栄光を極め、“黄金の鳥”と呼ばれた古代インドを舞台に描く気高き王の物語「ポロス~古代インド英雄伝~」。早くも12月2日(月)より、最新シーズン2がHuluプレミアにて独占配信されることになった。紀元前350年の古代インドを舞台に、内外の敵からインドを守った気高き王・ポロスの知られざる英雄伝を総製作費約81億円というスケールで描く本作。1話約20分に凝縮された物語には、絢爛豪華なセットや衣装、シーンを盛り上げる音楽、濃厚な人間ドラマなど、インド作品ならではの魅力が満載。特に、青を基調とした色鮮やかな宮殿シーンは、シーズン1配信当初から大きな話題となっている。今回のシーズン2では、邪悪な陰謀によって引き裂かれた主人公・ポロスとその父・バムニが、命がけの戦いへと導かれていくことに。さらに、ついにポロスは自身の出生の秘密を知ることにもなり…。様々な思惑が絡み合い、ポロスの運命が大きく動き出す激動の最新シーズンから、まさに気高き青色を放つ場面写真も到着している。「ポロス~古代インド英雄~ 」シーズン2は12月2日(月)よりHuluにて独占配信スタート、以降毎週月曜~金曜に1話ずつ追加予定(全64話)。(text:cinemacafe.net)
2019年10月30日公開前から140の国と地域での配給が決定していた『天気の子』が、この度、世界一の映画大国・インドにて日本映画初のインドプレミア上映を実施、新海誠監督が現地入りした。ムンバイ、デリーをはじめとするインド全国30都市で、10月11日から公開されることが決定(配給会社:Vkaao/興行会社:PVR Cinemas)している本作。日本映画がインドの劇場で一般公開されること自体が異例で、過去インドで一般公開された作品は『万引き家族』『ドラゴンボール超 ブロリー』の2作品のみ。『天気の子』は日本のオリジナルアニメ映画として、初の一般公開となる。超異例!インド初の日本映画プレミアは署名活動で実現インドでは『君の名は。』が人気を博し、今年の2月にインターネット上で『天気の子』のインド公開を求める署名活動が起こり、5万人を超えるファンの署名が集まったことが新海監督本人や東宝の海外配給担当者、現地配給会社買い付け担当者の耳に届き、署名活動に応える形で公開が決定した。初のインド訪問となる新海監督は、現地時間9月27日(金)に実施するインドプレミアに合わせて現地入り。上映を前に「インド上映は現地の若者たちによる署名活動のおかげで実現しました。インドの若者たちが日本の映画から何を得てくれるか、彼らの反応を楽しみにしています」と期待を膨らませていた。プレミア上映会場となったのは、インドの首都・ニューデリーにあり、いま1番人気のショッピングモールにある劇場「サケットセレクトシティウォークPVRcinema」。インド7都市で開催される「インド日本映画祭」の開幕も兼ねており、当日は全席招待、劇場内の複数スクリーンでインドファン合計約1,000人が本作を鑑賞した。予約チケット200席に半日で約2,000人以上の応募が殺到し、さらに当日チケットにも長蛇の列ができるなど期待値の高さが伺えた。ボリウッドの熱量に新海監督「できれば3年後くらいにまたインドに」10~20代を中心に、映画ファン、アニメファン、新海誠ファンが埋め尽くした劇場には「shinkai!shinkai!」というコールが響き、熱気が場内を包み込む中、上映前の舞台挨拶に登場した新海監督は、待ちわびたファンたちの大喝采と歓迎の拍手で迎えられた。興奮と歓声がやまない中、新海監督は「皆さんの署名活動のおかげでインドに来ることが出来て、心から幸せです。本当にありがとう」とまず感謝の挨拶。「インドという日本からとても離れた国で、文化も異なり、様々な価値観を持つ皆さんに、『天気の子』をどんなふうに楽しんでいただけるのか、心から楽しみにして来ました。皆さんの心の中に、少しでもこの映画が何かを残すことが出来たら、とても幸せに思います。どうか映画を楽しんでください」と語った。舞台挨拶には、インド配給VkaaoのCEO・vaibhav(バベル)氏、インド大使の平松賢司氏も登壇した。本編上映中は随所で、手を叩きながら大声で笑い、隣の席の友人と肩を組み泣き、腰を浮かし腕を高く上げ大きな声援を送るインドの観客たち。ボリウッドを楽しむようにフルパワーで『天気の子』を楽しんでいた。上映後は拍手と大歓声が飛び交い、新海監督が再登壇した際も、割れんばかりの大喝采となった。観客からは、「心に残り続けるような映画」「いつも真の日本の魅力を描いていて素晴らしい」「インドでのアニメの既成概念を打破する力があり、アニメそのものを新しいレベルに引き上げてくれました」「つい最近日本語を勉強し始めたところで、『心からありがとうございます』と言いたい」といった声が聞かれた。前のめりのQ&Aに新海監督、“迷い”を吐露Q&Aでは、前のめりに挙手をしてアピールをする観客で溢れることに。インドの熱を直に感じた新海監督は、「できれば3年後くらいにまたインドに帰って来て、皆さんに新しい映画を見せたいです。また再会しましょう!」とインドのファンへ語った。日本のアニメ―ション映画の作り方と、ハリウッドのアニメ―ション映画の作り方への違いについての質問に、新海監督は「日本のアニメーション映画は“作家主義”。つまり、監督の作家性が映画の軸にあるのが日本のアニメーション映画だと思います。ハリウッドの方は、はるかに分業が進んでいるような気がしますね」と回答。「日本がいま作家主義になっているのは、宮崎駿さんのような強力な監督・アニメーターの影響だと思います。この先ハリウッドから学び、優れたスタッフと分業していく必要性を感じると同時に、ハリウッドと同じ作り方をしても適うわけではなく、宮崎監督や僕のように従来の作り方を続けていくことにも意味があるような気もしていて、迷いますね」と明かした。また、日本のアニメーション映画には子どもが多く描かれている点については、「アニメーション映画を一番必要としているのが彼らの年代だからだと思います。エンターテインメントには10代の子供たちの人生を変えてしまう力があるかもしれない」と新海監督。「ただ、高齢化が進み大人が増えている日本の社会で、これから僕の映画をどういう人たちへ届けていけばよいのか、大人を描くのか、それとも今までどおり10代を主人公にすべきなのか、今ちょうど迷っているところでもあります」と、正直な気持ちを吐露した。インド公開の立役者と対面も!「日本の映画産業の形が少し変わるかも」翌日は、インド上映のきっかけとなった、本作のインド公開を求める署名活動を始めた、現地の男子高校生Divishth Pancholi(パンチョーリ)君と新海監督が対面。歓迎の花束を渡す感無量のパンチョーリ君に、新海監督は「署名活動をしてくれて本当にありがとう!」と感謝を伝え、『天気の子』の感想や、将来の夢など監督がパンチョーリ君を質問責めに。最後は、いつか東京で再会し、監督自ら映画の舞台を案内することを約束した2人。対面を終えた新海監督は、「パンチョーリ君の熱意と行動力によって、この先日本とインドのアニメーション映画の形が少し変わるかもしれないし、日本の映画産業の形が少し変わるかもしれない。心から凄いことだと思います」と語っていた。人口13億人を超えるインドは、年間映画製作本数(約2,000本)と年間映画観客動員数(約20億人)が世界1位、さらに映画市場は年間24億ドルを超える、正真正銘の映画大国。多くのインド人が娯楽として映画を愛し、インド映画=通称ボリウッドは世界の映画産業を牽引している。しかし、国内で他国映画の劇場公開が難しいのが特徴のひとつでもあり、そのことからも一般公開に合わせてインドプレミアを実施したことは異例となった。『天気の子』は全国にて公開中。インドでは10月11日より、韓国では10月30日、ロシアでは10月31日、タイでは11月7日より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2019年09月30日インド発のアクション・ヒーロー・エンターテインメント『Mard Ko Dard Nahin Hota』(原題)が『燃えよスーリヤ!!』の邦題にて公開されることが決定。併せて、ビジュアルと予告が解禁となった。主人公スーリヤは何の変哲もない青年。ただし、彼はどんな痛みも感じないという特別な体質の持ち主。幼い頃に祖父から渡されたカンフー映画に衝撃を受けて以降、街の悪党を倒すことを目標として独自にカンフーの特訓を積んできた。ある日、スーリヤは離ればなれになっていた幼なじみのスプリが街を牛耳る悪の組織に狙われていることを知り、カンフーと痛み知らずの身体を武器に悪の組織との全面戦争を決意する――。第43回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門にて観客賞を受賞した本作。監督は『めぐり逢わせのお弁当』の製作に携わり、本作で長編監督2本目となるヴァーサン・バーラー。主人公スーリヤを演じるのは本作で銀幕デビューとなるアビマニュ・ダサーニー。今回解禁された予告編では、子ども時代のスーリヤがいじめに遭うも痛みを感じず、無理やり「イテッ」と言う様子が映し出される。じいちゃんに渡されたVHSを再生すると、胴着の男が片足で「百人組手」に挑むアクションが映し出され「かっけえええ!!」と絶叫。アクション映画に影響を受け、カンフーヒーローになる道を歩み始める。成長し、大人になったスーリヤは相も変わらず痛み知らずだったが、ヒロインである幼なじみのスプリとの再会で胸に痛みが走る。それが恋だと気づいた彼は愛する彼女を守るため、憧れの格闘家マニ、その弟子でもあるスプリと共に街を牛耳る悪の組織との壮絶な戦いに挑む。ナレーションを担当するのはカンフー界のヒーロー、ジャッキー・チェンの吹き替えを長年務める石丸博也。スローを多用したVFX満載のアクションシーンでは、どんな攻撃を受けても動じないスーリヤの心の声を代弁するように石丸さんが「痛くなーーーーーい」と絶叫。新たなスーパーヒーロー誕生を期待させる映像に仕上がっている。予告編と同時に解禁となったポスターでは、ブルース・リーをオマージュしたカンフースタイルのポーズを決めるスーリヤをはじめ、スプリ、マニ、悪の組織のボスであるジミー、スーリヤにアクション映画で英才教育をたたき込む強烈な祖父ら個性溢れるキャラクターたちが、漫画を意識したコマ割りの中で思い思いのポーズをとっている。「痛みを知らずに悪を討つ!」のコピーとともに悪の組織に立ち向かう意気込みが溢れだす構図となっている。『燃えよスーリヤ!!』は12月27日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月25日総製作費約81億円、5シーズン全299話の壮大なスケールで描かれる、気高きインドの王の英雄伝を描いたドラマ「ポロス~古代インド英雄伝~」シーズン1がHuluにて独占配信決定。その予告映像と場面写真がシネマカフェに到着した。異例のロングラン・ヒットを記録したインド映画『バーフバリ 王の凱旋』の熱も冷めやらぬ中、新たに日本初上陸する王の物語は、紀元前350年、栄光を極め“黄金の鳥”と呼ばれた古代インドが舞台。国王の息子として生まれながらも、赤ん坊の時に祖国を追われ、盗賊の一員として育った主人公・ポロスが、偶然の出来事がきっかけで再び祖国に戻り、やがて王として世界最強の征服者・アレクサンドロスとの歴史的な一戦に導かれていく様を圧倒的スケールと映像美で描く。総製作費81億円というインドドラマ史上に残る莫大な製作費がかけられた本作。撮影には11ものセットが使われ、撮影準備に1年半、撮影セットを作るだけでも7か月もの時間が費やされたという。物語はインド、マケドニア、ペルシャを跨いで繰り広げられる。この度解禁された予告編では、古代インドに迫る征服者・アレクサンドロスの迫力ある戦闘シーンから、“黄金の鳥”と呼ばれた古代インドの豪華絢爛な宮廷の様子や祭のシーンなどが続き、まさしく本作のスケールの大きさが伝わってくる映像。さらに、同じく解禁になった場面写真からも、“黄金の鳥”と呼ばれた古代インドのセットや衣装の豪華絢爛さが目を引く。登場人物はポロス、アレクサンドロスなど実在の人物をモデルにして作られており、英雄となったポロスの知られざる物語を、生前に遡り丁寧に描いていく。エピソードは全299話。1話約30分で平日毎日エピソードが追加されるので、毎日王の物語を楽しむことができる。「ポロス~古代インド英雄伝~」シーズン1は9月2日(月)よりHuluにて独占配信スタート、毎週月曜~金曜12時に新エピソード追加(全299話)。(text:cinemacafe.net)
2019年08月20日経済発展が著しい、大都市ムンバイを舞台に、格差のある男女の恋愛を描いたインド映画が、本作『あなたの名前を呼べたなら』だ。主人公はファッションデザイナーの夢を持つ、農村出身のラトナ。夫を亡くした彼女は、建設会社の御曹司アシュヴィンの高級マンションで住み込みメイドとして働くことになる。そんなある日、彼女がアシュヴィンにある“お願い”をしたことから、ふたりの距離が縮まっていく……。経済発展や近代化を遂げ、文化的にも洗練化し続けているインド社会だが、グローバルな視点から見ると、貧富の格差や差別が根強く残っていることも確かだ。『モンスーン・ウェディング』のティロタマ・ショーム、『裁き』のヴィヴェーク・ゴーンバルがここで演じている、メイドと富豪の恋愛関係というのは、インド社会の昔ながらの常識では“あり得ない”ものなのだという。さらに、近年はインドでも所得格差がさらに広がり、貧困層がいっそう貧しくなっている状況をも本作は示唆している。本作で長編デビューを果たしたのは、ムンバイ出身の女性監督ロヘナ・ゲラ。アメリカで大学教育を受けた彼女は、インドとアメリカ、ふたつの文化にまたがり、双方の価値観でものを見ることができる監督である。そんな彼女は、果たしてこの格差恋愛の行方に、どんな結末を与えるのだろうか。それは、インドの未来を暗示するものになるかもしれない。『あなたの名前を呼べたなら』公開中
2019年08月08日“インドのコーエン兄弟”などと絶賛される、予測不能なインドのブラックコメディ映画『盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~』から、クレイジーな予告編と場面写真が到着した。今回到着した映像では、主人公アーカーシュが芸術のために“盲目を装い”、彼女の父親のお店でピアノを弾く毎日。そんな中演奏依頼を受け、大スターの豪邸に行くも、まさかの殺人事件を目撃してしまう!さらに、映像では銃を持ったガタイのいい男が登場したり、「本当に目が見えない!」と叫んだり、災難や困難が加速。軽快なピアノのメロディがよりスリリングさを増し、コミカルでトリッキーな映像となっている。また、映像解禁と合わせて、華やかなピアノ演奏シーンや、事件の香り漂うシーンを切り取った場面写真も到着。予測できない、そして捻りの利いた展開が待っている本作に、ますます期待が高まる。『盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~』は11月15日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年08月06日“インドの国宝”アーミル・カーンが製作・出演、『ダンガル きっと、つよくなる』『バーフバリ 王の凱旋』に続いてインド映画で世界歴代興収第3位を記録(2019年4月現在)した注目作『シークレット・スーパースター』がついに日本上陸。近年、日本で大ブームのインド映画にはエンターテインメント性と社会性を見事に両立させた良作が目立つが、特に8月に公開される本作と『あなたの名前を呼べたなら』は、既存の価値観に捉われない新たな女性像を提案しているという共通点がある。そんな“現代女性の生き方”にフィーチャーした2作品の魅力を徹底解剖する。PCは買えない!ギターは壊される!ならば、素顔を隠してYouTuber!『シークレット・スーパースター』『ダンガル きっと、つよくなる』の若き天才女優ザイラー・ワシームが、夢をあきらめない等身大のティーンエイジャーの少女インシアをみずみずしく演じ、本作では助演に徹したアーミルは彼女のために一肌脱ぐことになる落ち目の音楽プロデューサーを怪演。『ダンガル』では父娘役で共演したふたりが、本作では文字通り“タッグ”を結び人生逆転をかける。今年日本でロングランヒットとなった『バジュランギおじさんと、小さな迷子』が記録していたインド映画としての世界興収記録を塗り替え、歴代第3位に躍り出た大ヒット作だ。歌手を夢見る15歳の少女インシアが夢に向かって突き進む姿をメインに描きながら、裏テーマとして据えられているのは“女性の自立”。ずばり“女の子”という意味である名前を持つインシアと、その名前を付けた当人であり、娘には夢を持ち自分らしく生きてほしいと願い、それを全力で応援しようとするインシアの母親、人生の全てを諦めてしまったインシアの大叔母という3世代女性の姿を通して、現代を生きる女性への強いエールを感じ取ることができる。プロデューサーでもあるアーミルが、『ダンガル』と本作を比較して「『シークレット・スーパースター』は、父性について描いた『ダンガル』とは表裏一体なんだ」と語るように、エンドクレジット冒頭で記されるのは「母と母性に捧げる」という言葉。そこに至るまでに描かれる娘と母の生き様を珠玉の音楽の数々が彩り、涙なしには観られない感動を呼んでいる。なんと、そのインシア役を演じるザイラーは、今年6月に突然俳優業からの引退を発表。初主演作がインドで高く評価され、今後の活躍が期待されていた18歳の天才女優が自ら決めた新たな人生に想いを馳せることで、本作への見え方も違ったものになるはずだ。近くて遠い2人の世界が交差する…『あなたの名前を呼べたなら』結婚わずか4か月で未亡人となった女性ラトナが、都会でメイドとして働きながら巡り合う新たな愛を通じて、インドの厳しい身分制度や因習が描かれる本作。逆境を跳ね飛ばそうとファッションデザイナーという夢をかなえるために奮闘する姿や、たとえ死別であっても死ぬまで婚家に縛られる因習などの不条理からラトナがどんな一歩を踏み出すのかを、詩的なタッチで見せていく大人のラブストーリー。監督をつとめたのは、本作が長編デビュー作であるムンバイ出身の女性監督ロヘナ・ゲラ。カンヌ国際映画祭批評家週間で「GAN基金賞」の受賞を果たした本作で、インドに存在する“階級格差”をラブストーリーに取り入れたことについて、「恋愛物語にすることで平等と抑制からくる力を通して、階級間の隔たりを越えることができるのか? というテーマを探ったのです」と説明、まずは沢山の人に観てもらい、考えてほしいと話している。この2作に共通するのは、夢を持つ主人公の前に“家父長主義”や“因習”が立ちはだかること。しかし、同時に彼女たちの新たな道を切り開く手助けをするのもまた、男性であることにも注目してほしい。『シークレット・スーパースター』は8月9日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。『あなたの名前を呼べたなら』は8月2日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あなたの名前を呼べたなら 2019年8月2日よりBunkamura ル・シネマほか全国にて順次公開© 2017 Inkpot Films Private Limited,Indiaシークレット・スーパースター 2019年8月9日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© AAMIR KHAN PRODUCTIONS PRIVATE LIMITED 2017
2019年07月28日映画『ヒンディー・ミディアム』が、2019年9月6日(金)より全国で公開される。インドの受験事情がテーマ超学歴社会と言われるインド。そんな国の“お受験"が『ヒンディー・ミディアム』のテーマ。主人公は下町で洋品店を営むラージと妻のミータ。ラージは、家族想いだがどこか抜けたところがあるキャラ、ミータは学歴コンプレックスゆえ思い込みが激しい。学歴は無いが、可愛い娘ピアの将来のために進学校に入れることを決心。そんな夫婦の姿を笑いあり感動ありで描く。英語が何より重要学歴社会のインドでは英語が超重要。映画のタイトルともなるヒンディー・ミディアムとは、ヒンディー語で授業を行う公立学校のこと。そして、英語で授業を行う私立の名門校のことをイングリッシュ・ミディアム(English Medium)という。ラージとミータは娘をイングリッシュ・ミディアムに入学させようと奮闘する。受験には住居も重要面接では居住地ももちろん評価される。その情報を得たラージとミータは高級住宅街にお引越しを決意する。受験には親の教育水準も重要引っ越したものの、英語で話せないと全く相手にされないという厳しい現実に直面。ラージとピアのふたりは“お受験"のためお受験クラスにも入学。面接のノウハウや試験のコツを学ぶ。神頼みまで駆使しながら娘のために全力を尽くすものの、結果は全滅…。受験には低所得者層のための優先枠も?進学校にも低所得者層のための優先枠があるという。そんな“禁断の手口"があることを教わり、夫婦は藁をもつかむ思いでスラム街にお引っ越し。ラージは慣れない工場仕事に失敗ばかりで、ミータはスラムの暮らしに大混乱。だが、ふたりは次第に周囲の人たちと打ち解け始めていく。そんな二人が“お受験"の行方と、夫婦がドタバタのすえに出す答えとは…?イルファーン・カーン主演主演はイルファーン・カーン。アーミル・カーン、シャー・ルク・カーン、サルマン・カーンについで第4のカーンと言われる。国際的にも知名度が高く『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』では主人公のパイの成人役、『ジュラシック・ワールド』ではパークの所有者を演じてヘリを操縦した。なお、『ヒンディー・ミディアム』の続編となる「Angrezi Medium」(=授業を行う学校"の意味)が2020年春インド公開に向けて進行しているという。イルファーンが引き続き主演を務めるが、どうやら別の家庭のお話しとなる模様。『ヒンディー・ミディアム』あらすじ&作品詳細受験のために高級住宅地に引っ越し&面接の猛勉強…なのに全滅?そんなとき、低所得者層のための優先枠があると…デリーの下町で洋品店を営んでいるラージ・バトラは、妻のミータと娘のピアの3人暮らしている。可愛い娘の将来のため、ラージとミータは進学校に入れることを決意。面接では親の教育水準や居住地までも評価されることを知る。学歴は高くないラージとミータ。2人は娘のために高級住宅地にお引っ越し。本格的に面接に臨むものの、結果は全滅してしまう。落胆する2人だが、進学校が低所得者層のために入学に優先枠を設けているという情報を得る。追いつめられたラージたちはスラム街に引っ越して優先枠での入学を狙う作戦にでるが…映画『ヒンディー・ミディアム』原題:Hindi Medium監督:サケート・チョードリー脚本:ジーナト・ラカーニー、サケート・チョードリー出演:イルファーン・カーン、サバー・カマル上映時間:132分配給:フィルムランド、カラーバード
2019年07月26日インドのスーパースター・ラジニカーントとアカデミー賞スタッフが贈る超大作『2.0』(原題)が、邦題を『ロボット2.0』として公開することが決定。併せて、ティザービジュアルが解禁となった。■ストーリーある日突然、インドの街から全てのスマートフォンが消えた。そして携帯業者や通信大臣がスマホに殺されるという殺人事件が次々に発生。バシー博士は、助手のニラーとスマホの行方を追ううちに、無数のスマホが合体し巨大な怪鳥に変身していることが判明。やがてその巨大怪鳥は人類を襲いだし、軍隊でも抑えきることのできないモンスターと化す。バシー博士は、かつて封印されたあの伝説のロボット「チッテイ」を復活させ、人類を守ることを思い立つ。しかしそれはインド中を巻き込んだ、壮大なバトルの幕開けとなった。■伝説の映画『ロボット』の続編にアカデミー賞スタッフが集結、2大スターの競演も!2009年、南インドのタミル映画として公開されインド史上最高の興行収入を叩き出し、日本でも大ヒットした伝説の映画『ロボット』の続編となる本作。『バーフバリ』が記録していたインド史上最高額の製作費を抜いたことが話題になり、約6,000スクリーンで公開され大ヒットとなった。監督は、『ロボット』を生み出したインド映画界のヒットメーカー・シャンカルが続投。音楽は『スラムドッグ$ミリオネア』などアカデミー賞で2度の栄冠に輝くA.R.ラフマーン、衣装デザインは『バットマン リターンズ』『メン・イン・ブラック』などを手掛けたメアリー・E・ヴォクト、特殊メイクとアニマトロニクスは『アベンジャーズ』『ジュラシック・ワールド』のVFXを務めたレガシー・エフェクツが担当し、ハリウッドで活躍するアカデミー賞スタッフが集結した。主演を務めるのは前作に引き続き、インドのスーパースターにして人間国宝のラジニカーント。本作では、天才博士バシーと最強ロボのチッテイの1人2役をこなす。インド映画ブームを巻き起こした『ムトゥ 踊るマハラジャ』で世界を魅了した彼のインドダンスが、本作でまた見られるのかにも注目したい。本作で初登場となるのは、『パッドマン 5億人の女性を救った男』主演のアクシャイ・クマール。バシー博士の宿敵となるスマホロボットに扮し、ラジニカーントと2大スター競演を果たした。また、ミス・ティーンワールド2009年グランプリのイギリス人女優、エイミー・ジャクソンが絶世の美人ロボット・ニラーを演じる。今回解禁されたティザービジュアルでは、世界最強のおじさんロボットのパワーアップバージョン、赤髪リーゼントの2.0が初お披露目。いまにも乱射しだしそうな無数の2.0軍団からは、とんでもないバトルが予感される。果たして彼らは人類を守ることができるのか、期待が高まるビジュアルとなっている。『ロボット2.0』は10月25日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年07月25日この週末、インド・アーグラにある寺院の中で、若い男性の遺体が発見された。遺体のそばには家族に宛てた遺書が置かれており、そこには自殺に至った衝撃の経緯が記されていた。THE TIMES OF INDIAによると、命を断ったのは22歳のShyam Sikarwarさん。彼は交際していた恋人が自分ではない別の男性と婚約したことに激しくショックを受け、ストレスで職を失ってしまっていたという。Sikarwarさんは死亡する直前、Facebookにその胸中を語る動画を投稿し、自殺する様子を生中継すると語っていたとか。現時点で、彼のFacebookページは遺族の申請により既に削除されているため、動画の視聴回数などについては不明だ。便せん4枚に渡る遺書には、家族への謝罪と臓器提供の意志が綴られていたという。
2019年07月23日ラップと出会い、スラムから飛び出したインドで活躍するアーティストNaezyの驚きの実話を基にした『ガリーボーイ』。この度、ウィル・スミスも絶賛を贈る予告編が解禁となった。主演は、Facebookだけで1,000万人のフォロワーを誇り“次世代のキング・オブ・ボリウッド”の呼び声高い、『パドマーワト 女神の誕生』のランヴィール・シン。さらに北インドの実力派女性監督ゾーヤー・アクタルがメガホンをとり、プロデューサーにはUSヒップホップ史に燦然と輝く名曲の数々で知られるラッパー・NAS(ナズ)が名を連ねる。今回解禁されたポスターは、劇中で印象的に使われる歌詞「My time will come(俺の時代が来る)」「Change your fate(運命を変えろ)」が配され、主人公ムラドの見つめる先に光が差し込み、希望を感じさせられるものとなっている。予告編では、インドの厳しい格差社会の中で、貧しい生活に怒りと諦めを抱えながら生きるムラド(ランヴィール・シン)が「大きな夢をみたら迷わず追うべきか」と葛藤し悩む姿が。そこから一転、胸に秘めた思いをラップにのせ、ムラドは“ガリーボーイ”として突っ走ることを決意する。劇中に登場するラップ曲は、全てランヴィール自身が歌っている点も要注目。映像はムンバイ最大のスラム“ダラヴィ”を縦横無尽に駆け巡り、高揚感に満ちたものとなっている。また、本作の字幕監修を作家、クリエーターのいとうせいこう氏が担当することが決定。大ヒットインド映画『きっと、うまくいく』の字幕監修もつとめた、いとう氏は「ラップが決め手のストーリーですから、どう訳すと頭に入りやすいか、体がノリやすいか、今から楽しく悩んでいます。乞うご期待」とコメント。物語の背景には、インドが抱える階級社会と格差、宗教的差別、そして抑圧された社会から解放されたいと願ういまを生きる若者の姿が描かれる。本音をラップにのせ、スラムを飛び出し世界に発信していく“ガリーボーイ”。観る者の心を揺さぶる魂のラップで世界中に感動を巻き起こした傑作が、日本に上陸する。ストーリーインド・ムンバイにあるスラム出身のムラド(ランヴィール・シン)は、雇われ運転手の父を持つ貧しい家の青年。両親はムラードがまっとうな仕事に就くことができるよう、彼を大学に通わせるために一生懸命働いていた。しかし、ムラドは親の思いを知る由もなく、地元の悪友と車上荒らしに手を染め、密かに身分の違う医者の父を持つ恵まれた家庭出身の彼女もいた。俺の人生はこの先、何も変わらない…そう思っていたムラドだが、ある日、大学構内でフリースタイルラップのパフォーマンスをしていた学生MC・Sher(シッダーント・チャトゥルヴェーディー)と出会い、ラップの世界にのめり込んでいく。親からの反対、友情、恋、様々な経験をしながら、フリースタイルラップの大会で優勝を目指し――。『ガリーボーイ』は10月18日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年07月18日インド映画『ガリーボーイ』が、2019年10月18日(金)より公開される。スラム街出身の実在ラッパーを描く映画『ガリーボーイ』は、インドで活躍するラッパーNaezyの実話をもとにしたストーリー。インドのスラムで生まれ育った青年が、フリースタイルラップの大会で優勝を目指す。物語の背景には、インドが抱える格差、宗教的差別、抑圧された社会から解放されたいと願う若者の姿が描かれており、どうしようもない現実に真っ向から立ち向かう姿に胸を打たれる。世界で封切りされるやいなや、2019年公開のインド映画世界興行収入第2位を記録し、映画批評家による世界最大級の映画レビューサイト「ロッテン・トマト」でも100%フレッシュという高評価を得るなど、ヒットを飛ばしている。また、見どころの1つである圧巻のラップシーンが収められた本国版の予告編+MVのネット動画再生回数は1.1億回を超え、『アラジン』でのジーニー役が記憶に新しいウィル・スミスも自身のインスタグラムで絶賛しているという。ランヴィール・シン主演、NASプロデュース主演は『パドマーワト 女神の誕生』にも出演するランヴィール・シン。監督は『慕情のアンソロジー』などを手掛けた北インド界の実力派女性監督ゾーヤー・アクタル、プロデューサーはラッパーのNASが務める。ストーリーインドのムンバイにあるスラム出身のムラド(ランヴィール・シン)は、雇われ運転手の父を持つ貧しい家の青年。両親はムラドが今の暮らしから抜け出し成功できるよう、彼を大学に通わせる為に一生懸命に働いていた。しかしムラドは、親の想いを知る由も無く、地元の悪友とつるみ、親に内緒で身分の違う裕福な家庭の恋人と交際していた。俺の人生はこの先も変わらない…そう思っていたムラドだが、ある日大学構内でフリースタイルラップのパフォーマンスをしていた学生 MC Sher(シッダーント・チャトゥルヴェーディー)と出会い、ラップの世界にのめり込んでいく―親からの反対、友情、恋、様々な経験をし、フリースタイルラップの大会で優勝を目指す。【詳細】映画『ガリーボーイ』公開日:2019年10月18日(金)原題:Gully Boy主演:ランヴィール・シン出演:アーリア-・バット、シッダーント・チャトゥルヴェーディー、カルキ・ケクラン監督:ゾーヤー・アクタル2018/インド/154分/日本語字幕:藤井 美佳/字幕監修:いとうせいこう/5.1ch/シネスコ
2019年06月30日2017年にインドで公開され、年間興収トップ10入りの大ヒットを記録した“インドのお受験”をテーマに描く珠玉の教育エンターテインメント『ヒンディー・ミディアム』(原題:Hindi Medium)が、9月6日(金)より日本でも公開決定。日本版ビジュアルも到着した。デリーの下町で結婚衣装の店を営んでいるラージ・バトラは、妻のミータと娘のピアの3人暮らし。娘の将来のため、ラージとミータは娘を進学校に入れることを考えていた。そうした学校は面接で親の教育水準や居住地まで調べていることを知るが、2人の学歴は高くなく、娘のために高級住宅地に引っ越して本格的に面接に臨むが、結果は全滅。落胆する2人に、ある進学校が低所得者層のために入学に優先枠を設けているという思わぬ話が舞い込む。追いつめられたラージたちは貧民街に引っ越して優先枠での入学を狙うのだったが――。タイトルの「Hindi Medium」は、ヒンディー語で授業を行う公立学校のこと。英語で授業を行う私立の名門校は「English Medium」と言い、デリーの下町で洋品店を営むラージとミータ夫婦は、ピアをこのEnglish Mediumに入学させようと奮闘する。本作では、階級を飛び越え、富裕街に貧民街にと住まいまで変えて悪戦苦闘する中で、人生において本当に大切なことに気づくまでを描いていく。父・ラージを演じるのは、『アメイジング・スパイダーマン』『インフェルノ』など多くのハリウッド映画に出演するイルファーン・カーン。家族想いでありながら、どこか抜けた部分もある父親をコミカルに演じ、インド国内の映画賞である国際インド映画アカデミー賞、スター・スクリーン・アワード、フィルムフェア賞で主演男優賞3冠を果たした。また、美しき妻で教育ママのミータを演じるのは、パキスタンで最も活躍するトップ女優のひとりサバー・カマル。本作がインド映画初出演となった。監督は、『アショカ大王』『結婚の裏側』のサケート・チョードリー。本作では国際インド映画アカデミー賞で監督賞、フィルムフェア賞で最優秀作品賞を獲得した。現代インドでよい仕事を得るための必須スキルとされ、教育の質を測る上で重要視されている英語。本作は、インドで実際にあった「父親が学位しか持っていなかったため娘の入学を拒否された」という驚愕の出来事を基に、ラージとミータと同じように高等教育を受けることができなかった親たちへの丁寧なヒアリングを経て製作。到着したビジュアルでは、そんなインドの現実も踏まえた“英語が話せないなんて!”というコピーも添えられたコミカルな一枚となっている。『ヒンディー・ミディアム』は9月6日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年06月14日最近のインド映画といえば『バーフバリ』。熱狂的ファンを続々生み、普段インド映画はあまり観ない…という人まで巻き込んだバーフバリ旋風は記憶に新しい。そんなインド映画の熱はまだまだ続き――現代と古代、2本のインド映画をピックアップ!そんな旅ってある?インド人青年の恋と冒険の物語『クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』人が旅に出るときは、自分の意志で行きたい場所に向かって旅立つことが多いのではないでしょうか。『クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』の主人公アジャ(ダヌーシュ)は、母親の死をきっかけに、一度も会ったことのない父親に会いに、生まれ育ったインドのムンバイからフランスのパリへ旅に出ます。パリに到着!これからお父さんを探すぞ!でもその前に憧れの家具店に行ってみよう!そしてアジャはその家具店で運命的な出会いをします。マリー(エリン・モリアーティ)という女性に一目惚れして、翌日にデートの約束も!そこまでは順調でしたが、彼の所持金は偽札の100ユーロのみ。そこで家具店のクローゼットのなかで一夜を過ごすことに。ところが、そのクローゼットが真夜中にロンドンに向けて発送されてしまったことでアジャの旅は一変。インド→フランス→イングランド→スペイン→イタリア→リビア、自分の意志とは関係なく旅をすることになるのです。トラブルで始まった旅が平穏な旅になるわけがなく…不法移民に間違われたり、空港から出られない日々が続いたり、ローマで大女優のネリー(ベレニス・ベジョ)と出会ったり、奇想天外な旅を経験します。またクローゼットに始まり、飛行機、船、トランク、気球、旅の交通手段がユニークであることもこの映画の特徴のひとつ。インドを舞台にした映画とは少し様相が異なりますが、街から街へ、アジャのような旅をしたくなります(トラブルはなしで、笑)。ムンバイ中の洗濯物が集まるという屋外洗濯場ドービーガート、マリーとデートの待ち合わせに選んだパリのシンボル・エッフェル塔、旅の途中で出会った大女優ネリーと街歩きをしたローマのトレヴィの泉は、この映画におけるマスト観光スポットです。33億円!インド映画史上最大級の製作費で描く圧倒的な映像美『パドマーワト 女神の誕生』『パドマーワト 女神の誕生』は、16世紀に生み出されたインド古来の伝記をもとにした愛と誇りの物語です。舞台は13世紀末。シンガール王国(スリランカ)の王女パドマーワティは、西インドの小国メーワール王国の王ラタン・シンと恋に落ち結婚、王妃になります。同じ頃、北インドではアラーウッディーンが叔父を暗殺してイスラム教国の皇帝の座を手に入れていました。このアラーウッディーンはとにかく獰猛で野心家な人物で、どんどん権力を広げていきます。そして、パドマーワティが絶世の美女であることを知り、メーワール国に兵を差し向けますが、堅牢な城壁と誇り高いラタン・シンの抵抗によって、パドマーワティの姿を見ることは叶わず…。そして、火が付いてしまうわけです、何としてもパドマーワティを見たい、どれほどの美しさなのかと――。そんな一国の運命を変える美貌のパドマーワティを演じるのは、ディーピカー・パードゥコーン。『トリプルX:再起動』でハリウッド進出も果たしているインド映画界のトップ女優です。たしかに美しい!そしてその美貌に比例するかのように王宮も美しい!そこで繰り広げられる踊りも美しい!身に纏う衣装も装飾も美しい!広大な風景も美しい!とにかく、映画全体が“美”で埋め尽くされているような映画なのです。パドマーワティは実在した王妃ですが、歴史的資料は乏しく実像はほとんど不明です。伝記のなかでは、絶世の美女として、女性の尊厳を守るために悲劇的な最期を遂げたことから、インド歴史上の女傑のひとりとして、ラージャスターン地方では女神のように信仰されているそうです。となると、訪れたいのはメーワール王国の都のあったラジャスタン州南部のウダイプル。別名ホワイト・シティとも呼ばれ、『007 オクトパシー』のロケ地としても有名です。王の宮殿シティ・パレスや宮殿ホテルの代名詞レイクパレスホテルなどがあるオアシス都市です。(text:Rie Shintani)(text:Rie Shintani)■関連作品:パドマーワト女神の誕生 2019年6月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©Viacom 18 Motion Pictures ©Bhansali Productionsクローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅 2019年6月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2018 Copyright BRIO FILMS-SCOPE PICTURES-LITTLR RED CAR-TF1 AUDIOVISUELS-SONY PICTURES ENTERTAINMENT FRANCE All rights reserved. Brio Films @Sébastien Bossi
2019年06月06日30か国以上の出版社に翻訳権が販売された人気小説を原作とし、フランスとインド、ベルギーの共同製作によって映画化された『クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』の予告編が解禁となった。インドの大道芸人アジャは、母の死をきっかけに憧れだったパリへ向かい、ずっと行きたかったインテリアショップで運命の女性マリーにひとめぼれ。お金のないアジャは、閉店後の店内に隠れ、一晩を明かそうとクローゼットの中に…。ところが、何点もある家具の中から偶然にもアジャの入っているクローゼットが出荷されてしまう!本作は、当時国境警備隊の警部補であったロマン・プエルトラスが通勤中にスマホで執筆し、30か国以上の出版社に翻訳権が販売された人気小説が原作。監督は、『人生、ブラボー!』で様々な映画祭で評価を得たケン・スコットが務め、世界各国を飛び回り撮影が行われた。主人公アジャ役にはインド映画界のスターで、ラジニカーントの娘婿としても知られるダヌーシュが抜擢。マリー役のエリン・モリアーティをはじめ、アジャが旅で出会う人々にベレニス・ベジョ、バーカッド・アブディ、ジェラール・ジュニョなどの実力派俳優らが世界15か国から集結した。今回、解禁となった予告編では、“クローゼットに閉じこめられた主人公”アジャの奇想天外な旅の様子が明らかに。予期せぬハプニングをきっかけに世界へ飛び出してしまったアジャは、スペインで難民になったり、イギリスで警官に追われたり、はたまたイタリアで女優ネリー(ベレニス・ベジョ)に銃を向けられる場面も。様々な国での出来事が続々と映し出され、観ているだけで思わずワクワクしてしまう!果たして、そんな奇想天外なアジャの旅はどこへ行きつくのか。旅先での出会いや、母からのメッセージなども収められ、心温まる結末を予想させる映像となっている。はちゃめちゃな旅を描いた笑いあり、涙ありのハートフル・ムービー。観る人を世界旅行へといざなうとびきりハッピーな物語を是非劇場でチェックしてみて。(text:cinemacafe.net)
2019年04月16日インド発紅茶ブランドのプリミアスティー(PREMIER’S Tea)は、日本初のフラッグシップショップ「プリミアスティー ブティック 銀座(PREMIER’S Tea Boutique Ginza)」を2018年11月30日(金)にオープンする。1988年にインドのコルカタで誕生したプリミアスティーは、優れたインドのティーテイスターが選んだ高品質なティーを取り扱い、鮮度の高いまま提供する紅茶ブランド。茶葉は、日本の最新技術を駆使した機械を使って丁寧にクリーニングした、原産国100%で混じりけのないブレンドを展開している。インドに留まらず、香港、シンガポール、中国、韓国、ロシアをはじめとする世界30か国の高級ホテルやレストランでも親しまれている。日本初出店となる「プリミアスティー ブティック 銀座」のコンセプトは、“インドから、 ガーデンフレッシュの美しい紅茶を”。心を癒し、満ち足りた時間を演出してくれるような、香り高く味わい深いガーデンフレッシュの茶葉を用意する。店舗では、鮮度の高いピュアなダージリン、アッサム、ニルギリなどを提供する他、銀座店限定の茶葉の量り売り、オリジナル紅茶ギフトやプリミアスティーの紅茶を使用したオリジナルスイーツを取り扱う。【詳細】プリミアスティー ブティック 銀座オープン日:2018年11月30日(金)住所:東京都中央区銀座5-15-1南海東京ビル1FTEL:03-6264-7257営業時間:11:00~20:00
2018年11月25日インドといえば、スパイスの効いたカレーをイメージしますよね!味付けに使うのはもちろん、整腸作用や消化促進作用など、組み合わせによって健康への様々な有用性も期待されているスパイス。そんなスパイスをふんだんに使ったインドカレー。ほら、食べたくなってきたでしょう?今回ご紹介するのは、神戸の有名な老舗インド料理専門店『ゲイロード』さんが監修した『ゲイロード ビーフカレー』。製造は神戸ではお馴染みの食品メーカー・MCC食品さんということで、なんだか神戸企業の地元愛を感じるカレーでもあります。「インドなのにビーフカレーっていいのか?」という突っ込み(注1)はさておき、このカレーをさらに美味しく食べるために、もう少し調べてみることにしました。(注1:インドで多数派を占める民族宗教・ヒンドゥー教では、牛を神聖な動物として崇めているので、牛肉食は避けられる傾向にあります) ■35種類のスパイスを独自ブレンドだと…?ゲイロードの公式サイトを覗いてみると、“当店のカレーは、35種類のスパイスを独自ブレンドしたゲイロードスパイスだけで作るため、新陳代謝を高め食欲を増進させ、胃腸の働きを高め、疲労回復するなどの効能をもっている医食同源・カラダが美人になるカレーです。”とのこと。一つのカレーに35種類もスパイスを使っているんですね……!これは期待できます。また医食同源という考え方が、「さすが“アーユルヴェーダ”を生み出した国」といった印象です。 ■インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」って?アーユルヴェーダとは、サンスクリット語で「生命の科学」という意味だそうです。世界三大伝統医学のひとつで、病気になりにくい心身をつくることを重んじており、病気を予防し健康を維持する“予防医学”の考え方に立っています。今回紹介するカレーは、スパイスをふんだんに使ったレトルトカレー。アーユルヴェーダの考えが生きているインドカレーといっても過言ではないでしょう。通常のご当地レトルトカレーには無印のパウチが多いのですが、ゲイロードのロゴマークや注意事項がプリントされています。見えないところもこだわっている点には好感が持てますね! ■スパイスが効いているのにほんのり甘い不思議な味わい!実際に食べてみたところ、流石スパイスカレーを謳っているだけあって、かなり汗がだらだらでます。しかしなんというか、スパイスが効いて辛いのに、ほんのり甘いんです。これはおそらく、みじん切りのたまねぎとトマトがたっぷり入っているからでしょう。スパイスの辛さと野菜の甘さのコラボレーションとでもいうべきでしょうか。絶妙にマッチしていて、大変美味しかったです。ごちそうさまでした! ■カレーの評価カレーの味★★★★★辛さ★★★★☆本格度★★★★★カレーションの活動を始めてから、レトルトカレーをよく食べるようになった気がします。美味しいレトルトカレーを求めてアンテナを張るようになりました。(笑)お手軽だけど美味しい、そんな神戸・ゲイロードのレトルトカレー、ぜひ一度ご賞味あれ。 【参考・引用】※ ゲイロード公式サイト【筆者略歴】つっくん
2018年09月03日いつも気になっていたスパイスの香りに誘われてJR大阪駅目の前はビルが立ち並んでおり、地下街と直結したそれぞれのビルの地下には数多くの飲食店が軒を連ね、ビジネスマンの胃袋を支えてきました。その中で最も長く親しまれてきたのが「Indian Restaurant MEERA(インディアン レストラン ミラ)」です。B2Fにあるこの店は「ディアモール大阪」から入ってすぐの分かりやすい場所。緑の看板が出迎えてくれます。62席の店内は意外と広く、壁にインドの神様が描かれた絵などが飾ってあり、スパイスの香りと相まって気分も上がります。インド人シェフたちが家庭の味を守って20年「ミラ」は飲食の激戦地、梅田で開業して20年を数えました。本場インドの一流レストランで腕を磨いたインド人コックたちが腕をふるうのは、彼らが生まれ育った北インドの家庭の味。インド料理と一口に言っても、北部と南部では料理の特徴に大きな違いがあります。暑く雨の多い南インドでは米を主体とし、ココナツや唐辛子を使ったサラリとしたカレー。それに対し、寒さの厳しい北インドでは小麦や乳製品を多用します。濃厚でクリーミーな北インドのカレーをこの店では食べることができるのです。素材とスパイスの絶妙なハーモニーを楽しむ自慢の料理は6種のお肉がセットになった「タンドリーMixグリル」。タンドリーとは、インドで使われるタコつぼ型の土窯、タンドールで焼いた料理のこと。オリジナルのスパイスやヨーグルトに漬けこんだお肉を、じっくり香ばしく焼き上げます。チキンティッカ、シシカバブ、フィッシュティッカ、タンドリーチキン、タンドリージンガ、ムルグマライ。素材や風味のそれぞれ異なる6種のお肉に、ナンとサラダがセットになった、ボリューミーな一皿です。選べない! 北インドのおいしさ全部の欲張りセットインド料理を食べるならカレーは外せない。でも炭焼き料理も美味しそう。という優柔不断な人におすすめなのがディナー限定の「スペシャルセット」です。カレーはベジカレー・チキンカレー・日替わりカレーの3種すべてが楽しめます。それに炭焼きのチキンカバブが付き、ナン・ライス・サラダ・ドリンクがセットになったお得メニュー。あれもこれもの欲張りさんにぴったりです。嬉しいサービス実施中!お得なキャンペーンも。ディナーでは、なんとビール1杯が100円! 仕事帰りにスパイスの効いたタンドリーチキンとビールなんて、最高ですね。しかも、何杯でもOKとは何とも太っ腹です。また、飲み放題コース(2,950円)もおすすめ。会社の飲み会でも使えるお店です。「ミラ」は大阪駅前第一ビル地下2階、「ディアモール大阪」から入ってすぐの場所にあります。JR東西線「北新地駅」からは徒歩2分、OsakaMetro四つ橋線「西梅田駅」より徒歩2分。ショッピングやビジネスの途中に立ち寄りたいお店です。スポット情報スポット名:Indian Restaurant MEERA住所:大阪府大阪市北区梅田1-3-1 大阪駅前第1ビル B2F電話番号:06-6450-8842
2018年05月28日「Khadi インドの明日をつむぐ - Homage to Martand Singh -」展が、東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3にて2018年5月20日(日)まで開催。また、5月25日(金)から6月24日(日)までは「Khadi インドのものづくり - Homage to Martand Singh - 」が、京都のISSEY MIYAKE KYOTO KURA (蔵)ギャラリーにて行われる。インドの手仕事を象徴する綿布「カディ」手仕事による技法や歴史、文化が根強く継承されているインド。その簡素で美しい生活様式を象徴するテキスタイルとして、今日でも手紡ぎ、手織りによって生み出されているカディ(Khadi)が挙げられる。1本1本の糸の表情や多様な織り目など、作り手が丁寧に紡ぎ出す美しいテクスチャーが特徴だ。インド・テキスタイルを世界に広げたマルタン・シンマルタン・シンは、インドの独立、雇用、死生、創造の観点からカディを「自由の布」と称し、この綿布で仕立てられる服カディ・クルタ(Kurta)を日常的に身に着け、インド・テキスタイルをはじめとする幅広い文化復興活動を行ってきた。カディには、インド国旗に糸車が配された背景にもなっている、輸入品の不買運動や独立運動といったインドの近代史と哲学までもが織り込まれているという考えがあるからだ。イッセイ ミヤケと80年代よりものづくりの対話を継承シンの活動を通じて、インド・テキスタイルは世界に伝播。日本でもイッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)と80年代よりものづくりを続けており、今日でもHaaT(ハート)で継続してインド文化との対話ともいえる服づくりを行っている。映像を通して「カディ」を紹介「Khadi インドの明日をつむぐ - Homage to Martand Singh -」展では、このカディと、その魅力を世界に伝えたマルタン・シン(Martand Singh)の思想を、現地で取材した映像とともに紹介する。京都会場では、カディとその思想をマルタン・シンのインタビュー映像とともに特別展示。さらに、母屋ではカディをはじめ、アーカイブシリーズの伝統的な衣服のかたちやプリントを施したアイテムも展開する。オリジナルグッズも販売21_21 DESIGN SIGHT SHOPではHaaTのバッグをはじめとするインドの手仕事を感じられるアイテムを販売するほか、HaaT/AOYAMAではマルタン・シンにまつわる展示と共にカディ(KHADI)シリーズなどを展開。京都会場でも、職人が一枚一枚プリントしたバッグとサコッシュ、カディ コットンで仕上げたワンピースなどを発売する。【詳細】■21_21 DESIGN SIGHT 展覧会「Khadi インドの明日をつむぐ - Homage to Martand Singh -」展会期:2018年4月18日(水)~5月20日(日)休館日:火曜日 ※5月1日(火)は開館。開館時間:10:00~19:00入館料:無料会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3住所:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデンTEL:03-3475-2121■ISSEY MIYAKE KYOTO 展覧会「Khadi インドのものづくり - Homage to Martand Singh - 」 展会期:5月25日(金)~6月24日(日)会場:ISSEY MIYAKE KYOTO KURA (蔵)ギャラリー住所:京都府京都市中京区柳馬場通三条下ル槌屋町89TEL:075-254-7540営業時間:11:00~20:00
2018年04月22日ウッディなテイストが落ち着く店内で料理を楽しむ東京・神田にある「スパイスボックス」は、南インド料理とカレーを味わえるお店。白いタイル張りのビルの1Fで営まれているお店ですが、店の周りは茶色いタイルで縁取られています。黒を基調とした看板と、黒い文字で描かれた店名が目印です。店内はウッディなテイストのおしゃれな内装。テーブル席だけでなくカウンター席もあるため、1人でも入りやすい雰囲気です。「落ち着いて料理を楽しめる雰囲気作りを心がけています」と、店主は語っています。シェフはインドの5つ星で修業を積んだ凄腕の持ち主2016年1月にオープンしたこちらのお店。本場インドのケララ州にある5つ星ホテルで修業を積んだ日本人シェフが腕をふるう、人気店です。その味を求めて、お店には幅広い年齢層の方が訪れます。「スパイスボックス」という店名は、各種のスパイスを入れる容器の名称に由来。「さまざまなお客さんに楽しんでもらいたい」という想いも込められています。ランチライムは「お得な2種盛りカレー」が大人気!「お得な2種盛りカレー」は、ランチタイム限定の人気メニューです。5種類ものカレーの中から、自分好みの2種類の味をチョイスしましょう。チキンカレー(甘口)、チキンカレー(辛口)、野菜とダルのカレーに、フィッシュカレー。そして本日のカレーと、どれにしようか悩んでしまいます。1番人気なのはチキンカレー(辛口)と、野菜とダルカレーの組み合わせです。チキンカレー(辛口)は、本場のスパイスを感じられる逸品。ココナッツのコクで味に深みがでています。野菜とダルカレーは、なんと1日に必要な野菜摂取目標量の2/3がとれるのがうれしいものです。「ビーフカツレツ」や「チキンビリヤニ」もイチオシ「ビーフカツレツ」もお店の人気メニューのひとつ。こちらはケララ地方の郷土料理で、日本で食べることができるお店は少ない、貴重な逸品。粗挽きの牛肉をスパイスと共に炒め、じゃがいもと混ぜ合わせたものを揚げ作ります。トマトのグレイビーソースを付けていただきましょう。「チキンビリヤニ」も、お店自慢の人気メニュー。ご飯とチキン、グレイビーを層にしてオーブンで焼き上げて作る、スパイスカレーとチキンの炊き込みご飯です。ナッツやパクチーなどのさまざまな食感や風味が楽しい、本場スタイルの逸品で、スパイシーな中に爽やかさが感じられます。化学調味料や添加物を使わない体にやさしい料理が自慢「スパイスボックス」では、野菜とココナッツオイルをベースに作る体にやさしいカレーをいただけます。本場の味を楽しめるこちらの料理は、どれも化学調味料や添加物を使用せずに作っており、やさしい味わいが自慢です。ランチタイムはご飯が無くなった時点で、料理の提供が終了になります。お店のオープン直後は比較的並ぶことなく入店できるので、おすすめです。大変人気のあるお店のため、ディナータイムは予約をしてから訪れるのがいいでしょう。お店はJR各線や東京メトロ銀座線「神田駅」から、徒歩5分ほどの場所にあります。西口から商店街を抜け、交差点を右折。「外堀通り」つきあたりの交差点を渡らず左折し、直進するとお店が見えてきます。あなたも「スパイスボックス」でスパイスが香る本場の味を堪能してみませんか。スポット情報スポット名:スパイスボックス住所:東京都千代田区内神田1-15-12 第二斉木ビル1F電話番号:03-5577-3909
2018年04月18日スパイスをつかった本格インドカレー作ってみたいと思っても難しそう、なんて思われている方、必見ですよ。今回は来年で創業70周年を迎える日本最古のインド料理専門店〔ナイルレストラン〕三代目ナイル善己さんに、家庭でもできる本格インドカレーのレシピを教えていただきました。伝統と継承の〔ナイルレストラン〕の歴史と、看板メニューである〔ムルギーランチ〕もご紹介します。材料も近所のスーパーで買うことができて、とっても簡単に、そしてスピーディーに作ることができるので、ぜひ試してみてください!〔ナイルレストラン〕その歴史〔ナイルレストラン〕は、1949年、東銀座で創業。日本で最古のインド料理専門店と呼ばれています。その歴史は深く、創業者である初代A.M.ナイル氏は、インドの独立運動家として活動をした後、兄が留学したことのある日本へ渡ります。京都帝都大学に在学し、そこでのラシュ・ビハリ―・ボース氏との出会いが、〔ナイルレストラン〕開くにあたり大きな影響を与えます。そんな〔ナイルレストラン〕は来年70周年を迎え、日本のインドカレーのパイオニアとして今もなお活躍中なんです。東銀座という場所柄、歌舞伎座も近いのでお客さんには歌舞伎役者さんも多く、子供の頃からカレーはナイルで育ったという役者さんも多いそうですよ。芸能人もよく来店されているそうです。現在は二代目G.Mナイル氏がオーナーを務め、およそ70年間、同じ場所、直系で営業しているスタイルは珍しいですよね。〔ナイルレストラン〕を代表する《ムルギーランチ》伝統と継承の〔ナイルレストラン〕の歴史を聞くと、食べたくなりますよね。さっそく注文してみました。《ムルギーランチ》1,500円(税込)〔ナイルレストラン〕の歴史の中でもダントツの人気を誇るのが、こちらの《ムルギーランチ》です。鶏ももを柔らかくなるまで煮込み、ライスと温野菜が一緒になっているプレートです。インド料理は北インド料理と南インド料理の2種類あるのですが、〔ナイルレストラン〕は南インド料理になります。南インド料理はご飯食が多いのですが、手でカレーを食べる文化なので、全て混ぜて食べるのです。つまり、こちらの《ムルギーランチ》もプレートにのっている具材を躊躇なく豪快に混ぜてしまいましょう。チキンの骨は店員さんが丁寧に外してくれます。カレーのグレービーが残らないように混ぜ続けるのがポイントです。「早く食べたい!」という気持ちも我慢して混ぜましょう。混ぜることによって、ジャガイモが全体に広がって食べやすくなります。なるほど、野菜のうまさに輪郭がしっかりとでてきますね……!辛味もしっかりとしていてスパイシーで本格的なカレーを味わえます。これは人気があるのも納得です。夜はこちらの《ムルギーランチ》も食べられる《ナイルレストランお任せコース》がなんと税込みで2,800円で楽しむことができます。土地柄、銀座なのにリーズナブルですよね。これが〔ナイルレストラン〕三代目ナイル善己さん直伝の家庭でも簡単にできる本格インドカレーレシピ!〔ナイルレストラン〕三代目ナイル善己さんに家庭でも簡単にできるインドカレーのレシピを特別に教えてもらいました!今回はせっかくですので〔ナイルレストラン〕でも実際に使われている《インデラ・カレー》を購入してみました。思ったより簡単にできるので皆さんもぜひチャレンジしてみてください!私も自宅で挑戦してみました!《インデラ・カレー》400g1,150円(税込)今回教えていただいたカレーは、人気のチキンカレーです。まずは材料から。●チキンカレー4人前・鶏モモ肉……2枚程度(約300g)(肉の下味用)ヨーグルト……少々(肉の下味用)インデラ・カレー(カレー粉)……少々・玉ねぎ……中玉1つ・ニンニク……小さじ1・しょうが……小さじ1・ホールトマト缶……1缶・インデラ・カレー(カレー粉)……小さじ1・ガラムマサラ……小さじ1・カルダモン(粒)……10粒程度・コリアンダー(粉)……小さじ2・バター……少々・サラダ油……少々・塩……適量・生クリーム……お好みで①皮をむいた鶏肉を一口大にカットし、《インデラ・カレー》とヨーグルトでマリネします。できれば半日以上、難しい場合は最低でも1時間はマリネしましょう。②次にベースをつくります。バター7、サラダ油3の割合でカルダモンの粒10個を炒めます。カルダモンの粒がふくらんできたら、みじん切りの玉ねぎを入れます。玉ねぎが透き通ってきたら、みじん切りのニンニク、生姜、を入れてキツネ色になるまで炒めましょう。③パウダースパイスを加えます。ガラムマサラ小さじ1、コリアンダー小さじ1〜2、《インデラ・カレー》小さじ1を入れてさっと炒め合わせます。ここにホールトマト缶を1缶、水を少々加え全体を伸ばしましょう。④マリネした鶏肉をヨーグルトごとすべて入れましょう。沸騰したら10〜15分くらい煮込んでください。⑤いよいよ仕上げです。塩で味を調えましょう。インド料理は醤油や味噌のような発酵調味料がないので、塩はひとつまみではなく、味を確かめながらしっかりと味付けをしたら完成です。お好みで生クリームを入れてもマイルドになっておいしく食べられるそうですよ。完成です♡トマトの酸味が効いて、ヨーグルトでマリネした鶏肉に味わいがありとってもおいしくできました。鶏肉をマリネをしておけば30分程度で作ることができます。レシピを聞いて気づいたのですが、チキンカレーの場合は、何時間も煮込む必要はないそうです。牛肉なら2時間煮込むことはありますが、鶏肉はすぐに火が通るので30分あればつくることができるのだとか。こんなにお手軽に本格インドカレーができるなんて、驚きです!東銀座で継承される伝統の味今回お話を聞かせていただいたナイル善己さんは「70周年を迎えますが伝統を守りレシピを創業から変わらず営業を続けていきます。変わらないね、おいしかったよ、といってもらえるようなお店を目指していきます」とおっしゃっていました。創業当時から同じ場所、同じ味で守り続ける伝統の味、いつまでもこの場所で続けてほしいですね。ご自宅でもぜひ、直伝のカレーレシピを試してみてくださいね!【店舗情報】〔ナイルレストラン〕●住所:東京都中央区銀座4-10-7●電話:03-3541-8246●営業:平日/11:30~21:30、日曜・祝日/11:30~20:30、定休日/火曜日、日曜営業●アクセス:日比谷線・都営浅草線東銀座駅A2出口から徒歩1分、昭和通りと晴海通りの三原橋交差点近く〔ナイルレストラン〕公式ホームページ
2018年04月13日静かで隠れ家のようなお店は、一人でも気兼ねせず入れる表参道駅から歩いて数分のところにある、カプリーズ青山という雑居ビルの地下1階に「ハブモアカレー」はあります。お店のドアは飴色で、ドア横に設置されている照明と共に昭和レトロな雰囲気。お店の中はカウンター席とテーブル席の全部で20席。カウンター席はコの字型をしていて、テーブル席が置かれている場所は天井が高く開放的な空間。店内には静かな音量でBGMが流れ、落ち着いた印象を与えてくれます。一人で入っても気兼ねしない、都会の隠れ家のようなお店です。カフェの間借りから口コミの評判を受け実店舗オープンこのお店のシェフは元々、東京都内にあるカフェを間借りしてカレーのお店を始めました。その後、カフェを訪れた人の口コミによって評判が広がり、2015年に表参道で実店舗をオープンさせることになります。お店はカレー屋として位置づけられていますが、旬の野菜やなかなか日本では見ることのできない野菜をスパイスで味付けした創作料理店でもあります。メニューにあるのは日替わりのカレープレートのみお店で提供されるのは、「本日のカレープレート」(1,280円)という一種類のメニューのみです。このプレートは、2種類のカレーと3種類の付け合わせで構成。お盆の真ん中には深めのお皿にターメリックライスがのせられています。日替わりのカレープレートを作るにあたっては、素材の味やスパイスの風味がバランスよく引き立つよう考えられ作られています。使われる素材は野菜中心で、旬のものや、日本では珍しい西洋野菜を厳選。油や刺激のあるスパイスは極力控えて調理されているので、辛い物が苦手な人も安心です。日替わりメニューなので毎日違う味が楽しめる「ハブモアカレー」で提供されるメニューはひとつですが、その内容は日替わりで、違ったカレーや付け合わせを楽しめます。カレーに添えられる3種類の付け合わせのうち、2種類は好みのものを選択可能です。テーブルに置かれている「カレーの御託」には、お店の思いやコンセプトやおすすめの食べ方が記載されていて、「食べ方の掟」では一品ずつ味わった後に全部をご飯に乗せて食べるのがおすすめとされています。素材の味を知り尽くしているシェフのおすすめの食べ方でカレーを味わってみるのも良いでしょう。素材の味とスパイスの風味を両方楽しんでほしいご飯、カレー、付け合わせからなる組み合わせは、和定食を思わせながらも中身はスパイスをふんだんに使った創作インド料理です。スパイスを使うとどうしてもその味が強くなりがちですが、「ハブモアカレー」の料理は、野菜のうま味だけではなく苦みも感じられるように作られています。素材の持つ味とスパイスの風味の両方が楽しめるようなカレーを作ることが、これからのお店が向かう目標です。「ハブモアカレー」があるのは、東京メトロ千代田線の表参道駅、B2出口から徒歩約3分の場所です。青山通りを渋谷方面に向かって進んでいく途中にあり、オレンジ色の看板が目印。スパイスとハーブを使った魅力的なカレーを一度味わってみませんか?スポット情報スポット名:ハブモアカレー住所:東京都港区北青山3-12-7 カプリース青山 B1F電話番号:03-3407-7001
2018年04月11日東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3では、4月18日から5月13日まで「Khadi インドの明日をつむぐ - Homage to Martand Singh -」展を開催する。簡素で美しい生活様式やテキスタイルを始め、今日でも手仕事による技法や歴史、文化が色濃く継承されているインド。中でも「カディ(Khadi)」と呼ばれる綿布は、ものづくりのオートメーション化が著しい近年も、手紡ぎ、手織りによってインド各地でつくられている。つくり手によって紡がれる一本一本の糸、多様な織り目による白の表情。その美しいテクスチャーには、インドの近代史と哲学が織り込まれており、インド国旗に糸車が配された背景には、輸入品を断ち国産の綿布に身を包む不買運動から、独立、そして明日への希望の象徴となったカディがあった。マルタン・シン インタビュー映像「In Conversation with Martand Singh: Handmade in Rajasthan project for Rajasthan with Prasad Bidapa」よりインドの文化を先導し、50年の長きにわたるテキスタイルの開拓、展示、遺産保全などの幅広い文化復興活動で知られるマルタン・シン(Martand Singh)は、インドの独立、雇用、死生、創造という観点からカディを「自由の布」と呼び、この綿布で仕立てられる衣服、カディ・クルタ(Kurta)を日常着として纏っていた。クルタは今日でも、セレモニーの正装として、ある時は寝間着として、多岐にわたる場面で着られている。シンを通じてインド・テキスタイルは世界に伝播し、イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)では、1980年代から彼とのコラボレーションを通じて、インド文化との対話ともいえる衣服づくりを行ってきた。その対話は、テキスタイルから発想するブランド、ハート(HaaT)の中で、今日も継続している。本展では、つくり手そのままの表情を見せるカディとその思想を、マルタン・シンの活動の根幹を担ってきた人々を現地で取材した映像とともに紹介。インドのものづくりに宿る精神と息吹を体感出来る。HaaT「BLOCK PRINT SHEETING BAG」※本展会期中21_21 DESIGN SIGHT SHOPにて販売©️ISSEY MIYAKE INC.(Photo by Shin Inaba)関連イベントとして、4月18日の17時からは「展覧会チームによるギャラリートーク」、5月11日の17時からは本展企画監修を務めるハートの「皆川魔鬼子によるギャラリートーク」を開催。なお、予約不要、参加費は無料。さらに、本展の会期中、21_21 DESIGN SIGHT SHOPでは、インド・テキスタイルを始めとしたインドの手仕事によるアイテムを紹介する他、HaaT/AOYAMAでは4月18日より、「INDIAN CRAFTSMANSHIP −インドのものづくり−」と題し、ハートとインド最高水準のクラフツマンシップの出会いから生まれたカディシリーズを始め、アーカイブの伝統的な衣服のかたちやプリントを施した贅沢なアイテムを、マルタン・シンにまつわる展示とともに紹介する。【イベント情報】「Khadi インドの明日をつむぐ – Homage to Martand Singh –」展会期:4月18日~5月13日会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3住所:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン時間:10:00~19:00休館日:火曜日入場料無料「INDIAN CRAFTSMANSHIP −インドのものづくり−」会期:4月18日~会場:HaaT/AOYAMA住所:東京都港区南青山4-21-29
2018年03月30日イケア(ikea)とデザイナー、ピート・ヘイン・イークがコラボレーションした新コレクション「インドゥストリエル(INDUSTRIELL)」が、2018年4月1日(日)より全国のイケアストアで販売される。「インドゥストリエル」とはピート・ヘイン・イークは、オランダ人のデザイナー兼職人で、廃材を使用した、美しい家具を作ることで知られている。捨てられていく素材に価値を見出していく彼の姿勢は、創業当時からのイケアのサステイナブルな考えと合致。また、「職人による手づくりの家具を、高品質のまま低価格にし、より多くの人に普及できないか」というブランドの思考とも意気投合し、今回コラボレーションが実現した、「インドゥストリエル」のアイディアが生まれた。「インドゥストリエル」は、量産体制の工程を踏みながらも、手作りのような温かみのある製品を生み出し、手頃な価格で提供していくというもの。また、サステイナブルという視点にも重点を置き、「一点もの」にこだわった商品を量産するため、木材、ガラス、陶器、テキスタイルなどの素材を最大限に活かすことを追求した。作成過程に拘った、"ハンドメイド"のような仕上がりの新アイテムコレクションからは、チェアやテーブルといった家具用品から、キッチンクロスや花瓶などのホームファッションアイテムまで幅広く展開される。パイン材を使用したチェアやテーブルは、作成過程において、1本1本の木を可能な限り使用。イケアのサプライヤー約1000人に、それぞれ異なる方法で作業を進めてもらうことで、人間味や個性の溢れる仕上がりとなった。陶器の花瓶では、型から手作りにすることで、異なるフォルムが生まれるように工夫。手織りに見えるキッチンクロスは、ピート・ヘイン・イーク本人が手描きした模様を使い、高性能の機械織り機で量産されている。なお、発売を記念して、2018年3月29日(木)には、デザイナーのピート・ヘイン・イークとイケアのクリエイティブリーダー Karin Gustavssonが、千葉・イケア トーキョーベイに来店。トークショーやサイン会が開催される。【詳細】イケア×ピート・ヘイン・イーク 新コレクション「インドゥストリエル」発売日:2018年4月1日(日)発売場所:全国のイケアストアアイテム例:・インドゥストリエル アームチェア 19,990円・インドゥストリエル テーブル 39,990円・インドゥストリエル チェア 14,990円・インドゥストリエル キッチンクロス 799円・インドゥストリエル 花瓶 2,499円■トークショー&サイン会日時:2018年3月29日(木) 16:00~17:30場所:イケア トーキョーベイ 2Fイケアレストラン※イケア ファミリ― メンバーの人が対象。イベントの参加費およびカードの入会費は無料。※イケアのウェブサイトより申し込み。定員に達し次第終了。
2018年03月22日今『バーフバリ』の勢いがとにかくヤバイ!『バーフバリ』は前後編からなるインド映画で、現地ではまるで暴動のように盛り上がったというのもうなずけるほどハチャメチャにおもしろくて血湧き肉躍る、壮大なスケールの王道エンターテインメント作品。一度観たらやみつきになり、何度も劇場に足を運ぶ中毒者が続出。さらには『バーフバリ』を観て健康になったという報告が相次ぐなど、映画の感想とは思えない様子のおかしさは『バーフバリ』未体験者の興味をかきたて、さらに中毒者を増やし続けているのです。写真・文 尹秀姫『バーフバリ』旋風が日本にも!そんな熱に浮かされた人々が「バーフバリ」を唱え続けるなか、現地の映画館と同じような環境で上映される “マサラ上映会” が続々開催。私語厳禁な通常の上映と違って、マサラシステムは声出しOK、鳴り物・紙吹雪などを使ってみんなで映画を楽しもう! というもの。これが『バーフバリ』との相性バツグン! というわけで今回は、マサラ上映の東の聖地・キネカ大森で2月3日に開催された「『バーフバリ 伝説誕生』&『バーフバリ 王の凱旋』2作連続絶叫爆裂マサラ上映~宣誓!マヒシュマティ三代のWooooow!!(王)篇~」をレポートします!コスプレ、鳴り物、ツッコミ何でもアリの上映会当日は開演1時間前にキネカ大森に到着。この日はクラッカーと鈴、お掃除セットを用意しました。時間が足りなくて紙吹雪を作れなかったのが心残りではあるものの、クラッカーは自分なりに想定していた倍の数を用意。しかし24個では全然足りなかった…。自前のお掃除セットとクラッカー、鈴。しばらくすると、さっそくコスプレした方々を発見! 敵役バラーラデーヴァの武器は本物と同じく伸びる仕様だったり、女性陣のサリーは劇中登場する衣装を模して作られていたりと、みなさん愛の火力が高すぎです!バラーラデーヴァの武器、鉄のモーニングスターは伸縮自在。3本の矢を使った弓射シーンを再現。うるわしい女性陣のサリーは、映画を観ればアレ!とわかる。手作りうちわがまるでアイドル現場のよう。かっこよすぎるバーフバリ2名は王の貫禄たっぷり。バーフバリがモチーフになっているサリーはこのために誂えたそう。バーフバリが治める国・マヒシュマティ国民お手製の小物が飾られたスペースもあり、映画への期待を盛り上げてくれます。なかには手作りハンコで王国のモチーフを彫った方も! 入場前、手に押していただきました。ファンが作ったグッズの数々が奉納され、祭壇化。手作りとは思えないほどクオリティの高いハンコ。何も用意してない、という人もご安心を! キネカ大森のスタッフが作った紙吹雪とクラッカーがもらえます。鳴り物の貸出もあり。紙吹雪を作るキネカ大森スタッフ。声を出すのはちょっと…という人には鳴り物が〇。インドビールも冷えてます!上映に先立って、まずはマサラ3原則に関する説明が。マサラ3原則とは、「壊さず、盗まず、喧嘩せず」。この3つを守れば、あとは大声で笑おうが泣こうが、一緒に歌い叫ぼうがかまわないというのがマサラシステムのいいところです。予行演習も済ませ、いよいよレッツ・バーフバリ!マサラ3原則を説明するスウィーティーせんきちさん。上映前、コスプレ勢のみなさんで記念写真をパチリ。上映中はいたる場面でクラッカーが飛び散り、タンバリンや鈴が打ち鳴らされ、紙吹雪が舞い、ペンライトが光り、「バーフバリ」「私だ!」の声がこだまする楽しい上映会でした。アヴァンティカが初めて登場するシーンでは彼女にまとわりつく蝶と同じ青の紙吹雪が舞ったり、敵役ビッジャラデーヴァがお酒を飲むたびに「また酒を飲んで!」と叱咤する声が聞こえたり、自由な雰囲気の中にもバーフバリを心底楽しみたい、さらにおもしろくしたいという愛と工夫がてんこもり。約5時間にも渡る2本連続上映を楽しみ尽くしたみなさんの笑顔が、イベントの楽しさを物語っていますよね!終演後も興奮冷めやらず、紙吹雪が舞い散る!そして終演後、ありえないほど積もった紙吹雪は、みんなできれいにお片付け。片付けまでがマサラです!マサラ上映としてもありえない量の紙吹雪。今回『バーフバリ』☓マサラ上映に参加してみて、この楽しみを味わってしまったらもう普通の上映には戻れないのではないか、と心配になるほど楽しみました。通常上映で観た時は、漏れそうになる心の声を我慢するのに必死だったのですが、声を出してもOKなマサラシステムはとてもストレスフリー。すでに10回以上劇場で観ているというマサラの達人から、今日が初めてという初心者まで、一緒に楽しめるのもいいところ。興味を持ったら、ぜひマサラ上映に参加してみてください!そして今回、取材させていただくにあたってご協力いただいた映画会社ツインさま、キネカ大森さま、そして何より「王のためなら!」と快く撮影にご協力いただいたマヒシュマティ国民のみなさまに感謝します! なかにはこの後、チネチッタ川崎ので “追いバーフバリ” する強者もいたようです(笑)。ちょうどこの原稿を書いている最中、映画会社ツインのTさんより「バーフバリの曲をBGMにするとはかどりますよ」と言われたのでやってみたところ、本当に原稿の進みが早かったことを報告して、レポートを終えたいと思います。バーフバリ! ジャイホー!Informationまだまだ上映中! 『バーフバリ 王の凱旋』前編最後に明かされる最大の謎に対する答えが今、明らかに! インド映画史上、最高興行収入達成。インドの神話「マハーバーラタ」を元に、数奇な運命に翻弄される伝説の王バーフバリの物語。上映館については公式サイトをご確認ください。DVD&Blu-ray発売中 『バーフバリ 伝説誕生』王の伝説はこうして生まれた--。これを観ずには語れない、『バーフバリ』シリーズ前編。インドでは前編から後編上映までに2年もかかったそうで、この衝撃のラストから2年も待ったインドの人は本当によく耐えたと思います。価格:4,700円+税発売・販売元 ツイン©ARKA MEDIAWORKS PROPERTY, ALL RIGHTS RESERVED.キネカ大森『バーフバリ 王の凱旋』のほか、『バーフバリ 伝説誕生』もアンコール上映中!東京都品川区南大井 6-27-25 西友大森店 5FSNSではこちらの#でチェック!#バーフバリ #バーフバリ王の凱旋 #Baahubali #Baahubali2 #バーフバリ連続絶爆マサラ #マサラ上映 #マヒシュマティ
2018年02月07日日本に暮らす外国人が自宅で家庭料理を教えてくれる料理教室〔Tadaku(タダク)〕。異文化交流を楽しめ、ふだん食べられない家庭料理を味わえ、さらに外国語にも挑戦できる“新しい料理教室”が人気を集めています。今回、その〔Tadaku〕の全国約200カ所ある教室のなかから、SUPRIYAさんのインド料理教室に参加してきました。まずはレッスン選びから。気になる料理を探そう!〔Tadaku〕のWEBサイトでは料理教室を「日程」「国の料理」「開催地域」「言語」「開始時間」「値段」「レッスンの種類」で検索することができます。○月○日が空いているから、その日に参加したいということであれば「日程」をクリック。参加できる日の教室がずらっと出てくるので、そのなかから興味のある国の料理をチョイスします。「言語」というのは、料理を教えてくれるかた(ホスト)が何語でレッスンをするかという分類です。言語は英語、スペイン語、日本語、ドイツ語、フランス語、韓国語、中国語、イタリア語、ロシア語、トルコ語があります。〔Tadaku〕の魅力のひとつが、外国語での会話にチャレンジすることができること。料理を介して取るコミュニケーションのなかで、外国語を自然に使います。「英語を学ぶぞ」という肩肘を張らず、自然と英語でホストとやりとりできるというおもしろさがあります。英語が得意ではないという方でも、ホストは日本に住んでいて、外国語を勉強する大変さを知っているので、わかろうとしてくれます。また、日本語が流暢なホストもたくさんいます。今回はインドの家庭料理を体験してみたいという思いがあったので「国の料理」→「アジア」→「インド料理」で検索しました。国で検索をかけるとアジア、ヨーロッパ、南アメリカ、オーストラリア、アフリカにわかれており、全部で90以上の国と地域の料理がラインナップしています。検索は「○月○日」に「インド料理教室」というふうに、参加したい日にちと料理の種類など、検索条件は組み合わせて検索することができます。「インド料理」で検索をかけたらインド人のホストが教えてくれる料理教室がたくさん出てきました。あれも、これも、どれもとても興味深いメニューが並んでいます。なかには見たことも聞いたこともない名前の料理も。そのなかからひとつ、SUPRIYAさんが教えてくれる「北インドのランチの鉄板:チキンカレーとビリヤニ!」(4,700円)にすることにしました。決め手になったのは、料理数が8種類と多く、言語が英語、そして「野菜ビリヤニ」という料理が気になったから。どんな料理を作るのかは各教室の紹介ページで見ることができます。SUPRIYAさんの自宅でインド料理教室がスタート!〔Tadaku〕のサイトで申し込みを済ませ、レッスン料の支払いを終えると予約が完了です。開催の2日前にメールで最終案内が来ます。メールには、教室の住所と最寄り駅から徒歩何分かなど詳細が書かれています。持ち物についても記載があり、今回参加する教室ではエプロン、お手拭き、筆記用具、持ち帰り用のタッパー(※)と書かれていました。※持ち帰りはホストに可否を確認した上で、自己責任で食事後に残った料理を持ち帰ることができます。ホストの家に到着しました。ピンポンを押すと、鮮やかなオレンジ色のパンジャビドレス(インドの女性の衣装)をまとったSUPRIYAさんが笑顔で登場。「ようこそいらっしゃいました。今日はいっしょにインド料理を楽しみましょう」と、家のなかへと招き入れてくれます。まずはリビングへ。家の中に入った瞬間、スパイスの香りが漂って来て、インド感が一気に高まります。そして「とりあえず座ってください」と、お水を一杯だしてくれました。ひとくち飲むと、ミントのいい香りが鼻にぬけていき、すっきり爽やか。自己紹介をお互いにしながら、しばしおしゃべりタイム。続いてインドのミルクティー「チャイ」を出してくれました。チャイは少量の水で生姜、シナモン、カルダモン、クローブ、紅茶を煮出し、ミルクでさらに煮出し、砂糖をたっぷり加えます。作り方も教えてくれました。とっても甘いのがインド式。初めて訪れるドキドキ感は、ミント水と甘いチャイのおかげで、いつしかなくなっていました。SUPRIYAさんお手製のスナックもチャイといっしょに出してくれました。こちらは、ひよこ豆の粉や小麦粉、じゃがいもを原料にした塩味のスナック菓子です。ポリポリと、食べはじめたら止まらなくなりました。お料理もたくさん食べたいので、伸びてしまいそうな手をグッと戻して、エプロンをつけて準備に入ります。エプロンをつけてSUPRIYAさんといっしょにキッチンへキッチンへ移動し、料理のスタートです。まず、今日つくる料理の説明を受けます。インドスパイスチキン、野菜ビリヤニ、ほうれん草のからあげ、平たいインドのパン、バターミルク、サラダ、ライスプディングのレシピ(英語)をもらいます。玉ねぎ、ニンジン、カリフラワー、などなどたっぷりのお野菜をカットして「野菜ビリヤニ」の具を用意します。ビリヤニとはインド式の炊き込みごはんのことで、細長い米(バスマティライス)と具を、生姜、にんにく、コリアンダー、などなどさまざまなスパイスと一緒に鍋で炊き込みます。炊き込んでいるあいだに、スパイスチキンを作ります。前日からSUPRIYAさんがチキンの胸肉と手羽をスパイスなどで下ごしらえしていただいたものをフライパンで炒めます。「これはインド料理の必需品です」と、にんにくと生姜、青唐辛子をペーストにしたものを見せてくれました。その隣にあるのは、カップが7個セットになったスパイスケース。ひとつひとつフタをあける手間がなく、スプーンでささっとスパイスを鍋に入れていくことができる便利グッズ。インドの家庭には必ずあるのだそうです。チキンに火が通って来たところで、各スパイスを入れていきます。それぞれ、ティースプーンに何杯いれるのか、説明しながら、手元を見せてくれます。奥の鍋ではビリヤニを炊いています。お米の炊ける香ばしいかおりや、にんにく、生姜、スパイスの香りがキッチンに広がり、食欲を刺激します。SUPRIYAさんがキッチンの戸棚を開け、ときおり、調味料や香辛料などを取り出すのですが、その中がとてもきれいに整理されているのに驚きました。「整理整頓の参考に他の棚も見せていただいてもいいですか?」と聞くと、あちこち戸棚を開けて見せてくれました。いろんな種類のスパイスもタッパーにきれいに入れられ、インドでよく使う豆も、ご覧の通り、ビシッときれいに整理されています。こんなふうに台所を見せてもらえるのもすごくおもしろいですね。次は、ほうれん草のからあげを作ります。ほうれん草とじゃがいも、玉ねぎをカットしていきます。ここでふと気づいたのですが、SUPRIYAさんはほとんどカッティングボードを使いません。じゃがいもを手に持って切り込みを入れ、ナイフを手前に引いて小さく刻んでいきます。お鍋の上で玉ねぎを切って、そのまま鍋へ落とし、炒めるという、とても合理的な方法で切っていることもありました。聞けば、大きな包丁もほとんど使わないそうです。カットしたほうれん草、ジャガイモ、玉ねぎにスパイスで香りづけし、卵と水でひよこ豆の粉をとき、からめて揚げていきます。途中でSUPIRIYAさんが「ハーブをとってくるから、揚げていて」と、揚げ物係をバトンタッチ。日本のかき揚げとよく似たパラクパコラ(ほうれん草のからあげ)を次々と揚げていきます。SUPIRIYAさんのあとを追ってベランダへ行くと、そこには鉢がいくつか置いてありました。ミントやコリアンダーなどをこの「自家菜園」で育てているのだそうです。玉ねぎやハーブ類も、外で乾燥させていました。ほうれん草のからあげが揚がったので、次は平たいインドのパンを作ります。小麦粉の全粒粉「アタ」に塩、油、水を入れて混ぜ合わせ、練りながら生地をまとめていきます。そのまま30分ほどおき、生地をなじませます。生地がなじんだら、生地を1個ずつの大きさに分け、丸めていきます。SUPRIYAさんの隣に立って、見よう見まねで手のひらを使ってコロコロし、丸く丸くまとめます。丸くした生地を綿棒で平らに伸ばします。丸く丸く伸ばしていき、折りたたんで油を塗り、たたみ、伸ばして丸く丸く、伸ばしていきます。「タワ」という平べったいフライパンで焼いていきます。焦げ目が全体的についたらお皿にあげます。このあと、トマト、きゅうり、たまねぎ、ニンジンなどを塩と青唐辛子、レモンで和えたサラダ、デザート用にお米と牛乳、砂糖で煮込んだライスプディング、ヨーグルトにミントと青唐辛子、コリアンダー、クミンなどを加えたバターミルクを作り、全7品が完成しました。作った料理をみんなで試食タイム♪SUPRIYAさんが、できあがったほうれん草のからあげ、スパイシーチキン、野菜ビリヤニ、平たいパン、サラダ、バターミルク、ライスプディングをリビングのテーブルに並べてくれました。ここまで約2時間。レッスンは3時間半なので食事の時間はたっぷりあります。みんなでテーブルを囲んで、いただきます♪ほうれん草のからあげ平なパンサラダスパイシーチキン野菜ビリヤニライスプディングバターミルク料理レッスン後の食事の時間は、SUPRIYAさんにインドの話を聞いたり、日本について話したりしながら料理を食べました。料理はどれもおいしく「おいしい!」「これもおいしい!」と大絶賛でしたが、なかでも人気だったのは、ほうれん草のからあげでした。ひよこ豆の粉で揚げているので、豆の香ばしさが後を引き、思わず「ビールが飲みたくなる」なんて言葉が出て来てしまいました。おしゃべりしながら、楽しい食事を終え、残った料理は持参したタッパーに入れて持ち帰ります。どれもとてもおいしかったので、家に帰ってまたゆっくりと味わうのもいいし、家族に味見してもらうのも良いですね。キッチンにみんなで立って、英語でおしゃべりしながら、ワイワイ料理をし、またおしゃべりしながらおいしいお料理に舌鼓。さらにたっぷりのお持ち帰り付きで、とても満足度の高い充実のレッスンでした。今回、いっしょにレッスンを受けた方が、インドに住んでいたことがあったり、インド料理店でアルバイト経験があったりと、インドについて知識のある方でした。ホストの出身国について、少し調べて情報を仕入れておくと、会話がさらにはずんでおもしろいレッスンになるのではないかと思います。英会話に自信がなくても、料理なので、見ることでおおよそ理解することはできるし、料理に関する英単語、「おいしい」や「いい香り」「私はこれが好きです」などを覚えて行くだけでも、ホストとコミュニケーションをとることができます。「英語ができないから……」とあきらめてしまうのはもったいない。レッスンを楽しもう!という気持ちを持って、ぜひ飛び込んでみてください。おいしい料理と楽しいひとときが待っているにちがいありません。【Tadaku】料理教室の検索と申し込みはTadakuサイトへ●ライター忍章子
2018年01月29日インドの炊き込みご飯。「香り・うまみ・食感」の三位一体インドやパキスタンでポピュラーな炊き込みご飯、ビリヤニ。大阪・中津にあるビリヤニ専門店「ダイヤモンド ビリヤニ」は、スタイリッシュなブラックの看板とのれんが目印です。店内は異国情緒たっぷり。ビリヤニのおいしさの秘訣とされる「香り・うまみ・食感」にこだわり、伝統的な製法を大切にしながら、お店ならではのオリジナルな味わいも演出。炊きたての絶品ビリヤニは、プレートの付け合わせと混ぜ合わせて、さまざまな味の変化を楽しむことができます。「最上のビリヤニ」のレシピをベースに試行錯誤を重ねた味2016年12月、中津のスパイスカレー専門店と福島のインドレストランがタッグを組み、「ダイヤモンド ビリヤニ」がオープンしました。本場のビリヤニは100人前もつくれる大釜で一気に作り上げるそうですが、「ダイヤモンド・ビリヤニ」では、お1人様分ずつ炊き上げるスタイルです。ビリヤニの中でも最上と称される、インドのハイデラバードで作られるビリヤニをベースに試行錯誤を重ね、お店独自の香り高い味わいを完成させました。プレートの中で混ぜ合わせれば、味わい方は千差万別おすすめメニューは、店名にもなっている「ダイヤモンド・ビリヤニ」(1,380円)です。骨付きチキン、白身魚とアサリ、マトンの3種類があり、中でも人気なのは骨付きチキン。インドの高級米バスマティ・ライスと、6種類のホールスパイスや鶏ガラスープでていねいに炊き上げられた香り高い一品です。プレートにはカレーソース、ヨーグルト、ミントソース、オニオンスライス、レモン、ナッツ、スパイスゆで卵、フライドオニオン、エビの甘辛煮、生野菜のスパイスあえが添えられています。これらを混ぜ合わせて好みの味を見つけるのも楽しみのひとつです。期間限定のビリヤニも見逃せないきのこたっぷり、生クリームやカシューナッツでリッチな味わいの「たっぷり木の子のクリーミーチキンビリヤニ」や、うまみ濃厚な有頭エビをエビ味噌とスパイスで仕上げた「海老ビリヤニ」など、期間限定の特別メニューも見逃せません。その時だけの出会いが楽しめるのもこのお店の魅力。限定メニューを求めて何度でも訪れたくなります。限定の変わり種ビリヤニは、事前にチェックしてみてください。注文ごとにていねいに炊き上げる本格派釜の中で具材のうまみとスパイスの香りとお米が一体となった、輝くようなインドの宝石ごはん「ビリヤニ」。注文が入るごとに炊き上げているので、炊きたてが楽しめるのが魅力です。ふわりと立ちのぼるスパイスの香りを楽しみながら、本格派のビリヤニを味わえます。「ダイヤモンド ビリヤニ」は、阪急京都線「中津駅」から徒歩およそ3分、市営地下鉄御堂筋線「中津駅」から徒歩およそ5分のところにあります。電車でのアクセスもよく、ひとりでも気軽に入りやすい店なので、ふらっと旅気分で異国の味を楽しみに訪れてみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:ダイヤモンド ビリヤニ住所:大阪府大阪市北区中津3-17-2電話番号:06-6225-7181
2018年01月18日アンティークのシャンデリアが醸し出す高級感大阪・梅田にある「インドレストランバー バンジャーラ 梅田店」。お店はビルの6階にあります。ダークブラウンを基調とした落ち着いた空間は、オリエンタルな雰囲気と高級感に溢れており、ほのかに漂うスパイシーな香りもたまりません。内装にもこだわり、アンティークのものはインドから買い付けをしたものばかり。オーナーをはじめスタッフは全てインド人ですが、日本語対応可能なので心配は不要です。インドの歴史を感じる異国情緒あふれるお店店名に使われている「バンジャーラ」は、インドの南西海岸部に住む移住民のこと。ジプシーと呼ばれ、幸せな生活を送るための情熱と旺盛な食欲をもっていることで知られています。お店の創業は、1995年。当初は豊中にオープンし、梅田店は1998年からスタートしました。バンジャーラ特有の迫力と情熱を大切にし、お客さんにもおいしい料理を堪能していただきたいとの思いで料理を提供し続けるお店です。焼きたてナンとカレーがベストマッチしたランチ焼きたてナンとカレーのセットをお得に楽しみたい人におすすめなのは「ランチセット」です。ランチセットは、Aランチ・Bランチ・ベジタブルランチ・スペシャルランチの計4種類から選択可能。ランチのカレーは数種類の中から選べます。お店イチオシは、チキンカレーと野菜カレーだそう。なお、スープとサラダ、飲み物はどのセットにもついてきます。飲み物はマサラティ―かホットコーヒーが選べるので、お好みのものを選んでください。分厚くてもちもちのナンは、クセになること間違いなしです。香辛料とヨーグルトに長時間漬け込んだ本格派インド本国の食材とスパイスをたっぷり使った、食べごたえある「タンドリーチキン」は、お店でも大人気のメニュー。スパイスや粉末のパプリカを加えたヨーグルトに6時間漬け込んでじっくり焼いていきます。お皿からはみ出しそうになるくらい大きなチキンはかなりボリューミー。アツアツのうちにどうぞ。インドのデザートやドリンクも充実ナンをはじめ、インド風パンの種類も充実しており、ナンの中に玉ねぎやポテト、ガーリックを詰めたものもあります。また、日本ではなかなか味わうことができないインドのデザートもあります。インド風のフルーツナン「ナンケーキ」も絶品。アルコール類も豊富に揃っているので、インドへのプチトリップ気分を楽しむには最適。お店ではベリーダンスのショーが行なわれることもあるので、チェックしてみてください。お店は、阪急各線「梅田駅」から徒歩4分ほどの場所にあります。ランチはもちろん、夜は食べ放題・飲み放題のコースもあり、さまざまなシーンで活用できるのが嬉しいポイント。豊富なメニューの中から選ぶナンとカレーは、何度訪れても食べ飽きません。スポット情報スポット名:インドレストランバー バンジャーラ 梅田店住所:大阪府大阪市北区芝田1-12-14 渡辺ビル5号 6F電話番号:06-4802-0326
2017年12月22日武蔵関駅前通り商店街にあるカレー屋「スワガット」東京・武蔵関駅前通り商店街にあるカレー屋さん「スワガット」。レンガのビルの1Fと2Fがお店になっており、赤い看板が遠くからでも目を引きます。お店の外にはたくさんのメニューが写真付きで飾られています。店内にはテーブル席とカウンター席があり、お子さま連れのファミリーにも楽しんでもらえるよう座敷の席も用意されています。本場の味が楽しめる絶品インド料理!こちらのお店では、インド料理を中心にタイやベトナム・ネパール料理などが味わえます。多くの人にインド料理を楽しんでほしいというのがお店の願いです。「スワガット」はネパール・インド語で「ウェルカム」を表す言葉。多くの人に訪れてもらいたいという思いが込められた店名となっています。目指しているのは街の雰囲気になじむお店。おいしそうなスパイスカレーの香りに惹かれて多くの人が訪れています。味のおいしさはもちろんのこと、手軽に通うことができるお得な価格設定も人気の理由のひとつです。本格的なナンとともに味わう絶品インドカレーお店自慢のカレーはチキンやキーマ、ダルカレーなどたくさんの種類が用意されています。辛さは年配の人や子どもでも安心して食べることのできるマイルドから、辛口、激辛とえらぶことができるのもポイントです。好みの味わいをチョイスしてください。カレーと一緒に味わいたいのが窯で焼かれる薄い生地の本格的なナンです。ふんわりパリパリと色々な食感を楽しむことができるのが魅力!噛めば噛むほど広がる甘みも特徴です。おかわりも無料なので思い切り堪能できます。自慢のメニューはカレー以外にも! 本場の味わいを堪能お店の自慢メニューは「チーズナンセット」です。ていねいに焼き上げたチーズ入りナンは、普通のナンとはまたひと味違った味わい。そのまま食べてもよし、カレーと一緒に食べてもよしの濃厚なおいしさを楽しむことができる一品です。「野菜チョウミン」もぜひ味わってほしいおすすめメニュー。ネパール風の焼きそばで、たくさん入った野菜とスパイシーな味わいをお試しください。ヘルシーさも魅力のインド料理を思い切り堪能しようスパイスは元気の源。スパイスをたっぷり使用して作られるインド料理は、栄養価も高く元気になれます。老若男女問わずおすすめのインド料理を思い切り堪能してください。デートでもグループでも家族連れでも、幅広く利用できるのもこの店の特徴です。ぜひ足を運んで、毎日でも通いたくなるクセになる味わいを楽しみましょう。「スワガット」は西武新宿線「武蔵関駅」から歩いて5分の武蔵関駅前通り商店街の中にあります。スパイシーな味わいを求めて絶品インド料理を食べに足を運んでみてください。スポット情報スポット名:SWAGAT住所:東京都練馬区関町北2-29-8電話番号:03-5991-4533
2017年12月19日インドの“いち家族”を描いた実話映画でありながら、全世界興行収入340億円を突破し、インド映画の世界興収No.1という大ヒットを記録した『DANGAL』(原題)が、2018年4月に日本でも公開されることが決定した。レスリングを愛する男。生活のために選手として生きることはあきらめたが、道場で若手を指導しながら、いつか息子を金メダリストにすることだけを夢見ていた。ところが、生まれたのは女の子。それから神頼みに始まりありとあらゆる産み分けを試すも、4人連続の女児。すっかり意気消沈し、道場からも遠ざかっていたが、ある日、ケンカで男の子をボコボコにした長女・次女の格闘センスに希望を見出し、翌日からコーチとして、2人を鍛えはじめる。男物の服を着せ、髪を切り…一家は、町中の笑いものとなるが、外野は意に介さず、ブレずに特訓に熱を込める父と、ささやかな抵抗を企て続ける娘たち。やがて、目覚しい才能を開花させた娘たちは――。規格外のキャラクター、規格外の感動、規格外の胸熱、世界でも絶賛に次ぐ絶賛で話題を呼ぶ本作。中国では、そのヒットが日本でもニュースとなった『君の名は。』の興収96億円に、Wスコア以上の差をつける200億円越えという驚異的大ヒットを記録し、英語除外する歴代外国語映画興収はぶっちぎりのNo.1に。さらに、香港でもインド映画歴代No.1を樹立している。主演を務めるのは、『きっと、うまくいく』『PK』のアーミル・カーン。そのほか、サークシー・タンワル(『始まりは音から~インド詩七篇』)、ファーティマー・サナー、サニヤー・マルホートラらが出演。監督・脚本はニテーシュ・ティワーリーが務める。『DANGAL』(原題)は2018年4月よりTOHO シネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月06日