ケイト・モスとイギリス人画家ルシアン・フロイドを主人公にした映画『Moss and Freud』で、エリー・バンバーがモス役を演じることになった。バンバーは、昨年秋Disney+で配信開始になった『ウィロー』に出演する26歳のイギリス人女優。『ノクターナル・アニマルズ』『高慢と偏見とゾンビ』にも出演している。フロイド役は『英国王のスピーチ』『シンデレラ』などのデレク・ジャコビが演じる。監督は短編部門でオスカーを受賞したジェームズ・ルーカス。映画は、モスがフロイドのモデルになると決めたことがきっかけでふたりの人生がどのように変わっていったのかを描くもの。モスはエグゼクティブ・プロデューサーを務める。撮影はまもなくスタートの予定。文=猿渡由紀
2023年02月03日ディズニープラスにて配信中の「ウィロー」より、本作について語るキャストのコメントが到着。ドラマシリーズならではの魅力について語っている。本作は、「スター・ウォーズ」シリーズや「インディ・ジョーンズ」シリーズを生み出したジョージ・ルーカスが原案と製作総指揮を務め、ロン・ハワードが監督を務めた映画『ウィロー』(88)の続編。本作でキット役を演じたルビー・クルスは、冒険ファンタジー映画の名作である『ウィロー』の続編が映画ではなくドラマで制作されたことについて「8話という時間をかけて世界観と物語を掘り下げていけるからこそ新しいキャラクターがより魅力的に見えるし、見る人が入り込めるのだと思います」と語り、ドラマシリーズだからこその魅力を明かした。本作の舞台は、映画版から20年後の世界。かつて頼りない見習い魔法使いだったウィローが今度は偉大な魔法使い“大導師”として再び迫りくる闇の勢力から世界を守るため立ち上がるというストーリー。映画版では、当時の最新技術を駆使して描き出した神秘的な世界や、そこで繰り広げられる剣と魔法の闘い、そして小さな見習い魔法使いウィローはじめ、ならず者のマッドマーティガンらヒーローらしくない面々が世界を救うストーリーが当時の観客を惹きつけたが、その続編を制作するにあたり製作陣やキャスト達は、映画版のオリジナリティを引き継ぎながら現代的な魅力もプラスすることをもっとも重視したそう。ルビー・クルスは、「映画版で人々が虜になった世界をじっくりと探索するためにはとにかく時間が必要でした。だから私はこの作品が劇場映画でなくドラマになったことをとても嬉しく感じています。8話という尺があるからこそ、映画版の世界観を現代に連れてくることができたのではないかと思います」と語り、名作ファンタジー作品を現代に蘇らせるためにはドラマシリーズであることが不可欠だったと明かしている。さらにグレイドン役を演じたトニー・レヴォロリも、「ジョナサン(・カスダン)やロン(・ハワード)をはじめ本作のクリエイティブチームは、映画版の精神とハートを保ちつつ、ストーリーにモダンさを与えました。これはドラマだからこそ出来たことです。おかげで新しいキャラクター一人ひとりの内面を繊細に描けたので、視聴者はキャラクターに共感したり思い入れを持つことができるんです」と語り、本作の見どころのひとつである個性豊かなキャラクターたちが持つ魅力を最大化できたのもドラマシリーズだからこそだと熱く語った。冒険を通して仲間や自分自身と向き合い、様々な成長を見せるそれぞれのキャラクターたち。神秘的な世界で冒険に挑む彼らの、繊細に描かれる心の機微にも注目して今後の展開をぜひ見届けてほしい。「ウィロー」はディズニープラスにて独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2023年01月04日ジョージ・ルーカス原案・製作総指揮、ロン・ハワード監督による映画『ウィロー』(’88)が、34年の時を経て、ディズニープラス「スター」オリジナルシリーズとなって蘇る「ウィロー」。この度、ウィロー率いる若き冒険者たちが繰り広げる、壮大でスリリングな冒険に期待が高まる特別映像と新キービジュアルが公開された。映像には、かつて見習い魔法使いだったウィローと、旅を共にする若き冒険者たちの姿、そして彼らに降りかかる危険に満ち溢れた神秘の世界での冒険の様子が映し出されている。王国を救うために必要なのは、前作でウィローが救った腕にしるしを持つ赤ん坊だったエローラ。あれから20年の時が流れたが、エローラを見つけ出し、闇の勢力に打ち勝つことができるのか。道中には、大地を覆う不穏な黒雲、迫りくる巨大な怪鳥、そして、闇の勢力との戦いが。最新のVFXで表現された、神秘の世界で繰り広げられるウィローたちの活躍は、観るもの全てを剣と魔法の冒険ファンタジーの世界へ誘う。注目は、ウィローら旅の冒険者たち。反骨精神あふれるプリンセスのキット、キットの親友で剣士のジェード、魔法使いに憧れるグレイドン、城のキッチン・メイドのドーヴ、そして一匹狼のブアマンといった個性溢れる彼らが織りなす掛け合いには、思わずクスリとさせられる。引き続きウィローを演じたワーウィック・デイヴィスは「新しい脚本をもらう度に『僕らはここからどこに行くんだろう?このキャラクターは次に何をするんだろう?』と最高にワクワクしていたよ。今作のプロデューサーのジョナサン・カスダンほどクリエイティブな人は他にはいないと、僕は思う。彼は前作の要素も取り入れながら、とてもエキサイティングな作品に仕上げてくれたよ」と期待の高まるコメントを残している。新ビジュアルには、ウィローと新たな仲間たちが脅威に立ち向かう雄姿が写し出され、ドクロが前作で打倒されたケール将軍を想起させ、彼らの旅路が危険なものになることを示唆している。「ウィロー」は11月30日(水)よりディズニープラス「スター」にて独占配信。(cinemacafe.net)
2022年11月08日11月30日(水)からディズニープラスにて配信されるファンタジー・シリーズ「ウィロー」より、予告編とキービジュアルが解禁された。本作は、「スター・ウォーズ」シリーズや「インディ・ジョーンズ」シリーズを生み出したジョージ・ルーカスが原案と製作総指揮を務め、アカデミー賞受賞監督のロン・ハワードが監督を務めた映画『ウィロー』(88)の続編となる新たなドラマシリーズ。前作から20年後の世界が舞台となる。この度、壮大でドラマチックな冒険を予感させる予告とキービジュアルが解禁となった。公開された映像には、時を経て伝説になった魔法使い見習いウィローと、共に旅をする新たな仲間たち、そして彼らが体験する危険に満ち溢れた神秘の世界での旅路が映し出されている。偉大な冒険を征し、自分の村で静かに暮らすウィローの平穏な生活は、王国の危機の知らせで終わりを告げる。半ば無理やり旅に参加させられるウィローではあったが、かつての仲間で王国の女王ソーシャが自分の助けを求めていることを知ったとき、ウィローは再び危険に身を投じる覚悟をする。さらに彼の心を動かしたのは、新たな旅の仲間の存在。ソーシャの娘で反骨精神あふれるプリンセスのキットや、キットの親友ジェード、子どもの頃から魔法使いに憧れていたというグレイドン、城のキッチンメイドで王子エイクに恋心を抱くドーヴ、そして粗野で一匹狼のブアマンなど、皆個性と魅力に溢れる若き冒険者たちだ。このほか、映像の中には、これまで見たこともないような神秘の世界の一端や、手に汗握るエキサイティングなソードアクションと魔法を駆使したバトル、そして彼らを待ち受ける、何やら邪悪な気配を漂わせる存在も…。心躍るテーマ曲、そしてスペクタクル感溢れる至極の映像美の応酬に、ウィローたちの旅が、想像を超えた大冒険になることを予感させる。併せて解禁されたキービジュアルは、神秘的な風景を臨み、魔法の世界を闇から救うために旅をすることになるウィローと今作より新たに加わった若き冒険者たちの危険に満ちた壮大な冒険の始まりを予感させるデザインになっている。前作から引き続きウィローとソーシャを演じるのは、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(83)や「ハリー・ポッター」シリーズに出演するワーウィック・デイヴィスとジョアンヌ・ウォーリー。そして若き冒険者たちには、ドラマ「キャッスル・ロック」(18)のルビー・クルス(キット役)、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(18)のエリン・ケリーマン(ジェード役)、トム・ホランド版『スパイダーマン』シリーズのトニー・レヴォロリ(グレイドン役)、『くるみ割り人形と秘密の王国』(18)のエリー・バンバー(ドーヴ役)、映画『ザ・サイレンス 闇のハンター』(19)のデンプシー・ブリク(エイク役)、『アラジン』(19)のアマール・チャーダ・パテル(ブアマン役)など、注目の若手俳優陣が集結した。そして、今回の映像に合わせ、世界中が熱い視線をおくるディズニーファンイベント「D23 Expo」(現地時間 9/11実施)にて、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』、『トゥルー・ロマンス』などで知られるクリスチャン・スレーターが、ヴァル・キルマーが演じたマッドマーティガンの友人役を演じることがサプライズ発表された。製作陣には、前作の監督を務めたアカデミー賞受賞監督のロン・ハワードや、ルーカスフィルムの社長を務めるキャスリーン・ケネディ、そして『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の脚本を務めたジョナサン・カスダンなど、ハリウッドのトップメーカーたちが顔をそろえている。「D23 Expo」では、主演のワーウィック・デイヴィスが本作に出演もしている娘のアナベルとイベントに登場。「ウィローを再び演じたいと思っていたので、本当に素晴らしい経験になりました。娘のアナベルをはじめ、新キャストの皆さんは素晴らしかったです。新しいキャラクターが加わって、混ざり合うのはとても良いことなんです」と再びウィローを演じる喜びを語った。また、前作でソーシャ姫を演じたジョアンヌ・ウォーリーと、エリン・ケリーマン、エリー・バンバー、ルビー・クルス、トニー・レヴォロリ、デンプシー・ブリク、アマール・チャーダ・パテルら新しいキャラクターを演じるキャストたちをステージに招き入れた。クリスチャン・スレーターは、「ファンタジーやSFが大好きで、この作品に参加できたことは、夢が叶った思いです。演じたのはとてもおもしろいキャラクターで、アドリブを入れたり、その場でいろいろ思いついたことを試したりして、撮影を楽しみました」と本作出演への興奮を語った。「D23 Expo」 登壇者コメントワーウィック・デイヴィスこの会場にはたくさんの魔法があるようだ。『ウィロー』は僕の心の中の特別な場所にある。どこにでもいるようなキャラクターだけど、大方の予想に反して、強い力を持つヒーローだ。以前からのファンのみなさんと新しいファンのみなさんと一緒に、この魔法の世界とウィローの物語の次の章を始められることを嬉しく思います。戻ってくることができて本当に光栄です。ジョアンヌ・ウォーリー私たちは前作でもとても楽しい時間を過ごしたから、また一緒にいられることは本当に嬉しかったわ。この作品は待ち望まれたものだから、またこの作品を作れることは素晴らしいことだと思う。それと、このキャラクターを演じるのも嬉しいわ。彼女は素晴らしい人だから。とても楽しかったわ。エリン・ケリーマンジェイドが剣を持って戦うシーンがたくさんあります。戦いのシーンは作品全体を通して壮大に繰り広げられます。アクション・シーンもすべて自分で演じました。エリー・バンバー(自身が演じる)ドーヴに関しては、決断の旅です。彼女自身が知ること以上に、もっとたくさんの物語があります。それと、笑いも満載です。ルビー・クルス私が演じているキットという役の情熱的なところを大切にしました。彼女はすごく大胆な性格なんです。それに悩みもたくさん抱えています。自分探しをしているんです。誰でもそうだと思いますが、旅を通して、自分について学び、自分を愛することを学ぶ、というものです。アマール・チャーダ・パテル魔法のようでした。みんなが長い間見ていなかったあの世界に足を踏み入れることは素晴らしい感覚でした。みんなに見てもらえることにワクワクしています。楽しみにしてもらえることがたくさんあります。デンプシー・ブリク僕はとても圧倒されました。最初にセットに入った時は幻覚を見ているのかと思いました。自分の人生で騎士を目にするなんて想像もしていなかったので。10人くらいの騎士が僕の側を通りすぎて行ったんです。トニー・レヴォロリ(前作の)公開時に僕は生まれていましたよ。僕にとっては(本作のセットに入ることは)もっと恐ろしいことでしたよ。だって、この人たちは圧倒的なヒーローで、伝説の人たちでしたから。とても怖かったですね。クリスチャン・スレーターファンタジーやSF作品が大好きなんです。だからこの作品に参加できるのは正直、本当に夢が叶った思いです。それにみなさんと一緒に仕事ができたのも素晴らしいことでした。あなた(ワーウィック・デイヴィス)は伝説ですから。子供の頃からずっとあなたを見ていましたよ。他のキャストの皆さんもみんな素晴らしい。このファミリーの一員になれて、ワクワクしました。とても楽しい役で、驚いたことに、アドリブもたくさんやらせてもらえました。撮影しながら自分たちで作り上げて、楽しかったですね。『ウィロー』は11月30日(水)よりディズニープラスにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2022年09月13日Disney+とルーカスフィルムが、『ウィロー』の続編ドラマ「Willow」(原題)で初めてトランスジェンダー俳優を起用したことがわかった。同ドラマは、ジョージ・ルーカス原案&ロン・ハワード監督の映画『ウィロー』(1988年)のその後を描いたもの。王女キット(ルビー・クルス)がパーティを組んで、自身の双子の弟(または兄)を救うために旅に出るという物語。「Deadline」によると、今回トランス俳優として初起用となったタリサ・ガルシアは、女王役を演じる。小さな役で、1話だけの出演の可能性もあるとのこと。Disney+の映画とドラマで、トランス俳優がシスジェンダーのキャラクターを演じるのは初めてだという。タリサはチリ生まれのイギリス育ちで、英語とスペイン語が堪能。代表作にBBCドラマ「バティスト~アムステルダムに潜む闇~」などがある。トランスジェンダーであることはオープンにしており、本人も今回の件をツイッターで報告している。他のディズニー関連作でトランス俳優が起用された例では、2021年に『ラーヤと龍の王国』でパティ・ハリソンが長編アニメで初のトランス俳優として出演(テイルの長役)。最近では、Disney+で製作される「Ironheart」(原題)でもトランス俳優を探していると報じられている。(Hiromi Kaku)
2022年04月08日ジェイダ・ピンケット=スミスが、息子のジェイデン(18)と娘のウィロー(16)が実家から独立したことを「Haute Living」誌で明かした。「でもね、寂しがっているような時間すらないのよ。だって、ウィローは毎日電話してくるし、ジェイデンだって撮影現場なんかにいてホームシックになると、ウィルや私に会いたがってしかたないの」。一緒には住んでいないが、時間があればウィル&ジェイダの家に子どもたちがいるという状態が「おもしろい」と語るジェイダ。ウィルの前妻との息子トレイ・スミスもジェイダたちの家からわずか5分のところに住んでいるそうだ。子どもたちと頻繁に連絡を取っているというものの、自分のための時間が増えたというジェイダ。7月21日(現地時間)公開の新作映画『Girls Trip』(原題)で共演したクイーン・ラティファから旅行に誘われているという。「ラティファが『リオに行こうよ』って。ウィルは何度もリオに行っているのに、私は彼と行ったことがなくて。そうしたらラティファが『彼と行かずに私と行こう!』って言うの。もしかすると『Girls Trip 2』をブラジルで撮ってもいいかもね」と、『Girls Trip』の公開前から続編の意欲ものぞかせた。(Hiromi Kaku)
2017年06月15日俳優ウィル・スミスの娘ウィロー(15)が、シャネルのアンバサダーに就任した。パリ・コレクションでシャネルの2016年秋のショーを母親のジェイダ・ピンケット=スミスと共にフロントロウから鑑賞していたウィローが、カール・ラガーフェルドによって同ブランドの顔に抜擢された。ウィローはインスタグラムに「カール・ラガーフェルド、そしてシャネルの全チームの皆さん、『美』の見識を広げるために私をシャネルの新アンバサダーに起用してくださって、ありがとうございます。光栄です」と喜びをつづっている。シャネルは以前にジョニー・デップの娘リリー・ローズ・デップを起用したことがあるほか、ブレイク・ライブリーやクリステン・スチュワートもその役を担ったことがある。そんな中、ウィローの兄ジェイデンもファッション界でデビューを飾っており、ルイ・ヴィトンの2016年春のレディースコレクションの広告に登場していた。その際、ウィローはインスタグラムで兄に向けてメッセージ。「生まれたときに、男性と女性はこうあるべきという型にそれぞれはめられるもの。でも成長するにつれて、私たち自身やその人生の精神的で感情的な認識に対してそういう期待が与えるダメージがあることに気がつきはじめるの。私たちはみんな同じであり、同時に全く異なるものだと理解すればするほど、周りからの期待を気にしなくなり始めるし、地球の本質を高め続けるために自由に生き続けていけるのよ」とコメントしていた。(C)BANG Media International
2016年03月11日