アニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』が、2019年3月8日(金)に日本公開される。新スパイダーマンはアニメーション『スパイダーマン:スパイダーバース』の主人公は、ニューヨーク・ブルックリンの少年マイルス・モラレス。スーツの上にパーカーとナイキのエアジョーダンを履き、フレッシュさあふれるマイルスは、ニューヨーク・ブルックリンの名門私立校に通う中学生だ。まだ 自分自身の力をうまくコントロールできない彼は、長年スパイダーマンとして活躍するピーター・パーカーを師とし、様々な壁にぶつかりながら一 人前のスパイダーマンとして成長していく。様々な次元のスパイダーマンが共演?原作となるのは、マーベル・コミックの漫画作品『スパイダーバース』だろう。同じキャラクターが別の次元で異なる形で存在する、“マルチバース”と言われる世界観が特徴のマーベル・コミック。本作ではこの設定を活かし、各種漫画版に加え、アニメ版やテレビドラマ版など、様々なスパイダーマンが次元を超えて夢の共演を果たすという内容になっている。予告映像に映し出されているのは、二人のスパイダーマンが地下鉄のプラットフォームで話している様子。また、2018年7月にアメリカ・サンディエゴで行われた「コミコン」の会場にて披露された映像には、ニコラス・ケイジが声優を務めるスパイダーマン・ノワールや、ブタのスパイダーハムらが登場。それぞれ異なる能力や性格のスパイダーマンたちがどう物語に絡んでいくのか。本作最大のポイントとなりそうだ。製作(プロデューサー)にフィル・ロード&クリス・ミラープロデューサーを務めるのは、フィル・ロード&クリス・ミラー。『LEGO ムービー』、『くもりときどきミートボール』などで知られる両氏は、映画「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ『ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の監督も務める予定だった新鋭の監督タッグだ。日本語吹替版主題歌は「TK from 凛として時雨」の書き下ろし日本語吹替版主題歌を手掛けるのは、凛として時雨のフロントマンTKによるソロプロジェクト「TK from 凛として時雨」。『スパイダーマン:スパイダーバース』のために書き下ろした新曲「P.S. RED I(ピーエスレッドアイ)」が、物語に彩りを添える。主要キャラクターや街の風景未公開シーンを収めた公式アートコレクション発売また、スパイダーマンたちのコンセプトアートやスケッチなどをまとめた公式本「アート・オブ・スパイダーマン:スパイダーバース」が、2019年3月1日(金)に発売される。本書では、アニメーションチームの解説と共に、作品に登場する街の風景やインテリア、グラフィックの詳細などを紹介。もちろん主要キャラクター全員についても掲載されているので、映画を観る前に、より作品の世界への理解を深めることができそうだ。シリーズ初の第76回ゴールデングローブ賞でアニメーション作品賞受賞、第91回アカデミー賞ノミネート第76回ゴールデングローブ賞で『スパイダーマン:スパイダーバース』は、シリーズ史上初となるアニメーション作品賞を受賞した。スパイダーマン映画シリーズにおいて、ゴールデングローブ賞のノミネート及び受賞も初の出来事ととなる。さらに、第91回アカデミー賞では、長編アニメーション賞にノミネート。スパイダーマン映画シリーズにおいて、『スパイダーマン』『スパイダーマン2』の技術関連賞以外、“作品”としてのアカデミー賞ノミネーションは初となる。また “アニメーション界のアカデミー賞”といわれるたアニー賞においては、長編アニメーション作品賞、監督賞、キャラクター・アニメーション賞、キャラクター・デザイン賞、美術賞、脚本賞、編集賞の7部門でノミネートとなり、最多受賞を記録している。作品情報映画『スパイダーマン:スパイダーバース』日本公開日:2019年3月8日(金)製作:アヴィ・アラド、フィル・ロード&クリストファー・ミラー監督:ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン脚本:フィル・ロード原題:Spider-Man: Into The Spider-Verse日本語吹替版主題歌:「P.S. RED I」TK from 凛として時雨日本語吹替版声優:宮野真守、小野賢章、悠木碧音響監督:岩浪美和■アート・オブ・スパイダーマン:スパイダーバース発売日:2019年3月1日(金)著者:ラミン・ザヘッド価格:3,700円+税発行:スペースシャワーネットワーク■前売り券情報発売日:12月14日(金) ※取り扱い劇場の詳細は公式サイト参照ムビチケカード価格:一般 1,400円(税込)/小人 900円(税込)特典:缶バッジ ※数量限定 ※一部劇場を除く※キャラクターは選べない
2017年12月14日米インディペンデント映画界で活躍するグレッグ・アラキ監督の最新作『White Bird』(原題)の主演に抜擢された女優のシャイリーン・ウッドリーが、『The Amazing Spider-Man 2』(原題)で出演交渉中のようだ。ジョージ・クルーニー主演作『ファミリー・ツリー』でジョージ・クルーニーの愛娘役として出演し、世界的にも高い評価を得たシャイリーンは、先日アンドリュー・ガーフィールドとエマ・ストーンの続投が発表された同続編で、ヒロインの1人であるメリー・ジェーン・ワトソン役として出演オファーを受けているという。製作を担当するコロンビア・ピクチャーズは、主人公ピーター・パーカーの親友で後に敵となるハリー・オズボーン役も同時に探しているという。ハリー役は、サム・ライミ監督が手掛けた『スパイダーマン』3部作では ジェームズ・フランコが演じていた。さらに続編では、エレクトロがヴィランとして登場するともうわさされている。本作では、ジェフ・ピンクナー、アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチーらが脚本を執筆し、アヴィ・アラドとマット・トルマックがプロデューサーを務める。監督も第1作目に引き続き『(500)日のサマー』のマーク・ウェブが務めることが決定している同続編は、2014年5月2日の全米3D公開に向けて、来年初頭にもクランクインを予定している。■関連作品:ファミリー・ツリー 2012年5月18日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Twentieth Century Foxアメイジング・スパイダーマン 2012年6月30日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Columbia Pictures Industries, Inc. MARVEL, and all Marvel characters including the Spider-Man character ™ & © 2012 Marvel Characters, Inc. All Rights Reserved.
2012年10月12日『アメイジング・スパイダーマン』が3部作にシリーズ化されることになった。7日3日(火)に公開された全米だけで3,500万ドル(約27億9,000万円)の興行収入を叩き出し、確実な収益を生んでいることもあり、同作の公式Facebookページで、今回のサム・ライミ監督バージョンからのリブート版が3部作になることが公表された。また先日、既にジェームズ・ヴァンダービルトが執筆した第2作目の脚本を改稿するため、J.J.エイブラムス監督作品『スター・トレック』の脚本も担当したことで有名なアレックス・カーツマンとロベルト・オーチーの2人が脚本家として起用されており、プロデューサーのマット・トルマックとアヴィ・アラドは公式の声明の中で「アレックスとロベルトの2人は、素晴らしいキャラクターと大迫力のアクションを書き上げるユニークな才能の持ち主で、それが『スパイダーマン』シリーズにぴったりです」とコメントを残している。さらにマットとアヴィは、続編の企画強化のために悪の犯罪組織「シニスター・シックス」からの悪役を登場させる可能性にも言及している。『アメイジング・スパイダーマン』の続編は2014年5月2日(現地時間)より全米公開予定。■関連作品:アメイジング・スパイダーマン 2012年6月30日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Columbia Pictures Industries, Inc. MARVEL, and all Marvel characters including the Spider-Man character ™ & © 2012 Marvel Characters, Inc. All Rights Reserved.
2012年07月09日映画『アメイジング・スパイダーマン』の来日記者会見が6月13日、都内で行なわれ、マーク・ウェブ監督、主演のアンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、リース・イーヴァンズ、プロデューサーのアヴィ・アラドとマット・トルマックが出席した。その他の写真スタッフとキャストを一新し、新たな“スパイダーマン/ピーター・パーカー”の成長と戦いを描くシリーズ第1弾。1962年にマーベル・コミックで初めてスパイダーマンが登場してから50周年となる今年、3Dアクション超大作として公開される。「プレッシャーがあったのは確か。それでも素晴らしいチームで協力しながら、約2年の間、エキサイティングな日々を過ごすことができた」(ウェブ監督)。大切にしたのは「あくまで1人の青年の成長ドラマであることを忘れないこと」だったといい、高いドラマ性をもった作品だとアピールした。主演に大抜擢されたガーフィールドは「3歳の頃からスパイダーマンの大ファン。だから、この役が決まったときは本当に喜んだよ。それに(前シリーズで主演を務めた)トビー・マグワイアの後継になれたこともとても光栄だよ」と誇らしげに語るも、「実際、スーツを着たら、かゆいし着心地も悪いから、夢が壊れちゃったけどね」とジョークを飛ばし、「見どころはどこかって? もちろん全部だよ」と自信満々だった。一方、ピーターの恋人であるグウェンを演じたストーンは「先日、完成した作品をIMAX 3Dで観たけど、本当にスパイダーマンと3Dって完ぺきなマッチングだと思うわ」と興奮気味。本作での共演をきっかけに、ガーフィールドとの交際も取りざたされており、会見中も2人で見つめ合い、楽しげに談笑し、「今後、ピーターとグウェンの恋愛がどうなるか気になるけど、今ちょうど(続編の)シナリオが書かれている段階だから、私には分からないの」と早くも続編への期待を寄せていた。また、自ら“異種間遺伝子交配”の実験台となり、宿敵の巨大トカゲ・リザードに変身してしまう科学者を演じたイーヴァンズは「リザードは科学技術がもたらす悲劇であり、人類への警告。つまり、リザードのような怪物性は誰の心にもあるんだ」。さらに「スパイダーマンは世界を守るという大きな責務を担うと同時に、小さな約束も守る人間だ。それがよく表れたラストシーンは僕のお気に入りだし、スパイダーマンが長年にわたり愛され続ける理由だと思うね」と分析していた。『アメイジング・スパイダーマン』6月23日(土)、24日(日)世界最速3D先行上映(一部劇場除く)6月30日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2012年06月13日映画『アメイジング・スパイダーマン』での共演をきっかけに交際をスタートさせ、映画の舞台でもあるN.Y.での同棲も報じられている俳優のアンドリュー・ガーフィールドとエマ・ストーンが今年1月に続いて揃って来日!6月13日(水)に監督のマーク・ウェブ、共演のリース・イーヴァンズ、プロデューサーのアヴィ・アラド&マット・トルマックと共に会見に臨み、相変わらずの仲睦まじい様子を見せつけた。トビー・マグワイアによる前シリーズから、キャストもストーリーも一新して製作された本作。サエない高校生のピーター・パーカーがどのようにして超人的能力を手にし、成長していくのかという“起源”が描き出される。会見場は「平和条約の調印でも始まるのかと思った(笑)」(ウェブ監督)と言うほど多くの報道陣が詰めかけたが、エマと並んで登場したアンドリューは、さりげなく彼女のためにイスを引いたり、会見中も2人で微笑み合い、時折、耳元でささやくなどアツアツぶりを見せつけた。「3歳のときからずっと大ファンだった」というスパイダーマンを演じたアンドリューは、正式にこの役に決定したときの気持ちを「純粋な喜びでいっぱいだった。夢が叶い、言葉では言い表せないような思いだった」と述懐。憧れのスパイダーマンのスーツを装着したときの心境については「かゆくて、着心地は悪いし夢が一気にしぼんだよ(笑)」とおどけつつ、「圧倒されるような気持ちがいまでも時折、湧いてくるんだ」と興奮した面持ちで語った。完成した作品を観たのはつい最近とのことだが「自分が飛んでいるような興奮を味わったよ。まるで自分自身のような…というかもちろん、僕が演じているわけだから僕自身なんだけど(笑)、『僕は誰?どこにいるの?』と混乱しながら観ていたよ」と明かし、「トビー・マグワイアのシリーズを引き継いでピーター・パーカーを演じることができたことを光栄に思っているよ」と改めて喜びを語った。エマは1月に来日した際「(アンドリューとの)キスシーンに期待して!」と語っていたが、改めて今回のキスシーンについて「個人的にすごく気に入っているわ」とニッコリ。「素晴らしいと思ったのは、ステイシー(エマ)がピーターがスパイダーマンだと知った瞬間にキスをするということ。発見と同時にキスする――秘密を共有するキスというところが素敵だと思うわ」と語った。アンドリューは現在28歳でエマは23歳。私生活で恋人関係にある2人が、初々しい高校生のカップルを演じている点も興味深いが、アンドリューは「演技というのは難しいものだね」と苦笑い。その上で「思春期というものは誰もが経験しているものだし、初恋というのは人生を変えるような経験だと思う。誰もがそのときの気持ちを思い出せると思うよ」とアピール。エマは「オファーがあればいつでもティーンの役を引き受けるわよ(笑)」とイタズラっぽい笑みを浮かべた。また、巨匠アルフレッド・ヒッチコックの作品の影響について尋ねられた監督は「彼の映画を嫌いな人なんていないでしょ?」とニヤリ。特に名作『裏窓』に触れ「ピーターの部屋には『裏窓』のポスターが貼ってあるけど、彼はアウトサイダーでありつつも、内側を見つめているんだ」とその影響を認めた。エマは、本作撮影中に初めて『裏窓』を鑑賞したそうで「(『裏窓』の)ジェームズ・スチュワートが映画の中で見せる様々なリアクションは、ブルースクリーンの前でのお芝居の見本だったわ」と演技の面でも大いに参考になったことを明かした。『アメイジング・スパイダーマン』は6月30日(土)より全国にて公開。■関連作品:アメイジング・スパイダーマン 2012年6月30日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Columbia Pictures Industries, Inc. MARVEL, and all Marvel characters including the Spider-Man character ™ & © 2012 Marvel Characters, Inc. All Rights Reserved.
2012年06月13日世界に先がけ6月30日(土)より日本公開されることが決まっている『アメイジング・スパイダーマン』が、さらに1週間早い6月23日(土)、24日(日)に、日本限定で先行公開されることが決定した。その他の写真スタッフやキャストを一新して新生“スパイダーマン”を描く本作は、本国アメリカより3日早い日本公開ですでにファンを沸かせていたが、さらに1週間も早く日本限定でお披露目されることが決まった。これは、過去シリーズ3作がすべて大ヒットとなった日本の市場が重要視されたため。プロデューサーのアヴィ・アラド氏は今回の決定の理由を「日本人は、映像やアクションのダイナミックさだけではなく、ストーリーやドラマをより重要視する高い文化的思考を持っている」と説明。これほどの超大作が本国より10日も早く海外で公開されることはまさに異例といえる。また、本作はシリーズ初の3D作品で、先行上映の2日間は3D限定での上映となる(30日からは2D版も上映)。これまで語られなかった主人公の秘密や深い人間ドラマと、より進化したアクションシーンを盛り込んだ新生『スパイダーマン』。当日は多くのファンが駆けつけることが予想されるのはもちろん、全世界の映画ファンからの注目を集めることとなりそうだ。『アメイジング・スパイダーマン』6月23日(土)、24日(日)世界最速3D先行上映決定6月30日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2012年05月14日スタッフとキャストを一新し、“新たなスパイダーマン”を描く『アメイジング・スパイダーマン』の新ヒーローに抜擢されたアンドリュー・ガーフィールドと、ヒロインを演じるエマ・ストーンが初来日し、18日に都内でプロデューサーと共に記者会見にのぞんだ。さらに会見では特別フッテージ映像も上映された。その他の写真シリーズ過去3作品の全世界興行収入が25億ドルを超える大ヒットとなった『スパイダーマン』。1962年にマーベル・コミックで初めてスパイダーマンが登場してからちょうど50周年となる今年、『(500)日のサマー』のマーク・ウェブを監督に迎え、スタッフ・キャストを一新した新シリーズとして3Dで再始動する。会見冒頭に上映された8分30秒のフッテージ映像は、主人公のピーター・パーカー(ガーフィールド)が高校でイジメられている友人を助けようとする場面から始まり、新ヒロインのグウェン・ステイシー(ストーン)や悪役のカート・コナーズ博士(リース・イーヴァンズ)の登場、力に目覚めていく様子、コナーズの化身である“リザード”との対決など、物語のキーとなるシーンが盛り込まれており、場内からは大きな拍手が起こった。ガーフィールドとストーンのふたりは現在交際中ともいわれているだけあって、会見中も仲睦まじい雰囲気。「3歳のときから“スパイダーマン”の大ファン」だと言うガーフィールドが「“スパイダーマン”を継ぐ俳優となれて光栄に感じるし、何億という世界中のファンに対する責任も感じている」とあいさつすると、ストーンも集まった多くの報道陣を前に「国際的に注目を集める作品に出演するのは初めてで、今が一番緊張している」とコメントした。プロデューサーのアヴィ・アラド氏は「主人公はクモにかまれる前から英雄の心を持っている青年で、他のスーパー・ヒーローと違って大それたことをするのではなく、目の前の人を救おうとする、地に足の着いた人物」と説明し、今作のコンセプトが「自分は誰なのかという問い、ラブ・ストーリー、現実に根差したストーリー」であることを強調。さらにマット・トルマック氏は「ピーターは人生の岐路に立っている10代の成長期にある男の子で、だからこそ、みなさんが共感できるキャラクター。目を見張るようなSFやビジュアルだけでなく、スパイダーマンの核となる現代的な感覚を持ったドラマを目指した」とウェブ監督を起用した理由を明かした。また、ガーフィールドは「監督に実際にスタントをやってほしいと言われ、死ぬんじゃないか、と思ったこともあったが、素晴らしいスタント・チームのおかげで、冒険できた」と初挑戦となったアクションシーンでの撮影について語り、最後にストーンと揃って「6月にまた戻ってきます!」と宣言。本作は日本が世界に先駆け、6月30日(土)より公開される。『アメイジング・スパイダーマン』6月30日(土)より、TOHOシネマズ日劇ほか世界最速3D公開
2012年01月18日映画『アメイジング・スパイダーマン』主演のアンドリュー・ガーフィールドとヒロインのエマ・ストーンが来日!1月18日(水)に都内で世界最速となる8分ほどの本編の一部映像が報道陣に初めて公開され、アンドリューとエマ、さらにプロデューサーのアヴィ・アラド、マット・トルマックが会見に臨んだ。アンドリューとエマは本作での共演をきっかけに交際中とも報じられているが、会見中も2人で仲良く言葉を交わす姿が見られた。トビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』シリーズ旧三部作からキャスト、スタッフを一新し、新シリーズの第1弾として製作された本作。両親を亡くし、親戚の家で育てられたピーター・パーカー(アンドリュー)がスパイダーマンへと変貌するに至る“起源”が描かれる。『ソーシャル・ネットワーク』、『わたしを離さないで』などで高い評価を得たアンドリューは今回、初来日。短い滞在時間の上、取材続きでなかなか東京を満喫するのは難しそうだが「昨日はしゃぶしゃぶをおいしくいただきました」とニッコリ。同じく初来日のエマは「こういう作品に関わり、嬉しいと同時にフラストレーションが溜まることは、世界中のあちこちに行かせてもらえるのに、滞在は1日か2日でホテルの中にばかりいることね」と苦笑を浮かべていた。世界的ヒットを記録した旧三部作を引き継ぐことへのプレッシャーの有無を尋ねられたアンドリューは「YES!かなりね」と即答。「トビ―・マグワイア、キルスティン・ダンストによる三部作は素晴らしかったし、何より僕自身、3歳のときから『スパイダーマン』のファンなんです。そういう作品を引き継ぐ者に選ばれたのは光栄だし、責任を感じました。ただ、それは健全でポジティブなことだと受け止めていました」とふり返った。対照的にエマは「私自身は、本当にラッキーだと思ってます。プロデューサーでもないし、スパイダーマンを演じるわけでもないし(笑)。演じた内容自体はこれまでもやった経験があることばかりだったので、このキャラクターを演じることにプレッシャーは感じなかったです」と強心臓ぶりを感じさせた…かと思いきや「プレッシャーを感じてるのはいま、この瞬間ね(笑)。こんなにインターナショナルな作品に関わるのは初めてで、東京でこうしてみなさんの質問を受けることになるなんて。間違ったこと言わないようにと大変なプレッシャーを感じてます」と語り、会場の笑いを誘った。アンドリューにとっては本格的なアクションは初体験となったが「全てが…いや、全てとは言えないけど楽しかったです。『007』シリーズなどにも参加しているスタントチームと一緒に仕事ができるということで、謙虚な気持ちで臨みました。ヘトヘトになるまでワークアウトに励んだり、死ぬような思いを味わいながら準備してきました。僕には3人のスタントダブルの方がいましたが、かっこよく見えるのは彼らのおかげ。プロのチームがいたからこそ可能でした」と語った。旧シリーズでは逆さづりのスパイダーマンとヒロインがキスするという名シーンがあったが、エマは「先に知らない方が楽しめると思うわ」といたずらっぽい笑みを浮かべつつ、「ステキなファーストキスがあるわ」と期待を煽る。プロデューサーのマットから「せっかくだから2人でここでやって見せたら?」と促されると、「いろいろ準備が必要だから遠慮しておくわ」と返す一幕も。プロデューサーのアラドは「過去の3作では語り尽くせなかったエピソードがたくさんあります。これはピーター・パーカーが『自分は誰なのか?』ということを問う物語」と語る。監督は『(500)日のサマー』のマーク・ウェブが務めるが、マットは彼の起用について「ドラマこそが“スパイダーマン”の核となる部分。人間関係を含めてリアルに描いた『(500)日のサマー』を観て、すぐにミーティングの機会を持ちました。現代世界の現代的感覚を期待し、彼を監督としました」と説明した。日本での公開は6月末で世界最速となるが、アンドリューは「また6月に来ますが、そのときはもっと長く滞在するよ」と約束。エマも「もっと日本を楽しむために必ず戻って来るわ」と笑顔で語った。『アメイジング・スパイダーマン』は6月30日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:アメイジング・スパイダーマン 2012年6月30日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Columbia TriStar Marketing Group, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:英国の個性派俳優リス・エヴァンス、女性警備員に暴行容疑で逮捕『わたしを離さないで』連続動画インタビューvol.2アンドリュー・ガーフィールドキャリー・マリガンら実力派俳優陣が紡ぐ哀しい運命『わたしを離さないで』予告編到着新スパイダーマンのコスチュームが全世界同時解禁!顔に傷…いきなりピンチ?【ハリウッドより愛をこめて】新スパイダーマン撮影開始!豪華共演陣も続々決定
2012年01月18日監督やキャスト陣の降板が決まり注目を集めていた人気シリーズ『スパイダーマン』最新作の主演に、若手俳優のアンドリュー・ガーフィールドが抜擢されたことが発表され、おなじみのスパイダーマンの模様“スパイダーウェブ”の前で笑顔を見せるガーフィルドの動画も公開された。『スパイダーマン』シリーズといえば、監督サム・ライミ、主演トビー・マグワイアという布陣で2002年の第1作から2007年の第3作までが製作され、全世界的に大ヒットを記録した人気シリーズ。だが、今年に入って4作目は監督やキャストを一新して作られることが決定。監督は『(500日)のサマー』のマーク・ウェブが務めることがすでに決まっていたが、主役となるピーター・パーカー役を誰が演じるのかは発表されていなかったため、ザック・エフロン、ロバート・パティンソン、ジェイミー・ベルら、現在ブレイク中の若手俳優たちの名前が数多く噂されていた。その大役を射止めたアンドリュー・ガーフィールドは1983年生まれの現在26歳。これまで『BOY A』(2007)、『大いなる陰謀』(2007)、『ブーリン家の姉妹』(2008)などのほか、今年初めに日本公開された『Dr.パルナサスの鏡』(2009)にも出演。今後もスパイク・ジョーンズやデビッド・フィンチャー監督の作品への出演が決まっており、ハリウッドでも一躍注目を集めている若手俳優だ。今回の新『スパイダーマン』はピーター・パーカーの高校時代に物語がさかのぼるため、フレッシュな俳優に若返りが図られたようだが、これをきっかけにガーフィールドの人気や知名度がさらに上がることは間違いないだろう。今回の人選についてマーク・ウェブ監督は、「彼の名前は多くの人にはまだ聞き慣れないものかもしれませんが、この若い俳優の仕事ぶりを知っている人は、彼の稀に見る才能を理解しています。彼は知性や機知を併せ持っている。きっと皆さんはピーター・パーカーとしてアンドリュー・ガーフィールドを愛してくれるでしょう」とコメント。また、シリーズのプロデューサーであるアヴィ・アラドも「私たちはスマートで敏感で、そしてクールな新しいピーター・パーカーを探していました。そして、私たちを未来に導いてくれるパーフェクトな選択を見つけたと確信しています」とガーフィールドを絶賛している。なお、『スパイダーマン』最新作は今年の12月から撮影が開始され、3D映画として来年7月3日に全米公開されることが決定している。『スパイダーマン』最新作2012年7月公開
2010年07月02日