WOWOWで2024年4月より始動した極上アジアエンタメの最前線をたどる映画枠「アジアホリック!」にて、マ・ドンソク、ソル・ギョング、イ・ジョンジェなどスター出演の新作が集まる“韓国映画祭り”を日本独占初放送する。「アジアホリック!」では中国や韓国はもちろん、台湾や香港、ときにはインドなどまで、アジアコンテンツファンに刺さる珠玉のアジア映画を厳選し、3か月ごとに放送。7月は、2週にわたり韓国映画をお届けする。登場するのは、韓国映画界の大スター、マ・ドンソクが製作にも参加し、ソウルで一番のセレブリティの街にして美容整形外科が立ち並ぶ街“狎鴎亭(アックジョン)”を舞台に韓国美容整形業界に切り込んだコメディ『狎鴎亭スターダム』。日本統治下時代のソウルを舞台に、主演ソル・ギョングのほか、『パラサイト 半地下の家族』パク・ソダムや「イカゲーム」パク・ヘスらが出演した『PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ』。イ・ジョンジェ初監督作品にして韓国公開時には初登場1位を獲得、イ・ジョンジェ自らチョン・ウソンとW主演も務めたスパイアクション『ハント』といった個性豊かな韓国映画が集結。このほかにもシークレット作品が後日解禁される予定となっている。『狎鴎亭(アックジョン)スターダム』7月放送・配信 ※放送同時配信&アーカイブ配信ありマ・ドンソクが医師免許停止中の天才美容整形外科医(チョン・ギョンホ)と手を組み、美容整形業界で一旗揚げようと目論む口達者なお調子者を演じるコメディ。『PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ』7月放送・配信 ※放送同時配信&アーカイブ配信あり1930年代のソウルで繰り広げられる諜報合戦を緊張感たっぷりに活写したスパイ・アクション。『ペパーミント・キャンディー』のソル・ギョングら豪華キャストが共演。『ハント』7月放送・配信 ※放送同時配信&アーカイブ配信あり「イカゲーム」イ・ジョンジェと、盟友チョン・ウソンW主演のスパイアクション。組織内に潜む北のスパイを探し出す任務遂行中、大統領暗殺計画を知り巨大な陰謀に巻き込まれる。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ハント 9月29日より新宿バルト9ほか全国にて公開ⓒ 2022 MEGABOXJOONGANG PLUS M, ARTIST STUDIO & SANAI PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED.PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ 2023年11月17日よりシネマート新宿ほか全国順次公開© 2023 CJ ENM Co., Ltd., THE LAMP.ltd ALL RIGHTS RESERVED
2024年04月16日イ・ジェフン&イ・ドンフィら実力派俳優と、韓国のヒットメーカーが集結した「捜査班長 1958」がディズニープラス スターにて4月19日(金)より独占配信開始。この度、刑事4人が集結したキービジュアルと大迫力のティザー予告も到着した。「捜査班長 1958」は、破天荒な若手刑事が個性溢れる同僚3人とチームを組み、権力の腐敗を暴くために奮闘するクライム・サスペンス。韓国で記録的大ヒットとなった犯罪捜査をテーマにした伝説的ドラマ「捜査班長」の前日譚となる。1958年、田舎からソウルに赴任し、個性溢れる同僚3人とチームを組むことになった主人公のパク・ヨンハン刑事。人々のために新たな人生を歩む刑事たちの姿を描き、捜査ドラマのロマンスとユーモアが詰まったストーリーが現代に復活する。主人公のパク・ヨンハンを演じるのは、「復讐代行人~模範タクシー~」シリーズでは悪を成敗する“復讐代行人”を演じて人気を集めたイ・ジェフン。根性があり人間味のある刑事役を熱演する。警察署の狂犬といわれるほど恐ろしい警察官キム・サンスンには、イ・ドンフィ。「カジノ」シリーズで見せた鋭い表情が記憶に新しいところだが、今回も存分に狂気を放つ。「九尾の狐とキケンな同居」など新人俳優として注目度の高いチェ・ウソンは、怪力の持ち主青年チョ・ギョンファンに、「ラケット少年団」「ワンダフルデイズ」のユン・ヒョンスは、エリート警察官のソ・ホジョンに扮する。また、大ヒットドラマの復活にスタッフ陣にも韓国のヒットメーカーが集結しており、演出は『コンフィデンシャル/共助』『王宮の夜鬼』などのキム・ソンフン監督、ヒット作を企画するMBCドラマIP開発チームが発掘した新人脚本家のキム・ヨンシンが執筆を担当。さらにクリエイターとして、ドラマ「ヴィンチェンツォ」「キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~」「熱血司祭」などを執筆した作家のパク・ジェボムが参加している。ティザー予告は、冒頭で老人となったパク・ヨンハンが映し出され「俺の名を知ってるか?」と問いかけるところから始まる。「刑事パク・ヨンハン」というテロップとともに、時代は1958年へ。若き頃のヨンハンがこちらへ向かってジャブを打ちながら現れると、スーツに身を包んだ4人の刑事たちが、ガラスを粉砕、殴り込んで大暴れ!本気モードにギアがかかったヨンハンがロッカーの扉を盾に刀と戦うシーンや、「なぜ殺した!」と犯人に詰め寄りながら頭に拳銃を突き付けるシーンは大迫力。「この世に捕まえられないヤツはいない」というテロップの通り、どんな手を使ってでも犯人を探し出す4人の熱きチームプレーが映し出されている。キービジュアルには、パク・ヨンハンを筆頭に、キム・サンスン、チョ・ギョンファン、ソ・ホジョンら4人が1950年代を再現した街並みをバッグに登場。「あの頃、正義を貫く熱血刑事たちがいた」というキャッチフレーズは、大ヒットドラマ「捜査班長」に次ぐ、新たな熱い伝説を予感させるものとなっている。ストーリー時は1958年、野蛮な時代の韓国ソウル。地方から赴任してきた牛泥棒専門の田舎者刑事パク・ヨンハンが、狂犬とあだ名される後輩のサンスン、怪力を誇る青年ギョンファン、エリート新人のホジョンの3人とチームを結成し、醜悪な犯罪に立ち向かう。汚職にまみれた刑事たちの中で、信念を貫くヨンハン。彼の型破りな捜査と熱い信念で、チームは堕落した権力に立ち向かい、人々のための刑事に生まれ変わるべく成長していく。「捜査班長 1958」は4月19日(金)より毎週金・土曜1話ずつディズニープラス スターにて独占配信(全10話)。(シネマカフェ編集部)
2024年04月12日「イカゲーム」イ・ジョンジェらを迎えた、「スター・ウォーズ」シリーズ待望の最新作「アコライト」が6月5日(水)よりディズニープラスにて配信開始。特報とキービジュアルが全世界で解禁された。本作は、今年公開25周年を迎える『スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)』の約100年前、ジェダイの黄金期を舞台に、銀河の謎とダークサイドの勃興、そしてシスの台頭を追うオリジナルドラマシリーズ。“完璧なスター・ウォーズ”と批評家やファンから大絶賛され、若き日のルーク・スカイウォーカーも登場した「マンダロリアン」シリーズ、映画では描かれていないオビ=ワン・ ケノービとダース・ベイダーの知られざる過去が明かされた「オビ=ワン・ケノービ」など、正史と深いつながりを持つ物語を描いてきたオリジナルドラマシリーズの最新作。『ファントム・メナス』の約100年前、ダークサイドの影が忍び寄るジェダイの黄金期を舞台に“闇に包まれた”秘密をハードアクション・スリラーとして描く。解禁となった特報では、イ・ジョンジェが演じるジェダイ・マスターが若きパダワンたちにフォースを教えている姿から始まる。銀河には多くのジェダイが存在し、戦争がなく平和に包まれていた“光”の時代。そこに現れるのが、ロングのドレッドヘアに黒いマスクでナイフを振り回すミステリアスな女性。彼女は一体何者なのかーー。特報のラストでは多くのジェダイたちがそれぞれのライトセーバーを手に、“赤いライトセーバー”を操る何者かに立ち向かっていくシーンが垣間見え、ダークサイドの存在と壮大なアクションにも期待が高まる映像となっている。女性監督が多彩なキャストと描き「『用心棒』『隠し砦の三悪人』などの作品をオマージュ」本作には、大ヒット韓国ドラマ「イカゲーム」の主演を務め、アジア人で初めてエミー賞の主演男優賞を受賞した俳優イ・ジョンジェ、映画『マトリックス』シリーズのトリニティ役で人気キャリー=アン・モスが出演。キャリー=アン・モス Photo by Steve Jennings/Getty Imagesそして、映画『ハンガーゲーム』や『ディア・エヴァン・ハンセン』のアマンドラ・ステンバーグがジェダイを襲うミステリアスな女性を演じる。さらに本作には映画シリーズでチューバッカを演じた俳優ヨーナス・スオタモが、ウーキー族のジェダイ・マスター役に。監督を務めるのは、映画『バチェロレッテ ーあの子が結婚するなんて!ー』やエミー賞作品賞など4部門にノミネートされた「ロシアン・ドール:謎のタイムループ」の製作総指揮などで知られる女性監督レスリー・ ヘッドランド。幼少期から「スター・ウォーズ」の大ファンだったというレスリー監督は本作について「『アコライト』はまだジェダイにとってとても平和な時代が舞台です。多くのジェダイが登場する銀河を、ダークサイドの視点で描く物語になっています。そしてジョージ・ルーカスが影響を受けた黒澤映画や侍映画にインスパイアされ、『用心棒』や『隠し砦の三悪人』などの作品をオマージュしています」と語り、日本文化がより散りばめられた「スター・ウォーズ」の世界が待ち受けている。キービジュアルの「光の時代に闇が生まれる」という言葉の通り、後の『スター・ウォーズ」作品につながる“闇”が徐々に迫りくる。元ジェダイでありながらダークサイドに堕ちたダース・ベイダーらの“闇”はどうやって生まれたのか、ジョージ・ルーカスが創造した「スター・ウォーズ」の始まりを描かれる。「アコライト」は6月5日(水)よりディズニープラスで初回2話日米同時独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年03月20日映画配信サービス「JAIHO(ジャイホー)」では「イ・チャンドン レトロスペクティヴ4K」としてイ・チャンドン監督自ら指揮を執ったレストア作業により新たな命を吹き込んだ全監督作6作品と、彼の制作と人生の原点を語るドキュメンタリーを4Kスペックで独占初配信中。この度、ある女性の魂の喪失と再生を描いた『シークレット・ サンシャイン 4Kレストア』の配信に合わせ、イ・チャンドン監督、チョン・ドヨン、ソン・ガンホが撮影当時の想いやタイトルに込めたメッセージについて明かすインタビューが到着した。『イ・チャンドン アイロニーの芸術 4K』イ・チャンドン監督は「メンター」名優ソン・ガンホが出会い語る「私のメンターです」イ・チャンドン監督に対し、絶大な信頼を寄せる名優ソン・ガンホ。『パラサイト 半地下の家族』や『ベイビー・ブローカー』など、いまや世界に知られる名優の1人だが「『グリーンフィッシュ』の撮影現場に足を踏み入れたときのことを覚えています」と、イ・チャンドン監督のデビュー作当時の撮影現場を懐古する。『グリーンフィッシュ4Kレストア』「『グリーンフィッシュ』は、韓国で最高の俳優たちが出演していました。ハン・ソッキュ、シム・ヘジン、ムン・ソングンです。私は最初の撮影に立ち会っており、監督が私を皆に紹介してくれました」と思い起こす。「彼は私を褒め続け、人々に紹介してくれたのですが、 私は恥ずかしかったです」というソン・ガンホ。そして「皆、監督が私を褒めているのを聞いていましたが、それが私に自信を与えてくれたと思います。その自信は撮影が終わるまで続きました」と言い、「彼は私に自信を植え付けてくれた、そして私のキャリアは彼のおかげであるようなものです。本当に貴重な時間でした。彼は特別な人です」と感謝する。本作の脚本については「読んでいてとても楽しかった」と語る。「演じたジョンチャンは普通の男のように話し、行動しますが、イ・チャンドン監督は彼をとても興味深い人物に変えました」と解説。「彼は自動車修理工場を営んでいますが、自分で手を汚しはしません。彼はオーナーであり、常に清潔で身だしなみを整えることを心がけているのです」と言う。そして「これは(チョン・ドヨンが演じる)シネの物語です」と加える。「ラブストーリーですが、その中心にシネがいます。私の役はどちらかというと助演だと思います。彼女のキャラクターは感情が極端です。私のキャラクターは普通の男です。彼はシネが感じていることを、同じように感じることができません」。そして、そのことを監督に正直に打ち明けると「『正直でいてくれてありがとう』と感謝してくれました」と明かす。「『私は自信がない』と話すと、監督は私を信頼していると言ってくれました。もし私ができると言っていたら、彼は私に信頼を置いてはくれなかったでしょう。無理にやらなくても良いと言ってくれました」と、当時の貴重なエピソードを語った。チョン・ドヨン「自分を超えるチャンスをもらえた」本作で、韓国人として初めてカンヌ国際映画祭で女優賞を獲得したチョン・ドヨン。出演を決める前に「脚本を読む必要を感じませんでした。この作品はイ・チャンドンが監督し、ソン・ガンホが出演するのです」「私はただ出演したいと思いました」という。「自分を超え、さらに上を目指してほしい」と撮影時、イ・チャンドン監督からそんな言葉をもらったことも明かしたチョン・ドヨン。「当時、その意味が私にはわかりませんでしたし、いまでも正確には分かっていません。この作品は精神的にも肉体的にも消耗が激しかったのですが、自分を超えるチャンスをもらえたと思います」とふり返る。それでも「上達したと自分でもわかりました」と話し、「観客の皆さんにもそれを感じて頂ければと思います。それが私にとっての『シークレット・サンシャイン』の意味なのです」とメッセージを送る。また、ソン・ガンホとの共演については「ガンホさんは常に我々の一歩先を行っています」と言う。「役者としてもっと頑張ろうという気にさせてくれます。尊敬せずにはいられない人です」と語り、「彼と一緒に仕事ができてうれしいです。長い間、 一緒に仕事がしたいと思っていたのです」と夢が叶ったことを感謝した。映画の舞台が密陽(ミリャン)である理由ほとんどがミリャンという都市で撮影されている『シークレット・サンシャイン』。「なぜ、この街を選んだのか?」と質問を受けたイ・チャンドン監督は「主たる理由はこの都市の名前にあります」と明かす。「ミリャン(密陽)の漢字である『密』はを意味しますが、またという別の意味も持っています」と言い、「基本的に、都市の名前を訳すとなのですが、我々はという意味も与えました。ミリャンは韓国の典型的な中規模の都市です」と語る。「ミリャンについて我々は何も知りません。この都市の情報は何も持ち合わせていません。大都市の粗雑なミニチュアに過ぎません、この都市がかつて持っていた美しさ、優美さが奪い取られ、この都市で美しかったものが隠されてしまったのです」と話し、「このメッセ―ジを表すものが、作品中のジョンチャンの台詞にあります。『ここはよそと同じだよ』。そのため「『なぜそこに住まなければならないのか?』という疑問が生じます。にも関わらず、生きる理由はその都市自体にあり、理由は壁の中に隠されていると私は思いました。その中に救いが見いだされなければなりません」と監督。「現実が特別美しいとか意味があるということではなく、この残酷で陰鬱な都市の中にさえ、生き続けなければならない理由があるからなのです。もし神が存在するならば、神は我々にこう言うでしょう。そしてそれが本作を通して私が伝えたかった物語なのです」とその想いを語っている。『シークレット・サンシャイン 4Kレストア』はJAIHOにて配信中。『イ・チャンドン アイロニーの芸術 4K』※常時配信『バーニング 劇場版4K』※常時配信『ポエトリー アグネスの詩4Kレストア』※常時配信『シークレット・サンシャイン 4Kレストア』※常時配信『オアシス 4Kレストア』【配信開始3月5日】※常時配信『ペパーミント・キャンディー 4Kレストア』【配信開始3月13日】※常時配信『グリーンフィッシュ 4K レストア』【配信開始3月23日】※常時配信(シネマカフェ編集部)■関連作品:シークレット・サンシャイン 2008年6月7日よりシネマート六本木ほか全国にて順次公開© 2007 CINEMA SERVICE CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVEDポエトリー アグネスの詩 2012年2月11日より銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2010 UniKorea Culture & Art Investment Co. Ltd. and PINEHOUSE FILM. Allrights reserved.バーニング 劇場版 2019年2月1日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開©2018 PinehouseFilm Co., Ltd. All Rights Reserved
2024年03月03日イ・ジェウクと、「U-KISS」出身のイ・ジュニョン、「都会の男女の恋愛法」のホン・スジュが共演するディズニープラス「スター」オリジナル韓国ドラマシリーズ「予期せぬ相続者」が、本日2月28日(水)より独占配信開始。それに先立ち、2月26日(月)、韓国・ソウルで制作記者会見が行われ、主演の3人とミン・ヨンホン監督が、ドラマの見どころやキャラクターの魅力について語った会見の様子が到着した。今作は、巨大財閥グループのオーナーの隠し子イナと、“殺人者の息子”のレッテルを張られた青年テオ、貧乏育ちのヒロイン・ヘウォン。社会の頂点に立つべく、危険なプロジェクトを画策した3人の若者の運命を描くリベンジ・ミステリー。まずは作品の見どころについて、ミン監督は「韓国トップの座に立つという欲望を持ち、同盟を結んだ若い男女が、成功のために何を選択し、どんな風に困難を乗り越えていくのか、その先にはどんな未来が待っているのか。それを推理しながら観ると楽しいドラマです。視聴者の方が、"自分だったらどんな選択をするだろうか"と考えながら観ることができるよう、見せ方にこだわりました」とコメント。続けて「“韓国最大の財閥グループのトップにつく"ということがどれだけすごいことなのかを感じていただくため、財閥家の人々の家のセットや小道具にも気を遣いました。華やかな財閥世界にも注目していただきたいです」と語った。続いて、野心家のテオ役を演じたイ・ジェウクは「台本を読んだとき、とてもおもしろく興味深いと思いました」と明かす。「演じる僕たちも推理しなければいけない部分も多く、次の内容が気になるあまり、監督に続きのストーリーを聞きに行ったりもしました。トップにのしあがるべく3人が経験する熾烈な戦い、環境の変化と成長も見どころです」と台本のおもしろさに言及した。また、「テオは感情を表に出さない人物なので、ちょっとした表情や手の動きで感情や状況を見せるよう演じました。監督が細かい動きまでキャッチしてくださったおかげで、上手く表現することができたと思います。これまで演じてきた役柄とは180度違う役なので、新しい僕の姿を見ていただきたいです」と自信を覗かせた。財閥家の婚外子として生まれ、本家に疎まれて育ったイナを演じるイ・ジュニョンは、「僕は“クムスジョ(裕福な家の子供)“役とは縁がないと思って生きてきましたが、今回台本を受け取ってみたら、クムスジョでとても驚きました。イナは、表向きは天真爛漫でテンションも高く何も考えていなそうに見えるけれども、実は裏の顔があるという設定なので、演じていてとても楽しかったです。特別な役作りをするというよりも、台本の流れにうまく乗ってストーリーに入り込むことを優先し、常に“イナならどうするか”“イナならどう考えるか”を想像しながら演じました」と説明。近年悪役の印象が強いイ・ジュニョンだが、今回は笑顔も多いそうで「明るく自由奔放な姿、僕の等身大の姿が見られると思います」と付け加えた。今作で初めてヒロイン役を演じたホン・スジュは、大きな記者会見に参加するのもこれが初めてということで、少々緊張気味に「シリーズものへの出演は、初めてと言っていいくらいだったので、撮影現場でもとても緊張していましたが、監督が配慮してくださったおかげで楽しく撮影できました」とコメント。「役作りについては、大学生時代のへウォンと5年後に社会人となったヘウォンを演じ分けるために声のトーンを変えたり、ヘウォンの心理変化や感情変化をスタイリングの違いで見せたりしました」と答えた。そのチームワークの良さから、配信前にもかかわらず、ドラマを待ち望むファンから早くも「ロロズ」(原題「ロイヤルローダー」の頭文字をとって)という愛称で呼ばれている3人。ムードメーカーのイ・ジュニョンを中心に、撮影現場も和気あいあいとしていたそうで、特に、イ・ジュニョンとイ・ジェウクは、監督に「これからも長く友達でいられそう」と言わせるほど息ぴったりだったという。イ・ジュニョンが「僕はこれまで同世代の俳優さんたちと共演した経験があまりないので少し心配もしましたが、心配していたのがウソのように、とても楽しく撮影ができました。あまりに楽しすぎて、ジェウクさんとはお互い目を見るだけで笑ってしまって、NGを連発したことも。僕たちの抜群のケミストリーは、映像で確認していただきたいです」と自信たっぷり。MCがイ・ジェウクにもケミについて質問を投げると、イ・ジェウクが話している間も、隣でじっとイ・ジェウクの目を見つめるイ・ジュニョン。その視線に気づいたイ・ジェウクが「プレッシャーだよ」と苦笑いする様子に、会場からも笑い声が起こっていた。高校時代の同級生という設定の2人は、劇中、学生服姿も披露。イ・ジュニョンは「撮影で制服を着るたびに“これが最後かな”と思うんです。今回も感謝しながら着させていただきました。努力したことと言えば、高校生に見えるように1日2回ずつ髭を剃ったことかな。でも、思ったよりもすぐに生えてくるんですよ(笑)普段はしない顔パックをしてみたりもしました。色々な挑戦をした作品でしたね」とユーモアを交えてコメント。イ・ジェウクは「僕は申し訳ない気持ちで制服に腕を通しました(笑)実際の校舎で撮影したので、撮影の合間には学生気分に戻ってジュニョンさんと無邪気にバトミントンをしたりしていました」とふり返った。ホン・スジュが、「今までお2人の出演作品を楽しく観ていたので、共演することになってとても期待をしていました。現場では、お2人からたくさんのことを学びました」と言うと、MCから「では今、その感謝を伝えてみましょうか?」との振りが…。「どうすればいいですか?」と戸惑うホン・スジュに対して、背筋をピンと張ってようやくひと言。「……ゴマウォ(ありがとう)」と言うと、あまりにもシンプルすぎる言葉に一瞬、会場には気まずい空気が……。しかし、イ・ジェウクがとっさに「(スジュさんは)普段から照れ屋なんですよ」とフォローを見せた。最後に、監督が「楽しく撮影した雰囲気をそのまま視聴者の皆さんにお届けするべく、映像の中に閉じ込めました。一つ一つを感じ取りながら、楽しくご覧いただけたら嬉しいです」と語り、約1時間の記者会見の幕を閉じた。「予期せぬ相続者」は2月28日(水)よりディズニープラス スターにて初回2話、以降毎週水曜2話ずつ独占配信(全12話)。(シネマカフェ編集部)
2024年02月28日「還魂」「もうすぐ死にます」のイ・ジェウクと、「U-KISS」出身のジュンことイ・ジュニョン、「都会の男女の恋愛法」「Sweet Home -俺と世界の絶望-」S2のホン・スジュらの共演で贈るディズニープラス「スター」オリジナル韓国ドラマシリーズ「予期せぬ相続者」が、2月28日(水)より独占配信開始決定。日本語版本ポスター、本予告が解禁された。本作は、韓国の財閥オーナーの隠し子、そして野心家の幼なじみが手を組み、社会の頂点に立つことを目的に繰り広げていく非情な権力争いと復讐劇。冷酷な継父から長年虐待を受け続けたハン・テオ(イ・ジェウク)は、鋭い頭脳と冷徹な理性で継父を刑務所に入れると、別の街で新たな生活をスタートさせる。しかし、転校の高校では大成功を収めたカンオグループの会長の婚外子であるカン・イナ(イ・ジュニョン)がコネと端正な顔立ちを武器に、周囲を威圧していた。そんなイナは財閥家の婚外子として捨てられた恨みから自分の存在を認めさせようと、幼い頃から会社を乗っ取り、トップに立つ計画を企てていて…。転校早々、アカデミックな才能を発揮するテオは真っ先にイナに目をつけられるも、その圧力に屈することなく、いつしか、それぞれの目的のために2人は同盟を結ぶことに。時は経ち、韓国最高の財閥家のトップを狙う計画を立て早々に成功を収めたイナとテオ。順調に出世街道を歩み始めたようにみえたが、大学在学中に出会い、借金まみれの母親に育てられるも取り立ての高利貸しと戦いながら這い上がろうとする野心的な女性ナ・ヘウォン(ホン・スジュ)と運命的な再会を果たし、2人の運命が大きく変わっていく…。この度解禁となったポスターは、チェ・ジノ演じるカンオグループ会長のカン・ジュンモらしき人物に鋭い眼差しを向けるテオ、イナ、ヘウォンの3人が描かれたビジュアル。「俺たちがどこまでできるか見せてやるよ」というメッセージから、同盟を結んだ彼らがどんな手を使いトップに上り詰めるのか、人間の欲望と心理戦が繰り広げられるハラハラドキドキの展開に期待が高まる。さらに解禁となった本予告は、カンオグループの巨大なビルをテオが下からみつめる冒頭シーンから始まる。殺人犯の父親の存在が付きまとい、そこから“抜け出したかった”テオ。婚外子として実の父であるカンオグループの会長に近づき“認められたかった”イナ。そして、“這い上がりたい”ヘウォンとそれぞれの役柄が映像を交えて紹介される。「どん底の負け犬たちの反乱が始まる」というメッセージが浮かび、最上階の扉が開かれるシーンへ。複雑な関係図が書かれたボードが映り込場面からも、彼らの綿密な計画が垣間見える。血まみれの人物が横たわり、血を浴びたテオの姿からも波乱の展開が予想される中、一番低いところから一番高いところを目指して、3人が野心と自信に満ち溢れ、冒頭の姿とは見違えるスタイリッシュな人物に変わっていく姿も見どころだ。主演のテオ役には、注目の若手俳優と呼び声の高いイ・ジェウク。ヒョンビンとパク・シネ共演のドラマ「アルハンブラ宮殿の思い出」でデビューし、わずか2年で「ドドソソララソ」の主演に抜擢。さらにファンタジーロマンス活劇「還魂」でも主演を務め大ヒットし、その演技力の高さからいま注目されている俳優の1人。日本でも昨年初めてファンミーティングを開催し、国内でも人気急上昇中。そして、イナ役にはイ・ジュニョン。最近では「D.P.-脱走兵追跡官-」や「マスクガール」に出演し、俳優として活躍する彼が善と悪が共存する複雑な役柄を演じる。2人と同様、幼い頃から貧困に苦しみ、その人生から抜け出そうと野心をむき出しに玉座を狙う女性ヘウォンをモデルとしても活躍するホン・スジュが演じる。「予期せぬ相続者」は2月28日(水)より毎週水曜日2話ずつディズニープラス スターにて独占配信開始(全12話)。(シネマカフェ編集部)
2024年02月21日韓国のメガヒットスリラー「イカゲーム」のシーズン2が、2024年にNetflixにて独占配信予定。この度、主演イ・ジョンジェやコン・ユ、イ・ビョンホンが演じるお馴染みのキャラクターに加え、「セレブリティ」などのパク・ギュヨン演じる新キャラクターの場面写真が初公開された。本作は超高額賞金を懸けた“デスゲーム”に挑み、“負けたら即死”という容赦ないルールの中で生き残りと賞金獲得を目指すサバイバルスリラー。シーズン1は、日本をはじめ世界94か国で“今日の総合TOP1”を獲得、配信後28日間で1億4,200万を超える世帯で16億5,000万時間以上の視聴記録を達成し、Netflix史上最大のヒットシリーズとなった。さらに数々の名だたる賞のノミネート・受賞を獲得、世界中で社会現象を巻き起こすほど脚光を浴びた。そんな本作の新シーズンの配信が決定し、2024年最大の期待作として早くも注目が集まっている中、シーズン2初となる場面写真が一挙解禁。剣幕な表情で何かを睨む主人公ギフン(イ・ジョンジェ)をはじめ、人々をゲームへ誘う謎の男(コン・ユ)、イ・ビョンホン演じるゲームのカギを握る重要人物“フロントマン”、そしてお馴染みの“〇△□”のマスクをつけたゲームの運営スタッフなどのカットがお披露目。本作は多額の借金や問題を抱えて人生を諦めかけたプレイヤーが、どん底の人生からの一発逆転を狙い、“だるまさんが転んだ”や“綱引き”など、誰もが知る懐かしい遊びを基にしたゲームや、知力・体力のすべてを使って挑む壮絶な争いに挑み、頂点を目指していく。その手に汗握るスリリングな展開はもちろん、加えて描かれる主人公ギフンらプレイヤーたちの、“ゲームへ挑まざるを得なかった理由”に映るドラマチックな人間模様も大きな話題を集めた。2024年に配信される新シーズンでは、シーズン1で優勝して大金を手に入れたギフンが、デスゲームの真の黒幕に迫っていく姿が描かれる。今回解禁となった場面写真では、ギフンが□のマスクをつけたゲームの運営スタッフと一緒にいたり、コン・ユ演じるゲームへの勧誘を担う謎のリクルーターと真剣な面持ちで話している姿があるが、果たしてギフンは再びゲームに身を投じることになるのかーー?また、シーズン1ではゲームの運営責任者として登場したイ・ビョンホン演じる“フロントマン”や、パク・ギュヨン演じる新キャラクターがゲームへの招待状となるカードを持っているカットも解禁。シーズン2には、イ・ジョンジェやイ・ビョンホン、コン・ユらお馴染みのキャストに加え、イム・シワン、カン・ハヌル、パク・ソンフン、さらには元「BIGBANG」のチェ・スンヒョンや「IZ*ONE」出身のチョ・ユリなど豪華俳優陣が新たに参加する。Netflixシリーズ「イカゲーム」シーズン1は配信中、シーズン2は2024年独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年02月01日ファン・ビンビンとイ・ジュヨン共演による香港映画『緑の夜』より、主演ファン・ビンビンのメッセージ映像が解禁。自身が共演を熱望したイ・ジュヨンとの撮影や監督のハン・シュアイについて語った。2023年ベルリン国際映画祭でワールドプレミア上映され、テディ賞/パノラマ観客賞にノミネートされた本作。中国から韓国に渡り、抑圧された生活を送る主人公ジン・シャを演じるファン・ビンビン。俳優復帰作となった本作で、華やかなパブリックイメージとは真逆のジン・シャという役柄と共にスクリーンに戻ってきた。「『女性たちの連帯』というテーマにとても惹かれた」と語っていた彼女は、共演者のイ・ジュヨンに直筆の手紙で出演をオファーするなど、並々ならぬ意気込みと共に主演作に挑んだ。今回は、シンガポール映画祭でのアフターパーティーでのきらびやかな衣装そのまま、本作について語ってもらった。「こんにちは!」という日本語での挨拶に始まり、演じるジン・シャについて「ある事情から韓国に渡る女性で、ある女性(イ・ジュヨン演じる緑の髪の女)と特別な絆が生まれます」と述べるファン・ビンビン。初タッグとなるハン・シュアイ監督については「映画や芝居に独自の流儀があり、いろいろなアイデアが生まれた」と語り、熱望したイ・ジュヨンとの共演については「彼女と仕事をすることで大きく成長できたと思う。監督やジュヨンとの撮影はすごく楽しかったし、深い友情を築けました」とふり返る。そして、ファン・ビンビンが例に挙げた見どころは映画後半の海鮮市場のシーン。「現地の生活に溶け込んだかのような感じを味わえる」とのことだが、物語的にも大きな展開を迎える場面だけに要注目。「日本のファンの応援にはとても感謝しています。東京国際映画祭での最優秀女優賞受賞(『ブッダ・マウンテン ~希望と祈りの旅』)がとても励みになりました。本作を気に入ってくれると嬉しいです」と、映像を結んでいる。『緑の夜』は1月19日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:緑の夜 2024年1月19日より新宿武蔵野館、 ヒューマントラストシネマ有楽町、シネクイントにて公開© 2023 DEMEI Holdings Limited (Hong Kong). All Rights Reserved
2024年01月15日世界中を魅了した「イカゲーム」のイ・ジョンジェが初監督を務めた『ハント』をはじめ、話題の韓国映画が日本公開された2023年。イ・ジョンジェは「イカゲーム」シーズン2の撮影合間を縫って日本に駆けつけてくれた。同作で共に主演を務めた長年の親友チョン・ウソンも、念願の企画となる日本の名作ドラマのリメイク「愛していると言ってくれ」がついに配信開始に。また、ソン・ガンは「Sweet Home-俺と世界の絶望-」シーズン2の記者会見にて、同作が“入隊前最後”の作品となることを発表。キム・ユジョン共演の「マイ・デーモン」も絶賛配信中となっている。「Sweet Home-俺と世界の絶望-」から「セレブリティ」まで驚異の振り幅を見せるパク・ギュヨンも、今年話題を集めた1人。そして2023年下半期、社会現象となったのがディズニープラス韓国オリジナル作品のヒット作「ムービング」だ。そのキャストたちも含め、眩いばかりの活躍を見せた韓国俳優たちをピックアップした。イ・ジョンジェ&チョン・ウソン25年ぶり共演監督やプロデューサーの顔も第75回カンヌ国際映画祭(2022年)ミッドナイトスクリーニング部門から世界中の映画祭への出品され、青龍映画賞や釜日映画賞で新人監督賞も受賞したイ・ジョンジェ。2024年は『スター・ウォーズ』の前日譚ドラマ「The Acolyte/アコライト」(原題)でジェダイナイトを演じる。「イカゲーム」シーズン2にも期待が高まるところだ。自身で執筆し4年間温めてきたシナリオで自らメガホンをとった映画『ハント』は軍事政権下、安全企画部に所属する海外次長パク(イ・ジョンジェ)と国内次長キム(チョン・ウソン)が“北”の二重スパイ「トンニム」の潜入を知り、お互いに対する疑いを深めていく。『ハント』1999年の『太陽はない』以来のチョン・ウソンとの共演。全カットの絵コンテを自ら描いていたというイ・ジョンジェ監督による本作は、冒頭のワシントンDCや完全再現した80年代の東京を舞台にしたアクションシーン、親友同士が演じる2人の男の対立と暴政への抵抗が胸アツ。『ハント』そんなイ・ジョンジェ監督とチョン・ウソンのもとに、実在の北の亡命者“リ中佐”役ファン・ジョンミンはじめ、キム・ナムギル、チュ・ジフン、イ・ソンミンら錚々たる俳優たちがカメオ出演を果たしたのは、2人のそれまでの俳優人生と人間力の賜物だろう。そして、チョン・ウソンは日本のドラマ「愛していると言ってくれ」(1995年/脚本:北川悦吏子、制作:TBSテレビ)の版権を自ら購入し、一度は断然したものの今年ようやく韓国リメイク化が実現。日本版で豊川悦司が演じた、ろうの画家に扮しているが、年月がかかった分キャラクターたちの年代も上がり、常盤貴子が演じた相手役に「賢い医師生活」シン・ヒョンビンを迎えた大人のラブストーリーとなっている。「愛していると言ってくれ」© 2023 KT Studio Genie Co., Ltd原作 日本のテレビドラマ「愛していると言ってくれ」(脚本 北川悦吏子・製作 TBS)2024年1月26日(金)には初監督映画『ザ・ガーディアン/守護者』(原題:保護者)も公開。本国ではファン・ジョンミンと共演し、韓国現代史の転換期の1つとなった軍事クーデターを描いた『ソウルの春』(原題)が大ヒット中となっており、盟友とともにキャリアの充実期に突入している。入隊直前、ソン・ガンが存分に魅力を発揮先日RM&V、ジミン&ジョングクが相次いで入隊し、「BTS」は全メンバーが兵役へ。また、「ヴィジランテ」『復讐の記憶』で新境地を見せたナム・ジュヒョクや、「ユミの細胞たち」『聖なる復讐者』のパク・ジニョン(GOT7)なども今年入隊した。次なる若手俳優といわれているのがソン・ガン。Netflixシリーズ「わかっていても」や「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」「恋するアプリ Love Alarm」などの話題作を通して日本でも絶大な人気を誇る。「マイ・デーモン」ではNetflix映画『20世紀のキミ』のキム・ユジョンが演じる“悪魔のような”財閥令嬢と契約結婚し、次第に心を動かされていく悪魔グウォンを演じている。あざとすぎるほどのナルシシズムは、ソン・ガンだからこそ成立するというもの。一方、「Sweet Home-俺と世界の絶望-」シーズン2では“感染”して怪物化しながらも人間の心を失わないヒョンスを熱演。グリーンホームから脱出したものの、混沌とした絶望の世界では様々な人々の思惑が交錯していく。シーズン3も2024年夏に配信予定。世界的ヒットドラマで真逆の魅力を振りまいている。「Netflixの娘」パク・ギュヨン、インフルエンサーから「イカゲーム2」までソン・ガンが「Netflixの息子」ならば、「Netflixの娘」として韓国メディア「Wikitree」に紹介された1人が、「サイコだけど大丈夫」「ロマンスは別冊付録」などを経て、グローバルTV部門(非英語)1位を獲得した「セレブリティ」で主人公ソ・アリを演じたパク・ギュヨン。平凡な会社員から130万人のフォロワーを抱える上位1%のセレブとなって人生が一変、野心と競争、誹謗中傷が渦巻く世界へ飛び込んでいくソ・アリと同様、“時の人”となった。大学在学中に学生向けフリーペーパーで表紙モデルをしてスカウトされたというだけに、スラリとしたスタイルに煌びやかなハイブランド・ファッションがハマり、切りっぱなしの“ソアリボブ”は話題の的に。「Sweet Home-俺と世界の絶望-」シーズン2でも再び“怪物”だらけの世界で様々な試練に巻き込まれ、ついに戻ってくる「イカゲーム」シーズン2では、イム・シワンやカン・ハヌル、チョ・ユリ、イ・ジヌクらとともに新たにキャスティングされている。また、チャウヌと共演した同名ウェブ漫画のドラマ化「ワンダフルデイズ」は、“キスをすると犬になってしまう”高校教師を演じたファンタジーロマンチックコメディで、虚勢を張っていた「セレブリティ」とは打って変わってキュートさ全開。「ワンダフルデイズ」©2023 Lifetime & Group8そんなチャウヌも、OSTを担当しキム・レウォンやイ・ジョンソクらと共演した映画『デシベル』や、除霊アクションファンタジー「アイランド」でも活躍した。「ザ・グローリー」の憎まれ役でブレイクイム・ジヨン「Netflixの娘」の1人としても名前があがり、2022年末に配信がスタートした「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」で校内暴力を首謀したセレブ、ヨンジン役で殻を破ったような演技を見せ、今年大ブレイクしたのがイム・ジヨン。同ドラマで共演し、現在入隊中のイ・ドヒョン(「良くも、悪くも、だって母親」)との交際も話題だ。「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え」でも韓国版オリジナルキャラクター、ソウルで強い印象を残していた。「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」さらに日本では、2作のサスペンス・スリラーが配信中。一気見必至のHuluプレミア「庭のある家」では3年ぶりのドラマ復帰作となるキム・テヒと共演、壮絶なDVに遭う女性を演じ、Amazon Original「国民死刑投票」では投票結果に従って悪質な犯罪者に死刑を執行する“犬仮面”を追う、警察サイバー捜査班の正義感に尽くす警部補に。作品ごとにまったく違った姿を見せ、その演技力も支持されている。「庭のある家」©2023 KT StudioGenie.,Co.Ltd『バレリーナ』で切れ味抜群のアクション!チョン・ジョンソ「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え」トーキョー役のチョン・ジョンソは、いま世界が注視する韓国俳優のひとり。Netflix映画『バレリーナ』では、『ザ・コール』イ・チュンヒョン監督と再タッグ、NetflixグローバルTOP10の映画(非英語)で1位を記録した。同監督とは“公開恋愛中”でもある。Netflix映画『バレリーナ』演じたのは、親友が残した最期の願いを叶えるため、たった1人で無慈悲なまでの復讐に身を投じていくオクジュ。怒りと慟哭が入り交じった、そのアクションは誰にも止められないほど。また、チン・ソンギュ、チャン・リュル共演「身代金」(原題)ではデビュー作のイ・チャンドン監督『バーニング 劇場版』(18)以来、カンヌの地を踏み、作品は第6回カンヌ国際シリーズフェスティバルにて見事脚本賞を受賞した。さらに、“次世代のタランティーノ”と呼ばれるイラン系女性監督アナ・リリ・アミリプールに抜擢され、『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』でハリウッド進出。他人を操るスーパーパワーを持つ〈モナ・リザ〉として、12年間隔離されていた精神科病院を逃げだし、バイアスのない鋭い洞察で初めての世界を知っていく役どころがハマった。世界的ヒット「ムービング」を牽引したのは?スーパーヒーローを描く作品は幾多あるなか、他者を操る力や飛行能力、怪力、治癒など多種多様な特殊能力者たちが親子で登場したウェブ漫画原作「ムービング」は、2023年を代表する韓国ドラマの1つとなった。ディズニープラス(アメリカではHulu)の配信開始から7日間(視聴時間ベース)で、“最も視聴されたディズニープラスの韓国オリジナル作品”を記録するなど世界的なヒットとなり、「アジアコンテンツ&グローバルOTTアワード」では最多6部門を受賞。今作とともに、「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」「マスクガール」「身代金」は全米放送映画批評家協会賞(クリティクス・チョイス・アワード)の外国語シリーズ部門にノミネートされている。「ムービング」© 2023 Disney and its related entities今作で30kg増量して飛行能力を持つ高校3年生のボンソクを演じたイ・ジョンハは、最旬新人俳優の証といえる音楽番組のMC(ショー!K-POPの中心)に起用されるほど人気となったが、その母親で強感覚の持ち主イ・ミヒョン役を演じて世間を驚かせたのがハン・ヒョジュだ。第59回大鐘賞映画祭にて今年初めて設けられたシリーズ部門の女優賞を受賞した。「ムービング」© 2023 Disney and its related entities人気ドラマ「トンイ」や映画『ビューティー・インサイド』のイメージで時が止まっていた人たちには、華やかさを封印し、幼いボンソクが“飛ばないように”背負う母親の姿は衝撃的に映っただろう。イ・ジョンハ演じるボンソクとの親子愛、夫キム・ドゥシク役チョ・インソンとのラブストーリーに涙した方も多いのでは。ハン・ヒョジュのInstagramよりそしてNetflix映画となった『毒戦 BELIEVER 2』では、麻薬王“イ先生”に近づく奴は許さない側近のビッグナイフに扮し、まったく異なる空気を纏って本格的なバイオレンスアクションに身を投じている。なお、イ・ジョンハとともにアジアコンテンツ&グローバルOTTアワード新人賞を受賞したのがチャン・ヒス役のコ・ユンジョン。「保健教師アン・ウニョン」「Sweet Home-俺と世界の絶望-」「還魂」と話題性を高めてきた彼女も、いわばNetflixの申し子。イ・ジョンジェ監督の『ハント』では、スパイと疑われる学生役で凄惨なシーンにも挑んでいる。「ムービング」© 2023 Disney and its related entitiesソ・イングク&パク・ソダムら豪華共演の「もうすぐ死にます」や、次回作の「賢い医師生活」スピンオフドラマなどで、さらなる飛躍を遂げそうだ。(上原礼子)■関連作品:ハント 9月29日より新宿バルト9ほか全国にて公開ⓒ 2022 MEGABOXJOONGANG PLUS M, ARTIST STUDIO & SANAI PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED.モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン 2023年11月17日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開© Institution of Production, LLC
2023年12月28日「イカゲーム」のイ・ジョンジェ初監督作『ハント』が各動画配信サービスにて12月22日(金)より配信開始されることが分かった。また、2024年2月2日(金)にはBlu-ray&DVDがリリースされる。「イカゲーム」で世界的スターとなったイ・ジョンジェが、4年間温めてきたシナリオを基に初監督した自信作であり、盟友チョン・ウソンとダブル主演を果たした本作。共演にはチョン・ヘジン、ホ・ソンテ、コ・ユンジョンなど韓国を代表する俳優のほか、カメオでも豪華俳優陣が出演している。実在の事件や出来事を基に描く二転三転するスリリングな展開と、南に潜入した北のスパイはだれなのか?そして、大統領暗殺計画を防ぐことができるのか?という大きなストーリーのなか、日本やタイなどで起こる派手な銃撃戦を交えることで、フィクションとしての脚色はあるにせよ、実際の事件や出来事が想起され、社会派としての側面も合わせ持つ。激動の80年代を舞台に、潜入した“北”のスパイを探す、壮絶な諜報戦を描いた『KCIA 南山の部長たち』や『工作 黒金星と呼ばれた男』に続くスパイ・アクションの傑作との呼び声も高い。また、細部の描写にこだわったスタイリッシュな演出や、韓国映画界トップクラスのスタッフによる壮大で多彩で緻密なアクションも見どころの一つ。『グッド・バッド・ウィアード』や『非常宣言』などを撮影した撮影監督のイ・モゲは、広い通りを利用してカーチェイスや銃撃戦のシークエンスを設定。照明監督のイ・ソンファンは、フレームの端にある影にも注意を払い、各ショットのディテールを引き出した。『新感染 ファイナル・エクスプレス』『工作 黒金星と呼ばれた男』でのアクションを作り上げたスタントコーディネーターのホ・ミョンヘンが今作のアクションシーンを演出し、作品にリアルさを吹き込んでいる。『ハント』は各動画配信サービスにて12月22日(金)より配信開始(※一部実施していないサービスもあり)。Blu-ray&DVDは2024年2月2日(金)より発売。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ハント 9月29日より新宿バルト9ほか全国にて公開ⓒ 2022 MEGABOXJOONGANG PLUS M, ARTIST STUDIO & SANAI PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED.
2023年12月02日イ・ビョンホン、パク・ソジュン、パク・ボヨンら出演の『コンクリート・ユートピア』から、イ・ビョンホン演じる“マンションの住民代表”ヨンタクの冴えない男が冷徹な支配者へと豹変していく様を捉えた場面写真がシネマカフェに到着した。本作で、マンションの住民たちにより選ばれた代表・ヨンタクを演じるのは、『G.I.ジョー』などハリウッドでも活躍し、『非常宣言』『白頭山大噴火』など、近年はディザスター大作での名演も記憶に新しいイ・ビョンホン。本作では韓国で最も権威ある映画賞の1つで、“韓国のアカデミー賞”とも称される「第44回青龍映画賞」にて主演男優賞を獲得し、日本での公開にもさらなる期待が高まっている。今回解禁されたのは、ヨンタクが住人に囲まれ、にこやかな笑顔を見せる姿から一転、マイクで住民へ発言する様子や、誰に向けてのものなのか冷たい眼差しを向ける姿が収められている。ヨンタクは崩壊を逃れたマンションの902号室に住む冴えない住人だったが、火事が起きた一室にためらうことなく入り、一気に火を消したことで住民たちから注目を浴びる。その献身的な態度が認められ、新しい住人代表に選ばれたヨンタク。マンションに隠れ住む外部から来た人間を“排除”する過程で、さらに住民たちからの厚い信頼を獲得していくが…。当初は子どもたちにも笑顔を見せていたヨンタクだが、権力を手にするにつれ徐々に表情を失い、狂気的な男に豹変していく。唯一、大災害から残った“ユートピア”で権力をふるう謎の男・ヨンタクの本当の姿とは――。韓国を代表するイ・ビョンホンが見せる狂気の演技から目が離せない。『コンクリート・ユートピア』は2024年1月5日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:コンクリート・ユートピア 2024年1⽉5⽇より全国にて公開© 2023 LOTTE ENTERTAINMENT & CLIMAX STUDIO, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年11月30日現在公開中の韓国映画『ハント』より、イ・ジョンジェ、チョン・ウソンをはじめとするキャストが撮影の裏側を語るインタビュー&メイキング映像が公開された。『ハント』は、『イカゲーム』で知られるイ・ジョンジェが4年間温めてきたシナリオをもとに、彼が初めて監督を務めた作品。イ・ジョンジェと、盟友のチョン・ウソンがダブル主演を果たしたことでも話題となっている。そのほか、チョン・ヘジン、ホ・ソンテ、コ・ユンジョンなど韓国を代表する俳優たちがキャストとして名を連ねた。公開された映像は、「DIRECTOR」「CASTING」「WELLMADE」の3部構成となっており、イ・ジョンジェが脚本と監督も担当することになった経緯、撮影現場の雰囲気などが明かされる。チョン・ヘジンが「監督はたくさん任せてくれたし、いつもそばにいて頼りがいがありました」と話す通り、スタッフやキャストと緻密に対話を行う姿が映し出されている。また、チョン・ウソンに対して、イ・ジョンジェは「ウソンがそばにいるだけでパワーをもらえました」、ホン・ソンテは「“私を信じてついてこい”と言ってくれた。そのおかげで心地よく演じることができました」と頼りになる先輩だったと話し、ダブル主演としてイ・ジョンジェをサポートし現場を引っ張っていたことが伺える。さらに、ドローンやロシアンアームなど様々な機材を使用したカーチェイス、銃撃戦などアクションシーンの迫力ある撮影風景も垣間見ることができる。映画『ハント』インタビュー&メイキング映像<作品情報>映画『ハント』公開中映画『ハント』ポスタービジュアル公式サイト: MEGABOXJOONGANG PLUS M, ARTIST STUDIO & SANAI PICTURES ALL RIGHTS RESERVED.
2023年10月05日イ・ジョンジェが初監督、激動の1980年代を舞台に潜入した“北”のスパイを巡る壮絶な諜報戦を描いた『ハント』。この度、イ・ジョンジェ、チョン・ウソンをはじめとするキャストが撮影の裏側を語るインタビュー&メイキング映像が解禁された。先週ついに封切られた本作に、X(旧Twitter)では「初監督作でここまで撮れちゃうイ・ジョンジェすごい」「なんて凄まじい映画」「面白くてあっという間の2時間」「東京の銃撃戦がまさに『ヒート』で鳥肌」「クライマックスで度肝を抜かれた」「一番アガッたのファンジョンミン登場シーンかも」といった絶賛のコメントが続出。イ・ジョンジェ監督の手腕に称賛の声も多く、すでに複数回鑑賞する人も現れている。今回解禁されたのは、観ると作品をより楽しめる監督、キャストのインタビューとメイキング映像。“DIRECTOR”、“CASTING”、“WELLMADE”の3部構成となっており、イ・ジョンジェが脚本と監督も担当することになった経緯、撮影現場の雰囲気などが明かされる。チョン・ヘジンが「監督はたくさん任せてくれたし、いつもそばにいて頼りがいがありました」と話す通り、スタッフやキャストと緻密に対話を行う姿が映し出されている。チョン・ウソンに対して、イ・ジョンジェは「ウソンがそばにいるだけでパワーをもらえました」と語り、ホ・ソンテは「“私を信じてついてこい”と言ってくれた。そのおかげで心地よく演じることができました」と頼りになる先輩だったと話し、W主演としてイ・ジョンジェをサポートし現場を引っ張っていたことが伺える。また、ドローンやロシアンアームなど様々な機材を使用したカーチェイス、銃撃戦などアクションシーンのド迫力の撮影風景が捉えられている。ほかにも小道具を6か月前から海外から取り寄せるなど、リアルを追求した演出の見逃せないポイントとなっている。『ハント』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月05日スジ主演、Netflixの大ヒットラブロマンス「愛の不時着」を手がけたイ・ジョンヒョが監督を務める「イ・ドゥナ!」。この度、自身もアイドル経験を持つスジとヤン・セジョンの秘密の恋を予感させる本予告とキービジュアルが解禁となった。本作は、韓国の大人気ウェブトゥーンを原作にしたラブロマンス。上京したての平凡な大学生ウォンジュンが引っ越したシェアハウスで同居人となったのは、人気絶頂の中、突如引退した元K-POPアイドルのイ・ドゥナとの共同生活だったーー。解禁された予告編映像では冒頭から「ウォンジュン、私はほれないよ。絶対にね」と言い、ウォンジュンを試すように見つめるドゥナの姿が映し出され、2人の間に“恋愛禁止”の関係が結ばれたことが描かれる。それに対して、はじめは「君と僕は住む世界が違う」と冷静に距離をとっていたウォンジュンだったが、授業中に突然「(外に)行こう」「いつでもいいんでしょ?今がいい」と距離を縮めてくるドゥナに心をかき乱される。ドゥナもまた“アイドルではない自分”を引き出してくれるウォンジュンが気になり始めるが…。映像では「ウォンジュン、嫌いにならないで」と本音を漏らしたり、華奢な腕でぎゅっと抱き寄せたり、無邪気な笑顔ではしゃいだりとドゥナの可愛いらしさが映し出される。そんな彼女が最後には涙も…?互いに惹かれ始めた2人の運命はどうなるのか。“陶器のような肌と滑らかな黒髪、透き通った瞳”をもつイ・ドゥナを演じるスジは、かつて自身も一世を風靡したK-POPアイドルで「miss A」出身。映画『建築学概論』で“国民の初恋”と呼ばれ、近年では「スタートアップ: 夢の扉」で主人公ソ・ダルミをエネルギッシュに演じて人気となった、まさにイ・ドゥナを演じられる唯一無二の存在。監督を務めるイ・ジョンヒョも「スジのほかに、いったい誰がドゥナを演じることができるでしょうか?」と絶賛している。そんなドゥナの運命の相手ウォンジュンを演じるのは、普通の学生からオーディションを勝ち抜き、人気シリーズ「浪漫ドクター キム・サブ」で俳優デビューを果たし、「愛の温度」「30だけど17です」などで幅広い演技力が絶賛された人気俳優ヤン・セジョン。それぞれ役柄にピッタリな彼らが好演する本作について、監督は「『イ・ドゥナ!』を観たみなさんが、不器用に恋をしていた20代の日々を懐かしく思い出せるような作品にしたいです」と熱い思いを語っている。Netflixシリーズ「イ・ドゥナ!」は10月20日(金)より独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年10月04日韓国を代表する俳優イ・ジョンジェが、初監督作である『ハント』で華々しい第二のデビューを飾った。カンヌを筆頭に世界中の映画祭への出品を成し遂げ、韓国を代表する映画賞である「第43回青龍映画賞」では新人監督賞・編集賞・撮影照明賞の三冠を獲得 。俳優としてだけではなく、監督としてもその力量を見事に証明したといっていい。そんな『ハント』は息もつかせぬスパイアクションであると同時に、それを通し韓国の近現代史に真正面から向き合った作品だ。スリリングなエンタメ大作でありつつ、政治的なメッセージを強く打ち出す姿勢には、韓国映画らしい魅力がたっぷりと詰まっている。「イ・ジョンジェ」という、新たな実力派監督の誕生を告げる快作『ハント』。その魅力に様々な角度から迫っていこう。イ・ジョンジェ、その驚くべきキャリア『ハント』が話題を集めたのにはいくつか理由があるが、まずは主演・監督のイ・ジョンジェが何度目かのキャリアの黄金期にあるのが大きい。94年に『若い男』で4つの映画賞において新人賞を受賞した彼は、翌年には国民的ヒットドラマ「砂時計」で主要人物を演じ、瞬く間に韓国の若手スターの座へと上り詰めた。その後も『イルマーレ』や『ラスト・プレゼント』などの恋愛映画から、『新しき世界』や『観相師 -かんそうし-』などのノワールや歴史ものまで、数多くの大作・ヒット作に出演。幅広い役柄を見事に演じきり、名優の座を確固たるものにしていく。イ・ジョンジェ『ハント』来日記者会見そしてそんな彼の存在を世界中が知ることとなったのが2021年のNetflixオリジナルシリーズ「イカゲーム」だ。この国際的に成功を収めたドラマで主演を務めた彼は、なんとアジア人の俳優として初のエミー主演男優賞(ドラマ部門)を受賞。『スター・ウォーズ』の前日譚ドラマ「The Acolyte(原題)」の出演も決定し、世界のスターへの道を邁進している 。そんな彼が満を持して監督に挑戦したのがこの『ハント』なのだ。イ・ジョンジェとチョン・ウソン、24年ぶりのダブル主演そんなイ・ジョンジェと公私に渡る盟友として並走してきたのが、これまた韓国の国民的俳優であるチョン・ウソンである。2016年に芸能マネジメント会社「アーティスト・カンパニー」を共同設立するなど、その仲のよさにかけては有名な2人。だが1999年の『太陽はない』以来、スクリーンでの共演は長らくなかった。しかし『ハント』では、イ・ジョンジェとチョン・ウソンがなんと24年ぶりに共演を果たしている。そしてファンにとっては嬉しいことに、この映画の大きな推進力となっているのは、まさにこの2人の関係性なのだ。激しく対立する男たちの運命が映す、軍事政権時代の暗部この映画の舞台は全斗煥軍事政権下、80年代の韓国だ。安全企画部(旧KCIA)に所属する海外次長パク(イ・ジョンジェ)と国内次長キム(チョン・ウソン)は、大統領暗殺を狙ったテロ事件をきっかけに、組織内に“北”の二重スパイ「トンニム」が潜入したことを知る。捜査を進めていく過程で、お互いに対する疑いを深める2人。錯綜した状況が続き、死傷者も増えていくなか、とうとう決定的な瞬間が訪れる。同じ組織・国家に属しながらも、互いを信用することができず、分断され対立するパク次長とキム次長。その背後には当時の軍事政権による市民への苛烈な暴力の存在がある。ヤン・ウソク監督『弁護人』やチャン・ジュナン監督『1987、ある闘いの真実』で描かれたような、国家機関による拷問が平然と画面に映るのが生々しくも恐ろしい。「ラングーン事件」 や「イ・ウンピョン大佐の亡命」 、「光州事件」などの史実を取り入れた脚本。そして80年代の雰囲気を色濃く再現した美術も、不穏な緊張感が高まる時代のリアリティを表現するのに貢献している。暴力に満ちた世界のなかで、陰謀と疑念の泥沼にはまりこむ2人。映画はその様子を通して、権力に根本的な問題がある状況下では、誰も自由ではいられないことを痛烈に示す。また作品を魅力的に彩るハードなアクションシーンの数々も見逃せない。ワシントンDCでの白昼の銃撃戦、東京の路上でのカーチェイス、ソウルでのガサ入れからの大立ち回りまで、『ハント』は傑出したアクションシーンの宝庫だ。スピーディーな編集と的確な空間設計に支えられたその堂々たる演出手腕は、新人離れしたものである。シリアスな政治的テーマを扱いつつも、それをアクションやサスペンスを通しテンポよく展開させる姿勢には、『暗殺』や『オペレーション・クロマイト』などの近現代史を扱った大作に出演してきた監督の経験が反映されているのかもしれない。パク次長とキム次長、2人の運命は二転三転しながら、壮絶なクライマックスへとなだれ込む。暴政のなか、手段を選ばず自身の目的へ突き進んだ男たちがたどり着く結末は、深い余韻を残すことだろう。イ・ジョンジェとチョン・ウソンのファンはもちろん、韓国映画を愛する観客全てにとっての必見作だ。(セメントTHING)
2023年10月02日韓国ノワールの金字塔ともいえる映画『新しき世界』で主人公を演じ、Netflixのドラマ「イカゲーム」で世界的に知られることとなったイ・ジョンジェ。『スター・ウォーズ』の前日譚シリーズ「The Acolyte」で、ジェダイ・マスターを演じることも決定している。そんな彼が脚本・監督、そして朋友のチョン・ウソンと共同主演を務めた映画『ハント』が日本でも公開となる。「この映画を実現させるのは難しい」と多くの監督や脚本家に断られてもなお、映画を完成させたいと彼を突き動かしたものはなんだったのだろうか。「イカゲーム2」の撮影の中、自分の声で映画の魅力を伝えたいと来日した彼に話を聞いた。映画完成までの経緯と苦労――この作品は元々原案があって、様々な監督の手を渡った後にイ・ジョンジェさんの元にたどり着き、それから4年に渡ってシナリオを書いて完成させたと聞きました。イ・ジョンジェさんを突き動かしたものは何だったんでしょうか?はじまりは本当にシンプルだったんです。これまで多くの作品に出演してきたんですが、一度もスパイ映画に出たことがなかったんですね。だから、一度、スパイ映画をやりたいなと、本当にそんな感じだったんです。それと、チョン・ウソンさんとは、1998年に『太陽はない』という作品に出て以来、共演がなくて、共演したいと思っていました。その後も、ウソンさんと共演したいと思って努力をしていたんですが、なかなかうまくいきませんでした。この映画のシナリオの初稿を見たときに、スパイ映画をやってみたいなと思う気持ちと、ウソンさんと二人、かっこよく映画に出たいなと思ったことが重なって、初稿の段階の原案を購入したんです。――映画が実現化するまでに苦労はありましたか?版権を買ったとき、これは大幅に変更する必要があるなと思いました。そのため、いい作品に仕上げてくださる監督や脚本家の方を探していたんですが、「これは難しそうだ」ということで皆さんに断られました。作業が止まってしまい、時間だけが流れていくので、自分でなんとかしなくてはと思い、シナリオを読んで「ここはこう変えたほうがいいな」と思ったことをノートに箇条書きで書き留めるようになりました。そのノートをもとに、また監督や脚本家に会って、こんな風に作品を作りたいと思いを伝えたんですが、やっぱり一緒にやってくれる監督と脚本家が見つからず、もうそれなら…と自分でシナリオを書いてみようということになったんです。ただ、僕には映画やドラマの撮影もありますし、書いては中断し、撮影が終わったらまた書き始めて…とそんな風にしていたら4年の月日が経っていました。チョン・ウソン演じるジョンドの役割が変化――イ・ジョンジェさんが演じるパク・ピョンホと、チョン・ウソンさんが演じるキム・ジョンドの関係性は、最初に買い付けたシナリオと、実際に出来上がった映画とでは、違っていると聞きました。どのように変化したのでしょうか?初稿ではジョンドの役は小さな役で、ピョンホがワントップの主人公として描かれていたんです。でも僕はウソンさんと一緒にこの映画をやりたいという大前提があったし、ウソンさんを助演にはしたくなかったんです。だからジョンドの役割を大きくするために、ジョンドがどのような人物なのかというヒストリーを強化し、ジョンドが成し遂げようとしているミッションに意味を与え、そのミッションは必ず成功させないといけないものだという名分を強化したんです。その過程でジョンドとピョンホの関係性も変わっていきました。ですから、二人が強烈にぶつかりあう部分もより強力になりました。ぶつかりあった後、ふたりが手を取り合うシーンがより熱いものになるためにもそうする必要がありました。ジョンドの人物像がより鮮明になったことによって、描かれる状況やエピソードも変わっていきました。――さきほど、「ウソンさんと二人、かっこよく映画に出たい」とおっしゃっていましたが、「かっこよく」撮るとはどのようなことだと思われますか?映画全体の中で、一部分のシーンをかっこよく撮ったからといって、映画がかっこよくなるわけではないと思います。シナリオに説得力があって、内容に厚みがあることによって、人物というものが、より際立つと思うんですね。登場人物が観客にとって素敵な人物に映るには、シナリオの段階から、その人の考え、行動などがしっかり練られていなければなりません。その上で、ポイントとなるシーンをひとつひとつ丁寧に撮っていきました。それはビジュアルをかっこよく撮るということではなく、その人の感情が最大限よく見えるように撮るということで、そのことによって、人物が素敵な人として観客に届くと思うんですね。だから僕は、登場人物の心理状態が観客に完璧に伝わるように撮ることが、上手い撮り方だと思いましたし、俳優を素敵に見せる撮り方だと思いました。絵コンテは689枚「最初から最後までは、僕が初めて」――イ・ジョンジェさんがシナリオを大切にしているということは映画を観ていて伝わりました。そのシナリオを書いている間、誰かに読んでもらって助言をもらうことはありましたか?シナリオを書いている最中、感想を聞くために読んでもらったことがあったんですが、読んでくれた方によって、意見がまったく違いました。なので、その感想から映画に役立てるということはなかったのですが、映画を撮影することが決まった後、スタッフ同士でたくさん話し合いをしまして、それが役に立ちました。映画を撮影する前に、監督はコンテを書きますが、僕はコンテを書く専門の方と一緒に、このカットはこういうアングルで…ということをお伝えして、全689枚の絵コンテを書きました。そのコンテをもとに、撮影監督、照明監督、アクション監督なども交えてスタッフ会議を重ねました。その話し合いをしたとき、「この部分は観客に伝わりにくいかもしれないんじゃないか」といった意見が出てきて、それを元に修正していきました。なので、シナリオの段階で意見を聞くというよりも、スタッフの会議の中で意見を交わしながら作っていきました。――通常、絵コンテというものは、そこまで緻密に準備するものなのでしょうか?僕の場合は、689枚の絵コンテを準備するのに3か月かかりました。全部書き終えてスタッフに見せたら、とても喜んでくれたんです。それでビールでも飲みに行こうと誘われました。撮影監督は、韓国でたくさんの映画を担当している人なんですが、その彼が、「最初のカットから最後のカットまで全部、事前にコンテを描いてきた監督は初めてだよ」と言っていました。通常は、撮影する前に、ある程度の絵コンテを準備して、「これはどうですか?」と確認して、OKが出れば次にいくものなんですけど、最初から最後まで全部書いてきたのは、僕が初めてだということでした。――そのエピソードをお聞きすると、イ・ジョンジェさんはタフであり、また緻密に映画に取り組まれたんだなと思ったのですが、普段からそのような部分があるのでしょうか?僕もここまで自分が緻密にものごとに取り組む人間だとは思っていませんでした。今回は、責任感からそうなったんだと思います。すべてのスタッフが監督の決定を待っている。その決定が遅れてはいけないと思ったんです。そして、その決定が正しいものでないといけないという責任感によって、頑張れたんじゃないかと思います。チョン・ウソンとカンヌへ「最も尊い記憶に」――映画が完成して、カンヌ国際映画祭に行かれたときは、チョン・ウソンさんが隣にいたことが心強かったというようなことを言われていました。映画の撮影でも、やはりウソンさんがいたことで心強かったと思われたことはありましたか?一番親しい友人が傍にいるだけで、それは本当にうれしいことですよね。僕の監督デビュー作で、いい映画を一緒に作ってみようと意気投合できただけでもうれしかったし、僕もベストを尽くしました。その結果、カンヌ国際映画祭に一緒にいけるなんて、本当にうれしかったです。映画にかかわる人間として、カンヌに二人で肩を並べて行くということは、本当に簡単なことではないと知っていますから…。これまで僕が映画の仕事をしてきた中で、最も尊い記憶になったんじゃないかと思います。――監督第一作を見て、次も撮ってほしいと期待してしまうのですが、イ・ジョンジェさんはどうお考えですか?今はまだ実際に撮るという計画はありません。でも、以前から書いてみたいと思っているストーリーがありまして、今、書いているところなんです。シナリオを書いているだけなので、まだどうなるかは未知数なんですけどね。(text:西森路代/photo:You Ishii)
2023年09月29日イ・ジョンジェがチョン・ウソンとタッグ、初監督・脚本を務めたスパイ・アクション映画『ハント』がついに公開。本作に、ファン・ジョンミンやキム・ナムギル、チュ・ジフン、イ・ソンミンら、錚々たる俳優たちが友情出演していることが分かった。ファン・ジョンミンをはじめとする俳優たちは、普段からイ・ジョンジェ、チョン・ウソンと親しい間柄で自ら出演を志願したそう。イ・ジョンジェと20数年来の盟友であるチョン・ウソンが『太陽はない』(98)以来、久しぶりの共演になることが決定した際に、“どんな小さな役でもいいから何かやらせてください”と、オファーよりも先に連絡があったとイ・ジョンジェが明かしている。ファン・ジョンミンは、イ・ジョンジェらと共演した韓国ノワールの傑作と語り継がれる『新しき世界』(13)や『ただ悪より救いたまえ』(20)、チョン・ウソンとの共演作『アシュラ』(16)など数多くの名作に出演しており、韓国を代表する俳優の1人。今回、北から戦闘機で亡命しようとする“リ中佐”を演じた。ほかにも『殺人者の記憶法』『感染家族』「悪の心を読む者たち」などのキム・ナムギル、Netflixシリーズ「キングダム」や『アシュラ』『神と共に』シリーズなどのチュ・ジフン。「ミセン‐未生‐」『復讐の記憶』などのイ・ソンミン、「梨泰院クラス」ユ・ジェミョンに、『新しき世界』のパク・ソンウン、『ザ・キング』のチョ・ウジン、『アシュラ』のチョン・マンシクらが多数、友情出演。どのような役柄でいつ出てくるのかを期待していて。『ハント』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)
2023年09月29日「イカゲーム」イ・ジョンジェ初監督作『ハント』より本編映像が解禁された。先週8月31日、イ・ジョンジェが「イカゲーム」シーズン2の撮影中という多忙のなか、日本のファンへ直接会いたいと時間を作って来日したことでも話題になった本作。この度解禁されたのは、そのジャパンプレミアでも言及された“東京”のアクションシーン。北が日本と非公式に会談を行うこと、そして、その中の一人が機密情報と引き換えに、南への亡命申請をしているという情報を掴んだ安全企画部(旧KCIA)のパク・ピョンホ次長(イ・ジョンジェ)は東京へ向かった。亡命希望者を無事に保護するべく東京支部メンバーと共に動くが、パク次長の突然の作戦変更で現場は大混乱に。東京の街中で北との激しい銃撃戦が勃発し、なんとか現場から脱出するも多くのメンバーが死傷してしまう。繰り広げられるリアルなアクションに思わず固唾を呑むシーンとなっている。本編の中で“タナカ焼き鳥”の看板や、“止まれ”の道路標識が登場するほか、新しく解禁となったメイキング写真にも“カラオケ”、“消火栓”など馴染みのある光景が広がっている。この東京シーンが撮影されたのは釜山のとある道路。元々は日本での撮影を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で断念。80年代の日本を再現するために日本から運び込んだ約20台の車両は、激しい銃撃戦・カーチェイスの撮影で全て壊してしまったという。ジャパンプレミアでは東京のシーンについて、「日本の観客の皆さんはどのように思われるか分かりません。私たちは撮り終えた後にそれらしく撮れているんじゃないかと思いましたが、ぜひ注意深く観ていただきたいです」とイ・ジョンジェは自信をもって話していた。劇中ではほかにも様々な銃撃戦・カーチェイスが展開されるが、時代背景に合った手に汗握るダイナミックなシーンにするため、10,000発の銃弾と520台の車両が用意された。圧倒的なスケールで完成したアクションシーンとなっている。『ハント』9月29日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年09月08日映画『ハント』記者会見が8月31日(木)、都内にて行われ、監督・脚本・主演を務めたイ・ジョンジェが来日、記者からの質問に応じた。およそ3年半ぶりの来日となったイ・ジョンジェは、その間に「イカゲーム」で世界的スターとなったことについて「目まぐるしいのがずっと続いていたので、時間がどう過ぎていたのかわからない感じでした。けど、うれしくていいことだなと思っていた」とにこやかに振り返っていた。『ハント』はイ・ジョンジェが、4年間温めてきたシナリオを基に初監督したスパイ・アクション。1980年代の韓国を舞台に、安全企画部の海外次長パク(イ・ジョンジェ)と国内次長キム(チョン・ウソン)が、組織内に入り込んだ“北”のスパイを探し出すうちに、巨大な陰謀に巻き込まれていく。W主演の相手には、長年の朋友チョン・ウソンを抜擢したイ・ジョンジェ。1998年に『太陽はない』で共演以来、ずっと作品をやりたいねと言い合っていたという。「『ハント』を(自分で)書くことになり“ぜひ一緒にやりましょう”と言ってキャスティングしました。彼はヒューマニズムがあり、折り目正しくいいイメージがある人。普段から心を分かち合う人で知られています」とチョン・ウソンのよさをトーク。「彼の魅力を最大限に映画の中で引き出したいという気持ちがあったので、決まってからそのキャラクターを活かすためにシナリオを修正しました」と最大限によさを引き出すべく脚本を熟考したと明かした。近年では「イカゲーム」の大ヒットのほか、次の『スター・ウォーズ』の出演も報道されており、激動の日々を過ごしていたのではと予想される。イ・ジョンジェは「『イカゲーム』で多くの国の方々から人気を博すことになるという大事件が起きました。アメリカでは大きな賞をたくさんいただきましたし、こんなに大きな福がもたらされるんだなと、信じられない状況で、どう受け止めていいかわからないくらい実感の湧かない状況でした」と世界的スターになった気持ちを吐露、「こんなめまぐるしいときこそ、体調管理もしっかりしないと」と謙虚に微笑んでいた。『ハント』は9月29日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月31日『華麗なるリベンジ』のイ・イルヒョン監督による復讐劇『復讐の記憶』より本編映像が解禁された。映画やドラマで大活躍の名優イ・ソンミンと人気俳優ナム・ジュヒョクが初共演し、老人ピルジュによる60年前から準備していた復讐計画と、彼に巻き込まれた青年インギュの逃走劇が描かれる本作。この度、解禁となった本編シーンは、人生最後の願いである復讐計画を続けるピルジュ(イ・ソンミン)が、運転手として雇ったことで事件に巻き込んでしまったインギュ(ナム・ジュヒョク)にこれ以上迷惑をかけられないと離れて行動することに。しかし、その2人を巡回中のパトカーに発見されてしまう…。鋭い眼光でそれに気づいたピルジュは、インギュの呼びかけに答えず、路地に逃げ込み、「名残惜しいからお茶でも飲もう」と言って喫茶店へ。ある策を思いついたピルジュは頼んだアイスコーヒーをわざと床にぶちまけ、そのコップを窓からパトカーに向かって投げる。それに気づいた警官が手配中の犯人逮捕と意気込み、店に乗り込んでくるが、そこには2人の姿はなく、ビルから脱出していた。しかし、80代のピルジュは年齢のため足が遅く、警官が迫り大ピンチ!そこにインギュが運転する赤いポルシェが駆け付け、ピルジュを助け、狭い路地をもうスピードでバックで走行、間一髪パトカーを振り切っていくのだった…!ナム・ジュヒョクはこの印象的な赤いポルシェでの運転シーンについて「正直とても大変でした。ポルシェの車内での視野がとても狭く、ずっと足にハンドルが当たった状態で運転していて、何とか楽な姿勢を探そうと努力しました。でも大変でしたが楽しかったです」とふり返る。一方イ・イルヒョン監督は、年の離れた主人公2人を描くにあたり「ピルジュという人物は動作が非常に遅いのですが、いろんなアクションやポルシェを利用して少しスピード感を与えました」と演出意図を明かす。その狙いどおり、ピルジュの風格ある機転とインギュの若さ、年の差バディの絶妙な連携が見事に発揮された、目の離せない逃走シーンとなっている。『復讐の記憶』は9月1日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月26日80年代の韓国、安全企画部を舞台にしたイ・ジョンジェ初監督・脚本、チョン・ウソンとW主演を務めたスパイ・アクション『ハント』。この度、イ・ジョンジェが監督デビュー作を引っ提げて待望の来日決定、さらに緊迫感MAXのアクションシーンが解禁となった。Netflixオリジナルドラマ「イカゲーム」の主演を務め、一躍世界のトップスターとなったイ・ジョンジェ。「イカゲーム」シーズン2でも続投するほか、「スター・ウォーズ」シリーズの前日譚を描く新ドラマ「The Acolyte」(原題)でジェダイ・マスターを演じることも決定しており、デビュー30年目にして活躍の幅はとどまることを知らない。本作で、盟友チョン・ウソンとW主演を務めて監督デビューを果たしたイ・ジョンジェ待望の来日が決定し、ジャパンプレミアに登壇することが分かった。脚本作業に 4 年もの時間を費やした本作について「観客が、今この映画を見るべき理由を考えるとともに、共感してもらえるようにたくさん悩んだ」と明かしている。併せて到着したのは、1983年のワシントンD.C.、米韓首脳会談が行われる会場の周辺で、大統領退陣を要求する韓国系移民によるデモが激しく繰り広げられているシーン。安全企画部(旧KCIA)のパク・ピョンホ次長(イ・ジョンジェ)率いる海外チームと、キム・ジョンド次長(チョン・ウソン)率いる国内チームが警護にあたっていた。ただならぬ雰囲気の中、CIAが大統領暗殺を目論むテロの動きを察知したと連絡が入り、一同は犯人グループが潜む劇場へと急ぐが、激しい銃撃戦が勃発。パク次長とその部下であるパン・ジュギョン主任(チョン・ヘジン)らも必死に追うが、狭い楽屋での犯人の抗戦に苦戦。なんとか銃撃を避けて、さらに追い詰めようとした瞬間、手榴弾が爆発、パク次長は大きく吹き飛ばされてしまう…。奇跡的に無事だったパク次長だが、その後の展開が気になる映像となっている。『ハント』は9月29日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月22日韓国で公開初日ボックスオフィスNo.1を記録した、イ・ソンミンとナム・ジュヒョクが初共演する異色の復讐劇『復讐の記憶』。この度、イ・ソンミン演じるピルジュの復讐計画に期せずして同行することになる青年インギュを演じるナム・ジュヒョクが、役作りについて明かした。数々の人気ドラマを経て映画デビュー作『安市城 グレート・バトル』で青龍映画賞、韓国映画評論家協会賞など多くの新人男優賞に輝き、韓国版『ジョゼと虎と魚たち』やドラマ「二十五、二十一」(Netflix)など話題作に次々と出演しているナム・ジュヒョク。本作で彼が演じたインギュは、アルバイト先では明るくポジティブで人懐っこい20代の青年だが、実は奨学金の返済や大けがを負った父の治療費などで抱えた借金に苦しむ一面もあり、光と影を併せ持つ複雑なキャラクターだ。今回出演を決めた理由として「何よりもイ・ソンミン先輩と共演できるということだけで心がときめきました」と明かしたナム・ジュヒョク。役作りについて「シナリオをもらってイ・イルヒョン監督と話をした時、監督からは『いまを生きる20代の青年を演じてほしい』と言われました。しかし実際撮影に入り、演技をしながら、これはなかなか難しいなと感じました。というのも、インギュが巻き込まれる状況というのは平凡な状況ではないので、その点に注意しながら演じました」とふり返る。その上で「観客がインギュの目線でこの物語を見てくれたらいいなと思いました。もしインギュならどうするか、ピルジュをどのように受け止めるか、いま自分が置かれた状況をどのように受け止めるだろうかなど考えながら、シンプルに演じるよう努力しました」と明かす。また憧れのイ・ソンミンとの共演は「最初の撮影の時からイ・ソンミン先輩との撮影があり非常に緊張しましたが、先輩が本当にフランクに接してくださり、撮影が続くにつれシナジーが出てきた様でした。撮影に行くのが楽しみで幸せな日々でした」と語る。そんな彼をイ・ソンミンも「完成した映画をみて、インギュが観客の関心を一気に引っ張っていくように感じた地点からのナム・ジュヒョクの演技が素晴らしかった」と絶賛を送る。今回、併せて解禁となった追加場面写真からもナム・ジュヒョク演じるインギュの“光と影”が垣間見られ、今年3月兵役のため入隊中のジュヒョクの新たな魅力をスクリーンで発見できるだろう。『復讐の記憶』は9月1日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月07日8月25日(金)より開催される、イ・チャンドン初の特集上映「イ・チャンドン レトロスペクティヴ4K」より、上映される6作品の特別ビジュアルが解禁された。解禁されたのは、「イ・チャンドン レトロスペクティヴ4K」で上映される『シークレット・サンシャイン』『バーニング 劇場版』など、フィルモグラフィ全6作品の特別ビジュアル。作品の印象的なシーンが切り取られ、イ・チャンドン監督作品の鮮烈な世界観が広がる。さらにこの度、イ・チャンドン監督が8月に来日する際の先行上映イベントに、俳優の仲野太賀が登壇することが決定した。また本特集上映では、製作の原点と人生を語るドキュメンタリー映画『イ・チャンドン アイロニーの芸術』も上映され、イ・チャンドンの映像世界を存分に堪能できる本格的なレトロスペクティヴとなる。『イ・チャンドン レトロスペクティヴ4K』は8月25日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月26日「イカゲーム」や「スター・ウォーズ」シリーズの新ドラマ「The Acolyte」(原題)など、世界的スターとなったイ・ジョンジェが4年間温めてきたシナリオを基に初監督し、盟友チョン・ウソンとW主演を果たした韓国映画『ハント』。この度、イ・ジョンジェ監督の作品への思いとメイキング写真が、シネマカフェに到着した。Netflixオリジナルシリーズ「イカゲーム」で主演を務め、一躍世界のトップスターとなったイ・ジョンジェ。続投が決定している「イカゲーム」シーズン2では新キャストとしてイム・シワンやカン・ハヌル、「IZ*ONE」出身のチョ・ユリらの出演で話題を呼んでいる。また、「スター・ウォーズ」シリーズの新ドラマ「The Acolyte」(原題)ではジェダイ・マスターを演じることも決定しており、デビュー30年目にして活躍の幅はとどまることを知らない。そして本作では、チョン・ウソンとW主演で監督デビューを果たしている。脚本作業に4年もの時間を費やした本作について、「観客がこの映画を見るべき理由を考えるとともに、共感してもらえるようにたくさん悩みました。また、映画の時代的背景である1980年代はもちろん、現代においても私たちは絶えず対立し、葛藤しています。私たちを対立させる個人の信念がどこから来たのか、それが果たして正しいのか疑問を投げかけたかった」とイ・ジョンジェ監督は語る。本作は豪華キャストが見どころの1つでもあるが、イ・ジョンジェはキャラクターと100%のシンクロ率を持ったキャスティングを完成させるために、自ら足を運んで俳優らを説得したという。「配役を提案する際、俳優が持つ本来の色はもちろん、ファンの立場からその俳優の見たい演技まで考慮してキャスティングを提案しました。そのため、毎回俳優に合わせてシナリオを修正して送りました。提案に応えてくれた俳優たちにとても感謝しています」とイ・ジョンジェ監督は話し、俳優として長い間培ってきた親交だけではなく、配役の工夫・緻密なシナリオによって実現したキャスティングであることが分かる。「イカゲーム」でチャン・チョルソンを演じたホ・ソンテは、全体での脚本読み合わせ前にイ・ジョンジェと1対1での読み合わせを5回ほど行ってキャラクターを完成させたが、監督として積極的に俳優・スタッフ陣とコミュニケーションを取っていた様子は今回解禁となったメイキング写真からもうかがえる。演者としての経験を活かしながら現場を指揮し完成させた本作。華々しい監督デビュー作は、第75回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニング部門で上映されると約7分間のスタンディングオベーションを受け、本国でも第43回青龍映画賞、第31回釜日映画賞ほか数々の映画賞で新人監督賞を受賞している。『ハント』は9月29日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月23日俳優イ・ジョンジェが初監督と脚本を手掛け、盟友チョン・ウソンとW主演を果たしたスパイ・アクション映画『ハント』。この度、劇中の2人が互いに疑いの目を向ける場面写真8点とともに、イ・ジョンジェ&チョン・ウソンのコメント映像が到着した。激動の1980年代、安全企画部(旧KCIA)の組織内に潜む“北”のスパイによって繰り広げられる頭脳戦、銃撃戦、諜報戦を描く本作。海外次長パク・ピョンホ(イ・ジョンジェ)や国内次長のキム・ジョンド(チョン・ウソン)が銃を手に険しい表情を浮かべるカットからは、視線の先にいる人物との激しい戦いが想像される。また、スパイを見つけ出すためパクとキムがそれぞれ相手チームへ疑いの目を向け、捜査を行っているシーンは張り詰めた空気がこちらまで伝わるよう。また、パクの部下バン・ジュギョン(チョン・ヘジン)と、キムの部下チャン・チョルソン(ホ・ソンテ)の姿も。果たしてスパイは誰なのか、行きつく先にどんな結末が待っているのか、本作への期待を高めている。さらに、監督と主演を務めたイ・ジョンジェと、同じく主演を務めたチョン・ウソンのコメント映像も解禁。『ハント』の公開を楽しみに待つファンへ感謝の言葉を述べるとともに、「スペクタクルなアクションと緊張感ある諜報戦」が見どころと話す。また、「映画ファンの心を瞬時につかむすごく魅力的な映画」と太鼓判を押す、息の合った2人。本作ではどのような演技合戦を見せるのか、注目だ。『ハント』は9月29日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月05日Netflixで独占配信予定の『イカゲーム』シーズン2の新キャストが29日、発表された。シーズン1に登場したイ・ジョンジェやイ・ビョンホン、コン・ユに加え、イム・シワン、カン・ハヌル、パク・ソンフンらの参戦が決定しているが、このたび、元BIGBANGのT.O.Pことチェ・スンヒョン、元IZ*ONEのチョ・ユリ、そしてパク・ギュヨンなど気鋭キャストの出演が決定した。本作は、超高額賞金を懸けた、“デスゲーム”に挑み、負けたら即死という容赦ないルールの中で残りと賞金獲得を目指すサバイバルスリラー。シーズン1は、知力・体力のすべてを使い、時には相手を騙しながら人生の一発逆転を狙う壮絶な争いが話題を呼び、世界中でまさに社会現象とも呼べるNetflix史上最大のメガヒットとなった。“だるまさんが転んだ”や、“綱引き”など、誰もが知る遊びを基にしたデスゲームの手に汗握る緊張感はもちろん、主人公のギフンらプレイヤーたちがゲームへ“挑まざるを得なかった”背景に映る人間模様のドラマティックさも大きな話題を集めた。そんな『イカゲーム』の新シーズンに参戦するのは、元BIGBANGのT.O.Pことチェ・スンヒョン、アイドルグループIZ*ONEの元メンバーで、役者としても活躍するチョ・ユリ。さらに、Netflix シリーズ『サイコだけど大丈夫』『Sweet home -俺と世界の絶望-』、そして6月30日より配信開始の『セレブリティ』で主演を務めるパク・ギュヨン、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』に特別出演していたカン・エシム、『梨泰院クラス』のイ・デイヴィッド、『Sweet Home -俺と世界の絶望-』のイ・ジヌク。『田舎街ダイアリーズ』のノ・ジェウォン、『D.P -脱走兵追跡官-』のウォン・ジアンら、新進気鋭のキャストたち。シーズン1より出演するイ・ジョンジェは、『イカゲーム』の世界的人気と共にその名を世界中に知られることとなり、『スター・ウォーズ』シリーズ『アコライト(原題)』への出演も予定しているなど、飛ぶ鳥を落とす勢い。今回発表されたパク・ギュヨンやチョ・ユリら新キャスト陣も、一気に世界的スターダムに駆け上がることが期待されている。米テレビ界最大の祭典プライムタイム・エミー賞では、イ・ジョンジェが主演男優賞(ドラマ・シリーズ部門)、ファン・ドンヒョク監督が監督賞(ドラマ・シリーズ部門)を受賞。非英語圏の作品として初の受賞となる歴史的快挙を成し遂げた。シーズン2には、主人公・ギフン役のイ・ジョンジェや、ゲームの監視役“フロントマン”役のイ・ビョンホン、正体が謎に包まれているゲームへの案内役の男を演じたコン・ユなどお馴染みのキャストも再登場し、イム・シワン、『椿の花咲く頃』等のカン・ハヌルや、『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』等のパク・ソンフンらも新たに参戦することも決定しており、シーズン1を超えるパワーアップがきたされる布陣だが、果たして、次はどのようなゲームが待っているのか。そして、残虐すぎるゲームを動かす真の黒幕は明かされるのか?
2023年06月29日グッチのトラベル コレクションの最新広告キャンペーンでは、ロンドンのザ・サヴォイ ホテルを舞台にグローバル・ブランドアンバサダーのイ・ジョンジェがグッチの原点を表現します。Courtesy of Gucci数々の賞に輝く俳優でありグッチのグローバル・ブランドアンバサダーを務めるイ・ジョンジェが登場する Gucci Valigeria 広告キャンペーンの第2章では、ロンドンのザ・サヴォイホテルを舞台。この由緒あるホテルこそ、グッチのストーリーの始まりの場所。ブランド創設者のグッチオ・グッチが若き日にポーターとして働き、世界を旅するジェットセッターたちがロビーを行き交う姿を目にして、故郷フィレンツェで高級ラゲージを製造する自身のアトリエを持つことを決意した場所です。Courtesy of Gucci本広告キャンペーンは、イ・ジョンジェが現代のグッチを代表するトラベルバッグを携えてザ・サヴォイを訪れるシーンを通じて、グッチがその102年間にわたる歴史の中で、創設当初のビジョンを守り、さらに発展させながら独創的なデザインのトラベル アイテムを作り続けてきたことを表現しています。ザ・サヴォイの名がエレガントに掲げられているエントランスや、グッチ デコール コレクションのアイテムで装飾されている同ホテルのシグネチャー ルーム「Royal Suite by Gucci」で撮影されたビジュアル&ムービーは、グッチの現在と過去を結びつけながら、最新のGucci Valigeriaにブランド創設の物語が息づいていることを明らかにします。Courtesy of Gucci本広告キャンペーンで紹介しているのは、グッチの歴史の重要な役割を担っているホテルへのオマージュとして〔Gucci Savoy〕と名付けられ、アーカイブ モチーフを取り入れてデザインされたトラベルバッグ ラインのアイテムです。そしてイタリアのラグジュアリー ラゲージメーカー FPM Milanoとのコラボレーションによる新しい〔Gucci Porter〕ラインから、FPM Milanoのジグネチャーであるバンク トロリーバッグをはじめ、グッチのGGパターンやウェブ ストライプが彩るアルミニウム製トラベルバッグも登場します。 Hanna MoonPHOTOGRAPHER: Hanna MoonMAKE-UP: Kim Ha NaHAIR: Kim Tae HoonMusic:“Chasing Sheep Is Best Left To Shepherds”Artist: Michael Nyman2004 Virgin Records LimitedCourtesy of Universal Music Italia SrlGUCCI1921年、フィレンツェで創設されたグッチは、世界のラグジュアリーファッションを牽引するブランドのひとつです。ブランド創設100周年を経て、グッチはクリエイティビティ、イタリアのクラフツマンシップ、イノベーションをたたえながら、ラグジュアリーの再定義への歩みを続けています。グッチは、ファッション、レザーグッズ、ジュエリー、アイウェアの名だたるブランドを擁するグローバル・ラグジュアリー・グループであるケリングに属しています。詳しくは、www.gucci.com をご覧ください。
2023年06月22日韓国ドラマ「イカゲーム」に主演し、テレビ界のアカデミー賞といわれるエミー賞にてアジア人の俳優として初の主演男優賞を受賞したイ・ジョンジェ。「BS10スターチャンネル」では、その出演作7作品を一挙放送する。「スター・ウォーズ」の新ドラマ「THE ACOLYTE」(原題)にも出演が決まり、世界的スターとしても注目されるイ・ジョンジェは、9月に日本公開される『ハント』では初監督に挑戦、すでに韓国でトップスターとして長年のキャリアを築いており、映画でも数々の名作の主演を務めてきた。手が付けられないほど残酷で暴れ者の殺し屋を切れ味たっぷりに演じた、日本劇場公開最新作『ただ悪より救いたまえ』と、潜入した巨大犯罪組織で頭角を現していくとともに苦悩する捜査官役を哀愁と色気を漂わせながら演じた『新しき世界』という韓国ノワール2作品は、イ・ジョンジェ×ファン・ジョンミンという韓国の名優対決が見もの。また、長年日本未上陸だった2008年の作品をスターチャンネルで初公開したイ・ジョンジェ主演の韓国ポップ時代劇『1724 妓房乱動事件』、チョン・ドヨン演じるメイドと禁断の関係に陥る資産家一家の主人を演じた『ハウスメイド』、当時20代のイ・ジョンジェが演じるソウルの青年と東京の少女のインターネットを介した運命的な出会いを描いた『純愛譜(2000)』など、ハードボイルドから恋愛ドラマまでどんな役でも観客を引き込む魅力を放つイ・ジョンジェを堪能できるだろう。「韓国トップスターイ・ジョンジェ特集」(全7作品)放送:【STAR1字幕版】7月22日(土)9時15分~一挙放送(全7作品)ほか配信:Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX」■『ただ悪より救いたまえ』(7月3日より配信開始)ファン・ジョンミン、イ・ジョンジェ共演の韓国ノワールアクション。『チェイサー』『哀しき獣』の脚本家ホン・ウォンチャンが監督を務め、引退を決意した暗殺者と復讐に燃える殺し屋の壮絶な死闘を、激しいバイオレンス満載で描き出す。豊原功補や白竜など、日本人俳優も重要な役で出演。『パラサイト 半地下の家族』の撮影監督、ホン・ギョンピョによる映像美も見どころ。■『新しき世界』(配信中)イ・ジョンジェ主演の韓国製ノワールドラマ。韓国最大の犯罪組織に潜入捜査中の警察官が、兄と慕う組織幹部との絆の狭間で苦悩する。巨大犯罪組織に潜入捜査中の警察官を中心に、様々な思惑が絡み合う。権力争いや警察組織と犯罪組織での葛藤の中で見え隠れする友情と絆が描かれる。韓国ノワールの特徴である緊張感が、作品全体を包み込んでいる。ファン・ジョンミン、チェ・ミンシクら共演。監督は、『悪魔を見た』や『生き残るための3つの取引』の脚本で世界に衝撃を与えたパク・フンジョン。■『1724 妓房乱動事件』(配信中)イ・ジョンジェ主演の日本初公開作。ヒロインに『悪女/AKUJO』のキム・オクビン。喧嘩師がヤクザ相手に芸妓屋で巻き起こす乱闘事件。韓国ヤクザの組織間抗争が朝鮮王朝時代にもあったら?をコメディとして描く。突然アニメ絵や吹き出しが入ってきたりアメコミ風色調に変わったりとブっ飛んだ演出で魅せる、荒唐無稽な韓国ポップ時代劇。本作を撮った監督は、伝説の親分だが主人公に秒殺され劇中ずっと寝てるだけの男、として出演も!■『ハウスメイド』(7月25日より配信開始)韓国映画史上に名高い「カルト的傑作」として名高いキム・ギヨン監督の『下女』をリメイクした官能サスペンス。新人メイドの登場で崩壊していく上流家庭の姿を、息詰まるタッチで描きつつ、韓国の階級社会を痛烈に風刺。『シークレット・サンシャイン』でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞したチョン・ドヨンが主演、イ・ジョンジェや『ミナリ』でアカデミー賞助演女優賞に輝いたユン・ヨジョンなど、名優たちの演技合戦も見どころ。そのほかの作品は、『神と共に 第一章:罪と罰』『神と共に 第二章:因と縁』(配信中)『純愛譜(2000)』(放送のみ)。(シネマカフェ編集部)
2023年06月19日第75回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニング部門で上映されると約7分間のスタンディングオベーションを浴び、韓国公開時には初登場1位を獲得した、イ・ジョンジェ初監督のスパイ・アクション『ハント』。この度、緊張感が走る日本版予告&ポスターが解禁となった。日本版予告では冒頭から、1980年代、安全企画部(旧KCIA)に所属する“忠誠”に生きる海外班長パク・ピョンホ(イ・ジョンジェ)と“大義”に生きる国内班長のキム・ジョンド(チョン・ウソン)が、機密情報が“北”に漏れたことで組織内にスパイ「トンニム」がいると告げられる。組織内全員が容疑者となり、「トンニム」を探し出す任務を任される2人。それぞれ、パク・ピョンホは部下のバン・ジュギョン(チョン・ヘジン)と、キム・ジョンドはチャン・チョルソン(ホ・ソンテ)と共に捜査を始める。スパイを見つけ出さなければ自分が疑われるかもしれない緊迫した状況で、パクとキムは互いの動向を監視するようになり、「お前がシロか今に分かる」「24時間パクを見張れ」と対立を深めていく。なかなか対象を挙げられず、日本でも“北”との激しい銃撃戦が繰り広げられる中、外遊中の大統領暗殺計画が発覚。さらに大規模な爆破が起きるなど手に汗握るアクションシーンが繰り広げられていく。イ・ジョンジェは監督としてアクションのコンセプトを「すべてのアクションはリアルでありながらも力強く見えること」と話しており、現実的かつスペクタクルに表現されている点が見どころとなっている。また、不敵な笑みを浮かべるファン・ジョンミンの姿や、パクに「捕まれば命はない」と助言するチョ・ユジョン(コ・ユンジョン)は一体何者なのかも気になるところだ。今回解禁となった日本版ポスターは、主演のイ・ジョンジェとチョン・ウソンが銃を突きつけ合い一触即発の緊迫感溢れる仕上がり。果たしてどちらかがスパイなのか、それとも全く別の者なのか想像をかき立てられる。「世界を欺く」の言葉通り、予想だにしない結末が示唆されるポスターが完成した。さらに、5月26日(金)よりムビチケカード、ムビチケオンライン券が全国の上映劇場およびメイジャー、ムビチケにて発売される。『ハント』は9月29日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年05月26日「韓流映画祭2023」が5月12日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋にて開催。先行発表にて反響を呼んだ「KARA」ハン・スンヨン主演のホラーコメディ『ショー・ミー・ザ・ゴースト』ほか第1弾で上映の全8作品が発表となった。「冬のソナタ」の放送が火付け役となり日本中で一大ムーブメントを起こした“韓流”も2023年で20周年。「韓流映画祭2023」では『ショー・ミー・ザ・ゴースト』、イ・ジョンジェ×チャン・ジニョンのラブロマンス『オーバー・ザ・レインボー』、『シュリ』のカン・ジェギュ監督企画、ソル・ギョングほか豪華キャスト出演のスペクタクル・アクション『燃ゆる月』など様々な年代やジャンルの、バラエティに富んだ作品が集まった。『ショー・ミー・ザ・ゴースト』5.12(金)より上映・配信スタート20年来の大親友のホドゥとイェジは、夢も希望も失ってしまった求職者。そんなある日、ホドゥは運良く、格安の家具付き賃貸住宅を手に入れる。実家を追い出されたイェジもそこに居候することに。完璧に思えたその家に、2人は次第に違和感を覚えるようになる。そして、不気味な幽霊に遭遇しパニックに陥る。しかし幽霊より怖いソウルの物価のせいで疲れてしまった2人は行くあてもなく、家を守るために幽霊を退治しようとするのだが…。『オーバー・ザ・レインボー』5.19(金)より上映・配信スタート気象予報士のジンスは交通事故に遭う。大きな怪我はなかったため仕事に復帰するが、8年間愛した女性のことが思い出せない。大学時代の友人であるヨンヒに助けを求める。ヨンヒはサンインの恋人だったが、最近別れたばかりで傷心中だった。ヨンヒにとって過去は胸が痛む思い出ばかりだったが、ジンスのために思い出を蘇らせようと決意する…。『家門の復活』5.26(金)より上映・配信スタートホワイトタイガー家は全羅道で悪名高い犯罪組織。長男が検事と結婚したことで、マフィアのボスであるホン・ドクジャは組織犯罪から離れ、「母の手キムチ」ビジネスを始める。しかし、インジェへの激情の罪で刑務所に入れられた元検事のミョンフィルが出所し、報復の機会を見出す。アックスギャングと手を組み、ホワイトタイガーの崩壊を目論む悪辣な計画を用意する。そして、ミョンフィルの陰謀でキムチ事業が失敗し、一家は無一文で路頭に迷うことに…。『燃ゆる月』6.2(金)より上映・配信スタート対立する2つの部族の間に生まれた少女を巡り、戦う勇者たちの姿を描いたアクション。ファサン族とメ族の血を引く少女のピ。彼女は神を怨み嫌うメ族の野望のため、生け贄にされそうになるが難を逃れ、ファサン族に引き取られる。成長した彼女は村の戦士タンと恋に落ちるが、そこにメ族の魔の手が伸びる――。『アルバトロス』6.9(金)より上映・配信スタート朝鮮戦争で北朝鮮の捕虜となったキョンミンは、呼吸する以外の全ての自由を奪われる。捕虜収容所の中で韓国海軍将校、ロシア留学生のジュヒョン、元刑務所長で北朝鮮の元高官外交官、2人の娘スヨンとブヨン、日本から来たアキコと出会う。彼の仲間の囚人たちは皆、それぞれの生き残りの方法で生きていた。そこでキョンミンは、失恋の末に北朝鮮に渡って特殊工作員になった親友のピョンサンと出会う…。『ファン・ジニ』6.16(金)より上映・配信スタート知恵と美貌を兼ね備えたファン奉行の娘ジニは、結婚式の前日亡くなった靴職人の死に衝撃を受け、妓生になる。妓生としての彼女の名声は、広く知られるようになる。ジニはビョク・ゲスと出会い、恋に落ちるが、ケスはミョン国の使節に選ばれてしまう。彼がジニのもとを去ると、ジニは裏切られた気持ちに襲われ、放浪の旅に出る。その後、ジニは貧しい学者イ・センに出会う――。『バイ・ジュン さらば愛しき人』6.23(金)より上映・配信スタートチェヨンとドギは21歳。2人とも2年前の親友・ジュンの死という重荷を背負っている。ジュンは彼らの共通の友人であり、彼を崇拝していた。チェヨンとドギは、セックス、ドラッグ、お酒で互いの虚しさを埋めようとする。しかし、そんな2人の間には、ジュンの記憶が常に入り込んでいる。2人は愛し合ってはいるが、チェヨンにとっては、ジュンは完全に交代することはできず、ドギは自分が次点だと感じずにはいられない。『ミスター・コンドーム』6.30(金)より上映・配信スタートスンヒとスンホは結婚して3年。子どもが欲しいと切望するスンホとは違い、スンヒは子どもを育てる準備ができていないと感じている。彼らはこのデリケートな問題について議論し、争い始める。しかし、スンヒはついに夫の願いを受け入れ、妊娠を決意する。言うは易し、行うは難し。2人は最先端の不妊治療薬から民間療法まで、あらゆるものに挑戦する。計画通りにはいかず…。「韓流映画祭2023」は5月12日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋にて開催。配信サービス「おうちでCinem@rt」にて同時開催。(text:cinemacafe.net)
2023年04月23日