女優の杏が、リドリー・スコット監督最新作『エクソダス:神と王』(2015年1月30日公開)の日本語吹き替え版で、主人公モーゼの妻・ツィポラ役の声を演じ、吹き替え声優に初挑戦することが16日、明らかになった。本作は、旧約聖書の「出エジプト記」につづられたモーゼの英雄譚を映画化したアドベンチャー超大作。俳優のクリスチャン・ベールが英雄モーゼを演じる。そしてこのたび、マリア・バルベルデ演じるモーゼの妻・ツィポラ役の吹き替え声優に、杏が大抜擢。国民的女優として清廉で風格を感じさせるイメージが、3300年にもわたって語り継がれる伝説的英雄の妻役にぴったりであることから、起用が実現した。杏が声を演じる妻・ツィポラは、夫であるモーゼを献身的に支え、40万人の民を救うために旅立ったモーゼを信じ、待ち続ける芯の強い女性。全話平均視聴率22.4%を記録したNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』でも夫を支える妻を熱演した杏が、本作でも辛抱強く夫を支える。「声のお仕事にはもともと非常に興味があり、初めての試みですがぜひチャレンジしてみたいと思い、オファーをお引き受けしました」と意気込む杏は、「この作品では、これまでのモーゼに対するイメージを覆す、新たなモーゼ像を描いた作品」と本作の魅力を語る。そして、主人公モーゼについても「とても強く聡明で素晴らしい男性だと思います。一人の男性として頼もしさを感じました」と絶賛。「ただ、(妻である)私を置いていってしまうのは困りますね(笑)」と付け加え、「私が演じた妻ツィポラとモーゼの夫婦の絆も見どころの一つ」とアピールしている。(C) 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.
2014年12月17日米BOX OFFICE MOJOは12月12日~12月14日の全米週末興業成績を発表した。3週連続トップに立った“ハンガー・ゲーム”シリーズ最新作『ハンガー・ゲーム:モッキングジェイ Part1(原題)』を引きずり落とし、『エクソダス:神と王』が首位初登場。旧約聖書の『出エジプト記』に描かれたモーゼ率いるヘブライ人のエジプト脱出の奇跡を巨匠リドリー・スコット監督が最新VFXを駆使した3D映像で映画化した歴史大作。主人公・モーゼを『ダークナイト』3部作のクリスチャン・ベイル、エジプト王ラムセスを『ゼロ・ダーク・サーティ』『華麗なるギャツビー』などで注目を集めたジョエル・エドガートンが演じている。4位『Top Five(原題)』も今週初登場。脚本家、プロデューサー、人気コメディアンのクリス・ロックが監督・脚本・主演を務めるコメディで、結婚を機に、イメージアップのためシリアス路線の俳優への転身を図るコメディアンの苦闘を描く。その他、リース・ウィザースプーン主演の伝記ドラマ『Wild (2014) (原題)』が前週15位から10位に急浮上。人生をやり直すため1770キロ歩いた女性の自叙伝を『ダラス・バイヤーズクラブ』のジャン=マルク・ヴァレが映画化したロードムービー。過激なシーンに体当たりで挑んだウィザースプーンの演技がアカデミー賞の前哨戦とされるゴールデン・グローブ賞でドラマ部門主演女優賞にノミネートされたことを受けて注目度が高まり、公開2週目でトップ10入りを果たした。
2014年12月15日『グラディエーター』でアカデミー賞「作品賞」に輝く巨匠リドリー・スコット監督が描く最新作『エクソダス:神と王』。本作の公開を記念し、12月3日(現地時間)、ロンドン中心街のレスター・スクエアにてワールドプレミアが華やかに開催され、スコット監督や主演のクリスチャン・ベイルら豪華キャスト陣が登場した。本作は、旧約聖書に記された“神に選ばれた男”英雄モーゼと、“神になろうとした男”ラムセスという、運命に翻弄されたふたりの男を巡る人類史上最古の英雄譚。真紅のカーペットにエジプト風の装飾が施され、おりからの寒波をものともしない熱気の中行われたプレミア。クリスチャンを始め、共演のジョエル・エドガートン、名優ベン・キングズレー、モーゼの妻を演じるマリア・バルベルデらが登場すると会場の熱気は一段とヒートアップ。続いて行われたプレミアでは2時間30分の超大作に観客は酔いしれた。モーゼ役のクリスチャンは「非常に多く人に大きな意味のある物語なので、この役を正しく演じられるかプレッシャーを感じていた。この映画は、神の声を聴いた男と、自らを神だと信じた男がぶつかり合うダイナミックな物語になった。リドリーは本物の個性派監督で、本当に一切妥協がない。彼は最高の監督だ。しかもこの映画を僅か74日で撮影した」と語った。スコット監督は、プレミアを迎えて「自分の仕事が好きだ。その好きな仕事をこの年まで出来て、しかもこんなプレミアをホームタウンのロンドンで行えるのはとても嬉しい。クリスチャンはパーフェクトにモーゼを演じてくれたし、ジョエルがいなければこの映画は出来なかっただろう」とキャスト陣を称賛した。またスコット監督は、1989年の『ブラック・レイン』で主役に起用した高倉健との思い出を語った。「彼はいつも協力的で、そして周りに気を配る人だった。あるとき、僕はひどい風邪をひきながら、タバコをたくさん吸い続けていた時期があった。健さんはそんな僕に毎朝『タバコはやめた方がいい』と助言してくれた。風邪がもう6週間も続いていると知ると、『私がそれを治してみせる』と言って翌日には漢方薬を持ってきてくれたりした。その薬を飲んだ2日後にはすっきり治ってしまったのをよく覚えている」「その後も、何かとてもにおいのきつい魚、おそらくイワシだったと思うけど、そこから抽出したペレットが入った小さな箱を持ってきては、『これを飲めば風邪をひきにくくなる』と勧めてくれた。そういう気遣いをいつもしてくれる 、とても素晴らしい人だった」「お互いにクリスマスカードを送ったり、毎年連絡を取りあう仲だった。『ブラック・レイン』の撮影の終わり に、彼から貰った編み細工の美しい籠(かご)は今でも大事にとってあるよ。それを見るたびに“ケン・タカクラ”を思い出すんだ。彼は とても優しくて寛大な人だった。右も左も分からなかった(東京、いや、)大阪に滞在していた僕たちにいつも親切に気持ちよく接して くれたことは今でも忘れられない。懐が深い人で、俳優としてもとても素晴らしい人だった」。『エクソダス:神と王』は2015年1月30日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月05日俳優のクリスチャン・ベールが旧約聖書の英雄モーゼを演じる『エクソダス:神と王』(2015年1月30日公開)のワールドプレミアが現地時間3日、ロンドン中心街のレスター・スクエアにて開催され、併せて行われたインタビューでリドリー・スコット監督が、『ブラック・レイン』で主役に起用した高倉健さんとの思い出を語った。『グラディエーター』などで知られるリドリー・スコット監督は、1989年の『ブラック・レイン』で、11月10日に亡くなった高倉健さんを主人公に起用。このたび、ハリウッドの映画人が高倉さんに寄せる初の公式発言で「彼はいつも協力的で、周りに気を配る人だった」と語り、「ある時、僕はひどい風邪をひきながらタバコを吸い続けていた時期があった。健さんはそんな僕に毎朝『タバコはやめた方がいい』と助言してくれた。風邪がもう6週間も続いていると知ると、『私がそれを治してみせる』と言って翌日には漢方薬を持ってきてくれたりした。その薬を飲んだ2日後にはすっきり治ってしまったのをよく覚えている」とエピソードを披露した。そして、「お互いにクリスマスカードを送ったり、毎年連絡を取りあう仲だった」と言い、「『ブラック・レイン』の撮影の終わり に、彼からもらった編み細工の美しい籠は今でも大事にとってあるよ。それを見るたびに"ケン・タカクラ"を思い出すんだ」とコメント。「彼はとても優しくて寛大な人だった。右も左もわからなかった大阪に滞在していた僕たちに、いつも親切に気持ちよく接してくれたことは今でも忘れられない。懐が深い人で、俳優としてもとても素晴らしい人だった」と高倉さんへの思いを語った。ワールドプレミアでは、エジプト風の装飾が施された深紅のカーペットに、リドリー・スコット監督やモーゼ役のクリスチャン・ベール、ラムセス役のジョエル・エドガートン、名優ベン・キングズレー、モーゼの妻を演じるマリア・バルベルデらが登場。熱気に包まれる中、リドリー・スコット監督は「クリスチャンはパーフェクトにモーゼを演じてくれたし、ジョエルがいなければこの映画はできなかっただろう」とキャスト陣を絶賛し、クリスチャン・ベールは「非常に多く人に大きな意味のある物語なので、この役を正しく演じられるかプレッシャーを感じていた」と打ち明けた。リドリー・スコット監督が「(自身の作品として)過去最大の予算を投じた」と語る『エクソダス:神と王』は、旧約聖書の「出エジプト記」につづられたモーゼの英雄譚を映画化したアドベンチャー超大作。紀元前1300年、栄華を誇った巨大王国エジプトで王家で養子として育てられたモーゼは、エジプト人に虐げられているヘブライの民を救うため、兄弟同然に育てられたエジプト王ラムセスに反旗を翻し、"約束の地"を求めて旅に出る。そして、"神に選ばれた男"英雄モーゼと、"神になろうとした男"ラムセスを巡る、興奮と感動の物語が繰り広げられる。(C) 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.
2014年12月05日『グラディエーター』でアカデミー賞「作品賞」に輝く巨匠リドリー・スコット監督が、クリスチャン・ベイルを主演に迎えて贈る『エクソダス:神と王』。このほど、スコット監督も渾身の本作から劇場用本ポスターが到着。また、最新の予告映像も解禁され、過去最大規模のスケールで描かれた本作の製作秘話も明らかになった。本作は、旧約聖書に記された“神に選ばれた男”英雄モーゼと、“神になろうとした男”ラムセスという、運命に翻弄されたふたりの男を巡る人類史上最古の英雄譚。舞台は紀元前1300年、栄華を誇る巨大王国エジプト。その王家で養子として育てられたモーゼ(クリスチャン・ベイル)は、数奇な運命に導かれ、兄弟同然に育てられたエジプトの王ラムセス(ジョエル・エドガートン)に反旗を翻す。やがてモーゼは、400年もの間、虐げられている40万の民を救うため、“約束の地”を求める苦難と冒険の旅路に就くが――。豪華キャストによるエモーショナルな人間ドラマに加え、3,300年に渡って語り継がれてきたモーゼの“10の奇跡”を、科学的な史実であるという視点から最新の視覚効果と3D技術を駆使して完全映像化し、映画史上かつてないスケールで描き出していく本作。徹底したリアリティを追及するスコット監督は、イギリスのパインウッド・スタジオで屋内のシーンを撮影した後、地中海に面したスペインで大規模なロケ撮影を行ったという。王ラムセスの宮殿、ヘブライの貧民街、エジプトの街並の巨大なセットが実際に建てられ、撮影のエキストラは延べ15,000人。バトルシーンの撮影ではカメラ17台を投入し、馬55頭、騎手48人、エキストラ300人が一堂に会し、チャリオット(戦闘用の二輪馬車)での壮絶な戦いを繰り広げた。また、“奇跡”のシーンを始め、蛇、ラクダ、鷲、チーター、象、そして400匹の蛙など、多くの本物の生きた動物たちも物語の影の主役になっており、制作関係者たちは「『グラディエーター』『ロビン・フッド』『キングダム・オブ・ヘブン』の3本を足しても本作の規模には及ばない」とコメントを寄せるほど。まさに映画史に残る、前代未聞の撮影規模であったこと伺わせている。さらに、『ダークナイト』で新たなヒーロー像を確立したオスカー俳優クリスチャン・ベイルは、本作でも、これまで語り継がれてきたモーゼ像を一新。到着したビジュアルからも、たったひとりで巨大なエジプト軍に挑む“戦うモーゼ”と、モーゼが導く“10の奇跡”が見て取れる。ベイル自身、「あまりに大きなプレッシャーをかけられた男が、前へ進もうとする話」と語っている本作。2015年、世界は人類が初めて経験した“奇跡”を目の当たりにし、新たなヒーローの誕生を目撃することになるかもしれない。『エクソダス:神と王』は2015年1月30日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月27日俳優のクリスチャン・ベールが旧約聖書の英雄モーゼを演じるリドリー・スコット監督最新作『エクソダス:神と王』(2015年1月30日公開)の劇場用本ポスターと最新予告編が27日、公開され、本作の製作秘話も明らかになった。本作は、旧約聖書の「出エジプト記」でつづられる「モーゼの奇跡」を、最新の視覚効果と3D技術を駆使して壮大なスケールで描いたアドベンチャー超大作。紀元前1300年、栄華を誇った最強王国エジプトを舞台とし、その王家で養子として育てられたモーゼは、兄弟同然に育てられたエジプトの王ラムセスに反旗を翻し、たった1人で40万のヘブライの民を救うため、"約束の地"を求める旅に出る。そして、"神に選ばれた男"英雄モーゼと、"神になろうとした男"ラムセスの2人を巡る、興奮と感動の物語が繰り広げられていく。徹底的にリアリティを追求した本作では、屋内シーンを撮影した後、地中海に面したスペインでロケ撮影が行われた。ラムセスの宮殿、ヘブライの貧民街、エジプトの街並みの巨大セットが実際に建てられ、エキストラは延べ1万5,000人。戦闘シーンの撮影ではカメラ17台を投入し、馬55頭、騎手48人、エキストラ300人が一堂に会し、チャリオット(戦闘用の二輪馬車)での壮絶な戦いを繰り広げた。そのほか、蛇、ラクダ、ワシ、チーター、象、そして、400匹のカエルなど、さまざまな本物の生きた動物たちが物語を引き立てている。『グラディエーター』でアカデミー賞作品賞に輝いたリドリー・スコット監督は「(自身の作品としては)過去最大の予算を投じた」と語っており、制作関係者たちも「『グラディエーター』『ロビン・フッド』『キングダム・オブ・ヘブン』の3本を足しても本作の規模には及ばない」と明かす。なお、このたび公開されたポスタービジュアルでは、たった1人で巨大なエジプト軍に挑むモーゼと、モーゼが導く"10の奇跡"が描かれている。(C) 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.
2014年11月27日リドリー・スコット監督が旧約聖書に綴られたモーゼの物語を基に描いたアドベンチャー映画『エクソダス:神と王』のポスター画像が公開になった。スクリーン上で英雄が起こした“奇跡”の数々を描き出すため、スコット監督は過去最大のスケールで撮影にのぞんだという。その他の写真本作は紀元前1300年を舞台に、最強の王国エジプトの王家の養子として育てられるも、兄弟同然に育ったエジプトの王ラムセスに反旗を翻した男モーゼの数奇な運命を描いた超大作。ヘブライの民を救うために繰り広げられるエジプト軍との壮絶な戦いや、有名な紅海の海が真っ二つに割れる場面も登場する。『ダークナイト』トリロジー、『アメリカン・ハッスル』のクリスチャン・ベイルがモーゼ役を、“狂気の王”として彼の前に立ちはだかるラムセス役を『ゼロ・ダーク・サーティ』『華麗なるギャッビー』のジョエル・エドガートンが演じ、ベン・キングズレー、シガーニー・ウィーバー、ジョン・タトゥーロらが出演する。長きに渡って繰り返し語り継がれてきた物語を、21世紀のスクリーンに新たに描き出すため、スコット監督は徹底的にリアリティを追求することを決めた。その結果、『エイリアン』の撮影も行われたイギリスのパインウッド・スタジオで屋内シーンを撮影した後、地中海に面したスペインで大規模なロケ撮影が行われることになった。ラムセスの宮殿、ヘブライの貧民街、エジプトの街なみの巨大セットが実際に建てられ、15000人ものエキストラが撮影に参加。さらに戦争のシーンでは17台のカメラが持ち込まれ、馬55頭、騎手48人、エキストラ300人が戦闘を展開した。本作の撮影規模は、過去のリドリー・スコット作品の中でも最大であるばかりか、彼の過去作『グラディエーター』『ロビン・フッド』『キングダム・オブ・ヘブン』の3本を足しても本作の規模には及ばないほどだという。監督がこれだけの予算と人材を投じて描くのは、民を守るために立ち上がり、苦境に決して負けることなく戦い抜こうとした男が起こす“奇跡”の数々だ。このほど公開されたポスター画像には、自身の運命と真正面から向き合い、戦うことを決めた主人公モーゼの凛々しい姿と、“戦う者だけに「奇跡」は訪れる”というコピーがデザインされており、映画ファンの期待をさらに高める内容になっている。『エクソダス:神と王』2015年1月30日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2014年11月27日にぎやかなハロウィンも終わり、街はすっかりクリスマス・モード。実は今年、イエス・キリストの降誕を祝うクリスマスの前から年始にかけて、“聖なる”映画が続々と公開され、早くも話題を呼んでいる。世界で最も名高く、最も多くの人々に読まれているベストセラーである「聖書」。中でもイエス・キリストの数奇な生涯の物語は広く愛され、ジョージ・スティーブンス監督の『偉大な生涯の物語』(’65)、マーティン・スコセッシ監督の『最後の誘惑』(’88)、メル・ギブソン監督の『パッション』(’04)と、映画史に残る大作のテーマにもされてきた。時代が移り変わっても、「聖書」がこれほどまでに人々を惹きつけるのは、普遍的な魅力を放つ“奇跡”を語り続けてきたから。そして2015年1月10日(土)、日本にも、キリストの“奇跡”を描き全米大ヒットとなった『サン・オブ・ゴッド』が登場する。本作は、2014年2月に全米公開されるや初登場で第2位を記録、3週連続でトップ10入りを果たし、世界各国でも大ヒットに。特に映画史上、最も端正な顔立ちのキリストとして主演し、“ホット・ジーザス”との愛称までついたポルトガルの新鋭ディオゴ・モルガドの存在は大きな注目を集めた。ローマ帝国支配下に、救い主(メシア)としてこの世に現れたイエス・キリスト。その誕生から復活までを聖書に忠実に再現しながら、歴史的背景にも触れたスペクタクル巨編となる本作は、イエスの十二使徒のひとりであるヨハネを語り部となり、「ラザロの復活」を始めとする有名なエピソードを織り込みながら、イエスが行った伝道活動の軌跡をたどっていく。一方、12月13日(土)には、一命をとりとめた少年が話し始めた天国の旅行記が聖書の内容と酷似していた、という実話を基にした『天国は、ほんとうにある』が公開される。アメリカ、ネブラスカ州。ある日、3歳になる男の子コルトンが高熱と嘔吐を繰り返し、病院に緊急搬送される。生死の境をさまようコルトンに、牧師でもある父トッド(グレッグ・キニア)は、神に祈るしかなかった。やがてコルトンは一命をとりとめたが、元気になったコルトンがトッドに語り始めたのは、手術中に天国を旅してきた話。それは、あまりにも聖書の内容と一致する、天国の描写だった…。また、旧約聖書における有名な人物モーゼにオスカー俳優クリスチャン・ベイルが扮し、リドリー・スコット監督がかつてないスケールと巨額の製作費で描いた『エクソダス:神と王』は、1月30日(金)に公開となる。舞台は、紀元前1300年。ヘブライの民を救うため、兄弟同然に育ったエジプト王・ラムセス(ジョエル・エドガートン)に反旗を翻したモーゼ(クリスチャン・ベイル)。砂漠でのエジプト軍との壮絶な戦い、エジプト全土を襲うさまざまな厄災に、有名な紅海の海割れなどを圧倒的映像美で実現させながら、“約束の地”を目指すモーゼの長い旅路を描き出す。加えて、全米で『天国は、ほんとうにある』、そして『ノア 約束の舟』と共にベストテンにランクインする大ヒットとなっていた、無神論者の哲学教授VS神の存在の証明に挑む大学生を描く『神は死んだのか』(12月13日公開)も登場。こちらも一連の作品に、一石を投じることになる可能性は高い。イエス・キリストにモーゼ、そして現代に起こった聖書にまつわる奇跡の実話。いままで、知っていそうで知らなかった聖書の入門編としても楽しめる“聖なる”物語に、この冬、ぜひ触れてみては?『サン・オブ・ゴッド』は2015年1月10日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月12日紀元前1,300年のエジプトを舞台に、人類史上最大の“モーゼの奇跡”をクリスチャン・ベイル主演で描くスペクタル・アドベンチャー超大作『エクソダス:神と王』。『グラディエーター』でアカデミー賞「作品賞」を受賞したリドリー・スコット監督が「過去最大の予算を投じた」と語る渾身作の本予告映像が解禁となった。栄華を誇るエジプト王家で、養子として育てられたモーゼ(クリスチャン・ベイル)。彼は、兄弟同然に育てられたエジプト王・ラムセス(ジョエル・エドガートン)に反旗を翻し、400年もの間虐げられている40万ものヘブライの民を救うため、たったひとりで“約束の地”を求める旅路に就く…。先日、米・ロサンゼルスにてマスコミ関係者向けにフッテージ上映会が開催され、30分間にも及ぶ本編の一部が初お披露目となった本作。そして、前回公開された予告映像からさらにスケールアップした本予告映像が、日本にも到着した。ベイルやジョエル・エドガートン、ベン・キングズレー、シガーニー・ウィーバーといった実力派の豪華キャストが織りなすエモーショナルなドラマだけでなく、最新の視覚効果と3D技術を駆使して完全映像化を実現。エキストラは延べ15,000人、1シーンで使用したカメラは最大17台。さらに猛威を振るう“10の災い”のシーンでは、多数の生きた本物の動物が使われており、かつてないほどの壮大なスケールとリアリティが追求されている。特に、上映会では、科学的根拠に基づいて映像化されたという蛙の大量発生、真っ赤な血に染まるナイル川、紅海の圧巻の海割れなど、語りつがれてきた“モーゼの奇跡”の数々に多くのメディアが度肝を抜き、全米各誌もこぞって絶賛。また、上映会に登壇した主演のベイルは、「モーゼのストーリーをどこまで描くか選ばなければならなかった。脚本を執筆したスティーヴ・ザイリアンは、本作を革命の話として捉え、彼の解釈による(革命家としての)エクソダスのストーリーとなった。だからこそ、このタイトルは“モーゼ”ではなく“エクソダス”なんだ。モーゼはとてつもない重荷を背負い、運命に抗いながら懸命に頑張る。本作では、あまりに大きなプレッシャーをかけられた男が、前へ進もうとする話にすべきだと思った」と、アツくコメント。『ザ・ファイター』『アメリカン・ハッスル』など、そのなりきりぶりで知られ、『ダークナイト』3部作ではバットマンをリアルなひとりの男として体現した演技派のベイルが、どのようなモーゼ像を演じているのか、注目を集めている。今回解禁された映像は、まだほんの一部。リドリー・スコットが描く最大規模の“奇跡”から、今後も目が離せない。『エクソダス:神と王』は2015年1月30日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月29日リドリー・スコット監督が旧約聖書に綴られたモーゼの物語を基に描いたアドベンチャー映画『エクソダス:神と王』の新映像がこのほど公開になった。本作は“神になろうとした男”ラムセスと、“神に選ばれた男”モーゼを主人公にした壮大なスペクタクルを描いた作品だ。最新映像本作は紀元前1300年を舞台に、最強の王国エジプトの王家の養子として育てられるも、兄弟同然に育ったエジプトの王ラムセスに反旗を翻した男モーゼの数奇な運命を描いた超大作。ヘブライの民を救うために繰り広げられるエジプト軍との壮絶な戦いや、有名な紅海の海が真っ二つに割れる場面も登場する。『ダークナイト』トリロジー、『アメリカン・ハッスル』のクリスチャン・ベイルがモーゼ役を、“狂気の王”として彼の前に立ちはだかるラムセス役を『ゼロ・ダーク・サーティ』『華麗なるギャッビー』のジョエル・エドガートンが演じ、ベン・キングズレー、シガーニー・ウィーバー、ジョン・タトゥーロらが出演する。このほど公開された新映像では、栄華を極めた巨大王国エジプトの光景と、彼らに虐げられているヘブライの民の姿が描かれる。何不自由のない生活を送り、人々から信頼と賞賛を集めていたモーゼは数奇な運命に導かれるように、ラムセスと刃を交える。映像の後半は神が起こしたかのような災難が次々に登場し、40万の民を率いるモーゼと彼らを根絶やしにしようとするラムセスの対決と、モーゼが起こす“奇跡”が描かれる。主演のベイルは「モーゼのストーリーをどこまで描くか選ばなければならなかった。脚本を執筆したスティーヴ・ザイリアンは、本作を革命の話として捉え、彼の解釈による(革命家としての)エクソダスのストーリーとなった。だからこそ、このタイトルは“モーゼ”ではなく“エクソダス”なんだ。モーゼはとてつもない重荷を背負い、運命に抗いながら懸命に頑張る。本作は、あまりに大きなプレッシャーをかけられた男が、前へ進もうとする話にすべきだと思った」とコメント。モーゼの話は長年に渡って繰り返し語られてきたが、本作では最新の映像技術と壮大なスケールで、“新たなモーゼの物語”を描き出すようだ。『エクソダス:神と王』2015年1月30日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2014年10月29日クリスチャン・ベールが、ウォルター・アイザックのベストセラーノンフィクション本『ジョブス』の映画化に出演を交渉中だ。その他の情報ベールがこの映画でジョブスを演じるというニュースはかなり前にも流れたが、後に「まったく根拠のない噂」との否定説が出ていた。一時はレオナルド・ディカプリオが興味を示していたこともある。監督はデヴィッド・フィンチャーが話し合いを進めていたが、最終的にはダニー・ボイル監督に決まった。脚色は『ソーシャル・ネットワーク』のアーロン・ソーキンが手がける。撮影開始は、来年春を目指しているようだ。ベールの次回作は、リドリー・スコット監督の『エクソダス:神と王』。日本公開は2015年1月30日(金)。来年は、テレンス・マリック監督作2作品『Untitled Terrence Malick Project(原題)』『Knight of Cups(原題)』の公開が控えている。文:猿渡由紀
2014年10月16日