。本作の中で、“ヒッチコックは映画の魔術師だ”と話すデビッド・フィンチャーやウェス・アンダーソン、マーティン・スコセッシ、そして『ダゲレオタイプの女』の公開が待たれる黒沢清らがインタビューで「映画術 ヒッチコック/ト リュフォー」について証言する。【作品詳細】『ヒッチコック/トリュフォー』公開日:2016年12月10日(土)監督:ケント・ジョーンズ脚本:ケント・ジョーンズ、セルジュ・トゥビアナ出演:マーティン・スコセッシ、デビッド・フィンチャー、アルノー・デプレシャン、黒沢清、ウェス・アンダーソン、ジェーム ズ・グレイ、オリヴィエ・アサイヤス、リチャード・リンクレイター、ピーター・ボグダノヴィッチ、ポール・シュレイダー提供:ギャガ、ロングライド配給:ロングライド協力:アンスティチュ・フランセ日本/フランス大使館2015年/アメリカ・フランス/英語、仏語、日本語/80分/ビス タ/カラー/5.1ch/原題:HITCHCOCK/TRUFFAUT/日本語字幕:山田宏一Photos by Philippe Halsman/Magnum Photos © COHEN MEDIA GROUP/ARTLINE FILMS/ARTE FRANCE 2015 ALL RIGHTS RESERVED.
2016年10月15日「クリミナル・マインド」のDr.スペンサー・リード役でおなじみ、マシュー・グレイ・ギュブラーのインタビューを前回に続いてお届け。後編では、演出にも携わる“監督マシュー”の視点で語っていただきます。シーズン5を皮切りに、1シーズン1~2話の割合でエピソード監督を務めているマシュー。「子どもの頃から一番なりたかったのが監督」というマシューだけに、リードを演じるのと同じくらい、演出を楽しんでいるようです。「『クリミナル・マインド』の監督って、すごくやりやすいんだ。僕が監督志望なのを知っているから、キャストたちも協力的。僕はキャストたちのことをよく知っているし、彼らも僕をよく知っているから演技について話し合うのも上手くいくんだ。それに、僕が監督をするときは最高の彼らをカメラに収めたいと思って臨んでいるから、なかなかの出来だと思うよ(笑)」。マシューがこれまで演出してきたエピソードの中で、最も気に入っているのはシーズン8第10話「人形遣い」だそう。拉致された人たちが人間マリオネットにされてしまう「人形遣い」は、奇怪でホラー色の強いエピソードでした。「脚本家たちは僕の好みを熟知しているから、奇妙でクレイジーな物語を振ってくるんだ。面白いけど失敗するかもしれないエピソードができたとき、“よし、マシューに監督させよう!”となるんだろうね(笑)。そもそも、僕たちキャストはいろいろな決定の場にかかわらせてもらっているし、脚本家たちともすごく仲がいい。こうして監督するようになる前から、プロデューサーや脚本家たちの一部だったとも言えるんじゃないかな」。「僕は物語を語りたい。俳優としても語れるけど、監督の場合はよりパーソナルな視点で語ることができるし、カメラを向ける側にいると居心地がいいんだ」とも話すマシュー。敬愛する監督は、大林宣彦をはじめ、アルフレッド・ヒッチコック、コーエン兄弟、ジョン・ウォーターズ、トッド・ソロンズ、デヴィッド・リンチ、ウェス・アンダーソン、ヴィンセント・ギャロなどなど、「全員の名前を挙げるのは無理!」というほどたくさんいるそう。ちなみに、やはりマシューが監督したシーズン8第20話「錬金術」は、大林監督が70年代に手掛けた『HOUSE ハウス』に影響を受けているとのことです。では、マシュー監督の目に、今いる日本はどう映っている?最後に聞いてみました。「日本と僕の住むアメリカでは、光(日の光)が違うと思う。だから、すべての色がちょっと違って見えるんだ。それがすごく印象的。今日みたいな雨空も美しいね(※インタビュー当日はあいにくの雨でした)。僕は雨も大好きなんだ」。「クリミナル・マインド11 FBI行動分析課」は9月6日(火)よりWOWOWプライムにて放送中(第1話無料放送)。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪 [海外TVドラマ](C) ABC Studios and CBS Studios, Inc.クリミナル・マインド/FBI特命捜査班レッドセル [海外TVドラマ]
2016年09月11日映画『ヒッチコック/トリュフォー』が2016年12月10日(土)より、新宿シネマカリテほかにて全国公開される。本作は今日の映画界を牽引する10人のフィルムメーカーたちのインタビューを交え、ヒッチコックの映画術を新鮮な視点で蘇らせるドキュメンタリー。メガホンを握ったのは、イギリス人映画監督のアルフレッド・ヒッチコック。“サスペンスの神”と称され、代表作に『サイコ』『鳥』などが挙げられる。サスペンスとくくられる中でも、ミステリーからロマンス、怪奇、心理劇、アクションまで、内容の多彩さが魅力だ。始まりは一通の長い手紙。フランソワ・トリュフォーは、敬愛する偉大な監督アルフレッド・ヒッチコックに、インタビューをさせてほしいと手紙を綴った。この対談によって1冊の伝説の本「映画術 ヒッチコック/ト リュフォー」(山田宏一・蓮實重彦訳)が生まれることとなる。当時のインタビューを行った貴重な音声テープと、現代を代表するフィルムメーカーたちのインタビューを交え、ヒッチコックの時代を超えた映画術を現代に蘇らせる。登場するのは、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のマーティン・スコセッシ、『ゴーン・ガール』のデビッド・フィンチャー、『クリーピー 偽りの隣人』の黒沢清、『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン、そして『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイターなど、今日の映画界を牽引する監督たち。劇中で、デビッド・フィンチャーは「ヒッチコックは、映画魔術天才だ。映画ばかりか、観客も演出する監督だ」と語っている。【作品詳細】『ヒッチコック/トリュフォー』公開日:2016年12月10日(土)新宿シネマカリテほかにて全国公開監督:ケント・ジョーンズ脚本:ケント・ジョーンズ、セルジュ・トゥビアナ出演:マーティン・スコセッシ、デビッド・フィンチャー、アル ノー・デプレシャン、黒沢清、ウェス・アンダーソン、ジェーム ズ・グレイ、オリヴィエ・アサイヤス、リチャード・リンクレイター、 ピーター・ボグダノヴィッチ、ポール・シュレイダー2015年/アメリカ・フランス/英語、仏語、日本語/80分/ビス タ/カラー/5.1ch/原題:HITCHCOCK/TRUFFAUTPhotos by Philippe Halsman/Magnum Photos© COHEN MEDIA GROUP/ARTLINE FILMS/ARTE FRANCE 2015 ALL RIGHTS RESERVED.
2016年08月25日マーティン・スコセッシ、ウェス・アンダーソン、黒沢清、デビッド・フィンチャーといった、現代を代表する10人の監督たちがヒッチコックの映画術について語るドキュメンタリー映画『ヒッチコック/トリュフォー』(原題:Hitchcock/Truffaut)が、12月10日(土)より日本公開されることが決まった。1962年、『大人は判ってくれない』などヌーベルバーグの旗手といわれたフランソワ・トリュフォーは、敬愛する偉大な監督アルフレッド・ヒッチコックにインタビューを熱望し、ヒッチコックがそれを快諾。国籍も、年齢も、キャリアも違う2人は意気投合、長時間のインタビューが実現し、そして1冊の伝説の本「Hitchcock/Truffaut」(「定本 映画術 ヒッチコック/トリュフォー」山田宏一・蓮實重彦訳)が生まれた。この本は世界中で出版され、“映画の教科書”として、映画関係者はじめ、すべてのクリエイターたちのバイブルとして現在も読み継がれている。本作は、当時のヒッチコックとトリュフォーの貴重なインタビューの音声テープと、ヒッチコックを慕う現代を代表するフィルムメイカーたちのインタビューで紡ぐドキュメンタリー。2015年カンヌ国際映画祭クラシック部門にて上映された。登場するのは、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のスコセッシ監督をはじめ、『ゴーン・ガール』のフィンチャー監督、『クリーピー 偽りの隣人』『ダゲレオタイプの女』の黒沢監督、『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン監督、『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督ら、今日の映画界を牽引する10人。「『サイコ』は、当時も今も偉大な映画だ。物語の話術(ストーリー・テリング)の傑作だと言える、いや、それ以上の作品だ」(マーティン・スコセッシ)、「ヒッチコックは、映画魔術の天才だ。映画ばかりか、観客も演出する監督だ」(デビッド・フィンチャー)、「彼は、映画的表現とは何かを刺激するんだ。誰も考えたことのないような発想だよ」(ウェス・アンダーソン)と、彼らが劇中で語るとおり、ヒッチコックの時代を超えた映画術を新鮮な視点で現代に蘇らせるドキュメンタリーとなっている。監督は、NY国際映画祭のディレクターを務めるケント・ジョーンズ。日本語字幕は、「定本 映画術 ヒッチコック/トリュフォー」の翻訳者でもある、映画評論家の山田宏一が務めている。『ヒッチコック/トリュフォー』は12月10日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月22日ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で見つけたクラシックなスタイルは、まるで映画のワンシーンのようなロマンティックな旅への憧れを抱かせる。1984年に米・ボストンで創業され、2011年に復活した老舗ブランド、マーク クロス(MARK CROSS)のアイコンバッグ「GRACE BOX」は、削ぎ落とされたスクエアのフォルムとクラシカルで伝統的なデザインが人気。「GRACE BOX」はアルフレッド・ヒッチコックの名作映画『裏窓(1954年 原題:Rear Window)』中で、グレース・ケリーが使ったマーク クロスのover night case(一泊旅行用のバッグ)にインスパイアされて、新しく製作されたモデルだ。劇中に登場したボックスタイプのover night caseは、モダンで上品なミニサイズに。今シーズンの「GRACE BOX」からチョイスしたのは、赤×黒×白の洗練されたコンビネーションのオールレザー(H9×W19×D14cm 33万2,000円)と、ラタン(籐)×レザー(H11×W22×D17cm 24万6,000円)。レザーはイタリア製高級サフィアーノレザーを使用しており滑らかな手触り。ラタンの部分はハンドメイドで編まれている。他、ドイツ発の帽子ブランド「シャ(SCHA)」スローハット(3万2,000円)と、スウェーデン発セレクトショップ 「トレビアン(Tres Bien)」のアイウェアブランド「サン バディーズ(SUN BUDDIES)」のサングラス(2万1,000円)、完全ハンドメイド生産のファブリックブランド「カディー&コー(KHADI & CO)」のストール(290x90cm 2万4,000円)は全てドーバー ストリート マーケット ギンザで取り扱い中。<問い合わせ先>ドーバー ストリート マーケット ギンザTEL:03-6228-5080
2015年06月20日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)がオススメする1冊を毎週紹介。■「Common Objects」ルイス・ボルツ(Lewis Baltz)アメリカの現代写真家ルイス・ボルツの作品と、ミケランジェロ・アントニオーニ、ジャン=リュック・ゴダール、アルフレッド・ヒッチコックのヨーロッパ映画。ルイス・ボルツの写真と彼に影響を与えた映画の世界を対比させることで、両者の関係性を見出すことができる。パリの「ル・バル(LE BAL)」での展覧会の開催に合わせて刊行されたこの写真集は、べースとなるルイス・ボルツの作品頁の間に、透明フィルムに印刷した映画スチールの頁を挟んだ凝った作りの本に仕上がっている。【書籍情報】「Common Objects」著者:ルイス・ボルツ出版社:Steidl言語:英語ハードカバー/112ページ/270×280mm発刊:2014年価格:6,830円
2014年11月22日ニコール・キッドマンがハリウッド女優からモナコ公国公妃に転身したグレース・ケリーを演じる映画『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』が公開になる。本作では実話を基に、ひとりの女性のドラマが描かれるが、監督を務めたオリヴィエ・ダアンは、ミステリー映画の巨匠アルフレッド・ヒッチコックに大きな影響を受けて製作したという。来日時に話を聞いた。その他の画像映画は、過酷な課税を強要し、承諾しない場合はモナコを自国領にすると発表したフランスを相手に、公妃のグレース・ケリーがモナコを救うために、“最後の切り札”を武器に、危機に挑む姿を描いたもの。ダアン監督は『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』で伝説のシャンソン歌手の半生を描いて高い評価を集めたが、「グレース・ケリーについては多くを知らなかった」という。「まず思ったのは、伝記映画ではなく、ひとりの女性のポートレイト(肖像)を描きたいということでした。また、この物語のポイントは、平凡な女性が公妃になったのではなく、女優がプリンセスになったことにあると思います。さらに作りながらヒッチコックのことを避けて通ることはできませんでした。彼もまた映画を通じて女性の肖像を描き続けてきた作家です」。ケリーはヒッチコックの『ダイヤルMを廻せ!』や『裏窓』でヒロインを演じ、公妃になった後も、ヒッチコックから女優復帰のラブコールを受けていた。「私はヒッチコック作品を通じて、女性像を描いてみたいと思ったのです。だからこの映画では、ヒッチコック映画の引用やオマージュが多くありますし、強い影響を受けています」。さらに監督は「この映画は“沈黙の言葉”に注目してほしい」と語る。「この映画は、登場人物が実際に声に出さないセリフで出来上がっている、と言っていいでしょう。グレースも夫のレーニエも思っていることをハッキリと言葉にしない人たちでした。大事なのは言葉の中身ではなくて、その言葉を発する人間の表情やたたずまいです。思い返せば、ヒッチコックの映画も、具体的な言葉や描写を使うことなく様々なことを表現しましたよね? だから、この映画もぜひセリフとセリフの“行間”を読みながら楽しんでほしいですね」。小国を救うために奔走するひとりの女性の姿を描いた本作は、誰もが知る名女優にしてプリンセスの“知られざる素顔”を覗き見て、解読するミステリーでもある。大きなスクリーンでじっくりと観賞し、ダアン監督が仕掛けた謎の数々を読み解いてほしい。『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』10月18日(土)TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー
2014年10月17日恋愛科学研究所所長で医療アナリストの荒牧佳代先生による映画コラム。生物学的観点や、女性ならではのクリエイティブな感性から、作品に込められたメッセージを解説していただきます。映画『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』は、「結婚する」とはこういうことを意味するのだ、といった点をしっかりと代弁してくださっている作品だと感じました。よく結婚して仕事をやめたら社会から孤立してしまうのではないか?と心配する女性の方がいらっしゃいますが、それは誤解です。「結婚する」とは、社会的契約を交わしたということです。子どもでもできれば、さらに地域や福祉、教育現場に身を置くことになり、ますます社会への関わりが深くなっていきます。両家のご両親や親族とのお付き合いも、代々受け継がれる人間社会に身を置くことを意味します。仕事をしている人だけが社会に密着するわけでもありません。グレースのように国の王妃ともなれば、人間社会も国と国とのつながりが絡まってきますので、社会性はもっと高まります。王妃などという国としての立場は通常では考えにくい立場ですが、一般の結婚での共働きなどの場合は、互いの立場があやふやで、かじ取りもどちらがとるか?などがはっきりしてないことも多く、互いにまだ独身気分で自己主張をして結婚したという実感が湧きづらくなったりします。そして、魅力レベルが似通っている者同士は主導権の奪い合いでケンカが絶えなくなります。グレースもストーリーの前半、愛する夫の生まれ育った国で、感じたことを発言したり良かれと思って行動を起こしたりしました。そのため、夫や周りの国民と考え方・意見が合わずぶつかるシーンがあります。グレースにとってそれらの発言や行動は、己の心に忠実であり、とても自然なこと。自分の言動が夫の政治活動に悪影響を及ぼすなんて、結婚当初はわからなかったのでしょう。結婚後のグレースは、日々の生活や夫への淡い期待が崩れ、女優への未練も残っています。結婚したこと自体に疑問を持ち、心揺れるシーンが何度も登場しました。そんな「ひとりの女としての幸せを考える自分」と、王妃としての立場から見た「自分だけではない、国王である夫や国民の幸せを考える自分」との間で葛藤する様は、独身から結婚へ意識がシフトできずにいる、多くの女性の共感を呼ぶのではないでしょうか。結婚して悩むくらいなら、結婚しないほうがましと思っている女性も多く見受けられます。ですが、結婚から意識を遠ざければ遠ざけるほど苦悩や問題は大きくなっていきます。心揺れているグレースは、最終的に夫や国を支える「覚悟」をします。その「覚悟」が歴史的に残るスピーチとして姿を現しました。現代は、家庭内での力配分も均等にすることを意識する夫婦が多いので、どちらかが相手を支えるという考え方は弱まり、互いに協力するという概念のほうが強まっています。でも、男女という性の視点から見つめた場合は、やはり女性が男性を支えるというスタンスが一番しっくりくるんですね。それは、どちらかがどちらかを支配するというのではなく、未来永劫不変(普遍)的な性別に沿った「役割分担」がはっきりとあるということなんです。女性は攻めや支配より「受け入れる」というのが性の特徴です。男性を受け入れるからには、男性の世界観をまるごと受け入れる「覚悟」が必要です。覚悟といってもそんなに難しいことではありません。もともと本能的に持っている心の器(包容力)をほんの少し大きくするだけでいいのです。女性の心の器は、経験で学べば大きく広げることができます。広げる力は恋ではなく“愛”の力です。そう簡単に壊れることはないでしょう。男性には本能的な包容力はもともとなく、意識的に自分のスキルとして女性を受け入れる心の器をつくらなければ、受け入れることはできません。また、繊細で脆いので場合によっては壊れてしまいます。ですから、男性は潜在的にも女性から受け入れられることを求め、女性の心の器にはまることを望んでいます。その男性の思いを受け入れることこそが、この上ない女性のフェロモンであり、癒しであり、母性です。母性は女性の心の器の源です。包容力は対人スキルとして重要なコミュニケーション能力のひとつです。包容力があるからこそ女性は恋愛にタフになれるのです。覚悟をした女性は強いです。愛する人のためなら何でもするし、できるのでしょう。グレースのように。あなたも「覚悟」を決めてみませんか?男性を受け入れる覚悟を決めれば、独身時代には見えなかった“愛”の世界が見えてくるかもしれません。【STORY】女優を引退しモナコ大公レーニエ3世(ティム・ロス)と結婚した公妃グレース(ニコール・キッドマン)は、アルフレッド・ヒッチコック監督からの新作オファーに心が揺れていた。そんな折、夫の推し進めていた政策が当時のフランス大統領シャルル・ド・ゴールを激怒させ、武力衝突に発展する可能性もある危機に直面。彼女はスクリーン復帰か、家族そして国家のために全てをささげるかの選択に直面し……。10月18日(土)TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー監督:オリヴィエ・ダアン出演:ニコール・キッドマン/ティム・ロス/フランク・ランジェラ/パス・ベガ原題:Grace of Monaco /2014年/フランス/カラー/103分/配給:ギャガ『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』(C)2014 STONE ANGELS SAS★オリジナルグッズプレゼント★『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』オリジナル一筆箋を3名様にプレゼントします!応募・詳細はこちらから♪※プレゼント応募にはcocoloni PROLOの会員登録が必要です。ご応募期限:11/4(火)荒牧佳代(あらまき かよ)恋愛科学研究所所長、恋愛科学カウンセラー。脳内ホルモンと個人の性格や行動を関連させたロジックでさまざまなテーマを分析する恋愛科学(行動科学)のプロフェッショナル。2013年、avex(エイベックス)×DocomoのBeeTV「声感☆ラブメッセージ」全12話監修。2014年、Yahoo女子向けニュースアプリ「ポストピ」にて業界通のタレントとして恋愛記事をチョイス!コメント付きでピックアップ中。「Yahoo、ツヴァイ、ブックビヨンド(学研)」3社の新メディアブランドプロジェクト【恋活サプリ】にて毎週金曜日コラム更新、当プロジェクトより電子書籍「モテに興味ある男、モテに興味ないフリする女」も出版。他、テレビ・ラジオ・ネットTVゲスト出演、Webサイトのコラム執筆、雑誌特集企画監修、恋愛&婚活セミナー講師、映画トークショーなど多方面で活躍中。ウェブサイト:恋愛科学研究所~LoveScience~Facebook:荒牧佳代Twitter:荒牧佳代@yumacute読めば恋愛の達人になれるかも?荒牧先生の「今日の恋愛科学プチコラム」
2014年10月16日