春といえば「紫外線ダメージや日焼けに注意」と聞くこともあると思いますが、真夏になってからしか日焼け対策をしていない、という人も多いはず。実は日焼け対策は、真夏になってからでは遅いんです。今回はエステティシャンの筆者が、春の日焼け対策についてご紹介します。春からジワジワ日焼けしています!紫外線は1年中降り注いでいて、1年の中でも春ごろから紫外線量が高まり、7月~8月にかけて紫外線量がピークとなります(※1)。また、紫外線は晴れの日だけでなく、くもりの日も降り注いでいるので注意(※2)。ガラスやカーテンを通過するため、屋内で過ごしていても紫外線の影響を受けるとされています。気候の良い春になると、公園や行楽地などに出かけたり、お花見などの屋外イベントに参加したりと、外出頻度が増えますよね。そうすると、“いつの間にか日焼けしていた”と感じることも多くなるでしょう。紫外線はジリジリと肌内部のコラーゲンを分解したり、肌の乾燥を加速させたりするといわれています。その結果、将来のシワ、たるみ、くすみ、シミなどの原因にもなることも。夏から始めても遅いので、3月~5月もしっかりと紫外線対策をおこないましょう。冬の乾燥ダメージのまま春を迎えるのは危険!冬は気温や湿度の低下から肌が乾燥しやすく、表面にある角質が乱れていたり、外的刺激から守るバリア機能が不安定になっていたりすることがあります。角質やバリア機能が不安定なまま春を迎えると、紫外線、花粉、大気汚染物質のダメージを受けやすく、肌荒れ、肌トラブル、将来の肌悩みを加速させることにもなりかねません。日々の保湿ケアで乾燥対策をしたり、バリア機能を整えたりすることはもちろん、日焼け止めをきちんと塗って、紫外線や花粉、大気汚染物質が直接肌に触れないようにすることが大切です。日焼け止めは毎年買い替えて!1年前に購入した日焼け止めがまだ残っているからと、引き続き今年も使う人が多いですよね。しかし、化粧品は一度開封すると空気に触れて酸化したり、菌が繁殖しやすくなったりするので、開封したら半年~1年以内に使い切るのがおすすめです。余っていてもったいないと感じるかもしれませんが、肌のためにも新しいものを購入するようにしましょう。日焼け止めにはSPF(数字)とPA(+)が表記されています。紫外線はUV-AとUV-Bに大別され、SPFはUV-Bを防ぐ指標、PAはUV-Aを防ぐ指標です(※3)。春は特にUV-Aが多いとされるためPA(+)が高いもの、夏はUV-Bも多くなるといわれるので、SPF(数字)が高いものを選ぶのがおすすめです。腕、デコルテ、首、顔、頭皮を守ろう腕や顔には塗るけれど、デコルテ、首、頭皮の対策はしていないという人も多いです。紫外線は窓ガラスや衣類などを透過するとされているので、隠れているからと気を抜かないようにしましょう。腕、デコルテ、首、顔にはジェル、ミルク、クリームタイプがおすすめです。頭皮や髪は、スプレーやミストタイプの日焼け止めで紫外線から守りましょう。いかがだったでしょうか?夏しか日焼け対策をしていなかった、なんとなく日焼け止めを選んでいた、という人も多いはず。記事を参考にして、今年の春からしっかり紫外線対策を始めてみてくださいね。【参考】※1 気象庁.紫外線の性質※2 気象庁.雲と紫外線※3 環境省.紫外線 環境保健マニュアル 2020©kapinon/Adobe Stock ©tamayura39/Adobe Stock筆者情報寒川あゆみ大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty文/寒川あゆみ
2024年03月03日積水ハウス株式会社は、本格的な冬の到来を前に、自宅における風邪予防対策の普及を目的として、全国の20~60代の男女計573名を対象に「自宅における感染症・風邪の予防意識・行動に関する調査(2022年)」を実施しました。積水ハウスの研究機関の住生活研究所では、暮らしにおける「幸せ」のさらなる追求をするため「住めば住むほど幸せ住まい」研究として様々な調査を実施しています。日ごとに寒さが増し、初冬が迫っていますが、この時期は体が寒さに慣れていないため風邪をひいたり、体調を崩したりしやすいとされています。また、すでに一部の地域ではインフルエンザウイルスによる小中高校や幼稚園の学級閉鎖などが報告されており、今秋から冬にかけて、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行も懸念されています。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、感染症や風邪に対する意識が高まっている中、新型コロナウイルス感染症の流行前後で感染症や風邪の原因となる接触や飛沫、空気感染に対する手洗いなどをはじめとする予防の意識や行動の変化について調査しました。コロナ禍における自宅での感染症・風邪予防策を導き出し、今年の冬も元気に乗り切るための4つの「幸せTips」をご紹介します。■感染症・風邪の予防が意識から習慣へ。在宅勤務が増えた人の約8割が「風邪をひかなくなった」と実感コロナ禍前からコロナ禍初期、現在に至るまでの自宅における感染症・風邪の予防に対する意識を聞いたところ、コロナ禍初期において「感染症・風邪の予防を意識している」人は84.9%と、コロナ禍前の53.4%から大きく増加しました。現在も87.8%とほぼ同レベルにあり、自宅における感染症・風邪の予防が習慣化してきていることがうかがえます。積水ハウス 住生活研究所「自宅における感染症・風邪の予防意識・行動に関する調査(2022年)」また、コロナ禍前と比較し、「インフルエンザや風邪をひかなくなったと思う/やや思う」と63.8%の人が回答しました。コロナ禍で自宅における感染症・風邪の予防への意識が高まったことを受け、結果的にインフルエンザや風邪をひかなくなったと実感している人が増加していることがわかります。とくに、コロナ禍で在宅勤務が増加している人では78.5%が感じており、外出機会の減少も影響していることが考えられます。さて、感染症や風邪の予防に対する意識が高まり、実際にどのように行動変化が生じたのでしょうか。積水ハウス 住生活研究所「自宅における感染症・風邪の予防意識・行動に関する調査(2022年)」■5人に3人が帰宅後「洗面所」へ直行。生活空間に「ウイルスや菌を持ち込まない」意識が高まる感染症や風邪をひくきっかけになりやすい外出からの、帰宅時における行動を調査しました。帰宅してまず行く室内の場所は、コロナ禍前も現在も「洗面所」が最も多く、コロナ禍前の48.0%と比較すると現在は60.0%と12pt増えました。およそ8割の人が現在行っている感染症・風邪の予防として「手洗いや消毒」と回答しており、帰宅後にまず手洗いをする習慣が増えたと考えられます。とくに、在宅勤務が増加した人においては、外出からの帰宅後まず「洗面所」に行く人が7割を超える結果となりました。積水ハウス 住生活研究所「自宅における感染症・風邪の予防意識・行動に関する調査(2022年)」また、コロナ禍で行うようになった感染症・風邪の予防として、「帰宅した際、家の中のどこも触らずにまず手を洗う」人が25.3%とコロナ禍前(9.9%)から15.4pt増え、「帰宅した際、玄関で除菌や消毒をする」人が18.7%とコロナ禍前(6.5%)より12.2pt増えたことから、自宅内にウイルスや菌を持ち込まないようにする意識の高まりが見受けられます。実際に、帰宅時に玄関で除菌や消毒をされる理由として約7割の人が「部屋の中にウイルスや菌を持ち込みたくないから」と回答しました。今後実施したいと思う感染症・風邪の予防としても、コロナ禍前と差が大きい項目が「帰宅した際、家の中のどこも触らずにまず手を洗う」(18.2pt増)、「帰宅した際、玄関で除菌や消毒をする」(16.7pt増)と高く、引き続き除菌・消毒の意識は高く、習慣化されると考えられます。その他、コロナ禍前は21.8%であった「運動をする」においても今後実施したいと思う人が34.6%と15.5pt増え、同時に健康への意識の高まりも見受けられます。積水ハウス 住生活研究所「自宅における感染症・風邪の予防意識・行動に関する調査(2022年)」■家族みんなでさらなる家庭内での感染対策・予防をコロナ禍で常態化したものと言えば、マスクがあります。現在、自宅の中でもマスクをつけることがある人は約半数の49.7%います。室内でマスクをつけるシーンとして、コロナ禍前と比べると、「家族や友人と一緒にいる時」(8.2pt増)や「家族の誰かの体調がよくない時」(7.4pt増)が増加していることから、家族へ感染させない意識が高まっていることがうかがえます。積水ハウス 住生活研究所「自宅における感染症・風邪の予防意識・行動に関する調査(2022年)」一方で、夫と妻とでは感染予防対策を行う理由が異なるようです。今後実施したいと思う感染予防対策に関して、妻は全体的に様々な項目で高く、妻と夫の温度差があるように感じられます。また、玄関で除菌や消毒をする家庭では、「家族への感染が不安だから」という理由の妻が64.6%と多い一方、20.0%の夫は「家族にするように言われているから」という理由であることがわかりました。家族の健康を思う衛生管理は、妻が主導のようですね。家族みんなが積極的に取り組むことで、さらなる家庭内での感染対策・予防につながるかもしれません。積水ハウス 住生活研究所「自宅における感染症・風邪の予防意識・行動に関する調査(2022年)」積水ハウス 住生活研究所「自宅における感染症・風邪の予防意識・行動に関する調査(2022年)」■使用済みマスクの取り扱いは?3人に1人が使用済みマスクを「リビング」にコロナ禍の感染症・風邪の予防で欠かせないマスクの自宅における取り扱いはいかがでしょうか。住生活研究所による「小さな暮らしアンケート~マスク編~(2022年)」(対象 全国の20~60代の男女(N=651))では、52.7%と半数以上が「使い捨てマスクを複数回使用することがある」と回答しました。また、使い捨てマスクの帰宅後の扱いについて、捨てる場所/仮置きする場所どちらにおいても約3人に1人が「リビング」という結果になりました。続いて多い場所として、捨てる場合は「キッチン」(23.7%)、仮置きする場所は「玄関」(21.6%)でした。なお、使い捨てマスクを繰り返し使用する人の7割は使用済みマスクの除菌、消臭を行っていませんでした。自宅内にウイルスや菌を持ち込まないようにする意識が高い一方で、マスクに対して意識をしている方が少ないことが見受けられます。外気が当たるマスクの表面は、ウイルスや菌、ほこり等で汚れてしまいます。使い終わった後のマスクの捨て方、管理の仕方を見直すとさらなる予防につながるかもしれませんね。積水ハウス 住生活研究所「小さな暮らしアンケート~マスク編~(2022年)」■4つの「幸せTips」で今年の冬も元気に乗り切ろう自宅での運動のための4つの「幸せTips」今回の調査では、コロナ禍になって3年経つ現在においても、感染症・風邪の予防への意識の高さは維持され、行動においても習慣化されてきていることがわかりました。その結果、新型コロナウイルス感染症にとどまらず、風邪をはじめインフルエンザなどの感染症対策にもつながっているのではないかと考えられます。今回の調査で導き出した、外出からの帰宅後に室内にウイルスや菌などを持ち込まないようにするためのポイントをはじめ、住まいや暮らしに盛り込みたい4つの「幸せTips」をご紹介します。現在実施できていることは継続し、これまで実施できていないこと、知らなかったことはこれから意識し、習慣につなげていきましょう。(1) 玄関での除菌・消毒でウイルス・菌をガード:基本的には住まいへの入り口となる玄関で、最低限の除菌・消毒を済ませる状態が好ましいですね。玄関には手先を消毒するアルコールスプレーやアウターなどの衣類を除菌やウイルス除去できるスプレーを置きましょう。玄関の近くに洗面や手洗いスペースがあると、帰宅時の手洗い・うがいがスムーズに行えます。部屋のドアノブに触れる前に手洗いができるので、手についた汚れを家に広げません。洗った手をふくタオルも家族で共有しない方がよいと言われています。個人用に複数のタオルかけや、ペーパータオルの置き場があるとよいでしょう。加えて、玄関の近くに更衣室のように着替えや手洗いのできるチェンジングルームがあると、上着が収納でき、部屋に汚れを持ち込まずにすみます。また、帰宅後の玄関では、靴を脱いだり、カバンを置いたりする際に壁面や床を触っていることが多いです。定期的な玄関の除菌・消毒を心がけましょう。玄関での除菌・消毒でウイルス・菌をガード(2) おでかけに欠かせないマスクにおける習慣:おでかけ時に必要となるマスクですが、つけ忘れてしまうことはありませんか。玄関にマスクを収納することで、つけ忘れを減らすことができます。家族人数分全てのマスクを収納することが難しい場合は、マスクストッカーなどを活用して、玄関にもマスクの居場所を設けることで、マスクを忘れて、家の中に取りに行かなくてもすみますね。また、玄関に小さな蓋つきのごみ箱を設置すると、使用済みのマスクを部屋に持ち込まずに捨てることができます。最近は、玄関扉に付けられるマグネット式のゴミ箱やマスクの一時置き用のストッカーもあるのでチェックしてみてくださいね。(3) こまめな共用部の除菌・消毒:家族みんなが触れる部分を意識していますか。ドアノブやテーブルをはじめ、例えば、照明・電気、トイレや洗面所、お風呂のスイッチなどが挙げられます。その他、キッチン周りの冷蔵庫や電子レンジもみんながよく使うものです。帰宅後、手を洗うまでの間は極力触れないように意識し、こまめに除菌・消毒を行いましょう。なお、最近はセンサーで触れずに水が出る、手洗いやキッチンの「タッチレス水栓」やセンサーで開閉可能な「室内用自動ドア」など、家の中を清潔に保つ多彩なアイテムもあります。(4) 室内換気でウイルス・菌を溜めない:空気が乾燥し、ウイルスにとって過ごしやすい冬は、室内の空気をきれいに保つために換気が重要です。方法として「定期的な窓開け」による換気をされる方が多いと思いますが、室内の温度が下がったり、加湿していた室内の水分が外に逃げてしまったりと、快適性には課題が残ります。そこで、「熱交換型換気システム」を取り入れるのはいかがでしょうか。室内の汚れた空気を外に出す際に、室内の暖かい空気を用いて外の冷たい空気を室温に近づけて取り込むことができます。これにより、定期的な窓開けによる換気に頼らず、これからの寒い季節でも24時間きれいな空気が流れ、快適な居住空間を実現できます。今のお住まいでも、暖房器具を使用しながら、換気を行うことを推奨されています。暖房器具の近くの窓を開けると、入る冷気が暖められるため、室温の低下を防ぐことができます。室内換気でウイルス・菌を溜めないぜひ皆様も4つの「幸せTips」を参考に自宅でできる感染症・風邪の予防を行い、家族みんなで元気に今年の冬も乗り越えましょう。■住生活研究所長 メッセージコロナ禍で帰宅後の手洗いや消毒が習慣になっている証拠に、手が洗えないときの違和感があります。これから住まいを考える人は、洗面室の扉には、開けたままでも大丈夫な引き戸がおすすめです。洗面所の扉を引き戸にしてオープン使いにすると、外出からの帰宅後も直行しやすいです。私自身はこまめに消毒や抗菌をこころがけています。消毒や抗菌のためのスプレーは、ポケットに入るような小さい物をあらゆるところに分散して置いています。家の中、どこにいても1、2歩で手が届き、気づいたときにはすぐに消毒や抗菌ができるためおすすめです。風邪は万病の元。日々の手洗いや除菌・消毒に注力すること、体調の変化に気をつけることで、風邪をひきにくくなることを実感することができました。習慣として続けるために、家族みんながスムーズに行動できるよう、動線やマスクの置き場所などに工夫をしたいものですね。執行役員 住生活研究所長 河崎 由美子河崎 由美子執行役員 住生活研究所長1987年入社。高校入学までの12年間を海外で過ごした経験や子育て経験などを生かし、総合住宅研究所でキッズデザイン、ペット共生、収納、食空間など、日々の生活に密着した分野の研究開発全般に携わる。一級建築士。<「自宅における感染症・風邪の予防意識・行動に関する調査(2022年)」概要>調査期間 :2022年8月19~22日集計対象人数:573人集計対象 :全国の20~60代の既婚男女<「小さな暮らしアンケート~マスク編~(2022年)」概要>調査期間 :2022年6月15日集計対象人数:651人集計対象 :全国の20~60代の男女<住生活研究所について>住めば住むほど幸せ住まい ロゴ積水ハウスが2018年に開所開設した、日本の企業として初めて「幸せ」を研究する研究所です。人・暮らしの視点で、ライフステージ・ライフスタイル、そしてこれからの住まいのあり方の調査・研究を行っています。今後迎える「人生100年時代」には、暮らしにおける「幸せ」のさらなる追求が重要と考え、時間軸を意識した「住めば住むほど幸せ住まい」研究に取り組んでいます。研究を通して、幸せという無形価値、つまり「つながり」「健康」「生きがい」「私らしさ」「楽しさ」「役立ち」といった幸福感を高め、家族やライフスタイルの多様な変化に対応する幸せのかたちをお客さまへご提案することを目指しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月27日『LETO -レト-』のキリル・セレブレンニコフ監督の最新作『インフル病みのペトロフ家』より、ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。ポスト・ソヴィエト時代の迷宮的ポートレートを描き、ロシアでセンセーションを巻き起こしたA・サリニコフによる大ベストセラー小説を原作とした本作。監督を務めるキリル・セレブレンニコフは、ロシア演劇界の鬼才であり、カンヌをはじめとする数々の映画祭で多数の賞を受賞するなど、すでに映画監督としても世界から注目を浴びている。2017年に国からの演劇予算横領の疑いで自宅軟禁状態となり、その不条理な状況下で本作の脚本を書いたという。このたび解禁された場面写真は、ペトロフ家親子3人の姿から夜の街で男たちが一斉に銃をかまえる様子まで、刺激的で謎めいた映画の世界観が伺えるものとなっている。また、併せて解禁となったポスタービジュアルでは、「発熱?狂気?」というキャッチコピーと共に、主人公ペトロフが異常な表情で振り返る謎めいたショットが使われている。その下には、ソファーに座る妻ペトロワ、UFOに吊られた人物、ロシア版サンタクロースや謎の仮面の男など、印象的でどこか奇妙なモチーフが散りばめられている。発熱か狂気か、妄想か現実か。コロナ禍の世界を予言したような現代ロシアの迷宮を疾走し、映画の迷宮を疾走する本作。映画ファン必見の傑作に期待だ。『インフル病みのペトロフ家』は4月23日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インフル病みのペトロフ家 2022年4月23日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開© 2020 – HYPE FILM – KINOPRIME - LOGICAL PICTURES – CHARADES PRODUCTIONS – RAZOR FILM – BORD CADRE FILMS – ARTE FRANCE CINEMA -ZDF
2022年02月10日まだまだ続く【雨対策】お済みですか?最近は特に『梅雨』感がすごく雨続きです。ウネリはもちろん、表面のパヤパヤした毛も気になるところ…ある程度全体的にうねりも少なく、表面だけが気になる!そんな方は【表面だけオイル縮毛矯正】をおすすめします^ ^気になる部分だけでも受け付けているのでお気軽にお問い合わせください!感染予防対策をしっかりしてお待ちしております。
2021年07月05日いよいよ夏本番!ということで気になるのが日焼け対策。いつもの塗るケアプラスアルファで加えたい簡単な内側からの紫外線対策をまとめました。夏だけでなく、1年中使えるのでぜひお試しください。まとめ構成・小田原みみ飲むだけで紫外線対策カフェに入るといつもの癖で簡単にアイスコーヒーを頼んではいないでしょうか? 外を移動して暑くなり、メニューをよく見るのも億劫になり、とりあえず注文してしまいがちなものだと思います。ただ、紫外線の強い時期には、もしメニューにあるならば、ハーブティを選んでいただけると良いと思います。香り高い茶葉や素材は、全体的にその香りに有効成分が含まれており抗炎症作用、抗酸化作用、抗菌作用などを含むものが多いからです。そこで、今回紹介するのは、コンビニでも家庭でも比較的取り入れやすい、ルイボスティ&ローズヒップティです。二つをブレンドしてもよいですし、単品でとりいれてもよいですね。ルイボスティルイボスティには、活性酸素を除去するSOD様酵素、ケルセチン、ルテオリンなどのフラボノイド、ビタミンCが含まれています。さらに、マグネシウム、カリウムなどのミネラルも多く含み代謝を上げてくれます。紫外線が強い時期には、常に飲んでいたい「補気」アイテムです。ローズヒップティローズヒップティは、ビタミンCの爆弾といわれるほどビタミンCを多く含むハーブティとして有名ですよね。ほかにも抗酸化作用のあるビタミンA、Eも含まれています。クーラーがきいた部屋の中、氷の入った冷たいものをグッと飲むことが増える季節ですが、内臓を冷やして代謝を低下させないためにも、できるだけホットで飲みものを摂るようにしましょうね。大久保 愛 先生アイカ製薬株式会社代表取締役・漢方薬剤師。昭和大学薬学部生薬学研究室で漢方を学び薬剤師免許を取得。その後、中国で漢方・薬膳・東洋の美容などを学び資格を取得。漢方相談、調剤薬局、エステなどの経営を経て商品開発・ライティング・企業コンサルティングなどに携わる。文・大久保愛※2020.6.24作成夏の肌老化を食いとめる食材オメガ3脂肪酸、カロテン、ミネラル、ビタミンCなどにより『補気血』が期待でき、ビタミンEによって『活血』が期待できることがポイントです。アボカドアボカドは、食べる美容液とも呼ばれているほどで、肌トラブルに悩むときにはおすすめな食材。抗酸化作用を持つビタミンA、C、Eを多く含みます。さらに、ビタミンEには、血行を改善する働きがあります。そのほか、ビタミン、ミネラル、食物繊維、不飽和脂肪酸なども含みとにかく栄養満点です。味噌漬けにして保存すると酸化もせず、長時間おいしくいただけます。チアシードオメガ3脂肪酸を多く含みます。紫外線は、細胞膜を傷つけますが、その細胞膜の材料となるのがオメガ3脂肪酸です。さらに、ミネラル、ビタミン、食物繊維も豊富に含まれています。チアシードは、何かのついでに購入しようと思う食材ではないと思いますが、オメガ3脂肪酸を気軽に取り入れるにはとっても便利な食材です。この時期には、いろいろな料理にさっとひと振りして積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。日に焼けてしまったら、シミが増えると落胆して何もしないのではなく、食事の内容にも少し気を使って外と中からケアしてみてくださいね。いつまでも、キレイなお肌を保ちましょう。大久保 愛 先生アイカ製薬株式会社代表取締役・漢方薬剤師。昭和大学薬学部生薬学研究室で漢方を学び薬剤師免許を取得。その後、中国で漢方・薬膳・東洋の美容などを学び資格を取得。漢方相談、調剤薬局、エステなどの経営を経て商品開発・ライティング・企業コンサルティングなどに携わる。文・大久保愛※2019.8.21作成美容皮膚科医で『銀座ケイスキンクリニック』院長の慶田朋子先生におやつとして取り入れられそうなものを聞きました!紫外線対策にピッタリな夏のおやつ日焼け止めや帽子の着用などのアウターケアだけでは、紫外線からお肌を守りきれません。紫外線に対する防御力を高めるには、活性酸素の働きを抑えるインナーケアが必要です。活性酸素は、紫外線を浴びることで発生し、自分の細胞や遺伝子を傷つけます。それらが傷つくと、肌が赤くなったり、ひどくなるとシミ、シワ、たるみといった光老化といわれるほどの変化を皮膚にもたらします。つまり、インナーケアとは、活性酸素から体を守る “抗酸化作用” が高い成分を豊富に含んだ食品を取り入れること。それによって、先に挙げたさまざまな紫外線ダメージを防げることができます。(慶田先生)高カカオチョコレート高い抗酸化作用をもつとされる成分としてポリフェノールは欠かせません。例えば高カカオチョコレートには、苦み成分にポリフェノールが多く含まれます。苦みが強めで、苦手な方もいるかもしれませんが、その苦みこそがカカオポリフェノールが多い証。チョコレートは持ち歩きができるので、食事の合間に食べて紫外線対策を行うことができます。―カカオポリフェノールは数々の海外の研究においても、紫外線からの皮膚保護作用があることや、紫外線を浴びても肌が赤くなりにくくなるなどの報告がされています。(慶田先生)慶田朋子先生『銀座ケイスキンクリニック』院長。医学博士。皮膚の働きや美肌に役立つスキンケア、生活習慣などのわかりやすい解説が人気で、テレビ、雑誌、ウェブなど多方面で活躍中。文・椎原茜※2019.7.26作成日焼け対策は外から塗るだけではなく、食べたり飲んだりという内側からのケアもスタンダードになりそうですね。数年後のお肌のために外からも中からも日焼け対策をしましょう!
2020年07月07日例年よりも猛威を振るいそうな今季のインフルエンザ。手洗いや外出時のマスクは習慣づけたいところだが、新しい“対策術”のカギを握るのは紅茶が持つ「ある成分」なのだ!「紅茶には、『紅茶ポリフェノール』のひとつ『テアフラビン』が含まれています。このテアフラビンがインフルエンザウイルスを無力化、つまり細胞への感染を阻止する能力を持つことが判明したのです」紅茶が持つ効果について、こう語るのは日本紅茶協会・専務理事の米川榮さん。’18年、株式会社バイオメディカル研究所の特別研究員・中山幹男医学博士が行った実験では、シャーレにイヌの腎臓細胞を培養し、インフルエンザウイルスを感染させた。そこに、ティーバッグ1袋を熱湯150ミリリットルで1分間抽出した紅茶を浸したところ、「わずか15秒で99.9%のウイルスを無力化できた」のだという。「ウイルスは、表面にある『スパイク』という突起物を駆使して、鼻や口の粘膜に侵入、細胞に吸着します。紅茶ポリフェノールは、このスパイクにくっつくことで、ウイルスが細胞に吸着する能力をほぼ100%奪うことができます。同実験では緑茶やしょうが湯、ビタミンC飲料よりも、紅茶のほうがはるかに高い感染阻止率を持つということもわかっています」さらにこの紅茶ポリフェノール、A型、B型、新型など、あらゆる型のインフルエンザウイルスに同様の効果をもたらしたという。米川さんは、“紅茶が直接体に予防効果をもたらすわけではない”としながらも、こう続ける。「ウイルスに直接働きかけるので、インフルエンザ患者が紅茶を飲むことで、その人から集団への感染を防止する効果も期待できるでしょう。もっとも、紅茶ポリフェノールがウイルスにその効果を発揮するのには、その“飲み方”も影響するのですが……」ストレートやミルクなど、紅茶ひとつとっても飲み方はさまざまだが、インフルエンザウイルスにもっとも効果的な飲み方はなんなのだろうか。「あまり効果が期待できない飲み方は、ミルクティーです。これは、牛乳に含まれるタンパク質が紅茶ポリフェノールを取り込んでしまうため、紅茶ポリフェノール本来が持つ感染阻止の働きをしなくなってしまうからです。やはり、効果的なのはストレートティー。ティーバッグで入れるときは、100度まで熱したお湯で入れましょう。80度を下回るお湯で入れてしまうと、紅茶ポリフェノールが生まれにくくなってしまいます」市販されている一般的なティーバッグ(2グラム)を、沸騰したお湯150ミリリットルに入れ1〜2分抽出した場合、1杯に含まれる紅茶ポリフェノールはおよそ150ミリグラムほどだ。「ティーバッグで入れた場合、紅茶ポリフェノール含有量は、ペットボトルの紅茶飲料の場合を大きく上回ることがほとんどなんです」そう話すのは、環境ジャーナリストの村田佳壽子さん。とある飲料会社Aから発売されているペットボトル紅茶飲料(600ミリリットル)の成分表を見てみると、〈100ミリリットル当たり、紅茶ポリフェノール42ミリグラム〉と書かれており、ティーバッグで入れた場合の半分以下しか含まれていないことがわかる。ペットボトルで飲むよりは、しっかりと自分で入れたほうが効果が見込めそうだ。村田さんが“最強の組み合わせ”と推奨するのは、レモンティー。「レモンを紅茶に入れても、紅茶ポリフェノールが持つ感染阻止能力を阻害することはありません。レモンに含まれるビタミンCは、免疫を高める効果もありますから、ウイルス撃退において相乗効果が期待できます」大流行が懸念される冬はもう間近。手洗い、マスクに加えて、「1杯の紅茶」をインフルエンザ対策として習慣づけてみよう。
2019年12月05日インフルエンザが大流行していますね。家庭でできる予防といえば、手洗い・うがいの徹底と、部屋の乾燥対策が挙げられますが、わが家は主人が人と関わることが多い仕事をしており、娘はまだ1歳。ただでさえ感染しやすい環境なのに、これだけ流行っているとなおさら、基本的な予防だけでは、少し心もとなく感じます。今回ご紹介するのは、加湿器を使って部屋の除菌ができるウイルス対策ウォーター。インフルエンザだけでなく風邪予防にも役立つ、今の時期に頼りになるアイテムです。家族の冬の健康のために、いつもの予防にプラスしてみませんか。キャップ1杯で、お部屋まるごとウイルス対策グリーンティーラボ抗菌抗ウイルスアロマウォーターは、部屋を加湿するついでに除菌・抗菌ができる新発想のウォーター。しかも、ただ除菌できるだけでなく、アロマの香りによるリフレッシュ効果も期待できるんです。超音波加湿器の水にキャップ1杯注ぐだけで、ウイルス対策と癒やしの空間づくりが同時に叶います。「でも、、本当にちゃんと効果はあるの?」その点もご安心を。こちらのウォーター、大阪大学が開発した”CateProtect”という抗ウイルス技術を用いて作られており、除去能力はなんと99%以上という実力の持ち主。特許も取得している、信頼性の高い技術なんですよ。成分は天然の茶カテキンがベースになっているので人に優しく、塩素やPHMGなどの有害物質も使っていません。小さな子供やペットがいても気兼ねなく使えるのは嬉しい!⇒ グリーンティーラボ抗菌抗ウイルスアロマウォーター(超音波加湿器専用) ウイルス対策ウォーター付きの加湿器本体も登場!超音波加湿器をまだお持ちでない方や、シンプルに使える加湿器をお探しなら、こちらのアイテムが必見です。グリーンティーラボミスト4Lは、上から注ぐだけで給水できる、手間いらずの超音波加湿器。重いタンクを運んだり外す必要がなく、操作もシンプルなので、お子様やお年寄りの方でも簡単にお使いいただけます。テーブルや棚の上にも置けるコンパクトなサイズ感ながら、連続13時間加湿OK。アロマにも対応しており、おやすみのあいだ中、お部屋に潤いと癒しをもたらします。また、超音波なのでミストが熱くならず、うっかり触っても火傷の心配がありません。さらに、1日8時間使っても1ヵ月の電気代はわずか約155円と、とっても経済的。<今だけ!アンジェ非売品のおまけ付き>今「グリーンティーラボミスト4L」をお買い上げの方には、超音波加湿器専用の除菌ウォーター「お茶のちから」をプレゼント!アロマはありませんが「抗菌・抗ウイルスアロマウォーター」と同じだけの除菌能力があり、届いたその日からインフル対策ができますよ。⇒ 【ウイルス対策ウォーター付き】超音波加湿器4L/グリーンティーラボミスト【送料無料】 インフルエンザの猛威はまだしばらく続きそう。家族の健康を守るためはもちろん、もし感染した場合の周りへの配慮も大切です。できるかぎりの対策は、しっかりとっておきたいですね。 文・池田奈未好きなものは、まち歩き、カメラ、淹れたてコーヒー。収納の少ない家で3人暮らし。すっきり心地よい暮らしを目指しています。 ■暮らしのはなし ■こどもと暮らす
2019年01月29日イベントごとも多いこれからの季節、できるだけ元気に過ごしたいもの。そんな時こそ、自分でできる「おうちインフル対策」はいかがですか?わずか15秒でウィルスを撃退する!?有名レストラン「ジョエル・ロブション」のキッチンでも愛用されている「JAMESMARTIN(ジェームズマーティン)」は、わずか15秒でインフルエンザやノロウィルスを撃退するというその実力と、スタイリッシュなデザイン性を兼ね備えた除菌用アルコール製剤。除菌アイテムとは思えないようなパッケージだから、お部屋に出したままでも大丈夫。気がついた時にシュッシュっとできて、気軽に除菌ができるのも心強いアイテムです。右から:フレッシュサニタイザースプレーボトル500mlフレッシュサニタイザーシャワーポンプ1000mlフレッシュサニタイザー携帯用30ml薬用泡ハンドソープ400ml ※BOXは非売品です。そんな「JAMESMARTIN(ジェームズマーティン)」、フレッシュサニタイザーからハンドソープ、そして詰め替え用まで、様々なラインナップが揃っています。ぜひこの機会に「おうちインフル対策」はじめてみませんか?いろんなシーンで大活躍!ジェームズマーティンを使ってみよう<いつもの手洗いにも>一段と寒くなって空気が乾燥し始めると、インフルエンザや風邪の流行が気になるもの。しっかりした予防のためには、まず基本の手洗いを!手の荒れがちな飲食店スタッフのために開発された手肌に優しいハンドソープで、手の甲、指の間、指先はもちろんのこと、爪や親指、手首も忘れずに洗いましょう。<マスクにもシュッシュッ!>おでかけ前には、マスクをシュシュッと除菌!アルコールの匂いが気にならなくなってから装着すれば、菌を撒き散らさないだけでなく、オフィスや電車の中などウヨウヨしている外部の菌も体内に入りづらくなるそうですよ。<赤ちゃんとお出かけの時も>小さな赤ちゃんとお出掛けする時は、テーブルなどの衛生が気になってしまうもの。そんな時にはフレッシュサニタイザーを出してシュッ!「フレッシュサニタイザー携帯用30ml」なら小さなポーチにも入れられて、持ち運びも便利です。<たくさんの方が使うトイレに>お出かけ先のトイレや、ホームパーティーを行う時の自宅など、たくさんの方が使うトイレほど座面やウォッシュレットの衛生面が気になってしまいませんか?そんな時にもJAMESMARTINがあれば大丈夫。しっかり除菌をしてくれます。ご自宅なら、次の方へのエチケットとして置いておいてもいいですね。スタイリッシュな見た目だから、窓辺に置いておいても気になりません。<これからの季節のホームパーティーにも>人が集まることも多いこれからの季節。おもてなしのご馳走は、美味しく楽しくいただきたいもの。そんな時には、ゲストが来る前にトングやプレート、カトラリーなどをシュッとして除菌ケア。安心して過ごしてもらえる心遣いも、おもてなしのコツです。たくさんのシーンで利用できるアルコール除菌グッズは、この時期大活躍のアイテムですね。【ご紹介したアイテム】 「JAMESMARTIN(ジェームズマーティン)」
2018年01月21日日焼け止めもしっかり塗っているし、紫外線対策はバッチリ!と思っているあなた。 本当にその紫外線対策、万全ですか?実は間違っているかもしれない、日焼け止めの塗り方やUV対策のコツをお教えします!日焼け止めの正しい塗り方日焼け止めの塗り方で注意しておきたいのが、①肌にしっかり馴染ませるため、外に出る30分前には塗っておくこと②ケチらず、たっぷりの量を塗ること③化粧水や乳液で肌を整えてから塗ること の3つのポイント。意外に見落としていることが多いこの3つのポイントをおさえておけば、日焼け止めの効果はグッと上がります!日傘も必須!特に夏場の強い紫外線は、日焼け止めだけではカバーできません。外を歩く時は日傘を持っておいた方が安心。折り畳みタイプの日傘などのコンパクトなタイプのものを選ぶと良いですね。帽子の選び方に注意!麦わら帽子など、日よけのために使う帽子は、選び方に注意。・素材がUVカットであるかどうか・つばの広さは十分かという点をチェックしつつ選びましょう。メッシュ素材のものは通気性が良いので快適にかぶれますが、十分に紫外線をカバーできない場合があります。最近はオシャレで紫外線対策もばっちりできる帽子が増えているので、タグなどに書いてある説明をよく読んでおきましょう。しっかり対策して、夏に備えよう!日焼け止めをしっかり塗っていたのに、結構焼けてしまった…。ということもあるでしょう。若いうちはいいですが、30代前後になると紫外線はシミの大きな原因となり危険です。しっかり対策しておけば夏の日差しも怖くない!少しのポイントで大きく変わるので、しっかり対策して夏に備えておきましょう!
2016年07月28日アシストは9月17日、標的型攻撃への対策を支援するために内部対策を重視した各種の施策を「標的型攻撃対策ソリューション」として体系化し、提供開始した。具体的には、マルウェアの侵入の予兆や状況の把握のため定期的なモニタリングを実施する「BlackDomainSensor」、内部対策として、特権IDを奪取されたとしてもデータを持ち出させず持ち出されても意味が無いようにするための多重対策として「マルウェア遮断ソリューション」「ダブルブラウザソリューション」「特権ID管理ソリューション」「ファイルサーバ情報漏洩防止ソリューション」の全5ソリューションを展開する。このうち、「マルウェア遮断ソリューション」は2015年10月に新設予定であり、「ダブルブラウザソリューション」は同月に機能強化版を提供開始する予定だ。BlackDomainSensorはセキュリティ・ログ分析エンジンを使い、インターネットのアクセス・ログとC&Cサーバのリストを突合せた結果と、Active Directoryに特権IDを模したトラップ・アカウントを仕掛け、おとりに引っ掛かったマルウェアの認証失敗ログを抽出したレポートを出力する。マルウェアによるC&Cサーバへ通信している端末の発見や、マルウェアによる特権ID奪取の挙動の発見に有効という。マルウェア遮断ソリューションは2015年10月に新設予定であり、マルウェアが侵入している可能性のある端末をネットワークから遮断する。遮断は管理者がリモートから実施可能。該当端末のC&Cサーバへの不正な通信のブロックや、データの不正な持ち出し・侵害拡大の防止に有効としている。ダブルブラウザソリューションは、インターネット・アクセス用のブラウザを仮想環境で提供し、業務用端末から外部へのインターネット・アクセス(HTTP通信)を禁止させ、業務用端末のインターネット・アクセスを分離する。なお、2015年10月に機能強化版のリリースを予定している。同ソリューションにより、マルウェアが侵入したとしても、標的型攻撃の出口となるC&Cサーバとのインターネット・アクセスを禁止することで攻撃を無効化できるとのこと。特権IDはワークフローにて申請を行い、承認を受けた場合のみ利用できるように制御する。また、重要サーバへはワークフロー経由の自動ログインのみを許可し、自動ログイン以外のローカル・ログインなどは全て禁止する。同ソリューションにより、ワークフローを経由しない重要サーバへのログインを一切禁止することで、万が一標的型攻撃によって特権IDを奪取された場合でも、不正なアクセスを防止できるという。ファイルサーバ情報漏洩防止ソリューションは、ファイル・サーバのデータを暗号化し、Windowsのアクセス権限とは別に独自のアクセス権を設定。また、ファイル・サーバに対してアクセスできるのは、専用クライアントを導入している端末のみに限定する。同ソリューションでは、独自のアクセス権限設定により専用端末以外からのデータ持ち出しを防止すると共に、Windowsの特権IDを奪取された際もデータの持ち出しリスクを軽減できるという。また標的型攻撃によりデータが直接持ち出された際も、データは暗号化された状態を維持するとのこと。
2015年09月18日