ナショナル・ボード・オブ・レビューの最優秀作品に『A Most Violent Year(原題)』が選ばれた。犯罪に満ちた1981年のニューヨークを舞台にしたダークなドラマで、同作品に出演するオスカー・アイザックとジェシカ・チャステインも、それぞれ主演男優賞、助演女優賞を受賞した。主演男優賞では、『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のマイケル・キートンも同時受賞している。その他の情報主演女優賞は『Still Alice(原題)』のジュリアン・ムーア、助演男優賞は『バードマン・・・』のエドワード・ノートン、監督賞は『アメリカン・スナイパー』のクリント・イーストウッド。アニメ賞は『ヒックとドラゴン2』、」外国語映画部門にはアルゼンチンの『Wild Tales(原題)』が輝いている。文:猿渡由紀
2014年12月04日米BOX OFFICE MOJOは11月14日~11月16日の全米週末興業成績を発表した。『Dumb and Dumber To(原題)』が初登場首位にランクイン。1994年に大ヒットしたジム・キャリー&ジェフ・ダニエルズのコメディー『ジム・キャリーはMr.ダマー』の続編で、ロイド&ハリーの“おバカ”コンビが20年ぶりに復活し、存在すら知らなかったハリーの子どもたちを探し出すため珍道中を繰り広げる。4位『Beyond the Lights(原題)』も今週初登場。米TVシリーズ『TOUCH/タッチ』のクレア・ホプキンス役のググ・バサ=ローがスター歌手を演じる人間ドラマ。監督は『リリィ、はちみつ色の秘密』のジーナ・プリンス=バイスウッドが務め、恋人役をネイト・パーカー、母親役をミニー・ドライヴァーが演じている。前週1位のディズニー最新作アニメ『ベイマックス』は2位に転落。週末興収は3,601万ドルと勢いは落ちたものの、累計興行収入は公開2週間で1億1,165万3,000ドルと1億ドルの大台に早くも到達した。1位に押され、同じくクリストファー・ノーラン監督最新作の『インターステラー』も2位から3位にランクダウン。累計興行収入は9,781万ドルと、こちらも1億ドルが目前に迫った。その他10位の『Birdman(原題)』は、初登場20位から徐々に順位を上げ、公開5週目にして初のトップ10入り。『バベル』のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの最新作で、主演のマイケル・キートンをはじめ、ナオミ・ワッツ、エドワード・ノートンら豪華キャストが顔を揃える。かつて世界的な人気を博しながらもその後転落した人生を送る俳優が、再び再起をかけてブロードウェーに挑む物語を描く。『ゼロ・グラビティ』でアカデミー賞を受賞した撮影監督がほぼワンカットで撮影した映像も話題。
2014年11月17日サンタバーバラ映画祭が俳優に対して贈る最高賞、モダン・マスター賞の受賞者に、マイケル・キートンが決まった。サンタバーバラ映画祭は、毎年1月末から2月初めにかけて行われる。小規模だが、賞レースの真っ最中に実施されるため、オスカーに向けてのキャンペーンに有効と考えられている。キートンは、現在北米で限定公開中のアルハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督作『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』に主演。主演男優部門で有力候補とささやかれている。映画祭側は、キートンの長くユニークなキャリアに対してこの賞を贈ると声明を発表しているが、『バードマン…』での名演が選考に大きく影響したのは明らかだ。『バードマン…』でキートンが演じるのは、かつてスーパーヒーロー役で大人気を集めたハリウッド俳優。近年はキャリアがまったくぱっとせず、ブロードウェイで劇を演出し、復活をはかろうとする。共演はエドワード・ノートン、ナオミ・ワッツ、エマ・ストーン、ザック・ガリフィアナキスら。日本公開は2015年の春。文:猿渡由紀
2014年10月22日レオナルド・ディカプリオが「国連平和大使」として、地球の気候変動問題を広める役目を担うことになった。国連の潘基文事務総長は、1998年に環境や野生動物の保護を支援する「レオナルド・ディカプリオ財団」を設立して活動を続けるレオについて、「世界有数のスター俳優であるだけではなく、長いスパンで環境問題に関わる」と任命の理由を語った。レオは今年2月に海洋保護のために300万ドル(約3億円)を寄付、その後も2年間で700万ドル(約7億円)の寄付する予定と宣言している。レオは今回の任命について、「我々が直面する重要な問題の1つ(気候変動問題)に取り組む事務総長のお手伝いをできるのは光栄なことです。人類の歴史上、重要なこの時期に発言をする道義的な責任を感じています。いまこそ行動のときです。今後の数年間で気候の危機にどう対応するかで、人類と地球の運命が決まります」と声明を発表した。国連の平和大使には、これまでにマイケル・ダグラス、ジョージ・クルーニー、エドワード・ノートンやシャーリーズ・セロンなどが任命されている。レオは23日(現地時間)に国連本部で開催される気候変動問題サミットで開幕演説をする予定。その2日前の21日に行なわれるクリントン財団のパーティでもレオの表彰を予定しているという。(text:Yuki Tominaga)
2014年09月18日本年度ベルリン国際映画祭「銀熊賞(審査員グランプリ)」を受賞し、公開するやいなや各国で次々と記録を更新、ウェス・アンダーソン監督最高の大ヒットとなり、世界中で大旋風を巻き起こしている『グランド・ブダペスト・ホテル』。先日、一般の方を抽選で募った『グランド・ブダペスト・ホテル』リレー試写会が行われ、上映後のトークショーには、かねてからアンダーソン監督と親交の深いファッションライター・エディターの野村訓市氏が登壇したが、なんと、そこに『her/世界でひとつの彼女』のプロモーションで来日していたスパイク・ジョーンズ監督が、飛び入りで参加していたことが分かった。世界大戦前夜の1932年、美しい山々を背に優雅に佇む、ヨーロッパ随一のグランド・ブダペスト・ホテル。エレガントな宿泊客たちのお目当ては、“伝説のコンシェルジュ”グスタヴ・H(レイフ・ファインズ)だ。ある日、グスタヴの長年のお得意様である伯爵夫人のマダムD(ティルダ・スウィントン)が殺され、遺言で貴重な絵画「少年と林檎」を贈られたグスタヴが容疑者にされてしまう! グスタヴは自らの潔白を証明するため、そして命より大切なホテルの威信を守るために、愛弟子のベルボーイ・ゼロ(トニー・レヴォロリ)と共に、ヨーロッパ大陸を逃飛行しながら謎に挑む──。一般試写会後のトークショーに登壇したのは、数々のファッション誌、カルチャー誌にてライター・編集者をしている野村さんと、そのこだわりとセンスから圧倒的支持を得ている男性誌「POPEYE」編集長の木下孝浩氏。実は野村さんは、アンダーソン監督初期の作品から出演し続けているビル・マーレイやエイドリアン・ブロディ、エドワード・ノートン、ティルダ・スウィントン、さらにウィレム・デフォー、ジュード・ロウ、シアーシャ・ローナン、レア・セドゥら超豪華なキャストに混じって、日本人ツーリスト役として出演を果たしていたのだ。「撮影が行われたのは一昨年の1月で、少し会うつもりだったのに、急にウェスのスタッフからメールがガンガン届くんです。身長は何センチだ、髪型はどんなだ、髭は生えているか?とか」と、ふり返る野村さん。本作は現代、1960年代、そして大戦前夜の3つの時代が描かれているが、ジュード・ロウも出演する60年代のシーンで出演することになったという。仕事で事前のフィッティングが出来ず、衣装を自前で用意することになったのだが、アンダーソン監督独特のこだわりから、持っていったパンツの裾を有無を言わさずバッサリ切られてしまったという野村さん。それを受け、木下さんは「この作品に限らずですが、とにかくファッション、セット、スタイルが洒落ていますよね。N.Y.のテイラーで自分のスーツを作り続けていたり、こだわりが普通じゃなくて、ほかのニューヨーカーとは違う」と監督のセンスを絶賛。「あとは彼が取材嫌いっていうのも編集者としてはそそられます」と話した。また、野村さんは「現場での夕食は必ずみんなで食べるのが決まり(笑)。僕は数日でしたが、ほぼずっといたレイフ(・ファインズ)は『たまには外でひとりで食べたい』と言っていたが、ウェスに『だめだ』と言われたそうです」と、アットホームな雰囲気を感じさせる撮影中のエピソードも明かしてくれた。すると、質疑応答でサプライズが!野村さんとやはり親交があり、飛び入り参加していたスパイク・ジョーンズ監督がなんと挙手!野村さんに役作りについて質問し、会場は一気にヒートアップした。最後は、野村さんが「『グランド・ブダペスト・ホテル』が豪華キャストによるミステリー仕立てのエンターテイメントだとしたら、『her』は主役のホアキン・フェニックスと声だけの出演だけどスカーレット・ヨハンソンの感情の揺れ動きを描いたエモーショナルな作品。同世代のふたりの監督が互いに違ったアプローチで作ったこの2作品を、ぜひみなさん観てください!」と締めくくった。『グランド・ブダペスト・ホテル』は6月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グランド・ブダペスト・ホテル 2014年6月6日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテほか全国にて公開(C) 2013 Twentieth Century Foxher/世界でひとつの彼女 2014年6月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2013 Untitled Rick Howard Company LLC All rights reserved.
2014年05月29日米エンタメ情報サイト「eonline」が、「マーベル・シネマティック・ユニバース」と呼ばれる興行収入合計約5,150億円にのぼるマーベル映画7作の中から、出演俳優の“セクシー・ランキング”が発表された。この企画、必ず“上半身ヌードのシーンのある俳優に限る”という、女子にとっては眼福な内容だ。いよいよ日本公開が迫る『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(4月19日)を控えた、色気あふれるマーベル・ヒーローたちのランキングをご紹介しよう。■1位クリス・エヴァンス(『キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー』のスティーブ・ロジャース=キャプテン・アメリカ役)「eonline」内で紹介されているのは、国のために戦いたい、戦士になりたいと"スーパー・ソルジャー"計画の実験台となり、超人血清のおかげで、見事な体躯に変貌したクリスの姿。『アベンジャーズ』公開時のインタビューで、雷神・ソーを演じるクリス・ヘムズワースをして「美しい筋肉」と言わしめたクリス・エヴァンスがトップに輝いた。■2位クリス・プラット(『Guardians of the Galaxy』のピーター・クイール=スター・ロード役)全米で今年8月公開のため、日本ではもちろん海外でも詳細は不明ながら、公開された予告編では『ゼロ・ダーク・サーティ』で一躍名を上げたクリス・プラットの見事に割れた腹筋が話題を呼び、見事ランクイン。■3位クリス・ヘムズワース(『マイティ・ソー』のアスガルドの王子でオーディーン王の息子・ソー役)地球に落下し、後に恋人となるジェーン(ナタリー・ポートマン)に助けられ、地球の洋服を与えられ、戸惑いながら着替えているクリスの姿でランクイン。少しマニアックな話をするならば、サブ・プロットでソーが人気ブランド「アバクロンビー&フィッチ(Abercrombie & Fitch)」のモデルになってほしいと、女子なら願わずにはいられないはずだ。■4位クリス・ヘムズワース(『マイティー・ソー/ダーク・ワールド』の雷神ソー役)戦いの後、水浴びをし、上半身から滴り落ちる水を布でぬぐうクリスの姿がセクシー全開!前作から2年のへだたりがあるが、クリスがさらに筋肉を大きく鍛えたのが見て取れ、まさに古代の戦士のような体躯だ。■5位セバスチャン・スタン(『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のジェームズ・ブキャナン・"バッキー"バーンズ=ウィンター・ソルジャー役)前作の『キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー』で鮮烈な印象を残したセバスチャン。紹介されているのは悪の組織・ハイドラによって洗脳を受けるシーン。セバスチャンも、ウィンター・ソルジャーになるにあたり、相当なトレーニングを重ねたようだ。6位以下は次のとおり。■6位ロバート・ダウニー・Jr(『アイアンマン3』のトニー・スターク=アイアンマン役)■7位マーク・ラファロ(『アベンジャーズ』のブルース・バナー=ハルク役)■8位エドワード・ノートン(『インクレディブル・ハルク』のブルース・バナー=ハルク役)■9位ロバート・ダウニー・Jr(『アイアンマン』のトニー・スターク=アイアンマン役)■10位ハルク(『アベンジャーズ』のハルク役)■11位ティム・ロス(『インクレディブル・ハルク』のエミル・ブロンスキー=アボミネーション役)■12位クリス・エヴァンス(『キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー』のスティーブ・ロジャース役)■13位ミッキー・ローク(『アイアンマン2』のイワン・ヴァンコ=ウィップラッシュ役)「マーヴェル・シネマティック・ユニバース」では、現在『Avengers:Age of Ultron』(原題)が撮影中、その他『マイティ・ソー』、『キャプテン・アメリカ』ともに第3弾の製作が発表されている。(text:Mieko Nakaarai)■関連作品:キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 2014年4月19日より2D/3Dで同時公開(C) 2014 Marvel. All Rights Reserved.
2014年04月08日フェンディ(FENDI)は、6月公開予定のウェス・アンダーソン監督の最新映画『グランド・ブダペスト・ホテル』のために、劇中に登場するコートやアクセサリーを製作した。同作は、ヨーロッパ随一のホテルを舞台に繰り広げるミステリー・エンターテインメント作品。フェンディは、アカデミー賞も受賞した映画衣装デザイナーのミレーナ・カノネロと協力し、エドワード・ノートンや、ティルダ・スウィントンら俳優達の衣装を手掛けた。ノートン扮するヘンケル警部が着るグレーのアストラカンファーミリタリーコートや、スウィントン演じるマダムDのまとうブラックミンクの襟、ラグジュアリーなイタリア製シルクベルベットケープの手描きのディテールと袖などもフェンディのデザイン。フェンディは以前にもルキノ・ヴィスコンティ監督『家族の肖像』のシルヴァーナ・マンガーノやアラン・パーカー監督『エビータ』のマドンナなどの衣装を手掛けている。フェンディのチェアマン兼CEOのピエトロ・ベッカーリは「イタリア、ヨーロッパ、そしてアメリカで製作される映画のために思い出に残る衣装を作るのは、フェンディのDNAと歴史に根ざしたもの」とコメントを発表している。
2014年03月24日1999年のデヴィッド・フィンチャー監督、エドワード・ノートン、ブラッド・ピットのW主演のバイオレンス映画の傑作『ファイト・クラブ』の続編が、原作者チャック・パラニュークの手によって、グラッフィック・ノベルとして発表されることが明らかになった。空虚な生活を送るヤング・エグゼクティブのジャック(エドワード)は、謎の男タイラー(ブラッド)に導かれるまま、謎の秘密組織「ファイト・クラブ」のメンバーになる。そこは鍛え抜かれた男達が己の拳のみを武器に闘いを繰り広げる、壮絶で危険な空間だった。タイラーはそのうち「スペース・モンキーズ」という黒服軍団を組織し、その組織は、男たちが地位や名声を捨て殴りあうだけの「ファイト・クラブ」から、現代の社会構造や物質至上主義に疑問を持つ男たちの集まりへと徐々に姿を変えてゆき、さらに、タイラーの発案した「騒乱計画(プロジェクト・メイヘム)」、社会的権威に対する破壊工作をを実行するためのテロリスト集団に変貌していく。畳み掛けるようなストーリー展開もさることながら、実はジャック=タイラーであり、タイラーはジャックの心の中に住む願望を実現する「アルター・エゴ」だった、というラストのどんでん返しが見事な傑作である。ここまでが17年前に描かれたストーリー。チャックが自身のファンサイトに明らかにしたところによれば、続編はそれから10年後が舞台で、今度はタイラーの視点でストーリーが語られる形式をとるらしい。ジャックは10年前の恋人マーラと結婚しており、息子まで授かっているが、まだタイラーはジャックの中に住み、外に出る機会を狙っていた。ある日、息子が行方不明になった(タイラーによる誘拐)時、ジャックは「騒乱計画」の世界に戻ることを決意する、という内容だという。そしてグラフィック・ノベルは数巻からなり、発行する会社が許せば2015年にはその全貌が明らかになるようだ。もしまた、あの圧倒的な暴力描写と一種の世紀末的カオスの世界観が見られるのであれば、ぜひ再びエドワードとブラッドの主演で映画化を望みたい企画である。(text:Mieko Nakaarai)
2013年07月24日『ダージリン急行』などユニークな作風で知られるウェス・アンダーソン監督の新作『ムーンライズ・キングダム』の日本公開を記念して、劇中に登場するカワイイ美術や衣装をイメージしたコンセプトショップが来年1月4日(金)、“渋谷ヒカリエ”にある「Creative Lounge MOV内 aiiima」にオープンする。その他の写真『ムーンライズ・キングダム』は、小さな島を舞台に12歳の少年と少女が実行した“愛の逃避行”に巻き込まれていく大人たちの姿をユーモラスに描いた物語。島でたったひとりの警官をはじめ、頼りないボーイスカウトの隊長、冷酷な福祉局員など個性豊かな大人たちをブルース・ウィリス、ビル・マーレイ、エドワード・ノートンら豪華ハリウッドスターが演じていることも見どころで、今年のカンヌ国際映画祭オープニング作品に抜擢されたほか、第70回ゴールデン・グローブ賞作品賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされるなど注目を集めている。劇中には、アライグマのワッペンがあしらわれたボーイスカウトのユニフォームや色彩豊かなテント、カヌーなど、個性豊かな可愛らしい衣装、小道具が登場する。このほどオープンするショップは、中目黒にあるギャラリー兼ショップスペースsakumottoのプロデュースで、映画の世界観に沿った空間づくりをテーマに映画関連グッズやアウトドア、キャンプ、自然などをモチーフにしたアクセサリー、アパレル、インテリアなどさまざまなアイテムが展開されるという。ほか、“カワイイアウトドアスタイル”をテーマにキャンプグッズなどを提案するメルヘンキャンプ主宰の兎村彩野氏によるアートワークや、ヨーロッパ、日本で活動するアーティスト、オードリー・フォンドゥカブ氏が映画にインスパイアされて製作した空間演出も楽しめる。期間は1月4日(金)から同月14日(月)まで。公開に先がけて、映画の世界観をのぞいてみてはどうだろうか。『ムーンライズ・キングダム』2013年2月8日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国公開
2012年12月28日インディペンデント映画を対象にしたゴッサム・アワードで、ウェス・アンダーソン監督の『ムーンライズ・キングダム』が作品賞を受賞した。同作品は、2月に発表になるインディペンデント・スピリット・アワードにもノミネートされており、アワードシーズンの本格的な到来に向けて勢いを増している。『ムーンライズ・キングダム』は、今年5月のカンヌ映画祭のオープニング作品に選ばれたコメディ映画。ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン、ビル・マーレー、ティルダ・スウィントンらが出演する。ゴッサム・アワード発表後に発表されたインディペンデント・スピリット・アワードのノミネーションにも食い込んでおり、オスカー候補入りの可能性も匂わせてきた。昨年はこの賞を『ツリー・オブ・ライフ』と『人生はビギナーズ』の2作品が受賞しており、『ツリー・オブ・ライフ』がオスカーにノミネートされている。ゴッサム・アワード作品部門の候補に上がっていたのは、同作品のほかにポール・トーマス・アンダーソンの『ザ・マスター(原題)』、ジャック・ブラック主演の『Bernie』、ガエル・ガルシア・ベルナルが出演する『The Loneliest Planet』、アントン・イェルチン出演の『Middle of Nowhere』。監督賞に輝いたのは『Beasts of Southern Wild』の新人監督ベン・ザイトリン氏。演技部門ではエミリー・ブラント主演の『My Sister’s Sister』がアンサンブル・パフォーマンス賞を受賞した。文:猿渡由紀
2012年11月28日『ザ・ロイヤル・テネンバウムス』、『ダージリン急行』、『ファンタスティックMr.FOX』など独特なタッチとユーモアで唯一無二の世界観を確立してきたウェス・アンダーソン監督の待望の最新作『ムーン・ライズキンダム』。来年2月8日(金)に公開されることが決定し、このほど本作の前売り券特典となる、キャスト陣それぞれがあしらわれた超キュートな7種類のポストカードのビジュアルがこのたび明らかとなった。養子であることを寂しく思いつつ、周りの友達とは違う自分に違和感を感じながら日々ボーイスカウトで生活をするサムは、いつも本ばかり読んでキャラクターたちの世界に生きる少女・スージーに恋をする。キャンプでの生活を窮屈に思った2人は文通を始め、キャンプからの脱走を企てる。生きていくためのキットを全て持ち出し、愛するスージーを救い出し、森で自由を満喫する彼ら。やがて保安官、ソーシャル・ワーカー、スージーの両親、みんなが彼らを捜すうちに平和な村は大騒動に巻き込まれていく――。12歳の少年と少女の“駆け落ち”をきっかけに、不器用で愛おしい大人たちを演じる豪華キャスト陣を巻き込みながら物語が展開していく本作。たった一人で島を守るシャープ警部役を演じたブルース・ウィリスは、中年男性の悲哀とおかしみを感じさせる絶妙な演技を披露。そして、生真面目でちょっと間の抜けたボーイスカウトのウォード隊長には演技巧者のエドワード・ノートン、厳格なスージーの両親にビル・マーレイとフランシス・マクドーマンド。そして、冷酷な福祉役をティルダ・スウィントンが演じている。言わずとしれた名優たちのこれまで見たことないキャラクターに、カンヌ国際映画祭ではオープニング作品とコンペティション部門で上映され、さらに全米でも大ヒットを記録している。もちろん本作でもアンダーソン監督の世界観は健在。衣装・美術など、細部までとても凝った作りになっており、今回公開となったポストカードのビジュアルからもそのキュートな世界観は充分感じることができる。アンダーソン監督史上、最大のヒット作にして最高傑作との呼び名も高い本作。この冬、あなたもとびきりキュートな“小さな島の大冒険”を体験してみては…?『ムーン・ライズキンダム』は2013年2月8日(金)よりTOHO シネマズシャンテほか全国にて公開。■関連作品:ムーンライズ・キングダム 2013年2月8日よりTOHO シネマズシャンテほか全国にて公開© Focus Features
2012年11月21日今月11日(現地時間)に38歳の誕生日を迎えたレオナルド・ディカプリオ。前日の10日にニューヨークのクラブ「The Darby」で誕生パーティを開き、ビヨンセ・ノウルズ&ジェイ・Z夫妻やマーティン・スコセッシ、ロバート・デ・ニーロ、キャメロン・ディアスらが駆けつけた。マンハッタンの人気クラブでのパーティで、レオは10月下旬にアメリカ東海岸を襲ったハリケーン「サンディ」の被災者救済の義捐金を集めることを計画、アルコールのボトルに金額を上乗せし、1本オーダーするごとに寄付できる仕組みにした。その結果、総額50万ドルがアメリカ赤十字社に寄付され、そのほかはレオナルド・ディカプリオ基金が支援する慈善団体に寄付された。パーティには現在、スコセッシ監督の『The Wolf of Wall Street』(原題)で共演中のジョナ・ヒル、『シャッター アイランド』で共演したマーク・ラファロ、エドワード・ノートン、エマ・ワトソン、ジェイミー・フォックス、クリス・ロックらも出席した。レオは最近、スーパーモデルのエリン・ヘザートンと破局したばかりだが、この夜は、『The Wolf of Wall Street』の共演者で、エリンと破局後によく一緒にいるというオーストラリアの女優、マーゴット・ロビーの姿もあった。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:華麗なるギャツビー 2013年夏、全国にて2D/3Dで公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.シャッター アイランド 2010年4月9日より全国にて公開© 2009 BY PARAMOUNT PICTURES
2012年11月13日前作『ワンダーラスト』から4年、英国王室のスキャンダラスでロマンチックな恋物語を描いたマドンナ監督の第2作目となる『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』。このほど“監督”マドンナのインタビュー映像と共に、マドンナが長年構想を温め、ようやく映画化された本作のメイキング映像が到着した。『ウォリスとエドワード』で彼女が描くのは、英国王に地位や権力、その一切を捨てさせたひとりの謎めいた女性の半生。全世界を揺るがした世紀のスキャンダルの知られざる真実を描く。マドンナが本作で施した工夫は、時代のトーンや変化を強調するために主に35ミリフィルムで撮影を進めながら、何か親密感を出したいところで一種の句読点のような役割として16ミリフィルムを使用するというもの。さらにはホームムービーのように郷愁を掻き立てるためにスーパー8も使用するという徹底ぶり。この事実だけでも、マドンナの監督としてのこだわりや手腕は十二分に伝わるはず。今回、到着した映像でも真剣な眼差しで画面を覗きこんでいる彼女の姿が確認できる。「カット!最高よ」というマドンナの一声と共にすべてのシーンの撮影が終わり、キャストを含むスタッフ一人一人とハグをするマドンナの姿から、彼女が監督としてチームをまとめ上げ、その信頼を一身に背負っていたことが伺える。「私は以前から公爵と公爵夫人の話題に魅了されてたの」と熱く話すマドンナは、「彼らのことを読むたびに、彼らへの気持ちは変化したわ。舞い上がるように魅了されたかと思ったら、表面的に思えて苛立ったり、そして次の瞬間、彼らはただ私たちと同じ人間なんだと思ったり…」と明かす。だからこそ、伝記映画ではなく夫妻のロマンスの本質を捉えた作品づくりを心がけたよう。そして「映画を観た人たちが『公爵夫妻についてあれは知らなかったな』とか『ウォリスの知られざる一面が見えた』とか、(2人の愛の形に)共感してくれたら嬉しいわ」と作品に込めた思いを語っている。歌手としてだけではなく、監督としてもその才能を遺憾なく発揮し、自身の“アーティスト”としての幅をぐっと広げたマドンナ。“監督”としての彼女の姿勢、こだわりをしかと目に焼き付けてから、劇場に足を運んでみてはいかが?『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』は11月3日(土・祝)より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋 2012年11月3日より新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 W.E. Commissioning Company Limited. All Rights Reserved.
2012年11月01日“クイーン・オブ・ポップ”ことマドンナが満を持して贈る、監督作第2弾『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』が11月より公開される。英国王室のスキャンダラスでロマンチックな物語が展開する本作で、マドンナがこだわったのはファッションやアートとしての“美”。このほど、そんな本作が放つ美しさに魅了された“美”にまつわる各界の著名人から貴重なコメントが到着した。1998年、N.Y.に住む女性・ウォリーは子供を欲しがらない夫との関係に悩んでいた。やり場のない気持ちを抱える彼女はある日、“王冠を賭けた恋”で知られる英国王・エドワード8世とその妻ウォリス・シンプソンの遺品オークション展覧会を訪れる。そこでウォリーは2人の愛の結晶とも言える数々の芸術品、そして国王の心を掴んだひとりのアメリカ人女性・ウォリスの愛の物語に心惹かれていく――。「愛を選ぶために、彼女は何を捨てたんだろう?女性の弱さと強さがそこには秘められている」と土屋アンナ(モデル・アーティスト)の寄せたコメントにもある通り、本作は1998年のN.Y.と1930年代のイギリス、時代も国も違う2人の女性が共に内包する痛みと喜びを描き出しているが、その全てが圧倒的な美しさに包まれている。叶姉妹の2人(恭子・美香/ライフスタイルプロデューサー)は「愛されることの喜びと代償。恐れずに自分を信じて生きたウォリスという女性に『究極の美』を感じました」と絶賛!さらに、映画『プール』の原作者として知られる桜沢エリカ(漫画家)も「“監督”マドンナの美意識が随所にあふれ、ため息が出るほどの美しさ。何度でも繰り返し観たくなる映画です」と監督としてのマドンナの美的センスをベタ褒め。その独特のアート・ディレクションに魅せられてしまった人が続出しているようだ。さらに本作の見どころの一つとなるのが、アンドレア・ライズブロー扮するウォリス・シンプソンが身に着けている、気品にあふれたレトロファッションである。『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』では、誰もが憧れるファッションセンスをもつウォリスを再現するため、衣装担当はルーブル美術館やシンプソン夫妻と関係のあった高級服飾店などを調査のために訪れたのだとか。その甲斐あってか、「ヴィオネ」を始めとする高級アパレルブランドやジュエリーブランドの名門「カルティエ」などが本作に衣装や宝飾品を提供しており、細部に至るこだわりはきっと女子たちの乙女心を震わせること間違いない。日本を代表するデザイナー・森英恵からも「衣裳、宝石、着こなし…全てに気品を感じます」と太鼓判を押されている。ほかにも、「この作品がもつ覚悟に圧倒されました」(萬田久子/女優)、「愛し、愛されるということがシンプルでなくなっていく哀しみ。現代女性にとってもまったく他人事ではありません」(内田春菊/作家)、「新しい視点からひとりの女性と英国王室の世紀の恋をオーバーラップさせ、あのマドンナが挑んだ究極の愛の物語」(假屋崎省吾/華道家)、「これほど大人で、シックなスキャンダラスな作品はマドンナにしか描けない」(清川あさみ/アーティスト)と、実にさまざまな著名人たちがその“美”に感嘆の声を上げている。この秋、あなたもぜひマドンナの魅せる“美”に酔いしれてみては?『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』は11月3日(土・祝)より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。■関連作品:ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋 2012年11月3日より新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 W.E. Commissioning Company Limited. All Rights Reserved.
2012年10月15日今年で記念すべき25回目を迎える、アジア最大の国際映画祭「東京国際映画祭」(以下、TIFF)が10月20日(土)より開幕する。例年以上に盛り上がりが期待される今年も、海外から多くの俳優や監督が来日の予定だが、このアニバーサリー・イヤーとなる今年、これまでに来日したゲストたちの貴重な写真を発見!レオナルド・ディカプリオやブラッド・ピット、まで豪華ゲストたちをふり返り。まずは、いまから27年前の1985年に開催された記念すべき第1回目のTIFFに参加した、ハリソン・フォード。何とも年代を感じさせるモノクロ写真だが、この時代のハリソンと言えば、『スター・ウォーズ』や『インディー・ジョーンズ』の人気シリーズでの成功、さらに『ブレード・ランナー』(’82)とまさにハリウッドのトップに上り詰めた頃の彼なのだ。この年の日本では、渋谷に16もの映画館がオープンし、世界有数の“映画の街”として大きなブームを巻き起こしていた年でもある。次にふり返るのは、第9回目(’96)に参加したウィル・スミ。代表作となった『インデペンデンス・デイ』(’96)を引っ提げての来日となったが、この当時のウィルはまだ20代後半!ファッションももちろん“B-BOY”スタイルでキメ、まだまだヤンチャ盛りといった様子の彼の若さがうかがえる写真だ。続くは、“絶世の美男子”と謳われ、世界中の女子の心を鷲掴みにしたレオナルド・ディカプリオ。1997年に行われた第10回目のTIFFに、ジェームズ・キャメロン監督と共に『『タイタニック』のワールド・プレミアのために来日したレオ。いまでこそ髭を生やし、骨太なイメージの役者となった彼だが、23歳当時の彼はまさに“美麗”の一言に尽きる。誰もが見惚れ、会場は女子たちの歓喜する声で騒然となっていたとのこと。さらに、もう一人、翌年に開催された第11回TIFFの特別招待作品となった『ジョー・ブラックによろしく』のPRのために来日していたブラッド・ピットだ。写真を見る限りでは、短髪にスーツと、いまと雰囲気は変わらないものの、『セブン』での好演に続き、『12モンキーズ』ではアカデミー賞助演男優賞にノミネートされるなど、俳優として人気・実力ともに急成長を遂げ始めた頃の彼の貴重な一枚なのだ。さらに、この年は『アルマゲドン』を引っ提げて来日したブルース・ウィリスやベン・アフレック、マイケル・ベイ監督などハリウッドが誇るスターたちの参加が数多く見られた年でもある。また、世界に誇る日本の巨匠・黒澤清監督がこの世を去った年でもある。2000年代に入っても来日ゲストたちの豪華さは衰えず、第13回(’00)にはアーノルド・シュワルツェネッガーにエドワード・ノートン、第15回(’02)にはトム・クルーズ&スティーヴン・スピルバーグ監督を始めナオミ・ワッツにエイドリアン・ブロディと挙げていけば切りがないほど。果たして、25回目を迎えた今年はどんなゲストが観客を沸かせるのだろうか。開幕はもう目前!ぜひ、あなたも一度会場に足を運んでみて。「第25回東京国際映画祭」開催期間:10月20日(土)~28日(日)会場:TOHOシネマズ六本木ヒルズ・シネマート六本木・TOHOシネマズシャンテほか公式サイト:特集「東京国際映画祭のススメ2012」■関連作品:第25回東京国際映画祭 [映画祭] 2012年10月20日から10月28日まで東京にて開催
2012年10月12日ポップミュージック界の女王・マドンナが監督を務めた『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』の公開を記念して、劇中にも登場した貴重な品を世界初公開する特別展示会が10月30日(火)から11月5日(月)まで西武渋谷店で開催されることが決定した。その他の写真本作は世紀のスキャンダルとして全世界を揺るがした、英国王エドワード8世と離婚歴のあるアメリカ人女性ウォリス・シンプソンとの恋の真相を描くロマンチックなラブ・ストーリー。世間のバッシングにも屈することなく、自分たちの愛を全うしたふたりの知られざる苦悩を、現代に生きる女性の視点から見つめていく。今回、特別展示会が実現したのは英国の骨董宝飾店ボンド・ストリートが所蔵するジュエリーや宝石類、愛用品の数々。エドワード8世とシンプソン夫人が互いに贈り合い、身に付け、ふたりが愛を貫いた35年という歳月を共に過ごした品々だ。これらの多くは、1987年に行われたサザビーズのオークションでも評判を呼び、目当てに集まったバイヤーの数は、50ヵ国以上1000人にものぼったほど。2010年に開催されたオークションには、約20点のジュエリーが出品され、総額800万ポンド(約10億5000万円)もの落札額に達するほどの人気となった。「誤った方向に進んだことに対する言い訳はない」といった言葉やふたりのイニシャルなどが刻まれた品もあり、単なる宝飾品と言うだけではなく、「ふたりの恋物語の記録」との見方もできそうだ。中でも話題となりそうなのは、シンプソン夫人が愛用していたというバレンシアガの白いキッド手袋と、ウィンザー公爵(エドワード8世の退位後の称号)が愛用したシェリーグラス。どちらも世界初公開となるだけに、早くも多方面から注目が集まっている。そのほか、エドワード8世がカルティエに注文をしたというクロスのチャームネックレスやシンプソン夫人直筆の手紙など、貴重な品々が一堂に会する。超一流ブランドの技が作り出した美しい意匠に魅了されながら、エドワード8世とシンプソン夫人が紡いだ愛の時間に思いを馳せてみてはどうだろうか。『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』11月3日(土)より新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテ他全国ロードショー映画『ウォリスとエドワード英国王冠をかけた恋』公開記念“ウィンザーコレクション”特別展示会開催日時:10月30日(火)~11月5日(月)場所:西武渋谷店 B館8F 特設会場文:渡部あきこ
2012年10月02日これまで2度にわたって映画化されてきた、マーベルコミックが誇るヒーロー、ハルク。その単独作品が2015年の公開を予定している『The Avengers 2』(原題)の完成後に再度、製作される計画があるようだ。今年大ヒットを記録した『アベンジャーズ』シリーズでプロデューサーを務めたケヴィン・フェイグは、2015年5月公開予定の『The Avengers 2』の製作が完了した後、マーク・ラファロ主演でハルク単独の作品を手がけることを考えていると明かしている。「『アベンジャーズ』で登場したハルクを凌駕する“ハルク映画”を作れると思うかい?でも、僕はそう信じているんだ。必ずやってみせるさ。もちろん『The Avengers 2』の製作が終わるまではチャレンジできないと思うけど、考える時間はたくさんあるよ。未来に不可能はないんだ」。ただ、2003年にエリック・バナ主演の『ハルク』、2008年にはエドワード・ノートン主演で『インクレディブル・ハルク』が公開されているが、いずれも大ヒットには至らなかった経緯がある。そんなケヴィンの思いをよそに、当のマークは最近、「製作陣はもうやりきったよ。彼らももう終わりだと思っていると思うよ。みんな(ハルクを主役に据えた)作品が向かう方向性が分からないんだよ…」と、ハルクの単独作品はありえないとも明かしている。■関連作品:インクレディブル・ハルク 2008年8月1日よりスバル座ほか全国にて公開© 2008 MVLFFLLC. TM & © 2008 Marvel Entertainment. All Rights Reserved.アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年10月01日ポップス界の女王・マドンナが長年温め続け、脚本執筆に2年の歳月を費やした映画『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』。初監督作品『ワンダーラスト』から4年、マドンナが満を持して送り出す本作の公開に先駆け、スキャンダラスでロマンチックな物語を予感させるポスター・ビジュアルがシネマカフェ独占で公開!1998年、N.Y.に住む女性・ウォリーは子供を欲しがらない夫との関係に悩んでいた。やり場のない気持ちを抱える彼女はある日、“王冠をかけた恋”で知られる英国王・エドワード8世とその妻ウォリス・シンプソンの遺品オークション展覧会を訪れる。そこでウォリーは2人の愛の結晶とも言える数々の芸術品、そして国王の心を掴んだひとりのアメリカ人女性・ウォリスの愛の物語に心惹かれていく――。英国王室の知られざる物語を描いた本作。1936年、英国王・エドワード8世が自らの王位を棄て、離婚歴のあるアメリカ人女性ウォリス・シンプソンとの結婚を選択し、国王退位の際には「愛する女性の助けと支え無しには、国王としての義務を果たすことができない」と国民へ声明を発表したのは有名な話。本作では国王に王位を捨てさせた女として世界中から非難を浴びた女性・ウォリスの素顔に迫る。ウィンザー公爵夫妻にずっと魅了され続けてきたマドンナは、伝記映画ではなく夫妻のロマンスの本質を捉え、20世紀最大のロマンスを彼女自身の解釈で描こうと務めたという。「真実は主観的なものよ。一般に知られているよりもっと多面的にウォリスを描きたいと思った。映画には視点が必要。だからウォーリーという人物を作り上げた」と明かすマドンナ。「ひとりの男がひとりの女のために王位を放棄することを決めた。男は権力を求める生き物なの。だから、なぜこの男は権力から逃げたのか?なぜ放棄したのか?何が彼をそうさせたのか?それが女性のため、愛のためであるなら、この女性は彼に大きな犠牲を払わせるまでの、何を持っていたのか?この女性のことをもっと知りたいの」と本作のテーマを熱っぽく語る。今回到着したポスター・ビジュアルには互いの手を取り、ダンスに興じるエドワード8世とウォリスの姿が。その後ろには記者らしき人物たちに囲まれている女性の姿も確認できるが、この女性もまたウォリスなのだろうか?そして「世界を敵に回しても、あなたさえいれば、生きていける――」という言葉。愛に寄り添い強く生き抜いた女性・ウォリス。人を愛することで生じる痛み、葛藤、そして喜び――胸を締め付けられるほどの思いは、国や立場、時代が違っても変わらない。最後まで真実の愛を貫くウォリスの姿が、現代を生きる私たちにも“幸福のヒント”を与えてくれるかもしれない。『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』は11月3日(土・祝)より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。■関連作品:ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋 2012年11月3日より新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 W.E. Commissioning Company Limited. All Rights Reserved.
2012年08月28日先週末、コミコン・インターナショナル・フェスティバルで最新主演作『The Lone Ranger』(原題)の一部映像が公開され、好評を博したジョニー・デップの次回作が、『ムーンライズ・キングダム』(原題)のウェス・アンダーソン監督の新作に決定した。アンダーソンが脚本も手がける新作はプロットなど詳細は明らかになっていないが、タイトルは『The Grand Budapest Hotel』(原題)になり、撮影はヨーロッパで行われる予定。ジョニーは当初予定されていた『The Thin Man』(原題)の撮影が延期になり、スケジュールが空いたところにこの企画が飛び込んだ。アンダーソン監督は『ムーンライズ・キングダム』(原題)が今年5月のカンヌ国際映画祭でオープニング上映されたが、同作にも出演したビル・マーレイ、エドワード・ノートンは本作にも続投の可能性アリと「The Hollywood Reporter」紙など複数のメディアが報じている。アンダーソン作品の常連俳優のオーウェン・ウィルソン、ジェフ・ゴールドブラム、エイドリアン・ブロディ、ウィレム・デフォー、ほかにもジュード・ロウ、アンジェラ・ランズベリーと豪華な名前がキャスト候補として挙っている。オフビートなアンダーソンの世界で、ジョニーがまた新たな魅力を発揮してくれるのが楽しみだ。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:ムーンライズ・キングダム (原題) 2013年公開© Focus Features
2012年07月18日ジェレミー・レナーを新たな主人公に迎えて描くアクション大作『ボーン・レガシー』が9月から公開されるのを前に、約2分間のweb特別版予告編映像が公開され、“ボーン”シリーズで主演を務めてきたマット・デイモンも登場していることが明らかになった。『ボーン・レガシー』web特別版・予告動画『ボーン・レガシー』は、ジェイソン・ボーンを生み出した“トレッドストーン計画”(人格と肉体を改造し、最強の暗殺者にするCIAの極秘プログラム)によって作り出された、完璧な戦闘能力を持ったもうひとりの人物“ケネス・キットソン”=コード名アーロンを主人公にした物語。このほど公開された動画には、デイモン扮する“ジェイソン・ボーン”の写真と名前がニュースで取り上げられるシーンがあり、本作が前シリーズと同じ世界、同じ時系列で進行するストーリーであることが明らかになった。また、新キャストのエドワード・ノートンは、“プログラム”の抹殺指令を出す重要人物の役であることや、レイチェル・ワイズ演じるドクターは、“トレッドストーン計画”に関わった人物だということもわかる。さらに後半では、アーロンとドクターが逃走していく中での、息を呑むアクションシーンが次々に展開される。ボーンが起こした一連の事件を引き金に、完璧な戦闘能力を備えた“もう一人の最高傑作”アーロンもまた巨大な陰謀に巻き込まれ、生命の危機にさらされていく様が緊迫した映像の中で描かれており、期待の高まる予告編映像となっている。『ボーン・レガシー』9月TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
2012年06月12日今年で14回目を数えるアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルム & アジア 2012」(以下:SSFF & ASIA)。国内外の若手映画人の登竜門として広く知られている本映画祭だが、実は意外な豪華スターも数多く参加していることをご存知だろうか?今年も多くのスターたちが出演する短編作品が到着!その一部をここでご紹介する。まず注目したいのがこの人。2010年に公開された『アリス・イン・ワンダーランド』で脚光を浴び、加瀬亮との共演で話題となった『永遠の僕たち』(’11)など、繊細な演技で観る者を魅了する、若手実力派女優ミア・ワシコウスカ。今年の「SSFF & ASIA」では、世界最高レベルの秀作たちが競い合う「インターショナル」部門で、ミアが出演するショートフィルムが2本も上映される。ある少年の一途な思いをファンタジックに描いたラブストーリー『愛しの君』では、恋焦がれられる年上ヒロインを演じているミア。もう1本、オーストラリア郊外を舞台に2人の少年が体験する甘酸っぱい夏の思い出を描いた『ある夏の日』では、心に葛藤を抱く等身大の女性を演じている。美しく、そして憂いを帯びたミア独特の表情がショートフィルムという短い時間の中でどう刻まれているのか?さらに、海外のミュージックシーンからも大物スターが参加。2009年に惜しくも解散となったUKロックバンド「OASIS」の元メンバー、ノエル・ギャラガーである。今月23日(水)から日本公演も予定している彼のソロ活動「ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ」の三部作からなるミュージック・ビデオ「RIDE THE TIGER」が「ミュージックShort」部門にて上映される。本作でノエル自身、退屈な日常から抜け出そうとするウェイトレスを、闇の力から守る神様のような役柄で出演している。同部門ではほかにも、女優の黒木メイサと「RIP SLYME」のSU&ILMARIがタッグを組んだ作品や、染谷将太、松坂桃李など日本の若きスターが出演する作品も多数上映される予定。さらに「ストップ!温暖化」と題した部門では、現在開催中の第65回カンヌ国際映画祭にも登場したエドワード・ノートンがナレーションを務める『空から見た地球』が上映されるなど、その名を挙げていけば切りがない。今年も「SSFF & ASIA」を華やかに彩ってくれる豪華なスターたち。劇場で一般公開されることが少ないショートフィルムなので、この機会を逃す手はないはず。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2012」は6月15日(金)から19日(火)までラフォーレミュージアム原宿で、6月22日(金)から24日(日)まで表参道ヒルズ スペース オーほかにて開催。公式サイト:特集「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2012」■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2012 [映画祭] 2012年6月15日から19日までラフォーレミュージアム原宿で、6月22日から24日まで表参道ヒルズ スペース オーほかにて開催ジェーン・エア 2012年6月2日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© RUBY FILMS (JANE EYRE) LTD./THE BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2011.■関連記事:未来のスターを祝福!「モエ・エ・シャンドン」×「SSFF&ASIA」新アワード設立英国文学史上に残るスキャンダル!『ジェーン・エア』試写会に10組20名様ご招待第14回目を迎える「SSFF & ASIA」、“お家で映画祭”開催中!ミア・ワシコウスカ、『ジェーン・エア』に続いて『ボヴァリー夫人』のヒロインにジュード・ロウに新恋人。お相手は舞台で共演した9歳年下の女優
2012年05月18日映画の祭典、カンヌ国際映画祭が5月16日、南仏カンヌで開幕した。第65回となる今年のオープニング作品は、カンヌには初登場となるウェス・アンダーソン監督の最新作『ムーンライズ・キングダム』(原題)。アンダーソン監督に加え、ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン、ビル・マーレイ、ティルダ・スウィントンら主要キャストがレッドカーペットを飾った。映画は、1965年のニューイングランドの小さな島を舞台に、ボーイスカウトのキャンプから逃避行をする12歳の少年と少女の恋と、彼らを取り巻く大人たちの混乱を描いた、いわばウェス版『小さな恋のメロディ』(’71)といった趣。ウェス・アンダーソンは「僕が子供の頃、こんなことが起きてほしいと願っていたことを映画にしたんだ。それと、子供の頃に誰かを好きになる感覚をみんなに思い出してほしい、という気持ちも込めている」と、作品への思いを語った。子供たちを捜す警察署長を演じるブルース・ウィリスは、ウェス作品には初出演。「ウェスの演出方法は独特で、とても新鮮な体験だったよ。映画の中ではいろんな事件が起きるけれど、これは愛についてのお話なんだ。誰もが、愛されたいし、愛されるべきなんだよ」と語った。また、『ザ・ロイヤル・テネンバウムス』(’01)、『ライフ・アクアティック』(’05)ほかアンダーソンの全作品に出演しているビル・マーレイは、「アート映画と言われる映画だけど、ギャラは少なくて拘束時間は長い。ほかに稼げる仕事があるから、ウェスのためには奉仕できるんだよ」と語って笑わせた。今年の審査委員長は、『息子の部屋』(’01)でパルム・ドールを受賞しているナンニ・モレッティ。審査員は、ユアン・マクレガー、ダイアン・クルーガー、アレクサンダー・ペインといった映画人に、デザイナーのジャン=ポール・ゴルチエも加わり、総勢9名。27日まで世界の映画が青い空と海と共に、カンヌを彩る。(photo/text:Ayako Ishizu)特集:第65回カンヌ国際映画祭■関連作品:第65回カンヌ国際映画祭 [映画祭]ムーンライズ・キングダム (原題) 2013年公開© Focus Features■関連記事:【カンヌレポート】ラクダ闊歩に美女との豪奢クルーズ…“将軍様”が大暴れ!いよいよ開幕、カンヌ映画祭今年注目すべき華麗なるミューズを一挙チェック!ユアン・マクレガー、A・ペイン監督らが今年のカンヌ国際映画祭コンペ部門審査員にミス・ユニバース優勝の森理世が故郷・静岡とカンヌの結びつきを猛アピール!三池崇史、2年連続でカンヌに殴りこみ!『愛と誠』、カンヌ国際映画祭で上映決定
2012年05月17日マット・デイモンが主演し全世界で大ヒットを記録した、アクション映画『ボーン・アイデンティティー』『…スプレマシー』『…アルティメイタム』から成る“ボーン”シリーズ3部作。その裏側で同時進行していたもうひとつの戦いをジェレミー・レナー主演で描くシリーズ最新作『ボーン・レガシー』の日本公開が9月に決定し、日本版の特報動画とポスター画像が解禁された。日本版の特報動画『ボーン・レガシー』は、同シリーズのスタッフが再集結し、記憶を失った元暗殺者ジェイソン・ボーンとCIAの死闘を描いた前3部作と同じ世界・同じ時系列で進行する別の物語に焦点を当てた斬新な作品。ジェイソン・ボーンを生み出した“トレッドストーン計画”(人格と肉体を改造し最強の暗殺者にするCIAの極秘プログラム)によって作り出された、完璧な戦闘能力を持ったもうひとりの人物“ケネス・キットソン”を主人公に、前3部作では秘密のままだった最高機密が明らかになるという。このほど公開されたポスターには、新たなる主人公ケネス・キットソンを演じるジェレミー・レナーの姿が。『ハート・ロッカー』『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』など、最近出演作が続くレナーだが、人気シリーズの主役をどのように引き継ぐのか注目が集まる。そして日本版特報の中では、シリーズから引き続いての出演となるジョアン・アレン(パメラ役)や、デヴィッド・ストラザーン(ヴォーゼン局長)といった重要人物のほか、新キャストとしてエドワード・ノートンらの姿も確認できる。臨場感を追求したアクション・シーンと予測不能なストーリーで観る者を魅了した“ボーン”シリーズの新たな幕開けとなる『ボーン・レガシー』は9月より全国公開される。『ボーン・レガシー』9月全国ロードショー
2012年04月17日マット・デイモンの代表作としても人気を集める、大ヒットアクション3部作『ボーン』シリーズ。同シリーズの終結から5年、3部作で繰り広げられた“ジェイソン・ボーン”の戦いの裏側で起こっていた“もうひとつの戦い”を描く注目作『ボーン・レガシー』のポスター・ビジュアルがこのほど公開となった。マット扮する愛する者を奪われた最強の元暗殺者“ジェイソン・ボーン”とCIAの死闘を描いた『ボーン・アイデンティティー』(’02)、『ボーン・スプレマシー』(’04)、『ボーン・アルティメイタム』(’07)の3部作にわたり大ヒットを記録した同シリーズ。最終作でCIAがあらゆる手段をもって闇に葬ろうとした“真実”はボーンの手によって明らかになったはず…だったのだが、実はこの一連の事件の裏には、さらなる国家の陰謀が存在していた――。最高の暗殺者を作り出すCIAの極秘プログラム「トレッドストーン計画」の“最高傑作”として生まれた“ジェイソン・ボーン”に続き、『ボーン・レガシー』の主人公となるのは完璧な戦闘能力を備えた“もうひとりの最高傑作”、ケネス・キットソン。ボーンが起こした一連の事件を引き金に巨大な陰謀へと巻き込まれていくのだが…。『ボーン』シリーズのスタッフが再結集し、前3部作と同じ世界・同じ時系列で展開されていた「別の物語」に焦点を当てた本作。ケネス・キットソン役には、『ハート・ロッカー』でアカデミー賞主演男優賞ノミネートを果たし、ホークアイ役で出演した『アベンジャーズ』の公開を控えるジェレミー・レナー。シリーズおなじみの人物も再登場するほか、極秘プログラムを陰で操るCIAの司令塔・バイヤー役のエドワード・ノートン(『ストーン』)、トレッドストーン計画に関わる博士・マルタ役のレイチェル・ワイズ(『ラブリーボーン』)ら新キャラクターが続々と登場する。今回公開となったポスターには、銃を握りこちらを見据えるケネス・キットソンの姿が。その表情からも極限の緊張感がひしひしと伝わってくるが、果たして本作で明らかとなる、もう一つの超極秘プログラムとは――?『ボーン・レガシー』は9月、全国にて公開。■関連作品:ボーン・レガシー 2012年9月、TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2012 Universal Pictures■関連記事:『ボーン』シリーズには“裏”の陰謀があった…『ボーン・レガシー』予告編到着!
2012年04月17日マット・デイモンの代表作としても人気を集める、大ヒットアクション3部作『ボーン』シリーズ。『ボーン・アルティメイタム』によって完結した同シリーズから5年、3部作で繰り広げられた“ジェイソン・ボーン”の戦いの裏で起こっていた“もうひとつの戦い”が、ジェレミー・レナーを主演に迎えて映画化!その注目作『ボーン・レガシー』(原題)の画像&予告編がこのほど解禁となった。マット扮する暗殺のスペシャリスト“ジェイソン・ボーン”が、自らの過去と決別するべくCIAの恐るべき陰謀にひとり立ち向かう姿を、スリルあふれるアクションと共に描き、『ボーン・アイデンティティー』(’02)、『ボーン・スプレマシー』(’04)、『ボーン・アルティメイタム』(’07)の3部作で全世界累計約1,000億円というメガヒットを飛ばした同シリーズ。最終作で、CIAがあらゆる手段をもって闇に葬ろうとした“真実”はボーンの手によって明らかになったはず…だったのだが、実はこの一連の事件の裏には、さらなる巨大な陰謀が企てられていた…。暗殺のスペシャリストを養成するCIAの極秘プログラム「トレッドストーン計画」の“最高傑作”として生まれた“ジェイソン・ボーン”に続いて、『ボーン・レガシー』の主人公となるのは完璧な戦闘能力を備えたもう一人の最高傑作、ケネス・キットソン。ボーンが起こした一連の事件を引き金に巨大な陰謀に巻き込まれ、生命の危機に晒されていく――。新たなる主人公、ケネス・キットソンを演じるのは、『ハート・ロッカー』でアカデミー賞主演男優賞ノミネートを果たし、大ヒット公開中の『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』では見事なアクションを披露する演技派、ジェレミー・レナー。どんなアクションを本作では見せてくれるのか、期待大だ。さらに、彼を囲む共演陣も豪華。エドワード・ノートン(『ファイト・クラブ』)にレイチェル・ワイズ(『ナイロビの蜂』)ほか、ジョアン・アレン、アルバート・フィニーら『ボーン』シリーズおなじみの顔ぶれも。そしてもちろん、メガホンを取るのは『ボーン』シリーズの生みの親であるトニー・ギルロイ。原作者ロバート・ラドラムの世界観をさらに広げていく。果たして本作で明らかとなる、知られざる壮大な計画とは…?まずは新たに到着した予告編映像をチェック!『ボーン・レガシー』(原題)は2012年、全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ボーン・レガシー (原題) 2012年、全国にて公開© 2012 Universal Pictures
2012年02月15日ジェレミー・レナー主演のアクション大作『ボーン・レガシー』(原題)の特報と新画像がこのほど公開され、映画ファンが待ちわびた“ボーン”シリーズ最新作の一部が披露された。『ボーン・レガシー』特報映像暗殺のスペシャリストを養成するCIAの極秘プロジェクト“トレッドストーン計画”によって誕生したジェイソン・ボーンを主人公にした三部作は、ダグ・リーマン監督、ポール・グリーングラス監督の斬新な演出と、マット・デイモンの華麗なアクションによってアクション映画の法則や定石を次々と更新し、緊迫感あふれる映像と物語を描き出した。そして、三部作完結後に描かれる本作は、“トレッドストーン計画”によって生み出されたもうひとりのエージェント、ケネス・キットソンの物語を描くという。主演を務めるのは『ハート・ロッカー』で注目を集め、『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』でもアクションを披露したジェレミー・レナー。他にもエドワード・ノートン、レイチェル・ワイズ、ジョアン・アレン、アルバート・フィニーらが出演。前三部作で脚本を手がけたトニー・ギルロイが本作では脚本だけでなく監督も務める。このほど公開された予告編では、主人公キットソンが“計画”に身を投じることを決意する場面で幕を開け、“ジェイソン・ボーンは氷山の一角にすぎない”というコピーが登場。その後は、その言葉を裏付けるように、極度に高い身体能力をもつキットソンが目にとまらぬ早さでターゲットを撃破していく場面が編集されている。前三部作は、映画ファンの間でも極めて評価の高いシリーズだけに本作に対する観客の期待も高いはずだが、予告編中には新主人公キットソンについて「これほどまでの能力は見たことがありません」と語る場面が登場しており、スタッフ、キャストが本作で“ジェイソン・ボーン超え”を目指していると考えて間違いなさそうだ。本作は2012年に全国公開される。『ボーン・レガシー』(原題)2012年公開
2012年02月15日2011年も多くのスターたちが公私にわたって様々なニュースを提供してくれたが、日本に暮らす私たちにとって忘れられないのは、やはり3月11日に発生した東日本大震災。CNNやネットなどを通じて被災地の様子は全世界に報道され、惨状を知ったセレブたちは次々とTwitterなどでお見舞いをつぶやいた。中でも「私にとって日本はとても大きな存在。胸が張り裂けそうです。祈りとたくさんの愛を送らなければなりません」とツイートしたミラ・ジョヴォヴィッチは、7か月後の東京国際映画祭には最新主演作『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』を引っさげて来日も果たした。100万ドルを赤十字に寄付したサンドラ・ブロックを始め、マシ・オカやトム・クルーズ、エドワード・ノートン、お騒がせ俳優のチャーリー・シーンまでもが寄付を呼びかけ、ほかにもレディー・ガガやジョシュ・デュアメルらが様々なチャリティを企画、被災者をサポートするアクションを起こした。そして、これは全くの偶然だが、震災後の日本に生きる若者を描いた園子温監督の『ヒミズ』が彼らの行動に応えるように、ヴェネチア映画祭で最優秀新人俳優賞に輝いたことは記憶に新しい。今年はペネロペ・クルスやナタリー・ポートマン、マリオン・コティヤール、5月に双子が誕生したマライア・キャリーを始め、新しくママになったセレブも多い1年だった。子供たちの誕生は未来への希望を感じさせてくれるうれしいものだが、一方ではおしどり夫婦と思われていた大物カップルの破局が相次いだ年でもある。25年連れ添ったアーノルド・シュワルツェネッガーとマリア・シュライヴァー夫妻は、アーノルドのカリフォルニア州知事退任と同時に別居。理由は彼とシュワルツェネッガー家に長年勤めていた家政婦との浮気で、2人の間には隠し子もいた。7人の子供をもうけた妻と数年前から別居中で、その間に一児をもうけた愛人とはDVで裁判沙汰にもなったメル・ギブソンも、ついに31年に及んだ結婚生活にピリオドを打ち、慰謝料4億2,500万ドルと今後の報酬の半分という史上最高額の賠償金を支払うことになりそうだ。先の2組に較べると、結婚していた期間は6年と短いが、仲むつまじさには定評のあったデミ・ムーア&アシュトン・カッチャー夫妻の破局には、実は「やっぱり…」という声もあったという。アシュトンはデミの目を盗んで浮気三昧だといううわさが常にあったのだ。今年9月の結婚記念日前夜に若いブロンド女性との浮気が発覚してから破局までの過程は2人がアカウントを持つTwitter上の数少ないつぶやきからも見てとれる。もともとTwitterは、2人の仲の良さをアピールするために始めたようなもので、デミのユーザー・ネームはいまも「mrskutcher(ミセス・カッチャー)」のまま、というのは皮肉なものだ。海外からは今日も、思い思いにクリスマス休暇を過ごすスターたちの様子が届けられている。しばしの休養で英気を養った彼らが、来年はどんな話題を提供してくれるのか、楽しみだ。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/AFLO© Barcroft Media/AFLO© AFLO■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年夏、全国にて公開© Warner Bros. Ent. All rights reserved.ブラック・スワン 2011年5月11日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 2011年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.ニューイヤーズ・イブ 2011年12月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 2011年12月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.ものすごくうるさくて、ありえないほど近い 2012年2月18日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.ヒミズ 2012年1月14日より新宿バルト9、シネクイントほか全国にて順次公開© 『ヒミズ』フィルムパートナーズ■関連記事:ラブストーリーの匠、ゲイリー・マーシャル監督豪華スターたちをまとめる苦労は…トム・クルーズ、“ロックの神様”になるべく本物のロッカーに弟子入り!バットマン、遂に正体がバレる!?『ダークナイト ライジング』壊れたマスクの意味超貴重!『ニューイヤーズ・イブ』サラ・ジェシカ・パーカー直筆サイン入りポスターを1名様プレゼント【シネマモード】2011年、「出会えてよかった」映画をふり返る。
2011年12月28日11日に37歳の誕生日を迎えたレオナルド・ディカプリオがニューヨークのナイトクラブ「Avenue」で盛大なバースデイ・パーティを催し、ロバート・デ・ニーロやナオミ・キャンベルら大勢のスターが駆けつけた。2011年11月11日午後11時11分に祝杯をあげたパーティには、ベニチオ・デル・トロ、エドワード・ノートン、ブラッドリー・クーパー、チェイス・クロフォード、ケヴィン・コノリーらの姿も。レオの友人で米国の富豪のスチュワート・ラー氏、今年5月に米ワーナー・ミュージックを買収したロシアの実業家でこちらも大富豪のレン・ブラヴァトニク氏も出席した。パーティではチャリティ・オークションも開催され、「2011年11月11日」をテーマにポップアーティストのピーター・タニーがペイントしたヴーヴ・クリコの15リットルのシャンパンのボトルが5万ドルで落札された。会場でのドリンク代もあわせて収益金は全てレオナルド・ディカプリオ基金に送られ、野生動物の保護と様々な被災地支援にあてられるという。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/AFLO■関連作品:J・エドガー 2012年1月28日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:英雄の素顔は正義、それとも悪?『J・エドガー』予告編&US版ポスター解禁!収監を目前に控えたリンジー・ローハン、レオの新作アフター・パーティに乱入?【ハリウッドより愛をこめて】2012年アカデミー賞はビッグネームの対立に?レオナルド・ディカプリオ、うら若きモデル2人を手玉にとる二股交際?クリント・イーストウッド、3年ぶりに俳優業に復帰か?映画主演を検討中
2011年11月15日『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jr.に『インクレディブル・ハルク』のエドワード・ノートンなど、マーベル・コミックの映画化ラインナップを彩るスターの系譜にまた新たな男が加わる。北欧神話を基に、神々の世界を追放された男が地球で大暴れする『マイティ・ソー』がまもなく公開。主人公のソーを演じるのは、オーストラリア出身の新鋭クリス・ヘムズワース。昨年末には私生活でもゴールイン。本作の公開に続き、ソーやハルク、アイアンマンらヒーローが集結する『ジ・アベンジャーズ』も控え、いま、ノリに乗っているクリスが肉体改造の苦労からナタリー・ポートマン、浅野忠信らとの共演についてなどたっぷりと語ってくれた。女優ナタリー・ポートマンと共演冷静を装い「心の中で『やった!』」長きにわたって多くの人々に愛されてきたコミックの映画化とあって「熱狂的な大勢のファンを持つ役柄を演じるのは初めてのことで、その意味でプレッシャーはあった」とクリス。だがその一方で「スーパーヒーローの役を演じることができ、またアンソニー・ホプキンス、ナタリー・ポートマンといった錚々たる面々と一緒に仕事ができるというのは最高にエキサイティングなことで、そんな不安は一気に吹っ飛んだ」とも。演じる上では俳優としてのキャリアを持ち、演出家としても高い能力を備えた監督のケネス・ブラナーの存在が大きかったようだ。「監督は、常に何事も徹底的に試行錯誤し、限界に挑戦していくんだ。それはとても解放感のあるプロセスだったね。まずストイックなバージョンを撮り、『じゃあ今度はもっとハチャメチャな荒っぽいバージョンで行ってみよう!』って言われるんだ。彼ほど信頼していない相手に言われたら、やっていなかったかもしれないけどね。彼がバックにいると思うと、安心しリラックスして臨むことができるんだ」。劇中、鎧を着ているとイマイチ分かりづらいが、地球に追放されたのちにピチピチのTシャツ姿で暴れまくる姿を見ると、彼が筋肉のかたまりであることが分かる。「クランクインする前の4〜5か月、さらに撮影中の4〜5か月ずっと(肉体を)維持していかなくてはならなかったんだ。エクササイズ、食生活に栄養学といったことの知識を高めることになったよ。トレーナーに付いてウエイトリフティングをやり、食生活でもタンパク質と炭水化物を中心にとにかくたくさん食べた。常に体重を測り『うまく行ってない!』と躍起になっていたよ。そうしてるうちに『おれは何してるんだ?こんなことするためにこの世界に入ったわけじゃないだろう?』と思ったり(笑)。やめておけばいいのに、ブログなどで『体格的にあいつにソー役は無理だ』なんて書かれているのを見て、余計にむきになったりしていたよ(笑)」。このほかにも、眉やヒゲを毎日ブリーチ。「自宅に戻ると髪は地毛だからダークで短いのに、眉毛とヒゲは白かったりオレンジ色だったりするんだ(苦笑)」と嘆くような口調で当時をふり返るが、そのかいあって「あいつには無理だ」などと言わせない見事な変身を遂げている。肉体改造と言えば、ヒロイン役のナタリーも別作品(『ブラック・スワン』)で「全く逆の方向で(笑)」激しいトレーニングを経験したばかり。共演してみてのナタリーの魅力は?「彼女は最高のユーモアのセンスの持ち主で、一緒にいてすごくやりやすい。本当に素晴らしいプロだよ。ある飛行シーンで、僕はコスチュームとワイヤーを装着して彼女と一緒にクレーンに吊るされたんだ。ちょうど日没の頃で、サンタフェの山を見渡しながらナタリー・ポートマンを片手に抱いて、風に吹かれて揺られている…そんなシュールなシチュエーションでふと我に返って『僕は一体、何しているんだ?』と不思議な気分だったよ。興奮しているところを見せないように、落ち着いたフリを装って『『ブラック・スワン』はどうだった?次はどんな映画が決まっているの?』なんて淡々と聞きつつ、心の中で『やった!』ってひとり笑いをしていたよ(笑)」。そんな様子では、2人のラブシーンでもさぞや興奮を…。「ああいったシーンを実際に撮影するときは、50人ものクルーに囲まれてカメラが回っているわけで、あまりロマンティックなものではないんだけど(笑)、まるでティーンエイジャーが初めてキスするような気分だった。あれこれとテクニカルな要求、手はどこに置いて、唇をどう動かして、といったことを指示されるから考えているうちに『あれ?キスってどうやってやるんだっけ?』ということになる(笑)。照れくさくて、そういうシーンの方がよっぽど緊張したね」。チャレンジ精神と正しい選択をしていくことが重要さて、冒頭でも触れたようにソーの冒険は本作にとどまらない。本作に続く形で、ヒーローたちが集結する『ジ・アヴェンジャーズ』も注目を集めている…のだが、こちらについてはまだまだ秘密が多いよう。「あまり話してはいけないことになっているんだ。そんなことしたら殺されちゃうよ(笑)。ただ、とてもエキサイティングな作品になっているし、あれだけのキャラクターが勢揃いするから、撮影自体も、撮影の合間も楽しみだね。ソーの辿る旅についてはあまり言えないなぁ…(笑)。本作の最後のシーンからうまく展開しているとだけ言っておこう」。オーストラリアからハリウッドへと渡りスターダムへ。ラッセル・クロウにヒュー・ジャックマンなどそうした先人は枚挙にいとまがないが、彼も同じ道を歩むのか?彼自身は「少なくともドアに足だけは入っていると実感することができるようになった」と自信を口にしつつも、自らの立ち位置や俳優として進むべき道についてこうも語る。「いまとなっては何でも手に入れようとするのではなく、何を選択するかが重要となってきたと思う。過去15年間で、いまは最も多くの新人俳優がいると言えるんじゃないかな?10年前には『ハリウッドにはあまり(男らしい)男優がいない』と言われていて『きっとうまくやっていけるよ』と言われたものだけど突然、サム・ワージントンやチャニング・テイタムといった俳優がそれぞれ大作を控えているという状況が訪れた。同時に業界自体も変わってきている。俳優個人に成功を托すのではなく、シリーズものが強かったりするので、これまで以上に自分に対してチャレンジを与え、新しいことに挑み、正しい選択をしていくことが重要になってきたと感じるんだ」。27歳の新星は、冷静に自らを見極め歩み続ける。『マイティ・ソー』2011年7月2日より丸の内ルーブルほか全国にて公開。公式サイト: & ©2010 Marvel ©2010 MVLFFLLC. All Rights Reserved.■関連作品:マイティ・ソー 2011年7月2日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© TM & © 2010 Marvel © 2010 MVLFFLLC. All Rights Reserved.■関連記事:松たか子、浅野忠信の米進出を祝福「立派になられましたね」今年だけで公開作は5本注目せざるをえない女優、ナタリー・ポートマンの魅力オレ様ヒーローに胸キュン!女性限定『マイティ・ソー』3D試写会に25組50名様ご招待【ハリウッドより愛をこめて】夏休み注目映画続々!今年は“ヒーロー”が熱い!浅野忠信、本格ハリウッドデビュー作『マイティ・ソー』試写会に25組50名様ご招待
2011年06月24日エドワード・ノートンが数年前から交際中の映画プロデューサー、ショーナ・ロバートソンに求婚したようだと「New York Post」紙が報じている。3週間前にインドでプロポーズしたという同紙の記事には、エドワードと『ラリー・フリント』で共演し、90年代後半に交際していたコートニー・ラブのコメントが掲載されている。2月下旬にはTwitter上でエドワードとの金銭トラブルを匂わせるつぶやきを連発していたコートニーだが、「彼は41歳だし、2人は付き合って6年。彼も子供が欲しいんじゃない?どんな指輪を贈ったのか気になるわ。私にはルビーの指輪を買ってくれた。彼はすごく性格がいい人よ。政治にも関心があるし、そのうち議員になるんじゃないかと思っているのよ。うわさが本当なら、おめでとう!」と、たっぷり語った。ショーナは『40歳の童貞男』、『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』、『スモーキング・ハイ』といったコメディ作を手がけている。エドワードと共に設立したチャリティサイト「Crowdrise」では現在、東日本大震災の被災地救援の募金を呼びかけるキャンペーンを行っている。(text:Yuki Tominaga)写真は1月にロサンゼルスで行われたNBAの試合を観戦するエドワード・ノートン、ショーナ・ロバートソン。© AFLO■関連作品:ストーン 2010年10月30日 より銀座シネパトスほか全国にて順次公開© 2010 STONEBURGH PRODUCTIONS,INC寝取られ男のラブ♂バカンス 2008年12月20日より新宿ミラノにて公開© 2007 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:ロバート・デ・ニーロの67歳の“変身”仮釈放管理官と移民嫌いの議員の間で揺れる?男たちの恋愛強化月間!豪華2本立て公開を記念して、特製ティッシュBOXを5名様にプレゼント
2011年03月31日