10月2日(日)、新国立劇場のオペラ2022/23シーズンがヘンデル《ジュリオ・チェーザレ》新制作で幕を開けた。2011年にパリ・オペラ座で初演されたロラン・ペリー演出のプロダクション。古楽界の巨匠リナルド・アレッサンドリーニの指揮。見どころも聴きどころも満載だ。チェーザレ(カエサル、シーザー)やクレオパトラら歴史の有名人が登場する物語は、ヘンデルのオペラの中でも人気が高い。ペリーは現代のエジプト博物館の収蔵庫を舞台に、不思議な時空の歪みを作り出した。冒頭いきなり、棚の上の胸像たちが口をパクパクさせて合唱すると、搬入されてきたローマ時代のカエサル像のすぐ横で〝本物〟のチェーザレが歌い始める。紀元前の物語がここで起こっているのだ。映画で言えば『戦国自衛隊』を逆パターン(過去から現代へ)にして『ナイト ミュージアム』とミックスしたような設定。喜劇的な要素も多い台本とあって、演出は遊び心たっぷり。博物館の収蔵品にヘンデルの肖像画が混ざっていたり、クレオパトラと弟トローメオ(プトレマイオス14世)が運動会よろしく騎馬戦で戦ったり。随所でくすりと笑わせる。クレオパトラの腹心ニレーノの〝エジプト・ポーズ〟も、一度ツボにはまるとクセになる。アレッサンドリーニの、切れよく、鮮やかに変化する音楽で、4時間半の長丁場も短く感じる。パリでのこのプロダクション初演は古楽オーケストラによる演奏だったが、今回は東京フィル。モダン・ピッチで弦はノンヴィブラート。チェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボの通奏低音チームが加わって「バロック感」をぐっと引き寄せる。26曲もあるアリアはすべてダ・カーポ・アリア(他にアリオーソが3曲)。ABAと繰り返す時の自由な装飾や変奏が聴きどころだ。歌手たちはそれを嬉々として巧みに歌い、「なるほど、そう来るか!」と、いろんな引き出しで楽しませる。アレッサンドリーニの存在も頼もしかったに違いない。歌手陣の水準はきわめて高い。カストラートのために書かれた役を女声とカウンターテナーに置き換えた、オリジナルに忠実な声部構成。題名役のマリアンネ・ベアーテ・キーランドは将軍らしい凛々しいメゾソプラノ。妖艶なクレオパトラは「バロック大好き」という森谷真里。クレオパトラの心の変化を巧みに描いていく。終幕の二人の、ヴィブラートをコントロールしてずっとハモリっぱなしの二重唱にも舌を巻いた。金子美香のセストも秀逸。バイロイトでワーグナーを歌い、アレッサンドリーニでヘンデルを歌う。彼女だけでなく、古楽とモダンそれぞれの様式を軽やかに行き来できる歌手たちが揃った。コロナが感染拡大し始めた2020年4月に一度断念した公演。舞台からは念願の上演への熱も伝わってくる気がした。新国立劇場の《ジュリオ・チェーザレ》は、このあと10月5日(水)、8日(土)、10日(月祝)の残り3公演。(宮本明)
2022年10月05日ヘンデルといえばオラトリオ『メサイア』、といったイメージがとても強いのだが、どっこいオペラに於いても素晴らしい作品を数多く遺している。これは、同じ1685年生まれのJ.S.バッハがオペラを書かなかったことと対象的。バロック時代最高の叡智によるオペラ作品がどのようなものなのかを体験するのにも、もってこいの作品群だ。その代表作と言えるのが今回上演される『ジュリオ・チェーザレ』だ(2022年10月2日〜10日:新国立劇場オペラパレス)。タイトルからはわかりにくいかもしれないが、その内容は、かのジュリアス・シーザーとクレオパトラの物語。コロナ禍によって中止になっていたこの名作が、2年半ぶりに復活上演される事自体が喜ばしい。今回の上演は、2011年にパリ・オペラ座で初演され、大きな話題を呼んだロラン・ペリー演出版が用意され、バロック音楽の第一人者リナルド・アレッサンドリーニが指揮することにも注目したい。伝説の英雄ジュリアス・シーザーをめぐる歴史劇が、どのような風情を見せてくれるのか、乞うご期待!
2022年09月21日マスク生活が始まって早2年半。リップメイクとはめっきり縁遠くなってしまった方も増えているのではないでしょうか。マスクの蒸れですぐに落ちてしまうし、マスクの裏についてしまうのも嫌ですよね。そこでおすすめなのが「オペラ リップティント N」です。落ちにくさに定評があるティントリップは多くのメーカーから販売されていますが、いろいろ使ってみた中で、筆者がよかったと感じたのがこの商品です。本記事では、「オペラ リップティント N」の紹介と、実際に使ってみた感想をまとめたいと思います!「オペラ リップティント N」の商品概要まず、「オペラ リップティント N」がどんな商品かについて簡単にご紹介します。オペラ リップティント N全13色1,650円(税込)1本あたりの単価が低価格なので、誰でも手軽に使えるのが大きな魅力です。また、カラー展開が多いので、自分の好みのリップに出会いやすいのもうれしいですね。2021年にはベストコスメアワードで計31冠受賞しています。多くのお客様や美容家から支持されていることが分かりますね。筆者が「オペラ リップティント N」を購入しようと思ったきっかけ出典:byBirth私が「オペラ リップティント N」を購入しようと思ったのは、たまたまインターネットで広告が出てきて興味を持ったことがきっかけでした。マスクをつけるようになって、口紅よりもティントリップのほうがいいなと思い探し回っていたので、広告にも出てきたのでしょう。「オペラ リップティント N」は、色のバリエーションが多いのが魅力的でしたし、モデルさんの唇がつやっぽくふっくらとしている写真を見て使いたいと思いました。それまでもいろいろなティントリップを使ってきましたが、マットに仕上がるタイプが多い印象でした。そのため、透明感のある「オペラ リップティント N」により惹かれたのだと思います。「オペラ リップティント N」を使ってみた!出典:byBirthここからは、実際に「オペラ リップティント N」を使ってみた感想を書いていきます。まだ使ったことはないけれど、興味があるという方はぜひ参考にしてみてください。印象出典:byBirth見た目の印象は「スマート」ですね。ピンクゴールドのケースにOPERAのロゴが入っていて、シンプルだけど上品でスマートさを感じます。化粧品は、見た目も非常に重要です。見た目が美しく魅力的だと購入意欲が増しますよね。毎日使うのが楽しみになって、メイクも習慣化できます。出典:byBirthリップカラーは、今回「09 テラコッタ」を紹介します。秋っぽい色で、今の時期にピッタリですよね。見た目の印象は濃いオレンジで、発色がよさそうに感じます。また、リップ表面がつやつやしていて、みずみずしさも感じますね。使用感出典:byBirthつぎに、実際に使ってみた使用感についてお伝えします。「オペラ リップティント N」は非常にみずみずしいので、なめらかに伸びて塗りやすいというのが印象です。テラコッタは深みのある色なので一見濃く感じますが、実際に塗ってみると透明感があるので、そんなに濃くつきません。そのため、しっかり発色させたい場合は、2~3回重ねづけすることをおすすめします。また、唇の乾燥を感じにくくなるのも私にとってはうれしい効果でした。マットなティントリップはどうしてもカサついて、唇のシワも目立っていました。一方、「オペラ リップティント N」は、天然の保湿成分が入っているので、唇の乾燥を長時間防いでくれます。油分も適量入っているので水分がより蒸発しにくくなり、ツヤ感がでて若々しい口元にしてくれました。落ちにくさ最後に落ちにくさについての印象です。そもそも、私が「オペラ リップティント N」を使い始めたのは、マスクによって取れたり擦れたりするのがいやだったからです。そのため、落ちにくいものでないと使い続けられません。そこで、「オペラ リップティント N」を塗った直後、1時間後、食事後の唇の変化を調べてみました。出典:byBirthリップを塗った直後です。しっかり塗っているので発色もよく、唇がうるおってツヤツヤとしています。出典:byBirthリップを塗って1時間経過した唇の状態です。少しツヤ感が落ち着きましたが、唇の乾燥は全く感じません。唇のシワもそんなに目立たないように思います。出典:byBirth食事をした後の写真です。少しずつツヤ感は失われてるものの、色は全然落ちていません。メイクを直す必要がなく、唇の乾燥もしていないので、リップクリームの塗りなおしさえしませんでした。出典:byBirth腕に塗った「オペラ リップティント N」をジェルタイプのクレンジングで落としてみたところ、うっすらと色が残りました。オイルやバームなど洗浄力の強いものでないとしっかりと落ちないようです。このことからも、落ちにくさは十分であることが分かりますね。まとめ出典:byBirth本記事では、「オペラ リップティント N」を使ってみた感想についてを中心にご紹介してきました。落ちにくさはもちろん、唇が乾燥しやすく、みずみずしさやツヤ感のある仕上がりが好みの筆者にとって、非常に魅力のある商品でした。今回紹介したカラーは「09 テラコッタ」ですが、ほかにも多くの色があります!ぜひ、自分の好みに合ったカラーを見つけてみてください。
2022年09月21日1952年創立。今年70周年の東京二期会の秋からの新シーズンがプッチーニ《蝶々夫人》で幕を開ける。初日を2日後に控えた9月6日(火)のゲネプロ(最終の通しリハーサル)を取材した。栗山昌良演出の美しい舞台。幾度も再演を重ねている定評あるプロダクションは、二期会の大切な財産だ。96歳のレジェンドは、この再演でも直接指導に当たったという。しだれ桜や、背景画の役割も果たす金屏風。障子越しのやわらかな光。そして着物姿の歌手たちの細部まで練り込まれた所作や間。伝統的な日本の美がプッチーニの音楽と絶妙に結合している。そのプッチーニを鮮やかに描き出すのが指揮者アンドレア・バッティストーニだ。オペラ界のトップ指揮者として世界を駆け巡る現代の巨匠。キレキレの序奏からいきなりドラマに引き込まれる。よく歌う甘い旋律。終幕へ向かってどんどん切羽詰まっていく緊張感も緩みなく伝わってくる。それに応える歌手陣の水準は高い。この日は公演初日&3日目の出演陣によるゲネプロで、蝶々さん役(ソプラノ)は同役でゆるぎない高評価を得ている大村博美。ピンカートンの愛を信じ続ける強さから、裏切られた絶望と慟哭まで、声の表情で見事に表現する。ピンカートン役(テノール)は宮里直樹。深く考えずに現地妻を娶る第1幕の軽薄さと、第3幕で自らの犯した罪に後悔するさまを、こちらも巧みに歌い分けた。山下牧子が演じるスズキ役(メゾ・ソプラノ)の存在感もすごい。一方、公演2日目&4日目にも、日本を代表する蝶々さん役の一人である木下美穂子が出演。こちらも役と一体化した声の演技を聴かせてくれるはず。ピンカートンは城宏憲。彼も宮里も現在の日本のテノール界を牽引する中堅世代の旗手だが、声のキャラクターや歌のスタイルは異なるので、その違いを聴き比べるのも面白そうだ。二期会《蝶々夫人》は9月8日(木)9日(金)10日(土)11日(日)の全4公演。新国立劇場オペラパレスで。上演時間は第1幕後の休憩1回を含めて約2時間50分。*******なお、この日のゲネプロ前に記者会見があり、早くも2023/2024シーズンの公演ラインアップが以下のように発表された(演目名の後の※印は新制作上演)。[2023年10月]ヴェルディ《ドン・カルロ》※(イタリア語・全5幕版)アンドレア・バッティストーニ指揮/ロッテ・デ・ベア演出[2023年11月]ヘンツェ《午後の曳航》※アレホ・ペレス指揮/宮本亜門演出[2024年2月]ワーグナー《タンホイザー》アクセル・コーバー指揮/キース・ウォーナー演出[2024年5月]ヘンデル《デイダミア》※(二期会ニューウェーブ・オペラ劇場)鈴木秀美指揮/中村蓉演出[2024年7月]プッチーニ《蝶々夫人》 ダン・エッティンガー指揮/宮本亜門演出「新しいことを次々と 東京二期会」をスローガンに、創立100年を目指しての新たな一歩を踏み出す。(宮本明)
2022年09月08日プロとアマチュアの出演者で創り上げる初心者も楽しめるオペラCantante Lirica(東京都中野区)主催、オペラを知らない人でも楽しめる『フィガロの結婚』ハイライトが2022年10月22日 (土) ~2022年10月23日 (日)に座・高円寺2(東京都杉並区高円寺北2-1-2)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 ★限定割引チケットあり!公式ホームページ Twitter(@C_Lirica) アマチュアとプロで創り上げる、オペラを知らない人でも楽しめるオペラ公演!時は18世紀、舞台はスペイン、セビリアのアルマヴィーヴァ伯爵の館。伯爵の召使フィガロと恋人スザンナの結婚式当日のお話。フィガロは伯爵が初夜権を復活させてスザンナをものにしようとしていることを知り、怒り、伯爵を懲らしめようとする。伯爵家に関わる人々の織りなす1日の騒動が描かれた、モーツァルトの名作『フィガロの結婚』をわかりやすくお届けします。Cantante LiricaCantante Liricaは音楽のパワーでみんなを笑顔に元気にしたい!という思いから、アマチュアもプロと一緒に本格的な公演を創り上げ、また初めてオペラやコンサートに来てくださる方にも楽しんでもらえる公演を提供しています。公演を実現させるためのレッスン・ワークショップの開催、他には一流の音楽家の演奏に触れていただく機会の提供、そして日本とイタリアの架け橋になる活動を行なっております。公演概要Cantante Liricaオペラを知らない人でも楽しめる『フィガロの結婚』ハイライト公演期間:2022年10月22日 (土) ~2022年10月23日 (日)会場:座・高円寺2(東京都杉並区高円寺北2-1-2)■出演者指揮:小森康弘合唱:CoroLirica演奏:EnsembleLirica【A組】10月22日(土)15時チケット 2,500円伯爵:竹内利樹伯爵夫人:服部幸恵フィガロ:佐藤由基スザンナ:植松由美マルチェッリーナ:金井芙三枝バジリオ:佐藤尚之ケルビーノ:三角真紀バルバリーナ:清水尚代【B組】10月22日(土)19時チケット 2,500円伯爵:小早川貴志伯爵夫人:松下恵子フィガロ:堺裕馬スザンナ:大林弘子マルチェッリーナ:髙橋奈緒子バジリオ:佐藤尚之ケルビーノ:車伸恵バルバリーナ:三角真紀【プロ公演】10月23日(日)14時チケット 5,000円伯爵:竹内利樹伯爵夫人:和田奈美フィガロ:佐藤由基スザンナ:福崎芳枝バルトロ:小幡淳平マルチェッリーナ:齊藤日向バジリオ:奥山晋也ケルビーノ:佐々木暁美アントーニオ:木村雄太バルバリーナ:傳田実咲■スタッフ演出:八木清市音楽スタッフ: 越前皓也、阿部智子、熊谷冬美■公演スケジュールA組10月22日(土)15:00B組10月22日(土)19:00プロ公演10月23日(日)14:00※開場は、開演の30分前■チケット料金AB組:一般2,500円/学生1,500円プロ公演:一般5,000円/学生2,500円(全席指定・税込)<カンフェティ限定>AB組 一般2,500円/学生1,500円 → カンフェティ席 一般1,500円/学生 500円!プロ公演 一般5,000円/学生2,500円 → カンフェティ席 一般4,000円/学生1,500円! 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月07日フランス・バロック・オペラの基礎を作ったリュリのオペラを日本で初めて全編本格上演する貴重な公演(公財)北区文化振興財団主催、北とぴあ国際音楽祭2022 『リュリ作曲 オペラ《アルミード》』が2022年12月9日 (金) 、2022年12月11日 (日)に北とぴあ さくらホール(東京都北区王子1-11-1)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて8月22日(月)より一般発売開始です。カンフェティにて8月22日(月)よりチケット一般発売開始 公式ホームページ フランス・バロック・オペラの最高峰を日本で初めて全編本格上演!バロックダンスのスペシャリストがこの傑作に魔法をかける己の使命と恋心に揺れる魔女アルミードのものがたり2度の延期を経てついに今年上演しますリュリのオペラにおいて非常に重要な要素で欠かせないものがダンス(バレエ)です。フランスからバロックダンスの第一人者ピエール=フランソワ・ドレを招き、全体の演出と振付、そして華麗なダンスも披露します。また、彼と共同制作も多く行っているポーランドのバロックダンスカンパニーからも最高のダンサーと共同演出家を招きます。ヴェルサイユ宮殿を作った時の国王ルイ14世も愛したバレエをたっぷりと堪能していただけます。また、歌手陣も充実しており、タイトルロールのアルミード役にはフランスの古楽グループ ル・ポエム・アルモニークの看板歌手として名高いクレール・ルフィリアートル、相手役ルノーにはいまヨーロッパの歌劇場で引く手あまたのテノール、フィリップ・タルボを迎えるなど、国内外からフランス・バロック音楽を得意とする精鋭が集まり、日本における最初のリュリオペラの上演に華をそえます。演出・振付・バロックダンス:ピエール=フランソワ・ドレ【プログラム】オペラ《アルミード》[セミ・ステージ形式/フランス語上演・日本語字幕付]作曲ジャン=バティスト・リュリ台本フィリップ・キノー(原作トルクァート・タッソ:叙事詩『解放されたエルサレム』)【ものがたり】殺すはずだった敵国の騎士ルノーを愛してしまった魔女アルミ―ド。念願かなって彼に愛されるようになるが、それも魔法の力ゆえ。真実の愛ではないと分かっていても、彼を失うことなんて受け入れられない…。苦悩のはてに訪れるアルミ―ドの運命とは?公演概要北とぴあ国際音楽祭2022 『リュリ作曲 オペラ《アルミード》』公演期間:2022年12月9日 (金) 、2022年12月11日 (日)会場:北とぴあ さくらホール(東京都北区王子1-11-1)■出演者指揮・ヴァイオリン:寺神戸亮合唱・管弦楽:レ・ボレアード(オリジナル楽器使用)歌手:クレール・ルフィリアートル、フィリップ・タルボ、与那城敬、波多野睦美、湯川亜也子、中嶋克彦、谷口洋介、山本悠尋、ほかバロックダンス:ピエール=フランソワ・ドレ、ニコレタ・ジャンカーキ、ダリウス・ブロジェク、松本更紗※やむを得ない事情により出演者・スタッフを変更する場合がございます。■スタッフ演出・振付: ピエール=フランソワ・ドレ演出: ロマナ・アニエル■公演スケジュール12月9日(金)18:00開演12月11日(日)14:00開演※開場は、開演の30分前■チケット料金【12/9(金)】一般 SS席:8,000円 S席:6,000円 A席:3,000円25歳以下 SS席:4,000円 S席:3,000円 A席:1,500円【12/11(日)】一般 SS席:9,000円 S席:7,000円 A席:4,000円25歳以下 SS席:4,500円 S席:3,500円 A席:2,000円※25歳以下券ご購入の方は、入場時に生年月日がわかるもの(保険証、学生証など)をご提示ください(全席指定・税込)主催:(公財)北区文化振興財団共催:東京都北区助成:令和4年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業、公益財団法人 ロームミュージックファンデーション、公益財団法人 花王芸術・科学財団、公益財団法人 三菱UFJ信託芸術文化財団、笹川日仏財団、公益財団法人 全国税理士共栄会文化財団、公益財団法人 野村財団、公益財団法人 朝日新聞文化財団 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月18日森麻季は、日本を代表するスター・ソプラノだ。透明感あふれる美声と端麗な容姿で圧倒的な人気を誇る。その森麻季が企画し、今年で12回を数える人気のコンサートシリーズが「愛と平和への祈りを込めて」。きっかけは9.11や東日本大震災だった。「9.11や3.11に衝撃を受け、同時に『音楽の力』に気付きました、それで、音楽をだけでなくメッセージを届けるコンサートをやりたいと思ったのです。今もコロナ禍やロシアのウクライナ侵攻などいろんな出来事が起こって、皆さん先が見えない不安を抱えている。そんな時代に音楽によって悲しみや苦しみが浄化され、ホッとする時間を持っていただけたらと願って始めました」。今回は、世界的なハーピストのグサヴィエ・ド・メストレを共演者に迎える豪華版。オペラアリアから日本歌曲、ハープ独奏まで多彩なプログラムだ。「独奏ハープとコンサートをやるのは初めてです。メストレさんはオペラも大好きで、曲をハープに起こした時のイメージをはっきり持っていらっしゃるので、今回はメストレさんの意見を入れたプログラムになっています。ロッシーニの《オテロ》の「柳の歌」は初めて歌うのですが、これはメストレさんが私の声に合った曲だと太鼓判を押してくださいました」。SNSでは普段の生活も積極的に発信。ペットや息子さんたちとの生活が綴られ、スターの素顔が覗ける。「家事はやりはじめるときりがないので、楽しんでやるように心がけています。お料理やお裁縫は達成感もありますし、仕事とのバランスで良いメリハリになっていますね。息子は中学2年生と小学4年生です。子供がいなかったらもっと自分のことに没頭して海外でキャリアを築けたかもしれませんが、子供のおかげで別の幸せをもらえています。歌を歌う時も、作品に込められたいろいろな思いや行間にあるもの、さまざまな『愛』の形を理解できるようになったかなと」。10月には、究極の「愛」のオペラである《椿姫》に主演する。「声が充実し、以前は気づかなったことを楽譜から読み取れるようになった」とのこと。こちらも楽しみだ。コロナ禍では仕事のない時期も経験。コンサートが再開され、「ホールで音楽をお客様と共有することのありがたさ」を噛み締め、「1回1回のコンサートに全力を尽くす気持ちが以前より大きくなりました」という。森麻季の新たな充実に注目したい。(音楽物書き・加藤浩子)
2022年08月16日オペラ企画Z『オペラ「椿姫」』が2022年10月29日(土) にラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県川崎市)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 真実の愛は絶望への序曲だった…愛するひとのために彼女が選んだ"道"とは…『乾杯の歌』『そは彼の人か』『燃える心を』『プロヴァンスの海と陸』『パリを離れて』等、数々の名曲に彩られたイタリアオペラの巨匠ヴェルディによる傑作オペラ。愛し合っているが故に別れを選ぶしかなかった二人の運命とは?公演概要オペラ「椿姫」公演日:2022年10月29日(土)17:00開場/17:30開演会場:ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県川崎市幸区堀川町72-1ラゾ-ナ川崎プラザ5F)■出演者指揮: 鳴海優一 / ピアノ: 矢崎恭子 / 演技指導: たきざわ勝彦 / ヴィオレッタ: 臼井志保子 / アルフレード: 三枝正文 / ジェルモン: 門倉光太郎 / フローラ: 岩本久美 / アンニーナ: 石川真理子 / ガストン子爵: 佐藤薫 / ドゥフォール男爵: 田中拓風 / ドゥビニー侯爵: 鈴木淑博 / グランヴィル医師: 三輪直樹 / ジュゼッペ: 上野均 / 農夫/フローラの使用人: 原嶋治彦■スタッフ古屋直子 / 他■チケット料金全席自由:3,000円(税込)■団体概要オペラ企画Z『オペラで感動を届けたい』をテーマにオペラ公演を企画・上演しています。代表 臼井志保子(ソプラノ)青山学院大学文学部卒業。日本声楽家協会専修予科修了。リリカイタリアーナオペラ研究所、イタリアのミラノ音楽院に留学し研鑽を積む。リリコ・レッジェーロの輝かしい美声を活かして多数のオペラに出演している。これまでに『ドン・ジョヴァンニ』ドンナアンナ・ツェルリーナ、『魔笛』夜の女王、『愛の妙薬』アディーナ、『ボエーム』ミミ 、『リゴレット』ジルダ、『椿姫』ヴィオレッタ、『仮面舞踏会』オスカル、『奥様女中』セルピーナ、『こうもり』アデーレ役等多数の役を演じた。また、学校や各種施設でのコンサートにも幅広く出演している。C.ヴァンニーニ、L.クワンスン各氏に師事。トリエステ歌劇場A.タスカ氏のマスタークラスを受講。第5回フレッシュアーティストコンクール第5位。やまと国際オペラ協会演奏ソリスト会員。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月01日現代音楽マニアの占有にする手はない。10月8日(土)9日(日)神奈川県民ホールで上演される、ミニマル・ミュージックの巨匠フィリップ・グラス作曲《浜辺のアインシュタイン》は2025年の開館50周年記念オペラ・シリーズ第1弾。記者会見が開かれ、演出を手がける振付家の平原慎太郎や指揮のキハラ良尚らが出席した。《浜辺のアインシュタイン》はグラスと演出家ロバート・ウィルソンの共作で、1976年に初演されて現代の舞台芸術に大変革をもたらした伝説の作品。物理学者アインシュタインがテーマではあるが、登場人物に明確な役柄はなく筋書きもない。歌詞は数字と音名(ドレミ)だけ。休憩なしの4時間ノンストップ上演(今回はその意図に配慮しつつ休憩が入る)。連続する時間・空間・動きの解釈は聴衆に委ねられる。しかしその破天荒さだけに目を奪われてはいけない。演出の平原は言う。「(上演時間とか反復とか物語がないとか)外側の〝枠〟の情報ではなく、作品が生まれた時代背景を追求し、現在の日本に沿わせて制作したい。アメリカン・モダン──アメリカが自分たちの文化をどう獲得するに至ったのか。当時はベトナム戦争や女性解放の時代。秩序と混沌が繰り返されるかのように、それが今また繰り返されている。現在の日本の状況に合ったもの、希望のある作品にしたい」モティーフを執拗に反復するミニマル・ミュージックは、もともと無調音楽に対するアンチテーゼだから、じつは調的で聴きやすい。80年代以降のテクノやトランスなど、クラブ・ミュージックもその影響を受けているぐらいだ。指揮のキハラも「音の洪水に包まれるような印象。ディスコなど、ロックの要素も大きい音楽」と紹介した。前衛オペラの金字塔ではあるけれど、聴衆に現代音楽の専門的な知識などは必要ない。公演キャッチは「これはオペラか?ダンスか?演劇か?」。それらの総合アートでもあるし、どの入口から入っても楽しめるとも言える。いわば多様性の元祖。台詞を担当する俳優の松雪泰子と田中要次や、バレエ・ダンサー中村祥子、ヴァイオリニスト辻彩奈(アインシュタインはヴァイオリンを弾いた)など、多彩な出演者を得て、刺激的な舞台になるのは間違いない。器楽の編成は電子オルガン2、フルート3、バスクラリネット、サクソフォン2。合唱(独唱含む)は東京混声合唱団。宣材イラストを『AKIRA』の大友克洋が描き下ろしている。(宮本明)
2022年07月26日演劇『反応工程』とオペラ『ドン・パスクワーレ』の公演映像の無料配信が、新国立劇場ウェブサイト内「新国デジタルシアター」でスタートした。9月1日12時まで配信中の『反応工程』は、劇作家・宮本研が自身の経験をもとに、終戦前夜の軍需工場で生きる人々を通じて国家と個のせめぎあいを鮮やかに描いた作品。小川絵梨子が芸術監督就任の際に掲げた支柱のひとつ、「演劇システムの実験と開拓」として、全キャストをオーディションで選考し、作り手が新しい俳優と、俳優が新しい演出家と、劇場が新しい作り手たちと出会い、作品を立ち上げていくフルオーディション企画の第2弾として上演された。演出には、俳優としても演出家としても新国立劇場で多くの作品に携わってきた千葉哲也を迎え、2018年10月末から6週間におよぶオーディションを開催し、多数の応募者の中から、14人の俳優が出演した。今回の配信では、演出を手がけた千葉の撮り下ろしインタビュー映像も見ることができる。そして9月8日12時まで配信中の『ドン・パスクワーレ』は、ベルカント・オペラの巨匠として名高いドニゼッティの傑作オペラ。華やかな声の饗宴にのせて、大金持ちの老人ドン・パスクワーレが甥エルネストの恋人ノリーナと医師のマラテスタに一泡ふかされるドタバタ劇が繰り広げられる。ヴィツィオーリによる演出は、舞台ファンの心をくすぐるイリュージョンのような舞台転換、精緻な舞台美術、絵画のような衣裳、そして4人の主要な登場人物を実に魅力的に描き出したもの。スカンディウッツィ、ピッツーティ、ミロノフ、トロシャンら珠玉のキャストが織りなす芸達者な演技と歌唱は客席を大いに沸かせた。オペラ『ドン・パスクワーレ』より 撮影:寺司正彦なお配信作品は今後も随時追加される予定だ。<配信情報>演劇『反応工程』配信期間:9月1日(木) 12:00まで【配信内容】2020/2021 シーズン演劇収録日:2021年7月19日上演日本語上演作:宮本研演出:千葉哲也【出演】天野はな、有福正志、神農直隆、河原翔太、久保田響介、清水優、神保良介、高橋ひろし、田尻咲良、内藤栄一、奈良原大泰、平尾仁、八頭司悠友、若杉宏二オペラ『ドン・パスクワーレ』配信期間:9月8日(木) 12:00まで【配信内容】2019/2020 シーズンオペラ収録日:2019年11月9日上演イタリア語上演 / 日本語及び英語字幕付き作曲:ガエターノ・ドニゼッティ指揮:コッラード・ロヴァーリス演出:ステファノ・ヴィツィオーリドン・パスクワーレ:ロベルト・スカンディウッツィマラテスタ:ビアジオ・ピッツーティエルネスト:マキシム・ミロノフノリーナ:ハスミック・トロシャン公証人:千葉裕一管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団合唱:新国立劇場合唱団配信リンク:
2022年07月13日オペラシアターこんにゃく座(神奈川県川崎市)主催、オペラ『ルドルフとイッパイアッテナ』が2022年9月8日 (木) ~2022年9月11日 (日)にあうるすぽっと(東京都豊島区東池袋4-5-2ライズアリ-ナビル2F・3F)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 公式YouTube 公式Twitter(@konnyakuza) 1987年に出版され、テレビや演劇、映画などでもたくさんの人に愛されている『ルドルフとイッパイアッテナ』が、オペラになります。数多くの合唱曲を世に送り出し、近年のまつもと市民オペラ『山と海猫』では、斬新な書法でオペラ第一作を打ち出した作曲家・信長貴富さんがこんにゃく座に初めて書き下ろすオペラにご期待ください!【あらすじ】ある日黒ねこのルドルフは、魚屋さんに追いかけられて飛び乗ったトラックで見知らぬ土地へと運ばれてしまった。そこで出会ったのが大きなトラねこ“イッパイアッテナ”。ルドルフはイッパイアッテナに、野良で生きていくためのいろいろなことを教えてもらう。その町には飼い猫ブッチーと、宿敵・飼い犬のデビルがいた!スタッフプロフィール【台本】いずみ凜(いずみ・りん)幼いころから演劇に親しみ、大学卒業後、劇団はぐるまに入団。1989年NHKのラジオドラマ執筆をきっかけに脚本家としての活動を開始。NHKラジオ『お話でてこい』の脚本を十数年にわたり執筆。劇団はぐるま退団後、東京演劇アンサンブルを経てフリーとなり、舞台脚本を中心に執筆活動に入る。児童青少年に向けた作品が多く、子どもからおとなまで共に観て語り合える演劇をめざしている。舞台脚本に『飛ぶ教室』(劇団仲間)、『ハンナのかばん』(劇団銅鑼)、『風が吹くとき』(東京芸術座)、『夜空の下に降る花は』(劇団はぐるま)、『あの庭の扉をあけたとき』(演劇集団円)、『おさな星のうたたね』(劇団風の子)など。また人形劇に『岸辺のヤービ』(ひとみ座)、『トクントクン』(クラルテ)などがある。劇団仲間『カモメに飛ぶことを教えた猫』は東京都優秀児童演劇選定優秀賞を受賞。『ナガサキん’グラフィティ』(劇団道化)で第39回斎田喬戯曲賞優秀賞受賞。第23回O夫人児童青少年演劇賞受賞。大学などで脚本創作の講師もつとめ、また、北欧で行われている批評対話を取り入れて、演劇人同士が互いに高めあえる対話の場をつくることにも力を入れている。オペラシアターこんにゃく座では、オペラ『銀のロバ』(作曲:萩京子。2013年)で台本を手掛けた。【作曲】信長貴富(のぶなが・たかとみ)1994年上智大学文学部教育学科卒業。1994・1995・1999年朝日作曲賞(合唱曲)、1998年奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第1位、2000年現音作曲新人賞入選(室内楽曲)、2001年日本音楽コンクール作曲部門(室内楽曲)第2位などを受賞。主な作品に「子どもたちの遺言〜童声合唱と管弦楽のためのオラトリオ」、「バラッド」(室内楽曲)、「Fragments〜特攻隊戦死者の手記による〜」(歌曲・合唱曲)、「新しい歌」(合唱曲)などがある。「信長貴富歌曲集」、「こどものためのピアノ曲集 スタートダッシュ」ほか出版多数。近年ではオーケストラや器楽アンサンブルを伴う合唱作品や、合唱のためのシアターピースも多く手掛けており、2022年1月には初のオペラ作品まつもと市民オペラ『山と海猫』(詩・台詞・演出:加藤直)がまつもと市民芸術館で上演された。オペラシアターこんにゃく座とは本公演が初めての出会いとなる。【演出】立山ひろみ(たてやま・ひろみ)1979年宮崎県宮崎市佐土原町出身。劇作家、演出家。大学卒業後、劇団黒テントに所属し、佐藤信、山元清多らのアシスタントを経て演出家デビュー。同劇団を退団後、自身のパフォーマンス演劇ユニット「ニグリノーダ」を立ち上げ、言葉に偏らず、身体表現や音楽など舞台芸術の諸要素をセリフと等価値に扱い、表現の可能性を模索している。2015年、宮崎県立芸術劇場演劇ディレクターに就任。宮崎県立芸術劇場プロデュース「新 かぼちゃといもがら物語」#3『たのかんさあレンジャー』、#4『幻視~神の住む町』、#5『神舞の庭』、#6『火球』で演出を手掛ける。2019年日生劇場で上演された音楽劇『あらしのよるに』でも演出を手掛け、本作は2021年に再演し、旅公演も行った。ほかに、劇団うりんこ、デフ・パペットシアター・ひとみの演出など。各地でワークショップも多数行う。オペラシアターこんにゃく座では、オペラ『ガリバー』改訂版初演(2006年)で演出を手掛け、その後、オペラ『おぐりとてるて』(2013年)で台本・演出、オペラ『スマイル~いつの日か、ひまわりのように』(2017年)で演出を手掛ける。オペラシアターこんにゃく座オペラシアターこんにゃく座は、〈新しい日本のオペラの創造と普及〉を目的に掲げ、日本語のオペラ作品をレパートリーとするオペラ劇団として、1971年に創立され、昨年創立50周年を迎えた。50年に渡る活動の中で、ことばがよく聞きとれるこんにゃく座のオペラは、音楽的にも演劇的にも高い評価を得ている。また、海外公演も積極的に行なっており、国際交流の面でも実績を積み重ねている。こんにゃく座のレパートリーは、二人の座付作曲家、林光、萩京子の作曲によるものが多く、代表作に、林光作曲、オペラ『セロ弾きのゴーシュ』、オペラ『森は生きている』、オペラ『変身』、萩京子作曲、オペラ『金色夜叉』、オペラ『ロはロボットのロ』、オペラ『アルレッキーノ』─二人の主人を一度に持つと─などがある。現在こんにゃく座は、音楽監督・萩京子、専属の歌役者39名、制作者6名を擁し、東京での主催公演のほかに、一年を通じて全国的に公演を展開し、年間公演数は、200回を数える。公演概要オペラ『ルドルフとイッパイアッテナ』公演期間:2022年9月8日 (木) ~2022年9月11日 (日)会場:あうるすぽっと(東京都豊島区東池袋4-5-2ライズアリ-ナビル2F・3F)■出演者【ね組】ルドルフ:小林ゆず子イッパイアッテナ:金村慎太郎デビル:佐藤敏之ブッチー:西田玲子【こ組】ルドルフ:泉篤史イッパイアッテナ:北野雄一郎デビル:鈴木あかねブッチー:熊谷みさと【ピアノ】湯田亜希(8日19時、10日13時、11日16時)、五味貴秋(9日19時、10日18時、11日11時)■スタッフ原作:斉藤洋[講談社刊「ルドルフとイッパイアッテナ」による]台本:いずみ凜作曲:信長貴富演出:立山ひろみ美術:池田ともゆき衣裳:宮本宣子照明:齋藤茂男振付:山田うん舞台監督:八木清市音楽監督:萩京子宣伝美術:竹上妙(木版画)、片山中藏(デザイン)■公演スケジュール9月8日(木)19:00【ね組】9月9日(金)19:00【こ組】9月10日(土)13:00【こ組】9月10日(土)18:00【ね組】9月11日(日)11:00【ね組】9月11日(日)16:00【こ組】※開場は、開演の30分前■チケット料金おとな前売:5,500円 当日:6,000円こども・学生前売:2,000円 当日:2,500円(全席指定・税込)助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)、独立行政法人日本芸術文化振興会主催・制作:オペラシアターこんにゃく座 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月13日二期会の創立70周年記念公演《パルジファル》(ワーグナー)は、宮本亞門のワーグナー初挑戦(ラン歌劇場との共同制作)のジャパン・プレミエ、バイロイト音楽祭でも評価を得ているドイツ・オペラの名匠セバスティアン・ヴァイグレの指揮と、注目ポイントが山盛りだ。題名役を歌うのが日本のエース・テノール福井敬。「私の演じるパルジファルは〝聖なる愚者〟です。ワーグナーのオペラのほとんどは、理想的な男性像の、強いヒーローが主役ですから、かなり特殊な主人公です。最初は自分の名前すら知らない、本当に無垢な、人としてゼロの存在。そのゼロ=透明さを表現するのが難しいところです」純粋無垢なパルジファルが、さまざまな「智」を獲得しながら人として成長し、最後には救済者となる。「人間として覚醒する瞬間を経て、成長の前後の表現の変化が見どころになると思います。どう演じるのか、自分でもまだわかりません。自分だけで意図的に作るのではなく、これからの稽古の中で、他の役の作るドラマとともに出来上がっていくことになるわけです」「面白いのは、オペラのテノールにはこういう〝覚醒〟を体験する役が結構多いんです。《愛の妙薬》のネモリーノ、《魔笛》のタミーノ……。〝男の子〟が、愛を知って〝男〟として成長する。それがワーグナーにもちゃんと受け継がれているのですね」10年前、二期会創立60周年の《パルジファル》でも同役を演じた。「10年経って、ワーグナーの意図を、より明確に感じられるようになった気がします。ワーグナーの作品にはいつも、相対するものとして神と人間が登場するのですが、それはワーグナーが、人間の多様性を、より深く描き切ろうとしたから。だからこそ、演じる私たちが人間という存在をよくわかっていないと、なかなか表現できません」上演はダブル・キャスト。もう一方の組でパルジファルを演じるのは、若手のホープ伊藤達人だ。「いいですよ!いい声で、元気で溌剌としていて。人間的にもチャーミングで、パルジファルにぴったりじゃないですかね。すごく期待しています。もちろん私も、彼のような若い人たちに、何かを見せられたらなと思いながらやっています。自分自身も、先輩方からそうやって授けられてきたのですから。でもね、若い人にはついていくのがやっとですよ(笑)」「彼だけでなく、どの役をとっても、みんな個性が違うので面白いですよ。たぶんそれぞれの組で、まったく違う《パルジファル》になっていくんじゃないかなという期待があります。音楽の〝色〟まで変わってくると思うので、できたら、ぜひ両組ご覧いただいて、同じオペラでもこんなに違うんだというところも楽しんでいただければと思います」二期会《パルジファル》は、7月13日(水)、14日(木)、16日(土)、17日(日)の4公演。初日のみ17時開演、ほかは14時開演(上演時間は休憩を含めて約5時間)。東京文化会館大ホールで。
2022年07月04日新国立劇場の2021/22オペラ・シーズンの最後を飾るのは、ドビュッシー《ペレアスとメリザンド》。エクサンプロヴァンス音楽祭、ポーランド国立歌劇場との共同制作で、大野和士芸術監督が指揮する。開幕直前の最終の舞台リハーサルを取材した。19世紀末の象徴主義の劇作家メーテルリンクの原作に基づく。謎めいた美しいメリザンドと二人の王子(ペレアス、ゴロー)の三角関係。愛と嫉妬が悲劇の結末を招く。このオペラに、いわゆるアリアはない。つまり物語の時間を止めて感情を吐露したり、延々と輝かしい高音を誇示したりする箇所がなく、すべての言葉は、切れ目なく流れる音楽の一部となっている。演劇とオペラ両方のフィールドで活躍するケイティ・ミッチェルの演出は、リアルだがファンタジック、具体的なのに象徴的。すべてがメリザンドの夢だったという設定は、あまり現実的でないこの物語を〝夢の出来事〟と割り切れて合点がいく。メリザンドは夢の中の自分(黙役の俳優が演じる)の生死に関わりさえする。随所に埋め込まれている仕掛け(象徴?)も面白い。音楽が始まる前の〝鼻血〟を皮切りにいろいろ出てきて、「これはどんな意味?」「何の伏線?」と脳をフル回転させてくれる。メリザンドが塔の上から長い髪を垂らす有名な場面は、(この演出では塔は出てこないが)〝官能〟を超えてかなりエロチックだ。歌手陣はきわめて高水準。ペレアス役はベルナール・リヒター。ハイ・バリトンが歌うことの多い役だが、彼のように低い音符でも柔軟な響きを失わないテノールは役のキャラクターにもふさわしい。メリザンド役のカレン・ヴルシュも美しい。2016年デュトワ&NHK交響楽団の演奏会形式上演での同役も鮮烈だった彼女。理論物理学の修士資格を持つ異色の理系歌手だ。ゴロー役のロラン・ナウリは、その二人の題名役を凌駕する存在感。さらに、大野が直接電話して口説き落としたというジュヌヴィエーヴ役の浜田理恵は、歌唱だけでなく、本来出番がない場面での黙役の演技でも重要な役割が与えられている。全5幕を3幕+2幕に分けた2部構成。「幕」よりも「場」ごとに頻繁に場面が変わる。その場と場を、大野と東京フィルハーモニーの幻想的な響きがつなぐ。上演時間は休憩を含めて約3時間半。新国立劇場《ペレアスとメリザンド》は7月2日(土)から17日(日)まで全5公演。東京・初台の新国立劇場オペラパレスで。(宮本明)
2022年07月01日東京・札幌で開催カンフェティでチケット発売中石塚声楽研究会主催、『サロンコンサートSaluto!第14回~重唱で楽しむオペラと歌曲の世界~』が東京・札幌の二会場で開催されます。【東京】2022年7月18日(月祝) 18:00開演 (17:30開場) / 練馬区大泉学園ゆめりあホール(東京都練馬区東大泉1-29-1)【札幌】2022年7月22日(金) 19:00開演 (18:30開場) / ザ・ルーテルホール(札幌市中央区大通西6-3-1)チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにて5月28日(土)よりチケット発売開始【東京公演】 【札幌公演】 公式ホームページ 東京・札幌2都市での開催決定!この度第14回目の開催となる「サロンコンサートSaluto!」は声楽家、企画プロデューサーの石塚幹信プロデュースのサロンコンサート。テーマに沿った選曲と出演者でプログラムを組みわかりやすいお話を交えてお送りします。クラシック声楽曲に馴染みのない方でも楽しめるコンサートです。今回は「重唱」をテーマに前半はモーツァルトのオペラを中心に、後半は歌曲や合唱曲から選出しました。出演者には東京と札幌で幅広く活躍しているメンバーが多数出演し「重唱」の魅力をお届けします。【プログラム】(予定)♪W.A.モーツァルト 歌劇『フィガロの結婚』より♪W.A>モーツァルト 歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』より♪F.P.トスティ アブルッツォの民謡集より♪J.アルカデルト 「アヴェ・マリア」♪次郎丸智希 『時代』より 「令和」 他石塚声楽研究会声楽家・合唱指揮者として活動している石塚幹信が、東京と札幌で10年以上にわたる活動で得た独自の人脈と経験によって両地域の出演者をコラボレーションし、気軽に親しみやすいサロンコンサートを継続して企画プロデュースしています。これまで東京と札幌の二か所公演でオペラや歌曲、合唱、ミュージカルなど毎回様々なテーマで開催し好評を得ています。【石塚幹信プロフィール】 開催概要『サロンコンサートSaluto!第14回~重唱で楽しむオペラと歌曲の世界~』[東京公演]2022年7月18日(月祝) 18:00開演 (17:30開場)練馬区大泉学園ゆめりあホール (176席)(東京都練馬区東大泉1-29-1) 西武池袋線大泉学園駅北口から徒歩1分[札幌公演]2022年7月22日(金) 19:00開演 (18:30開場)ザ・ルーテルホール (216席)(札幌市中央区大通西6-3-1) 地下鉄各線大通駅1番出口より徒歩3分■出演者企画構成・お話し:石塚幹信 ピアノ:松岡なぎさ出演:窪田晶子(ソプラノ):北海道教育大学卒業。東京二期会、札幌室内歌劇場各会員。渡部史子(ソプラノ):福島県南会津町出身。昭和音楽大学声楽学科卒業。日本オペラ振興会会員。藤原歌劇団団員。阿部祥子(ソプラノ):福島県南会津町出身。東京学芸大学大学院修了。二期会会員。五十嵐麻実(ソプラノ):北海道教育大学卒業。札幌室内歌劇場会員。横田里菜(アルト):尚美学園大学大学院修了。ふじみ野音楽家協会会員。さいたまシティオペラ演奏会員。川村春貴(テノール):札幌市出身。東京藝術大学卒業、同大学院在学中。石塚幹信(テノール/バリトン):東京藝術大学大学院修了。日本演奏連盟会員。平松直之(バス):岡山県倉敷市出身。東京藝術大学卒業。■チケット料金入場料:一般4,000円、学生2,000 (全自由席・税込)主催:石塚声楽研究会後援:札幌市・札幌市教育委員会(札幌公演) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月06日音楽劇の名作『三文オペラ』を、戦後の大阪へと舞台を置き換え、鄭義信が書き下ろした意欲作『てなもんや三文オペラ』。そこで演出も務める鄭と、ポール役のウエンツ瑛士に話を訊いた。逆境に生きる人々のたくましさを、時に切なく、時にユーモアたっぷりに描き出す鄭。その手腕は、古典的名作を題材にしたオールメール作品『泣くロミオと怒るジュリエット』(19年)でもいかんなく発揮された。本作はオールメールではないが、もともとポールはポリーという女性の役。その狙いを鄭はこう語る。「主人公のマックは、人たらしというか、男も女も魅了する人物。そういった意味で、ポリーが男性であってもいいんじゃないかなと。かといってLGBTQ問題をやろうというわけではなく、ただ原作よりも愛と希望のある作品にしたいとは思っています」生田斗真演じるマックは、大阪砲兵工廠跡地に残された屑鉄を売りさばく“アパッチ族”の親分。そのマックとウエンツ演じるポールが、結婚式を挙げるところから物語は幕を開ける。ポールについてウエンツは、「愛されるってことがそれまでほとんどなかったキャラクターだと思っていて」と切り出し、「そんな自分がマックに愛されて、しかも結婚出来る。それって時代背景も含めて、ポールにとっては一瞬も思い描くことが出来なかった、夢のようなことが起きているのかもしれないなと。その喜びの大きさを感じながら、今、役を作っている感じです」さらに自らの役どころから、こんなことも考えるそう。「ポールは親となかなか意見が相容れないわけですが、相容れない人と意見を交わすって、改めて大事なことだと思うんです。今って気が合わない人とは簡単に切れますが、その出会いに理由は絶対あるし、そういう人たちとのコミュニケーションこそ大事なんじゃないかと思わされていて。観た方がそんなことも感じてくれたら、とても嬉しいですね」生田、ウエンツのほか、笑いも熟知した手練れが多くキャスティングされており、コメディ要素もたっぷり。だが「戦争が深く影を落としている作品」と鄭が語るように、悲しくも“今”との共通点を痛感する舞台でもある。最後に鄭はこう語る。「僕たちのささやかな日常というのは、実はとてももろく、危ういものの上に成り立っています。だからこそ“愛”や“平和”というものが、生きていく上ではとても大切で。そういったことがビビットに感じられる作品になるといいなと思っています」公演日程は6月8日(水)~6月30日(木)に東京・PARCO劇場にて上演(※6月8日(水)18時~11日(土)13時公演は中止)。その後、福岡・大阪・新潟・長野と各地を巡る。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2022年06月03日新国立劇場がオペラ芸術監督大野和士のもとで展開するバロック・オペラシリーズ、その一環として取り組む舞台、グルックの『オルフェオとエウリディーチェ』がまもなく開幕する。指揮者の鈴木優人と、演出・振付・美術・衣裳・照明を担う勅使川原三郎。才気あふれる二人の刺激的なコラボレーションだ。感染拡大予防のためリハーサルは非公開で進められたが、5月上旬に実施された通し稽古の映像には、鈴木と勅使川原の陣頭指揮で、グルックの音楽に真摯に向き合う出演者たちの姿があった。ダンサー、振付家、演出家として国際的な評価を得ている勅使川原。ダンス作品のみならずオペラにも意欲的に取り組み、その身体表現と美意識をもって数々の独創的な舞台を創り上げている。今回の舞台では花器に見立てた円形の舞台装置を用いると明かしていたが、果たして舞台上にどんな世界が立ち上がるのか、自ずと期待は高まる。第1幕第1場、合唱メンバーたちに囲まれ装置の中央に立つのは、オルフェオ役のローレンス・ザッゾ。亡き妻を思う彼の嘆きの歌、その切なげな声が響くと、やがて重々しい足取りの4人のダンサーが登場する。アーティスティック・コラボレーターとして勅使川原の創作で常に重要な役割を担う佐東利穂子と、ドイツの名門ハンブルク・バレエのプリンシパルで、昨年夏に勅使川原版『羅生門』に参加、その世界観を見事に体現したアレクサンドル・リアブコ。また、高橋慈生、佐藤静佳も勅使川原作品に出演した経験を持つ。ファン待望の出演となるリアブコは、勅使川原と佐東が4月にパリで公演を行った際にリアルでのリハーサルが実現したが、それ以外はずっとリモートで稽古を重ね、この通し稽古直前に来日した。空気の中をたゆたうように動く佐東との息の合ったデュエットの美しさは、静けさの中に、私たちを作品世界へとぐいぐいと引き込んでいく力を秘める。エウリディーチェ役のヴァルダ・ウィルソン、アモーレ役の三宅理恵も、勅使川原の身体の使い方に意欲的に取り組んでいた。「このオペラのテーマは、愛の葛藤と矛盾」と動画メッセージで語る勅使川原。「この混迷する時代に共通する普遍的テーマをグルックの美しい音楽とともに上演することは、今の時代にとってとても有意義なことだと思っています」と、充実感にあふれた笑顔を見せていた。公演は5月19日(木)、21日(土)、22日(日)、新国立劇場オペラパレスにて。チケットは発売中。新国立劇場オ文:加藤智子
2022年05月13日2022年5月3日~5日の3日間、東京国際フォーラム ホールCにて、「丸の内ミュージックフェス メインコンサート」と題した丸の内エリア全体でクラシック音楽を楽しむ音楽の祭典を開催。最終日、5月5日 (木・祝) 11:00より大山大輔プロデュース 子どものためのオペラ・ダイジェスト!《セヴィリアの理髪師》が開催される。オペラ・ブッファの最高傑作ロッシーニの《セヴィリアの理髪師》を、お子さまやオペラが初めての方も楽しめるダイジェスト版でお届けする。ストーリー・テラーの大山大輔に本公演について話を聞いた。見どころ、聞きどころは?「オペラというと上演時間も長く、大勢の出演者がいるというイメージがあるかと思いますが、この公演ではオペラの魅力をぎゅっと1時間にまとめています。出演者は歌手3名とピアニスト1名のたった4人。それでもロッシーニの素晴らしい楽曲の数々が散りばめられ、オペラのストーリーも、わかりやすくお話しながら進行していきますので、全編をご覧いただいたような感覚になるように仕上げています。」3歳以上のお子様が楽しめるポイントは?「登場する歌曲はすべて原語のイタリア語で歌われ、物語はストーリー・テラーの私が日本語で紡いでいきます。イタリア語で歌われる歌曲は、言葉としては理解できなくても、物語の中で、音楽を聴くと、どんなことを歌っているシーンなのか、心で分かっていただけると思います。」【出演】アルマヴィーヴァ伯爵:小堀勇介、フィガロ・お話:大山大輔、ロジーナ:久保田絵美、宇根美沙惠(ピアノ)【曲目】ロッシーニ:歌劇《セヴィリアの理髪師》抜粋チケット発売中。
2022年04月27日オペラリップティント N(新色1色・限定2色)1,650円(税込) ※限定色は売り切れ次第終了 この投稿をInstagramで見る OPERA公式(@opera_cosmetics)がシェアした投稿 透明感とツヤのある仕上がりで、大人でも「ピュアな色気」をまとえるリップティント。ティント処方なので、マスクにつきにくく、自然な血色感が落ちずに続きます。カラー この投稿をInstagramで見る OPERA公式(@opera_cosmetics)がシェアした投稿 14メロウピンク(新色)大人な可愛さ、デュウィーな赤みピンク111フォギーベージュ(限定色)クールに色っぽい、洗練ヌードベージュ112ライラック(限定色)しなやかで甘い魅力の、透け感あふれるパープル新しく発売された新色・限定色は、どれも違ったニュアンスで、ブルーニュアンスが効いたクールカラー。透ける質感で、どんな肌タイプでも似合うように設計されています。スウォッチ&メイク出典:byBirthスルスルとなめらかな質感。保湿成分がベースとなっているので、唇の気になる乾燥や縦ジワもふっくらとキレイに見せてくれます。リップメイクを落ちにくくするには、いつもより濃く塗ることがポイント!次の手順で簡単に落ちにくいリップメイクが完成します。【メイク手順】リップティントを、唇に2度~3度塗りをしてよく馴染ませるティッシュで軽く上から抑える普通のクレンジングで簡単にメイクオフができるので、お手入れも簡単です。オペラカラーリングマスカラ(限定2色)1,650円(税込) ※数量限定のため、売り切れ次第終了出典:byBirthつややかな発色で、色あざやかにまつ毛を彩る「カラーリングマスカラ」。微細パール配合で、ナチュラルなツヤと軽やかで抜け感のあるメイクが楽しめます。汗や皮脂・涙に強く、1日中にじまずキレイなまつ毛をキープしてくれるので、マスクメイクとしても活躍してくれる優秀マスカラです。カラー この投稿をInstagramで見る OPERA公式(@opera_cosmetics)がシェアした投稿 06ミスティックパープル(限定色)ミステリアスなムードの、スモーキーな青みパープル07シェイドグリーン(限定色)奥行きあるシックな深みグリーンスウォッチ&メイク(06 ミスティックパープル)出典:byBirthほんのりくすんだようなピンクニュアンスも感じるパープルなので、春らしく華やかに目元を彩ってくれます。繊維は入っていないマスカラですが、自まつげが伸びたような自然な仕上がりに。まつ毛1本1本をキレイにカラーリングしてくれるので、ダマになりにくく、自然なボリューム感で印象的な目元に仕上げてくれます。お湯で簡単にメイクオフできる!メイクオフする際は、お湯で簡単にオフができるので、まつ毛に負担をかけず簡単にメイクオフすることができます。オペラアイカラーペンシル(限定2色)1,650円(税込) ※数量限定のため、売り切れ次第終了出典:byBirthグロウな質感で、スルスルとなめらかな描き心地の「アイカラーペンシル」。微細カラーパールが、自然なツヤと抜け感を目元に与えてくれます。きらめく高発色なカラーなのに、肌にキレイに馴染み、印象的な目元に仕上がります。カラー出典:byBirth06フォグブラウン(限定色)繊細な光沢とくすみ感がおしゃれな、フォギーブラウン07ベリーピンク(限定色)果実のような鮮やかさが目を惹く、つややかな赤みピンクスウォッチ&メイク出典:byBirth「06 フォグブラウン」は、くすみ感のある優しい印象に仕上がるブラウンカラー。普段使いしやすいカラーなので、どんなメイクにも合わせやすいです。「07 ベリーピンク」は、大人可愛い印象に仕上がる深みのある赤みピンク。発色が良く、目元のアクセントにもなるカラーなので、大人のピンクメイクにオススメなカラーです。ウォータープルーフでこすっても落ちにくい!ウォータープルーフ処方なので、汗や皮脂・こすれにも強いです。メイクオフの際は、アイメイク専用のリムーバーを使用すると、するんとキレイに落とすことができます。まとめいかがでしたでしょうか?OPERA(オペラ)春の新作コレクションの中から、春メイクにピッタリなカラーをご紹介いたしました。春はファッションだけでなく、メイクも楽しみたい季節。OPERA(オペラ)で、メイクも春一色に染めてみませんか?
2022年04月26日オペラにコンサートに、いま最もその声を聴く機会の多いソプラノは彼女ではないだろうか。快進撃が続く森谷真理。ライフワークと位置づける歌曲リサイタルの第1弾を開く[6月22日(水)紀尾井ホール]。「感応し合う魂、二つの愛の形」のタイトルのもと、クララ&ロベルト・シューマンとアルマ&グスタフ・マーラー、2組の作曲家夫婦を歌う。「夫婦というのは、自分たちで一緒にいようと決めた、人生で一番近い関係ですよね。共感しあっている二人の芸術性・音楽性が、作品を並べてみた時にどう出てくるのかなというところに興味があります」日本には「似たもの夫婦」という言葉もあるが……。「似てないですね(笑)。もちろん時代なりの音楽のスタイルなど、共通した要素はありますが、むしろ二人で一つというのか、補い合っていたのかなという気がしています」プログラムはシューマン夫妻がクララの《6つの歌曲》Op.13、ロベルトの《ミルテの花》と《リーダークライス》Op.39から3曲ずつ。マーラー夫妻がアルマの歌曲3曲とグスタフの《リュッケルトによる5つの歌》。「アルマ・マーラーを勧めてくれたのは、今回共演してくださるピアニストの河原忠之さんでした。ああ!と、『二つの愛の形』というコンセプトに結びつきました。《リュッケルト》は計画当初からメイン・ディッシュと決めていました。そのリュッケルトの詩も含む《ミルテ》ですが、全曲歌うとちょっとお腹がいっぱいなので、今回は《リーダークライス》と併せて抜粋で。どちらもいずれ全曲やりたいと思います」学生時代はイタリア・オペラしか勉強していなかったという森谷。歌曲の面白さは「自分の世界」であることだという。「オペラは演劇です。演出家がいて指揮者がいて、だいたいのセットアップは自分以外の方ですよね。歌曲は全部自分。自分とピアニストで作り上げる世界です。声のテクニック面でオペラと決定的に違うところはないですが、詩と音楽の密接な導きのもとに世界観が作られていく歌曲は、やはり音楽性や表現力に焦点を向けやすいと思います」“表現力”は、オペラを歌う時でも、彼女の強力な武器になっている美質だと思う。それは歌曲でも十分に生かされるはず。年に1~2回ずつ開いていきたいという歌曲リサイタル。ドイツ歌曲に絞るわけではなく、「より共鳴しやすい」と話すフランス歌曲などさまざまな作品を歌っていく予定だ。目が離せない。(宮本明)
2022年04月25日オペラ(OPERA)の2022夏コスメが、2022年5月25日(水)に発売される。“夏の夕暮れ”に着想したサマーコレクションオペラの2022年夏コスメは、“夏の夕暮れ”に着想した「Summer Sunset Dazzle ‘シックにきらめくサンセット’」がテーマ。オペラの人気メイクアップに今季のムードを詰め込んだ、新色・限定色が展開される。夏カラーの“微熱リップ”注目は、ティント処方と潤いを叶えた人気の“透け感リップ”「リップティント N」の新色・限定色だ。夕暮れの陽をうけたようなシックな輝きと、ほのかな熱っぽさを帯びた“微熱リップ”をテーマに、夏にぴったりな全3色を用意した。15 ヌードオレンジ(復刻新色)自然な官能を感じるヌードなオレンジに、ちらっと光るピンクラメ。さりげない色気と可愛さが魅力的な“粘膜カラー”。113 オレンジシトロン(限定色)温度感あふれるオレンジに、クールな渋みのレモンイエローのラメをさりげなく忍ばせた“おしゃれカラー”。114 シアーブロンズ(限定色)夕陽のように煌めくブロンズカラー。ほのかに熱を帯びたシアーなメタリック質感が、色っぽくハンサムな仕上がりに。“スモーキーアイ”を叶えるアイメイクオペラのアイメイクは、陰りゆく夕空をイメージした“スモーキーアイ”を提案。クールなカラーを煌めく質感と掛け合わせた、カラーマスカラとアイカラーペンシルを発売する。カラーマスカラ鮮やかなのに、お湯で簡単オフできるカラーマスカラ「カラーリングマスカラ」には、限定2色を用意。繊細なカラーパールが叶える、色の奥行きと艶やかな発色で、軽やかな抜け感をプラスしてくれるのもポイントだ。05 テラコッタオレンジ(復刻色)夕暮れの赤い光が差す空のように、オレンジにテラコッタの赤みをブレンドした垢抜けカラー。08 ピーコックブルー陰りゆく夕空の光とくすみ感を織り交ぜたような、深いダスティブルー。アイカラーペンシル自然なツヤ感と美発色が続く、“グロウ質感”のカラーライナー「アイカラーペンシル」にも、限定2色が追加。目の際に引けばアイラインに、チップや指でぼかせばアイシャドウとしても使えるので、気分にあわせて使い分けするのもオススメだ。08 トープグレージュ影と光が交じるように、くすみ感と柔らかなきらめきが織りなす、洒落感グレーベージュ。09 ヘーゼルグリーン陽のようなイエローパールの光がほのかに揺れる、スモーキーグリーン。詳細オペラ2022年夏コスメ発売日:2022年5月25日(水)展開店舗/展開製品:■全国のバラエティショップ、イミュ公式オンラインストア発売・オペラ リップティント N 新1色・限定2色 各1,650円■全国のプラザ・ミニプラ・イミュ公式オンラインストア発売・オペラ カラーリングマスカラ 限定2色 各1,650円・オペラ アイカラーペンシル 限定2色 各1,650円※製品によって、販売場所が異なる。【問い合わせ】イミュカスタマーセンターTEL:0120-371367
2022年03月26日日本が生み出したオリジナル・オペラの中でも燦然と輝く金字塔と言えば、團伊玖磨のオペラ『夕鶴』だ。その内容は、日本の伝統的民話『鶴の恩返し』を題材に、木下順二が描き下ろした究極の愛の物語。当時27歳の新進作曲家、團伊玖磨が曲をつけてオペラ化された名作だ。初演は1952年に大阪朝日会館で行われ、以来、海外も含めて800回を超える公演回数を誇る永遠不滅の大ヒット作だ。今回行われる公演(2022年3月20日、21日:兵庫県立芸術文化センター、4月2日:東大阪市文化創造館)では、2013年&18年の演出を手掛けた岩田宗達が再び登場。物語を貫く人間の心の機微が豊かに描き出されるステージに期待したい。そして今年は、関西の地にオペラ『夕鶴』が生まれて70年のメモリアルイヤーだ。関西の精鋭ばかりを集めた同公演によって、名作オペラの新たな魅力を受け止めたい。●兵庫公演3月20日、21日兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール●大阪公演4月2日東大阪市文化創造館 Dream House 大ホール
2022年03月14日10月に開幕する2022/2023シーズンで開場25周年を迎える新国立劇場。新シーズンの上演ラインナップが発表され、オペラ芸術監督の大野和士が出席して会見が行なわれた。オペラ公演は全10演目で、そのうち次の3本が新制作。●ヘンデル《ジュリオ・チェーザレ》(10月)リナルド・アレッサンドリーニ指揮/ロラン・ペリー演出●ムソルグスキー《ボリス・ゴドゥノフ》(11月)大野和士指揮/マリウシュ・トレリンスキ演出●ヴェルディ《リゴレット》(2023年5~6月)マウリツィオ・ベニーニ指揮/エミリオ・サージ演出《ジュリオ・チェーザレ》は本来、2年前の4月に上演されるはずだった舞台の、念願の登場。2011年パリ・オペラ座制作のプロダクションは、幻想的な博物館を舞台に、シーザーとクレオパトラの恋と政治の駆け引きが描かれる。バロックの旗手アレッサンドリーニがカラフルで刺激的なヘンデルを聴かせてくれるにちがいない。《ボリス・ゴドゥノフ》は新国立劇場とポーランド国立歌劇場の共同制作。演出のトレリンスキは同劇場の芸術監督で、METなどでも活躍する注目の人。題名役はロシアを代表するバスのエフゲニー・ニキティン。《リゴレット》はビルバオ・オペラとリスボン・サン・カルロス歌劇場の共同制作。イタリア・オペラの巨匠ベニーニが指揮する。大野は芸術監督就任以来、レパートリー拡充を重要な課題に掲げ、1シーズンの新制作演目をそれまでの3本から4本に増やして上演してきたが、それがいったん元に戻ることになる。大野によれば、コロナ禍のために2019/20シーズンの後半5演目が上演中止になったことなどの経済的ダメージによるもの。来季のレパートリー演目についても、この2年の間に延期された演目が入ってきたことで、自身の当初の構想に照らすと多少例外的なシーズンになるなど、苦しい事情も吐露した。なお、大野芸術監督が指揮する《ボリス・ゴドゥノフ》《ラ・ボエーム》(2023年6~7月)と、1997年開館時のこけら落とし演目で5年に一度上演している《アイーダ》(2023年4月)の3演目は、「開場25周年記念公演」と銘打って上演される。《ボリス》《ボエーム》の2本は大野自身の指揮で、新しい時代の狼煙を上げるという。いまだ収束の見えないかコロナ禍や世界的な政情不安が渦巻くなか、芸術に何ができるのか。25周年の新国立劇場がそれをどのように示してくれるか、期待して注目したい。(取材・文:宮本明)
2022年03月04日一般社団法人伝統文化芸術協会(所在地:愛知県日進市、代表:瑞鳳 澄依)は、オペラ『カーリュー・リバー』を、能楽とクラシックを融合させた「ハイブリッドオペラ」として2022年3月20日に、名古屋能楽堂で開催することをお知らせいたします。イベントチラシ■オペラ『カーリュー・リバー』とはイギリスの作曲家・指揮者・ピアニストでもある、ベンジャミン・ブリテンが、1956年に来日した際に鑑賞した、日本の能楽作品「隅田川」に大いに感銘を受けて作曲した傑作オペラです。物語は、能の形式に従って男性のみが演じる4名の主要人物:修道院長(バス、語り手の役割を果たす)、狂女(テノール)、渡し守(バリトン)および旅人(バリトン)によって語られます。物語の舞台となる「隅田川」を架空の川「カーリュー・リバー」に置き換えて進行されますが、あらすじは、能「隅田川」とほぼ同じ内容になっており、一人の狂女にまつわる奇跡の物語です。今回の開催では、能を原曲とするオペラを能舞台に回帰させて、日本の伝統芸能と西洋音楽を融合させる試みとなっております。どのような化学変化が起こるのか、ぜひ皆さまご自身の目で確かめて頂ければ幸いでございます。■開催概要開催日時: 2022年3月20日(日)開場 13時30分開演 14時00分(終了予定時間 15時50分)会場 : 名古屋能楽堂(〒460-0001 名古屋市中区三の丸一丁目1番1号)アクセス: 地下鉄◆鶴舞線「浅間町」下車 1番出口より東へ徒歩10分地下鉄◆名城線「市役所」下車 7番出口より西へ徒歩12分市バス◆「名古屋城正門前」下車すぐ(栄13号系統、栄27号系統、西巡回系統)なごや観光ルートバス◆メーグル「名古屋城」下車すぐ入場料 : 特別席 8,000円(正面指定席1-3列目)A席 6,000円(正面指定席)B席 4,000円(自由席)オンライン視聴 3,000円※チケットは『メンバーペイ』より購入可能です。 協力 : なごや・万作の会後援 : 名古屋市、中日新聞社、公益財団法人名古屋市文化振興事業団■プログラム1. 解説 林 和利元名古屋女子大学文学部 教授伝承文化研究センター所長文学博士2. オペラ「カーリュー・リバー」■キャスト狂女役 山中 一馬(やまなか かずま)金春流能楽師 画像: 旅人役 森 寿美(もり としみ)バリトン 画像: 渡し守役 大槻 聡之介(おおつき そうのすけ)バリトン 画像: 修道院長役 高崎 翔平(たかさき しょうへい)バス画像: 梅若丸の霊役 束原 由貴(つかはら ゆき)ソプラノ画像: ■団体概要団体名 :一般社団法人伝統文化芸術協会代表者 :瑞鳳 澄依所在地 :〒470-0128 愛知県日進市浅田平子2丁目153番地設立 :2016年11月7日事業内容:子供向けの伝統文化の伝承、老人福祉施設、障がい者福祉施設、学校、地域交流の場へ訪問し、日本舞踊を通じ身体、脳の活性化を図るとともに、癒しによる心の活性化とケアーを目指して日々、ボランティア活動を通して社会貢献する。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月04日俳優の生田斗真がパルコ・プロデュース2022『てなもんや三文オペラ』の主演を務めることが25日、明らかになった。同作は劇作家ベルトルト・ブレヒトによる名作『三文オペラ』を1950年代の大阪に置き換えた鄭義信による音楽劇。原作の舞台・ロンドンの貧民街は第二次世界大戦で破壊された大阪砲兵工廠(現在の大阪城公園・森ノ宮地域にあった大規模な兵器工場)の跡地となり、戦後をかけぬけるアウトローたちのパワーと、生きることへの貪欲さ、戦争を背負いながらもたくましく生き抜いてきた当時の人間模様を重ね合わせる。主演の生田は、本作の主人公で盗賊団のボス、マック(通称:マック・ザ・ナイフ)を演じる。演出の鄭とは今回が初顔合わせで、全編・関西弁での音楽劇に初挑戦となる。東京公演はPARCO劇場にて6月8日~30日。ほか、各地公演を予定している。○鄭義信 コメント『三文オペラ』は乱暴に言うと、盗賊と乞食と娼婦の世界の話です。原作をあらためて読み返すと、思った以上に、猥雑で、下ネタも満載……それでも、当時、この作品が大受けしたのは、時代のなせる業もあったでしょうが、登場人物たちの「どっこい生きてる」的なたくましさに、観客は大いに拍手したのではないでしょうか。今回、一九五〇年代の大阪造兵廠を舞台に選んだのは、当時のアパッチ族と呼ばれた人々の生きざまが、『三文オペラ』の登場人物たちとだぶって見えたからです。彼らを舞台にあげることで、どこまで猥雑で、どこまで生きることの活力にあふれた人たちを描けるかどうかはわかりませんが、コロナですっかり活力を失った生活の、ささやかな精力剤になれればと、思っています。生田斗真さんとのタッグを組むのは、今回、初めてです。もの静かな中にも、燃えるような闘志を感じさせる彼と、ひと癖もふた癖もある共演者たちが、どんな化学反応を起こすのか、今から楽しみにしています。○生田斗真 コメント憧れのPARCO劇場で一カ月お芝居をさせていただける事、大変光栄です。東京の若者文化のど真ん中・渋谷に面白い芝居を上演している劇場が存在する事は、とても大切な事だと思っています。生田初パルコ。気合十分です。そして仙台、福岡、大阪、新潟、長野と今回初めて舞台に立つ場所もあり、今からワクワクしています。台本を拝見したら、戦後の大阪に舞台が置き換えられていて、セリフがすべて関西弁でした。関西弁での演技は、ドラマ・映画も含めて、今回が初挑戦になります。そして、三文オペラは音楽劇ですので、歌唱シーンも沢山登場しますし、沢山稽古して、楽しい舞台になればと思っております。
2022年02月25日「オペラ」の新作コレクション「OPERA(オペラ)」の新作スプリングコレクションが、2022年2月9日(水)に発売される。全国の取扱店および公式オンラインストア(正午12時より)にて購入可能だ。今年のテーマは「ICY FOREST“雫をまとったフォレストカラー”」。まだ霞がかった凜と冷たい空気の中、森が目覚めてほのかな温かみを帯びていく瞬間。みずみずしい雫の色っぽさとクリアな深みを表現したコレクションとなっている。唇に洗練されたムードを大ヒットアイテム「リップティント N」(税込1,650円)からは、新色「14 メロウピンク」、限定色の「111 フォギーベージュ」、「112 ライラック」が登場。クリアでみずみずしい雫のように、漂うブルートーンのラインナップ。唇そのものがパッと色づいたような、透ける発色が長時間続く。絶妙カラーで印象的な目元に昨年11月に新発売された「カラーリングマスカラ」と「アイカラーペンシル」(いずれも税込1,650円)からも春の新色が登場。「カラーリングマスカラ」にはひんやりとした森の空気感や、重なり合う木の葉からインスピレーションを受けた「06 ミスティックパープル」と「07 シェイドグリーン」が、限定色として仲間入りする。また「アイカラーペンシル」には、光と霧が織りなす繊細な空気や、深い森の中の鮮やかな果実をイメージした「06 フォグブラウン」と「07 ベリーピンク」が限定色として登場する。(画像はプレスリリースより)【参考】※「OPERA」公式サイト
2022年02月06日オペラシアターこんにゃく座 創立50周年記念公演第三弾オペラ『あん』が2022年2月10日(木)~2月20日(日)に俳優座劇場(東京都港区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中! 公式ホームページ ドリアン助川氏による小説「あん」、世界中で翻訳され、映画にもなり、多くのひとびとの心を灯してきた小説が原作者本人による台本、寺嶋陸也氏の作曲によってオペラになります。演出は気鋭の上村聡史氏。創立50周年を飾る新作オペラ!開催概要■出演者*ダブルキャスト(左「どら組」/右「春組」)千太郎: 高野うるお、島田大翼 / 徳江: 梅村博美、青木美佐子 / ワカナ: 高岡由季、飯野薫 / 奥さん: 豊島理恵、山本伸子 / 森山: 相原智枝、花島春枝 / 美咲: 西田玲子、沖まどか / あかり: 小林ゆず子、熊谷みさと / どんぐり: 金村慎太郎、泉篤史【楽士】: 橋爪恵一(クラリネット)、入川舜(ピアノ) (2/10、11、13、16、18、19日11時)、草刈麻紀(クラリネット)、五味貴秋(ピアノ) (2/12、14、15、17、19日16時、20)■スタッフ原作・台本: ドリアン助川(ポプラ社刊「あん」より) / 作曲: 寺嶋陸也 / 演出: 上村聡史 / 美術: 乘峯雅寛 / 衣裳: 半田悦子 / 照明: 阪口美和 / 舞台監督: 大垣敏朗 / 演出助手: 谷こころ / 音楽監督: 萩京子 / 宣伝美術: 信濃八太郎(イラスト)、片山中藏(デザイン)■タイムテーブル2022年2月10日(木)19:00*どら組2月11日(祝)14:00*どら組2月12日(土)14:00*春組2月13日(日)11:00*どら組2月14日(月)19:00*春組2月15日(火)14:00*どら組2月16日(水)19:00*春組2月17日(木)14:00*春組2月18日(金)19:00*どら組2月19日(土)11:00*春組/16:00*どら組2月20日(日)14:00*春組※開場は、開演の30分前※上演時間:約2時間■チケット料金前売一般:6,000円学生:2,000円当日一般:6,500円学生:2,500円(全席指定・税込)※「一般ペア」「トクマルシート」「U25」券種あり。詳細はこんにゃく座HPで。■団体概要こんにゃく体操による身体訓練を続け、言葉(日本語)がはっきりわかるオペラを創作上演するオペラ劇団として1971年に創立。マイクを使用しない生の歌声、ピアノを主とした様々な楽器の生演奏による作品を多数上演している。歌役者の歌い語り演じる力によって、こどもからおとなまで楽しめる多彩な作品をレパートリーとし、年間約250公演を上演する。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月21日若い声楽家、ピアニストが研鑽の成果を発表する「サントリーホール オペラ・アカデミーオペラティック・コンサート」が3月9日(水)に開催される。サントリーホール オペラ・アカデミーは、ホール・オペラ(R)のために来日した世界のトップ・アーティストから直接学べる場を提供する目的で1993年に発足。2011年秋より、元世界的テノール歌手で指揮者・声楽指導者のジュゼッペ・サッバティーニをエグゼクティブ・ファカルティに迎え、基礎的なテクニックの習得を目指す「プリマヴェーラ・コース」と、同コース修了生がさらに深い音楽表現を磨くための「アドバンスト・コース」の2コースが開設されている。アカデミーに集う若い才能がその成果を披露するコンサートは2018年に初開催され、好評を集めた。今回はアドバンスト・コース第5期を中心とした現役生4人が、それぞれの声に適したオペラの役を勉強できるよう、日頃指導を受けているコーチング・ファカルティやアカデミー修了生の助演のもとに、アンサンブルを中心としたオペラの名場面を抜粋で、演奏会形式で披露する。サントリーホール オペラ・アカデミーオペラティック・コンサート3月9日(水) 19:00時開演(18時20分開場)サントリーホール ブルーローズ(小ホール)【出演・曲目】モーツァルト:オペラ『フィガロの結婚』K. 492 第2幕 よりスザンナ:岡 莉々香(ソプラノ)ケルビーノ:細井暁子(メゾ・ソプラノ)伯爵夫人:野田ヒロ子(ソプラノ)伯爵:増原英也(バリトン)ロッシーニ:オペラ『オテロ』 第2幕、第3幕 よりデズデモーナ:萩野久美子(ソプラノ)オテロ:石井基幾(テノール)ロドリーゴ:頓所里樹(テノール)プッチーニ:オペラ『ラ・ボエーム』 第1幕、第3幕 よりロドルフォ:石井基幾(テノール)ミミ:迫田美帆(ソプラノ)ムゼッタ:天羽明惠(ソプラノ)マルチェッロ:増原英也(バリトン)ピアノ:古藤田みゆきナビゲーター:朝岡 聡■チケット情報
2022年01月18日劇団グスタフ近代作家短編集『おおつごもり・注文の多い料理店芝居×声楽×秘密』が2021年12月25日(土)~12月26日(日)にシアターグスタフ(東京都狛江市)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中! 公式ホームページ 大人から子供まで楽しめる作品として、樋口一葉作「おおつごもり」と宮沢賢治作「注文の多い料理店」を、わたなべ佳英による脚色を加え、抱晴彦演出により舞台化。しっとりとした人情作品、山猫たちと人間の面白くてちょっぴり怖いエンタメ作品。更に、楽しい歌と当日までお楽しみの秘密の内容と盛りだくさん。コロナ禍で凝り固まった心と身体に笑顔と元気をお届けします。■出演者【特別出演】: 渡邉宰希子南風ゆり / 村田明子 / 小池剛太郎 / 中山萌美 / 長野祐 / 大野美彦 / 高谷知英理 / 市川珠良 / 松井純菜 / 竹内菜々子■スタッフ脚色・脚本: わたなべ佳英 / 演出: 抱晴彦 / 照明: 飯田梢(サウンド工房輪と和) / 装置・美術: KAKAE組・村井重樹 / 音楽・小道具・衣装・企画・制作: 劇団グスタフ / 主催: 株式会社グスタフ / 協力: アミティープロモーション、J-beans(50音順・敬称略)■タイムテーブル12月25日(土)12:30/17:0012月26日(日)12:30/17:00■チケット料金一般:4,200円(全席指定・税込)■団体概要劇団グスタフ創立1994年「演劇は精神を癒し、心を豊かにする文化活動である」を理念に掲げ活動。作品はあくまでもドラマ性を重視し、オリジナル作品では生と死、社会問題等も取り入れ、心揺さぶる作品作り出している。近年は特に時代劇に力を入れ、日本の伝統芸能との融合を図る革新的な舞台創作を行う。国の重要有形文化財である矢来能楽堂等で初の時代劇と能楽の融合劇「夢幻能劇」を上演し以後、能楽堂での上演を意欲的に行う。演劇を通じて伝統芸能の発展に貢献すると共に、本物の日本文化の継承と発展、発信を目指す。劇団名「グスタフ」は創立時、スウェーデンの国民的作家A・ストリンドベリィ作品「令嬢ジュリー」の上演をきっかけとして、当時のスウェーデン大使館公使より、カール・グスタフ国王のお名前を劇団名として頂戴し、以後スウェーデン大使館内において20年間毎年、スウェーデン作品を上演し演劇活動を継続、文化交流を行う。2000年、東京都狛江市に専用スタジオを構え、創作活動に集中できる環境の中で良質の舞台作品つくりを目指す他、若手の育成、本格的な殺陣の指導、ワークショップも行っている。東京都狛江市東野川1-5-17 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月06日ソプラノ歌手の砂川涼子が、12月18日(土)に大阪のザ・シンフォニーホールでリサイタル「アヴェ・マリア~聖夜と月」を開催する。清涼な歌声と可憐な姿でファンを魅了するプリマドンナだ。砂川涼子(S) チケット情報「華やかなクリスマスからちょっと離れて、1年を静かに振り返り、新しい年を思う時間になればと思って、きらきらと輝く星ではなくあえて月と聖夜を合わせてみました。気分の良いときに見る月。ちょっと切ない気分で見る月。月を見るとき、私は自分の気持ち次第で見え方が違う気がするんです。月が感情に寄り添ってくれるというか。月をテーマに曲を集めてみたら、やっぱり素敵な作品がいっぱい。静かでしっとりした、でもドラマティックな歌が揃いました」と語る。ベッリーニやフォーレの歌曲からオペラ・アリアまで、月、そしてクリスマスにちなむ美しい歌が並ぶ。「幸せなことにオペラを中心に歌う機会をいただいてきましたが、この数年はコンサートに出演する機会を多くいただくようになりました。自分自身と、そしてピアニストの方と向き合いながら、繊細な表現や声のトーンを一生懸命工夫して、曲の素敵な雰囲気をお伝えできれば。とくに、あまり歌う機会がなかった関西のお客様方を身近に感じて歌えれば本当に幸せだなと思っています」。沖縄・宮古島の出身。子供時代のクリスマスは、南の島の暖かい冬の思い出。「イルミネーションやツリーの横にはハイビスカスが咲いていて、私たちも半袖なので、いわゆるクリスマスのロマンティックな雰囲気とはちょっと違うんです。だから都会で暮らす今でも、クリスマスに雪が降るとワクワクうれしくなってしまいます」。でも、遮るもののない島の空に浮かぶ月は、都会の月とは比べものにならないほど美しいのだと教えてくれた。彼女の歌う『月』も、その美しい輝きを放っているはずだ。絶対に聴き逃せないぞと思うのが、ドヴォルザークの歌劇《ルサルカ》のアリア『月に寄せる歌』。息の長いメロディがゆっくりと静かに盛り上がっていく愛の歌は、彼女の歌の美質にじつにふさわしい。また、彼女が来年1月に出演するびわ湖ホールの沼尻竜典の歌劇《竹取物語》のアリアをひと足先に聴けるのもうれしい。人気作曲家・加藤昌則がこの日のために編曲し直したというクリスマス・メドレーも楽しいに決まっている。共演は魔術のように多彩な音色を繰り出すピアニスト河原忠之。幸せな歌声に包まれて、清楚なクリスマスを過ごしたい。チケットは発売中。取材・文:宮本明
2021年12月03日井上道義&読売日本交響楽団によるマーラー『大地の歌』が、2022年1月28日(金)に、東京芸術劇場コンサートホールにて開催される。井上道義は、マーラーの交響曲第8番『千人の交響曲』(2018年)と交響曲第3番(2019年)で、国内外から著名ソリストを集めただけでなく、史上初となる首都圏音楽大学の合同コーラスを結成。常にベストを追求しチャレンジ精神を忘れない”老青年”マエストロ、井上が読売日本交響楽団を指揮し、続編として交響曲『大地の歌』を取り上げる。ソリストには、第3番に続き井上が全幅の信頼を寄せるアルトの池田香織。そして、テノールに、2020年当劇場での『ラ・トラヴィアータ』(アルフレード役)で日本人離れした圧倒的な声量と音楽性を披露した宮里直樹をキャスティングし、万全の布陣で臨む。さらにマーラー同様、20世紀を代表するシンフォニストの一人、シベリウスによる最後の交響曲である第7番、ケルン放送交響楽団とブルターニュ交響楽団、東京芸術劇場の共同委嘱作品となる藤倉大“Entwine”をプログラミング。 “Entwine”は今回が有観客としては世界初演となる。チケットは現在発売中だ。■公演概要「東京芸術劇場Presents読売日本交響楽団演奏会」日程:2022年1月28日 (金)19:00 開演(ロビー開場 18:00)会場:東京芸術劇場 コンサートホール曲目:藤倉大:Entwine (日本初演)*ケルン放送交響楽団・ブルターニュ交響楽団との国際共同委嘱作品シベリウス:交響曲第7番 ハ長調 op.105マーラー:『大地の歌』*アルト、テノール独唱と大オーケストラのための交響曲*歌詞:ハンス・ベトゥゲの詩集『シナの笛』から指揮:井上道義アルト:池田香織テノール:宮里直樹管弦楽:読売日本交響楽団
2021年12月03日