ピーター・ジャクソン監督が手掛ける『ホビット』シリーズ完結編『ホビット 決戦のゆくえ』(公開中)で、魔法使いガンダルフ役のイアン・マッケランが「とてもいいシーンだ」と熱弁する本編シーンの一部が20日、公開された。12月10日(日本時間11日)より、日本を含む世界37のマーケットで順次公開された本作は、興行成績でのランキングで、すべての国で初登場1位を記録。14日までの5日間で約147億円を稼ぎ出した。観客からも「最高のラストに号泣! ありがとう!」「感動しました! これで完結なんて涙が出ます!」など絶賛の声が寄せられている。そしてこのたび、ファン号泣の本編シーンの一部が公開された。世界を二分する壮絶な戦いのさ中、仲間たちが絶体絶命の状況に陥り、主人公ビルボ・バギンズがガンダルフに重要な任務を志願するシーンで、成長を遂げたビルボが垣間見れる。魔法使いガンダルフ役のイアン・マッケランも「とてもいいシーンだ。ガンダルフとビルボの関係において、これは極めて重要な瞬間だ」と熱く語る名場面だ。ビルボを演じたマーティン・フリーマンは「ビルボは、最初に登場した時と同じキャラクターだよ」と分析。「最後に偉大な戦士になったりはしない。でも、少しだけ率直さが増し、ためらいが少なくなる。それは単に、そうなるしかないからだ。だが、アクションは激しくなる。彼は剣さばきに関しては確実に上達しているので、彼なりの荒削りで即興的な形で戦闘に懸命に加わっていくからね」と話している。『ホビット』シリーズは、『ロード・オブ・ザ・リング』に登場する"中つ国"の60年前を舞台に、ホビット族のビルボ・バギンズが、魔法使いと13人のドワーフと共に、恐ろしい竜"スマウグ"から奪われた王国を取り戻す旅を繰り広げる物語。完結編では、強大な敵・冥王サウロン率いる闇の軍勢や、財宝をめぐる仲間同士の対立など困難が待ち受けている。(C)2014 Warner Bros. Ent. TM Saul Zaentz Co.
2014年12月20日『007スカイフォール』の公開が待たれる中、次2作への準備が早くも始まった。次の2作は2部作の物語になる様子。脚本家は『ヒューゴの不思議な発明』のジョン・ローガン氏だ。『007』シリーズは、今年50周年を迎える長寿ヒットシリーズ。12月に日本公開になる『スカイフォール』は、シリーズ23作目となる。同作品は先週末イギリスで公開、北米公開は11月9日だが、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリー氏とマイケル・G・ウィルソン氏は、早くも次の準備に取りかかっているようだ。シリーズ24作目と25作目は二部作になるようで、イアン・フレミングの原作には基づかないオリジナルのストーリーになるらしい。ストーリーは、脚本家ローガン氏が売り込んだもの。ひとつのストーリーが2作品にわたって語られるのは、『007』シリーズでは初めての試みだという。ダニエル・クレイグは、あと2回ジェームズ・ボンド役を演じることが契約で決まっている。ローガン氏は『グラディエーター』『アビエイター』『ヒューゴの不思議な発明』でオスカーにノミネートされており、『ランゴ』『ラスト・サムライ』『エニイ・ギブン・サンデー』などの脚本も手がけている。文:猿渡由紀
2012年10月29日『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのガンダルフ役や『X-MEN』シリーズのマグニート役でおなじみのイアン・マッケランが、ロンドンで1583年創業の由緒あるパブの購入手続きを進めている。マッケラン自身が行きつけのロンドン東部のライムハウスにあるパブ「ザ・グレイプス(The Grapes)」で、19世紀の文豪、チャールズ・ディケンズのお気に入りの店としても知られ、ディケンズの小説「互いの友」の中に“シックス・ジョリー・フェローシップ・ポーターズ・パブ”として登場する店だ。現在は1720年に建て替えられた店で営業が行われていて、重厚で伝統的な内装に趣がある。現在の女性オーナーはマッケランが手続きを進めていることを認め、購入理由は「近くに住んでいるからでしょう」と語った。マッケランは店のオーナーにはなるが、店に立つことはなく、営業のために人を雇う予定だという。(text:Yuki Tominaga)© Globe Photos/AFLO■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES■関連記事:「ホビット」2部作邦題決定!イライジャ・ウッド&K・ブランシェットらも再登場
2011年09月13日