元HKT48のメンバーでタレントの村重杏奈(25)が5日、妹でタレント・村重マリア(19)のインスタグラムに登場。同じく妹でタレント・村重エリカ(17)との“姉妹3ショット”が公開され、「かわいー」「美人姉妹だね」と反響を呼んでいる。披露されたのは、7日放送のバラエティー番組『行列の出来る法律相談所』(日本テレビ系/毎週日曜後9:00)のオフショット。家族揃って出かけた北海道ロケの模様が放送されることを紹介し、「魚美味しかった」と思い出をつづった。コメント欄には「えまって三姉妹揃うのは最高」「やっぱり美人三姉妹」「仲良し」「素敵な画像掲載ありがとう」など、さまざまな声が届けられている。
2024年04月05日2020年2月に薬物事件で執行猶予付きの有罪判決を受け、その後芸能活動を休止していた、俳優の沢尻エリカさん。2023年11月2日、沢尻さんが舞台『欲望という名の電車』に出演し、芸能活動を再開するというニュースが流れ、多くの人が驚きの声を上げました。舞台の公演は、2024年2月。それよりも前に、ライフスタイル誌『GINGER』で表紙を飾ることが明らかになったのです。沢尻エリカ、『GINGER』の表紙飾る沢尻さんは、2023年12月22日に発売予定の特別増刊号に登場。誌面では、4つのコーディネートをしながら、服装の雰囲気に合わせたポージングを見せているといいます。関係者によると、沢尻さんはシャッター音に合わせて完璧なポーズを決めていたのだとか。「衣装の雰囲気に合わせて指先、足先まで意識を行きわたらせ、その姿にブランクは一切感じられなかった」とつづられていました。撮影を終えた後でインタビューに応じ、自身の想いを語っていたという、沢尻さん。舞台『欲望という名の電車』について聞かれると、「不安半分、楽しみ半分というのが正直なところ。今は入念に本を読み込んでいる最中」と話していたそうです。沢尻さんが『GINGER』の表紙を飾ったことを受け、SNSでは「美しすぎる」「沢尻さんの人生を感じる写真」「年齢を感じさせない」との声が上がり、注目を集めています。沢尻さんの今と、これからが詰まった内容になっているそうなので、気になる人は、発売日に『GINGER』を手にとってみてはいかがですか。【『GINGER』2024年3月号特別増刊号】発売日:2023年12月22日価格:950円(税込)[文・構成/grape編集部]
2023年12月15日沢尻エリカ(37)が来年2月10日から上演される舞台『欲望という名の電車』で、女優復帰することが判明した。劇作家テネシー・ウィリアムズによる本作は’47年にブロードウェーで初演され、アメリカ南部のニューオーリンズを舞台に裕福な家庭に生まれた女性が没落していく姿を描いた物語。約4年ぶりに女優業を再開する沢尻にとって、舞台は初挑戦。かつ主人公のブランチ・デュボアを演じることから、注目が集まっている。’19年11月に合成麻薬MDMAやLSDを所持していたとして、麻薬取締法違反で逮捕・起訴された沢尻。当時、濃姫役として出演予定だった大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK)を降板し、複数のCMも打ち切りとなった。同年12月6日に保釈された後、沢尻は薬物依存脱却のため都内の病院に入院。初公判の2日前には、沢尻の母親が本誌の直撃に「エリカは反省していますから……」と声を絞り出すように語っていた。逮捕後は沈黙を守っていた沢尻だが、初公判では起訴内容を全面的に認めた上で深々と謝罪。さらに自らの職業を「無職です」と答えただけでなく、次のように“引退宣言”までしたのだった。「女優への復帰は考えていません。影響力のある立場の人間としてあまりに身勝手な行為で、多くの方を裏切り、傷つけてしまいました。復帰する資格はないです」裁判では懲役1年6月、執行猶予3年の判決が言い渡され、表舞台を去ったかと思われていた沢尻。いっぽう今年8月には所属事務所「エイベックス」の松浦勝人会長(59)のYouTube動画に純白のドレス姿で登場し、以前と変わらない美貌は話題を呼んだ。しかし女優復帰にあたって舞台のメインビジュアルやメイキング映像は公開されたものの、沢尻本人によるコメントは発表されていない。また現時点では、女優復帰に際して記者会見が行われるかも不明だ。逮捕前は、映画『ヘルタースケルター』やドラマ『ファーストクラス』(フジテレビ系)などで存在感を放ち、女優として確固たる地位を築いていた沢尻。それだけにネット上では《えりかさん復帰おめでとう》《エリカ様待ってました!》《舞台観に行きたい》と歓喜する声が。そのいっぽう、“引退宣言”をしていたこともあって説明責任を求める声も散見されている。《なんの謝罪もなく、しれーっと復帰ですか》《反省の弁もなく 頭一つ下げることなく、何事もなかったかのようにしゃあしゃあとこんな風に出てくるのは おかしいのではないでしょうか》《女優復帰は考えてないと言ったのだから、復帰した経緯や理由を説明してもらいましょう》一部では厳しい声も聞こえる今回の復帰。沢尻は迫真の演技で跳ね返すことができるか――。
2023年11月03日テネシー・ウィリアムズの「欲望という名の電車」が鄭義信演出、沢尻エリカ主演で2024年2月より上演されることが分かった。アメリカ演劇を代表する劇作家テネシー・ウィリアムズの名作「欲望という名の電車」は、1947年にブロードウェイで初演され、ピューリッツア賞を含むブロードウェイ3大賞を同時受賞。1951年にはヴィヴィアン・リーとマーロン・ブランドで映画化されアカデミー賞を受賞。映画史に残る名作となった。そして、2024年2月、新国立劇場 中劇場・森ノ宮ピロティホールにて、鄭義信(チョン・ウィシン)演出版「欲望という名の電車」が上演決定。マイノリティ社会の中にある“希望”を描き続けてきた鄭義信は「欲望という名の電車」をいかに演出するのか。主演のブランチ役には、本作が舞台初出演にして初主演となる沢尻エリカ。ブランチと反発し合うスタンリー役に伊藤英明。"蛾"のような繊細さをまとったブランチの脆さと相反するスタンリーのエネルギーは反発しながらも互いを引き寄せ合っていく。ブランチの妹・ステラ役には清水葉月、ブランチに好意を抱くミッチ役に高橋努が決定。そのほか、ステラの大家ユーニス役に青木さやか、ユーニスの夫のスティーブ役に福田転球、スタンリーのポーカー仲間でもあるパブロ役に中村まこと、医師役に久保酎吉、看護師役にうらじぬの、コワルスキー家にやってくる集金人の若者役として青木瞭が出演する。チケットは先行販売中、12月17日(日)10時から一般販売開始予定だ。<鄭義信コメント>ついに手を出してしまった!大名作である!テネシー・ウィリアムズである!「欲望という名の電車」である!これまで、数々の名演出家が挑んできた。僕のようなものが、しゃしゃり出てくる作品ではないのだ。それでも、冒頭のブランチの「「欲望」という名の電車に乗って、「墓場」という電車に乗り換えて、六つ目の角で降りるように言われたんだけど……そこが、「天国」だよって」という台詞に、心がグラグラしてしまう。磁石のように惹きつけられてしまう。そして、最後の台詞も……。あらためて読みかえしてみると、テネシー・ウィリアムズが劇中に散りばめた台詞のどれもが、蛇のようにまとわりついてくる。夢の中までも、追いかけてきそうである。この魅惑的で、危険な台詞とどう対峙していくのか、そして、ニューオリンズの蒸し暑く、湿った街の匂いをどう再現すればいいのか……課題は山積みだ。高慢な中に孤独の影を感じさせる沢尻エリカさんと、柔らかな心を硬い肉体で包み隠そうとしているかのような伊藤英明さんをはじめとする、心強い俳優たちと、深い密林をかき分けるかのように、テネシー・ウィリアムズの台詞と格闘しようと思う。「欲望という名の電車」は2024年2月10日(土)~2月18日(日)新国立劇場 中劇場にて、2月22日(木)~2月25日(日)森ノ宮ピロティホールにて上演予定。(シネマカフェ編集部)
2023年11月02日2023年11月2日、俳優の沢尻エリカさんが、東京都渋谷区にある新国立劇場の舞台『欲望という名の電車』に出演をすることが分かりました。サンケイスポーツによると、沢尻さんは、2020年2月に薬物事件で執行猶予付きの有罪判決を受け、その後は芸能活動を休業していたため、本作で約4年ぶりの俳優復帰となります。演劇における不朽の名作として称されている同作。アメリカ南部、ニューオリンズを舞台にしたストーリーで、沢尻さんは上流階級出身の未亡人、ブランチ役を演じ、ブランチと反発し合う義弟のスタンリー役を俳優の伊藤英明さんが演じるといいます。今回、舞台初出演にして初主演を飾る沢尻さんは、金髪にしてビジュアル撮影に臨み、ブランクを感じさせないオーラを発揮していたそうです。ネット上では、沢尻さんの舞台出演のニュースに「もう4年が経ったなんて早いなぁ。活躍が楽しみ」「オーラと色気が増している!舞台での演技に期待」といったコメントが寄せられていました。同年8月には、所属するエイベックス株式会社の松浦勝人会長のYouTubeチャンネルにも出演し反響を呼んでいた、沢尻さん。多くの人が、沢尻さんの俳優としての新たな一歩を注目しています。[文・構成/grape編集部]
2023年11月02日休業状態の沢尻エリカ(37)にオファーが相次いでいると6月14日、「NEWSポストセブン」が報じた。’19年11月に麻薬取締法違反の容疑で逮捕された沢尻。執行猶予3年、懲役1年6月の判決を受け、今年2月に執行猶予が明けた。「沢尻さんは逮捕される直前、大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合)で物語の鍵を握る濃姫役として出演する予定でした。ところが事件によって降板することとなり、制作側は代役に川口春奈さん(28)を迎えて、撮り直しを余儀なくされることに。また沢尻さんはCMも多数抱えていましたが全て打ち切られ、賠償金は20億円まで膨らんだといいます」(テレビ局関係者)’20年1月31日、東京地裁で行われた初公判で「(女優復帰は)考えていません。復帰を語る資格はないと思います」と語っていた沢尻。しかし「NEWSポストセブン」の記事によるとテレビ局関係者は「(執行猶予が明けたことで)配信系ドラマをはじめ、女優として複数のオファーが届いているようです」といい、沢尻の知人は「以前と違い、明らかに“また演じたい”という気持ちが強くなり始めている状況」と明かしたという。また「NEWSポストセブン」の記事と同日、「FRIDAYデジタル」が沢尻のショッピングを楽しむ姿も伝えている。笑顔を見せる場面もあったというが、女優業への道が再び開けたことで、前向きな気持ちなのだろうか。「公判では『女優復帰するつもりはありません』と述べましたが、沢尻さんは女優復帰に向けて周到に準備していたといいます。警察の取調べに対しても一貫して自らの非を認め、釈放後に療養していた病院では仕事関係者や弁護士と公判での答弁について、綿密に打ち合わせをしていたといいます。友人との連絡を全て絶ち、ほとんど外出もしなかったそうですし、裁判で“強く反省している”という姿勢をアピールし、世間を味方につけたいという狙いもあったのかもしれません。逮捕されてからも沢尻さんの演技力やキャラクターを評価する声は業界内で根強かったですし、ご本人は浪費家でもあるので貯金はあまりないといいます。そんな彼女にとって稼いでいくためのベストな手段はやはり女優業になるでしょう。また沢尻さんは’06年の主演ドラマ『タイヨウのうた』(TBS系)で劇中歌と挿入歌を担当し、20歳での歌手デビューCDは80万枚を超える大ヒットとなりました。歌手としての実績もあるので、“まずは音楽方面から復活させてみよう”という声も一部で出ているそうです」(音楽関係者)芸能界復帰も近そうな沢尻。そんな愛娘のことを母のリラさんも、きっと応援しているだろう。リラさんは沢尻の初公判の2日前、本誌の取材に対して「エリカのことが心配で、心配で……。本当に私も体を悪くしてしまったの」とコメント。さらに「エリカさんはもう薬物には手を出しませんよね?」と聞くと、絞り出すようにこう答えた。「もちろんです。エリカは反省していますから……」今度は母を裏切ることにならなければいいがーー。
2023年06月16日日系女性監督ナタリー・エリカ・ジェームズのデビュー作にして、全米3週連続第1位、2020年の映画賞レースを席巻したホラー『RELIC』が、『レリック -遺物-』の邦題で8月13日(金)より全国公開が決定した。監督自身が、子ども時代に毎夏をすごした母の故郷・日本を久しぶりに訪れた際、大好きだった祖母が認知症によって変わり果てていたことに強いショックを受け、それが出発点となったという本作。この経験に着想を得て書き上げられた脚本は評判を呼び、俳優ジェイク・ギレンホールや『アベンジャーズ』シリーズの監督としても知られるルッソ兄弟がプロデューサーに名乗りを上げた。そして完成した作品は、認知症によって「失われゆく記憶」を発端とした、悪夢のような恐怖の連鎖を中心に据えながらも、家族の関係性やジェンダーなども巧みに反映。ホラーの枠に収まることなく、ジャンルの垣根を飛び越えて“誰も予想できない衝撃のラスト”へと怒涛の仕掛けと展開する。2020年、サンダンス映画祭でのお披露目では、映画ファンと批評家双方からの熱い支持を受け、『ババドック 暗闇の魔物』『へレディタリー/継承』に次ぐマスターピースと絶賛。全米公開時には3週連続興行収入ランキング第1位を記録する大ヒット。ホラー映画としては異例のゴッサム賞作品賞ノミネート、ナショナル・ボード・オブ・レビューTOP10入りなどの快挙を達成した。今回発表されたポスタービジュアルのキーとなっているのは、物語の中心である祖母、母、娘という3世代の女性たちの家族写真。だが祖母の顔は、まるで邪悪な何かに吸い込まれるように黒い煙となって消えかかっており、「愛したものがまたひとつ消えてゆく」という謎めいたキャッチコピーと共に恐ろしい運命を予兆。全米を震撼させ世界的ヒットを遂げた、オーストラリア発、日本にも縁深い新世代の傑作が誕生した。『メリー・ポピンズ リターンズ』『マイ・ブックショップ』のエミリー・モーティマー、『マトリックス レボリューションズン』のロビン・ネヴィン、『ネオン・デーモン』のベラ・ヒースコートという3世代の俳優陣たちが出演。『レリック -遺物-』は8月13日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レリック-遺物- 2021年8月13日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2019 Carver Films Pty Ltd and Screen Australia
2021年06月08日公式サイト()魅惑のトライアングルキャストで贈る凄惨でいてスタイリッシュな心理探偵バディムービー岡田将生、志尊淳、平手友梨奈という魅力的なトライアングルキャストが話題を呼んだ映画『さんかく窓の外側は夜』。2021年初頭の劇場公開を経て、早くも本作のデジタル配信が開始された。本作は、漫画家・ヤマシタトモコによる累計発行部数130万部超のベストセラーコミックを、CMディレクターとして数々の受賞経験を持つ森ガキ侑大監督が映像化したもの。奇妙で凄惨な連続殺人事件の裏側に潜む“呪い”のナゾに、霊を“祓える”男・冷川と、霊が“視える”男・三角のふたり=心霊探偵コンビが挑んでいく。サスペンス、オカルトホラー、サイコスリラー、バディムービー的な要素をそれぞれ併せ持ちつつ、森ガキ監督ならではのスタイリッシュな映像表現に思わず目を奪われるに違いない。本特集では、作品の見どころ解説と、劇場公開時の岡田・志尊・平手による3者インタビューから、本作の魅力をひも解いていく!作品の見どころ解説!()岡田将生×志尊淳×平手友梨奈インタビュー累計発行部数130万部を超えるヤマシタトモコの人気コミックを実写化した『さんかく窓の外側は夜』に出演している岡田将生、志尊淳、平手友梨奈。岡田が31歳、志尊は25歳、そして平手が19歳とやや歳の離れた3人だが、作品の公式インスタなどでも度々仲の良い様子を見せ、ファンからは「兄妹のよう」という声も。岡田と志尊は平手を「てち」と呼び、志尊は岡田を「まーくん」と呼ぶなど、何とも興味深い関係性を築いており、それぞれのコメントにすかさず相槌やツッコミが飛ぶなど、インタビュー中も心を許し合っている様がうかがえた。“心地の良い気持ち悪さ”を出す側と受ける側の気持ちーー霊を祓える男・冷川(岡田)、霊が視える男・三角(志尊)、そしてヒロイン・ヒウラエリカ(平手)というそれぞれの役柄について、どういった部分を大事にして作り上げていったんでしょうか?岡田台本を読み、現場に入って思ったのは“心地の良い気持ち悪さ”を出したいなということ。それが僕が演じる冷川に直結しているなと思って。冷川のミステリアスで感情が欠落してしまっている線と連続殺人事件の線が、映画のクライマックスに向けて交錯するところを目指して、“良い気持ち悪さ”をどれくらい出せるかが大切だなと。それを森ガキ侑大監督がすごく丁寧に撮ってくださいました。特に今回、淳くんがすごくバランスの部分を担ってくれていたので、僕は僕のペースで冷川という役に集中させてもらっていました。少し甘えながら、キャラクターと向かい合っていた感じでしたね。ーー冷川は三角をどのように見ているんでしょうか?岡田もう冷川は三角のことが大好きですからね(笑)。“運命の出会い”なので。それをキレイにも気持ち悪くも見せたかったんですが(笑)、画にも出ているんじゃないかなと。今までそういう役柄もなかったので、すごく新鮮な気持ちでやらせてもらいました。ーーバディの相手を振り回す側の役は楽しいですか?岡田(志尊を指しつつ)受け側の大変さをよく知っているんでね(笑)。バディって受けの方が大変なんですよ。(振り回す側が)好き勝手やって、それを受け止めて、丸く収めるのがどれだけ大変かを僕は20代でたくさん経験していて。淳くんが映画としての軸、みんなが好き勝手やれる土台を作ってくれているので、そこは本当に感謝してますね。志尊やっぱり三角という役は全体的に“受ける”ことが多くて、客観的に作品を見たときに“観客”の目線を持ち合わせている人物でもあったので、冷川が急に変なことを言ったのを、映画の世界観で受けちゃうと、観客を置いていってしまうことになるというバランスだったり……。あとこの作品って、言葉が少ないんですよね。その中で、どうバディ感を出すか?ちょっと近づいているなという距離感をどう出すか?といったことはすごく自分の中でも考えて、目線や少ないセリフのぶつけ方、距離感などは試行錯誤しながら作っていったし、決まっていなかったことも、段取りを経て「この距離感だな」と感じることもありました。やっぱりリアリティという意味で、観客の目線として受ける部分と三角として受ける部分でどう見せるか?撮影に入る前はすごく悩んでいましたが、クランクインしてからは三角としてどう愚直に生きるかを意識していたので、監督にバランスを含め担っていただいていたなという感じですね。ーー岡田さんの言う冷川の“良い気持ち悪さ”を受けて、いかがでしたか?志尊最初は三角としても「何?この人、気持ち悪い!」って受けていたんですけど、マイノリティとして生きてきた人間として、その孤独な思いを共有できるところに言葉じゃない安心感がありました。かつ、お互いの関係で媚びるものが何ひとつなく、それぞれ思ったままに動いて交わっていくというものだと思ったので、関係性の気持ち悪さはすごくあったけど、僕もこれまでリアリティのある作品でバディをやることが多かったので、不思議な感覚でした。「これでいいのかな……?」と思う瞬間もあったけど、「これでいいんだ」と言い聞かせてやっていました。ーー平手さんは、ヒウラエリカに対し共感する部分もあったそうですね?どのように役を作っていったのでしょうか?平手私が演じた女の子は、映画の中で描かれているのと原作でちょっと違うので、そこをどうしたらいいのか?というのを監督と相談しましたし、監督からは「エリカの“孤独感”を常に出していきたい」と言われたので、常にそれを意識しながら撮影していました。ーー難しかった部分や挑戦だった部分、この作品を通じて得たものなどはありましたか?平手うーん……まだ、自分の中ではっきりとは分からないです。捨てられた子犬からムードメーカーに撮影現場での平手の存在感ーーお互いの印象や撮影現場での様子について教えてください。岡田今回、バディものだったので、(志尊と)なるべく早く信頼関係を築きたいという気持ちがありました。志尊くんもそういう風に思っていてくれたので、クランクインしてすぐこのふたりの関係性はでき上がりましたね。平手さんはすごく人見知りで、“捨てられた子犬”みたいな感じで現場に座っていたので……(笑)。それを監督がつなげてくれて、そうしたらちょっとずつ、吐露するような感じでお話してくれるようになり、知らぬ間に僕らのそばに必ずいるような距離感になって、わりとすぐこの3人の関係性ができ、みんなで作品に向き合っていた感じでした。今もそうですけど、久々に会ってもすぐに冗談が言える間柄で、心地の良い関係性ですね。志尊まーくんとは、今言っていたとおりの関係性ですね。お互いにどうやってバディを作っていくかという部分で、考えているところはあったんですけど、言葉で共有せずとも分かり合えている部分があって、撮影中に芝居の話は一切していなくて、それぞれが役を理解して作っているものを尊重してやっている感じでした。役者の先輩としてもいろんな相談を受けてくれて、そういうところも含めて、いろんなことを共有してすぐに仲良くなれた印象ですね。平手さんも最初は……本当に捨てられた子犬みたいな距離感でしたけど(笑)、すぐ仲良くなったよね?僕らが「平手ちゃん、平手ちゃん」って言っているのに対して、「答えてくれた」と言うと失礼かもしれないけど、一方的じゃなくて、徐々に心を開いてくれた感じがあったのでこちらも歩み寄りやすかったし、最終的には平手ちゃんが現場のムードメーカーというか、いろいろ発信してくれて、それに僕らがついていかせてもらっていたという感じの距離感になれたので、わりとすぐ仲良くなれましたね。平手私は役柄的にひとりでいるシーンの方が多かったですし、ふたりとのシーンが少なかったので……。でもそんなとき、監督に「もっとたくさん話してほしい」と言われて、滝藤(賢一)さんを含め3人でお話している中に、入れていただいて、お話させてもらった感じです。ーー“捨てられた子犬”という印象については……。平手それは……(笑)。岡田すごく覚えてるよ。俺たちも(役柄の関係上)あんまり話しかけない方がいいのかな?と思ってたけど……。志尊すごく印象的だったのが、撮影前のお祓いで初めて会って、そのとき、平手ちゃんがすごく丁寧で、挨拶の後「お先に失礼します。お疲れさまでした」って。岡田あった!志尊初日3人が一緒だったときも、てちが中空き(※撮影の間の待ち時間)がすごくあって「申し訳ないな、待たせちゃって……」という気持ちで「ごめんね、待たせちゃって」って言ったら、「いえいえ、とんでもないです。全然かまわないですから」って。そこで「(舌打ちを)チッ」とかやられたらちょっと距離が空くけど(笑)、全然大丈夫って顔をしてくれたので、もっと積極的にコミュニケーションを取りにいこう!って思いましたね。撮影の最初にお互いをあだ名で呼ぶことに決めたーー撮影が進む中で見えてきた意外な一面などはありましたか?岡田淳くんに関しては、以前からいろんな作品に出ているのを見ていて、作品に対する愛やその貫き方も思っていたとおりというか、心の内に熱いものを持っている方だなという印象で、それは今も変わらないです。平手ちゃんはやっぱりどこか“あまりしゃべらない”という印象があったんですけど、こうやって距離が近くなるとしゃべってくれるんですよね。たまに人見知りが出ると全然しゃべらなくなるというか、こうやって(取材陣やスタッフなど)誰かがいるとダメで、3人だけのときとか、皆さんには見せない顔があるので。志尊たしかに。3人のときだと一番うるさいよね(笑)?岡田それをぜひ皆さまにお届けしたいなと思うんですけど……(笑)。ーー3人のときはどんなお話を?志尊とにかくまーくんとてちがずっと言い合いをしています(笑)。岡田でもそこも普通の女の子という感じで、他の子と変わらないというか、そういうイメージは全く持っていなかったので意外ではありましたね。志尊まーくんは印象として、過去の作品でバディとなったときに“後輩”の立ち位置にいることが多くて。でも今回は一番年上で引っ張らなくちゃいけないというのも関係していたと思うんですけど、内側にはすごく強い意志、エネルギーを持っている。まーくんって“熱量”って言葉がしっくりこないタイプだったんですけど、実はすごく強くそれを内に抱えていて、しかもそれをむやみやたらに表現するんじゃなく、「ここぞ!」というところでにじみ出るのが素敵だなと。てちは、「どういう子なんだろう?あんまりしゃべらない子なのかな?」と思ってたんですけど、すごくけなげで優しい子なんですよ。人のことを常に気にできる子で、(共演者に対して)体のこととか、仕事が大変な時期だとか把握したうえで、ちゃんと気にかける言葉が言えるんですよね。一番生活感が見えないイメージというか、僕らもいまだにどういう生活してるか一切知りませんけど、それでも一番家庭的というか、生活感があるというか、女子高生という立ち位置だけじゃなく、ちょっと“母”っぽい立ち位置も持っているというか、不思議な感覚でした。ーー平手さんから見て、おふたりの印象は?平手私から見て、おふたりとも関わることのない存在だと思っていたので、遠い存在のようでした……。岡田質問聞いてた(笑)?(聞かれたことと)全然違うよ!志尊危ない危ない!平手印象でしょ(笑)?志尊印象ね。撮影に入って、変わったところとかありますか? って(笑)。平手変わったところ?岡田変わってない、ってことでいい?志尊まだ一段落しか聞けてないからね。平手変わったところか……。あんまりテレビとかで、志尊くんがどういう人で、岡田さんがどういう人っていう情報を得ないで話していたので、“差”や“ギャップ”が私の中ではなかったです。ーーお互いにあだ名で呼び合ってるんですね?志尊(あだ名で呼ぶことを決めたのは)一番最初ですよ。「何て呼んだらいいんだろうね?」みたいなところから。岡田そうだね「淳くん」「てち」だね。志尊僕は「まーくん」、「てち」ですね。プレッシャー?イメージ?3人の“怖いもの”とは?ーー映画の中で“幽霊よりも人間の方が怖い”というセリフがありますが、みなさんが現実の世界で怖いものは?岡田この仕事をしていて一番怖いのはクランクインの前日ですね(笑)。新しい作品に入りますという前日の夜の怖さ……。怖い、(夜が)明けるのが(苦笑)。「やばい、明日からだ」って。10年以上やっててまともに寝られたことがないから、いつもクランクインの日は眠くてしょうがない。志尊へぇー!岡田やっぱりお芝居する怖さ、今回で言うと主演をやらせてもらって、作品を背負わなきゃいけない怖さ……。「みんなで背負えるじゃん」というのも分かってるんですけど、どこかでそういうのを感じて「今日も寝られないや」「(現場に)入るの怖いな」って(笑)。志尊確かにプレッシャーはすごいよね。岡田その怖さに慣れちゃいけないと思う自分もいるし、その怖さを待っている自分もいて、だからこそこの仕事が成立しているのかなと。でもどの作品も「怖いな」って思います。ーー志尊さんは劇中で“霊が視える男”を演じましたが……。志尊僕はあんまり幽霊が視えるような経験はしたことないので、(幽霊が)「怖い」って感情も「怖くない」って感情もないんですけど、“見えないもの”で怖いって言ったら、イメージが怖いですね。イメージってそれぞれが作り上げるものだし、実際にそうじゃなくてもコントロールして作れてしまうものでもあるじゃないですか。僕がテレビで見られている印象と実際会うと違うっていうのもそうで、イメージによって、できなくなってしまうこと、言えなくなってしまうことがあったりもすると思うんです。だからこそイメージから逸れたとき、許容する心を常に持っていたいですね。イメージどおりにハマらなかったら「違う」じゃなく。イメージというものからはみ出たときに“悪者”になってしまう印象があって、そうなると、埋没してしまう人も出てしまうし、この仕事だけでなく、もうちょっと受け入れる心を持って生きたいなと思いますね。ーーご自身がどう見られているかを気にすることは?志尊昔は気にしましたけど、今はもう「イメージと違う」って思われてもいいやと思えるようになりました。「こういうイメージだからこういうことしないよね」とか言われることによって、本当は違うけど否定できない気持ちってきついなと思います。ーー平手さんはいかがですか? “幽霊より人間が怖い”と思うことはありますか?平手怖いもの……ですか?人間が怖いと思う瞬間はたくさんありますけど……。(岡田と志尊の方を見て)何だろう?志尊(小声で)虫は?平手ううん、大丈夫。怖いものは……大きい音が怖いです。志尊ワンちゃんみたいなこと言って。岡田ワンちゃんみたい(笑)。平手大きい音、ホントダメなんです。すいません、なんかふたりがすごく真剣なのに……。志尊バランス取ってくれてるんです(笑)。重くなり過ぎないように。岡田舞台挨拶のときに大きい音、出そうか(笑)?平手ホントやめてください(笑)!取材・文:黒豆直樹撮影:稲澤朝博スタイリング:大石裕介(岡田)、手塚陽介(志尊)、大村鉄也(Commune Ltd., / 平手)ヘアメイク:中西樹里(岡田)、礒野亜加梨(スタジオまむ / 志尊)、Mao(maxstar / 平手)(C)2021映画「さんかく窓の外側は夜」製作委員会 (C)Tomoko Yamashita/libre
2021年06月02日ニコラス・ケイジ(57)が5度目の結婚を果たしたことが分かった。お相手は日本人女優のリコ・シバタ(26)で、ニコラスは「People」誌に「本当です。私たちはとても幸せです」と結婚を認めている。ラスベガスの「ウィン・ホテル」で2月16日に小さな式を挙げたという2人。この日は2009年に他界したニコラスの父オーガスト・コッポラの誕生日で、ニコラスにとって大切な日であり、「父に敬意を表して選んだ」という。ニコラスの衣装は「トム・フォード(TOM FORD)」のタキシード、花嫁は和装スタイルで、2人が熱いキスを交わした写真が公開されている。花嫁がバージンロードを歩いているときに流れた曲は、「Kiroro」の「冬のうた」という情報もある。挙式後のパーティーには、ニコラスの3番目の妻アリス・キムと、アリスとの間にもうけたカル=エルくんも出席した。ニコラスはパトリシア・アークエット、リサ・マリー・プレスリー、アリス、エリカ・コイケとの結婚歴があり、今回は5度目。2019年3月にエリカと結婚した際は、4度目の結婚生活が4日で破綻したことで話題となった。今回の結婚についてはすでに約3週間が経過しており、つい先日、ニューヨークのセントラル・パークで2人が仲良く馬車に乗っている姿が目撃されている。結婚生活は順調のようだ。とはいえ、SNSには「半年もつかな?」「過去の4回の結婚でなにも学んでいない」などの厳しい声が寄せられている。(Hiromi Kaku)
2021年03月08日岡田将生と志尊淳がバディを演じた映画『さんかく窓の外側は夜』が現在公開中だ。この度、森ガキ侑大監督の作品にかける思いと制作秘話が明かされた。本作は、ヤマシタトモコの同名漫画を原作とした、霊が“祓える男”冷川(岡田将生)と、霊が“視える男”三角(志尊淳)のふたりが“除霊”という特殊能力を使って未解決事件に挑む、除霊ミステリーエンタテインメント。ひょんなことから共に除霊作業の仕事をすることになった冷川と三角は、刑事の半澤(滝藤賢一)から持ちかけられ、呪いが生んだ未解決殺人事件の謎に迫っていく。CMディレクターとして数多くの作品を手掛け、国内外の広告賞を受賞している森ガキ監督。2018年には初の長編映画となる『おじいちゃん、死んじゃったって。』で第39回ヨコハマ映画祭森田芳光メモリアル新人監督賞を受賞したほか、海外映画祭でも高い評価を得る、今注目のクリエイターだ。本作で初めて漫画原作の実写化に挑んだ森ガキ監督は、「原作をただなぞるだけではない作品ができるだろうか?」という不安もありつつも「人間さえしっかり描くことができれば、見たことのない映像表現にチャレンジできる余白を感じた」という決意のもとオファーを承諾したという。冷川・三角・エリカそれぞれのキャラクターを軸に構成を行ったそうで、「人とは違う(特殊な)能力を持っているがために孤独を抱えていた3人が出会うことで、それぞれに自分が存在する意義や居場所を見つけるという骨組みと、オリジナルのゴールを脚本家の相沢さんにお渡しして、一緒に脚本を練っていきました」と、原作とは違ったアプローチを仕掛けて、よりリアリティに目を向け挑戦したと明かした。そのこだわりは、冷川が三角の体に触れて除霊を行うシーンにも反映されており、原作とはまた違った楽しみ方が可能である。劇中の「幽霊より人間の方がよっぽど怖い」というセリフが特に気に入っているという森ガキ監督。近年SNSを中心に飛び交う誹謗中傷など「言葉の持つ力」の恐ろしさを“穢れ”と位置付け、単なるホラー要素のある映画ではない、誰しもが加害者になり得る身近な言葉の恐怖に目を向けた、全く新しいジャンルの映像表現を目指した。ビジュアル面でも穢れを表現するために、人間を黒、幽霊を白と決めるなど、細部にまで拘り尽くされている。『さんかく窓の外側は夜』全国公開中
2021年01月25日●俳優の岡田将生と志尊淳がW主演を務める、映画『さんかく窓の外側は夜』が現在公開中だ。ヤマシタトモコ氏によるミステリーホラー作品の実写化である同作は、霊を祓うことができる男=冷川理人(岡田将生)と、霊を視ることができる男=三角康介(志尊淳)が心霊探偵バディを組み、ある不可解な連続殺人事件の謎を追うことになる。今回、“呪いを操る女子高生”としてストーリーの鍵を握るヒロイン・ヒウラエリカを演じたのが平手友梨奈。まるで兄妹のようなキャスト陣の微笑ましいやりとりも話題となっているが、今回は主演の志尊とヒロインの平手2人にインタビューし、作品について、また作品を通して考えたことについて話を聞いた。■新しい世界に触れられる作品――作品を拝見して、霊に対するアプローチが漫画やアニメに近く、新しさも感じました。お二人は実際に作品を見てどんな感想でしたか?志尊:霊が視える、祓えるというのは抽象的なものなんですけど、リアリティの世界に落とし込んだ世界観を表現できているのが新しいし、そういう人も共存している世界を見せられていると思いました。背景も色を統一していて、美術の段階から作り込んでいたからこその世界観で。作品で本質的に描いているのは、それぞれが持つコンプレックスや言葉の持つ重みだったりして、今の社会に対してのメッセージにもなっているので、現実にハマっていながらファンタジーでもあるという面白さがあり、みなさんの反応を見るのが楽しみです。平手:自分はもともとあまり漫画を読まないので、映画を撮る前に原作を読ませていただき、すごく面白くて、早く次を読みたいと思いながら夢中になっていました。霊が視えることや、バディの関係、自分が演じる役柄など、新しい世界に接した感覚になりました。■2人の持つコンプレックス――コンプレックスの話が出てきましたが、お二人はコンプレックスについてはどのように考えていますか?志尊:今回描かれていたのは、疎外されていた過去があるとか、ある種マイノリティとして扱われていた部分も含めてのコンプレックスだったと思いました。僕自身で言うと、イメージというものが怖いです。僕らはプライベートを常に見られているわけではなく、世に出ているものが全てだし、さらに出ているもの全部を見ていただけるわけではないので、断片的なイメージで人格が作られてしまいます。イメージに自分が作られてるんじゃないかな? と思う瞬間もあったりします。でも今回三角を演じてみて、僕は自分が感じたものを信じて、尊重していきたいなという気持ちにもなりましたし、この作品を見て皆さんもイメージへの価値観や考え方が、少し変わったらいいのかなと思います。――平手さんはいかがですか?平手:自分は、コンプレックスの塊みたいなものなので……。志尊:いつもそうなんですよ、この子は!(笑) 何話しても「いや、私なんか」と言うんですよ。平手:逆に、作品を見てくださった方に、コンプレックスの直し方を教わりたいです。志尊:じゃあ、自分の好きなところを3つ挙げてください。なんでもいいので!平手:自分の好きなところ……!? いや、ないよ!志尊:「まだ、ここはいいかな」という感じでもいいので。平手:ええっ、なんだろう……あ、首が長い。志尊:お~、いいじゃん! 首、長いよ!平手:それくらいです……。たまに、褒められるので。志尊:それくらい!? 絶対他にも褒められてるでしょう(笑)。でも、首が長いところは好きということですね。平手:まだ、ましなほう。でもストレートネックなので、肩こりもひどいし、あんまりいいことはないんですけど……。志尊:いいじゃないか! 見た目がいいんだから。平手:あと、猫背というのはよく言われます。志尊:そこは「直した方がいいよ」と何回も言ってるんですけど、直さないんですよ。平手:ストレートネック、猫背、という最悪のコンビで、ダメなんです(笑)。志尊:てち(平手)って、人に「いいよ」と言われても、自分で信じられるものじゃないと言葉にしないよね。そこは、僕も一緒です。コンプレックスって、そういうものなのかもしれない。周りから「いいじゃん」と言われても自分は好きになれないんだけど、ふとした瞬間に受け入れられたりもする。ただ、コンプレックスになってしまう理由も、周りからの反応が1番大きいと思うんです。過去に何か指摘されたとか、それによって気持ちが左右されてしまったりとか。■イメージに振り回されたことも…――そういったイメージに対して、自分の行動や考え方が変わったことはありましたか?志尊:20代前半のときは、自分がしたいことと需要が相入れないこともあり、難しいと思っていました。「自分はこういう人間だから、好きになって」という生き方もあるけど、自分に自信がないからこそ「イメージに沿うようなことをしなきゃ」となってしまったこともあって。今は他人の作るイメージ通りに生きようなんて全然思っていないし、自分が思う生き方をしよう、と思っています。10年やってやっと少し自信が持てたところです。でも、本当に最近ですね。22~3歳くらいまでは、イメージに苦しんでいました。例えば「スイーツ男子」というイメージに引っ張られて、自分で「なんで、こんな甘いものばっかり食べてるんだろう」と思ったり。平手:本当にスイーツ男子だったんだ。志尊:甘いものは好きだったんだけど、「スイーツ男子だから、女子力高いですよね」と言われて、「別にスイーツ=女子なわけじゃないよなあ」とか、疑問に思ったり。それに「いつも食べています」と言っていたから、「食べなきゃいけない」と義務のようになってしまって。ふと冷蔵庫を開けたら、全然食べていないスイーツが余っていて、「これ、なんなんだろう」と……。好きなものって、変わるじゃないですか。今スイーツが好きでも、半年後はわからない。でも、1度「スイーツが好き」と言ったら、バラエティ番組などでも、ずっとスイーツ好きのイメージを求められる。そういったことの狭間で戦うことはありました。●■ハアハアするシーンが多い――今作の撮影では、どんなところが大変でしたか?志尊:気絶するシーンとか、目覚めてすぐに悲しい感情が来て涙をながさなければいけないとか、芝居の感情の起こし方は大変でした。けっこうハアハアするシーンも多かったので、酸欠になって周りが見えなくなることもありました。テストから本気でやりすぎて、目がチカチカすることもあったり、意外と体を張った撮影でした。――除霊シーンは、苦しそうな様子が続いていましたね。志尊:ずっとハアハアしてるんですよ! あれ、きついよね。平手:クラクラする。志尊:「空気を吐いた分、吸えばいい」と言われるんですけど、ハアハアのプロじゃないから!(笑) 実際に苦しかったです。ハアハアの勉強をしておきます。■大変だったことは…女子高生の制服平手:私は、久しぶりに女子高生の制服を着たのが難しかったです。今までは短いスカートをはいても、膝より少し上くらいだったんですけど、今回はリアルな女子高生を描いているから、自分の中ではかなり短い丈で、「女子高生って、どうやって歩くんだっけ?」と、ずっとそわそわしていました。でも、立ち姿や制服などで、普通の女の子ということを表せたらと思って演じていました。――撮影現場取材でも「この寒い中、スカート姿で頑張っている平手さんがすごい」と話題になっていました。志尊:この子、「寒い」とか言わないんですよ。完全に体が震えていたのに、弱音を吐かないので、そこが心配です。兄として。平手:(笑)志尊:エリカが崩れ落ちるシーンでも、膝パッドを入れたくないというから「入れなさい」と。「でも、それだとエリカの気持ちがわからない」「怪我したら本末転倒だから、入れなさい」と、そこのせめぎ合いはありました。無理しちゃうので。撮影の時は現役の女子高生だったんだよね?平手:現役だったけど、スカートをはく機会があまりなくて……衣装でもないし、パンツばっかりでした。志尊:その話は撮影中もしていたよね。僕とまーくん(岡田)で、てちを買い物に連れて行こうとしていて、「スカートも似合うから、試してみなよ」と言っていたんだけど、「いやだ」と(笑)。平手:買い物は行きたいけど、スカートは……似合ってないもん。淳くんは私の好きなブランドを覚えてくれていて、トレーナーとカバンを誕生日プレゼントにくださったので、「は~、すごい!」と思いました。志尊:実はそこで、スカートをプレゼントしようかなと思ったんだよ。マネージャーさんと店まで行って。平手:お店まで行ったの!? 申し訳ない!志尊:ただ女性のスカートに関して無知すぎて、サイズ感とかもわからなかったし、押しつけになってしまうと良くないので、てちが「スカートをはいてみたい」という気持ちになった時にあげようと思って。平手:でも、もらったらはく(笑)。志尊:じゃあそれはもう、あげたらよかったな(笑)。■志尊淳1995年3月5日生まれ、東京都出身。11年にミュージカル『テニスの王子様』で俳優デビューを果たし、14年『烈車戦隊トッキュウジャー』で注目を集める。近年の主な映画出演作に、『帝一の國』(17年)、『フォルトゥナの瞳』『劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD~』『HiGH&LOW THE WORST』(19年)など。その他、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』(18年)、読売テレビ・日本テレビ系『極主夫道』(20年)をはじめ多数のテレビドラマにも出演。第43回エランドール賞新人賞・TVガイド賞ほか、NHKドラマ10『女子的生活』における演技により、第11回コンフィデンスアワード・ドラマ賞主演男優賞、第73回文化庁芸術祭テレビドラマ部門放送個人賞を受賞。 スタイリスト:手塚陽介 ヘアメイク:礒野亜加梨(スタジオまむ)■平手友梨奈2001年6月25日生まれ、愛知県出身。15年8月に結成された女性アイドルグループ欅坂46のメンバーとして、16年「サイレントマジョリティー」でデビュー。18年、『響 -HIBIKI-』で映画初出演にして初主演を務め、第42回日本アカデミー賞で新人俳優賞、第31回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞で新人賞を受賞した。本作で2年ぶり2度目の映画出演となり、映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の公開も控えている。 スタイリスト:大村鉄也(Commune Ltd.,) ヘアメイクMao(maxstar)
2021年01月23日本日1月22日(金)上映がスタートする、岡田将生×志尊淳×平手友梨奈が共演する映画『さんかく窓の外側は夜』より、波乱の展開を匂わす本編映像が公開された。本作は、岡田さん演じる霊が祓える男と、志尊さん演じる霊が視える男が、“除霊”という特殊能力を使い、未解決事件に挑む除霊ミステリーエンターテインメント。呪いが生んだ連続殺人事件の謎に挑んでいく。今回到着した映像は、冷川と三角の心霊探偵バディが、呪いを操るエリカと出会い、真の敵(!?)“先生”と呼ばれる存在に挑んでいくきっかけとなるシーン。エリカに対して「刑事・半澤(滝藤賢一)の妻・冴子(桜井ユキ)にかけた呪いを解いてほしい」と依頼をする2人だが、拒否されてしまう。父親の指示で呪い屋をしているエリカだが、彼女にかけた呪いには、人々の穢れを貯めておく装置“貯金箱”のエネルギーを使ったため、自分だけでは解けないらしい。その装置を作ったのは、“先生”と呼ばれる宗教団体の教祖(筒井道隆)。実はこの先生が冷川の記憶にも潜んでいることが明らかになっており、冷川の過去に一歩踏み込んだ場面となっている。『さんかく窓の外側は夜』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:さんかく窓の外側は夜 2021年1月22日より全国にて公開©2021映画「さんかく窓の外側は夜」製作委員会©Tomoko Yamashita/libre
2021年01月22日映画『さんかく窓の外側は夜』の貴重なシーンを捉えた本編映像が公開された。本作は、ヤマシタトモコの同名漫画を原作とした、霊が“祓える男”冷川(岡田将生)と、霊が“視える男”三角(志尊淳)のふたりが“除霊”という特殊能力を使って未解決事件に挑む、除霊ミステリーエンタテインメント。ひょんなことから共に除霊作業の仕事をすることになった冷川と三角は、刑事の半澤(滝藤賢一)から持ちかけられ、呪いが生んだ未解決殺人事件の謎に迫っていく。今回公開された本編映像では、冷川と三角が、呪いを操る女子高生エリカ(平手友梨奈)と出会い、真の敵と思われる"先生”という存在にたどり着く貴重なシーンが公開された。冒頭では冷川と三角がエリカに対し、「刑事・半澤の妻・冴子(桜井ユキ)にかけた呪いを解いてほしい」と依頼。父親の指示で呪い屋をしているエリカだが、冴子にかけた呪いには、「貯金箱」という人々の穢れを貯めておく装置のエネルギーを使ったため、自分だけでは解けないという。その装置を作ったのは、“先生”と呼ばれる、エリカやエリカの父が所属する宗教団体の教祖(筒井道隆)だった。さらに、映像では“先生”が冷川の記憶にも潜んでいることが明かされる場面も、これまで謎に包まれてきた冷川の過去に一歩踏み込む、今後の展開にとって鍵となるシーンだ。エリカに記憶を覗かれて動揺を隠せない冷川、不審そうに冷川を見つめる三角、そしてこれまでとは違う表情を見せ、徐々に2人に心を開いていくエリカ。“先生”という存在を通して、3人の関係性にも変化が現れ、事件の謎解明に向けて物語が一気に加速していく。怪奇事件の先に待ち受ける存在に行き着いた冷川、三角、エリカの3人は、自分の過去や孤独、自分自身と向き合いながら謎を紐解いていけるのか。その答えを、ぜひ劇場で見届けてほしい。◆『さんかく窓の外側は夜』本編映像『さんかく窓の外側は夜』公開中
2021年01月22日映画『さんかく窓の外側は夜』(1月22日公開)の公開前夜祭 舞台挨拶が21日に都内で行われ、岡田将生、志尊淳、平手友梨奈、森ガキ侑大監督が登場した。同作は、ヤマシタトモコによるミステリーホラー作品の実写化で、ワタナベエンターテインメントと松竹がタッグを組み、共同で企画開発・製作する、ワタナベエンタ×松竹による共同制作プロジェクト第1弾となる。霊を祓うことができる男=冷川理人(岡田将生)と、霊を視ることができる男=三角康介(志尊淳)が心霊探偵バディを組み、刑事・半澤に依頼され、ある不可解な連続殺人事件の謎を追うことになる。先日、北川景子の出演も発表されたが、公開された撮影映像での平手の楽しそうな様子に対して「やっぱり、北川さんとのシーンが一番楽しかったのかな?」(岡田)、「メイキング映像で、見たことない顔してました」(志尊)と、男性陣はショックを受けた様子。平手は「少しのシーンだったんですけど、本当に共演できて良かったなと個人的には思っています」と喜ぶ。3人でのシーンについては、「意外と、共演シーンというのはあんまりなくて、どちらかというと、撮影していない時間に一緒にすごした時間の方が印象に残っています」と振り返った。さらに、キャスト陣にとって「運命」と感じたことは? という質問についても、平手は「運命という言葉で表すのが正解かわからないんですけど、本当に北川さんとまたご一緒できたことは、すごく嬉しいなと心から思っております」と回答。深い思いを表した。イベントでは、森ガキ監督から3人へのサプライズで手紙も読み上げられた。監督は「この映画のエリカは絶対に平手さんしか考えられなかったです。なのでこの映画を引き受けてくれたときの胸の高まりを今でも覚えています」と感謝。最初は目も合わせることもなかったが、「撮影が始まるにつれ、役について話していくうちにコミュニケーションが取れてほっとした」「現場での集中力に驚かされました。平手さんという存在そのものに吸い込まれて、驚かされた」「平手さん演じるエリカの目が僕は好きです」と絶賛する。最後に「岡田くん志尊くんが平手さんのことを"てち"と呼んでいるのを遠くの方から指をくわえて羨ましく思っていました」と告白した監督に、平手も笑顔を見せる。森ガキ監督が「なので、今日は初めて呼ばせてください。てち、この映画を選んでくれてありがとう」と結ぶと、平手は「監督からお手紙があるなんて思ってもいなかったので、まずは本当に感謝の気持ちでいっぱい。あとは、陰ながら"てち"というのを羨ましく思っていたんだなというのを今日初めて知って、監督から"てち"と言われて嬉しかったです」と喜んでいた。
2021年01月21日女優の北川景子が、映画『さんかく窓の外側は夜』(1月22日公開)に出演していることが18日に明らかになった。同作は、ヤマシタトモコによるミステリーホラー作品の実写化で、ワタナベエンターテインメントと松竹がタッグを組み、共同で企画開発・製作する、ワタナベエンタ×松竹による共同制作プロジェクト第1弾となる。霊を祓うことができる男=冷川理人(岡田将生)と、霊を視ることができる男=三角康介(志尊淳)が心霊探偵バディを組み、刑事・半澤に依頼され、ある不可解な連続殺人事件の謎を追うことになる。この度、映画公開を目前に控え、本作に北川景子が出演していることが解禁。“呪いを操る女子高生”としてストーリーの鍵を握るヒロイン・ヒウラエリカ役の平手友梨奈との劇中写真も初公開となった。北川は、街中を歩いているところをヒウラエリカに呼び止められ、エリカから呪いをかけられる弁護士・慶子を演じる。北川と平手と言えば、映画『響-HIBIKI-』(18年)での共演以降今でも交流があるという仲。今回は「呪いをかける・かけられる」という役どころではあるが、撮影日は再共演を喜び合い、撮影合間には和気藹々と楽しそうに話すふたりの様子も見られた。今回メイキング写真に加え公開されたメイキング映像には、1シーンのみの出演である北川が先にクランクアップを迎え、平手が「終わって欲しくない…」と北川との撮影終了を悲しむ様子も収められた。
2021年01月18日チョコレート・ジェムズがお届けするエクスペリエンスは、その味わいのみに留まらず、見た目の美しさ、そして口に入れた瞬間に創造力を掻き立てられるような、五感を刺激するチョコレート体験です。【写真左から】ヴェネト州 メモリー・オブ・グラッパ 、 ラツィオ州 エリカ ハニー、サルデーニャ州 ペコリーノ・チーズ、カラブリア州 ペペロンチーノ(唐辛子)2021年のバレンタインに、イル・チョコラートが贈るテーマは、『フレーバーで巡る、イタリアの甘美な旅』です。イタリアは、世界でも屈指の人気を誇るトラベルデスティネーションであり、その魅力は、芸術や美の文化だけでなく、北部から南部に渡り展開されるひとつの都市を舞台とするユニークな地域性と多様な食文化にもあります。それをヒントにブルガリでは、その土地ならではの食材を使ったガストロノミカル・トラベル・チョコレート・ジェムズを創作しました。チョコレート・ジェムズで各地を巡りながら、甘美なイタリアへの旅をお楽しみください。【パッケージ】古代ローマの壮麗な遺跡、カラカラ浴場を彩るモザイクからインスピレーションを受けたブルガリのジュエリーモチーフ、『ディーヴァ』をヒントにしたパッケージは、ゴールドに優美な曲線を描き、イタリアが放つタイムレスな魅力を表現しています。<サン・ヴァレンティーノ 2021 (4個入)>4種類のバレンタイン限定のフレーバーが入った、特別ボックスです。販売開始日:2021年1月14日(木)価格:4,800円(税込み)<サン・ヴァレンティーノ 2021 (10個入)>4種類x2個とブルガリ・ブルガリ 『松の実と栗』x2個入りの贅沢なボックスです。販売開始日:2021年1月14日(木)価格:1万1,000円(税込み)スペシャルサイトはこちらから ブルガリ銀座タワー《イル・バール》 期間限定ヴァレンタインカクテル が登場オリジナルカクテル《ピエモンテ・ヌメロ・チンクエ》ピエモンテ州トリノを代表する銘酒《スイート・ベルモット》。 ブルガリイル・バールでは、サン・ヴァレンティーノ2021の 「5番目のチョコレート」として、ベルモットをベースとした オリジナルカクテル《ピエモンテ・ヌメロ・チンクエ》を期間限定でご用意致します。2種のクーベルチュールとウォッカなどを混ぜたオリジナルのチョコレートペーストにベルモットを加えたカクテルです。イタリアの旅の締めくくりに後味のすっきりしたアロマテックなカクテルをお楽しみください。<ヴァレンタインカクテル -ピエモンテ・ヌメロ・チンクエー>販売期間:2021年1月14日(木)― 2月14日(日)価格: 2,300円 (別途、税金と13%のサービス料が加算されます。)提供場所:ブルガリ銀座タワー10F「ブルガリ イル・バール」【お問い合わせ先】 ブルガリ イル・バール TEL: 03-6362-0510【HP】 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年01月18日ブルガリ イル・チョコラート(BVLGARI IL Cioccolato)は、バレンタイン限定チョコレート「サン・ヴァレンティーノ 2021」を2021年1月14日(木)に発売する。ブルガリ イル・チョコラートの2021年バレンタインのテーマは、“フレーバーで巡る、イタリアの甘美な旅”。イタリアの各都市のユニークな地域性と多様な食文化からインスピレーションを得て、その土地ならではの食材を使用したチョコレート「サン・ヴァレンティーノ 2021」を展開する。「サン・ヴァレンティーノ 2021」では、バレンタイン限定フレーバーとして4種類のチョコレートが揃う。「ヴェネト州 メモリー・オブ・グラッパ」は、フルーティーなグラッパ風味のミルクチョコレートガナッシュをビターチョコレートで包み込んだ。地域の生活に不可欠な唐辛子フレーバーの「カラブリア州 ペペロンチーノ(唐辛子)」は、チリオイルにアーモンド、ヘーゼルナッツのプラリネを組み合わせたユニークなフレーバーだ。その他、ローマを擁するラツィオ州のエリカはちみつを使ったミルクチョコレートガナッシュを使用した「ラツィオ州 エリカ ハニー」や、ペコリーノ・チーズとアカシアはちみつのビターチョコレートガナッシュの「サルデーニャ州 ペコリーノ・チーズ」といったフレーバーを用意し、まるでイタリアを旅しているかのような気分を味覚から楽しめるラインナップに仕上げている。「サン・ヴァレンティーノ 2021」は、4個入りボックスに加え、バレンタイン限定フレーバーに「松の実と栗」2個を加えた10個入りボックスでも販売される。【詳細】ブルガリ イル・チョコラート「サン・ヴァレンティーノ 2021」発売日:2021年1月14日(木)展開店舗:ブルガリ イル・チョコラート ブルガリ銀座タワー10F・松屋銀座B1F・高島屋大阪店B1F・オンラインショップ価格:・サン・ヴァレンティーノ 2021(4個入) 4,800円(税込)・サン・ヴァレンティーノ 2021(10個入) 11,000円(税込)【問い合わせ先】ブルガリ イル・チョコラートTEL:03-6362-0510
2021年01月11日占いBar「SANGO」のバーテンダー&占い師、千田歌秋さんの連載コラム『占いBarの恋愛相談~今宵は特別なカクテルを~』の第3弾!恋に悩む女性たちに寄り添い、そっと背中を押す恋愛相談をステキなカクテルと共にお届けします。■占いBarの恋愛相談 #3 エリカさんの場合たなびく雲が、街路樹を彩るイルミネーションの光に照らされて、頬を赤らめたようにほんのり色づいて見える、クリスマスイブ。恋人たちは愛を語り合い、家族はその温かい絆を確かめ合う、そんな特別な夜です。街を覆い始めた夜のとばりが、行きかう人々と明滅するライトを見渡している様子は、凍てついた孤独な心が、誰かの温もりの灯火を探しているかのよう。一人で過ごすことをためらい、友達を誘って街へ繰り出す人もいるのです。恋人のいないエリカさんも、一人のイブは嫌だからと、占い好きの親友ウララさんを誘って、この店にやってきました。■クリスマスに吹っ切れた気持ち実は、ウララさんはすでに結婚しており、二歳になるお子さんもいます。(今日はおじいちゃんとおばあちゃんの家に遊びにいっています)エリカさんは、親友の幸せそうな様子や、将来子供が欲しいという想いに背中を押され、二年前から真剣に婚活を始めました。しかし、なかなかいい相手にめぐり会えません。今年も、クリスマスまでには彼氏を作ろうと、気になる人にアプローチしましたが、その相手からは色よい返事をもらえず、あいまいな形で保留にされたまま。それで彼女は、自ら連絡を断って友達と会うことを選んだのです。前日まではうじうじと悩み、暗い顔をしていたエリカさんでしたが、今夜は気持ちが吹っ切れたのか、すがすがしい表情でお酒を楽しんでいます。ひとしきり、独身と既婚、それぞれのメリットとデメリットについて語り合った後、エリカさんはこれからの恋愛運について占いを受けてみることに。■新たな恋か、それとも…今後の恋愛と言っても、占う内容はさまざまです。本人の運気、相手の気持ち、出会いのタイミング、どうやって探すか、どんな人を選ぶべきかなど…。エリカさんは、返事を保留にしたままの彼に再度チャレンジする場合(やや未練があるのです…)と、新しい相手を探す場合(ほかに気になる人も、アプローチされている人もいないのが現状)の、それぞれの恋模様を知りたいと伝えました。カードを引いてみると…All tarot card design (C)Takako Hoei/Stella Kaoruko◎1枚目「ソードの2」今の彼に再トライした場合を占うと、出たカードは「ソードの2」。月夜に目隠しをした女性が二本の剣を手に佇んでいます。目隠しをされた状態ですから、彼もエリカさんのことをきちんと見てはくれなさそうですね。二本の剣をクロスさせて掲げている姿から読み解けるのは、おそらく彼には、もう一人候補者がいて、どう決断の剣を振り下ろしていいのかわからない状態にあるのでは、ということ。そう、イブのデートをためらっていたのも、もしかしたら別の女性の存在があったからかもしれません。残念ながら、今後もその状況は変わらないようです。◎2枚目「女帝」新しい相手を探す場合、出たのは「女帝」でした。華やかなピンク色のカード。背景には恋の花が咲き乱れています。これは、気になる人が何人か現れるという暗示ですから、新たな出会いを期待できそうです。問題は、どうやって一人に絞るかですね。カードの女帝が右手に持った笏(しゃく)は、自ら決定権を持つこと、左手で受け取っている卵は、赤ちゃんの象徴でしょうか。つまり、候補者の中から、結婚だけでなく二人の子供についてもしっかり考えてくれる人を、エリカさん自身が選ぶことになりそうです。■とっておきのカクテルを…占いを終えたエリカさん。美しくも力強い「女帝」がとても気に入ったようで、そのカードにちなんだカクテルをリクエストしてくれました。ウララさんも同じものを所望されたので、お二人には当店のオリジナル、タロットカクテル「女帝」をお楽しみいただくことに。ロシアの大地の恵みであるウォッカをベースに、1本の枝にたくさんの実をつけるグレープフルーツと、豊穣を祝う北アメリカの感謝祭には欠かせないクランベリーの果汁を混ぜ合わせ、美と愛の象徴であるバラのリキュールを加えたカクテルです。お酒が飲めないウララさんには、ウォッカを抜いて、バラのリキュールの代わりにローズシロップを使ったノンアルコールバージョンを。■クリスマスの奇跡二人がピンク色のカクテルで乾杯していると、エリカさんの電話が鳴りました。なんと、あいまいに返事を保留していた彼からです。今からでもいいから会えないか、とのこと。すっかり気分が高揚し、これからの恋愛では女王になると心に決めたばかりのエリカさんは、その誘いをあっさりと断ってしまいます。彼の誘いは、「ソードの2」のメッセージを思い出させ、せっかく高揚していた気持ちに水を差されてしまったようです。確かに彼は、もう一人の相手に断られたから、エリカさんを誘ってきたのかもしれません。カードに描かれた三日月のように、今は彼の気持ちも満ちているけれど、ほかの候補が現れればまた冷めてしまう可能性もあるでしょう。エリカさんは、力強く宣言します。選ばれるのを待つのではなく、自ら選んでいくのだと。何人かの候補者が現れた後に、将来のことを考えられる相手を自分で選ぶのだと。もし彼が運命の人なら、彼を選びたいと思うその時には、きっと私にふさわしい人になっているはずだからと。行き交う人々を見ながら、温もりを探す夜の闇のようだったエリカさんは、この日を境に、自ら輝きを発して、雲に自分の色を映すイルミネーションのような女性へと、変わったのです。--------------------------◎今宵のカクテルレシピタロットカクテル「女帝」・シェイカーに、ウォッカ20ml、グレープフルーツ20ml、クランベリージュース20ml、ローズリキュール5mlを入れ、氷を入れてシェイクする。・よく冷やしたカクテルグラスに注ぐ。・甘さが足りなければガムシロップを少々加えてもOK。華やかなピンク色の装いで、その身を飾っていても、味わいはそんなに甘くないという、しなやかで美しい女帝のカクテル。燃え上がるようなウォッカの情熱と、豊かな恵みを象徴する果実の包容力、バラの美しさが、理想的な恋を演出してくれるでしょう。--------------------------****~お知らせ~いつもご愛読いただき誠にありがとうございます。3回にわたってお送りしてきた千田歌秋さんの『占いBarの恋愛相談』は、諸般の事情によりしばらくの間、休載とさせていただきます。楽しみにしてくださっていた読者のみなさまには大変申し訳ありませんが、連載再開をお待ちください。よろしくお願い申し上げます。****
2020年12月24日岡田将生&志尊淳のW主演で贈る『さんかく窓の外側は夜』より、平手友梨奈が演じる“呪いを操る女子高生”非浦英莉可の圧倒的な存在感が感じられる場面写真が公開された。今回到着した場面写真は、未解決事件の調査を進めるうちに非浦英莉可にたどり着いた霊が視える男・三角(志尊さん)と英莉可が、初めて接触するシーン。またもう一枚は、刑事・半澤(滝藤賢一)に事件について問われ、慌てた英莉可が半澤に呪いをかけようとする場面だ。そんな平手さんについて岡田さんと志尊さんは、「普段はシャイでお茶目な女の子ですが、お芝居では“目が合うと離せなくなる”力強さもありました」、「強くて、ナイーヴで、愛があるところが、英莉可にリンクしていると思います」と絶賛し、監督の森ガキ侑大も「集中力がすごいし、瞬発力、目力みたいなものがエリカに合っている。芝居として見てもゾクッとする」とコメントしている通り、今回公開された写真でも、その鋭い目線と存在感が印象的に写し出されている。また、英莉可について「ほとんど全部共感した」と語る平手さんは、今回の役作りにおいて、あえて英莉可の部分しか台本を読まずに挑んだという。ほかの登場人物の動きや感情、物語の展開を知り過ぎてしまうと、演じる上で面白さが無くなり、新鮮味も無くなってしまうためだったそう。そんなこだわりが活かされ、劇中ではよりリアルで見応えのあるものが完成している。『さんかく窓の外側は夜』は2021年1月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:さんかく窓の外側は夜 2021年1月22日より全国にて公開©2021映画「さんかく窓の外側は夜」製作委員会©Tomoko Yamashita/libre
2020年12月03日岡田将生、志尊淳W主演作『さんかく窓の外側は夜』が、2021年1月22日(金)より全国公開される。この度、本作の新たな場面写真が公開された。本作は、霊が“祓える男”冷川(岡田)と、“視える男”三角(志尊)のふたりが 、“除霊”という特殊能力を使い、未解決事件に挑む、除霊ミステリーエンタテインメント。連続殺人事件と呪いの謎に隠された真実に、冷川と三角の心霊探偵バディが迫る。さらに“呪いを操る女子高生”英莉可役として、欅坂46の元メンバー平手友梨奈も出演している。公開された場面写真は、未解決事件の調査を進めるうちに、呪いを操る女子高生の存在にたどり着いた三角と英莉可が初めて接触するシーンをとらえている。さらに、刑事・半澤(滝藤)に事件について問われ、あわてた英莉可が半澤に呪いをかけようとする場面も。どちらも英莉可の鋭い目線と、その存在感が印象的な一枚となっている。主演の岡田と志尊は、平手について「普段はシャイでお茶目な女の子ですが、お芝居では“目が合うと離せなくなる”力強さもありました」、「強くて、ナイーヴで、愛があるところが英莉可にリンクしていると思います」と大絶賛。また、本作の森ガキ侑大監督も「集中力がすごいし、瞬発力、目力みたいなものがエリカに合っている。芝居として見てもゾクッとする」と、全身全霊で英莉可になりきった平手の表現力と、演技の完成度を絶賛している。今回、平手は役作りにおいて、あえて英莉可の部分しか台本を読まずに挑んだと語っている。それは他の登場人物の動きや感情、物語の展開を知り過ぎてしまうと、演じる上で面白さが無くなり、新鮮味も無くなってしまうためだということ。その工夫とこだわりが活かされ、自身も英莉可について、「ほとんど全部共感した」と話すほど、役に共感し共鳴したのだという。『さんかく窓の外側は夜』2021年1月22日(金)より全国公開
2020年12月03日ずっと真夜中でいいのに。新曲「暗く黒く」の配信をスタート、併せてライブ映像をYouTubeで公開した。本楽曲は映画『さんかく窓の外側は夜』主題歌となっており、本日11月3日朝に本予告映像とポスタービジュアルが公開されている。公開された映画の本予告映像は「これからあなたを呪います。お前は、呪われて死ぬ。」という平手友梨奈が演じるエリカの衝撃的な言葉から始まり、岡田将生が演じる冷川と志尊淳が演じる三角の運命的な出会いや、未解決事件に挑む冷川・三角の心霊探偵バディが奮闘する姿を垣間見ることができる。今作のために書き下ろしたという「暗く黒く」も本予告編で使用されている。「暗く黒く」も収録される2ndフルアルバム『ぐされ』2021年2月10日に発売。11月6日正午からは予約受付がスタートする。配信情報ずっと真夜中でいいのに。「暗く黒く」(映画『さんかく窓の外側は夜』主題歌)「暗く黒く」ジャケット配信リンク: FULL ALBUM『ぐされ』2021年2月10日リリース11月6日(金)正午 予約開始※全13曲収録予定※収録曲は全形態共通 (DELUXE盤のみ オフボーカル(インスト)入り)■"強"初回限定DELUXE盤【2CD+GOODS】/ 税込9,900円・本編全曲オフボーカル(インスト)CD付き・にらちゃん(約15cm)&うにぐりくん(約5cm)特製フィギュア・MVアート&ACAね一問一答や制作ノート切れ端コピーなど豪華BOOK・おもちゃ外箱パッケージ(中身は魔導書パッケージ仕様)・(ランダム1000枚限定封入)ACAね 直筆サイン入りポストカード■初回限定LIVE盤【1CD+BD(STREAMING / DL)】/ 税込6,380円・オンラインライブ「NIWA TO NIRA」2020.8.6 完全収録(幻のアンコール「暗く黒く」含む)約60分・ACAね ASMRの旅 滝と焚火編 約60分・魔導書パッケージ仕様※プレイパス(R)対応(Blu-rayの映像をスマホで簡単にストリーミングもしくはダウンロード再生することができるサービスです。)■通常盤【1CD】/ 税込3,300円<店舗特典>オリジナル8bit(ファミコン風)アレンジCD 2曲入り・厳選した過去曲をピコピコ8bitアレンジで収録・フロッピーディスク風デザインジャケ(下記、店舗別2曲づつ収録、全10曲。収録曲名は秘密)①アニメイト②TOWER RECORDS③Amazon.co.jp④TSUTAYA RECORDS⑤ずとまよ応援店ツアー情報やきやきヤンキーツアー(炙りと燻製編)2020年11月28日(土) 東京 東京ガーデンシアター11月28日(土) 東京 東京ガーデンシアター11月29日(日) 東京 東京ガーデンシアター2021年1月13日(水) 横浜 KT Zepp Yokohama1月14日(木) 横浜 KT Zepp Yokohama1月20日(水) 大阪 Zepp Osaka BaySide1月21日(木) 大阪 Zepp Osaka BaySide【席種 / チケット料金(税込)】全席指定6,900円※お一人様1公演につき1枚のみ(複数公演申込可能)※未就学児入場不可LIVE詳細、チケット詳細はこちら 関連リンク"ACAね"Twitter Twitter公式HP
2020年11月03日岡田将生&志尊淳がW主演を務める映画『さんかく窓の外側は夜』(2021年1月22日公開)の本予告映像が3日に公開された。同作は、ヤマシタトモコによるミステリーホラー作品の実写化で、ワタナベエンターテインメントと松竹がタッグを組み、共同で企画開発・製作する、ワタナベエンタ×松竹による共同制作プロジェクト第1弾となる。霊を祓うことができる男=冷川理人(岡田将生)と、霊を視ることができる男=三角康介(志尊淳)が心霊探偵バディを組み、刑事・半澤に依頼され、ある不可解な連続殺人事件の謎を追うことになる。本予告映像は「これからあなたを呪います。お前は、呪われて死ぬ。」という平手友梨奈演じるエリカの衝撃的な言葉から始まり、冷川・三角の運命的な出会いや、未解決事件に挑む心霊探偵バディの奮闘する姿が描かれる。さらに、本作のために書き下ろされた主題歌である、ずっと真夜中でいいのに。の「暗く黒く」が映像を彩る。ミュージックビデオの総再生回数は2.2億回を超え、フェス出演の際は入場規制になるなど、今大注目の特定の形をもたない音楽バンド"ずとまよ。"の最新曲が初解禁となった。
2020年11月03日岡田将生、志尊淳W主演による映画『さんかく窓の外側は夜』が、2021年1月22日(金)より全国公開される。この度、本作の本予告映像と本ビジュアルが公開された。本作は、岡田演じる、霊が“祓える男”冷川と、志尊演じる霊が“視える男”三角のふたりが “除霊” という特殊能力を使い、怪奇事件の解決に挑む、新感覚除霊ミステリーエンタテインメント。本ビジュアルは、心霊探偵バディの冷川・三角、呪いを操る女子高生ヒウラエリカ(平手友梨奈)の3人が、くっきり映し出された三角形の内側から、外側に向かって何かを訴えかけるような眼差しを放つ、ミステリアスなものとなっている。また、本予告映像では「これからあなたを呪います。お前は、呪われて死ぬ」という平手演じるエリカの衝撃的な言葉から始まり、冷川・三角の運命的な出会いや、未解決事件に挑む心霊探偵バディの奮闘する姿が描かれる。そして、作品をドラマチックに染めあげるのは、本作のために書き下ろされた、ずっと真夜中でいいのに。「暗く黒く」。ミュージックビデオの総再生回数は2.2億回を超え、フェス出演の際は入場規制になるなど、今大注目の特定の形をもたない音楽バンド、通称=ずとまよ。の最新曲となる。作詞・作曲も担当するボーカルACAね(アカネ)の繊細かつ呟くような歌声が、映画の世界へと誘う主題歌となっている。『さんかく窓の外側は夜』2021年1月22日(金)より全国公開
2020年11月03日一目惚れした恋人と結婚。とてもステキなことですが、結婚はゴールではなくスタート…しかし、一緒に暮らして初めて見えてくることも、けっして少なくありません。Youtubeチャンネル『平成の雄叫び』では、学生時代に恋人同士だった2人が結婚した後、ようやく現実に気付いた夫婦の動画が配信されています。いじり・いじられな関係『ぽっちゃり男子』のナオヤは、大学時代は野球部の4番打者でしたが、長打か三振かというムラのあるタイプ。そんなナオヤは、自分を『豚呼ばわり』するマネージャーのアユミに一目惚れ。猛アタックして付き合い始め、ナオヤは、ちょっとキツイ冗談を言い合える『いじり・いじられな関係』を気に入っていました。エサ用意したよ~大学を卒業した後、同棲から結婚に踏み切った2人は、エリカという子宝にも恵まれ、笑いの絶えない幸せな家庭を築いていました。ところが、娘のエリカが言葉を話せるようになっても、相変わらずナオヤを豚呼ばわりするアユミ。ナオヤは、教育上、アユミの言葉づかいがよくないと思い始めます。パパのこと大好きだよエリカが小学生になり、以前にも増してナオヤへの当たりが強くなるアユミ。夫婦で大学の同窓会に出席した時も、アユミの態度は野球部の元チームメイトから同情されるほどでした。不意に娘のエリカから「大好き」といわれ、これまで我慢していた感情が一気にあふれたナオヤは…。気になる続きは、YouTubeでご覧ください。この後、ナオヤは、弁護士として活躍している野球部の元チームメイトに連絡し、離婚へと踏み切りました。恋人同士だった学生時代とは異なり、結婚して子供が生まれた夫婦には、子供を正しく育てる責任が伴います。アユミのキツイ冗談は、いつの間にか冗談では済まなくなっていました。『後悔先に立たず』ということわざを、ふと思い出させるような動画でしたね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年10月27日愛する人とのキスは、幸せを感じ、何度でもしたくなるでしょう。しかし、愛する人がいながらも別の男性とするキスは、普通では味わえない感覚があり癖になってしまうという声も……。そこで今回は、“ハマってしまった浮気相手とのキス”について、女性たちにエピソードを聞きました。文・塚田牧夫奥さんをよく知っている「今付き合っている彼は、既婚者。趣味のテニスサークルで知り合ったんです。そのサークルには彼の奥さんもいたので、当然奥さんのこともよく知っています。すごくキレイでオシャレな人でした。そんな彼と初めてキスをしたとき、奥さんを知っているからこそテンションが上がってしまったというか……。なんだか彼の奥さんに勝った感じがしたんですよね」レナ(仮名)/26歳相手のパートナーを知っていると、より罪の意識も深くなります。ですがこの女性には、逆にそのことが気持ちを高ぶらせるポイントになったようです。彼を思いながら「彼は私のことをすごくウブな女性だと思っています。でも、実際は経験もそれなりにありますし、浮気もしています。浮気相手とキスをするときには、そんな彼の顔が浮かぶんですよね。申し訳ない……と思うのですが、その感覚にハマってしまいました」アヤ(仮名)/29歳彼の知らない一面を、浮気相手に見せているのでしょう。さらには彼を裏切っているという後ろめたい気持ちが、逆に気持ちを燃え上がらせているようです。彼の寝ている横で「彼の家で、彼の後輩と3人でたこ焼きパーティーをしたとき。その後輩くんは可愛らしい顔をしていて、正直私のタイプだったんです。そんな気持ちを秘めながら、3人で楽しく過ごしていたのですが……。途中から彼が寝始めたので、私がふざけて、後輩くんに抱き付いたんですよね。お酒を飲んでいたこともあり、大胆になってしまったんです。そうしたら、いきなりキスをされてしまい……。さすがにその先には進みませんでしたが、かなりドキドキしました」カリナ(仮名)/27歳この女性にとっては、隣で彼が寝ているというスリリングな状況が良かったのでしょう。もし、見つかったら一巻の終わりなんですけどね……。食事だけと決めていたのに「彼氏がいるのに、ある男性が気になってしまい……。しかもその男性にも、彼女がいたんです。だから、お互いに食事だけという約束で2人で何度か会ったことがありました。1度目の食事は、本当にそれだけ。ですが2度目に、どうしても私がその男性とキスをしたくなり、ついにしてしまったんです。我慢していただけに、あのときは燃えました」エリカ(仮名)/27歳我慢すればするほど、期待が高まるもの。食事だけと思いながらもキスをしてしまったのは、欲求には勝てなかったということでしょう。“女性が燃えた浮気相手とのキス”をご紹介しました。浮気をしているというだけでも、かなり後ろめたい状況なはず。ですが、それが癖になってしまいその関係をズルズルと続けてしまう女性もいるようです。しかし、決して忘れてはいけないのが、一時的な浮気のために大切な人を失う可能性があるということ。くれぐれもそのリスクを肝に銘じておくべきでしょう。©Chris Ryan/gettyimages©svetikd/gettyimages
2020年10月22日グザヴィエ・ドランがナタリー・ポートマンやキット・ハリントンなどを迎えた、初めての英語作品となる前作『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』を観たとき、これは彼の集大成であり、もしかしたら、もう映画を撮らないつもりなのかも…という思いが一瞬よぎってしまった。ドランの作品はいつでも自伝的で、左腕にタトゥーを入れるほど心酔する『ハリー・ポッター』のダンブルドアことマイケル・ガンボンが、“瞬く間に時代の寵児になった”主人公ジョンに示唆を与える役として特別出演していたからだ。だが、そうではなかった。同作の撮影1年前から準備していたという『マティアス&マキシム』で、彼は原点に帰ってきたのだ。成熟期のドランが“ホーム”に帰ってきたこの最新作でドランは、『トム・アット・ザ・ファーム』以来6年ぶりに役者として自身の監督作品に出演している。故郷であるカナダ・モントリオールを舞台にケベック訛りのフランス語を話しながら、実際の友人たちと生み出した『マティアス&マキシム』は恋と友情の青春ストーリー。もはや早熟の天才でも、“アンファン・テリブル”(恐るべき子ども)でもない成熟期に入ったドランが演じたのは、設定は異なれども『マイ・マザー』の少年から10年たったような姿だった。マティアス(マット)とマキシム(マック)、名前も似ている2人の青年の友情の揺らぎと、切なく、じれったいまでの恋心に焦点を当てつつも、彼が演じたマキシムは相変わらず母親に対して複雑な思いを抱えており、30代を前にようやく母親から離れようとしている。その母親役を演じているのが、『マイ・マザー』『Mommy/マミー』でも主人公の母親を演じていたアンヌ・ドルヴァルなのだから、まさに“ホーム”。そして、監督ドランは自分流の映像表現とその伝わり方を承知の上で、『たかが世界の終わり』や『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』のように家族や友人同士の会話によってキャラクターや関係性を紹介し、感情を代弁する音楽をかき鳴らす。ドキュメンタリー映画のようなたわいないやりとりに、恋を自覚した2人の視線の交わりを忍ばせていく。また、『君の名前で僕を呼んで』のエリオとオリヴァーを彷彿とさせる、マティアスとマキシムの青と赤の色彩の対比は衣装だけでなく、マティアスが一心不乱に泳ぎ続ける湖の色や、マキシムの血の涙の跡のようなアザなどにもうかがえる。ゲイのラブストーリーと母子の愛憎を描く…だけじゃないドランさらに注目してほしいのは、窓越しに撮られた景色や人物たちだ。特に、友人の妹であるエリカに自主短編映画への“出演”を約束させられ、皿洗いをしながら困惑するマティアスとマキシムをとらえた窓が切り取った画角にはハッとさせられた。それは『Mommy/マミー』で話題となった1:1=正方形のインスタサイズではなく、Tik Tokやインスタストーリーズの9:16の画角。エリカはデジタルネイティブのZ世代、「ドラゴンボール」の話をしても通じない新世代なのだ。その上、マティアスとマキシムを混乱させるきっかけを作った、この若き映像作家は「物事をラベルで判断したくない」と言ってのける。まるで、オープンリー・ゲイであるドランについて「常にゲイの恋愛と母子の愛憎を描く」といったラベル=レッテルを張りつけていた批評家や私たちファンの凝り固まった決めつけに、ドラン自身が自分はそんなに単純じゃないと新たな挑戦状を叩きつけているようにも思えてくる。いろんな形があっていい、お互いにとって唯一無二の形であればそれでいい、と。エリカに代表される、多様性のその先のインクルーシブ(包括性)をすでに受け入れている者たちのように、この映画を、グザヴィエ・ドランのありのままを観てほしいと投げかけられているような気がする。本作を準備しながら、『ある少年の告白』や『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』で抑圧、迫害されるゲイの青年を演じたことも大きいかも知れない。ドランは本編の冒頭で、影響を受けた『ある少年の告白』監督のジョエル・エジャトンや、『君の名前で僕を呼んで』監督のルカ・グァダニーノ、『ゴッズ・オウン・カントリー』監督のフランシス・リー、そしてマティアスの取引相手を演じたハリス・ディキンソンが眩しい『ブルックリンの片隅で』監督のエリザ・ヒットマンといった4人の先輩たちに本作を捧げている。今度は自分の作品が誰かにとってそうありたい、と言わんばかりに。これらの作品に匹敵するくらい、2人が交わした情熱的なキスは忘れられないほどの美しさだった。『マティアス&マキシム』は9月25日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:Reiko Uehara)
2020年09月23日’90年代後半、恋愛マンガ『ハッピー・マニア』の大ヒットを飛ばし、人気マンガ家になった安野モヨコさん。美しい絵、疾走感のあるストーリー、個性的なキャラクター、そして心に響くセリフといった安野さんのマンガの魅力には、あらゆる世代の女性たちが虜になりました。昨年デビュー30周年を迎え、現在回顧展を開催。そして、出世作の続編「後ハッピーマニア」を連載中です。――8月に続編の1巻が発売されました。まずは率直な感想をお聞かせください。その前に出した『鼻下長紳士回顧録』という単行本は、連載が不定期だったこと、そして装丁も凝ったこともあり、出版するまで本当に時間がかかっていたんです。それに比べると『後ハッピーマニア』は、サクサクと単行本ができまして。編集さんも私も、「え、もう出た?!」という感じでしたね。―― ’17年に一度、16年ぶりに雑誌に読み切りが掲載され、’19年10月号より連載がスタート。ファン的には続編が始まったのは本当に嬉しかったのですが、なぜ再び『ハッピー・マニア』を描かれようと思われたのでしょう?ひとえに、雑誌『フィール・ヤング』への恩返しですね。’08年から、「オチビサン」という作品以外を休載し、しばらく休養をしていたんです、体調を崩しまして。その5年後くらいから少しずつ、再びストーリーマンガを描くことを試すようになり、『鼻下長紳士回顧録』という作品に取り掛かりました。しかし、正直なかなか原稿を仕上げることができない状況で。でもそんなイレギュラーな状態でも、『フィール・ヤング』の編集の方は、いつ描き上がるかもわからない原稿を待ってくれ、しかも上がったら掲載してくれるという、とても懐の深い対応をしてくださった。当時はもちろん今も、本当にありがたいと思っています。その気持ちが発端ですね。――久しぶりにシゲタカヨコ(『ハッピー・マニア』の主人公)の恋愛世界に戻られたわけですが、スムーズに筆は進んだのですか?いや、最初はやっぱり手探りでした。シゲタさんももう40代なわけで、昔の、20代の頃のようなシゲタさんだと、ちょっとおかしな人すぎる。だからといって、落ち着きすぎてもつまらない。そのへんのバランスはすごく考えました。――40代のバランスとは?シゲタさんは既婚者で、子供がいない。そして、仕事をちゃんとしてきていない人。今の彼女は、人としてのエネルギーが落ちた状態といいますか(笑)。でも落ち着いたといっても、成長したというよりも、年をとって体力的に元気がなくなった、という状態ですね。とはいえ、頑張ってタカハシ(シゲタの夫)との生活を何年も続けてきているわけですから、人に合わせる努力はしてきただろうし、学びや成長がゼロなわけではない。ただ、成長して分別がついたシゲタさんは面白くないので、そこが難しいんですよね。――シゲタさんは45歳ですが、40代の女性の恋愛を描くのは、大きな挑戦でしたか?そうですね…、答えになっているかはわかりませんが、私は『フィール・ヤング』って、20~30代の女性が、リアルを感じられる作品が掲載されているマンガ雑誌、と思っているんです。今描いている作家さんたちは私より全然若いですし、若い世代の恋愛、そして今の若い人たちの“恋愛恋愛していない感じ”を描いている作家さんもいる。そんな中で考えると、自分が恋愛モノをリアルタイムで描くのは最後かもな、と思いますし、『フィール・ヤング』で描くのも最後かな、と。なので、今まで受けた恩恵をすべて返したい、という気持ちで描いてます。“連載”ではなかったから、作者も先を考えてなかった。――もとは、講談社で賞を受賞し、マンガ家になられたと伺っています。そんな安野さんが、別の出版社の雑誌で『ハッピー・マニア』を連載することになったのには、どんな経緯があったんですか?確か21歳くらいのとき、当時私は岡崎(京子)さんのところにメインでアシスタントに行っていたんですが、あるときたまたま(桜沢)エリカさんのところに貸し出され、仕事をしていたんです。そこに、『フィール・ヤング』でエリカさんの編集をしていた方がいらして、「あなたが安野さん?今度うちで描きませんか?」と言われたのが最初です。――原稿を持ち込んだり、といったことは…?ないですないです。どこかで私の作品を読んではくれていたみたいですが。それで描いたのが、『ハッピー・マニア』の初回。当時は1回掲載の読み切り予定でした。なので入稿して、“あぁよかった、終わった”とホッとしてたら、翌月、ある作家さんが原稿を落としてしまい、40ページ空いてしまったらしく、「1週間で40ページ描いて」と言われ(笑)。新しい話を考える余裕はとてもないので、「この間の続きでもいいですか?」ってことで、第2回。そしてなぜか翌月も…となり、気がついたら走りだしていた感じです。――連載をお願いします、みたいなことではなく?それを言われた記憶は一切ない(笑)。だからストーリーとか結末とか、何も考えないで描いてたんですよ。作者自身も来月どうなるか、さっぱりわからないっていう。――それがあっての、あのストーリー展開だったんですね。そう、めちゃくちゃな(笑)。でも“これはこうなる”って着地点を決めて描いてしまうと、それを準備するようなエピソードを出してしまうので、わからないまま描いたほうが絶対にいいんですよね。――『ハッピー・マニア』という作品の持つ“どうしてそうなる?!”という展開は、それまでの恋愛マンガにはなかった種類の興奮を感じさせてくれ、そこに読者は夢中になりました。主人公がいて、イケメンがいて、でもうまくいかないところに当て馬的な別のイケメンが出てきて…っていうのは、もういいよ、もういらないよって、私自身が思ってたんですよ(笑)。自分も含めてですが、20~30代になると女性は、そういうお話に“きゃー”ってなれるほど、もうピュアではない、ということなのかもしれませんね。――年を重ねて、物語を作るということへの考えは、さらに変わられたりしましたか?若い頃は、たぶんみんなそうだと思いますが、自分のことに精一杯すぎて、逆からの視点で見てみるとか、相手の立場で考えるとか、そんなこと思いも寄らなかった。今この年になって思うのは、確かに年齢を重ねたことで、別の視点で見る余裕は持てました。でも今度は、40歳を越えると、一口に40代の女性といっても、独身、既婚、子供がいる、離婚している、など、立場のバリエーションが豊富すぎるという別の事情が出てくる。ですから今は、描きながら、都度都度よく考えなければ、と思います。もはや“全員共感できるよね”というような物語はないのかもしれません。ただ、そのすべてに配慮していたら、ストーリーは作れない…。なかなか難しいところです。あんの・もよこ1971年生まれ、東京都出身。小学生からマンガを描き始め、高校1年生で初投稿、高3でデビュー。’95年より『ハッピー・マニア』(祥伝社)執筆開始、大ヒット。代表作に『働きマン』、第29回講談社漫画賞児童部門受賞作『シュガシュガルーン』(共に講談社)、『オチビサン』(朝日新聞出版)等。写真は、アトリエでのペン入れの様子。雑誌『FEEL YOUNG』で連載中の『後ハッピーマニア』(共に祥伝社)のコミックス第1巻が、好評発売中。また9/22まで東京・世田谷文学館にて、約30年間にわたる創作を振り返る回顧展「安野モヨコ展 ANNORMAL」を開催中。原画などを多数眺められる貴重なチャンス。その後、2021年にかけて仙台などを巡回予定。※『anan』2020年9月23日号より。写真・内山めぐみインタビュー、文・河野友紀(by anan編集部)
2020年09月20日アメリカ・カリフォルニア州でまるで映画のワンシーンのような救出劇がありました。警察官のエリカ・ユレアさんがパトロールをしていると、通りかかった踏切の中で動けなくなっている男性がいたのです。男性は車いすを利用していて、車いすが線路に挟まって立ち往生していました。しかもその時すでに踏切では遮断機が下りていたのです。エリカさんは急いで停車し、男性のもとに駆け寄ります。彼女は車いすごとを動かそうとしますがダメだったため、男性の体を引っ張って車いすから引きずり下ろします。そして2人が地面に倒れこんだ直後、列車が猛スピードで通過し、車いすは跳ね飛ばされました。車いすに乗っていた66歳の男性は足にケガをしましたが、命に別状はないということです。警察が公開したエリカさんのボディカメラの映像を見ると、彼女がパトカーを下りてから列車が通過するまで15秒間しかなかったことが分かります。あと数秒遅かったら、おそらくまったく違う状況になっていたでしょう。警察は「ユレア巡査は他者の命のために自らの命を危険にさらし、悲劇を防ぎました。私たちはエリカ・ユレア巡査と彼女の勇気ある行動を非常に誇りに思います」とエリカさんを称えました。また動画には多くのコメントが寄せられています。・彼女はちゅうちょなく、男性を助けに走った。なんて勇敢な女性なんだ!・涙が出た。ユレア巡査、あなたは天使だ。・言葉が出ないわ。ありがとう、ありがとう、ありがとう!エリカさんは勤続14年のベテラン警察官で、シングルマザーだということです。彼女は『NBC News』のインタビューで「これは私のキャリアの中でもっとも記憶に残る出来事です」と語っています。救出の瞬間の映像はエリカさん本人も後から見た時に「非現実的で怖かった」と話しています。たった15秒間でここまで素早く行動できたのは、きっと日頃の訓練と彼女の勇気があったからこそなのでしょう。エリカさんも男性も無事で本当によかったですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月21日子どもの教育について考え、仕事、家事をこなしていると、あっという間に時間は過ぎ、「1日が24時間では足りない!」とイライラしてしまうこと、ありますよね。でも残念なことに、親のイライラは子どもに伝わってしまうのです。そんなイライラし続ける毎日を改善し、ちょっとしたマインドチェンジで人生が変えられるとしたら……?今回は、親も子どももハッピーになれる秘策「ピック・スリー」をご紹介します。親のストレスが子どもに与える悪影響大なり小なり、日常生活にストレスはつきもの。親も人間です。イライラして、つい家族にきつく当たってしまうこともありますよね。しかし、“たまに” ならまだしも、それが “いつも” になってしまうようであれば要注意。親のストレスが子どもに与える悪影響は、決して小さくありません。悪影響1:「学力」「コミュニケーション力」が低下する子どもの安全とリスク・コミュニケーション研究班委嘱研究員で立教大学現代心理学部特任教授の尾久裕紀氏によると、母親のメンタルヘルス(心身の健康と安定)の影響は、子どもが胎児のときからあり、親の心の不安定は、子どもに不安や緊張感を与えることがわかっています。特に、母親との情緒的な絆が形成される乳児期は気をつけなければいけません。笑ったり、声をかけ合ったり、お互いが呼応し合う穏やかで幸せな相互作用が、信頼と愛情の形成に大きな役割を果たすのです。そのような重要な時期に、親がストレスなどから心の健康を損ねてしまうと、子どもは不安や緊張感から学力が低下したり、人間関係が悪化したりしてしまいます。悪影響2:「自己肯定感」が低くなる日本メンタルアップ支援機構 代表理事である大野萌子氏は、「子どもを注意するときの言葉や態度に気をつけてほしい」と言っています。たとえば、子ども部屋が散らかっている状況で、イライラしていて「片づけなさいって言ってるでしょ!」と冷たく言い放つときもあれば、機嫌がいいので放置していることもあるときもある――これでは、親の行動に統一性がありません。このような言動は、しつけではなく、子どもをストレスのはけ口にしているだけです。親の感情で叱られてしまうと、子どもは「親の機嫌が悪いのは自分のせいだ」と思い込んでしまい、親の顔色ばかりうかがう子どもになってしまいます。つまり、自己肯定感が低くなってしまうのです。親は、そのことを自覚したうえで、自分の感情を子どもに素直に伝える努力をしましょう。「いま、お母さんは疲れているから答えてあげられないけど……」など、「イライラしているのは、あなたのせいではない」ということを伝えるのが重要なのです。親のストレスが子どもに与える悪影響は、人間形成に大きく関わるものばかり。侮れませんね。なぜストレスがたまるのか?3つの原因共働き家庭では、仕事、子育て、家事に毎日追われ、専業主婦(主夫)であれば、「家事も育児もできるだけ完璧にこなさなきゃ」と、こちらも毎日休みなしでフル回転。それぞれの環境ごとに、日々頑張っている方が多いと思います。しかし、その完璧さがストレスの温床となり、子どものためにならないとしたら!?フロリダ大学やマイアミ大学の研究では、「完璧主義はメリットよりもデメリットのほうが大きい」ことがわかっています。ストレスをためないために、まずはストレスの原因を確認しておくといいようです。ストレスの原因1:理想が高すぎるいまは、さまざまな媒体から子育てや教育に関する情報がいくらでも得られるだけに、理想が高くなりがちです。向上心はすばらしいことですが、得た情報すべてを完璧にこなそうとするのはストレスのもと。「理想を目指す」のではなく、「参考にする」程度に肩の力を抜いて、毎日を過ごしましょう。ストレスの原因2:人と比べすぎるSNSの普及で、いろいろな人たちの生活を垣間見る機会が増えました。育児や教育に関する情報もあり余るほど手に入ります。「あの人に比べて……」「あの子はできるのにうちの子は……」と、ほかと比べてばかりでは、卑屈なストレスを抱えることに。特に子どもの性格や得意分野は十人十色。子どもを型にはめないためにも、過度な比較と情報過多には気をつけましょう。ストレスの原因3:ひとりで頑張りすぎる仕事も教育も頑張る親御さんたちが陥りがちなのが、すべてをひとりで背負い込むこと。頑張れば頑張るほど、「私はこんなにやっているのに」「なぜ協力してくれないの?」と、パートナーへの不満がたまりがちに。その鬱憤は家族に向かいかねません。自分も家族もハッピーになるために、家事分担を話し合ったり、有料サービスを利用したりするなど、うまく甘えられるようになるといいですね。完璧主義がストレスを生むのであれば、「完璧でなくてもいい」ーーそう思えるようになりたいものです。毎日3つ選ぶだけの幸福術「ピック・スリー」では、完璧主義から脱却するにはどうしたらいいのでしょう?そこで、人生が変わる幸福術「ピック・スリー」をご紹介しましょう。Facebookの創業メンバーであり、起業家、ミュージカルプロデューサー、作家など多くの肩書をもつランディ・ザッカーバーグ氏は3児の母でもあります。そんな “超” 忙しい彼女だからこそのアイデア「ピック・スリー」は、「すべてをやろうとするからうまくいかない」と悟ったのがきっかけで生まれました。「ピック・スリー」は、ストレスを減らし、心身ともに充実感を得るための方法なのです。【ピック・スリーのルール】「自分の人生にとって欠かせない大切なカテゴリーを5つ挙げる。毎日そのなかから3つを選び、実践する」1日に5つ選ぶことはできません。必ず3つだけです。選ばなかった2つについては、別の日に選ぶチャンスはあるので、いっさい罪悪感はもたないこと。これが長く続けるための秘訣です。また、3つは毎日気分を変えて自由に選びましょう。WeekdayとWeekendで自分なりのスタイルを決めてもいいですし、季節によって決めてもOK。とにかく「選んだ3つをやる」それだけです。具体例をザッカーバーグ氏の場合でご紹介しましょう。彼女のカテゴリー:「仕事」「睡眠」「家族」「運動」「友人」【9月5日 火曜日】「仕事」「友人」「家族」をピック!朝イチでテレビのモーニングショーに出演。テーマは、新学期におすすめの新しいアプリやガジェットについて。テレビに出られるのはうれしいけど、そのためには明け方起床がマストなので、「睡眠」はどうしても選べない。親友のエリカがスタジオに来てくれて、出番が終わったあと、コーヒーを飲みながら雑談。(ここで「友人」の時間)。それから出社し、山積みの仕事を片づける(ここで2度目の「仕事」)。息子たちが寝る前になんとか帰宅。この秋、小学生になる6歳の息子の準備を手伝い、仕事から帰ってきた夫と、今日あったことを語り合う。→結果:ピック・スリーは「仕事」に偏りすぎ!(引用元:東洋経済オンライン|世界でバズった「毎日3つ選ぶだけ」幸福術 アンバランスになれば仕事もオフも楽になる)こんなふうに “ピック・スリー日記” をつけ、1週間後にカテゴリーを集計してみます。この週のザッカーバーグ氏の結果は、仕事5回、睡眠3回、家族7回、運動3回、友人3回。ここからどんな1週間だったかを振り返り、「睡眠が足りなかったから来週は気をつけよう」など、改善点を挙げていきます。しかし、「〇〇ができなかった……」と自分を責める必要はありません。「家族とたくさん過ごせてよかった」という幸福感や、「今週も自分なりに頑張った!」という充実感を実感することが目的なのですから。3つだけならできそうな気がしますし、目視できるのでカテゴリーのバランスもとりやすくなり、そのときどきで行動の優先順位も決めやすくなります。ザッカーバーグ氏が「ピック・スリーは、完全に私の人生を変えた」とまで言うすばらしい幸福術は、日々のストレスを確実に減らしてくれることでしょう。***「できないこと」を受け入れると、「できること」が増える。最初から「やること」を減らしてしまえば、自分の時間と心の余裕が生まれ、ストレスフリーに。ストレスが少ない親は、子どもを励ましたり、ほめたりする行動が多くなると調査で実証されています。親も子どもも、のびのびハッピーになれる「ピック・スリー」は、まさに家族の幸福術ですね。(参考)東洋経済オンライン|世界でバズった「毎日3つ選ぶだけ」幸福術 アンバランスになれば仕事もオフも楽になる東洋経済オンライン|「子どもに当たり散らす親」がいずれ陥る悲劇 「しつけ」という言葉ですべてを片付けるなTOWN WORKマガジン|完璧主義者の特徴・原因と治し方 頑張りすぎて疲れてしまう人ベネッセ教育情報サイト|あなたは大丈夫?育児ストレスをためやすい人に4つの特徴関西大学|第203回産業セミナー親と子のメンタルヘルスHarvard Business Review|The Pros and Cons of Perfectionism, According to ResearchAmerican Psychological Association|Is perfect good? A meta-analysis of perfectionism in the workplace
2020年08月14日漫画家・ヤマシタトモコによる人気コミックスを実写化した、映画『さんかく窓の外側は夜』が10月30日に公開される。霊を祓うことができる男=冷川理人(岡田将生)と、霊を視ることができる男=三角康介(志尊淳)が心霊探偵バディを組み、ある不可解な連続殺人事件の謎を追うことになる。岡田と志尊のタッグは、発表された時から「すでに最高のタッグ」と期待の声でいっぱいに。公式Twitterでは撮影の裏側の様子や場面写真も公開されており、原作での2人のやりとりが実写化でどう表現されるのかと、話題を呼んでいる。また同作は映画『響 -HIBIKI-』で初出演にして主演を果たし、第42回日本アカデミー賞で新人賞を受賞した平手友梨奈が出演。平手は強力な“呪いの力”の持ち主の女子高生・ヒウラエリカを演じ、冷川と三角はある事件現場で聞こえてきた「ヒウラエリカに…だまされた…」の声からエリカを追っていく。SNSなどでの発信から、ファンからは「三兄妹」とも表されるほどの仲の良さを見せている3人だが、今回は志尊と平手が参加した、2月上旬撮影のレポートをお届けする。○■まるで兄妹のような志尊&平手今回撮影が行われたのは、エリカと刑事の半澤(滝藤賢一)、エリカと三角が接触する重要シーン。ホッカイロが手放せないほどの寒さにもかかわらず、制服姿の平手は寒さを感じさせず、周囲のスタッフたちも「若い……」と感嘆する。またリハーサルから何度も走らなくてはならなかった平手が、毎回全力のスピードで走り抜け、その身体能力を発揮。撮影の合間には自分で休憩用の椅子を運び、スタッフとも談笑するなどリラックスした姿を見せていた。その後、志尊が撮影に合流。こちらも緊迫したシーンで、特に志尊は率先して監督にセリフの言い方を提案したりと、真剣な表情を見せる。しかし、カットがかかると2人はまるで兄妹のようで、休憩場所に来る間も談笑し、すっかり打ち解けたようだった。この時はまだあまり同じシーンで芝居をしていなかったというが、互いに「仲良くしてます」(志尊)、「仲良くさせていただいています」(平手)と笑い合う2人。志尊が「本当にかわいらしい、とても素敵な子です」と平手の印象を語ると、平手は「そんなこと言わなくていいです」と照れた様子も見せる。志尊は改めて「本当にいつも岡田くんと感心していて、しっかりしてるし、礼儀正しいし、いい子だし。もう、素晴らしい。こんな18歳、先が楽しみですよね。僕が拝見してた平手ちゃんプラス、18歳のかわいらしさやあどけなさもあって、日々楽しくやってます」と良い雰囲気をうかがわせた。平手も志尊らに対し、「本当に、すごく優しくしていただいて。こんな自分と仲良くしていただいて、本当にありがたいです。岡田さんもそうですし、本当にありがたい現場だなと、いつも思ってます」と感謝。ファンが多い原作だが、志尊はキャラクターの演技について「心情」について気をつけていると明かす。「映画の中のストーリーとして、三角の心の部分がつながるように、日々模索して作っています。画作りで世界観を作る部分が多いので、心情に集中させてもらっています」と心境を吐露し、平手も「孤独で、普通になりたいけどなれないというどこか寂しい部分があって、そういうところを描ければいいなと思っております」と意気込んだ。そんな平手について、志尊は「もう、エリカでしかないです。本当に本当に!」と大絶賛する。「言葉を交わさなくとも伝わってくる、彼女の人間性があります。ヒウラエリカとして生きている」と太鼓判を押した。○■監督も作品に手応えメガホンを取る森ガキ侑大監督は「漫画のキャラクターに近く、それでいて新たな顔を見せてくれそうな、余白のある人」ということでキャスティングに臨んだという。主演の岡田&志尊について、森ガキ監督は「ちょっとした孤独さや感情の変化、成長していく変化が自然にできる。コミュニケーション能力が高く、『もっとこうした方がいい』という提案もすごくしてくれるから、一緒にやってて楽しい。一緒に作ってる感じがすごくある俳優さん」と印象を表す。原作では独特の色気のある除霊シーンも話題だが、「劇的なCGという感じより、そこにいる幽霊がスッと消えるような。派手なんだけど派手に見えないようなリアリティ方向に持っていった」と示し、「気持ちいい感じも、表面的に見せるんじゃなくて、魂と魂が触れ合って、その先に除霊があるという点にリアリティを持たせるように撮影しました」と語る。一方、女優・平手については「集中力がすごいし、瞬発力、目力みたいなものがエリカにもあってる。芝居として見てもぞくっとする」と印象を語る。「想像を超えてくれる。自分が想像してた芝居よりも2レイヤーくらい上を見させてもらってる」と、こちらも絶賛。初対面の時はあまり話すこともなかったが、現場でしっかりコミュニケーションをとることにより、「だいぶ心を開いてくれて、写真撮ってくれたりいろいろ話してくれたり、良かった」と撮影の間で絆を育んだようだ。作品全体についても「すごく手応えがあります。ヤマシタ先生の世界観も壊さず、新しい色も入れられてるから、ちょうどいいバランスで、見たことのない境地に来ている。今まで見たことない日本映画になるのかなって勝手に期待してます」と自信を見せた。
2020年08月03日