アレック・ボールドウィンとスコット・イーストウッドが、『Crown Vic』で共演することになった。インディーズのスリラーで、ふたりはロサンゼルス警察の警官を演じる。私生活でも大変な状況に遭遇しているふたりは、警官を殺して逃亡中の犯罪人を追いかけることになる。監督と脚本を兼任するのは、ジョエル・スーズ。撮影は来月ロサンゼルスで始まる。その他の情報ボールドウィンは最近、ウィル・スミス主演の『コンカッション(原題)』に出演。次回作は、ウォーレン・ベイティが監督を務めるタイトル未定のドラマや、ボクシング映画『Back in the Day』などが控えている。イーストウッドは昨年、恋愛映画『The Longest Ride』に主演。今年はアメコミ映画『スーサイド・スクワッド』やオリバー・ストーン監督のエドワード・スノーデン伝記映画『スノーデン(原題)』などが控える。文:猿渡由紀
2016年04月05日先月「ジャスティン・ビーバーと娘さんは付き合っているの?」という「TMZ.com」の直撃に答えたヘイリー・ボールドウィンの父スティーヴンは、「ジャスティンくんは若くて才能にあふれた男だ。でもうちの子とはただの友達。付き合っていない」と言っていたが…。アメリカでは年に一度のアメフト大会「スーパーボウル」が2月7日(現地時間)に行われた。これに関連したパーティーに参加するため、ジャスティン&ヘイリーが約1か月ぶりに一緒にいる姿が目撃された。パーティーでの2人の様子を関係者が「HollywoodLife.com」に語ったところによると、ジャスティンは片時もヘイリーから離れず、ヘイリーの背中に手を回し、時にはさすり、ほかの女の子に目もくれなかったという。「ジャスティンは自分のスマホに入っている画像か何かをヘイリーに見せていました。かなりラブラブでしたよ」。ところがこの数日前、ジャスティンはモデルのジェシカ・サーファティとレストランを後にする姿を激写され、さらに2人がダンスをする動画をファンに撮られている。このとき、ヘイリーはロスのジャスティンから遠く離れたニューヨークにいた。ジェシカは先月、ジョー・ジョナスとスキー旅行に行きキス写真を撮られ、交際中と報道されたばかりなのだが…。ジャスティンともこのようにイチャつき、「売名行為では?」という声も上がっている。女の子の“お友達”が多すぎるジャスティンと真剣に交際するのは苦労が絶えなさそうだ。(Hiromi Kaku)
2016年02月08日交際がうわさされているジャスティン・ビーバーとモデルのヘイリー・ボールドウィンだが、「ただの友達同士」とヘイリーの父親が話している。21歳のジャスティンと19歳のヘイリーは、年末年始のバカンスをカリブ海のセントバーツ島で過ごしていた。ジャスティンの家族も一緒の旅行だったが、インスタグラムにヘイリーとのキス写真を投稿、ヘイリーも2人の親密な様子の写真を投稿し、熱愛がうわさされるようになった。だが、ヘイリーの父親で『ユージュアル・サスペクツ』などで知られる俳優のスティーヴン・ボールドウィンはこのうわさを否定。ゴシップサイト「TMZ」にロサンゼルス国際空港で直撃取材されたスティーヴンは、愛娘とジャスティンの交際を許すかと聞かれると「もちろん」と答えたが、「でも、(2人は)ただの友達同士だよ。(恋人という)レッテルを張るようなものじゃない」と付け加えた。ジャスティンについて「ミスター・ビーバーは素晴らしい若者で、とても才能がある。前途洋々だ」と絶賛したスティーヴンだが、ジャスティンから交際の許可を求められたらどうするかと尋ねられると、「全然そんなんじゃないよ」と大爆笑した。(text:Yuki Tominaga)
2016年01月19日カナダ出身のポップス・R&Bシンガーのジャスティン・ビーバー(21)が、熱愛がうわさされていたヘイリー・ボールドウィン(18)とのキス写真をInstagramで公開した。大みそかに参加したサン・バルテルミ島でのリッキー・アキヴァ主催のパーティーでキスしていたところを目撃され、熱愛説に拍車がかかっていた2人。このほどジャスティンが、キャプションなしではあるものの情熱的なキスを交わしている2人の写真をInstagramで公開することで、交際を認めたと見られている。200人が参加したといわれる大みそかのパーティーの後には、ヘイリーもInstagramに、ジャスティンの背後から腕を回して首にキスしているモノクロ写真を公開しており、交際をほのめかしていた。そんな中、ヘイリーは昔の破天荒な行動を改めたジャスティンを称賛するコメントを先月していたばかりだった。「この1年、ジャスティンは人生の中でたくさんの大きな挑戦をしたわよ。彼は本当にいい人だし、そういう部分はみんなは知らないと思うの。ジャスティンは本当の自分がどういう人物なのかをみんなに知らせようとしているのよ」「ジャスティンは私が知っている中で、最も気をかけてくれて謙虚な人の1人よ」などと語っていた。2014年に逮捕されたり世間を騒がせていたジャスティンだったが、昨年は生まれ変わったと主張しており、前向きな状態を維持するために「神との関係」があると発言していた。(C)BANG Media International
2016年01月05日今、女性が最も嬉しい言葉のひとつが「品があるね」というもの。そこで、現代における“プリンセス”=セレブの子女に、女性の品格を学んでみましょう。なかでも今最も注目されているのが、リリー=ローズ。父は“ジャック・スパロウ”こと、ジョニー・デップ、母は“元祖フレンチ・ロリータ”こと、バネッサ・パラディ。セレブ事情に詳しい映画ライター山縣みどりさん曰く、「ほかのヤングセレブとは一線を画す、アンニュイな美貌&華奢な体つきで独特の存在感を放っています」。「映画『Mr.タスク』の続編では主演デビュー、来年にはナタリー・ポートマンと共演する映画『プラネタリウム』の公開も予定」(山縣さん)。恐るべき美少女の姿は今後ますます目にすることになりそう。リリー=ローズも含め、気になるセレブ2世たちをご紹介します。◇リリー=ローズジョニー・デップを父に、バネッサ・パラディを母に持つ最強の2世。このたび『シャネル』のアイウェアコレクションの広告に起用され話題沸騰中。さらに父と共演した映画『Mr.タスク』が日本上陸を果たし、知名度、注目度ともにアップ。続編の公開も待ち遠しい!◇カイア・ガーバーカイアはシンディ・クロフォードと元モデルにして実業家ランディ・ガーバーの娘。少女モデルとして事務所と契約していたが、「この7月にインディーズ映画『Sister Cites』(原題)で女優デビューも決定。大根とケナされたママの雪辱を果たせる!?」(山縣さん)。◇ディラン・ペンオスカー俳優、ショーン・ペンの娘で、母親も女優のロビン・ライトのディラン。モデルとして活躍中だが、ホラー映画『Condemned』(原題)の出演が決定している。ザック・エフロンに恋人を紹介するなど、ヤング・ハリウッドのフィクサー的存在になるかも。◇アイルランド・ボールドウィン「アイルランドはパパのアレック・ボールドウィンと大の仲良しで、母親キム・ベイシンガー演じるキャラの若かりし日を演じて女優デビュー済み」(山縣さん)。今年感情的トラウマ克服のため入院したリハビリ施設で新恋人に出会ったというニュースが伝えられた。◇エイバ・サンボラ父親はボン・ジョヴィのギタリスト、リッチー・サンボラ。リッチーは娘エヴァと一緒に過ごしたいとの理由で、’13年海外ツアーを離脱してニュースになったほどの娘思い?!12歳でモデルデビューを果たしており、現在は17 歳。ママは女優のヘザー・ロックリア。※『anan』2015年9月2日号より。文・鳥澤 光写真提供・アフロ(AP、Visual Agency、Splash、Startraks、Abaca)
2015年08月26日トム・クルーズ演じる伝説のスパイ、イーサン・ハント率いるIMFのメンバーとして、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のホークアイとしても知られるジェレミー・レナーが、前作に引き続き登場する『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』。いよいよ8月7日(金)に迫った本作の日本公開を前に、ジェレミーの撮影オフショットや本編映像を交えた特別映像とビジュアルが、シネマカフェに到着した。先週末、全米を始め世界各国で公開された『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作となる本作は、世界33か国で初登場No.1を獲得、内32か国でシリーズ最高のオープニング、27か国でトム史上最高のオープニング記録をたたき出すなど、早くも話題沸騰。シリーズを通じて主人公のイーサン・ハントを演じてきたトムは、毎回、信じられないようなアクションをノースタントでこなし、観客を驚かせてきたが、謎のスパイ組織“シンジケート”に立ち向かう本作でも、手に汗握る生身のアクションは顕在だ。ただ、これまで幾多のピンチを乗り越え、数々の不可能なミッションを可能にしてきたトム演じるイーサンの活躍の陰には、極秘諜報機関IMFの強いチームワークがあったことも大きい。そのIMFのメンバーの一人、ブラント役を演じているのが、ジェレミーだ。ブラントは、IMFの切れ者分析官で、前作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で初登場。『アベンジャーズ』シリーズでもおなじみのジェレミーだが、本作では交渉担当として手腕を発揮している。到着した映像では、ジェレミー演じるブラントの見せ場シーンのほか、同じくIMFチームでベンジーを演じるサイモン・ペッグと談笑するオフショットもあり、サイモンが「レナーとの仕事は楽しい。彼はいい奴さ」と笑顔で明かしているように、公私にわたるチームワークの良さを感じ取ることができる。また、本作では、トム演じるイーサンが今回の敵となる“シンジケート”の暗躍を阻止すべく動く一方で、IMFを諸悪の根源と非難したCIA長官(アレック・ボールドウィン)からは、IMF解体を宣言されてしまう。CIAとの交渉の矢面に立ち、チームを守ろうと奮闘するブラントは、非常に重要な役どころだ。トムも「今回、IMFはプレッシャーを受けて崩壊しそうになる。そんな状況の中でのジェレミーとサイモン、そして(ルーサー役の)ヴィング(・レイムス)との関係がすごくいいんだ」と語っているだけに、イーサンのみならず、シリーズを通して培ってきたチームの絆も、より強力になっているようだ。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は8月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 2015年8月7日(金)より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年08月06日本年度の映画賞レースにおいて、アカデミー賞を始めとする「主演女優賞」を圧勝ともいえる形で獲得したジュリアン・ムーア。その受賞作となる、若年性アルツハイマーに冒された言語学者を演じた『アリスのままで』が、いよいよ6月27日(土)より公開される。オスカーを手にしたジュリアンを見届けるような形で、ALS(筋委縮性側索硬化症)のためこの世を去った本作のリチャード・グラッツァー監督について、また、少しずつ“自分自身”が失われていくアリスという女性に向き合ったことについて、ジュリアンがシネマカフェにたっぷりと語ってくれた。ニューヨーク・コロンビア大学の言語学教授のアリスは、50歳の誕生日を迎え、まさに人生の充実期を迎えていた。だが、ちょっとした物忘れが何度も重なり、ジョギング中に自宅への帰り道が分からなくなった彼女は、やがて若年性アルツハイマー病と診断される。不安に駆られ、「人生を捧げてきたことが何もかも消える」と夫ジョン(アレック・ボールドウィン)に感情をぶつけるアリス。もし仮に、自身がアリスと同じ病気だったとしたら、どんなふうに向き合っていだろうか。また、愛する家族にはどう伝えていただろうか。そう尋ねてみると、「ああ、分からないわ…。それは悲惨なことよね」と、一瞬、ジュリアンも言葉を詰まらせる。「もし、それが自分の人生に起きたら、自分の性格だったら、どう反応するかというレンズで、物事を見ることは困難なこと。人によって、物事をどう扱うかは違ってくる。これが正しいやり方、悪いやり方、と決まっていることじゃない」と語る彼女は、実際に多くの若年性アルツハイマーの女性たちを訪ね、それぞれの経験を分かち合い、役作りに臨んだ。「私が会った(この病気の)女性たちから学んだことは、本人、そして家族たちがこの病気と付き合っていくその強さと能力よ」と、彼女は言う。「アルツハイマーになったら、もうおしまい、って人々は思いがち。でも実際は、この病気と長期間、向かい合っていかなくてはならないわけよ。だから、アルツハイマーの人々はこの病気とどう共に生きていくか、それを学んでいかなくてはならないの。どうやって順応していくか、なのよ。それは本人、そして家族にとっての課題。それは簡単にできることではないわ」と語り、自身の家族にも思いを馳せた様子だ。本作では、アリスの病気が進行していくにつれ、日ごろは疎遠だった自由気ままに生きる次女リディア(クリステン・スチュアート)が、もっとも近くで寄り添う存在となっている。「(アリスにとって)夫は人生のパートナーだった。知的な面でも、家族生活のパートナーでもあった人。ところが結局、最後のほうではこの境遇に対処できなくなってしまう。彼のことは責められない。彼もまたどれほど苦しんでいることか、分かるから。そして、頼りにならないと思っていた娘が、結局は最後までしっかり面倒をみられる人物となる。映画は、違う見解をも提示しているの。物事は正しい、誤っていると決めつけるものではないと言いたいのではないかしら」。これまでも、渡辺謙主演の『明日の記憶』、韓国映画の『私の頭の中の消しゴム』など、若年性アルツハイマーに関する映画は作られてきたが、あくまでもアリス目線から描かれた本作は、ひと味違う。それがもっとも顕著に表れているのが、アリスが認知症の会議で1人の“患者”としてスピーチをするシーン。やもすると、同情や涙を誘う演出になりがちだが、本作はそうではない。アリスは言語学者としての威厳とプライドを保ちながら、同時に患者としての切なる思いを込めた“ありのまま”のスピーチを披露する。「まさに、『アリスのままで』だったわね」と、ジュリアンも言う。当初は「リチャード・グラッツァーとウォッシュ・ウェストモアランドと一緒に打ち合わせをしていたとき、私はそのスピーチのシーンがしっくりきていないと感じたの。それで彼らが書き直した。そして、3回目の修正版を読んだとき、まさに完璧だって感じたわ。それはリチャードが書いたものだった。リチャードは自分自身が体験していること全てをそのスピーチに注ぎ込んだのよ」。「そして、彼女(アリス)は言うのよ。これが自分である、これが自分の対処していることで自分が気にしていることだ、って。そんな全てがあのスピーチに詰め込まれたの。彼女にとって、雄弁に話すことは困難なことだった。あるときには同じことを繰り返して喋ってしまう。それでも、彼女は自分の思いを伝えることができたの。だからこそ、感動的なスピーチになったのだと思う」とジュリアン。アカデミー賞授賞式でも語ったように、「(アルツハイマーなどで)悩んでいる人たちは、孤立しがちなの。1人ぼっちだって感じてしまう。でも、彼らは1人ぼっちではない、って言いたいわ。同じ問題を抱えている人たちはほかにも多くいるのよ。そんな人たちに、この映画は安心や自信を与えることができると願っている。彼らがどんな思いをしているのかを目にすることで、理解を広めることができると思うの」と、本作の持つ“意義”に期待を込める。そんな本作を共に創りあげた監督の1人、故リチャード・グラッツァーとの思い出を尋ねると、「彼について話すと長くなるわ」とジュリアン。「私が一番思い出すのは、彼がいかにワンダフルな存在であったか、ってことね」と語る。彼女が顔合わせをしたときには、すでに監督は声を失っていたという。それでも、「興味深かったのは、私が彼と会った瞬間から彼とコミュニケーションをとることに全く問題が生じなかった、ということよ。生き生きしていて、存在感があって、あふれる情熱があったから」「しっかり彼が抱く全てのアイデアを表現できたし、iPodにタイプしながらメカニカル音声で明確に伝えて、私にしょっちゅうメールしてきた。クレイジーともいうべきユーモアのセンスがあって、ちっともセンチメンタルじゃなかったわ」。監督は撮影中、「(いまが)人生で健康状態がもっとも下降している時期であり、同時にクリエイティブの面でもっとも満足のいく時期」と、ジュリアンに明かしたことがあるという。監督が、しだいに身体の自由を奪われていく自分自身と、記憶や認知能力を失っていく主人公アリスとを重ね合わせるように創りあげた作品だからこそ、「私がその成果の一部になれたことは、本当に素晴らしいことだった」とジュリアンも言う。本作でジュリアンは、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞ほか各賞を総ナメ。これら主要映画賞と、カンヌ(『マップ・トゥ・ザ・スターズ』)、ベルリン(『めぐりあう時間たち』)、ヴェネチア(『エデンより彼方へ』)の世界3大映画祭の「主演女優賞」を制覇した史上初の女優となった。「まあ、そんな。本当に?世界3大映画祭の『主演女優賞』を制覇した史上初の女優はほかにもいるけれど、私は史上初のアメリカ人女優なのかもしれないわね。ラッキー、としか言いようがないわ(笑)。とてもとてもラッキーよ。驚異的な光栄だわ。いろいろ違う時期に、いろんな映画をやってこられたことも光栄だった」。「本当にクレイジーとしか、言いようがないわ!」とジュリアンはその喜びをあふれさせながらも、「でもね、働けたことに感謝している。私は自分の仕事を愛しているから。いまでも仕事できることに刺激を感じて興奮するのよ」と語る。「ある役者から先日、聞かれたわ。『そろそろ、もう辞めたいって感じない?』ってね(笑)。私は『ノー』って答えたわ。『感じないわ。この仕事が好きなのよ』ってね」と、最後に笑顔を見せるジュリアン。役そのものに真摯に向き合い、女優という仕事を愛してやまない彼女は、これからもさらなる高みへと走り続けていくことだろう。『アリスのままで』は6月27日(土)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アリスのままで 2015年6月27日より 新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開(C) 2014 BSM Studio. All Rights Reserved.www.alice-movie.com
2015年06月25日トム・クルーズが主演する超人気シリーズの最新作『ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション』から、日本だけに特別許可された最新予告映像が解禁!地上約1,500m、上昇する飛行機での前人未踏アクションが話題を呼んだばかりのトムが、今度は驚愕の潜水アクションシーンに挑戦。さらに、<サムライ・ギタリスト>のMIYAVIによるテーマソングもお披露目されていることが分かった。『ミッション:インポッシブル』は、これまで製作された過去4作品の全世界興収が約22億ドル(約2,640億円)を超える、空前の大ヒットシリーズ。その最新作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は、トム主演の『アウトロー』(監督・脚本)、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(脚本)でタッグを組んできたクリストファー・マッカリーがメガホンを取る。本作では、地上約1,524m、時速400kmの軍用飛行機にしがみつき空中で繰り広げられる前人未到のアクションが早くも話題を呼んでいるが、今回新たに分かったのは、トム自身による驚愕の潜水アクション。この潜水シーンは、トム演じるイーサン・ハント率いるIMFの敵で、謎の無国籍スパイ組織「シンジケート」を潰すための重要な作戦の1つ。トムは撮影のために数週間もかけ、プロの水中パフォーマンストレーナーから呼吸トレーニングを学んだという。それだけあって、本シーンについては、「ずいぶん前から、クリストファー・マッカリー監督とともにスリル満点の潜水シーンをノーカットで撮影したいと考えていたから、とても面白かったよ。6分から6分半の間、息を止めてトレーニングをしたけど、とてもハードだった」とふり返っている。映像ではそのほかにも、トム自身による軍用飛行機での超絶アクションはもちろん、モロッコでの迫力あるバイクチェイス、壮絶なカーアクションなどが次々と発生。ベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)、ウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)らお馴染みのメンバーも登場し、IMF解体を叫ぶCIA長官(アレック・ボールドウィン)の姿も。また、美しいイエローのドレスをまとった謎の美女イルサ(レベッカ・ファーガソン)のウィーン・オペラハウスでのアクションも、見せ場の1つとなっている。さらに注目すべきは、この最新予告編はトムが日本だけに特別に許可したものであること。世界を舞台に活躍し、アンジェリーナ・ジョリー監督作『UNBROKEN』(原題)でも話題を呼んだ<サムライ・ギタリスト>MIYAVIが手がける「Mission: Impossible Theme」が使用されている。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は8月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月18日第87回アカデミー賞主演女優賞に輝いたジュリアン・ムーア主演作『アリスのままで』の予告編映像が公開になった。若くして記憶を失ってしまうアルツハイマー病だと宣告された主人公と家族の絆を描いた感動作だ。『アリスのままで』予告編本作の主人公アリスは、言語学者として活動しており、学生からも愛され、仕事や研究にも情熱を注ぎ、家族からも愛されている。しかし、ある日、彼女はひんぱんに物忘れをするようになり、診察を受けた結果、若年性アルツハイマーだと宣告されてしまう。数分前のことを忘れ、置いたカギの場所を忘れ、やがて家族の名前や自分のことさえも忘れていくアリスと、彼女の病気をきっかけに変化していく家族の姿、愛情、絆が丁寧に描き出されていく感動作だ。主演のジュリアン・ムーアはこれまでも数々の名演で映画ファンから信頼を集めてきたが、本作でついにアカデミー主演女優賞を受賞。ほかにもアレック・ボールドウィンや、クリステン・スチュワート、ケイト・ボスワースらが出演している。このほど公開された予告編では、記憶を失い、思い出を失っても“かけがえのない瞬間”を生きるアリスと、彼女を囲む家族のドラマが描かれており、本作が“難病ドラマ”ではなく、誰もが共感し、感動できる“人間ドラマ”であることが伺える内容になっている。『アリスのままで』6月27日(土) 新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー
2015年05月16日先日、ALS(筋萎縮性側索硬化症)によってこの世を去ったリチャード・グラッツァーが監督を務め、ジュリアン・ムーアをアカデミー賞「主演女優賞」まで導いた『アリスのままで』。このほど、その本予告映像が解禁となり、日本のファンに向けたジュリアンのコメントも到着した。50歳のアリス(ジュリアン・ムーア)は、高名な言語学者として敬われ、ニューヨークのコロンビア大学の教授として学生から絶大な人気を集めていた。家庭でも夫のジョン(アレック・ボールドウィン)から変わらぬ愛情を注がれ、長女・アナ(ケイト・ボスワース)と医学院生である長男・トム(ハンター・バリッシュ)にも不満はない。唯一の心配といえば、ロサンゼルスで女優を目指す次女・リディア(クリステン・スチュアート)のことだ。まさに人生の充実期を迎えていたアリスだが、物忘れが頻繁に起こるようになり、あるとき若年性アルツハイマー病であると宣告されてしまう…。特報に続き公開された本予告映像では、アリスの心情や家族の動揺までより踏み込んで描かれている。アリス本人も病気に向き合うが、さらに家族の動揺と苦悩が垣間見え、クリステン・スチュアートが演じる次女が母に寄り添う姿に胸を打たれる。またアリスも、彼女が娘であることが分からなくなっても、尊厳を守ろうとする姿は涙なしでは見られない。映像の終盤にアリスが「苦しんではいません。闘っているのです。かけがえのない瞬間を私は生きています」と語るシーンには、たとえ病に冒されても、いまを必死に生きる強い想いが込められている。予告映像だけでも胸が苦しくなる迫真の演技は、各賞を総なめにしたジュリアンの真骨頂だ。今回は、その胸に響く演技を魅せてくれたジュリアンから、日本のファンに向けてコメントが届いた。「私は日本が大好きなの。とても美しくて、アーティスティックで、素晴らしい日本を心から愛しています。『アリスのままで』を観てくれる方々に対して、“ありがとう”と言いたいわ」。誰の身にも起こり得る病に向き合ったアリスの姿は、これからの生き方を見つめ直す機会をくれる、人生の中の大切な作品となりそうだ。『アリスのままで』は6月27日(土)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月16日トム・クルーズが主演を務める人気シリーズ『ミッション:インポッシブル』の第5弾が8月7日(金)に日本公開されることが決定した。『ミッション:インポッシブル』シリーズでは、変装の名人にして圧倒的な身体能力と作戦遂行能力を誇るエージェント、イーサン・ハント(クルーズ)らが毎作、それぞれの得意分野を活かしながら“不可能”としか思えない難題に挑んできた。最新作は『アウトロー』でもクルーズとタッグを組んだクリストファー・マッカリーが監督を務め、『アイアンマン3』のドリュー・ピアースとテレビゲーム業界出身のウィル・ステープルがマッカリー監督と共に脚本を手がける。また、前作『…ゴースト・プロトコル』に続いてサイモン・ペッグ、ジェレミー・レナーが出演。新たにアレック・ボールドウィンとスウェーデン出身のレベッカ・ファーガソンが加わる。振り返れば、『ミッション:インポッシブル』は同じ主人公、設定、世界観を用いているが毎作、監督を変え、新たな課題に挑んできた。ブライアン・デ・パルマがメガホンをとった1作目では物語の冒頭でチームが全滅するという衝撃的な展開で幕を開け、冷戦構造崩壊以降のスパイ劇がミステリアスなタッチで描かれた。ジョン・ウー監督が手がけた2作目では、前作と異なり、アクロバティックなアクションが全面に押し出される一方で、イーサンの特技“変装”が物語で重要な役割を果たした。そして、ヒットメイカーJ.J.エイブラムスが監督を務めた3作目ではシリーズの醍醐味でもある“チーム行動”が復活。主人公イーサン・ハントの私生活をプロットの中心に置く大胆な展開が話題を呼んだ。そして前作はピクサーなどで活躍してきたブラッド・バードが監督に就任。“もし、イーサンが自分でチームメンバーを選ぶことができないとしたら?”という設定を導入してシリーズ最難のミッションが描かれた。そして、ノンクレジットで『…ゴースト・プロトコル』の脚本も執筆したマッカリー監督が手がける第5作目は、ロンドンやウィーン、モロッコなどで撮影が行われている。クルーズが地上5000フィート(1524メートル)の高さを飛ぶ軍用飛行機にロープ1本ではりついたまま撮影に挑む姿が非公式に報道されたが、物語の詳細はいまだに不明だ。作品の正式なタイトルは? イーサンたちのミッションの内容は? トム・クルーズはどんな危険なスタントに挑んでいるのか? 夏の公開までに次々と新情報が明らかになっていく予定だ。『ミッション:インポッシブル』最新作8月7日(金)公開(C)2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved. TM, (R)& Copyright (C)2013 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年03月05日トム・クルーズ主演の人気シリーズ『ミッション:インポッシブル』の最新作が遂に8月7日(金)に日本公開することが分かった。過去4作品までパラマウント映画で製作され、全世界興収が約21億ドル(約2,520億円)を超える空前の大ヒットを記録した本シリーズ。前作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(’11)は全世界6億9,400万ドル(約832.8億)をたたき出し、トム自身最大のヒット作となった。これまで、トム演じるスパイ組織「IMF」の超敏腕エージェント、イーサン・ハントは、シリーズを重ねるごとにレベルが高くなる不可能なミッションに挑んできた。その第5弾となる本作の全貌は明かされていないものの、すでにロンドン、ウィーン、モロッコで撮影し、地上5,000フィート(1,524m)の高さを飛ぶ軍用飛行機に安全ロープ1本ではりつく(!)という、常軌を逸したトム本人による体当たりアクションが非公式に報道されている。監督は『ユージュアル・サスペクツ』でアカデミー賞「脚本賞」を受賞し、トム主演『アウトロー』では監督・脚本を手掛けたクリストファー・マッカリー。マッカリーと共に大人気アクション『アイアンマン3』『パシフィック・リム』のドリュー・ピアース、テレビゲーム業界出身という経歴を持つウィル・ステープルの3人の偉才が脚本を務める。共演には、3作目からのお馴染みベンジー・ダン役にサイモン・ペッグ、前作初登場のウィリアム・ブラント役にジェレミー・レナー。新たなCIAのボスにアレック・ボールドウィンが加わる。本作の新たなヒロインとなる、スウェーデン出身の新進気鋭のレベッカ・ファーガソンにも注目だ。毎回トム自身がこなすアクションは、公開前から世界中を夢中にさせている。“不可能を可能にする男”がこの夏、どのようなミッションに挑んでいくのか、続報が楽しみだ。『ミッション:インポッシブル』最新作<第5弾>は、8月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月05日米BOX OFFICE MOJOは2月27日~3月1日の全米週末興業成績を発表した。ウィル・スミス主演のクライムサスペンス映画『フォーカス』が初登場首位。『フィリップ、きみを愛してる!』『ラブ・アゲイン』のグレン・フィカーラ&ジョン・レクアが監督・脚本を務める。ウィル・スミス演じるプロ詐欺師集団を束ねる超・天才詐欺師ニッキーが、美人詐欺師ジェスと出会い恋に落ちてしまったことで人生の計画が狂い、翻弄されていく物語。ジェス役は、マーティン・スコセッシ監督の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で脚光を浴び、ハリウッドの次世代セクシーシンボルとして注目を集めるオーストラリア出身女優のマーゴット・ロビーが演じている。2位『Kingsman: The Secret Service(原題)』、3位『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!』は前週と変わらず。公開2週連続でトップに立った『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は、3週目にして4位に急降下した。5位に初登場の『The Lazarus Effect(原題)』は、『二郎は鮨の夢を見る』のデヴィッド・ゲルブ監督による最新作。前作とは打って代わり、死者を医学の力で甦らせる禁断の実験が引き起こした恐怖を描くサスペンス・ホラー作品だ。その他前週11位から9位にランクアップした『アリスのままで』が公開6週目で初のトップ10入り。若年性アルツハイマーの女性が記憶を喪失していく日々を綴った全米ベストセラー小説『静かなるアリス』をジュリアン・ムーア主演で映画化。自身もALS(筋委縮性側索硬化症)と闘病しているリチャード・グラッツァーが監督としてメガホンを取り、主人公を支える夫役を『ブルージャスミン』のアレック・ボールドウィンが演じている。ムーアは今作でアカデミー主演女優賞に輝き、悲願のオスカーを手にした。
2015年03月02日『アリスのままで』(6月27日公開)で若年性アルツハイマーと宣告された言語学者役を熱演し、本年度アカデミー賞「主演女優賞」を見事受賞したジュリアン・ ムーア。このほど、本作の初の映像となる特報と、メインビジュアルが解禁となった。50歳の誕生日を迎えたばかり、言語学者としてニューヨークのコロンビア大学で教鞭を執るアリス(ジュリアン・ムーア)。高名な医師である夫ジョン(アレック・ボールドウィン)は変わらぬ愛情にあふれ、幸せな結婚をした長女のアナ(ケイト・ボスワース)と医学院生の長男トム(ハンター・パリッシュ)には何の不満もない。唯一の心配は、誕生日にも顔を見せない、ロスで女優を目指す次女のリディア(クリステン・スチュワート)。だが、そんなアリスは、頻繁に物忘れを起こし、ジョギングの途中で道に迷うようになり、診察を受けた結果、若年性アルツハイマー病を宣告される…。これまで「主演」「助演」併せて4度もアカデミー賞にノミネートされながらも涙をのんでいたジュリアンだが、本作での圧倒的な演技で、批評家からの絶賛と多大な支持を受けてゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞ほか前哨戦も席巻、先日、満を持してついに念願のオスカー女優の称号を手に入れた。ジュリアンは、昨年『マップ・トゥ・ザ・スターズ』でカンヌ国際映画祭の「女優賞」も受賞しており、ベルリン国際映画祭(『めぐりあう時間たち』)、ヴェネチア国際映画祭(『エデンより彼方へ』)と併せ、これで主要映画賞&世界3大映画祭の「主演女優賞」を制覇した史上初の女優となった。喜びのオスカーの受賞スピーチで、ジュリアンは、「この映画を通じてアルツハイマー病に光を当てることができて、とてもうれしいです。この病気を患う多くの人たちが孤独感を感じ、取り残されていると感じています。そしてこの映画によって素晴らしいことが伝えられました。それは、あなたは1人ではないということを示せたということです。アルツハイマーの人たちのことを知り、早く治療できる方法が見つかればと考えています」とコメント。同じ病いを抱える人たちを勇気づけながら、さらに家族とともに本作での共演者にも感謝の言葉を述べていた。先立って、ジュリアンは「クリステンとの共演は素晴らしかった。彼女のことが大好きです!ウマが合う人と合わない人っているじゃないですか。プロだから、どちらでもきちんと付き合いますが、ウマが合う人との仕事は、ボーナスです。仕事がとてもやりやすくなるんです!」と、次女役のクリステンを絶賛。また、夫役のアレック・ボールドウィンは「私が推薦しました」という。『30 ROCK/サーティー・ロック』での共演以来、コメディの企画に彼を誘っていたが、シリアスもので大役ではないにもかかわらず、本作の脚本を送ると「すぐに『OK』の回答が来た」そうで、気心知れた“夫婦”であったことも明かしている。『アリスのままで』は6月27日(土)は新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月02日ハリウッド随一の演技派女優ながら、アカデミー賞では無冠だったジュリアン・ムーア。これまで、本年度ゴールデン・グローブ賞<ドラマ部門>、全米映画俳優組合賞、女性映画批評家協会賞、英国アカデミー賞など18冠を獲得し、自身5度目のノミネートで念願のオスカーが確実視されている主演作『アリスのままで』の日本公開が、6月27日(土)に決定。場面写真とともに、若年性アルツハイマーを発症した女性という難役に挑んだジュリアンからコメントが到着した。50歳の誕生日を迎えたアリス(ジュリアン・ムーア)は、まさに人生の充実期を迎えていた。高名な言語学者としてニューヨークのコロンビア大学で教鞭を執り、医師である夫ジョン(アレック・ボールドウィン)は変わらぬ愛情にあふれ、幸せな結婚をした長女のアナ(ケイト・ボスワース)と医学院生の長男トム(ハンター・パリッシュ)には何の不満もない。唯一の心配は、誕生日にも顔を見せない、ロスで女優を目指す次女のリディア(クリステン・スチュワート)だけ。だが、そんなアリスは、頻繁に物忘れを起こし、ジョギングの途中で道に迷うようになり、診察を受けた結果、若年性アルツハイマー病と宣告される。その日から、彼女の避けられない運命との闘いが始まった…。デヴィッド・クローネンバーグ監督の『マップ・トゥ・ザ・スターズ』でカンヌを席巻し、本作の演技で賞レースを総ナメにしているジュリアンを取り囲む家族には、『ブルージャスミン』のアレック・ボールドウィン。長女アナには『スーパーマン リターンズ』のケイト・ボスワース。また、エリート一家の “異分子”ともいえる次女リディアを演じた『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートは、反発していた母親と初めて向き合い、彼女の尊厳を守ろうとする娘を好演する。原作は、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーランキングに40週間にもわたってランクインし、世界各国で25の言語に翻訳されたリサ・ジェノヴァの「アリスのままで」。監督はリチャード・グラッツァーとウォッシュ・ウェストモアランド。自身もALS(筋委縮性側索硬化症)と闘病中のグラッツァーは、誰のせいでもない苦しみと、その中にもなお喜びを見出そうとするアリスの心境を細やかに表現し、物語にリアリティを持たせている。ジュリアンは、本作について「発症した本人の目線で主にストーリーが展開していくユニークな作品。アリス自身の経験を描くので、かなりいろいろとリサーチをしました」とその役作りを語る。「アルツハイマー協会の代表や、医者、研究者を始め、アルツハイマー病と診断されたばかりの40代や50代の女性とも話しました。ケア施設にも行きました。すべての段階の人の話を聞きたかったんです」。「劇中、娘のリディア(クリステン)がアリスに『どんな感じか教えて?』というシーンがありますが、アリスの答えのセリフは、そうした実際の患者から聞いた言葉を使っています」と語り、自身で見聞きした経験をアリスの姿に見事に昇華させていったことを明かした。最後には自分の名前すら思い出せなくなっても、瞬間、瞬間を精いっぱい生きることの尊さ、そして家族の絆を伝えてくれる深い感動の物語。本作でジュリアンが初受賞となるか、注目していて。『アリスのままで』は6月27日(土)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月21日中国の女優チャン・ジンチューが、『ミッション・インポッシブル』5作目に出演することがわかった。ジンチューはすでにイギリスのロケ現場で撮影に入っているらしい。ジンチューの役柄は明らかになっていないが、ストーリー上で重要なキャラクターだという。ジンチューは、2007年のブレット・ラトナー監督作『ラッシュアワー3』でハリウッド映画デビューを果たしている。『ミッション・インポッシブル5(仮題)』は、トム・クルーズと何度もコラボレーションをしているクリストファー・マッカリーが監督。前作に出演したジェレミー・レナー、サイモン・ペッグも再登場し、アレック・ボールドウィン、『ヘラクレス』のレベッカ・ファーガソン、『裏切りのサーカス』のサイモン・マクバーニーが新たに加わる。北米公開は来年12月25日の予定。文:猿渡由紀
2014年10月07日トム・クランシーの人気小説を映画化した“ジャック・ライアン”シリーズの“始まり”を描く『エージェント:ライアン』が2月15日(土)から全国公開される。これまで様々な俳優が演じてきたライアンは新作でどんな脅威に立ち向かうのか? シリーズ過去作も手がけたプロデューサー、メイス・ニューフェルドに国際電話で話を聞いた。その他の写真本シリーズはこれまで4作品が製作され、アレック・ボールドウィン、ハリソン・フォード、ベン・アフレックがライアンを演じてきたが、最新作では『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のクリス・パインがライアンを演じ、ウォール街で働く若いアナリストのライアンがCIAのエージェントに抜擢され、情報分析能力を武器に巨大な陰謀に立ち向かう姿を描く。ライアンは毎作、世界の危機に立ち向かうが決して“スーパーマン”ではない。しかし、ニューフェルドはそれこそが彼の魅力だという。「ジャック・ライアンは隣に住んでいてほしいような人だと思います。良い友達の要素を持っていて、とっても知的な人物です。もし隣に彼が住んでいて、もし自分の家が火事になってしまい2階から子供を投げたとしたら、彼は絶対キャッチしてくれる。そうゆう頼もしい人物だと思います」。本作ではそんなライアンをクリス・パインが演じている。新生した『スター・トレック』シリーズでも主演を務めているが、彼のキャスティングは「あっさり決まった」そうだ。「とっても魅力のある、若い、そしてキレイな青い目の俳優だと思いました。同時にものすごく素晴らしい俳優だったので脚本が完成する前に彼にオファーをして、契約したのです」。さらに劇中ではケヴィン・コスナー演じるハーパーがライアンを導く。「20年前にケヴィン・コスナーに『レッド・オクトーバーを追え!』でジャック・ライアンの役をオファーしたことがあるんです。その時は西部劇をやっているのでと断って来ましたが、とても正しい選択だったと思います。『ダンス・ウィズ・ウルブズ』で彼はアカデミー賞を取りましたからね。この映画のハーパーとライアンは先生と弟子の様な関係だと思います」。冷戦が続いていた時代に我々の前に姿を現したライアンはいくつかの作品に登場してきたが、本作では新世代のテロに立ち向かう。今度の敵は爆薬でも銃でもなく“情報”を使って世界に脅威を与えようとする。「情報の技術は飛躍的に進化していますから、本作で描かれる経済テロというものが全員理解でき、ライアンに共感できるんです。ここに描かれていることは、いろんな国で実際に起きている事態だと思います」。時代が変わり、政治情勢が変わり、演じる俳優が変わっても、繰り返しスクリーンに登場する“隣人でいてほしい男”ジャック・ライアン。本作はすでに世界13か国でNo.1ヒットを記録しており、改めてジャック・ライアンの人気の根強さが証明されている。『エージェント:ライアン』2月14日(金)先行公開・15日(土)全国公開
2014年01月28日先日、劇場公開となった最強のロック・ミュージカル『ロック・オブ・エイジズ』。カリスマ・ロック歌手という役で初のミュージカルでまたも観客を魅了するトム・クルーズを始め、新星ディエゴ・ボネータやジュリアン・ハフなど、若手からベテランまで個性的なメンバーが見事なコラボレートを成し遂げた本作だが、この錚々たるキャストを集めえた人物こそが、監督のアダム・シャンクマンである。連載でお届けしてきた『ロック・オブ・エイジズ』インタビュー最終回に登場してくれたシャンクマン監督が、そのキャスティングにまつわる興味深いエピソードの数々を聞かせてくれた。熱狂的な人気を博しているブロードウェイ・ミュージカルを原作に、オリジナルのミュージカルにはない「ガンズ・アンド・ローゼズ」や「デフ・レパード」など80’sロック音楽をも取り入れることを可能にしたシャンクマン監督は、そのワケを「彼ら(ミュージシャン当人)はこの作品で何か面白いことが起きていると思ったんだ」と話す。「舞台はその時代をかなり魅力的に描いている。そして、それがちょっと馬鹿げているという事実をうまく利用している。そして僕はそういったことを全く馬鹿にしないことに決めていた。僕はストーリーをそのまま語りたかったんだ。僕はこの作品を、舞台を馬鹿にしたようなものにしたくなかった。なぜならそうじゃないからね。それは見事に機能していたよ」。そして「トム・クルーズが魅力的だったというのがあったね」と言う監督。一見、ロック歌手役とはかけ離れたイメージをもつトムが本作に出演するきっかけとは?「彼とはアダム・サンドラーの娘の最初の誕生日パーティーで会った。彼は娘のスリを連れて来ていた。彼は自分の家では『ヘアスプレー』(シャンクマン監督作)がいつもかかっていると言ったよ。それはスリのお気に入りで、彼も何度も観ているって。彼は僕にとてもナイスだった。僕の方は“オーマイゴッド、あなたはトム・クルーズじゃないですか”って感じでね。僕はそのとき子供用の小さな椅子に座っていたんだけど、立ち上がったらその椅子がくっついたままになってね(笑)。彼は笑って、『いつか一緒にミュージカルをやるかもね』って言ったよ。僕は『そんなことは絶対に起きないね』って思ったよ。でもそれからこの映画の話が出てきた。僕はすぐに思ったよ。『もし世界で一番ビッグな映画スターのひとりを捕まえて、世界で一番ビッグなロックスターを演じてもらったら、完璧な相互作用となるぞ!』ってね。なぜなら、その人ならこの役を理解できると分かっていたからね。それで再び会ったクリスマス・パーティで、彼に向かって『僕らが一緒にやれるミュージカルがある』って説明したんだ。彼は考えてから『ありえない』って言ったよ。彼は自分がやったことのない何かをやるチャンスにどう反応していいか分からないといった感じだった。49歳になろうとしていた頃に、突然ロックスターを演じるという話が来て、彼はどう反応していいか分からなかったんだと思う。興奮しながらもね」。トムの“スター”の役づくりにおいては、現場での彼自身のアイディアから生まれたものもあった。それは、トム扮するステイシーのお供のサル、ヘイ・メンだ。「僕は(トムに)『どうやってそれを思いついたの?』って聞いたら、マイケル・ジャクソンやバブルスについて話したんだ。僕が『マイケル・ジャクソンにはバブルス・ザ・チンパンジーという親友がいたね』って言ったら、トムが『友だちが欲しい』となって、モンキーが足されることになったんだ。ヘイ・メンと名付けたのはトムだと思う。でも僕らはノドジロオマキザルを使えなかった。『ハングオーバー!!』のせいでね。それでヒヒにしないといけなかったんだよ」。トム然り、ほぼ全ての主要キャストが監督からのオファーで決定していったが、その中でただ一人、主役の無名俳優、ディエゴ・ボネータだけは何千人ものオーディションから選び抜かれたという。「彼のオーディションはパーフェクトだった。それは『ヘアスプレー』でニッキー・ブロンスキーを見たのと同じようだった。見た後、止まってしまった。全てのオーディション・プロセスが基本的に止まったんだ。そしてニュー・ラインに行って、『見つけたよ。彼の名前はディエゴ・ボネータだ』って言ったら、『何言ってるの?誰?ノーだね。僕らはザック・エフロンが欲しい』ってなってね。僕は『ノーだ。ザックは僕のためにこういった役をやってくれた。でも僕は新鮮な人が欲しい。それはディエゴ・ボネータだ!』って言ったんだ。彼らは『オーケー。それにはある程度の証拠が必要だ』ってなってね。だから、彼には6回オーディションに来てもらうことになったんだ」。異色のキャストと言えば、ホットなキスシーンも披露する英コメディアンのラッセル・ブランドと大御所アレック・ボールドウィンのキャスティングも気になるところ。2人はこの役にどう臨んだのだろうか?「アレックとは何年も友だちで、この役をやってもらいたいと言ったんだ。そしたら、アレックはこの作品に興味を持っていて、電話をかけてきた。彼はどんなキャラクターかも知らなかったけど、この作品に関わりたかったんだ。それで僕は『あなたはロックのナイトクラブを経営していて、音楽が大好きで、60年代からラリっていて、そこで止まってしまっている男の役だよ。彼はあまりに長い間ずっとラリっていて、自分がゲイだったことに気づかないんだ』って言ったんだ。そしたら彼は『僕はこの映画に夢中だ!』ってなってね。それでおしまいだよ。ラッセルには、『君にはアレック・ボールドウィンの相棒で、彼の愛人になる役をやってもらいたい』って言ったら、彼も『僕はこの作品に夢中だ!』ってなったよ。だから話し合うことはほとんどなかったね」。実は本作、たったの5週間という短い期間で準備をしたと明かすシャンクマン監督。その中でも過密を極めたのは大女優、キャサリン・ゼタ・ジョーンズとの撮影。ミュージカルにはない新しい役として、監督は彼女の存在は本作の時代背景にリアリティをもたらすのに不可欠だったという。「僕がそのキャラクターを作ったんだ。なぜならクラブやロックンロール全般、ステイシー・ジャックス、そういったこと全てを止めさせるのにもっとリアルで感情的な危機感をあおる悪役が欲しかったからね。本当にそういったことがその時代に起きていたし。その時代のドキュメンタリーを見たら、こういった母親たちがいつも反対していたんだ。それらは“サタンの音楽”と呼ばれてね。それはとてもリアルなことだった。ティッパー・ゴア(元米国副大統領アル・ゴア夫人)が上院に行って、検閲しようとしたんだ。アルバムにステッカーを貼ってね。そしてその歴史がミッシェル・バックマン(大統領選挙の共和党候補)なんだ。僕らが映画を準備しているとき、忌々しいコマーシャルが流れていたんだ。僕は『なんてこった。いま映画で何をやるべきか分かっている』ってなって、それでキャサリン・ゼタに電話したんだ。彼女は脚本を読まず、僕が何も言う前に『ダーリン、ぜひやりたいわ。いつ始めるの?』って言ったよ。それはとてもクールだったね」。最後に、シャンクマン監督はキャスティングについて笑顔で語った。「『どうやってこのキャストを集めたの?』って言われるけど、ある意味簡単だったんだ。そう言うのはちょっと気が引けるけど。『ヘアスプレー』が僕に多くの資産をもたらしてくれたんだ。この世界での信用をね。この世界に感謝するよ。役者たちも気に入っていた。誰もが自分たちが思っていた通りの世界にいると感じていたからね。たぶん、それは僕の頭の中にミュージカルがあるからなんだ。僕にとってはそうするのはとても簡単なことなんだ」。『ロック・オブ・エイジス』連続インタビュー■vol.1:メアリー・J・ブライジ■vol.2:マリン・アッカーマン■vol.3:ジュリアン・ハフ&ディエゴ・ボネータ■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年09月28日『キック・アス』での爆発的なブレイクをきっかけに話題作へ引っ張りだこのイット・ガール、クロエ・グレース・モレッツの初の単独主演作が日本にも上陸!『オズの魔法使い』、『ペーパー・ムーン』、そして『テルマ&ルイーズ』…と、映画史に残る名だたる女性主導型ロードムービーの系譜に加わる、ファンタジックでスリリングな青春ロードムービー『HICK−ルリ13歳の旅』が11月24日(土)より公開されることが決定した。原作は、アメリカの女流作家アンドレア・ポーテスのベストセラー小説。クロエが演じるのは、アメリカ中西部の荒廃した農村地帯に住む13歳、ルリ。ある日、母も父も続けて蒸発し、一人取り残されてしまった彼女は退屈な退屈な田舎暮らしから抜け出し、憧れのラスベガスに旅に出ることを決意!道中で様々なトラブルや厳しい現実に直面し、傷つきながらも、瑞々しく成長を遂げていくさまが描かれる。タイトルの「HICK」とは、「田舎者、うぶな人、カモ」などを意味する言葉。13歳にして両親の蒸発により居場所を無くし、鬱屈とした生活から逃げ出し新たな天地を目指すルリのことを指している。『キック・アス』以来、『モールス』、『ヒューゴの不思議な発明』、『ダーク・シャドウ』と、飛躍的な成長を見せてきたクロエは本作ではさらに逞しく、少女から大人への階段を駆け上がっていくが、この写真に写るクロエはどこか思いつめたような表情。その表情の裏にある思いとは…。そして、クロエの横に佇むのは、「ゴシップガール」のセリーナ役でおなじみのセクシー女優ブレイク・ライブリー。これまでの清楚なイメージとは一変、タバコをくわえワイルドな色気を見せる。ブレイクが演じるのは道中、ルリを車に乗せてあげる、どこかワケありの女性・グレンダ。2人は旅を通して絆を深めていくのだが、彼女たちの前に立ちはだかるのが、流れ者の青年・エディ。実はグレンダに会う前に彼の車をヒッチハイクしたルリだったが、まさかの再会を果たし、身の危険を感じる羽目に…。甘いフェイスの裏に凶暴な本性を隠すエディを演じるのは、『マリリン7日間の恋』、『レ・ミゼラブル』と話題作への出演が続くイギリスの注目株、エディ・レッドメイン。これまでにないバイオレンスシーンにも挑戦している。ほかにもジュリエット・ルイス、アレック・ボールドウィンらワイルドな豪華キャストが結集し、一人の少女の旅を一層華やかに盛り上げる。クロエのまた新たなる魅力を再発見できそうな本作。『HICK-ルリ13歳の旅』は11月24日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。■関連作品:HICK-ルリ13歳の旅 2012年11月24日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© 2011 BY HICK PICTURE COMPANY LLC.All Rights Reserved.
2012年08月11日ケネス・ブラナー監督、クリス・パイン主演で製作される“ジャック・ライアン”シリーズの新作映画に、ケビン・コスナーが出演することになりそうだ。ほかにもコスナーは、リュック・ベッソンからもオファーを受けており、来年夏には“スーパーマン”の新作映画『マン・オブ・スティール(原題)』に出演する。キャリアのピークを越えて久しいケビン・コスナーだが、今年はテレビのミニシリーズ『Hatfields & McCoys』がサプライズヒットし、再び注目を集めた。同番組は今年のエミー賞に22部門でノミネートされている。ケネス・ブラナー監督で新しくよみがえる“ジャック・ライアン”シリーズで、コスナーが演じることになりそうなのは、ライアン(クリス・パイン)の指導者的人物。過去作には登場していない新しいキャラクターだそうだ。ジャック・ライアンは過去にハリソン・フォード、アレック・ボールドウィン、ベン・アフレックらが演じてきた人気キャラクター。原作はトム・クランシーの小説で、映画が作られるのは2002年の『トータル・フィアーズ』以来のこと。一方、リュック・ベッソンがオファーしているのは『Three Days to Kill』というタイトルのアクション・スリラー。コスナーの役は、死を目前にしている殺し屋で、最後の仕事を引き受けながら、娘との関係を修復しようとしている男らしい。ベッソンは、本作ではプロデュースにとどまり、監督はしないらしく、監督は未定。マックGが興味を示しているらしい。来年夏公開の『マン・オブ・スティール(原題)』での役は、クラーク・ケントの父親役。この作品はすでに撮影を終えている。文:猿渡由紀
2012年08月08日先週末の結婚式の直後、ツイッターを閉鎖したアレック・ボールドウィン。だが今週水曜日には、またツイートを再開した。彼は昨年末にもツイッターのアカウントを閉鎖したが、すぐに別のアカウントをオープンしている。アレック・ボールドウィンのツイッター好きは有名。感情の起伏が激しいことで知られる彼は、歯に衣を着せずにツイートしまくることが受けて、93万人が彼をフォローしている。しかし、先週末、ヨガ・インストラクターのヒラリア・トーマスと再婚した彼は、日曜日に結婚式の写真をアップしたかと思うと、月曜日には「これまで楽しかったよ」のメッセージを残してツイッターのアカウントを閉鎖した。結婚を機に、いろいろと自分の人生を見直した上での決断かとも思われたが、火曜日には別のアカウントからさっそくツイートを再開。独立記念日の祝日にあたる水曜日には、ビーチでリラックスする自分の足の写真をツイート。また、ひとり娘のアイルランドに向けて、「メディアはウソばかり言うわけじゃないが、かなりウソをつくよ。それは学ばないとね」とツイートした。ボールドウィンは昨年12月、アメリカン航空の機内で客席乗務員の指示に従わず、飛行機が動き始めてからもスマホを利用し続け、飛行機を降ろされるはめになった。その直後、アメリカン航空に対する批判をツイートしたあげく、一時アカウントを閉鎖している。文:猿渡由紀
2012年07月06日トム・クルーズ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズらが出演するミュージカル映画『ロック・オブ・エイジズ』のワールドプレミアが現地時間8日にロサンゼルスで行われ、クルーズ、ゼタ=ジョーンズをはじめ、ジュリアン・ハフ、アレック・ボールドウィンら出演者とアダム・シャンクマン監督が登壇した。予告編本作は1980年代のハリウッドを舞台に、一度は頂点を極めるも夢を失い落ちぶれかけたロックスターや、成功を夢見て奔走する若者たちの姿を、数々のロックナンバーを交えて描いた作品。クルーズは、ロックスターのステイシー・ジャックスを演じ、劇中で本格的な音楽パフォーマンスを披露している。いつも丁寧なファンサービスをすることで知られるクルーズは、当日も60メートルにもおよぶブラックカーペットをゆっくりと歩きながら、ファンにサインしたり、撮影のリクエストに応じた。また、クルーズは「コンニチハ。みなさん、お元気ですか?この映画の公開のために日本に行けたらいいなと思うよ。まだわからないけど。日本の方がこの映画を楽しんでくれるとうれしいです」とコメント。彼のパフォーマンスは本物のミュージシャンたちも魅了したようで、英国の人気バンド、デフ・レパードのドラム、リック・アレンと、ギターのフィル・コリンは、「彼は、歌うことにすごく時間を費やして努力し、勉強したから、実際に僕たちが集まって演奏した時、彼は、映画の中のすべての曲を自分で歌ったんだよ。トム・クルーズには出来ることがわかっていた。他にいろんなことをやっているからね。ビルから飛び降りたり、違うキャラクターを演じたりね。そして、実際出来たんだ。パーフェクトだったよ」と言い、「アドバイスする必要はなかったよ。彼の方がアドバイスをしてくれたよ。高いビルから飛び降りる時には、セイフティー・ストラップをつけているのを確認するようにね」とジョークを飛ばし、笑顔を見せた。また、ミュージカル映画『シカゴ』でオスカーを受賞した経験をもつゼタ=ジョーンズは「アダム・シャンクマン監督がやってくれって言ってきて、私は、脚本も読まずに『やるわ』って言ったの。なぜって彼のことが大好きだからよ!それに、またミュージカルをやるのは楽しいと思ったからよ」と振り返り、「彼は素晴らしい役者よ。彼はすべてを役のために捧げて演じるの」と共演したクルーズを絶賛した。『ロック・オブ・エイジズ』9月21日(金)全国ロードショー
2012年06月11日ケヴィン・コスナーが、俳優のスティーヴン・ボールドウィンとの法廷闘争について「くだらない」ものであり「頭に来る」が、闘うことは止めるつもりはないと語った。ボールドウィンは、コスナーが彼を騙して先進技術投資の配当を放棄させたと主張、400万ドルを要求している。コスナーは1995年に2,000万ドル以上の私財をつぎ込んで、原油と海水を分離するシステムの権利をアメリカ政府から購入。「オーシャン・セラピー・ソリューション」(OTS)と名付けて、15年間技術開発を行ってきた。2010年4月に起きたメキシコ湾におけるBP社の深海油田流出事故の際、このシステムが効果ありと判断され、BP社は32台のリース契約を交わしたが、OTSに投資していたボールドウィンはこの契約直前に、権利を売却するようコスナーに説得されたと主張している。裁判は今夏に行われる予定だが、コスナーはボールドウィンと徹底的に闘う決意だという。コスナーは「The Hollywood Reporter」誌に、「くだらない裁判だと思っている。だが、何があっても止めるつもりはない。いまでも世界中のどこかで油の流出事故は起きている。私は20年前から科学的な解決法を知っていたのに、石油会社はまかせてくれなかった。2,000万ドルの私財、今度はボールドウィンの訴訟。もう本当に頭に来るよ」と語った。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:マン・オブ・スティール (原題) 2013年夏、全国にて公開© Warner Bros. Ent. All Rights Reserved■関連記事:幸せMAXの東貴博が“縁結びの神”に!優木まおみ「ご利益ありそう」ヒゲ面に薄汚れたエプロンのスーパーマン画像が到着!アラスカの秘密基地の撮影か?新スーパーマンのビジュアルがお披露目!73年の歴史を変える立体的コスチュームに
2012年05月30日80年代を代表するロックナンバーで構成され、絶大な人気を誇るブロードウェイ・ミュージカルの待望の映画化作品『ロック・オブ・エイジズ』が来年9月に日本公開されることが決定!このほど、本作で伝説のロック・スターを熱演するトム・クルーズの写真がお披露目となった。2006年にロサンゼルスで初上演され、トニー賞に作品賞を含む5部門にノミネートされるという偉業を達成、現在もブロードウェイで公演され、さらに日本でも西川貴教、島谷ひとみ主演で上演されたばかりの人気ミュージカルを完全映画化した本作。1980年代、成功を夢見る若者たちが集う“サンセット・ストリップ”を舞台に、女優を目指し田舎から出てきたシェリーとロック・スターを夢見る都会育ちの青年・ドリューの青春とロマンスを、「デフ・レパード」や「ホワイトスネイク」などの80年代の胸躍るヒット・ナンバーに乗せて描き出す。ポール・ジアマッティを始め、キャサリン・ゼタ=ジョーンズや“R&Bの女王”メアリー・J・ブライジ、アレック・ボールドウィンなど豪華なキャスト陣が数多く登場する本作。その中でもひときわ異彩を放っているのが、今回熱唱する姿がお披露目となった“世界最強のロックの神様”ステイシー役のトム。流れる長髪と、惚れ惚れするような肉体美からも、ただ者ではないオーラを漂わせている。主人公はあくまでジュリアン・ハフ扮する夢に賭ける少女だが、本作に賭けるトムの熱の入れようは凄まじい。伝説のロックバンド「ガンズ・アンド・ローゼズ」のボーカル、アクセル・ローズの歌唱力指導の下、1日5時間、週5日のボーカル・トレーニングをこなし、万全の体制で撮影に挑んだとのこと。本番の出来栄えは、撮影現場を見学にきた本物のロックスターが舌を巻くほどだったそう。写真からもうかがえるように、本作のトムはこれまでに見たことないほど“ワイルド”!現在ヒット公開中の『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で演じるクールなイーサン・ハントとは違ったトムの一面が見れそうだ。『ロック・オブ・エイジズ』は2012年9月、全国にて公開。■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月、全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 2011年12月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】ダニエル・クレイグ、歴代ボンド超えを目指す?被災地支援、出産、離婚までセレブたちの2011年をふり返り【ハリウッドより愛をこめて】2012年の注目大作は、トム様VSレオ様?トム・クルーズ、ドイツで米軍の負傷兵たちにひと足早いクリスマス・プレゼントを進呈トムに負けない!『ミッション:インポッシブル』女たちの壮絶バトル映像が到着
2011年12月28日2012年もすぐそこ、もう来年に向けて準備してるなんて、年々時間が経つのが早くなってきた気がするのは私だけでしょうか…?今年も様々な映画が私たちを楽しませてくれましたが、来る2012年もまた新たなムービー・イヤーになりそうですよ。今回はその中でも特に時間をかけて製作されている注目の映画2本をご紹介します。まず1本目は、トム・クルーズ主演の映画、と言っても『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』ではありません、彼が長い間トレーニングを積んできたミュージカル『The Rock of Ages』(原題)です。2006年に製作され2009年にブロードウェイでヒットしたミュージカルを原作にしている本作には、トムを筆頭にアレック・ボールドウィン、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、メアリー・J・ブライジといった錚々たるハリウッド・スター、さらにリメイク版『フットルース』でヒロインを務めた若手注目女優、ジュリアン・ハフが出演。80年代半ば、田舎町からやってきた少女と若き青年がロサンゼルスで夢を追いかけていく姿を描いています。何と言っても見どころは“ロックンロール”の世界で、トムは誰もが憧れるカリスマ的ロックスター、ステイシー・ジャックスを演じています。また、ミュージカルはジャーニーにボン・ジョヴィ、スティクス、パット・ベネター、ポイズン、ツイスター・シスター、アジアなどなど、80年代の名曲の数々をフィーチャーしています。トムはというと、ロックスターを演じるにあたり、歌とダンスを猛特訓。実際の“ロックスター”のステージで訓練するために、友人のミュージシャンのステージに実際に上がっては一緒に数曲を歌うほどの念の入れようでした。物語は至ってシンプルで、ハリウッドでの成功を夢見てカンザスからロサンゼルスに上京してきた女の子が、そこで飛びぬけた存在のロッカーと出会ったことをきっかけにセックス、ドラッグ、ロックンロールの世界に巻き込まれていく姿を描きます。そしてやがて、(麻薬常用者やホームレスなどが多く集まる)ロサンゼルスのサンセット大通りの“浄化”と“健全な生活”を推進するドイツ人開発業者の手により、彼女たちの生活と住む場所は脅かされていきます。先日、本作の予告編がインターネット上で公開されたばかりですが、とても面白そうな内容でした。トムも見事にスーパー・ロックスターに成りきっていて素晴らしかったです!個人的にはこの映画、大ヒットするのではと思いますが、どうでしょう?全米では、2012年6月1日から劇場公開されます。さて、もう1本ご紹介したいのが、長い間待望されていた不朽の名作映画であり傑作小説のリメイク『The Great Gatsby』(原題)です。こちらもレオナルド・ディカプリオ、キャリー・マリガン、トビー・マグワイアというハリウッドきってのドリームチームを結成しています。監督は『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマンで、レオとは『ロミオ+ジュリエット』以来16年ぶりの再タッグとなります。レオはここ数か月、ニュージーランドとオーストラリアで本作の撮影に明け暮れていました(そして、撮影オフ時には数人の現地のブロンド美女と楽しんでいたよう)。とにかく映画用に作られた本作のセットは見事で、キャストもそれに負けず良いコンビネーションを見せているようです。こちらのセットの写真が先日インターネットで公開されていましたが、その美しいこと!知らない方のために補足すると、原作「グレート・ギャツビー」はアメリカの作家F・スコット・フィッツジェラルドが執筆し1925年に発行された小説で、第一次世界大戦後の1922年の春秋を舞台にしています。この名作は過去6回にもわたって、キャストを変えてリメイクされてきました。最初の映画化は1926年に製作されたサイレント映画ですが、最も有名なのは1974年製作のフランシス・フォード・コッポラ脚本、ミア・ファロー(デイジー・ブキャナン役)&ロバート・レッドフォード(ジェイ・ギャツビー役)競演の『華麗なるギャツビー』でしょう。今回の映画化では、レオがギャツビー役に、キャリーがデイジー役に、そしてトビーがニック・キャラウェイ役に扮します。2012年注目のこの2本、あなたは楽しみですか?(text:Lisle Wilkerson)© Newscom/AFLO© AFLO(原文)COMING UP IN 2012...Well, readers, can you believe that we are already headed into a new year??? Time just always seems to go faster and faster... or is it just me?I have a feeling that 2012 will be another big year in movies...we have some feature films coming out that have been in the making for a long time...such as the upcoming Tom Cruise film (and NO, I am NOT talking about "Mission Impossible-Ghost Protocol"). I am talking about the film that Tom Cruise has been training for quite a while now...the musical "The Rock of Ages". Now for all you readers that don’t know about this film, it is based on the 2006 musical that hit Broadway in 2009, and stars a who’s who in Hollywood, including Tom Cruise, Alec Baldwin, Catherine Zeta-Jones, Mary J. blige, and the latest darling in Hollywood, Julianne Hough (who was recently the lead actress in the remake of the 80’s classic, "Footloose")."The Rock of Ages" takes place in the mid-80’s and is the story of a smalltown girl and a young man who follow their dreams to Los Angeles. It is there that they get caught up in the world of "rock and roll". Tom Cruise plays the mega rock superstar, Stacee Jaxx, who everyone idolizes. The musical features some of the best music from the 80’s, including hits from Journey, Bon Jovi, Styx, Pat Benatar, Poison, Twister Sister, and Asia. How’s THAT for 80’s music???? haha...Anyway, Tom Cruise has been training, both in dancing, and singing in order to get ready for this role. In fact, while training for the role, Tom Cruise has been known to make appearances at some of his celebrity musician friends, sharing the stage with them for a number or two, in order to "get the rockstar stage training". The story is actually quite simple...it is about a smalltown girl from Kansas who arrives in Los Angeles, hoping to make big in Hollywood. She meets an aspiring rocker, and somehow they get entangled in the world of "sex drugs, and rock-n-roll", and they have to help defend the lifestyle and the world famous Sunset Strip area, from German land developers who have decided that they want to "clean up" the area and introduce "clean living". The trailer for the film, which was just leaked on the internet, is pretty interesting. And Tom Cruise seems to REALLY take on the whole rock superstar roll brilliantly!!! I have a feeling that this film will be a huge hit! It will be hitting theaters here in the US June 1, 2012.Another film that is due to hit theaters next year is the long-awaited remake of the classic film and book, "The Great Gatsby", featuring a Hollywood dream team of Leonardo DiCaprio, Carey Mulligan, and Tobey McGuire. And the film is being directed by Moulin Rouge’s Baz Luhrmann, who is being reunited with DiCaprio after working together on the remake of another classic film "Rome + Juliet" 16 years ago. Leonardo has been busy filming "The Great Gatsby" in New Zealand/Australia for the past couple months (and during his off time has been seen running around with quite a few of the local "hot blondes" ).Anyway, it seems that the chemistry on the set of the film is pretty incredible and the cast are all getting along very well. The first pictures from the set have come up online, and things are definitely looking pretty good! Now for those of you that don’t know..."The Great Gatsby" is based on a novel by great American author F. Scott Fitzgerald, which was published in 1925. The novel takes place right after the first World War, from spring to the fall season of 1922. This film has been done SIX times already, all by different casts, of course. The original film was shot in 1926 as a silent movie. And probably the most famous one was done in 1974, with the script written by Francis Ford Coppolla, Mia Farrow as Daisy Buchanan, and Robert Redford as Gatsby. For this film, Jay Gatsby will be played by Leonardo DiCaprio, Daisy Buchanan by Carey Mulligan, and Nick Carraway by Tobey McGuire. What do you think? Are you excited about these two films?■関連作品:The Rock of Ages (原題)
2011年12月20日アカデミー賞の特別賞を授与する第3回ガヴァナーズ賞授賞式が12日、ロサンゼルスで開催され、名誉賞を受賞したジェームズ・アール・ジョーンズが舞台出演中のロンドンから衛星中継で喜びを語った。80歳のジョーンズは『ボクサー』(’70)でアフリカ系アメリカ人としてシドニー・ポワティエに続くオスカー主演男優賞候補となった名優であり、『スター・ウォーズ』シリーズのダース・ベイダーの声を務めたことでも知られている。アレック・ボールドウィンやグレン・クローズらの祝辞の後、舞台「ドライビング・ミス・デイジー」を上演しているロンドンのウェストエンドのウィンダム劇場でイギリスの名優、サー・ベン・キングズレーからジョーンズに名誉賞が贈られる様子が会場に衛星中継された。ジョーンズはスピーチで「俳優にとっての悪夢が、裸でステージに立ち、しかも自分の台詞を忘れてしまうことだとしたら、いまの私の状況はどう呼べばいいだろう?服は着ている。自分の話す言葉も分かっている。舞台袖からサー・ベン・キングズレーが現われてオスカー像を渡してくれる!これを俳優の夢精と呼ばずして何と言えばいいのか…。非常に光栄で、とても感謝しています。たまげています」と率直な表現で喜びを語った。名誉賞は『ゴッドファーザー』シリーズや『タクシー・ドライバー』などを手がけ、『アマデウス』(’84)でオスカー受賞経験もある89歳の特殊メイクアップアーティストのディック・スミスも受賞。人気司会者のオプラ・ウィンフリーは長年の功績と慈善活動を評価され、ジーン・ハーショルト友愛賞を受賞した。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO
2011年11月14日『ハート・ロッカー』が大勝利!今週行われたアカデミー賞授賞式を観ていた方はどれくらいいるのでしょうか?ご覧になった方はこの結果、どう思いましたか?私は6冠を制した『ハート・ロッカー』がセレモニーの勝者として幕を閉じたのだと思います。本作は、膨大な制作費をかけた『アバター』と比べれば完全にダークホース的な存在でしたが、同時に、これまでSF映画が作品賞を受賞したことが一度もないことを考慮すれば、受賞の可能性は五分五分といったところでした。勝利と言えば、アカデミー賞自体も大きな勝利を収めました。というのも、4,130万戸もの人々(昨年より500万戸増)がこのハリウッド最大のイベントを見ていたおかげで、過去5年で最高の視聴率を獲得したのですから。また、司会を務めたコメディ俳優のスティーヴ・マーティンとアレック・ボールドウィンは素晴らしいコンビネーションでしたね。たしかに2人の見せ場は少なかった?という感じは否めませんが、約4時間にわたり観衆を大いに楽しませてくれました。でもやっぱり、一番笑った瞬間は、ベン・スティラーが“アバター”の格好で大勢の前に登場したときでした(笑)。風刺的な笑いも満載のアカデミー賞ですが、ここでおもしろい話を一つ。噂によれば、授賞式のプロデューサー陣からは、授賞式を通して、かのスーパースター、タイガー・ウッズの話題を冗談めかしたりほのめかしたりすることを一切禁じていたそうですよ。本当にタイガーはアカデミー賞を左右するほどの権力を持っているのでしょうか…?聞いたときは変な話だと思いましたが。奇怪な話をもう一つ。今年もたくさんの“レッドカーペット荒らし”がいたようで、19人もの人たちがレッドカーペットに許可なしに近付いたことで捕まっていました。その中には9人のドイツ人の姿もあり、彼らはMTVの偽IDをつけていたそうですが、とにかく大事にならなかったのは何より。それより、本当のドラマの主役は、様々なフォルムのドレスに身を包んだ女優たち。なぜだかわかりませんが、今年のレッドカーペットは、不思議でユニークなデザインのドレスを着る女性が多く、もちろん美しさは文句のつけようがありませんが、個人的にはちょっと頑張りすぎな印象を受けました。ユニークな形のドレスとともに、今年の傾向として見られたのは「レトロ・ハリウッド」と「ブルー」。私にとってのベスト・ドレッサーは、ドリス・ヴァン・ノッテンのドレスを着こなしていた、助演女優賞ノミネートのマギー・ギレンホール、ゴージャスなマルケーザのガウンを着た主演女優賞獲得のサンドラ・ブロック、そして、アトリエヴェルサーチの鮮やかなガウンを着たデミ・ムーアの3人。また、授賞式後の最大のアフター・パーティと言えば、もちろんヴァニティ・フェア・パーティ。ショーン・コムズ(P. Diddy)や助演女優賞のモニークに先述のサンドラ、オスカー女優のヒラリー・スワンクやシャーリーズ・セロン、トム・ハンクス、サミュエル・L・ジャクソン、ジュリアン・ムーア、ベン・スティラー、キャメロン・ディアス、ジェイミー・フォックス、ジェニファー・ロペスと夫のマーク・アンソニーなどのセレブ俳優たちはもちろん、米オリンピック代表選手のアポロ・オーノまで姿を見せていましたよ。一方、「The Governors Ball」パーティでは、主演男優賞のジェフ・ブリッジスやジェラルド・バトラー、監督賞のキャスリン・ビグローにオスカー俳優のショーン・ペン、ウディ・ハレルソン、オプラ・ウィンフリーと彼女のミューズ、主演女優賞ノミニーのガボレイ・シディビー(そして彼女のお母さんも!)が出席。こちらの面白いうわさでは、ショーン・ペンがケンカを始めたという理由で退席を命じられたとか…。本当なのでしょうか?そのワケというのも、ショーンの前妻ロビン・ライト(昨年は、受賞スピーチの際、ショーンは彼女の名前を言うのを忘れていました)が、近頃『ハート・ロッカー』のプロデューサーの一人、グレグ・シャピーロと交際しているとの噂が。同日、ショーンとグレグはほんの一瞬遭遇したそうなのですが、その瞬間にアカデミー関係者が入っていって、ショーンをホールから退席させたのだとか。これだけ聞いても、ハリウッドはおもしろいドラマの宝庫ですね!そう思いません?(text:Lisle Wilkerson)特集:2010アカデミー賞 ©A.M.P.A.S.Greg-Harbaugh ©A.M.P.A.S.Richard Harbaugh ©A.M.P.A.S.■関連作品:第82回アカデミー賞 [アワード]© Omelette/AMPASハート・ロッカー 2010年3月6日よりTOHOシネマズ みゆき座、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 2008 Hurt Locker, LLC. All Rights Reserved.アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reserved■関連記事:【アカデミー賞】ファッションチェック!〜番外編<セレブカップル>〜本命は誰?女優にモテモテの『ハート・ロッカー』主演男優アカデミー賞授賞式今年の“ベストプレゼンター”部門受賞者はベン・スティラー?アカデミー賞総括!時代を切り拓く女たちの美しき勝利オスカー授賞式後はアフター・パーティ。お疲れモードでもセレブはパーティをはしご
2010年03月10日今年も数々の感動的な瞬間が誕生した第82回アカデミー賞。様々な困難を乗り越えた末の受賞を果たしたエンターテイナーたちのスピーチは毎年、感動を誘うものだが、一方で、候補者の紹介や賞の発表を行うプレゼンターを務めるスターたちの、ウィットに富んだコメントやコミカルなやり取りも観客・視聴者の注目の的。最も多くオスカー像をさらったのが『ハート・ロッカー』であるなら、観客の心を最も強く掴んだプレゼンターは果たして?最多ノミネートの大御所をいじる司会者コンビ授賞式の顔と言うべき今年のホストを務めたのは、スティーヴ・マーティンとアレック・ボールドウィンという小粋なベテラン俳優のコンビ。ミュージカル出身のヒュー・ジャックマンを司会に迎えた昨年の、ブロードウェイさながらの煌びやかなパフォーマンスと比べると、“地味”感が否めなかった今年の授賞式だが、そこは彼らの“オヤジギャグ”を交えた軽妙なトークがカバー。3Dメガネなどの小道具で『アバター』をネタにしたり、『恋するベーカリー』で共演した“史上最多ノミネート”のメリル・ストリープをいじったりと観客の笑いをさらった。昨年の授賞式会場内では、ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリーとブラピの元妻ジェニファー・アニストンのニアミスが話題をさらったが、様々な人々が交錯するこの世界、バッティングや因縁が生じるのは当然のこと。今年、“元夫妻”対決と注目を浴びたキャスリン・ビグロー&ジェームズ・キャメロン監督は仲良く前後に着席。また、主演賞の発表では、共演経験のある俳優が候補者を紹介するという粋な演出がなされたが、主演女優賞候補者の1人、キャリー・マリガンに対して『17歳の肖像』で共演したピーター・サースガードが彼女を絶賛しながらも「でもごめんね、僕には愛する妻がいるんだよ」と、同席した妻マギー・ギレンホール(助演女優賞ノミネート)にラブコールを贈る(?)一幕も。一方、視覚効果賞の発表では、恋多き女ジェニファー・アニストンの“今カレ”と噂されるジェラルド・バトラーと、“元カレ”(?)のブラッドリー・クーパーが仲良く、ひげをたくわえ登場。そんな中、気の毒だったのはキャメロン・ディアス。当初の予定では、恋の噂もあったジュード・ロウと一緒に登壇するはずが、ジュードがこれをキャンセルしたとか。置き去りを食らった怒りもあって(?)、代理のスティーヴ・カレルとの相性もどこかぎこちなかった…?ひと言も発せずともネタになるジョージ・クルーニー!ベテラン勢が貫禄を見せつける中、若手俳優陣も負けず劣らず、初々しさを垣間見せながらもしっかりとプレゼンターの任務を遂行!マイリー・サイラスとアマンダ・セイフライドという公私共に絶好調な2人は、それぞれゴールドとシルバーのドレスで美の競演。一方、ロブ様ことロバート・パティンソン不在の『トワイライト』チーム、テイラー・ロートナーとクリステン・スチュアートの2人は、ヴァンパイアを題材にした『トワイライト』にかこつけて、通常、オスカーとはなかなか絡む機会の少ないホラー作品の魅力をアピールし楽しませてくれた。残念ながら受賞を逃した『マイレージ、マイライフ』の主演ジョージ・クルーニーのスピーチが実現しなかったことを惜しんでいるファンも多いのでは?しかし、そこはハリウッドを代表する大スター。司会の2人からは、名前を紹介されただけで半ば“シカト”状態にさらされ、サンドラ・ブロックの主演女優賞獲得のスピーチでは、“私をいじめてきた人”の代表として「かつて私をプールに突き落としたジョージ・クルーニー」と明かされたりと、自身が表に出ずとも、どうにも周りがほっといてはくれないようだ。そして、この舞台の最強の刺客として、一番の笑いを提供したのはベン・スティラーだろう。『アバター』が(CGで制作されているため)受賞とは関係ないメイクアップ賞の発表で、敢えて真っ青“アバター”メイクで、ご丁寧に長いしっぽまで付けて登場するや、(劇中の)ナヴィ族の言語を真似した意味不明な発言を連発し、キャメロン監督を挑発。昨年はヒゲ面で登場し、当時、俳優引退を声明したホアキン・フェニックスを意識したパフォーマンスで笑いを誘ったが、今年もパロディネタで会場に陣取るスターたちをも笑いの渦に巻き込んだ。このコーナー、当初はサシャ・バロン・コーエンとのコンビで寸劇を予定していたものの、直前であまりに強烈な内容のためサシャの出演が取り消されたと報じられたが、ベン1人でも十分強烈!来年の登場にも期待したいところ。全体を通して、厳しい時間制限の中でスピーチ時間を短縮するよう命じられていた各登壇者たち。にもかかわらず結果的に時間が足りなくなり、最後の作品賞は不意打ちのように発表されたりと、慌しさの中で幕を閉じるなど、反省点も残したようだが、ご覧になった方はどう感じただろうか?さてさて、来年はどんなショーが繰り広げられるやら。特集:2010アカデミー賞■関連作品:第82回アカデミー賞 [アワード]© Omelette/AMPASハート・ロッカー 2010年3月6日よりTOHOシネマズ みゆき座、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 2008 Hurt Locker, LLC. All Rights Reserved.アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reserved恋するベーカリー 2010年2月19日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:アカデミー賞総括!時代を切り拓く女たちの美しき勝利オスカー授賞式後はアフター・パーティ。お疲れモードでもセレブはパーティをはしご【アカデミー賞】ファッションチェック!〜レッド&ブラック編〜【アカデミー賞】ファッションチェック!〜ブルー&パープル編〜【アカデミー賞】ファッションチェック!〜シルバー編〜
2010年03月09日2月19日に劇場公開されて以来、オープニング記録では4位スタート、その後レディースデイを盛況の中で迎えた『恋するベーカリー』。同じ女性としての手本という意味ではもちろん、世代を問わず観客を惹きつけるのは、何と言っても主演メリル・ストリープの衰え知らずの魅力だろう。40歳を超えると女優の仕事は激減するというハリウッド業界において、彼女が常にヒット作が目白押しの所以とは?本作で彼女と共演した俳優たちと監督の言葉から、彼女の魅力を検証したい。1977年に『ジュリア』で映画デビューしたメリルは、翌年公開の『ディア・ハンター』で早くもアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、1979年には『クレイマー、クレイマー』でアカデミー賞助演女優賞、3年後には『ソフィーの選択』でアカデミー賞女優賞を受賞。その後もハリウッドの第一線で大活躍、昨年だけでも日本で『マンマ・ミーア!』に『ダウト−あるカトリック学校で−』、『ジュリー&ジュリア』と3本の主演映画が公開された。さらに、既報のとおり、まもなく開催される第82回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされている彼女だが、これで同賞に16回ノミネート達成、これは俳優として最多となる。さて、本作の劇中でメリル扮するジェーンも、アレック・ボールドウィン扮する元夫、スティーブ・マーティン扮する建築家の2人の男性に想いを寄せられたりとモテモテ。初めからメリルを想定して脚本を書いたというナンシー・マイヤーズ監督(『恋愛適齢期』)は語る、「俳優が私の書くセリフを喋っているのを想像しないとストーリーが広がらない。だから、インスピレーションをくれる俳優を役柄に当てはめて書くわ。でも、本当にメリルが演じてくれるなんて思わなかった!」と。そして、メリルとの仕事について「彼女は完璧に準備が出来ているし、全て理解しているわ。そのシーンをどう演じるかだけでなく、作品全体を深く理解しているの、製作者のようにね」と称賛を浴びせる。当のメリルの言葉に女優としての心構えを聞くと、こう答える。「いまでも撮影前には同じことを自問するわ。このセリフはこういう風に言うべきか?私が発する言葉として筋が通っているのか?新しい側面を引き出せているのか、それともシーンを台無しにしてしまうのか?演じるキャラクターにリアルさを出す上で、いつも発生する課題よ」。その華やかなキャリアに甘んじることなく、常に自身の演技に対してストイックに向き合うメリル。その圧倒的なスキルの高さに、共演男優陣から聞こえてくるのも称賛の声ばかりだ。「彼女と共演できるなんて、これを逃す手はないよ。彼女はいままでやった役者の中でもピカイチだよ。役者として引き出しが多いし、こちらも素材から最高のものが出せる」(アレックス)「自分よりうまい相手とテニスをしてる感じで、上達の早道だよ。当代随一の女優さんが目の前にいるのにピリピリしたところが全然ない。毎日現場で顔を合わせ仕事ができて幸せ者だ」(スティーブ)これほどまでのキャリアと圧倒的な存在感を前にしたら、彼女より若い共演者としては思わず縮み上がりそうなものだが、そうさせない彼女の人柄を証言する声も。ジェーンの娘婿を演じたジョン・クラシンスキーによれば、メリルは「すごく気さくな人」だという。「大スターでありながら真実をずばずば見抜く。役に対して妥協がないのに、人に対しては寛大で優しいんだ。彼女があそこまで行ったのは、芸もあるけど人柄だと思う」。気さくな人柄と深い包容力により生まれた、笑いの絶えない撮影現場から誕生した『恋するベーカリー』。笑顔をもたらしてくれる秘訣はここにあるのかも?劇中での彼らの掛け合いはもちろん、3月7日(現地時間)に迎えるアカデミー賞授賞式でも、司会を務めるアレックとスティーブ、そしてメリルの映画さながらの掛け合いも期待できそう。『恋するベーカリー』は全国にて公開中。特集:2010アカデミー賞■関連作品:恋するベーカリー 2010年2月19日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.第82回アカデミー賞 [アワード]© Omelette/AMPAS■関連記事:『ハート・ロッカー』のプロデューサーがあり得ない失態で、オスカー規則違反ザックにマイリー、『トワイライト』コンビも!アカデミー賞プレゼンター追加発表梅宮アンナ復縁&スピード破局に揺れる女心語る迷いながらも前向きに生きる幸せさがし『恋するベーカリー』特製バッグを3名様にプレゼントおいしい人生の焼き上がり!『恋するベーカリー』試写会に5組10名様ご招待
2010年03月01日刻一刻と迫る、年に一度の祭典、第82回アカデミー賞授賞式。賞レースの結果のみならず、エンターテイメントの結集として、司会者やプレゼンターといった候補者以外の面々が、観る者をどう楽しませてくれるのか?も重要なポイント。先日、アカデミー協会から新たに授賞式のプレゼンターが発表され、マイリー・サイラス、ザック・エフロンに『トワイライト』シリーズのテイラー・ロートナー、クリステン・スチュアートなど、日本でも人気の若手俳優陣がこの大役を務めることが明らかになった。昨年の授賞式はといえば、芸達者ヒュー・ジャックマンが司会を務め、ブロードウェイさながらの歌のパフォーマンスを見せたほか、錚々たる歴代オスカー受賞者たちによるノミニーの発表など、例年の授賞式の方式を一新する形で執り行われ好評を博した。さて、今年はどんなパフォーマンスが見られるのか?総合司会を務めるのは『恋するベーカリー』のスティーヴ・マーティン&アレック・ボールドウィンの2人。すでに、プレゼンターとして昨年の覇者、ケイト・ウィンスレットとショーン・ペン、ペネロペ・クルスが登場することは報道されていたが、今回新たに発表されたフレッシュな顔ぶれがどのように登場し、どんなトークで楽しませてくれるのか注目したいところ。ちなみに、昨年は恋人ヴァネッサ・ハジェンスと仲良く歌と踊りを披露したザックだが、今回一緒に発表されたのは全米ティーンからの人気を二分するマイリー。2人の絡みはあるのか?一方、『トワイライト』シリーズコンビのテイラーとクリステンにとっては、これが初のアカデミー賞のテレビ放送出演。クリステンといえば、もうひとりの『トワイライト』メンバー、ロバート・パティンソンとの恋愛関係がたびたび報じられながらも、先日の英国アカデミー賞(BAFTA)授賞式では敢えて(?)別々に登場し、席も離れ離れだったようで…。アカデミー賞当日もロブ様はお留守番なのか…?賞レース以外の“場外戦”も熱い!第82回アカデミー賞は3月7日(現地時間)開催。これに先駆けて、WOWOWでは3月6日(土)、「第82回アカデミー賞直前大予想」「ノンフィクションWアカデミー賞の一年」などアカデミー賞の特集番組を無料放送、当日は独占で授賞式の模様を生中継。特集:2010アカデミー賞© Fame Pictures/AFLO© AFLO■関連作品:第82回アカデミー賞 [アワード]© Omelette/AMPASニュームーン/トワイライト・サーガ 2009年11月28日より全国にて公開© 2009 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.ハンナ・モンタナ/ザ・ムービー 2010年2月13日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.恋するベーカリー 2010年2月19日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:【シネマモード】アカデミー賞開催直前セレブファッション大胆予測!本家オスカーを控え激戦、混戦!英国アカデミー賞で『ハート・ロッカー』6冠【ハリウッドより愛をこめて】アカデミー賞の壮大博物館計画が再始動?お味はどれが一番?アカデミー賞ノミネート作品にちなんだメニューの数々を公開早くもブルーレイ&DVD発売決定!『カールじいさん』予告編&特別映像到着
2010年02月24日