KADOKAWAは、2009年から17年までアメリカ合衆国のファースト・レディを務めたミシェル・オバマさんによる書籍『心に、光を。不確実な時代を生き抜く』を9月26日に発売します。■彼女が、気高く生きると決めるまでの道のり同書は、北米で275万部・世界14言語20カ国で出版された元大統領夫人ミシェル・オバマさんによる自己啓発書。「ニューヨークタイムズ」と「USA トゥデイ」のベストセラーでは第1位、「TIME」の「2022年必読本100冊」のうちの1冊にも選ばれています。弁護士にして元米国ファーストレディ。キャリアに恵まれ、完璧に見える彼女でしたが、物心ついた頃から「周りとちがう」「浮いている」と感じることもあったそう。子育てや友人作りの壁にぶつかり、明日の講演会がうまくいくのかと不安に襲われるなどの日々について「58年、私は不安を抱えて生きてきた」と語っています。同書では、そんな彼女の、不安を克服し、気高く生きると心に決めるまでの道のりについて打ち明けています。自分らしくいるためにどうふるまうかについても、余すところなく伝えます。不安やストレスの多い現代、自信をもって前へ進み続けるために、明日から実践できるシンプルなヒントが詰まった希望の書です。■書誌概要書籍名:心に、光を。不確実な時代を生き抜く著者:ミシェル・オバマ訳者:山田文定価:2,400円(税別)電子版配信開始日: 2023年9月26日(希望小売価格 2,400円/税別)公式サイト: (フォルサ)
2023年08月31日アメリカ大統領の息子とイギリスの王子が恋に落ちる、ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー小説を原作としたAmazon Original Movie『赤と白とロイヤルブルー』が8月11日(金・祝)より240を超える国と地域でPrime Videoで独占配信開始。この度、日本語版キービジュアルと日本語吹き替え版キャスト、そしてUS版予告編が初公開された。アメリカ初の女性大統領(ユマ・サーマン)の息子であるアレックス・クレアモント=ディアス(テイラー・ザハール・ペレス)と、イギリスのヘンリー王子(ニコラス・ガリツィン)には数々の共通点があった。圧倒的な美貌、誰もが認めるカリスマ性、国際的な人気、そして、互いに軽蔑しあっていること。これまで長年の確執が問題になることはなかったが、ある王室行事での2人の酷い口論がタブロイド紙のネタにされてしまい、最悪のタイミングで米英関係に亀裂を入れることに。どうにか事態を修復しようと画策する2人の家族と責任者は、ライバル同士の2人を強制的に仲直りさせようとするが、アレックスとヘンリーの険悪な関係が解け始め、思いがけない友情が芽生え始めると、2人の間にあった軋轢は予想以上に深い何かを呼び起こす。ケイシー・マクイストンによるニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー小説を原作とする本作は、ブロードウェイ「インヘリタンス」でトニー賞を受賞した劇作家マシュー・ロペスの長編映画脚本・監督デビュー作。イギリスのヘンリー王子を演じるのはAmazon Original Movie『シンデレラ』でも王子役を演じたニコラス・ガリツィン(益山武明)、アメリカ大統領の息子アレックス役には「キスから始まるものがたり」でブレイクしたテイラー・ザハール・ペレス(小林親弘)。アメリカ初の女性大統領エレン役には「レ・ミゼラブル」のユマ・サーマン(唐沢潤)、イギリスのビアトリス王女役には『くるみ割り人形と秘密の王国』のエリー・バンバー(飯沼南実)、アメリカの大統領次席補佐官ザハラ役に「Lの世界」のサラ・シャヒ(斎藤恵理)。ヘンリー王子の親友で大企業の後継者パーシー役に「ライ・レーン」のマルコム・アトブラ(武田太一)、アレックスの親友で米国副大統領の孫ノーラ役に『マイ・サンシャイン』のレイチェル・ヒルソン(大平あひる)という豪華キャスト(※()内は日本語吹き替え版キャスト)。脚本は「HALSTON/ホルストン」のテッド・マラワーが監督のマシュー・ロペスと共に担当し、プロデューサーには「ARROW/アロー」のグレッグ・バーランティと「THE FLASH/フラッシュ」のサラ・シェクター。製作総指揮にはハリー・スタイルズ主演のAmazon Original Movie『僕の巡査』を手掛けたマイケル・ライリー・マグラス、『ゴヤの名画と優しい泥棒』のマイケル・S・コンスタブル、そして監督のマシュー・ロペスと原作者のケイシー・マクイストンも名を連ねている。『赤と白とロイヤルブルー』は8月11日(金・祝)よりPrime Videoにて配信開始予定。(シネマカフェ編集部)
2023年07月07日今月17日からPrime Videoで配信開始となっているスリラードラマ「キラー・ビー」。ビリー・アイリッシュが予告なしに本格俳優デビューしたことも話題の本作で、もう一つの驚きの事実が明らかになった。バラク・オバマ元米大統領の長女マリア・オバマが脚本家デビューを果たしたのだという。マリアはショーランナーのジャニーン・ネイバーズとコラボし、シーズン1第5話「Girl, Bye(邦題:帰郷)」の脚本を手掛けた。ネイバーズは「彼女の企画案のいくつかは恐ろしくワイルドでした。それにすごく良くて、すごくおもしろかったです。最高の脚本家ですね。たくさんアイディアを出してくれました。自分の作品に本当に一生懸命取り組んでいましたよ」と絶賛。2人が脚本を担当した第5話について、「多くの人を驚かせるでしょう。ぶっ飛んでいますから。とても誇りに思っています」と自信を語っている。マリアはハーバード大学卒業の才女で、以前からエンタメ業界で働きたいとの願望を語っていた。これまでに「GIRLS/ガールズ」の撮影現場でインターンシップ経験を積み、「エクスタント」では制作アシスタントを務めたことがある。今後の活躍に要注目だ。(賀来比呂美)
2023年03月20日「ゼレンスキー大統領は、大統領として多くのウクライナの人たちを苦しめている。のみならず、ポーランドをはじめとして、ヨーロッパにいるかつての仲間の国々もみな苦しんでいる」こう発言したのは森喜朗元首相(85)。11月18日、都内で開かれた日本維新の会の鈴木宗男参院議員(74)のパーティーに参加し、ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領を非難したのだ。各報道によると、森氏は「プーチン大統領だけ批判され、ゼレンスキー大統領はまったく何も叱られないのはどういうことか」と疑問視した上で、冒頭のように発言したという。鈴木議員が19日に更新したブログでは、このパーティーの名目は「鈴木宗男を叱咤激励する会」。娘の鈴木貴子議員(36)やシンガーソングライターの松山千春(66)、加藤勝信厚生労働大臣(66)らをはじめとする1000人が出席したことが記されている。「森氏はこのスピーチで、『プーチン大統領と親しくしていただけに、彼の思いもよく分かるんです』とも発言しています。さらに、“戦争を収める役は安倍晋三元首相だと思っていた”と惜しみ、岸田政権に対しては“アメリカ一辺倒”と苦言を呈したのでした。しかし、ロシアが8カ月以上にわたってウクライナを攻撃しているのは事実。最近ではウクライナ全土をミサイルで攻撃するだけでなく、ガスの生産工場など市民生活に欠かせないインフラ施設までも爆破し、被害は拡大するばかりです。ウクライナ侵攻について持論を展開している鈴木議員に呼応する形で発言したのかもしれませんが、森氏までも“ロシアを擁護している”と見なされかねません」(全国紙記者)ネット上では森氏の発言に、《一理あると思います》《言わんとしていることもわからないことはない》と理解を示す声も。いっぽうで、《もし北海道にロシアが侵攻して来たら、同じ事を言うのだろうか?》《ウクライナに対して軽はずみな言葉は控えるべきです》と批判の声も相次いでおり、論争状態となっている。■失言連発の“学ばない85歳”にネットではうんざりする声が……かつて00年4月に首相に就任した森氏だが、「イット革命」「神の国」など数々の失言やスキャンダルが重なり、わずか1年で退陣を余儀なくされた。あれから20年以上経つが、最近の発言もたびたび物議を醸している。昨年2月、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言し、“女性蔑視”だとして批判を浴びたことも記憶に新しい。当時、就任していた東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長を辞任し、会見で「発言については撤回したい」と釈明。しかし、質問を重ねる記者に対して「面白おかしくしたいから聞いてんだろ?」とすごむなど、“逆ギレ会見”だとして再び厳しい声が上がったのだった。「今年6月に開かれた自民党議員のパーティーでは、森氏が東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長を辞任した原因を振り返る一幕がありました。一度は自らの発言を撤回したはずでしたが、『女の人はよくしゃべると言っただけだ。本当の話をするので叱られる』などと不満を漏らしたというのです。さらに10月29日に出席した金沢医科大学の創立50周年記念式典でも、『つえをついていると身体障害者に見えて、みんなが大事にしてくれる』と述べ、“障害者を揶揄している”と批判されたばかり。今回のゼレンスキー大統領への批判も、大勢の人前でのスピーチでした。元首相という立場であれば尚更、自らの発言がどのように影響するかを考えた上で話すべきでしょう」(前出・全国紙記者)何度批判を浴びても、反省するどころか失言を繰り返す森氏。ネット上では、“学ばない85歳”に厳しい声が相次いでいる。《あなたはいい加減に黙ってください》《1ヶ月もしない間にまた失言。失言リストの更新が追いついてない》《こんな人が日本の総理だったなんて、日本人として恥ずかしく思う。情け無い》《持論を述べるのはいいと思うが、公の場で言うの止めてほしい。そして、この人はもう表立った所に出て来て欲しくない》
2022年11月20日日常と地続きにある労働問題を鋭く描き、オバマ元大統領が2018年度フェイバリットフィルムの1本として挙げた『サポート・ザ・ガールズ』が、いよいよ10月7日(金)よりシモキタ-エキマエ-シネマ「K2」より公開。この度、日本映画業界の課題解決するために「調査および提言」を行う非営利型の一般社団法人「Japanese Film Project」に、配給収入の一部寄付を決定した。とあるスポーツバー、“ダブル・ワミーズ”でマネージャーとして働くリサ(レジーナ・ホール)は、日頃から労働環境を巡って店のオーナーと対立、さらに従業員へのセクハラにも彼女が対処していた。ある日、従業員のシャイナが引き起こしたトラブルがきっかけで、ついにオーナーからクビを言い渡されるリサ。しかし彼女を慕っていた従業員たちは彼女の解雇に反発。スポーツバーが賑わう格闘技の試合がある夜に、彼女たちはストライキを画策するーー。いま日本で働く多くの人にも決して無縁ではない、日常と地続きである労働問題について、鋭い視点で時にはコミカルに描いた本作。“本作を通じて、明日を生き抜くパワーを手に入れて欲しい”と、そして“本作で描かれる些細(だとも言われる)な、無意識下に多く蔓延る差別や偏見を、現実で少しでも改善されるきっかけになれば”という思いから、<日本映画業界の「ジェンダーギャップ・労働環境・若手人材不足」を検証し、課題解決するために「調査および提言」を行う非営利型の一般社団法人「Japanese Film Project」(通称JFP)に配収の一部を寄付することを決定。寄付額は順次、HP等で公表しながら進めていくという。なお、本作に寄せて熱いコメントも到着。「誰かを"助ける"のは意外と難しい。いろんな女がいる。愛に溢れた、でも一筋縄ではいかないシスターフットムービー」と山田由梨(作家・演出家・俳優)、「アメリカのウェイトレスもの映画は過去にもあったけれど、こんな風にリアルに職場の難しさや女たちの連帯を描いた映画は少ない。接客業だって、セクハラは決して許さない。女たちはいつまでもわきまえて黙っていないぞ」と斉藤綾子(映画研究者/明治学院大学教員)らが語り、「だからしっかり隣の子とスクラム組んで立ってなきゃ」とジェーン・スー(コラムニスト/ラジオパーソナリティー)らが応援コメント。また、本作の舞台がスポーツ・バーであることにちなみ、劇中に出てくる実際の店名「double whammies」オリジナル(日本限定)グッズが、デザイナー・佐川まりの氏によって登場。トールグラス、キーホルダー、ステッカー、Tシャツはオリジナルグッズ販売サイト「suzuri」で購入が可能。また大胆なデザインをあしらったオリジナルタンクトップが、劇場等で購入が可能となっている。『サポート・ザ・ガールズ』は10月7日(金)よりシモキタ-エキマエ-シネマ「K2」にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年10月05日2020年10月、日本で一夜のみの限定公開され、オバマ元大統領が2018年度のフェイバリットフィルムの1本として挙げた『サポート・ザ・ガールズ』の一般公開が決定。日本限定ポスターもお披露目された。スポーツバー、“ダブル・ワミーズ”でマネージャーとして働くリサ(レジーナ・ホール)は、日頃より店のオーナーと対立していた。さらに従業員へのセクハラも対処しており、悩み事は絶えない。ある日、従業員のシャイナが引き起こしたトラブルがきっかけで、遂にオーナーからクビを言い渡されるリサ。しかしリサの公私に渡る面倒見の良さから彼女を慕っていた従業員たちは彼女の解雇に反発。スポーツバーが賑わう格闘技の試合がある夜に、彼女たちはストライキを画策するのだが――。一夜のみの上映では、映画ファンから「待った甲斐ある名作だった」「ラストシーン!涙が止まらなかった。たまらん」などの絶賛評が並んだ本作。今回解禁となった日本限定ポスターには、「明日の私たちは、もっと強い」というキャッチコピーとともにレジーナ・ホール、ヘイリー・ルー・リチャードソン、シャイナ・マクヘイルが全力で叫ぶ姿が切り取られ、エモーショナルな感情を喚起する。監督は、“マンブルコアのゴッドファーザー”とも名高いアンドリュー・ブジャルスキー。SXSWを皮切りに世界中の映画ファンを魅了し、レナ・ダナムは「観る者を掴んで離さない。レジーナ・ホールの演技は、まさにオスカー級」と賛辞を贈ったほど。毎年発表されているオバマ元大統領が発表するフェイバリットにも選出され、俳優陣たちの演技は見事ながら、特に主人公リサを演じたレジーナの存在感は群を抜き、ニューヨーク映画批評家協会賞の主演女優賞をはじめ、数々の映画賞を受賞・ノミネートを果たした。俳優たちの確かな演技と、我々の日常でも想起される些細な差別や偏見をあぶり出すブジャルスキー監督の手腕が見事に合わさった本作は、まさしく“現代のガールズパワームービー”に呼ぶにふさわしい傑作映画となっている。『サポート・ザ・ガールズ』は10月7日(金)よりシモキタ-エキマエ-シネマ『K2』にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年08月15日第72回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した映画『バクラウ地図から消された村』(19)が、映像配信サービスdTVで配信スタートした。物語の舞台は、ブラジルの架空の村“バクラウ”。水利権をめぐる争い、政治の腐敗、貧困、格差の問題など現代社会の風刺を交えながら、物語の中盤までは田舎の村で暮らす人々の静かでリアルな情景が描かれる。しかし、UFOらしき飛行物体が現れ、給水車が銃撃されてからは状況が一変。別の物語のように凄惨で緊迫したバイオレンスな世界に突入していく。ブラジルの新鋭クレベール・メンドンサ・フィリオ監督が手掛けた本作は、2019年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門で審査員賞を受賞し、ブラジルに初めての栄冠をもたらした。また、バラク・オバマ第44代アメリカ大統領がベストムービーの1つとして本作を挙げるなど、多くの観客や批評家から高い評価を得ている。
2022年07月03日BTSが現地時間5月31日15時に韓国アーティストとして初めてホワイトハウスを表敬訪問し、ジョー・バイデン米大統領と約35分間にわたって意見を交わした。今回の訪問はホワイトハウスが「アジア系米国人・ハワイ原住民・太平洋島諸島民(AANHPI)文化遺産継承月間」を締めくくるためBTSを招請して実現。歓談でバイデン大統領とBTSは、アジア系に対するヘイトクライムとインクルージョン、最近の韓国訪問などについて話し合った。(P)&(C)BIGHIT MUSICバイデン大統領は最近のアジア系へのヘイトクライムなどに言及し「憎悪」という話題を投げかけ、「憎悪は隠れてしまうだけだ。善良な人が憎悪について話し、どれほど悪いのかを話せば憎悪は次第に減る」と説明。さらに「人々は皆さん(BTS)が言うことに耳を傾ける。そして皆さんがすることはすべての人々に善良なこと」と評価し、「これは皆さんが持つ(芸術的)才能のためではなく、人々と疎通するメッセージのためであり、これが重要な点」と話した。BTSはバイデン大統領が最近署名および発効した「アジア系ヘイトクライム対策法(COVID-19 HATE CRIMES ACT)」に対して感謝を表わし、「アジア系を対象にしたヘイトクライムの解決策を探すのに私たちも小さな力であってもできることを願う」と応えた。歓談を終え、バイデン大統領はBTSに大統領記念コインをプレゼントした。また、BTSはホワイトハウスのブリーフィングルームを訪れ、約100人の記者団の前でホワイトハウス訪問の目的と感想を伝えた。ホワイトハウスのカリーン・ジャン=ピエール報道官は、「韓国から来た特別なお客様を歓迎することができて嬉しい。彼らは『グラミー賞』受賞候補に上がった世界的アイコンであるだけでなく尊重と肯定メッセージを伝える若いアンバサダー」と彼らを紹介した。(P)&(C)TheWhiteHouseメンバーは英語と韓国語を混ぜて順に挨拶し、RMは「今日ホワイトハウスに招請されアジア系へのヘイトクライムとインクルージョン、そしてダイバーシティについて議論する席を持つことになり大きな光栄」と話した。JINは「今日は『AANHPI Heritage Month(アジア系米国人およびハワイ・太平洋諸島民の文化遺産継承月間)』の最終日だ。私たちはAANHPIコミュニティと志を共にし、記念するためにホワイトハウスに来た」と訪問目的を明らかにし、JIMINは「最近アジア系を対象にした多くのヘイトクライムに驚き、心が痛かったが、このようなことが根絶されるのに少しでも役に立つために今日この場で声を出そうと思う」と伝えた。続いてJ-HOPEは「私たちの音楽を愛してくださる、多様な国籍、言語、文化を持った私たちのファン、ARMYの皆さんがいらっしゃったので私たちが今日この場に来られたと考え、本当に感謝する」と全世界のファンに感謝の気持ちを伝え、JUNG KOOKは「韓国人の音楽が互いに異なる言語と文化を超えて全世界の多くの方々に届くということがまだ不思議だ。 このすべてを連結してくれる音楽というのは本当に立派な媒体」とコメントした。SUGAは「私と違うからといって、それは間違ったことではない。『正しくない』ではなく『違いを認める』ことから『平等』は始まると考える」と強調した。Vは「我々は皆それぞれの歴史を持っている。今日、一人一人が意味のある存在としてお互いに尊重し、理解するためのもう一歩になることを願う」と述べた。最後にRMが「重要な問題について共に話し、私たちがアーティストとして何ができるかを考える機会を作って下さったバイデン大統領とホワイトハウスに感謝申し上げる」と話し、挨拶を終えた。(P)&(C)BIGHIT MUSIC<リリース情報>BTS アンソロジーアルバム『Proof』日本発売日:2022年6月13日(月) ※日本お届け日韓国発売日:2022年6月10日(金)※オンラインショップは6月13日(月) より順次お届け予定です。全国CDショップ店頭への商品入荷は6月13日(月) になります。BTS『Proof』ジャケット (P)&(C)BIGHIT MUSIC●Standard Edition:7,480円(税込)●Compact Edition:2,640円(税込)BTS『Proof』Disc1 トラックリスト (P)&(C)BIGHIT MUSICBTS『Proof』Disc2 トラックリスト (P)&(C)BIGHIT MUSICBTS『Proof』Disc3 トラックリスト (P)&(C)BIGHIT MUSIC【商品構成】■Standard Edition・Outer Sleeve:W190xL252xH60(㎜) 1種・Outer Box:W188xL250xH59(㎜) 1種・The Art of Proof:W170xH238(㎜) 1種(132ページ)・Photograph:W170xH238(㎜) 1種(104ページ)・Epilogue:W170xH238(㎜) 1種(80ページ)・Lyrics:W170xH238(㎜) 1種(44ページ)・CD Plate:W170xH238(㎜) 1種・CD:3種・Photocard A(Set):W54xH86(㎜) 7枚・Photocard B(Random):W54xH86(㎜) 8種のうちランダムで1種・Postcard(Random):W100xH150(㎜) 8種のうちランダムで1種・Poster:W841xH564(㎜) 1枚 ※First Press Only※Standard Editionのポスターは外付けです。※ポスターは初回限定です。無くなり次第、配布は終了いたします。※ポスターは丸めた状態でお送りいたします。■Compact Edition・Outer Sleeve:W154xL153xH15(㎜) 1種・Booklet:W153xH153(㎜) 1種(80ページ)・CD Plate:W152xH152(㎜) 1種・CD:3種・Photocard(Random):W54xH86(㎜) 7種のうちランダムで1種・Postcard(Random):W80xH120(㎜) 8種のうちランダムで1種・Mini Poster:W305xH306(㎜) 1種・Discography Guide:W70xH115(㎜) 1種BTS『Proof』ロゴトレーラー【購入者特典】■UNIVERSAL MUSIC STORE限定特典・2形態セット購入特典:ステッカー1枚(絵柄A:ソロショット全7種のうちランダムで1種)+ポストカード1枚(絵柄B:団体カット1種)+BTSメンバーメッセージ動画が期間限定で視聴できるシリアルナンバー(1つ)・Standard Edition購入特典:ステッカー1枚(絵柄A:ソロショット全7種のうちランダムで1種)■BTS JAPAN OFFICIAL SHOP限定特典・2形態セット購入特典:ホログラム入りフォトカード1枚(絵柄A:ソロショット全7種のうちランダムで1種)+リムーバブルステッカー1枚(絵柄B:団体カット1種)+BTSメンバーメッセージ動画が期間限定で視聴できるシリアルナンバー(1つ)・Standard Edition購入特典:ホログラム入りフォトカード1枚(絵柄A:ソロショット全7種のうちランダムで1種)■全国CDショップ・オンラインショップ・Standard Edition購入特典:ステッカー1枚(絵柄C:1種)※特典は先着です。各ショップ無くなり次第予告なく配布終了になります。※2形態セット購入特典は、UNIVERSAL MUSIC STOREとBTS JAPAN OFFICIAL SHOPのみのオリジナル特典となります。Standard EditionとCompact Editionを1枚ずつ単品で2枚購入されても2形態セット購入特典は付きませんのでご注意ください。※UNIVERSAL MUSIC STOREとBTS JAPAN OFFICIAL SHOPの2形態セット購入特典「メッセージ視聴用シリアルナンバー」は商品と同梱してお送りいたします。メッセージ動画の内容はUNIVERSAL MUSIC STOREおよびBTS JAPAN OFFICIAL SHOPいずれも共通です。※UNIVERSAL MUSIC STOREとBTS JAPAN OFFICIAL SHOPの購入特典絵柄は、2形態セット購入特典、Standard Edition購入特典でそれぞれ共通です。※全国CDショップ・オンラインショップ特典は、一部お取り扱いがないショップもございます。※一部オンラインショップでは特典付き商品カートがございます。特典をご要望のお客様は詳細をご確認の上、特典付き商品カートよりお買い求めください。※Compact Edition単品のみの購入特典はございません。■「BTSメンバーメッセージ動画」のご視聴について・メッセージ動画のご視聴には、SHOWROOMのスマホアプリを利用できる環境が必要です。専用アプリのダウンロードができない環境ではご視聴いただけません。・視聴期間や視聴方法の詳細は後日発表いたします。・本特典は日本国内限定です。【予約リンク】■UNIVERSAL MUSIC STORE2形態セット: Edition: Edition:■BTS JAPAN OFFICIAL SHOP:ログイン後、「SHOP」ページにてお求めください。■全国CDショップ・オンラインショップ:関連リンク公式ホームページ:ユニバーサルミュージック公式ページ:
2022年06月02日49歳に見えない美魔女ぶり!新・韓国大統領、ユン・ソクヨルの12歳年下妻のキム・ゴンヒ夫人が世界から注目を集めている。そこで、7つのトピックから彼女の正体に迫ります!【1】整形したことを公言「オーマイニュース」の取材で高校時代の写真と顔が違うことを指摘されると、夫人は「目を整形しました。元々二重だったけど、不ぞろいだったから大学生のときに手術を受けました」と回答。整形大国と言われる韓国でも勇気ある告白だ。【2】経歴詐称を謝罪も、好感度アップ夫の大統領選出馬後、過去に大学の非常勤教授に就任した際の経歴詐称が暴かれピンチに陥ったが、涙の謝罪会見を行った。その後、記者に対し政治の裏事情や自分の主張について発言した音源が公表される事態に。しかしその「ぶっちゃけ姿勢」でファンが急増した。【3】ファンサイトは会員数9万人韓国の「NAVERカフェ」内に開設されたキム・ゴンヒのファンサイト「ゴンサラン」の登録者数は9万人を突破し、大バズり中なのだ。【4】動物愛護活動にも関心自身も犬を飼っているが、「動物の命と環境を考える社会に」とSNSに投稿したり、動物愛護活動にも積極的に参加している。【5】式典ではDiorを着用5月10日に行われたユン大統領の就任式では、真っ白なDiorのドレスを着て登場。ウエストに大きなリボンがあしらわれたデザインは、チマチョゴリをイメージさせるものだそう。【6】安藤忠雄氏とも会談芸術分野でコンテンツ会社の代表を務め、資産7億円超えともいわれる夫人。画家でもある彼女は、日本で美術品の展示会を開いた際、建築家・安藤忠雄氏とも対談している。【7】プチプラアイテムが爆売れ!写真ではいている黒いスカートは韓国のネットショップ「SSUMJ」の商品で約5500円、別の写真のクロックス風サンダルはファストファッションで約3000円。彼女が身に着けるアイテムはたちまち話題となり売り切れたアイテムも。ネットでは「完売の女」とも呼ばれている。
2022年05月28日「バイデン米大統領は5月22日から24日までの日程で、就任以来初めて来日する予定となっています。天皇陛下との面会も行われる方向で調整されています」(政治部記者)コロナ禍で活動が縮小されていたが、皇室による国際親善が本格的に再開されようとしている。バイデン氏はオバマ政権で副大統領を務めていた’13年12月、当時は皇太子だった天皇陛下から東宮御所に招かれ、懇談している。今回の来日は東京でのQuad(日米豪印戦略対話)首脳会議に出席するためで、国賓ではなく「公式実務訪問賓客」の扱いとなる見込み。宮中晩餐会などは予定されていない。また、大統領夫人のジルさんが同行するかは未定のため、面会は天皇陛下と大統領、一対一となる可能性もある。ただ、雅子さまはまだ、バイデン氏と面会されたことはなく、大統領の次の来日がいつになるのか、なかなか見通せない状況だ。「面会に同席しなくても、出迎えのときには雅子さまも陛下と一緒に、大統領と言葉を交わされることでしょう。さらに、雅子さまはその場に、愛子さまも連れていきたいとお考えのようです。雅子さまは、愛子さまに“米国との橋渡し役”を担ってほしいと期待されているからです」(宮内庁関係者)今回の来日にあたって、広島市と長崎市は、バイデン大統領の被爆地訪問を要請している。3月には、米国のエマニュエル駐日大使が岸田文雄首相と広島市の平和記念公園を訪問。エマニュエル氏は「大統領は来日したときに、広島か長崎のどちらかに行きたいと言うと思います」と話した。「今回はたった3日間の来日日程のため、被爆地訪問は難しいかもしれませんが、バイデン大統領は核兵器の廃絶を目指す意志を、日本国民の前で示したいと考えているはずです。愛子さまといえば’16年5月、中学校の修学旅行で広島の原爆ドームや平和記念資料館を見学し、そのときに感じた平和を願うお気持ちを卒業文集に綴られました。もし、バイデン大統領が愛子さまと接する機会があれば、この平和の作文のことが話題に上るのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)《原爆ドームを目の前にした私は、突然足が動かなくなった。。まるで、七十一年前の八月六日、その日その場に自分がいるように思えた》初めて原爆ドームを見たときの衝撃を、愛子さまはそう記された。この日以来、平和な日常を送れることは当たり前ではないと感じられるようになり、「意識が大きく変わった」という愛子さまは《日常の生活の一つひとつ、他の人からの親切一つひとつに感謝し、他の人を思いやるところから「平和」は始まるのではないだろうか》と綴られている。■国連事務次長にも手渡された愛子さまの作文実は雅子さまは、国連事務次長・軍縮担当上級代表を務める中満泉氏と面会された際、愛子さまの作文を「読んでください」と手渡されている。「雅子さまは以前から、愛子さまの平和の作文を広めていたのです。昨年12月に成人を迎えられた愛子さまは、今後は国際親善の場にも出席されることになります。作文に綴られた平和への願いを、これからは愛子さま自身の手で世界に発信していってほしいと、雅子さまは期待されているのではないでしょうか」(皇室担当記者)バイデン氏は大統領選挙期間中に、「広島と長崎の恐怖を二度と繰り返さないため、核兵器のない世界にさらに近づけるよう取り組む」と明言していた。オバマ元大統領以上といっていいほどに、その意志を強く打ち出している。来日に際して、愛子さまが核兵器廃絶へ強い思いを抱かれていることも把握しているだろう。さらには、日本政府や外務省も、愛子さまに“米国外交役”としての活躍を期待しているという。広島県を地元とする岸田首相は、外務大臣時代に当時のオバマ大統領の広島訪問の案内役を務めている。愛子さまが修学旅行で広島を訪れた2週間後のことだった。数多くの国際会議で核兵器廃絶を訴えてきた岸田首相は、核軍縮を政治家としての「ライフワーク」と位置づけている。外務省では、雅子さまの同期が着々と要職に就き始めている。総合外交政策局長の岡野正敬氏や、儀典長の志野光子氏など、両陛下と接点の多い役職に、雅子さまの同期が就任しているのだ。『インサイドライン』編集長でジャーナリストの歳川隆雄さんが解説する。「岡野氏は両陛下にご進講を3回も行っています。同じ昭和62年入省組ですし、雅子さまにとって気心が知れた仲といえるでしょう。総合外交政策局長は、外務省の中でもエリート中のエリートが就く役職。ここから外務審議官、外務事務次官とさらに出世する可能性も高いです」今後、皇室の方々の外国訪問も再開されることになる。雅子さまの外務省時代の同期たちは、結束して両陛下に尽くし、愛子さまを全力でサポートするだろう。静岡福祉大学名誉教授で歴史学者の小田部雄次さんは、国際情勢が不安定な中、皇室の役割に期待を寄せる。「かつて皇室は、世界から“戦争の火付け役だった”と見なされていたこともあります。その反省として、戦後は世界平和への貢献を積み重ねてきました。日本の象徴である天皇と皇族には、戦争のない社会を目指すべく、理想に向かう言動が望まれます。激しい対立のさなかにどちらかの立場に肩入れするのは避けるべきですが、ウクライナでの戦闘状態を憂慮し、一日でも早く収束することを願うのは望ましいことでしょう」愛子さまの平和の作文には《唯一の被爆国に生まれた私たち日本人は、自分の目で見て、感じたことを世界に広く発信していく必要があると思う》と綴られていた。成年皇族となられたいま、雅子さまの期待を背に、愛子さまは世界平和の実現のため行動される。
2022年05月11日《日本はアジアで初めて援助の手を差し伸べた》このように謝意を表明したのは、ウクライナのゼレンスキー大統領(44)。3月23日、ロシアによる軍事侵攻を受けるウクライナ情勢について、ゼレンスキー氏は国会でオンライン演説を行った。「ゼレンスキー大統領は、ウクライナの被害状況を訴え、引き続きロシアへの制裁を継続するよう日本へ呼びかけました。演説終了後の19時ごろには、Twitterのトレンド1位に『ゼレンスキー大統領』のワードが入るなど、日本での注目度の高さが伺えました」(全国紙記者)そんな日本中で注目された演説を支えていた存在が。同時通訳だ。ウクライナの国家語であるウクライナ語で演説を行ったゼレンスキー氏。各メディアによると、在日ウクライナ大使館員が生中継される大統領の演説を瞬間的に日本語に訳していたとのこと。さらに、今月16日にゼレンスキー氏がアメリカ議会で演説をした際は複数の同時通訳者がいたが、今回は一人で行ったという。見事、一人で大役を務めた大使館員。Twitterのトレンドでも大統領に続いて2位にランクインするほどこちらも注目を集めたようだ。しかし、SNS上ではそんな同時通訳に対して“注文”をつける声も……。《ゼレンスキー大統領の演説通訳の人がカタコト過ぎて何も内容入って来ないの可哀想過ぎ》《ゼレンスキー大統領の演説聞いてるけど同時通訳の人が何言ってるか良くわからない…》《同時通訳下手すぎて内容入ってこねえ 》日本国内でウクライナ語を日本語に同時通訳できる人はかなり限られていると言われており、かなりの技術と集中力が要求される。そんな状況下で同時通訳を務めた大使館員に“注文”をつける人々を諌め、大使館員の“偉業”を賞賛する声が多数上がっている。《同時通訳の方、歴史に残るであろうゼレンスキー閣下の演説を一生懸命伝えようとしている。頑張って。ウクライナ語と日本語を同時通訳できるあなたは貴重な存在です。完璧ではなくとも努力は伝わっています》《ウクライナ語と日本語の同時通訳て相当難しいだろうことに加え、重要でかつこれほどまでに注目されていた上に、祖国が戦禍に巻き込まれてる状況で、緊張と涙こらえてやりきった通訳さんには敬意しかない》《同時通訳をボロクソ言ってる人がいるけど、同時通訳ができるレベルの日ウ通訳者がどれだけいるとお思いか…》《非難してる人には試しに日本語で誰が喋ってる横で同時に同じ内容を日本語で話してみて欲しい。絶対に無理だから。》国会において、オンライン形式で海外要人が演説するのは今回が初めてのこと。多くの日本国民の心に届いた陰には、大使館員の奮闘があったのだーー。
2022年03月24日2022年3月23日、ロシア軍による軍事侵攻が進むウクライナのゼレンスキー大統領の演説が、日本の国会で同時通訳により行われました。ゼレンスキー大統領が日本に向けて何を訴えかけ、そして求めるのか、事前に大きな関心が寄せられていた今回の演説。また、演説がリアルタイムでネット上で配信されたこともあり、『同時通訳』の存在にもこれまでにないほど注目が集まりました。『通訳の種類について』漫画家の黒丸(@kuromaru_)さんは、自身の作品である、警察官と警察通訳人の2人による国際捜査を描いた『東京サラダボウル ー国際捜査事件簿ー』から、同時通訳について説明した同作のワンシーンをTwitterに投稿。同時通訳を聞く側が、あらかじめ認識しておく点や、通訳者に与えられている裁量が詳しく描かれています。クリックすると画像を拡大しますクリックすると画像を拡大します通訳の種類について。今日のゼレンスキー大統領の演説で使われるのは「同時通訳」です。時間内で訳出するために、全体の意味を損なわない範囲の”単語の言い換え”や省略はOKとされています。なので同時通訳では、単語や言葉尻だけをとらえて脊髄反射しないようにしましょう。正確な訳文は後で出ます pic.twitter.com/V6c1ddlmq9 — 黒丸【東京サラダボウル②】 (@kuromaru_) March 23, 2022 ゼレンスキー大統領の演説は約12分間にわたって行われました。ウクライナ語と日本語では、単語の長さも、言葉が持つニュアンスも異なるため、いかに限られた時間の中で、意味を損なわさずに訳すかが、通訳者の腕の見せ所。逆をいえば、それだけのことを一度にこなす同時通訳には、高い技術と集中力が必要となるのです。今回、ゼレンスキー大統領の演説に大きな関心が寄せられていた分、同時通訳の内容にもさまざまな反応が寄せられました。黒丸さんは、漫画を通して「単語や言葉尻だけをとらえて脊髄反射しないようにしましょう」と呼びかけており、読者からは「勉強になります」など、さまざまな声があがっています。・「同時通訳は一種の超能力」と聞いたことがあります。・ほかの国の言語を、ニュアンスまで完璧に反映するっていうのは正直なところ無理がある。・今回、同時通訳を担当した人は、とても立派だと思う。正確な日本語訳は、時間を置けば読むことができるでしょう。しかし、今回のゼレンスキー大統領の演説は、あの日、あの時間、生中継で聞くことに意味があったといえます。それを支えてくれた同時通訳の担当者に、尊敬の念を抱かずにはいられません。著者:黒丸出版社:講談社『漫画アプリパルシイ』『コミックDAYS』で連載中[文・構成/grape編集部]
2022年03月24日2022年3月23日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の国会演説が行われました。ゼレンスキー大統領は、演説の冒頭で「日本がすぐに援助の手を差し伸べてくれました。心から感謝しています」と述べ、続けてこのように訴えています。チェルノブイリ原発事故を、みなさまもご存知だと思います。1986年に大きな事故がありました。その周りの30kmゾーンは、未だに危険なものでありまして、その森の中には、事故収束当時から、多くのガレキ、機械、資材などが埋められました。土の中に。2月24日に、その土の上をロシア軍の走行車両が通りました。そして放射性物質のダストを空気に上げました。チェルノブイリ原発が支配されました。事故があった原発を想像してみてください。破壊された原子炉の上にあるコンファインメント、つまり、現役の核物質の処理場をロシアが戦場に変えました。また、30kmの閉鎖された区域をウクライナに対する攻撃の準備のために使っています。ウクライナでの戦争が終わってから、どれだけ大きな環境被害があったかを、調査するのに何年もかかるでしょう。ウクライナには、現役の原子力発電所が4か所、15の原子炉があり、すべて非常に危険な状況にあります。すでに、ザポリージャ原発というヨーロッパ最大の原発が攻撃を受けています。また、工業施設の多くが被害を受け、環境に対するリスクになっています。ガス、石油パイプライン、および炭鉱もそうです。先日スームィ州における化学工場においてアンモニアの漏れが発生しました。また、サリンなどの化学兵器を使った攻撃も、ロシアが準備しているという報告を受けています。シリアと同じように。また、核兵器も使用された場合の世界の反応はどうなるかが、今世界中で話題となっています。将来への自信、確信というのが今、誰にもないはずです。ウクライナ大統領国会演説(オンライン) (29分)ーより引用ゼレンスキー大統領は、ウクライナでは現在、家族が亡くなっても、きちんと埋葬ができない状況であるほか、数千人が亡くなり、そのうち121人の子供が犠牲になっているとも訴えました。また、国際機関が機能せず、ウクライナが攻撃され続けていることも指摘し、改革が必要であるとも訴えています。さらに、これからも侵略行為に対し非常に強い注意や、「平和を壊してはいけない」という強いメッセージが必要とも語りました。ゼレンスキー大統領は、「アジアで初めて、ロシアに圧力をかけ始めたのが日本」と感謝を述べ、引き続き、協力を呼びかけました。ロシア軍のウクライナ侵攻により、誰もが、「今ある平和は、簡単に崩れてしまうのではないか」と感じているでしょう。一人ひとりが、平和を維持するためには何ができるのか、考えなければなりませんね。[文・構成/grape編集部]
2022年03月23日今月27日に開催される第94回アカデミー賞授賞式に、ウクライナのゼレンスキー大統領が登場するかもしれない。レジーナ・ホール、ワンダ・サイクスと共に授賞式の共同ホストを務めるコメディアンのエイミー・シューマーが、21日に放送されたドリュー・バリモアのトークショーにリモートでゲスト出演。番組の中でシューマーは、ロシアの侵攻を受けているウクライナのゼレンスキー大統領に、衛星中継もしくは録画でメッセージを伝えてもらうことを考えていると明かしたのだ。「どんな授賞式にするのか、今の時点でどんな風に考えているの?」とバリモアに質問されたシューマーは、言葉を選びながらこう語り始めた。「『これ(授賞式)は息抜きの時間だ、人々に今起こっていることを忘れさせて、ただ普通に夜を過ごしたい』という圧力はたしかにあると思う。でも、このショーは、とても注目されているからこそ、必要なことを伝えられるまたとない機会だと思うの。現状にスポットをあてるジョークはいくつかあるけど、あまりにもひどいことが起こりすぎているから、どれを取り上げるべきなのか、判断が難しいのよ」そう前置きし、シューマーはこう続けた。「だから私、ゼレンスキーに出てもらえないか、って思ってるの。衛星中継か、録画した映像か……だって、本当にめちゃめちゃ見てもらえるから。私、この話をすることに何のためらいもないけれど、ショーをプロデュースするのは私じゃないからね」調整中であることを窺わせる彼女の発言だったが、シューマーの思いを聞いたバリモアは、「もう!そんなあなただから大好きなのよ!」と賛辞を送った。
2022年03月22日’19年10月に開催された即位の礼の晩餐会。天皇皇后両陛下と笑顔で握手していたのは、ウクライナのゼレンスキー大統領とオレナ夫人。オレナ夫人の装いは、晩餐会は青、即位礼正殿の儀では黄とウクライナ国旗色だったーー。ロシア軍がウクライナに侵攻を開始したのは、陛下が「人と人との交流が、国や地域の境界を越えて、お互いを認め合う、平和な世界につながってほしい」とのお言葉を公表された、天皇誕生日の翌2月24日。昨年の天皇誕生日には、親日家であるゼレンスキー大統領から手紙が届き、お祝いの言葉と両陛下をウクライナに招待したい旨が記されていた。両陛下はウクライナの人々を苦しめている戦闘の早急な終結を、強く願われているだろう。
2022年03月12日《2020年10月に私たちはウクライナのゼレンスキー大統領と夫人に対面し、ウクライナの未来について、彼らの希望と明るい見通しを知ることができました。今、私たちはその未来のために勇敢に戦う大統領とウクライナのすべての人々を支持します》イギリスのウィリアム王子とキャサリン妃だ。2月26日、ツイッターにこう記した。ゼレンスキー大統領は自身のツイッターで《ウクライナがロシアの侵略に勇気を持って立ち向かっているこの重要な時期に、ケンブリッジ公爵夫妻が我が国に寄り添い、勇敢な市民を支えてくれていることに感謝しています》と、ウィリアム王子夫妻に感謝の意を伝えている。欧州王室の“反戦の輪”は広がり続けている。イギリスではチャールズ皇太子が演説でロシアを強く非難。エリザベス女王もウクライナへの人道支援に寄付を行った。オランダのウィレム=アレクサンダー王とマキシマ王妃、スウェーデンのマデレーン王女、ノルウェーのマッタ=ルイーセ王女などが、SNSでウクライナを支持するメッセージを発信している。スペインのレティシア王妃は、ウクライナの民族衣装である「ヴィシヴァンカ」の刺繍入りブラウスを着用し、ウクライナへの連帯を示した。ただ、日本の皇室がウクライナへの連帯を表明するのは難しいという。象徴天皇制に詳しい名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんはこう語る。「皇室の方々がウクライナについて言及することは、政治的な介入と捉えられる可能性があります。日本政府の対応について肯定、あるいは否定していると受け取られてしまいかねないためです」実は天皇皇后両陛下は、ゼレンスキー大統領とオレナ夫人と面会されたこともある。大統領就任からわずか5カ月後の’19年10月、天皇陛下の即位の礼に出席するため来日。両陛下は皇居・宮殿で大統領夫妻をにこやかに迎え、握手されていた。在日ウクライナ大使館によれば、昨年の天皇誕生日にはゼレンスキー大統領が陛下に手紙を送るなど、交流が続いているという。一方で、雅子さま自身にとって、ロシアは幼少期を過ごされた思い出の場所でもある。天皇陛下は今年の誕生日会見で「国と国との間では、様々な緊張関係が今も存在しますが、人と人との交流が、国や地域の境界を越えて、お互いを認め合う、平和な世界につながってほしいと願っております」と述べられていた。「雅子さまは、ロシアとウクライナの情勢には以前から関心を持たれ、天皇陛下ともお話しになっていたと思います。天皇陛下の会見でのご発言にあった“緊張関係”は、ウクライナが置かれた状況を念頭においたものでしょう。一日も早くロシアが侵攻を中止し、ウクライナに平和が戻ることを願われているはずです。欧州各国の王室の“反戦の輪”に加わり、ウクライナの力になりたいという思いを強くお持ちでしょうが、声を上げることができないことに、葛藤されているのではないでしょうか」(皇室担当記者)侵攻から10日間で、ロシア軍の攻撃により死傷した子供は、国連が確認できただけで数十人に上る。また、食料や飲料水の不足も起こっており、国内にとどまっている子供たちの健康状態も不安視されている。ウクライナでは防衛態勢強化のため、18〜60歳の男性の出国は制限されている。そのため、女性や子供たちだけで国外へと避難し、家族が離れ離れになることも少なくない。なかには、12歳の女の子が幼い弟と妹を連れて国境を越えてきたケースもあるという。雅子さまは’18年12月、55歳の誕生日の感想で次のように綴られている。《最近、国内では、子供の虐待や子供の貧困など、困難な状況に置かれている子供たちについてのニュースが増えているように感じており、胸が痛みます。世界に目を向けても、内戦や紛争の影響が、特に子供を始めとする弱い立場の人々に大きく及んでいる現状を深く憂慮しております》雅子さまは、内戦や紛争によって苦しい状況に置かれる子供たちに心を寄せてこられた。「皇室に入られて29年、雅子さまは国際情勢に強い関心を寄せてこられました。地雷除去運動などに尽力した故・ダイアナ元妃のように、雅子さまも国際的な慈善活動や啓発運動をされたいお気持ちはずっと持たれていたようです。ただ、皇族としての制約、そしてご体調の問題もあり、思うように取り組めないことに歯がゆさを感じてこられたのではないでしょうか。ウクライナの戦火にさらされている子供たちのために“沈黙の祈り”を捧げるほかない状況に、忸怩たる思いを抱かれていることでしょう」(宮内庁関係者)
2022年03月10日東ヨーロッパのバルカン半島に位置する、北マケドニア共和国。同国のステボ・ペンダロフスキー大統領が、いじめを受ける少女のためにとった行動に、称賛の声が上がりました。北マケドニア共和国大統領「共感は私たちの道徳的義務」大統領政治教育センターの発表によると、ペンダロフスキー大統領は、ダウン症の少女であるエンブラ・アデミさんと彼女の家族が日常的に直面している課題について話しあったといいます。学校で、差別を受けているというエンブラさんのため、ペンダロフスキー大統領は、自ら彼女の手を取り、学校を訪問。「子供たちの権利を危険にさらすような人々の行動は、容認できない」とコメントし、エンブラさんと彼女の家族を支援する姿勢を見せました。また、ペンダロフスキー大統領が、エンブラさんとともに学校を訪れた背景には、「多様な人々がお互いの個性を認めあうことが基本原則である」と示すためだったとも、語っています。Stevo Pendarovskiさんの投稿 2022年2月7日月曜日Stevo Pendarovskiさんの投稿 2022年2月7日月曜日Stevo Pendarovskiさんの投稿 2022年2月7日月曜日Stevo Pendarovskiさんの投稿 2022年2月7日月曜日SNSを介して、「共感は私たちの道徳的義務」とも呼びかけたペンダロフスキー大統領。大統領自ら差別問題に向き合う姿勢はネット上で反響を呼び、日本でも「素晴らしい」とペンダロフスキー大統領を称賛する声が寄せられました。・少女を、1人の人間として、差別問題に向き合う姿が素晴らしい。・大統領としての信念を感じます。・「差別はダメ」「いじめはダメ」と語るだけではなく、実際に行動に移すところがかっこいい。エンブラさんや彼女の家族が直面している状況は、残念なことに決して珍しいことではありません。周囲から差別的な態度を取られ、悩んでいる人は世界中にいます。顔も知らない誰かの悩みではなく、自分のこととして問題に向き合う姿勢が、世の中を変える第一歩なのではないでしょうか。ペンダロフスキー大統領自らが起こしたアクションは、世界中の人々に大切なことを気付かせてくれたはずです。[文・構成/grape編集部]
2022年02月12日《オバマさんが貰うようなすごい賞を小室が貰っていた事になっているのだがw》《小室圭オバマ元米国大統領と並ぶ???》小室圭さんの帰国直前、就職先が発覚すると、ツイッター上でこのような声が上がった。就職先の法律事務所「ローウェンスタイン・サンドラー」のHPに掲載された小室さんの経歴が原因だった。小室さんが「JFK Profile in Courage Award」を受賞したとの記載があったからだ。この賞は、第35代米大統領ジョン・F・ケネディの著書『勇気ある人々』にちなんで、政治的に優れたリーダーシップを発揮した人物を称える賞だ。おもに政治家や公務員から選出され、オバマ元米大統領やアナン元国連事務総長らが歴代の受賞者に名を連ねている。当たり前だが、一人の学生にすぎなかった小室さんが受賞するはずのない賞であり、受賞者リストにも小室さんの名前は見当たらない。小室さんといえば、フォーダム大学入学時にも大学HPで「プリンセス・マコのフィアンセ」と紹介されたことで皇室利用ではないかと指摘を受けたことがあった。今度は偽りの受賞歴を載せてしまったのか――。だが、ネット上で指摘が相次いだこともあってか、小室さんのプロフィールはいつの間にか書き換えられていた。「Fordham’s JFK Profile in Courage and Sweat Equity Award」と、フォーダム大学による賞であることが強調された表現になっていたのだ。■JFKの財団は「そのような賞は出していない」本誌は、本家の「JFK Profile in Courage Award」を主催するJFKライブラリー財団に問い合わせることに。すると、広報部門の部長から次のような回答があった。《JFKライブラリー財団は、JFK Profile in Courage Awardの管理運営者であり、この名称の唯一の著作権保持者です。フォーダム大学とは関係やパートナーシップを取っておりませんし、彼らの賞の運営も行っていません》さらに、同財団のプレス担当からも《われわれの財団では、そのような賞は出しておりません》との回答があった。書き換えられた「Fordham’s JFK Profile in Courage~」という賞に、JFKライブラリー財団はいっさい関与していないという。財団が“非公認”だというこの賞、そもそも本当に存在するのか――。あまりに不可解な受賞歴。その真相について小室さんの代理人を務める上芝直史弁護士に取材すると、小室さん本人に確認のうえで回答があった。まず、プロフィールの作成や表記の変更について。《プロフィールについては、アメリカ国内で通常とられる方法と同じように、フォーダム大学の名称をあげたうえで賞を列挙しており、同大学内部の賞であることは容易に伝わるだろうという発想で表記されたものです。アメリカではごく一般的な表記の仕方だったようですが、日本のマスメディアから多くの問い合わせがあったようで、誤解するマスメディアの方がいるのならと説明を加えて分かるように修正したというのが経緯です。特に問い合わせがなければそのままになっていたでしょう》たしかに書き換え前のプロフィールを見ると、フォーダム大学ロースクールを’21年に卒業したとの記載に続き「JFK in Courage Award」と書かれている。ただ、それだけで「容易に伝わる」とは思えないが……。■「一番目立っていた方に与えられる賞」では、この賞は何を表彰するものなのか。上芝氏によると、《この「JFK Profile in Courage and Sweat Equity Award」は、フォーダム大学のリーガルクリニックが独自に出している賞です。ロースクールでは法曹養成を目的とした教育プログラムが多数用意されているわけですが、リーガルクリニックとは、このうち指導教官のもとで実務体験をし、これを通じて実用的な力を養成するプログラムです。そのプログラム受講者のうち一番目立っていた方に与えられるものだそうです》つまり小室さんは、フォーダム大学のロースクールの、さらにその中の教育プログラム受講者に与えられる賞を受賞したにすぎないというのだ。受賞歴の謎は解けたものの、宮内庁関係者は苦言を呈する。「小室さんはただでさえ、今後ビジネスで“皇室ブランド”を利用するのではないかとの疑念を持たれています。もともとの表記では、JFKの財団が公認する賞を受賞したと誤解する人もいるでしょう。小室さんが“誤解を招く表現もいとわず、自分を大きく見せようとしている人”と見られてしまうのは、小室さん自身にとってもマイナスだと思うのですが……」ちなみに、ケネディの著書『勇気ある人々』は、たとえ有権者に不評であっても信念を貫き、国家と国民のために勇気ある決断をした政治家たちを描いた伝記集だ。ケネディは次のように「勇気」について述べている。《人生のどんな舞台の上で勇気を試されることになっても、自分の良心に従うことによってどんな犠牲を払うことになっても、友人、財産、心の安らぎ、そして仲間の尊敬までも失うことになっても、われわれは一人ひとり自分の進むべき道を決めなければならない》小室さんは10月26日、ついに眞子さまと結婚し、記者会見に臨むことになる。多くの批判を浴びながらも、弁護士事務所への就職を決め、眞子さまが望むニューヨーク生活を実現させようとしている小室さん。その「勇気」を、はたして国民は認めるのか――。
2021年10月12日アイルランドのマイケル・D・ヒギンズ大統領の会見が、ネット上で話題を呼んでいます。この日、2021年5月1日に亡くなった同国の俳優、トム・ヒッキーさんの追悼を官邸の庭で行った、ヒギンズ大統領。生後6か月になるビギンズ大統領の愛犬、ミスニーチが座っていました。ヒギンズ大統領は、神妙な面持ちで、哀悼の意を述べていましたが…。 この投稿をInstagramで見る President Michael D. Higgins(@presidentirl)がシェアした投稿 ミスニーチは遊んでほしい気持ちを抑えられないようで、ずっと飼い主の手を甘噛み…!しかし、ヒギンズ大統領は時折、ミスニーチの頭をなでてあげながらも、態度をくずさずに会見を続けています。普通なら集中が途切れてしまいそうですが、さすが大統領ですね!会見を見ていた人達からは、ほほ笑ましい光景にさまざまなコメントが寄せられました。・なんて優しい光景。心が穏やかになりました。・犬がかわいくて集中できない。ジャケットのポケットに、おやつが入っていたとか?・最高のコンビですね。両者ともかわいらしいです。ヒギンズ大統領は2匹の犬を飼っており、国民の間で愛犬家として知られているとのこと。公務にも愛犬を連れて出ることがよくあるそうです。きっと、天国にいるトム・ヒッキーさんも、会見の様子を温かく見守っていたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年05月05日バラク・オバマ元米国大統領とブルース・スプリングスティーンによるポッドキャスト番組「Renegades: Born in the USA」がスタート。2月23日より、スポティファイ(Spotify)にて配信されている。オバマ元米国大統領とスプリングスティーンが初めて顔を合わせたのは2008年のこと。以来、2人はまったく異なる背景や経歴を持ちながらも、深い交友関係を気築いてきた。この度スタートしたポッドキャスト番組「Renegades: Born in the USA」では、気の置けない2人の個人的な会話を楽しもう。「Renegades: Born in the USA」は、オバマ元大統領とミシェル・オバマ夫人が設立したプロダクション「Higher Ground」との提携でスポティファイが配信する2作目のポッドキャスト番組。同番組では、シーズンを通じて、オバマ元大統領とスプリングスティーンが、人種、父親の役割、結婚、アメリカの未来といったトピックについて語り合う。故郷やロールモデルについて意見を交わし、新しい時代に求められる男性の役割を模索。痛ましいまでに分断された今日の米国の状況に向き合い、皆で手を取り合って前進するためのビジョンを提案していく。気になる初回のエピソードどうしてこうなってしまったんだ? どうすれば一致団結したアメリカに戻れるだろう?番組の最初のエピソードで、オバマ元大統領がこのように尋ねる。その後、こう続けた「去年の私の会話は、ほとんどがこのトピックだった。ミシェルとも、娘たちとも、友達ともね。そしてその友達の1人が、たまたまブルース・スプリングスティーンだったというわけだ。表面的にはブルースと私にはあまり共通点はないよね。でも年月を重ねるにつれ、私たちには共有する感性があることが分かったんだ。仕事について、家族について、アメリカについて感じること。やり方は違っていても、ブルースも私も、自分たちにたくさんのものを与えてくれたこの国についてもっと理解しようとしてきた。そこに住む人たちの物語を記録しようとしてきた。そして、己の意義や真実、コミュニティを探すなかで、それをもっと大きなアメリカのストーリーに結び付けられないかと模索してきたんだ–––––––––––」続きは、スポティファイで聴いてみよう。現在、2つのエピソードを全ユーザーに向けて配信中。
2021年02月25日2017年に、「いつか大統領選に出馬することを真剣に考えている」と語っていたドウェイン・ジョンソンが、いまもその気持ちがあることを明らかにした。ドウェインは現在、自身の半生をドラマ化した「Young Rock」(原題)に出演中。「自分の過去を振り返り、笑い、製作した作品で、視聴者を笑顔にしたり笑いを届けられるのがうれしい」と自信を見せている。同作の中で起きるできごとは実話または、実話をドラマ向けにアレンジしているというのだが、先日放送された記念すべき第1話では、2032年にドウェインが大統領選に立候補し、テレビ番組でインタビューを受けているというシーンがあった。このシーンについて、「USA Today」がまだ起こっていない未来の“真相”をドウェインに尋ねると、「もし人々がそう望むのなら、将来的に大統領選に出馬することを考えたい。本当だ。ふざけて答えているわけではない。本当に、みなさん次第なんだ…だから私は待つし、(意見を)聞く。現状をしっかりと把握して、世論に耳を傾けたい」と語った。ツイッターでは、「2032年まで待たなくちゃダメ?」「2024年に出馬して!あなたには大統領になる器がある!」「2016年の大統領選からあなたに出てほしいと思っていたよ」「絶対投票する」などの声が上がっている。(Hiromi Kaku)
2021年02月16日《天皇陛下は、アメリカ合衆国大統領ジョセフ・ロビネット・バイデン閣下の大統領就任につき、1月20日御祝電を発せられた》(1月22日の官報)バイデン大統領が就任した当日、天皇陛下はさっそく祝電を打たれたという。実は、陛下は皇太子時代の’13年、副大統領だったバイデン氏が来日した際に、お住まいの東宮御所に招き、懇談されていたのだ。「’11年の東日本大震災後には、米政府首脳のバイデン氏が自ら被災地を訪れたことが話題になりました。在日米軍による『トモダチ作戦』、米民間団体からの義援金など、物心両面にわたってアメリカからの支援は多大なものがありました。陛下はそれらに対する感謝の気持ちを伝えられたのです。政治的な外交とは違う、皇室との親善はバイデン大統領にも特別な記憶となって残っているのではないでしょうか」(社会部記者)また、’19年5月、陛下の即位後最初の国賓としてトランプ前大統領が来日したときは、トランプ夫妻の接遇で、皇后となられたばかりの雅子さまが大活躍された。「特に宮中晩餐会の雅子さまの存在感は特筆すべきものでした。クリーム色のロングドレスをお召しになった美しさもさることながら、通訳を介さずに、笑顔で大統領夫妻と会話されるお姿には、多くの国民が感銘を受けました」(皇室ジャーナリスト)そのお姿は米メディアにも新鮮だったようで、『ニューヨーク・タイムズ』は「トランプ訪問で、雅子皇后はスター」との見出しで報じた。さらに、その年の6月には、両陛下が「G20大阪サミット」のために来日したフランスのマクロン大統領夫妻を皇居に招かれて昼食会を催されたのだが、そこでも雅子さまの“おもてなし”が脚光を浴びる場面があった。「雅子さまはブリジット夫人と英語とフランス語を交えて話されていました。実は、ブリジット夫人はあまり英語が流暢ではないのです。それをご存じだった雅子さまは、お相手が話しやすいように、言語を使い分けされていたのです」(皇室担当記者)’20年5月ごろには天皇皇后両陛下として初の海外ご訪問となるイギリス訪問が予定されるなど、両陛下は国際親善の場でさらなる活躍をされることが期待されていた。しかし、昨年当初からの世界的な新型コロナウイルス感染拡大で”皇室外交”はストップしてしまった。ただ、コロナ禍を背景に社会には一気にZoomなどのオンライン会議システムが普及した。そんななか陛下と雅子さまは、今年元旦、国民に向けてお揃いで新年のビデオメッセージを発信されるという、皇室史上初の試みに挑戦された。「今後、皇室外交にもオンラインが利用される可能性はあると思います。オンラインを利用することで、これまで以上に、両陛下と各国要人との会見が盛んに行われることになるかもしれません。例えば通訳なしで外国の首脳と会談される両陛下の姿が、字幕スーパー付きで配信されるようなことがあれば、新しい皇室外交の様式“令和流”として定着するのではないでしょうか」(前出・皇室担当記者)1月28日には、就任後初となるバイデン大統領と菅義偉首相の電話協議が行われた。コロナ禍に加えて、大統領選後の混乱する米国情勢もあり、菅首相の訪米、バイデン大統領の来日とも日程は不透明だ。トランプ前大統領の来日時には、見事な接遇ぶりで鮮烈な印象を残した両陛下。バイデン大統領への政権交代後も、両陛下が日米の架け橋になることだろう。
2021年02月03日「私は女性としての最初の副大統領かもしれませんが、最後ではありません。なぜなら、今夜、この様子を見ているすべての小さな女の子たちが、この国が可能性の国であることを知るからです」これは、昨年11月7日、アメリカ大統領選挙の結果を受け、ジョー・バイデン氏(78)の勝利が伝えられた直後のカマラ・ハリス氏(56・以下敬称略)のスピーチだ。温かいまなざしで誇らしげに語りかけるカマラに、デラウェア州の会場に集まった聴衆は割れんばかりの拍手喝采を送った。女性初の“次期アメリカ副大統領”誕生の瞬間だった。1月20日、バイデン氏がアメリカの第46代大統領に就任。カマラもこの日から正式に副大統領として、政権を担う。インド系アメリカ人の母と、ジャマイカ系の父との間に生まれた彼女は、いくつもの“初”の冠がつく副大統領だ。「そもそもハリスさんの経歴には“初”がつくことが非常に多い。サンフランシスコ地方検事も、カリフォルニア州司法長官も、黒人、女性、アジア系で初。上院議員も、インド系では初でした」と、話すのは、アメリカ情勢に詳しいジャーナリスト・堤未果さんだ。「今回の副大統領就任で、もっとも顕著なことは、ハリスさんがアジア系であることを堂々と、前面に押し出していることです。アジア系の彼女がアメリカの歴史に初めて台頭したことは、非常に大きな意味があると思っています」カマラと同じルーツを持つタミル人で、ニューヨーク在住のカルバナ・カンサンさんも興奮ぎみにこう言った。「民主党大会で、彼女がタミル語で自分のおばたちのことを『チッティ(おばさん)』と呼んだときは、思わず涙がこぼれました。私自身、母として、2人の子どもたちに『副大統領にはあなたと同じタミルの血が流れているのよ。彼女にできることは、あなたたちもできるのよ』と話しているのです」コンバースのスニーカーを愛用することでも有名なカマラは、これまでにいなかった新しいタイプの女性政治家だ。「周囲のライバルをなぎ倒し、数々の“初”を獲得する強さを持っている一方で、彼女には包み込むような母性も感じられます。中身は強面のヒラリー・クリントン、外側は、母親のような優しさをもったミシェル・オバマという感じです」(堤さん)「カマラ」は、サンスクリット語で「蓮」を意味する。泥の中からきれいな花を咲かせる蓮。水をはじく性質から、どんな動乱のなかにあっても、動じず中心に佇むという意味もあるという。そんな彼女を’20年8月、バイデン氏は副大統領候補に指名した。同年5月、ミネソタ州の黒人男性が白人警官に殺され、ブラック・ライブズ・マター(BLM)運動が一気に高まったことが、カマラの副大統領候補指名につながったともいわれている。カマラはまた、バイデン氏とは古くからのつながりもあった。かつてカマラが豪腕を発揮した住宅危機問題のとき、彼女に協力したのが、当時デラウェア州の司法長官だったバイデン氏の息子、ボー・バイデン氏(’15年に脳腫瘍により死去)だったのだ。「カマラさんはインドの名門の出自ということから、もともとのネットワークが強いうえ、彼女自身、キーパーソンとなる人たちとのつながりを作る政治力がすごくある。女性を前面に出すだけでは支持は限られるし、コネも使いすぎると敬遠されてしまいます。でも、彼女はそのバランスが絶妙なんです」(前出・堤さん)妹のマヤさんは、ヒラリー陣営の選挙参謀を務めたことがあり、ヒラリー・クリントンとも家族ぐるみで近い関係があるようだ。バイデン氏は78歳と高齢で、体調を不安視する声も少なくない。仮に、バイデンが体調を崩し、職務を遂行できないとなれば、大統領権限はカマラに移る。「カマラさんは、間違ったと思ったら柔軟に方向性を変えることができる人。彼女らしい、そのバランス感覚で、弱者の声を吸い上げて、貧困層の視点での政策を推し進めていってほしいです」(堤さん)初の女性アメリカ大統領誕生も夢ではない。とはいえ、女性初という冠は、カマラにとって、もはや何の意味も持たないだろう。「政治家は、出身や肌の色がどうだからこうあらねばならないという『箱』に押し込まれるべきではありません。自分は自分。私はそれで満足です」多様性に富んだ新しいスタイルの副大統領の登場に、アメリカのみならず、世界が注目している。「女性自身」2021年2月2日号 掲載
2021年01月25日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「カマラ・ハリス米副大統領」です。初の有色人種、女性副大統領の誕生。今後の活躍に期待。1月20日より、アメリカでは新大統領、ジョー・バイデン政権がスタート。副大統領に就任したのはカマラ・ハリスさんです。昨年11月の大統領選で、バイデンさんの勝利宣言にて「私が最初の女性の副大統領になるかもしれませんが、最後ではありません」とスピーチし、多くの女性たちを勇気づけました。副大統領の最大の職務は、任期中に大統領が死亡や辞任、免職した場合に昇格し、すべての大統領権限を担うこと。つまり、次期大統領になる可能性もあり、アメリカでは副大統領候補同士の討論会がテレビ放送されるほど、大事なポストなんです。ハリスさんは黒人女性としては史上2人目の、南アジア系のアメリカ人としては初の上院議員。アフリカ系、南アジア系のアメリカ人としても、女性としても初めての副大統領になりました。父はジャマイカ人で経済学の研究者、母はインド人でガンの研究者です。二人は大学在学中に公民権運動に関する卒業研究を通じて知り合ったそうです。ハリスさんは小さいころから、妹とともに人種差別の抗議デモに参加しており、筋金入りのダイバーシティ論者なんですね。7歳のときに両親は離婚しますが、母は黒人女性であることに誇りを持つよう徹底的に伝えました。カリフォルニア大学卒業後は検事として活躍。サンフランシスコの地方検事を2期務めました。任期中、有罪判決率が52%から67%に上がるという功績を残しています。主に性犯罪を中心に取り組んだそうです。前回の大統領選で、ヒラリー・クリントンさんは“ガラスの天井”を破ることができませんでした。ヒラリーさんは白人で裕福なので、批判も受けやすかった。でも、ハリスさんは移民二世です。勝利宣言のスピーチでも19歳でインドからアメリカに渡った母のこと、また、これまであらゆる人種の公平と自由と正義のために戦い、犠牲を捧げてきた女性たちについて語りました。アメリカの分断を修復できるかどうかは、多様性の象徴のようなハリスさんが活躍できるかどうかにかかっています。自由主義を支えるのは多様性なのだということが証明できれば、アメリカの再生も見込めることでしょう。堀潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が昨年公開された。※『anan』2020年1月27日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年01月21日第46代アメリカ合衆国大統領就任式が20日、厳戒態勢下のワシントンD.C.で行われ、ジョー・バイデン大統領とカマラ・ハリス副大統領が誕生した。前任のトランプ大統領夫妻は欠席、トランプ支持者による襲撃に備えて要人が防弾チョッキを着用するなど厳重な警戒態勢が敷かれるという異例尽くしの就任式となった。その数時間前にアンドリューズ空軍基地で離任式を行ったトランプ元大統領一家が誰一人マスクを着用していなかったことに対し、就任式では全員がマスクを着けて臨席。あまりにも対照的な二つの景色は、前政権からの劇的な変化を予感させるものだった。国民は分断され、新型コロナウイルスの災禍まっただ中という困難な時期に就任するバイデン大統領のスピーチに世界中が注目したが、ソーシャルメディアではある人物に熱視線が注がれていた。ハリス副大統領の継娘、エラ・エムホフさん(21)だ。エラさんはハリス副大統領の夫で史上初の“セカンド・ジェントルマン”となったダグラス・エムホフ氏の連れ子。パーソンズ美術大学に通いながら新進のニットウェアデザイナーとしても活動している。この日、彼女は肩の装飾と白い大きな襟が印象的なMiu Miuのチェックのコート、Batshevaのバーガンディのドレスを着て、カールしたブルネットの髪にカチューシャを合わせ、黒いマスクを着けてメタルフレームの眼鏡をかけていた。この個性的な出でたちにTwitterでは「エラ・エムホフのコートに釘付けなんだけど」「これからの4年間、彼女のファッションを見るのが楽しみ!」「就任式のファッションショーの勝者はエラだ」と、彼女に関するツイートが激増。ハリス副大統領がエムホフ氏と結婚したのは2014年。エラさんと兄のコールさんは継母であるハリス副大統領を、ファーストネームの「カマラ」と「ママ」をかけて「ママラ」と呼び、良好な関係を築いているという。今後、エラさんにがメディアに取り上げられることも増えていくだろう。
2021年01月21日20日(現地時間)、アメリカ・ワシントンで大統領就任式が行われ、ジョー・バイデン氏が第46代大統領に就任した。パワフルな歌声で国歌独唱を行ったレディー・ガガは、アメリカ国民のみならず、世界中の視聴者に感動を与えた。「あなたの歌を聴き、私と妻は涙を流しました。これほどまでに感動させ、心に沁みる国歌の演奏は、今後ないでしょう」「あなたの国歌独唱は大変感動的なもので、私は今も泣いています。歴史上、最も大事な日に素晴らしい歌声をありがとう」「最初はファンではなかったことを認めます。でも、あなたがことあるごとに感銘を与えてきたことも認めます。今日の歌を聴いて泣きました。永遠にあなたのファンです」など、式が終わった後も「いいね」や絶賛コメントが相次いでいる。ガガは就任式前に「アメリカの人々に国歌を歌うことを名誉だと思っています。私は大統領が第45代から46代に代わるセレモニー、移行、変化の節目に歌うのです。私にとって、これは大きなことを意味します」と感慨深げにツイート。式には、胸元に“平和の象徴”であるオリーヴの枝をくわえた鳩のブローチをつけて登場した。のちにツイッターにこの金色のブローチの画像をアップし、「私たちみんなが、お互いに平和を築きましょう」と呼びかけた。(Hiromi Kaku)
2021年01月21日2020年11月3日に実施されたアメリカ大統領選挙で、次期大統領に選出された民主党のジョー・バイデン前副大統領。今、アメリカではそのバイデン氏の2匹の愛犬に注目が集まっています。バイデン氏は『チャンプ』と『メイジャー』というジャーマンシェパードを飼っていて、2021年1月に大統領に就任すれば愛犬たちもホワイトハウスに引っ越すことになります。トランプ大統領はペットを飼っていませんので、ホワイトハウスに4年ぶりにペットが戻ってくることになるのです。 この投稿をInstagramで見る Dr. Jill Biden(@drbiden)がシェアした投稿 早くも『次期ファーストドッグ』たちが大人気にチャンプとメイジャーはこれまでも妻のジルさんのInstagramなどに時々登場していましたが、今では2匹の公式Twitterアカウントもできました。まだ投稿は多くありませんが、フォロワーも着実に増えているようです。チャンプは2008年、バイデン氏が副大統領に就任後まもなく、家族に迎えられました。一方、メイジャーがバイデン氏の家族の一員になったのは割と最近で、2018年にデラウェア州の動物保護施設から引き取った犬なのです。 , pictures from the day Major Biden was adopted from Delaware Humane Association. pic.twitter.com/3o1UEwSRl2 — FIRST DOGS CHAMP & MAJOR BIDEN (@firstdogsusa) November 13, 2020 バイデン氏が次期大統領に選ばれたことで、チャンプとメイジャーの人気も急上昇。ジルさんのInstagramには新しい『ファーストドッグ』たちの誕生を祝う声が続々と寄せられています。・なんてハンサムなファーストドッグたち!・こんなにかわいいファーストドッグがホワイトハウス入りする日が待ちきれない!・初めての元保護犬のファーストドッグだなんてワクワクするよ。 この投稿をInstagramで見る Dr. Jill Biden(@drbiden)がシェアした投稿 2匹の公式Twitterによると、メイジャーは動物保護施設から引き取られた最初の『ファーストドッグ』になるのだそう。バイデン氏はそんな愛犬たちとの楽しい生活を見てもらうことで、人々に「保護動物たちの里親になってほしい」というメッセージも発信しています。CHAMP and MAJOR will be the 1st shelter dog to live at 1600 Pennsylvania Ave. We hope that his journey will inspire others to rescue pups in their own lives! #AdoptDontShop pic.twitter.com/yh2Xda5wCU — FIRST DOGS CHAMP & MAJOR BIDEN (@firstdogsusa) November 15, 2020 家族がいなかった保護犬のメジャーが、3年後にはアメリカ大統領の愛犬としてホワイトハウスで暮らすことになるなんて、まさに犬版シンデレラストーリーのようですね。もうすぐ『ファーストドッグ』となるチャンプとメイジャー。彼らはきっとアメリカの新リーダーとなるバイデン氏にとって大きな癒しを与えてくれる存在となることでしょう![文・構成/grape編集部]
2020年11月30日女性参政権の獲得から100年となる記念すべき年に、カマラ・ハリス上院議員(56)がアメリカ史上初の女性副大統領となることが確実となった。黒人初、アジア系初と初ずくめでもあり、勝利演説の内容は多くの人たちに夢と希望を与えた。そんな注目の的のカマラ氏だが、大統領選キャンペーン中のファッションも話題に。海外セレブウオッチャーのさかいもゆるさんは「フォーマルなときもカジュアルな時も、全体的に女性らしさを演出するのが上手だと思います」とカマラスタイルについて説明する。「スーツのときは、インナーにボウタイのブラウスや少しデコルテが見えるもの。それにピンヒールを合わせたり、ヘアスタイルも毛先だけ巻いたりと、フェミニンさを意識し、キリッと凛としている中にも、少し優しさがあるようなバランスのよさを感じました」遊説先ではスキニージーンズとコンバースのカジュアルファッションが基本スタイル。カマラ氏のコンバース“チャックテイラー愛”は知られるところだ。パンツスーツにもチャックテイラーを合わせるときがあり、女性政治家のドレスコードに新風を吹き込んだ。「パンツスーツにチャックテイラーを履いていることが画期的というか、それがかっこいいとSNSでもとても反響がありました。ハイヒールではなくスニーカーで戦うことに意味があると」そして夫の弁護士であるダグラス・エムホフ氏は、所属法律事務所を退職し、今後はカマラ氏をサポートする予定だ。「副大統領夫人はセカンド・レディーと呼ばれますが、ダグラス氏はアメリカ史上初のセカンド・ジェントルマンになります。カマラ副大統領の誕生はこうした新しい価値観を生みだしていき、世の中の流れを変えていくような気がします」この時代に生まれるべくして生まれたカマラ次期副大統領。カマラスタイルからますます目が離せない。「女性自身」2020年12月1日・8日合併号 掲載
2020年11月27日混迷を極めた大統領選。負けを認めたくないトランプ大統領(74)が“ゴネる”のには理由があった。その資産どころか、支え続けた家族も失うことになりかねずーー。「『選挙は不正に行われた!』と、トランプ大統領は今回の結果に“徹底抗戦”の姿勢を見せ、大統領の座にしがみつこうとしています。なぜそこまで必死なのかーー。それは、“アメリカ大統領”という肩書を失ってしまえば、トランプ帝国は崩壊し、一家の分断が避けられないからなのです」そう語るのは『コロナ後の世界』(文春新書)の編著もある、在米国際ジャーナリストの大野和基さんだ。トランプ大統領には数々の疑惑が浮上しているが、“大統領という特権”に守られてきたという。大野さんが続ける。「とくに問題視されたのは、’16年の『ロシアゲート』。前回の大統領選において、選挙活動に干渉するようロシアに働きかけたのではという疑惑がかけられた事件です。昨年5月、捜査を指揮したミュラー元特別検察官は『現職の大統領を起訴することはできない』という司法省の公式見解を引用。“現時点”では、刑事告発をしていません」多くのトランプ報道を目にしてきた在米邦人も、こう語る。「大統領選の大詰めで注目を集めたのは、9月27日付の『ニューヨークタイムズ』の報道でした。これまで明かされなかったトランプ大統領や関連企業の納税記録を同紙が入手したところ、就任前15年間のうち10年間も所得税を支払っておらず、’16年、’17年に納めた連邦所得税は、わずか750ドル(約8万円)ということが判明。さらに、4億2,100万ドル(約440億円)のローンや負債があり、4年以内に支払い期限を迎えると報じられました。返済できないままなら、トランプ大統領が所有するゴルフ場、ホテルなどの不動産が売却される可能性もある。まさに“破産危機”に直面しているんです」刑事訴追、そして破産……。大統領の座を失えば、トランプ帝国はガラガラと音を立てて崩れてしまうかもしれないのだ。トランプ大統領が抱える問題はそればかりではない。ファーストレディのメラニアさん(50)との“離婚危機”もささやかれている。「メラニアさんが大統領に敗北を受け入れるように説得している、という報道もありました。夫婦間には、すでに深い亀裂が生じているといわれています」(大野さん)「女性自身」2020年12月1日・8日合併号 掲載
2020年11月25日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「アメリカ大統領選挙2020」です。対中国関係、経済政策が勝敗を分けるポイントに。共和党のドナルド・トランプ候補vs民主党のジョー・バイデン候補で繰り広げられているアメリカ大統領選挙。選挙活動中にトランプ氏が新型コロナウイルに感染するなど、混乱もありましたが最後まで接戦が続いています。選挙戦のポイントの一つは対中国。トランプ氏は中国に対して強い姿勢を示し、内政を固めようとしました。WeChatの禁止やファーウェイへの制裁、香港や新疆ウイグル自治区問題への抗議などです。一方、民主党は中国に対して親和的な立場。バイデン氏の次男がビジネスで中国と太いパイプを築いており、「国を中国に売るのか」とトランプ氏は激しく突いてきました。この4年の間に経済が悪化していれば、現職の大統領は支持されないでしょうが、新型コロナにより少し落ち込んだとはいえ、アメリカの経済は堅調。「アメリカファースト」と、国内に工場を呼び戻し雇用を作り、国内で消費する政策が功を奏したため、経済界はトランプ氏の再選を願っています。これに対してバイデン氏が主に掲げているのは気候変動への対応や、人種差別への対抗などの大きなテーマ。大切な問題なのですが、明日の暮らしに直結するものではないため、有権者がそれを重要視するのかどうか。日本にとっては、民主党政権下では貿易交渉が厳しくなると言われており、日本の財界は代々共和党政府を歓迎してきました。自民党政権ではアメリカと二人三脚で日米同盟を深化させ、米軍の負担を日本がサポートし、中国や朝鮮半島をともに牽制するという流れが続いていました。トランプ氏は、フェイクニュースを流したり、人種・性差別など問題発言が多いですが、実はトランプ政権下ではアメリカはほとんど戦争に加担していません。アフガンから撤退し、北朝鮮の金正恩委員長と会談、中東でイスラエルとUAEの国交を実現させたり。「安定した社会でなければ、商売も安心して行えない」と、極めてビジネスマンらしい発想で動いています。結果はいずれにしても、共和党か民主党かではなく、人権や環境、SDGsに関わる価値観が“豊かさ”と考える大統領であってほしいなと思います。堀潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年11月11日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年11月04日